JPH09155803A - 動力作業機 - Google Patents
動力作業機Info
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- JPH09155803A JPH09155803A JP7320705A JP32070595A JPH09155803A JP H09155803 A JPH09155803 A JP H09155803A JP 7320705 A JP7320705 A JP 7320705A JP 32070595 A JP32070595 A JP 32070595A JP H09155803 A JPH09155803 A JP H09155803A
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- JP
- Japan
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- prime mover
- main body
- cutter
- pulley
- sprocket wheel
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 19
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 14
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F3/00—Associations of tools for different working operations with one portable power-drive means; Adapters therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B17/00—Chain saws; Equipment therefor
- B27B17/0016—Devices to adapt the chain saw for other purposes, e.g. drilling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Sawing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原動機が配備されている本体部をそのままに
して機能替えを迅速に行うことができるようにして、緊
急時等に有効に活用することができるようになす。 【解決手段】 原動機７と、この原動機７が配備される
とともに、少なくとも二種類の作業部４０，５０が選択
的に取着される本体部２と、を具備し、前記原動機７の
動力を前記作業部４０，５０に伝達すべく、前記原動機
７の出力軸１５に少なくとも二種類の回転伝動部材２
５，３０が一体回転自在に連結されてなる。
して機能替えを迅速に行うことができるようにして、緊
急時等に有効に活用することができるようになす。 【解決手段】 原動機７と、この原動機７が配備される
とともに、少なくとも二種類の作業部４０，５０が選択
的に取着される本体部２と、を具備し、前記原動機７の
動力を前記作業部４０，５０に伝達すべく、前記原動機
７の出力軸１５に少なくとも二種類の回転伝動部材２
５，３０が一体回転自在に連結されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型空冷２サイク
ルガソリンエンジンや電動モーター等の原動機を備えた
動力作業機に係り、例えばカッターディスクあるいはソ
ーチェーン等を備えた作業部を付け替えることによって
エンジンカッター／チェーンソー兼用機等として使用で
きるようにした動力作業機に関する。
ルガソリンエンジンや電動モーター等の原動機を備えた
動力作業機に係り、例えばカッターディスクあるいはソ
ーチェーン等を備えた作業部を付け替えることによって
エンジンカッター／チェーンソー兼用機等として使用で
きるようにした動力作業機に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンカッターやチェーンソー等の可
搬式動力作業機においては、原動機として同程度の出力
の小型空冷２サイクルガソリンエンジンや電動モーター
等が使用されるとともに、ハンドル等の位置や形状も共
通のものでよいことが多い。ところが、原動機の動力を
作業要素であるカッターディスクやソーチェーン等に伝
達するには、エンジンカッターでは通常ベルト式巻掛伝
