JPH09124259A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
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- JPH09124259A JPH09124259A JP7287295A JP28729595A JPH09124259A JP H09124259 A JPH09124259 A JP H09124259A JP 7287295 A JP7287295 A JP 7287295A JP 28729595 A JP28729595 A JP 28729595A JP H09124259 A JPH09124259 A JP H09124259A
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- Japan
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- rope
- elevator
- counterweight
- rotor
- drive motor
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/06—Arrangements of ropes or cables
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
- B66B11/04—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
- B66B11/08—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals with hoisting rope or cable operated by frictional engagement with a winding drum or sheave
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
エレベータ装置
【課題】駆動モータは構造が強く小型で薄型であり、ブ
レーキ装置は性能が高く、また、緊急時の救出ができる
緊急エレベータ装置を得る。 【解決手段】エレベータかご1と、釣合おもり16と、
釣合おもり16に取付けられロープ3を駆動する駆動モ
ータ17と、駆動モータ17の回転をばね圧により制動
するブレーキ装置18とを備え、駆動モータ17の回転
によりロープ3が駆動され、釣合おもり16が昇降する
ことによりエレベータかご1が昇降し、ブレーキ装置1
8により駆動モータ17の回転が制動される。
レーキ装置は性能が高く、また、緊急時の救出ができる
緊急エレベータ装置を得る。 【解決手段】エレベータかご1と、釣合おもり16と、
釣合おもり16に取付けられロープ3を駆動する駆動モ
ータ17と、駆動モータ17の回転をばね圧により制動
するブレーキ装置18とを備え、駆動モータ17の回転
によりロープ3が駆動され、釣合おもり16が昇降する
ことによりエレベータかご1が昇降し、ブレーキ装置1
8により駆動モータ17の回転が制動される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は釣合いおもりに、
ロープが巻付けられる溝部を有する回転子を備えた駆動
モータとブレ−キ装置を搭載したエレベータに関する。
ロープが巻付けられる溝部を有する回転子を備えた駆動
モータとブレ−キ装置を搭載したエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日照権等の問題で昇降路上部に設
けられたエレベータの機械室をなくす目的で、ロープ式
エレベータの機械室をなくしたリニアモータエレベータ
が開示されている。その一例として公開特許公報平2−
159959「リニアーモータ駆動方式エレベータのリ
ニアーモータ支持構造」等に記載されている従来の釣合
おもりに円筒形リニアーモータの電機子を組み込んだエ
レベータ装置の概要を図19に示す。図において、1は
昇降路内でかごガイドレール2にガイドされ昇降するエ
レベータかご、3は一端をかご1に連結し他端を返し車
4a、4bを介し釣合おもり5に固定したロープ、6は
釣合おもり5をガイドする釣合おもりガイドレール、7
は円筒形リニアモータ、8は円筒形リニアモータ7の一
次導体として機能する電機子、9は電機子8を貫通し、
円筒形リニアモータ8の2次導体として機能するカラム
である。10はカラム9の上部固定部であり、11はお
なじく下部固定部であり、12は釣合おもり5に設けら
れたブレーキである。このように、円筒形リニアモータ
を利用したエレベータでは、釣合おもりに組み込まれた
リニアーモータにより、昇降するため、昇降路上部の巻
上き機が不用となり、返し車を昇降路上部に敷設する構
成となっている。この円筒形リニアモータを利用したエ
レベータでは、カラムの支えが上下のみであるため、昇
降階数に制限があった。
けられたエレベータの機械室をなくす目的で、ロープ式
エレベータの機械室をなくしたリニアモータエレベータ
が開示されている。その一例として公開特許公報平2−
159959「リニアーモータ駆動方式エレベータのリ
ニアーモータ支持構造」等に記載されている従来の釣合
おもりに円筒形リニアーモータの電機子を組み込んだエ
レベータ装置の概要を図19に示す。図において、1は
昇降路内でかごガイドレール2にガイドされ昇降するエ
レベータかご、3は一端をかご1に連結し他端を返し車
4a、4bを介し釣合おもり5に固定したロープ、6は
釣合おもり5をガイドする釣合おもりガイドレール、7
は円筒形リニアモータ、8は円筒形リニアモータ7の一
次導体として機能する電機子、9は電機子8を貫通し、
円筒形リニアモータ8の2次導体として機能するカラム
である。10はカラム9の上部固定部であり、11はお
なじく下部固定部であり、12は釣合おもり5に設けら
れたブレーキである。このように、円筒形リニアモータ
を利用したエレベータでは、釣合おもりに組み込まれた
リニアーモータにより、昇降するため、昇降路上部の巻
上き機が不用となり、返し車を昇降路上部に敷設する構
成となっている。この円筒形リニアモータを利用したエ
レベータでは、カラムの支えが上下のみであるため、昇
降階数に制限があった。
【0003】このような昇降階数の制限をなくした両側
式平板リニア誘導モータを利用したエレベータの他の一
例として平成5年度電気学会全国大会講演論文集S.1
0−3−1「リニアドライブのACドライブ応用(1)
リニアモータエレベータ」の図3に記載されている両側
式平板リニア誘導モータを応用したエレベータを図20
に示す。図において13は釣合おもり5の片側に設けら
れた両側式平板モータ、14は釣合おもり5の別の片側
に設けられたガイドレール用ブレーキ装置、15はリニ
ア誘導モータ13に挟み込まれた2次導体である導電体
である。なお、図19と同一の符号は同一のもの示し説
明を省略する。
式平板リニア誘導モータを利用したエレベータの他の一
例として平成5年度電気学会全国大会講演論文集S.1
0−3−1「リニアドライブのACドライブ応用(1)
リニアモータエレベータ」の図3に記載されている両側
式平板リニア誘導モータを応用したエレベータを図20
に示す。図において13は釣合おもり5の片側に設けら
れた両側式平板モータ、14は釣合おもり5の別の片側
に設けられたガイドレール用ブレーキ装置、15はリニ
ア誘導モータ13に挟み込まれた2次導体である導電体
である。なお、図19と同一の符号は同一のもの示し説
明を省略する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したリニアモ
ータエレベータは昇降路上部の機械室が不要であるとい
う大きな長所を持つが、一方、昇降路全長に2次導体を
配置する必要があるために、昇降路全長に2次導体を配
置するために敷設工事費が高く、据え付け精度が必要と
するという問題があった。また、釣合おもりに取り付け
られた電機子と2次導体間のギャップを大きくする必要
があるためにモータ効率が悪く、必要推力をだすために
モータの外形、駆動インバータの容量が大形化するとい
う問題があった。
ータエレベータは昇降路上部の機械室が不要であるとい
う大きな長所を持つが、一方、昇降路全長に2次導体を
配置する必要があるために、昇降路全長に2次導体を配
置するために敷設工事費が高く、据え付け精度が必要と
するという問題があった。また、釣合おもりに取り付け
られた電機子と2次導体間のギャップを大きくする必要
があるためにモータ効率が悪く、必要推力をだすために
モータの外形、駆動インバータの容量が大形化するとい
う問題があった。
【0005】このような問題を解決するものとしては、
特開平7−137963号公報に記載されたものがあ
る。これは図21に示すように、エレベータ駆動モータ
70がカウンタウエイト5内に配置され、エレベータ駆
動モータは二つの固定子巻き線と、少なくとも一つの円
盤型の回転子とを有し、トラクションシーブが回転子に
設けられ、ブレーキがカウンタウエイトの側板と回転子
との間に設けられたものである。
特開平7−137963号公報に記載されたものがあ
る。これは図21に示すように、エレベータ駆動モータ
70がカウンタウエイト5内に配置され、エレベータ駆
動モータは二つの固定子巻き線と、少なくとも一つの円
盤型の回転子とを有し、トラクションシーブが回転子に
設けられ、ブレーキがカウンタウエイトの側板と回転子
との間に設けられたものである。
【0006】しかしながら、ブレーキの設置個所のスペ
ースが狭く制動力、保守等に問題があり、また、一次側
固定子及び二次側回転子に巻線があり、薄型にするの難
しく、また、トラクションシーブの構造が弱く、また、
緊急時の救出装置の取付けが難しい等の問題があった。
ースが狭く制動力、保守等に問題があり、また、一次側
固定子及び二次側回転子に巻線があり、薄型にするの難
しく、また、トラクションシーブの構造が弱く、また、
緊急時の救出装置の取付けが難しい等の問題があった。
【0007】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、据え付けが容易で、駆動モータは構造が
強く、小型で薄型であり、ブレーキ装置は性能が高く、
また緊急時の救出ができるエレベータ装置を得ることを
目的とする。
されたもので、据え付けが容易で、駆動モータは構造が
強く、小型で薄型であり、ブレーキ装置は性能が高く、
また緊急時の救出ができるエレベータ装置を得ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ装置は、エレベータ昇降路の上部に配設された綱車に
巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設されたロープ
と、このロープの一端が固定された上記エレベータ昇降
路の上部のかご側固定部材と上記綱車の間に配設され、
上記ロープを介して吊持された吊り車と、この吊り車に
連結されたエレベータかごと、上記ロープの他端が固定
された上記エレベータ昇降路の上部の釣合おもり側固定
部材と上記綱車の間に配設され、上記ロープを介して吊
持された釣合いおもりと、この釣合いおもりに設けられ
上記ロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有する回
転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モータ
