JPH09147381A - 情報読み取り装置 - Google Patents
情報読み取り装置Info
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- JPH09147381A JPH09147381A JP7328302A JP32830295A JPH09147381A JP H09147381 A JPH09147381 A JP H09147381A JP 7328302 A JP7328302 A JP 7328302A JP 32830295 A JP32830295 A JP 32830295A JP H09147381 A JPH09147381 A JP H09147381A
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0943—Methods and circuits for performing mathematical operations on individual detector segment outputs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/094—Methods and circuits for servo offset compensation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/12—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明による情報読み取り装置は、トラッキ
ングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、トラ
ッキング信号以外の情報の読み取りが確実に読み取る方
法を提供するものである。 【解決手段】 情報読み取り装置のトラッキング制御に
関し異種の検出手段を有し、主たるサーボ制御信号とは
異なる検出信号からの低域成分を前記主たるサーボ制御
信号に加算してなることを特徴とする情報読み取り装
置。
ングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、トラ
ッキング信号以外の情報の読み取りが確実に読み取る方
法を提供するものである。 【解決手段】 情報読み取り装置のトラッキング制御に
関し異種の検出手段を有し、主たるサーボ制御信号とは
異なる検出信号からの低域成分を前記主たるサーボ制御
信号に加算してなることを特徴とする情報読み取り装
置。
Description
【０００２】
【０００１】
【０００３】
【産業上の利用分野】本発明は情報読み取り装置に関
し、特にピックアップ情報読み取り点の位置移動をなす
アクチュエータの制御装置に関する。
し、特にピックアップ情報読み取り点の位置移動をなす
アクチュエータの制御装置に関する。
【０００４】
【０００２】
【０００５】
【従来の技術】従来から、知られているように光学式情
報読み取り装置は、光源から出射されたレーザビーム
を、対物レンズにより収束させて、情報検出点を情報媒
体である光ディスク（ＣＤディスク，ＣＤ−Ｒディスク
など）上に形成し、情報の記録や、その光ディスクから
の反射光を受光することにより、記録されている情報の
読み取り及び、アクチュエータのフォーカス、トラッキ
ング制御を行っている。
報読み取り装置は、光源から出射されたレーザビーム
を、対物レンズにより収束させて、情報検出点を情報媒
体である光ディスク（ＣＤディスク，ＣＤ−Ｒディスク
など）上に形成し、情報の記録や、その光ディスクから
の反射光を受光することにより、記録されている情報の
読み取り及び、アクチュエータのフォーカス、トラッキ
ング制御を行っている。
【０００６】以下、第６図を参照して、ＤＰＰ（ディフ
ァレンシャルプッシュプル）法による、光学式トラッキ
ングサーボ回路について説明する。ディスクに対して、
主に情報の読み取り、記録及びフォーカスエラー情報を
得るための主ビームと、トラッキングエラー情報を得る
ための２つの副ビームが照射され、その反射光が、主検
出器１及び副検出器２，３で受光される。３つのレーザ
反射光の内、主ビームの反射光は受光面ａ，ｂ，ｃ，ｄ
を有する主検出器１で検出される。また、２つの副ビー
ムの反射光は受光面ｅ，ｆを有する副検出器２及び受光
面ｇ，ｈを有する副検出器３で各々検出される。
ァレンシャルプッシュプル）法による、光学式トラッキ
ングサーボ回路について説明する。ディスクに対して、
主に情報の読み取り、記録及びフォーカスエラー情報を
得るための主ビームと、トラッキングエラー情報を得る
ための２つの副ビームが照射され、その反射光が、主検
出器１及び副検出器２，３で受光される。３つのレーザ
反射光の内、主ビームの反射光は受光面ａ，ｂ，ｃ，ｄ
を有する主検出器１で検出される。また、２つの副ビー
ムの反射光は受光面ｅ，ｆを有する副検出器２及び受光
面ｇ，ｈを有する副検出器３で各々検出される。
【０００７】
【０００３】次に、トラッキングエラー信号生成回路
は、副検出器２の受光面ｅ，ｆの出力信号が入力され、
出力ｅから出力ｆを減算して第１差信号を出力する第１
減算器４と、副検出器３の受光面ｇ，ｈの出力信号が入
力され、出力ｇから出力ｈを減算して第２差信号を出力
する第２減算器５と、主検出器１の受光面ａ，ｂ，ｃ，
ｄの出力信号が入力され、（出力ａ＋出力ｂ）−（出力
ｃ＋出力ｄ）を演算して演算信号を出力する演算器６
と、第１差信号と第２差信号を加算して加算信号を出力
する加算器７と、加算信号を所定の定数Ｋ倍して乗算信
号として出力する乗算器８と、演算信号から乗算信号を
減算してトラッキングエラー信号を出力する第３減算器
９とを備えている。
は、副検出器２の受光面ｅ，ｆの出力信号が入力され、
出力ｅから出力ｆを減算して第１差信号を出力する第１
減算器４と、副検出器３の受光面ｇ，ｈの出力信号が入
力され、出力ｇから出力ｈを減算して第２差信号を出力
する第２減算器５と、主検出器１の受光面ａ，ｂ，ｃ，
ｄの出力信号が入力され、（出力ａ＋出力ｂ）−（出力
ｃ＋出力ｄ）を演算して演算信号を出力する演算器６
と、第１差信号と第２差信号を加算して加算信号を出力
する加算器７と、加算信号を所定の定数Ｋ倍して乗算信
号として出力する乗算器８と、演算信号から乗算信号を
減算してトラッキングエラー信号を出力する第３減算器
９とを備えている。
【０００８】なお、乗算器８の乗数Ｋは、主検出器１と
副検出器２、３との光量比によって決定される。
副検出器２、３との光量比によって決定される。
【０００９】そして、第３減算器９が出力したトラッキ
ングエラー信号は、情報検出点である主ビームの情報ト
ラックに対するずれを示すものであり、このトラッキン
グエラー信号が、ドライバ１３に入力され、ドライバ１
３の出力信号により、アクチュエータがトラッキング制
御される。
ングエラー信号は、情報検出点である主ビームの情報ト
ラックに対するずれを示すものであり、このトラッキン
グエラー信号が、ドライバ１３に入力され、ドライバ１
３の出力信号により、アクチュエータがトラッキング制
御される。
【００１０】なお、ＤＰＰ法は、特願昭５９−２１５８
６０号に詳しく記載されている。
６０号に詳しく記載されている。
【００１１】
【０００４】
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＣＤ−Ｒデ
ィスクは、図２のように、プリグルーブというピットを
記録する案内溝があり、このプリグルーブは中心周波数
２２．０５ＫＨｚのうねりを持っている。このうねりの
中心周波数をＦＭ変調し、ピット未記録状態での絶対番
地情報（ＡＴＩＰ）が記録されている。
ィスクは、図２のように、プリグルーブというピットを
記録する案内溝があり、このプリグルーブは中心周波数
２２．０５ＫＨｚのうねりを持っている。このうねりの
中心周波数をＦＭ変調し、ピット未記録状態での絶対番
地情報（ＡＴＩＰ）が記録されている。
【００１３】このＡＴＩＰ信号は、上記した演算信号、
すなわち主検出器１の左右領域の差信号（（出力ａ＋出
力ｂ）−（出力ｃ＋出力ｄ））のエンベロープを取り出
すことで得られる。
すなわち主検出器１の左右領域の差信号（（出力ａ＋出
力ｂ）−（出力ｃ＋出力ｄ））のエンベロープを取り出
すことで得られる。
【００１４】通常、検出器、たとえば主検出器１の縦方
向分割線と主ビームの反射光の光軸中心は、一致するよ
うに調整されているものであるが、調整誤差や温度変化
により、光軸中心が図３（ｂ）から図３（ａ）のように
横方向に変位することがある。このような状態で、ピッ
トが記録済みのＣＤ−ＲディスクからＡＴＩＰ情報を読
み出すと、ＡＴＩＰ情報に記録済みピットのＲＦ信号が
のってしまい、ＡＴＩＰ情報が検出しずらくなる。具体
的には、図３（ａ）のように、主検出器１上縦分割線
（縦は図６上下方向を指す。）と、反射光の光軸中心が
ずれると、図４（ａ）に示される差信号が取り出され
る。この差信号には、ＡＴＩＰ情報に比べ周波数の高
い、ピットによるＲＦ信号がのっている。このＲＦ信号
は、分割線と光軸中心が一致していれば、図４（ｂ）の
ように差信号上では、打ち消しあって発生しないもので
あるが、光軸中心がずれているために、ピット上を情報
検出点が通過するとき、ピット信号が差信号上にあらわ
れるために、発生するものである。このように、差信号
に、ピットによるＲＦ信号がのってしまうと、ＡＴＩＰ
情報に対して、ＲＦ信号がノイズとなってしまい、ＡＴ
ＩＰ情報を読み誤る可能性がでてくる。
向分割線と主ビームの反射光の光軸中心は、一致するよ
うに調整されているものであるが、調整誤差や温度変化
により、光軸中心が図３（ｂ）から図３（ａ）のように
横方向に変位することがある。このような状態で、ピッ
トが記録済みのＣＤ−ＲディスクからＡＴＩＰ情報を読
み出すと、ＡＴＩＰ情報に記録済みピットのＲＦ信号が
のってしまい、ＡＴＩＰ情報が検出しずらくなる。具体
的には、図３（ａ）のように、主検出器１上縦分割線
（縦は図６上下方向を指す。）と、反射光の光軸中心が
ずれると、図４（ａ）に示される差信号が取り出され
る。この差信号には、ＡＴＩＰ情報に比べ周波数の高
い、ピットによるＲＦ信号がのっている。このＲＦ信号
は、分割線と光軸中心が一致していれば、図４（ｂ）の
ように差信号上では、打ち消しあって発生しないもので
あるが、光軸中心がずれているために、ピット上を情報
検出点が通過するとき、ピット信号が差信号上にあらわ
れるために、発生するものである。このように、差信号
に、ピットによるＲＦ信号がのってしまうと、ＡＴＩＰ
情報に対して、ＲＦ信号がノイズとなってしまい、ＡＴ
ＩＰ情報を読み誤る可能性がでてくる。
【００１５】そこで、本発明は検出器上の分割線と、情
報媒体からの反射光の光軸のずれを抑えるように、アク
チュエータを位置制御することを目的とする。
報媒体からの反射光の光軸のずれを抑えるように、アク
チュエータを位置制御することを目的とする。
【００１６】
【０００５】
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために考えられたもので、情報読み取り装
置において、情報媒体に読み取り光を収束させて情報検
出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動するこ
とにより情報検出点を位置制御するアクチュエータと、
情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点のずれを
示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエ
ラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光する受光
部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラックに
対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号検出
手段により得られた低域信号をトラッキングエラー信号
と加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アク
チュエータを駆動する駆動手段からなる。
題を解決するために考えられたもので、情報読み取り装
置において、情報媒体に読み取り光を収束させて情報検
出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動するこ
とにより情報検出点を位置制御するアクチュエータと、
情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点のずれを
示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエ
ラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光する受光
部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラックに
対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号検出
手段により得られた低域信号をトラッキングエラー信号
と加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アク
チュエータを駆動する駆動手段からなる。
【００１８】また、情報媒体に読み取り光を収束させて
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段とを
有し、情報媒体から読み出す信号に応じて、制御手段が
選択的に低域信号の供給を行なうように構成される。
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段とを
有し、情報媒体から読み出す信号に応じて、制御手段が
選択的に低域信号の供給を行なうように構成される。
【００１９】さらには、情報媒体がＣＤ−Ｒディスクで
あり、読み出す信号がＡＴＩＰ情報であるとき、制御手
段は加算手段に低域信号を供給するように構成される。
あり、読み出す信号がＡＴＩＰ情報であるとき、制御手
段は加算手段に低域信号を供給するように構成される。
【００２０】また、情報媒体に読み取り光を収束させて
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段と、
再生する情報記録媒体の種類を判別する判別手段とを有
し、判別手段の判別結果に応じて制御手段が選択的に低
域信号の供給を行うように構成される。
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段と、
再生する情報記録媒体の種類を判別する判別手段とを有
し、判別手段の判別結果に応じて制御手段が選択的に低
域信号の供給を行うように構成される。
【００２１】さらには、判別手段がＣＤ−Ｒディスクで
あると判別したときは、制御手段は低域信号の供給を行
い、判別手段がＣＤディスクであると判別したときは、
制御手段は低域信号の供給を行わないように構成され
る。
あると判別したときは、制御手段は低域信号の供給を行
い、判別手段がＣＤディスクであると判別したときは、
制御手段は低域信号の供給を行わないように構成され
る。
【００２２】
【０００６】
【００２３】
【作用】本発明の情報読み取り装置では、従来、光軸ず
れのためにトラッキング信号以外の、例えばＣＤ−Ｒデ
ィスクのプリグルーブ上の時間情報の読み取りが困難と
なる場合があったが、光軸ずれを示す信号による制御に
より光軸ずれの影響を抑制し、時間情報を容易に読み取
れるようにすることが出来る。
れのためにトラッキング信号以外の、例えばＣＤ−Ｒデ
ィスクのプリグルーブ上の時間情報の読み取りが困難と
なる場合があったが、光軸ずれを示す信号による制御に
より光軸ずれの影響を抑制し、時間情報を容易に読み取
れるようにすることが出来る。
【００２４】
【０００７】
【００２５】
【実施例】以下、本発明の実施の形態の詳細な図面に基
づいて説明する。なお、以下に説明する図１において、
図６と共通する部分は同一符号を付し重複する説明を省
略する。
づいて説明する。なお、以下に説明する図１において、
図６と共通する部分は同一符号を付し重複する説明を省
略する。
【００２６】図６と異なる箇所は、ローパスフィルタ１
０、スイッチ１１及び加算器１２が加わっていることで
ある。
０、スイッチ１１及び加算器１２が加わっていることで
ある。
【００２７】まず、ローパスフィルタ１０は、演算器６
が出力した演算信号が入力され、演算信号の低域成分を
出力する。このローパスフィルタ１０のカットオフ周波
数は、ディスクの偏心成分がカットでき、低域（低周波
