JPH08310252A - 電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載方法 - Google Patents
電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載方法Info
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- JPH08310252A JPH08310252A JP11849995A JP11849995A JPH08310252A JP H08310252 A JPH08310252 A JP H08310252A JP 11849995 A JP11849995 A JP 11849995A JP 11849995 A JP11849995 A JP 11849995A JP H08310252 A JPH08310252 A JP H08310252A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータルーム内部品の搭載方向を下側からの
一方向にし、かつ、一挙に搭載を可能として作業性の改
善を図る。 【構成】 部品載置フレーム８の上面にコントロールユ
ニット１１とモータ補機類１２，１３を固定すると共に
下面にモータユニット１５を仮り固定して予めユニット
アッセンブリ２０を構成し、ユニットアッセンブリ２０
をモータルーム１内に下側から挿入して部品載置フレー
ム８をブラケット２９，３０を介してサイドメンバ５，
５に締結固定して、モータユニット１５をモータマウン
ト２１，２２を介して車体に連結した後、モータユニッ
ト１５の仮り固定を外して該モータユニット１５を車体
に弾性支持することにより、搭載方向が下側からの一方
向となり、かつ、モータルーム内部品を一挙にモータル
ーム内に搭載することができる。
一方向にし、かつ、一挙に搭載を可能として作業性の改
善を図る。 【構成】 部品載置フレーム８の上面にコントロールユ
ニット１１とモータ補機類１２，１３を固定すると共に
下面にモータユニット１５を仮り固定して予めユニット
アッセンブリ２０を構成し、ユニットアッセンブリ２０
をモータルーム１内に下側から挿入して部品載置フレー
ム８をブラケット２９，３０を介してサイドメンバ５，
５に締結固定して、モータユニット１５をモータマウン
ト２１，２２を介して車体に連結した後、モータユニッ
ト１５の仮り固定を外して該モータユニット１５を車体
に弾性支持することにより、搭載方向が下側からの一方
向となり、かつ、モータルーム内部品を一挙にモータル
ーム内に搭載することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車のモータルー
ム内部品の搭載構造および搭載方法に関する。
ム内部品の搭載構造および搭載方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車にあっては、バッテリ電圧を
駆動モータや他の補機類へ給配電するコントロールユニ
ットが大型であるため、該コントロールユニットをモー
タルーム内に搭載するようにしている。
駆動モータや他の補機類へ給配電するコントロールユニ
ットが大型であるため、該コントロールユニットをモー
タルーム内に搭載するようにしている。
【０００３】コントロールユニットは前述のように大型
であると共に可成りの重量があるため、このコントロー
ルユニットをモータルーム内に搭載する場合、その取付
剛性を十分に確保する必要がある。
であると共に可成りの重量があるため、このコントロー
ルユニットをモータルーム内に搭載する場合、その取付
剛性を十分に確保する必要がある。
【０００４】そこで、従来は例えば実開昭５７−１３９
４３１号公報に示されているように、モータとトランス
アクスルからなるモータユニットの上方で、モータルー
ムの左右側部に前後方向に配設した強度骨格部材のサイ
ドメンバに跨って剛体構造とした部品搭載フレームを溶
接又はボルト・ナット締結等によって結合し、この部品
搭載フレームの上面にコントロールユニットとエアコン
プレッサ、パワーステアリングポンプ等のモータ補機類
を固定して集合的に搭載するようにしている。
４３１号公報に示されているように、モータとトランス
アクスルからなるモータユニットの上方で、モータルー
ムの左右側部に前後方向に配設した強度骨格部材のサイ
ドメンバに跨って剛体構造とした部品搭載フレームを溶
接又はボルト・ナット締結等によって結合し、この部品
搭載フレームの上面にコントロールユニットとエアコン
プレッサ、パワーステアリングポンプ等のモータ補機類
