[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH08202974A - 車線逸脱警報装置 - Google Patents

車線逸脱警報装置

Info

Publication number
JPH08202974A
JPH08202974A JP7013696A JP1369695A JPH08202974A JP H08202974 A JPH08202974 A JP H08202974A JP 7013696 A JP7013696 A JP 7013696A JP 1369695 A JP1369695 A JP 1369695A JP H08202974 A JPH08202974 A JP H08202974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lane
marker
line camera
lane departure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7013696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3374570B2 (ja
Inventor
Toshibumi Koshizawa
俊文 越沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP01369695A priority Critical patent/JP3374570B2/ja
Priority to US08/592,519 priority patent/US5661472A/en
Priority to EP96101277A priority patent/EP0725326B1/en
Priority to DE69605458T priority patent/DE69605458T2/de
Publication of JPH08202974A publication Critical patent/JPH08202974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3374570B2 publication Critical patent/JP3374570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • G05D1/0246Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using a video camera in combination with image processing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2201/00Particular use of vehicle brake systems; Special systems using also the brakes; Special software modules within the brake system controller
    • B60T2201/08Lane monitoring; Lane Keeping Systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2201/00Particular use of vehicle brake systems; Special systems using also the brakes; Special software modules within the brake system controller
    • B60T2201/08Lane monitoring; Lane Keeping Systems
    • B60T2201/082Lane monitoring; Lane Keeping Systems using alarm actuation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2201/00Particular use of vehicle brake systems; Special systems using also the brakes; Special software modules within the brake system controller
    • B60T2201/08Lane monitoring; Lane Keeping Systems
    • B60T2201/089Lane monitoring; Lane Keeping Systems using optical detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両ルーフに搭載されたラインカメラから得ら
れた画像信号を画像処理装置で2値化することにより路
面上の車線を検出し該車線から該車両の逸脱を検出した
とき警報を発する車線逸脱警報装置において、車両生産
ライン上のような環境下にあっても特別な装置を用いず
に短時間で簡単に調整が行えるようにする。 【構成】ラインカメラ取り付け後に車両の所定位置に設
定されたマーカを撮影して予め記憶しておき、この位置
情報を車両の側端位置情報として用いることにより警報
判断処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車線逸脱警報装置に関
し、特に車両の前方又は後方の路面状態をラインカメラ
(撮像カメラ)によって監視することにより車両の車線
(白線又は黄線)からの逸脱を検出して警報する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている車線逸脱警報装置
(例えば特願平4−170593号)は、図10(a)
及び(b)に示すように、ラインカメラ1を車両20の
所定の前部中央に取り付け、路面30上の車線WLを検
出して2値化することにより車両20と車線WLとの位
置関係、即ち両者間の距離から車両20の車線WLに対
する逸脱の有無を判定し、逸脱していると判定したとき
に警報をドライバに発するものである。
【0003】このような車線逸脱警報装置においては、
車両と車線との位置関係は予めラインカメラと車両およ
び路面間の幾何学的位置関係を設定・固定することによ
り警報判定を行っている。
【0004】したがって、ラインカメラの取り付け位置
が設計により設定された幾何学的条件からずれてしまう
と、ラインカメラと車両及び路面間の幾何学的位置関係
が崩れて車線逸脱警報判定のずれとなって表れてしま
う。
【0005】すなわち、その幾何学的位置関係として例
えば車線逸脱警報装置のラインカメラの光軸と車両の中
心線とが一致していることを条件としていた場合には、
ラインカメラの取り付け位置がずれることによりライン
カメラで検出される路面上の範囲は左右非対称になり左
側検出と右側検出とでは車線逸脱したこと(例えば車線
と車両端部との距離が“0”になったこと)を検出する
タイミングが異なってしまい、検出が早めになったり遅
めになったりしてしまう。言い換えれば、車両端部の位
置が左右対称ではないのに対称な位置にあると擬制して
いることになる。
【0006】このため、ラインカメラの取り付け作業は
慎重に行う必要があるが、従来においてはラインカメラ
の取り付け状態がずれていないかどうかを確認するため
に、ラインカメラを搭載した後、実際に車両走行により
逸脱を再現したり特別なモニタ装置をラインカメラに接
続してチェックを行っていた。
【0007】しかしながら、このような調整方法ではラ
インカメラの調整に時間を要したり特別な準備が必要で
あり取り付け工程上大きな問題があった。
【0008】そこで、本発明者は特願平5−35363
号において、ラインカメラを車両の所定の前部中央に設
置して車両の中心線上の所定の前方地点にマーカをおい
たときの該マーカの2値化画像の水平位置データを基準
データとして初期設定しておき、調整時には、該マーカ
を撮影したときの2値化画像の水平位置データと上記の
基準データとを比較してその差分に応じて調整モードラ
ンプの出力状態を変化させることにより調整時の2値化
画像と基準データとが一致するようにしてラインカメラ
の検出範囲が左右対称となるようにラインカメラの取り
付け角度を調整する方法を提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特願平5−35363号においては、設計段階で規
定した幾何学的条件を満足するようにラインカメラの取
り付け角度を調整する方法となっており、車線逸脱警報
装置を搭載した車両を生産ライン上で検査・調整する場
合を考えると、特に工程上の時間制約から大きな問題と
なる。
【0010】したがって本発明は、車両ルーフに搭載さ
れたラインカメラから得られた画像信号を画像処理装置
で2値化することにより路面上の車線を検出し該車線か
ら該車両の逸脱を検出したとき警報を発する車線逸脱警
報装置において、車両生産ライン上のような環境下にあ
っても特別な装置を用いずに短時間で簡単に調整が行え
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】(1)本発明の概要: 上記の目的を達成するため、本発
明においては、ラインカメラは特別な調整なしで車両前
部に取り付けることとし、ラインカメラの取り付け角度
の調整を不要にする。
【0012】機械的に位置決めされるラインカメラは設
計段階で想定した取り付け角度に対して或る程度の角度
誤差を含むが、この角度誤差は従来のようにラインカメ
ラで調整せず、装置内で自動的に補正し最適な警報処理
を行うものである。
【0013】すなわち、画像処理装置が、ラインカメラ
を車両の所定前部中央に設置して車両の左右側端のパン
方向許容誤差に相当する所定外側地点にマーカをおいて
撮影したときの該マーカの2値化画像の水平位置データ
を車両左右側端位置データとしてメモリに予め記憶して
おき、該検出した車両の水平位置データと該車両左右側
端位置データとの位置関係から警報を発生することによ
り、ラインカメラの取り付け誤差分を補正・吸収したも
のである。
【0014】(2)ラインカメラの取り付け角度誤差の
検討:図1はラインカメラの車両前部への取り付け状況
を示した図であり、ラインカメラ1は車両20のキャブ
前部上端に下向きに取り付けられており、取り付け地上
高はHであり、カメラ1の光軸が鉛直線と成す角度はθ
である。また、ラインカメラ1の光軸長(カメラ視野中
心線のカメラから路面30までの距離)はLである。
【0015】このようなラインカメラ1の取り付け誤差
には図2に示すようにカメラ1のチルト方向(θ)とパ
ン方向(α)の2つの要素が考えられる。
【0016】チルト方向の取り付け角度誤差による影
いま、図1に示したカメラの取り付け状態において具体
的な数値として、H=2600mm,θ=13°の場合に
ついて考えると、H及びθから、L=H/cosθ=2
668mmとなる。
【0017】この場合、チルト角誤差は角度θの誤差で
あり、これにより光軸長Lが変化する。
【0018】光軸長Lが変化するとラインカメラ1の水
平視野角αは一定であるので、水平視野幅は相似則によ
り光軸長Lの変化割合と同じ割合で変化する。
【0019】すなわち、図3に示すように、ラインカメ
ラ1の光軸中心からの水平距離に光軸長Lの変化割合を
乗じた値が変化後の水平距離となる。ラインカメラ1の
取り付けブラケット等の機械的位置決め精度をθ±3°
とした場合、光軸中心から左右約144mmの位置に設定
される車線逸脱判定用の車両側端設定値は、1400×
(L−ΔL)/Lに変化することになる。
【0020】この角度θの変化に伴う車両側端設定値の
変化が図4に示されている。
【0021】パン方向の取り付け誤差の影響 パン方向の角度誤差はラインカメラ1の光軸の水平視野
方向の誤差であり、厳密には光軸長Lも変化するが、ラ
インカメラ1の取り付けブラケット等のパン方向の機械
的位置決め精度を±3°と仮定すると、光軸長Lの変化
ΔL≒0と近似でき、簡易的にカメラ視野が水平方向に
平行移動すると考えることができる。
【0022】すなわち、図5から明らかなように、ライ
ンカメラ1のパン方向の誤差は、水平方向への平行移動
であるため、車線逸脱判定用の車両側端設定値そのもの
の誤差として表れる。
【0023】したがって、パン方向の光軸誤差はLta
n(誤差角)で求められ、この値が車両側端設定値の誤
差と近似できることになる。
【0024】パン方向誤差による車両側端設定値の変化
が図6に示されている。
【0025】以上の検討から得られる結論 ラインカメラ1の取り付け精度の影響は、チルト方向±
3°の精度を仮定した場合、チルト方向では±約20mm
の車両逸脱判定用車両側端設定値の変化として表れる
が、車線逸脱警報機能への影響は殆ど無視することが可
能である。
【0026】しかしながら、パン方向の取り付け精度±
3°の場合は±約140mmの車線逸脱判定用車両側端設
定値の変化となるので、車線逸脱判定用車両側端設定値
への影響が大きく、警報を発生するタイミングが固体毎
にバラツキを生じることとなり、ラインカメラ1を取り
付けた後の補正が必要となる。
【0027】(3)解決手段:上記のように、ラインカ
メラ1を取り付けた場合の誤差はパン方向についてのみ
影響が大きいのでこれを考慮すれば良く、このような誤
差を補正・吸収するため、図7に示すように車両の左右
側端にパン方向の許容誤差に相当する所定外側地点(オ
フセット地点)にマーカM1及びM2を設置する。
【0028】そして、ラインカメラ1は左右のマーカM
1,M2を撮影してその2値化画像の水平位置データを
車両20の左右側端位置データとしてメモリに予め記憶
しておく。
【0029】したがって、図7に示すように車両20の
左右側端は実質的にマーカM1及びM2よって規定され
ることとなり、車両幅が拡張されたことと等価となる。
【0030】この車両左右側端位置データが実際に検出
した車線の水平位置データとどのような位置関係にある
かを従来と同様にして判定すればラインカメラ1の取り
付け誤差を吸収した形で正確に警報を発生することが可
能となる。
【0031】なお、上記のメモリとしては、電気的に消
去・書込が行えるEEPROMを用いれば、電源OFF
時にも記憶データを揮発させないようにすることができ
る。
【0032】また、上記のマーカの2値化画像の水平位
置データを該メモリに予め記憶しておく調整動作を設定
スイッチのON/OFFに基づいて行うことができ、こ
の場合、該設定スイッチが左右のマーカに対応して2個
設けられており、各マーカに対する該調整動作を独立し
て行うことができる。
【0033】例えば、一方を出荷調整時に用い、他方を
通常の走行時に車線を該マーカに見做して行わせるよう
にしてもよい。
【0034】
【実施例】図8は本発明に係る車線逸脱警報装置の実施
例をブロック図で示したもので、1は車線を検出する為
のラインカメラ、2は設定スイッチ、3はラインカメラ
1や設定スイッチ2の各出力信号を処理するCPU等で
構成される画像処理装置、4は車線逸脱時に運転者に警
報を与えるブザー等の警報装置、5は設定スイッチ2の
信号を受けて起動する書込制御回路、6は設定スイッチ
2がOFFのときには記憶されたデータを画像処理装置
へ出力し、設定スイッチ2がONのときには画像処理装
置3からのデータを記憶するメモリでありEEPROM
等より構成されている。また7は、メモリ6にデータが
記憶されていない場合に点灯する警報ランプである。
【0035】なお、設定スイッチ2はラインカメラ1で
後述するマーカを検出してそのデータをメモリ6に記憶
させる為のスイッチであり、書込制御回路5はメモリ6
にデータ書込を行うときに、メモリ6がEEPROMを
用いているので所定の電圧を印加する必要が有りこの為
の回路である。
【0036】このような車線逸脱警報装置の動作を図9
に示したフローチャートに従い以下に説明する。
【0037】(1)装置の出荷調整等で、車線逸脱警報
判定用設定値をメモリに書き込む場合(設定スイッチ2
=ON):まず、図7について説明したように、車両2
0の前部のラインカメラ視野内の所定の位置に、車線
(白線)相当のマーカM1,M2を設置する。マーカM
1,M2の設置位置は、ラインカメラ1のパン方向許容
誤差(±3°)に相当する車両の所定外側地点(オフセ
ット位置)であり、実質的に車両20の幅を拡張したこ
とと等価である。なお、これは、車両生産ライン等の出
荷調整では、所定オフセット量を満足する治具等を用い
て決定すればよく、またマーカM1,M2の長さはマー
カが確実にラインカメラ視野内に収まるようにチルト方
向取り付け角度の精度を考慮して必要最低長を確保すれ
ばよい。
【0038】そして、車両20の左右側端を図示のよう
に設置する。また、設定スイッチ2は、メモリ書き込み
の為にONとしておく。
【0039】この上記条件の下で、図9のフローチャー
トを実行すると、まずステップS1にて、画像処理装置
(CPU)3はイニシャライズ処理を行い、装置を起動
する。
【0040】次にステップS2にて、ラインカメラ1の
出力信号の読み込みを行う。これにより、左右マーカM
1,M2が撮影される。
【0041】ステップS3では、ステップS2で読み込
まれたラインカメラ1の出力信号(輝度信号)を2値化
処理する。これによりマーカM1,M2のみが抽出され
る。
【0042】ステップS4では、ステップS3の結果か
らマーカM1,M2の2値化画像の水平位置データをカ
メラ1のセンサ上の座標として求める。
【0043】ステップS5では設定スイッチ2の状態を
チェックするが、上記のように設定スイッチ2は予めO
Nにセットしたので、ステップS6へ進むことになる。
【0044】ステップS6では、メモリ6へステップS
4で得られた座標データを書き込んで良いか否かをチェ
ックする。具体的には、ステップS4で得られたマーカ
M1,M2のデータが座標上異常な位置でないか、また
マーカ相当の線幅のデータであるかをチェックする。こ
れは、ラインカメラ1で得られた画像内のノイズ分(マ
ーカと紛らわしい輝度の汚れ等)により誤ったデータを
メモリ6に書き込まない様にするためである。
【0045】ステップS6でのチェックの結果、データ
として適切と判断された場合には、ステップS7にて、
ステップS4の座標データをメモリ6に書き込む。この
際に既にデータが書き込まれている場合には、最新デー
タ書き込みの為に、旧データは一旦消去した後に書き込
むものとする。
【0046】その後、ステップS12に進んで警報装置
4を付勢せず警報出力をOFFのままとして終了してス
テップS2に戻る。
【0047】以上の一連の処理により、マーカ位置の撮
影結果を車線逸脱警報を発生するか否かの判定用データ
としてメモリ6に記憶する事が出来る。ここでは、設定
スイッチ2を1個としてマーカを左右同時に設置して左
右データを同時にメモリに書き込む場合を述べたが、左
右独立にメモリ書込が可能な様に構成する事により(例
えば設定スイッチを左側用、右側用と別々に設ける)、
出荷調整の場合以外にも例えば実際の道路を走行中に、
実際に道路上にペイントされている白線等を用いて、運
転者の好み等に合わせて任意に設定する事も可能とな
る。(運転者が希望する所に白線が来るように車線内を
走行して、該当する設定スイッチ2をONするだけで良
い。)
【0048】(2)通常の車線逸脱警報装置として作動
させる場合(設定スイッチ2=OFF):まず、ステッ
プS1〜S4までの処理は上記の場合(1)と同様にし
て行われる。
【0049】ステップS5では設定スイッチ2をチェッ
クするが、設定スイッチ2は通常の車線逸脱警報装置と
して作動させておく場合にはOFFのままとしておくの
で、ステップS8へ進む。
【0050】ステップS8にて、メモリ6に記憶されて
いるデータの有無をチェックする。上記のようにメモリ
6にデータが記憶されていない(メモリ記憶データが無
い)状態の場合には、車線逸脱警報判定が行えないの
で、ステップS14にて警報ランプ7を点灯させ、装置
が作動できない状態である事を運転者に知らせ、ステッ
プS12にて警報出力をOFFのままとしてステップS
2へ戻る。
【0051】ステップS8においてメモリ記憶データが
有る場合(即ち、メモリ6へデータ書込が既に行われて
いる場合)には、ステップS9にて警報ランプ7を消灯
させる。
【0052】ステップS10においては、ステップS4
で車線位置座標として求めた座標データとメモリ6に記
憶しているマーカM1,M2の座標データとを比較す
る。この比較の結果、車両が車線内に収まっていないと
判断された場合、ステップS11にて警報必要と判断し
(ステップS11)、ステップS13にて警報装置4を
付勢して警報出力を発生させる。
【0053】また、ステップS10での比較の結果、車
両が車線内に収まっていると判断された場合、ステップ
S11にて警報不要と判断し、ステップS12にて警報
出力をOFFする。
【0054】ステップS13またはステップS12の後
は、ステップS2に戻り、上記一連の処理を繰り返す。
【0055】以上に於いて、メモリ6としてEEPRO
Mを使用しておくと、装置電源をOFFにしても記憶デ
ータが消失しない為、車両生産ラインの出荷段階でマー
カのデータをメモリに書き込んでおけば、その後は装置
電源のON/OFFや、点検等によりバッテリ端子を取
り外してもメモリ書込操作を一々実施する必要は無くな
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車線逸
脱警報装置によれば、ラインカメラ取り付け後に車両の
所定位置に設定されたマーカを撮影して予め記憶してお
き、この位置情報を車両の側端位置情報として用いるこ
とにより警報判断処理を行うように構成したので、複雑
且つ微妙なラインカメラ取り付け角度の調整を行うこと
無しに短時間で簡単に調整を行うことが可能となる。
【0057】また本発明により、車線逸脱警報装置を搭
載した車両の出荷調整において出荷製品性能の均一化を
図ることが可能となり、また市場出荷後においてはユー
ザの好み等に合わせてディーラ等で簡単に設定値の変更
も可能であり実際の走行中に警報設定値を変更すること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラインカメラの車両前部への取り付け状態を示
した概略側面図である。
【図2】ラインカメラのチルト及びパン方向の角度を示
した斜視図である。
【図3】チルト方向角度(θ)の変化によるラインカメ
ラの水平視野幅の変化を示した平面図である。
【図4】チルト方向角度(θ)の変化に伴う車両側端設
定値の変化(チルト方向誤差による警報発生位置のず
れ)を示した特性グラフ図である。
【図5】パン方向の取り付け変化によるラインカメラ視
野の変化を模式的に示した平面図である。
【図6】ラインカメラのパン方向誤差により車両側端設
定値の変化(パン方向誤差による警報発生位置のずれ)
を示した特性グラフ図である。
【図7】本発明に係る車線逸脱警報装置のマーカ設定例
を示した平面図である。
【図8】本発明に係る車線逸脱警報装置の実施例を示し
たブロック図である。
【図9】図8に示した画像処理装置(CPU)に格納さ
れ且つ実行される制御プログラムのフローチャート図で
ある。
【図10】車両とラインカメラとの一般的な位置関係を
示した概略図である。
【符号の説明】
1 ラインカメラ 2 設定スイッチ 3 画像処理装置(CPU) 4 警報装置 5 書込制御回路 6 メモリ(EEPROM) 7 警報ランプ 20 車両 30 路面 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ルーフに搭載されたラインカメラから
    得られた画像信号を画像処理装置で2値化することによ
    り路面上の車線を検出し該車線から該車両の逸脱を検出
    したとき警報を発生する車線逸脱警報装置において、 該画像処理装置が、該ラインカメラを該車両の所定前部
    中央に設置して該車両の左右側端のパン方向許容誤差に
    相当する所定外側地点にマーカを置いて撮影したときの
    該マーカの2値化画像の水平位置データを車両左右側端
    位置データとしてメモリに予め記憶しておき、該検出し
    た車線の水平位置データと該車両左右側端位置データと
    の位置関係から該警報を発生することを特徴とした車線
    逸脱警報装置。
  2. 【請求項2】該メモリが、電気的に消去・書込が行える
    EEPROMであることを特徴とした請求項1に記載の
    車線逸脱警報装置。
  3. 【請求項3】該マーカの2値化画像の水平位置データを
    該メモリに予め記憶しておく調整動作を設定スイッチの
    ON/OFFに基づいて行うことを特徴とした請求項1
    又は2に記載の車線逸脱警報装置。
  4. 【請求項4】該設定スイッチが左右のマーカに対応して
    2個設けられており、各マーカに対する該調整動作を独
    立して行わせることを特徴とした請求項3に記載の車線
    逸脱警報装置。
  5. 【請求項5】該調整動作において、該マーカとして実際
    に走行しているときの車線を用いることを特徴とした請
    求項4に記載の車線逸脱警報装置。
JP01369695A 1993-01-31 1995-01-31 車線逸脱警報装置 Expired - Fee Related JP3374570B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01369695A JP3374570B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 車線逸脱警報装置
US08/592,519 US5661472A (en) 1993-01-31 1996-01-26 Off-lane alarm apparatus
EP96101277A EP0725326B1 (en) 1995-01-31 1996-01-30 Off-lane alarm apparatus
DE69605458T DE69605458T2 (de) 1995-01-31 1996-01-30 Ausserhalb-der-Spur-Alarmeinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01369695A JP3374570B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 車線逸脱警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08202974A true JPH08202974A (ja) 1996-08-09
JP3374570B2 JP3374570B2 (ja) 2003-02-04

Family

ID=11840368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01369695A Expired - Fee Related JP3374570B2 (ja) 1993-01-31 1995-01-31 車線逸脱警報装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5661472A (ja)
EP (1) EP0725326B1 (ja)
JP (1) JP3374570B2 (ja)
DE (1) DE69605458T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101056285B1 (ko) * 2010-11-01 2011-08-11 (주)베라시스 차량 카메라의 자율보정 및 차선 이탈 경보 시점 설정 방법 및 시스템

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19507956C2 (de) * 1995-03-07 2002-11-07 Daimler Chrysler Ag Einrichtung zur Bestimmung des Fahrzeugabstandes von einer seitlichen Fahrbahnmarkierung
JP3556766B2 (ja) * 1996-05-28 2004-08-25 松下電器産業株式会社 道路白線検出装置
JPH1069597A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Toyota Motor Corp 移動体の走行帯変更検出システム及びそのシステムに用いられる移動体検出器
JPH1067252A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Aisin Seiki Co Ltd 車両走行状態検出装置
JP3367355B2 (ja) * 1996-11-26 2003-01-14 トヨタ自動車株式会社 車両の操舵制御装置
US5835028A (en) * 1997-05-05 1998-11-10 Bender; Lee Lane marker position sensor and alarm
JPH1166488A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Honda Motor Co Ltd 白線認識装置
FR2770672B1 (fr) * 1997-11-04 2000-01-21 Inst Nat Rech Inf Automat Procede et dispositif de localisation et de guidage d'un mobile muni d'une camera lineaire
US6226592B1 (en) * 1999-03-22 2001-05-01 Veridian Erim International, Inc. Method and apparatus for prompting a motor vehicle operator to remain within a lane
KR100305797B1 (ko) * 1999-07-08 2001-09-13 이계안 차량용 차선이탈 경보장치의 잡음 제거방법
JP3808242B2 (ja) * 1999-07-26 2006-08-09 パイオニア株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びナビゲーション装置
KR100325144B1 (ko) * 1999-12-03 2002-02-21 이계안 차량 전용 씨씨디 카메라 장치
KR100373002B1 (ko) * 2000-04-03 2003-02-25 현대자동차주식회사 차량의 차선 이탈 판단 방법
JP4512293B2 (ja) * 2001-06-18 2010-07-28 パナソニック株式会社 監視システムおよび監視方法
DE10247662A1 (de) * 2002-10-11 2004-04-29 Audi Ag Kraftfahrzeug
US20040070492A1 (en) * 2002-10-15 2004-04-15 Reg Huang Alarm device for retaining vehicles in a path
WO2005024536A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-17 Acumine Pty Ltd Heavy vehicle guidance system
AU2004271220B2 (en) * 2003-09-05 2010-10-21 Acumine Pty Ltd Heavy vehicle guidance system
US20050209774A1 (en) * 2004-03-22 2005-09-22 Speedinfo Digital map system
JP4365350B2 (ja) * 2005-06-27 2009-11-18 本田技研工業株式会社 車両及び車線認識装置
JP4937030B2 (ja) * 2007-07-24 2012-05-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 車両用画像処理装置
JP4862898B2 (ja) * 2009-01-09 2012-01-25 株式会社デンソー 車両用警報発生装置
CN102662402B (zh) * 2012-06-05 2014-04-09 北京理工大学 一种用于赛道的摄像头智能循迹车模
KR101517181B1 (ko) * 2014-02-28 2015-05-04 주식회사 코아로직 차선 이탈 경보 시스템 및 방법
CN106611419B (zh) * 2016-12-19 2019-06-21 西安电子科技大学 图像路面区域的提取方法
CN110466453B (zh) * 2019-08-28 2021-02-23 安徽江淮汽车集团股份有限公司 盲点监测系统车道宽度门限值调整方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4970653A (en) * 1989-04-06 1990-11-13 General Motors Corporation Vision method of detecting lane boundaries and obstacles
JP2843079B2 (ja) * 1989-12-22 1999-01-06 本田技研工業株式会社 走行路判別方法
US5414625A (en) * 1991-04-01 1995-05-09 Nissan Motor Co., Ltd. System and method for providing steering control for autonomous vehicle
EP0514343B1 (en) * 1991-05-16 1998-03-04 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Automatic lateral guidance control system
DE4138270C2 (de) * 1991-11-21 1996-10-02 Rheinmetall Ind Gmbh Verfahren zur Navigation eines selbstfahrenden Landfahrzeugs
US5351044A (en) * 1992-08-12 1994-09-27 Rockwell International Corporation Vehicle lane position detection system
JP3431962B2 (ja) * 1993-09-17 2003-07-28 本田技研工業株式会社 走行区分線認識装置を備えた自動走行車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101056285B1 (ko) * 2010-11-01 2011-08-11 (주)베라시스 차량 카메라의 자율보정 및 차선 이탈 경보 시점 설정 방법 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
EP0725326B1 (en) 1999-12-08
DE69605458T2 (de) 2000-04-06
EP0725326A3 (en) 1996-11-20
DE69605458D1 (de) 2000-01-13
JP3374570B2 (ja) 2003-02-04
EP0725326A2 (en) 1996-08-07
US5661472A (en) 1997-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3374570B2 (ja) 車線逸脱警報装置
JP4045862B2 (ja) 車載カメラの光軸ずれ検出装置
US8370021B2 (en) Obstacle detecting device
US20200191927A1 (en) Sensor calibration method and sensor calibration apparatus
JP3653783B2 (ja) 車載用画像処理装置及び画像表示システム
JP2002012172A (ja) トレーラ連結角検出装置
US20230227008A1 (en) Vehicle sensor calibration target alignment system
US12061267B2 (en) External environment recognition device
US20200331471A1 (en) Driving assistance apparatus and adjustment method thereof
JP2001344687A (ja) 車両の操舵運転支援装置
TW202012222A (zh) 雷達偵測角度校正系統及其方法
US20230391295A1 (en) Vehicle sensor calibration target alignment system
JP2012504520A (ja) 自動車における画像記録システムのキャリブレーション方法
US10935644B2 (en) Axis misalignment determining apparatus
JP2004247979A (ja) 車載用カメラ装置
JP2023528940A (ja) 自律車両のセンサの位置または向きを検証するための装置
US20220289026A1 (en) Object Detection Sensor Alignment
JPH09218265A (ja) レーダ中心軸自動補正装置
US20200366883A1 (en) Stereo camera device
JP3227870B2 (ja) 車線逸脱警報装置の調整方法
JP7384043B2 (ja) 検出器の姿勢・位置検出システムおよび検出器の姿勢・位置検出方法
EP1820020B1 (en) Apparatus and method for detecting objects
JP7134280B2 (ja) 間接視システムの検証方法
JPH08202998A (ja) 車線逸脱警報装置
WO2022190364A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021029

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees