JPH0873040A - 箱体移送装置 - Google Patents
箱体移送装置Info
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- JPH0873040A JPH0873040A JP6213721A JP21372194A JPH0873040A JP H0873040 A JPH0873040 A JP H0873040A JP 6213721 A JP6213721 A JP 6213721A JP 21372194 A JP21372194 A JP 21372194A JP H0873040 A JPH0873040 A JP H0873040A
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- Japan
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- magazine
- holding frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】箱詰めを自動化するに際して、製品を箱詰めす
るための箱体を、連続的に且円滑に箱詰めセクションに
移送(供給)できるようにすること。 【構成】箱体(500) (500) を一定高さ以上の位置に積み
上げておく。最下位の箱体(500) を側方から出没する軸
部(J) (J) によって支持する。支持板(73)によって持ち
上げて前記軸部(J) (J) を後退させた後前記最下位の箱
体を底面(70)に載せる。このとき、前記箱体(500) が一
定距離降下したときに、軸部(J) (J) を箱体の側壁の切
欠部(59)(59)内に突出させて上方に積層されている箱体
(500) (500) を支持する。箱詰めセクション(S0)に箱が
なくなると、押し出し装置(6) によって底面(70)を滑ら
せて前記箱詰めセクション(S0)に押し出す。
るための箱体を、連続的に且円滑に箱詰めセクションに
移送(供給)できるようにすること。 【構成】箱体(500) (500) を一定高さ以上の位置に積み
上げておく。最下位の箱体(500) を側方から出没する軸
部(J) (J) によって支持する。支持板(73)によって持ち
上げて前記軸部(J) (J) を後退させた後前記最下位の箱
体を底面(70)に載せる。このとき、前記箱体(500) が一
定距離降下したときに、軸部(J) (J) を箱体の側壁の切
欠部(59)(59)内に突出させて上方に積層されている箱体
(500) (500) を支持する。箱詰めセクション(S0)に箱が
なくなると、押し出し装置(6) によって底面(70)を滑ら
せて前記箱詰めセクション(S0)に押し出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカード等を
原版から打抜いて上方に開放する製品ストック用の箱に
箱詰めするに際して、空の箱を積層状態にストックして
おいて、これを順次前記箱詰めセクションに移送するた
めの装置に関するものである。
原版から打抜いて上方に開放する製品ストック用の箱に
箱詰めするに際して、空の箱を積層状態にストックして
おいて、これを順次前記箱詰めセクションに移送するた
めの装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】プリペイドカード等の製品は、前
記プリペイドカードに相当する印刷やその他の加工を施
した被打抜き部を矩形の原版に行列状に配置し、この原
版を打抜き装置によって打抜いて製品とされる。打抜き
加工は、打抜き装置の動作の高速化によって、最近で
は、高い精度で且高速に打抜かれる。ところが、このよ
うにして打抜かれた製品の管理のためには、一定枚数毎
に箱詰めする必要がある。
記プリペイドカードに相当する印刷やその他の加工を施
した被打抜き部を矩形の原版に行列状に配置し、この原
版を打抜き装置によって打抜いて製品とされる。打抜き
加工は、打抜き装置の動作の高速化によって、最近で
は、高い精度で且高速に打抜かれる。ところが、このよ
うにして打抜かれた製品の管理のためには、一定枚数毎
に箱詰めする必要がある。
【0003】従来は、この箱詰め作業が手作業によって
行われており、上記したように打抜き作業が高速化され
たとしても、この箱詰め作業に多大の時間を要し、作業
効率が不十分であった。かかる不便を解消する為の打抜
き装置として、打抜き動作と連動して自動的に箱詰めで
きるようにした装置を、同時に提案した。これによっ
て、製品の打抜き枚数が設定枚数になる度に、カード状
の製品が箱詰めされることとなり、上記不都合が解消で
きる。
行われており、上記したように打抜き作業が高速化され
たとしても、この箱詰め作業に多大の時間を要し、作業
効率が不十分であった。かかる不便を解消する為の打抜
き装置として、打抜き動作と連動して自動的に箱詰めで
きるようにした装置を、同時に提案した。これによっ
て、製品の打抜き枚数が設定枚数になる度に、カード状
の製品が箱詰めされることとなり、上記不都合が解消で
きる。
【0004】本発明は、このような箱詰めを自動化する
に際して、製品を箱詰めするための箱体を、連続的に且
円滑に箱詰めセクションに移送(供給)できるようにす
ることをその課題とする。
に際して、製品を箱詰めするための箱体を、連続的に且
円滑に箱詰めセクションに移送(供給)できるようにす
ることをその課題とする。
【0005】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『製品を箱詰めするための箱体を箱詰めセク
ションに順次投入する箱体移送装置において、各箱体(5
00) の対向側壁にはその上端縁に解放する切欠部(59)(5
9)を具備させ、前記箱体(500)(500)を降下摺動可能に且
積層状態に積み上げるための空箱保持枠(700) を箱詰め
セクション(S0)に隣接して設け、前記保持枠の底面(70)
と前記箱詰めセクション(S0)の箱体(500) を支持するた
めの支持台を同一平面上に位置させ、空箱保持枠(700)
の箱詰めセクション(S0)側には前記底面(70)から一定範
囲上方までに前記箱体(500) の通過を許容する開放部(7
a)を設けると共に、その反対側には箱体(500) を箱詰め
セクション(S0)側に押し出すための押し出し装置(6) を
設け、前記底面(70)には昇降駆動装置によって前記開放
部の高さよりも高く持ち上げられた後前記底面(70)に一
致した位置に降下される支持板(73)を設け、空箱保持枠
(700) の対向側壁部で上記箱体(500) の高さよりも高く
且この空箱保持枠(700) 内に収容される箱体 (500)の上
記切欠部(59)(59)と一致する位置には駆動部によってこ
の空箱保持枠(700) 内に出没される軸部(J)(J)を設け、
前記押し出し装置(6)は、箱詰めセクション(S0)への移
送信号入力により空箱保持枠(700) の底面(70)に支持さ
れた箱体(500)を箱詰めセクション (S0) に押し出した
後初期状態に復帰するものとし、上記支持板73は前記押
し出し装置(6) による押し出し完了後に上死点位置に上
昇駆動された後下死点位置に復帰駆動されるものとし、
軸部(J)(J)は、支持板(73)が上死点位置に駆動された時
点で空箱保持枠(700) 内から退避し且支持板73が前期上
死点から一定距離降下駆動されて切欠部(59)(59)に一致
したときに空箱保持枠(700) 内に突出される構成とし
た』ことである。
的手段は、『製品を箱詰めするための箱体を箱詰めセク
ションに順次投入する箱体移送装置において、各箱体(5
00) の対向側壁にはその上端縁に解放する切欠部(59)(5
9)を具備させ、前記箱体(500)(500)を降下摺動可能に且
積層状態に積み上げるための空箱保持枠(700) を箱詰め
セクション(S0)に隣接して設け、前記保持枠の底面(70)
と前記箱詰めセクション(S0)の箱体(500) を支持するた
めの支持台を同一平面上に位置させ、空箱保持枠(700)
の箱詰めセクション(S0)側には前記底面(70)から一定範
囲上方までに前記箱体(500) の通過を許容する開放部(7
a)を設けると共に、その反対側には箱体(500) を箱詰め
セクション(S0)側に押し出すための押し出し装置(6) を
設け、前記底面(70)には昇降駆動装置によって前記開放
部の高さよりも高く持ち上げられた後前記底面(70)に一
致した位置に降下される支持板(73)を設け、空箱保持枠
(700) の対向側壁部で上記箱体(500) の高さよりも高く
且この空箱保持枠(700) 内に収容される箱体 (500)の上
記切欠部(59)(59)と一致する位置には駆動部によってこ
の空箱保持枠(700) 内に出没される軸部(J)(J)を設け、
前記押し出し装置(6)は、箱詰めセクション(S0)への移
送信号入力により空箱保持枠(700) の底面(70)に支持さ
れた箱体(500)を箱詰めセクション (S0) に押し出した
後初期状態に復帰するものとし、上記支持板73は前記押
し出し装置(6) による押し出し完了後に上死点位置に上
昇駆動された後下死点位置に復帰駆動されるものとし、
軸部(J)(J)は、支持板(73)が上死点位置に駆動された時
点で空箱保持枠(700) 内から退避し且支持板73が前期上
死点から一定距離降下駆動されて切欠部(59)(59)に一致
したときに空箱保持枠(700) 内に突出される構成とし
た』ことである。
【0006】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。空箱保
持枠(700) には空の箱体(500) が積層されている。その
うちの1つは、底面(70 ) に支持され、その上方の箱体
(500)(500)群は最下段の箱体(500) が軸部(J)(J)によっ
て係止される態様で支持されている。空箱保持枠(700)
に隣接する箱詰めセクション(S0)への移送信号が入力さ
