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JPH08797Y2 - 電子機器の冷媒流路調整構造 - Google Patents

電子機器の冷媒流路調整構造

Info

Publication number
JPH08797Y2
JPH08797Y2 JP1987038831U JP3883187U JPH08797Y2 JP H08797 Y2 JPH08797 Y2 JP H08797Y2 JP 1987038831 U JP1987038831 U JP 1987038831U JP 3883187 U JP3883187 U JP 3883187U JP H08797 Y2 JPH08797 Y2 JP H08797Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
flow path
module
path resistance
discharge side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987038831U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63145395U (ja
Inventor
明彦 藤崎
日出夫 勝見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1987038831U priority Critical patent/JPH08797Y2/ja
Publication of JPS63145395U publication Critical patent/JPS63145395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08797Y2 publication Critical patent/JPH08797Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器内に配置された複数のモジュールを冷却する
冷媒の流路を調整する電子機器の冷媒流路調整構造であ
って、冷却を要するモジュールの冷媒流路の供給側と排
出側にそれぞれ流路抵抗調整器を設けて、モジュールに
最適な冷媒圧力と流量に調整する。すなわち冷媒の圧力
を増加する場合は、供給側流路抵抗調整器のバルブを若
干開放し、排出側流路抵抗調整器のバルブを逆に若干絞
り、流量を増加する場合には排出側流路抵抗調整器のバ
ルブと供給側流路抵抗調整器のバルブを共に若干大きく
開放することによって、冷媒の圧力および流量の調整が
簡易に行なえる。
〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器に搭載するモジュールの冷媒圧力
および流量を最適値に調整できるようにした電子機器の
冷媒流路調整構造に関する。
近年、電子機器は一般に小形,軽量化の要望が強く、
これに伴なって電子機器を構成するモジュールに実装す
る電子部品も高密度集積化された例えばIC等が高密度実
装されている。従って消費電力が増大し発熱量が大きく
なるので、この発生する熱を効果的に放熱する伝導液冷
(冷媒流通路上に設けられたベローズ等の熱伝導部材を
発熱体に圧接させて冷却を行う冷却方法)が多用されて
いる。ところが、電子機器を構成する複数のモジュール
は実装する部品によって発熱量が異なるので、発熱量に
対応する冷媒圧力,流量の調整が簡易に行なえる電子機
器の冷媒流路調整構造の開発が強く要望されている。
〔従来の技術〕
第2図は、従来の電子機器の冷媒流路調整構造を説明
する系統図である。
図において、液冷を要する電子機器に複数のモジュー
ル2(21,22・・2n)と冷媒供給装置1を搭載し、該冷
媒供給装置1から流路3を介してそれぞれのモジュール
2(21,22・・2n)に冷媒を供給循環している。
ところが、それぞれのモジュール2(21,22・・2n)
の発熱量に対応して冷媒圧力,流量を調整するために、
例えばモジュール21には冷媒供給側にバルブ等の供給側
流路抵抗調整器4を設け、モジュール22には冷媒排出側
にバルブ等の排出側流路抵抗調整器5を設け、モジュー
ル2nには供給,排出側とも流路抵抗調整器4,5を設けて
ない。
従って、モジュール21は冷媒の流量の調整は供給側流
路抵抗調整器4を操作することによって容易であるが、
冷媒圧力は冷媒供給装置1に依存している。またモジュ
ール22は冷媒圧力の調整は排出側流路抵抗調整器5によ
って比較的簡易に行なえるが、冷媒流量は冷媒供給装置
1に依存しており、さらにモジュール2nは冷媒の圧力,
流量とも無調整ですべて冷媒供給装置1に依存してい
る。
なお、モジュール2は、冷媒流通路上に設けられたベ
ローズ等の熱伝導部材をLSI等の発熱体に圧接させて冷
却する伝導液冷機構(図示せず)を介して搭載部品を冷
却するようになっている。このため、前記冷媒流通路内
を流通する冷媒の圧力設定を誤ると各種の障害が発生す
る(冷媒の圧力が小さ過ぎるとベローズと発熱体間の熱
の伝導性が悪くなり、冷媒の圧力が大き過ぎるとLSI等
のように脆弱な発熱体を損傷する危険性がある)。ま
た、冷媒の流量の設定を誤った場合はモジュール2の冷
却効率が低下する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記電子機器の冷媒流路調整構造にあっては、モジュ
ールの流路の冷媒圧力,流量の調整を供給側或いは排出
側のいずれか一方に設けるか、またはどちらにも設けず
無調整であるので、モジュールの冷却性能の最適値が得
られず、実装部品の信頼度が低下するという問題点があ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決してモジュールの冷却
性能の最適値の調整を容易に行なえるようにした電子機
器の冷媒流路調整構造を提供するものである。
本考案は、冷媒流通路上に設けられた熱伝導部材を冷