数領域）成分であり検出器上縦分割線と、反射光の光軸
中心のずれ分を示す光軸ずれ信号が取り出せるように設
定される。例えば、一般的なＣＤ−Ｒプレーヤであれ
ば、約１Ｈｚ程度にカットオフ周波数を設定すればよ
い。
が出力した演算信号が入力され、演算信号の低域成分を
出力する。このローパスフィルタ１０のカットオフ周波
数は、ディスクの偏心成分がカットでき、低域（低周波
数領域）成分であり検出器上縦分割線と、反射光の光軸
中心のずれ分を示す光軸ずれ信号が取り出せるように設
定される。例えば、一般的なＣＤ−Ｒプレーヤであれ
ば、約１Ｈｚ程度にカットオフ周波数を設定すればよ
い。
【００２８】次にスイッチ１１は、図示しない制御手段
によって切り換え制御され、ローパスフィルタ１０の出
力信号を選択的に、加算器１２へ出力するものである。
その切り換え動作は後述する。
によって切り換え制御され、ローパスフィルタ１０の出
力信号を選択的に、加算器１２へ出力するものである。
その切り換え動作は後述する。
【００２９】そして、加算器１２は、スイッチ１１を介
してローパスフィルタ１０の出力が入力されると、その
出力をトラッキングエラー信号に加算する。
してローパスフィルタ１０の出力が入力されると、その
出力をトラッキングエラー信号に加算する。
【００３０】
【０００８】図１を用いて、具体的動作を説明する。
【００３１】ＣＤディスク，ＣＤ−Ｒディスクの再生時
など、トラッキングサーボが閉じているときの、演算信
号には約５〜１０Ｈｚ程度の周波数領域に、ディスクの
偏心分に相当する偏心信号と、ほぼ直流成分である低域
に、光軸ずれ信号が含まれている。この演算信号から、
ローパスフィルタ１０によって、偏心信号以上の成分が
とり除かれ、光軸ずれ信号が出力される。取り出された
光軸ずれ信号は、スイッチ１１と加算器１２によって選
択的に、トラッキングエラー信号に加算される。この加
算信号はアクチュエータ１４を、光軸ずれ信号がゼロに
なるように制御する。すなわち、主検出器１上縦分割線
と反射光の光軸中心のずれがゼロに近づくように、アク
チュエータ１４が制御される。
など、トラッキングサーボが閉じているときの、演算信
号には約５〜１０Ｈｚ程度の周波数領域に、ディスクの
偏心分に相当する偏心信号と、ほぼ直流成分である低域
に、光軸ずれ信号が含まれている。この演算信号から、
ローパスフィルタ１０によって、偏心信号以上の成分が
とり除かれ、光軸ずれ信号が出力される。取り出された
光軸ずれ信号は、スイッチ１１と加算器１２によって選
択的に、トラッキングエラー信号に加算される。この加
算信号はアクチュエータ１４を、光軸ずれ信号がゼロに
なるように制御する。すなわち、主検出器１上縦分割線
と反射光の光軸中心のずれがゼロに近づくように、アク
チュエータ１４が制御される。
【００３２】また、スイッチ１１が閉じられるのは、主
検出器１上縦分割線と反射光の光軸中心のずれが問題と
なるとき、例えば、未ファイナライズＣＤ−Ｒディスク
（ＴＯＣ情報が記録される前の記録可能なＣＤ−Ｒディ
スク）の再生時など、うねりで記録されているＡＴＩＰ
情報を読む必要時である。
検出器１上縦分割線と反射光の光軸中心のずれが問題と
なるとき、例えば、未ファイナライズＣＤ−Ｒディスク
（ＴＯＣ情報が記録される前の記録可能なＣＤ−Ｒディ
スク）の再生時など、うねりで記録されているＡＴＩＰ
情報を読む必要時である。
【００３３】
【０００９】逆に、ＣＤ−Ｒディスクの再生ではある
が、ファイナライズ済みＣＤ−Ｒディスク（ＴＯＣ情報
が記録され、記録の終了しているＣＤ−Ｒディスク）の
再生時などＡＴＩＰ情報の再生が必要の無い場合は、基
本的には通常のトラッキングサーボを行なえばよいた
め、スイッチ１１は制御手段により開放され、アクチュ
エータ１４はトラッキングエラー信号のみで制御される
こととなる。
が、ファイナライズ済みＣＤ−Ｒディスク（ＴＯＣ情報
が記録され、記録の終了しているＣＤ−Ｒディスク）の
再生時などＡＴＩＰ情報の再生が必要の無い場合は、基
本的には通常のトラッキングサーボを行なえばよいた
め、スイッチ１１は制御手段により開放され、アクチュ
エータ１４はトラッキングエラー信号のみで制御される
こととなる。
【００３４】なお、上記した実施例では、読み出す信号
に応じて選択的に、光軸ずれ信号をトラッキングエラー
信号に加算して、アクチュエータを制御していたが、再
生する情報媒体の種類を判別する情報媒体種類判別手段
（図示せず）の判断結果に応じて、例えば、ＣＤ−Ｒデ
ィスクの再生であれば、ＡＴＩＰ情報を必要とすること
が多いため、制御手段が光軸ずれ信号を加算器１２に供
給し、ＡＴＩＰ情報が記録されていないＣＤディスクの
再生であれば、制御手段が光軸ずれ信号の加算器１２へ
の供給を行わないようにしても良い。
に応じて選択的に、光軸ずれ信号をトラッキングエラー
信号に加算して、アクチュエータを制御していたが、再
生する情報媒体の種類を判別する情報媒体種類判別手段
（図示せず）の判断結果に応じて、例えば、ＣＤ−Ｒデ
ィスクの再生であれば、ＡＴＩＰ情報を必要とすること
が多いため、制御手段が光軸ずれ信号を加算器１２に供
給し、ＡＴＩＰ情報が記録されていないＣＤディスクの
再生であれば、制御手段が光軸ずれ信号の加算器１２へ
の供給を行わないようにしても良い。
【００３５】また、上記した実施例はトラッキングエラ
ー方法としてＤＰＰ法を用いていたが、３ビーム法、位
相差法などその他の方式でも適用可能である。
ー方法としてＤＰＰ法を用いていたが、３ビーム法、位
相差法などその他の方式でも適用可能である。
【００３６】さらに、上記した実施例では、ＣＤディス
クの再生時には、トラッキングエラー信号のみでアクチ
ュエータの制御を行なうとしたが、ナイフエッジ法など
のフォーカスエラー法を用いた場合、フォーカスエラー
情報を得る検出器上の光軸ずれは、フォーカスエラー信
号にオフセットを生じさせるため、適時ＣＤディスクの
再生時にも光軸ずれ信号をトラッキングエラー信号に加
算して、光軸ずれを抑えるようにアクチュエータ制御し
ても良い。
クの再生時には、トラッキングエラー信号のみでアクチ
ュエータの制御を行なうとしたが、ナイフエッジ法など
のフォーカスエラー法を用いた場合、フォーカスエラー
情報を得る検出器上の光軸ずれは、フォーカスエラー信
号にオフセットを生じさせるため、適時ＣＤディスクの
再生時にも光軸ずれ信号をトラッキングエラー信号に加
算して、光軸ずれを抑えるようにアクチュエータ制御し
ても良い。
【００３７】また、図５に本発明の他の実施例として、
光軸ずれ信号を生成する方法において、主検出器による
演算信号のみでなく、副検出器による信号を加えた場合
を示す。
光軸ずれ信号を生成する方法において、主検出器による
演算信号のみでなく、副検出器による信号を加えた場合
を示す。
【００３８】図１と異なる構成は、加算器１５である。
この加算器１５には演算信号と乗算器８の出力信号が入
力される。この入力された演算信号と乗算器８の出力信
号が加算された加算信号はローパスフィルタ１０に出力
される。
この加算器１５には演算信号と乗算器８の出力信号が入
力される。この入力された演算信号と乗算器８の出力信
号が加算された加算信号はローパスフィルタ１０に出力
される。
【００３９】乗算器８の出力信号の低域成分には、演算
信号と同様な光軸ずれを示す信号が含まれている。その
ため、演算信号と乗算器８の出力信号を加算した加算信
号からローパスフィルタによって得られる光軸ずれ信号
は、図１の演算信号のみによる光軸ずれ信号より大きな
値が得られる。
信号と同様な光軸ずれを示す信号が含まれている。その
ため、演算信号と乗算器８の出力信号を加算した加算信
号からローパスフィルタによって得られる光軸ずれ信号
は、図１の演算信号のみによる光軸ずれ信号より大きな
値が得られる。
【００４０】
【００１０】また、主検出器を用いず、副検出器による
信号のみにより光軸ずれ信号を生成し、アクチュエータ
の制御を行っても良い。
信号のみにより光軸ずれ信号を生成し、アクチュエータ
の制御を行っても良い。
【００４１】また、異なる検出器の信号の組み合わせで
光軸ずれ信号を生成しても良い、例えば、副検出器２の
出力ｅと副検出器３の出力ｈや、主検出器１と副検出器
２による出力によって生成してもよい。ただし、この場
合は出力のゲインを適当に調整することが必要となるこ
ともある。
光軸ずれ信号を生成しても良い、例えば、副検出器２の
出力ｅと副検出器３の出力ｈや、主検出器１と副検出器