と、を備える。
タ装置は、エレベータ昇降路の上部に配設された綱車に
巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設されたロープ
と、このロープの一端が固定された上記エレベータ昇降
路の上部のかご側固定部材と上記綱車の間に配設され、
上記ロープを介して吊持された吊り車と、この吊り車に
連結されたエレベータかごと、上記ロープの他端が固定
された上記エレベータ昇降路の上部の釣合おもり側固定
部材と上記綱車の間に配設され、上記ロープを介して吊
持された釣合いおもりと、この釣合いおもりに設けられ
上記ロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有する回
転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モータ
と、を備える。
【0009】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
ロープと、このロープの一端に連結されたエレベータか
ごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベータ昇
降路の上部の釣合いおもり側固定部材と上記綱車の間に
配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いおもり
と、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付けら
れる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を有
する固定子を設けた駆動モータと、を備える。
た綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
ロープと、このロープの一端に連結されたエレベータか
ごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベータ昇
降路の上部の釣合いおもり側固定部材と上記綱車の間に
配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いおもり
と、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付けら
れる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を有
する固定子を設けた駆動モータと、を備える。
【0010】また、上記釣合おもり側固定部材に代え、
上記昇降路上部に設けられた綱車介し上記ロープの他端
を昇降路下部に固定するとともに、異常時に上記ロープ
の他端近傍のロープを巻取ることによりエレベータのか
ごを昇降させる巻取り手段を備えたものである。
上記昇降路上部に設けられた綱車介し上記ロープの他端
を昇降路下部に固定するとともに、異常時に上記ロープ
の他端近傍のロープを巻取ることによりエレベータのか
ごを昇降させる巻取り手段を備えたものである。
【0011】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、一端が上記エレベータ昇降路
の上部の上部固定部材に固定され他端がエレベータ昇降
路の下部の下部固定部材に固定された第2のロープと、
上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたものであ
る。
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、一端が上記エレベータ昇降路
の上部の上部固定部材に固定され他端がエレベータ昇降
路の下部の下部固定部材に固定された第2のロープと、
上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたものであ
る。
【0012】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、エレベータ昇降路の下部に配
設された巻取り手段と、上記エレベータ昇降路の上部に
配設された第2の綱車と上記巻取り手段に巻掛けらた連
続した第2のロープと、上記釣合いおもりに設けられ上
記第2のロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有す
る回転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モー
タと、を備え、通常は上記駆動モータにより上記第2の
ロープを駆動して上記釣合いおもりを移動させることに
より上記エレベータかごを昇降させ、異常時には上記巻
取り手段により上第2のロープを駆動して上記釣合いお
もりを移動させることにより上記エレベータかごを昇降
させるものである。
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、エレベータ昇降路の下部に配
設された巻取り手段と、上記エレベータ昇降路の上部に
配設された第2の綱車と上記巻取り手段に巻掛けらた連
続した第2のロープと、上記釣合いおもりに設けられ上
記第2のロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有す
る回転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モー
タと、を備え、通常は上記駆動モータにより上記第2の
ロープを駆動して上記釣合いおもりを移動させることに
より上記エレベータかごを昇降させ、異常時には上記巻
取り手段により上第2のロープを駆動して上記釣合いお
もりを移動させることにより上記エレベータかごを昇降
させるものである。
【0013】また、上記釣合おもりに設けられ上記釣合
おもりガイドレールを拘束するガイドレール用ブレーキ
装置を備える。
おもりガイドレールを拘束するガイドレール用ブレーキ
装置を備える。
【0014】また、上記回転子は、両端面が上記回転軸
方向に直交する円柱形状とし、上記釣合いおもりに設け
られた回転軸に回転自在に装着され、上記ロープ溝部は
上記回転子の外周に設けられ、上記二次導体を永久磁
石、または、導電材を取付けたヨーク鉄芯とするととも
に、上記回転子の回転軸に直交する端面に配設し、上記
固定子は、円板形状とし、上記回転軸に固定されるとと
もに、上記一次導体は上記二次導体が配設された上記回
転子の端面に対向する平行な面に上記二次導体に近接し
て配設され、さらに、上記回転子の外側に設けられたブ
レーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧
し制動するブレーキ手段と、を備える。
方向に直交する円柱形状とし、上記釣合いおもりに設け
られた回転軸に回転自在に装着され、上記ロープ溝部は
上記回転子の外周に設けられ、上記二次導体を永久磁
石、または、導電材を取付けたヨーク鉄芯とするととも
に、上記回転子の回転軸に直交する端面に配設し、上記
固定子は、円板形状とし、上記回転軸に固定されるとと
もに、上記一次導体は上記二次導体が配設された上記回
転子の端面に対向する平行な面に上記二次導体に近接し
て配設され、さらに、上記回転子の外側に設けられたブ
レーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧
し制動するブレーキ手段と、を備える。
【0015】また、上記回転子は、内外周が上記回転軸
に平行な周円筒部とこの円筒部の一端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円板部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面に
配設し、上記固定子は外周が上記回転軸に平行な円柱形
状とし、上記回転軸に固定されるとともに、上記回転子
の上記円筒部内側に配設され、上記一次導体は上記固定
子の外周に上記二次導体に近接対向して配設され、さら
に、上記回転子の外側に設けられたブレーキ用被押圧部
と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動するブレー
キ手段と、を備える。
に平行な周円筒部とこの円筒部の一端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円板部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面に
配設し、上記固定子は外周が上記回転軸に平行な円柱形
状とし、上記回転軸に固定されるとともに、上記回転子
の上記円筒部内側に配設され、上記一次導体は上記固定
子の外周に上記二次導体に近接対向して配設され、さら
に、上記回転子の外側に設けられたブレーキ用被押圧部
と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動するブレー
キ手段と、を備える。
【0016】また、上記回転子は、内外周が上記回転軸
に平行な周円筒部とこの円筒部の両端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面及
び上記円板部の内面にU字形状に配設し、上記固定子は
外周が上記回転軸に平行にな円柱形状とし、上記回転軸
に固定されるとともに、上記回転子の上記円筒部及び上
記円板部の内側に配設され、上記一次導体の巻線は環状
巻線とし上記固定子の外周及び両端面に上記二次導体に
近接対向して配設されたものである。
に平行な周円筒部とこの円筒部の両端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面及
び上記円板部の内面にU字形状に配設し、上記固定子は
外周が上記回転軸に平行にな円柱形状とし、上記回転軸
に固定されるとともに、上記回転子の上記円筒部及び上
記円板部の内側に配設され、上記一次導体の巻線は環状
巻線とし上記固定子の外周及び両端面に上記二次導体に
近接対向して配設されたものである。
【0017】また、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周
に設けられる代わりに、上記円板部外周に設けられたも
のである。
に設けられる代わりに、上記円板部外周に設けられたも
のである。
【0018】また、上記回転子の外側に設けられたブレ
ーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し
制動するブレーキ手段と、を備える。
ーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し
制動するブレーキ手段と、を備える。
【0019】また、上記ブレーキ用被押圧部は上記回転
子の外周に突設されたつばとし、上記ブレーキ手段は、
上記つばの両側面をばね圧により挟み上記駆動モータの
回転を制動するブレーキ用つば挟み部を備える。
子の外周に突設されたつばとし、上記ブレーキ手段は、
上記つばの両側面をばね圧により挟み上記駆動モータの
回転を制動するブレーキ用つば挟み部を備える。
【0020】
実施の形態1.本実施の形態は、従来の釣合おもりに設
けられたリニアモータの電機子のかわりに薄形円盤状の
ロープが巻付けられる溝部と、二次導体を有する回転子
を備えた駆動モータを取り付け、その駆動力によりエレ
ベータのかごを駆動するようにしたものである。以下、
この発明の一実施の形態を図について説明する。図1は
この発明のエレベータ装置の構成図であり、図2はエレ
