JPH08244567A - ウオッシャホースの固定構造 - Google Patents
ウオッシャホースの固定構造Info
- Publication number
- JPH08244567A JPH08244567A JP7050920A JP5092095A JPH08244567A JP H08244567 A JPH08244567 A JP H08244567A JP 7050920 A JP7050920 A JP 7050920A JP 5092095 A JP5092095 A JP 5092095A JP H08244567 A JPH08244567 A JP H08244567A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer hose
- washer
- hood
- hinge member
- hose
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウオッシャホースの弛みを解消し得てフード
によるウオッシャホースの挟み込みを防止できると共に
ウオッシャホースのぶらつきによる他の部品への干渉を
防止でき、しかもウオッシャホース固定用のクランプの
数を増加することなくウオッシャホースの固定を確実に
行うことができるようにしたウオッシャホースの固定構
造を提供する。 【構成】 エンジンルーム1を覆う閉扉位置とエンジン
ルーム1を開放する開扉位置とにフード2を回動可能に
支持するヒンジ部材11の一部により、洗浄液をウオッ
シャノズルに供給するウオッシャホース4をフード2又
は車体13に固定する。
によるウオッシャホースの挟み込みを防止できると共に
ウオッシャホースのぶらつきによる他の部品への干渉を
防止でき、しかもウオッシャホース固定用のクランプの
数を増加することなくウオッシャホースの固定を確実に
行うことができるようにしたウオッシャホースの固定構
造を提供する。 【構成】 エンジンルーム1を覆う閉扉位置とエンジン
ルーム1を開放する開扉位置とにフード2を回動可能に
支持するヒンジ部材11の一部により、洗浄液をウオッ
シャノズルに供給するウオッシャホース4をフード2又
は車体13に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に配管されるウ
オッシャホースの固定構造に関するものである。
オッシャホースの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は自動車に配管されるウオッシャホ
ースの固定構造の従来例を示すものであって、同図にお
いて、1は自動車の車体前部のエンジンルーム、2はこ
のエンジンルーム1の上部開口を開閉する回動式のフロ
ントフード、3はフロントフード2を車体13に対して
回動可能に支持するヒンジ部材、4はフロントフード2
に配設された図外のウオッシャノズルに洗浄液を供給す
るウオッシャホース(ウインドウオッシャ用のホー
ス)、5はエンジンルーム1と図外のフロントウインド
との間に配設されたカウルパネル、6はこのカウルパネ
ル5に装着された図外のワイパモータにて駆動されるワ
イパである。
ースの固定構造の従来例を示すものであって、同図にお
いて、1は自動車の車体前部のエンジンルーム、2はこ
のエンジンルーム1の上部開口を開閉する回動式のフロ
ントフード、3はフロントフード2を車体13に対して
回動可能に支持するヒンジ部材、4はフロントフード2
に配設された図外のウオッシャノズルに洗浄液を供給す
るウオッシャホース(ウインドウオッシャ用のホー
ス)、5はエンジンルーム1と図外のフロントウインド
との間に配設されたカウルパネル、6はこのカウルパネ
ル5に装着された図外のワイパモータにて駆動されるワ
イパである。
【0003】上述のヒンジ部材3は、図5に示すよう
に、車体に固着される基体部3aとフロントフード2の
裏面2aに固着される回動部3bとをヒンジ軸7を介し
て互いに回動自在に連結して成るものである。
に、車体に固着される基体部3aとフロントフード2の
裏面2aに固着される回動部3bとをヒンジ軸7を介し
て互いに回動自在に連結して成るものである。
【0004】また、上述のウオッシャホース4は、エン
ジンルーム1内に配置されたポンプ(図示せず)とフロ
ントフード2に配設されたウオッシャノズル(図示せ
ず)との間に接続されており、ウオッシャホース4の中
間部分4aがフロントフード2の裏面2aに複数のクラ
ンプ8にて固定保持されている。そして、ウオッシャホ
ース4の片側部分4bすなわちポンプ側のホース部分
は、フロントフード2の回動を許容すべくフロントフー
ド2から必要な長さの遊びをとって前記ポンプの側に垂
れ下げられた状態で配管されている。
ジンルーム1内に配置されたポンプ(図示せず)とフロ
ントフード2に配設されたウオッシャノズル(図示せ
ず)との間に接続されており、ウオッシャホース4の中
間部分4aがフロントフード2の裏面2aに複数のクラ
ンプ8にて固定保持されている。そして、ウオッシャホ
ース4の片側部分4bすなわちポンプ側のホース部分
は、フロントフード2の回動を許容すべくフロントフー
ド2から必要な長さの遊びをとって前記ポンプの側に垂