を固定して集合的に搭載するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】モータユニットにはア
クスルシャフトやサスペンションリンク等が連結されて
いるため、該モータユニットをエンジンルームの下側か
らサイドメンバを始めとする車体メンバに組付ける一
方、コントロールユニット、モータ補機類を両側のサイ
ドメンバ間に結合した部品搭載フレームの上面に取付け
るため、モータユニットとコントロールユニット、モー
タ補機類の組付けを上下２方向から行わなければなら
ず、組付治具や組付設備が大掛かりになってしまうこと
はもとより、作業工数が嵩んでコスト的に不利になって
しまう。
クスルシャフトやサスペンションリンク等が連結されて
いるため、該モータユニットをエンジンルームの下側か
らサイドメンバを始めとする車体メンバに組付ける一
方、コントロールユニット、モータ補機類を両側のサイ
ドメンバ間に結合した部品搭載フレームの上面に取付け
るため、モータユニットとコントロールユニット、モー
タ補機類の組付けを上下２方向から行わなければなら
ず、組付治具や組付設備が大掛かりになってしまうこと
はもとより、作業工数が嵩んでコスト的に不利になって
しまう。
【０００６】そこで、本発明はモータユニット、コント
ロールユニットおよびモータ補機類を一挙にエンジンル
ーム下側から組付けることができて、組付設備を簡単に
することができると共に作業工数を削減することができ
る電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載
方法を提供するものである。
ロールユニットおよびモータ補機類を一挙にエンジンル
ーム下側から組付けることができて、組付設備を簡単に
することができると共に作業工数を削減することができ
る電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載
方法を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の構造に
あっては、予め部品搭載フレームの上面にコントロール
ユニットおよびモータ補機類を固定すると共に下面にモ
ータとトランスアクスルからなるモータユニットを仮り
固定してユニットアッセンブリを構成し、該ユニットア
ッセンブリをモータルーム内に下側から挿入して前記部
品搭載フレームをブラケットを介してモータルーム両側
部のサイドメンバに締結固定して、前記モータユニット
をモータマウントを介して車体に弾性支持したことを特
徴としている。
あっては、予め部品搭載フレームの上面にコントロール
ユニットおよびモータ補機類を固定すると共に下面にモ
ータとトランスアクスルからなるモータユニットを仮り
固定してユニットアッセンブリを構成し、該ユニットア
ッセンブリをモータルーム内に下側から挿入して前記部
品搭載フレームをブラケットを介してモータルーム両側
部のサイドメンバに締結固定して、前記モータユニット
をモータマウントを介して車体に弾性支持したことを特
徴としている。
【０００８】請求項２にあっては、請求項１に記載のモ
ータユニットの下側に予め前、後モータマウントを介し
てセンターメンバを連結装着すると共に、モータユニッ
トの側部を側部モータマウントを介して部品搭載フレー
ムに連結し、部品搭載フレームをサイドメンバに締結固
定した状態でセンターメンバを車体の前後クロスメンバ
に締結固定すると共に、部品搭載フレームの側部モータ
マウントを支持するフレーム側マウントブラケットをサ
イドメンバに固設した車体側マウントブラケットに締結
固定したことを特徴としている。
ータユニットの下側に予め前、後モータマウントを介し
てセンターメンバを連結装着すると共に、モータユニッ
トの側部を側部モータマウントを介して部品搭載フレー
ムに連結し、部品搭載フレームをサイドメンバに締結固
定した状態でセンターメンバを車体の前後クロスメンバ
に締結固定すると共に、部品搭載フレームの側部モータ
マウントを支持するフレーム側マウントブラケットをサ
イドメンバに固設した車体側マウントブラケットに締結
固定したことを特徴としている。
【０００９】請求項３にあっては、請求項１，２に記載
の部品搭載フレームを支持するブラケットをサイドメン
バの上面に固設した車体側ブラケットと、部品搭載フレ
ームに固設したフレーム側ブラケットとで構成し、該フ
レーム側ブラケットを車体側ブラケットとサイドメンバ
の下面とに締結固定したことを特徴としている。
の部品搭載フレームを支持するブラケットをサイドメン
バの上面に固設した車体側ブラケットと、部品搭載フレ
ームに固設したフレーム側ブラケットとで構成し、該フ
レーム側ブラケットを車体側ブラケットとサイドメンバ
の下面とに締結固定したことを特徴としている。
