JPH09158902A - 操作弁 - Google Patents
操作弁Info
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- JPH09158902A JPH09158902A JP7344879A JP34487995A JPH09158902A JP H09158902 A JPH09158902 A JP H09158902A JP 7344879 A JP7344879 A JP 7344879A JP 34487995 A JP34487995 A JP 34487995A JP H09158902 A JPH09158902 A JP H09158902A
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Abstract
数の低減、加工性の向上と、アクチュエータの負荷圧検
出精度を向上するものである。 【解決手段】 本発明は、メインスプール51が嵌入さ
れ、このメインスプール51が移動することにより可変
ポンプ12の吐出側と連通すると共に、アクチュエータ
2,3との間に配置された方向切換弁20,20と、こ
の方向切換弁20,20の下流側に配置され、方向切換
弁20,20の操作により作動する圧力補償弁21,2
1とを備えた操作弁8,8において、圧力補償弁21,
21は方向切換弁20,20を介して可変ポンプ12の
吐出圧油が供給される供給ポート65と、アクチュエー
タ2,3と連絡するアクチュエータポート83とを備え
ると共に、供給ポート65とアクチュエータポート83
との間を連絡する切欠き部84を有する1本のスプール
が嵌入されているものである。
Description
の吐出圧油を複数のアクチュエータに供給する油圧回路
に用いる操作弁に関する。
クチュエータに供給するには、可変ポンプの吐出路に複
数の操作弁を設けるように油圧回路を形成し、これらの
操作弁を切換えることで各アクチュエータに圧油を供給
するようにしている。このように1つの可変ポンプの吐
出圧油を複数のアクチュエータに供給するため、従来技
術における油圧回路に用いられる操作弁としては、特開
平4−136508号公報のものがある。この種の操作
弁は、弁本体のスプール孔に入力ポートと出力ポートを
連通・遮断するスプールを嵌挿し、このスプールが移動
することにより可変ポンプの吐出側と連通すると共に、
アクチュエータとの間に配置された方向切換弁と、この
方向切換弁の下流側に位置する弁本体の2か所に形成さ
れた嵌入孔のそれぞれに嵌め込まれた圧力補償弁とで構
成されると共に、スプールに弁本体に設けたロードセン
シング入口回路に出力圧を供給する油路及びその油路を
タンクポートに連通・遮断する油路を形成してスプール
の摺動によってロードセンシング入口回路をタンク側に
連通・遮断できるようにしたものである。そして、従来
技術の操作弁は、複数のアクチュエータの負荷圧油のう
ち最高の負荷圧をもって可変ポンプの吐出圧を変化させ
て、各アクチュエータを最適な条件で作動させるため
に、方向切換弁を通過した圧油を圧力補償弁の上流側で
ロードセンシング入口回路に導き、各アクチュエータの
負荷圧油のうち最大となる負荷圧をこのロードセンシン
グ回路中のシャトル弁で選択して、可変ポンプのレギュ
レータに供給して吐出圧油を変化させている。
術の操作弁では、各アクチュエータの負荷圧を検出する
際に、圧力補償弁の上流側から圧油をロードセンシング
入口回路に導くことにより検出しているので、圧力補償
弁で補償された圧油が負荷される各アクチュエータとは
異なる負荷圧を検出することになる。よって、負荷圧検
出の精度が悪く、実際の可変ポンプの吐出圧と必要とす
る可変ポンプの吐出圧とに差が生じるという問題があ
る。また、方向切換弁の下流側に位置する弁本体の2か
所に形成された嵌入孔に嵌め込むことで圧力補償弁を設
けているので、適所に嵌入孔を加工する必要がある。よ
って、この弁本体に2つの嵌入孔を加工する際、弁本体
の両側から加工するので、加工工数が多くなるという問
題がある。
になされたもので、アクチュエータの負荷圧検出精度を
向上すると共に、圧力補償弁を設けるための加工工数の
低減、及び加工性を向上することのできる操作弁を提供
することを目的とする。
め、本発明の操作弁では、請求項1においては、メイン
スプールが嵌入され、このメインスプールが移動するこ
とにより可変ポンプの吐出側と連通すると共に、アクチ
