JPH09168957A - 曲面加工機 - Google Patents
曲面加工機Info
- Publication number
- JPH09168957A JPH09168957A JP34867395A JP34867395A JPH09168957A JP H09168957 A JPH09168957 A JP H09168957A JP 34867395 A JP34867395 A JP 34867395A JP 34867395 A JP34867395 A JP 34867395A JP H09168957 A JPH09168957 A JP H09168957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- curved surface
- holding member
- processing machine
- surface processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 揺動アームをベースとした簡易な加工機構成
により、任意の曲率の凹トロイダル面の加工を可能と
し、砥石直径の減小による曲率精度の低下を容易に修正
可能として、砥石直径が減少した場合でも、再度、その
砥石を使用可能とする凹トロイダル面の加工装置を提供
する。 【解決手段】 一端を回転軸受け7により支持された揺
動可能なアーム5と、このアーム5の長手方向に直動運
動可能なスライド部9を有する。このスライド部9には
砥石1の軸受け2および砥石1の回転駆動機構(モータ
3,ベルト4)が固定され、砥石1の外径の円弧と該砥
石1を揺動することで決定される曲面を創成加工する。
により、任意の曲率の凹トロイダル面の加工を可能と
し、砥石直径の減小による曲率精度の低下を容易に修正
可能として、砥石直径が減少した場合でも、再度、その
砥石を使用可能とする凹トロイダル面の加工装置を提供
する。 【解決手段】 一端を回転軸受け7により支持された揺
動可能なアーム5と、このアーム5の長手方向に直動運
動可能なスライド部9を有する。このスライド部9には
砥石1の軸受け2および砥石1の回転駆動機構(モータ
3,ベルト4)が固定され、砥石1の外径の円弧と該砥
石1を揺動することで決定される曲面を創成加工する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面加工機、より
詳細には、直交方向に曲率の異なる凹トーリック面の加
工技術或いは直交方向に曲率が異なり、かつ、一方の断
面形状が非円弧で形成される異形トーリック面の加工技
術、更には、トーリックレンズ,ミラー、または、その
全型加工,外装カバー,意匠面等の自曲曲面加工技術に
関する。
詳細には、直交方向に曲率の異なる凹トーリック面の加
工技術或いは直交方向に曲率が異なり、かつ、一方の断
面形状が非円弧で形成される異形トーリック面の加工技
術、更には、トーリックレンズ,ミラー、または、その
全型加工,外装カバー,意匠面等の自曲曲面加工技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】直交する2方向の曲率が異なる凹面のト
ーリック面、その一方向の断面形状が放物線等の非円弧
となる異形の凹面のトーリック面等の加工法として、前
者には、揺動アームによる方式、後者には、2軸以上の
NC加工機による方式が主にとられている。総形的に砥
石を用いる加工では、どちらの加工機構成においても、
砥石回転に対するトラバース方式の違いで、図9,図1
0に示すように、2様式に大きく分けられる。
ーリック面、その一方向の断面形状が放物線等の非円弧
となる異形の凹面のトーリック面等の加工法として、前
者には、揺動アームによる方式、後者には、2軸以上の
NC加工機による方式が主にとられている。総形的に砥
石を用いる加工では、どちらの加工機構成においても、
砥石回転に対するトラバース方式の違いで、図9,図1
0に示すように、2様式に大きく分けられる。
【0003】図9,図10において、1は砥石、30は
被加工物で、図9の方式によると、砥石1の断面形状が
そのまま製品(凹のトーリック)面の短手形状を決定す
るため、砥石断面を厳密に成形する技術が要求され、こ
れが、精度向上の上での問題となっていた。また、図1
0の方式によれば、砥石断面のつくり込みは不要となる
ものの、砥石1の直径が、長手および短手の曲率半径を
直接支配するため、砥石の摩耗による曲率半径の狂いが
問題となっていた。また、砥石直径が一度小さくなって
しまうと、短手の曲率半径はそれ以上大きく加工するこ
とができないため、その都度砥石を新たなものに交換せ
ねばならず、不経済な面も問題となっている。
被加工物で、図9の方式によると、砥石1の断面形状が
そのまま製品(凹のトーリック)面の短手形状を決定す
るため、砥石断面を厳密に成形する技術が要求され、こ
れが、精度向上の上での問題となっていた。また、図1
0の方式によれば、砥石断面のつくり込みは不要となる
ものの、砥石1の直径が、長手および短手の曲率半径を
直接支配するため、砥石の摩耗による曲率半径の狂いが
問題となっていた。また、砥石直径が一度小さくなって
しまうと、短手の曲率半径はそれ以上大きく加工するこ
とができないため、その都度砥石を新たなものに交換せ
ねばならず、不経済な面も問題となっている。
【0004】NC工作機により、砥石をトラバースして
加工する方式では、光学部品としてのトロイダル面を加
工するためには、非常に高い加工機精度が要求され、高
価な加工機が必要となり、加工コストが高くなるという
点も問題となっている。例えば、NC機を用いたトーリ
ック面の加工法として、特開平5−69300号公報
「3次元曲面を有する工作物の加工方法と加工装置」が
あるが、この特開平5−69300号公報に記載の装置
では、砥石を点接触に近い状態でワーク(被加工物)に
当接させ、この接触部をトラバースして加工を行うた
め、表面粗さを小さくするためには、ピックフィード量
を非常に小さくすることとなり、多大な加工時間を要す
ることが問題となっている。
加工する方式では、光学部品としてのトロイダル面を加
工するためには、非常に高い加工機精度が要求され、高
価な加工機が必要となり、加工コストが高くなるという
点も問題となっている。例えば、NC機を用いたトーリ
ック面の加工法として、特開平5−69300号公報
「3次元曲面を有する工作物の加工方法と加工装置」が
あるが、この特開平5−69300号公報に記載の装置
では、砥石を点接触に近い状態でワーク(被加工物)に
当接させ、この接触部をトラバースして加工を行うた
め、表面粗さを小さくするためには、ピックフィード量
を非常に小さくすることとなり、多大な加工時間を要す
ることが問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術によると、砥石の断面形状を厳密に(精度よく)成形
することが要求され、それが精度向上の上で問題となっ
ており、或いは、砥石の摩耗による曲率半径の狂いが問
題となり、砥石の直径が一旦小さくなってしまうと、短
手の曲率半径をそれ以上大きくすることができず、砥石
を新たなものと交換しなければならず、不経済であっ
た。更には、NC工作機により砥石をトラバースして加
工する方式では、接触部をトラバースして加工を行うた
め、表面粗さを小さくするためには、ピックフィード量
を非常に小さくすることとなり、多大な加工時間を要す
る等の問題があった。
