JPH0884887A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH0884887A JPH0884887A JP6223348A JP22334894A JPH0884887A JP H0884887 A JPH0884887 A JP H0884887A JP 6223348 A JP6223348 A JP 6223348A JP 22334894 A JP22334894 A JP 22334894A JP H0884887 A JPH0884887 A JP H0884887A
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- 238000009987 spinning Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯槽内に配設したパルセーターにより洗濯
を行う洗濯機において、洗濯中の衣類とパルセーターと
を直接接触させず、パルセーターの回転による水流によ
り洗濯を行うようにして、デリケートな衣類の傷み、型
くずれを最小限におさえる。 【構成】 洗濯兼脱水槽11の底部にパルセーター2を
回転自在に配設し、パルセーター2の上方にこのパルセ
ーター2を覆うように多孔体9を設け、この多孔体9は
パルセーター2とは動的に切り離している。
を行う洗濯機において、洗濯中の衣類とパルセーターと
を直接接触させず、パルセーターの回転による水流によ
り洗濯を行うようにして、デリケートな衣類の傷み、型
くずれを最小限におさえる。 【構成】 洗濯兼脱水槽11の底部にパルセーター2を
回転自在に配設し、パルセーター2の上方にこのパルセ
ーター2を覆うように多孔体9を設け、この多孔体9は
パルセーター2とは動的に切り離している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯槽内の衣類が直接
パルセーターと接触することなく洗濯を行うことにより
衣類傷みを最小限に抑えた洗濯機に関するものである。
パルセーターと接触することなく洗濯を行うことにより
衣類傷みを最小限に抑えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図5に示すよう
に構成していた。以下、その構成について説明する。
に構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
1は、底面にパルセーター2を回転自在に配設し、洗濯
兼脱水槽1の底面の裏面には取りつけ用のフランジ3を
設け、水受槽4に内包されている。水受槽4の裏面に
は、洗濯兼脱水槽1をおよびパルセーター2を駆動する
モータ5を取り付けている。また、水受槽4は外枠6に
サスペンション7によって防振支持されている。洗濯兼
脱水槽1の上部には液体を内封した流体バランサー8を
固着している。
1は、底面にパルセーター2を回転自在に配設し、洗濯
兼脱水槽1の底面の裏面には取りつけ用のフランジ3を
設け、水受槽4に内包されている。水受槽4の裏面に
は、洗濯兼脱水槽1をおよびパルセーター2を駆動する
モータ5を取り付けている。また、水受槽4は外枠6に
サスペンション7によって防振支持されている。洗濯兼
脱水槽1の上部には液体を内封した流体バランサー8を
固着している。
【0004】上記構成において、洗濯行程において、モ
ータ5によりパルセーター2を駆動することによって、
パルセーター2が直接衣類に接触することにより、また
は水を介して洗濯兼脱水槽1内の衣類を回転し、衣類を
洗濯する。
ータ5によりパルセーター2を駆動することによって、
パルセーター2が直接衣類に接触することにより、また
は水を介して洗濯兼脱水槽1内の衣類を回転し、衣類を
洗濯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機では、洗濯中の衣類がパルセーター2に直接接触する
と、衣類とパルセーター2の回転数が異なるため衣類が
傷むという問題を有していた。すなわち、パルセーター
2の回転数は毎分180回転前後であるのに対して、衣
類の回転数は毎分10回転前後であり、この回転数の差
が衣類の傷みの大きな原因となっている。特に、ブラウ
スなどのデリケートな衣類では型くずれや傷みが起こり
やすいという問題を有していた。
機では、洗濯中の衣類がパルセーター2に直接接触する
と、衣類とパルセーター2の回転数が異なるため衣類が
傷むという問題を有していた。すなわち、パルセーター
2の回転数は毎分180回転前後であるのに対して、衣
類の回転数は毎分10回転前後であり、この回転数の差
が衣類の傷みの大きな原因となっている。特に、ブラウ
スなどのデリケートな衣類では型くずれや傷みが起こり
やすいという問題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
中の衣類とパルセーターとを直接接触させず、パルセー
ターの回転による水流により洗濯を行うようにして、デ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえるこ
とを第1の目的としている。
中の衣類とパルセーターとを直接接触させず、パルセー
ターの回転による水流により洗濯を行うようにして、デ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえるこ
とを第1の目的としている。
【0007】また、上記第1の目的を達成するととも
