JPH08307897A - テレビジョン信号記録装置 - Google Patents
テレビジョン信号記録装置Info
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- JPH08307897A JPH08307897A JP7129680A JP12968095A JPH08307897A JP H08307897 A JPH08307897 A JP H08307897A JP 7129680 A JP7129680 A JP 7129680A JP 12968095 A JP12968095 A JP 12968095A JP H08307897 A JPH08307897 A JP H08307897A
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Abstract
路の構成の簡略化。 【構成】 図の1フレーム10トラック分の画像付随デ
ータ記録領域において、A〜E及びF1〜F5のメイン
パック以外のオプショナルパックの記録については、1
トラック39個のパックを他のトラックにも反復記録す
る構成とする。この場合、1トラックにおいて必要なオ
プショナルデータを記録して余ったエリアには無情報の
ダミーパックを記録する。これにより、オプショナルデ
ータ記録の際の規約「記録オプショナルデータ中におけ
るNO INFOパックの介在の禁止」を充足しつつ反
復記録を行うことができ、付随データ記録回路のオプシ
ョナルデータ処理量は1トラック分に低減されるので、
その回路構成を簡略化できる。メーカーズオプショナル
パックが記録されるトラックには、メーカーズオプショ
ナルデータを表すアイテムを有するダミーパックを用い
る。
Description
録するための装置に関し、特に、画像データ及び音声デ
ータの他に様々な付随データを記録できるようにしたテ
レビジョン信号記録装置に関する。
を能率良く高品質に記録再生するための記録再生装置と
して、画像信号を4:1:1フォーマットでサンプリン
グしてディジタル化した後、DCT変換及び可変長符号
化等の処理によりデータ圧縮して記録を行う画像圧縮記
録方式ディジタルVTRが提案されており、近々実用化
される予定である。そして、このディジタルVTRで
は、1フレーム分のデータを10個のトラックを使用し
て記録する構成が採用されている。
を記録再生するためのディジタルVTRとしても、同様
の処理を行って記録を行うようにしたものが提案されて
いる。このSECAM方式用の画像圧縮記録方式ディジ
タルVTRでは、画像信号が4:2:0フォーマットで
サンプリングされた後AD変換され、1フレーム分のデ
ータは12個のトラックを使用して記録されるが、その
具体的データフォーマットの多くは、上記のNTSC方
式用ディジタルVTRにおけるデータフォーマットとの
共通化が図られている。
の持つ特徴の1つとして付随データの記録を挙げること
ができる。即ち、これらのディジタルVTRにおいて
は、テープの記録トラック上の音声データ記録領域及び
ビデオデータ記録領域に、それぞれ音声付随データを記
録するエリア及びビデオ付随データを記録するエリアが
設けられ、更に、これらの記録領域とは別に主に検索用
の付随データを記録するためのサブコード領域が設けら
れている。そして、これらの領域に記録される不随デー
タは、その基本構造が5バイトを単位とした共通構造に
されると共に、各5バイトの単位には、そこに格納され
るデータ内容を表すヘッダーデータを内蔵させておくこ
とにより、多種多様な不随データの記録を可能としてい
る。
タルVTRでは多種多様な付随データを記録できるよう
に構成されており、特に、ビデオデータ記録領域には十
分な量の付随データを記録できるように記録容量の大き
い付随データ記録エリアが設けられている。ところで、
このような記録容量の大きいエリアを設けた場合、大量
の付随データを記録出来る反面、この付随データを記録
するための回路構成及び再生するための回路構成も大規
模なものとならざるをえないという問題がある。本発明
は、以上のような点を考慮して、より小規模の記録回路
及び再生回路を用いて付随データの記録再生を可能とし
たものである。
いてテレビジョン信号の記録を行うテレビジョン信号記
録装置であって、入力されたテレビジョン信号から画像
データを生成する生成手段と、該画像データに関する付
随的データであって、基本的データと追加的データとか
らなる付随データを生成する付随データ生成手段と、記
録媒体を走査することにより、テレビジョン信号の1フ
レームにつき複数個の記録トラックを記録媒体に形成
し、かつ、該複数個の記録トラックの個々の記録トラッ
ク内に設けられる画像データ記録エリア、基本的データ
記録エリア、及び追加的データ記録エリアに、それぞ
れ、前記画像データ、基本的データ、及び追加的データ
を記録する記録手段と、を備え、かつ、1個の記録トラ
ック内に設けられる追加的データ記録エリアの記録容量
と等しいデータ量を有する追加的データを、1フレーム
における複数の記録トラックのそれぞれの追加的データ
記録エリアに反復して記録するものである。
する記録トラック内の各追加的データ記録エリアに同一
のデータ内容からなる追加的データを記録するように構
成するのが望ましい。また、付随データを、アイテムコ
ードを有する一定バイト量のパックを単位として構成
し、かつ、1個の記録トラック内の追加的データ記録エ
リアに記録される追加的データを、記録すべき追加的デ
ータの内容を表すパックとダミーパックとから構成する
のが好適である。そして、ダミーパックとしては、アイ
テムコード以外の全てのデータ部の値が“1”であるパ
ックを用いることができる。
ちの追加的データが、1フレームを構成する複数のトラ
ックにおける各追加的データ記録エリアに1トラック周
期で反復記録される。追加的データを記録して余った1
つのトラック内の追加的データ記録エリアにはダミーパ
ックが記録される。
について、特にNTSC方式用ディジタルVTRを中心
に以下の項目に従って順次説明する。 1.ディジタルVTRの記録フォーマット (1) ITIエリア (2) AUDIOエリア (3) VIDEOエリア (4) SUBCODEエリア (5) ID部の構造 (6) パックの構造及び種類 (7) 付随情報記録エリアの構造 (8) アプリケーションIDシステム 2.ディジタルVTRの記録回路 3.ディジタルVTRの再生回路 4.付随データの記録再生 (1) VAUXパックデータの記録 (2) AAUXパックデータの記録 (3) SUBCODEデータの記録 (4) パックデータの再生処理
録フォーマットを図13に示す。この図において、トラ
ックの両端にはマージンが設けられる。そして、その内
側には記録始端側から、アフレコを確実に行うためのI
TIエリア、音声信号を記録するAUDIOエリア、画
像信号を記録するVIDEOエリア、副次的データを記
録するためのSUBCODEエリアが設けられる。なお
各エリアの間には、エリア確保のためのインターブロッ
クギャップ(IBG)が設けられる。
細を説明する。 (1) ITIエリア ITIエリアは図13の拡大部分に示されているよう
に、1400ビットのプリアンブル、1830ビットの
SSA(Start−Sync Block Are
a)、90ビットのTIA(Track Inform
ation Area)及び280ビットのポストアン
ブルから構成されている。
ランイン等の機能を持ち、ポストアンブルはマージンを
稼ぐための役割を持つ。そして、SSA及びTIAは、
30ビットのブロックデータを単位として構成されてお
り、各ブロックデータの先頭10ビットには所定のSY
NCパターン(ITI−SYNC)が記録される。
部分には、SSAにおいては主にSYNCブロック番号
(0〜60)が記録され、また、TIAにおいては主に
3ビットのAPT情報(APT2〜APO)、記録モー
ドを識別するSP/LPフラグ、及びサーボシステムの
基準フレームを示すPFフラグが記録される。なお、A
PTはトラック上のデータ構造を規定するIDデータで
あり、このディジタルVTRでは値「000」をとる。
アにはコード長の短いシンクブロックが磁気テープ上の
固定された位置に多数記録されているので、再生データ
から例えばSSAの61番目のSYNCパターンが検出
された位置をトラック上のアフレコ位置を規定する基準
として使用することにより、アフレコ時に書換えられる
位置を高精度に規定し、良好なアフレコを行うことがで
きる。なお、このディジタルVTRは、後述するように
外の種々のディジタル信号記録再生装置へ容易に商品展
開できるように設計されているが、どのようなディジタ
ル信号記録再生装置においても特定のエリアのデータの
書換えは必要となるので、このトラック入口側のITI
エリアは必ず設けられている。
に、その前後にプリアンブルとポストアンブルを有して
おり、プリアンブルはPLL引き込み用のランアップ、
及びオーディオSYNCブロックの前検出のためのプリ
SYNCから構成されている。また、ポストアンブル
は、オーディオエリアの終了を確認するためのポストS
YNCと、ビデオデータアフレコ時にオーディオエリア
を保護するためのガードエリアとから構成されている。
の各SYNCブロックは、図14の(1)及び(2)に
示すように構成され、プリSYNCはSYNCブロック
2個から、ポストSYNCはSYNCブロック1個から
構成されている。そして、プリSYNCの6バイト目に
は、SP/LPの識別バイトが記録される。これはFF
hでSP、00hでLPを表し、前述のITIエリアに
記録されたSP/LPフラグが読み取り不可の時にはこ
のプリSYNCのSP/LPの識別バイトの値が採用さ
れる。
リアに記録されるオーディオデータは次のようにして生
成される。まず、記録すべき1トラック分の音声信号
は、AD変換及びシャフリングを施された後フレーミン
グが行われ、更にパリティを付加される。このフレーミ
ングを行ってパリティを付加したフォーマットを図15
の(1)に示す。この図において、72バイトのオーデ
ィオデータの先頭に5バイトの音声付随データ(これを
AAUXデータと言う)を付加して1ブロック77バイ
トのデータを形成し、これを垂直に9ブロック積み重ね
てフレーミングを行い、これに8ビットの水平パリティ
C1とブロック5個分に相当すると垂直パリティC2と
が付加される。
ブロック単位で読み出されて、各ブロックの先頭側に3
バイトのIDを付加され、更に、記録変調回路において
2バイトのSYNC信号を挿入されて、図15の(2)
に示されるようなデータ長90バイトの1SYNCブロ
ックの信号へ成形される。そして、この信号がテープに
記録される。
ディオエリアと同様のプリアンブル及びポストアンブル
を持つ。但し、ガードエリアがより長く形成されている
点でオーディオエリアのものと異なっている。これらの
アンブルエリアに挟まれたビデオデータは次のようにし
て生成される。
場合、Y信号は13.5MHzのサンプル周波数で、ま
た、色差信号はその1/4の周波数で、それぞれAD変
換され、このAD変換出力から1フレーム分の有効走査
エリアのデータを抽出する。この1フレーム分の抽出デ
ータは、Y信号のAD変換出力(DY)については、水
平方向720サンプル、垂直方向480ラインで構成さ
れ、また、R−Y信号のAD変換出力(DR)及びB−
Y信号のAD変換出力(DB)については、それぞれ水
平方向180サンプル、垂直方向480ラインで構成さ
れる。そしてこれらの抽出データは、水平方向8サンプ
ル、垂直方向8ラインのブロックに分割される。このブ
ロッキング処理を1フレーム分のDYについて示すと図
16の(1)のようになる。
ても行い、図の(2)に示されるような1フレーム分の
ブロッキングされたデータを得る。但し、色差信号の場
合、この図における右端部分のブロックは水平方向4サ
ンプルしかないので、上下に隣接する2個のブロックを
まとめて1個のブロックとする。以上のブロッキング処
理によって1フレームにつきDY、DR、DBで合計8
100個の8サンプル×8ラインのブロックが形成され
る。なお、この水平方向8サンプル、垂直方向8ライン
で構成されるブロックをDCTブロックと言う。
を所定のシャフリングパターンに従ってシャフリングし
た後、DCTブロック単位でDCT変換し、続いて量子
化及び可変長符号化を行う。ここで、量子化ステップは
30DCTブロック毎に設定され、この量子化ステップ
の値は、30個のDCTブロックを量子化して可変長符
号化した出力データの総量が所定値以下となるように設
定される。即ち、ビデオデータを、DCTブロック30
個ごとに固定長化する。このDCTブロック30個分の
データをバッファリングユニットと言う。
いて、その1トラック分のデータ毎にビデオ付随データ
(これをVAUXデータと言う)と共にフレーミングを
施し、その後、誤り訂正符号を付加する。このフレーミ