れて(6) が作動すると、底面(70)に支持されていた箱体
(500) が箱詰めセクション(S0)に押し込まれる。このと
き、底面(70)と箱詰めセクション(S0)の支持台とが同一
平面上に位置し且空箱保持枠(700) の箱詰めセクション
(S0)側には前記底面(70)から一定範囲上方までに前記箱
体(500) の通過を許容する開放部(7a)を設けているか
ら、前記箱体(500) が箱詰めセクション(S0)に円滑に移
動する。前記箱体(500) を前記の様に移動させた後、押
し出し装置(6) が初期位置に復帰し、次いで、支持板(7
3)が昇降駆動装置によって上記開放部(7a)の高さよりも
高く持ち上げられた後前記底面(70)に一致した位置に降
下されるとともに、軸部(J)(J)は、支持板(73)が上死点
位置に駆動された時点で空箱保持枠(700) 内から退避し
且支持板(73)が前記上死点から一定距離降下駆動されて
切欠部(59)(59)に一致したときに空箱保持枠(700) 内に
突出される。
持枠(700) には空の箱体(500) が積層されている。その
うちの1つは、底面(70 ) に支持され、その上方の箱体
(500)(500)群は最下段の箱体(500) が軸部(J)(J)によっ
て係止される態様で支持されている。空箱保持枠(700)
に隣接する箱詰めセクション(S0)への移送信号が入力さ
れて(6) が作動すると、底面(70)に支持されていた箱体
(500) が箱詰めセクション(S0)に押し込まれる。このと
き、底面(70)と箱詰めセクション(S0)の支持台とが同一
平面上に位置し且空箱保持枠(700) の箱詰めセクション
(S0)側には前記底面(70)から一定範囲上方までに前記箱
体(500) の通過を許容する開放部(7a)を設けているか
ら、前記箱体(500) が箱詰めセクション(S0)に円滑に移
動する。前記箱体(500) を前記の様に移動させた後、押
し出し装置(6) が初期位置に復帰し、次いで、支持板(7
3)が昇降駆動装置によって上記開放部(7a)の高さよりも
高く持ち上げられた後前記底面(70)に一致した位置に降
下されるとともに、軸部(J)(J)は、支持板(73)が上死点
位置に駆動された時点で空箱保持枠(700) 内から退避し
且支持板(73)が前記上死点から一定距離降下駆動されて
切欠部(59)(59)に一致したときに空箱保持枠(700) 内に
突出される。
【0007】これにより、支持板(73)によって支持され
た上記箱体(500)(500)群のうちの最下段の箱体(500) の
みが支持板(73)と共に降下し、その上方の箱体(500)(50
0)は軸部(J)(J)によって降下移動阻止状態に空箱保持枠
(700) 内に支持される。このようにして、底面(70)に指
示されていた箱体(500) が箱詰めセクション(S 0)側に押
し出される度に上記した一連の動作が実行されることと
なる。
た上記箱体(500)(500)群のうちの最下段の箱体(500) の
みが支持板(73)と共に降下し、その上方の箱体(500)(50
0)は軸部(J)(J)によって降下移動阻止状態に空箱保持枠
(700) 内に支持される。このようにして、底面(70)に指
示されていた箱体(500) が箱詰めセクション(S 0)側に押
し出される度に上記した一連の動作が実行されることと
なる。
【0008】
【効果】空箱保持枠(700) 内に積層状態に支持されてい
た箱体(500)(500)が順次箱詰めセクション(S0)に移送さ
れるから、箱詰め作業効率が向上する。また、空の箱体
(500) を空箱保持枠(700) 内に積層状態にストックでき
るから、空の箱体のストック部の占有面積が小さい利点
がある。
た箱体(500)(500)が順次箱詰めセクション(S0)に移送さ
れるから、箱詰め作業効率が向上する。また、空の箱体
(500) を空箱保持枠(700) 内に積層状態にストックでき
るから、空の箱体のストック部の占有面積が小さい利点
がある。
【0009】[請求項2の発明]この発明は、請求項1
の発明の移送動作に加えて、箱詰め完了の箱体(500) を
積層状態に支持できるようにするものであり、このため
に附加される手段は『箱詰めセクション(S0)における空
箱保持枠(700) との隣接部には、製品を箱詰めした箱体
(500)カ゛位置し、この箱詰めセクション(S0)を挟んで空
箱保持枠(700) の反対側には、箱詰め完了後の箱体(50
0)を積層状態に支持する保持枠(800) を設け、この保持
枠 (8)の下部には積層された箱体(500)(500)の最下段の
箱体(500) の底面に下方から係合する複数のフック(85)
(85)を設けると共に、このフックは箱体(500)の下方か
らの上昇移動を許容し且降下移動を阻止するワンウエイ
クラッチとし、前記保持枠(800) の底面(80)は、箱詰め
セクション(S0)の支持台と同一平面に構成されると共
に、保持枠(800) の前記箱詰めセクション(S0)側には、
箱体(500)を保持枠(800) 内に投入するための開放部を
設け、上記底面80には前記保持枠(800) 内に上記箱体(5
00) が投入されたときに上記フック(85)に係合する高さ
まで上昇駆動された後降下復帰される支持板(83)を具備
させた』ことである。
の発明の移送動作に加えて、箱詰め完了の箱体(500) を
積層状態に支持できるようにするものであり、このため
に附加される手段は『箱詰めセクション(S0)における空
箱保持枠(700) との隣接部には、製品を箱詰めした箱体
(500)カ゛位置し、この箱詰めセクション(S0)を挟んで空
箱保持枠(700) の反対側には、箱詰め完了後の箱体(50
0)を積層状態に支持する保持枠(800) を設け、この保持
枠 (8)の下部には積層された箱体(500)(500)の最下段の
箱体(500) の底面に下方から係合する複数のフック(85)
(85)を設けると共に、このフックは箱体(500)の下方か
らの上昇移動を許容し且降下移動を阻止するワンウエイ
クラッチとし、前記保持枠(800) の底面(80)は、箱詰め
セクション(S0)の支持台と同一平面に構成されると共
に、保持枠(800) の前記箱詰めセクション(S0)側には、
箱体(500)を保持枠(800) 内に投入するための開放部を
設け、上記底面80には前記保持枠(800) 内に上記箱体(5
00) が投入されたときに上記フック(85)に係合する高さ
まで上昇駆動された後降下復帰される支持板(83)を具備
させた』ことである。
【0010】これによって、製品押し出し装置(6) によ
って箱詰めセクション(S0) に空の箱体(500) が移送さ
れると、当該セクションにて製品の箱詰め完了状態にあ
る箱体(500) が隣接することから、この製品入りの箱体
がいわば玉突き状態で保持枠(800) 内に投入される。す
るト、保持枠(800) の底面の支持板(83)が上昇駆動され
て、一定ストローク前記は固体(500) が持ち上げられる
と、フック(85)(85)によってワンウエイ係合状態に係合
して保持枠(800) 内に支持される。従って、空箱保持枠
(700) 側では空の箱体(500) が所定のタイミングで順次
箱詰めセクション(S0)に投入され、箱詰めが完了した製
品入りの箱体(500) は順次保持枠(800) 側にストックさ
れていく。
って箱詰めセクション(S0) に空の箱体(500) が移送さ
れると、当該セクションにて製品の箱詰め完了状態にあ
る箱体(500) が隣接することから、この製品入りの箱体
がいわば玉突き状態で保持枠(800) 内に投入される。す
るト、保持枠(800) の底面の支持板(83)が上昇駆動され
て、一定ストローク前記は固体(500) が持ち上げられる
と、フック(85)(85)によってワンウエイ係合状態に係合
して保持枠(800) 内に支持される。従って、空箱保持枠
(700) 側では空の箱体(500) が所定のタイミングで順次
箱詰めセクション(S0)に投入され、箱詰めが完了した製
品入りの箱体(500) は順次保持枠(800) 側にストックさ
れていく。
【0011】このように、空の箱体(500) の供給、箱詰
め済の箱体(500) のストックまでの一連の動作が自動的
行える利点があると共に、ストック部を含めて装置全体
が小型化できる。
め済の箱体(500) のストックまでの一連の動作が自動的
行える利点があると共に、ストック部を含めて装置全体
が小型化できる。
【0012】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。この実施例は、プリペイドカードの打抜き
装置に本発明を実施したものであり、打抜き装置(1)
と、打抜かれた製品(C)(C)を一定枚数積層状態に保持す
る為の製品保持装置(3) と、箱詰めセクション(S0)に設
けられた積層状態の前記製品(C)(C)を箱体(500) として
のマガジン(5) に投入する為の投入装置(2) 、及び、前
記マガジン(5) を製品投入のための上死点位置から前記
マガジン(5) を製品ストック部(S2)に排出する為の下死
点位置との間で往復移送する為の箱詰め用移送装置(4)
と、空のマガジン(5) をマガジンストック部(S1)から前
記箱詰めセクション(S0)の下死点位置に移送し同時に製
品(C)(C)を収容した製品入りのマガジン(5) を製品スト
ック部(S2)に押し出す為の押し出し装置(6) と、前記マ
ガジンストック部(S1)にて空のマガジン(5) を間欠降下
させる為の降下装置(7) と、製品ストック部(S2)にて製
品入りのマガジン(5) を間欠的に持ち上げるためのリフ
タ(8) とからなる。
て詳述する。この実施例は、プリペイドカードの打抜き
装置に本発明を実施したものであり、打抜き装置(1)
と、打抜かれた製品(C)(C)を一定枚数積層状態に保持す
る為の製品保持装置(3) と、箱詰めセクション(S0)に設
けられた積層状態の前記製品(C)(C)を箱体(500) として
のマガジン(5) に投入する為の投入装置(2) 、及び、前
記マガジン(5) を製品投入のための上死点位置から前記