に、パルセーターによる水流と循環水路からの吐出水に
よりデリケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさ
えた洗濯を行うようにすることを第2の目的としてい
る。
に、パルセーターによる水流と循環水路からの吐出水に
よりデリケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさ
えた洗濯を行うようにすることを第2の目的としてい
る。
【0008】また、上記第1の目的を達成するととも
に、パルセーターが回転中でも衣類を載置する多孔体に
回転させようとする力がほとんど伝わらないようにし、
衣類を直接パルセーターと接触せずに洗濯できるように
することを第3の目的としている。
に、パルセーターが回転中でも衣類を載置する多孔体に
回転させようとする力がほとんど伝わらないようにし、
衣類を直接パルセーターと接触せずに洗濯できるように
することを第3の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗濯槽の底部にパルセーターを回転
自在に配設し、前記パルセーターの上方にこのパルセー
ターを覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセー
ターとは動的に切り離したことを第1の課題解決手段と
している。
を達成するために、洗濯槽の底部にパルセーターを回転
自在に配設し、前記パルセーターの上方にこのパルセー
ターを覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセー
ターとは動的に切り離したことを第1の課題解決手段と
している。
【0010】また、第2の目的を達成するために、洗濯
槽の底部にパルセーターを回転自在に配設し、前記パル
セーターの裏面の羽根の外周に形成したポンプ室から循
環水路を前記洗濯槽の側壁に形成し、前記循環水路の吐
出口を前記洗濯槽の中心方向に向けて開口し、前記パル
セーターの上方にこのパルセーターを覆うように多孔体
を設け、この多孔体はパルセーターとは動的に切り離し
たことを第2の課題解決手段としている。
槽の底部にパルセーターを回転自在に配設し、前記パル
セーターの裏面の羽根の外周に形成したポンプ室から循
環水路を前記洗濯槽の側壁に形成し、前記循環水路の吐
出口を前記洗濯槽の中心方向に向けて開口し、前記パル
セーターの上方にこのパルセーターを覆うように多孔体
を設け、この多孔体はパルセーターとは動的に切り離し
たことを第2の課題解決手段としている。
【0011】また、上記第1または第2の課題解決手段
の多孔体は、洗濯槽の内周部に着脱自在に取り付けたこ
とを第3の課題解決手段としている。
の多孔体は、洗濯槽の内周部に着脱自在に取り付けたこ
とを第3の課題解決手段としている。
【0012】また、第3の目的を達成するために、上記
第1または第2の課題解決手段の多孔体は、略中央部に
てパルセーターの中央部と動的には切り離した状態で連
結したことを第4の課題解決手段としている。
第1または第2の課題解決手段の多孔体は、略中央部に
てパルセーターの中央部と動的には切り離した状態で連
結したことを第4の課題解決手段としている。
【0013】また、上記第4の課題解決手段の多孔体
は、略中央部の連結部近傍に多数の孔を設けたことを第
5の課題解決手段としている。
は、略中央部の連結部近傍に多数の孔を設けたことを第
5の課題解決手段としている。
【0014】また、上記第4の課題解決手段の多孔体
は、上方に複数個のリブ体を設けたことを第6の課題解
決手段としている。
は、上方に複数個のリブ体を設けたことを第6の課題解
決手段としている。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
多孔体とパルセーターとを動的に切り離しておくことに
より、洗濯中の衣類は直接パルセーターと接触せず、パ
ルセーターの回転による水流により洗濯を行うことがで
き、デリケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさ
えた洗濯を行うことができる。
多孔体とパルセーターとを動的に切り離しておくことに
より、洗濯中の衣類は直接パルセーターと接触せず、パ
ルセーターの回転による水流により洗濯を行うことがで
き、デリケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさ
えた洗濯を行うことができる。
【0016】また、第2の課題解決手段により、循環水
路の吐出口より洗濯槽の中心方向に向けて洗濯水を吐出
し、パルセーターと衣類が直接接触することがなく、パ
ルセーターによる水流と循環水路からの吐出水によりデ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗
濯を行うことができる。
路の吐出口より洗濯槽の中心方向に向けて洗濯水を吐出
し、パルセーターと衣類が直接接触することがなく、パ
ルセーターによる水流と循環水路からの吐出水によりデ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗
濯を行うことができる。
【0017】また、第3の課題解決手段により、必要に
応じて多孔体を洗濯槽の内周部に簡単に装着することが
できる。
応じて多孔体を洗濯槽の内周部に簡単に装着することが
できる。