【００１０】請求項４の発明の方法にあっては、予め部
品搭載フレームの上面にコントロールユニットおよびモ
ータ補機類を固定すると共に下面にモータとトランスア
クスルからなるモータユニットを仮り固定して構成した
ユニットアッセンブリを、エンジンルーム内に下側から
挿入して前記部品搭載フレームをブラケットを介してモ
ータルーム両側部のサイドメンバに締結固定する工程
と、部品搭載フレームのサイドメンバへの締結後にモー
タユニットをモータマウントを介して車体に連結する工
程と、モータユニットの車体への連結後に部品搭載フレ
ームとモータユニットとの仮り固定を外す工程とからな
ることを特徴としている。
品搭載フレームの上面にコントロールユニットおよびモ
ータ補機類を固定すると共に下面にモータとトランスア
クスルからなるモータユニットを仮り固定して構成した
ユニットアッセンブリを、エンジンルーム内に下側から
挿入して前記部品搭載フレームをブラケットを介してモ
ータルーム両側部のサイドメンバに締結固定する工程
と、部品搭載フレームのサイドメンバへの締結後にモー
タユニットをモータマウントを介して車体に連結する工
程と、モータユニットの車体への連結後に部品搭載フレ
ームとモータユニットとの仮り固定を外す工程とからな
ることを特徴としている。
【００１１】
【作用】請求項１によれば、ユニットアッセンブリをモ
ータルーム内に下側から挿入して部品搭載フレームをブ
ラケットを介してサイドメンバに締結固定することによ
って、コントロールユニットおよびモータ補機類とモー
タユニットとを一挙に一方向からモータルーム内に搭載
でき、しかも、モータユニットのモータマウントを介し
ての車体への連結作業を該モータユニットを部品搭載フ
レームに仮り固定したままの状態で行えるから作業性が
良く、これらモータルーム内部品の搭載作業工数を著し
く削減することができると共に、この搭載作業をユニッ
トアッセンブリをリフトアップする簡単なリフターを用
いて容易に行うことができる。
ータルーム内に下側から挿入して部品搭載フレームをブ
ラケットを介してサイドメンバに締結固定することによ
って、コントロールユニットおよびモータ補機類とモー
タユニットとを一挙に一方向からモータルーム内に搭載
でき、しかも、モータユニットのモータマウントを介し
ての車体への連結作業を該モータユニットを部品搭載フ
レームに仮り固定したままの状態で行えるから作業性が
良く、これらモータルーム内部品の搭載作業工数を著し
く削減することができると共に、この搭載作業をユニッ
トアッセンブリをリフトアップする簡単なリフターを用
いて容易に行うことができる。
【００１２】請求項２によれば、モータユニットの下側
に前、後モータマウントを介して予めセンターメンバを
連結してあると共に、モータユニットの側部を側部モー
タマウントを介して部品搭載フレームに連結してあるか
ら、モータユニットの車体への連結に際してはセンター
メンバを車体の前後クロスメンバに締結固定すると共
に、側部モータマウントを連結支持したフレーム側マウ
ントブラケットをサイドメンバに固設した車体側マウン
トメンバに締結固定するだけであるから、モータユニッ
トの車体への連結作業を容易に行うことができる。
に前、後モータマウントを介して予めセンターメンバを
連結してあると共に、モータユニットの側部を側部モー
タマウントを介して部品搭載フレームに連結してあるか
ら、モータユニットの車体への連結に際してはセンター
メンバを車体の前後クロスメンバに締結固定すると共
に、側部モータマウントを連結支持したフレーム側マウ
ントブラケットをサイドメンバに固設した車体側マウン
トメンバに締結固定するだけであるから、モータユニッ
トの車体への連結作業を容易に行うことができる。
【００１３】また、側部モータマウントはフレーム側マ
ウントブラケットと車体側マウントブラケットとによ
り、部品搭載フレームとサイドメンバとに両持ち支持さ
れるため、該側部モータマウントの支持剛性を高めるこ
とができる。
ウントブラケットと車体側マウントブラケットとによ
り、部品搭載フレームとサイドメンバとに両持ち支持さ
れるため、該側部モータマウントの支持剛性を高めるこ
とができる。
【００１４】請求項３によれば、部品搭載フレームを車
体側ブラケットとフレーム側ブラケットとによってサイ
ドメンバの上下面に連結して支持できるため、ユニット
アッセンブリの支持剛性を高めることができる。
体側ブラケットとフレーム側ブラケットとによってサイ
ドメンバの上下面に連結して支持できるため、ユニット
アッセンブリの支持剛性を高めることができる。
【００１５】請求項４によれば、ユニットアッセンブリ
を、モータルームの下側から一方向に搭載できて搭載作
業性を改善できると共に、モータユニットの車体への連