動機構が用いられるのに対し、チェーンソーでは作業要
素となるソーチェーン自体がチェーン式の巻掛伝動機構
の伝動部材として使用される。
搬式動力作業機においては、原動機として同程度の出力
の小型空冷２サイクルガソリンエンジンや電動モーター
等が使用されるとともに、ハンドル等の位置や形状も共
通のものでよいことが多い。ところが、原動機の動力を
作業要素であるカッターディスクやソーチェーン等に伝
達するには、エンジンカッターでは通常ベルト式巻掛伝
動機構が用いられるのに対し、チェーンソーでは作業要
素となるソーチェーン自体がチェーン式の巻掛伝動機構
の伝動部材として使用される。
【０００３】従来において、原動機が配備されている本
体部をそのままにして作業機の機能替えを行うには、例
えばエンジンカッターとして使用される動力作業機をチ
ェーンソーとして使用するには、前記本体部から保護カ
バーやエンジンカッターの作業部を構成するカッターデ
ィスク、ブレードカバー、支持アーム等（カッターディ
スクセット）を取り外すとともに、原動機の出力軸から
プーリーを取り外し、該プーリーに代えてスプロケット
ホイールを前記原動機の出力軸に取り付けるとともに、
チェーンソーの作業部を構成するソーチェーン、ガイド
バー等（ソーチェーンセット）を前記本体部に取り付け
るようにされる。
体部をそのままにして作業機の機能替えを行うには、例
えばエンジンカッターとして使用される動力作業機をチ
ェーンソーとして使用するには、前記本体部から保護カ
バーやエンジンカッターの作業部を構成するカッターデ
ィスク、ブレードカバー、支持アーム等（カッターディ
スクセット）を取り外すとともに、原動機の出力軸から
プーリーを取り外し、該プーリーに代えてスプロケット
ホイールを前記原動機の出力軸に取り付けるとともに、
チェーンソーの作業部を構成するソーチェーン、ガイド
バー等（ソーチェーンセット）を前記本体部に取り付け
るようにされる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の作業
機の機能替え、特に、前記原動機の出力軸に対する前記
プーリー及びスプロケットホイールの取り付け取り外し
は、それらが強固に固定され、しかも、通常は遠心クラ
ッチが介装されていることもあって、極めて面倒であ
り、多大な手間と時間を要するという問題があった。そ
のため、例えば地震等の災害時において家屋の下敷きに
なっている人を救出する際等の緊急時に、エンジンカッ
ターからチェーンソーへと、また、その逆にチェーンソ
ーからエンジンカッターへと機能を替えて使用すること
ができず、一台の作業機（の本体部分）を有効に活用す
ることができなかった。
機の機能替え、特に、前記原動機の出力軸に対する前記
プーリー及びスプロケットホイールの取り付け取り外し
は、それらが強固に固定され、しかも、通常は遠心クラ
ッチが介装されていることもあって、極めて面倒であ
り、多大な手間と時間を要するという問題があった。そ
のため、例えば地震等の災害時において家屋の下敷きに
なっている人を救出する際等の緊急時に、エンジンカッ
ターからチェーンソーへと、また、その逆にチェーンソ
ーからエンジンカッターへと機能を替えて使用すること
ができず、一台の作業機（の本体部分）を有効に活用す
ることができなかった。
【０００５】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、原動機が配備され
ている本体部をそのままにして機能替えを迅速に行うこ
とができるようにし、緊急時等に有効に活用することが
できるようにされた動力作業機を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、原動機が配備され
ている本体部をそのままにして機能替えを迅速に行うこ
とができるようにし、緊急時等に有効に活用することが
できるようにされた動力作業機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る動力作業機は、原動機と、該原動機が
配備されるとともに、少なくとも二種類の作業部が選択
的に取着される本体部とを具備し、前記原動機の動力を
前記作業部に伝達すべく、前記原動機の出力軸に少なく
とも二種類の回転伝動部材が一体回転自在に連結されて
いることを特徴としている。本発明に係る動力作業機の
好ましい態様としては、前記作業部がカッターディスク
セットとソーチェ−ンセットであるもの、また、前記回
転伝動部材がプーリーとスプロケットホイールとを一体
