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JPH0855506A - ライン照明装置 - Google Patents

ライン照明装置

Info

Publication number
JPH0855506A
JPH0855506A JP6189266A JP18926694A JPH0855506A JP H0855506 A JPH0855506 A JP H0855506A JP 6189266 A JP6189266 A JP 6189266A JP 18926694 A JP18926694 A JP 18926694A JP H0855506 A JPH0855506 A JP H0855506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point light
transparent rod
total reflection
line
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6189266A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Tanaka
文雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6189266A priority Critical patent/JPH0855506A/ja
Publication of JPH0855506A publication Critical patent/JPH0855506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】透明ロッドへの入射光の指向性を変えることな
く、かつ点光源の出力限界に依存することなく、ライン
照明の照度を容易に上げる。 【構成】空気よりも大きい屈折率を有する透明光学材料
で形成された透明ロッド1に、点光源2から発生する光
を凹面鏡3にて集光した光を入射し、当該入射した光を
透明ロッド1内の一側面側に配置された全反射手段に当
てて全反射させ、全反射手段と反対側の側面よりライン
照明として射出し、対象物上にライン照明を生成するよ
うにしたライン照明装置において、透明ロッドの一端側
の端面に配置されたミラー面11と、透明ロッドの他端
側に、点光源として配置された複数個の点光源と、各々
の点光源からそれぞれ発生する光を集光して一本化し、
透明ロッドにその端面から入射させる光ファイバーとを
備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば撮像素子で画像
を撮る際に撮影の対象物を照明するのに用いられるライ
ン照明装置に係り、特に透明ロッドへの入射光の指向性
を変えることなく、かつ点光源の出力限界に依存するこ
となく、ライン照明の照度を容易に上げ得るようにした
ライン照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば撮像素子で画像を撮る
際には、撮影の対象物を照明するためのライン照明装置
が多く用いられてきている。図7は、この種の従来のラ
イン照明装置の構成例を示す概要図である。
【0003】すなわち、図7に示すように、ライン照明
装置は、空気よりも大きい屈折率を有する透明光学材料
で形成された透明ロッド1に、その両端側の端面より、
点光源2から発生する光を凹面鏡3にてレンズ4に集光
した光をそれぞれ入射し、その入射した光5を透明ロッ
ド1内の一側面側に配置された全反射格子6に当てて全
反射させ、全反射格子6と反対側の側面よりライン照明
として射出し、撮影の対象物7上にライン照明8を生成
するものである。
【0004】ところで、このようなライン照明装置にお
いて、ライン照明の照度を増すためには、点光源2の個
数を増加させることが考えられる。しかしながら、透明
ロッド1に対して同一の入射方向に複数個個の点光源を
並べることは不可能であるため、透明ロッド1に対して
異なった入射方向に並べなくてはならないことになり、
結果として入射光の指向性が保てなくなる。
【0005】また、1個の点光源2で照度を上げるため
には、点光源2の出力を増加させることが考えられる。
しかしながら、1個の点光源2自体には出力の限界があ
るため、最大照度は点光源2の最大出力に依存せざるを
得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ライン照明装置においては、透明ロッドに対して入射光