ュエータとの間に配置された方向切換弁と、この方向切
換弁の下流側に配置され、前記方向切換弁の操作により
作動する圧力補償弁とを備えた操作弁において、前記圧
力補償弁は、前記方向切換弁を介して前記可変ポンプの
吐出圧油が供給される供給ポートと、前記アクチュエー
タと連絡するアクチュエータポートとを備えると共に、
前記供給ポートとアクチュエータポートとの間を連絡す
る切欠き部を有する1本のスプールが嵌入されているこ
とを特徴とするものである。これにより、圧力補償弁を
1本のスプールで構成したので、このスプールを摺動さ
せるスプール穴も1つで済み、従来の様に圧力補償弁を
2か所に備える必要もなくなるので、従来に比して加工
工数が低減し、且つ加工性も向上させることができる。
前記圧力補償弁の略中央には、前記アクチュエータの負
荷圧を検出する負荷圧検出ポートを備えていると共に、
前記1本のスプールには、当該スプールが所定量移動し
た時に、前記負荷圧検出ポートと前記アクチュエータポ
ートとの間を連絡する絞り通路を備えたことを特徴とす
るものである。これにより、供給ポートから切欠き部を
介して圧力補償弁からアクチュエータポートに流出した
アクチュエータの負荷圧力を、絞り通路を介して負荷圧
検出ポートに導入して検出することができる。
2のものに、前記方向切換弁と前記圧力補償弁との間に
は、前記供給ポートに連絡する連絡通路を備え、前記メ
インスプールのメインスプール穴の所定の位置には、複
数のアクチュエータの負荷圧の内、最も高い負荷圧が導
入される最高負荷圧ポートが形成されると共に、このメ
インスプールには、当該スプールの移動により前記最高
負荷圧ポートと前記連絡通路との間を連絡する液通路
と、前記可変ポンプの吐出圧油を前記連絡通路に供給す
るノッチが形成されていると共に、前記圧力補償弁の1
本のスプールの両端側には、前記連絡通路に当該スプー
ル内に形成された絞りと内孔とを介して連通する圧力室
が形成され、この圧力室の一方側には、前記液通路を介
して最高負荷圧力が流入し、他方側の圧力室には、前記
ノッチを介して可変ポンプの吐出圧油が流入しているこ
とを特徴とするものである。これにより、圧力補償弁の
各圧力室のそれぞれに可変ポンプの吐出圧油と、最高負
荷圧力を導入することにより、この両圧力のバランスに
より供給ポートとアクチュエータポートとを連通する切
欠き部の開口度を調整することができる。
インスプールには、内部通路が形成されると共に、この
内部通路と連通し、当該スプールの移動量によりタンク
と連通する連絡孔と、前記負荷圧検出ポートと連絡して
いる内孔通路を備えており、前記メインスプールが所定
移動量だけ移動した時に前記絞り通路を通過した圧油の
一部を前記内孔通路と内部通路と連絡孔を介して前記タ
ンクと連通させることを特徴とするものである。これに
より、方向切換弁のメインスプールの移動初期に、負荷
圧検出ポートに導入された負荷圧の一部をタンクに排出
することができる。
る操作弁について、図面を参照して説明する。図1は本
発明の実施の形態における操作弁が使用される油圧回路
の構成を示す回路図、図2及び図3は本発明の実施の形
態における操作弁の具体的な構成を示す断面図である。
が使用される油圧回路の構成について、図1に基づいて
説明する。図1において、1は油圧回路であって、アク
チュエータとなる走行用モータ2,3、アーム用シリン
ダ4、ブーム用シリンダ5等からなる駆動系統Aと、駆
動系統Aの各アクチュエータ2〜5等の作動制御を行う
複数の操作弁8、負荷圧検出回路9,減圧弁10,流量
制御弁11等からなる弁系統Bと、可変ポンプ12と、
前記可変ポンプ12の吐出圧と前記弁系統Bからの圧力
信号とが入力され、これらに基づき、前記可変ポンプ1
2の斜板傾転角を制御する傾転用シリンダ13Aを含む
レギュレータ13とからなる駆動系統Cとで構成されて
いる。
体(油)を吸引して吐出管路15に吐出する可変吐出型
油圧ポンプであって、その吐出圧油はレギュレータ13
の作動に応じて制御されている。この吐出管路15は複
数の分岐吐出管路16〜18に分岐しており、各分岐吐
出管路16〜18には各操作弁8を構成する方向切換弁
20が並列に設けられ、その下流側には圧力補償弁21
が配置されている。各方向切換弁20は、この入力側ポ
ート20aに吐出管路15、分岐管路16〜19がそれ
ぞれ接続されていると共に、2つの出力側ポート20b
には各給排管路22,23を介して各アクチュエータ2