的に組み合わせてあるもの、さらに、少なくとも二種類
の回転伝動部材と遠心クラッチドラムとが一体的に連結
されているもの、等が挙げられる。
く、本発明に係る動力作業機は、原動機と、該原動機が
配備されるとともに、少なくとも二種類の作業部が選択
的に取着される本体部とを具備し、前記原動機の動力を
前記作業部に伝達すべく、前記原動機の出力軸に少なく
とも二種類の回転伝動部材が一体回転自在に連結されて
いることを特徴としている。本発明に係る動力作業機の
好ましい態様としては、前記作業部がカッターディスク
セットとソーチェ−ンセットであるもの、また、前記回
転伝動部材がプーリーとスプロケットホイールとを一体
的に組み合わせてあるもの、さらに、少なくとも二種類
の回転伝動部材と遠心クラッチドラムとが一体的に連結
されているもの、等が挙げられる。
【０００７】このような構成とされた本発明の動力作業
機においては、原動機の出力軸に少なくとも二種類の回
転伝動部材、例えばプーリーとスプロケットホイールと
が一体回転自在に連結されているので、例えば、エンジ
ンカッターとして機能していた状態からチェーンソーと
して機能する状態に変更するには、作業機本体部から保
護カバーとエンジンカッターの作業部を構成するカッタ
ー、ブレードカバー、支持アーム等からなるカッターデ
ィスクセットをユニットとして取り外すとともに、前記
プーリーからベルトを外し、チェーンソーの作業部を構
成するソーチェーン、ガイドバー等からなるソーチェー
ンセットを前記本体部に取り付けるとともに、ソーチェ
ーンを前記スプロケットホイールに巻き掛ければ済み、
従来のもののように、原動機の出力軸からプーリーを取
り外し、該プーリーに代えてスプロケットホイールを前
記原動機の出力軸に取り付けるという面倒な作業を行わ
なくてよいので、原動機が配備されている本体部をその
ままにして機能替えを迅速に行うことができ、緊急時等
に一台の動力作業機を有効に活用することができる。
機においては、原動機の出力軸に少なくとも二種類の回
転伝動部材、例えばプーリーとスプロケットホイールと
が一体回転自在に連結されているので、例えば、エンジ
ンカッターとして機能していた状態からチェーンソーと
して機能する状態に変更するには、作業機本体部から保
護カバーとエンジンカッターの作業部を構成するカッタ
ー、ブレードカバー、支持アーム等からなるカッターデ
ィスクセットをユニットとして取り外すとともに、前記
プーリーからベルトを外し、チェーンソーの作業部を構
成するソーチェーン、ガイドバー等からなるソーチェー
ンセットを前記本体部に取り付けるとともに、ソーチェ
ーンを前記スプロケットホイールに巻き掛ければ済み、
従来のもののように、原動機の出力軸からプーリーを取
り外し、該プーリーに代えてスプロケットホイールを前
記原動機の出力軸に取り付けるという面倒な作業を行わ
なくてよいので、原動機が配備されている本体部をその
ままにして機能替えを迅速に行うことができ、緊急時等
に一台の動力作業機を有効に活用することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２は本発明に係る動力
作業機の一実施形態をエンジンカッターとして機能する
状態で示し、図３及び図４は前記一実施形態をチェーン
ソーとして機能する状態で示している。図１及び図２に
示されるエンジンカッターとしての動力作業機１は、原
動機としての小型空冷２サイクルガソリンエンジン７が
略中央部に配備された本体部２を備えている。該本体部
２の後部には後ハンドル５が取り付けられ、該後ハンド
ル５には、スロットルトリガ１３及びその安全ロックレ
バー１２が設けられている。前記スロットルトリガ１３
は、前記安全ロックレバー１２を押した状態でないと作
動操作できない構成になっている。また、前記本体部２
の中央下部から前部の上方にかけては前ハンドル６が配
設されている。
作業機の一実施形態をエンジンカッターとして機能する
状態で示し、図３及び図４は前記一実施形態をチェーン
ソーとして機能する状態で示している。図１及び図２に
示されるエンジンカッターとしての動力作業機１は、原
動機としての小型空冷２サイクルガソリンエンジン７が
略中央部に配備された本体部２を備えている。該本体部
２の後部には後ハンドル５が取り付けられ、該後ハンド
ル５には、スロットルトリガ１３及びその安全ロックレ
バー１２が設けられている。前記スロットルトリガ１３
は、前記安全ロックレバー１２を押した状態でないと作
動操作できない構成になっている。また、前記本体部２