結後にモータユニットと部品搭載フレームとの仮り固定
を外すため、モータマウントの防振機能に些かも支障を
来すことはない。
を、モータルームの下側から一方向に搭載できて搭載作
業性を改善できると共に、モータユニットの車体への連
結後にモータユニットと部品搭載フレームとの仮り固定
を外すため、モータマウントの防振機能に些かも支障を
来すことはない。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【００１７】図１〜３において、１は左右のフードリッ
ジパネル２，２と後側のダッシュパネル３および前側の
ラジエータコアサポートパネル４とで囲繞されたモータ
ルームを示し、左右のフードリッジパネル２，２の下側
部には前後方向の強度骨格部材であるサイドメンバ５，
５を接合配置してあると共に、ラジエータコアサポート
パネル４の下側部およびダッシュパネル３の下側部には
車幅方向の強度骨格部材であるクロスメンバ６、サブフ
レーム（クロスメンバ）７を接合して、それぞれ前記サ
イドメンバ５，５に接続してある。
ジパネル２，２と後側のダッシュパネル３および前側の
ラジエータコアサポートパネル４とで囲繞されたモータ
ルームを示し、左右のフードリッジパネル２，２の下側
部には前後方向の強度骨格部材であるサイドメンバ５，
５を接合配置してあると共に、ラジエータコアサポート
パネル４の下側部およびダッシュパネル３の下側部には
車幅方向の強度骨格部材であるクロスメンバ６、サブフ
レーム（クロスメンバ）７を接合して、それぞれ前記サ
イドメンバ５，５に接続してある。
【００１８】８は部品搭載フレームを示し、前後一対の
丸パイプ材からなる車幅方向フレーム９，９と、これら
車幅方向フレーム９，９に跨って接合した左右一対の前
後方向フレーム１０，１０とで構成してある。
丸パイプ材からなる車幅方向フレーム９，９と、これら
車幅方向フレーム９，９に跨って接合した左右一対の前
後方向フレーム１０，１０とで構成してある。
【００１９】前後方向フレーム１０，１０はパネル材を
矩形波状に曲折して成形してあり、これら前後方向フレ
ーム１０，１０の山部上面にコントロールユニット１１
およびエアコンコンプレッサ１２、パワーステアリング
ポンプ１３等のモータ補機類を予めボルト・ナット１４
固定してある。
矩形波状に曲折して成形してあり、これら前後方向フレ
ーム１０，１０の山部上面にコントロールユニット１１
およびエアコンコンプレッサ１２、パワーステアリング
ポンプ１３等のモータ補機類を予めボルト・ナット１４
固定してある。
【００２０】コントロールユニット１１は左右両側の前
後方向フレーム１０，１０に跨って固定してあり、エア
コンコンプレッサ１２は一側の前後方向フレーム１０
に、およびパワーステアリングポンプ１３は他側の前後
方向フレーム１０に固定してある。
後方向フレーム１０，１０に跨って固定してあり、エア
コンコンプレッサ１２は一側の前後方向フレーム１０
に、およびパワーステアリングポンプ１３は他側の前後
方向フレーム１０に固定してある。
【００２１】１５はモータ１６とトランスアクスル１７
とからなるモータユニットを示し、モータ１６の側部上
面とトランスアクスル１７の側部上面にはそれぞれボス
部１８を突設してあって、このモータユニット１５も予
めボス部１８を左右両側の前後方向フレーム１０，１０
の谷部下面に重合してボルト１９により仮り固定し、こ
れら部品搭載フレーム８に予め固定したコントロールユ
ニット１１、モータ補機類１２，１３およびモータユニ
ット１５等でユニットアッセンブリ２０を構成してい
る。
とからなるモータユニットを示し、モータ１６の側部上
面とトランスアクスル１７の側部上面にはそれぞれボス
部１８を突設してあって、このモータユニット１５も予
めボス部１８を左右両側の前後方向フレーム１０，１０
の谷部下面に重合してボルト１９により仮り固定し、こ
れら部品搭載フレーム８に予め固定したコントロールユ
ニット１１、モータ補機類１２，１３およびモータユニ
ット１５等でユニットアッセンブリ２０を構成してい
る。
【００２２】モータユニット１５の下側には予め公知の
円筒状防振ブッシュタイプの前、後モータマウント２
１，２１を介してセンターメンバ２３を連結装着してあ
ると共に、モータユニット１５の側部、具体的にはトラ
ンスアクスル１７の端部を同様に円筒状防振ブッシュタ
イプの側部モータマウント２２を介して一側の前後方向
フレーム１０に連結してある。
円筒状防振ブッシュタイプの前、後モータマウント２
１，２１を介してセンターメンバ２３を連結装着してあ
ると共に、モータユニット１５の側部、具体的にはトラ
ンスアクスル１７の端部を同様に円筒状防振ブッシュタ
イプの側部モータマウント２２を介して一側の前後方向