２による出力によって生成してもよい。ただし、この場
合は出力のゲインを適当に調整することが必要となるこ
ともある。
【００４２】さらに、主検出器、副検出器の信号を用い
ることなく、その他の検出器を用いて光軸ずれを検出し
てアクチュエータの制御を行っても良い。
ることなく、その他の検出器を用いて光軸ずれを検出し
てアクチュエータの制御を行っても良い。
【００４３】
【００１１】
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。情報読み取り装置のトラッ
キングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、ト
ラッキング信号以外の情報の読み取りも確実となる。
次のような効果が得られる。情報読み取り装置のトラッ
キングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、ト
ラッキング信号以外の情報の読み取りも確実となる。
【図１】本発明の実施例のトラッキングサーボ回路のブ
ロック図を示す。
ロック図を示す。
【図２】ＣＤ−Ｒディスクの構造を示す概略図である。
【図３】主検出器上の反射光の様態を示す模式図であ
る。
る。
【図４】主検出器の差信号を示す図である。
【図５】本発明の他の実施例のトラッキングサーボ回路
のブロック図を示す。
のブロック図を示す。
【図６】従来のトラッキングサーボ回路のブロック図を
示す。
示す。
１・・・・・ 主検出器 ２・・・・・ 副検出器 ３・・・・・ 副検出器 ４・・・・・ 第１減算器 ５・・・・・ 第２減算器 ６・・・・・ 演算器 ７・・・・・ 加算器 ８・・・・・ 乗算器 ９・・・・・ 第３減算器 １０・・・・・ ローパスフィルタ １１・・・・・ スイッチ １２・・・・・ 加算器 １３・・・・・ ドライバ １４・・・・・ トラッキングアクチュエータ １５・・・・・ 加算器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１１月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は情報読み取り装置に関
し、特にピックアップ情報読み取り点の位置移動をなす
アクチュエータの制御装置に関する。
し、特にピックアップ情報読み取り点の位置移動をなす
アクチュエータの制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、知られているように光学式情
報読み取り装置は、光源から出射されたレーザビーム
を、対物レンズにより収束させて、情報検出点を情報媒
体である光ディスク（ＣＤディスク，ＣＤ−Ｒディスク
など）上に形成し、情報の記録や、その光ディスクから
の反射光を受光することにより、記録されている情報の
読み取り及び、アクチュエータのフォーカス、トラッキ
ング制御を行っている。以下、第６図を参照して、ＤＰ
Ｐ（ディファレンシャルプッシュプル）法による、光学
式トラッキングサーボ回路について説明する。ディスク
に対して、主に情報の読み取り、記録及びフォーカスエ
ラー情報を得るための主ビームと、トラッキングエラー
情報を得るための２つの副ビームが照射され、その反射
光が、主検出器１及び副検出器２，３で受光される。３
つのレーザ反射光の内、主ビームの反射光は受光面ａ，
ｂ，ｃ，ｄを有する主検出器１で検出される。また、２
つの副ビームの反射光は受光面ｅ，ｆを有する副検出器
２及び受光面ｇ，ｈを有する副検出器３で各々検出され
る。
報読み取り装置は、光源から出射されたレーザビーム
を、対物レンズにより収束させて、情報検出点を情報媒
体である光ディスク（ＣＤディスク，ＣＤ−Ｒディスク
など）上に形成し、情報の記録や、その光ディスクから
の反射光を受光することにより、記録されている情報の
読み取り及び、アクチュエータのフォーカス、トラッキ
ング制御を行っている。以下、第６図を参照して、ＤＰ
Ｐ（ディファレンシャルプッシュプル）法による、光学
式トラッキングサーボ回路について説明する。ディスク
に対して、主に情報の読み取り、記録及びフォーカスエ
ラー情報を得るための主ビームと、トラッキングエラー
情報を得るための２つの副ビームが照射され、その反射
光が、主検出器１及び副検出器２，３で受光される。３
つのレーザ反射光の内、主ビームの反射光は受光面ａ，
ｂ，ｃ，ｄを有する主検出器１で検出される。また、２
つの副ビームの反射光は受光面ｅ，ｆを有する副検出器
２及び受光面ｇ，ｈを有する副検出器３で各々検出され
る。
【０００３】次に、トラッキングエラー信号生成回路
は、副検出器２の受光面ｅ，ｆの出力信号が入力され、
出力ｅから出力ｆを減算して第１差信号を出力する第１
減算器４と、副検出器３の受光面ｇ，ｈの出力信号が入
力され、出力ｇから出力ｈを減算して第２差信号を出力
する第２減算器５と、主検出器１の受光面ａ，ｂ，ｃ，
ｄの出力信号が入力され、（出力ａ＋出力ｂ）−（出力
ｃ＋出力ｄ）を演算して演算信号を出力する演算器６
と、第１差信号と第２差信号を加算して加算信号を出力
する加算器７と、加算信号を所定の定数Ｋ倍して乗算信
号として出力する乗算器８と、演算信号から乗算信号を
減算してトラッキングエラー信号を出力する第３減算器
９とを備えている。なお、乗算器８の乗数Ｋは、主検出
器１と副検出器２、３との光量比によって決定される。
そして、第３減算器９が出力したトラッキングエラー信
号は、情報検出点である主ビームの情報トラックに対す
るずれを示すものであり、このトラッキングエラー信号
が、ドライバ１３に入力され、ドライバ１３の出力信号
により、アクチュエータがトラッキング制御される。な
お、ＤＰＰ法は、特願昭５９−２１５８６０号に詳しく
記載されている。
は、副検出器２の受光面ｅ，ｆの出力信号が入力され、
出力ｅから出力ｆを減算して第１差信号を出力する第１
減算器４と、副検出器３の受光面ｇ，ｈの出力信号が入
力され、出力ｇから出力ｈを減算して第２差信号を出力
する第２減算器５と、主検出器１の受光面ａ，ｂ，ｃ，
ｄの出力信号が入力され、（出力ａ＋出力ｂ）−（出力
ｃ＋出力ｄ）を演算して演算信号を出力する演算器６
と、第１差信号と第２差信号を加算して加算信号を出力
する加算器７と、加算信号を所定の定数Ｋ倍して乗算信
号として出力する乗算器８と、演算信号から乗算信号を
減算してトラッキングエラー信号を出力する第３減算器
９とを備えている。なお、乗算器８の乗数Ｋは、主検出
器１と副検出器２、３との光量比によって決定される。
そして、第３減算器９が出力したトラッキングエラー信
号は、情報検出点である主ビームの情報トラックに対す
るずれを示すものであり、このトラッキングエラー信号
が、ドライバ１３に入力され、ドライバ１３の出力信号
により、アクチュエータがトラッキング制御される。な
お、ＤＰＰ法は、特願昭５９−２１５８６０号に詳しく
記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＣＤ−Ｒデ
ィスクは、図２のように、プリグルーブというピットを
記録する案内溝があり、このプリグルーブは中心周波数
２２．０５ＫＨｚのうねりを持っている。このうねりの
中心周波数をＦＭ変調し、ピット未記録状態での絶対番
地情報（ＡＴＩＰ）が記録されている。このＡＴＩＰ信
号は、上記した演算信号、すなわち主検出器１の左右領
域の差信号（（出力ａ＋出力ｂ）−（出力ｃ＋出力
ｄ））のエンベロープを取り出すことで得られる。通
常、検出器、たとえば主検出器１の縦方向分割線と主ビ
ームの反射光の光軸中心は、一致するように調整されて
いるものであるが、調整誤差や温度変化により、光軸中
心が図３（ｂ）から図３（ａ）のように横方向に変位す
ることがある。このような状態で、ピットが記録済みの
ＣＤ−ＲディスクからＡＴＩＰ情報を読み出すと、ＡＴ
ＩＰ情報に記録済みピットのＲＦ信号がのってしまい、
ＡＴＩＰ情報が検出しずらくなる。具体的には、図３
（ａ）のように、主検出器１上縦分割線（縦は図６上下
方向を指す。）と、反射光の光軸中心がずれると、図４
（ａ）に示される差信号が取り出される。この差信号に
は、ＡＴＩＰ情報に比べ周波数の高い、ピットによるＲ
Ｆ信号がのっている。このＲＦ信号は、分割線と光軸中
心が一致していれば、図４（ｂ）のように差信号上で
は、打ち消しあって発生しないものであるが、光軸中心
がずれているために、ピット上を情報検出点が通過する
とき、ピット信号が差信号上にあらわれるために、発生
