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JPH0846772A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH0846772A
JPH0846772A JP6196220A JP19622094A JPH0846772A JP H0846772 A JPH0846772 A JP H0846772A JP 6196220 A JP6196220 A JP 6196220A JP 19622094 A JP19622094 A JP 19622094A JP H0846772 A JPH0846772 A JP H0846772A
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JP
Japan
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signal
code
dtmf
predetermined
facsimile
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Granted
Application number
JP6196220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3430654B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Maei
佳博 前井
Takashi Sakayama
隆志 坂山
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
Kosuke Sakaki
浩亮 榊
Hideki Fujii
秀樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP19622094A priority Critical patent/JP3430654B2/ja
Priority to US08/418,217 priority patent/US5657136A/en
Publication of JPH0846772A publication Critical patent/JPH0846772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430654B2 publication Critical patent/JP3430654B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DTMF信号によりファクシミリの各種アプ
リケーションを制御可能なファクシミリ装置を提供する
こと。 【構成】 ファクシミリ装置において、0〜9、#、*
等のダイヤル用コードおよびダイヤル用コード以外の所
定のコード(例えば”!”など)を入力するコード入力
手段20と、コード列を記憶するコード記憶手段21
と、コードを順に読み出して、所定のコード以外のコー
ドはそのまま出力し、所定のコードである場合には、相
手装置から所定の信号が受信されるまで次の信号出力を
待つ制御手段22と、制御手段からの出力コードに基づ
き、回線に信号を送出するダイヤル信号送出手段23
と、相手装置から受信される所定の信号を監視する信号
監視手段24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に自動ダイヤル機能を用いた多重周波信号による
命令信号送信機能を備えたファクシミリ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリの通信手順として
は、ITU−T勧告T.30に基づき標準化されたいわ
ゆるG3手順が広く用いられている。また標準の手順に
含まれない機能のネゴシエーションを行うためにNSF
(非標準機能識別信号)、NSC(非標準機能命令信
号)、NSS(非標準機能設定信号)等の信号が定義さ
れている。しかし、これらの信号の内容はメーカー毎に
固有のフォーマットあるいはコードを用いており、他社
機同士ではネゴシエーションができなかった。
【0003】一方、ファクシミリ装置において、DTM
F(デュアルトーンマルチフレケンシー)信号、即ちP
B(プッシュボタン)信号の送受信機能を備え、このD
TMF信号により通信制御を行う技術が提案されている
(特開昭63−104572号公報、特開昭63−30
0669号公報、特開平2−50560号公報、特開平
3−260875号公報等参照)。しかしこれらの従来
例においては、DTMF信号を送出する側の装置につい
ては、電話機を使用しているか、あるいは開示されてい
ない。そのため、信号検出方法や信号送出方法について
具体的に検討されているものはなく、通常DTMF信号
は手動で送出されるものとして説明されていた。そこ
