JPH08262325A - ズームレンズ - Google Patents
ズームレンズInfo
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- JPH08262325A JPH08262325A JP7061052A JP6105295A JPH08262325A JP H08262325 A JPH08262325 A JP H08262325A JP 7061052 A JP7061052 A JP 7061052A JP 6105295 A JP6105295 A JP 6105295A JP H08262325 A JPH08262325 A JP H08262325A
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- lens
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- negative
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/143—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
- G02B15/1431—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
- G02B15/143103—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い倍率を有し、コンパクトでレンズ枚数の
少ないズームレンズを提供する。 【構成】 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群Gr1と、正の屈折力を有する第2レンズ群Gr
2と、負の屈折力を有する第3レンズ群Gr3とから成
り、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行う。
第1レンズ群Gr1は、像側に凸面を向けた負のメニス
カス形状である第1レンズと、両凸の正レンズである第
2レンズとから成る。第2レンズ群Gr2は、像側に凹
面を向けた負のメニスカス形状で両面を非球面とした第
3レンズと、像側に凸面を向けた正のメニスカス形状で
ある第4レンズとから成る。第3レンズ群Gr3は、像
側に凸面を向けた正のメニスカス形状で両面を非球面と
した第5レンズと、両凹の負レンズである第6レンズと
から成る。
少ないズームレンズを提供する。 【構成】 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群Gr1と、正の屈折力を有する第2レンズ群Gr
2と、負の屈折力を有する第3レンズ群Gr3とから成
り、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行う。
第1レンズ群Gr1は、像側に凸面を向けた負のメニス
カス形状である第1レンズと、両凸の正レンズである第
2レンズとから成る。第2レンズ群Gr2は、像側に凹
面を向けた負のメニスカス形状で両面を非球面とした第
3レンズと、像側に凸面を向けた正のメニスカス形状で
ある第4レンズとから成る。第3レンズ群Gr3は、像
側に凸面を向けた正のメニスカス形状で両面を非球面と
した第5レンズと、両凹の負レンズである第6レンズと
から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズ、さらに
詳しくはレンズシャッターカメラもしくはビデオカメラ
に使用される小型で高倍率のズームレンズに関する。
詳しくはレンズシャッターカメラもしくはビデオカメラ
に使用される小型で高倍率のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりズームレンズでは、コンパクト
化や高倍率化が要求されている。コンパクト化を図るた
め、特開平3−127012号公報では、物体側より順
に、正の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群
とからなる正負2群構成で、ズーム比が2〜2.5倍程
度のズームレンズが提案されている。一方、高倍率化を
図るため、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈
折力を有する第3レンズ群とからなる、正正負3群構成
のズームレンズが従来より用いられている。
化や高倍率化が要求されている。コンパクト化を図るた
め、特開平3−127012号公報では、物体側より順
に、正の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群
とからなる正負2群構成で、ズーム比が2〜2.5倍程
度のズームレンズが提案されている。一方、高倍率化を
図るため、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈
折力を有する第3レンズ群とからなる、正正負3群構成
のズームレンズが従来より用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のうち、前者の正負2群構成のズームレンズは、2.5
〜3倍以上のズーム比を達成しようとすると、性能の確
保が困難になり各群の移動量も大きくなって、コンパク
トで高倍率なズームレンズを実現することができなかっ
た。
のうち、前者の正負2群構成のズームレンズは、2.5
〜3倍以上のズーム比を達成しようとすると、性能の確
保が困難になり各群の移動量も大きくなって、コンパク
トで高倍率なズームレンズを実現することができなかっ
た。
【0004】一方、後者の正正負3群構成のズームレン
ズは、その構成上、広角時にプラスの歪曲が発生しやす
く、これを抑えることがレンズ設計上の課題の1つとな
っている。ところが、広角時のプラスの歪曲を補正しよ
うとすると、レンズ枚数が多くなってしまう問題があっ
た。
ズは、その構成上、広角時にプラスの歪曲が発生しやす
く、これを抑えることがレンズ設計上の課題の1つとな
っている。ところが、広角時のプラスの歪曲を補正しよ
うとすると、レンズ枚数が多くなってしまう問題があっ
た。
【0005】本発明は、高いズーム比を有し、コンパク
トでレンズ枚数の少ないズームレンズを提供することを
目的する。
トでレンズ枚数の少ないズームレンズを提供することを