術によると、砥石の断面形状を厳密に(精度よく)成形
することが要求され、それが精度向上の上で問題となっ
ており、或いは、砥石の摩耗による曲率半径の狂いが問
題となり、砥石の直径が一旦小さくなってしまうと、短
手の曲率半径をそれ以上大きくすることができず、砥石
を新たなものと交換しなければならず、不経済であっ
た。更には、NC工作機により砥石をトラバースして加
工する方式では、接触部をトラバースして加工を行うた
め、表面粗さを小さくするためには、ピックフィード量
を非常に小さくすることとなり、多大な加工時間を要す
る等の問題があった。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れてたもので、揺動アームをベースとした簡易な加工機
構成により、任意の曲率の凹トロイダル面の加工を可能
とし、砥石直径の減小による曲率精度の低下を容易に修
正可能として、砥石直径が減少した場合でも、再度、そ
の砥石を使用可能とする凹トロイダル面の加工装置を提
供することを目的としてなされたものである。
れてたもので、揺動アームをベースとした簡易な加工機
構成により、任意の曲率の凹トロイダル面の加工を可能
とし、砥石直径の減小による曲率精度の低下を容易に修
正可能として、砥石直径が減少した場合でも、再度、そ
の砥石を使用可能とする凹トロイダル面の加工装置を提
供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一端
を回転軸受けにより支持された揺動可能な揺動アーム
と、該揺動アームの長手方向に直動運動可能なスライド
部を有し、該スライド部には砥石軸および砥石軸回転駆
動機構が固定され、砥石外径の円弧と該砥石を揺動する
ことで決定される曲面を創成加工することを特徴とし、
もって、直動のスライド部の位置変更と砥石外径を変化
させることで、簡単な機械構成をもって、任意の曲率半
径で構成される凹トーリック面を高精度に加工すること
ができるようにし、また、曲率半径がわずかに異なるも
のを数種加工する際、加工段取りを容易に変更可能とし
たものである。
を回転軸受けにより支持された揺動可能な揺動アーム
と、該揺動アームの長手方向に直動運動可能なスライド
部を有し、該スライド部には砥石軸および砥石軸回転駆
動機構が固定され、砥石外径の円弧と該砥石を揺動する
ことで決定される曲面を創成加工することを特徴とし、
もって、直動のスライド部の位置変更と砥石外径を変化
させることで、簡単な機械構成をもって、任意の曲率半
径で構成される凹トーリック面を高精度に加工すること
ができるようにし、また、曲率半径がわずかに異なるも
のを数種加工する際、加工段取りを容易に変更可能とし
たものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記揺動アームの軸受け部に該揺動アームの回転角
を検出する角度検出機構を有し、かつ、前記揺動アーム
上に前記スライド部の位置を検出するための位置センサ
を有することを特徴とし、もって、揺動加工中アーム角
度に応じてスライド位置を変更する同時制御を行うこと
で長手方向が任意の非円弧断面となる異形のトーリック
面を加工可能としたものである。
て、前記揺動アームの軸受け部に該揺動アームの回転角
を検出する角度検出機構を有し、かつ、前記揺動アーム
上に前記スライド部の位置を検出するための位置センサ
を有することを特徴とし、もって、揺動加工中アーム角
度に応じてスライド位置を変更する同時制御を行うこと
で長手方向が任意の非円弧断面となる異形のトーリック
面を加工可能としたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スライド部に砥石摩耗量を検知するための変位
センサを有することを特徴とし、もって、容易にオンマ
シンで砥石摩耗量が高精度に検出でき、砥石直径を修正
するタイミングを遅れなくとらえることができるように
したものである。
て、上記スライド部に砥石摩耗量を検知するための変位
センサを有することを特徴とし、もって、容易にオンマ
シンで砥石摩耗量が高精度に検出でき、砥石直径を修正
するタイミングを遅れなくとらえることができるように
したものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記変位センサは渦電流式変位センサ、使用砥石は
メタルボンド砥石の組み合わせとし、加工中のインプロ
セスで砥石の摩耗量を検出することを特徴とし、もっ
て、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえること
ができるようにし、インプロセスで砥石径を変化できる
砥石をあわせて使用することによって、加工機を停止さ
せることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度な
曲面加工を可能としたものである。
て、前記変位センサは渦電流式変位センサ、使用砥石は
メタルボンド砥石の組み合わせとし、加工中のインプロ
セスで砥石の摩耗量を検出することを特徴とし、もっ
て、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえること
ができるようにし、インプロセスで砥石径を変化できる
砥石をあわせて使用することによって、加工機を停止さ
せることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度な
曲面加工を可能としたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記揺動アームが描く円弧に対し前記砥石軸を任意
の角度に傾けることが可能であることを特徴とし、もっ
て、砥石として円弧断面形状を有するものを用いる際
は、揺動アームが描く円弧の接線方向に平行に砥石軸を
配し、矩形の断面形状を有する砥石を用いる際は、砥石
軸を同接線に対して傾けて配置する等の使い分けを行う
ことにより、種々の断面形状の砥石を使用することがで
き、また、砥石軸の傾け角と砥石径の調整により加工物
短手方向の断面を任意の楕円面とすることができるよう
にしたものである。
て、前記揺動アームが描く円弧に対し前記砥石軸を任意
の角度に傾けることが可能であることを特徴とし、もっ
て、砥石として円弧断面形状を有するものを用いる際
は、揺動アームが描く円弧の接線方向に平行に砥石軸を
配し、矩形の断面形状を有する砥石を用いる際は、砥石
軸を同接線に対して傾けて配置する等の使い分けを行う
ことにより、種々の断面形状の砥石を使用することがで
き、また、砥石軸の傾け角と砥石径の調整により加工物
短手方向の断面を任意の楕円面とすることができるよう
にしたものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、使用する砥石はその直径を増加あるいは減少させる
ことが可能である砥石径調整機構を有することを特徴と
し、もって、直動のスライド部の位置変更と砥石外径を
変化させることで、簡単な機械構成をもって、任意の曲
率半径で構成される凹トーリック面を高精度に加工する
ことができるようにし、また、曲率半径がわずかに異な
るものを数種加工する際、加工段取りを容易に変更可能
としたものである。
て、使用する砥石はその直径を増加あるいは減少させる
ことが可能である砥石径調整機構を有することを特徴と
し、もって、直動のスライド部の位置変更と砥石外径を
変化させることで、簡単な機械構成をもって、任意の曲