ベータのかご側の返し車をエレベータのかごの背後に取
りつけたエレベータ装置の斜視図である。 図におい
て、16は釣合おもり、17はロープ3を巻掛けてロー
プ3を駆動する駆動モータ、18は駆動モータ17の回
転子の外周に突設されたつばの両側面をばね圧により挟
み制動するブレーキ装置である。19は釣合おもり側の
ロープを昇降路上部に固定する固定部材であり、20は
釣合おもりに敷設された駆動モータの駆動用の動力線、
ブレーキ駆動線、速度、位置検出用の速度フィードバッ
ク用エンコーダ線、或いは、かご内信号等を含んだエレ
ベータケーブルである。21はエレベータケーブルの建
物側の中継点である。22はエレベータケーブルのかご
の下の中継点である。23は釣合おもりに敷設された駆
動モータの駆動インバータを含むエレベータ制御盤であ
る。24はエレベータかご1に設けた吊り車、25は昇
降路上部に設けられたロープ3の他端の固定部材であ
る。他の符号は従来のリニアモータエレベータ装置図2
0、21と同一であり、説明を省略する。なお図1に
は、釣合おもり、ガイドレール及びローラは省略してい
る。また、図2ではエレベータかご1側に取り付けられ
た吊車24はエレベータのかご1の釣合おもり16側の
下部に設けられ、昇降路上部に設けられた綱車2は釣合
おもり16上部に1つとなっている。
けられたリニアモータの電機子のかわりに薄形円盤状の
ロープが巻付けられる溝部と、二次導体を有する回転子
を備えた駆動モータを取り付け、その駆動力によりエレ
ベータのかごを駆動するようにしたものである。以下、
この発明の一実施の形態を図について説明する。図1は
この発明のエレベータ装置の構成図であり、図2はエレ
ベータのかご側の返し車をエレベータのかごの背後に取
りつけたエレベータ装置の斜視図である。 図におい
て、16は釣合おもり、17はロープ3を巻掛けてロー
プ3を駆動する駆動モータ、18は駆動モータ17の回
転子の外周に突設されたつばの両側面をばね圧により挟
み制動するブレーキ装置である。19は釣合おもり側の
ロープを昇降路上部に固定する固定部材であり、20は
釣合おもりに敷設された駆動モータの駆動用の動力線、
ブレーキ駆動線、速度、位置検出用の速度フィードバッ
ク用エンコーダ線、或いは、かご内信号等を含んだエレ
ベータケーブルである。21はエレベータケーブルの建
物側の中継点である。22はエレベータケーブルのかご
の下の中継点である。23は釣合おもりに敷設された駆
動モータの駆動インバータを含むエレベータ制御盤であ
る。24はエレベータかご1に設けた吊り車、25は昇
降路上部に設けられたロープ3の他端の固定部材であ
る。他の符号は従来のリニアモータエレベータ装置図2
0、21と同一であり、説明を省略する。なお図1に
は、釣合おもり、ガイドレール及びローラは省略してい
る。また、図2ではエレベータかご1側に取り付けられ
た吊車24はエレベータのかご1の釣合おもり16側の
下部に設けられ、昇降路上部に設けられた綱車2は釣合
おもり16上部に1つとなっている。
【0021】次に動作について説明する。釣合おもり1
6に設けられた駆動モータ17が、例えば図1で右まわ
りに回転するとロープ3の固定点19側のロープ長は実
質短くなる結果として釣合おもり16は上昇する。従っ
て、返し車4b側のロープ3は、かご側に送られること
になり、結果としてかごは下降する。駆動モータ17が
逆に左まわりに回転すれば、ロープ3の固定点19側の
ロープ長は実質長くなる結果として釣合おもり16は下
降し、返し車4b側のロープ3は、釣合おもり16側に
送られることになり、結果としてかごは上昇する。ブレ
ーキ装置18は、駆動モータ17が回転する前に解放
し、停止後に作動させ、エレベータを停止保持させる。
ガイドレール用ブレーキ装置14はブレーキ装置18と
併用してもよく、またブレーキ装置18またはガイドレ
ール用ブレーキ装置14のいずれか一方を使用してもよ
い。本実施の形態ではかご側及び釣合おもり側ともにロ
ーピングが2:1であり、エレベータかご1部と釣合お
もり16部のロープ3の進みは同じである。また、エレ
ベータかご1と釣合おもり16の昇降行程は同じとな
り、釣合おもり16は昇降行程全長に渡り移動する。
6に設けられた駆動モータ17が、例えば図1で右まわ
りに回転するとロープ3の固定点19側のロープ長は実
質短くなる結果として釣合おもり16は上昇する。従っ
て、返し車4b側のロープ3は、かご側に送られること
になり、結果としてかごは下降する。駆動モータ17が
逆に左まわりに回転すれば、ロープ3の固定点19側の
ロープ長は実質長くなる結果として釣合おもり16は下
降し、返し車4b側のロープ3は、釣合おもり16側に
送られることになり、結果としてかごは上昇する。ブレ
ーキ装置18は、駆動モータ17が回転する前に解放
し、停止後に作動させ、エレベータを停止保持させる。
ガイドレール用ブレーキ装置14はブレーキ装置18と
併用してもよく、またブレーキ装置18またはガイドレ
ール用ブレーキ装置14のいずれか一方を使用してもよ
い。本実施の形態ではかご側及び釣合おもり側ともにロ
ーピングが2:1であり、エレベータかご1部と釣合お
もり16部のロープ3の進みは同じである。また、エレ
ベータかご1と釣合おもり16の昇降行程は同じとな
り、釣合おもり16は昇降行程全長に渡り移動する。
【0022】次に動作原理につき説明する。図1に示す
ようにロープ3の各部の張力をT1、T2 、T3 、T4
とし、かご重量をWc、積載重量をW、釣合おもり重
量をWb(釣合おもりの枠の重量+駆動モータ重量+ブ
レーキ重量)、駆動モータの綱車においてロープと綱車
がすべらない状態のトラクション力をF(=駆動モータ
トルクT/駆動モータ回転半径r)とすると、 T1 =T2 =(W+Wc)/2 T3 =(Wb/2)±F (±は駆動モータの回転方
向による。) なお、駆動モータの反力は釣合おもりのローラ及びレー
ルでうける。さらに、T4 =(Wb/2)±Fであるの
で、T3 +T4 =Wb 従って、T3 、T4 ≦Wbとな
り、T2 >T3 の場合はかごが下降し、T2 =T3 の場
合はかごが停止し、T2 <T3 の場合はかごが上昇す
る。従って、T2 =(W+Wc)/2<Wbとすること
により、エレベータかごの昇降が行われる。ここで、動
作条件の具体例を表1に示す。
ようにロープ3の各部の張力をT1、T2 、T3 、T4
とし、かご重量をWc、積載重量をW、釣合おもり重
量をWb(釣合おもりの枠の重量+駆動モータ重量+ブ
レーキ重量)、駆動モータの綱車においてロープと綱車
がすべらない状態のトラクション力をF(=駆動モータ
トルクT/駆動モータ回転半径r)とすると、 T1 =T2 =(W+Wc)/2 T3 =(Wb/2)±F (±は駆動モータの回転方
向による。) なお、駆動モータの反力は釣合おもりのローラ及びレー
ルでうける。さらに、T4 =(Wb/2)±Fであるの
で、T3 +T4 =Wb 従って、T3 、T4 ≦Wbとな
り、T2 >T3 の場合はかごが下降し、T2 =T3 の場
合はかごが停止し、T2 <T3 の場合はかごが上昇す
る。従って、T2 =(W+Wc)/2<Wbとすること
により、エレベータかごの昇降が行われる。ここで、動
作条件の具体例を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1に示すように条件式W+Wc/2<W
bが容易に成立することができる。
bが容易に成立することができる。
【0025】次に、上記に示した駆動モータの構成及び
ブレーキ装置の詳細について説明する。図3は駆動モー
タ17及びブレーキ装置18の構成を示す断面図であ
り、片側式リニアモータを円盤状に丸くした薄型扁平の
駆動モータを利用したものである。図4はブレーキバネ
圧により拘束し、電磁石により開放する挟み式ブレーキ
の詳細構成図であり、励磁されて、ブレーキが解放され
ている状態を示す。図3において、31は釣合おもり1
6に固定されている駆動モータのシャフト、32は鉄等
により構成され、薄型扁平の駆動モータの回転子である
二次側ヨークからなり、ヨークの外周にはロープを巻付
けるためのロープ溝部33が設けられており駆動モータ
の磁路になるとともに、ロープへ推力を伝達する駆動綱
車とトラクションを備えた綱車であり巻き上げ機の役目
をしている。34は二次側ヨーク32と一体化された二
次導体であり、誘導機の場合はアルミニウム、銅等によ
り構成される。この駆動モータの二次側は釣合おもりに
固定されたモータシャフト31とはベアリング35を介
して貫通する構成となっているため、駆動モータの二次
側は駆動モータのシャフト31の回りを回転する構成と
なっている。36は駆動モータのシャフト31に固定さ
れた一次側電機子のヨークである。37は一次側電機子
巻き線である。
ブレーキ装置の詳細について説明する。図3は駆動モー
タ17及びブレーキ装置18の構成を示す断面図であ
り、片側式リニアモータを円盤状に丸くした薄型扁平の
駆動モータを利用したものである。図4はブレーキバネ
圧により拘束し、電磁石により開放する挟み式ブレーキ
の詳細構成図であり、励磁されて、ブレーキが解放され
ている状態を示す。図3において、31は釣合おもり1
6に固定されている駆動モータのシャフト、32は鉄等
により構成され、薄型扁平の駆動モータの回転子である
二次側ヨークからなり、ヨークの外周にはロープを巻付
けるためのロープ溝部33が設けられており駆動モータ
の磁路になるとともに、ロープへ推力を伝達する駆動綱
車とトラクションを備えた綱車であり巻き上げ機の役目
をしている。34は二次側ヨーク32と一体化された二
次導体であり、誘導機の場合はアルミニウム、銅等によ
り構成される。この駆動モータの二次側は釣合おもりに
固定されたモータシャフト31とはベアリング35を介
して貫通する構成となっているため、駆動モータの二次
側は駆動モータのシャフト31の回りを回転する構成と
なっている。36は駆動モータのシャフト31に固定さ
れた一次側電機子のヨークである。37は一次側電機子
巻き線である。
【0026】38は二次側ヨーク32に設けられたブレ
ーキ用のつば、39はブレーキ用のつば38を挟んで制
動する挟み式ブレーキであり、40は釣合おもり16に
設けられた枠体である。 図4において、41は電磁石
のコイルである。42は電磁石41の励磁が遮断されて
いる場合にブレーキシュー43によりブレーキ用のつば
38を挟む力を発生するばねである。44は電磁石の蓋
45と電磁石のコイル側の鉄芯46とブレーキアーム4
7を連結する軸ピンである。48はブレーキ挟み式ブレ
ーキ39を釣合おもり16に保持する軸ピンである。2
組みのブレーキアーム47は軸ピン48を中心にしてブ
レーキ用のつば38の拘束と開放動作をおこなう。
ーキ用のつば、39はブレーキ用のつば38を挟んで制
動する挟み式ブレーキであり、40は釣合おもり16に
設けられた枠体である。 図4において、41は電磁石
のコイルである。42は電磁石41の励磁が遮断されて
いる場合にブレーキシュー43によりブレーキ用のつば
38を挟む力を発生するばねである。44は電磁石の蓋
45と電磁石のコイル側の鉄芯46とブレーキアーム4
7を連結する軸ピンである。48はブレーキ挟み式ブレ
ーキ39を釣合おもり16に保持する軸ピンである。2
組みのブレーキアーム47は軸ピン48を中心にしてブ
レーキ用のつば38の拘束と開放動作をおこなう。
【0027】次に動作について説明する。本実施の形態
の駆動モータ17は、片側式リニアモータを円盤状に丸
くしたものであり、動作原理はリニアモータと同じであ