マガジン(5) を製品ストック部(S2)に排出する為の下死
点位置との間で往復移送する為の箱詰め用移送装置(4)
と、空のマガジン(5) をマガジンストック部(S1)から前
記箱詰めセクション(S0)の下死点位置に移送し同時に製
品(C)(C)を収容した製品入りのマガジン(5) を製品スト
ック部(S2)に押し出す為の押し出し装置(6) と、前記マ
ガジンストック部(S1)にて空のマガジン(5) を間欠降下
させる為の降下装置(7) と、製品ストック部(S2)にて製
品入りのマガジン(5) を間欠的に持ち上げるためのリフ
タ(8) とからなる。
【0013】以下、各部の構成を詳述する。 [打抜き装置(1) について]打抜き装置(1) は、ダイス
(D) を固定ベッド(B) に取付け、これの上方に配置した
昇降ベッド(11)の下面にポンチ(P) を取付け、前記昇降
ベッド(11)を昇降駆動源(10)と昇降機構とからなる昇降
駆動装置によって昇降駆動するようにし、前記ポンチ
(P) とダイス(D) との間に介在させたワーク(W) から製
品(C)(C)を打抜くものである。この実施例では、前記ワ
ーク(W) は、プリペイドカードに相当する被打抜き部を
縦横に配列した大きな矩形サイズの原板としてあり、こ
のワーク(W) の一端が、間欠移送装置(12)のクランプ装
置(13)によってクランプされ、打抜き動作に連動させて
所定のタイミングで間欠移送される。尚、前記ワーク
(W)には、これの移送方向に対して直角方向に複数の被
打抜き部が形成されており、これの数に一致するポンチ
(P)(P)及びダイス(D)(D)が設けられている。
(D) を固定ベッド(B) に取付け、これの上方に配置した
昇降ベッド(11)の下面にポンチ(P) を取付け、前記昇降
ベッド(11)を昇降駆動源(10)と昇降機構とからなる昇降
駆動装置によって昇降駆動するようにし、前記ポンチ
(P) とダイス(D) との間に介在させたワーク(W) から製
品(C)(C)を打抜くものである。この実施例では、前記ワ
ーク(W) は、プリペイドカードに相当する被打抜き部を
縦横に配列した大きな矩形サイズの原板としてあり、こ
のワーク(W) の一端が、間欠移送装置(12)のクランプ装
置(13)によってクランプされ、打抜き動作に連動させて
所定のタイミングで間欠移送される。尚、前記ワーク
(W)には、これの移送方向に対して直角方向に複数の被
打抜き部が形成されており、これの数に一致するポンチ
(P)(P)及びダイス(D)(D)が設けられている。
【0014】前記各ダイス(D) は、製品(C) に一致する
大きさの貫通孔(14)が形成されて、ワーク(W) から打抜
かれた製品(C)(C)は、この貫通孔(14)(14)から下方に押
し出される。 [製品保持装置(3) について]製品保持装置(3) は、製
品(C)(C)を積層状態に収容するようにした断面C字状で
且全体として円弧状の製品保持樋(31)と、この製品保持
樋(31)内に同心状に収容される円弧状の支持杆(32)とか
らなり、この支持杆(32)は回動腕(33)の先端連設されて
いる。
大きさの貫通孔(14)が形成されて、ワーク(W) から打抜
かれた製品(C)(C)は、この貫通孔(14)(14)から下方に押
し出される。 [製品保持装置(3) について]製品保持装置(3) は、製
品(C)(C)を積層状態に収容するようにした断面C字状で
且全体として円弧状の製品保持樋(31)と、この製品保持
樋(31)内に同心状に収容される円弧状の支持杆(32)とか
らなり、この支持杆(32)は回動腕(33)の先端連設されて
いる。
【0015】前記製品保持樋(31)の中空部の矩形断面
は、図2のように、製品(C) の平面形状よりも僅かに大
きく設定されており、その上端は、鉛直線方向上方に向
きダイス(D) の貫通孔(14)の下端に連続している。回動
腕(33)は、前記支持杆(32)の全体が前記製品保持樋(31)
内に収容された初期位置から、この支持杆(32)の全体が
製品保持樋(31)から脱出した退避位置との間で往復回動
する。そして、前記初期位置では、支持杆(32)の上端が
ダイス(D) の貫通孔(14)内に突出する構成となってい
る。
は、図2のように、製品(C) の平面形状よりも僅かに大
きく設定されており、その上端は、鉛直線方向上方に向
きダイス(D) の貫通孔(14)の下端に連続している。回動
腕(33)は、前記支持杆(32)の全体が前記製品保持樋(31)
内に収容された初期位置から、この支持杆(32)の全体が
製品保持樋(31)から脱出した退避位置との間で往復回動
する。そして、前記初期位置では、支持杆(32)の上端が
ダイス(D) の貫通孔(14)内に突出する構成となってい
る。
【0016】また、これらの製品保持樋(31)と支持杆(3
2)との組み合わせは、図2のように、各ダイス(D) の貫
通孔(14)夫々に対応させて配設されており、複数の支持
杆(32)(32)が同時に一体的に往復回動される構成となっ
ている。さらに、各支持杆(32)の断面は、断面U字状に
構成されて、その断面の外周部の大きさは、製品(C)の
外形に略一致している。従って、この支持杆(32)の端面
は、製品保持樋(31)内に積層状態に収容される最下位の
製品(C) に対接する。
2)との組み合わせは、図2のように、各ダイス(D) の貫
通孔(14)夫々に対応させて配設されており、複数の支持
杆(32)(32)が同時に一体的に往復回動される構成となっ
ている。さらに、各支持杆(32)の断面は、断面U字状に
構成されて、その断面の外周部の大きさは、製品(C)の
外形に略一致している。従って、この支持杆(32)の端面
は、製品保持樋(31)内に積層状態に収容される最下位の
製品(C) に対接する。
【0017】前記回動腕(33)は、打抜き装置(1) による
製品(C)(C)の打抜き回数との関係で間欠回動するように
構成され、打抜き回数が数枚程度の単位回数になると、
支持杆(32)が一定角度だけ退避位置側に回動され、総打
抜き回数が、設定回数に達すると回動腕(33)が退避位置
に回動されて、支持杆(32)の全体が製品保持樋(31)から
完全に脱出される。
製品(C)(C)の打抜き回数との関係で間欠回動するように
構成され、打抜き回数が数枚程度の単位回数になると、
支持杆(32)が一定角度だけ退避位置側に回動され、総打
抜き回数が、設定回数に達すると回動腕(33)が退避位置
に回動されて、支持杆(32)の全体が製品保持樋(31)から
完全に脱出される。
【0018】[箱詰め用移送装置(4) について]箱詰め
セクション(S0)では、上記したように、総打抜き回数
(枚数)が設定回数(枚数)に達すると、回動腕(33)が
退避位置に回動することから、このとき、製品保持樋(3
1)内に積層状態にストックされた製品(C)(C)は、製品保
持樋(31)の下端部から脱出するが、この製品保持樋(31)
の下端部の下方には、製品(C)(C)を直立状態に重ね合わ
せて収容する為のマガジン(5) が用意されている。そし
て、このマガジン(5) は、円弧状の製品保持樋(31)の外
周辺下端の接線と平行に設けたシュート基板(51)に摺動
自在に支持されている。この実施例では、製品保持樋(3
1)の円弧範囲は約60度程度に設定されており、製品保
持樋(31)の下端における円弧に対する接線の水平線に対
する角度は約30度になる。従って、前記シュート基板
(51)の角度も前記角度に一致させている。前記シュート
基板(51)は、既述の箱詰めセクション(S0)に於ける支持
台に相当する。
セクション(S0)では、上記したように、総打抜き回数
(枚数)が設定回数(枚数)に達すると、回動腕(33)が
退避位置に回動することから、このとき、製品保持樋(3
1)内に積層状態にストックされた製品(C)(C)は、製品保
持樋(31)の下端部から脱出するが、この製品保持樋(31)
の下端部の下方には、製品(C)(C)を直立状態に重ね合わ
せて収容する為のマガジン(5) が用意されている。そし
て、このマガジン(5) は、円弧状の製品保持樋(31)の外
周辺下端の接線と平行に設けたシュート基板(51)に摺動
自在に支持されている。この実施例では、製品保持樋(3
1)の円弧範囲は約60度程度に設定されており、製品保
持樋(31)の下端における円弧に対する接線の水平線に対
する角度は約30度になる。従って、前記シュート基板
(51)の角度も前記角度に一致させている。前記シュート
基板(51)は、既述の箱詰めセクション(S0)に於ける支持
台に相当する。
【0019】シュート基板(51)の上面には、これに支持
されるマガジン(5) の下辺側壁(54)に対接する一対の爪
片(43)(43)がスリット(52)(52)から突出しており、この
爪片(43)(43)は、シュート基板(51)の下方にてこれに平
行に走行する移動体(42)に取付けられている。この移動
体(42)は、サーボモータ(41)によって往復駆動される送
りネジ機構によって所定のタイミングで往復駆動される
ものであり、移動体(42)が最も上昇した位置ではマガジ
ン(5) の下辺側壁(54)が製品保持樋(31)の下端開放部と
一致した上死点位置にあるように、この移動体(42)の上
死点位置が設定されている。また、移動体(42)の下死点
位置は、マガジン(5) の上辺側壁部(55)が製品保持樋(3
1)の下端から一定距離下方に離れた位置に設定されてい
る。そして、この箱詰めセクション(S0)に於けるマガジ
ン(5) の下死点位置は、後述の空のマガジン(5) のマガ
ジンストック部(S1)及び製品入りのマガジン(5) の製品
ストック部(S2)と同じ位置に設定されている。(図7参
照) [投入装置(2) ついて]投入装置(2) は、製品保持樋(3
1)から脱出する製品(C)(C)をマガジン(5) の底面に対し
て直立姿勢で密に並べるように収容する為の装置であ
り、製品保持樋(31)の下端開放部の上方に回動自在に配
設したロール(21)と、この投入装置(2) をマガジン(5)