れ下げられた状態で配管されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のウオッシャホースの固定構造では、次のよう
な問題点がある。すなわち、ウオッシャホース4の片側
部分4bは必要な長さの遊びをもって非拘束状態で配管
されるため、フロントフード2を開扉位置から閉扉位置
に回動させる際に片側部分4bに弛みを生じ、このため
に片側部分4bがフロントフード2と車体13との間に
挟まれて損傷を受けてしまうおそれがある。
如き従来のウオッシャホースの固定構造では、次のよう
な問題点がある。すなわち、ウオッシャホース4の片側
部分4bは必要な長さの遊びをもって非拘束状態で配管
されるため、フロントフード2を開扉位置から閉扉位置
に回動させる際に片側部分4bに弛みを生じ、このため
に片側部分4bがフロントフード2と車体13との間に
挟まれて損傷を受けてしまうおそれがある。
【0006】また、フロントフード2の閉扉状態の下で
は、ウオッシャホース4の片側部分4bが非拘束状態の
下で垂れ下がり、振動や揺動等によりこの片側部分4b
が振れて他の部品に干渉(接触)する可能性がある。
は、ウオッシャホース4の片側部分4bが非拘束状態の
下で垂れ下がり、振動や揺動等によりこの片側部分4b
が振れて他の部品に干渉(接触)する可能性がある。
【0007】さらに、クランプ8によるウオッシャホー
ス4の中間部分4aの固定は必ずしも確実になされてい
ないのが実状である。そこで、前記中間部分4aの固定
を確実に行うためにはクランプ8の使用数を増やせばよ
いのであるが、このようにした場合には、クランプ8の
増加分だけ部品点数及び組付工数が多くなり、コストア
ップを来すという問題点を生じる。
ス4の中間部分4aの固定は必ずしも確実になされてい
ないのが実状である。そこで、前記中間部分4aの固定
を確実に行うためにはクランプ8の使用数を増やせばよ
いのであるが、このようにした場合には、クランプ8の
増加分だけ部品点数及び組付工数が多くなり、コストア
ップを来すという問題点を生じる。
【0008】本発明は、このような種々の問題点を解消
すべくなされたものであって、その目的は、ウオッシャ
ホースの弛みを解消し得てフードによるウオッシャホー
スの挟み込みを防止できると共にウオッシャホースのぶ
らつきによる他の部品への干渉を防止でき、しかもウオ
ッシャホース固定用のクランプの数を増加することなく
ウオッシャホースの固定を確実に行うことができるよう
にしたウオッシャホースの固定構造を提供することにあ
る。
すべくなされたものであって、その目的は、ウオッシャ
ホースの弛みを解消し得てフードによるウオッシャホー
スの挟み込みを防止できると共にウオッシャホースのぶ
らつきによる他の部品への干渉を防止でき、しかもウオ
ッシャホース固定用のクランプの数を増加することなく
ウオッシャホースの固定を確実に行うことができるよう
にしたウオッシャホースの固定構造を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、エンジンルームを覆う閉扉位置と前
記エンジンルームを開放する開扉位置とにフードを回動
可能に支持するヒンジ部材の一部により、洗浄液をウオ
ッシャノズルに供給するウオッシャホースを前記フード
又は車体に固するようにしている。
めに、本発明では、エンジンルームを覆う閉扉位置と前
記エンジンルームを開放する開扉位置とにフードを回動
可能に支持するヒンジ部材の一部により、洗浄液をウオ
ッシャノズルに供給するウオッシャホースを前記フード
又は車体に固するようにしている。
【0010】また、本発明では、前記ヒンジ部材の一部
分をほぼU字形状に屈曲成形して成るU字形状部を前記
ヒンジ部材に設け、前記U字形状部と前記フード又は車
体との間に前記ウオッシャホースを挾持するようにして
いる。
分をほぼU字形状に屈曲成形して成るU字形状部を前記
ヒンジ部材に設け、前記U字形状部と前記フード又は車
体との間に前記ウオッシャホースを挾持するようにして
いる。
【0011】
【作用】フード回動支持用のヒンジ部材の一部にてウオ
ッシャホースをフード又は車体に固定することにより、
ウオッシャホースの弛みが解消されると共にウオッシャ
ホースの確実な固定がなされる。かくして、ウオッシャ
ホースの弛みの解消に伴いフードによるウオッシャホー
スの挟み込みが防止され、ウオッシャホースのぶらつき
による他の部品への干渉(接触)が防止される。また、
ヒンジ部材がクランプとしての役目を果たすため、クラ
ンプの使用数の増加の防止又はその削減が図られる。一
方、ヒンジ部材にウオッシャホース挾持用のU字形状部
を設けるのに応じて、ヒンジ部材自体の剛性が向上され
る。
ッシャホースをフード又は車体に固定することにより、
ウオッシャホースの弛みが解消されると共にウオッシャ
ホースの確実な固定がなされる。かくして、ウオッシャ
ホースの弛みの解消に伴いフードによるウオッシャホー
スの挟み込みが防止され、ウオッシャホースのぶらつき
による他の部品への干渉(接触)が防止される。また、
ヒンジ部材がクランプとしての役目を果たすため、クラ
ンプの使用数の増加の防止又はその削減が図られる。一
