JPH0851537A - 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置 - Google Patents
文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置Info
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- JPH0851537A JPH0851537A JP7119574A JP11957495A JPH0851537A JP H0851537 A JPH0851537 A JP H0851537A JP 7119574 A JP7119574 A JP 7119574A JP 11957495 A JP11957495 A JP 11957495A JP H0851537 A JPH0851537 A JP H0851537A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】
【構成】本発明による画像処理装置は、画像の画素の農
度に応じた画信号に基づいて構成されたマトリクスエリ
ア内の画信号を抽出する画素抽出回路と、マトリクスエ
リア内の画像の最大,最小値に基づいて写真領域か文字
領域かを判別する写真画像判別回路3と、文字画像と判
別された画像が網点画像か否かを判別する網点画像判別
回路6と、マトリクス判定回路7とを含む。網点画像判
別回路6は、マトリクスエリア内の主走査方向と副走査
方向の画素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画素
以上続く連続エッジの有無を検出する。マトリクス判定
回路7は、2つの判別回路3,6の判定結果に基づき、
マトリクスエリアの周辺領域の判定結果を検出し、その
周辺領域の判定結果からマトリクスエリアが文字領域か
それ以外の領域かを判定する。
度に応じた画信号に基づいて構成されたマトリクスエリ
ア内の画信号を抽出する画素抽出回路と、マトリクスエ
リア内の画像の最大,最小値に基づいて写真領域か文字
領域かを判別する写真画像判別回路3と、文字画像と判
別された画像が網点画像か否かを判別する網点画像判別
回路6と、マトリクス判定回路7とを含む。網点画像判
別回路6は、マトリクスエリア内の主走査方向と副走査
方向の画素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画素
以上続く連続エッジの有無を検出する。マトリクス判定
回路7は、2つの判別回路3,6の判定結果に基づき、
マトリクスエリアの周辺領域の判定結果を検出し、その
周辺領域の判定結果からマトリクスエリアが文字領域か
それ以外の領域かを判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字,写真,網点画像
が混在した画像領域の判定技術に関し、特に画像が文字
画像か他の画像かを正確に判定する技術の改良に関す
る。
が混在した画像領域の判定技術に関し、特に画像が文字
画像か他の画像かを正確に判定する技術の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置や写真伝送装
置などの画像処理装置は、写真画像と文字画像と網点
(ドット)画像が混在したドキュメントを走査して画素
の濃度に応じて画信号を発生し、それを1,0の2値信
号に変換した後、符号化する。しかし、2値信号に変換
する過程で、画像の種類によらずに全く同じ方法で1,
0の2値信号に変換すると、2値変換された信号を符号
化するとき、符号化効率が悪くなり、また画像の再現性
が低下する。このため、従来の画像処理装置は、各画像
の種類を決定し、画像に適合した変換方法で2値信号を
発生することで、このような問題を解決している。
置などの画像処理装置は、写真画像と文字画像と網点
(ドット)画像が混在したドキュメントを走査して画素
の濃度に応じて画信号を発生し、それを1,0の2値信
号に変換した後、符号化する。しかし、2値信号に変換
する過程で、画像の種類によらずに全く同じ方法で1,
0の2値信号に変換すると、2値変換された信号を符号
化するとき、符号化効率が悪くなり、また画像の再現性
が低下する。このため、従来の画像処理装置は、各画像
の種類を決定し、画像に適合した変換方法で2値信号を
発生することで、このような問題を解決している。
【0003】画像の種類の決定のための画像処理技術に
関して、USP4,547,811は、2値画像と写真
などのグレーレベルを有する画像とを区別する方法を開
示する。その方法とは、ドキュメントをm×n画素から
成るブロックに分割し、そのブロック内の画信号レベル
のうち最大の濃度レベルLmaxと最小の濃度レベルL
minを求め、基準値Pと比較して次の判定を行うもの
である。
関して、USP4,547,811は、2値画像と写真
などのグレーレベルを有する画像とを区別する方法を開
示する。その方法とは、ドキュメントをm×n画素から
成るブロックに分割し、そのブロック内の画信号レベル
のうち最大の濃度レベルLmaxと最小の濃度レベルL
minを求め、基準値Pと比較して次の判定を行うもの
である。
【0004】i) Lmax−Lmin>Pのときブ
ロックの画像は文字画像である。
ロックの画像は文字画像である。
【0005】ii) Lmax−Lmin≦Pのときブ
ロックの画像は写真画像である。
ロックの画像は写真画像である。
【0006】しかし上記の方法は、連続的に画像の濃度
レベルが変化する写真画像と文字画像との区別には有効
だが、点画である網点画像と文字画像との区別が十分で
ない。
レベルが変化する写真画像と文字画像との区別には有効
だが、点画である網点画像と文字画像との区別が十分で
ない。
【0007】また別の画像処理技術として、文字画像で
は境界部分の微分量すなわち濃度差が大きいという性質
を利用して、微分量が大きい場合には文字画像とし、そ
れ以外の場合には文字画像でないとする方法がある。し
かし、文字だけでなく網点画像の網点の境界部分におい
ても微分量が大きいので、網点画像が文字画像と判定さ
れる確率が高い。
は境界部分の微分量すなわち濃度差が大きいという性質
を利用して、微分量が大きい場合には文字画像とし、そ
れ以外の場合には文字画像でないとする方法がある。し
かし、文字だけでなく網点画像の網点の境界部分におい
ても微分量が大きいので、網点画像が文字画像と判定さ
れる確率が高い。
【0008】網点画像が文字画像と判定され、画信号が
文字画像に対応する2値変換回路で2値信号に変換され
ると、網点画像の再現性が悪くなり、再現される画像が
黒っぽくなり見ずらくなる。
文字画像に対応する2値変換回路で2値信号に変換され
ると、網点画像の再現性が悪くなり、再現される画像が
黒っぽくなり見ずらくなる。
【0009】一方、出願人による明細書(特願平5−1
48176号)には、網点画像と文字画像の領域を正確
に判定できる画像処理装置が提案されている。
48176号)には、網点画像と文字画像の領域を正確
に判定できる画像処理装置が提案されている。
【0010】一般に、文字画像など線画中心の画像は、
低い濃度と高い濃度との境界がはっきりしているだけで
なく、その境界部の長さが同じ方向に2画素以上続く連
続エッジで構成される。これに対し、網点画像など点画
から成る画像は、エッジは存在するが、同じ方向に2画
素以上続く連続エッジで構成される画像が少ない。上記