り、二次側ヨーク32が回転すると、二次側ヨーク32
の外周に設けられたロープ溝33に巻付られたロープ
(図示せず)により釣合おもり16が巻き上げられる。
二次側ヨーク32に設けられたブレーキ用のつば38を
挟み式ブレーキ39が挟むことにより、二次側ヨーク3
2の回転が制動され、釣合おもり16の昇降が停止され
る。挟み式ブレーキ39は図4に示されたバネ42が電
磁石のコイル41の励磁が遮断されているときに、ブレ
ーキシュー43がブレーキ用のつば37を挟み二次側ヨ
ーク32の回転を制動し、電磁石ののコイル41を励磁
することによりブレーキ用のつば38がブレーキシュー
43から解放され回転可能となる。
の駆動モータ17は、片側式リニアモータを円盤状に丸
くしたものであり、動作原理はリニアモータと同じであ
り、二次側ヨーク32が回転すると、二次側ヨーク32
の外周に設けられたロープ溝33に巻付られたロープ
(図示せず)により釣合おもり16が巻き上げられる。
二次側ヨーク32に設けられたブレーキ用のつば38を
挟み式ブレーキ39が挟むことにより、二次側ヨーク3
2の回転が制動され、釣合おもり16の昇降が停止され
る。挟み式ブレーキ39は図4に示されたバネ42が電
磁石のコイル41の励磁が遮断されているときに、ブレ
ーキシュー43がブレーキ用のつば37を挟み二次側ヨ
ーク32の回転を制動し、電磁石ののコイル41を励磁
することによりブレーキ用のつば38がブレーキシュー
43から解放され回転可能となる。
【0028】図3においてLは駆動モータの直径であ
り、d1は一次側電機子35の厚みであり、d2は二次
側の電機子32の厚みである。gは駆動モータの一次、
二次側間のギャップである。d(=d1+d2+g)は
駆動モータ全体の厚みである。本実施の形態の扁平モー
タは釣合おもり16に搭載されるため、駆動モータ厚み
dを小さく、即ち一次、二次ヨークの鉄の厚みを薄くす
る必要があるために、一般にギャップ磁束は小さくして
多極構成の駆動モータとして必要モータトルクを発生さ
せるため、駆動モータの直径Lは通常の駆動モータと比
較すると大きい。
り、d1は一次側電機子35の厚みであり、d2は二次
側の電機子32の厚みである。gは駆動モータの一次、
二次側間のギャップである。d(=d1+d2+g)は
駆動モータ全体の厚みである。本実施の形態の扁平モー
タは釣合おもり16に搭載されるため、駆動モータ厚み
dを小さく、即ち一次、二次ヨークの鉄の厚みを薄くす
る必要があるために、一般にギャップ磁束は小さくして
多極構成の駆動モータとして必要モータトルクを発生さ
せるため、駆動モータの直径Lは通常の駆動モータと比
較すると大きい。
【0029】しかし、以上のような構成のダイレクトド
ライブモータでは昇降路全長に二次導体を設置して直線
的に駆動するリニアモータと比較して、一次、二次ヨー
クが同一軸上に組立てられるため、機構的にギャップg
を小さくすることが可能であり、また、二次側に通常の
回転駆動モータと同様な構成とすることができるので、
高効率、小型の駆動モータ構成とすることができる。
又、推力を増すために、通常の誘導モータのようにラダ
ー構造(はしご状のアルミ合金の二次導体に鉄片をはめ
込んで透磁率構造をよくする)も容易に可能となる。従
って、釣合おもりの厚みを従来のリニアモータエレベー
タと同様に薄型にすることができる。
ライブモータでは昇降路全長に二次導体を設置して直線
的に駆動するリニアモータと比較して、一次、二次ヨー
クが同一軸上に組立てられるため、機構的にギャップg
を小さくすることが可能であり、また、二次側に通常の
回転駆動モータと同様な構成とすることができるので、
高効率、小型の駆動モータ構成とすることができる。
又、推力を増すために、通常の誘導モータのようにラダ
ー構造(はしご状のアルミ合金の二次導体に鉄片をはめ
込んで透磁率構造をよくする)も容易に可能となる。従
って、釣合おもりの厚みを従来のリニアモータエレベー
タと同様に薄型にすることができる。
【0030】また、駆動モータのシーブ部に加わる荷重
は、直接ベアリング35にかかる構成なので荷重に対し
て強度を大きくすることができる。
は、直接ベアリング35にかかる構成なので荷重に対し
て強度を大きくすることができる。
【0031】また、図5に示すように二次導体の代わり
に永久磁石49を二次側に取り付け、リニアモータでは
昇降路全長に永久磁石が必要となるため実質的に不可能
であった同期電動機とすることにより、誘導機構成と比
較し更に高効率、小形のモータ構成とすることができ
る。なお、図5では固定一時側を三相巻き線とした8極
構成となっている。
に永久磁石49を二次側に取り付け、リニアモータでは
昇降路全長に永久磁石が必要となるため実質的に不可能
であった同期電動機とすることにより、誘導機構成と比
較し更に高効率、小形のモータ構成とすることができ
る。なお、図5では固定一時側を三相巻き線とした8極
構成となっている。
【0032】なお、ブレーキは駆動モータ17のブレー
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
【0033】以上の構成により、昇降路上部に機械室が
不要となり、また、昇降降全長にわたって2次導体が不
要であり、据え付けも容易にすることができ、また、駆
動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型のものと
することができ、さらに、ブレーキの性能を高いものと
することができる。
不要となり、また、昇降降全長にわたって2次導体が不
要であり、据え付けも容易にすることができ、また、駆
動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型のものと
することができ、さらに、ブレーキの性能を高いものと
することができる。
【0034】実施の形態2.以下、この発明の他の実施
の形態を図について説明する。本実施の形態は実施の形
態1を示す図1のかご1に設けた吊り車24及び固定部
材25を省略しロープ3をかご1に直接固定したもので
ある。図6はエレベータ装置の構成図であり、実施の形
態1を示す図1及び従来例を示す図20と同一の符号は
同一のものを示し説明を省略する。
の形態を図について説明する。本実施の形態は実施の形
態1を示す図1のかご1に設けた吊り車24及び固定部
材25を省略しロープ3をかご1に直接固定したもので
ある。図6はエレベータ装置の構成図であり、実施の形
態1を示す図1及び従来例を示す図20と同一の符号は
同一のものを示し説明を省略する。
【0035】次に動作につき説明する。動作は実施の形
態1と同様に、駆動モータ17によりロープ3が駆動さ
れることにより、エレベータかご1が昇降する。この場
合、釣合おもり16の昇降行程はエレベータかご1の昇
降工程の半分である。
態1と同様に、駆動モータ17によりロープ3が駆動さ
れることにより、エレベータかご1が昇降する。この場
合、釣合おもり16の昇降行程はエレベータかご1の昇
降工程の半分である。
【0036】なお、ブレーキは駆動モータ17のブレー
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
【0037】以上の構成により、昇降路上部に機械室が
不要となり、また、昇降降全長にわたって2次導体が不
要であり、据え付けも容易にすることができ、また、駆
動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型のものと
することができ、さらに、ブレーキの性能を高いものと
することができる。
不要となり、また、昇降降全長にわたって2次導体が不
要であり、据え付けも容易にすることができ、また、駆
動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型のものと
することができ、さらに、ブレーキの性能を高いものと
することができる。
【0038】実施の形態3.以下、この発明の他の一実
施の形態を図について説明する。本実施の形態はかご1
を吊下げるロープと釣合おもり16を吊下げるロープと
は別々のものを使用したものである。図7は本実施の形
態を示すエレベータ装置の構成図であり、図において2
6はロープ3を釣合おもり16に固定する固定部材、2
7は一端が昇降路上部の固定部材28に固定され、他端
が昇降路下部の固定部材29に固定され、かつ、釣合お
もり16に設けられた駆動モータ17に巻き付けられて
いるロープである。実施の形態1の図1と同一の符号は
同一のものを示し説明を省略する。
施の形態を図について説明する。本実施の形態はかご1
を吊下げるロープと釣合おもり16を吊下げるロープと
は別々のものを使用したものである。図7は本実施の形
態を示すエレベータ装置の構成図であり、図において2
6はロープ3を釣合おもり16に固定する固定部材、2
7は一端が昇降路上部の固定部材28に固定され、他端
が昇降路下部の固定部材29に固定され、かつ、釣合お
もり16に設けられた駆動モータ17に巻き付けられて
いるロープである。実施の形態1の図1と同一の符号は
同一のものを示し説明を省略する。
【0039】次に動作について説明する。実施の形態1
と同様に釣合おもり16に敷設された駆動モータ17を
回転させることにより釣合おもり16を昇降させエレベ
ータのかご1を昇降させる。釣合おもり16に敷設され
た駆動モータの容量は、乗客の変化を加味したかごの重
量と、釣合おもり16の重量の差分を駆動する容量があ
ればよい。
と同様に釣合おもり16に敷設された駆動モータ17を
回転させることにより釣合おもり16を昇降させエレベ
ータのかご1を昇降させる。釣合おもり16に敷設され
た駆動モータの容量は、乗客の変化を加味したかごの重
量と、釣合おもり16の重量の差分を駆動する容量があ
ればよい。
【0040】次に、釣合おもりのロープの巻掛方法の詳
細を図8に示す。図8(a)はロープを昇降路上部の固
定部材28と接続されたロープ27a、昇降路下部の固
定部材29と接続された27bとに分離し、それぞれ釣
合おもり部16に設けられた駆動モータ17の回転子の
二次側ヨーク32に巻きつけたものである。図8(b)
はロープ27を釣合おもり部16に設けられた駆動モー
タ17の回転子の二次側ヨーク32に巻き付けたもので
ある。図8(c)、(d)、(e)はロープ27を釣合
おもり16に設けられた駆動モータ17の回転子の二次
側ヨーク32と釣合おもり16に設けられた返し車30
を経由して釣合おもり16に推力を伝達する機構であ
る。図8(e)は図8(d)のロープ27の巻掛の側面
から見た詳細図である。なお、ここで返し車30を駆動
モータと異なるものとしたが、2台の駆動モータとして
2台目のモータの二次側ヨークとしてもよい。この場
合、1台当たりの所要トルクは小さくなり小型化をはか
ることができる。図8(a)、(b)に示す構成ではロ
ープ27が、らせん状に巻きかけられるため、昇降にと
もなってロープ27の位置が、駆動綱車17aの軸方向
に移動する欠点があるが、図8(c)、(d)、(e)
の構成ではこの欠点がない。
細を図8に示す。図8(a)はロープを昇降路上部の固
定部材28と接続されたロープ27a、昇降路下部の固
定部材29と接続された27bとに分離し、それぞれ釣
合おもり部16に設けられた駆動モータ17の回転子の
二次側ヨーク32に巻きつけたものである。図8(b)
はロープ27を釣合おもり部16に設けられた駆動モー
タ17の回転子の二次側ヨーク32に巻き付けたもので
ある。図8(c)、(d)、(e)はロープ27を釣合
おもり16に設けられた駆動モータ17の回転子の二次
側ヨーク32と釣合おもり16に設けられた返し車30
を経由して釣合おもり16に推力を伝達する機構であ
る。図8(e)は図8(d)のロープ27の巻掛の側面
から見た詳細図である。なお、ここで返し車30を駆動
モータと異なるものとしたが、2台の駆動モータとして
2台目のモータの二次側ヨークとしてもよい。この場
合、1台当たりの所要トルクは小さくなり小型化をはか
ることができる。図8(a)、(b)に示す構成ではロ
ープ27が、らせん状に巻きかけられるため、昇降にと
もなってロープ27の位置が、駆動綱車17aの軸方向
に移動する欠点があるが、図8(c)、(d)、(e)
の構成ではこの欠点がない。
【0041】なお、ブレーキは駆動モータ17のブレー
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
キ装置18またはガイドレール用ブレーキ14のいずれ
か一方を使用するか、これらを併用してブレーキの性能
を高めてもよい。
【0042】以上のように、かご及び釣合おもりを吊下
げるロープと駆動ロープを別々としたので、各々のロー
プに合ったロープを適用することができる。また、各々
のロープの長さが短く、交換作業等の据付が容易であ
る。
げるロープと駆動ロープを別々としたので、各々のロー
プに合ったロープを適用することができる。また、各々
のロープの長さが短く、交換作業等の据付が容易であ
る。
【0043】なお、図7の別の構成を図9に示す。図7
の構成に上部返し車51a、下部返し車51b及び釣合
おもり16下部の返し車51Cを追加したものであり、
ロープ27を、上部固定点28、駆動モータ17、上部
返し車51a、下部返し車51b、返し車51C及び下
部固定部29の各々の間に張力をもたせ配置したもので
ある。この構成では、ロープ27を駆動モータ17に1
80度以上巻き付けができるのでトラクションをだしや
すい。
の構成に上部返し車51a、下部返し車51b及び釣合
おもり16下部の返し車51Cを追加したものであり、
ロープ27を、上部固定点28、駆動モータ17、上部
返し車51a、下部返し車51b、返し車51C及び下
部固定部29の各々の間に張力をもたせ配置したもので
ある。この構成では、ロープ27を駆動モータ17に1
80度以上巻き付けができるのでトラクションをだしや
すい。
【0044】また、図10は図9の構成で駆動モータ1
7と返し車51を上下逆にしたものであり、図9の構成
と同様な効果がある。
7と返し車51を上下逆にしたものであり、図9の構成
と同様な効果がある。
【0045】また、図11は図7の構成にそらせ車4
c、4Dを追加したもので、そらせ車4C、4Dの位置
により、吊り車に巻き掛けられロープの接触角を増すこ
とにより、図7よりトラクションを増すことができ、図
9、図10よりトラクションがだしにくいが構成が簡単
にできる。
c、4Dを追加したもので、そらせ車4C、4Dの位置
により、吊り車に巻き掛けられロープの接触角を増すこ
とにより、図7よりトラクションを増すことができ、図
9、図10よりトラクションがだしにくいが構成が簡単
にできる。
【0046】実施の形態4.本実施の形態は実施の形態
1〜3で説明したエレベータ装置に救出用の手動巻取装
置を取付けたものである。図12、13は実施の形態
1、2を示す図1、6に示したエレベータ装置の昇降路
上部のロープ固定部材19の代わりに返し車51を設
け、ロープ3を昇降路下部に設けられた手動巻取装置5
2に固定する。手動巻取装置52は、ロープ3を巻取
り、回止め(図示せず)等を有するドラム52aと、大
きな減速比を持つ減速機(図示せず)を介して設けられ
た手動ハンドル52bを備えたものである。手動巻取装
置52は通常、回り止め等により回転しないようになっ
ているが、エレベータ装置が異常停止時に、ブレーキ装
置18を解放しても動作しないときはには回り止めを抜
き取り、ガイドブレーキ装置14は作動させたままと
し、手動ハンドル装置52によりロープ3を巻きとり、
または、巻き戻して救出をする。
1〜3で説明したエレベータ装置に救出用の手動巻取装
置を取付けたものである。図12、13は実施の形態
1、2を示す図1、6に示したエレベータ装置の昇降路
上部のロープ固定部材19の代わりに返し車51を設
け、ロープ3を昇降路下部に設けられた手動巻取装置5
2に固定する。手動巻取装置52は、ロープ3を巻取
り、回止め(図示せず)等を有するドラム52aと、大
きな減速比を持つ減速機(図示せず)を介して設けられ
た手動ハンドル52bを備えたものである。手動巻取装
置52は通常、回り止め等により回転しないようになっ
ているが、エレベータ装置が異常停止時に、ブレーキ装
置18を解放しても動作しないときはには回り止めを抜
き取り、ガイドブレーキ装置14は作動させたままと
し、手動ハンドル装置52によりロープ3を巻きとり、
または、巻き戻して救出をする。
【0047】また図14は実施の形態3の図7に示した
エレベータ装置の第2のロープ27の昇降路上部の固定
部材28の代わりに返し車51を設け、、昇降路下部の
固定部材29の代わりに手動巻取装置52を取付けたも
のである。第2のロープ27は釣合おもり16に敷設さ
れた駆動モータ17を経由して、返し車51、手動巻取
装置52に接続されている。図12、13と同様に手動
巻取装置52は通常、回り止めにより回転しないように
なっているが、エレベータ装置が異常停止時には釣合お
もり16に設けられたブレーキ17を開放しても動作し
ないときは回転止めを抜き取り、手動ハンドル52によ
りロープ27を巻き取り救出をする。
エレベータ装置の第2のロープ27の昇降路上部の固定
部材28の代わりに返し車51を設け、、昇降路下部の
固定部材29の代わりに手動巻取装置52を取付けたも
のである。第2のロープ27は釣合おもり16に敷設さ
れた駆動モータ17を経由して、返し車51、手動巻取
装置52に接続されている。図12、13と同様に手動
巻取装置52は通常、回り止めにより回転しないように
なっているが、エレベータ装置が異常停止時には釣合お
もり16に設けられたブレーキ17を開放しても動作し
ないときは回転止めを抜き取り、手動ハンドル52によ
りロープ27を巻き取り救出をする。
【0048】なお、本実施の形態では手巻きの手動巻取
装置を示したが、駆動モータを利用した巻取装置を使用
してもよい。
装置を示したが、駆動モータを利用した巻取装置を使用
してもよい。
【0049】以上のように、エレベータ装置に異常が発
生した場合、救出を安全に行うことができる。
生した場合、救出を安全に行うことができる。
【0050】実施の形態5 以下、釣合おもりに設けられた駆動モータの他の実施の
形態を図について説明する。本実施の形態は一次側の電
機子巻線及び二次側の二次導体を各々2組づつ設けたも
のである。図15(a)は駆動モータの斜視図、図15
(b)は駆動モータの断面図であり、モータシャフト3
1に対して直角な両側面に一次導体37a、37bを有
する一次側電機子巻線36a、36bを設け、この一次
側電機子巻線36a、36bに各々対向し、一次、二次
間のギャップの磁路が回転軸に平行となるように二次導
体34a、34bを有する二次側ヨーク32a、32b
を設け、二次側ヨーク32a、32bを連結部材61で
連結したものである。二次側ヨーク32a、32bの外
周はロープを巻掛けるトラクションを持つロープ溝部3
3a.33bが設けられ、二次側ヨーク32aにはブレ
ーキ用のつば38が設けられている。35a、35bは
二次側ヨーク32a、32bをモータシャフト31に回
転自在に装着するベアリングである。図15(b)は基
本的に図15(a)の構成と同じものであるがロープを
かけるトラクションを持つロープ溝33を連結部材61
の外周に設けたものである。図15(c)は図15
(a)、15(b)に示した扁平モータの一次側、二次
側を逆にしたものであり、二組の一次側ヨーク36a、
36bの間に二次側ヨーク32が装着されている。この
構成は駆動モータにかかる荷重がモータギャップにかか
らなく直接ベアリングにかかる構成であるために、モー
タギャップを狭い構成とすることができる。
形態を図について説明する。本実施の形態は一次側の電
機子巻線及び二次側の二次導体を各々2組づつ設けたも
のである。図15(a)は駆動モータの斜視図、図15
(b)は駆動モータの断面図であり、モータシャフト3
1に対して直角な両側面に一次導体37a、37bを有
する一次側電機子巻線36a、36bを設け、この一次
側電機子巻線36a、36bに各々対向し、一次、二次
間のギャップの磁路が回転軸に平行となるように二次導
体34a、34bを有する二次側ヨーク32a、32b
を設け、二次側ヨーク32a、32bを連結部材61で
連結したものである。二次側ヨーク32a、32bの外
周はロープを巻掛けるトラクションを持つロープ溝部3
3a.33bが設けられ、二次側ヨーク32aにはブレ
ーキ用のつば38が設けられている。35a、35bは
二次側ヨーク32a、32bをモータシャフト31に回
転自在に装着するベアリングである。図15(b)は基
本的に図15(a)の構成と同じものであるがロープを
かけるトラクションを持つロープ溝33を連結部材61
の外周に設けたものである。図15(c)は図15
(a)、15(b)に示した扁平モータの一次側、二次
側を逆にしたものであり、二組の一次側ヨーク36a、
36bの間に二次側ヨーク32が装着されている。この
構成は駆動モータにかかる荷重がモータギャップにかか
らなく直接ベアリングにかかる構成であるために、モー
タギャップを狭い構成とすることができる。
【0051】以上のように、駆動モータを構造が強く、
高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
【0052】実施の形態6.実施の形態5では一次側巻
き線がモータシャフトと直角方向に巻かれている駆動モ
ータを示したが、本実施の形態では通常モータと同様に
モータシャフトと平行に巻かれた一次巻き線が固定子で
ある一次側ヨークに巻かれたドラム状の薄型アウターロ
ータモータを利用した駆動モータにつき説明する。図1
6(a)は駆動モータの斜視図、図16(b)は断面図
である。図において、62は駆動綱車32に連結された
円筒形の回転部である二次側ヨークであり、63は二次
側ヨーク62の内側面にモータシャフト31と平行に取
りつけられた二次導体である。64はモータシャフト3
1に固定され、二次導体63に近接対向してモータシャ
フト31に平行に取り付けられた一次側ヨーク65を支
持する一次側ヨーク支持部材である。以上のようにアウ
ターローモータでは一次、二次間のギャップの磁路が回
転軸に平行となっている。なお、実施の形態1の図2の
符号と同じものは同一のいものを示し説明を省略する。
き線がモータシャフトと直角方向に巻かれている駆動モ
ータを示したが、本実施の形態では通常モータと同様に
モータシャフトと平行に巻かれた一次巻き線が固定子で
ある一次側ヨークに巻かれたドラム状の薄型アウターロ
ータモータを利用した駆動モータにつき説明する。図1
6(a)は駆動モータの斜視図、図16(b)は断面図
である。図において、62は駆動綱車32に連結された
円筒形の回転部である二次側ヨークであり、63は二次
側ヨーク62の内側面にモータシャフト31と平行に取
りつけられた二次導体である。64はモータシャフト3
1に固定され、二次導体63に近接対向してモータシャ
フト31に平行に取り付けられた一次側ヨーク65を支
持する一次側ヨーク支持部材である。以上のようにアウ
ターローモータでは一次、二次間のギャップの磁路が回