の指向性が保てないばかりでなく、最大照度が点光源の
最大出力に依存せざるを得ないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、透明ロッドへの入射光の
指向性を変えることなく、かつ点光源の出力限界に依存
することなく、ライン照明の照度を容易に上げることが
可能なライン照明装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、空気よりも大きい屈折率を有する透明光学材料で
形成された透明ロッドに、点光源から発生する光を凹面
鏡にて集光した光を入射し、当該入射した光を透明ロッ
ド内の一側面側に配置された全反射手段に当てて全反射
させ、全反射手段と反対側の側面よりライン照明として
射出し、対象物上にライン照明を生成するようにしたラ
イン照明装置において、まず、請求項1に係る発明で
は、透明ロッドの一端側の端面に配置されたミラー面
と、透明ロッドの他端側に、点光源として配置された複
数個の点光源と、各々の点光源からそれぞれ発生する光
を集光して一本化し、透明ロッドにその端面から入射さ
せる光ファイバーとを備えて成る。
【0009】また、請求項2に係る発明では、透明ロッ
ドの一端側に、点光源として配置された複数個の点光源
からなる第1の点光源群と、透明ロッドの他端側に、点
光源として配置された複数個の点光源からなる第2の点
光源群と、第1の点光源群の各々の点光源からそれぞれ
発生する光を集光して一本化し、透明ロッドにその端面
から入射させる第1の光ファイバーと、第2の点光源群
の各々の点光源からそれぞれ発生する光を集光して一本
化し、透明ロッドにその端面から入射させる第2の光フ
ァイバーとを備えて成る。
【0010】さらに、請求項3に係る発明では、上記請
求項2に係る発明のライン照明装置において、第1の光
ファイバーと透明ロッドとの間、および第2の光ファイ
バーと透明ロッドとの間に、透明ロッド内に光をある指
向性を持たせて集光し入射させる少なくとも1個のレン
ズをそれぞれ配置して成る。
【0011】さらにまた、請求項4に係る発明では、上
記請求項3に係る発明のライン照明装置において、第1
および第2の各光ファイバーの代わりに、セルフォック
ファイバーを備えて成る。
【0012】ここで、特に上記全反射手段としては、当
たった光が拡散しないように平面精度で形成されかつ全
反射角に切られた全反射格子、または当該全反射格子に
その外側からミラーコーティングを施したもの、あるい
は全反射格子の代わりに完全拡散帯を塗布したものを配
置するようにしている。
【0013】
【作用】従って、本発明のライン照明装置においては、
複数個の点光源からそれぞれ発生する光を、光ファイバ
ーで集光して一本にまとめて透明ロッドに入射させるこ
とにより、透明ロッドへの入射光の指向性を保ち、かつ
点光源の個数を増加することで、ライン照明の照度を容
易に上げることができる。
【0014】また、請求項2に係る発明のライン照明装
置においては、透明ロッドにその両端側から光を入射さ
せることにより、ライン照明の照度をより一層容易に上
げることができる。
【0015】さらに、請求項3に係る発明のライン照明
装置においては、光ファイバーで集光して一本にまとめ
られた光を、レンズで透明ロッド内にある指向性を持た
せて集光し入射させることにより、ライン照明の照度を
さらにより一層容易に上げることができる。
【0016】
【実施例】本発明では、空気よりも大きい屈折率を有す
る透明光学材料で形成された透明ロッドに、点光源から
発生する光を凹面鏡にて集光した光を入射し、当該入射
した光を透明ロッド内の一側面側に配置された全反射手
段に当てて全反射させ、全反射手段と反対側の側面より
ライン照明として射出し、対象物上にライン照明を生成
するようにしたライン照明装置において、複数個の点光
源からそれぞれ発生する光を、光ファイバーで集光して
一本にまとめて透明ロッドに入射させるようにするもの
である。
【0017】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例による
ライン照明装置の構成例を示す概要図であり、図7と同
一要素には同一符号を付して示している。
【0018】すなわち、図1に示すように、本実施例の
ライン照明装置は、空気よりも大きい屈折率を有する透
明光学材料で形成された透明ロッド1に、その一端側の
端面より、複数個(本例では3個)の点光源2から発生
する光を各点光源2に対応して設けられた凹面鏡3にて
集光した光を、光ファイバー10にて一本化して入射
し、さらにこの入射した光5を、透明ロッド1内の一側
