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JPH09184649A - 省エネルギ空調設備 - Google Patents

省エネルギ空調設備

Info

Publication number
JPH09184649A
JPH09184649A JP7353579A JP35357995A JPH09184649A JP H09184649 A JPH09184649 A JP H09184649A JP 7353579 A JP7353579 A JP 7353579A JP 35357995 A JP35357995 A JP 35357995A JP H09184649 A JPH09184649 A JP H09184649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
room
mode
cooling
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7353579A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Wada
博孝 和田
Yoshihide Shindo
芳英 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP7353579A priority Critical patent/JPH09184649A/ja
Publication of JPH09184649A publication Critical patent/JPH09184649A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸建住宅において、冷暖房に対する省エネル
ギと快適性が得られるようにする。冷暖房と換気の複合
制御を容易に行う。 【解決手段】 高断熱・高気密の住宅1において、各部
屋R1 〜R3 に人体検知センサS1 〜S3 を設け、入退
室情報を得る。人の居ないときは、定常モードの緩い冷
暖房および換気を行っておく。人が入室すると、その部
屋R1 〜R3 の冷暖房および換気の程度を強める。冷暖
房は、天井放射パネル4による放射冷暖房とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、寒冷地向け等の
高断熱・高気密の住宅に適用される省エネルギ空調設備
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】戸建住
宅、特に寒冷地向けの戸建住宅において、省エネルギ性
および快適性を目的として高断熱・高気密化が進んでい
る。一方、戸建住宅の冷暖房設備としては、各部屋毎に
設置するヒートポンプ式の空調機が主であり、一部にお
いて、多数室を同時に冷暖房可能なマルチタイプの空調
機が用いられている。また、快適な冷暖房を目的として
天井放射冷暖房装置も開発されている。しかし、いずれ
も冷暖房の制御は、居住者が入室時等に部屋毎にスイッ
チを入れる方法が採られているため、例えば暖房を例に
とると、常時は非常に低い室温となり、入室時に急速に
暖房を行うことになる。そのため、部屋内が直ぐに温ま
らず、快適性が悪いだけでなく、入室の都度、急速加熱
を繰り返すことになり、エネルギの使用効率が悪い。
【0003】また、前記のような高断熱・高気密の住宅
では、強制換気を行うことが快適な居住性や建物寿命の
向上のために重要となるが、換気についても入室時等に
居住者がスイッチ操作でオンオフする方法が一般的であ
る。換気や冷暖房を常にオンとしておく方法はあるが、
これもエキルギの無駄が多い。また、退室時に人の操作
で冷暖房や換気の程度を弱状態に切り替えるのでは、操
作が煩わしい。さらに、換気と冷暖房とを併用する場合
に、一般の冷温風を吹き出す空調機では、換気のための
空気流れと冷暖房のための空気流れとが干渉し、適切な
制御による快適な冷暖房および換気効果を得ることが難
しい。例えば、換気や冷暖房のための空気流により居住
者に不快感を与えることがある。
【0004】この発明の目的は、戸建住宅において、冷