の上死点位置からの降下移動に応じて前記ロール(21)を
回転させる駆動装置とからなる。この実施例の前記駆動
装置としては、移動体(42)の動作に連動させたプーリ装
置(44)が採用される。この為、図1、図3及び図4に示
すように、移動体(42)に連設した腕(45)と、これの先端
を取付けたベルト(46)を装備するプーリ装置(44)の上端
のプーリ(44a) と同軸のプーリ(42b) と、前記ロール(2
1)の回転軸に取付けたプーリ(42a) とがベルト伝動され
た構成であり、前記ベルト(46)がシュート基板(51)と平
行に走行するように、前記プーリ装置(44)がシュート基
板(51)の下方に配設されている。
されるマガジン(5) の下辺側壁(54)に対接する一対の爪
片(43)(43)がスリット(52)(52)から突出しており、この
爪片(43)(43)は、シュート基板(51)の下方にてこれに平
行に走行する移動体(42)に取付けられている。この移動
体(42)は、サーボモータ(41)によって往復駆動される送
りネジ機構によって所定のタイミングで往復駆動される
ものであり、移動体(42)が最も上昇した位置ではマガジ
ン(5) の下辺側壁(54)が製品保持樋(31)の下端開放部と
一致した上死点位置にあるように、この移動体(42)の上
死点位置が設定されている。また、移動体(42)の下死点
位置は、マガジン(5) の上辺側壁部(55)が製品保持樋(3
1)の下端から一定距離下方に離れた位置に設定されてい
る。そして、この箱詰めセクション(S0)に於けるマガジ
ン(5) の下死点位置は、後述の空のマガジン(5) のマガ
ジンストック部(S1)及び製品入りのマガジン(5) の製品
ストック部(S2)と同じ位置に設定されている。(図7参
照) [投入装置(2) ついて]投入装置(2) は、製品保持樋(3
1)から脱出する製品(C)(C)をマガジン(5) の底面に対し
て直立姿勢で密に並べるように収容する為の装置であ
り、製品保持樋(31)の下端開放部の上方に回動自在に配
設したロール(21)と、この投入装置(2) をマガジン(5)
の上死点位置からの降下移動に応じて前記ロール(21)を
回転させる駆動装置とからなる。この実施例の前記駆動
装置としては、移動体(42)の動作に連動させたプーリ装
置(44)が採用される。この為、図1、図3及び図4に示
すように、移動体(42)に連設した腕(45)と、これの先端
を取付けたベルト(46)を装備するプーリ装置(44)の上端
のプーリ(44a) と同軸のプーリ(42b) と、前記ロール(2
1)の回転軸に取付けたプーリ(42a) とがベルト伝動され
た構成であり、前記ベルト(46)がシュート基板(51)と平
行に走行するように、前記プーリ装置(44)がシュート基
板(51)の下方に配設されている。
【0020】なお、このロール(21)の回転はマガジン
(5) の上死点からの降下移動と同期することとなるが、
これらの動作は回動腕(33)の退避位置への動作と同期さ
せてあり、上記したように、打抜き装置(1) による打抜
き枚数が設定枚数となって、これに相当する枚数の製品
(C)(C)が製品保持樋(31)内にストックされると打抜き装
置(1) による打抜き動作が停止されると同時に、支持杆
(32)が製品保持樋(31)から脱出した退避位置に回動腕(3
3)が回動される。
(5) の上死点からの降下移動と同期することとなるが、
これらの動作は回動腕(33)の退避位置への動作と同期さ
せてあり、上記したように、打抜き装置(1) による打抜
き枚数が設定枚数となって、これに相当する枚数の製品
(C)(C)が製品保持樋(31)内にストックされると打抜き装
置(1) による打抜き動作が停止されると同時に、支持杆
(32)が製品保持樋(31)から脱出した退避位置に回動腕(3
3)が回動される。
【0021】支持杆(32)の先端が製品保持樋(31)から脱
出すると同時に、マガジン(5) が上死点位置から下方に
降下移動されるようにサーボモータ(41)が正転動作す
る。これにより図4のようにロール(21)が正転(時計方
向に回転)して製品保持樋(31)から脱出する製品(C)(C)
がマガジン(5) の降下移動に伴ってマガジン(5) 内に押
し込まれることとなる。なお、製品保持樋(31)内にスト
ックされている製品(C)(C)の枚数はマガジン(5) の下辺
側壁と上辺側壁との間に直立状態でほぼ密に並列される
枚数に一致させていることは言うまでもない。
出すると同時に、マガジン(5) が上死点位置から下方に
降下移動されるようにサーボモータ(41)が正転動作す
る。これにより図4のようにロール(21)が正転(時計方
向に回転)して製品保持樋(31)から脱出する製品(C)(C)
がマガジン(5) の降下移動に伴ってマガジン(5) 内に押
し込まれることとなる。なお、製品保持樋(31)内にスト
ックされている製品(C)(C)の枚数はマガジン(5) の下辺
側壁と上辺側壁との間に直立状態でほぼ密に並列される
枚数に一致させていることは言うまでもない。
【0022】上記のようにして、製品保持樋(31)からマ
ガジン(5) に製品(C)(C)を移し替えるに際して、製品
(C)(C)の移動を円滑にするには、マガジン(5) と製品保
持樋(31)とができるだけ接近して配置されることが必要
となる。そこで、この実施例では、図1、図4に示すよ
うに、製品保持樋(31)の下端部が上死点位置にあるマガ
ジン(5) 内に一部侵入するようにこれらの関係が設定さ
れ、この状態で、支持杆(32)が回動できるように、マガ
ジン(5) の下辺側壁(54)には切欠部(56)が形成されてい
る。従って、製品保持樋(31)の下端部がマガジン(5) 内
に侵入した状態で支持杆(32)が前記(54)内から脱出移動
できることとなる。
ガジン(5) に製品(C)(C)を移し替えるに際して、製品
(C)(C)の移動を円滑にするには、マガジン(5) と製品保
持樋(31)とができるだけ接近して配置されることが必要
となる。そこで、この実施例では、図1、図4に示すよ
うに、製品保持樋(31)の下端部が上死点位置にあるマガ
ジン(5) 内に一部侵入するようにこれらの関係が設定さ
れ、この状態で、支持杆(32)が回動できるように、マガ
ジン(5) の下辺側壁(54)には切欠部(56)が形成されてい
る。従って、製品保持樋(31)の下端部がマガジン(5) 内
に侵入した状態で支持杆(32)が前記(54)内から脱出移動
できることとなる。
【0023】なお、この実施例では、ワーク(W) から一
度に複数(原板における被打抜き部の配列数)の製品
(C)(C)が打抜かれる構成であるから、マガジン(5) 内に
は、図5に示すように、区画壁(53)によって区画された
複数の製品収容部(50)がダイス(D)(D)の数に合わせて並
設されており、各製品収容部の下辺側壁に前記切欠部(5
6)が形成されている。また、マガジン(5) の上辺側壁(5
5)にも同様な切欠部(56)が形成されているから、マガジ
ン(5) が上下逆の姿勢でセットされても支持杆(32)の動
作に不都合は生じない。
度に複数(原板における被打抜き部の配列数)の製品
(C)(C)が打抜かれる構成であるから、マガジン(5) 内に
は、図5に示すように、区画壁(53)によって区画された
複数の製品収容部(50)がダイス(D)(D)の数に合わせて並
設されており、各製品収容部の下辺側壁に前記切欠部(5
6)が形成されている。また、マガジン(5) の上辺側壁(5
5)にも同様な切欠部(56)が形成されているから、マガジ
ン(5) が上下逆の姿勢でセットされても支持杆(32)の動
作に不都合は生じない。
【0024】[マガジンストック部(S1)について]上記
したように、製品(C)(C)の移し替えが完了して、マガジ
ン(5) の製品収容部(50)に製品(C)(C)が投入されると、
このマガジン(5) は箱詰めセクション(S0)の下死点位置
に移動されるが、この位置を挟んでその両側には、図
6、図7のように、マガジンストック部(S1)と製品スト
ック部(S2)とが設けられている。
したように、製品(C)(C)の移し替えが完了して、マガジ
ン(5) の製品収容部(50)に製品(C)(C)が投入されると、
このマガジン(5) は箱詰めセクション(S0)の下死点位置
に移動されるが、この位置を挟んでその両側には、図
6、図7のように、マガジンストック部(S1)と製品スト
ック部(S2)とが設けられている。
【0025】これらのストック部は、何れもマガジン
(5) のコーナ部を外側から保持するようにした4つの支
持ガイドを具備する構成としてあり、マガジンストック
部(S1)側の空のマガジン(5) を保持する為の空箱保持枠
(700) は、4つの支持ガイド(71)(71)の夫々は断面L字
状に形成された型材からなり、この型材断面内側が矩形
のマガジン(5) のコーナ部に外接する。これら支持ガイ
ド(71)(71)は、上記シュート基板(51)の平面と平行な平
面に対して直角に上方に突出し、マガジンストック部(S
1)の底面(70)は上記シュート基板(51)の上面と同一平面
に構成されている。また、このマガジンストック部(S1)
は、シュート基板(51)に於けるマガジン(5) の昇降域に
於けるマガジン(5) の下死点位置に隣接して設けられて
いる。また、支持ガイド(71)のシュート基板(51)側の構
成壁は下端から一定範囲は切除部(72)となっている。こ
の切除域が請求項に記載した開放部(7a)に相当する。
(5) のコーナ部を外側から保持するようにした4つの支
持ガイドを具備する構成としてあり、マガジンストック
部(S1)側の空のマガジン(5) を保持する為の空箱保持枠
(700) は、4つの支持ガイド(71)(71)の夫々は断面L字
状に形成された型材からなり、この型材断面内側が矩形
のマガジン(5) のコーナ部に外接する。これら支持ガイ
ド(71)(71)は、上記シュート基板(51)の平面と平行な平
面に対して直角に上方に突出し、マガジンストック部(S
1)の底面(70)は上記シュート基板(51)の上面と同一平面
に構成されている。また、このマガジンストック部(S1)
は、シュート基板(51)に於けるマガジン(5) の昇降域に
於けるマガジン(5) の下死点位置に隣接して設けられて
いる。また、支持ガイド(71)のシュート基板(51)側の構
成壁は下端から一定範囲は切除部(72)となっている。こ
の切除域が請求項に記載した開放部(7a)に相当する。
【0026】マガジンストック部(S1)の底面(70)には、
図6のように、矩形の開口が形成されて、この開口内に
は、最降下位置に於ける上面が前記底面(70)の上面と一
致するように設けた支持板(73)が設けられ、この底面(7
0)はマガジンストック部(S1)の底面下方に設けたエアー
シリンダ等の第1昇降駆動装置(74)の出力軸に連設され
ている。
図6のように、矩形の開口が形成されて、この開口内に
は、最降下位置に於ける上面が前記底面(70)の上面と一
致するように設けた支持板(73)が設けられ、この底面(7
0)はマガジンストック部(S1)の底面下方に設けたエアー
シリンダ等の第1昇降駆動装置(74)の出力軸に連設され
ている。
【0027】また、4つの支持ガイド(71)(71)の夫々の
下部には、軸部(J) が出没するように設けたソレノイド
(75)が設けられ、対向配置される一対の支持ガイド(71)
(71)相互に設けたソレノイド(75)(75)から突出する軸部
(J)(J)がマガジン(5) の降下移動域内に突出する。前記
ソレノイド(75)(75)の取付け高さは底面(70)から同じ高
さに設定されていることから、4つの支持ガイド(71)(7
1)内に積層状態に収容されたマガジン(5)(5) のうちの
最下段のマガジン(5) が前記4つの軸部(J)(J)によって
支持されることとなる。
下部には、軸部(J) が出没するように設けたソレノイド
(75)が設けられ、対向配置される一対の支持ガイド(71)
(71)相互に設けたソレノイド(75)(75)から突出する軸部
(J)(J)がマガジン(5) の降下移動域内に突出する。前記
ソレノイド(75)(75)の取付け高さは底面(70)から同じ高
さに設定されていることから、4つの支持ガイド(71)(7
1)内に積層状態に収容されたマガジン(5)(5) のうちの
最下段のマガジン(5) が前記4つの軸部(J)(J)によって
支持されることとなる。
【0028】尚、この最下段のマガジン(5) の下方の底
面(70)との間の間隔は、マガジン(5) の高さよりも大き
く設定されており、マガジンストック部(S1)の外側(シ
ュート基板(51)の反対側)には、図6、図7のように、
押し出し装置(6) が設けられている。この押し出し装置
(6) は、エアーシリンダ等の往復駆動装置(60)と、これ
の出力軸に設けた当て板(61)とからなり、前記出力軸の
進退移動方向は、マガジンストック部(S1)の底面(70)に
そって平行に設定されている。
面(70)との間の間隔は、マガジン(5) の高さよりも大き
く設定されており、マガジンストック部(S1)の外側(シ
ュート基板(51)の反対側)には、図6、図7のように、
押し出し装置(6) が設けられている。この押し出し装置
(6) は、エアーシリンダ等の往復駆動装置(60)と、これ
の出力軸に設けた当て板(61)とからなり、前記出力軸の
進退移動方向は、マガジンストック部(S1)の底面(70)に
そって平行に設定されている。
【0029】従って、前記当て板(61)は、底面(70)に対
して直立した姿勢でこの底面(70)と平行に移動する。底
面(70)とシュート基板(51)とは同一平面に構成されてい
ることから、前記往復駆動装置(60)によってマガジンス
トック部(S1)の底面(70)に支持された空のマガジン(5)
がシュート基板(51)側に移動されると、このシュート基
板(51)の下死点位置に降下している製品入りのマガジン
(5) が共に反対側の製品ストック部(S2)側に移動され、
前記空のマガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置
に移動されて停止される。このようにして、シュート基
板(51)の下死点位置の製品入りのマガジン(5) が空のマ
ガジン(5) に置き換えられることとなる。
して直立した姿勢でこの底面(70)と平行に移動する。底
面(70)とシュート基板(51)とは同一平面に構成されてい
ることから、前記往復駆動装置(60)によってマガジンス
トック部(S1)の底面(70)に支持された空のマガジン(5)
がシュート基板(51)側に移動されると、このシュート基
板(51)の下死点位置に降下している製品入りのマガジン
(5) が共に反対側の製品ストック部(S2)側に移動され、
前記空のマガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置
に移動されて停止される。このようにして、シュート基
板(51)の下死点位置の製品入りのマガジン(5) が空のマ
ガジン(5) に置き換えられることとなる。
【0030】なお、マガジンストック部(S1)では、上記
動作が完了して当て板(61)が初期位置に復帰すると、第
1昇降駆動装置(74)が正駆動して支持板(73)が上方にス
トックされている空のマガジン(5) の底面を僅かに持ち
上げる。(図8−ロ) この後、ソレノイド(75)(75)が復帰駆動されて軸部(J)
(J)が凹む。(図8−ハ) これにより積層支持されていた空のマガジン(5)(5)の降
下移動が可能となり、一定ストローク降下すると再度ソ
レノイド(75)(75)が正駆動して軸部(J) が突出する。
(図8−ニ) マガジン(5) の前記軸部(J)(J)と対向する側壁には、図
5に示すように、側壁上端から一定の範囲に切欠部(59)
(59)が設けられており、軸部(J) が再突出する時には、
前記切欠部(59)(59)の下部に突出する。従って、この軸
部(J) の突出状態のままで積層支持されたマガジン(5)
(5)は、最下段のマガジン(5) に続くその上段のマガジ
ン(5) の底部下面が前記軸部(J)(J)に対接するまで降下
移動可能であり、前記状態から第1昇降駆動装置(74)が
逆駆動して、支持板(73)が底面(70)に一致する位置にま
で降下移動すると、最終的には最下段のマガジン(5) の
みが底面(70)に一致する位置にまで降下する。(図8−
ホ) そして、これより上方に位置するマガジン(5)(5)が上記
軸部(J)(J)によって支持されたものとなる。
動作が完了して当て板(61)が初期位置に復帰すると、第
1昇降駆動装置(74)が正駆動して支持板(73)が上方にス
トックされている空のマガジン(5) の底面を僅かに持ち
上げる。(図8−ロ) この後、ソレノイド(75)(75)が復帰駆動されて軸部(J)
(J)が凹む。(図8−ハ) これにより積層支持されていた空のマガジン(5)(5)の降
下移動が可能となり、一定ストローク降下すると再度ソ
レノイド(75)(75)が正駆動して軸部(J) が突出する。
(図8−ニ) マガジン(5) の前記軸部(J)(J)と対向する側壁には、図
5に示すように、側壁上端から一定の範囲に切欠部(59)
(59)が設けられており、軸部(J) が再突出する時には、
前記切欠部(59)(59)の下部に突出する。従って、この軸
部(J) の突出状態のままで積層支持されたマガジン(5)
(5)は、最下段のマガジン(5) に続くその上段のマガジ
ン(5) の底部下面が前記軸部(J)(J)に対接するまで降下
移動可能であり、前記状態から第1昇降駆動装置(74)が
逆駆動して、支持板(73)が底面(70)に一致する位置にま
で降下移動すると、最終的には最下段のマガジン(5) の
みが底面(70)に一致する位置にまで降下する。(図8−
ホ) そして、これより上方に位置するマガジン(5)(5)が上記
軸部(J)(J)によって支持されたものとなる。
【0031】このあと、往復駆動装置(60)が正駆動し
て、当て板(61)によって底面(70)によって支持された前
記マガジン(5) がシュート基板(51)側に移動され、その
後、往復駆動装置(60)の逆駆動により当て板(61)が初期
位置に復帰して、当て板(61)の内面がマガジン(5)(5)の
降下軌跡よりも外側に位置するものとなる。なお、この
押し出し装置(6) の正駆動動作は、製品保持樋(31)(31)
から製品(C)(C)がマガジン(5) に移し替えられた後、前
記マガジン(5) が下死点位置に降下移動された時点で実
行される構成である。
て、当て板(61)によって底面(70)によって支持された前
記マガジン(5) がシュート基板(51)側に移動され、その
後、往復駆動装置(60)の逆駆動により当て板(61)が初期
位置に復帰して、当て板(61)の内面がマガジン(5)(5)の
降下軌跡よりも外側に位置するものとなる。なお、この
押し出し装置(6) の正駆動動作は、製品保持樋(31)(31)
から製品(C)(C)がマガジン(5) に移し替えられた後、前
記マガジン(5) が下死点位置に降下移動された時点で実
行される構成である。
【0032】[リフタ(8) について]リフタ(8) は、箱
詰めセクション(S0)のシュート基板(51)に於けるマガジ
ン(5) の下死点位置に対して上記マガジンストック部(S
1)の反対側に設けた製品ストック部(S2)に配置され、マ
ガジン(5)(5)を積層状態に支持する為の保持枠(800)
と、これの底面(80)に形成した開口に収容される支持板
(83)と、この支持板(83)を昇降させるエアーシリンダ等
の昇降駆動装置(84)とからなる。そして、前記保持枠(8
00) は、マガジン(5) のコーナ部を支持する4つの支持
ガイド(81)(81)からなり、各支持ガイド(81)の、前記底
面(80)から一定距離(マガジン(5) の高さよりも高い距
離)上方には、図9のように、受け板(88)との間に介在
されたバネ(86)によって内側に突出するように付勢され
たフック(85)が設けられている。
詰めセクション(S0)のシュート基板(51)に於けるマガジ