ングを施して誤り訂正符号を付加した状態のフォーマッ
トを図17に示す。
それぞれが1個のバッファリングユニットを表す。そし
て、1個のバッファリングユニットは、図18の(1)
に示すように垂直方向に5つのブロックに分割された構
造を有し、各ブロックは77バイトのデータ量を持つ。
また、各ブロックの先頭側の1バイトには量子化に関す
るパラメータを格納するエリアQが設けられる。
アにビデオデータが格納される。そして、図17に示さ
れているように、これらの垂直方向に27個配置された
バッファリングユニットの上部には上記のバッファリン
グユニット内のブロック2個分に相当するVAUXデー
タα及びβが配置されると共に、その下部にはブロック
1個分に相当するVAUXデータγが配置され、これら
のフレーミングされたデータに対して8バイトの水平パ
リティC1及びブロック11個分に相当する垂直パリテ
ィC2が付加される。
ブロック単位で読み出されて各ブロックの先頭側に3バ
イトのID信号を付加され、更に、記録変調回路におい
て2バイトのSYNC信号が挿入される。これにより、
ビデオデータのブロックについては図18の(2)に示
されるようなデータ量90バイトの1SYNCブロック
の信号が形成され、また、VAUXデータのブロックに
ついては同図の(3)に示されるような1SYNCブロ
ックの信号が形成される。この1SYNCブロック毎の
信号が順次テープに記録される。
では、1トラック分のビデオデータを表わす27個のバ
ッファリングユニットはDCTブロック810個分のデ
ータを有するので、1フレーム分のデータ(DCTブロ
ック8100個分)は10個のトラックに分けて記録さ
れることになる。
するために設けられたエリアであり、その拡大図を図1
9に示す。この図に示されるように、SUBCODEエ
リアは12バイトのデータ長を持つ12個のSYNCブ
ロックを含み、その前後にプリアンブル及びポストアン
ブルが設けられる。但し、オーディオエリア及びビデオ
エリアのようにプリSYNC及びポストSYNCは設け
られない。そして、12個の各SYNCブロックには、
5バイトの付随データ(AUXデータ)を記録するデー
タ部が設けられている。また、この5バイトの付随デー
タを保護するパリティとしては2バイトの水平パリティ
C1のみが用いられ、垂直パリティは使用されない。
VIDEOエリア、SUBCODEエリアを構成してい
る各SYNCブロックは、記録変調の際に24/25変
換(記録信号の24ビット毎のデータを25ビットへ変
換することにより、記録符号にトラッキング制御用パイ
ロット周波数成分を付与するようにした記録変調方式)
を施されるため、各エリアの記録データ量は図13に示
されているようなビット数になる。
いる各SYNCブロックの構成から明らかなように、A
UDIOエリア、VIDEOエリア、及びSUBOCO
DEエリアに記録されるSYNCブロックは、2バイト
のSYNC信号の後にID0、ID1及びIDP(ID
0,ID1を保護するパリティ)からなる3バイトのI
D部が設けられる点で共通の構造となっている。そし
て、このID部の内のID0、ID1は、オーディオエ
リア及びビデオエリアにおいては図20に示すようにデ
ータの構造が定められる。
SYNCからビデオエリアのポストSYNCまでのトラ
ック内SYNC番号が2進数で格納される。そして、I
D0の下位4ビットには1フレーム内のトラックペア番
号が格納される。例えば、NTSC方式用ディジタルV
TRの場合、後述するように、トラック番号0及び1、
トラック番号2及び3、トラック番号4及び5、トラッ
ク番号6及び7、トラック番号8及び9、がそれぞれト
ラックペアを構成し、トラックペア番号0〜4が付与さ
れる。なお、後述するように、偶数のトラック番号を持
つトラックはマイナスアジマスヘッドで記録され、ま
た、奇数のトラック番号を持つトラックはプラスアジマ
スヘッドで記録されるので、再生時におけるトラック番
号は、再生されたトラックペア番号とヘッドのアジマス
とに基づいて直ちに知ることができる。また、ID0の
上位4ビットには、AAUX+オーディオデータ、及び
ビデオデータの各SYNCブロックにおいてはこの図の
(1)に示されるように4ビットのシーケンス番号が格
納される。
ロック、ポストSYNCブロック及びパリティC2のS
YNCブロックにおいてはオーディオエリアのデータ構
造を規定する3ビットのIDデータAP1が格納され、
また、ビデオエリアのプリSYNCブロック、ポストS
YNCブロック及びパリティC2のSYNCブロックに
おいてはビデオエリアのデータ構造を規定する3ビット
のIDデータAP2が格納される(この図の(2)参
照)。なお、これらのAP1及びAP2の値は、ディジ
タルVTRでは「000」をとる。
0」から「1011」までの12通りの番号を各フレー
ム毎に記録するものであり、このシーケンス番号を見る
ことにより、変速再生時に得られたデータが同一フレー
ム内のものかどうかを判断できる。一方、SUBCOD
EエリアにおけるSYNCブロックのID部の構造は図
21のように規定されている。
ク分のSYNCブロック番号0から11までの各ID部
の構造を示したものであり、ID0の最上位ビットには
FRフラグが設けられる。このフラグはフレームの前半
5トラックであるか否かを示し、前半5トラックにおい
ては「1」、後半5トラックにおいては「0」の値をと
る。その次の3ビットには、SYNCブロック番号が
「0」及び「6」であるSYNCブロックにおいてはS
UBCODEエリアのデータ構造を規定するIDデータ
AP3が記録されると共に、SYNCブロック番号「1
1」のSYNCブロックにおいてはトラック上のデータ
構造を規定するIDデータAPTが記録され、その外の
SYNCブロックにおいてはTAGコードが記録され
る。なお、上記AP3の値は、このディジタルVTRで
は「000」をとる。
して示されているようにサーチ用の3種類のID信号、
即ち、従来から行われているINDEXサーチのための
INDEX ID、コマーシャル等の不要場面をカット
するためのSKIP ID、及び静止画サーチのための
PP ID(Photo/Picture ID)から
構成される。また、ID0の下位4ビットとID1の上
位4ビットとを使用してトラックの絶対番号(テープの
先頭からの通しのトラック番号)が記録される。但し、
この図に示されるようにSYNCブロック3個分の合計
24ビットを用いて1個の絶対トラック番号が記録され
る。ID1の下位4ビットにはSUBCODEエリアの
SYNCブロック番号が記録される。
うにテープ上に規定されている各エリアに付随データを
記録するようにしているが、この外にテープの収納され
るカセットにメモリICの設けられた回路基板を搭載
し、このメモリICにも付随データを記録するようにし
ている。そして、このカセットがディジタルVTRに装
着されるとこのメモリICに書き込まれた付随データが
読み出されてディジタルVTRの運転・操作の補助が行
われるようにしている。このメモリICを本願ではMI
C(Memory In Cassette)と呼ぶ
が、そのデータ構造の詳細については本発明の課題と直
接関係しないので説明は省略する。
ータを記録するエリアとして、テープ上のオーディオエ
リアのAAUXエリア、ビデオエリアのVAUXエリ
ア、SUBCODEエリアのAUXデータ記録エリア、
及びMICの記録領域に付随データが記録され、これら
の各エリアは、いずれも5バイトの固定長をもつパック
を単位として構成される。
ついて説明する。パックは図22に示される5バイトの
基本構造を持つ。この5バイトについて、最初のバイト
(PC0)がデータの内容を示すアイテムデータ(パッ
クヘッダーとも言う)とされる。そして、このアイテム
データに対応して後続する4バイト(PC1〜4)の書
式が定められ、この書式に従って任意のデータが設けら
れる。
分割され、上位4ビットは大アイテム、下位4ビットは
小アイテムと称される。そして上位4ビットの大アイテ
ムは例えば後続データの用途を示すデータとされ、下位
4ビットの小アイテムは例えば後続データの具体的な内
容を表すデータとされる。これらのアイテムデータによ
って最大256種類のパックが定義される。参考まで
に、これらのアイテムデータにより定義されたパックの
種類を図23及び図24に示す。
類は、大アイテムの値に応じて、コントロール「000
0」、タイトル「0001」、チャプター「001
0」、パート「0011」、プログラム「0100」、
音声補助データ(AAUX)「0101」、画像補助デ
ータ(VAUX)「0110」、カメラ「0111」、
ライン「1000」、ソフトモード「1111」の10
種類のグループに展開されている。
入されているパックは未定義のパックを表し、特に、大
アイテム「1001」〜「1110」のパック領域は、
未定義の領域を表している。従って、未だ定義されてい
ないアイテムデータのコードを使用して新たなアイテム
データ(ヘッダー)を定義することにより、将来任意に
新しいデータの記録を行うことができる。またヘッダー
を読むことによりパックに格納されているデータの内容
を把握できるので、パックを記録するテープ上の位置も
任意に設定できる。
用いて説明する。図25の(1)〜(5)及び、図26
の(1)に示されるパックは、そのアイテムデータから
分かるように、図24におけるAAUXのグループに属
し、音声に関する付随データの記録に使用され、その記
録データの内容は次のとおりである。
SOURCEのパックには、オーディオサンプル周波
数が映像信号とロックしているか否かを示すフラグ(L
F)、1フレーム当たりのオーディオサンプル数(AF
SIZE)、オーディオチャンネル数(CH)、各オ
ーディオチャンネルのステレオ/モノラル等のモードの
情報(PA及びAUDIO MODE)、テレビジョン
方式に関する情報(50/60及びSTYPE)、エン
ファシスの有無(EF)、エンファシスの時定数(T
C)、サンプル周波数(SMP)、量子化情報(QU)
が記録される。
RCE CONTROLのパックには、SCMSデータ
(上位ビットが著作権の有無を表し、下位ビットがオリ
ジナルテープか否かを表す)、コピーソースデータ(ア
ナログ信号源かディジタル信号源かを表す)、コピー世
代データ、記録される信号がスクランブルされたもので
あるか、或るいはチャイルドロックすべきものであるか
等を表すSSコード、記録開始フレームか否かを示すフ
ラグ(R.S.)、記録最終フレームか否かを示すフラ
グ(R.E.)、オリジナル記録/アフレコ記録/イン
サート記録等の記録モードデータ(REC MOD
E)、テープ走行方向を示すフラグ(DRF)、再生ス
ピードデータ、及び記録内容のジャンルカテゴリーが記
録される。
DATEのパックには、サマータイムか否かを示すフ
ラグ「DS」、30分の時差の有無を示すフラグ「T
M」、時差を表すデータ「TIME ZONE」、及び
日、曜日、月、年のデータが記録される。同図の(4)
に示されるAAUX REC TIMEのパックには、
SMPTEタイムコード表示で**時**分**秒**
フレームの記録時間のデータが記録される。図の(5)
に示されるAAUX REC TIME BINARY
GROUPのパックには、SMPTEタイムコードのバ
イナリーグループデータが記録される。
OSED CAPTIONのパックには、主音声、第2
音声の言語・種類に関するEDS(Extended
Data Service)のデータが格納される。こ
れらのデータ内容は次のとおりである。 MAIN及び2ND AUDIO LANGUAGE: 000=Unknown 001=English 010=Spanish 011=French 100=German 101=Italian 110=Others 111=None MAIN AUDIO TYPE: 000=Unknown 001=Mono 010=Simulated Stereo 011=True Stereo 100=Stereo 101=Data Service 110=Others 111=None 2ND AUDIO TYPE: 000=Unknown 001=Mono 010=Descriptive Video Ser
vice 011=Non−program Audio 100=Special Effects 101=Data Service 110=Others 111=None
CLOSED CAPTIONパックが記録されている
場合には、主音声・第2音声の種類はそのパック内の情
報に従う。また、AAUXメインエリアにCLOSED
CAPTIONパックが記録されておらず、その代わ
りに情報無しパック(このパックの詳細については、後
に述べる)が記録されている場合には、主音声・第2音
声の種類はAAUXSOURCEパック内のAUDIO
MODEの情報に従う。図26の(2)〜(5)、及
び図27の〔1〕〜〔3〕に示される各パックは、その