の中央下部から前部の上方にかけては前ハンドル６が配
設されている。
【０００９】前記エンジン７のクランクケース９にはベ
アリング２２を介してクランクシャフト１５が軸支され
ており、該クランクシャフト１５には、出力端側の基部
にオイルポンプ（図示せず）駆動用のギヤ２３、スラス
ト板２４が順次外嵌され、それらより更に外方にニード
ルベアリング２６が外嵌され、このニードルベアリング
２６の外周側及び前記クランクシャフト１５における前
記ニードルベアリング２６より先端側にわたって、図５
に示される如くの回転伝動組立体１０が一体回転自在に
連結されている。
アリング２２を介してクランクシャフト１５が軸支され
ており、該クランクシャフト１５には、出力端側の基部
にオイルポンプ（図示せず）駆動用のギヤ２３、スラス
ト板２４が順次外嵌され、それらより更に外方にニード
ルベアリング２６が外嵌され、このニードルベアリング
２６の外周側及び前記クランクシャフト１５における前
記ニードルベアリング２６より先端側にわたって、図５
に示される如くの回転伝動組立体１０が一体回転自在に
連結されている。
【００１０】この回転伝動組立体１０は、前記ニードル
ベアリング２６に外嵌固定せしめられた星型のスプロケ
ットホイール２５と、該スプロケットホイール２５の延
長スリーブ部２５ａに圧入されて外嵌固定されたＶベル
ト駆動プーリー３０と、遠心クラッチ２０とからなって
いる。前記遠心クラッチ２０のクラッチドラム２０ａに
前記駆動プーリー３０の前記スプロケットホイール２５
側とは反対側の側部が連結固定されており、前記スプロ
ケットホイール２５、前記駆動プーリー３０、及び前記
クラッチドラム２０ａは一体に回動するようにされてお
り、前記遠心クラッチ２０の遠心シュー２０ｃの取付ボ
ス部２０ｂが前記クランクシャフト１５の先端雄ねじ部
１５ａに螺着固定されている。
ベアリング２６に外嵌固定せしめられた星型のスプロケ
ットホイール２５と、該スプロケットホイール２５の延
長スリーブ部２５ａに圧入されて外嵌固定されたＶベル
ト駆動プーリー３０と、遠心クラッチ２０とからなって
いる。前記遠心クラッチ２０のクラッチドラム２０ａに
前記駆動プーリー３０の前記スプロケットホイール２５
側とは反対側の側部が連結固定されており、前記スプロ
ケットホイール２５、前記駆動プーリー３０、及び前記
クラッチドラム２０ａは一体に回動するようにされてお
り、前記遠心クラッチ２０の遠心シュー２０ｃの取付ボ
ス部２０ｂが前記クランクシャフト１５の先端雄ねじ部
１５ａに螺着固定されている。
【００１１】以上はエンジンカッター／チェーンソー兼
用機として使用する場合の共通部であり、本実施形態の
エンジンカッターとしての動力作業機１は、前記に加え
て、前記本体部２の出力端側（図示例では機体右側）に
保護カバー３２が取り付けられるとともに、カッターデ
ィスクセット４０が取り付けられる。前記保護カバー３
２は、後半部３２ａが前記回転伝動組立体１０部分を覆
い、前半部３２ｂが前記カッターディスクセット４０の
取り付け基部を覆うようにされている。
用機として使用する場合の共通部であり、本実施形態の
エンジンカッターとしての動力作業機１は、前記に加え
て、前記本体部２の出力端側（図示例では機体右側）に
保護カバー３２が取り付けられるとともに、カッターデ
ィスクセット４０が取り付けられる。前記保護カバー３
２は、後半部３２ａが前記回転伝動組立体１０部分を覆
い、前半部３２ｂが前記カッターディスクセット４０の
取り付け基部を覆うようにされている。
【００１２】前記カッターディスクセット４０は、例え
ば実公平５−１８０８４号公報に示されている如く、箱
型構造の支持アーム４２と、該支持アーム４２の前端部
に取り付けられたブレードカバー４５と、このブレード
カバー４５に前記本体部２側の約半分が覆われた円板状
のカッターディスク４７と、該カッターディスク４７に
連結固定されるとともに前記支持アーム４２の前端部に
軸支された前記クランクシャフト１５側の駆動プーリー
３０よりも大径のＶベルト従動プーリー４６と、これ等
二つのプーリー３０，４６間に巻き掛けられたＶベルト
４１とからなっており、前記保護カバー３２の前半部３
２ｂ及び前記支持アーム４２の後部は、前記本体部２に
植立された植込ボルト３６，３６及びナット３７，３７
により、スペーサを兼ねる当て板４２ａ，４２ｂを介し
て共締めされて前記本体部２に脱着可能に取り付けられ
ている。
ば実公平５−１８０８４号公報に示されている如く、箱
型構造の支持アーム４２と、該支持アーム４２の前端部