〜5の両圧力室の各々に接続されている。また、各方向
切換弁20は排出管路24を介してタンク14に接続さ
れている。そして、各方向切換弁20と各圧力補償弁2
1とは連絡通路25A,25Bと、負荷圧通路26とを
介して3点で接続されており、各連絡通路25A,25
Bは各圧力補償弁21−管路27を介して各給排管路2
2,23の各々に接続可能にされ、負荷圧通路26は各
圧力補償弁21を介して負荷圧検出回路9に接続可能に
されている。また、各連絡通路25A,25Bと各圧力
補償弁21の各圧力室80,81とはパイロット通路3
2,33とで連通している。
続可能にされ各圧力補償弁21に形成された負荷圧検出
ポート34に逆止弁35を介して接続されていると共
に、各方向切換弁20の最高圧ポート36A,36Bに
接続されている。また、負荷圧検出回路9は、分岐する
信号管路37を介して減圧弁10に接続されていると共
に、リリーフ弁38を介して排出管路24(タンク1
4)に接続されている。更に、負荷圧検出回路9は絞り
39を介して流量制御弁11に接続されており、この流
量制御弁11は管路40を介して排出管路24(タンク
14)に接続されており、各操作弁8における逆止弁3
5を介して負荷圧検出回路9に導入された最高負荷圧力
が低下する場合に、この負荷圧検出回路9の圧油をタン
ク14に排出させるようにしている。
タ13とを連通する調整管路41中に配置されている。
そして、減圧弁10は、信号管路37により各アクチュ
エータ2〜5の負荷圧力のうち最高の負荷圧力が作用さ
れ、この最高負荷圧力により、この減圧弁10は切換位
置10aに切換られて、吐出管路15と調整管路41を
介して供給される可変ポンプ12の圧油がレギュレータ
13に伝達される。そして、この調整管路41内の圧力
が減圧弁10に作用する最高負荷圧力と、バネ11Aの
バネ力に相当する圧力との和より大きくなると、減圧信
号42により減圧弁10を切換位置10bに切り換え
る。よって、この減圧弁10の出力側の圧力は、当該減
圧弁10に作用する最高負荷圧力とバネ11Aのバネ力
に相当する圧力と、同圧の圧油を発生させている。尚、
各方向切換弁20の最高圧ポート36A,36Bにも負
荷圧検出回路9を介して各アクチュエータ2〜5の負荷
圧力のうち最高の負荷圧力が作用している。また、前記
レギュレータ13は、前記減圧弁10からの吐出圧とば
ね13Bのばね力に相当する圧力とが作用すると共に、
この圧力と対向するように、可変ポンプ2の吐出圧が作
用しており、これらの力関係で、前記傾転用シリンダ1
3Aを制御している。更に、前記傾転用シリンダ13A
の一方側の室には、前記レギュレータ13からの制御信
号(圧力)が導入されていると共に、他方の圧力室に
は、前記可変ポンプ2の吐出圧油が導入されている。
を連通する管路45に配置されたリリーフ弁であって、
可変ポンプ12の吐出圧油が所定以上の圧力に達した時
に、開弁して可変ポンプ12からの吐出圧油を吐出管路
15−管路45−リリーフ弁44及び排出管路24を介
してタンク14に排出するものである。また、46は管
路45の上流側の吐出管路15と排出管路24との間を
連通する管路47に配置されたアンロード弁であって、
可変ポンプ12の吐出圧油が減圧弁10の出力側の圧力
と、予め設定したロードセンシング差圧の和よりいくら
か高い圧力より大きくなると開弁して、可変ポンプ12
からの吐出圧油を吐出管路15−管路47−アンロード
弁46及び排出管路24を介してタンク14に排出する
ものである。また、走行用モータ2,3以外のアクチュ
エータ4,5が自重で降下しないようにロードチェック
弁48A,48Bがそれぞれ配置されている。
弁8の具体的な構造について、図2及び図3を参照して
説明する。
リンダ5を操作する操作弁8の断面図であって、この操
作弁8は、ブロック体50と、このブロック体50に方
向切換弁20と圧力補償弁21とを配置して構成されて
いる。51は方向切換弁20を構成するメインスプール
であって、ブロック体50に設けられたメインスプール
穴52に摺動自在に嵌合され、この端部51Bがブロッ
ク体50の端部50bに取り付けられたカバー体53B
の圧力室54B内に、端部51Aがブロック体50の端
部50aに取り付けられたカバー体53Aの圧力室54
A内に突出し、圧力室54A内に配置された主ばね55
A,副ばね55Bにより付勢され、常時は図2に示すよ
うな中立位置にセットされている。ばね55A,55B
は、圧力室54A内に突出するようにメインスプール5
1の端部51Aに螺着されたボルト部材56に嵌合され
たばね受57と、圧力室54A内に突出するメインスプ
ール51に外嵌されたばね受58との間に張設されてい
る。そして、各カバー体53A,53B内には、それぞ
れパイロット管路6A,6Bが接続されており、各圧力
室54A,54Bに導入されるパイロット圧力と両ばね
55A,55Bのばね力との関係で、メインスプール5
1がメインスプール穴52内を摺動するようになってい
る。
のメインスプール穴52の両端側に開口してタンク14
に連通する排出管路24,24に接続される排出孔64
A,64Bと、中央に負荷圧検出ポート34に連通する
負荷圧通路26と、この排出孔64A,64Bと負荷圧
通路26との間のそれぞれの位置でメインスプール穴5
2に開口する連絡通路25A,25Bとが、メインスプ
ール穴52の延在方向(軸方向)に平行的に分断形成さ
れている。そして、負荷圧通路26は負荷圧検出ポート
34−逆止弁35を介して図1に示す負荷圧回路9に接
続され、各連絡通路25A,25Bは各供給ポート65
A,65Bを介して圧力補償弁21のパイロット通路3
2,33のそれぞれに接続されている。また、ブロック
体50には、シリンダ5の各圧力室に接続された給排管
路22,23にそれぞれ接続される出力側ポート20
b,20bとが形成されている。各出力側ポート20
b,20bは、給排通路66A,66Bを介してメイン
スプール穴52に連通している。更に、ブロック体50
には、最高圧ポート36A,36Bが各連絡通路25
A,25Bと給排通路66A,66Bとの間にメインス
プール穴52に開口して形成されており、図1に示す負
荷圧検出回路9からシリンダ5の負荷圧力のうち最高の
負荷圧力が導入されるようになっている。
各最高圧ポート36A,36Bに対向する位置に、この
最高圧ポート36A,36Bと各連絡通路25A,25
Bとを連通可能とする液通路67A,67Bが形成され
ていると共に、各連絡通路25A,25Bと負荷圧通路
26間に位置して、可変ポンプ12と連通している吐出
管路17,18が接続される入力側ポート20aと各連
絡通路25A,25Bとを連通可能とするノッチ部68
A,68Bが形成されている。そして、メインスプール
51の内部には、この延在方向(軸方向)に延びる内部
通路69が形成されていると共に、この内部通路69
は、上記中立位置でメインスプール51の延在方向に直
交する方向に延びる内孔通路70を介して負荷圧通路2
6に、メインスプール51の延在方向(軸方向)に直交
する方向に延びる連絡孔71と、排出切欠部を介して排
出孔64A(タンク14)に連通している。
と方向切換弁20のメインスプール51との間の位置に
メインスプール穴52と略平行して、各連絡通路25
A,25B、各供給ポート65A,65B及び負荷圧検
出ポート34のそれぞれを横切って貫通するスプール穴
75が形成されており、このスプール穴75内に圧力補
償弁21が配置されている。この圧力補償弁21は、ス
プール穴75内に摺動自在に嵌入された1本のスプール
76を有している。このスプール76は、各連絡通路2
5A,25B、各供給ポート65A,65B及び負荷圧
検出ポート34を横切ってブロック体50の両端50
a,50bに開口するスプール穴75の段付孔部75
A,75Bに突出している。各段付孔部75A,75B
内には断面凹形状の蓋部材77A,77Bがシールリン
グ78A,78Bを介して気密に螺着されており、この
各蓋部材77A,77B、スプール76の各端に外嵌さ
れたバネ受79A,79B及び各段付孔部75A,75
Bとで圧力室80,81を区画している。また、各圧力
室80,81には戻しばね82A,82Bが配置されて
おり、この各戻しばね82A,82Bは各蓋部材77
A,77Bの底とバネ受79A,79Bとの間に張設さ
れていると共に、スプール76の各端から縮径して各圧
力室80,81内に突出する小径部76A,76Bに外
嵌されている。これによって、圧力補償弁21のスプー
ル76は、各圧力室80,81の戻しばね82A,82
Bのばね力で図2に示すような中立位置に位置決めされ
ている。なお、ブロック体50には、各供給ポート65
A,65Bと負荷圧検出ポート34との間に位置して、
スプール穴75に開口するアクチュエータポート83
A,83Bが形成されており、各アクチュエータポート
83A,83Bはロードチェック弁48A,48Bを介