するものである。このように、差信号に、ピットによる
ＲＦ信号がのってしまうと、ＡＴＩＰ情報に対して、Ｒ
Ｆ信号がノイズとなってしまい、ＡＴＩＰ情報を読み誤
る可能性がでてくる。そこで、本発明は検出器上の分割
線と、情報媒体からの反射光の光軸のずれを抑えるよう
に、アクチュエータを位置制御することを目的とする。
ィスクは、図２のように、プリグルーブというピットを
記録する案内溝があり、このプリグルーブは中心周波数
２２．０５ＫＨｚのうねりを持っている。このうねりの
中心周波数をＦＭ変調し、ピット未記録状態での絶対番
地情報（ＡＴＩＰ）が記録されている。このＡＴＩＰ信
号は、上記した演算信号、すなわち主検出器１の左右領
域の差信号（（出力ａ＋出力ｂ）−（出力ｃ＋出力
ｄ））のエンベロープを取り出すことで得られる。通
常、検出器、たとえば主検出器１の縦方向分割線と主ビ
ームの反射光の光軸中心は、一致するように調整されて
いるものであるが、調整誤差や温度変化により、光軸中
心が図３（ｂ）から図３（ａ）のように横方向に変位す
ることがある。このような状態で、ピットが記録済みの
ＣＤ−ＲディスクからＡＴＩＰ情報を読み出すと、ＡＴ
ＩＰ情報に記録済みピットのＲＦ信号がのってしまい、
ＡＴＩＰ情報が検出しずらくなる。具体的には、図３
（ａ）のように、主検出器１上縦分割線（縦は図６上下
方向を指す。）と、反射光の光軸中心がずれると、図４
（ａ）に示される差信号が取り出される。この差信号に
は、ＡＴＩＰ情報に比べ周波数の高い、ピットによるＲ
Ｆ信号がのっている。このＲＦ信号は、分割線と光軸中
心が一致していれば、図４（ｂ）のように差信号上で
は、打ち消しあって発生しないものであるが、光軸中心
がずれているために、ピット上を情報検出点が通過する
とき、ピット信号が差信号上にあらわれるために、発生
するものである。このように、差信号に、ピットによる
ＲＦ信号がのってしまうと、ＡＴＩＰ情報に対して、Ｒ
Ｆ信号がノイズとなってしまい、ＡＴＩＰ情報を読み誤
る可能性がでてくる。そこで、本発明は検出器上の分割
線と、情報媒体からの反射光の光軸のずれを抑えるよう
に、アクチュエータを位置制御することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために考えられたもので、情報読み取り装
置において、情報媒体に読み取り光を収束させて情報検
出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動するこ
とにより情報検出点を位置制御するアクチュエータと、
情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点のずれを
示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエ
ラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光する受光
部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラックに
対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号検出
手段により得られた低域信号をトラッキングエラー信号
と加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アク
チュエータを駆動する駆動手段からなる。また、情報媒
体に読み取り光を収束させて情報検出点を形成する対物
レンズと、対物レンズを駆動することにより情報検出点
を位置制御するアクチュエータと、情報媒体上の情報ト
ラックに対する情報検出点のずれを示すトラッキングエ
ラー信号を生成するトラッキングエラー生成手段と、情
報媒体からの戻り光を受光する受光部であり、その受光
部が情報媒体上での情報トラックに対して垂直な方向に
対応する受光部上での方向に対して、垂直な方向の分割
線で２分割されている検出手段と、検出手段の２分割領
域の差信号から低域成分である低域信号を検出する低域
信号検出手段と、低域信号をトラッキングエラー信号と
加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アクチ
ュエータを駆動する駆動手段と、低域信号を選択的に加
算器に供給する制御手段とを有し、情報媒体から読み出
す信号に応じて、制御手段が選択的に低域信号の供給を
行なうように構成される。さらには、情報媒体がＣＤ−
Ｒディスクであり、読み出す信号がＡＴＩＰ情報である
とき、制御手段は加算手段に低域信号を供給するように
構成される。また、情報媒体に読み取り光を収束させて
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段と、
再生する情報記録媒体の種類を判別する判別手段とを有
し、判別手段の判別結果に応じて制御手段が選択的に低
域信号の供給を行うように構成される。さらには、判別
手段がＣＤ−Ｒディスクであると判別したときは、制御
手段は低域信号の供給を行い、判別手段がＣＤディスク
であると判別したときは、制御手段は低域信号の供給を
行わないように構成される。
題を解決するために考えられたもので、情報読み取り装
置において、情報媒体に読み取り光を収束させて情報検
出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動するこ
とにより情報検出点を位置制御するアクチュエータと、
情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点のずれを
示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエ
ラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光する受光
部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラックに
対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号検出
手段により得られた低域信号をトラッキングエラー信号
と加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アク
チュエータを駆動する駆動手段からなる。また、情報媒
体に読み取り光を収束させて情報検出点を形成する対物
レンズと、対物レンズを駆動することにより情報検出点
を位置制御するアクチュエータと、情報媒体上の情報ト
ラックに対する情報検出点のずれを示すトラッキングエ
ラー信号を生成するトラッキングエラー生成手段と、情
報媒体からの戻り光を受光する受光部であり、その受光
部が情報媒体上での情報トラックに対して垂直な方向に
対応する受光部上での方向に対して、垂直な方向の分割
線で２分割されている検出手段と、検出手段の２分割領
域の差信号から低域成分である低域信号を検出する低域
信号検出手段と、低域信号をトラッキングエラー信号と
加算する加算手段と、加算手段の出力を用いて、アクチ
ュエータを駆動する駆動手段と、低域信号を選択的に加
算器に供給する制御手段とを有し、情報媒体から読み出
す信号に応じて、制御手段が選択的に低域信号の供給を
行なうように構成される。さらには、情報媒体がＣＤ−
Ｒディスクであり、読み出す信号がＡＴＩＰ情報である
とき、制御手段は加算手段に低域信号を供給するように
構成される。また、情報媒体に読み取り光を収束させて
情報検出点を形成する対物レンズと、対物レンズを駆動
することにより情報検出点を位置制御するアクチュエー
タと、情報媒体上の情報トラックに対する情報検出点の
ずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー生成手段と、情報媒体からの戻り光を受光す
る受光部であり、その受光部が情報媒体上での情報トラ
ックに対して垂直な方向に対応する受光部上での方向に
対して、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手
段と、検出手段の２分割領域の差信号から低域成分であ
る低域信号を検出する低域信号検出手段と、低域信号を
トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、加算手
段の出力を用いて、アクチュエータを駆動する駆動手段