【0018】また、第4の課題解決手段により、パルセ
ーターが回転中でも多孔体に回転させようとする力はほ
とんど伝わらないようにでき、洗濯中の衣類は直接パル
セーターと接触せずに洗濯することができる。
ーターが回転中でも多孔体に回転させようとする力はほ
とんど伝わらないようにでき、洗濯中の衣類は直接パル
セーターと接触せずに洗濯することができる。
【0019】また、第5の課題解決手段により、多孔体
の略中央部の連結部近傍に設けた多数の孔より水を吸い
込み、外周に吹き出すことができ、衣類が多孔体外周か
らパルセーターの間に入りこむのを防止することができ
る。
の略中央部の連結部近傍に設けた多数の孔より水を吸い
込み、外周に吹き出すことができ、衣類が多孔体外周か
らパルセーターの間に入りこむのを防止することができ
る。
【0020】また、第6の課題解決手段により、複数個
のリブ体によって衣類と多孔体を同一回転で回すことが
でき、衣類の絡みを最小限に抑えることができる。
のリブ体によって衣類と多孔体を同一回転で回すことが
でき、衣類の絡みを最小限に抑えることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
【0022】図に示すように、多孔体9は、略平板状で
複数個の孔10を設けている。洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
11は、内周部12に複数個の段部13を設けており、
この段部13に多孔体9を載置し、多孔体9はパルセー
ター2とは動的に切り離した状態で、パルセーター2を
覆うように洗濯兼脱水槽11に着脱自在に装着するよう
にしている。
複数個の孔10を設けている。洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
11は、内周部12に複数個の段部13を設けており、
この段部13に多孔体9を載置し、多孔体9はパルセー
ター2とは動的に切り離した状態で、パルセーター2を
覆うように洗濯兼脱水槽11に着脱自在に装着するよう
にしている。
【0023】上記構成において動作を説明すると、多孔
体9を洗濯兼脱水槽11に装着し、洗濯行程において、
モータ5によりパルセーター2を駆動すると、パルセー
ター2の回転により、矢印で示すように、略ハート型の
水流14が発生し、衣類15は、このパルセーター2の
回転による略ハート型の水流14の力によって洗浄され
る。このとき、衣類15は多孔体9の上に乗せられてお
り、直接衣類15とパルセーター2が接触することはな
い。また、多孔体9は、洗濯兼脱水槽11の内周部12
の段部13に載置した状態で、多孔体9の自重と衣類1
5により浮き上がることはない。
体9を洗濯兼脱水槽11に装着し、洗濯行程において、
モータ5によりパルセーター2を駆動すると、パルセー
ター2の回転により、矢印で示すように、略ハート型の
水流14が発生し、衣類15は、このパルセーター2の
回転による略ハート型の水流14の力によって洗浄され
る。このとき、衣類15は多孔体9の上に乗せられてお
り、直接衣類15とパルセーター2が接触することはな
い。また、多孔体9は、洗濯兼脱水槽11の内周部12
の段部13に載置した状態で、多孔体9の自重と衣類1
5により浮き上がることはない。
【0024】つぎに、洗濯兼脱水槽11を回転して脱水
すると、衣類15は洗濯兼脱水槽11の側壁にリング状
に片寄るが、すすぎ時には上述の略ハート型の水流14
により洗濯兼脱水槽1の中央に向かい移動し、すすぎを
行うことができる。
すると、衣類15は洗濯兼脱水槽11の側壁にリング状
に片寄るが、すすぎ時には上述の略ハート型の水流14
により洗濯兼脱水槽1の中央に向かい移動し、すすぎを
行うことができる。
【0025】このように本実施例によれば、パルセータ
ー2の上方にこのパルセーター2を覆うように多孔体9
を設け、この多孔体9はパルセーター2とは動的に切り
離しているので、洗濯中の衣類は直接パルセーター2と
接触せず、パルセーター2の回転による水流により洗濯
を行うことができ、デリケートな衣類の傷み、型くずれ
を最小限におさえた洗濯を行うことができる。
ー2の上方にこのパルセーター2を覆うように多孔体9
を設け、この多孔体9はパルセーター2とは動的に切り
離しているので、洗濯中の衣類は直接パルセーター2と
接触せず、パルセーター2の回転による水流により洗濯
を行うことができ、デリケートな衣類の傷み、型くずれ
を最小限におさえた洗濯を行うことができる。
【0026】つぎに、本発明の第2の実施例を図2を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0027】図に示すように、洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
16は、側壁に略U字形の循環水路17を形成し、この
循環水路17の上部に設けた吐出口18を洗濯兼脱水槽
16の中心方向に向けて開口している。パルセーター1
9の裏面に羽根20を設け、羽根20の外周に形成した
ポンプ室21を循環水路17に連通している。
16は、側壁に略U字形の循環水路17を形成し、この
循環水路17の上部に設けた吐出口18を洗濯兼脱水槽
16の中心方向に向けて開口している。パルセーター1
9の裏面に羽根20を設け、羽根20の外周に形成した
ポンプ室21を循環水路17に連通している。
【0028】上記構成において動作を説明すると、多孔
体9を洗濯兼脱水槽16に装着し、洗濯行程において、
