JP3146846B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 41
- 101150114468 TUB1 gene Proteins 0.000 description 12
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 9
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯兼脱水槽内に設け
た循環水路を利用し洗剤液を循環し、洗剤の溶解を促進
するとともに、上部より循環水を衣類に掛けるながら洗
浄する洗濯機に関するものである。
た循環水路を利用し洗剤液を循環し、洗剤の溶解を促進
するとともに、上部より循環水を衣類に掛けるながら洗
浄する洗濯機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図３に示すよう
に構成していた。以下、その構成について説明する。
に構成していた。以下、その構成について説明する。
【０００３】図に示すように、洗濯兼脱水槽１は、底面
にパルセーター２を回転自在に配設し、底面裏面には取
りつけ用のフランジ３を取り付けている。水受け槽４
は、洗濯兼脱水槽１の外側に設けており、水受槽４の裏
面には洗濯兼脱水槽１およびパルセーター２を駆動する
モータ５を取り付けている。また、水受槽４は外枠６に
サスペンション７によって防振支持されている。洗濯兼
脱水槽１上部には液体を内封した流体バランサー８が固
着されている。
にパルセーター２を回転自在に配設し、底面裏面には取
りつけ用のフランジ３を取り付けている。水受け槽４
は、洗濯兼脱水槽１の外側に設けており、水受槽４の裏
面には洗濯兼脱水槽１およびパルセーター２を駆動する
モータ５を取り付けている。また、水受槽４は外枠６に
サスペンション７によって防振支持されている。洗濯兼
脱水槽１上部には液体を内封した流体バランサー８が固
着されている。
【０００４】洗濯兼脱水槽１の側面部には循環水路９を
形成しており、パルセーター２の回転により、パルセー
ター２裏面の水がパルセーター２の下側羽根１０の外周
に形成したポンプ室１１から循環水路９を通り、流体バ
ランサー８まで到達して循環水路９の開口部１２より洗
濯兼脱水槽１内に吐出するようにしている。
形成しており、パルセーター２の回転により、パルセー
ター２裏面の水がパルセーター２の下側羽根１０の外周
に形成したポンプ室１１から循環水路９を通り、流体バ
ランサー８まで到達して循環水路９の開口部１２より洗
濯兼脱水槽１内に吐出するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機では、循環水路９を通して循環吐出される水量は、開
口部１２と水面の位置関係の影響が大きく、洗濯する衣
類が少なく水位が低いときには、循環吐出される水量は
少なく、洗剤の溶解の促進や洗剤液を衣類にかけること
による洗浄のアップが望みにくいという問題を有してい
た。
機では、循環水路９を通して循環吐出される水量は、開
口部１２と水面の位置関係の影響が大きく、洗濯する衣
類が少なく水位が低いときには、循環吐出される水量は
少なく、洗剤の溶解の促進や洗剤液を衣類にかけること
による洗浄のアップが望みにくいという問題を有してい
た。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出水量を十分
に得られるようにし、洗剤の溶解を促進し、洗浄性能を
向上することを第１の目的としている。
兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出水量を十分
に得られるようにし、洗剤の溶解を促進し、洗浄性能を
向上することを第１の目的としている。
【０００７】また、循環水路からの吐出パターンを略扇
状とし、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけるよ
うにすることを第２の目的としている。
状とし、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけるよ
うにすることを第２の目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、洗濯兼脱水槽の底部に回転自在に配
設したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽の上部に配設
した流体バランサーと、前記パルセーターの下側羽根の
外周に形成したポンプ室から前記流体バランサーまで形
成した略円筒状の第１の循環水路と、前記第１の循環水
路と同形状にて上部を洗濯兼脱水槽の側壁の途中まで形
成して第２の循環水路とを備え、前記第２の循環水路
は、吐出口の開口部を洗濯兼脱水槽の中心方向にかつ水
平方向に設けたことを第１の課題解決手段としている。
を達成するために、洗濯兼脱水槽の底部に回転自在に配
設したパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽の上部に配設
した流体バランサーと、前記パルセーターの下側羽根の
外周に形成したポンプ室から前記流体バランサーまで形
成した略円筒状の第１の循環水路と、前記第１の循環水
路と同形状にて上部を洗濯兼脱水槽の側壁の途中まで形
成して第２の循環水路とを備え、前記第２の循環水路
は、吐出口の開口部を洗濯兼脱水槽の中心方向にかつ水
平方向に設けたことを第１の課題解決手段としている。
【０００９】また、第２の目的を達成するために、上記
第１の課題解決手段の第２の循環水路は、吐出口手前に
おいて水路の開口面積を広げ、かつ吐出口の開口部を洗
濯兼脱水槽の中心に向け凸となる略円弧状に設けたこと
を第２の課題解決手段としている。
第１の課題解決手段の第２の循環水路は、吐出口手前に
おいて水路の開口面積を広げ、かつ吐出口の開口部を洗
濯兼脱水槽の中心に向け凸となる略円弧状に設けたこと
を第２の課題解決手段としている。
【００１０】
【作用】本発明は上記した第１の課題解決手段により、
第２の循環水路の吐出口の位置は洗濯兼脱水槽の側壁部
の途中に設けているため、洗濯兼脱水槽内の水位が低い
場合においても吐出水量を十分に得ることができ、水位
が低くても洗剤の溶解を促進し、洗剤液を衣類にかける
ことによる洗浄を向上できる。
第２の循環水路の吐出口の位置は洗濯兼脱水槽の側壁部
の途中に設けているため、洗濯兼脱水槽内の水位が低い
場合においても吐出水量を十分に得ることができ、水位
が低くても洗剤の溶解を促進し、洗剤液を衣類にかける
ことによる洗浄を向上できる。
【００１１】また、第２の課題解決手段により、第２の
循環水路からの吐出パターンは略扇状となり、洗濯兼脱
水槽内の衣類に万遍なく振りかけることができる。
循環水路からの吐出パターンは略扇状となり、洗濯兼脱
水槽内の衣類に万遍なく振りかけることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
【００１３】図に示すように、第１の循環水路１３は、
略円筒状で、パルセーター２の下側羽根１０の外周に形
成したポンプ室１１から流体バランサー８まで形成して
いる。第２の循環水路１４は、第１の循環水路１３と同
形状にて、上部を洗濯兼脱水槽１の側壁の途中まで形成
している。この第２の循環水路１４は、吐出口の開口部
１５を洗濯兼脱水槽１の中心方向にかつ水平方向に設
け、図２に示すように、吐出口手前において水路の開口
面積を広げ、かつ吐出口の開口部１５を洗濯兼脱水槽の
中心に向け凸となる略円弧状に設けている。
略円筒状で、パルセーター２の下側羽根１０の外周に形
成したポンプ室１１から流体バランサー８まで形成して
いる。第２の循環水路１４は、第１の循環水路１３と同
形状にて、上部を洗濯兼脱水槽１の側壁の途中まで形成
している。この第２の循環水路１４は、吐出口の開口部
１５を洗濯兼脱水槽１の中心方向にかつ水平方向に設
け、図２に示すように、吐出口手前において水路の開口
面積を広げ、かつ吐出口の開口部１５を洗濯兼脱水槽の
中心に向け凸となる略円弧状に設けている。
【００１４】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽１内の水位が高い（水位Ａ）とき、パルセータ
ー２の回転によりパルセーター２裏面の水は第１の循環
水路１３を通り流体バランサー８まで到達して開口部１
２より洗濯兼脱水槽１内に吐出する。このとき、第２の
循環水路１４の開口部１５は水面下にあり、水中に循環
水を吐出している。
兼脱水槽１内の水位が高い（水位Ａ）とき、パルセータ
ー２の回転によりパルセーター２裏面の水は第１の循環
水路１３を通り流体バランサー８まで到達して開口部１
２より洗濯兼脱水槽１内に吐出する。このとき、第２の
循環水路１４の開口部１５は水面下にあり、水中に循環
水を吐出している。
【００１５】つぎに、洗濯兼脱水槽１の水位が低い（水
位Ｂ）ときは、第１の循環水路１３開口部１２よりは循
環水を吐出できないが、第２の循環水路１４の開口部１
５より循環水を吐出することができる。
位Ｂ）ときは、第１の循環水路１３開口部１２よりは循
環水を吐出できないが、第２の循環水路１４の開口部１
５より循環水を吐出することができる。
【００１６】このとき、第２の循環水路１４内の水の動
きはつぎのようになる。まず、第２の循環水路１４内で
は、水はほぼ垂直に上昇し、吐出口近傍にて９０度流れ
の方向を変え、しかも、吐出口近傍では水路の開口面積
を広げ、吐出口の開口部１５の面積は第２の循環水路１
４内の水路面積より小さくしているため、第２の循環水
路１４からの水の吐出は、循環水の流れではなく、循環
水の圧力により吐出方向が決まる。
きはつぎのようになる。まず、第２の循環水路１４内で
は、水はほぼ垂直に上昇し、吐出口近傍にて９０度流れ
の方向を変え、しかも、吐出口近傍では水路の開口面積
を広げ、吐出口の開口部１５の面積は第２の循環水路１
４内の水路面積より小さくしているため、第２の循環水
路１４からの水の吐出は、循環水の流れではなく、循環
水の圧力により吐出方向が決まる。
【００１７】吐出口近傍で水路面積を広げたのは、循環
水の動きを流れから圧力に変えるための圧力溜りであ
り、これがないと循環水の吐出を扇状にできず、洗濯兼
脱水槽１内の衣類へ均一な散水ができない。また、第２
の循環水路１４の吐出口の開口部１５は洗濯兼脱水槽１
の中心に向け凸となるよう略円弧状としており、これに
よっても循環水を扇状に吐出することができる。
水の動きを流れから圧力に変えるための圧力溜りであ
り、これがないと循環水の吐出を扇状にできず、洗濯兼
脱水槽１内の衣類へ均一な散水ができない。また、第２
の循環水路１４の吐出口の開口部１５は洗濯兼脱水槽１
の中心に向け凸となるよう略円弧状としており、これに
よっても循環水を扇状に吐出することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗濯兼脱水槽の
底部に回転自在に配設したパルセーターと、前記洗濯兼
脱水槽の上部に配設した流体バランサーと、前記パルセ
ーターの下側羽根の外周に形成したポンプ室から前記流