して各給排出通路66A,66Bに連通している。
5A,65Bに開口して各供給ポート65A,65Bと
各アクチュエータポート83A,83Bとを連通可能と
する切欠き部84A,84Bがそれぞれ形成されている
と共に、各アクチュエータポート83A,83Bに対向
するように開口して各アクチュエータポート83A,8
3Bと負荷圧検出ポート34とを連通可能とする絞り通
路85A,85Bがそれぞれ形成されている。各切欠き
部84A,84Bと各絞り通路85A,85Bとは、ス
プール76が摺動した時にほぼ同時に各供給ポート65
A,65Bと各アクチュエータポート83A,83B、
及び各アクチュエータポート83A,83Bと負荷圧検
出ポート34とを連通する関係となるようにスプール7
6の延在方向の長さが決定されている。また、スプール
76の内部には、各供給ポート65A,65Bと各圧力
室80,81とを連通するパイロット通路32,33が
それぞれ形成されており、このパイロット通路32,3
3は各圧力室80,81に開口してスプール76の延在
方向で各供給ポート65A,65Bの直下まで延びる有
底の内孔86A,86Bと、この内孔86A,86Bに
直交する方向に延びて当該内孔86A,86Bの底側と
各供給ポート65A,65Bとを連通する絞り87A,
87Bとで構成されている。
上のように構成されるが、次ぎに、この操作弁8の作動
について、図1及び図2に基づいて説明する。尚、説明
の便宜上、可変ポンプ12はアイドリング運転を行って
いる状態であり、この状態で操作弁8の方向切換弁20
と圧力補償弁21は、図2に示すような中立位置にある
ものとする。
圧力は、各操作弁8の各負荷圧検出ポート34において
遮断されている為、絞り39を介して流量制御弁11か
ら通路40を通じてタンク14に開放されている。そし
て、可変ポンプ12の吐出圧油が吐出管路15−各分岐
吐出管路16〜19を介して各操作弁8の方向切換弁2
0の入力側ポート20aに導入されている。
ば、方向切換弁20にパイロット管路6Aを介してパイ
ロット圧力を圧力室54Aに供給して、メインスプール
51を左方向(図2中の矢印方向)に、移動させる(ブ
ーム上げ移動させる)と、入力側ポート20aがノッチ
部68Bを介して連絡通路25Bに、最高圧ポート36
Aが液通路67Aを介して連絡通路25Aにそれぞれ連
通する。そして、可変ポンプ12の吐出圧油が吐出管路
17(18)−入力側ポート20a−ノッチ部68B及
び連絡通路25Bを介して供給ポート65Bに導入され
ると共に、パイロット通路32の絞り87B−内孔86
Bを通って圧力補償弁21の一方の圧力室80に供給さ
れる。このとき、最高圧ポート36Aと連絡通路25A
との連通により、負荷圧検出回路9の最高負荷圧力がパ
イロット通路33の絞り87A−内孔86Aを通って圧
力補償弁21の圧力室81に供給され、圧力補償弁21
の両圧力室80,81の圧力と、各戻しばね82A,8
2Bのばね力とがバランスする位置まで圧力補償弁21
のスプール76が移動(メインスプール51の移動方向
と逆移動)していき、遂には、切欠き部84Bを介して
供給ポート65Bとアクチュエータポート83Bとが、
絞り通路85Bにより連通すると共に、アクチュエータ
ポート83Bと負荷圧検出ポート34がほぼ同時に連通
する。
65B、及びアクチュエータポート83Bと負荷圧検出
ポート34とが連通状態にされると、供給ポート65B
に導入された可変ポンプ12の吐出圧油が切欠き部84
Bを介してアクチュエータポート83Bに流入する。そ
して、アクチュエータポート83Bに流入した吐出圧油
は所定圧力以上でロードチェック弁48Bを開弁し、出
力側ポート20b−給排管路22を通してブーム用シリ
ンダ5の一方の圧力室に導入されて、このブーム用シリ
ンダ5を作動させようとする。一方、負荷圧検出ポート
34に流入した吐出圧油は、メインスプール51の所定
移動範囲内(ブーム用シリンダ5の初期作動状態)にお
いて、負荷圧検出ポート34が負荷圧通路26を介して
内孔通路70と連通状態にあるので、この内孔通路70
−内部通路69−連絡孔71及び排出孔64Aを通じて
各ロードチェック弁48を通して排出管路24からタン
ク14に排出することにより、方向切換弁20の切換移
動量(ブーム用シリンダ5の初期作動状態)に応じて可
変ポンプ12の吐出圧を高める構成であり、極度な吐出
圧の増加を防止して、急激にシリンダ5が作動すること