モータ5によりパルセーター19を駆動すると、パルセ
ーター2の回転により、パルセーター19の裏面の水は
羽根20により循環水路17を通り、吐出口18より洗
濯兼脱水槽16内に吐出する。これにより、多孔体9の
上に乗せられた衣類15は、パルセーター19による水
流とともに、吐出口18からの吐出水を上方より掛けら
れることにより、洗浄力を向上させることができる。
体9を洗濯兼脱水槽16に装着し、洗濯行程において、
モータ5によりパルセーター19を駆動すると、パルセ
ーター2の回転により、パルセーター19の裏面の水は
羽根20により循環水路17を通り、吐出口18より洗
濯兼脱水槽16内に吐出する。これにより、多孔体9の
上に乗せられた衣類15は、パルセーター19による水
流とともに、吐出口18からの吐出水を上方より掛けら
れることにより、洗浄力を向上させることができる。
【0029】このとき、衣類15は多孔体9の上に乗せ
られており、直接衣類15とパルセーター19が接触す
ることはなく、また、多孔体9は、洗濯兼脱水槽16の
内周部12の段部13に載置した状態で、多孔体9の自
重と衣類15により浮き上がることはない。
られており、直接衣類15とパルセーター19が接触す
ることはなく、また、多孔体9は、洗濯兼脱水槽16の
内周部12の段部13に載置した状態で、多孔体9の自
重と衣類15により浮き上がることはない。
【0030】このように本実施例によれば、循環水路1
7の吐出口18を洗濯兼脱水槽16の中心方向に向けて
開口し、パルセーター19の上方にこのパルセーター1
9を覆うように多孔体9を設け、この多孔体9はパルセ
ーター19とは動的に切り離しているので、パルセータ
ー19と衣類15が直接接触することがなく、パルセー
ター19による水流と循環水路17の吐出水により、デ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗
濯を行うことができる。
7の吐出口18を洗濯兼脱水槽16の中心方向に向けて
開口し、パルセーター19の上方にこのパルセーター1
9を覆うように多孔体9を設け、この多孔体9はパルセ
ーター19とは動的に切り離しているので、パルセータ
ー19と衣類15が直接接触することがなく、パルセー
ター19による水流と循環水路17の吐出水により、デ
リケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗
濯を行うことができる。
【0031】つぎに、本発明の第3の実施例を図3を参
照しながら説明する。なお、上記第2の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、上記第2の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0032】図に示すように、洗濯兼脱水槽22は、複
数の穴23を設け、この穴23に多孔体24の外周に設
けたピン25をはめ込むことにより、多孔体24を洗濯
兼脱水槽22にパルセーター19とは動的に切り離して
着脱自在に取り付けることができる。
数の穴23を設け、この穴23に多孔体24の外周に設
けたピン25をはめ込むことにより、多孔体24を洗濯
兼脱水槽22にパルセーター19とは動的に切り離して
着脱自在に取り付けることができる。
【0033】つぎに、本発明の第4の実施例を図4を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0034】図に示すように、パルセーター26は、リ
ング状の凹部27を設けて取付部を形成している。多孔
体28は、複数個の孔29を設けており、小球30を介
してパルセーター26のリング状の凹部27に回転自在
に取り付け、多孔体28をパルセーター26の中央部に
て動的には切り離した状態で連結している。
ング状の凹部27を設けて取付部を形成している。多孔
体28は、複数個の孔29を設けており、小球30を介
してパルセーター26のリング状の凹部27に回転自在
に取り付け、多孔体28をパルセーター26の中央部に
て動的には切り離した状態で連結している。
【0035】また、多孔体28に設けた孔29は、多孔
体28の略中央部の連結部近傍にも設けており、さら
に、多孔体28より上方に複数個のリブ体31を設けて
いる。ボタン32は、多孔体28に設けており、このボ
タン32を押すことにより、多孔体28とボタン32が
上下方向にずれて、小球30が外側に移動し、小球30
が凹部27より外れて多孔体28をパルセーター26よ
り離脱できるようにしている。
体28の略中央部の連結部近傍にも設けており、さら
に、多孔体28より上方に複数個のリブ体31を設けて
いる。ボタン32は、多孔体28に設けており、このボ
タン32を押すことにより、多孔体28とボタン32が
上下方向にずれて、小球30が外側に移動し、小球30
が凹部27より外れて多孔体28をパルセーター26よ
り離脱できるようにしている。
【0036】上記構成において動作を説明すると、多孔
体28をパルセーター26に装着し、洗濯行程におい
て、モータ5によりパルセーター26を駆動すると、パ
ルセーター26が回転中でも、多孔体28には回転させ
ようとする力はほとんど伝わらない。そして、パルセー
ター26回転による水流は、矢印33で示すように、多
孔体28の中央部の孔29より吸い込み、パルセーター
26の表面に沿って流れて多孔体28の下面外周より噴
き出される。この水流を利用して衣類が多孔体28とパ
ルセーター26の間への入り込みを防止できる。