面側に配置された全反射手段である全反射格子6に当て
て全反射させ、この全反射格子6と反対側の側面よりラ
イン照明として射出し、撮影の対象物7上にライン照明
8を生成するようにしている。
【0019】また、透明ロッド1の他端側の端面は、こ
の端面より入射光5が逃げないようにするミラー面11
としている。なお、全反射格子6は、当たった光が拡散
しないように平面精度で形成され、かつ全反射角に切ら
れている。
【0020】次に、以上のように構成した本実施例のラ
イン照明装置においては、3個の点光源2からそれぞれ
発生した光は、各々の凹面鏡3にて集光された光も含め
て、光ファイバー10で一本にまとめられて、透明ロッ
ド1にその一端側より入射される。
【0021】そして、この入射した光5は、透明ロッド
1内の全反射格子6に当たって全反射され、反対側の側
面より撮影の対象物7上にライン照明8として生成され
る。これにより、透明ロッド1への入射光5の指向性を
保ったままで、点光源2の個数分のライン照明8の照度
を得ることができる。
【0022】なお、この場合、透明ロッド1の他端側の
端面は、ミラー面11となっているため、入射光5が端
面より逃げないようにして、照明効率を上げることがで
きる。
【0023】上述したように、本実施例では、空気より
も大きい屈折率を有する透明光学材料で形成された透明
ロッド1に、点光源2から発生する光を凹面鏡3にて集
光した光を入射し、この入射した光5を透明ロッド1内
の一側面側に配置された全反射格子6に当てて全反射さ
せ、全反射格子6と反対側の側面よりライン照明として
射出し、撮影の対象物7上にライン照明8を生成するよ
うにしたライン照明装置において、透明ロッド1の一端
側の端面に配置されたミラー面11と、透明ロッド1の
他端側に、点光源として配置された3個の点光源2と、
各々の点光源3からそれぞれ発生する光を集光して一本
化し、透明ロッド1にその端面から入射させる光ファイ
バー10とを備えるようにしたものである。
【0024】従って、個の点光源2からそれぞれ発生す
る光を、光ファイバー10で集光して一本にまとめて透
明ロッド1に入射させているため、透明ロッド1への入
射光5の指向性を保つことが可能となる。
【0025】また、点光源2の個数を増加することがで
きるため、点光源2の出力限界に依存することなく、ラ
イン照明8の照度を容易に上げることが可能となる。 (第2の実施例)図2は、本発明の第2の実施例による
ライン照明装置の構成例を示す概要図であり、図1と同
一要素には同一符号を付して示している。
【0026】すなわち、図2に示すように、本実施例の
ライン照明装置は、空気よりも大きい屈折率を有する透
明光学材料で形成された透明ロッド1に、その一端側
(図示左側)の端面より、複数個(本例では3個)の光
源2からなる第1の点光源群から発生する光を各点光源
2に対応して設けられた凹面鏡3にて集光した光を、第
1の光ファイバー10にて一本化して入射すると共に、
上記透明ロッド1に、その他端側(図示右側)の端面よ
り、複数個(本例では3個)の光源2からなる第2の点
光源群から発生する光を各点光源2に対応して設けられ
た凹面鏡3にて集光した光を、第2の光ファイバー10
にて一本化して入射し、さらにこれらの入射した各々の
光5を、透明ロッド1内の一側面側に配置された全反射
手段である全反射格子6にそれぞれ当てて全反射させ、
この全反射格子6と反対側の側面よりライン照明として
射出し、撮影の対象物7上にライン照明8を生成するよ
うにしている。
【0027】なお、全反射格子6は、当たった光が拡散
しないように平面精度で形成され、かつ全反射角に切ら
れている。次に、以上のように構成した本実施例のライ
ン照明装置においては、3個の点光源2からなる第1の
点光源群から発生した光は、各々の凹面鏡3にて集光さ
れた光も含めて、第1の光ファイバー10で一本にまと
められて、透明ロッド1にその一端側より入射される。
【0028】また、同じく3個の点光源2からなる第2
の点光源群から発生した光は、各々の凹面鏡3にて集光
された光も含めて、第2の光ファイバー10で一本にま
とめられて、透明ロッド1にその他端側より入射され
る。
【0029】そして、透明ロッド1の一端側および他端
側より入射したこれらの光5は、透明ロッド1内の全反
射格子6に当たって全反射され、反対側の側面より撮影
の対象物7上にライン照明8として生成される。
【0030】これにより、透明ロッド1への入射光5の
指向性を保ったままで、点光源2の個数分のライン照明
8の照度を得ることができる。なお、この場合、透明ロ