に取り付けられたブレードカバー４５と、このブレード
カバー４５に前記本体部２側の約半分が覆われた円板状
のカッターディスク４７と、該カッターディスク４７に
連結固定されるとともに前記支持アーム４２の前端部に
軸支された前記クランクシャフト１５側の駆動プーリー
３０よりも大径のＶベルト従動プーリー４６と、これ等
二つのプーリー３０，４６間に巻き掛けられたＶベルト
４１とからなっており、前記保護カバー３２の前半部３
２ｂ及び前記支持アーム４２の後部は、前記本体部２に
植立された植込ボルト３６，３６及びナット３７，３７
により、スペーサを兼ねる当て板４２ａ，４２ｂを介し
て共締めされて前記本体部２に脱着可能に取り付けられ
ている。
【００１３】一方、図３及び図４に示されるチェーンソ
ーとしての動力作業機１’は、前記した図１及び図２に
示されるエンジンカッターとしての動力作業機１と、本
体部２、エンジン７、前後のハンドル６，５、植込ボル
ト３６，３６及びナット３７，３７等は共通であるが、
前記保護カバー３２及びカッターディスクセット４０に
代えて、前記本体部２に保護カバー３４が取り付けられ
るとともに、ソーチェーンセット５０が取り付けられ
る。前記保護カバー３４は、後半部３４ａが前記回転伝
動組立体１０部分を覆い、前半部３４ｂが前記ソーチェ
ーンセット５０の後部を覆うようにされている。
ーとしての動力作業機１’は、前記した図１及び図２に
示されるエンジンカッターとしての動力作業機１と、本
体部２、エンジン７、前後のハンドル６，５、植込ボル
ト３６，３６及びナット３７，３７等は共通であるが、
前記保護カバー３２及びカッターディスクセット４０に
代えて、前記本体部２に保護カバー３４が取り付けられ
るとともに、ソーチェーンセット５０が取り付けられ
る。前記保護カバー３４は、後半部３４ａが前記回転伝
動組立体１０部分を覆い、前半部３４ｂが前記ソーチェ
ーンセット５０の後部を覆うようにされている。
【００１４】前記ソーチェーンセット５０は、外周部に
支持溝５２ａが設けられた通常のチェーンソー用のガイ
ドバー５２と、ソーチェーン５１とからなっており、該
ソーチェーン５１は、通常のソーチェーンと同一のもの
であり、細長いタイリンク部材５１ａと、前記スプロケ
ットホイール２５に嵌合せしめられる三角形の爪部付き
のドライブリンク部材５１ｂとをピン連結したもので、
前記タイリンク部材５１ａの外周に突出する刃部５１ｃ
が設けられている。前記ソーチェーン５１は前記スプロ
ケットホイール２５及びガイドバー５２に巻き掛けられ
てそれ等の外周を周回するように回転移動せしめられ
る。
支持溝５２ａが設けられた通常のチェーンソー用のガイ
ドバー５２と、ソーチェーン５１とからなっており、該
ソーチェーン５１は、通常のソーチェーンと同一のもの
であり、細長いタイリンク部材５１ａと、前記スプロケ
ットホイール２５に嵌合せしめられる三角形の爪部付き
のドライブリンク部材５１ｂとをピン連結したもので、
前記タイリンク部材５１ａの外周に突出する刃部５１ｃ
が設けられている。前記ソーチェーン５１は前記スプロ
ケットホイール２５及びガイドバー５２に巻き掛けられ
てそれ等の外周を周回するように回転移動せしめられ
る。
【００１５】前記保護カバー３４の前半部３４ｂの内側
にはスペーサ５５がビス５６，５６により取り付けられ
ており、前記保護カバー３４の前記スペーサ５５部分及
び前記ガイドバー５２の後部は、前記本体部２に植立さ
れた植込ボルト３６，３６及びナット３７，３７により
共締めされて前記本体部２に脱着可能に取り付けられて
いる。
にはスペーサ５５がビス５６，５６により取り付けられ
ており、前記保護カバー３４の前記スペーサ５５部分及
び前記ガイドバー５２の後部は、前記本体部２に植立さ
れた植込ボルト３６，３６及びナット３７，３７により
共締めされて前記本体部２に脱着可能に取り付けられて
いる。
【００１６】このような構成とされた本発明の動力作業
機１，１’においては、エンジン７のクランクシャフト
１５にプーリー３０、スプロケットホイール２５及び遠
心クラッチ２０からなる回転伝動組立体１０が一体回転
自在に連結されているので、エンジンカッター１として
機能していた状態からチェーンソー１’として機能する
状態に変更するには、本体部２から保護カバー３２とカ
ッターディスク４７、ブレードカバー４５、支持アーム
４２等からなるカッターディスクセット４０をユニット
として取り外すとともに、前記プーリー３０から前記Ｖ
ベルト４１を外し、ソーチェーン５１、ガイドバー５２