フレーム１０に連結してある。
【００２３】前、後モータマウント２１，２１はモータ
１６の前後側面に突設したモータ側マウントブラケット
２４とセンターメンバ２３に立設したメンバ側マウント
ブラケット２５とに連結してある。
１６の前後側面に突設したモータ側マウントブラケット
２４とセンターメンバ２３に立設したメンバ側マウント
ブラケット２５とに連結してある。
【００２４】側部モータマウント２２はトランスアクス
ル１７の端部に突設したトランスアクスル側マウントブ
ラケット２６と前後方向フレーム１０の下面に接合した
フレーム側マウントブラケット２７とに連結してある。
ル１７の端部に突設したトランスアクスル側マウントブ
ラケット２６と前後方向フレーム１０の下面に接合した
フレーム側マウントブラケット２７とに連結してある。
【００２５】このフレーム側マウントブラケット２７は
前後方向フレーム１０の側方に張り出して配設してあっ
て、後述する車体側マウントブラケット２８にボルト・
ナットにより連結固定するようにしてある。
前後方向フレーム１０の側方に張り出して配設してあっ
て、後述する車体側マウントブラケット２８にボルト・
ナットにより連結固定するようにしてある。
【００２６】部品搭載フレーム８の車幅方向フレーム
９，９の各両側端部には後述する車体側ブラケット３０
およびサイドメンバ５，５の下面に締結固定されるフレ
ーム側ブラケット２９を接合配置してある一方、両側の
サイドメンバ５，５の各上面にはこれらフレーム側ブラ
ケット２９に対応して車体側ブラケット３０をボルト・
ナット３１固定してあると共に、一方のサイドメンバ５
の上面の車体側ブラケット３０，３０間には前記フレー
ム側マウントブラケット２７に対応して車体側マウント
ブラケット２８をボルト・ナット３１固定してある。
９，９の各両側端部には後述する車体側ブラケット３０
およびサイドメンバ５，５の下面に締結固定されるフレ
ーム側ブラケット２９を接合配置してある一方、両側の
サイドメンバ５，５の各上面にはこれらフレーム側ブラ
ケット２９に対応して車体側ブラケット３０をボルト・
ナット３１固定してあると共に、一方のサイドメンバ５
の上面の車体側ブラケット３０，３０間には前記フレー
ム側マウントブラケット２７に対応して車体側マウント
ブラケット２８をボルト・ナット３１固定してある。
【００２７】ユニットアッセンブリ２０のモータルーム
１内への搭載に際しては、該ユニットアッセンブリ２０
を図外のリフター等に載置してモータルーム１の下側の
所定位置でユニットアッセンブリ２０をリフトアップし
てモータルーム１内に挿入する。
１内への搭載に際しては、該ユニットアッセンブリ２０
を図外のリフター等に載置してモータルーム１の下側の
所定位置でユニットアッセンブリ２０をリフトアップし
てモータルーム１内に挿入する。
【００２８】このユニットアッセンブリ２０のリフトア
ップにより部品搭載フレーム８のフレーム側ブラケット
２９がサイドメンバ５，５の上面に固設した車体側ブラ
ケット３０に当接すると共に、該フレーム側ブラケット
２９がサイドメンバ５，５の下面に当接するようになる
から、これらフレーム側ブラケット２９と車体側ブラケ
ット３０をボルト・ナット３２により締結固定すると共
に、フレーム側ブラケット２９をサイドメンバ５，５の
下面にボルト・ナット３２により締結固定する。
ップにより部品搭載フレーム８のフレーム側ブラケット
２９がサイドメンバ５，５の上面に固設した車体側ブラ
ケット３０に当接すると共に、該フレーム側ブラケット
２９がサイドメンバ５，５の下面に当接するようになる
から、これらフレーム側ブラケット２９と車体側ブラケ
ット３０をボルト・ナット３２により締結固定すると共
に、フレーム側ブラケット２９をサイドメンバ５，５の
下面にボルト・ナット３２により締結固定する。
【００２９】これにより、部品搭載フレーム８がサイド
メンバ５，５にしっかりと結合され、モータユニット１
５を部品搭載フレーム８の下面に仮り固定した状態でコ
ントロールユニット１１、モータ補機類１２，１３と共
にモータルーム１内に下方から一挙に搭載することがで
きる。
メンバ５，５にしっかりと結合され、モータユニット１
５を部品搭載フレーム８の下面に仮り固定した状態でコ
ントロールユニット１１、モータ補機類１２，１３と共
にモータルーム１内に下方から一挙に搭載することがで
きる。
【００３０】部品搭載フレーム８をサイドメンバ５，５
に締結固定した状態では、フレーム側マウントブラケッ
ト２７がサイドメンバ５の上面に固設した車体側マウン
トブラケット２８に当接すると共に、センターメンバ２
３がファーストクロスメンバ６とサブフレーム７に当接
するから、これらフレーム側マウントブラケット２７と