明細書に記載された画像処理装置は、その連続エッジを
検出することによって網点画像と文字画像を判別する。
具体的には、連続エッジ検出回路は、画像の画素の濃度
に応じた画信号を基に、主走査方向および副走査方向の
画素の画信号から濃度差の大きい境界が2画素以上続く
連続エッジを検出する。そして連続エッジ検出回路が主
走査方向の画素の画信号から連続エッジを検出したとき
第1の検出信号を発生し、副走査方向の画素の画信号か
ら連続エッジを検出したとき第2の検出信号を発生す
る。第1の検出信号と第2の検出信号の少なくとも一方
の発生によって、画信号は文字画像として2値信号に変
換される。第1の検出信号と第2の検出信号がいずれも
発生しないとき、第1の変換回路とは異なる2値変換に
よって画信号は網点画像として2値信号に変換される。
低い濃度と高い濃度との境界がはっきりしているだけで
なく、その境界部の長さが同じ方向に2画素以上続く連
続エッジで構成される。これに対し、網点画像など点画
から成る画像は、エッジは存在するが、同じ方向に2画
素以上続く連続エッジで構成される画像が少ない。上記
明細書に記載された画像処理装置は、その連続エッジを
検出することによって網点画像と文字画像を判別する。
具体的には、連続エッジ検出回路は、画像の画素の濃度
に応じた画信号を基に、主走査方向および副走査方向の
画素の画信号から濃度差の大きい境界が2画素以上続く
連続エッジを検出する。そして連続エッジ検出回路が主
走査方向の画素の画信号から連続エッジを検出したとき
第1の検出信号を発生し、副走査方向の画素の画信号か
ら連続エッジを検出したとき第2の検出信号を発生す
る。第1の検出信号と第2の検出信号の少なくとも一方
の発生によって、画信号は文字画像として2値信号に変
換される。第1の検出信号と第2の検出信号がいずれも
発生しないとき、第1の変換回路とは異なる2値変換に
よって画信号は網点画像として2値信号に変換される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、連続
エッジを検出する画像判別方法を利用し、文字画像と網
点、写真画像の識別の正確さを一層向上させた画像処理
装置及び画像領域分離方法を提供することにある。
エッジを検出する画像判別方法を利用し、文字画像と網
点、写真画像の識別の正確さを一層向上させた画像処理
装置及び画像領域分離方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、画像の画素の農度に応じた画信号に基づいて構成
されたマトリクスエリア内の画信号を抽出する画素抽出
回路と、マトリクスエリア内の画像が写真領域か文字領
域かを判別する第1の領域判別回路と、そのマトリクス
エリア内の画像が網点領域か否かを判別する第2の領域
判別回路と、第1及び第2の領域判別回路の判別結果を
利用する第3の領域判別回路と含む。
置は、画像の画素の農度に応じた画信号に基づいて構成
されたマトリクスエリア内の画信号を抽出する画素抽出
回路と、マトリクスエリア内の画像が写真領域か文字領
域かを判別する第1の領域判別回路と、そのマトリクス
エリア内の画像が網点領域か否かを判別する第2の領域
判別回路と、第1及び第2の領域判別回路の判別結果を
利用する第3の領域判別回路と含む。
【0013】第1の領域判別回路は、マトリクスエリア
内の画信号の最大値と最小値に基づいて、マトリクスエ
リアが文字領域か写真領域かを判別する。第2の領域判
別回路は、そのマトリクスエリア内の主走査方向と副走
査方向の画素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画
素以上続く連続エッジを検出する。そして、主走査方向
と副走査方向の少なくとも一方において連続エッジが検
出されたとき、第2の領域変換回路は、マトリクスエリ
アを文字領域以外の領域と判定し、連続エッジが検出さ
れないときマトリクスエリアを文字領域と判定する。第
3の領域判定回路は、第1及び第2の領域判別回路の判
別結果に基づき、マトリクスエリアの周辺領域の判定結
果を検出し、その周辺領域の判定結果からマトリクスエ
リアが文字領域かそれ以外の領域かを判別する。
内の画信号の最大値と最小値に基づいて、マトリクスエ
リアが文字領域か写真領域かを判別する。第2の領域判
別回路は、そのマトリクスエリア内の主走査方向と副走
査方向の画素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画
素以上続く連続エッジを検出する。そして、主走査方向
と副走査方向の少なくとも一方において連続エッジが検
出されたとき、第2の領域変換回路は、マトリクスエリ
アを文字領域以外の領域と判定し、連続エッジが検出さ
れないときマトリクスエリアを文字領域と判定する。第
3の領域判定回路は、第1及び第2の領域判別回路の判
別結果に基づき、マトリクスエリアの周辺領域の判定結
果を検出し、その周辺領域の判定結果からマトリクスエ
リアが文字領域かそれ以外の領域かを判別する。
【0014】具体的に、第3の領域判別回路は、第1の
領域判別回路からの写真領域判別結果を表す信号と、第
2の領域判別回路からの文字、網点の判別結果を表す第
1、第2の信号とに基づいて第2のマトリクスを構成
し、第2のマトリクスエリア内の信号パターンに応じ
て、文字領域を表す第3の信号と文字領域以外の領域を
表す第4の信号をそれぞれ発生する。
領域判別回路からの写真領域判別結果を表す信号と、第
2の領域判別回路からの文字、網点の判別結果を表す第
1、第2の信号とに基づいて第2のマトリクスを構成
し、第2のマトリクスエリア内の信号パターンに応じ
て、文字領域を表す第3の信号と文字領域以外の領域を
表す第4の信号をそれぞれ発生する。
【0015】本発明は、マトリクスエリア内での写真領
域の判定だけでなく、連続エッジ検出による網点領域の
判定結果も利用し、マトリクスエリアの周辺の判定結果
から文字領域判定を行うので、文字領域とそれ以外の領
域との識別の正確さが向上する。なお、第1の領域判別
回路で使用するマトリクスエリア内の画信号と、第2の
領域判別回路で使用するマトリクスエリア内の画信号と
は、全て一致している必要はない。ただし、注目画素の
画信号は、共通に使用される。
域の判定だけでなく、連続エッジ検出による網点領域の
判定結果も利用し、マトリクスエリアの周辺の判定結果
から文字領域判定を行うので、文字領域とそれ以外の領
域との識別の正確さが向上する。なお、第1の領域判別
回路で使用するマトリクスエリア内の画信号と、第2の
領域判別回路で使用するマトリクスエリア内の画信号と
は、全て一致している必要はない。ただし、注目画素の
画信号は、共通に使用される。
【0016】本発明によれば、第1及び第3の領域判別
回路の出力によって、2つの2値変換が行われる。第1
の2値変換回路は、第3の領域判別回路による文字領域
の判定により、画素抽出回路で抽出された画信号を2値
信号に変換する。また、第2の2値変換回路は、第1の
領域判別回路による写真領域の判定により、あるいは、
第3の判別手段による文字領域以外の領域の判定によ
り、画素抽出回路で抽出された画信号を第1の2値変換
回路とは異なる2値変換によって2値信号に変換する。
従って、画像領域に合わせた最適な2値変換が実行され
る。
回路の出力によって、2つの2値変換が行われる。第1
の2値変換回路は、第3の領域判別回路による文字領域