等からなるソーチェーンセット５０を前記本体部に取り
付けるとともに、前記ソーチェーン５１を前記スプロケ
ットホイール２５に巻き掛ければ済み、従来のもののよ
うに、エンジンのクランクシャフトからプーリーを取り
外し、該プーリーに代えてスプロケットホイールを前記
クランクシャフトに取り付けるという面倒な作業を行わ
なくてよいので、エンジン７が配備されている本体部２
をそのままにして機能替えを迅速に行うことができ、緊
急時等に一台の動力作業機を有効に活用することができ
る。
機１，１’においては、エンジン７のクランクシャフト
１５にプーリー３０、スプロケットホイール２５及び遠
心クラッチ２０からなる回転伝動組立体１０が一体回転
自在に連結されているので、エンジンカッター１として
機能していた状態からチェーンソー１’として機能する
状態に変更するには、本体部２から保護カバー３２とカ
ッターディスク４７、ブレードカバー４５、支持アーム
４２等からなるカッターディスクセット４０をユニット
として取り外すとともに、前記プーリー３０から前記Ｖ
ベルト４１を外し、ソーチェーン５１、ガイドバー５２
等からなるソーチェーンセット５０を前記本体部に取り
付けるとともに、前記ソーチェーン５１を前記スプロケ
ットホイール２５に巻き掛ければ済み、従来のもののよ
うに、エンジンのクランクシャフトからプーリーを取り
外し、該プーリーに代えてスプロケットホイールを前記
クランクシャフトに取り付けるという面倒な作業を行わ
なくてよいので、エンジン７が配備されている本体部２
をそのままにして機能替えを迅速に行うことができ、緊
急時等に一台の動力作業機を有効に活用することができ
る。
【００１７】なお、チェーンソー１’として機能してい
た状態からエンジンカッター１として機能する状態に変
更するには、前記とは逆の手順で取り外し及び取り付け
を行えばよい。以上、本発明の一実施形態について詳述
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱
しない範囲で、設計において、種々の変更ができるもの
である。
た状態からエンジンカッター１として機能する状態に変
更するには、前記とは逆の手順で取り外し及び取り付け
を行えばよい。以上、本発明の一実施形態について詳述
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱
しない範囲で、設計において、種々の変更ができるもの
である。
【００１８】例えば、前記実施形態では、クランクシャ
フトにプーリーとスプロケットホイールとを一体化して
嵌着するようになっているが、それに代えて形状や寸法
の異なるプーリー同士、あるいはスプロケットホイール
同士を取り付けるようにしてもよい。また、作業部とし
ては、カッターディスクセットやソーチェ−ンセットに
限らず、他のものを取り付けるようにしてもよい。
フトにプーリーとスプロケットホイールとを一体化して
嵌着するようになっているが、それに代えて形状や寸法
の異なるプーリー同士、あるいはスプロケットホイール
同士を取り付けるようにしてもよい。また、作業部とし
ては、カッターディスクセットやソーチェ−ンセットに
限らず、他のものを取り付けるようにしてもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の動力作業機によれば、原動機の出力軸に少なくとも
二種類の回転伝動部材、例えばプーリーとスプロケット
ホイールとが一体回転自在に連結されているので、例え
ば、エンジンカッターとして機能していた状態からチェ
ーンソーとして機能する状態に変更するには、作業機本
体部から保護カバーとエンジンカッターの作業部を構成
するカッターディスク、ブレードカバー、支持アーム等
からなるカッターディスクセットをユニットとして取り
外すとともに、前記プーリーからベルトを外し、チェー
ンソーの作業部を構成するソーチェーン、ガイドバー等
からなるソーチェーンセットを前記本体部に取り付ける
とともに、ソーチェーンを前記スプロケットホイールに
巻き掛ければ済み、従来のもののように、原動機の出力
軸からプーリーを取り外し、該プーリーに代えてスプロ
ケットホイールを前記原動機の出力軸に取り付けるとい
った面倒な作業を行わなくてよいので、原動機が配備さ
れている本体部をそのままにして機能替えを迅速に行う
ことができ、緊急時等に一台の動力作業機を有効に活用
することができるという優れた効果を奏する。
明の動力作業機によれば、原動機の出力軸に少なくとも
二種類の回転伝動部材、例えばプーリーとスプロケット