体バランサーまで形成した略円筒状の第１の循環水路
と、前記第１の循環水路と同形状にて上部を洗濯兼脱水
槽の側壁の途中まで形成して第２の循環水路とを備え、
前記第２の循環水路は、吐出口の開口部を洗濯兼脱水槽
の中心方向にかつ水平方向に設けたから、洗濯兼脱水槽
内の水位が高くても低くても第１の循環水路または第２
の循環水路より循環水を吐出することができ、水位に関
係なく洗剤の溶解を促進することができ、洗剤の能力を
十分発揮させるとともに、洗濯兼脱水槽内の衣類に循環
水を均一に散布し洗浄性能を向上できる。
底部に回転自在に配設したパルセーターと、前記洗濯兼
脱水槽の上部に配設した流体バランサーと、前記パルセ
ーターの下側羽根の外周に形成したポンプ室から前記流
体バランサーまで形成した略円筒状の第１の循環水路
と、前記第１の循環水路と同形状にて上部を洗濯兼脱水
槽の側壁の途中まで形成して第２の循環水路とを備え、
前記第２の循環水路は、吐出口の開口部を洗濯兼脱水槽
の中心方向にかつ水平方向に設けたから、洗濯兼脱水槽
内の水位が高くても低くても第１の循環水路または第２
の循環水路より循環水を吐出することができ、水位に関
係なく洗剤の溶解を促進することができ、洗剤の能力を
十分発揮させるとともに、洗濯兼脱水槽内の衣類に循環
水を均一に散布し洗浄性能を向上できる。
【００１９】また、第２の循環水路は、吐出口手前にお
いて水路の開口面積を広げ、かつ吐出口の開口部を洗濯
兼脱水槽の中心に向け凸となる略円弧状に設けたから、
第２の循環水路からの吐出パターンを略扇状とすること
ができ、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけるこ
とができる。
いて水路の開口面積を広げ、かつ吐出口の開口部を洗濯
兼脱水槽の中心に向け凸となる略円弧状に設けたから、
第２の循環水路からの吐出パターンを略扇状とすること
ができ、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけるこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例の洗濯機の断面図
【図２】(a) 同洗濯機の第２の循環水路の断面図 (b) 同洗濯機の第２の循環水路の裏面図 (c) 同洗濯機の第２の循環水路の上面図
【図３】従来の洗濯機の断面図
１ 洗濯兼脱水槽 ２ パルセーター ８ 流体バランサー １０ 下側羽根 １１ ポンプ室 １３ 第１の循環水路 １４ 第２の循環水路 １５ 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) D06F 39/08 D06F 17/04 D06F 37/12
Claims (2)
- 【請求項１】 洗濯兼脱水槽の底部に回転自在に配設し
たパルセーターと、前記洗濯兼脱水槽の上部に配設した
流体バランサーと、前記パルセーターの下側羽根の外周
に形成したポンプ室から前記流体バランサーまで形成し
た略円筒状の第１の循環水路と、前記第１の循環水路と
同形状にて上部を洗濯兼脱水槽の側壁の途中まで形成し
て第２の循環水路とを備え、前記第２の循環水路は、吐
出口の開口部を洗濯兼脱水槽の中心方向にかつ水平方向
に設けた洗濯機。 - 【請求項２】 第２の循環水路は、吐出口手前において
水路の開口面積を広げ、かつ吐出口の開口部を洗濯兼脱
水槽の中心に向け凸となる略円弧状に設けた請求項１記
載の洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10965794A JP3146846B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10965794A JP3146846B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313785A JPH07313785A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3146846B2 true JP3146846B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=14515850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10965794A Expired - Fee Related JP3146846B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146846B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412938B1 (ko) * | 2000-12-08 | 2003-12-31 | 주식회사 엘지이아이 | 세탁기용 밸런서 |
| CN108951011B (zh) * | 2018-08-28 | 2023-08-08 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗涤设备及其控制方法 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10965794A patent/JP3146846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07313785A (ja) | 1995-12-05 |
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