の判定により、画素抽出回路で抽出された画信号を2値
信号に変換する。また、第2の2値変換回路は、第1の
領域判別回路による写真領域の判定により、あるいは、
第3の判別手段による文字領域以外の領域の判定によ
り、画素抽出回路で抽出された画信号を第1の2値変換
回路とは異なる2値変換によって2値信号に変換する。
従って、画像領域に合わせた最適な2値変換が実行され
る。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0018】図1において、本発明の実施例の画像処理
装置は、画信号を発生する画信号発生回路1と、ライン
メモリ2と、画像領域を検出し、その画像領域が写真領
域か文字候補領域かを判定する写真画像判別回路3と、
画像領域が網点領域か否かを判定する網点画像判別回路
6と、写真画像判別回路3と網点画像判定回路6の出力
に基づいてマトリクスを構成してさらに網点領域か文字
領域かを判定するマトリクス判定回路7と、文字領域の
2値化に対応した第1の2値化回路8と、網点または写
真領域と判定された画像に対して誤差拡散法による2値
化を実行する第2の2値化回路9と、タイミング制御回
路11とを有する。
装置は、画信号を発生する画信号発生回路1と、ライン
メモリ2と、画像領域を検出し、その画像領域が写真領
域か文字候補領域かを判定する写真画像判別回路3と、
画像領域が網点領域か否かを判定する網点画像判別回路
6と、写真画像判別回路3と網点画像判定回路6の出力
に基づいてマトリクスを構成してさらに網点領域か文字
領域かを判定するマトリクス判定回路7と、文字領域の
2値化に対応した第1の2値化回路8と、網点または写
真領域と判定された画像に対して誤差拡散法による2値
化を実行する第2の2値化回路9と、タイミング制御回
路11とを有する。
【0019】画信号発生回路1は、原稿をイメージセン
サで走査して画素の濃度に応じた画信号を発生し、それ
をディジタル信号に変換して、ディジタル多値画信号
(以後、画信号と称す)10を出力する。例えば、25
6階調の画信号が発生する場合、画信号10は、8bi
tの信号である。1画素のサイズは、0.125mm/
ドットである。
サで走査して画素の濃度に応じた画信号を発生し、それ
をディジタル信号に変換して、ディジタル多値画信号
(以後、画信号と称す)10を出力する。例えば、25
6階調の画信号が発生する場合、画信号10は、8bi
tの信号である。1画素のサイズは、0.125mm/
ドットである。
【0020】ラインメモリ2は、画信号10を1走査ラ
イン分記憶し、容量が一杯になると記憶された画信号を
入力順に出力する。このラインメモリは、シフトレジス
タに置き換えることができる。ラインメモリ2の書き込
み、読み出し(あるいはシフトレジスタの信号転送)
は、タイミング制御回路11によって制御される。
イン分記憶し、容量が一杯になると記憶された画信号を
入力順に出力する。このラインメモリは、シフトレジス
タに置き換えることができる。ラインメモリ2の書き込
み、読み出し(あるいはシフトレジスタの信号転送)
は、タイミング制御回路11によって制御される。
【0021】ラインメモリ2と画信号発生回路1からの
画信号は、写真画像判別回路3に供給される。写真画像
判別回路3は、検出領域である2×2マトリクス(第1
のマトリクス)を構成し、そのマトリクスが、写真領域
か文字候補領域かを判定する。写真画像判別回路3は、
画素抽出回路4と領域判定回路5とを有する。
画信号は、写真画像判別回路3に供給される。写真画像
判別回路3は、検出領域である2×2マトリクス(第1
のマトリクス)を構成し、そのマトリクスが、写真領域
か文字候補領域かを判定する。写真画像判別回路3は、
画素抽出回路4と領域判定回路5とを有する。
【0022】画素抽出回路4は、画信号10とラインメ
モリ2から画信号を基に、2値変換すべき注目画素とそ
れに隣接する3つの参照画素からなる2×2の正方マト
リクスを連続的に抽出し、一時的に記憶する。図2は、
画素抽出回路4が抽出した画素のマトリクスを示す。p
(i−1,j−1)とp(i−1,j)は、ラインメモ
リ2からの1ライン前の画素またはその画信号で、p
(i,j−1)とp(i,j)は、画信号10の画素ま
たはその画信号である。注目画素は、マトリクスの中で
いちばん新しい画素p(i,j)で、他3つの画素は参
照画素である。ここで、iは主走査方向の行の番号、j
は副走査方向の列の番号を表す。画素抽出回路4におけ
る画信号の読み出しと書き込みは、タイミング制御回路
11によって制御される。
モリ2から画信号を基に、2値変換すべき注目画素とそ
れに隣接する3つの参照画素からなる2×2の正方マト
リクスを連続的に抽出し、一時的に記憶する。図2は、
画素抽出回路4が抽出した画素のマトリクスを示す。p
(i−1,j−1)とp(i−1,j)は、ラインメモ
リ2からの1ライン前の画素またはその画信号で、p
(i,j−1)とp(i,j)は、画信号10の画素ま
たはその画信号である。注目画素は、マトリクスの中で
いちばん新しい画素p(i,j)で、他3つの画素は参
照画素である。ここで、iは主走査方向の行の番号、j
は副走査方向の列の番号を表す。画素抽出回路4におけ
る画信号の読み出しと書き込みは、タイミング制御回路
11によって制御される。
【0023】領域判定回路5は、画素抽出回路4で抽出
された図2に示すマトリクスの画信号を検出し、マトリ
クス内の画信号の濃度の最大値pMAXと最小値pMI
Nとの差を算出する。さらに、領域判定回路5は、その
差と濃度しきい値Thとを比較し、式(1)によって、
図2のマトリクスが写真領域か文字候補領域かを判定す
る。 pMAX−pMIN<Th
(1) 写真領域は、中間調であるので濃度の変化が小さいのに
対し、文字領域は白黒画像なので濃度の変化が大きい。
従って、式(1)が成立する場合、領域判定回路5は写
真領域を表す判別出力Ai,j=1を発生する。式
(1)が成立しない場合、領域判定回路5は文字候補領
域を表す判別出力Ai,j=0を発生する。判別出力A
i,jは、網点画像判別回路6とマトリクス判定回路7
と第2の2値化回路9とに供給される。
された図2に示すマトリクスの画信号を検出し、マトリ
クス内の画信号の濃度の最大値pMAXと最小値pMI
Nとの差を算出する。さらに、領域判定回路5は、その
差と濃度しきい値Thとを比較し、式(1)によって、
図2のマトリクスが写真領域か文字候補領域かを判定す
る。 pMAX−pMIN<Th
(1) 写真領域は、中間調であるので濃度の変化が小さいのに
対し、文字領域は白黒画像なので濃度の変化が大きい。
従って、式(1)が成立する場合、領域判定回路5は写
真領域を表す判別出力Ai,j=1を発生する。式
(1)が成立しない場合、領域判定回路5は文字候補領
域を表す判別出力Ai,j=0を発生する。判別出力A
i,jは、網点画像判別回路6とマトリクス判定回路7
と第2の2値化回路9とに供給される。
【0024】Ai,j=1の場合、写真画像判別回路3
で写真領域と判定された2×2マトリクスにおいて、注
目画素の画信号が第2の2値化回路9で2値化される。
一方、Ai,j=0の場合、第2の2値化回路9は、マ
トリクス判定回路7の出力に応じて注目画素の画信号の
2値化を決定する。写真画像判別回路3で文字候補領域
と判定された2×2マトリクスは、通常の文字領域だけ
でなく網点領域の場合がある。網点領域では、式(1)
を満たさない場合が多い。したがって、本発明の実施例