暖房に対する省エネルギと快適性が得られる空調設備を
提供することである。この発明の他の目的は、冷暖房と
換気との両方につき、省エネルギと快適性の向上を図る
ことである。この発明のさらに他の目的は、冷暖房と換
気との干渉の問題が少なくて適切な制御が行え、かつ対
流を伴わない放射冷暖房により快適性の一層の向上が図
れる省エネルギ空調設備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、住宅の全体
を屋外に対して断熱する断熱材を設け、前記住宅の各部
屋を個別に温度調節可能に冷暖房する冷暖房装置を備え
た空調設備において、次の構成とする。各部屋に人体検
知センサを設け、このセンサに応答する空調強弱モード
切替手段を設ける。この空調強弱モード切替手段は、各
部屋につき、人体検知センサのオフ時に前記冷暖房装置
を定常モードとし、かつオン時に前記定常モードよりも
強作動状態の入室モードに切り替えるものとする。この
構成によると、住宅内に人が居ないときは、空調強弱モ
ード切替手段がいずれの部屋に対しても定常モードとな
り、設定された弱い冷暖房が続けられる。いずれかの部
屋に人が入ると、人体検知センサによる入室情報によ
り、空調強弱モード切替手段が強作動状態の入室モード
に切り替わる。このように、住宅全体の断熱性を断熱材
によりできるだけ確保しておき、人が居なくても最低限
の冷暖房を行っておくことにより、入室時の温度と目標
温度との温度差が少なくて総エネルギの使用量が少なく
て済む。このことは、種々実験の結果確認された。上記
構成の空調設備において、住宅の各部屋を個別に換気量
調整可能に強制換気する換気装置を設け、各部屋につ
き、前記人体検知センサのオフ時に前記換気装置を定常
モードとしかつオン時に前記定常モードよりも換気量の
多い入室モードに切り替える換気強弱モード切替手段を
設けることが好ましい。このように、人の居ないときで
もある程度の換気を行っておくことにより、入室時の快
適性が向上し、かつ住宅の寿命も向上する。上記構成に
おいて、前記いずれかの部屋に所定の炭酸ガス濃度を検
出する汚れ検知センサを設け、前記換気強弱モード切替
手段の入室モード時に前記汚れ検知センサの検知出力に
応じて前記換気装置の換気量を変化させる汚れ対応制御
手段を設けても良い。これにより、部屋内の汚れに応じ
た換気が適正に行えて、居住者の快適性が一層向上す
る。
【0006】前記冷暖房装置は、天井面に設けられた放
熱パネルを介して放射冷暖房を行う天井放射冷暖房装置
であることが好ましい。前記放熱パネルは、例えば裏面
または内部に熱媒体の流路を形成したものとする。その
場合、前記空調強弱モード切替手段は、放熱パネルの流
路に流す熱媒体の流量を制御する手段としても良い。こ
のように、天井放射冷暖房装置とすると、対流を伴わな
い快適な冷暖房が行える。また、換気のための空気流れ
と冷暖房のための空気流れの干渉の問題がなく、冷暖房
と換気とを独立して制御しても、適正な制御が行われ、
制御が簡単である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。住宅1は、2階建ての戸建住宅
であり、外壁,屋根,および床の全体に断熱材6を設け
て建物全体を屋外に対して断熱処置し、高断熱・高気密
の住宅としてある。住宅1内には複数の部屋R(R1
3 )が設けられている。図2は各部屋Rを内部から見
た斜視図、図3はその天井面の下面図である。部屋Rの
天井面2は、周囲をフェイスパネル3a,3bで構成
し、中央部を複数枚並設された天井放射パネル4からな
る放射冷暖房天井部としてある。この放射冷暖房天井部
と両側のフェイスパネル3a,3aとの間に、天井面の
略全長に延びる換気用のスリット5a,5bが設けられ
ている。各スリット5a,5bは、天井裏に設けた換気
チャンバ7に形成したものである。
【0008】天井放射パネル4は、図4(A),(B)
に一例を示すように、放熱板11の下面にクロス12を
貼り、上面にグラスウール等の断熱材13を積層したも
のである。放熱板11は高熱伝導材料の金属板からな
り、この例では2枚のアルミ板を積層して内部に膨管部
からなる熱媒流路14を形成したものとしてある。熱媒