率半径で構成される凹トーリック面を高精度に加工する
ことができるようにし、また、曲率半径がわずかに異な
るものを数種加工する際、加工段取りを容易に変更可能
としたものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、前記砥石保持部材は渦巻き状の溝をもつ面板の回転
により開閉される構造であることを特徴とし、もって、
砥石端面の中央部に円板をくわえ込ませる構造により、
砥石直径が可変でありながら、高い砥石剛性を持たせる
ことができ、また、中央にくわえ込ませる円板を数種準
備して、砥石摩耗分だけ円板直径を増大させたものをセ
ットすることで容易に砥石径の修性を可能としたもので
ある。
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、前記砥石保持部材は渦巻き状の溝をもつ面板の回転
により開閉される構造であることを特徴とし、もって、
砥石端面の中央部に円板をくわえ込ませる構造により、
砥石直径が可変でありながら、高い砥石剛性を持たせる
ことができ、また、中央にくわえ込ませる円板を数種準
備して、砥石摩耗分だけ円板直径を増大させたものをセ
ットすることで容易に砥石径の修性を可能としたもので
ある。
【0014】請求項8の発明は、請求項6の発明におい
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、前記砥石保持部材は弾性部材によって砥石中心への
引っ張り力があらかじめ付与されており、圧電素子の伸
縮によって開閉される構造であることを特徴とし、もっ
て、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえること
ができるようになり、インプロセスで砥石径を変化でき
る砥石をあわせて使用することによって、加工機を停止
させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度
な曲面加工を可能としたものである。更には、各砥石セ
グメントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上
述の高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや
非真円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を
減少し、表面粗さを向上するようにしたものである。
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、前記砥石保持部材は弾性部材によって砥石中心への
引っ張り力があらかじめ付与されており、圧電素子の伸
縮によって開閉される構造であることを特徴とし、もっ
て、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえること
ができるようになり、インプロセスで砥石径を変化でき
る砥石をあわせて使用することによって、加工機を停止
させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度
な曲面加工を可能としたものである。更には、各砥石セ
グメントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上
述の高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや
非真円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を
減少し、表面粗さを向上するようにしたものである。
【0015】請求項9の発明は、請求項6の発明におい
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、該砥石保持部材は弾性部材によって砥石中心への引
っ張り力があらかじめ付与されており、ネジの反発力に
よって開閉される構造であることを特徴とし、もって、
加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえることがで
きるようになり、インプロセスで砥石径を変化できる砥
石をあわせて使用することによって、加工機を停止させ
ることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度な曲
面加工を可能としたものである。更には、各砥石セグメ
ントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上述の
高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや非真
円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を減少
し、表面粗さを向上するようにしたものである。
て、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を半径方向に
分割されたセグメント構造とし、その外周部に円孔を有
する砥石を分割したセグメント状の砥石を固定して有
し、該砥石保持部材は弾性部材によって砥石中心への引
っ張り力があらかじめ付与されており、ネジの反発力に
よって開閉される構造であることを特徴とし、もって、
加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえることがで
きるようになり、インプロセスで砥石径を変化できる砥
石をあわせて使用することによって、加工機を停止させ
ることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高精度な曲
面加工を可能としたものである。更には、各砥石セグメ
ントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上述の
高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや非真
円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を減少
し、表面粗さを向上するようにしたものである。
【0016】請求項10の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石を分割したセグメント状の砥
石を固定し、前記スリ割り部内側に気密性を有する弾性
体部材を有し、流体圧力により該弾性体部材を伸縮する
ことでスリ割り部を開閉させる構造であることを特徴と
し、もって、インプロセスでの砥石径変更はできなくな
るものの、圧電素子を用いたものに比べ構造が簡略化で
きるようにしたものである。
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石を分割したセグメント状の砥
石を固定し、前記スリ割り部内側に気密性を有する弾性
体部材を有し、流体圧力により該弾性体部材を伸縮する
ことでスリ割り部を開閉させる構造であることを特徴と
し、もって、インプロセスでの砥石径変更はできなくな
るものの、圧電素子を用いたものに比べ構造が簡略化で
きるようにしたものである。
【0017】請求項11の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメント状の砥
石を固定し、圧電素子の伸縮によってスリ割り部が開閉