は、Ai,j=0の場合、すぐに文字領域と判定せず、
最初に文字領域か網点領域の識別を実行する。
で写真領域と判定された2×2マトリクスにおいて、注
目画素の画信号が第2の2値化回路9で2値化される。
一方、Ai,j=0の場合、第2の2値化回路9は、マ
トリクス判定回路7の出力に応じて注目画素の画信号の
2値化を決定する。写真画像判別回路3で文字候補領域
と判定された2×2マトリクスは、通常の文字領域だけ
でなく網点領域の場合がある。網点領域では、式(1)
を満たさない場合が多い。したがって、本発明の実施例
は、Ai,j=0の場合、すぐに文字領域と判定せず、
最初に文字領域か網点領域の識別を実行する。
【0025】網点画像判別回路6は、画素抽出回路4に
記憶された2×2マトリクス内の主走査方向と副走査方
向の黒と白画素の境界において連続エッジを検出する。
一般に、網点画像の場合、連続エッジが検出されにくい
という性質があり、網点画像判別回路6はこの性質を利
用する。連続エッジは、図3に示す4つの濃度傾斜パタ
ーン(a)から(d)のいづれかのパターンから検出さ
れる。図3の矢印は、黒画素から白画素に変化する方向
を表す。網点画像判別回路6は、各濃度傾斜パターン
を、次の演算によって検出する。
記憶された2×2マトリクス内の主走査方向と副走査方
向の黒と白画素の境界において連続エッジを検出する。
一般に、網点画像の場合、連続エッジが検出されにくい
という性質があり、網点画像判別回路6はこの性質を利
用する。連続エッジは、図3に示す4つの濃度傾斜パタ
ーン(a)から(d)のいづれかのパターンから検出さ
れる。図3の矢印は、黒画素から白画素に変化する方向
を表す。網点画像判別回路6は、各濃度傾斜パターン
を、次の演算によって検出する。
【0026】 p(i−1,j−1)−p(i−1,j)≧Thx (2) かつp(i,j−1)−p(i,j)≧Thx (3) または p(i−1,j−1)−p(i−1,j)≦−Thx (4) かつp(i,j−1)−p(i,j)≦−Thx (5) または p(i−1,j−1)−p(i,j−1)≧Thy (6) かつp(i−1,j)−p(i,j)≧Thy (7) または p(i−1,j−1)−p(i,j−1)≦−Thy (8) かつp(i−1,j)−p(i,j)≦−Thy (9) 式(2)と(3)を条件1、式(4)と(5)を条件
2、式(6)と(7)を条件3、式(8)と(9)を条
件4とすると、条件1から4はそれぞれ図3の濃度傾斜
パターン(a)から(d)に対応する。Thx,Thy
はそれぞれ主走査及び副走査方向の濃度傾斜の判別しき
い値である。
2、式(6)と(7)を条件3、式(8)と(9)を条
件4とすると、条件1から4はそれぞれ図3の濃度傾斜
パターン(a)から(d)に対応する。Thx,Thy
はそれぞれ主走査及び副走査方向の濃度傾斜の判別しき
い値である。
【0027】網点画像判別回路6は、条件1から4のう
ち少なくとも1つが成立するとき、図2の2×2マトリ
クス領域を文字領域と判定し、第1の信号として判定結
果Bi,j=0を発生する。また、いづれの条件も成立
しない場合、網点画像判別回路6は、網点領域と判定
し、第2の信号として判定結果Bi,j=1を発生す
る。
ち少なくとも1つが成立するとき、図2の2×2マトリ
クス領域を文字領域と判定し、第1の信号として判定結
果Bi,j=0を発生する。また、いづれの条件も成立
しない場合、網点画像判別回路6は、網点領域と判定
し、第2の信号として判定結果Bi,j=1を発生す
る。
【0028】マトリクス判定回路7は、写真画像領域判
別回路3と網点画像判別回路6の判別結果に基づき、図
2の2×2マトリクスの周辺領域の判定結果を検出し、
その周辺領域の判定結果からマトリクスエリアが文字領
域かそれ以外の領域かを判別する。
別回路3と網点画像判別回路6の判別結果に基づき、図
2の2×2マトリクスの周辺領域の判定結果を検出し、
その周辺領域の判定結果からマトリクスエリアが文字領
域かそれ以外の領域かを判別する。
【0029】具体的には、マトリクス判定回路7は、網
点画像判定回路6からの判定結果Bi,jと写真画像判
別回路3で写真画像と判定されたときの判定結果Ai,
j=1を順次記憶し、記憶した判定結果の中から、図4
に示す第2のマトリクスを抽出する。図4ではAi,j
は無く、Bi,jに関するデータのみ示す。図4の第2
のマトリクスは網点画像判定回路6からの判定結果B
i,jと過去の4つの判定結果Bi−1,j−1、Bi
−1,j、Bi−1,j+1、Bi,j−1からなる。
第2のマトリクス内の過去の判定結果は、4つに限ら
ず、それ以上でも良い。
点画像判定回路6からの判定結果Bi,jと写真画像判
別回路3で写真画像と判定されたときの判定結果Ai,
j=1を順次記憶し、記憶した判定結果の中から、図4
に示す第2のマトリクスを抽出する。図4ではAi,j
は無く、Bi,jに関するデータのみ示す。図4の第2
のマトリクスは網点画像判定回路6からの判定結果B
i,jと過去の4つの判定結果Bi−1,j−1、Bi
−1,j、Bi−1,j+1、Bi,j−1からなる。
第2のマトリクス内の過去の判定結果は、4つに限ら
ず、それ以上でも良い。
【0030】写真画像判別回路3によって文字候補領域
が判定され、Ai,j=0になると、マトリクス判別回
路7は、判定結果Bi,jを記憶する。そしてそのB
i,jを含む図4のマトリクス内の判定結果が少なくと
も1つの0を含む場合、図2のマトリクスの文字候補領
域を最終的に文字領域と判定し、第3の信号として判定
結果Ci,j=0を発生する。また、Ai,j=0にお
いて、Bi,jを含む図4のマトリクス内の判定結果が
全て1の場合、マトリクス判定回路7は文字候補領域を
最終的に網点領域と判定し、第4の信号として判定結果
Ci,j=1を発生する。
が判定され、Ai,j=0になると、マトリクス判別回
路7は、判定結果Bi,jを記憶する。そしてそのB
i,jを含む図4のマトリクス内の判定結果が少なくと
も1つの0を含む場合、図2のマトリクスの文字候補領
域を最終的に文字領域と判定し、第3の信号として判定
結果Ci,j=0を発生する。また、Ai,j=0にお
いて、Bi,jを含む図4のマトリクス内の判定結果が
全て1の場合、マトリクス判定回路7は文字候補領域を
最終的に網点領域と判定し、第4の信号として判定結果
Ci,j=1を発生する。
【0031】一方、写真画像判別回路3によって写真領
域が判定され、Ai,j=1になると、図4のマトリク
スに、1のデータあるいはAi,jのデータ(=1)が
記憶される。この場合、マトリクス判定回路7は第2の
マトリクスの内容とは無関係に、判定結果Ci,j=1
を発生する。
域が判定され、Ai,j=1になると、図4のマトリク
スに、1のデータあるいはAi,jのデータ(=1)が
記憶される。この場合、マトリクス判定回路7は第2の
マトリクスの内容とは無関係に、判定結果Ci,j=1
を発生する。
【0032】マトリクス判定回路7によって、網点画像
判別回路6での判定結果の正確性が増し、安定した領域
判定が可能となる。
判別回路6での判定結果の正確性が増し、安定した領域
判定が可能となる。
【0033】Ci,j=0の場合、第1の2値化回路8
が注目画素の画信号p(i,j)を文字画像に適合した
2値変換によって2値化し、Ci,j=1の場合、第2
の2値化回路9が注目画素の画信号p(i,j)を誤差
拡散法によって2値化する。各2値化回路への画信号p