目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで上記目的を達成す
るため、請求項1記載のズームレンズは、物体側より順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を
有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ
群とからなり、各レンズ群間隔を変化させることで変倍
を行うズームレンズにおいて、前記第3レンズ群は、物
体側から順に、正の屈折力を有する第3正レンズと、負
の屈折力を有する第3負レンズと、を含み、かつ以下の
2式を満足することを特徴とする。 1<|f3P/f3|<3.05・・・・・(1) 0.1<|f3/fT|<0.22・・・・・(2) ただし、 f3P:前記第3正レンズの焦点距離、 f3:前記第3レンズ群の焦点距離、 fT:全系の望遠端の焦点距離、である。
るため、請求項1記載のズームレンズは、物体側より順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を
有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ
群とからなり、各レンズ群間隔を変化させることで変倍
を行うズームレンズにおいて、前記第3レンズ群は、物
体側から順に、正の屈折力を有する第3正レンズと、負
の屈折力を有する第3負レンズと、を含み、かつ以下の
2式を満足することを特徴とする。 1<|f3P/f3|<3.05・・・・・(1) 0.1<|f3/fT|<0.22・・・・・(2) ただし、 f3P:前記第3正レンズの焦点距離、 f3:前記第3レンズ群の焦点距離、 fT:全系の望遠端の焦点距離、である。
【0007】また、請求項2記載のズームレンズは、請
求項1記載のズームレンズにおいて、前記第3レンズ群
が、前記第3正レンズ及び前記第3負レンズの2枚で構
成されること、を特徴とする。
求項1記載のズームレンズにおいて、前記第3レンズ群
が、前記第3正レンズ及び前記第3負レンズの2枚で構
成されること、を特徴とする。
【0008】また、請求項3記載のズームレンズは、請
求項2記載のズームレンズにおいて、前記第3レンズ群
が、以下の2式を満足することを特徴とする。
求項2記載のズームレンズにおいて、前記第3レンズ群
が、以下の2式を満足することを特徴とする。
【0009】0.5<N3N/dP-N<2.0・・・・・(3) 0.3<|f3PB/f3NF|<1.4・・・・・(4) ただし、 N3N:前記第3負レンズの屈折率、 dP-N:前記第3正レンズと第3負レンズの軸上面間
隔、 r3PB:前記第3正レンズの像側面の焦点距離、 r3NF:前記第3負レンズの物体側面の焦点距離、であ
る。
隔、 r3PB:前記第3正レンズの像側面の焦点距離、 r3NF:前記第3負レンズの物体側面の焦点距離、であ
る。
【0010】また、請求項4記載のズームレンズは、物
体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正
の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する
第3レンズ群とからなり、各レンズ群間隔を変化させる
ことで変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レン
ズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第1負レ
ンズと、正の屈折力を有する第1正レンズと、を含み、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有
する第2負レンズと、正の屈折力を有する第2正レンズ
と、を含み、前記第3レンズ群は、物体側より順に、正
の屈折力を有する第3正レンズと、負の屈折力を有する
第3負レンズと、を含むとともに、以下の2式を満足す
ることを特徴とする。
体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正
の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する
第3レンズ群とからなり、各レンズ群間隔を変化させる
ことで変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レン
ズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第1負レ
ンズと、正の屈折力を有する第1正レンズと、を含み、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有
する第2負レンズと、正の屈折力を有する第2正レンズ
と、を含み、前記第3レンズ群は、物体側より順に、正
の屈折力を有する第3正レンズと、負の屈折力を有する
第3負レンズと、を含むとともに、以下の2式を満足す
ることを特徴とする。
【0011】 1.3<|f1N/fW|<5.1・・・・・(5) 3.5<|f2N/fW|<12・・・・・(6) ただし、 f1N:前記第1負レンズの焦点距離、 f2N:前記第2負レンズの焦点距離、 fW:全系の広角端の焦点距離、である。
【0012】また、請求項5記載のズームレンズは、請
求項4記載のズームレンズにおいて、前記第3正レンズ
が以下の式を満足することを特徴とする。
求項4記載のズームレンズにおいて、前記第3正レンズ
が以下の式を満足することを特徴とする。
【0013】1<f3P/fW<2.5・・・・・(7) ただし、 f3P:前記第3正レンズの焦点距離、である。
【0014】また、請求項6記載のズームレンズは、請
求項5記載のズームレンズにおいて、 前記第1レンズ
群は、第1負レンズと、第1正レンズと、から成り、前
記第2レンズ群は、第2負レンズと、第2正レンズと、
から成り、前記第3レンズ群は、第3正レンズと、第3
負レンズと、から成ることを特徴とする。
求項5記載のズームレンズにおいて、 前記第1レンズ
群は、第1負レンズと、第1正レンズと、から成り、前
記第2レンズ群は、第2負レンズと、第2正レンズと、
から成り、前記第3レンズ群は、第3正レンズと、第3
負レンズと、から成ることを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載のズームレンズは、請
求項6記載のズームレンズにおいて、前記第2レンズ群
及び前記第3レンズ群に含まれる面のうち、少なくとも
1面が非球面であることを特徴とする。
求項6記載のズームレンズにおいて、前記第2レンズ群
及び前記第3レンズ群に含まれる面のうち、少なくとも
1面が非球面であることを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を説明する。ただ
し、各実施例においてri(i=1,2,3・・・)は
物体側から数えたi番目の面の曲率半径、di(i=
1,2,3・・・)は物体側から数えたi番目の軸上面
間隔を示し、Ni(i=1,2,3・・・)、νi(i
=1,2,3・・・)は、物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率、アッベ数を示す。また、F
Lは全系の焦点距離、Fno.は開放Fナンバーであ
り、FL,Fno.,d4及びd8の値はそれぞれ、左
から順に広角端焦点距離、中間焦点距離、望遠端焦点距
離に対応している。さらに、各係数において、文字”
E”の後の数は、各係数の指数部分に相当し、例えば
1.0E+02であれば1.0×102を表わしてい
る。
し、各実施例においてri(i=1,2,3・・・)は
物体側から数えたi番目の面の曲率半径、di(i=
1,2,3・・・)は物体側から数えたi番目の軸上面
間隔を示し、Ni(i=1,2,3・・・)、νi(i
=1,2,3・・・)は、物体側から数えてi番目のレ
ンズのd線に対する屈折率、アッベ数を示す。また、F
Lは全系の焦点距離、Fno.は開放Fナンバーであ
り、FL,Fno.,d4及びd8の値はそれぞれ、左
から順に広角端焦点距離、中間焦点距離、望遠端焦点距
離に対応している。さらに、各係数において、文字”
E”の後の数は、各係数の指数部分に相当し、例えば
1.0E+02であれば1.0×102を表わしてい
る。
【0017】また、各実施例中、曲率半径に*を付した
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面の
面形状は以下の式で定義されるものとする。 X=C・Y2/{1+√(1−ε・Y2・C2)}+ΣAi・Yi・・・・・(A) ここで、 X:光軸方向の基準面からの変位量、 Y:光軸と垂直な方向の高さ、 C:非球面の基準曲率、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai(i=1,2,3・・):非球面係数、 Yi(i=1,2,3・・):Yのi乗の値、である。
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面の
面形状は以下の式で定義されるものとする。 X=C・Y2/{1+√(1−ε・Y2・C2)}+ΣAi・Yi・・・・・(A) ここで、 X:光軸方向の基準面からの変位量、 Y:光軸と垂直な方向の高さ、 C:非球面の基準曲率、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai(i=1,2,3・・):非球面係数、 Yi(i=1,2,3・・):Yのi乗の値、である。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】図1〜図3は、前記実施例1〜3に対応す
るレンズ構成図であり、広角端でのレンズ配置を示して
いる。図1において、実施例1のズームレンズは物体側
から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群Gr1と、
正の屈折力を有する第2レンズ群Gr2と、負の屈折力
を有する第3レンズ群Gr3とから成る。第1レンズ群
Gr1は、像側に凸面を向けた負のメニスカス形状であ
る第1レンズ(第1負レンズ)と、両凸の正レンズであ
る第2レンズ(第1正レンズ)とから成る。第2レンズ
群Gr2は、像側に凹面を向けた負のメニスカス形状で
両面を非球面とした第3レンズ(第2負レンズ)と、像
側に凸面を向けた正のメニスカス形状である第4レンズ
(第2正レンズ)とから成る。第3レンズ群Gr3は、
像側に凸面を向けた正のメニスカス形状で両面を非球面
とした第5レンズ(第3正レンズ)と、両凹の負レンズ
である第6レンズ(第3負レンズ)とから成る。
るレンズ構成図であり、広角端でのレンズ配置を示して
いる。図1において、実施例1のズームレンズは物体側
から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群Gr1と、
正の屈折力を有する第2レンズ群Gr2と、負の屈折力
を有する第3レンズ群Gr3とから成る。第1レンズ群
Gr1は、像側に凸面を向けた負のメニスカス形状であ
る第1レンズ(第1負レンズ)と、両凸の正レンズであ
る第2レンズ(第1正レンズ)とから成る。第2レンズ
群Gr2は、像側に凹面を向けた負のメニスカス形状で
両面を非球面とした第3レンズ(第2負レンズ)と、像
側に凸面を向けた正のメニスカス形状である第4レンズ
(第2正レンズ)とから成る。第3レンズ群Gr3は、
像側に凸面を向けた正のメニスカス形状で両面を非球面
とした第5レンズ(第3正レンズ)と、両凹の負レンズ
である第6レンズ(第3負レンズ)とから成る。
【0022】また、図2,図3に示した実施例2,3の
ズームレンズは、第6レンズが像側に凸面を向けた負の
メニスカス形状であることを除き、実施例1と同様のレ
ンズ構成を有する。
ズームレンズは、第6レンズが像側に凸面を向けた負の
メニスカス形状であることを除き、実施例1と同様のレ
ンズ構成を有する。
【0023】上記実施例1〜3の焦点距離は、いずれも
広角端で30.8mm、望遠端で117.0mmであ
り、本実施例のズームレンズは、略3.8倍のズーム比
を有している。
広角端で30.8mm、望遠端で117.0mmであ
り、本実施例のズームレンズは、略3.8倍のズーム比
を有している。
【0024】実施例1〜3は上記の条件式(1)〜(7)を
満足する。表4に実施例1〜3の各条件式の値を示す。
ただし表中、N3N,dP-N,r3PB,r3NFは、それぞれ
表1〜3に示した各実施例において、N6,d10,r10
*,r11に対応する。
満足する。表4に実施例1〜3の各条件式の値を示す。
ただし表中、N3N,dP-N,r3PB,r3NFは、それぞれ
表1〜3に示した各実施例において、N6,d10,r10
*,r11に対応する。
【0025】
【表4】