と、低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段と、
再生する情報記録媒体の種類を判別する判別手段とを有
し、判別手段の判別結果に応じて制御手段が選択的に低
域信号の供給を行うように構成される。さらには、判別
手段がＣＤ−Ｒディスクであると判別したときは、制御
手段は低域信号の供給を行い、判別手段がＣＤディスク
であると判別したときは、制御手段は低域信号の供給を
行わないように構成される。
【０００６】
【作用】本発明の情報読み取り装置では、従来、光軸ず
れのためにトラッキング信号以外の、例えばＣＤ−Ｒデ
ィスクのプリグルーブ上の時間情報の読み取りが困難と
なる場合があったが、光軸ずれを示す信号による制御に
より光軸ずれの影響を抑制し、時間情報を容易に読み取
れるようにすることが出来る。
れのためにトラッキング信号以外の、例えばＣＤ−Ｒデ
ィスクのプリグルーブ上の時間情報の読み取りが困難と
なる場合があったが、光軸ずれを示す信号による制御に
より光軸ずれの影響を抑制し、時間情報を容易に読み取
れるようにすることが出来る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施の形態の詳細な図面に基
づいて説明する。なお、以下に説明する図１において、
図６と共通する部分は同一符号を付し重複する説明を省
略する。図６と異なる箇所は、ローパスフィルタ１０、
スイッチ１１及び加算器１２が加わっていることであ
る。まず、ローパスフィルタ１０は、演算器６が出力し
た演算信号が入力され、演算信号の低域成分を出力す
る。このローパスフィルタ１０のカットオフ周波数は、
ディスクの偏心成分がカットでき、低域（低周波数領
域）成分であり検出器上縦分割線と、反射光の光軸中心
のずれ分を示す光軸ずれ信号が取り出せるように設定さ
れる。例えば、一般的なＣＤ−Ｒプレーヤであれば、約
１Ｈｚ程度にカットオフ周波数を設定すればよい。次に
スイッチ１１は、図示しない制御手段によって切り換え
制御され、ローパスフィルタ１０の出力信号を選択的
に、加算器１２へ出力するものである。その切り換え動
作は後述する。そして、加算器１２は、スイッチ１１を
介してローパスフィルタ１０の出力が入力されると、そ
の出力をトラッキングエラー信号に加算する。
づいて説明する。なお、以下に説明する図１において、
図６と共通する部分は同一符号を付し重複する説明を省
略する。図６と異なる箇所は、ローパスフィルタ１０、
スイッチ１１及び加算器１２が加わっていることであ
る。まず、ローパスフィルタ１０は、演算器６が出力し
た演算信号が入力され、演算信号の低域成分を出力す
る。このローパスフィルタ１０のカットオフ周波数は、
ディスクの偏心成分がカットでき、低域（低周波数領
域）成分であり検出器上縦分割線と、反射光の光軸中心
のずれ分を示す光軸ずれ信号が取り出せるように設定さ
れる。例えば、一般的なＣＤ−Ｒプレーヤであれば、約
１Ｈｚ程度にカットオフ周波数を設定すればよい。次に
スイッチ１１は、図示しない制御手段によって切り換え
制御され、ローパスフィルタ１０の出力信号を選択的
に、加算器１２へ出力するものである。その切り換え動
作は後述する。そして、加算器１２は、スイッチ１１を
介してローパスフィルタ１０の出力が入力されると、そ
の出力をトラッキングエラー信号に加算する。
【０００８】図１を用いて、具体的動作を説明する。Ｃ
Ｄディスク，ＣＤ−Ｒディスクの再生時など、トラッキ
ングサーボが閉じているときの、演算信号には約５〜１
０Ｈｚ程度の周波数領域に、ディスクの偏心分に相当す
る偏心信号と、ほぼ直流成分である低域に、光軸ずれ信
号が含まれている。この演算信号から、ローパスフィル
タ１０によって、偏心信号以上の成分がとり除かれ、光
軸ずれ信号が出力される。取り出された光軸ずれ信号
は、スイッチ１１と加算器１２によって選択的に、トラ
ッキングエラー信号に加算される。この加算信号はアク
チュエータ１４を、光軸ずれ信号がゼロになるように制
御する。すなわち、主検出器１上縦分割線と反射光の光
軸中心のずれがゼロに近づくように、アクチュエータ１
４が制御される。また、スイッチ１１が閉じられるの
は、主検出器１上縦分割線と反射光の光軸中心のずれが
問題となるとき、例えば、未ファイナライズＣＤ−Ｒデ
ィスク（ＴＯＣ情報が記録される前の記録可能なＣＤ−
Ｒディスク）の再生時など、うねりで記録されているＡ
ＴＩＰ情報を読む必要時である。
Ｄディスク，ＣＤ−Ｒディスクの再生時など、トラッキ
ングサーボが閉じているときの、演算信号には約５〜１
０Ｈｚ程度の周波数領域に、ディスクの偏心分に相当す
る偏心信号と、ほぼ直流成分である低域に、光軸ずれ信
号が含まれている。この演算信号から、ローパスフィル
タ１０によって、偏心信号以上の成分がとり除かれ、光
軸ずれ信号が出力される。取り出された光軸ずれ信号
は、スイッチ１１と加算器１２によって選択的に、トラ
ッキングエラー信号に加算される。この加算信号はアク
チュエータ１４を、光軸ずれ信号がゼロになるように制
御する。すなわち、主検出器１上縦分割線と反射光の光
軸中心のずれがゼロに近づくように、アクチュエータ１
４が制御される。また、スイッチ１１が閉じられるの
は、主検出器１上縦分割線と反射光の光軸中心のずれが
問題となるとき、例えば、未ファイナライズＣＤ−Ｒデ
ィスク（ＴＯＣ情報が記録される前の記録可能なＣＤ−
Ｒディスク）の再生時など、うねりで記録されているＡ
ＴＩＰ情報を読む必要時である。
【０００９】逆に、ＣＤ−Ｒディスクの再生ではある
が、ファイナライズ済みＣＤ−Ｒディスク（ＴＯＣ情報
が記録され、記録の終了しているＣＤ−Ｒディスク）の
再生時などＡＴＩＰ情報の再生が必要の無い場合は、基
本的には通常のトラッキングサーボを行なえばよいた
め、スイッチ１１は制御手段により開放され、アクチュ
エータ１４はトラッキングエラー信号のみで制御される
こととなる。なお、上記した実施例では、読み出す信号
に応じて選択的に、光軸ずれ信号をトラッキングエラー
信号に加算して、アクチュエータを制御していたが、再
生する情報媒体の種類を判別する情報媒体種類判別手段
（図示せず）の判断結果に応じて、例えば、ＣＤ−Ｒデ
ィスクの再生であれば、ＡＴＩＰ情報を必要とすること
が多いため、制御手段が光軸ずれ信号を加算器１２に供
給し、ＡＴＩＰ情報が記録されていないＣＤディスクの
再生であれば、制御手段が光軸ずれ信号の加算器１２へ
の供給を行わないようにしても良い。また、上記した実
施例はトラッキングエラー方法としてＤＰＰ法を用いて
いたが、３ビーム法、位相差法などその他の方式でも適
用可能である。さらに、上記した実施例では、ＣＤディ
スクの再生時には、トラッキングエラー信号のみでアク
チュエータの制御を行なうとしたが、ナイフエッジ法な
どのフォーカスエラー法を用いた場合、フォーカスエラ
ー情報を得る検出器上の光軸ずれは、フォーカスエラー
信号にオフセットを生じさせるため、適時ＣＤディスク
の再生時にも光軸ずれ信号をトラッキングエラー信号に
加算して、光軸ずれを抑えるようにアクチュエータ制御
しても良い。また、図５に本発明の他の実施例として、
光軸ずれ信号を生成する方法において、主検出器による
演算信号のみでなく、副検出器による信号を加えた場合
を示す。図１と異なる構成は、加算器１５である。この
加算器１５には演算信号と乗算器８の出力信号が入力さ
れる。この入力された演算信号と乗算器８の出力信号が
加算された加算信号はローパスフィルタ１０に出力され
る。乗算器８の出力信号の低域成分には、演算信号と同
様な光軸ずれを示す信号が含まれている。そのため、演
算信号と乗算器８の出力信号を加算した加算信号からロ
ーパスフィルタによって得られる光軸ずれ信号は、図１
の演算信号のみによる光軸ずれ信号より大きな値が得ら
れる。
が、ファイナライズ済みＣＤ−Ｒディスク（ＴＯＣ情報
が記録され、記録の終了しているＣＤ−Ｒディスク）の
再生時などＡＴＩＰ情報の再生が必要の無い場合は、基
本的には通常のトラッキングサーボを行なえばよいた
め、スイッチ１１は制御手段により開放され、アクチュ
エータ１４はトラッキングエラー信号のみで制御される
こととなる。なお、上記した実施例では、読み出す信号
に応じて選択的に、光軸ずれ信号をトラッキングエラー
信号に加算して、アクチュエータを制御していたが、再
生する情報媒体の種類を判別する情報媒体種類判別手段
（図示せず）の判断結果に応じて、例えば、ＣＤ−Ｒデ