をなくしている。そして、方向切換弁20のメインスプ
ール51の移動量が増加していくと、内孔通路70が負
荷圧通路26から遮断されるので、負荷圧検出ポート3
4の吐出圧油は、ロードチェック弁48Bが開弁した時
の下流側力圧力(実際のブーム用シリンダ5の負荷圧
力)を逆止弁35を介して負荷圧検出回路9に導入され
て、走行用モータ2,3を含む各シリンダ4,5の各操
作弁8から導入された負荷圧力のうち最高の負荷圧力
を、再び、最高圧ポート36A−連絡通路25A−パイ
ロット通路32を介して圧力室81に導入する。なお、
この時、最高圧ポート36Bにも、前記最高の負荷圧力
が導入されているが、メインスプール51により、遮断
されている。このように、各圧力室80,81に導入さ
れる可変ポンプ12の吐出圧油と、負荷圧検出回路9に
より循環される最高負荷圧力との圧力関係で、圧力補償
弁21のスプール76をスプール穴75に往復移動させ
ることにより、圧力補償弁21の開弁度を調整して、方
向切換弁20の上流側と下流側の圧力差を補償して、シ
リンダ5に適正な油量及び供給圧力を作用させている。
択される最高負荷圧力は、信号回路37を介して減圧弁
10に作用することにより、減圧弁10の切換位置10
aに切換られる。そして、吐出管路15を介して可変ポ
ンプ12の吐出圧油が導入され、調整管路41を通して
レギュレータ13に伝達される。そして、このレギュレ
ータ13に作用する吐出圧油が最高負荷圧力より大きく
なると、減圧信号42により減圧弁10を切換位置10
bに切り換える。よって、この減圧弁10の出力側の圧
力は、当該減圧弁10に作用する最高負荷圧力と前記バ
ネ11Aのバネ力に相当する圧力との和と、同圧の圧油
を発生させながら、レギュレータ13に導入されてい
る。このレギュレータ13は、前記減圧弁10の出力を
導入すると共に、前記可変ポンプ12の吐出圧を導入
し、これらの導入圧に基づいて傾転用シリンダ13Aに
出力し、前記可変ポンプ12の吐出圧油を制御してい
る。尚、図2においては、操作弁8の圧力室54Aに作
動圧力を導入してメインスプール51を左方向(図2中
の矢印方向)に、ブーム上げ移動させる場合について説
明したが、操作弁8の圧力室54Bに作動圧力を導入し
てメインスプール51を右方向(図2中の矢印方向と反
対方向)に、ブーム下げ移動させても、上述の如く、操
作弁8を構成する方向切換弁20と圧力補償弁21との
作動は同様にして行われる。
の各操作弁8の具体的な構成について説明する。尚、走
行用モータ2,3の各操作弁8は、上記図2で示した各
シリンダ4,5とほぼ同一の構成を有するので、異なる
点のみ説明し、図2と同一の符号は同一の構成を有する
ので、その説明を省略する。
タ2及び3を操作する操作弁8の断面図であって、この
操作弁8は、その各方向切換弁20のメインスプール5
1の端部51Aが、ブロック体50の端部50aに取り
付けられたカバー体153のばね室154内に、端部5
1Bがブロック体50の端部50bから外部にそれぞれ
突出し、ばね室154内に配置された主ばね155によ
り付勢され、常時は図3に示すような中立位置にセット
されている。主ばね155は、ばね室154内に突出す
るメインスプール51の端部51Aに螺着されたボルト
156に嵌合されたばね受157と、ばね室154内に
突出するメインスプール51に外嵌されたばね受158
との間に張設されている。そして、メインスプール51
の端部51Bには、スプール端43が取り付けられてお
り、このスプール端43の操作によりメインスプール5
1がメインスプール穴52内を摺動するようになってい
る。また、メインスプール51内に形成される内部通路
69は、この延在方向に貫通していると共に、この内部
通路69は、内孔通路70を介して負荷圧通路26に、
連絡孔71を介して各排出孔64A,64B(タンク1
4)に連通している。そして、メインスプール51に
は、この内部通路69の両端側を閉塞するシールリング
付き閉塞部材172が嵌入されている。一方、各給排通
路66A,66Bと各アクチュエータポート83A,8
3Bとは、上記図2の如く、ロードチェック弁48A,
48Bを介在させることなく、直接連通している。
め、各方向切換弁20のスプール端43を操作して、例
えば、図3に示すように、メインスプール51を左方向
(図3中の矢印方向)に移動させると、上記シリンダ5
の操作弁8と同様に、入力側ポート20aがノッチ部6
8Bを介して連絡通路25Bに、また、最高圧ポート3