ホイールとが一体回転自在に連結されているので、例え
ば、エンジンカッターとして機能していた状態からチェ
ーンソーとして機能する状態に変更するには、作業機本
体部から保護カバーとエンジンカッターの作業部を構成
するカッターディスク、ブレードカバー、支持アーム等
からなるカッターディスクセットをユニットとして取り
外すとともに、前記プーリーからベルトを外し、チェー
ンソーの作業部を構成するソーチェーン、ガイドバー等
からなるソーチェーンセットを前記本体部に取り付ける
とともに、ソーチェーンを前記スプロケットホイールに
巻き掛ければ済み、従来のもののように、原動機の出力
軸からプーリーを取り外し、該プーリーに代えてスプロ
ケットホイールを前記原動機の出力軸に取り付けるとい
った面倒な作業を行わなくてよいので、原動機が配備さ
れている本体部をそのままにして機能替えを迅速に行う
ことができ、緊急時等に一台の動力作業機を有効に活用
することができるという優れた効果を奏する。
【図１】本発明に係る動力作業機の一実施形態をエンジ
ンカッターとして機能する状態で示す、保護カバーを取
り外した一部切欠概略側面図。
ンカッターとして機能する状態で示す、保護カバーを取
り外した一部切欠概略側面図。
【図２】図１の要部拡大水平断面図。
【図３】本発明に係る動力作業機の一実施形態をエンジ
ンカッターとして機能する状態で示す、保護カバーを取
り外した一部切欠概略側面図。
ンカッターとして機能する状態で示す、保護カバーを取
り外した一部切欠概略側面図。
【図４】図３の要部拡大水平断面図。
【図５】図１乃至図４の回転伝動組立体を示す一部切欠
斜視図。
斜視図。
１…動力作業機（エンジンカッター） １’…動力作業機（チェーンソー） ２…本体部 ７…エンジン（原動機） １５…クランクシャフト（出力軸） ２０…遠心クラッチ ２５…スプロケットホイール（回転伝動部材） ３０…プーリー（回転伝動部材） ４０…作業部（カッターディスクセット） ５０…作業部（ソーチェーンセット）
Claims (4)
- 【請求項１】 原動機７と、該原動機７が配備されると
ともに、少なくとも二種類の作業部４０，５０が選択的
に取着される本体部２とを具備し、前記原動機７の動力
を前記作業部４０，５０に伝達すべく、前記原動機７の
出力軸１５に少なくとも二種類の回転伝動部材２５，３
０が一体回転自在に連結されていることを特徴とする動
力作業機。 - 【請求項２】 前記作業部が、カッターディスクセット
４０とソーチェ−ンセット５０であることを特徴とする
請求項１に記載の動力作業機。 - 【請求項３】 前記回転伝動部材がプーリー３０とスプ
ロケットホイール２５とを一体的に組み合わせたもので
あることを特徴とする請求項１又は２に記載の動力作業
機。 - 【請求項４】 少なくとも二種類の回転伝動部材２５，
３０と遠心クラッチドラム２０ａとが一体的に連結され
ていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項
に記載の動力作業機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7320705A JPH09155803A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 動力作業機 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7320705A JPH09155803A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 動力作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155803A true JPH09155803A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18124416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7320705A Pending JPH09155803A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 動力作業機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH09155803A (ja) |
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