される構造であることを特徴とし、もって、各砥石セグ
メントを独立にかつインプロセスで開閉可能となり、上
述の高精度加工が可能となるとともに砥石のフレ周りや
非真円成分を抑制でき、加工面への微細な切り込み変動
を減少でき、表面粗さも向上されるようにしたものであ
る。
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメント状の砥
石を固定し、圧電素子の伸縮によってスリ割り部が開閉
される構造であることを特徴とし、もって、各砥石セグ
メントを独立にかつインプロセスで開閉可能となり、上
述の高精度加工が可能となるとともに砥石のフレ周りや
非真円成分を抑制でき、加工面への微細な切り込み変動
を減少でき、表面粗さも向上されるようにしたものであ
る。
【0018】請求項12の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメント状の砥
石を固定し、ネジの反発力によって開閉される構造であ
ることを特徴とし、もって、インプロセスでの砥石径変
更はできなくなるものの、圧電素子を用いたものに比べ
構造が簡略化できるようにしたものである。
いて、前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を3つ以上
のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石保持部材の
外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメント状の砥
石を固定し、ネジの反発力によって開閉される構造であ
ることを特徴とし、もって、インプロセスでの砥石径変
更はできなくなるものの、圧電素子を用いたものに比べ
構造が簡略化できるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による凹面のトロ
イダル面加工機の一実施例を説明するための要部構成図
で、図中、1は砥石、1aは砥石1の先端部、2は砥石
軸受、3は砥石駆動モータ、4は砥石駆動ベルト、5は
揺動アーム、6は回転駆動部、7は軸受部、8はエンコ
ーダ、9はリニアスライド部、10は変位センサ、11
はリニアスケール、30は被加工物で、揺動アーム5
は、回転軸受7のまわりに回転可能なように支持され、
回転駆動部6により、該回転軸受7まわりに回転運動す
る。これにて揺動アーム5は、矢印R方向に揺動され、
その回転角は、軸受7の軸受端に配設されたエンコーダ
8によって検出される。揺動アーム5上の反対側には、
リニアスライド部9及び該リニアスライド部9の位置検
出のためのリニアスケール11が配設されており、リニ
アスライド部は、揺動アーム5の長手方向(L方向)に
直線移動可能で、リニアスライド部9内のアクチュエー
タにより駆動される。リニアスライド部9上には、砥石
軸受2,砥石駆動モータ3及び変位センサ10が固定支
持され、リニアスライド部9の移動とともに平行移動す
る構成となっている。
イダル面加工機の一実施例を説明するための要部構成図
で、図中、1は砥石、1aは砥石1の先端部、2は砥石
軸受、3は砥石駆動モータ、4は砥石駆動ベルト、5は
揺動アーム、6は回転駆動部、7は軸受部、8はエンコ
ーダ、9はリニアスライド部、10は変位センサ、11
はリニアスケール、30は被加工物で、揺動アーム5
は、回転軸受7のまわりに回転可能なように支持され、
回転駆動部6により、該回転軸受7まわりに回転運動す
る。これにて揺動アーム5は、矢印R方向に揺動され、
その回転角は、軸受7の軸受端に配設されたエンコーダ
8によって検出される。揺動アーム5上の反対側には、
リニアスライド部9及び該リニアスライド部9の位置検
出のためのリニアスケール11が配設されており、リニ
アスライド部は、揺動アーム5の長手方向(L方向)に
直線移動可能で、リニアスライド部9内のアクチュエー
タにより駆動される。リニアスライド部9上には、砥石
軸受2,砥石駆動モータ3及び変位センサ10が固定支
持され、リニアスライド部9の移動とともに平行移動す
る構成となっている。
【0020】次に、上記加工装置による凹トロイダル面
の加工手順について説明する。被加工物30は、焼き入
れられたステンレス鋼であり、軸受7の回転中心と砥石
1の先端1aを結んだ直線に対して左右対称となるよう
に取り付けられている。砥石1は断面形状が円弧である
ように成形されたCBNホイールで、該砥石1は、モー
タ3により駆動ベルト4を介して回転駆動され、同時
に、揺動アーム5により揺動運動を与えられる。切り込
みは、図1において、被加工物30が、Z方向に前進す
ることによって与えられ、この動きをもって被加工物3
0には、長手方向に砥石1の先端1aが描く円弧が形成
され、短手方向には砥石1の半径であるRwの円弧が形
成される。長手方向が円弧の場合は、リニアスライド9
を移動しないようロックした状態で行い、長手方向が非
円弧となる場合は、回転駆動部6にて検出された揺動ア
ーム5の回転角に応じてリニアスライド部9の位置を所
定の値に前後させる同時制御をもって加工を行う。
の加工手順について説明する。被加工物30は、焼き入
れられたステンレス鋼であり、軸受7の回転中心と砥石
1の先端1aを結んだ直線に対して左右対称となるよう
に取り付けられている。砥石1は断面形状が円弧である
ように成形されたCBNホイールで、該砥石1は、モー
タ3により駆動ベルト4を介して回転駆動され、同時
に、揺動アーム5により揺動運動を与えられる。切り込
みは、図1において、被加工物30が、Z方向に前進す
ることによって与えられ、この動きをもって被加工物3
0には、長手方向に砥石1の先端1aが描く円弧が形成
され、短手方向には砥石1の半径であるRwの円弧が形
成される。長手方向が円弧の場合は、リニアスライド9
を移動しないようロックした状態で行い、長手方向が非
円弧となる場合は、回転駆動部6にて検出された揺動ア
ーム5の回転角に応じてリニアスライド部9の位置を所
定の値に前後させる同時制御をもって加工を行う。
【0021】砥石1による鋼材の加工では、通常、一回
に10〜数十μm程度の切り込みを与え、それを複数回
繰り返すことにより、徐々に所望の曲面を形成してい
く。加工が進行するにともない、砥石1の摩耗が進行
し、砥石半径Rwが減少してくる。これによって、加工
面の曲面半径にズレを生じてくるので、本発明では、以
下の動作により、曲率の狂いを修正するようにしてい
る。すなわち、加工中適度な間隔をもって砥石1の半径
の減少量を変位センサ10をもって検出する。この変位
センサ10は、非接触式でも接触式でも適用可能である
が、測定時、一旦、加工を中断して測定するのが望まし
い。砥石1の摩耗量が被加工物30との曲率精度を維持
できないほど増大した時点で、一旦加工を中断し、砥石
径の再調整を行う。しかし、前記変位センサ10を渦電
流式変位センサ、使用砥石1をメタルボンド砥石とし、
この組み合わせにより、加工中のインプロセスで砥石の
摩耗量を検出するようにするとともに、インプロセスで
砥石径を変化できる砥石をあわせて使用することによっ
て、加工機を停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化
を抑制した高精度な曲面加工ができるようにすることも
できる。
に10〜数十μm程度の切り込みを与え、それを複数回
繰り返すことにより、徐々に所望の曲面を形成してい
く。加工が進行するにともない、砥石1の摩耗が進行