【0026】以下、条件式(1)〜(7)を順に説明する。 1<|f3P/f3|<3.05・・・・・(1) ただし、 f3P:第3正レンズの焦点距離、 f3:第3レンズ群の焦点距離、である。条件式(1)は、
正正負3群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群
に物体側から第3正レンズと、第3負レンズと、を含む
場合に、軸外色収差を低減し、ペッツバール和の絶対値
を十分小さくするための条件である。ただし、全系のペ
ッツバール和Pは以下の式で定義される。 P=Σ(φi/Ni)=φ1/N1+・・φ3P/N3P+φ3N/N3N・・ ・・・・・(B) ただし、 φ1:物体側から1番目のレンズの屈折力、 φ3P:第3正レンズの屈折力、 φ3N:第3負レンズの屈折力、 N1:物体側から1番目のレンズの屈折率、 N3P:第3正レンズの屈折率、 N3N:第3負レンズの屈折率、である。条件式(1)の下
限値を越えると、全系のペッツバール和がプラスに大き
くなり像面性能が劣化する。これを以下に説明する。条
件式(1)の下限値を越えると第3正レンズの焦点距離が
より小さくなるので屈折力の絶対値|φ3P|が大きくな
り、逆に第3負レンズの屈折力の絶対値|φ3N|が相対
的に小さくなる。また、一般的には色収差の補正のた
め、第3正レンズの屈折率N3Pよりも、第3負レンズの
屈折率N3Nの方が大きく設定される。このため上記式
(B)において、項φ3N/N3Nの寄与よりも項φ3P/N3P
の寄与の方が大きくなる。したがって、条件式(1)の下
限値を越えると、ペッツバール和Pはプラスに大きくな
る。
正正負3群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群
に物体側から第3正レンズと、第3負レンズと、を含む
場合に、軸外色収差を低減し、ペッツバール和の絶対値
を十分小さくするための条件である。ただし、全系のペ
ッツバール和Pは以下の式で定義される。 P=Σ(φi/Ni)=φ1/N1+・・φ3P/N3P+φ3N/N3N・・ ・・・・・(B) ただし、 φ1:物体側から1番目のレンズの屈折力、 φ3P:第3正レンズの屈折力、 φ3N:第3負レンズの屈折力、 N1:物体側から1番目のレンズの屈折率、 N3P:第3正レンズの屈折率、 N3N:第3負レンズの屈折率、である。条件式(1)の下
限値を越えると、全系のペッツバール和がプラスに大き
くなり像面性能が劣化する。これを以下に説明する。条
件式(1)の下限値を越えると第3正レンズの焦点距離が
より小さくなるので屈折力の絶対値|φ3P|が大きくな
り、逆に第3負レンズの屈折力の絶対値|φ3N|が相対
的に小さくなる。また、一般的には色収差の補正のた
め、第3正レンズの屈折率N3Pよりも、第3負レンズの
屈折率N3Nの方が大きく設定される。このため上記式
(B)において、項φ3N/N3Nの寄与よりも項φ3P/N3P
の寄与の方が大きくなる。したがって、条件式(1)の下
限値を越えると、ペッツバール和Pはプラスに大きくな
る。
【0027】さらに条件式(1)の下限値を越えると、広
角側において軸外色収差がマイナスに大きくなり望まし
くない。ここで、軸外色収差係数の近軸式は以下の式で
与えられる。
角側において軸外色収差がマイナスに大きくなり望まし
くない。ここで、軸外色収差係数の近軸式は以下の式で
与えられる。
【0028】 Ti=(φi/νi)hi・hi’・・・・・(C) ただし、 Ti:軸外色収差係数、 νi:アッベ数 hi:軸上光線の入射高、 hi’:主光線の入射高、である。
【0029】上記式(C)によると、軸外色収差係数は屈
折力の符号により正負が決定される。つまり、軸外色収
差係数は、第3正レンズの屈折力が大きくなると、プラ
スに大きくなり、第3負レンズの屈折力が大きくなる
と、マイナスに大きくなる。ところが、一般に第3正レ
ンズのアッベ数ν3Pより、第3負レンズのアッベ数ν3
Nの方が小さく設定される。このため、第3負レンズよ
りも第3正レンズの方が軸外色収差に対する寄与の影響
が大きい。したがって、条件式(1)の下限値を越える
と、全系の軸外色収差はマイナスに大きくなる。
折力の符号により正負が決定される。つまり、軸外色収
差係数は、第3正レンズの屈折力が大きくなると、プラ
スに大きくなり、第3負レンズの屈折力が大きくなる
と、マイナスに大きくなる。ところが、一般に第3正レ
ンズのアッベ数ν3Pより、第3負レンズのアッベ数ν3
Nの方が小さく設定される。このため、第3負レンズよ
りも第3正レンズの方が軸外色収差に対する寄与の影響
が大きい。したがって、条件式(1)の下限値を越える
と、全系の軸外色収差はマイナスに大きくなる。
【0030】一方、条件式(1)の上限値を越えると、上
記説明と全く逆の作用が働き、ペッツバール和がマイナ
スに大きくなり像面性能が劣化するとともに、望遠側で
の軸外色収差がプラスに大きくなる。
記説明と全く逆の作用が働き、ペッツバール和がマイナ
スに大きくなり像面性能が劣化するとともに、望遠側で
の軸外色収差がプラスに大きくなる。
【0031】0.1<|f3/fT|<0.22・・・・・(2) ただし、 f3:第3レンズ群の焦点距離、 fT:全系の望遠端の焦点距離、である。条件式(2)は、
正正負3群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群
に物体側から第3正レンズと、第3負レンズと、から成
る構成を含む場合に、歪曲収差と軸外色収差を補正する
ための条件を表わしている。
正正負3群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群
に物体側から第3正レンズと、第3負レンズと、から成
る構成を含む場合に、歪曲収差と軸外色収差を補正する
ための条件を表わしている。
【0032】条件式(2)の下限値を越えると、相対的に
第3レンズ群の屈折力φ3が大きくなり、歪曲収差がプ
ラスに大きくなる。歪曲収差は第3レンズ群の負の屈折
力φ3が有する入射光線を外側に拡げる性質に影響され
る。この性質は、主光線の第3レンズ群への入射高が大
きいほど顕著に現われ、主光線の入射高は広角端に近づ
くほど大きくなる。このため、条件式(2)の下限値を越
えたときに発生する歪曲収差は、全系の焦点距離が広角
端に近づくほど顕著になる。
第3レンズ群の屈折力φ3が大きくなり、歪曲収差がプ
ラスに大きくなる。歪曲収差は第3レンズ群の負の屈折
力φ3が有する入射光線を外側に拡げる性質に影響され
る。この性質は、主光線の第3レンズ群への入射高が大