ン(5) の下死点位置に対して上記マガジンストック部(S
1)の反対側に設けた製品ストック部(S2)に配置され、マ
ガジン(5)(5)を積層状態に支持する為の保持枠(800)
と、これの底面(80)に形成した開口に収容される支持板
(83)と、この支持板(83)を昇降させるエアーシリンダ等
の昇降駆動装置(84)とからなる。そして、前記保持枠(8
00) は、マガジン(5) のコーナ部を支持する4つの支持
ガイド(81)(81)からなり、各支持ガイド(81)の、前記底
面(80)から一定距離(マガジン(5) の高さよりも高い距
離)上方には、図9のように、受け板(88)との間に介在
されたバネ(86)によって内側に突出するように付勢され
たフック(85)が設けられている。
【0033】上記構成の製品ストック部(S2)では、空の
マガジン(5) がマガジンストック部(S1)からシュート基
板(51)に送り込まれることによってこのシュート基板(5
1)にあった製品入りのマガジン(5) が底面(80)の上面に
移動される。すると、第2昇降駆動装置(84)が正駆動し
て支持板(83)によって前記製品入りのマガジン(5) がフ
ック(85)よりも高い位置に持ち上げた後、この第2昇降
駆動装置(84)が逆駆動する。このとき、この製品入りの
マガジン(5) の上昇移動域内には、フック(85)(85)がバ
ネ(86)によって付勢されて突出しているが、このフック
(85)の下辺は先端に向かって上昇する傾斜辺(87)となっ
ているから、これによって、ワンウエイ機構が実現され
る。従って、上記のように製品入りのマガジン(5) が持
ち上げられると、上記フック(85)が一旦押込まれた後突
出状態に復帰して、持ち上げられた製品入りのマガジン
(5) が前記フック(85)(85)によって支持された状態に維
持される。尚、この後、製品ストック部(S2)側では、支
持板(83)が底面(80)に一致する位置に復帰した状態で待
機される。
マガジン(5) がマガジンストック部(S1)からシュート基
板(51)に送り込まれることによってこのシュート基板(5
1)にあった製品入りのマガジン(5) が底面(80)の上面に
移動される。すると、第2昇降駆動装置(84)が正駆動し
て支持板(83)によって前記製品入りのマガジン(5) がフ
ック(85)よりも高い位置に持ち上げた後、この第2昇降
駆動装置(84)が逆駆動する。このとき、この製品入りの
マガジン(5) の上昇移動域内には、フック(85)(85)がバ
ネ(86)によって付勢されて突出しているが、このフック
(85)の下辺は先端に向かって上昇する傾斜辺(87)となっ
ているから、これによって、ワンウエイ機構が実現され
る。従って、上記のように製品入りのマガジン(5) が持
ち上げられると、上記フック(85)が一旦押込まれた後突
出状態に復帰して、持ち上げられた製品入りのマガジン
(5) が前記フック(85)(85)によって支持された状態に維
持される。尚、この後、製品ストック部(S2)側では、支
持板(83)が底面(80)に一致する位置に復帰した状態で待
機される。
【0034】[全体について]上記した構成の打抜き装
置の動作について、以下に説明する。打抜き動作が開始
されるに先立って、マガジンストック部(S1)には多数の
空のマガジン(5)(5)が積層状態に収容される。これによ
り、最下段のマガジン(5) は4つの軸部(J)(J)に支持さ
れている。
置の動作について、以下に説明する。打抜き動作が開始
されるに先立って、マガジンストック部(S1)には多数の
空のマガジン(5)(5)が積層状態に収容される。これによ
り、最下段のマガジン(5) は4つの軸部(J)(J)に支持さ
れている。
【0035】この後、マガジンストック部(S1)では、最
下段のマガジン(5) が第1昇降駆動装置(74)とソレノイ
ド(75)の上記した連動によって底面(70)に支持される状
態に降下される。この後、押し出し装置(6) によって前
記マガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置に移動
される。このとき、移動体(42)は昇降移動域の下死点位
置にあって、一対の爪片(43)(43)は、押し出し装置(6)
によるマガジン(5) の移動軌跡の下方外側に位置してい
る。なお、この実施例では、シュート基板(51)に於ける
マガジン(5) の水平移動軌跡をマガジンストック部(S1)
の底面(70)及び製品ストック部(S2)の底面(80)と一致さ
せるために、マガジン(5) の下辺側壁が対接する案内壁
(G) を設けている。従って、前記下空のマガジン(5) の
水平移動は、前記案内壁(G) に沿ったものとなる。
下段のマガジン(5) が第1昇降駆動装置(74)とソレノイ
ド(75)の上記した連動によって底面(70)に支持される状
態に降下される。この後、押し出し装置(6) によって前
記マガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置に移動
される。このとき、移動体(42)は昇降移動域の下死点位
置にあって、一対の爪片(43)(43)は、押し出し装置(6)
によるマガジン(5) の移動軌跡の下方外側に位置してい
る。なお、この実施例では、シュート基板(51)に於ける
マガジン(5) の水平移動軌跡をマガジンストック部(S1)
の底面(70)及び製品ストック部(S2)の底面(80)と一致さ
せるために、マガジン(5) の下辺側壁が対接する案内壁
(G) を設けている。従って、前記下空のマガジン(5) の
水平移動は、前記案内壁(G) に沿ったものとなる。
【0036】この後、箱詰めセクション(S0)では、サー
ボモータ(41)が正駆動して、移動体(42)が上死点位置に
移動されて前記空のマガジン(5) が製品保持樋(31)の下
端と適合した上死点位置に持ち上げられる。この後、打
抜き装置(1) による製品(C)(C)の打抜き動作と連動し
て、製品(C)(C)をマガジン(5) に移し替える動作や、空
のマガジン(5) 及び製品入りのマガジン(5) の移送動作
等が実行される。
ボモータ(41)が正駆動して、移動体(42)が上死点位置に
移動されて前記空のマガジン(5) が製品保持樋(31)の下
端と適合した上死点位置に持ち上げられる。この後、打
抜き装置(1) による製品(C)(C)の打抜き動作と連動し
て、製品(C)(C)をマガジン(5) に移し替える動作や、空
のマガジン(5) 及び製品入りのマガジン(5) の移送動作
等が実行される。
【0037】この実施例では、これらの動作が何れもマ
イクロコンピュータによって制御される構成である。こ
の動作を図10〜図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。先ず、箱詰めセクション(S0)に於ける、製
品(C)(C)を製品保持樋(31)からシュート基板(51)の上死
点位置にあるマガジン(5) に移し替える動作について図
10に基づいて説明する。
イクロコンピュータによって制御される構成である。こ
の動作を図10〜図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。先ず、箱詰めセクション(S0)に於ける、製
品(C)(C)を製品保持樋(31)からシュート基板(51)の上死
点位置にあるマガジン(5) に移し替える動作について図
10に基づいて説明する。
【0038】打抜きが開始されるに先立って、回動腕(3
3)が初期位置に回動されて、支持杆(32)の先端はダイス
(D) の貫通孔(14)内に位置している。打抜き動作が進行
するとポンチ(P) とダイス(D) によって打抜かれて製品
(C) は貫通孔(14)又は製品保持樋(31)内で支持杆(32)の
先端面によって支持されたものとなる。そして、単位打
抜き回数を計数する為のカウンタ(15)によってその打抜
き回数が計数され、この検知回数が単位回数に達する
と、回動腕(33)が一定角度回動して支持杆(32)の上端が
一定ストローク降下する。そしてこの動作が繰り返し実
行される。同時にカウンタ(16)によって打抜き総回数が
計数され、このカウンタ(16)の検知回数が設定回数に達
すると(ステップ91)、支持杆(32)の先端が製品保持樋
(31)の下端開放部側に位置して、この製品保持樋(31)に
於けるその上方には、製品(C)(C)が積層状態に収容され
たものとなる。尚、前記カウンタ(15)(16)の夫々は、検
知回数が設定回数に達するとリセットされる。
3)が初期位置に回動されて、支持杆(32)の先端はダイス
(D) の貫通孔(14)内に位置している。打抜き動作が進行
するとポンチ(P) とダイス(D) によって打抜かれて製品
(C) は貫通孔(14)又は製品保持樋(31)内で支持杆(32)の
先端面によって支持されたものとなる。そして、単位打
抜き回数を計数する為のカウンタ(15)によってその打抜
き回数が計数され、この検知回数が単位回数に達する
と、回動腕(33)が一定角度回動して支持杆(32)の上端が
一定ストローク降下する。そしてこの動作が繰り返し実
行される。同時にカウンタ(16)によって打抜き総回数が
計数され、このカウンタ(16)の検知回数が設定回数に達
すると(ステップ91)、支持杆(32)の先端が製品保持樋
(31)の下端開放部側に位置して、この製品保持樋(31)に
於けるその上方には、製品(C)(C)が積層状態に収容され
たものとなる。尚、前記カウンタ(15)(16)の夫々は、検
知回数が設定回数に達するとリセットされる。
【0039】この状態では、図1のように、製品保持樋
(31)の下端開放部とマガジン(5) の下辺側壁内面とが一
致している。この後、回動腕(33)が退避位置に回動され
るが、製品保持樋(31)の下端開放部には、ロール(21)が
設置され、図3のように、その一部が製品保持樋(31)内
に収容される態様に設置されている。従って、支持杆(3
2)が退避位置に脱出しても製品保持樋(31)内の製品(C)