流路14の両端に、接続口14aが設けてある。熱媒流
路14は、図4(C)に示すように放熱板11の上面に
取付けたパイプで構成しても良い。天井放射パネル4の
熱媒流路14は、各部屋R毎に図1に示す供給側配管1
5と戻り側配管(一部のみ図示)16とを介して熱媒供
給源である冷温水源17に配管接続されている。供給側
配管15にポンプ18が介在させてあり、各ポンプ18
はインバータ制御等で速度制御可能なモータ19で駆動
される。これら天井パネル4、配管15,16、冷温水
源17、ポンプ18、およびモータ19により、各部屋
R(R1 〜R3 )を個別に温度調節可能に冷暖房する天
井放射冷暖房装置からなる冷暖房装置20が構成され
る。
【0009】各部屋Rの天井面2の片方のスリット5a
は給気スリットとなり、もう片方のスリット5bは排気
スリットとなるものである。給気スリット5aはダクト
21および分岐チャンバ22を介して1台の送風機23
に接続され、排気スリット5bはダクト24を介して1
台の送風機25に接続されている。給気側送風機23の
上手側の給気路と排気側送風機25の下手側の排気路と
は、熱交換器26を介して屋外給気口および屋外排気口
に接続してあり、熱交換器26により給気と排気とが熱
交換される。給気ダクト21は、分岐チャッバ22に接
続された主ダクト部を1階用と2階用の2系統とし、各
階毎に各部屋Rの給気スリット5aに対して主ダクト部
から分岐してある。分岐チャンバ22内には内部の静圧
を検出する圧力センサ27が設けてあり、圧力センサ2
7の圧力検出値を設定値と比較して目標風量が送風機2
3から吐出されるように、送風機23のモータ28を制
御する静圧制御手段29が設けられている。個々の部屋
R毎に、給気スリット5aに接続される給気側分岐ダク
ト部と、排気スリット5bに接続される排気側分岐ダク
ト部には、各々ダンパ30,31が介在させてある。こ
れらダンパ30,31は、各々モータ等の駆動で任意開
度に開度調整可能としてある。これらスリット5a,5
b、ダンパ30,31、ダクト21,24、送風機2
3,25等により、各部屋Rを個別に強制換気する換気
装置32が構成される。
【0010】制御系を説明する。各部屋R1 〜R3
は、内部に人が居ることを検出する人体検知センサS1
〜S3 が各々設けられ、また寝室となる所定の部屋R1
には炭酸ガスを検出する汚れ検知センサSCが設けてあ
る。室温制御手段33および換気制御手段34は、各々
独立した制御盤に設けられ、あるいは同じ制御盤に設け
られたものであり、各々電子回路およびリレー回路を組
み合わせた電気回路等からなる。室温制御手段33は、
各部屋R1 〜R3 毎に対応する空調強弱モード切替手段
35を有しており、これらの手段35に定常モード設定
値t1と入室モード設定値t2とが設定されている。こ
れら空調強弱モード切替手段35は、冷温水供給用のポ
ンプ18のモータ19を制御することにより、天井放射
パネル4へ送る冷温水の流量を制御する手段であり、対
応する部屋R1 〜R3 の人体検知センサS1 〜S3 の出
力を監視し、センサS1 〜S3 のオフ時には定常モード
設定値t1でモータ19を駆動し、オン時は入室モード
設定値t2でモータ19を駆動する指令を与える。
【0011】換気制御手段34は、各部屋R1 〜R3
に対応する換気強弱モード切替手段36を有しており、
これらの手段36に定常モード設定値Q1と入室モード
設定値Q2とが設定されている。これら換気強弱モード
切替手段36は、換気用スリット5a,5bの分岐ダク
トに設けられたダンパ30,31を制御することによ
り、換気流量を制御する手段であり、対応する部屋R1
〜R3 の人体検知センサS1 〜S3 の出力を監視し、セ
ンサS1 〜S3 のオフ時には定常モード設定値Q1に対
応する開度にダンパ30,31を開き、オン時は入室モ
ード設定値Q2に対応する開度にダンパ30,31を開
く。また、換気制御手段34には汚れ対応制御手段37
が設けてあり、この手段37は、寝室となる部屋R1
換気強弱モード切替手段36が入室モードとなっている
ときに、ガスセンサSCから得られるガス濃度値に応じ
てダンパ30,31の開き角度を変更する指令を与え