アイテムデータの値から分かるように図24におけるV
AUXのグループに所属するものであり、画像に関する
付随データの記録に使用される。
ると、図26の(2)に示されるVAUX SOURC
Eパックには、記録信号源のチャンネル番号、記録信号
が白黒信号であるか否かを示すフラグ(B/W)、カラ
ーフレーミングを表すコード(CFL)、CFLが有効
であるか否かを示すフラグ(EN)、記録信号源がカメ
ラ/ライン/ケーブル/チューナー/ソフトテープ等の
いずれであるかを示すコード(SOURCE COD
E)、テレビジョン信号の方式に関するデータ(50/
60、及びSTYPE)、UV放送/衛星放送等の識別
に関するデータ(TUNER CATEGORY)が記
録される。
RCE CONTROLパックには、SCMSデータ
(上位ビットが著作権の有無を表し、下位ビットがオリ
ジナルテープか否かを表す)、ISRデータ(直前に行
われた記録信号がアナログ信号源からのものか否か等を
表す)、CMPデータ(compressionの回数
を表す)、SSデータ(記録信号がスクランブルされて
いるものであるか否か等の情報を表す)、記録開始フレ
ームか否かを示すフラグ(REC ST)、記録される
信号が高域のHH信号成分を有するものであるか否かを
示すHHフラグ(「0」のときHH信号成分有り、
「1」のときHH信号成分無しを表す)、オリジナル記
録/アフレコ記録/インサート記録等の記録モードデー
タ(REC MODE)が記録されると共に、更に、ア
スペクト比等に関するデータ(BCSYS及びDIS
P)、奇偶フィールドのうちの一方のフィールドの信号
のみを2回反復して出力するか否かに関するフラグ(F
F)、フィールド1の期間にフィールド1の信号を出力
するかフィールド2の信号を出力するかに関するフラグ
(FS)、フレームの画像データが前のフレームの画像
データと異なっているか否かに関するフラグ(FC)、
インターレースであるか否かに関するフラグ(IL)、
記録画像が静止画であるか否かに関するフラグ(S
T)、記録画像がスチルカメラモードで記録されたもの
であるか否かを示すフラグ(SC)、及び記録内容のジ
ャンルが記録される。
REC DATEパックには記録日に関するデータが記
録され、同図の(5)に示されるVAUX REC T
IMEパックには記録時間に関するデータが記録され
る。そして、図27の〔1〕に示されるBINARY
GROUPのパックにはタイムコードのバイナリー群の
データが記録される。同図の〔2〕に示されるCLOS
ED CAPTIONパックにはテレビジョン信号の垂
直帰線期間に伝送されるクローズドキャプション情報が
記録される。
は、主に垂直ブランキング期間に伝送されてくるシステ
ムデータが格納される。この記録されるシステムデータ
の種類は、PC1の下位4ビットのDATA TYPE
の値に応じて、以下のように定義されている。 0000=Video ID data 0001=WSS data 0010=EDTV−2 ID in 22 line 0011=EDTV−2 ID in 285 lin
e 1111=No information その他=Reserved
図23におけるTITLEのグループに属し、テープ上
にタイムコードを記録する場合に使用される。同図の
〔5〕に示されるパックは、図23におけるCHAPT
ERのグループに属し、テープ上のチャプター開始位置
の絶対トラック番号が記録される。
イマー予約録画を行う際の録画開始終了時刻が格納さ
れ、MICに記録して使用される。また、同図の〔2〕
に示されるパックは、図24におけるSOFT MOD
Eのグループに属し、メーカーが独自に付随データを記
録する場合に使用される。そして、このパックに続けて
上記のグループ内の小アイテム「0001」〜「111
0」のうちの任意のパックを記録することによりメーカ
ーの所望の付随データが記録される。
「1110」のパックの具体的データフォーマット、及
びMAKER CODEパックのPC3の第3ビット以
降の具体的データフォーマットは各メーカーに開放され
ており、各メーカーは、これらのフォーマットを随意設
定することにより所望のデータを記録することができ
る。
報を記録する場合に使用され、特に、本ディジタルVT
Rにおいてはフルモードと簡易モードとの2種類の文字
情報記録モードが準備されているが、このTP HEA
DERパックは、フルモード記録の場合に使用される。
このフルモード記録は、主に、ソフトテープで大量の文
字データを記録する場合に用いられ、このTP HEA
DERパックに続けてTEXT HEADERパック及
びTEXTパックを記録して文字データが記録される。
示されるように、記録される文字情報の言語の種類を表
すLANGAGE TAG、文字情報の種類(TOC、
MENU、キャスト、スタッフ、歌詞、等)を表すTO
PIC TAG、内容更新フラグ(RE)、文字データ
の最終ページユニット番号(TENS/UNITSOF
LPU)、ページユニット番号(TENS/UNIT
S OF PU NO.)、1ページ当たりの最大表示
文字数を示すDMコード、スクロール表示とするか否か
を示すSCRLフラグ、スクロール方向を示すH/Vフ
ラグ、表示画面を初期化するか否かを示すINITフラ
グ、及びラスターの色を示すRASTER COLOR
コードが記録される。
HEADERパックは使用されず、TEXT HEA
DERパックに続けてTEXTパックが記録される。こ
れらのパックは、図23及び図24に示されるように大
アイテム「0000」〜「1000」の各グループにお
ける小アイテム「1000」及び「1001」に設けら
れており、TEXT HEADERパックの1例を図2
8の〔4〕に示す。このパックには、このパックに続く
TEXTパックの総数(TDP)、文字データの属性
(TEXT TYPE)、文字コードの種類(TEXT
CODE)、TP HEADERで使用するTOPI
C TAGの定義(TOPIC TAG)、テープ上に
おいて文字データが記録されるエリアを表すAREA
NO.が記録される。
を示し、PC1〜PC4に文字データが記録される。な
お、詳細な説明は省略するが、文字情報を記録するパッ
クとしては、以上のパックの外に図24におけるアイテ
ム「01100111」のTELETEXTデータを記
録するためのTELETEXTパックがある。
ADERパックは、主にテレビジョン信号における垂直
帰線期間内の所望のラインのデータをAD変換して記録
するためのものであり、このラインヘッダーのパックに
は所望のラインのデータを記録する際の諸条件が格納さ
れる。即ち、サンプリングされた水平期間の番号を示す
コードLINES(2進数)、サンプリング周波数を示
すコードfr、量子化ビット数を示すコードQU、記録
信号が白黒信号であるか否かをしめすオプショナルコー
ドB/W、カラーフレームを表すコードCLF、カラー
フレームコードCLFが有効であるか無効であるかを指
示するフラグEN、ラインデータパックに格納されるラ
インデータが、第1フィールドのラインと第2フィール
ドのラインとで共通のデータであるかどうかを示すフラ
グCM、及びラインヘッダーに後続して記録されるライ
ンデータの総サンプル数TDS(2進数)が格納され
る。
ム「10000001」〜「10000111」の各パ
ックのうち所望のパックにAD変換した所望のラインデ
ータを格納してラインデータの記録を行う。この所望の
ラインデータが格納されるパックの例としてAD変換さ
れたYデータの格納されるLINE Yパックを図29
の(2)に示す。このパックのPC1〜PC4に4バイ
ト分のYデータが格納される。なお、パックの特殊例と
して、アイテムコードがオール1のパックは、無情報の
パック(No Information パック)とし
て定義され、PC1〜PC4には全てFFhが格納され
る(図29の(3)参照)。
VTRでは、付随データの構造が上述のような各エリア
に共通なパック構造となっているので、これらのデータ
を記録再生する場合のソフトウェアを共通にでき、処理
が簡単になる。また記録再生時のタイミングが一定にな
るために、時間調整のために余分にRAM等のメモリを
設ける必要がなく、さらに新たな機種の開発などの場合
にも、そのソフトウェアの開発を容易に行うことができ
る。またパック構造にすることによって、例えば再生時
にエラーが発生した場合にも、次のパックを容易に取り
出すことができる。このためエラーの伝播等によって大
量のデータが破壊されてしまうようなことがない。
るAAUXエリア、VAUXエリア、SUBCODEの
データエリアの具体的構造について説明する。 AAUXエリア AAUXエリアでは、図15の(2)に示される1SY
NCブロックのフォーマットにおいて、5バイトのAA
UXエリアで1個のパックが構成される。従って、AA
UXエリアは1トラックにつき9個のパックで構成され
る。NTSC方式用ディジタルVTRでは1フレームの
データを10トラックで記録するので、1フレーム分の
AAUXエリアは図30のように表される。
を表す。そして、区画に記入されている文字A〜Fは、
それぞれ、図25の(1)〜(5)及び図26の(1)
に示される6個のパックを表し、これらの6種類のパッ
クをメインパックと呼ぶ。これらのメインパックが記録
されるエリアをAAUXメインエリアと言う。また、こ
れ以外のエリアはAAUXオプショナルエリアと言い、
多種多様なパックの中から任意のパックを選んで記録す
ることができる。
Xエリアが図17に示されるように3個のSYNCブロ
ックα、β、γから構成され、そのパック個数は、図3
1に示されるように1SYNCブロックにつき15個、
1トラックで45個となる。なお、1SYNCブロック
におけるエラーコードC1の直前の2バイトのエリア
は、予備的な記録エリアとして使用する。
そのパック構成を示すと図32のようになる。この図に
おいて文字A〜Eで示されるパックは、それぞれ、図2
6の(2)〜(5)、及び図27の〔1〕に示される5
個のパックを表し、F1〜F5で示されるパックとして
は、図27の〔2〕又は〔3〕のいずれかのパックが記
録される。これらのパックA〜E及びF1〜F5は、V
AUXメインエリアを構成し、このメインエリアはこの
図に示されるように、トラック番号の0と1、2と3、
4と5、6と7、8と9の各トラックペアにおいて、同
一のメインパックが記録されるという特徴を持ってい
る。その外のエリアはVAUXオプショナルエリアを構
成する。
うに、SYNCブロック番号0〜11の各SYNCブロ
ックの中に5バイトづつ書き込まれ、それぞれが1パッ
クを構成している。即ち、1トラックで12個のパック
が記録され、そのうちSYNCブロック番号3〜5及び
9〜11のパックがメインエリアを構成し、その外のパ
ックはオプショナルエリアを構成する。
1フレーム分のデータは、図33に示されるようなフォ
ーマットで反復的に記録される。この図において大文字
のアルファベットはメインエリアのパックを表し、Aは
TITLE TIME CODEパック、BはTITL
E TIME CODEパック或るいはそのBINAR
Y GROUPEパック、CはTITLE TIME
CODEパック(但し、ソフトテープの場合にはCHA
PTER STARTパック)、DはRECDATEパ
ック(例えば、VAUX REC DATEパック)、
EはRECTIMEパック(例えば、VAUX REC
TIMEパック)をそれぞれ表す。
リアのパックを表し、このエリアには任意のパックを選
択して任意のデータを記録することができる。但し、オ
プショナルエリアのパックa〜mについても、図に示さ
れるような規則性をもって、反復記録されるという特徴
がある。
ルVTRのSUBCODEのパック構造であるが、SE
CAM方式用ディジタルVTRの場合には、1フレーム
が12トラックで構成され、そのSUBCODEのパッ
ク構造は図34のようになる。即ち、反復記録の回数が
増えるのみである。
インエリアには、あらゆるテープについて共通的な基本
のデータ項目に関する付随的情報が格納されたパックが
記録されるという特徴がある。一方、オプショナルエリ
アには、ソフトテープメーカー或るいは、ユーザー等が
自由に任意の追加的な付随データを書き込むことができ
る。なお、以上に述べた付随データ記録エリアへの付随
データの記録再生に関しては様々な規約が設けられてい
る。以下に、この規約を列挙する。
1ビデオフレームを越えてはならない。但し、文字情報
のフルモード記録の場合のみこの限りではない。 2) オプショナルエリアは、一般ユーザーが付随データ
を随意記録するだけでなく、メーカーが所望の付随デー
タを記録することもできる。一般ユーザーによる付随デ
ータが記録されたエリアをコモンオプショナルエリア、
メーカーによる付随データが記録されたエリアをメーカ
ーズオプショナルエリアと呼び、コモンオプショナルエ
リアは、1ビデオフレーム内において必ずメーカーズオ
プショナルエリアの前に設けられる。即ち、オプショナ