し、砥石半径Rwが減少してくる。これによって、加工
面の曲面半径にズレを生じてくるので、本発明では、以
下の動作により、曲率の狂いを修正するようにしてい
る。すなわち、加工中適度な間隔をもって砥石1の半径
の減少量を変位センサ10をもって検出する。この変位
センサ10は、非接触式でも接触式でも適用可能である
が、測定時、一旦、加工を中断して測定するのが望まし
い。砥石1の摩耗量が被加工物30との曲率精度を維持
できないほど増大した時点で、一旦加工を中断し、砥石
径の再調整を行う。しかし、前記変位センサ10を渦電
流式変位センサ、使用砥石1をメタルボンド砥石とし、
この組み合わせにより、加工中のインプロセスで砥石の
摩耗量を検出するようにするとともに、インプロセスで
砥石径を変化できる砥石をあわせて使用することによっ
て、加工機を停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化
を抑制した高精度な曲面加工ができるようにすることも
できる。
【0022】図2は、本発明による加工機の他の実施例
を説明するための要部構成図で、図中、図1に示した実
施例と同様の作用をする部分には、図1の場合と同一の
参照番号が付してある。而して、図2に示した加工機も
その基本構成は、図1に示した加工機と同様であるが、
図2に示した加工機においては、砥石1の軸を揺動アー
ム5に対して所定量傾けることによってストレート形状
(断面が円弧でない)の砥石の使用も可能としている。
また、短手方向の曲率が小さい加工物においても、砥石
切れ刃以外の干渉をさけやすくしている。
を説明するための要部構成図で、図中、図1に示した実
施例と同様の作用をする部分には、図1の場合と同一の
参照番号が付してある。而して、図2に示した加工機も
その基本構成は、図1に示した加工機と同様であるが、
図2に示した加工機においては、砥石1の軸を揺動アー
ム5に対して所定量傾けることによってストレート形状
(断面が円弧でない)の砥石の使用も可能としている。
また、短手方向の曲率が小さい加工物においても、砥石
切れ刃以外の干渉をさけやすくしている。
【0023】図3は、砥石1の平面図(図3(A))及
び断面図(図3(B))を示す図で、砥石1は、図3に
示すように、分割された多数のセグメント1−1,1−
2,1−3…1−7,1−8…で構成されており、それ
ぞれの砥石セグメントは、半径方向に可能な状態に支持
されている。図3の例では、砥石保持部材20は、厚さ
方向に突起部20aを有し、これが、うずまき状の溝2
1aを持つ面板21に噛み合ってる。面板21は軸部2
1bに連結されており、該軸部21bを回転させること
で砥石保持部材20が半径方向に移動される。図3の例
では、砥石1の剛性を高めるため、円板ブロック22を
砥石保持部材20にて外周部をはさみこんで固定し、該
砥石保持部材20自体も固定された状態となっている。
ここで、円板ブロック22を砥石摩耗量だけ直径を大き
くしたものに交換することで、砥石1の外径は摩耗前の
状態に復元される。
び断面図(図3(B))を示す図で、砥石1は、図3に
示すように、分割された多数のセグメント1−1,1−
2,1−3…1−7,1−8…で構成されており、それ
ぞれの砥石セグメントは、半径方向に可能な状態に支持
されている。図3の例では、砥石保持部材20は、厚さ
方向に突起部20aを有し、これが、うずまき状の溝2
1aを持つ面板21に噛み合ってる。面板21は軸部2
1bに連結されており、該軸部21bを回転させること
で砥石保持部材20が半径方向に移動される。図3の例
では、砥石1の剛性を高めるため、円板ブロック22を
砥石保持部材20にて外周部をはさみこんで固定し、該
砥石保持部材20自体も固定された状態となっている。
ここで、円板ブロック22を砥石摩耗量だけ直径を大き
くしたものに交換することで、砥石1の外径は摩耗前の
状態に復元される。
【0024】図4乃至図8は、本発明による砥石構造の
他の実施例を示す図で、いずれもセグメント砥石による
構造は共通している。図4に示した砥石は、砥石セグメ
ント1−1,1−2,1−3…をスリ割りを持つカップ
状の砥石保持部材23で保持し、その内部にゴム状の弾
性体部材24を配し、この弾性体部材24を空気または
水等の流体を介して加圧し、該弾性体部材24を膨張さ
せて砥石径を可変にしたものである。図5及び図6に示
した例は、図4に示した砥石保持部材23と同じくスリ
割り構造をもつもので、砥石径の増大に、図5に示した
例は、圧電素子25を、図6に示した例は、丸頭のイモ
ネジ26を用いたものである。図7及び図8に示した例
は、砥石保持部材20が面板28及び29によって挟持
され、かつ、弾性部材27によって砥石ベース22への
引力をプリロードとして与える構造としたものである。
これを開く力としては、先と同じく図7の例は圧電素子
25、図8の例はイモネジ26を用いたものである。
他の実施例を示す図で、いずれもセグメント砥石による
構造は共通している。図4に示した砥石は、砥石セグメ
ント1−1,1−2,1−3…をスリ割りを持つカップ
状の砥石保持部材23で保持し、その内部にゴム状の弾
性体部材24を配し、この弾性体部材24を空気または
水等の流体を介して加圧し、該弾性体部材24を膨張さ
せて砥石径を可変にしたものである。図5及び図6に示
した例は、図4に示した砥石保持部材23と同じくスリ
割り構造をもつもので、砥石径の増大に、図5に示した
例は、圧電素子25を、図6に示した例は、丸頭のイモ
ネジ26を用いたものである。図7及び図8に示した例
は、砥石保持部材20が面板28及び29によって挟持
され、かつ、弾性部材27によって砥石ベース22への
引力をプリロードとして与える構造としたものである。
これを開く力としては、先と同じく図7の例は圧電素子
25、図8の例はイモネジ26を用いたものである。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、一端を回転軸受けに
より支持された揺動可能な揺動アームと、該揺動アーム
の長手方向に直動運動可能なスライド部を有し、該スラ
イド部には砥石軸および砥石軸回転駆動機構が固定さ
れ、砥石外径の円弧と該砥石を揺動することで決定され
る曲面を創成加工するようにしたので、直動のスライド
部の位置変更と砥石外径を変化させることで、簡単な機
械構成をもって、任意の曲率半径で構成される凹トーリ
ック面を高精度に加工することができ、また、曲率半径
がわずかに異なるものを数種加工する際、加工段取りを
容易に変更することができる。
より支持された揺動可能な揺動アームと、該揺動アーム
の長手方向に直動運動可能なスライド部を有し、該スラ
イド部には砥石軸および砥石軸回転駆動機構が固定さ
れ、砥石外径の円弧と該砥石を揺動することで決定され
る曲面を創成加工するようにしたので、直動のスライド
部の位置変更と砥石外径を変化させることで、簡単な機
械構成をもって、任意の曲率半径で構成される凹トーリ
ック面を高精度に加工することができ、また、曲率半径
がわずかに異なるものを数種加工する際、加工段取りを
容易に変更することができる。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記揺動アームの軸受け部に該揺動アームの回転角
を検出する角度検出機構を有し、かつ、前記揺動アーム
上に前記スライド部の位置を検出するための位置センサ
を有するので、揺動加工中アーム角度に応じてスライド
位置を変更する同時制御を行うことで、長手方向が任意