体28をパルセーター26に装着し、洗濯行程におい
て、モータ5によりパルセーター26を駆動すると、パ
ルセーター26が回転中でも、多孔体28には回転させ
ようとする力はほとんど伝わらない。そして、パルセー
ター26回転による水流は、矢印33で示すように、多
孔体28の中央部の孔29より吸い込み、パルセーター
26の表面に沿って流れて多孔体28の下面外周より噴
き出される。この水流を利用して衣類が多孔体28とパ
ルセーター26の間への入り込みを防止できる。
【0037】孔29がないと、矢印33で示す水流は発
生せず、衣類が多孔体28とパルセーター26の間に入
り込み、衣類はパルセーター26と同速回転で回り通常
の洗濯以上に傷むことになる。
生せず、衣類が多孔体28とパルセーター26の間に入
り込み、衣類はパルセーター26と同速回転で回り通常
の洗濯以上に傷むことになる。
【0038】また、多孔体28の上方に設けた複数個の
リブ体31により、パルセーター26の回転により発生
した回転方向の水流により多孔体28が回転するとき
に、衣類と多孔体28の間に異速がおこるのを防止する
ことができ、多孔体28の回転を直接衣類に伝達し、多
孔体28と衣類との間に異速を発生させないようにでき
るとともに、衣類の絡みを防止することができる。
リブ体31により、パルセーター26の回転により発生
した回転方向の水流により多孔体28が回転するとき
に、衣類と多孔体28の間に異速がおこるのを防止する
ことができ、多孔体28の回転を直接衣類に伝達し、多
孔体28と衣類との間に異速を発生させないようにでき
るとともに、衣類の絡みを防止することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗濯槽の底部に
パルセーターを回転自在に配設し、前記パルセーターの
上方にこのパルセーターを覆うように多孔体を設け、こ
の多孔体はパルセーターとは動的に切り離したから、洗
濯中の衣類は直接パルセーターと接触せず、パルセータ
ーの回転による水流により洗濯を行うことができ、デリ
ケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗濯
を行うことができる。
パルセーターを回転自在に配設し、前記パルセーターの
上方にこのパルセーターを覆うように多孔体を設け、こ
の多孔体はパルセーターとは動的に切り離したから、洗
濯中の衣類は直接パルセーターと接触せず、パルセータ
ーの回転による水流により洗濯を行うことができ、デリ
ケートな衣類の傷み、型くずれを最小限におさえた洗濯
を行うことができる。
【0040】また、洗濯槽の底部にパルセーターを回転
自在に配設し、前記パルセーターの裏面の羽根の外周に
形成したポンプ室から循環水路を前記洗濯槽の側壁に形
成し、前記循環水路の吐出口を前記洗濯槽の中心方向に
向けて開口し、前記パルセーターの上方にこのパルセー
ターを覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセー
ターとは動的に切り離したから、循環水路の吐出口より
洗濯槽の中心方向に向けて洗濯水を吐出し、パルセータ
ーと衣類が直接接触することがなく、パルセーターによ
る水流と循環水路からの吐出水によりデリケートな衣類
の傷み、型くずれを最小限におさえた洗濯を行うことが
できる。
自在に配設し、前記パルセーターの裏面の羽根の外周に
形成したポンプ室から循環水路を前記洗濯槽の側壁に形
成し、前記循環水路の吐出口を前記洗濯槽の中心方向に
向けて開口し、前記パルセーターの上方にこのパルセー
ターを覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセー
ターとは動的に切り離したから、循環水路の吐出口より
洗濯槽の中心方向に向けて洗濯水を吐出し、パルセータ
ーと衣類が直接接触することがなく、パルセーターによ
る水流と循環水路からの吐出水によりデリケートな衣類
の傷み、型くずれを最小限におさえた洗濯を行うことが
できる。
【0041】また、多孔体は、洗濯槽の内周部に着脱自
在に取り付けたから、必要に応じて多孔体を洗濯槽の内
周部に簡単に装着することができる。
在に取り付けたから、必要に応じて多孔体を洗濯槽の内
周部に簡単に装着することができる。
【0042】また、多孔体は、略中央部にてパルセータ
ーの中央部と動的には切り離した状態で連結したから、
パルセーターが回転中でも多孔体に回転させようとする
力はほとんど伝わらないようにでき、洗濯中の衣類は直
接パルセーターと接触せずに洗濯することができる。
ーの中央部と動的には切り離した状態で連結したから、
パルセーターが回転中でも多孔体に回転させようとする
力はほとんど伝わらないようにでき、洗濯中の衣類は直
接パルセーターと接触せずに洗濯することができる。
【0043】また、多孔体は、略中央部の連結部近傍に
多数の孔を設けたから、多孔体の略中央部の連結部近傍
に設けた多数の孔より水を吸い込み、外周に吹き出すこ
とができ、衣類が多孔体外周からパルセーターの間に入
りこむのを防止することができる。
多数の孔を設けたから、多孔体の略中央部の連結部近傍
に設けた多数の孔より水を吸い込み、外周に吹き出すこ
とができ、衣類が多孔体外周からパルセーターの間に入
りこむのを防止することができる。
【0044】また、多孔体は、上方に複数個のリブ体を
設けたから、複数個のリブ体によって衣類と多孔体を同
一回転で回すことができ、衣類の絡みを最小限に抑える
ことができる。