(i,j)には、画素抽出回路4で抽出され記憶された
画信号が利用される。
が注目画素の画信号p(i,j)を文字画像に適合した
2値変換によって2値化し、Ci,j=1の場合、第2
の2値化回路9が注目画素の画信号p(i,j)を誤差
拡散法によって2値化する。各2値化回路への画信号p
(i,j)には、画素抽出回路4で抽出され記憶された
画信号が利用される。
【0034】画素抽出回路4は、領域判定回路5が動作
中及び、網点画像判別回路6が動作中に、2×2マトリ
クスを保持する必要があるが、マトリクス判定回路7と
第1及び第2の2値化回路8、9が動作中にマトリクス
を保持する必要はない。この場合、注目画素p(i,
j)だけを画素抽出回路4から読み出して格納するレジ
スタを設け、そのレジスタの出力を画信号として各2値
化回路に供給しても良い。
中及び、網点画像判別回路6が動作中に、2×2マトリ
クスを保持する必要があるが、マトリクス判定回路7と
第1及び第2の2値化回路8、9が動作中にマトリクス
を保持する必要はない。この場合、注目画素p(i,
j)だけを画素抽出回路4から読み出して格納するレジ
スタを設け、そのレジスタの出力を画信号として各2値
化回路に供給しても良い。
【0035】以上の画像処理回路において、写真画像判
別回路3、網点画像判別回路6及びマトリクス判定回路
7は、それぞれCPUを使用したコンピュータ回路で構
成することが可能であるが、他のハードウェアで回路を
構成することも可能である。
別回路3、網点画像判別回路6及びマトリクス判定回路
7は、それぞれCPUを使用したコンピュータ回路で構
成することが可能であるが、他のハードウェアで回路を
構成することも可能である。
【0036】図5は図1の写真画像判別回路3の領域判
定回路5を示す詳細回路図である。図において、最大値
検出回路51と最小値検出回路52は、画素抽出回路4
からの2×2マトリクスの画信号p(i−1,j−
1),p(i−1,j),p(i,j−1),p(i,
j)の最大値pMAXと最小値pMINを検出する。減
算回路53は、最大値pMAXを最小値pMINで減算
する。比較回路54は、減算値をしきい値Thと比較
し、式(1)が成立するか否か判定する。比較回路54
は、前述した第1の出力Ai,jを発生する。
定回路5を示す詳細回路図である。図において、最大値
検出回路51と最小値検出回路52は、画素抽出回路4
からの2×2マトリクスの画信号p(i−1,j−
1),p(i−1,j),p(i,j−1),p(i,
j)の最大値pMAXと最小値pMINを検出する。減
算回路53は、最大値pMAXを最小値pMINで減算
する。比較回路54は、減算値をしきい値Thと比較
し、式(1)が成立するか否か判定する。比較回路54
は、前述した第1の出力Ai,jを発生する。
【0037】図6は図1の網点画像判別回路6を示す回
路図である。図において、画素抽出回路4からの4つの
画信号は、それぞれ主走査方向エッジ検出回路62と副
走査方向エッジ検出回路63とに供給される。
路図である。図において、画素抽出回路4からの4つの
画信号は、それぞれ主走査方向エッジ検出回路62と副
走査方向エッジ検出回路63とに供給される。
【0038】主走査方向エッジ検出回路62は、2×2
マトリクスの主走査方向の2つのベクトル(図3のパタ
ーン(a),(b))で隣接画素の画信号の差を検出
し、検出した2つの差信号の絶対値が判定しきい値Th
xより大きい場合、連続エッジありと判定する。この場
合、前述した式(2)から(5)の条件1または2が成
立し、出力0を発生する。条件1と2の両立が成立しな
い場合、主走査方向エッジ検出回路62は出力1を発生
する。副走査方向エッジ検出回路63は、2×2マトリ
クスの副走査方向の2つのベクトル(図3のパターン
(c),(d))で隣接画素の画信号の差を検出し、検
出した2つの差信号の絶対値が判定しきい値Thyより
大きい場合、連続エッジありと判定する。この場合、前
述した式(6)から(9)の条件3または4が成立し、
出力0を発生する。条件3と4との両立が成立しない場
合、副走査方向エッジ検出回路63は、出力1を発生す
る。ANDゲート64は、主走査方向エッジ検出回路6
2と副走査方向エッジ検出回路63の出力が供給され、
判定結果Bi,jを出力する。
マトリクスの主走査方向の2つのベクトル(図3のパタ
ーン(a),(b))で隣接画素の画信号の差を検出
し、検出した2つの差信号の絶対値が判定しきい値Th
xより大きい場合、連続エッジありと判定する。この場
合、前述した式(2)から(5)の条件1または2が成
立し、出力0を発生する。条件1と2の両立が成立しな
い場合、主走査方向エッジ検出回路62は出力1を発生
する。副走査方向エッジ検出回路63は、2×2マトリ
クスの副走査方向の2つのベクトル(図3のパターン
(c),(d))で隣接画素の画信号の差を検出し、検
出した2つの差信号の絶対値が判定しきい値Thyより
大きい場合、連続エッジありと判定する。この場合、前
述した式(6)から(9)の条件3または4が成立し、
出力0を発生する。条件3と4との両立が成立しない場
合、副走査方向エッジ検出回路63は、出力1を発生す
る。ANDゲート64は、主走査方向エッジ検出回路6
2と副走査方向エッジ検出回路63の出力が供給され、
判定結果Bi,jを出力する。
【0039】図7は、主走査方向エッジ検出回路62の
詳細回路図である。図に於いて、減算回路611は、画
信号p(i−1,j−1)とp(i−1,j)が供給さ
れ、前述の式(2)の左辺の減算を行い、差信号を出力
する。減算回路612は、画信号p(i,j−1)とp
(i,j)が供給され、前述の式(3)の左辺の減算を
行い、差信号を出力する。減算回路611からの差信号
は、コンパレータ614と615に供給され、減算回路
612からの差信号は、コンパレータ616と617に
供給される。
詳細回路図である。図に於いて、減算回路611は、画
信号p(i−1,j−1)とp(i−1,j)が供給さ
れ、前述の式(2)の左辺の減算を行い、差信号を出力
する。減算回路612は、画信号p(i,j−1)とp
(i,j)が供給され、前述の式(3)の左辺の減算を
行い、差信号を出力する。減算回路611からの差信号
は、コンパレータ614と615に供給され、減算回路
612からの差信号は、コンパレータ616と617に
供給される。
【0040】基準値発生回路610は基準値Thxを発
生し、基準値Thxはコンパレータ615と617に供
給される。また符号反転回路613は基準値Thxの符
号を反転し、基準値−Thxはコンパレータ614と6
16に供給される。したがって、コンパレータ615と
617はそれぞれ前述の(2)と(3)式の右辺と左辺
を比較し、それぞれ式(2)と(3)を満たせば、出力
Yは1になり、それ以外では0になる。またコンパレー
タ614と616はそれぞれ前述の式(4)と(5)の
右辺と左辺を比較し、それぞれ式(4)と(5)を満た
せば、出力Yは1になり、それ以外では0になる。
生し、基準値Thxはコンパレータ615と617に供
給される。また符号反転回路613は基準値Thxの符
号を反転し、基準値−Thxはコンパレータ614と6
16に供給される。したがって、コンパレータ615と
617はそれぞれ前述の(2)と(3)式の右辺と左辺
を比較し、それぞれ式(2)と(3)を満たせば、出力
Yは1になり、それ以外では0になる。またコンパレー
タ614と616はそれぞれ前述の式(4)と(5)の