ルエリアにMAKER CODE PACKが記録され
ていた場合は、それ以降1ビデオフレーム終了まで、メ
ーカーズオプショナルエリアとして確保される。なお、
オプショナルエリアに何を書き込むかは自由であるが、
エラー訂正能力の低いSUBCODEの場合のみ、同じ
パックの書き込み回数が定義されている。
エリア、コモンオプショナルエリアの内容の互換性が保
証されねばならない。 4) ディジタルVTRは、オプション対応VTRとオプ
ション非対抗VTRとに類別される。 5) 全てのディジタルVTRは、メインエリア、オプシ
ョナルエリア全てにデータを書き込まなければならな
い。 6) オプション非対応VTRは、オプショナルエリア全
てにNO INFOパックを書き込まなければならな
い。
件を充足しつつ所望のデータをオプショナルエリアに記
録することができる。 a. コモンオプショナルエリアの記録要件 オリジナル記録時には、途中NO INFOパック
をはさむことなく前詰めで記録する。余ったエリアに
は、NO INFOパックを記録する。 記録の内容、位置、回数、順序については、各メー
カーが自由に設定できる。 TEXT、TELETEXTのように、連続して同
じパックを記録するデータについては、連続性を崩さず
記録する(途中の他の種類のパックをはさまない)。
要件 メーカーズオプショナルエリアを設ける場合は、M
AKER CODEパックから始め、パックヘッダーF
Xh(但し、X=0,1,2,……,E)のパックのみ
を使用する。 1つのメーカーが、2つ以上のメーカーズオプショ
ンを記録してはならない。例えば図35の〔1〕に示す
ように、全く同一の記録内容を反復して記録することは
規約違反にならないが同図の〔2〕に示されるようにメ
ーカーが同一のMAKER CODEパックを用いて異
なるオプショナルデータを記録することは規約違反であ
り認められない。尚、この図の〔3〕に示されるように
異なるMAKER CODEパックを用いてそれぞれ異
なるオプショナルデータを記録することは規約違反とな
らない。
アの内容全てを読み込み、必要な処理をしなければなら
ない。 9) オプション非対応VTRは、再生時のオプショナル
エリアの内容については関知することなくそのまま出力
する。 10)オプション対応VTRは、再生時、オプショナルエ
リアの内容を全て読み込まなければならない。(互換性
確保のため、一部のエリアのみ読みだすことは禁止され
ている)
ショナルエリアから読み取ったデータの内、そのVTR
が記録可能なオプショナルデータについては必ず必要な
処理をしなけれはならないが、そのVTRが記録不能な
オプショナルデータの再生時における処理についてはセ
ットマターである。例えば、コモンオプショナルエリア
にパックAのみを記録再生するVTRの場合、再生時に
全てのコモンオプショナルエリアをサーチして、パック
Aを探す。このとき、多数回書きに対しても相当の処理
を行ない、1ビデオフレーム終了時点でデータを確定さ
せる。パックA及びNO INFOパック以外のパック
を見つけた場合、それをどう扱うかは、セットマターで
ある。また、メーカーズオプショナルエリアの再生デー
タの処理については、自分のメーカーコードのメーカー
ズオプション及び自分のメーカーコード以外のメーカー
ズオプションをどう扱うかは、セットマターである。
明したが、このフォーマットは、ディジタルVTRに限
らずそれ以外の種々のディジタル信号記録再生装置とし
て容易に商品展開できるように基本設計されている。そ
して、前述のフォーマットの説明の中で現れたIDデー
タAPT,AP1〜AP3,及びMICの中に記録され
るIDデータAPMが、このような種々のディジタル信
号記録装置への展開を可能ならしめる役割を担うもので
あり、これらのIDデータを一括してアプリケーション
IDと呼ぶ。
システムについて補足説明する。なお、上記のアプリケ
ーションIDは、ディジタルVTRの応用例を決めるI
Dではなく単に記録媒体のエリアのデータ構造を決定す
るだけのIDであり、APT及びAPMについては前述
のとおり以下の意味付けがなされている。 APT・・・トラック上のデータ構造を決める。 APM・・・MICのデータ構造を決める。
ジタル信号記録再生装置におけるトラック上のデータ構
造が規定される。つまり、ITIエリア以降のトラック
が、APTの値に応じて図36のようにいくつかのエリ
アに分割され、それらのトラック上の位置、SYNCブ
ロック構成、エラーからデータを保護するためのECC
構成等のデータ構造が一義的に決まる。さらに各エリア
には、それぞれそのエリアのデータ構造を決めるアプリ
ケーションIDが存在する。その意味付けは以下のよう
になる。 エリアnのアプリケーションID・・・エリアnのデー
タ構造を決める。
は、図37のような階層構造を持つ。即ち、おおもとの
アプリケーションIDであるAPTによりトラック上の
エリアが規定され、その各エリアにさらにAP1〜AP
nが規定される。エリアの数は、APTにより定義され
る。図37では二階層で書いてあるが、必要ならさらに
その下に階層を設けてもよい。このようにAPT,AP
1〜APnの値を指定することによって、このディジタ
ル信号記録再生装置の具体的信号処理の構成及び該装置
の用途が特定される。
あるAPMは一階層のみであり、その値は、そのディジ
タル信号記録再生装置によりそのAPTと同じ値が書き
込まれる。このアプリケーションIDシステムにより、
前述のディジタルVTRを、そのカセット、メカニズ
ム、サーボシステム、ITIエリアの生成検出回路等を
そのまま流用して、全く別の商品群、例えばデータスト
リーマーやマルチトラック・ディジタルオーディオテー
プレコーダーのようなものを作り上げることが可能であ
る。また1つのエリアが決まっても、その中味をさらに
そのエリアのアプリケーションIDで定義できるので、
あるアプリケーションIDの値の時はそこはビデオデー
タ、別の値の時はビデオ・オーディオデータ、またはコ
ンピューターデータというように非常に広範な商品展開
が可能である。
れた場合の具体例について説明する。まず、APT=0
00の時の様子を図38に示す。この時トラック上にエ
リア1、エリア2、エリア3が規定される。そしてそれ
らのトラック上の位置、SYNCブロック構成、エラー
からデータを保護するためのECC構成、それに各エリ
アを保証するためのギャップや重ね書きを保証するため
のオーバイライトマージンが決まる。さらに各エリアに
は、それぞれそのエリアのデータ構造を決めるアプリケ
ーションIDが存在する。その意味付けは以下のように
なる。
が、000の時を以下のように定義する。
生用ディジタルVTRのオーディオ、AAUXのデータ
構造を採る AP2=000・・・画像圧縮記録方式民生用ディジタ
ルVTRのオーディオ、AAUXのデータ構造を採る AP3=000・・・画像圧縮記録方式民生用ディジタ
ルVTRのサブコード、IDのデータ構造を採る 即ち、画像圧縮記録方式民生用ディジタルVTRを実現
するときは、APT、AP1、AP2、AP3=000
となる。このとき、当然、APMも000となる。
トに従ってテープへの記録が行われるが、次に、このよ
うな記録を実行する記録回路の具体的構成及びその動作
について説明する。かかる記録回路の構成を図39に示
す。
R−Yの各コンポーネント信号は、A/D変換器42へ
供給されると共に、Y信号は同期分離回路44へも供給
され、ここで分離された同期信号がクロック発生器45
へ供給される。クロック発生器45はA/D変換器42
及びブロッキング・シャフリング回路43のためのクロ
ック信号を生成する。
ント信号は、Y信号は13.5MHz、色差信号は1
3.5/4MHzのサンプリング周波数でA/D変換が
行われる。そして、これらのA/D変換出力のうち有効
走査期間のデータDY,DR,DBのみがブロッキング
・シャフリング回路43へ供給される。
において、前述のように有効データDY,DR,DB
は、水平方向8サンプル、垂直方向8ラインから構成さ
れるブロックへ変換され、さらにDYのブロック4個、
DRとDBのブロックを1個ずつ、計6個のブロックを
単位として画像データの圧縮効率を上げ、且つ再生時の
エラーを分散させるためのシャフリングを実行し、次
に、圧縮符号化部へ供給される。
ンプル、垂直方向8ラインのブロックデータに対してD
CT(離散コサイン変換)を行う圧縮回路46、その結
果を所定のデータ量まで圧縮できたかを見積もる見積器
48、及びその判断結果を基に最終的に量子化ステップ
を決定し、可変長符号化を用いたデータ圧縮を行う量子
化器47とから構成される。量子化器47の出力は、フ
レーミング回路49において図17において説明したフ
ォーマットにフレーム化される。
は、人間とのマンマシンインターフェースを取り持つマ
イコンで、テレビジョン信号の垂直同期の周波数に同期
して動作する。また、信号処理マイコン55は、よりマ
シンに近い側で動作するものであり、ドラムの回転数9
000rpm,150Hzに同期して動作する。
DEの各エリアのパックデータは、基本的にモード処理
マイコンで生成されると共に、「タイトルエンド」パッ
ク等に格納される絶対トラック番号は信号処理マイコン
55で生成され、後で所定の位置に嵌め込む処理が実行
される。SUBCODE内に格納されるタイムコードデ
ータも信号処理マイコン55で生成される。
との間を取り持つインターフェースVAUX用IC5
6、SUBCODE用IC57及びAAUX用IC58
に与えられる。VAUX用IC56は、タイミングをは
かって合成器50でフレーミング回路49の出力と合成
する。また、SUBCODE用IC57は、AP3、S
UBCODEのIDであるSID、及びSUBCODE
のパックデータSDATAを生成する。
51によりディジタルオーディオ信号に変換される。な
お、ビデオ信号及びオーディオ信号のAD変換の際に
は、この図には示されていないが、サンプリング回路の
前段にそのサンプリング周波数に応じたLPFを設ける
ことが必要である。AD変換されたオーディオデータ
は、シャフリング回路52によりデータの分散処理を受
けた後、フレーミング回路53において図15において
説明したフォーマットにフレーム化される。この時AA
UX用IC58は、AAUXのパックデータを生成しタ
イミングを見計らって、合成回路54にてオーディオの
SYNCブロック内の所定の場所にそれらを詰め込む。
deo)の各ID部とプリSYNC、ポストSYNCの
生成を行う。ここでは、AP1、AP2も生成し所定の
ID部にはめ込む。発生器59の出力と、ADATA
(AUDIO DATA)、VDATA(VIDEO
DATA)、SID(SUBCODE ID)、SDA
TA(SUBCODE DATA)は、第1のスイッチ
ング回路SW1によりタイミングを見て切り換えられ
る。
出力はパリティ生成回路60において、所定のパリティ
が付加され、乱数化回路61、24/25変換回路62
へ供給される。ここで、乱数化回路61はデータの直流
成分をなくすために入力データを乱数化する。また、2
4/25変換回路62は、データの24ビット毎に1ビ
ットを付加してパイロット信号成分を付与する処理、及
びディジタル記録に適したプリコード処理(パーシャル
レスポンスクラスIV)を行う。
給され、ここでA/V SYNC,及びSUBCODE
SYNCの発生器64が生成したオーディオ、ビデオ
及びSUBCODEのSYNCパターンが合成される。
合成器63の出力は第2のスイッチング回路SW2へ供
給される。また、ITI発生器65が出力するITIデ
ータとアンブルパターン発生器66が出力するアンブル
パターンも、第2のスイッチング回路SW2へ供給され
る。これらの乱数化回路61、24/25変換回路6
2、合成器63、スイッチSW2によってチャンネルエ
ンコーダが構成される。
ン67からAPT,SP/LP,PFの各データが供給
される。ITI発生器65はこれらのデータをTIAの
所定の位置に嵌め込んで第2のスイッチング回路SW2
へ供給する。したがって、スイッチング回路SW2を所
定のタイミングで切り替えることにより、合成器63の
出力にアンブルパターン及びITIデータが付加され
る。第2のスイッチング回路SW2の出力は記録アンプ
201及び204により増幅され、マイナスアジマスの
記録ヘッド202及びプラスアジマスの記録ヘッド20
3により磁気テープ(図示せず)に記録される。
R全体のモード管理を行う。このマイコンに接続された
第3のスイッチング回路SW3は、VTR本体の外部ス
イッチで、記録動作及び再生動作等に限らずその外の様
々な動作を指示するスイッチ群であり、このなかにはS
P/LPの記録モード設定スイッチも含まれている。こ
のスイッチ群による設定結果はモード処理マイコン67
により検出され、マイコン間通信により信号処理マイコ
ン55、MICマイコン69及びメカ制御マイコンへ与
えられる。
コン67を中心に、メカ制御マイコンや信号処理マイコ
ン55と各パート担当のICとの連携動作で行われる。
なお、MICマイコン69はMIC処理用のマイコンで
ある。ここでMIC内のパックデータやAPM等を生成
し、MIC接点(図示せず)を介してMIC付きカセッ
ト(図示せず)内のMIC68へ与える。
び図41を参照しながら説明する。図40において、再
生ヘッド991及び994により磁気テープ(図示せ
ず)から再生された微弱信号は、ヘッドアンプ992及
び993により増幅され、イコライザー回路71へ加え
られる。イコライザー回路71は、記録時に磁気テープ
と磁気ヘッドとの電磁変換特性を向上させるために行っ
たエンファシス処理(例えばパーシャルレスポンスクラ
スIV)の逆処理を行うものである。
抽出回路72によりクロックCKを抜き出す。このクロ
ックCKをA/D変換器73へ供給し、イコライザー回
路71の出力をディジタル値化する。こうして得られた
1ビットデータをクロックCKを用いてFIFO74に
書き込む。このクロックCKは、回転ヘッドドラムのジ
ッター成分を含んだ時間的に不安定な信号である。しか
しA/D変換する前のデータ自身もジッター成分を含ん
でいるので、サンプリングすること自体には問題はな
い。ところが、これから画像データ等を抜き出す時に
は、時間的に安定したデータになっていないと取り出せ
ないので、FIFO74を用いて時間軸調整を行う。つ
まり書き込みは不安定なクロックで行うが、読み出しは
水晶発信子等を用いた自励発信器(図示せず)からの安
定したクロックSCKで行う。FIFO74の深さとし
ては、入力データの入力スピードよりも速く読み出さな
いような余裕のあるものにする。
ーン検出回路75に加えられる。ここには、第5のスイ
ッチング回路SW5により、各エリアのSYNCパター
ンが、タイミング回路79により切り替えられて与えら
れる。SYNCパターン検出回路75はフライホイール
構成になっており、一度SYNCパターンを検出する
と、それから所定のSYNCブロック長後に再び同じS
YNCパターンが来るかどうかを見る。それが例えば3
回以上正しければ真とみなすような構成にして、誤検出
を防いでいる。FIFO74の深さはこの数分は必要で
ある。
と、FIFO74の各段の出力からどの部分を抜き出せ
ば一つのSYNCブロックが取り出せるか、そのシフト
量が決定されるので、それを基に第4のスイッチング回
路SW4を閉じて、必要なビットをSYNCブロック確
定ラッチ77に取り込む。これにより、取り込んだSY
NC番号をSYNC番号抽出回路78において取り出
し、タイミング回路79へ供給する。この読み込んだS
YNC番号によりトラック上のどの位置をヘッドが走査
しているかがわかるので、それにより第5のスイッチン
グ回路SW5及び第6のスイッチング回路SW6を切り
替える。以上の回路72〜75、及び77〜79によっ
ていわゆるタイムベースコレクター(TBC)が構成さ
れる。
がITIエリアを走査している時下側に切り替わってお
り、減算器80によりITISYNCパターンを取り除
いて、ITIデコーダ81に加える。ITIエリアはコ
ーディングして記録してあるので、それをデコードする
ことにより、APT、SP/LP、PFの各データを取
り出せる。これらのデータは、モード処理マイコン82
へ与えられる。なお、このモード処理マイコン82に
は、SP/LPモード等の種々の指令を入力するための
スイッチ群である第7のスイッチング回路SW7が接続
されている。モード処理マイコン82はディジタルVT
R全体の動作モード等を決めるものであり、メカ制御マ
イコン85や図41における信号処理マイコン100と
連携を取って、セット全体のシステムコントロールを行
う。
管理するMICマイコン83が接続されている。MIC
付きカセット(図示せず)内のMIC84からの情報
は、MIC接点スイッチ(図示せず)を介してこのMI
Cマイコン83に与えられ、モード処理マイコン82と
役割分担しながら、MICの処理を行う。セットによっ
ては、このMICマイコン83を省略してモード処理マ
イコン82でMIC処理を行うように構成することもで
きる。
ア、或るいはSUBCODEエリアを走査している時に
は、第6のスイッチング回路SW6は上側に切り替わっ
ている。減算器86により各エリアのSYNCパターン
を抜き出した後、24/25逆変換回路87を通し、さ
らに逆乱数化回路88に加えて、元のデータ列に戻す。
こうして取り出したデータをエラー訂正回路89に加え
る。
れたパリティを用いて、エラーデータの検出、訂正を行
うが、どうしても取りきれなかったデータはERROR
フラグをつけて出力する。各データは第8のスイッチン
グ回路SW8により切り替えられて出力される。AV
ID,プリSYNC,ポストSYNC抽出回路90は、
A/Vエリア及びプリSYNCとポストSYNCに格納
されていたSYNC番号、トラック番号、それにプリS
YNCに格納されていたSP/LPの各信号を抜き出
す。これらはタイミング回路79に与えられ各種タイミ
ングの生成に使用される。なお、上記抽出回路90にお
いては、AP1、AP2も抜き出され、これはモード処
理マイコン82ヘ供給されてチェックが行われる。AP
1、AP2=000の時には通常通り動作するが、それ
以外の値の時は警告処理等のウォーニング動作を行う。
ン82がITIから得られたものとの比較検討を行う。
ITIエリアには、その中のTIAエリアに3回SP/
LP情報が書かれており、そこだけで多数決等を取って
信頼性を高める。プリSYNCは、オーディオ、ビデオ
にそれぞれ2SYNCづつあり、計4箇所SP/LP情
報が書かれている。ここもそこだけで多数決等を取って
信頼性を高める。そして最終的に両者が一致しなかった
場合には、ITIエリアのものを優先して採用する。
れたVDATAは、図41に示される第9のスイッチン
グ回路SW9によりビデオデータとビデオ付随データに
切り分けられる。そして、ビデオデータはエラーフラグ
と共にデフレーミング回路94に与えられる。デフレー
ミング回路94は記録側のフレーミングの逆変換をする
所で、その中に詰め込まれたデータの性質を把握してい
る。そして、あるデータに取りきれなかったエラーがあ
ったとき、それがそのほかのデータにどう影響を及ぼす
かを理解しているので、ここで伝播エラー処理を行う。
これによりERRORフラグは、新たに伝播エラーを含
んだVERRORフラグとなる。また、エラーを有する
データであっても画像再現上重要でないものは、その画
像データにある細工をして、エラーフラグを消してしま
う処理も、このデフレーミング回路94で行う。
回路96を通して、圧縮前のデータに戻される。次にデ
シャフリング・デブロッキング回路97により、データ
をもとの画像空間配置に戻す。この実画像空間にデータ
を戻して初めて、VERRORフラグを基に画像の補修
が可能になる。つまり、例えば常に1フレーム前の画像
データをメモリに記憶させておき、エラーとなった画像
ブロックを前の画像データで代用してしまうような処理
が行われる。
DBの3系統にデータを分けて扱う。そしてD/A変換
器101〜103によりY、R−Y、B−Yの各アナロ
グ成分に戻される。この時のクロックは、Yについては
13.5MHZ 、R−Y、B−Yについては3.375
MHZ である。こうして得られた3つの信号成分は、Y
/C合成回路104において合成され、さらに合成器1
05において同期信号発生回路93からのコンポジット
同期信号と合成され、コンポジットビデオ信号として端
子106から出力される。
れたADATAは、図41に示される第10のスイッチ
ング回路SW10によりオーディオデータとオーディオ
付随データに切り分けられる。そして、オーディオデー
タはERRORフラグと共にデフレーミング回路107
に与えられる。
レーミングの逆変換をする所で、その中に詰め込まれた
データの性質を把握している。そして、あるデータに取
りきれなかったエラーがあったとき、それがそのほかの
データにどう影響を及ぼすかを理解しているので、ここ
で伝播エラー処理を行う。例えば、16ビットサンプリ
ングの時、1つのデータは8ビット単位なので、1つの
ERRORフラグは、新たに伝播エラーを含んだAER
RORフラグとなる。
回路108により元の時間軸上に戻される。この時、先
ほどのAERRORフラグを基にオーディオデータの補
修作業を行う。つまり、エラー直前の音で代用する前値
ホールド等の処理を行う。エラー期間があまりに長く、
補修が効かない場合には、ミューティング等の処置をし
て音そのものを止めてしまう。
09によりアナログ値に戻し、画像データとのリップシ
ンク等のタイミングを取りながら、アナログオーディオ
出力端子110から出力する。さて、第9のスイッチン
グ回路SW9及び第10のスイッチング回路SW10に
より切り分けられたVAUX、AAUXの各データは、
それぞれVAUX用IC98及びAAUX用IC111
においてエラーフラグも参考にしながら多数決処理等の
前処理を行う。
出力されたSUBCODEエリアのIDデータSIDと
パックデータSDATAは、SUBCODE用IC11
2に与えられ、ここでもエラーフラグも参考にしながら
多数決処理等の前処理を行う。これらの前処理が行われ
たデータは、その後、信号処理マイコン100に与えら
れ、最終的な読み取り動作を行う。そして、前処理にお
いて取りきれなかったエラーは、それぞれVAUXE
R、SUBER、AAUXERとして信号処理マイコン
100に与えられる。
3、及びAPTを抜き出し、これらを信号処理マイコン
100を介してモード処理マイコン82に渡してチェッ
クをする。モード処理マイコン82は、ITIからのA
PT、及びSUBCODEからのAPTにもとづいてA
PTの値を確定すると共に、この値が「000」でない
時は警告処理等の動作を行う。また、AP3=000の
時には通常通り動作するが、それ以外の値の時は警告処
理等のウォーニング動作を行う。
おける付随データの記録再生に関して、VAUXパック
データの記録、AAUXパックデータの記録、SUBC
ODEデータの記録、及びパックデータの再生処理に分
けて詳細に説明する。
を説明する。図42によりその全体の流れを説明する。
まずモード処理マイコン67でVAUXに格納すべきパ
ックデータを生成する。それをP/S変換回路118に
てシリアルデータに変換し、マイコン間の通信プロトコ
ルに従って信号処理マイコン55に送る。ここでS/P
変換回路119にてパラレルデータに戻し、スイッチ1
22を介してバッファメモリ123に格納する。
毎の先頭のヘッダー部をパックヘッダー検出回路120
にて抜き出し、そのパックが絶対トラック番号を必要と
するパックかどうかを調べる。必要ならスイッチ122
を切り換えて絶対トラック番号生成回路121から23
ビットの絶対トラック番号データを格納する。
リアルI/Oであり、回路120、121、122はマ
イコンプログラムで構成され、回路123は、マイコン
内のRAMである。このようにパック構造の処理は、わ
ざわざハードで組まなくても、マイコンの処理時間で間
に合うためコスト的に有利なマイコンを使用する。こう
してバッファメモリ123に格納されたデータは、VA
UX用IC56のライト側タイミングコントローラ12
5からの指示により、順々に読みだされる。この時前半
の6パック分はメインエリア用、その後の390パック
分はオプショナルエリア用として、スイッチ124を切
り換える。ここで、メインエリア用のFIFO126は
30バイト(6パック分)、オプショナルエリアのFI
FO127は1950バイト(390パック分)の記憶
容量を持つ。
うにトラック内SYNC番号19、20、156の所に
格納される。またフレーム内トラック番号が、1、3、
5、7、9の時、+アジマスでSYNC番号19の前半
にメインエリアが、フレーム内トラック番号が、0、
2、4、6、8の時、−アジマスでSYNC番号156
の後半にメインエリアがある。これを1ビデオフレーム
でまとめて描いたのが、図43の〔2〕である。このよ
うにタイミング信号nMAIN=「L」の時が、メイン
エリアとなる。このような信号をリード側タイミングコ
ントローラ129にて生成し、スイッチ128を切り換
えその出力を合成回路50へ渡す。
UXTRパックやClosed Captionパック
を1種類だけ記録する場合には、メインパックは、1フ
レームにつき1回だけFIFOメモリ126へ書き込ま
れ、nMAIN=「L」の時に、メインエリア用FIF
O126のデータを繰り返し10回(525/60)、
或いは、12回(625/50)読み出される。各メイ
ンエリアの6番目のパックに、VAUX TRパックや
ClosedCaptionパックを複数種類記録する
場合には、各トラックペア毎にこのメインエリア用のF
IFO126へ6個のメインパックが書き込まれる。即
ち、1フレームにつき5回FIFOメモリ126への書
込みが行われる。そして、nMAIN=「L」の時、メ
インエリア用FIFO126のデータは2回づつ読み出
される。これは、図32に示されるように、VAUXの
メインエリアはトラックペア単位で必ず同じ値であるか
らである。nMAIN=「H」の時は、オプショナルエ
リア用FIFO127を読みだす。これは、1ビデオフ
レームに一回だけ読み出される。
d Captionパックを複数記録する場合が多いの
で、通常は、各トラックペア毎に6個のメインパックデ
ータがこのメインエリア用のFIFO126に書き込ま
れる。各トラックペア毎というのは実際のトラックペア
書き込み時間のことで、その時間に1トラック分のデー
タを1回書き込む。これは、信号処理マイコン55やモ
ード処理マイコン67の処理に要する時間が、1トラッ
ク書き込む時間だけでは間に合わないので、以上のよう
にすることにより、2トラック分の時間を確保してい
る。
することにより、1フレームに付き60個のメインパッ
クと390個のオプショナルパックを記録することがで
きるが、特にオプショナルデータについてこのように大
量のパックを記録することは、例えば前述のTEXTパ
ック或いはTELETEXTパックを用いて文字情報を
大量に記録する場合とか、あるいはラインパックを用い
て所望のラインのデータを記録する場合等に限られ、一
般ユーザー向けのVTRセットの場合にはこのような大
量なオプショナルパックを記録する必要はほとんどない
ものと考えることができる。すなわち、通常のユーザー
向けのセットの場合には、1フレームに記録するオプシ
ョナルデータ量として、1トラック分の39パック程度
でも十分であり、図42に示されるVAUX用IC56
のように390パック分もの大容量のオプショナルエリ
ア用FIFOメモリを使用することはコスト的にも望ま
しくない。
としてコモンオプショナルデータ或いはメーカーズオプ
ショナルデータをそれぞれ1フレームにつき、最大39
パック記録できるように構成した本発明に基づくVAU
Xデータ記録回路の実施例について説明する。このVA
UXデータ記録回路では、1つのトラックに記録される
オプショナルデータを他のトラックにおいてもそのまま
反復して記録することにより、1フレーム期間のオプシ
ョナルデータの記録を行う。
タの記録に関する規約において、特にその7)のa.の
により、オプショナルエリアに記録するパックは先頭方
向に詰めて記録し、途中にNO INFOパック等を記
録して分断してはならないと規定されている。そのた
め、例えば30個のオプショナルパックを記録し、残り
の9パックをNO INFOパックで埋めて1トラック
分のオプショナルデータを構成し、この39パック分の
オプショナルデータをくり返して各トラックに記録する
という方法は採用できない。そこで、本実施例において
はこのNO INFOパックに代え、図23および図2
4において公開されているパックのうち、特定のパック
のアイテム部以外のデータ部を全て無効(オール1)に
したものをその1トラックオプショナル空間のあまった
エリアに記録するように構成する。これにより、上記の
規約に違反することなくオプショナルデータの反復記録
を行うことができる。また、VTRセットがそのパック
に対応した処理を行うVTRであっても、このパックの
内容は無効なので何の動作もせず、誤動作することがな
い。即ち、このパックはダミーパックとして機能するこ
とになる。
は、記録されるオプショナルデータがコモンオプショナ
ルデータである場合には、大アイテムが「0000」な
いし「1110」の範囲内に属するパックを使用する。
具体例を挙げると、例えば図44の〔1〕に示すパック
を用いる。これは図28の〔1〕に示したTIMERA
CT S/Sパックの内容をオール1にしたものであ
り、このパックは本来MIC内に記録されるものであ
り、テープ上に記録する必然性が無いものであるから、
ダミーパックとして採用するのに好適である。そして、
たとえテープ上に記録されたTIMER ACT S/
Sパックに対応して処理を行うVTRセットが存在して
も、内容が無情報とされているので誤動作を起こすこと
はない。
ーカーズオプショナルデータの場合には、大アイテムが
「1111」のパック(但し、MAKER CODEパ
ックとNO INFOパックは除く)を使用する(これ
により、前述のオプショナルデータの記録に関する規約
におけるメーカーズオプショナルエリアの記録要件の
が充足される)。具体例を挙げると、例えば図44の
〔2〕に示されるようにアイテムがFEhのパックでそ
のデータをオール1としたものを使用する。
るオプショナルエリア用FIFO127として39パッ
ク分の記憶容量を持つメモリを採用した場合のVAUX
データの記録パターンについて、図45及び図1〜図3
を参照して説明する。まず、記録されるオプショナルデ
ータがコモンオプショナルデータのみである場合の記録
パターンの例を図45に示す。この図は、ユーザーによ
って34個のコモンオプショナルパックの記録のみが指
示され、この指示に基づいて、モード処理マイコンにお
いて、PACK NO.が0から33迄の34個のコモ
ンオプショナルパックが生成されると共に、残りの5個
のコモンオプショナルパックとして、前述のパックヘッ
ダーが03hであるダミーパックが自動的に生成され、
これらの合計39個のコモンオプショナルパックがFI
FOメモリ127に書き込まれた後、10回反復して読
み出されることにより1フレーム分のVAUXオプショ
ナルデータの記録が行われた状態を表している。
モンオプショナルデータとメーカーズオプショナルデー
タの両方からなる場合の例を図1により説明する。この
図は、ユーザーによって36個のコモンオプショナルパ
ックの記録が指示されると共に、この他にメーカーによ
る34個のメーカーズオプショナルパックの記録が指示
されている場合の記録パックを表したものである。
5までの各トラックにおけるパックの記録は図45の場
合と同様にして行われるが、トラック番号6のトラック
におけるオプショナルデータ記録動作の直前に、FIF
Oメモリ127の内容が39パック分のメーカーズオプ
ショナルデータに書き換えられる。なお、この39パッ
ク分のメーカーズオプショナルデータとしては、メーカ
ーにより指示されたMAKER CODEパック(M
P)を先頭とする34個のメーカーズオプショナルパッ
クの他に、前述のパックヘッダーがFEhである5個の
ダミーパックがモード処理マイコンにおいて自動的に生
成される。なお、この図から明らかなように、オプショ
ナルデータについてもトラックペア単位で同じデータが
記録されるフォーマットを採用することにより、マイコ
ンにおいて1トラック分のメインパックとオプショナル
パックを同様のタイミングで伝送することができ処理が
簡単となる。
ーカーズオプショナルデータのみである場合の記録パタ
ーンの例を図2に示す。この図は、ユーザーからコモン
オプショナルパックの記録指示が入力されず、メーカー
による31パック分のメーカーズオプショナルデータの
記録のみが指示されている場合の記録パターンの例であ
り、モード処理マイコンでは31個のメーカーズオプシ
ョナルパックが生成されると共に、8個のダミーパック
が自動的に生成され、合計39個のメーカーズオプショ
ナルパックが10トラックにわたって反復記録される。
全く存在しない場合の記録パターンを図3に示す。この
場合には、この図に示されるように、モード処理マイコ
ンにおいて39個のNO INFOパックが自動的に生
成され、これが10トラックにわたって反復記録され
る。なお、以上の図45及び図1〜図3ではパックAな
いしE及びF1ないしF5にはすべて入力データが存在
したものとして表してあるが、実際には入力データの与
えられないメインパック部分、即ち、メインパックが記
録されないメインエリア部分の生ずる場合もあり、その
ような部分にはモード処理マイコンで自動的にNO I
NFOパックが生成されてこれが記録される。
べきオプショナルデータとしてコモンオプショナルデー
タとメーカーズオプショナルデータの両方が存在する場
合には、トラック番号6のトラックにおけるオプショナ
ルデータの記録の前にメーカーズオプショナルデータを
FIFOメモリ127へ書き込むようにしているが、こ
の書込み動作は、図42において、モード処理マイコン
67においてコモンオプショナルデータ及びメーカーズ
オプショナルデータの両者が存在するか否かを判別し、
この判別出力をVAUX用IC56のWRITE側タイ
ミングコントローラ125へ供給することにより実現す
る。
ナルエリアに使用するダミーパックとして、TIMER
ACT S/Sパックを利用しているが、もちろんこ
れ以外のパックを利用することもできる。例えば、図2
3及び図24に示されたパックテーブルにおいて、その
大アイテム「000」ないし「1110」のパックにお
いて、網点の掛けられていないパックであれば、そのデ
ータ部PC1ないしPC4のデータをオール1のノーイ
ンフォメーションにしてダミーパックとして用いること
は勿論できるが、ノーインフォメーョンに置き換えるこ
となく正しいデータが入ったままのものをそのままダミ
ーパックとして用いても特に支障を生ずることはない。
ているパックについては、そのデータ部PC1ないしP
C4をノーインフォメーションに置き換えれば、ダミー
パックとして使用することができる。ただし、小アイテ
ム「1001」のTEXTパックについては、コモンオ
プショナルエリアにTEXT HEADERパックが記
録されていないことが必要であり、また、LINEの大
アイテムにおける小アイテム「0001」ないし「01
10」の各ラインパックについては、コモンオプショナ
ルエリアにLINE HEADERパックが記録されて
いないことが必要である。また、メーカーズオプショナ
ルエリアに使用するダミーパックとしては、SOFT
MODEの大アイテムにおける小アイテム「0001」
ないし「1110」の任意のパックのデータ部をオール
1に置き換えたパックをダミーパックとして採用するこ
とができる。
ョナルデータを記録することにより、該オプショナルデ
ータ用メモリの容量を少なくできるが、この外に、モー
ド処理マイコンの扱うパックデータ量も少なくなるた
め、このマイコンの回路規模を縮小でき、マイコン間の
通信ライン制御も簡単にできる。なお、この実施例で
は、モード処理マイコンにおいて必要なダミーパック、
及びNO INFOパックを生成するようにしている
が、このような生成方法を用いる代りに、VAUX用I
C内のメインパック用メモリ及びオプショナルパック用
メモリをリセットするためのリセット回路においてこれ
らのパックを生成することにより、モード処理マイコン
の回路規模を更に縮小することも可能である。
たVAUXデータ記録回路の実施例を図4及び図5を参
照して説明する。図4の構成において、VAUXデータ
は、信号処理マイコン55内のバッファメモリ626を
介してVAUX用IC56内のVAUXパックメモリ7
26へ入力され、ここで、信号処理マイコン内のバッフ
ァメモリ627に格納されたパックヘッダー検出回路1
20の検出出力G(パックヘッダーデータ)によって制
御される書込制御回路625により書き込みが行われ
る。なお、この書込動作に先立ち、リセット回路721
によってメモリ726の内容がリセットされる。このリ
セット回路721は、パックヘッダー検出回路120の
検出出力Gが入力される制御回路628により制御され
る。また、メモリ726からの読出動作は同じくバッフ
ァメモリ627内のパックヘッダーデータに応じて制御
される読出制御回路629の出力によって実行される。
回路構成を参照して説明する。この図5に示されるよう
にVAUXパックメモリ726は、メインパックメモリ
727とコモンオプショナルデータ用FIFOメモリ7
28とメーカーズオプショナルデータ用FIFOメモリ
729とを備え、信号処理マイコン55からの入力パッ
クデータは、スイッチ124を介してこれらのメモリ7
27ないし729へ格納される。
けるメインパックAないしEを格納するFIFOメモリ
とメインパックF1ないしF5を格納するメモリとから
構成され、コモンオプショナルデータ用FIFOメモリ
728及びメーカーズオプショナルデータ用FIFO7
29はそれぞれ1トラック分のデータを格納できるよう
に39パック分の記憶容量を有する。そして、信号処理
マイコンからのパックデータ入力は、まずスイッチ12
4へ入力されるが、この入力されたパックのヘッダーを
示すデータJも同時にバッファメモリ627から書込制
御回路625へ入力され、書込制御回路は、このパック
ヘッダーデータJに応じた切替制御信号をスイッチ12
4へ供給する。この切替制御信号によって、パックデー
タ入力はそのパックヘッダーの値に応じてメインパッ
ク、コモンオプショナルパック、メーカーズオプショナ
ルパックにそれぞれ分離されてメモリ727〜729に
書き込まれる。
クについては1フレームごとに書き替えが行われ、オプ
ショナルパックについては新たなオプショナルパックデ
ータが入力される毎に随時書き替えが行われる。尚、こ
れらの書込動作に先立ってあらかじめリセット回路72
1からのリセット信号ないしによって、メモリ72
7ないし729のリセットが行われる。この場合、メイ
ンパックメモリ727へのリセット信号としてはリセ
ット回路721内のNO INFOパック発生回路73
0から出力されるNO INFOパックが使用され、メ
ーカーズオプショナルデータ用FIFOメモリ729へ
のリセット信号としては、リセット回路721内のダ
ミーパック発生回路724から出力される前述のアイテ
ムFEhのパックを利用したダミーパックが使用され
る。
Oメモリ728へのリセット信号としては、VAUXパ
ックメモリ726へ入力されるパックデータ中にオプシ
ョナルパックが全く存在しない時は、上記のNO IN
FOパック発生回路730からのNO INFOパック
が使用され、オプショナルパックが存在する時は、リセ
ット回路721内のダミーパック発生回路725から出
力される前述のTIMER ACT S/Sパックを利
用したダミーパックが使用される。
パックAないしE及びF1ないしF5のうち、信号処理
マイコンからデータ入力がされなかったパック格納エリ
アは、その内容がNO INFOパックのままとなり、
メーカーズオプショナルデータ用FIFOメモリ729
においては、信号処理マイコンからデータ入力がなかっ
たパック格納エリアはパックヘッダーFEhのダミーパ
ックのままとなる。また、コモンオプショナルデータ用
FIFOメモリ728においては、VAUXパックメモ
リ726へオプショナルパックが何も入力されなかった
ときは全てのエリアにNO INFOパックが格納され
たままとなり、何らかのオプショナルパックが入力され
たときには、信号処理マイコンからデータ入力がなかっ
たFIFOメモリ728のパック格納エリアはパックヘ
ッダー03hのダミーパックのままとなる。
8へ供給されるリセット信号をオプショナルデータの有
無に基づいて切り換える動作は、図4における信号処理
マイコン内のパックヘッダーデータGの入力される判別
回路628の判別出力Kによって行われる。
たメモリ727ないし729からのパックデータの読出
動作は、図32に説明したデータフォーマットに従って
読出制御回路629からの読出制御信号ないし及び
スイッチ128の切替制御信号によって実行される。こ
の場合、前述のパックヘッダーデータJが読出制御回路
129へ入力されており、読出制御回路129は、この
データJに基づいてVAUXパックメモリ726内にコ
モンオプショナルデータ及びメーカーズオプショナルデ
ータが存在するかどうかを判断し、この判断結果に応じ
た読出動作を行う。
クメモリ726へ入力されたパックデータ内にメーカー
ズオプショナルデータが含まれていなかったときには、
メインパックメモリ727及びコモンオプショナルデー
タ用FIFOメモリ728からのみパックデータが1ト
ラックごとに反復読出され、例えば、図45に示すよう
な1フレーム分の読出出力が得られる。但し、メーカー
ズオプショナルデータのみならずコモンオプショナルデ
ータも含まれていなかった場合には、前述の説明から明
らかなようにオプショナルエリアは全てNO INFO
パックで埋め尽くされたものとなる(図3参照)。
データ内にコモンオプショナルデータ及びメーカーズオ
プショナルデータの両方のデータが含まれていた場合の
読出動作について説明すると、この場合は読出制御回路
129は前述のデータJに基づいてこれらの両方のオプ
ショナルデータの存在を認識し、このとき読出制御回路
129はトラック番号0〜5の各トラックにおいては、
図45と同様の読出制御動作を実行すると共にトラック
番号6〜9の各トラックにおいては、メインパックメモ
リ727のデータとメーカーズオプショナルデータ用F
IFOメモリ729のデータのみを1トラックごとに反
復読出するように制御動作を実行する。
1フレーム分の読出データが得られる。なお、信号処理
マイコンから入力されたオプショナルデータがメーカー
ズオプショナルデータのみから構成されていた場合に
は、読出制御回路129はこれを前述のデータJに基づ
いて認識し、この認識に基づいて1フレーム期間に渡り
メインパックメモリ727及びメーカーズオプショナル
データ用FIFOメモリ729のみから1トラックごと
に反復読出を実行する。これにより、例えば図2に示さ
れるような1フレーム分の読出データが得られる。
回路629がコモンオプショナルデータおよびメーカー
ズオプショナルデータの有無に応じて、図45及び図1
ないし図3に示すようにコモンオプショナルデータ用F
IFOメモリ728およびメーカーズオプショナルデー
タ用FIFOメモリ729からの読出動作を適宜切り換
えるようにしているが、これに代え、これらの2種類の
オプショナルデータの有無にかかわりなく図1に示され
るように、常に、トラック番号0ないし5においてはコ
モンオプショナルデータ用FIFOメモリ728からオ
プショナルデータを読出し、トラック番号6ないし9に
おいてはメーカーズオプショナルデータ用FIFOメモ
リ729からオプショナルデータを読み出すように構成
してもよい。但し、この場合には、VAUXパックメモ
リ726へ入力されるべきオプショナルパックが全く存
在しないときには、FIFOメモリ729へ入力される
リセット信号もFIFOメモリ728と同様にNO I
NFOパックに切り換えるように構成する。
ナルパックの読出動作をメモリ728からメモリ729
へ切り換えるタイミングは、図1のようにトラック番号
6の位置に限る必要はなく、例えばトラック番号4の位
置あるいはトラック番号8の位置で切り換えるようにし
てもよい。
UXパックデータの生成について説明する。図6にモー
ド処理マイコン内のVAUXパックデータ生成部を示
す。まず大きく分けて回路は、メインエリア用とオプシ
ョナルエリア用とに分かれる。回路131は、メインエ
リア用データ収集生成回路である。デジタルバスやチュ
ーナーから図のようなデータを受け取ると共に内部で1
39に示すようなデータ群を生成する。これをメインパ
ックのビットバイト構造に組み立て、スイッチ132に
よりパックヘッダーを付加し、スイッチ136を介して
P/S変換回路118に入力する。
133には、例えばチューナーからTELETEXTデ
ータや番組タイトル等が入力され、これらを格納したパ
ックデータが生成される。どのオプショナルエリアに記
録するかはVTRセットが個々に決定する。そのパック
ヘッダーを回路134により設定してスイッチ135に
より付加し、スイッチ136を介してP/S変換回路1
38に入力する。これらのタイミングは、タイミング調
整回路137により行う。ここでも前述のように回路1
18は、マイコン内にあるシリアルI/Oであり、回路
131〜137はマイコンプログラムで構成される。
UX用IC56内のFIFO127として39パック分
の記憶容量を持つメモリを用いてVAUXデータ記録回
路を構成した場合は、ユーザーにより指示されたメイン
パック及びコモンオプショナルパックの各個数、並びに
メーカーズオプショナルパックの個数の値に応じて必要
個数だけダミーパック及びNO INFOパックをモー
ド処理マイコンにおいて生成し、これらのパックもメイ
ンパック及びオプショナルパックと共にP/S変換回路
138を介して出力される。
説明すると、モード処理マイコン内のAAUXパックデ
ータ生成部は、図 のように構成され、この回路にお
けるAAUXパックデータの生成は、前述のVAUXパ
ックデータの生成と同様に行われる。そして、このAA
UXパックデータ生成部で生成されたAAUXデータ
は、信号処理マイコン55を介して図 におけるAA
UX用IC58へ供給される。
され、信号処理マイコンから入力されるAAUXパック
データのうち6個のメインパックがメインエリア用FI
FO602へ、30個のオプショナルパックがオプショ
ナルエリア用FIFO601へそれぞれWRITE側タ
イミングコントローラ605によって書き込まれる。こ
の後、READ側タイミングコントローラ604によっ
て図30に示されるフォーマットに従い、6個のメイン
パックがFIFO602から10回反復読出しされると
共に、オプショナルパックはFIFO601から1トラ
ックにつき3パックづつ順番に読み出される。なお、こ
のAAUX用ICにおいても、オプショナルエリア用F
IFO601の記憶容量をVAUX用ICの場合と同様
に1/10(即ち、この場合は3パック分)にしてお
き、AAUXオプショナルデータとして3パック分のデ
ータを10個の各トラックにおいて反復して記録するよ
うに構成して回路規模を削減してもよい。
るSUBCODE用IC57について説明する。図9に
SUBCODE用IC57の回路を示す。この図におい
て630ないし636は、SUBCODEのID部SI
Dを生成する回路構成を示し、637ないし640はS
UBCODEのパックデータSDATAを生成するため
の回路構成を示している。
コードを生成するためのカウンタ630と、アプリケー
ションIDであるAP3及びAPT、TAGコードを生
成するためのINDEX ID発生回路631とSKI
P ID発生回路632とPP ID発生回路633か
らなる構成、絶対トラック番号発生回路634、SYN
Cブロック番号発生回路635、スイッチS1ないしS
3、及びこれらのスイッチの切り換え制御を行うタイミ
ング回路636から構成される。
入力によってフレームの先頭位置で値1にセットされ、
メカ制御マイコンから供給されるトラック切換信号をカ
ウントした値がトラック番号6のトラックを示す値にな
ったとき値0を出力する。スイッチS1の切り換え端子
は、SYNCブロック番号の値、0,1〜4,5,6〜
10,11に応じて切り換えられる。また、絶対トラッ
ク番号発生回路634からは、24ビットの絶対トラッ
ク番号コードのうち上位、中位、及び下位のそれぞれ8
ビットのデータがスイッチS2を介して各SYNCブロ
ックごとに順番に取り出される。そして、スイッチS3
の切り換え端子をSYNCブロック内のビット位置に応
じて切り換えることにより、図21において示されてい
るSIDが生成出力される。
TAの生成においては、信号処理マイコンからフレーム
の先頭タイミング、及びトラック番号6のトラックの先
頭タイミングにおいて図に示されるようにスイッチS4
を介してFIFO637及び638へメインパック及び
オプショナルパックが書き込まれる。そして、これらの
FIFOメモリから前述の図33に示すパターンに従っ
て1トラック毎に交互に読み出される。なお、SDAT
Aを生成する回路構成としては図10に示すものを用い
ればメモリ容量を削減することができる。この図10に
おいては3パック分の記憶容量を有するFIFO641
ないし643を設けて、図に示されるようにメインパッ
ク及びオプショナルパックを書き込んだ後、図33に示
すパターンに従って読み出すことにより目的とするSD
ATAを得ることができる。
明する。図41のVAUX用IC98、AAUX用IC
111、SUBCODE用IC112においては、メイ
ンパックについては同じパックデータが複数回記録され
ているので、そのエラー部分はその他のノンエラーデー
タで補足を行い、この補足された部分のERRORフラ
グはもはやエラーではなくなる。但し、SUBCODE
以外のオプショナルパックについては1回記録されてい
るだけなので補足ができず、エラーはそのままVAUX
ER、AAUXERとして残ることになる。これらの各
ICからの出力パックデータは、信号処理マイコン10
0において、さらに各データのパックの前後関係などか
らエラー部分の正しい値を類推して伝播エラー処理やデ
ータの補修処理等が施される。こうして判断した結果
は、モード処理マイコン82に与えられ、セット全体の
挙動を決める材料にする。
び信号処理マイコン100におけるパックデータの再生
回路を説明する。ここでは、IC98において行う前処
理として多数決処理ではなく、エラーの場合にはメモリ
に書き込まないという単純な処理方式を用いた構成例に
ついて説明する。図11にVAUX用IC98の回路例
を示す。まずスイッチング回路SW9からきたVAUX
パックデータを、ライト側コントローラ142により図
3のnMAIN=「L」のタイミングで、スイッチ14
1を切り換えることによりメインエリア用メモリ145
及びオプショナルエリア用FIFO148に振り分け
る。
ッダー検出回路143によりそのヘッダーを読み取って
スイッチ144を切り換える。そしてERRORでない
時だけデータをメインエリア用メモリに書き込む。この
メモリは、9ビット構成になっており、図で網点がかか
っている部分はエラーフラグの格納ビットである。メイ
ンエリア用メモリの初期設定としては、6番目のメイン
パックデータ格納領域の値は2トラック毎にその内容を
すべてオール1(=情報無し)に設定し、1〜5番目の
メインパックデータ格納領域については1ビデオフレー