車体側マウントブラケット２８とをボルト・ナット３２
により締結固定すると共に、センターメンバ２３をファ
ーストクロスメンバ６とサブフレーム７とにボルト・ナ
ット３２により締結固定する。
に締結固定した状態では、フレーム側マウントブラケッ
ト２７がサイドメンバ５の上面に固設した車体側マウン
トブラケット２８に当接すると共に、センターメンバ２
３がファーストクロスメンバ６とサブフレーム７に当接
するから、これらフレーム側マウントブラケット２７と
車体側マウントブラケット２８とをボルト・ナット３２
により締結固定すると共に、センターメンバ２３をファ
ーストクロスメンバ６とサブフレーム７とにボルト・ナ
ット３２により締結固定する。
【００３１】これにより、モータユニット１５の車体へ
の連結が行われるから、モータユニット１５のボス部１
８と部品搭載フレーム８とを締結しているボルト１９を
外してもモータユニット１５の仮り固定を解除すること
によって、該モータユニット１５の荷重を前、後モータ
マウント２１，２１および側部モータマウント２４を介
して車体側へ負担させ、モータユニット１５を適正に車
体に弾性支持させることができる。
の連結が行われるから、モータユニット１５のボス部１
８と部品搭載フレーム８とを締結しているボルト１９を
外してもモータユニット１５の仮り固定を解除すること
によって、該モータユニット１５の荷重を前、後モータ
マウント２１，２１および側部モータマウント２４を介
して車体側へ負担させ、モータユニット１５を適正に車
体に弾性支持させることができる。
【００３２】このように本実施例によれば、コントロー
ルユニット１１、モータ補機類１２，１３と、モータユ
ニット１５とを部品搭載フレーム８にサブアッセンブリ
してあって、モータルーム１の下方より一挙に搭載で
き、かつ、モータユニット１５のモータマウント２１，
２２を介しての車体への連結作業を該モータユニット１
５を部品搭載フレーム８に仮り固定したままの状態で行
えるから作業性が良く、モータルーム内部品の搭載作業
性を大幅に改善することができる。
ルユニット１１、モータ補機類１２，１３と、モータユ
ニット１５とを部品搭載フレーム８にサブアッセンブリ
してあって、モータルーム１の下方より一挙に搭載で
き、かつ、モータユニット１５のモータマウント２１，
２２を介しての車体への連結作業を該モータユニット１
５を部品搭載フレーム８に仮り固定したままの状態で行
えるから作業性が良く、モータルーム内部品の搭載作業
性を大幅に改善することができる。
【００３３】とりわけ、本実施例にあってはモータユニ
ット１５の下側に前、後モータマウント２１，２１を介
して予めセンターメンバ２３を連結装着し、モータユニ
ット１５の側部を側部モータマウント２２を介して部品
搭載フレーム８に連結してあるから、モータユニット１
５の車体への連結に際してはセンターメンバ２３をファ
ーストクロスメンバ６とサブフレーム７に締結固定する
と共に、側部モータマウント２２を連結支持したフレー
ム側マウントブラケット２７をサイドメンバ５に固設し
た車体側マウントブラケット２８に締結固定するだけで
よいから、モータユニット１５の車体への連結作業も容
易に行うことができる。
ット１５の下側に前、後モータマウント２１，２１を介
して予めセンターメンバ２３を連結装着し、モータユニ
ット１５の側部を側部モータマウント２２を介して部品
搭載フレーム８に連結してあるから、モータユニット１
５の車体への連結に際してはセンターメンバ２３をファ
ーストクロスメンバ６とサブフレーム７に締結固定する
と共に、側部モータマウント２２を連結支持したフレー
ム側マウントブラケット２７をサイドメンバ５に固設し
た車体側マウントブラケット２８に締結固定するだけで
よいから、モータユニット１５の車体への連結作業も容
易に行うことができる。
【００３４】また、側部モータマウント２２をフレーム
側マウントブラケット２７と車体側マウントブラケット
２８とにより、部品搭載フレーム８とサイドメンバ５と
に両持ち支持できるため、該側部モータマウント２２の
支持剛性を高めることもできる。
側マウントブラケット２７と車体側マウントブラケット
２８とにより、部品搭載フレーム８とサイドメンバ５と
に両持ち支持できるため、該側部モータマウント２２の
支持剛性を高めることもできる。
【００３５】更には、ユニットアッセンブリ２０をサイ
ドメンバ５，５に結合するブラケットを車体側ブラケッ
ト３０とフレーム側ブラケット２９とで２股状として、
サイドメンバ５，５の上下面に結合してサイドメンバ
５，５への荷重分散を良好に行えるようにしてあるた
め、該ユニットアッセンブリ２０の支持剛性を高めるこ
とができる。
ドメンバ５，５に結合するブラケットを車体側ブラケッ