媒圧力により発熱体に圧接した各モジュール単位に冷媒
供給側に供給側流路抵抗調整器を、冷媒排出側に排出側
流路抵抗調整器をそれぞれ配置し、前記各モジュールの
冷媒供給側に配置された前記供給側流路抵抗調整器と前
記各モジュールの冷媒排出側に配置された前記排出側流
路抵抗調整器を該各モジュールの単位にそれぞれ独立に
調整することによって前記各モジュールに供給される冷
媒の圧力と流量の制御を行う電子機器の冷媒流路調整構
造を提供することによって前記問題点を解決している。
〔作用〕
このような電子機器の冷媒流路調整構造は、モジュー
ルへの冷媒供給側と排出側にバルブ等の流路抵抗調整器
を設けたことで、各モジュールの冷媒圧力及び流量の調
整が自在に行なえ、モジュールの冷却性能の最適値が容
易に得られるので実装部品の信頼度が向上する。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例を説明する系統図で、第
2図と同等の部分については同一符合を付している。
図において、液冷を要する電子機器に複数のモジュー
ル2(21,22・・2n)と冷媒供給装置1を搭載し、該冷
媒供給装置1から流路3を介してそれぞれのモジュール
2(21,22・・2n)に冷媒を供給循環している。
ところが、それぞれのモジュール2(21,22・・2n)
の発熱量に対応して冷媒圧力,流量を調整するために、
モジュール21の冷媒供給側にバルブ等の供給側流路抵抗
調整器41を設け、冷媒排出側にバルブ等の排出側流路抵
抗調整器51を付設し、モジュール22の冷媒供給側にバル
ブ等の供給側流路抵抗調整器42を設け、冷媒排出側にバ
ルブ等の排出側流路抵抗調整器52を設け、モジュール2n
の冷媒供給側にバルブ等の供給側流路抵抗調整器4nを設
け、冷媒排出側にバルブ等の排出側流路抵抗調整器5nを
設けている。
このように、モジュール2のそれぞれ冷媒供給側にバ
ルブ等の供給側流路抵抗調整器4を設け、冷媒排出側に
バルブ等の排出側流路抵抗調整器5を設けたことによっ
て、例えばモジュール21の冷媒圧力を上げる場合は、供
給側流路抵抗調整器41のバルブを開き、逆に排出側流路
抵抗調整器51のバルブを締めれば良く、またモジュール
22の流量を増加する場合には、供給側流路抵抗調整器42
のバルブ、及び排出側流路抵抗調整器52のバルブを大き
く開ければ良い、したがって、各モジュール2の冷媒圧
力,流量を一定に保つには、供給側流路抵抗調整器4の
バルブと、排出側流路抵抗調整器5のバルブを同じよう
に開けて、流体抵抗を一定にすれば良い。
なお、本実施例では供給側流路抵抗調整器4と排出側
流路抵抗調整器5を、バルブについて説明したが、バル
ブに限らず交換可能なオリフィス等であっても良い。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば各モ
ジュールに対応する冷媒圧力,流量の調整が容易に行な
えるので、実装電子機器の信頼度が向上し、装置の特性
維持に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を説明する系統図、 第2図は、従来の電子機器の冷媒流路調整構造を説明す
る系統図である。 図において、1は冷媒供給装置、2,21,22・・・2nはモ
ジュール、3は流路、4,41,42・・・4nは供給側流路抵
抗調整器、5,51,52・・・5nは排出側流路抵抗調整器、
をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のモジュール(21〜2n)に搭載された
    発熱体に対し冷媒流通路上に設けられた熱伝導部材を冷
    媒の圧力により圧接して該複数のモジュール(21〜2n)
    を冷却する際における該冷媒の圧力と流量を調整する電
    子機器の冷媒流路調整構造であって、 前記各モジュール(21〜2n)単位に冷媒供給側に供給側
    流路抵抗調整器(41〜4n)を、冷媒排出側に排出側流路
    抵抗調整器(51〜5n)をそれぞれ配置し、前記各モジュ
    ール(21〜2n)の冷媒供給側に配置された前記供給側流
    路抵抗調整器(41〜4n)と前記各モジュール(21〜2n)
    の冷媒排出側に配置された前記排出側流路抵抗調整器
    (51〜5n)を該各モジュール(21〜2n)単位にそれぞれ
    独立に調整することによって前記各モジュール(21〜2
    n)に供給される冷媒の圧力と流量の制御を行うように
    したことを特徴とする電子機器の冷媒流路調整構造。
JP1987038831U 1987-03-16 1987-03-16 電子機器の冷媒流路調整構造 Expired - Lifetime JPH08797Y2 (ja)

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JPS63145395U JPS63145395U (ja) 1988-09-26
JPH08797Y2 true JPH08797Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=30851446

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JP2015017653A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 富士通株式会社 配管接続構造、冷却システム、及び、電子機器

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JPS6030595U (ja) * 1983-08-09 1985-03-01 株式会社明電舎 冷却液循環装置

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JPS63145395U (ja) 1988-09-26

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