設けたから、複数個のリブ体によって衣類と多孔体を同
一回転で回すことができ、衣類の絡みを最小限に抑える
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯機の断面図
【図3】本発明の第3の実施例の洗濯機の断面図
【図4】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部断面図
【図5】従来の洗濯機の断面図
2 パルセーター 9 多孔体 11 洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
Claims (6)
- 【請求項1】 洗濯槽の底部にパルセーターを回転自在
に配設し、前記パルセーターの上方にこのパルセーター
を覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセーター
とは動的に切り離した洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯槽の底部にパルセーターを回転自在
に配設し、前記パルセーターの裏面の羽根の外周に形成
したポンプ室から循環水路を前記洗濯槽の側壁に形成
し、前記循環水路の吐出口を前記洗濯槽の中心方向に向
けて開口し、前記パルセーターの上方にこのパルセータ
ーを覆うように多孔体を設け、この多孔体はパルセータ
ーとは動的に切り離した洗濯機。 - 【請求項3】 多孔体は、洗濯槽の内周部に着脱自在に
取り付けた請求項1または2記載の洗濯機。 - 【請求項4】 多孔体は、略中央部にてパルセーターの
中央部と動的には切り離した状態で連結した請求項1ま
たは2記載の洗濯機。 - 【請求項5】 多孔体は、略中央部の連結部近傍に多数
の孔を設けた請求項4記載の洗濯機。 - 【請求項6】 多孔体は、上方に複数個のリブ体を設け
た請求項4記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223348A JPH0884887A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223348A JPH0884887A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884887A true JPH0884887A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16796762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6223348A Pending JPH0884887A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884887A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104233692A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
JP2015217168A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
WO2016050157A1 (zh) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
TWI733072B (zh) * | 2018-01-31 | 2021-07-11 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 洗衣機 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6223348A patent/JPH0884887A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104233692A (zh) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
TWI548793B (zh) * | 2013-06-21 | 2016-09-11 | Toshiba Lifestyle Products & Services Corp | washing machine |
JP2015217168A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
WO2016050157A1 (zh) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
CN106795677A (zh) * | 2014-09-30 | 2017-05-31 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
CN106795677B (zh) * | 2014-09-30 | 2019-08-09 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
TWI733072B (zh) * | 2018-01-31 | 2021-07-11 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 洗衣機 |
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