る。汚れ対応制御手段37に対しては、機能状態と非機
能状態とに切り替えるスイッチ(図示せず)が設けてあ
る。
【0012】上記構成の動作を説明する。住宅1内に人
が居ないときは、各空調強弱モード切替手段35がいず
れの部屋R1 〜R3 に対しても定常モードとなり、設定
された弱い冷暖房が続けられる。図5は暖房時の例を示
し、定常モード設定値t1に対応する室温となるよう
に、モータ19による天井放射パネル4への温水供給量
を制御する。また、このとき、各換気強弱モード制御手
段36も定常モードとなり、定常モード設定値Q1の流
量の換気が行われるように、ダンパ30,31の開度を
調整する。このときの換気量は、例えば1時間で部屋容
量の1/2程度の換気が行われるようにする。いずれか
の部屋R1 〜R3 に人が入ると、人体検知センサS1
3 による入室情報により、その部屋R1 〜R3 の空調
強弱モード切替手段35および換気強弱モード切替手段
36が強作動状態の入室モードに切り替わる。これによ
り、ポンプ18による天井放射パネル4への冷温水の供
給流量が増大し、冷暖房が強められる。これにより、例
えば暖房時では図5に曲線aで示すように入室モード設
定値t2に対応する温度となるまで室温が上昇する。ま
た、その部屋R1 〜R3のダンパ30,31の開度が大
きくされ、換気スリット5a,5bからの換気量も増加
する。例えば、このときの換気量は、1時間で部屋容量
分の換気が行われる程度とされる。退室により部屋R1
〜R3 内に人が居なくなったときは、人体検知センサS
1 〜S3 がオフすることで得られる退室情報により、室
温制御および換気制御が元の定常モードに戻る。
【0013】このようにして、住宅1の全体の断熱性を
断熱材6によりできるだけ確保しておき、人が居なくて
も最低限の冷暖房を行っておくことにより、入室時の温
度と目標温度との温度差が少なくて総エネルギの使用量
が少なくて済む。また、前記のように人が居ないときで
もある程度の換気を行っておくことにより、入室時の快
適性が向上し、かつ住宅の寿命も向上する。入室時にお
いて、汚れ対応制御手段37をオンとしてあると、定常
モード設定値Q1による換気を行っている間に汚れ検知
センサSCの検出値によりで換気が不十分であることや
換気過剰であることが判別され、汚れ検出値に応じた換
気量となるようにダンパ30,31の開度が調整され
る。また、この省エネルギ空調設備は、天井放射パネル
4の放熱パネル11を介して放射冷暖房を行うため、室
内の対流を伴わず、空気流れを人に感じさせない快適な
冷暖房が行える。しかも、スリット5a,5b間の換気
流と冷暖房に伴う室内空気の流れとの干渉の問題が少な
く、冷暖房と換気とを容易に適正な値に調整できる。
【0014】図6はこの発明の他の実施形態を示す。こ
の例は、部屋Rの天井面をマトリクス状に並んだ複数の
機能チャンバ41で仕切り、各機能チャンバ41に冷暖
房や除湿,空気清浄等を行う機能ユニット42を設けた
ものである。機能チャンバ41の下面は通気性のクロス
等の機能膜45で覆ってある。いずれかの機能チャンバ
41は、屋外に対してダクトで連通させた給気用のチャ
ンバや排気用のチャッバとされる。このような構成の冷
暖房装置および換気装置を備えた空調設備にも、この発
明の省エネルギ空調設備が適用できる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、住宅の全体を屋外に対して
断熱する断熱材を設け、前記住宅の各部屋を個別に温度
調節可能に冷暖房する冷暖房装置を備えた空調設備にお
いて、前記各部屋に人体検知センサを設け、各部屋につ
き、前記人体検知センサのオフ時に前記冷暖房装置を定
常モードとしかつオン時に前記定常モードよりも強作動
状態の入室モードに切り替える空調強弱モード切替手段
を設けたものであるため、冷暖房に対する省エネルギと
快適性が得られる。この構成の換気装置において、各部
屋を個別に換気量調整可能に強制換気する換気装置を設
け、各部屋につき、人体検知センサのオフ時に換気装置
を定常モードとしかつオン時に前記定常モードよりも換
気量の多い入室モードに切り替える換気強弱モード切替