の非円弧断面となる異形のトーリック面を加工すること
ができる。
て、前記揺動アームの軸受け部に該揺動アームの回転角
を検出する角度検出機構を有し、かつ、前記揺動アーム
上に前記スライド部の位置を検出するための位置センサ
を有するので、揺動加工中アーム角度に応じてスライド
位置を変更する同時制御を行うことで、長手方向が任意
の非円弧断面となる異形のトーリック面を加工すること
ができる。
【0027】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スライド部に砥石摩耗量を検知するための変位
センサを有するので、容易にオンマシンで砥石摩耗量が
高精度に検出でき、砥石直径を修正するタイミングを遅
れなくとらえることができる。
て、上記スライド部に砥石摩耗量を検知するための変位
センサを有するので、容易にオンマシンで砥石摩耗量が
高精度に検出でき、砥石直径を修正するタイミングを遅
れなくとらえることができる。
【0028】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記変位センサは渦電流式変位センサ、使用砥石は
メタルボンド砥石の組み合わせとし、加工中のインプロ
セスで砥石の摩耗量を検出するようにしたので、加工中
のインプロセスで砥石摩耗量をとらえることができ、イ
ンプロセスで砥石径を変化できる砥石をあわせて使用す
ることによって、加工機を停止させることなく砥石摩耗
分の精度劣化を抑制した高精度な曲面加工ができる。
て、前記変位センサは渦電流式変位センサ、使用砥石は
メタルボンド砥石の組み合わせとし、加工中のインプロ
セスで砥石の摩耗量を検出するようにしたので、加工中
のインプロセスで砥石摩耗量をとらえることができ、イ
ンプロセスで砥石径を変化できる砥石をあわせて使用す
ることによって、加工機を停止させることなく砥石摩耗
分の精度劣化を抑制した高精度な曲面加工ができる。
【0029】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記揺動アームが描く円弧に対し前記砥石軸を任意
の角度に対して傾けることが可能であるので、砥石とし
て円弧断面形状を有するものを用いる際は、揺動アーム
が描く円弧の接線方向に平行に砥石軸を配し、矩形の断
面形状を有する砥石を用いる際は、砥石軸を同接線に対
して傾けて配置する等の使い分けを行うことにより、種
々の断面形状の砥石を本加工機に使用することができ、
また、砥石軸の傾け角と砥石径の調整により加工物短手
方向の断面を任意の惰円面とすることができる。
て、前記揺動アームが描く円弧に対し前記砥石軸を任意
の角度に対して傾けることが可能であるので、砥石とし
て円弧断面形状を有するものを用いる際は、揺動アーム
が描く円弧の接線方向に平行に砥石軸を配し、矩形の断
面形状を有する砥石を用いる際は、砥石軸を同接線に対
して傾けて配置する等の使い分けを行うことにより、種
々の断面形状の砥石を本加工機に使用することができ、
また、砥石軸の傾け角と砥石径の調整により加工物短手
方向の断面を任意の惰円面とすることができる。
【0030】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、使用する砥石はその直径を増加あるいは減少させる
ことが可能である砥石径調整機構を有するので、直動の
スライド部の位置変更と砥石外径を変化させることで、
簡単な機械構成をもって、任意の曲率半径で構成される
凹トーリック面を高精度に加工することができ、また、
曲率半径がわずかに異なるものを数種加工する際、加工
段取りを容易に変更できる。
て、使用する砥石はその直径を増加あるいは減少させる
ことが可能である砥石径調整機構を有するので、直動の
スライド部の位置変更と砥石外径を変化させることで、
簡単な機械構成をもって、任意の曲率半径で構成される
凹トーリック面を高精度に加工することができ、また、
曲率半径がわずかに異なるものを数種加工する際、加工
段取りを容易に変更できる。
【0031】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、前記砥石保持部材は渦
巻き状の溝をもつ面板の回転により開閉されるようにし
たので、砥石端面の中央部に円板をくわえ込ませる構造
により、砥石直径が可変でありながら、高い砥石剛性を
持たせることができ、また、中央にくわえ込ませる円板
を数種準備して、砥石摩耗分だけ円板直径を増大させた
ものをセットすることで容易に砥石径の修正をすること
ができる。
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、前記砥石保持部材は渦
巻き状の溝をもつ面板の回転により開閉されるようにし
たので、砥石端面の中央部に円板をくわえ込ませる構造
により、砥石直径が可変でありながら、高い砥石剛性を
持たせることができ、また、中央にくわえ込ませる円板
を数種準備して、砥石摩耗分だけ円板直径を増大させた
ものをセットすることで容易に砥石径の修正をすること
ができる。
【0032】請求項8の発明は、請求項6の発明におい
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、前記砥石保持部材は弾
性部材によって砥石中心への引っ張り力があらかじめ付
与されており、圧電素子の伸縮によって開閉されるよう
にしたので、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとら
えることができるようになり、インプロセスで砥石径を
変化できる砥石をあわせて使用することによって、加工
機を停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制し
た高精度な曲面加工することができる。更には、各砥石
セグメントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、
上述の高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周り
や非真円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動
を減少し、表面粗さが向上される。
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、前記砥石保持部材は弾
性部材によって砥石中心への引っ張り力があらかじめ付
与されており、圧電素子の伸縮によって開閉されるよう
にしたので、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとら
えることができるようになり、インプロセスで砥石径を
変化できる砥石をあわせて使用することによって、加工
機を停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制し
た高精度な曲面加工することができる。更には、各砥石
セグメントを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、
上述の高精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周り
や非真円成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動
を減少し、表面粗さが向上される。
【0033】請求項9の発明は、請求項6の発明におい