きいほど顕著に現われ、主光線の入射高は広角端に近づ
くほど大きくなる。このため、条件式(2)の下限値を越
えたときに発生する歪曲収差は、全系の焦点距離が広角
端に近づくほど顕著になる。
【0033】また、条件式(2)の下限値を越えたとき
は、望遠側の軸外色収差もプラスに大きくなる。
は、望遠側の軸外色収差もプラスに大きくなる。
【0034】一方、条件式(2)の上限値を越えると、相
対的に第3レンズ群の屈折力φ3が小さくなり、軸外光
の像面での拡がりが小さくなる。この結果、広角側での
倍率色収差がマイナスに大きくなり性能を確保できな
い。さらに、ズーミング時の第3レンズ群の移動量が大
きくなるため、鏡胴を構成する上で不利となるととも
に、コンパクトなズームレンズを達成できない。
対的に第3レンズ群の屈折力φ3が小さくなり、軸外光
の像面での拡がりが小さくなる。この結果、広角側での
倍率色収差がマイナスに大きくなり性能を確保できな
い。さらに、ズーミング時の第3レンズ群の移動量が大
きくなるため、鏡胴を構成する上で不利となるととも
に、コンパクトなズームレンズを達成できない。
【0035】0.5<N3N/dP-N<2.0・・・・・(3) ただし、 N3N:第3負レンズの屈折力、 dP-N:第3正レンズと第3負レンズの空気間隔、であ
る。条件式(3)は、正正負3群構成のズームレンズにお
いて、第3レンズ群を物体側から1枚の第3正レンズ
と、1枚の第3負レンズの2枚で構成させた場合の、広
角側でのゴースト光に関する条件式である。
る。条件式(3)は、正正負3群構成のズームレンズにお
いて、第3レンズ群を物体側から1枚の第3正レンズ
と、1枚の第3負レンズの2枚で構成させた場合の、広
角側でのゴースト光に関する条件式である。
【0036】色収差の補正を行うためには正レンズと、
負レンズの2枚のレンズが最低必要である。したがっ
て、均質な媒質のレンズを用いるかぎり、2枚構成は理
論的に最小枚数となる。
負レンズの2枚のレンズが最低必要である。したがっ
て、均質な媒質のレンズを用いるかぎり、2枚構成は理
論的に最小枚数となる。
【0037】はじめに広角側でのゴースト光について、
図4を参照して説明する。図4は、本発明のズームレン
ズの広角端での第3レンズ群を表わす模式図である。図
4において第3レンズ群は、物体側から、像側に凸面を
向けた正のメニスカス形状である第3正レンズと、像側
に凸面を向けた負のメニスカス形状である第3負レンズ
とから構成されている。さらに、物体側から各レンズ面
を、面1,面2,面3,面4とする。
図4を参照して説明する。図4は、本発明のズームレン
ズの広角端での第3レンズ群を表わす模式図である。図
4において第3レンズ群は、物体側から、像側に凸面を
向けた正のメニスカス形状である第3正レンズと、像側
に凸面を向けた負のメニスカス形状である第3負レンズ
とから構成されている。さらに、物体側から各レンズ面
を、面1,面2,面3,面4とする。
【0038】図4において、面1に入射し()、面2
から射出した()光線のうち通常の光線は、さらに面
3に入射し面4から射出して像を形成する。(図中実線
で表示)ところが、面2から射出した()光線の一部
は、面3の表面で反射して()ゴースト光となり、面
2表面で反射し()、その後面3に入射し()、面
4から射出して()像面に至り、ゴーストフレアとし
て像を劣化させる。(図中点線で表示) ところで、条件式(3)の下限値を越える場合は、条件式
(3)において、第3負レンズの屈折率N3Nが小さい場合
と、第3正レンズと第3負レンズの空気間隔dP-Nが大
きい場合である。
から射出した()光線のうち通常の光線は、さらに面
3に入射し面4から射出して像を形成する。(図中実線
で表示)ところが、面2から射出した()光線の一部
は、面3の表面で反射して()ゴースト光となり、面
2表面で反射し()、その後面3に入射し()、面
4から射出して()像面に至り、ゴーストフレアとし
て像を劣化させる。(図中点線で表示) ところで、条件式(3)の下限値を越える場合は、条件式
(3)において、第3負レンズの屈折率N3Nが小さい場合
と、第3正レンズと第3負レンズの空気間隔dP-Nが大
きい場合である。
【0039】第3負レンズの屈折率N3が小さいと、第
3負レンズの面3に入射したゴースト光()は、面4
から光軸中心により近い方向に射出し()、ゴースト
フレアを像のより中心付近に発生させる。
3負レンズの面3に入射したゴースト光()は、面4
から光軸中心により近い方向に射出し()、ゴースト
フレアを像のより中心付近に発生させる。
【0040】また、dP-Nが大きくなりすぎると、面2
を射出した光線のうちゴースト光となる光線が面3のよ
り周辺部で反射する。この結果、面3でのゴースト光の
反射角がより大きくなり、ゴースト光が直接面3から第
3負レンズに入射する()。この場合もゴーストフレ
アをより像中心付近に発生させることになる。
を射出した光線のうちゴースト光となる光線が面3のよ
り周辺部で反射する。この結果、面3でのゴースト光の
反射角がより大きくなり、ゴースト光が直接面3から第
3負レンズに入射する()。この場合もゴーストフレ
アをより像中心付近に発生させることになる。
【0041】したがって、いずれの場合においても、ゴ
ーストフレアが像面中心に発生することになり、像を劣
化させる。
ーストフレアが像面中心に発生することになり、像を劣
化させる。
【0042】一方、条件式(3)の上限値を越える場合
は、条件式(3)において、第3負レンズの屈折率N3Nが
大きい場合と、第3正レンズと第3負レンズの空気間隔
dP-Nが小さい場合である。
は、条件式(3)において、第3負レンズの屈折率N3Nが
大きい場合と、第3正レンズと第3負レンズの空気間隔
dP-Nが小さい場合である。
【0043】第3負レンズの屈折率N3Nを大きくする
と、面3で屈折する屈折角度が小さくなるので、面3で
の反射率が高くなり、ゴースト光の強度が大きくなる。
と、面3で屈折する屈折角度が小さくなるので、面3で
の反射率が高くなり、ゴースト光の強度が大きくなる。
【0044】また、dP-Nを小さくすると、第3正レン
ズと第3負レンズの周辺部(図4においてA)で面2と面
3が接近する。面2と面3が接近しすぎると、広角側で
照度が確保できなくなる。照度を確保するために、面3
の曲率半径を大きくする方法もあるが、面3の曲率半径
を大きくしすぎると、望遠側での球面収差とコマ収差が
増大する。
ズと第3負レンズの周辺部(図4においてA)で面2と面