ッド1にその両端側から光を入射させることにより、ラ
イン照明8の照度をより一層容易に上げることができる
(第1の実施例の場合のほぼ2倍の照度が得られる)。
【0031】上述したように、本実施例では、空気より
も大きい屈折率を有する透明光学材料で形成された透明
ロッド1に、点光源2から発生する光を凹面鏡3にて集
光した光を入射し、この入射した光5を透明ロッド1内
の一側面側に配置された全反射格子6に当てて全反射さ
せ、全反射格子6と反対側の側面よりライン照明として
射出し、撮影の対象物7上にライン照明8を生成するよ
うにしたライン照明装置において、透明ロッド1の一端
側に、点光源2として配置された3個の点光源2からな
る第1の点光源群と、透明ロッド1の他端側に、点光源
として配置された3個の点光源2からなる第2の点光源
群と、第1の点光源群の各々の点光源2からそれぞれ発
生する光を集光して一本化し、透明ロッド1にその端面
から入射させる第1の光ファイバー10と、第2の点光
源群の各々の点光源2からそれぞれ発生する光を集光し
て一本化し、透明ロッド1にその端面から入射させる第
2の光ファイバー10とを備えるようにしたものであ
る。
【0032】従って、個の点光源2からそれぞれ発生す
る光を、光ファイバー10で集光して一本にまとめて透
明ロッド1に入射させているため、透明ロッド1への入
射光5の指向性を保つことが可能となる。
【0033】また、点光源2の個数を増加することがで
きるため、点光源2の出力限界に依存することなく、ラ
イン照明8の照度を容易に上げることが可能となる。さ
らに、透明ロッド1にその両端側から光を入射させてい
るため、ライン照明8の照度をより一層容易に上げるこ
とが可能となる(第1の実施例の場合のほぼ2倍の照度
を得ることが可能となる)。
【0034】(第3の実施例)図3は、本発明の第3の
実施例によるライン照明装置の構成例を示す概要図であ
り、図2と同一要素には同一符号を付してその説明を省
略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0035】すなわち、図3に示すように、本実施例の
ライン照明装置は、図2における第1の光ファイバー1
0と透明ロッド1との間、および第2の光ファイバー1
0と透明ロッド1との間に、透明ロッド1内に光をある
指向性を持たせて集光し入射させる2個のレンズ12,
13をそれぞれ配置した構成としている。
【0036】次に、以上のように構成した本実施例のラ
イン照明装置においては、3個の点光源2からなる第1
の点光源群から発生した光は、各々の凹面鏡3にて集光
された光も含めて、第1の光ファイバー10で一本にま
とめられる。そして、この一本化された光は、レンズ1
2を通して集光され、さらにレンズ13を通して平行光
とされ、全反射格子6により効率良く全反射されるよう
なある指向性を持たせて、透明ロッド1にその一端側よ
り入射される。
【0037】また、同じく3個の点光源2からなる第2
の点光源群から発生した光は、各々の凹面鏡3にて集光
された光も含めて、第2の光ファイバー10で一本にま
とめられる。そして、この一本化された光は、レンズ1
2を通して集光され、さらにレンズ13を通して平行光
とされ、全反射格子6により効率良く全反射されるよう
なある指向性を持たせて、透明ロッド1にその他端側よ
り入射される。
【0038】そして、透明ロッド1の一端側および他端
側より入射したこれらの光5は、透明ロッド1内の全反
射格子6に当たって全反射され、反対側の側面より撮影
の対象物7上にライン照明8として生成される。
【0039】これにより、透明ロッド1への入射光5の
指向性を保ったままで、点光源2の個数分のライン照明
8の照度を得ることができる。なお、この場合、各々の
光ファイバー10で一本化された光は、レンズ12を通
して集光され、レンズ13を通して平行光とされ、全反
射格子6により効率良く全反射されるようなある指向性
を持たせて、透明ロッド1にその両端側から入射させる
ことにより、ライン照明8の照度を第2の実施例の場合
よりも一層容易に上げることができる。
【0040】上述したように、本実施例のライン照明装
置においても、透明ロッド1への入射光5の指向性を変
えることなく、かつ点光源2の出力限界に依存すること
なく、ライン照明8の照度を容易に上げることが可能と
なる。
【0041】(第4の実施例)図4は、本発明の第4の
実施例によるライン照明装置の要部構成例を示す概要図
であり、図3と同一要素には同一符号を付してその説明