方、ヒンジ部材にウオッシャホース挾持用のU字形状部
を設けるのに応じて、ヒンジ部材自体の剛性が向上され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照して説明する。なお、図1〜図3において図4と
同一の部分には同一の符号を付すこととする。
を参照して説明する。なお、図1〜図3において図4と
同一の部分には同一の符号を付すこととする。
【0013】図1は本発明に係るウオッシャホースの固
定構造を備えた四輪自動車の車体前部10を示すもので
ある。図1に示すように、エンジンルーム1の側部であ
ってカウルパネル5の両側部に近傍箇所にはヒンジ部材
11がそれぞれ取付けられており、このヒンジ部材11
にてフロントフード2が回動可能に支持されている。そ
して、前記ヒンジ部材11及びフロントフード2に関連
して洗浄液供給用のウオッシャホース4が後述の如く配
管されている。
定構造を備えた四輪自動車の車体前部10を示すもので
ある。図1に示すように、エンジンルーム1の側部であ
ってカウルパネル5の両側部に近傍箇所にはヒンジ部材
11がそれぞれ取付けられており、このヒンジ部材11
にてフロントフード2が回動可能に支持されている。そ
して、前記ヒンジ部材11及びフロントフード2に関連
して洗浄液供給用のウオッシャホース4が後述の如く配
管されている。
【0014】上述のヒンジ部材11は、図2に示すよう
に、基体部11aと回動部11bとをヒンジ軸12を介
して互いに回動可能に連結して成るものであって、基体
部11aは車体13(エンジンルーム1を構成するサイ
ドパネル)に取付けられると共に、回動部11bはフロ
ントフード2の裏面2aの隅部に取付けられるようにな
っている。
に、基体部11aと回動部11bとをヒンジ軸12を介
して互いに回動可能に連結して成るものであって、基体
部11aは車体13(エンジンルーム1を構成するサイ
ドパネル)に取付けられると共に、回動部11bはフロ
ントフード2の裏面2aの隅部に取付けられるようにな
っている。
【0015】さらに詳しく述べると、ヒンジ部材11の
基体部11a及び回動部11bは共に板金材を屈曲成形
して成るものであって、基体部11aは断面L字状に屈
曲成形されてその屈曲片部15には一対のボルト挿通孔
16が形成されている。一方、回動部11bは、図2及
び図3に示すように、ヒンジ軸12が先端部分に貫通配
置される連結片部17と、この連結片部17に対してほ
ぼ直角に屈曲された取付片部18とをそれぞれ具備して
いる。そして、取付片部18の先端縁部19に一対のボ
ルト挿通孔20が形成されると共に、前記連結片部17
と先端縁部19との間の取付片部18の部分には断面U
字状に屈曲成形されたU字形状部21が設けられてい
る。
基体部11a及び回動部11bは共に板金材を屈曲成形
して成るものであって、基体部11aは断面L字状に屈
曲成形されてその屈曲片部15には一対のボルト挿通孔
16が形成されている。一方、回動部11bは、図2及
び図3に示すように、ヒンジ軸12が先端部分に貫通配
置される連結片部17と、この連結片部17に対してほ
ぼ直角に屈曲された取付片部18とをそれぞれ具備して
いる。そして、取付片部18の先端縁部19に一対のボ
ルト挿通孔20が形成されると共に、前記連結片部17
と先端縁部19との間の取付片部18の部分には断面U
字状に屈曲成形されたU字形状部21が設けられてい
る。
【0016】しかして、ヒンジ部材11の基体部11a
はボルト挿通孔16を利用することにより車体13にボ
ルト締めにて固着される一方、ヒンジ部材11の回動部
11bは図3に示すようにフロントフード2の内面を構
成するフードインナパネル22にボルト挿通孔20を利
用することによりボルト23及びナット24にて図3に
示す如く締付固定されるようになっている。
はボルト挿通孔16を利用することにより車体13にボ
ルト締めにて固着される一方、ヒンジ部材11の回動部
11bは図3に示すようにフロントフード2の内面を構
成するフードインナパネル22にボルト挿通孔20を利
用することによりボルト23及びナット24にて図3に
示す如く締付固定されるようになっている。
【0017】上述のフードインナパネル22への回動部
11bの取付けに際し、ウオッシャホース4の片側部分
4bの中間箇所を図3に明示するようにヒンジ部材11
の回動部11のU字形状部21とフードインナパネル2
2との間に配置することにより、ウオッシャホース4の
片側部分4bがその中間箇所においてこれらの間に挾持
されて固定された状態となるように構成されている。
11bの取付けに際し、ウオッシャホース4の片側部分
4bの中間箇所を図3に明示するようにヒンジ部材11
の回動部11のU字形状部21とフードインナパネル2
2との間に配置することにより、ウオッシャホース4の
片側部分4bがその中間箇所においてこれらの間に挾持
されて固定された状態となるように構成されている。
【0018】なお、このようにしてヒンジ部材11の一
部分でフロントフード2に固定されたウオッシャホース
4は、片側部分4bの一端が図外のポンプに接続される
と共に、中間部分4aがクランプ8にてフロントフード
2の裏面2aすなわちフードインナパネル22の下面に
固定され、さらにその他端がフロントフード2に配設さ