で、自動的にDTMF信号を送出する技術が提案されて
いる。(特開平4−168862号公報参照) また、ダイヤルパルスからDTMF信号に切り替える方
式が特開平4−326248号公報に開示されており、
この従来例においてはDTMF信号をファクシミリのア
プリケーション起動に用いることが開示されているが、
プロトコル制御の詳細は不明である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】DTMF信号によりフ
ァクシミリのアプリケーションを制御しようとする場合
には、相手装置が正しく信号を受信できるタイミングで
信号を送出する必要があり、また相手装置に信号が正し
く受信されているか否かを確認する必要もある。更に、
従来のファクシミリに装備されている機能、例えば自動
ダイヤル機能との整合性もとる必要がある。ところが、
上記のような従来のファクシミリ装置においては、前記
したような受信側での信号検出動作あるいは送信側にお
ける既存機能との整合性をも考慮した、自動的にDTM
F信号を送出するための具体的構成が提案されていない
という問題点があった。本発明の目的は、前記のような
従来技術の問題点を解決し、DTMF信号によりファク
シミリの各種アプリケーションを制御可能なファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ダイヤル
用コードおよびダイヤル用コード以外の所定のコードを
入力するコード入力手段と、入力されたコード列を記憶
するコード記憶手段と、相手装置から受信される所定の
信号を監視する信号監視手段と、前記コード記憶手段か
らコードを読み出して、所定のコード以外のコードはそ
のまま出力し、所定のコードである場合には、相手装置
から所定の信号が受信されたことを前記信号監視手段に
より検出するまで次の信号出力を待つ制御手段と、該制
御手段からの出力コードに基づき、回線に信号を送出す
る信号送出手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明は、第1発明において、
更に、回線のダイヤル信号種別を指定する回線種別指定
手段を備え、前記所定のコードが読み出されるまでは、
前記回線種別指定手段により指定された信号方式により
信号を送出し、前記所定のコードの読み出し以降は多重
周波信号により信号を送出することを特徴とする。第3
の発明は、第1あるいは第2発明において、更にオフフ
ック検出手段を設け、前記制御手段は、オフフック時に
は前記所定のコード以降を無視することを特徴とする。
第4の発明は、第1あるいは第2発明において、更にオ
フフック検出手段を設け、前記制御手段は、オフフック
時には前記所定のコードを所定時間だけ動作を停止する
停止コードとみなすことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、制御手段がコード記憶手
段から所定のコードを読み出した場合には、相手装置か
らの所定の信号の受信を待って次の信号を送出すること
により、コード列の送出タイミングを相手装置の動作と
同期させることが可能となり、また相手装置からの信号
の有無により相手装置が信号を正しく受信しているか否
かを判断できる。第2発明によれば、初めは回線種別指
定手段により指定されたダイヤル信号種別に基づき回線
に信号を送出し、所定のコードの読み出し以降は多重周
波信号に信号を送出するので、DP、PB、デジタル信
号など任意のダイヤル信号方式の回線において、自動ダ
イヤルとその後の多重周波信号の送出とを同一の装置で
実行可能となる。
【0008】第3の発明によれば、制御手段はオフフッ
ク検出時には所定のコード以降のコードを無視して何も
しないので、オフフック時に不要な信号が送出されるこ
とがなくなる。第4の発明によれば、制御手段はオフフ
ック検出時に所定のコードを読み出した場合には、所定
時間だけ待って次の信号を送出するように制御すること
により、オフフック時においても信号の送出が可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明のファクシミリ装置の実施例
の構成を示すブロック図である。CPU1は、ファクシ
ミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御
手順処理を行う。RAM2は制御プログラムのワークエ
リヤとして使用されるメモリである。操作表示装置3
は、ファクシミリ装置を操作するための各種スイッチ、
あるいはLCD、LEDなどの表示装置からなる。読取
装置4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信
原稿を読み取る装置である。印字装置5は受信画像デー
タ等をプリントする装置である。画像処理装置6は、画
像信号と伝送用符号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)