手段を設けた場合は、冷暖房と換気との両方につき、省
エネルギと快適性の向上が図れ、住宅の寿命向上にもつ
ながる。前記いずれかの部屋に炭酸ガス濃度を検出する
汚れ検知センサを設け、入室モード時に前記汚れ検知セ
ンサの検知出力に応じて前記換気装置の換気量を変化さ
せる汚れ対応制御手段を設けた場合、実際の部屋内空気
の汚れに応じた適切な換気が行われ、換気による快適性
が一層向上する。前記冷暖房装置が天井面に設けられた
放熱パネルを介して放射冷暖房を行う天井放射冷暖房装
置である場合は、冷暖房と換気の干渉の問題が少なくて
適切な制御が行え、かつ対流を伴わない放射冷暖房によ
り快適性の一層の向上が図れる。前記放射パネルが熱媒
体の流路を形成したものであり、空調強弱モード切替手
段が熱媒体の流量を制御する手段である場合は、簡単な
構成で快適な放射冷暖房およびその定常モードと入室モ
ードとの切り替えが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる省エネルギ空調
設備の概念構成を示す説明図である。
【図2】同省エネルギ空調設備の部屋内を示す斜視図で
ある。
【図3】その天井の下面図である。
【図4】(A)は天井放射パネルの破断平面図、(B)
はその部分拡大破断側面図、(C)は天井放射パネルの
別の例の部分破断側面図である。
【図5】モード変更時の室温の変化例を示す説明図であ
る。
【図6】この発明の他の実施形態にかかる省エネルギ空
調設備の部屋内および天井部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…住宅、2…天井、4…天井放射パネル、5a,5b
…スリット、6…断熱材、11…放熱板、14…熱媒流
路、15…配管、17…冷温水源、18…ポンプ、19
…モータ、20…冷暖房装置、23…送風機、30,3
1…ダンパ、32…換気装置、35…空調強弱モード切
替手段、36…換気強弱モード切替手段、37…汚れ対
応制御手段、R1 〜R3 …部屋、S1 〜S3 …人体検知
センサ、SC…汚れ検知器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の全体を屋外に対して断熱する断熱
    材を設け、前記住宅の各部屋を個別に温度調節可能に冷
    暖房する冷暖房装置を備えた空調設備において、前記各
    部屋に人体検知センサを設け、各部屋につき、前記人体
    検知センサのオフ時に前記冷暖房装置を定常モードとし
    かつオン時に前記定常モードよりも強作動状態の入室モ
    ードに切り替える空調強弱モード切替手段を設けた省エ
    ネルギ空調設備。
  2. 【請求項2】 前記住宅の各部屋を個別に換気量調整可
    能に強制換気する換気装置を備え、各部屋につき、前記
    人体検知センサのオフ時に前記換気装置を定常モードと
    しかつオン時に前記定常モードよりも換気量の多い入室
    モードに切り替える換気強弱モード切替手段を設けた請
    求項1記載の省エネルギ空調設備。
  3. 【請求項3】 前記いずれかの部屋に所定の炭酸ガス濃
    度を検出する汚れ検知センサを設け、前記換気強弱モー
    ド切替手段の入室モード時に前記汚れ検知センサの検知
    出力に応じて前記換気装置の換気量を変化させる汚れ対
    応制御手段を設けた請求項2記載の省エネルギ空調設
    備。
  4. 【請求項4】 前記冷暖房装置が天井面に設けられた放
    熱パネルを介して放射冷暖房を行う天井放射冷暖房装置
    である請求項1または請求項2または請求項3記載の省
    エネルギ空調設備。
  5. 【請求項5】 前記放熱パネルが裏面または内部に熱媒
    体の流路を形成したものであり、前記空調強弱モード切
    替手段は、前記放熱パネルの流路に流す熱媒体の流量を
    制御する手段とした請求項4記載の省エネルギ空調設
    備。
JP7353579A 1995-12-28 1995-12-28 省エネルギ空調設備 Pending JPH09184649A (ja)

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