ム毎にその内容をすべてオール1(=情報無し)にして
おく。そしてERRORだったらなにもせず、ERRO
Rでなければそのデータを書き込むと共にエラーフラグ
に0を書き込んでおく。メインエリアの6番目のパック
には2トラック単位で同じデータが記録されているの
で、2トラック終了時点でエラーフラグに1が立ってい
るところが、最終的にエラーと認識される。1〜5番目
のメインパックについては、1ビデオフレーム終了時点
でエラーフラグ=1のところがエラーと認識される。
なので、ERRORフラグをそのままデータと共にオプ
ショナルエリア用FIFO148に書き込む。これらを
リード側タイミングコントローラ149によって切り換
えられるスイッチ146、147を介して信号処理マイ
コン100へ送る。但し、前述のように、VAUXデー
タの記録において、39パック分の1トラックのオプシ
ョナルデータを他のトラック期間にも反復して記録する
方法を採用したVTRセットにおいては、オプショナル
パックデータについてもメインパックデータと同様の多
重書きに基づいたエラー訂正が可能である。即ち、オプ
ショナルエリア用FIFO148に代えて39パック分
の記録容量を持つオプショナルデータ用メモリを使用
し、1ビデオフレーム毎にその内容をすべてオール1に
クリアする。そして、オプショナルデータがコモンオプ
ショナルデータのみ、或いはメーカーズオプショナルデ
ータのみから構成されている場合には、前述の1〜5番
目のメインパックと同様に1フレーム期間にわたる10
回の反復書き込みを終了した時点でエラー訂正されたオ
プショナルパックデータを信号処理マイコンへ出力す
る。
ョナルデータ及びメーカーズオプショナルデータの両者
から構成されている場合(これは、トラック番号0及び
トラック番号6の各トラックにおけるオプショナルパッ
クのヘッダーから認識される)は、トラック番号5のト
ラックにおけるオプショナルデータを上記のオプショナ
ルデータ用メモリへ書き込み終了した時点でエラー訂正
されたコモンオプショナルパックデータを信号処理マイ
コンへ出力すると共に、直ちに該メモリの内容をクリア
してトラック番号6〜9の各トラックのメーカーズオプ
ショナルパックの書き込みに備える。そして、トラック
番号9のトラックにおけるパックデータの書き込みを終
了した時点で信号処理マイコンへエラー訂正されたメー
カーズオプショナルパックデータを出力する。
たパックデータとエラーフラグから解析を行う。信号処
理マイコン100における処理動作を図12を参照して
説明する。この図に於てパックヘッダー識別回路150
により、VAUX用IC98から送られてきたパックデ
ータ(VAUXDT)の振り分けを行い、メモリ151
に貯える。これは、メインエリア、オプショナルエリア
の区別は特にしない。メインエリアのパックの場合に
は、VAUX用IC98と同じく、VAUXERにエラ
ーフラグ「1」が立っている時には書き込み処理を行わ
ない。これにより少なくとも1ビデオフレーム前の値で
補修ができる。メインエリアの内容は、1ビデオフレー
ム前の値と非常に相関が強いと考えられるので、この処
理で代用してしまっても特に問題は生じない。
には、1ビデオフレーム前の値と全く相関がないと考え
られるので、そのパック単位でエラー伝播処理を行う。
この方法は、基本的には5バイト固定長のパックデータ
の中にエラーが有れば全データをFFhとする「情報無
しパック」に変更することにより行われるが、パック個
別対応も必要となる。例えば、Teletextデータ
が格納される「Teletext」パックの場合には、
そのパックがいくつも続く関係から、その間のパックヘ
ッダーにエラーがあっても容易にTeletxtパック
ヘッダーに置き換えが可能である。またデータ部にエラ
ーがあっても、パックヘッダーにエラーが無ければその
パックを「情報無しパック」に変更することはしない。
これは、そのTeletextデータの復元を、Tel
etextデコーダーのパリティチェックに委ねている
からで、エラーとわかってもデータはそのままにしてお
く。
1の再生回路では記載を省略しているが、テキストデー
タ、Teletextデータ等のようにデータ量が多
く、且つ、1連のデータシーケンスとして特徴のあるパ
ックデータについては、それぞれ信号処理マイコン10
0から専用のデータ処理回路へ受け渡して、より高能率
のエラー補正を実行すると共に、モード処理マイコン8
2に対する負荷の軽減を行うようにしている。
ける処理により整えられたデータには、すでにエラーフ
ラグは存在しない。これらをP/S変換回路152にて
シリアルデータに変換し、マイコン間の通信プロトコル
に従ってモード処理マイコン82に送る。ここでS/P
変換回路153にてパラレルデータに戻し、パックデー
タ分解解析を行う。ここで回路150、155、及びス
イッチ154はマイコンのプログラムで構成されると共
に、メモリ151はマイコン内部のメモリ、回路15
2、及び153はマイコン内部のシリアルI/Oであ
る。
CODEパックデータについても、以上のVAUXパッ
クデータと同様の再生処理が実行される。但し、SUB
CODEのオプショナルパックについては多重書きに基
づくエラー訂正が行われる。なお、モード処理マイコン
82におけるパックデータの分解解析においては、確定
されたパックヘッダーに基づいてパックデータの解析を
行い、解析結果として得られる種々の制御情報、表示情
報等をそれぞれの制御回路、表示回路等へ供給する。
メモリの容量を節約でき、また、オプショナルパックを
処理するためのマイコンの回路規模を縮小できる。オプ
ショナルパックの再生処理において、多重書きに基づく
エラー処理を施してデータをより正確に復元することが
できる。
ータ及びメーカーズオプショナルデータが記録されたV
AUX記録領域の記録パターン例を示す図である。
タのみをVAUX記録領域に記録した場合の記録パター
ン例である。
X記録領域を示す図である。
録回路を示す図である。
ICの詳細を示す図である。
成回路を示す図である。
成回路を示す図である。
る。
である。
理回路の他の構成例を示す図である。
る。
データ処理回路を示す図である。
マットを示す図である。
Cブロックの構造を示す図である。
1SYNCブロックの構造を説明する図である。
説明する図である。
ーミングフォーマットを示す図である。
1SYNCブロックの構成を示す図である。
を説明する図である。
おけるSYNCブロックのID部の構造を説明する図で
ある。
ックのID部の構造を説明する図である。
有するパックの種類を示す図である。
有するパックの種類を示す図である。
SOURCE CONTROLパック,AAUX RE
C DATEパック、AAUX REC TIMEパッ
ク、AAUX REC TIME BINARY GR
OUPパックの詳細を示す図である。
ック、VAUX SOURCEパック、VAUX SO
URCE CONTROLパック、VAUX REC
DATEパック、VAUX REC TIMEパックの
詳細を示す図である。
GROUPパック、CLOSED CAPTIONパ
ック、VAUX TRパック、TITLE TIME
CODEパック、CHAPTER STARTパックの
詳細を示す図である。
ER CODEパック、TP HEADERパック、C
ONTROL TEXT HEADERパック、CON
TROL TEXTパックの詳細を示す図である。
Yパック、NO INFORMATIONパックの詳細
を示す図である。
る図である。
る図である。
説明する図である。
書きを説明する図である。
SUBCODEエリアのパックデータの多重書きを説明
する図である。
明する図である。
けを説明する図である。
図である。
トラック上のフォーマットを説明する図である。
る。
示す図である。
を示す図である。
成回路を説明する図である。
である。
る。
データのみが記録されたVAUX記録領域の記録パター
ン例を示す図である。
AUX用IC、57,112…SUBCODE用IC、
58,111…AAUX用IC、67,82…モー
ド処理マイコン、125,605…WRITE側タイミ
ングコントローラ、126,602…メインエリア用F
IFO、127,148,601…オプショナルエリア
用FIFO、129、604…READ側タイミングコ
ントローラ、721…リセット回路、 724,72
5…ダミーパック発生回路、726…VAUXパックメ
モリ、 727…メインパックメモリ、728…コモ
ンオプショナルデータ用FIFO、729…メーカーズ
オプショナルデータ用FIFO、730…NO INF
Oパック発生回路、
Claims (6)
- 【請求項1】 記録媒体を用いてテレビジョン信号の記
録を行うテレビジョン信号記録装置において、(1)入
力されたテレビジョン信号から画像データを生成する生
成手段と、(2)該画像データに関する付随的データで
あって、基本的データと追加的データとからなる付随デ
ータを生成する付随データ生成手段と、(3)記録媒体
を走査することにより、テレビジョン信号の1フレーム
につき複数個の記録トラックを記録媒体に形成し、か
つ、該複数個の記録トラックの個々の記録トラック内に
設けられる画像データ記録エリア、基本的データ記録エ
リア、及び追加的データ記録エリアに、それぞれ、前記
画像データ、基本的データ、及び追加的データを記録す
る記録手段と、を備え、かつ、1個の記録トラック内に
設けられる追加的データ記録エリアの記録容量と等しい
データ量を有する追加的データを、1フレームにおける
複数の記録トラックのそれぞれの追加的データ記録エリ
アに反復して記録することを特徴とするテレビジョン信
号記録装置。 - 【請求項2】 記録手段は、トラックペアを構成する記
録トラック内の各追加的データ記録エリアに同一のデー
タ内容からなる追加的データを記録することを特徴とす
る請求項1記載のテレビジョン信号記録装置。 - 【請求項3】 付随データは、アイテムコードを有する
一定バイト量のパックを単位として構成され、かつ、1
個の記録トラック内の追加的データ記録エリアに記録さ
れる追加的データは、記録すべき追加的データの内容を
表すパックとダミーパックとを含むことを特徴とする請
求項1記載のテレビジョン信号記録装置。 - 【請求項4】 付随データは、アイテムコードを有する
一定バイト量のパックを単位として構成され、かつ、1
個の記録トラック内の追加的データ記録エリアに記録さ
れる追加的データは、記録すべき追加的データの内容を
表すパックとダミーパックとを含むことを特徴とする請
求項2記載のテレビジョン信号記録装置。 - 【請求項5】 ダミーパックは、アイテムコード以外の
全てのデータ部に値“1”が格納されたパックであるこ
とを特徴とする請求項3記載のテレビジョン信号記録装
置。 - 【請求項6】 ダミーパックは、アイテムコード以外の
全てのデータ部に値“1”が格納されたパックであるこ
とを特徴とする請求項4記載のテレビジョン信号記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12968095A JP3651060B2 (ja) | 1995-04-29 | 1995-04-29 | テレビジョン信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12968095A JP3651060B2 (ja) | 1995-04-29 | 1995-04-29 | テレビジョン信号記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08307897A true JPH08307897A (ja) | 1996-11-22 |
JP3651060B2 JP3651060B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=15015524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12968095A Expired - Fee Related JP3651060B2 (ja) | 1995-04-29 | 1995-04-29 | テレビジョン信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3651060B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-04-29 JP JP12968095A patent/JP3651060B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114785865B (zh) * | 2022-03-14 | 2023-05-23 | 四川九洲电器集团有限责任公司 | 一种二次雷达数据压缩方法、解压缩方法、装置和系统 |
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