を行う。画像蓄積装置7は画情報データを格納する記憶
装置である。システム制御部8はファクシミリ全体を制
御するプログラムが格納されたROMからなる。
【0010】通信制御部9は、G3あるいはG4のファ
クシミリの通信制御プログラム、およびモデム10、D
TMF制御装置11、網制御装置12とのインターフェ
ース回路からなる。モデム10は、伝送手順信号用の低
速モデム(V21)と画情報の送受信用の高速モデム
(V27ter 、V29、V33、V17など)機能を備
えた変復調装置である。DTMF制御装置11はDTM
F信号(PB信号)の送受信機能を備えており、この装
置はDTMF信号によるコマンドの送出と共にPB回線
のダイヤル時にも使用される。なおモデム10がDTM
F信号送受信機能を備えていれば、このDTMF制御装
置11は不要である。網制御装置12は電話網やISD
Nの回線とのインターフェース回路であり、自動発着信
機能を備えている。システムバス13は装置内の各回路
間でデータの転送を行うためのものである。
【0011】次にDTMF手順について説明する。図3
はDTMF手順を含んだファクシミリのG3プロトコル
を示す手順図である。まず発呼局から発呼し、回線接続
が完了すると、被呼局からCED(被呼端末識別信
号)、NSF(非標準機能識別信号)、CSI(被呼端
末識別信号)、DIS(デジタル識別信号)が送出され
る(NSF、CSIは任意)。その後、被呼局は規定に
より3秒間だけ、ファクシミリ信号およびDTMF信号
の双方を監視する。送信側ファクシミリはここでDTM
F信号により、「*」のコードを送出する。これは送信
側が自動ダイヤルによりDTMF信号を送出しているこ
とを示すためのものである。受信側ファクシミリは
「*」コードを受信するとDTMF検出モードに入り、
所定の周波数、例えば2100Hzの確認信号を返送す
る。ここまでをDTMF手順のスタートフェーズと呼
ぶ。
【0012】発呼局は予め定められたフォーマットに従
って、DTMF信号により指示を送出し、最後に予め定
められた終了コードである「**」あるいは「##」を
送出する。ここまでをDTMF手順におけるコマンドフ
ェーズと呼ぶ。受信側ファクシミリはDTMF信号が終
了コードまで正しいフォーマットで受信されると、所定
の周波数の確認信号を返送する。ここまでをDTMF手
順におけるターミネートフェーズと呼ぶ。その後は、も
う一度G3手順のNSF/DISの送出からやり直し、
通常のG3手順に従ってトレーニング、画情報の転送を
行う。
【0013】図4は、実施例の動作の一例である中継同
報動作を示す説明図である。中継指示局(発呼局)にお
いては、まず短縮ダイヤルリストの任意の短縮番号エリ
アに所定の相手先電話番号と共にDTMFによる中継同
報指示コードを書き込む。図においては、k番の短縮番
号エリアに”(TEL)!*$#/(PW=9999)/#(DDN=n)##$ ”のよ
うなコードが書き込まれている。ここで”(TEL) ”は相
手(中継局)電話番号であり、”! ”は自局の制御手段
にDTMF手順の開始を指示するためのコードである。
この”! ”コードは送出されず、これ以降のコードは
(NSF)(CSI)DISの受信後に送出することを
示している。”* ”は図3において説明したように、送
信側が自動ダイヤルによりDTMF信号を送出している
ことを受信側に示すためのコードである。
【0014】”$ ”は、相手からの確認トーン信号の受
信を待って、続くDTMF信号を送出するように、自局
の制御手段に対して指示をするためのコードであり、送
出はされない。また、このコードに続くコードが無い場
合にはDTMF手順を終了してファクシミリ手順に切り
替わる。”# ”は情報の区切りを示すコードである。”
/ ”は、次の”/ ”までの間にあるコードをパネル等に
表示することを禁止するためのコードである。”(PW=99
99) ”はパスワードのコード(=9999)を示してい
る。また、”(DDN=n) ”は短縮番号(=n)であり、”
##”はDTMF信号の終了を示している。中継局におい
ては、やはり短縮ダイヤルリストに登録を行うが、中継
指示局(発呼局)が登録されている短縮番号mの領域に
該局が中継指示局であることを登録し、また中継同報用
ボックスも登録しておく。また短縮番号nには同報先の
端局番号が登録されている。
【0015】今、中継指示局において原稿がセットさ
れ、短縮番号kが選択されて、送信が指示されると、制
御装置はまず相手先電話番号に基づき発呼、ダイヤルを
行い、接続されると、図3に示すような手順に基づきD
TMF信号を送出する。中継局は相手局が中継指示局と
して登録されていることを確認し、DTMF信号を受信
すると、該指示に従って、まずパスワードを確認する。
そしてパスワードが一致していれば原稿を受信し、中継
同報ボックス内に格納する。更に指示された短縮番号
(=n)の端局に発呼、接続し、中継同報ボックス内の