ィスクの再生であれば、ＡＴＩＰ情報を必要とすること
が多いため、制御手段が光軸ずれ信号を加算器１２に供
給し、ＡＴＩＰ情報が記録されていないＣＤディスクの
再生であれば、制御手段が光軸ずれ信号の加算器１２へ
の供給を行わないようにしても良い。また、上記した実
施例はトラッキングエラー方法としてＤＰＰ法を用いて
いたが、３ビーム法、位相差法などその他の方式でも適
用可能である。さらに、上記した実施例では、ＣＤディ
スクの再生時には、トラッキングエラー信号のみでアク
チュエータの制御を行なうとしたが、ナイフエッジ法な
どのフォーカスエラー法を用いた場合、フォーカスエラ
ー情報を得る検出器上の光軸ずれは、フォーカスエラー
信号にオフセットを生じさせるため、適時ＣＤディスク
の再生時にも光軸ずれ信号をトラッキングエラー信号に
加算して、光軸ずれを抑えるようにアクチュエータ制御
しても良い。また、図５に本発明の他の実施例として、
光軸ずれ信号を生成する方法において、主検出器による
演算信号のみでなく、副検出器による信号を加えた場合
を示す。図１と異なる構成は、加算器１５である。この
加算器１５には演算信号と乗算器８の出力信号が入力さ
れる。この入力された演算信号と乗算器８の出力信号が
加算された加算信号はローパスフィルタ１０に出力され
る。乗算器８の出力信号の低域成分には、演算信号と同
様な光軸ずれを示す信号が含まれている。そのため、演
算信号と乗算器８の出力信号を加算した加算信号からロ
ーパスフィルタによって得られる光軸ずれ信号は、図１
の演算信号のみによる光軸ずれ信号より大きな値が得ら
れる。
【００１０】また、主検出器を用いず、副検出器による
信号のみにより光軸ずれ信号を生成し、アクチュエータ
の制御を行っても良い。また、異なる検出器の信号の組
み合わせで光軸ずれ信号を生成しても良い、例えば、副
検出器２の出力ｅと副検出器３の出力ｈや、主検出器１
と副検出器２による出力によって生成してもよい。ただ
し、この場合は出力のゲインを適当に調整することが必
要となることもある。さらに、主検出器、副検出器の信
号を用いることなく、その他の検出器を用いて光軸ずれ
を検出してアクチュエータの制御を行っても良い。
信号のみにより光軸ずれ信号を生成し、アクチュエータ
の制御を行っても良い。また、異なる検出器の信号の組
み合わせで光軸ずれ信号を生成しても良い、例えば、副
検出器２の出力ｅと副検出器３の出力ｈや、主検出器１
と副検出器２による出力によって生成してもよい。ただ
し、この場合は出力のゲインを適当に調整することが必
要となることもある。さらに、主検出器、副検出器の信
号を用いることなく、その他の検出器を用いて光軸ずれ
を検出してアクチュエータの制御を行っても良い。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。情報読み取り装置のトラッ
キングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、ト
ラッキング信号以外の情報の読み取りも確実となる。
次のような効果が得られる。情報読み取り装置のトラッ
キングサーボに関し光軸ずれなどが生じた場合でも、ト
ラッキング信号以外の情報の読み取りも確実となる。
Claims (5)
- 【請求項１】 情報媒体に読み取り光を収束させて情報
検出点を形成する対物レンズと、前記対物レンズを駆動
することにより前記情報検出点を位置制御するアクチュ
エータと、 前記情報媒体上の情報トラックに対する前記情報検出点
のずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッ
キングエラー生成手段と、 前記情報媒体からの戻り光を受光する受光部であり、そ
の受光部が前記情報媒体上での前記情報トラックに対し
て垂直な方向に対応する前記受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、 前記検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、 前記低域信号検出手段により得られた前記低域信号を前
記トラッキングエラー信号と加算する加算手段と、 前記加算手段の出力を用いて、前記アクチュエータを駆
動する駆動手段とを有したことを特徴とする情報読み取
り装置。 - 【請求項２】 情報媒体に読み取り光を収束させて情報
検出点を形成する対物レンズと、前記対物レンズを駆動
することにより前記情報検出点を位置制御するアクチュ
エータと、 前記情報媒体上の情報トラックに対する前記情報検出点
のずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッ
キングエラー生成手段と、 前記情報媒体からの戻り光を受光する受光部であり、そ
の受光部が前記情報媒体上での前記情報トラックに対し
て垂直な方向に対応する前記受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、 前記検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、 前記低域信号を前記トラッキングエラー信号と加算する
加算手段と、 前記加算手段の出力を用いて、前記アクチュエータを駆
動する駆動手段と、 前記低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段とを
有し、 前記情報媒体から読み出す信号に応じて、前記制御手段
が選択的に前記低域信号の供給を行なうことを特徴とす
る情報読み取り装置。 - 【請求項３】 前記情報媒体がＣＤ−Ｒディスクであ
り、読み出す信号がＡＴＩＰ情報であるとき、前記制御
手段は前記加算手段に前記低域信号を供給することを特
徴とする請求項２に記載の情報読み取り装置。 - 【請求項４】 情報媒体に読み取り光を収束させて情報
検出点を形成する対物レンズと、前記対物レンズを駆動
することにより前記情報検出点を位置制御するアクチュ
エータと、 前記情報媒体上の情報トラックに対する前記情報検出点
のずれを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッ
キングエラー生成手段と、 前記情報媒体からの戻り光を受光する受光部であり、そ
の受光部が前記情報媒体上での前記情報トラックに対し
て垂直な方向に対応する前記受光部上での方向に対し
て、垂直な方向の分割線で２分割されている検出手段
と、 前記検出手段の２分割領域の差信号から低域成分である
低域信号を検出する低域信号検出手段と、 前記低域信号を前記トラッキングエラー信号と加算する
加算手段と、 前記加算手段の出力を用いて、前記アクチュエータを駆
動する駆動手段と、 前記低域信号を選択的に加算器に供給する制御手段と、 再生する情報記録媒体の種類を判別する判別手段とを有
し、 前記判別手段の判別結果に応じて前記制御手段が選択的
に前記低域信号の供給を行うことを特徴とする情報読み
取り装置。 - 【請求項５】 前記判別手段がＣＤ−Ｒディスクである
と判別したときは、前記制御手段は前記低域信号の供給
を行い、前記判別手段がＣＤディスクであると判別した
ときは、前記制御手段は前記低域信号の供給を行わない
ことを特徴とした請求項４に記載の情報読み取り装置。 【０００１】
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328302A JPH09147381A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 情報読み取り装置 |
| US08/754,802 US5812505A (en) | 1995-11-22 | 1996-11-21 | Information reading system with controlled optical access |
| EP96118767A EP0776000B1 (en) | 1995-11-22 | 1996-11-22 | Information reading system |