転軸に平行となっている。なお、実施の形態1の図2の
符号と同じものは同一のいものを示し説明を省略する。
【0053】動作は実施の形態4と同様である。d3は
駆動部の厚みである。前述したようにこの方向の厚みを
薄くする必要があるので本実施の形態の駆動モータも直
径L方向に大きく、円周の大きな多極モータ構成とし必
要推力を発生させる必要がある。この駆動モータの構成
もロープを掛けるロープ溝がモータギャップ上にないた
めに駆動モータにかかる荷重がモータギャップにかから
なく、直接ベアリングにかかる構成であるために、モー
タギャップの狭い構成とすることができる。
駆動部の厚みである。前述したようにこの方向の厚みを
薄くする必要があるので本実施の形態の駆動モータも直
径L方向に大きく、円周の大きな多極モータ構成とし必
要推力を発生させる必要がある。この駆動モータの構成
もロープを掛けるロープ溝がモータギャップ上にないた
めに駆動モータにかかる荷重がモータギャップにかから
なく、直接ベアリングにかかる構成であるために、モー
タギャップの狭い構成とすることができる。
【0054】また、図17に図16を少し変形した別の
ドラム状の薄型アウターロータモータを利用した駆動モ
ータを示す。図17(a)はロープを掛けるロープロー
プ溝33をアウターロータモータのギャップ上の二次側
ヨーク上に構成し、薄型をはかったものである。図にお
いて、互に対向する二組の二次側ヨーク32a、32b
を連結する円筒形状の連結ヨーク61の外周にはロープ
溝33が設けられている。二次側ヨーク32a、32b
間には、モータシャフト31に平行でかつ、二次導体に
近接対向する一次コイル37を取りつけた一次側ヨーク
が装着されている。図17(b)はロープを掛けるロー
プ溝33を二組の二次側ヨーク32a、32bの外周で
ベアリング35a、35bに対応する部分に設けたもの
である。これらの駆動モータの構成もロープを掛けるロ
ープ溝がモータギャップ上なく、モータにかかる荷重が
モータギャップにかからないで直接ベアリングにかかる
構成であるために、モータギャップの狭い構成とするこ
とができる。また、この構成の場合も実施に形態1の図
4に示した構成と同様に二次導体部32に永久磁石を使
用し、同期電動機とすることも可能である。
ドラム状の薄型アウターロータモータを利用した駆動モ
ータを示す。図17(a)はロープを掛けるロープロー
プ溝33をアウターロータモータのギャップ上の二次側
ヨーク上に構成し、薄型をはかったものである。図にお
いて、互に対向する二組の二次側ヨーク32a、32b
を連結する円筒形状の連結ヨーク61の外周にはロープ
溝33が設けられている。二次側ヨーク32a、32b
間には、モータシャフト31に平行でかつ、二次導体に
近接対向する一次コイル37を取りつけた一次側ヨーク
が装着されている。図17(b)はロープを掛けるロー
プ溝33を二組の二次側ヨーク32a、32bの外周で
ベアリング35a、35bに対応する部分に設けたもの
である。これらの駆動モータの構成もロープを掛けるロ
ープ溝がモータギャップ上なく、モータにかかる荷重が
モータギャップにかからないで直接ベアリングにかかる
構成であるために、モータギャップの狭い構成とするこ
とができる。また、この構成の場合も実施に形態1の図
4に示した構成と同様に二次導体部32に永久磁石を使
用し、同期電動機とすることも可能である。
【0055】以上のように、駆動モータを構造が強く、
高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
【0056】実施の形態7.本実施の形態は実施の形態
5の図15(b)と実施の形態6の図17(a)に示し
た駆動モータを組合せたもので、図について説明する。
図18(a)は本実施の形態の駆動モータの断面図、図
18(b)は一次側ヨークの巻線図である。図18
(a)において、67はモータシャフト31に固定され
た一次側ヨーク、68は図18(b)に示すように環状
巻とした巻線でモータシャフト31に平行な一次側ヨー
クの外周及び、モータシャフト31に平行な一次側ヨー
クの外周及び、モータシャフト31に直角な一次側ヨー
クの両側面に巻込まれている。69は巻線68の三面を
取囲むように二次側ヨーク32a、32b及び二次側連
結ヨークに配設された断面がU形の二次導体である。こ
の構成により推力発生部がU形二次導体69の3面で可
能であるために、一次巻き線の有効巻き線部面積が大き
く、二次4側の有効面積も大きいので、幅d4を薄くし
ても直径Lを実施の形態6の図17で示した構成より小
さくすることができる。
5の図15(b)と実施の形態6の図17(a)に示し
た駆動モータを組合せたもので、図について説明する。
図18(a)は本実施の形態の駆動モータの断面図、図
18(b)は一次側ヨークの巻線図である。図18
(a)において、67はモータシャフト31に固定され
た一次側ヨーク、68は図18(b)に示すように環状
巻とした巻線でモータシャフト31に平行な一次側ヨー
クの外周及び、モータシャフト31に平行な一次側ヨー
クの外周及び、モータシャフト31に直角な一次側ヨー
クの両側面に巻込まれている。69は巻線68の三面を
取囲むように二次側ヨーク32a、32b及び二次側連
結ヨークに配設された断面がU形の二次導体である。こ
の構成により推力発生部がU形二次導体69の3面で可
能であるために、一次巻き線の有効巻き線部面積が大き
く、二次4側の有効面積も大きいので、幅d4を薄くし
ても直径Lを実施の形態6の図17で示した構成より小
さくすることができる。
【0057】以上のように、駆動モータを構造が強く、
さらに高効率の、小型で薄型のものとすることができ
る。
さらに高効率の、小型で薄型のものとすることができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、エレ
ベータ昇降路の上部に配設された綱車に巻掛けられてエ
レベータ昇降路内に配設されたロープと、このロープの
一端が固定された上記エレベータ昇降路の上部のかご側
固定部材と上記綱車の間に配設され、上記ロープを介し
て吊持された吊り車と、この吊り車に連結されたエレベ
ータかごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベ
ータ昇降路の上部の釣合おもり側固定部材と上記綱車の
間に配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いお
もりと、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付
けられる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体
を有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、
据え付けを容易にすることができ、駆動モータを小型で
薄型のものとすることができる。
ベータ昇降路の上部に配設された綱車に巻掛けられてエ
レベータ昇降路内に配設されたロープと、このロープの
一端が固定された上記エレベータ昇降路の上部のかご側
固定部材と上記綱車の間に配設され、上記ロープを介し
て吊持された吊り車と、この吊り車に連結されたエレベ
ータかごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベ
ータ昇降路の上部の釣合おもり側固定部材と上記綱車の
間に配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いお
もりと、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付
けられる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体
を有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、
据え付けを容易にすることができ、駆動モータを小型で
薄型のものとすることができる。
【0059】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
ロープと、このロープの一端に連結されたエレベータか
ごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベータ昇
降路の上部の釣合いおもり側固定部材と上記綱車の間に
配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いおもり
と、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付けら
れる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を有
する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、据え
付けを容易にすることができ、駆動モータの構造を小型
で薄型の駆動モータとすることができる。
た綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
ロープと、このロープの一端に連結されたエレベータか
ごと、上記ロープの他端が固定された上記エレベータ昇
降路の上部の釣合いおもり側固定部材と上記綱車の間に
配設され、上記ロープを介して吊持された釣合いおもり
と、この釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付けら
れる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を有
する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、据え
付けを容易にすることができ、駆動モータの構造を小型
で薄型の駆動モータとすることができる。
【0060】また、上記釣合おもり側固定部材に代え、
上記昇降路上部に設けられた綱車介し上記ロープの他端
を昇降路下部に固定するとともに、異常時に上記ロープ
の他端近傍のロープを巻取ることによりエレベータのか
ごを昇降させる巻取り手段を備えたので、エレベータ装
置に異常が発生した場合、救出を安全に行うことができ
る。
上記昇降路上部に設けられた綱車介し上記ロープの他端
を昇降路下部に固定するとともに、異常時に上記ロープ
の他端近傍のロープを巻取ることによりエレベータのか
ごを昇降させる巻取り手段を備えたので、エレベータ装
置に異常が発生した場合、救出を安全に行うことができ
る。
【0061】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、一端が上記エレベータ昇降路
の上部の上部固定部材に固定され他端がエレベータ昇降
路の下部の下部固定部材に固定された第2のロープと、
上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、か
ごを吊下げるロープと釣合おもりを吊下げるロープを別
々としたので、ロープの寿命が長く、また、ロープの長
さが短く、据付が容易であり、交換も別々にできる。
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、一端が上記エレベータ昇降路
の上部の上部固定部材に固定され他端がエレベータ昇降
路の下部の下部固定部材に固定された第2のロープと、
上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたので、か