右辺と左辺を比較し、それぞれ式(4)と(5)を満た
せば、出力Yは1になり、それ以外では0になる。
【0041】NANDゲート619は、コンパレータ6
15と617の出力を入力し、式(2)と(3)が同時
に成立すれば0を出力する。NANDゲート618は、
コンパレータ614と616の出力を入力し、式(4)
と(5)が同時に成立すれば0を出力する。ANDゲー
ト620は、NANDゲート618と619の出力の少
なくとも一方が0のとき、0の第1の検出信号を出力す
る。
15と617の出力を入力し、式(2)と(3)が同時
に成立すれば0を出力する。NANDゲート618は、
コンパレータ614と616の出力を入力し、式(4)
と(5)が同時に成立すれば0を出力する。ANDゲー
ト620は、NANDゲート618と619の出力の少
なくとも一方が0のとき、0の第1の検出信号を出力す
る。
【0042】したがって、エッジの検出方向が図3のパ
ターン(a),(b)に示す主走査方向である場合、い
づれかのパターンで連続エッジが検出されると、AND
ゲート620からの第1の検出信号が0になり、連続エ
ッジが検出されないと、1になる。
ターン(a),(b)に示す主走査方向である場合、い
づれかのパターンで連続エッジが検出されると、AND
ゲート620からの第1の検出信号が0になり、連続エ
ッジが検出されないと、1になる。
【0043】図8は副走査方向エッジ検出回路63の詳
細回路図である。副走査方向エッジ検出回路63は、主
走査方向エッジ検出回路62と同じ回路構成を有する。
画信号p(i−1,j−1)とp(i,j−1)は、減
算回路631に供給され、画信号p(i−1,j)とp
(i,j)は、減算回路632に供給される。以後、基
準値発生回路630と符号反転回路633とコンパレー
タ634,635,636,637とNANDゲート6
38,639とANDゲート640の動作は、主走査方
向エッジ検出回路62の対応する回路の動作と同じであ
る。
細回路図である。副走査方向エッジ検出回路63は、主
走査方向エッジ検出回路62と同じ回路構成を有する。
画信号p(i−1,j−1)とp(i,j−1)は、減
算回路631に供給され、画信号p(i−1,j)とp
(i,j)は、減算回路632に供給される。以後、基
準値発生回路630と符号反転回路633とコンパレー
タ634,635,636,637とNANDゲート6
38,639とANDゲート640の動作は、主走査方
向エッジ検出回路62の対応する回路の動作と同じであ
る。
【0044】したがって、エッジの検出方向が図3のパ
ターン(c),(d)に示す副走査方向の場合に、いづ
れかのパターンで連続エッジが検出されると、第2の検
出信号は0になり、連続エッジが検出されないと、1に
なる。
ターン(c),(d)に示す副走査方向の場合に、いづ
れかのパターンで連続エッジが検出されると、第2の検
出信号は0になり、連続エッジが検出されないと、1に
なる。
【0045】図9は図1のマトリクス判定回路7を示す
回路図である。図において、レジスタ71は、網点画像
判別回路6からの判別結果とAi,j=1を順次格納す
る。写真領域を判定したときのAi,j=0の信号は記
憶されない。レジスタ71は、2ライン分の判別結果を
格納し、シフト制御回路72からのシフトパルスによっ
て図の左へ順次シフトする。シフト制御回路72は、タ
イミング制御回路11からの制御信号に同期してシフト
パルスを出力する。ANDゲート回路73は、レジスタ
71のうち図9の斜線部分の5つの記憶ビットに格納さ
れた判別結果Bi−1,j−1、Bi−1,j、Bi−
1,j+1、Bi,j−1およびBi,jを入力とし、
その出力がORゲート回路73に供給される。ORゲー
ト回路74は、Ai,jとANDゲート回路72の出力
から第3の信号Ci,jを発生する。Ai,j=1の場
合、あるいは、ANDゲート回路73に供給される5つ
の判別結果が全て1の場合、Ci,j=1となり、図2
のマトリクスは写真、網点領域と判定され、Ai,j=
0でかつ5つの判別結果の少なくとも1つが0の場合、
Ci,j=0となり、図2のマトリクスは最終的に文字
領域と判定される。
回路図である。図において、レジスタ71は、網点画像
判別回路6からの判別結果とAi,j=1を順次格納す
る。写真領域を判定したときのAi,j=0の信号は記
憶されない。レジスタ71は、2ライン分の判別結果を
格納し、シフト制御回路72からのシフトパルスによっ
て図の左へ順次シフトする。シフト制御回路72は、タ
イミング制御回路11からの制御信号に同期してシフト
パルスを出力する。ANDゲート回路73は、レジスタ
71のうち図9の斜線部分の5つの記憶ビットに格納さ
れた判別結果Bi−1,j−1、Bi−1,j、Bi−
1,j+1、Bi,j−1およびBi,jを入力とし、
その出力がORゲート回路73に供給される。ORゲー
ト回路74は、Ai,jとANDゲート回路72の出力
から第3の信号Ci,jを発生する。Ai,j=1の場
合、あるいは、ANDゲート回路73に供給される5つ
の判別結果が全て1の場合、Ci,j=1となり、図2
のマトリクスは写真、網点領域と判定され、Ai,j=
0でかつ5つの判別結果の少なくとも1つが0の場合、
Ci,j=0となり、図2のマトリクスは最終的に文字
領域と判定される。
【0046】Ci,j=0の場合、第1の2値化回路8
が注目画素の画信号p(i,j)を文字画像に適合した
2値変換によって2値化し、Ai,j=1またはCi,
j=1の場合、第2の2値化回路9が注目画素の画信号
p(i,j)を誤差拡散法によって2値化する。実際に
は、第1及び第2の2値化回路8と9の出力の一方が図
10に示す選択回路によって選択されることが望まし
い。
が注目画素の画信号p(i,j)を文字画像に適合した
2値変換によって2値化し、Ai,j=1またはCi,
j=1の場合、第2の2値化回路9が注目画素の画信号
p(i,j)を誤差拡散法によって2値化する。実際に
は、第1及び第2の2値化回路8と9の出力の一方が図
10に示す選択回路によって選択されることが望まし
い。
【0047】図10において、選択回路10は、写真画
像判別回路3からの第1の出力Ai,jとマトリクス判
定回路7からの第3の出力Ci,jに応じて、第1及び
第2の2値化回路8と9の出力の一方を選択する。すな
わち、Ci,j=0の場合、第1の2値化回路8の出力
を選択し、Ai,j=1またはCi,j=1の場合、選
択回路10は第2の2値化回路9の出力を選択する。
像判別回路3からの第1の出力Ai,jとマトリクス判
定回路7からの第3の出力Ci,jに応じて、第1及び
第2の2値化回路8と9の出力の一方を選択する。すな
わち、Ci,j=0の場合、第1の2値化回路8の出力
を選択し、Ai,j=1またはCi,j=1の場合、選
択回路10は第2の2値化回路9の出力を選択する。
【0048】本発明の画像処理装置は、以上説明した実
施例に限定されるものではない。たとえば、写真画像判
別回路3から画素抽出回路4が切り離されてもよい。ま
た画素抽出回路4は、2×2マトリクスの画信号を抽出
したが、これ以外のサイズのマトリクスを抽出しても良
い。この場合、網点画像判別回路6は、写真画像判別回
路3の領域判定回路5で利用された全ての画信号を使っ
て領域判定する必要はない。すなわち、領域判定回路5
は、たとえば3×2マトリクスを使用し、網点領域判別
回路6は、その3×2マトリクスの中の注目画素を含む