を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0042】すなわち、図4に示すように、本実施例の
ライン照明装置は、図3におけるレンズ12、レンズ1
3を省略すると共に、第1および第2の各光ファイバー
10の代わりに、セルフォックファイバー14を用いた
構成としている。
【0043】次に、以上のように構成した本実施例のラ
イン照明装置においては、図3の場合と同様であるが、
光ファイバー10の代わりに、セルフォックファイバー
14を用いることにより、図3におけるレンズ12、レ
ンズ13を省略できるため、ライン照明装置を第3の実
施例の場合よりも一層コンパクトなものにすることがで
きる。
【0044】上述したように、本実施例のライン照明装
置においても、透明ロッド1への入射光5の指向性を変
えることなく、かつ点光源2の出力限界に依存すること
なく、ライン照明8の照度を容易に上げることが可能と
なる。
【0045】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。 (a)上記第1ないし第4の各実施例では、全反射手段
として、当たった光が拡散しないように平面精度で形成
されかつ全反射角に切られた全反射格子6を配置する場
合についてそれぞれ説明したが、これに限らず、全反射
手段として、例えば図5に要部構成例を示すように、全
反射格子6の部分にその外側からミラーコーティング1
5を施したものを配置したり、あるいは図6に要部構成
例を示すように、全反射格子6の代わりに完全拡散帯1
6を塗布したものを配置するようにしても、前述の場合
と同様に実施して前述と同様の効果を得ることが可能で
ある。
【0046】(b)上記第3の各実施例では、第1の光
ファイバー10と透明ロッド1との間、および第2の光
ファイバー10と透明ロッド1との間に、2個のレンズ
12,13をそれぞれ配置する場合について説明した
が、これに限らず、一方のレンズ13を省略して入射光
5を広げげることにより、全反射格子6に当たる面積を
大きくすることも可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
気よりも大きい屈折率を有する透明光学材料で形成され
た透明ロッドに、点光源から発生する光を凹面鏡にて集
光した光を入射し、当該入射した光を透明ロッド内の一
側面側に配置された全反射手段に当てて全反射させ、全
反射手段と反対側の側面よりライン照明として射出し、
対象物上にライン照明を生成するようにしたライン照明
装置において、透明ロッドの一端側の端面に配置された
ミラー面と、透明ロッドの他端側に、点光源として配置
された複数個の点光源と、各々の点光源からそれぞれ発
生する光を集光して一本化し、透明ロッドにその端面か
ら入射させる光ファイバーとを備えるか、または透明ロ
ッドの一端側に、点光源として配置された複数個の点光
源からなる第1の点光源群と、透明ロッドの他端側に、
点光源として配置された複数個の点光源からなる第2の
点光源群と、第1の点光源群の各々の点光源からそれぞ
れ発生する光を集光して一本化し、透明ロッドにその端
面から入射させる第1の光ファイバーと、第2の点光源
群の各々の点光源からそれぞれ発生する光を集光して一
本化し、透明ロッドにその端面から入射させる第2の光
ファイバーとを備え、さらに必要に応じて、第1の光フ
ァイバーと透明ロッドとの間、および第2の光ファイバ
ーと透明ロッドとの間に、透明ロッド内に光をある指向
性を持たせて集光し入射させる少なくとも1個のレンズ
をそれぞれ配置するようにしたので、透明ロッドへの入
射光の指向性を変えることなく、かつ点光源の出力限界
に依存することなく、ライン照明の照度を容易に上げる
ことが可能なライン照明装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるライン照明装置の第1の実施例を
示す概要図。
【図2】本発明によるライン照明装置の第2の実施例を
示す概要図。
【図3】本発明によるライン照明装置の第3の実施例を
示す概要図。
【図4】本発明によるライン照明装置の第4の実施例を
示す要部概要図。
【図5】本発明によるライン照明装置の他の実施例を示
す要部概要図。
【図6】本発明によるライン照明装置の他の実施例を示
す要部概要図。
【図7】従来のライン照明装置の構成例を示す概要図。
【符号の説明】
1…透明ロッド、2…点光源、3…凹面鏡、5…入射
光、6…全反射格子、7…撮影の対象物、8…ライン照
明、10…光ファイバー、11…ミラー面、12,13
…レンズ、14……セルフォックファイバー、15…ミ