原稿を転送する。もちろん宛先を複数個指定することも
可能である。
【0016】図1は本発明を適用したDTMF手順を実
行する送信側ファクシミリの機能を示す機能ブロック図
である。コード入力手段20は例えば操作表示装置3内
のキーボードおよびその制御手段からなり、ダイヤルに
必要な0〜9までの数字、およびポーズその他の自動ダ
イヤルの制御に必要な文字に対応したコードの他、DT
MF手順の制御に必要な文字コード(例えば”!”、”
$”、”/”など)を入力するためのキー(スイッチ)
を備えている。コード記憶手段21は例えばバッテリバ
ックアップされたRAM2内に設けられた短縮ダイヤル
リストであってもよく、コード入力手段20により入力
されたコード列を記憶する。ダイヤル信号送出手段23
は、DTMF制御装置11および網制御装置12からな
り、制御手段22の出力に従って、DTMF信号あるい
はDP(ダイヤルパルス)信号を回線に送出する。
【0017】信号監視手段24はファクシミリ信号を検
出するモデム10およびDTMF信号を検出するDTM
F制御装置11からなり、回線からの信号を検出して制
御手段22に報告する。またオフフック検出手段25は
ハンドセットのオフフックを検出する。制御手段22
は、コード記憶手段21からコードを1つずつ読み出
し、その種別に従って所定の処理、制御を行う。例えば
発呼時には”!”コードが読み出されるまで、読み出し
たコードをダイヤル信号送出手段23に出力し、予め指
定された信号種別に従って、DTMF(PB)信号ある
いはDP信号を送出させる。またDTMF手順の実行時
には、各制御コードの意味に従って、応答信号の確認な
ど対応する制御を行う。またオフフック検出時には、各
制御コードに対応する動作を変更し、手動操作にも対応
できるように制御を行うようにしてもよい。
【0018】以下、本発明における送信側および受信側
ファクシミリの動作の詳細をフローチャートにより説明
する。図5、6は本発明における送信側ファクシミリの
DTMF手順の動作を示すフローチャートである。図5
において、ステップS1ではパネルのキー入力があるま
で待ち、ステップS2においては、相手先ダイヤルが入
力されたか否かが判定される。そして判定結果が肯定で
あればステップS3に移行し、入力コードを相手先格納
領域に書き込む。また短縮番号キーを押した場合には、
短縮ダイヤルリストに格納されている相手先番号情報が
読み出されて、相手先格納領域に転送される。ステップ
S4においては、スタートキーが押されたか否かが判定
され、結果が否定であればその他の処理を行うが、肯定
であればステップS5に移行し、読取装置4により原稿
の読み取り、蓄積を行う。ステップS6においては、網
制御装置12を制御して回線を閉じ、発呼する。
【0019】ステップS7においては、CPU1はRA
M2内の相手先格納領域からコードを順に読み出す。ス
テップS8においては、読み出されたコードがテンキー
コード(ダイヤル用コード)であるか否かが判定され
る。ここでいうテンキーとは、通常の電話機で送出可能
な数字(0〜9)および”*”、”#”コードの他、更
にポーズ処理等の自動ダイヤル制御用文字コードを含
む。ステップS8の判定結果が肯定であった場合にはス
テップS9に移行し、回線のダイヤル信号種別がDPで
あるか否かが判定される。そして、結果が肯定であれば
ステップS10に移行して、コードに対応するDP信号
が回線に送出される。またステップS9の判定結果が否
定であればステップS11に移行して、コードに対応す
るDTMF(PB)信号が送出される。ステップS12
においては、コードの読み出しが全て終了したか否かが
判定され、結果が否定であればステップS7に戻るが、
肯定であれば、ファクシミリ通信制御部9に通信開始を
指示しファクシミリ信号手順を開始する。ここでステッ
プS8の判定の結果、テンキーコード以外のコードが読
み出された場合には図6のステップS13に移行する。
【0020】図6において、ステップS13では、読み
出されたコードが”!”コードであるか否かが判定さ
れ、結果が肯定であればステップS14に移行する。ス
テップS14においては、ファクシミリ通信制御部9に
通信開始を指示しファクシミリ信号手順を開始する。ス
テップS15においては、図3に示すように(NSF)
(CSI)DIS信号を受信するまで待つ。ステップS
16においては、相手先格納領域からコードを読み出
し、ステップS17においては、該コードがテンキーコ
ードであるか否かが判定される。そして判定結果が否定
であればステップS13に戻るが、結果が肯定であれば
ステップS18に移行する。ステップS18において
は、コードに対応するDTMF信号が回線に送出され
る。ステップS19においては、コードが全て読み出さ
れたか否かが判定され、結果が否定であればステップS
16に戻るが、肯定であればファクシミリ通信制御部9
に通信の継続を指示し、ファクシミリ信号による手順を
再開する。
【0021】ステップS13の判定結果が否定の場合に
はステップS20に移行し、コードが”$”コードであ
るか否かが判定される。そして判定結果が肯定であれば
ステップS21に移行し、DTMF制御装置11に確認
トーン検知動作の開始を指示する。ステップS22にお
いては、確認トーンが検出されたか否かが判定され、結
果が肯定であれば、ステップS19に移行するが、結果
が否定でればステップS23に移行する。ステップS2
3においては、予め定められた命令拒否あるいは手順誤
りを意味するトーンを受信したか否かが判定され、結果
が肯定であればファクシミリ通信制御部9に通信終了を
指示するが、否定であればステップS24に移行する。
【0022】ステップS24においては、DTMF手順
における所定の信号待ち時間が経過したか否かが判定さ
れ、結果が肯定であれば、やはりファクシミリ通信制御
部9に通信終了を指示するが、否定であればステップS
22に戻って信号を待つ。ステップS20における判定
結果が否定の場合にはステップS25に移行し、ステッ
プS25においては、その他の処理可能なコード(例え
ばポーズコード)であるか否かが判定され、結果が肯定
であればステップS26において対応する処理を実行す
る。以上のような処理により、手動でDTMF指示用コ
ードを含むダイヤルコードを入力することにより、ある
いは自動ダイヤルリストにDTMF指示用コードを含む
ダイヤルコードを登録することにより、ダイヤル手段を
用いたDTMF制御が可能となる。
【0023】図7は、本発明をオフフック時の動作に適
用した場合の送信側ファクシミリの処理を示すフローチ
ャートである。ステップS30においては、まず回線を
閉じて発呼する。ステップS31ではキー入力があるま
で待ち、ステップS32においては、相手先ダイヤルが
入力されたか否かが判定される。そして判定結果が肯定
であればステップS33に移行し、入力コードを相手先
格納領域に書き込む。ステップS34においては、スタ
ートキーが押されたか否かが判定され、結果が否定であ
ればその他の処理を行うが、肯定であればステップS3
5に移行し、ステップS35においては、相手先格納領
域からコードを順に読み出す。ステップS38において
は、読み出されたコードがテンキーコードであるか否か
が判定され、判定結果が肯定であった場合にはステップ
S37に移行し、回線のダイヤル信号種別がDPである
か否かが判定される。そして、結果が肯定であればステ
ップS38に移行して、コードに対応するDP信号が回
線に送出される。またステップS37の判定結果が否定
であればステップS39に移行して、コードに対応する
DTMF(PB)信号が送出される。
【0024】ステップS40においては、コードの読み
出しが全て終了したか否かが判定され、結果が否定であ
ればステップS35に戻るが、肯定であれば通話状態
(接続待機状態)に移行する。ステップS36の判定の
結果、テンキーコード以外のコードが読み出された場合
にはステップS41に移行する。ステップS41におい
ては、読み出されたコードが”!”コードであるか否か
が判定され、結果が否定であればステップS42に移行
して、その他のコードに対応する処理を行うが、結果が
肯定であった場合には通話状態(接続待機状態)に移行
する。このような処理を行うことにより、例えばDTM
F手順コードが短縮ダイヤルリストに登録されている相
手先に電話をかけたい場合に、余分な信号の送出、ある
いは誤動作を防止できる。
【0025】図8は、本発明をオフフック時の動作に適
用した場合の送信側ファクシミリの処理の変形例を示す
フローチャートである。この実施例においては、SWと
いうフラグを用いて信号の種別を制御している。なお、
ステップS30からステップS34までは、図7の処理
と同一である。ステップS50にはステップS34より
移行し、回線の種別がDPであるか否かが判定される。
この回線種別は例えばパネルから予め設定されている。
そして、結果が肯定であればステップS51に移行して
フラグSWをDP(例えば0)にセットし、また結果が
否定であればステップS52に移行してSWをPB(例
えば1)にセットする。ステップS53においては、相
手先格納領域からコードを順に読み出す。ステップS5
4においては、読み出されたコードがテンキーコードで
あるか否かが判定され、判定結果が肯定であった場合に
はステップS55に移行し、フラグSWがDP(0)で
あるか否かが判定される。そして、結果が肯定であれば
ステップS56に移行して、コードに対応するDP信号
が回線に送出される。またステップS55の判定結果が
否定であればステップS57に移行して、コードに対応
するDTMF(PB)信号が送出される。
【0026】ステップS58においては、コードの読み
出しが全て終了したか否かが判定され、結果が否定であ
ればステップS53に戻るが、肯定であれば通話状態
(接続待機状態)に移行する。ステップS54の判定の
結果、テンキーコード以外のコードが読み出された場合
にはステップS59に移行する。ステップS59におい
ては、フラグSWをPB(1)にセットし、ステップS
60においては、所定の時間だけ動作を停止した後、ス
テップS58に移行する。このような処理を行うことに
より、例えばDTMF制御コードを短縮ダイヤルリスト
に登録しておけば、相手端末が応答したタイミングを見
計らってDTMF信号を自動送出可能となり、各種の遠
隔制御やボイスメールの受信等を自動的に実行すること
ができる。
【0027】図9は、DTMF手順による制御機能を有
するファクシミリ装置の受信側の動作を示すフローチャ
ートである。ファクシミリに着信すると、ステップS7
0においては、回線を閉じて応答する。ステップS71
においては、通常の手順に基づきCED、(NSF)、
(CSI)、DIS信号を送出する。ステップS72に
おいては、DTMF制御装置11にトーン検知動作の開
始を指示する。またステップS73においては、通信制
御部9にファクシミリ制御信号の検知を指示する。ステ
ップS74においては、DTMF信号を受信したか否か
が判定され、結果が肯定であればステップS77に移行
するが、否定であればステップS75に移行する。ステ
ップS75においては、ファクシミリ制御信号を受信し
たか否かを判定し、結果が肯定であればファクシミリ通
信制御部9に通信の継続を指示し通常の手順を実行す
る。またステップS75における判定結果が否定の場合
にはステップS76に移行し、所定の応答待ち期間が経
過したか否かが判定される。そして、判定結果が否定で
あればステップS74に戻るが、肯定であればファクシ
ミリ通信制御部9に通信終了を指示し、回線を開放す
る。
【0028】ステップS77においては、DTMF手順
制御に移行し、ステップS78においては、”*”コー
ドを受信したか否かが判定される。そして判定結果が肯
定であればステップS79に移行し、例えば2100H
zの確認トーン信号を送出する。ステップS80におい
ては、受信データを受信DTMF格納領域(バッファ)
に格納する。ステップS81においては、DTMF手順
の終了を意味する”*”または”#”の連続コードを受
信したか否かが判定され、結果が肯定であればステップ
S82に移行して確認トーン信号を送出する。その後、
受信DTMF信号のコマンド解析処理に移行し、DTM
F信号により指示された内容に従って後続する処理(例
えば中継同報)を行う。
【0029】ステップS81における判定結果が否定で
ある場合にはステップS83に移行し、DTMF制御装
置にトーン検知の継続を指示する。ステップS84にお
いては、DTMF信号を受信したか否かが判定され、結
果が肯定であればステップS80に移行するが、否定で
あればステップS85に移行する。ステップS85にお
いては、DTMF手順における所定の信号待ち時間が経
過したか否かが判定され、結果が否定であればステップ
S84に戻るが、結果が肯定であった場合にはファクシ
ミリ通信制御部9に通信終了を指示し、回線を開放す
る。以上のような処理により、受信側ファクシミリにお
いては、DTMF手順が実行された場合にも適切に動作
することができる。なおDTMF手順の途中で”*”コ
ードを受信した場合にも確認トーン信号を送出するよう
に処理を変更してもよい。
【0030】図10は、図9に示した受信側ファクシミ
リの動作の変形例の要部を示すフローチャートであり、
この変形例は図9の動作にステップS90および91の
処理を付け加えたものである。ステップS90には図9
のステップS77から移行し、図9のステップS85に
おいて監視するDTMF手順監視タイマ値を手動手順用
の比較的大きな値に設定する。そしてステップS78に
移行し、”*”コードが受信されたか否かが判定され、
結果が肯定である場合にはステップS91に移行する。
ステップS91においては、DTMF手順監視タイマ値
を自動手順用の比較的小さな値に設定する。最初に”
*”を受信した場合には、前述したように送信側のDT
MF送出が自動ダイヤルで行われていることを示すもの
であるので、この受信の有無によりタイマ値を適切な値
に制御することができる。
【0031】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。実施例においては、
DTMF手順の最初に”*”コードを送信して、送信側
が自動ダイヤルであることを通知する例を開示したが、
この”*”コードの送信は省略してもかまわない。DT
MF手順の制御用コードとして”!”、”$”を用いる
例を開示したが、コードの種類は任意である。DTMF
において指示される機能は任意であり、例えば親展送
信、親展ポーリング等も可能である。オフフック時の処
理については、図5、6の処理と同様に、相手装置から
の各種信号の受信機能を使用して、DTMF制御を行う
ようにすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、制御手段がコード