3が接近する。面2と面3が接近しすぎると、広角側で
照度が確保できなくなる。照度を確保するために、面3
の曲率半径を大きくする方法もあるが、面3の曲率半径
を大きくしすぎると、望遠側での球面収差とコマ収差が
増大する。
【0045】 0.3<|f3PB/f3NF|<1.4・・・・・(4) 条件式(4)は、正正負3群構成のズームレンズにおい
て、第3レンズ群を物体側から1枚の第3正レンズと、
1枚の第3負レンズの2枚で構成させた場合の、レンズ
の焦点距離に関する条件式である。
て、第3レンズ群を物体側から1枚の第3正レンズと、
1枚の第3負レンズの2枚で構成させた場合の、レンズ
の焦点距離に関する条件式である。
【0046】条件式(4)の上限値を越えると、第3正レ
ンズの像側面焦点距離f3PBの絶対値が第3負レンズの
物体側面焦点距離f3NFの絶対値に対して大きくなるの
で、面2の曲率半径の絶対値が大きくなり、結果として
面2に入射するゴースト光()の入射角が大きくな
る。面2に入射するゴースト光()の入射角が大きく
なると、ゴースト反射光()がより下方に曲げられる
ことになり、ゴーストフレアを像中心付近に発生させる
ことになる。
ンズの像側面焦点距離f3PBの絶対値が第3負レンズの
物体側面焦点距離f3NFの絶対値に対して大きくなるの
で、面2の曲率半径の絶対値が大きくなり、結果として
面2に入射するゴースト光()の入射角が大きくな
る。面2に入射するゴースト光()の入射角が大きく
なると、ゴースト反射光()がより下方に曲げられる
ことになり、ゴーストフレアを像中心付近に発生させる
ことになる。
【0047】一方、条件式(4)の下限値を越えると、第
3正レンズの像側面焦点距離f3PBの絶対値が、第3負
レンズの物体側面焦点距離f3NFの絶対値に対して相対
的に大きくなり、面3の曲率半径が大きくなる。この場
合、前述したように望遠側での球面収差とコマ収差が増
大する。
3正レンズの像側面焦点距離f3PBの絶対値が、第3負
レンズの物体側面焦点距離f3NFの絶対値に対して相対
的に大きくなり、面3の曲率半径が大きくなる。この場
合、前述したように望遠側での球面収差とコマ収差が増
大する。
【0048】このような、正正負3群構成のズームレン
ズにおいて、正の屈折力を有するレンズ群は、物体側か
ら負レンズ、正レンズを順に含み、負の屈折力を有する
レンズ群は、物体側から正レンズ、負レンズを順に含む
ことが望ましい。これは、広角側において、バックフォ
ーカスをより長く確保する効果を有する。
ズにおいて、正の屈折力を有するレンズ群は、物体側か
ら負レンズ、正レンズを順に含み、負の屈折力を有する
レンズ群は、物体側から正レンズ、負レンズを順に含む
ことが望ましい。これは、広角側において、バックフォ
ーカスをより長く確保する効果を有する。
【0049】1.3<|f1N/fW|<5.1・・・・・(5) ただし、 f1N:前記第1負レンズの焦点距離、 fW:全系の広角側の焦点距離、である。
【0050】条件式(5)は、正正負3群構成のズームレ
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、第1負レンズが満足すべき焦点距離に関す
る条件を表わす。条件式(5)の下限値を越えると、f1N
の値が相対的に小さくなるので第1負レンズの屈折力φ
1Nが大きくなる。屈折力φ1Nが大きくなると各収差が発
生する。特に第1負レンズより像側にある各レンズに光
線が入射する際の軸上入射高hが大きくなるため、軸上
入射高hの寄与の大きい球面収差とコマ収差の補正が困
難となる。また、この場合、広角側の倍率色収差もマイ
ナス側に大きくなる。
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、第1負レンズが満足すべき焦点距離に関す
る条件を表わす。条件式(5)の下限値を越えると、f1N
の値が相対的に小さくなるので第1負レンズの屈折力φ
1Nが大きくなる。屈折力φ1Nが大きくなると各収差が発
生する。特に第1負レンズより像側にある各レンズに光
線が入射する際の軸上入射高hが大きくなるため、軸上
入射高hの寄与の大きい球面収差とコマ収差の補正が困
難となる。また、この場合、広角側の倍率色収差もマイ
ナス側に大きくなる。
【0051】一方、条件式(5)の上限値を越えると、f1
Nの値が相対的に大きくなるので第1負レンズの屈折力
φ1Nが小さくなる。したがって、第1レンズ群のレトロ
パワーが弱くなり、広角側でのバックフォーカスが確保
できなくなる。また、負の屈折力の減少により、広角側
での歪曲収差のプラス側への増大及び望遠側での倍率色
収差のプラス側への増大に対する補正が困難となる。
Nの値が相対的に大きくなるので第1負レンズの屈折力
φ1Nが小さくなる。したがって、第1レンズ群のレトロ
パワーが弱くなり、広角側でのバックフォーカスが確保
できなくなる。また、負の屈折力の減少により、広角側
での歪曲収差のプラス側への増大及び望遠側での倍率色
収差のプラス側への増大に対する補正が困難となる。
【0052】3.5<|f2N/fW|<12・・・・・(6) ただし、 f2N:前記第2負レンズの焦点距離、 fW:全系の広角端の焦点距離、である。
【0053】条件式(6)は、正正負3群構成のズームレ
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、第2負レンズが満足すべき焦点距離に関す
る条件を表わす。条件式(6)の下限値を越えると、f2N
の値が相対的に小さくなるので第2負レンズの屈折力φ
2Nが大きくなる。屈折力φ2Nが大きくなると、条件式
(5)と同様に、軸上入射高hの寄与の大きい球面収差と
コマ収差の補正が困難となる。
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、第2負レンズが満足すべき焦点距離に関す
る条件を表わす。条件式(6)の下限値を越えると、f2N
の値が相対的に小さくなるので第2負レンズの屈折力φ
2Nが大きくなる。屈折力φ2Nが大きくなると、条件式
(5)と同様に、軸上入射高hの寄与の大きい球面収差と
コマ収差の補正が困難となる。
【0054】一方、条件式(6)の上限値を越えると、第
2レンズ群のレトロパワーが弱くなり、広角側でのバッ
クフォーカスが確保できなくなる。
2レンズ群のレトロパワーが弱くなり、広角側でのバッ
クフォーカスが確保できなくなる。
【0055】1<f3P/fW<2.5・・・・・(7) ただし、 f3P:第3正レンズの焦点距離、である。