ごを吊下げるロープと釣合おもりを吊下げるロープを別
々としたので、ロープの寿命が長く、また、ロープの長
さが短く、据付が容易であり、交換も別々にできる。
【0062】また、エレベータ昇降路の上部に配設され
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、エレベータ昇降路の下部に配
設された巻取り手段と、上記エレベータ昇降路の上部に
配設された第2の綱車と上記巻取り手段に巻掛けらた連
続した第2のロープと、上記釣合いおもりに設けられ上
記第2のロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有す
る回転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モー
タと、を備え、通常は上記駆動モータにより上記第2の
ロープを駆動して上記釣合いおもりを移動させることに
より上記エレベータかごを昇降させ、異常時には上記巻
取り手段により上第2のロープを駆動して上記釣合いお
もりを移動させることにより上記エレベータかごを昇降
させるものであるので、エレベータ装置に異常が発生し
た場合、救出を安全に行うことができる。
た第1の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設
された第1のロープと、この第1のロープの一端に連結
されたエレベータかごと、上記第1のロープの他端に連
結された釣合いおもりと、エレベータ昇降路の下部に配
設された巻取り手段と、上記エレベータ昇降路の上部に
配設された第2の綱車と上記巻取り手段に巻掛けらた連
続した第2のロープと、上記釣合いおもりに設けられ上
記第2のロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有す
る回転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モー
タと、を備え、通常は上記駆動モータにより上記第2の
ロープを駆動して上記釣合いおもりを移動させることに
より上記エレベータかごを昇降させ、異常時には上記巻
取り手段により上第2のロープを駆動して上記釣合いお
もりを移動させることにより上記エレベータかごを昇降
させるものであるので、エレベータ装置に異常が発生し
た場合、救出を安全に行うことができる。
【0063】また、上記釣合おもりに設けられ上記釣合
おもりのガイドレールを拘束するガイドレール用ブレー
キ装置を備えたので、ブレーキ性能を高めることができ
るる。
おもりのガイドレールを拘束するガイドレール用ブレー
キ装置を備えたので、ブレーキ性能を高めることができ
るる。
【0064】また、上記回転子は、両端面が上記回転軸
方向に直交する円柱形状とし、上記釣合いおもりに設け
られた回転軸に回転自在に装着され、上記ロープ溝部は
上記回転子の外周に設けられ、上記二次導体を永久磁
石、または、導電材を取付けたヨーク鉄芯とするととも
に、上記回転子の回転軸に直交する端面に配設し、上記
固定子は、円板形状とし、上記回転軸に固定されるとと
もに、上記一次導体は上記二次導体が配設された上記回
転子の端面に対向する平行な面に上記二次導体に近接し
て配設され、さらに、上記回転子の外側に設けられたブ
レーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧
し制動するブレーキ手段と、を備えたので、駆動モータ
を構造が強く、高効率の、小型で薄型のものとすること
ができ、また、ブレーキ性能を高めることができる。
方向に直交する円柱形状とし、上記釣合いおもりに設け
られた回転軸に回転自在に装着され、上記ロープ溝部は
上記回転子の外周に設けられ、上記二次導体を永久磁
石、または、導電材を取付けたヨーク鉄芯とするととも
に、上記回転子の回転軸に直交する端面に配設し、上記
固定子は、円板形状とし、上記回転軸に固定されるとと
もに、上記一次導体は上記二次導体が配設された上記回
転子の端面に対向する平行な面に上記二次導体に近接し
て配設され、さらに、上記回転子の外側に設けられたブ
レーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧
し制動するブレーキ手段と、を備えたので、駆動モータ
を構造が強く、高効率の、小型で薄型のものとすること
ができ、また、ブレーキ性能を高めることができる。
【0065】また、上記回転子は、内外周が上記回転軸
に平行な周円筒部とこの円筒部の一端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円板部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面に
配設し、上記固定子は外周が上記回転軸に平行な円柱形
状とし、上記回転軸に固定されるとともに、上記回転子
の上記円筒部内側に配設され、上記一次導体は上記固定
子の外周に上記二次導体に近接対向して配設され、さら
に、上記回転子の外側に設けられたブレーキ用被押圧部
と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動するブレー
キ手段と、を備えたので、駆動モータを構造が強く、高
効率の、小型で薄型のものとすることができ、また、ブ
レーキ性能を高めることができる。
に平行な周円筒部とこの円筒部の一端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円板部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面に
配設し、上記固定子は外周が上記回転軸に平行な円柱形
状とし、上記回転軸に固定されるとともに、上記回転子
の上記円筒部内側に配設され、上記一次導体は上記固定
子の外周に上記二次導体に近接対向して配設され、さら
に、上記回転子の外側に設けられたブレーキ用被押圧部
と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動するブレー
キ手段と、を備えたので、駆動モータを構造が強く、高
効率の、小型で薄型のものとすることができ、また、ブ
レーキ性能を高めることができる。
【0066】また、上記回転子は、内外周が上記回転軸
に平行な周円筒部とこの円筒部の両端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面及
び上記円板部の内面にU字形状に配設し、上記固定子は
外周が上記回転軸に平行にな円柱形状とし、上記回転軸
に固定されるとともに、上記回転子の上記円筒部及び上
記円板部の内側に配設され、上記一次導体の巻線は環状
巻線とし上記固定子の外周及び両端面に上記二次導体に
近接対向して配設されたので、駆動モータを構造が強
く、高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
に平行な周円筒部とこの円筒部の両端に固定され、上記
釣合いおもりに設けられた回転軸に回転自在に装着され
た円板部を有し、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に
設けられ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を
取付けたヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面及
び上記円板部の内面にU字形状に配設し、上記固定子は
外周が上記回転軸に平行にな円柱形状とし、上記回転軸
に固定されるとともに、上記回転子の上記円筒部及び上
記円板部の内側に配設され、上記一次導体の巻線は環状
巻線とし上記固定子の外周及び両端面に上記二次導体に
近接対向して配設されたので、駆動モータを構造が強
く、高効率の、小型で薄型のものとすることができる。
【0067】また、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周
に設けられる代わりに、上記円板部外周に設けられたの
で、駆動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型の
ものとすることができる。
に設けられる代わりに、上記円板部外周に設けられたの
で、駆動モータを構造が強く、高効率の、小型で薄型の
ものとすることができる。
【0068】また、上記回転子の外側に設けられたブレ
ーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し
制動するブレーキ手段と、を備えたのでブレーキ性能を
高めることができる。
ーキ用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し
制動するブレーキ手段と、を備えたのでブレーキ性能を
高めることができる。
【0069】また。上記ブレーキ用被押圧部は上記回転
子の外周に突設されたつばとし、上記ブレーキ手段は、
上記つばの両側面をばね圧により挟み上記駆動モータの
回転を制動するブレーキ用つば挟み部を備えたのでブレ
ーキ性能を高めることができる。
子の外周に突設されたつばとし、上記ブレーキ手段は、
上記つばの両側面をばね圧により挟み上記駆動モータの
回転を制動するブレーキ用つば挟み部を備えたのでブレ
ーキ性能を高めることができる。
【図1】この発明の一実施の形態を示すエレベータ装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】この発明の一実施の形態のエレベータ装置の斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示した駆動モータ及びブレーキ装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図4】図3に示したブレーキ装置の詳細構成図であ
る。
る。
【図5】図3に示した駆動モータの二次側に取付けた永
久磁石の構成図である。
久磁石の構成図である。
【図6】この発明の他の実施の形態のエレベータ装置の
構成図である。
構成図である。
【図7】この発明のさらに他の実施の形態のエレベータ
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図8】図7に示した駆動モータのロープ巻き掛け方法
の説明図である。
の説明図である。
【図9】この発明のさらに他の実施の形態のエレベータ
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図10】この発明のさらに他の実施の形態のエレベー
タ装置の構成図である。
タ装置の構成図である。
【図11】この発明のさらに他の実施の形態のエレベー
タ装置の構成図である。
タ装置の構成図である。
【図12】図1のエレベータ装置に手動巻取装置を備え
たエレベータ装置の構成図である。
たエレベータ装置の構成図である。
【図13】図6のエレベータ装置に手動巻取装置を備え
たエレベータ装置の構成図である。
たエレベータ装置の構成図である。
【図14】図7のエレベータ装置に手動巻取装置を備え
たエレベータ装置の構成図である。
たエレベータ装置の構成図である。
【図15】この発明のさらに他の実施の形態の駆動モー
タの構成を示す断面図である。
タの構成を示す断面図である。
【図16】この発明のさらに他の実施の形態の駆動モー
タの構成を示す断面図である。
タの構成を示す断面図である。
【図17】図16に示した駆動モータの変形を示す駆動