記憶手段から所定のコードを読み出した場合には、相手
装置からの所定の信号の受信を待って次の信号を送出す
ることにより、コード列の送出タイミングを相手装置の
動作と同期させることが可能となり、また相手装置から
の信号の有無により相手装置が信号を正しく受信してい
るか否かを判断できる。従って、信号を自動的にかつ確
実に伝送することができる。第2発明によれば、初めは
回線種別指定手段により指定されたダイヤル信号種別に
基づき回線に信号を送出し、所定のコードの読み出し以
降は多重周波信号に信号を送出するので、DP、PB、
デジタル信号など任意のダイヤル信号方式の回線におい
て、自動ダイヤルとその後の多重周波信号の送出とを同
一の装置で連続して実行可能となる。従って、利用者は
1回の操作を行うだけでダイヤルと多重周波信号の送出
を連続して実行することができ、操作性が向上する。第
3の発明によれば、制御手段はオフフック検出時には所
定のコード以降のコードを無視して何もしないので、オ
フフック時に不要な信号が送出されることがなくなり、
誤動作や雑音発生が防止される。第4の発明によれば、
制御手段はオフフック検出時に所定のコードを読み出し
た場合には、所定時間だけ待って次の信号を送出するよ
うに制御することにより、オフフック時においても信号
の送出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDTMF手順を実行する送信側ファク
シミリの機能を示す機能ブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】DTMF手順を含んだG3プロトコルを示す手
順図である。
【図4】実施例の動作の一例である中継同報動作を示す
説明図である。
【図5】本発明の送信側DTMF処理を示すフローチャ
ート1である。
【図6】本発明の送信側DTMF処理を示すフローチャ
ート2である。
【図7】オフフック時の送信側の処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】オフフック時の送信側の処理の変形例を示すフ
ローチャートである。
【図9】DTMF手順による制御機能を有するファクシ
ミリ装置の受信側の動作を示すフローチャートである。
【図10】受信側ファクシミリの動作の変形例の要部を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モ
デム、11…DTMF制御装置、12…網制御装置、1
3…システムバス
フロントページの続き (72)発明者 榊 浩亮 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 藤井 秀樹 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤル用コードおよびダイヤル用コー
    ド以外の所定のコードを入力するコード入力手段と、入
    力されたコード列を記憶するコード記憶手段と、相手装
    置から受信される所定の信号を監視する信号監視手段
    と、前記コード記憶手段からコードを読み出して、所定
    のコード以外のコードはそのまま出力し、所定のコード
    である場合には、相手装置から所定の信号が受信された
    ことを前記信号監視手段により検出するまで次の信号出
    力を待つ制御手段と、該制御手段からの出力コードに基
    づき、回線に信号を送出する信号送出手段とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 更に、回線のダイヤル信号種別を指定す
    る回線種別指定手段を備え、前記信号送出手段は、前記
    所定のコードが読み出されるまでは前記回線種別指定手
    段により指定された信号方式により信号を送出し、前記
    所定のコードの読み出し以降は多重周波信号により信号
    を送出することを特徴とする請求項1に記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 更に、オフフック検出手段を設け、前記
    制御手段は、前記オフフック検出手段がオフフックを検
    出した時には、前記所定のコード以降を無視することを
    特徴とする請求項1および2のいずれかに記載のファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 更に、オフフック検出手段を設け、前記
    制御手段は、前記オフフック検出手段がオフフックを検
    出した時には、前記所定のコードを所定時間だけ信号送
    出動作を停止する停止コードとみなすことを特徴とする
    請求項1および2のいずれかに記載のファクシミリ装
    置。
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