【0056】条件式(7)は、正正負3群構成のズームレ
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、全系のペッツバール和の絶対値を十分小さ
くするとともに、軸外色収差を低減するための条件を表
わす。
ンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から第1負レン
ズ、第1正レンズを順に含み、第2レンズ群は、物体側
から第2負レンズ、第2正レンズを順に含み、第3レン
ズ群は、物体側から第3正レンズ、第3負レンズを順に
含む場合に、全系のペッツバール和の絶対値を十分小さ
くするとともに、軸外色収差を低減するための条件を表
わす。
【0057】条件式(7)は、前記条件式(1)の説明で述べ
た条件範囲を、第3レンズ群から全系に拡張した条件式
である。したがって、範囲の上限値と下限値の規定に対
する考え方は、条件式(1)の場合と全く同様あるので、
その説明を省略する。
た条件範囲を、第3レンズ群から全系に拡張した条件式
である。したがって、範囲の上限値と下限値の規定に対
する考え方は、条件式(1)の場合と全く同様あるので、
その説明を省略する。
【0058】条件式(7)の下限値を越えると、全系のペ
ッツバール和がプラスに大きくなり像面性能が劣化す
る。また、広角側において軸外色収差がマイナスに大き
くなる。
ッツバール和がプラスに大きくなり像面性能が劣化す
る。また、広角側において軸外色収差がマイナスに大き
くなる。
【0059】一方、条件式(7)の上限値を越えると、全
く逆にペッツバール和がマイナスに大きくなり像面性能
が劣化するとともに、望遠側での軸外色収差がマイナス
に大きくなる。
く逆にペッツバール和がマイナスに大きくなり像面性能
が劣化するとともに、望遠側での軸外色収差がマイナス
に大きくなる。
【0060】このような正正負3群ズームレンズを、理
論的最小枚数である6枚で構成する場合、球面系だけで
構成すると色収差の補正は可能であるが、単色収差の補
正には限界がある。したがって、単色収差の補正に対し
ては非球面を用いることが有効である。
論的最小枚数である6枚で構成する場合、球面系だけで
構成すると色収差の補正は可能であるが、単色収差の補
正には限界がある。したがって、単色収差の補正に対し
ては非球面を用いることが有効である。
【0061】この場合、第2レンズ群に含まれるレンズ
面に非球面を用いると、第2レンズ群に含まれるレンズ
へ入射する軸上光線の入射高h及び主光線の入射高h’
をコントロールすることができ、望遠側の球面収差とコ
マ収差の除去に効果的である。
面に非球面を用いると、第2レンズ群に含まれるレンズ
へ入射する軸上光線の入射高h及び主光線の入射高h’
をコントロールすることができ、望遠側の球面収差とコ
マ収差の除去に効果的である。
【0062】また、第3レンズ群に含まれるレンズ面に
非球面を用いると、第3レンズ群に含まれるレンズへ入
射する主光線の入射高h’をコントロールすることがで
き、広角側の歪曲収差の除去に効果的である。
非球面を用いると、第3レンズ群に含まれるレンズへ入
射する主光線の入射高h’をコントロールすることがで
き、広角側の歪曲収差の除去に効果的である。
【0063】図5〜図7は実施例1〜3の収差図で、上
から順に広角端焦点距離、中間焦点距離、望遠端焦点距
離に対応する収差図を示している。開放Fナンバーは、
実施例1においては、上から順に3.62,7.44,
10.18、実施例2においては、上から順に3.6
2,7.49,10.18、実施例3においては、上か
ら順に3.62,7.50,10.19である。図5〜
図7の球面収差図において、実線(d)はd線に対する
球面収差、一点鎖線(g)はg線に対する球面収差、点
線(SC)は正弦条件を表わす。また、図5〜図7の非
点収差図において点線(DM)と実線(DS)はそれぞ
れメリディオナル面とサジタル面の非点収差を表わす。
から順に広角端焦点距離、中間焦点距離、望遠端焦点距
離に対応する収差図を示している。開放Fナンバーは、
実施例1においては、上から順に3.62,7.44,
10.18、実施例2においては、上から順に3.6
2,7.49,10.18、実施例3においては、上か
ら順に3.62,7.50,10.19である。図5〜
図7の球面収差図において、実線(d)はd線に対する
球面収差、一点鎖線(g)はg線に対する球面収差、点
線(SC)は正弦条件を表わす。また、図5〜図7の非
点収差図において点線(DM)と実線(DS)はそれぞ
れメリディオナル面とサジタル面の非点収差を表わす。
【0064】
【発明の効果】本発明に係るズームレンズによれば、従
来複数のレンズで構成されていたレンズ群を少ない枚
数、好ましくは2枚で構成でき、コンパクトで良好に収
差補正された高いズーム比を有するズームレンズを実現
できる。また、レンズ枚数が削減されるので、低コスト
化の効果も有する。
来複数のレンズで構成されていたレンズ群を少ない枚
数、好ましくは2枚で構成でき、コンパクトで良好に収
差補正された高いズーム比を有するズームレンズを実現
できる。また、レンズ枚数が削減されるので、低コスト
化の効果も有する。
【0065】さらに本発明に係るズームレンズを、レン
ズシャッターカメラやビデオカメラに適用すれば、これ
らカメラのコンパクト化及びズームレンズの高倍率化に
よる高性能化に寄与することができる。
ズシャッターカメラやビデオカメラに適用すれば、これ
らカメラのコンパクト化及びズームレンズの高倍率化に
よる高性能化に寄与することができる。
【図1】図1は、本発明のズームレンズの実施例1を示
す構成図。
す構成図。
【図2】図2は、本発明のズームレンズの実施例2を示
す構成図。
す構成図。
【図3】図3は、本発明のズームレンズの実施例3を示
す構成図。
す構成図。
【図4】図4は、ゴースト光を説明する模式図。
【図5】図5は、実施例1のズームレンズの収差図。
【図6】図6は、実施例2のズームレンズの収差図。
【図7】図7は、実施例3のズームレンズの収差図。
Gr1:第1レンズ群 Gr2:第2レンズ群 Gr3:第3レンズ群
Claims (7)
- 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負
の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、各レンズ群
間隔を変化させることで変倍を行うズームレンズにおい
