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JPH08230469A - ハードトップ車のシール構造 - Google Patents

ハードトップ車のシール構造

Info

Publication number
JPH08230469A
JPH08230469A JP7068710A JP6871095A JPH08230469A JP H08230469 A JPH08230469 A JP H08230469A JP 7068710 A JP7068710 A JP 7068710A JP 6871095 A JP6871095 A JP 6871095A JP H08230469 A JPH08230469 A JP H08230469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
weather strip
seal
weir
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7068710A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Fujita
保行 藤田
Soji Inoue
聡司 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP7068710A priority Critical patent/JPH08230469A/ja
Publication of JPH08230469A publication Critical patent/JPH08230469A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来例に比べシール性に著しくに優れ、しか
も、室内側への水漏れを完全を防止することが出来るハ
ードトップ車のシール構造を提供する。 【構成】 ボディ側に取付け、上方一般部分の中空シー
ル部52の、車外側に凸の上部分56とサブリップ53
の上下2箇所でドアガラス部25と弾接させるようにし
たルーフサイドウエザーストリップ30を備え、前記ウ
エザーストリップの下部端末部に、前記上下2箇所でド
アガラス部と弾設させるようにしたシール部間の凹部を
延長する延長凹部を形成し、該延長凹部を前記端末部の
端縁に開口せしめると共に、前記端末部の延長凹部に堰
38を形成し、その堰38の上流側直前に中空シール部
32内に連通する水抜き孔39を開けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードトップ車のシー
ル構造のうち、ルーフサイドウエザーストリップのシー
ル性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図6を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、ハードトップ車のドアとボディ開口縁とのシール構
造として、概略ボディ開口縁10側に取付け、ドアガラ
ス部25と弾接させて、ドアとボディ開口縁とのベルト
ラインより上部分をシールするルーフサイドウエザース
トリップ50と、ドアパネル20側に取付け、ボディパ
ネル10と弾接させ、ドアとボディ開口縁とのベルトラ
インより下部分をシールするドアウエザーストリップ4
0とを組み合わせたものが使用されている。
【0003】従来例について、さらに詳細に説明する
と、図2に示す押出成形ルーフサイドウエザーストリッ
プ50及び図4に示す端末部の型成形ウエザーストリッ
プ60の上端部はボディ開口縁に取付けたリテーナーに
嵌着する基底部51,61、その基底部51,61に一
体に結合し、ドアガラス部25・ドアパネル20と弾接
させる中空シール部52,62、及びその中空シール部
52,62の室内側先端に突設したリップ55,65よ
りなる。
【0004】そのうち、中空シール部52,62は、ド
アガラス部25・ドアパネル20に対して二重シール構
造とするため、中空シール部52,62の車外側の面の
断面形状を次のように形成してある。
【0005】56,66は車外側に凸の上部分、53,
63は車外側の下端に突設したサブリップ、57,67
は上記上部分56,66の下方に連ねた車外側に凹状の
部分であって、ドアガラス部25・ドアパネル20に対
して上部分56,66とサブリップ53,63との2箇
所で弾接させるようにしてある。なお、54,64は車
外側の上部分56,66と凹部57,67との境から車
内側の面に架けたブリッジである。
【0006】また、ドアパネル20とボディ開口縁10
のベルトラインより下部分と弾接させるドアロアーウエ
ザーストリップ40について説明すると、図6に示すよ
うに、二重シール構造とするため、それぞれドアパネル
20の段部及び内面に取付けたメインシール41及びサ
ブシール45を組み合わせたものであって、そのうち、
サブシール45はボディ開口縁10側のフランジ11に
嵌着したトリム15と弾接させるようにしてある。
【0007】しかしながら、上記従来のハードトップ車
のシール構造は、フロントピラーに沿って取付けた部分
の、ミラー取付用ドアパネル部内面と弾接させる型成形
品の末端部分Jを二重シール構造にすることが困難であ
って、風騒音等が発生しやすく、シール性を確保するた
め、図3及び図5に示すように、やむなく、中空シール
部62の断面形状を偏平にしたうえ、ブリッジを廃止
し、内部にパッド70を挿入することによって対応して
いるが、凹部67を流下する水が末端部分で室内側に漏
込むと言う問題点がある。なお、Scはドアパネル20
と弾接するシールラインである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のハードトップ車のシール構造は、ルー
フサイドウエザーストリップ60のドアパネル20内面
と弾接させる型成形品の末端部分Jの凹部67を流下す
る水が末端部分で室内側に漏込むことであって、本発明
は上記問題を解決した、シール性に優れ、室内側への水
漏れのないハードトップ車のシール構造を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1・図2・図6乃至図
11を参考にして説明する。第1の発明は、ボディ側に
取付け、上方一般部分の中空シール部52の、車外側に
凸の上部分56とサブリップ53の上下2箇所でドアガ
ラス部25と弾接させるようにしたルーフサイドウエザ
ーストリップ50を備えたハードトップ車のシール構造
であって、前記ウエザーストリップの下部端末部に、前
記上下2箇所でドアガラス部と弾設させるようにしたシ
ール部間の凹部を延長する延長凹部を形成し、該延長凹
部を前記端末部の端縁に開口せしめると共に、前記端末
部の延長凹部に堰38を形成し、その堰38の上流側直
前に中空シール部32内に連通する水抜き孔39を開け
てなるものである。
【0010】第2の発明は、ボディ側に取付け、上方一
般部分の中空シール部52の、車外側に凸の上部分56
とサブリップ53の上下2箇所でドアガラス部25と弾
接させるようにしたルーフサイドウエザーストリップ5
0を備え、凹部57と車内側の面にブリッジ54を架け
てなるハードトップ車のシール構造において、前記ウエ
ザーストリップの下部端末部に前記凹部57を延長する
延長凹部を形成し、該延長凹部を前記端末部の端縁に開
口せしめると共に、前記端末部の延長凹部に堰38を形
成し、その堰38の上流側直前に中空シール部32内に
連通する水抜き孔39を開けると共に、前記端末部の途
中でブリッジ34を廃止してなるものである。
【0011】
【実施例】本発明のハードトップ車のシール構造の実施
例について説明すると、次のように構成される。10は
ボディ開口縁、20はボディ開口縁10の開口縁に取付
けるドアパネル、25はドアミラー部を含むドアガラス
部、30,50はボディ側に取付け、ドアパネル20・
ドアガラス部25と弾接させて、ボディ開口縁10のベ
ルトラインより上部分をシールするルーフサイドウエザ
ーストリップ、40はドア側に取付け、ボディ開口縁1
0と弾接させ、ドアとボディ開口縁のベルトラインより
下部分をシールするドアウエザーストリップである。
【0012】ルーフサイドウエザーストリップ30,5
0は、ボデイ開口縁に取付ける基底部31,51、その
基底部31,51に一体に結合し、ドアパネル20・ド
アガラス部25と弾接させる中空シール部32,52、
及びその中空シール部32,52の室内側先端に突設し
たリップ35,55よりなる。
【0013】そのうち、中空シール部32,52は、ド
アパネル20・ドアガラス部25に対して二重シール構
造とするため、車外側の面の断面形状を次のように形成
してある。
【0014】36,56は車外側に凸の上部分、33,
53は車外側の下端に突設したサブリップ、37,57
は上記上部分36,56の下方に連ねた車外側に凹部で
あって、ドアパネル20・ドアガラス部25に対し上部
分36,56とサブリップ33,53との2箇所P,Q
で弾接させるようにしてある。なお、34,54は凹部
37,57と車内側の面に架けたブリッジである。
【0015】型成型品の端末部分について説明すると、
図7及び図11に示すように、ブリッジを廃止し、偏平
化してあり、さらに2箇所P,Q弾設可能に凹面の両側
に2つの凸面を形成してある。
【0016】上方押出成形断面部分と同一断面部分から
端末の端縁への断面形状の移行域について図9及び図1
0により説明すると、その移行域の中間では、ブリッジ
を廃止し、凹部37の一部を埋めることによって堰38
を形成してあり、その堰38の上流側直前に中空シール
部32内に連通する水抜き孔39を開けてある。
【0017】なお、ドアパネルとボディ開口縁のベルト
ラインより下部分と弾接させるドアロアーウエザースト
リップ40について説明すると、図6に示すように、二
重シール構造とするため、それぞれドアパネル20の段
部及び内面に取付けたメインシール41及びサブシール
45を組み合わせたものであって、そのうち、サブシー
ル45はボディ10側のフランジ11に嵌着したトリム
15と弾接させるようにしてある。
【0018】
【作用】ルーフサイドウエザーストリップ30は上方一
般部分、型成形端末部分を通じて、ドアパネル20・ド
アガラス部25に対して上下2本のシールラインSa,
Sbで弾接するようにしたため、従来例に比べてシール
性が著しく向上した。また、凹部37を流下する水は、
型成形部の堰38で堰止められ、水抜き孔39を通って
中空シール部32内に入り、その中を流下し、末端から
車外へ排出されるため、室内側への水漏れはない。な
お、ドアウエザーストリップ40は従来例同様二重シー
ル構造になっており、シール性は良好である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
従来例に比べシール性に著しくに優れ、しかも、室内側
への水漏れを完全を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードトップ車のシール構造の骨格を示す側面
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例の端末部分を示す図1のY部の斜視図で
ある。
【図4】従来例を示す図3のB−B断面図である。
【図5】従来例を示す図3のC−C断面図である。
【図6】図1のZ−Z断面図である。
【図7】本発明の実施例を示す図1のY部の斜視図であ
る。
【図8】図7のD−D断面図である。
【図9】図7のE−E断面図である。
【図10】図7のG−G断面図である。
【図11】図7のF−F断面図である。
【符号の説明】
10 ボディパネル開口縁 11 フランジ 15 トリム 20 ドアパネル 25 ドアガラス部 30 ルーフサイドウエザーストリップ 31 基底部 32 中空シール部 33 サブリップ 34 ブリッジ 35 リップ 36 上部分 37 凹部 38 堰 39 水抜き孔 40 ドアロアーウエザーストリップ 41 メインシール 45 サブシール 50 ルーフサイドウエザーストリップ 51 基底部 52 中空シール部 53 サブリップ 54 ブリッジ 55 リップ 56 上部分 57 凹部 60 ルーフサイドウエザーストリップ 61 基底部 62 中空シール部 63 サブリップ 64 ブリッジ 65 リップ 66 上部分 67 凹部 70 パッド J 型成形端末部分 Sa シ−ルライン Sb シ−ルライン Sc シ−ルライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ側に取付け、上方一般部分の中空
    シール部(52)の、車外側に凸の上部分(56)とサ
    ブリップ(53)の上下2箇所でドアガラス部(25)
    と弾接させるようにしたルーフサイドウエザーストリッ
    プ(50)を備えたハードトップ車のシール構造であっ
    て、前記ウエザーストリップの下部端末部に、前記上下
    2箇所でドアガラス部と弾設させるようにしたシール部
    間の凹部を延長する延長凹部を形成し、該延長凹部を前
    記端末部の端縁に開口せしめると共に、前記端末部の延
    長凹部に堰(38)を形成し、その堰(38)の上流側
    直前に中空シール部(32)内に連通する水抜き孔(3
    9)を開けてなるハードトップ車のシール構造。
  2. 【請求項2】 ボディ側に取付け、上方一般部分の中空
    シール部(52)の、車外側に凸の上部分(56)とサ
    ブリップ(53)の上下2箇所でドアガラス部(25)
    と弾接させるようにしたルーフサイドウエザーストリッ
    プ(50)を備え、凹部(57)と車内側の面にブリッ
    ジ(54)を架けてなるハードトップ車のシール構造に
    おいて、前記ウエザーストリップの下部端末部に前記凹
    部(57)を延長する延長凹部を形成し、該延長凹部を
    前記端末部の端縁に開口せしめると共に、前記端末部の
    延長凹部に堰(38)を形成し、その堰(38)の上流
    側直前に中空シール部(32)内に連通する水抜き孔
    (39)を開けると共に、前記端末部の途中でブリッジ
    (34)を廃止してなるハードトップ車のシール構造。
JP7068710A 1995-02-28 1995-02-28 ハードトップ車のシール構造 Pending JPH08230469A (ja)

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JP7068710A JPH08230469A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ハードトップ車のシール構造

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JP7068710A JPH08230469A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ハードトップ車のシール構造

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JPH08230469A true JPH08230469A (ja) 1996-09-10

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ID=13381618

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JP (1) JPH08230469A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241704A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Toyoda Gosei Co Ltd フレームレスドアのシール構造
JP2016141273A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 西川ゴム工業株式会社 ウェザーストリップ

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