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、該砥石保持部材は弾性
部材によって砥石中心への引っ張り力があらかじめ付与
されており、ネジの反発力によって開閉されるようにし
たので、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえる
ことができるようになり、インプロセスで砥石径を変化
できる砥石をあわせて使用することによって、加工機を
停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高
精度な曲面加工を可能となる。更には、各砥石セグメン
トを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上述の高
精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや非真円
成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を減少
し、表面粗さも向上される。
て、砥石保持部材を半径方向に分割されたセグメント構
造とし、その外周部に円孔を有する砥石を分割したセグ
メント状の砥石を固定して有し、該砥石保持部材は弾性
部材によって砥石中心への引っ張り力があらかじめ付与
されており、ネジの反発力によって開閉されるようにし
たので、加工中のインプロセスで砥石摩耗量をとらえる
ことができるようになり、インプロセスで砥石径を変化
できる砥石をあわせて使用することによって、加工機を
停止させることなく砥石摩耗分の精度劣化を抑制した高
精度な曲面加工を可能となる。更には、各砥石セグメン
トを独立にかつインプロセスで開閉可能とし、上述の高
精度加工を可能とするとともに砥石のフレ周りや非真円
成分を抑制し、加工面への微細な切り込み変動を減少
し、表面粗さも向上される。
【0034】請求項10の発明は、請求項6の発明にお
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石を分割したセグメント状の砥石を固定し、前記スリ割
り部内側に気密性を有する弾性体部材を有し、流体圧力
により該弾性体部材を伸縮することでスリ割り部を開閉
させるようにしたので、インプロセスでの砥石径変更は
できなくなるものの、圧電素子を用いたものに比べ構造
が簡略化できる。その他の効果は請求項8,11と同様
である。
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石を分割したセグメント状の砥石を固定し、前記スリ割
り部内側に気密性を有する弾性体部材を有し、流体圧力
により該弾性体部材を伸縮することでスリ割り部を開閉
させるようにしたので、インプロセスでの砥石径変更は
できなくなるものの、圧電素子を用いたものに比べ構造
が簡略化できる。その他の効果は請求項8,11と同様
である。
【0035】請求項11の発明は、請求項6の発明にお
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石形分割したセグメント状の砥石を固定し、圧電素子の
伸縮によってスリ割り部が開閉されるようにしたので、
各砥石セグメントを独立にかつインプロセスで開閉可能
となり、上述の高精度加工が可能となるとともに砥石の
フレ周りや非真円成分を抑制でき、加工面への微細な切
り込み変動を減少でき、表面粗さも向上される。特に、
この請求項11のスリ割り構造によると、請求項8の構
造に比して構造が簡略化できるメリットがある。
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石形分割したセグメント状の砥石を固定し、圧電素子の
伸縮によってスリ割り部が開閉されるようにしたので、
各砥石セグメントを独立にかつインプロセスで開閉可能
となり、上述の高精度加工が可能となるとともに砥石の
フレ周りや非真円成分を抑制でき、加工面への微細な切
り込み変動を減少でき、表面粗さも向上される。特に、
この請求項11のスリ割り構造によると、請求項8の構
造に比して構造が簡略化できるメリットがある。
【0036】請求項12の発明は、請求項6の発明にお
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石形分割したセグメント状の砥石を固定し、ネジの反発
力によって開閉されるようにしたので、インプロセスで
の砥石径変更はできなくなるものの、圧電素子を用いた
ものに比べ構造が簡略化できる。その他の効果は請求項
8,11と同様である。
いて、砥石保持部材を3つ以上のスリ割りを有するカッ
プ形状とし、該砥石保持部材の外周部に円孔を有する砥
石形分割したセグメント状の砥石を固定し、ネジの反発
力によって開閉されるようにしたので、インプロセスで
の砥石径変更はできなくなるものの、圧電素子を用いた
ものに比べ構造が簡略化できる。その他の効果は請求項
8,11と同様である。
【図1】 本発明による曲面加工機の一実施例を説明す
るための要部構成図である。
るための要部構成図である。
【図2】 本発明による曲面加工機の他の実施例を説明
するための要部構成図である。
するための要部構成図である。
【図3】 本発明の実施に使用して好適な砥石の一例を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図4】 本発明の実施に使用して好適な砥石の他の例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施に使用して好適な砥石の他の例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図6】 本発明の実施に使用して好適な砥石の他の例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図7】 本発明の実施に使用して好適な砥石の他の例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図8】 本発明の実施に使用して好適な砥石の他の例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図9】 従来の曲面加工機の一例を説明するための要
部概略構成図である。
部概略構成図である。
【図10】 従来の曲面加工機の他の例を説明するため
の要部概略構成図である。
の要部概略構成図である。
1…砥石、1a…砥石1の先端部、2…砥石軸受、3…
砥石駆動モータ、4…砥石駆動ベルト、5…揺動アー
ム、6…回転駆動部、7…軸受部、8…エンコーダ、9
…リニアスライド部、10…変位センサ、11…リニア
スケール、30…被加工物。
砥石駆動モータ、4…砥石駆動ベルト、5…揺動アー
ム、6…回転駆動部、7…軸受部、8…エンコーダ、9
…リニアスライド部、10…変位センサ、11…リニア
スケール、30…被加工物。
Claims (12)
- 【請求項1】 一端を回転軸受けにより支持された揺動
可能な揺動アームと、該揺動アームの長手方向に直動運
動可能なスライド部を有し、該スライド部には砥石軸お
よび砥石軸回転駆動機構が固定され、砥石外径の円弧と
該砥石を揺動することで決定される曲面を創成加工する
ことを特徴とする曲面加工機。 - 【請求項2】 前記揺動アームの軸受け部に該揺動アー
ムの回転角を検出する角度検出機構を有し、かつ、前記
揺動アーム上に前記スライド部の位置を検出するための