ラーコーティング、16…完全拡散帯。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気よりも大きい屈折率を有する透明光
    学材料で形成された透明ロッドに、点光源から発生する
    光を凹面鏡にて集光した光を入射し、当該入射した光を
    前記透明ロッド内の一側面側に配置された全反射手段に
    当てて全反射させ、前記全反射手段と反対側の側面より
    ライン照明として射出し、対象物上にライン照明を生成
    するようにしたライン照明装置において、 前記透明ロッドの一端側の端面に配置されたミラー面
    と、 前記透明ロッドの他端側に、前記点光源として配置され
    た複数個の点光源と、 前記各々の点光源からそれぞれ発生する光を集光して一
    本化し、前記透明ロッドにその端面から入射させる光フ
    ァイバーと、 を備えて成ることを特徴とするライン照明装置。
  2. 【請求項2】 空気よりも大きい屈折率を有する透明光
    学材料で形成された透明ロッドに、点光源から発生する
    光を凹面鏡にて集光した光を入射し、当該入射した光を
    前記透明ロッド内の一側面側に配置された全反射手段に
    当てて全反射させ、前記全反射手段と反対側の側面より
    ライン照明として射出し、対象物上にライン照明を生成
    するようにしたライン照明装置において、 前記透明ロッドの一端側に、前記点光源として配置され
    た複数個の点光源からなる第1の点光源群と、 前記透明ロッドの他端側に、前記点光源として配置され
    た複数個の点光源からなる第2の点光源群と、 前記第1の点光源群の各々の点光源からそれぞれ発生す
    る光を集光して一本化し、前記透明ロッドにその端面か
    ら入射させる第1の光ファイバーと、 前記第2の点光源群の各々の点光源からそれぞれ発生す
    る光を集光して一本化し、前記透明ロッドにその端面か
    ら入射させる第2の光ファイバーと、 を備えて成ることを特徴とするライン照明装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載のライン照明装置に
    おいて、 前記第1の光ファイバーと透明ロッドとの間、および前
    記第2の光ファイバーと透明ロッドとの間に、前記透明
    ロッド内に光をある指向性を持たせて集光し入射させる
    少なくとも1個のレンズをそれぞれ配置して成ることを
    特徴とするライン照明装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載のライン照明装置に
    おいて、 前記第1および第2の各光ファイバーの代わりに、セル
    フォックファイバーを備えて成ることを特徴とするライ
    ン照明装置。
  5. 【請求項5】 前記全反射手段としては、当たった光が
    拡散しないように平面精度で形成されかつ全反射角に切
    られた全反射格子、または当該全反射格子にその外側か
    らミラーコーティングを施したもの、あるいは前記全反
    射格子の代わりに完全拡散帯を塗布したものを配置する
    ようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれか1項に記載のライン照明装置。
JP6189266A 1994-08-11 1994-08-11 ライン照明装置 Pending JPH0855506A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6189266A JPH0855506A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 ライン照明装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800036A1 (en) * 1996-04-04 1997-10-08 Hitachi Cable, Ltd. Lighting system
JP2003059326A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Minebea Co Ltd 面状照明装置
JP2014216923A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 コニカミノルタ株式会社 導光体、照明装置、および画像読取装置

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