モータの構成を示す断面図である。
モータの構成を示す断面図である。
【図18】この発明のさらに他の実施の形態の駆動モー
タの構成を示す断面図である。
タの構成を示す断面図である。
【図19】従来の円筒式リニアモータを利用したエレベ
ータの斜視図である。
ータの斜視図である。
【図20】従来の平板式リニアモータを利用したエレベ
ータの斜視図である。
ータの斜視図である。
【図21】従来のエレベータ装置構成図である。
1 エレベータかご、2 かごガイドレール、3 ロー
プ、4 返し車、5釣合おもり、6 釣合おもりガイド
レール、7 円筒形可動子、8 円筒形リニアモータ、
9 コラム、13 両側式平板リニア誘導モータ、14
ガイドレール用ブレーキ装置、16 釣合おもり、1
7 駆動モータ、18 ブレーキ装置、19 固定部
材、24 吊り車、25 固定部材、26 固定部材、
27 ロープ、28 固定部材、29 固定部材、30
返し車、31 モータシャフト、32 二次側ヨー
ク、33 ロープ溝、34 二次導体、35 ベアリン
グ、36 一次側電機子ヨーク、37 一次側電機子巻
線、38 ブレーキ用のつば、39 挟み式ブレーキ、
41 電磁コイル、42 ばね、43 ブレーキシュ
ー、49 永久磁石、51 返し車、52 手巻ハンド
ル装置、61 連結部材、62 二次側ヨーク、63
二次導体、64 ヨーク支持部材、64 一次側ヨー
ク。
プ、4 返し車、5釣合おもり、6 釣合おもりガイド
レール、7 円筒形可動子、8 円筒形リニアモータ、
9 コラム、13 両側式平板リニア誘導モータ、14
ガイドレール用ブレーキ装置、16 釣合おもり、1
7 駆動モータ、18 ブレーキ装置、19 固定部
材、24 吊り車、25 固定部材、26 固定部材、
27 ロープ、28 固定部材、29 固定部材、30
返し車、31 モータシャフト、32 二次側ヨー
ク、33 ロープ溝、34 二次導体、35 ベアリン
グ、36 一次側電機子ヨーク、37 一次側電機子巻
線、38 ブレーキ用のつば、39 挟み式ブレーキ、
41 電磁コイル、42 ばね、43 ブレーキシュ
ー、49 永久磁石、51 返し車、52 手巻ハンド
ル装置、61 連結部材、62 二次側ヨーク、63
二次導体、64 ヨーク支持部材、64 一次側ヨー
ク。
Claims (12)
- 【請求項1】エレベータ昇降路の上部に配設された綱車
に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設されたロープ
と、このロープの一端が固定された上記エレベータ昇降
路の上部のかご側固定部材と上記綱車の間に配設され、
上記ロープを介して吊持された吊り車と、この吊り車に
連結されたエレベータかごと、上記ロープの他端が固定
された上記エレベータ昇降路の上部の釣合おもり側固定
部材と上記綱車の間に配設され、上記ロープを介して吊
持された釣合いおもりと、この釣合いおもりに設けられ
上記ロープが巻付けられる溝部と二次導体とを有する回
転子及び一次導体を有する固定子を設けた駆動モータ
と、を備えたことを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項2】エレベータ昇降路の上部に配設された綱車
に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設されたロープ
と、このロープの一端に連結されたエレベータかごと、
上記ロープの他端が固定された上記エレベータ昇降路の
上部の釣合いおもり側固定部材と上記綱車の間に配設さ
れ、上記ロープを介して吊持された釣合いおもりと、こ
の釣合いおもりに設けられ上記ロープが巻付けられる溝
部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を有する固
定子を設けた駆動モータと、を備えたことを特徴とする
エレベータ装置。 - 【請求項3】上記釣合おもり側固定部材に代え、上記昇
降路上部に設けられた綱車介し上記ロープの他端を昇降
路下部に固定するとともに、異常時に上記ロープの他端
近傍のロープを巻取ることによりエレベータのかごを昇
降させる巻取り手段を備えたことを特徴とする請求項1
または2記載のエレベータ装置。 - 【請求項4】エレベータ昇降路の上部に配設された第1
の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
第1のロープと、この第1のロープの一端に連結された
エレベータかごと、上記第1のロープの他端に連結され
た釣合いおもりと、 一端が上記エレベータ昇降路の上部の上部固定部材に固
定され他端がエレベータ昇降路の下部の下部固定部材に
固定された第2のロープと、 上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備えたことを特
徴とするエレベータ装置。 - 【請求項5】エレベータ昇降路の上部に配設された第1
の綱車に巻掛けられてエレベータ昇降路内に配設された
第1のロープと、この第1のロープの一端に連結された
エレベータかごと、上記第1のロープの他端に連結され
た釣合いおもりと、エレベータ昇降路の下部に配設され
た巻取り手段と、上記エレベータ昇降路の上部に配設さ
れた第2の綱車と上記巻取り手段に巻掛けらた連続した
第2のロープと、 上記釣合いおもりに設けられ上記第2のロープが巻付け
られる溝部と二次導体とを有する回転子及び一次導体を
有する固定子を設けた駆動モータと、を備え、 通常は上記駆動モータにより上記第2のロープを駆動し
て上記釣合いおもりを移動させることにより上記エレベ
ータかごを昇降させ、異常時には上記巻取り手段により
上第2のロープを駆動して上記釣合いおもりを移動させ
ることにより上記エレベータかごを昇降させることを特
徴とするエレベータ装置。 - 【請求項6】上記釣合おもりに設けられ上記釣合おもり
ガイドレールを拘束するガイドレール用ブレーキ装置を
備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
に記載のエレベータ装置。 - 【請求項7】上記回転子は、両端面が上記回転軸方向に
直交する円柱形状とし、上記釣合いおもりに設けられた
回転軸に回転自在に装着され、上記ロープ溝部は上記回
転子の外周に設けられ、上記二次導体を永久磁石、また
は、導電材を取付けたヨーク鉄芯とするとともに、上記
回転子の回転軸に直交する端面に配設し、上記固定子
は、円板形状とし、上記回転軸に固定されるとともに、
上記一次導体は上記二次導体が配設された上記回転子の
端面に対向する平行な面に上記二次導体に近接して配設
され、さらに、上記回転子の外側に設けられたブレーキ
用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動
するブレーキ手段と、を備えたことを特徴とする請求項
1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータ装置。 - 【請求項8】上記回転子は、内外周が上記回転軸に平行
な周円筒部とこの円筒部の一端に固定され、上記釣合い
おもりに設けられた回転軸に回転自在に装着された円板
部を有し、上記ロープ溝部は上記円板部の外周に設けら
れ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を取付け
たヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面に配設
し、上記固定子は外周が上記回転軸に平行な円柱形状と
し、上記回転軸に固定されるとともに、上記回転子の上
記円筒部内側に配設され、上記一次導体は上記固定子の
外周に上記二次導体に近接対向して配設され、さらに、
上記回転子の外側に設けられたブレーキ用被押圧部と、
上記被押圧部をばね圧により押圧し制動するブレーキ手
段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれかに記載のエレベータ装置。 - 【請求項9】上記回転子は、内外周が上記回転軸に平行
な周円筒部とこの円筒部の両端に固定され、上記釣合い
おもりに設けられた回転軸に回転自在に装着された円板
部を有し、上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に設けら
れ、上記二次導体を永久磁石、または、導電材を取付け
たヨーク鉄芯とするとともに上記円筒部の内面及び上記
円板部の内面にU字形状に配設し、上記固定子は外周が
上記回転軸に平行にな円柱形状とし、上記回転軸に固定
されるとともに、上記回転子の上記円筒部及び上記円板
部の内側に配設され、上記一次導体の巻線は環状巻線と
し上記固定子の外周及び両端面に上記二次導体に近接対
向して配設されたことを特徴とするる請求項1〜請求項
5のいずれかに記載のエレベータ装置。 - 【請求項10】上記ロープ溝部は上記円筒部の外周に設
けられる代わりに、上記円板部外周に設けられたことを
特徴とする請求項9記載のエレベータ装置。 - 【請求項11】上記回転子の外側に設けられたブレーキ
用被押圧部と、上記被押圧部をばね圧により押圧し制動
するブレーキ手段と、を備えたことを特徴とする請求項
1〜請求項5、請求項9及び請求項10のいずれかに記
載のエレベータ装置。 - 【請求項12】上記ブレーキ用被押圧部は上記回転子の
外周に突設されたつばとし、上記ブレーキ手段は、上記
つばの両側面をばね圧により挟み上記駆動モータの回転
を制動するブレーキ用つば挟み部を備えたことを特徴と
する請求項7、請求項8、及び請求項11のいずれかに
記載のエレベータ装置。
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CNB961066733A CN1154608C (zh) | 1995-11-06 | 1996-05-22 | 电梯装置 |
CNB2003101015805A CN1257832C (zh) | 1995-11-06 | 1996-05-22 | 电梯用卷扬装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28729595A JP3225811B2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | エレベータ装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158239A Division JP3225960B2 (ja) | 1995-11-06 | 2000-05-29 | エレベータ用巻上装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3225811B2 JP3225811B2 (ja) | 2001-11-05 |
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---|---|---|---|
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-
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- 1996-05-22 CN CNB2003101015805A patent/CN1257832C/zh not_active Expired - Fee Related
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