ト３０とフレーム側ブラケット２９とで２股状として、
サイドメンバ５，５の上下面に結合してサイドメンバ
５，５への荷重分散を良好に行えるようにしてあるた
め、該ユニットアッセンブリ２０の支持剛性を高めるこ
とができる。
【００３６】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。
奏せられる。
【００３７】請求項１によれば、ユニットアッセンブリ
をモータルーム内に下側から挿入して部品搭載フレーム
をブラケットを介してサイドメンバに締結固定すること
によって、コントロールユニットおよびモータ補機類と
モータユニットとを一挙に下方からモータルーム内に搭
載することができ、しかも、モータユニットのモータマ
ウントを介しての車体への連結作業を該モータユニット
を部品搭載フレームに仮り固定したままの状態で行える
から作業性が良く、これらモータルーム内部品の搭載作
業工数を大幅に削減することができる。
をモータルーム内に下側から挿入して部品搭載フレーム
をブラケットを介してサイドメンバに締結固定すること
によって、コントロールユニットおよびモータ補機類と
モータユニットとを一挙に下方からモータルーム内に搭
載することができ、しかも、モータユニットのモータマ
ウントを介しての車体への連結作業を該モータユニット
を部品搭載フレームに仮り固定したままの状態で行える
から作業性が良く、これらモータルーム内部品の搭載作
業工数を大幅に削減することができる。
【００３８】また、ユニットアッセンブリの搭載は例え
ばリフターを用いて行うことができるから、設備を簡単
にすることができ、前記作業性が向上することと相俟っ
て大幅なコストダウンを実現することができる。
ばリフターを用いて行うことができるから、設備を簡単
にすることができ、前記作業性が向上することと相俟っ
て大幅なコストダウンを実現することができる。
【００３９】更に、ユニットアッセンブリをモータルー
ム内に下側よりリフトアップして搭載方向を一方向とし
て作業を単純化することができるため、ロボットによる
搭載作業の自動化を容易に行えて生産性を高めることが
できる。
ム内に下側よりリフトアップして搭載方向を一方向とし
て作業を単純化することができるため、ロボットによる
搭載作業の自動化を容易に行えて生産性を高めることが
できる。
【００４０】請求項２によれば、モータユニットの下側
に前、後モータマウントを介して予めセンターメンバを
連結してあると共に、モータユニットの側部を側部モー
タマウントを介して部品搭載フレームに連結してあるか
ら、モータユニットの車体への連結に際してはセンター
メンバを車体の前後クロスメンバに締結固定すると共
に、側部モータマウントを連結支持したフレーム側マウ
ントブラケットをサイドメンバに固設した車体側マウン
トメンバに締結固定するだけでよいから、モータユニッ
トの車体への連結作業を容易に行うことができる。
に前、後モータマウントを介して予めセンターメンバを
連結してあると共に、モータユニットの側部を側部モー
タマウントを介して部品搭載フレームに連結してあるか
ら、モータユニットの車体への連結に際してはセンター
メンバを車体の前後クロスメンバに締結固定すると共
に、側部モータマウントを連結支持したフレーム側マウ
ントブラケットをサイドメンバに固設した車体側マウン
トメンバに締結固定するだけでよいから、モータユニッ
トの車体への連結作業を容易に行うことができる。
【００４１】また、側部モータマウントはフレーム側マ
ウントブラケットと車体側マウントブラケットとによ
り、部品搭載フレームとサイドメンバとに両持ち支持さ
れるため、該側部モータマウントの支持剛性を高めるこ
とができる。
ウントブラケットと車体側マウントブラケットとによ
り、部品搭載フレームとサイドメンバとに両持ち支持さ
れるため、該側部モータマウントの支持剛性を高めるこ
とができる。
【００４２】請求項３によれば、部品搭載フレームを車
体側ブラケットとフレーム側ブラケットとによってサイ
ドメンバの上下面に連結して支持できるため、ユニット
アッセンブリの支持剛性を高めることができる。
体側ブラケットとフレーム側ブラケットとによってサイ
ドメンバの上下面に連結して支持できるため、ユニット
アッセンブリの支持剛性を高めることができる。
【００４３】請求項４によれば、ユニットアッセンブリ
をモータルームの下側から一方向に搭載できて搭載作業
性を改善できると共に、モータユニットの車体への連結
後にモータユニットと部品搭載フレームとの仮り固定を
外すため、モータマウントの防振機能に些かも支障を来
すことがなく、搭載作業を適確かつ迅速に行うことがで
きる。
をモータルームの下側から一方向に搭載できて搭載作業
性を改善できると共に、モータユニットの車体への連結