2×2マトリクスを使用してもよい。
施例に限定されるものではない。たとえば、写真画像判
別回路3から画素抽出回路4が切り離されてもよい。ま
た画素抽出回路4は、2×2マトリクスの画信号を抽出
したが、これ以外のサイズのマトリクスを抽出しても良
い。この場合、網点画像判別回路6は、写真画像判別回
路3の領域判定回路5で利用された全ての画信号を使っ
て領域判定する必要はない。すなわち、領域判定回路5
は、たとえば3×2マトリクスを使用し、網点領域判別
回路6は、その3×2マトリクスの中の注目画素を含む
2×2マトリクスを使用してもよい。
【0049】また、図1の画像処理装置では、写真画像
判別回路3の領域判定回路5と網点画像判別回路6とが
並列的に動作していたが、網点画像判別回路6は、写真
画像領域判別回路3で文字候補領域と判定された2×2
マトリクスに対してだけ領域判定処理を実行してもよ
い。
判別回路3の領域判定回路5と網点画像判別回路6とが
並列的に動作していたが、網点画像判別回路6は、写真
画像領域判別回路3で文字候補領域と判定された2×2
マトリクスに対してだけ領域判定処理を実行してもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
抽出したマトリクスエリアに対して第1の領域判別回路
が写真領域か文字候補領域かを判別し、そのマトリクス
エリア内の画信号に基づいて第2の領域判別回路が網点
領域か文字領域かを判別し、さらに第1の領域判別回路
と第2の領域判別回路の判別結果から第3の領域判別回
路が最終的に文字領域か網点領域かを判別するので、写
真,網点,文字の判別の正確性が高いという効果があ
る。
抽出したマトリクスエリアに対して第1の領域判別回路
が写真領域か文字候補領域かを判別し、そのマトリクス
エリア内の画信号に基づいて第2の領域判別回路が網点
領域か文字領域かを判別し、さらに第1の領域判別回路
と第2の領域判別回路の判別結果から第3の領域判別回
路が最終的に文字領域か網点領域かを判別するので、写
真,網点,文字の判別の正確性が高いという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例の画像処理装置を示すブロック
図である。
図である。
【図2】画素抽出回路で抽出されるマトリクスを示す図
である。
である。
【図3】連続エッジの検出のための濃度傾斜パターンを
示す図である。
示す図である。
【図4】マトリクス判定回路で構成されるマトリクスを
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明の実施例に使用する領域判定回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図6】本発明の実施例に使用する網点画像判別回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図7】図6の網点画像判別回路の主走査方向エッジ検
出回路を示す詳細回路図である。
出回路を示す詳細回路図である。
【図8】図6の網点画像判別回路の副走査方向エッジ検
出回路を示す詳細回路図である。
出回路を示す詳細回路図である。
【図9】本発明の実施例に使用するマトリクス判定回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図10】本発明の実施例に使用する選択回路を示す回
路図である。
路図である。
1 画信号発生回路 2 ラインメモリ 3 写真画像判別回路 6 網点画像判別回路 7 マトリクス判定回路 8 第1の2値化回路 9 第2の2値化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 103 A
Claims (11)
- 【請求項1】 画像の画素の濃度に応じた画信号に基づ
いて構成されたマトリクスエリア内の画信号を抽出する
画素抽出手段と、 前記マトリクスエリア内の画信号の最大値と最小値に基
づいて、前記マトリクスエリアが文字領域か写真領域か
を判定する第1の領域判別手段と、 前記マトリクスエリア内の主走査方向と副走査方向の画
素の画信号から農度差が大きい境界部が2画素以上続く
連続エッジを検出し、前記主走査方向と前記副走査方向
の少なくとも一方において前記連続エッジが検出された
とき前記マトリクスエリアを文字領域以外の領域と判定
し、前記連続エッジが検出されないとき前記マトリクス
エリアを文字領域と判定する第2の領域判別手段と、 前記第1及び第2の領域判別回路の判定結果に基づき、
前記マトリクスエリアの周辺領域の判定結果を検出し、
その周辺領域の判定結果から前記マトリクスエリアが文
字領域かそれ以外の領域かを判定する第3の領域判別回
路と、を含む画像処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の領域判別手段は、 前記マトリクスエリア内の画信号の最大値と最小値との
差を検出する手段と、 前記差が基準値より小さい大きいかに応じて、前記マト
リクスエリアが写真領域か文字領域かを判定する判定手
段とを含む請求項1に記載された画像処理装置。 - 【請求項3】 前記第2の領域判別手段は、 前記マトリクスエリア内の主走査方向の画素の画信号か
ら前記連続エッジを検出し、第1の検出信号を発生する
第1の検出手段と、 前記マトリクスエリア内の副走査方向の画素の画信号か
ら前記連続エッジを検出し、第2の検出信号を発生する
第2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出信号の少なくとも一方が発生す
るとき前記マトリクスエリアを文字領域以外の領域と判
定し、前記第1及び第2の検出信号の両方が発生しない
とき前記マトリクスエリアを文字領域と判定する判定手
段とを含む請求項1に記載された画像処理装置。 - 【請求項4】 前記マトリクスエリアは、2×2マトリ
クスである請求項1に記載された画像処理装置。 - 【請求項5】 前記第3の領域判別手段は、前記第1及
び第2の領域判別回路の判定結果に基づき、前記マトリ
クスエリアの周辺領域の判定結果を含む領域判定マトリ
クスを構成し、前記領域判定マトリクスの信号パターン
に基づいて前記マトリクスエリアが文字領域かそれ以外
の領域かを判定することを特徴とする請求項1に記載さ
れた画像処理装置。 - 【請求項6】 前記第3の領域判別手段は、前記第1の
領域判別手段によって文字領域が判定されると、前記領
域判定マトリクスの信号パターンに基づいて前記マトリ
クスエリアが文字領域かそれ以外の領域かを判定し、前
記第1の領域判別手段によって写真領域が判定される
と、前記マトリクスエリアを文字領域と判定しないこと
を特徴とする請求項5に記載された画像処理装置。 - 【請求項7】 画像の画素の濃度に応じた画信号に基づ
いて構成されたマトリクスエリア内の画信号を抽出する
画素抽出手段と、 前記マトリクスエリア内の画信号の最大値と最小値に基
づいて、前記マトリクスエリアが文字領域か写真領域か
を判定する第1の領域判別手段と、 前記マトリクスエリア内の主走査方向と副走査方向の画
素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画素以上続く
連続エッジを検出し、前記主走査方向と前記副走査方向
の少なくとも一方において前記連続エッジが検出された
とき前記マトリクスエリアを文字領域以外の領域と判定