6Aが液通路68Bを介して連絡通路25Aに連通す
る。そして、可変ポンプ12の吐出圧油がパイロット通
路32を通って圧力補償弁21の圧力室80に供給さ
れ、負荷圧検出回路9の最高負荷圧力がパイロット通路
33を通って圧力補償弁21の圧力室81に供給され
る。これにより、圧力補償弁21のスプール76が、移
動(メインスプール51の移動方向と逆移動)して供給
ポート65Bとアクチュエータポート83Bが、また、
アクチュエータポート83Bと負荷圧検出ポート34と
がほぼ同時に連通する。そして、アクチュエータポート
83Bに流入した前記可変ポンプ12の吐出圧油は、出
力側ポート20b−給排管路22を通して走行用モータ
2,3の一方の圧力室に導入されて、この走行用モータ
2,3を作動させる。一方、負荷圧検出ポート34に流
入した吐出圧油は、メインスプール51の所定移動範囲
内(走行用モータ2,3の初期作動状態)において、供
給ポート34が負荷圧通路26を介して内孔通路70と
連通状態にあるので、この内孔通路70−内部通路69
−連絡孔71及び排出孔64A,64Bを通して排出管
路24からタンク14に排出することにより、各方向切
換弁20の切換移動量(走行用モータ2,3の初期作動
状態)における可変モータ12からの極度な吐出圧力の
増加を防止して、急激に走行用モータ2,3が作動する
ことをなくしている。尚、図3においては、各方向切換
弁20のスプール端43を操作して、メインスプール5
1を左方向(図3中の矢印方向)に移動させる場合につ
いて説明したが、メインスプール51を右方向(図3中
の矢印方向と反対方向)に移動させても、上述の如く、
操作弁8を構成する方向切換弁20と圧力補償弁21と
の作動は同様にして行われる。また、図3における操作
弁8を構成する方向切換弁20や圧力補償弁21による
圧力補償を行う作用は、前述の図2の時と同様に行われ
るものである。
求項1では、圧力補償弁を1本のスプールで構成したの
で、このスプールを摺動させるスプール穴も1つで済
み、従来の様に圧力補償弁を2か所に備える必要もなく
なるので、従来に比して加工工数が低減し、且つ加工性
も向上させることができる。
供給ポートから切欠き部を介して圧力補償弁からアクチ
ュエータポートに流出したアクチュエータの負荷圧力
を、絞り通路を介して負荷圧検出ポートに導入して検出
することができる。この結果、圧力補償弁の下流側でア
クチュエータの負荷圧力を直接検出できるので、負荷圧
検出の精度、及びレギュレータに作用させる圧力の精度
が向上し、可変ポンプの吐出油量を正確に制御できる。
果に加えて、圧力補償弁の各圧力室のそれぞれに可変ポ
ンプの吐出圧油と、最高負荷圧力を導入することによ
り、この両圧力のバランスにより供給ポートとアクチュ
エータポートとを連通する切欠き部の開口度を調整する
ことができるので、圧力補償弁による方向切換弁の上流
と下流との圧力差を補償して、アクチュエータに適正な
負荷圧を作用することが可能となる。
果に加えて、方向切換弁のメインスプールの移動初期
に、負荷圧検出ポートに導入された負荷圧の一部をタン
クに排出することができる。この結果、方向切換弁の切
換初期において、急激にアクチュエータが作動すること
がなく、アクチュエータの飛出しが防止できる。
る油圧回路の構成を示す回路図である。
具体的な構成を示す断面図である。
弁の具体的な構成を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 メインスプールが嵌入され、このメイン
スプールが移動することにより可変ポンプの吐出側と連
通すると共に、アクチュエータとの間に配置された方向
切換弁と、この方向切換弁の下流側に配置され、前記方
向切換弁の操作により作動する圧力補償弁とを備えた操
作弁において、 前記圧力補償弁は、前記方向切換弁を介して前記可変ポ
ンプの吐出圧油が供給される供給ポートと、前記アクチ
ュエータと連絡するアクチュエータポートとを備えると
共に、前記供給ポートとアクチュエータポートとの間を
連絡する切欠き部を有する1本のスプールが嵌入されて
いることを特徴とする操作弁。 - 【請求項2】 前記圧力補償弁の略中央には、前記アク
チュエータの負荷圧を検出する負荷圧検出ポートを備え
ていると共に、前記1本のスプールには、当該スプール
が所定量移動した時に、前記負荷圧検出ポートと前記ア