後にモータユニットと部品搭載フレームとの仮り固定を
外すため、モータマウントの防振機能に些かも支障を来
すことがなく、搭載作業を適確かつ迅速に行うことがで
きる。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図３】ユニットアッセンブリの側面図。
１ モータルーム ５ サイドメンバ ６，７ クロスメンバ ８ 部品搭載フレーム １１ コントロールユニット １２，１３ モータ補機類 １５ モータユニット １６ モータ １７ トランスアクスル ２０ ユニットアッセンブリ ２１ 前、後モータマウント ２２ 側部モータマウント ２３ センターメンバ ２７ フレーム側マウントブラケット ２８ 車体側マウントブラケット ２９ フレーム側ブラケット ３０ 車体側ブラケット
Claims (4)
- 【請求項１】 予め部品搭載フレームの上面にコントロ
ールユニットおよびモータ補機類を固定すると共に下面
にモータとトランスアクスルからなるモータユニットを
仮り固定してユニットアッセンブリを構成し、該ユニッ
トアッセンブリをモータルーム内に下側から挿入して前
記部品搭載フレームをブラケットを介してモータルーム
両側部のサイドメンバに締結固定して、前記モータユニ
ットをモータマウントを介して車体に弾性支持したこと
を特徴とする電気自動車のモータルーム内部品搭載構
造。 - 【請求項２】 モータユニットの下側に予め前、後モー
タマウントを介してセンターメンバを連結装着すると共
に、モータユニットの側部を側部モータマウントを介し
て部品搭載フレームに連結し、部品搭載フレームをサイ
ドメンバに締結固定した状態でセンターメンバを車体の
前後クロスメンバに締結固定すると共に、部品搭載フレ
ームの側部モータマウントを支持するフレーム側マウン
トブラケットをサイドメンバに固設した車体側マウント
ブラケットに締結固定したことを特徴とする請求項１記
載の電気自動車のモータルーム内部品搭載構造。 - 【請求項３】 部品搭載フレームを支持するブラケット
をサイドメンバの上面に固設した車体側ブラケットと、
部品搭載フレームに固設したフレーム側ブラケットとで
構成し、該フレーム側ブラケットを車体側ブラケットと
サイドメンバの下面とに締結固定したことを特徴とする
請求項１，２記載の電気自動車のモータルーム内部品搭
載構造。 - 【請求項４】 予め部品搭載フレームの上面にコントロ
ールユニットおよびモータ補機類を固定すると共に下面
にモータとトランスアクスルからなるモータユニットを
仮り固定して構成したユニットアッセンブリを、エンジ
ンルーム内に下側から挿入して前記部品搭載フレームを
ブラケットを介してモータルームの両側部のサイドメン
バに締結固定する工程と、部品搭載フレームのサイドメ
ンバへの締結後にモータユニットをモータマウントを介
して車体に連結する工程と、モータユニットの車体への
連結後に部品搭載フレームとモータユニットとの仮り固
定を外す工程とからなることを特徴とする電気自動車の
モータルーム内部品搭載方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849995A JPH08310252A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849995A JPH08310252A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310252A true JPH08310252A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14738189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11849995A Pending JPH08310252A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 電気自動車のモータルーム内部品搭載構造および搭載方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08310252A (ja) |
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-
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- 1995-05-17 JP JP11849995A patent/JPH08310252A/ja active Pending
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