れた図外のウオッシャノズルに接続されている。
部分でフロントフード2に固定されたウオッシャホース
4は、片側部分4bの一端が図外のポンプに接続される
と共に、中間部分4aがクランプ8にてフロントフード
2の裏面2aすなわちフードインナパネル22の下面に
固定され、さらにその他端がフロントフード2に配設さ
れた図外のウオッシャノズルに接続されている。
【0019】このような構成のウオッシャホース4の固
定構造によれば、ウオッシャホース4をヒンジ部材11
の回動部11bへ引き回してヒンジ部材11のU字形状
部21とフロントフード2のフードインナパネル22と
の間にウオッシャホース4を挾持して固定するようにし
たことにより、ウオッシャホース4の片側部分4bの弛
み(遊び)を減らすことができる。従って、ウオッシャ
ホース4のぶらつきを少なく抑え得て他の部品への干渉
やフロントフード2によるウオッシャホース4の挟み込
みを回避することができる。
定構造によれば、ウオッシャホース4をヒンジ部材11
の回動部11bへ引き回してヒンジ部材11のU字形状
部21とフロントフード2のフードインナパネル22と
の間にウオッシャホース4を挾持して固定するようにし
たことにより、ウオッシャホース4の片側部分4bの弛
み(遊び)を減らすことができる。従って、ウオッシャ
ホース4のぶらつきを少なく抑え得て他の部品への干渉
やフロントフード2によるウオッシャホース4の挟み込
みを回避することができる。
【0020】また、ウオッシャホース4をクランプ8で
フロントフード2に固定するのに加えてヒンジ部材11
によってもフロントフード2に固定するように構成した
ので、ヒンジ部材11による固定の分だけウオッシャホ
ース4の固定箇所が増加されることとなり、ウオッシャ
ホース4の固定を確実に行うことができる。従って、ウ
オッシャホース固定用のクランプ8の使用数を増やす必
要がなくなる。
フロントフード2に固定するのに加えてヒンジ部材11
によってもフロントフード2に固定するように構成した
ので、ヒンジ部材11による固定の分だけウオッシャホ
ース4の固定箇所が増加されることとなり、ウオッシャ
ホース4の固定を確実に行うことができる。従って、ウ
オッシャホース固定用のクランプ8の使用数を増やす必
要がなくなる。
【0021】さらに、ヒンジ部材11の回動部11bに
U字形状部21を屈曲成形したことに伴い、ヒンジ部材
11自体の剛性の向上を図ることができる。
U字形状部21を屈曲成形したことに伴い、ヒンジ部材
11自体の剛性の向上を図ることができる。
【0022】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、既述の実施例では、ヒンジ部材11の回動
部11bにU字形状部21を形成してウオッシャホース
4をフロントフード2に固定するように構成したが、必
要に応じて、ヒンジ部材11の基体部11aの屈曲片部
15にU字形状部を形成してウオッシャホース4をこの
U字形状部と車体13との間に挾持して固定するように
構成することも可能である。この場合にも、既述の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、既述の実施例では、ヒンジ部材11の回動
部11bにU字形状部21を形成してウオッシャホース
4をフロントフード2に固定するように構成したが、必
要に応じて、ヒンジ部材11の基体部11aの屈曲片部
15にU字形状部を形成してウオッシャホース4をこの
U字形状部と車体13との間に挾持して固定するように
構成することも可能である。この場合にも、既述の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、エンジンルーム
を覆う閉扉位置と前記エンジンルームを開放する開扉位
置とにフードを回動可能に支持するヒンジ部材の一部に
より、洗浄液をウオッシャノズルに供給するウオッシャ
ホースを前記フード又は車体に固定するようにしたもの
であるから、ヒンジ部材によるウオッシャホースの固定
に応じてウオッシャホースの弛み(遊び)を少なく抑え
ることができ、ひいてはウオッシャホースのぶらつきを
防止できる。そのため、他の部品へのウオッシャホース
の干渉や、フードによるウオッシャホースの挟み込みの
発生を回避することができる。
を覆う閉扉位置と前記エンジンルームを開放する開扉位
置とにフードを回動可能に支持するヒンジ部材の一部に
より、洗浄液をウオッシャノズルに供給するウオッシャ
ホースを前記フード又は車体に固定するようにしたもの
であるから、ヒンジ部材によるウオッシャホースの固定
に応じてウオッシャホースの弛み(遊び)を少なく抑え
ることができ、ひいてはウオッシャホースのぶらつきを
防止できる。そのため、他の部品へのウオッシャホース
の干渉や、フードによるウオッシャホースの挟み込みの
発生を回避することができる。
【0024】また、本発明によれば、ヒンジ部材がウオ
ッシャホースのクランプ部材としての役目を果たすこと
となるため、ウオッシャホース固定用のクランプの使用
数を増やさなくてもウオッシャホースの固定を確実に行
うことができる。
ッシャホースのクランプ部材としての役目を果たすこと
となるため、ウオッシャホース固定用のクランプの使用
数を増やさなくてもウオッシャホースの固定を確実に行
うことができる。
【0025】また、ヒンジ部材にウオッシャホース固定
用のU字形状部を屈曲成形するようにしたことにより、
ヒンジ部材自体の剛性の向上を図ることができる。
用のU字形状部を屈曲成形するようにしたことにより、
ヒンジ部材自体の剛性の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係るウオッシャホースの固定構造を備
えた四輪自動車の車体前部を示す正面図である。
えた四輪自動車の車体前部を示す正面図である。
【図2】図1において矢印Xで示す部分の拡大斜視図で
あって、ヒンジ部材によりウオッシャホースがフロント
フードに固定されている状態を示す斜視図である。
あって、ヒンジ部材によりウオッシャホースがフロント
フードに固定されている状態を示す斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図4】従来のウオッシャホースの固定構造を示す図1
と同様の正面図である。
と同様の正面図である。
【図5】従来より用いられているヒンジ部材の斜視図で
ある。
ある。
1 エンジンルーム 2 フロントフード 4 ウオッシャホース 8 クランプ 11 ヒンジ部材 11a 基体部 11b 回動部 12 ヒンジ軸 13 車体 21 U字形状部 22 フードインナパネル
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンルームを覆う閉扉位置と前記エ
ンジンルームを開放する開扉位置とにフードを回動可能
に支持するヒンジ部材の一部により、洗浄液をウオッシ
ャノズルに供給するウオッシャホースを前記フード又は
車体に固定するようにしたことを特徴とするウオッシャ
ホースの固定構造。 - 【請求項2】前記ヒンジ部材の一部分をほぼU字形状に
屈曲成形して成るU字形状部を前記ヒンジ部材に設け、
前記U字形状部と前記フード又は車体との間に前記ウオ
ッシャホースを挾持するようにしたことを特徴とする請
求項1に記載のウオッシャホースの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7050920A JPH08244567A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | ウオッシャホースの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7050920A JPH08244567A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | ウオッシャホースの固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244567A true JPH08244567A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12872240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7050920A Pending JPH08244567A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | ウオッシャホースの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08244567A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150987A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Dkk Toa Corp | 分析計 |
JP2014069479A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 液体吐出装置 |
JP2019006345A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 本田技研工業株式会社 | 洗浄ユニット |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7050920A patent/JPH08244567A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150987A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Dkk Toa Corp | 分析計 |
JP2014069479A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 液体吐出装置 |
JP2019006345A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 本田技研工業株式会社 | 洗浄ユニット |
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