(C)はこれから脱出しない。この後、サーボモータ(41)
の逆転駆動により上死点にある移動体(42)が降下移動し
て、これに同期してマガジン(5) がシュート基板(51)に
沿って降下移動する。・・・ステップ92 このとき、移動体(42)とプーリ伝動するロール(21)が回
転して製品保持樋(31)の下端開放部から脱出する製品
(C)(C)が前記ロール(21)の回転によってマガジン(5) 内
に順次押し込まれる。そして、マガジン(5) の上辺側壁
が製品保持樋(31)の下端開放部と一致した時点で最後の
製品(C) がロール(21)によって押し込まれて、マガジン
(5) の収容部には製品(C)(C)が直立姿勢で密に並列した
ものとなる。なお、この一連の動作は、マガジン(5) の
各収容部に対応する製品保持樋(31)の下端開放部にて実
行されるから、前記動作が終了時点では、マガジン(5)
の全ての収容部に製品(C)(C)が密に並設されたものとな
る。
(31)の下端開放部とマガジン(5) の下辺側壁内面とが一
致している。この後、回動腕(33)が退避位置に回動され
るが、製品保持樋(31)の下端開放部には、ロール(21)が
設置され、図3のように、その一部が製品保持樋(31)内
に収容される態様に設置されている。従って、支持杆(3
2)が退避位置に脱出しても製品保持樋(31)内の製品(C)
(C)はこれから脱出しない。この後、サーボモータ(41)
の逆転駆動により上死点にある移動体(42)が降下移動し
て、これに同期してマガジン(5) がシュート基板(51)に
沿って降下移動する。・・・ステップ92 このとき、移動体(42)とプーリ伝動するロール(21)が回
転して製品保持樋(31)の下端開放部から脱出する製品
(C)(C)が前記ロール(21)の回転によってマガジン(5) 内
に順次押し込まれる。そして、マガジン(5) の上辺側壁
が製品保持樋(31)の下端開放部と一致した時点で最後の
製品(C) がロール(21)によって押し込まれて、マガジン
(5) の収容部には製品(C)(C)が直立姿勢で密に並列した
ものとなる。なお、この一連の動作は、マガジン(5) の
各収容部に対応する製品保持樋(31)の下端開放部にて実
行されるから、前記動作が終了時点では、マガジン(5)
の全ての収容部に製品(C)(C)が密に並設されたものとな
る。
【0040】この後、サーボモータ(41)の逆駆動が継続
されて、マガジン(5) が上記シュート基板(51)の下死点
位置に移動すると、この時点でサーボモータ(41)の逆転
駆動が停止される。・・・・ステップ93 すると、マガジンストック部(S1)では、底面(70)に支持
された状態にある空のマガジン(5) が押し出し装置(6)
によってシュート基板(51)側に押し出される。これによ
り、製品(C)(C)を収容したマガジン(5) が製品ストック
部(S2)側に送り出されて、シュート基板(51)側には空の
マガジン(5) が位置する。
されて、マガジン(5) が上記シュート基板(51)の下死点
位置に移動すると、この時点でサーボモータ(41)の逆転
駆動が停止される。・・・・ステップ93 すると、マガジンストック部(S1)では、底面(70)に支持
された状態にある空のマガジン(5) が押し出し装置(6)
によってシュート基板(51)側に押し出される。これによ
り、製品(C)(C)を収容したマガジン(5) が製品ストック
部(S2)側に送り出されて、シュート基板(51)側には空の
マガジン(5) が位置する。
【0041】すると、サーボモータ(41)が正駆動され
て、爪片(43)の上昇移動に伴って空のマガジン(5) はシ
ュート基板(51)の上死点位置に移動され、製品保持樋(3
1)の下端開放部と空のマガジン(5) の下辺側壁(54)とが
一致する。これがステップ94によって判断される。こ
の後、回動腕(33)が正駆動されて支持杆(32)が製品保持
樋(31)内に挿入されてこの支持杆(32)の上端がダイス
(D) の貫通孔(14)内に侵入して、打抜き動作が再開され
る。
て、爪片(43)の上昇移動に伴って空のマガジン(5) はシ
ュート基板(51)の上死点位置に移動され、製品保持樋(3
1)の下端開放部と空のマガジン(5) の下辺側壁(54)とが
一致する。これがステップ94によって判断される。こ
の後、回動腕(33)が正駆動されて支持杆(32)が製品保持
樋(31)内に挿入されてこの支持杆(32)の上端がダイス
(D) の貫通孔(14)内に侵入して、打抜き動作が再開され
る。
【0042】上記動作の繰り返しにより、打抜き総回数
が設定回数に達する度に、製品(C)(C)がマガジン(5) に
投入されて密に並設され、この製品(C)(C)を収容したマ
ガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置に移動され
た後、製品ストック部(S2)側に送り出されることとな
る。次に、マガジンストック部(S1)に於ける動作と製品
ストック部(S2)於ける動作との関係を図11に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
が設定回数に達する度に、製品(C)(C)がマガジン(5) に
投入されて密に並設され、この製品(C)(C)を収容したマ
ガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置に移動され
た後、製品ストック部(S2)側に送り出されることとな
る。次に、マガジンストック部(S1)に於ける動作と製品
ストック部(S2)於ける動作との関係を図11に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0043】当て板(61)が初期位置にあって、底面(70)
上に空のマガジン(5) がないときには、第1昇降駆動装
置(74)が一旦一定ストローク正駆動して積層状態の空の
マガジン(5)(5)の全体を持ち上げる。・・・・ステップ
95 この後、ソレノイド(75)が後逆駆動して軸部(J)(J)が後
退され、この状態で第1昇降装置(74)が逆駆動する。こ
の逆駆動による支持板(73)の降下移動量が検知され(ス
テップ96)、この降下移動量が一定距離になると、ソ
レノイド(75)が正駆動されて軸部(J)(J)が、支持板(73)
によって支持されたマガジン(5)(5)群の最下段のマガジ
ン(5) の切欠部(59)(59)内に突出される。これにより、
その上方のマガジン(5)(5)は軸部(J)(J)との係合によっ
て積層状態に支持されると共に、支持板(73)の最降下位
置に降下したときに、第1昇降駆動装置(74)が停止され
て(ステップ97)、最下段の空のマガジン(5) は底面
(70)に載置された状態となる。
上に空のマガジン(5) がないときには、第1昇降駆動装
置(74)が一旦一定ストローク正駆動して積層状態の空の
マガジン(5)(5)の全体を持ち上げる。・・・・ステップ
95 この後、ソレノイド(75)が後逆駆動して軸部(J)(J)が後
退され、この状態で第1昇降装置(74)が逆駆動する。こ
の逆駆動による支持板(73)の降下移動量が検知され(ス
テップ96)、この降下移動量が一定距離になると、ソ
レノイド(75)が正駆動されて軸部(J)(J)が、支持板(73)
によって支持されたマガジン(5)(5)群の最下段のマガジ
ン(5) の切欠部(59)(59)内に突出される。これにより、
その上方のマガジン(5)(5)は軸部(J)(J)との係合によっ
て積層状態に支持されると共に、支持板(73)の最降下位
置に降下したときに、第1昇降駆動装置(74)が停止され
て(ステップ97)、最下段の空のマガジン(5) は底面
(70)に載置された状態となる。
【0044】これが終了したあと、検知センサ(58)によ
ってシュート基板(51)の下死点位置に製品入りのマガジ
ン(5) が降下しているかを検知する状態に待機される。
・・・・ステップ98 検知センサ(58)が製品入りのマガジン(5) を検知する
と、往復駆動装置(60)が正駆動した後逆駆動して、当て
板(61)が内側に一定ストローク移動した後初期位置に復
帰される。これにより、シュート基板(51)の下死点位置
にある製品入りのマガジン(5) が製品ストック部(S2)側
に移動され、シュート基板(51)の下死点位置には新たな
空のマガジン(5) が補充される。
ってシュート基板(51)の下死点位置に製品入りのマガジ
ン(5) が降下しているかを検知する状態に待機される。
・・・・ステップ98 検知センサ(58)が製品入りのマガジン(5) を検知する
と、往復駆動装置(60)が正駆動した後逆駆動して、当て
板(61)が内側に一定ストローク移動した後初期位置に復
帰される。これにより、シュート基板(51)の下死点位置
にある製品入りのマガジン(5) が製品ストック部(S2)側
に移動され、シュート基板(51)の下死点位置には新たな
空のマガジン(5) が補充される。
【0045】この後、製品ストック部(S2)側では、第2
昇降駆動装置(84)が正駆動した後逆駆動して、底面(80)
によって支持された製品入りのマガジン(5) が支持板(8
3)の一定ストロークの昇降動作によって持ち上げられて
(ステップ99)、最上昇位置では、フック(85)(85)に
よって4つの支持ガイド(81)(81)内に支持された状態と
なる。
昇降駆動装置(84)が正駆動した後逆駆動して、底面(80)
によって支持された製品入りのマガジン(5) が支持板(8
3)の一定ストロークの昇降動作によって持ち上げられて
(ステップ99)、最上昇位置では、フック(85)(85)に
よって4つの支持ガイド(81)(81)内に支持された状態と
なる。
【0046】この後、マガジンストック部(S1)側では、
軸部(J)(J)によって積層状態にある空のマガジン(5) 空
のマガジン(5) の内の最下段の空のマガジン(5) が第1
昇降駆動装置(74)の動作にる支持板(73)の昇降動作及び
これに連動するソレノイド(75)の動作によって底面(70)
の上面に支持された状態に降ろされ(ステップ95〜ス