クチュエータポートとの間を連絡する絞り通路を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の操作弁。 - 【請求項3】 前記方向切換弁と前記圧力補償弁との間
には、前記供給ポートに連絡する連絡通路を備え、前記
メインスプールのメインスプール穴の所定の位置には、
複数のアクチュエータの負荷圧の内、最も高い負荷圧が
導入される最高負荷圧ポートが形成されると共に、この
メインスプールには、当該スプールの移動により前記最
高負荷圧ポートと前記連絡通路との間を連絡する液通路
と、前記可変ポンプの吐出圧油を前記連絡通路に供給す
るノッチが形成されていると共に、前記圧力補償弁の1
本のスプールの両端側には、前記連絡通路に当該スプー
ル内に形成された絞りと内孔とを介して連通する圧力室
が形成され、この圧力室の一方側には、前記液通路を介
して最高負荷圧力が流入し、他方側の圧力室には、前記
ノッチを介して可変ポンプの吐出圧油が流入しているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2それぞれに記載の
操作弁。 - 【請求項4】 前記方向切換弁のメインスプールには、
内部通路が形成されると共に、この内部通路と連通し、
当該スプールの移動量によりタンクと連通する連絡孔
と、前記負荷圧検出ポートと連絡している内孔通路を備
えており、前記メインスプールが所定移動量だけ移動し
た時に前記絞り通路を通過した圧油の一部を前記内孔通
路と内部通路と連絡孔を介して前記タンクと連通させる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3それぞれに記載
の操作弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34487995A JP3707847B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 操作弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34487995A JP3707847B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 操作弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09158902A true JPH09158902A (ja) | 1997-06-17 |
JP3707847B2 JP3707847B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=18372705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34487995A Expired - Fee Related JP3707847B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 操作弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3707847B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002327706A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧制御装置 |
JP2012067916A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Robert Bosch Gmbh | スプール弁 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP34487995A patent/JP3707847B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002327706A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧制御装置 |
JP2012067916A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Robert Bosch Gmbh | スプール弁 |
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