し、前記連続エッジが検出されないとき前記マトリクス
エリアを文字領域と判定する第2の領域判別手段と、 前記第1及び第2の領域判別回路の判定結果に基づき、
前記マトリクスエリアの周辺領域の判定結果を検出し、
その周辺領域の判定結果から前記マトリクスエリアが文
字領域かそれ以外の領域かを判定する第3の領域判別回
路と、 前記第3の領域判別手段による文字領域の判定により、
前記画素抽出手段で抽出された画信号を2値信号に変換
する第1の2値変換手段と、 前記第1の領域判別手段による前記写真領域の判定によ
り、あるいは、前記第3の判別手段による前記文字領域
以外の領域の判定により、前記画素抽出手段で抽出され
た画信号を前記第1の2値変換手段とは異なる2値変換
によって2値信号に変換する第2の2値変換手段とを含
む画像処理装置。 - 【請求項8】 前記第1の2値変換手段は、文字画像に
適した2値変換を実行し、前記第2の2値変換手段は、
中間調画像に適した2値変換を実行する請求項7に記載
された画像処理装置。 - 【請求項9】 画像の画素の濃度に応じた画信号に基づ
いて構成された第1のマトリクスエリア内の画信号を抽
出する画素抽出手段と、 前記第1のマトリクスエリア内の画信号に基づいて、前
記第1のマトリクスエリアが文字領域か写真領域かを判
定し、文字領域判定信号と写真領域判定信号を発生する
第1の領域判別手段と、 前記第1のマトリクスエリア内の主走査方向と副走査方
向の画素の画信号から濃度差が大きい境界部が2画素以
上続く連続エッジを検出し、前記主走査方向と前記副走
査方向の少なくとも一方において前記連続エッジが検出
されたとき第1の信号を発生し、前記連続エッジが検出
されないとき第2の信号を発生する第2の領域判別手段
と、 前記写真領域判定信号と前記第1の信号と前記第2の信
号に基づいて第2のマトリクスを構成し、第2のマトリ
クスエリア内の信号パターンに応じて、文字領域を表す
第3の信号と文字領域以外の領域を表す第4の信号をそ
れぞれ発生する第3の領域判別手段と、 前記第3の信号に応じて、前記画素抽出手段で抽出され
た画信号を2値信号に変換する第1の2値変換手段と、 前記写真領域判定信号と前記第4の信号に応じて、前記
画素抽出手段で抽出された画信号を前記第1の2値変換
手段とは異なる2値変換によって2値信号に変換する第
2の2値変換手段とを含む画像処理装置。 - 【請求項10】 前記第1の領域判別手段は、 前記第1のマトリクスエリア内の画信号の最大値と最小
値との差を検出する手段と、 前記差が基準値より小さい大きいかに応じて、前記第1
のマトリクスエリアが写真領域か文字領域かを判定し、
前記文字領域判別信号と写真領域判別信号を発生する判
定手段とを含む請求項9に記載された画像処理装置。 - 【請求項11】 文字・網点・写真を含むイメージを画
素単位に多値データで表現した画信号が供給され、複数
画素の第1のマトリクス内で画素の最大値と最小値の差
を検出し、その差としきい値との比較結果に応じて画素
単位に写真領域か文字候補領域かを判別する第1の判別
手段と、 前記第1の判別手段で判別された前記文字候補領域に対
して複数画素の第2のマトリクスを用い、前記第2のマ
トリクス内の画素の変化量が連続してある一定量以上で
あるか否かを判定する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段で判定された結果を用いて構成した
第3のマトリクスによって、前記文字候補領域をさらに
文字領域と網点/写真領域に分離する手段とを含む文字
・写真・網点混在画像の像域分離のための画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7119574A JP2874592B2 (ja) | 1994-05-31 | 1995-05-18 | 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-117768 | 1994-05-31 | ||
JP11776894 | 1994-05-31 | ||
JP7119574A JP2874592B2 (ja) | 1994-05-31 | 1995-05-18 | 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851537A true JPH0851537A (ja) | 1996-02-20 |
JP2874592B2 JP2874592B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=26455818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7119574A Expired - Fee Related JP2874592B2 (ja) | 1994-05-31 | 1995-05-18 | 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2874592B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000051337A1 (fr) * | 1999-02-25 | 2000-08-31 | Fujitsu Limited | Dispositif de traitement d'images et procede de traitement d'images |
US6980693B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-12-27 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Method and apparatus for image coding |
US8300254B2 (en) | 2008-11-06 | 2012-10-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
JP2016012767A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63205238A (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-24 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JPH03172843A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-26 | Hitachi Ltd | 画像二値化方式およびそれを用いた画像入力装置ならびに画像処理装置 |
JPH04356869A (ja) * | 1991-01-30 | 1992-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 画像処理装置及び方法 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP7119574A patent/JP2874592B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2874592B2 (ja) | 1999-03-24 |
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