テップ97)、この状態で、シュート基板(51)の下死点
位置に製品入りのマガジン(5) が下死点位置に降下移動
されたことを検知する検知センサ(58)からの検知出力を
待機する。
軸部(J)(J)によって積層状態にある空のマガジン(5) 空
のマガジン(5) の内の最下段の空のマガジン(5) が第1
昇降駆動装置(74)の動作にる支持板(73)の昇降動作及び
これに連動するソレノイド(75)の動作によって底面(70)
の上面に支持された状態に降ろされ(ステップ95〜ス
テップ97)、この状態で、シュート基板(51)の下死点
位置に製品入りのマガジン(5) が下死点位置に降下移動
されたことを検知する検知センサ(58)からの検知出力を
待機する。
【0047】この後、検知センサ(58)の検知出力によっ
て上記した一連の動作が進行する。以上により、打抜き
総枚数が設定枚数になると、シュート基板(51)の上死点
位置にある空のマガジン(5) に対して前記設定枚数の製
品(C)(C)が投入されて、これが投入された製品入りのマ
ガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置を経て製品
ストック部(S2)に移送されて支持ガイド(81)支持ガイド
(81)によって囲まれる範囲内に積層状態にストックされ
る。また製品入りのマガジン(5) が製品ストック部(S2)
に移送される度に新たな空のマガジン(5) がマガジンス
トック部(S1)からシュート基板(51)の下死点位置から上
死点位置に移送されて、製品(C)(C)の投入を待機する状
態にセットされる。
て上記した一連の動作が進行する。以上により、打抜き
総枚数が設定枚数になると、シュート基板(51)の上死点
位置にある空のマガジン(5) に対して前記設定枚数の製
品(C)(C)が投入されて、これが投入された製品入りのマ
ガジン(5) がシュート基板(51)の下死点位置を経て製品
ストック部(S2)に移送されて支持ガイド(81)支持ガイド
(81)によって囲まれる範囲内に積層状態にストックされ
る。また製品入りのマガジン(5) が製品ストック部(S2)
に移送される度に新たな空のマガジン(5) がマガジンス
トック部(S1)からシュート基板(51)の下死点位置から上
死点位置に移送されて、製品(C)(C)の投入を待機する状
態にセットされる。
【0048】上記実施例では、箱詰めセクション(S0)で
は、マガジンストック部(S1)に隣接するマガジン(5) の
下死点位置から一定距離上方の上死点位置にて箱詰め動
作が実行される構成としているが、本発明は、前記下死
点位置にて直接箱詰めする方式にも実施できる。また、
箱詰めセクション(S0)の支持台は上記実施例のように傾
斜していなくていも良い。更には、カード状製品用のマ
ガジン(5) に限らず上方に開放する矩形の箱体であれ
ば、これの移送装置として本発明は利用できる。
は、マガジンストック部(S1)に隣接するマガジン(5) の
下死点位置から一定距離上方の上死点位置にて箱詰め動
作が実行される構成としているが、本発明は、前記下死
点位置にて直接箱詰めする方式にも実施できる。また、
箱詰めセクション(S0)の支持台は上記実施例のように傾
斜していなくていも良い。更には、カード状製品用のマ
ガジン(5) に限らず上方に開放する矩形の箱体であれ
ば、これの移送装置として本発明は利用できる。
【図1】本発明の実施例の移送装置を具備するカード打
抜き装置の断面図
抜き装置の断面図
【図2】製品保持樋(31)及びダイス(D) の貫通孔(14)と
の関係図
の関係図
【図3】製品保持樋(31)とロール(21)との関係図
【図4】製品(C)(C)をマガジン(5) に投入する工程の説
明図
明図
【図5】マガジン(5) の斜視図
【図6】本発明の実施例の装置におけるマガジンストッ
ク部(S1)から製品ストック部(S 2)へのマガジン(5) の移
送工程の説明図(X−X断面図)
ク部(S1)から製品ストック部(S 2)へのマガジン(5) の移
送工程の説明図(X−X断面図)
【図7】マガジンストック部(S1)、製品投入部、製品ス
トック部(S2)の関係平面図
トック部(S2)の関係平面図
【図8】マガジンストック部(S1)に於けるマガジン(5)
の取り出し工程の説明図
の取り出し工程の説明図
【図9】製品入りマガジン(5) を製品ストック部(S2)に
て積層させる工程の説明図
て積層させる工程の説明図
【図10】製品をマガジン(5) に投入する工程のフロー
チャート図
チャート図
【図11】マガジン(5) の移送手順のフローチャート図
(500) ・・箱体 (59)・・・切欠部 (700) ・・空箱保持枠 (S0)・・・箱詰めセクション (70)・・・底面 (7a)・・・開放部 (6) ・・・押し出し装置 (73)・・・支持板 (J) ・・・軸部
Claims (3)
- 【請求項1】 製品を詰めるための箱体を箱詰めセクシ
ョンに順次投入する箱体移送装置において、各箱体(50
0) の対向側壁にはその上端縁に解放する切欠部(59)(5
9)を具備させ、前記箱体(500)(500)を降下摺動可能に且
積層状態に積み上げるための空箱保持枠(700) を箱詰め
セクション(S0)に隣接して設け、前記空箱保持枠の底面
(70)と前記箱詰めセクション(S0)の箱体(500) を支持す
るための支持台を同一平面上に位置させ、空箱保持枠(7
00) の箱詰めセクション(S0)側には前記底面(70)から一
定範囲上方までに前記箱体(500) の通過を許容する開放
部(7a)を設けると共に、その反対側には箱体(500) を箱
詰めセクション(S0)側に押し出すための押し出し装置
(6) を設け、前記底面(70)には昇降駆動装置によって前
記開放部の高さよりも高く持ち上げられた後前記底面(7
0)に一致した位置に降下される支持板(73)を設け、空箱
保持枠(700) の対向側壁部で上記箱体 (500)の高さより
も高く且この空箱保持枠(700) 内に収容される箱体(50
0) の上記切欠部(59)(59)と一致する位置には駆動部に
よってこの空箱保持枠(700) 内に出没される軸部(J)(J)
を設け、前記押し出し装置(6) は、箱詰めセクション(S
0)への移送信号入力により空箱保持枠(700) の底面(70)
に支持された箱体 (500)を箱詰めセクション(S0)に押し
出した後初期状態に復帰するものとし、上記支持板(73)
は前記押し出し装置(6) による押し出し完了後に上死点
位置に上昇駆動された後下死点位置に復帰駆動されるも
のとし、軸部(J)(J)は、支持板(73)が上死点位置に駆動
された時点で空箱保持枠(700) 内から退避し且支持板(7
3)が前記上死点から一定距離降下駆動されて切欠部(59)
(59)に一致したときに空箱保持枠(700) 内に突出される
構成とした箱体移送装置。 - 【請求項2】箱詰めセクション(S0)における空箱保持枠
(700) との隣接部には、製品を箱詰めした箱体(500) が
位置し、この箱詰めセクション(S0)を挟んで空箱保持枠
(700) の反対側には、箱詰め完了後の箱体(500) を積層
状態に支持する保持枠(800) を設け、この保持枠(800)
の下部には積層された箱体(500)(500)の最下段の箱体(5
00) の底面に下方から係合する複数のフック(85)(85)を
設けると共に、このフックは箱体(500) の下方からの上
昇移動を許容し且降下移動を阻止するワンウエイクラッ
チ機構を具備し、前記保持枠(800) の底面(80)は、箱詰
めセクション(S0)の支持台と同一平面に構成されると共
に、保持枠(800) の前記箱詰めセクション(S0)側には、
箱体(500) を保持枠(800) 内に投入するための開放部を
設け、上記底面(80)には前記保持枠(800) 内に上記箱体
(500) が投入されたときに上記フック(85)に係合する高
さまで上昇駆動された後降下復帰される支持板(83)を具
備させた請求項1に記載の箱体移送装置。 - 【請求項3】支持板(73)の上死点位置と、退避状態にあ
る軸部(J) (J) が再突出するときの前記支持板(73)の位
置までの、前記支持板(73)の降下移動距離を箱体(500)
の下面から切欠部(59)の下端までの距離よりも大きく設
定した請求項1に記載の箱体移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6213721A JPH0873040A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 箱体移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6213721A JPH0873040A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 箱体移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0873040A true JPH0873040A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16643901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6213721A Pending JPH0873040A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 箱体移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0873040A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-09-07 JP JP6213721A patent/JPH0873040A/ja active Pending
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