位置センサを有することを特徴とする請求項1に記載の
曲面加工機。 - 【請求項3】 上記スライド部に砥石摩耗量を検知する
ための変位センサを有することを特徴とする請求項1に
記載の曲面加工機。 - 【請求項4】 前記変位センサは渦電流式変位センサ、
使用砥石はメタルボンド砥石の組み合わせとし、加工中
のインプロセスで砥石の摩耗量を検出することを特徴と
する請求項3に記載の曲面加工機。 - 【請求項5】 前記揺動アームが描く円弧に対し前記砥
石軸を任意の角度に傾けることが可能であることを特徴
とする請求項1に記載の曲面加工機。 - 【請求項6】 使用する砥石はその直径を増加あるいは
減少させることが可能である砥石径調整機構を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の曲面加工機。 - 【請求項7】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を
半径方向に分割されたセグメント構造とし、その外周部
に円孔を有する砥石を分割したセグメント状の砥石を固
定して有し、前記砥石保持部材は渦巻き状の溝をもつ面
板の回転により開閉される構造であることを特徴とする
請求項6に記載の曲面加工機。 - 【請求項8】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を
半径方向に分割されたセグメント構造とし、その外周部
に円孔を有する砥石を分割したセグメント状の砥石を固
定して有し、前記砥石保持部材は弾性部材によって砥石
中心への引っ張り力があらかじめ付与されており、圧電
素子の伸縮によって開閉される構造であることを特徴と
する請求項6に記載の曲面加工機。 - 【請求項9】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材を
半径方向に分割されたセグメント構造とし、その外周部
に円孔を有する砥石を分割したセグメント状の砥石を固
定して有し、該砥石保持部材は弾性部材によって砥石中
心への引っ張り力があらかじめ付与されており、ネジの
反発力によって開閉される構造であることを特徴とする
請求項6に記載の曲面加工機。 - 【請求項10】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材
を3つ以上のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石
保持部材の外周部に円孔を有する砥石を分割したセグメ
ント状の砥石を固定し、前記スリ割り部内側に気密性を
有する弾性体部材を有し、流体圧力により該弾性体部材
を伸縮することでスリ割り部を開閉させる構造であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の曲面加工機。 - 【請求項11】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材
を3つ以上のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石
保持部材の外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメ
ント状の砥石を固定し、圧電素子の伸縮によってスリ割
り部が開閉される構造であることを特徴とする請求項6
に記載の曲面加工機。 - 【請求項12】 前記砥石径調整機構は、砥石保持部材
を3つ以上のスリ割りを有するカップ形状とし、該砥石
保持部材の外周部に円孔を有する砥石形分割したセグメ
ント状の砥石を固定し、ネジの反発力によって開閉され
る構造であることを特徴とする請求項6に記載の曲面加
工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34867395A JPH09168957A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 曲面加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34867395A JPH09168957A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 曲面加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168957A true JPH09168957A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18398593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34867395A Pending JPH09168957A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 曲面加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09168957A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040026402A (ko) * | 2002-09-24 | 2004-03-31 | 주식회사 옵토시스템 | 광섬유 측면연마용 블럭 제조장치 |
US7469474B2 (en) * | 2002-01-17 | 2008-12-30 | Depuy International Limited | Manufacturing a component with a near spherical surface |
US20230063166A1 (en) * | 2021-08-31 | 2023-03-02 | Mloptic Corp | Method for measuring the surface shape of a toric mirror |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP34867395A patent/JPH09168957A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7469474B2 (en) * | 2002-01-17 | 2008-12-30 | Depuy International Limited | Manufacturing a component with a near spherical surface |
KR20040026402A (ko) * | 2002-09-24 | 2004-03-31 | 주식회사 옵토시스템 | 광섬유 측면연마용 블럭 제조장치 |
US20230063166A1 (en) * | 2021-08-31 | 2023-03-02 | Mloptic Corp | Method for measuring the surface shape of a toric mirror |
US11934743B2 (en) * | 2021-08-31 | 2024-03-19 | Mloptic Corp. | Method for measuring the surface shape of a toric mirror |
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