て、 前記第3レンズ群は、物体側から順に、 正の屈折力を有する第3正レンズと、 負の屈折力を有する第3負レンズと、を含み、 かつ以下の2式を満足することを特徴とするズームレン
ズ。 1<|f3P/f3|<3.05 0.1<|f3/fT|<0.22 ただし、 f3P:前記第3正レンズの焦点距離、 f3:前記第3レンズ群の焦点距離、 fT:全系の望遠端の焦点距離、である。 - 【請求項2】 前記第3レンズ群が、前記第3正レンズ
及び前記第3負レンズの2枚で構成されること、を特徴
とする請求項1記載のズームレンズ。 - 【請求項3】 前記第3レンズ群が、以下の2式を満足
することを特徴とする請求項2記載のズームレンズ。 0.5<N3N/dP-N<2.0 0.3<|f3PB/f3NF|<1.4 ただし、 N3N:前記第3負レンズの屈折率、 dP-N:前記第3正レンズと第3負レンズの軸上面間
隔、 f3PB:前記第3正レンズの像側面の焦点距離、 f3NF:前記第3負レンズの物体側面の焦点距離、であ
る。 - 【請求項4】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負
の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、各レンズ群
間隔を変化させることで変倍を行うズームレンズにおい
て、 前記第1レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有
する第1負レンズと、正の屈折力を有する第1正レンズ
と、を含み、 前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有
する第2負レンズと、正の屈折力を有する第2正レンズ
と、を含み、 前記第3レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有
する第3正レンズと、負の屈折力を有する第3負レンズ
と、を含むとともに、以下の2式を満足することを特徴
とするズームレンズ。 1.3<|f1N/fW|<5.1 3.5<|f2N/fW|<12 ただし、 f1N:前記第1負レンズの焦点距離、 f2N:前記第2負レンズの焦点距離、 fW:全系の広角端の焦点距離、である。 - 【請求項5】 前記第3正レンズが以下の式を満足する
ことを特徴とする請求項4記載のズームレンズ。 1<f3P/fW<2.5 ただし、 f3P:前記第3正レンズの焦点距離、である。 - 【請求項6】 前記第1レンズ群は、第1負レンズと、
第1正レンズと、から成り、 前記第2レンズ群は、第2負レンズと、第2正レンズ
と、から成り、 前記第3レンズ群は、第3正レンズと、第3負レンズ
と、から成ることを特徴とする請求項5記載のズームレ
ンズ。 - 【請求項7】 前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群
に含まれる面のうち、少なくとも1面が非球面であるこ
とを特徴とする請求項6記載のズームレンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061052A JPH08262325A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | ズームレンズ |
US08/618,456 US5721643A (en) | 1995-03-20 | 1996-03-14 | Zoom lens system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061052A JPH08262325A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | ズームレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08262325A true JPH08262325A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13160067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7061052A Pending JPH08262325A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | ズームレンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5721643A (ja) |
JP (1) | JPH08262325A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6429978B2 (en) | 2000-02-18 | 2002-08-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens and optical apparatus incorporating the same |
US6433940B1 (en) | 2000-04-24 | 2002-08-13 | Olympus Optical Co., Ltd. | Zoom optical system |
US6577452B2 (en) | 2001-01-31 | 2003-06-10 | Nikon Corporation | Variable focal length lens system |
US6940663B2 (en) | 2003-04-18 | 2005-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens system |
WO2014013677A1 (ja) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015060166A1 (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-30 | カンタツ株式会社 | 撮像レンズ |
CN108227141B (zh) * | 2017-12-29 | 2020-05-29 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
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