| DE69635771T DE69635771T2 (de) | 1995-11-22 | 1996-11-22 | System zur Wiedergabe von Informationen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328302A JPH09147381A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 情報読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09147381A true JPH09147381A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18208717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7328302A Pending JPH09147381A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 情報読み取り装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5812505A (ja) |
| EP (1) | EP0776000B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09147381A (ja) |
| DE (1) | DE69635771T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6769128B1 (en) | 1995-06-07 | 2004-07-27 | United Video Properties, Inc. | Electronic television program guide schedule system and method with data feed access |
| US6469753B1 (en) | 1996-05-03 | 2002-10-22 | Starsight Telecast, Inc. | Information system |
| US6198711B1 (en) * | 1996-12-24 | 2001-03-06 | Sony Corporation | Equalizer for optical reproducing apparatus, using partial response method |
| US9113122B2 (en) * | 1997-04-21 | 2015-08-18 | Rovi Guides, Inc. | Method and apparatus for time-shifting video and text in a text-enhanced television program |
| JP4062577B2 (ja) | 1997-07-21 | 2008-03-19 | ジェムスター ディベロプメント コーポレイション | 表示及び記録制御インタフェースのためのシステム及び方法 |
| US6353583B1 (en) * | 1998-03-02 | 2002-03-05 | Ricoh Company, Ltd. | Signal operational circuit for a multi-beam pick-up device |
| US6898762B2 (en) | 1998-08-21 | 2005-05-24 | United Video Properties, Inc. | Client-server electronic program guide |
| KR100464441B1 (ko) * | 2002-12-28 | 2005-01-03 | 삼성전자주식회사 | 신호 검출 방법 및 장치 및 이를 적용한 광기록 및/또는재생기기 |
| US7199597B2 (en) * | 2004-02-16 | 2007-04-03 | Delta Design, Inc. | Dual feedback control system for maintaining the temperature of an IC-chip near a set-point |
| US7801888B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-09-21 | Microsoft Corporation | Media content search results ranked by popularity |
| US9166714B2 (en) | 2009-09-11 | 2015-10-20 | Veveo, Inc. | Method of and system for presenting enriched video viewing analytics |
| DE102015210363A1 (de) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Drehmomentwandler |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191144A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-30 | Sony Corp | 光ピツクアツプのトラツキングサ−ボ回路 |
| DE3687274T2 (de) * | 1985-09-27 | 1993-04-15 | Sharp Kk | Spurnachlaufverfahren fuer optische speicherplatte. |
| US4866688A (en) * | 1985-12-20 | 1989-09-12 | Hitachi, Ltd. | Composite tracking servo system for optical disc apparatus with track offset correction |
| JPS62165736A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク再生装置 |
| JPH03100931A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式情報記録再生装置 |
| EP0504300B1 (en) * | 1989-12-04 | 1995-08-23 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | A tracking system in an optical recording/reproducing device |
| JP3260151B2 (ja) * | 1991-10-31 | 2002-02-25 | パイオニア株式会社 | ウォブル信号読取装置及びウォブル信号読取方法 |
| NL9200808A (nl) * | 1992-05-06 | 1993-12-01 | Philips Electronics Nv | Optische schrijf- en/of leesinrichting. |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7328302A patent/JPH09147381A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-21 US US08/754,802 patent/US5812505A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-22 DE DE69635771T patent/DE69635771T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-22 EP EP96118767A patent/EP0776000B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69635771T2 (de) | 2006-12-07 |
| EP0776000A3 (en) | 1998-05-13 |
| US5812505A (en) | 1998-09-22 |
| EP0776000A2 (en) | 1997-05-28 |
| DE69635771D1 (de) | 2006-04-13 |
| EP0776000B1 (en) | 2006-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |