JPH081909Y2 - 幼児用筆記具 - Google Patents
幼児用筆記具Info
- Publication number
- JPH081909Y2 JPH081909Y2 JP14499089U JP14499089U JPH081909Y2 JP H081909 Y2 JPH081909 Y2 JP H081909Y2 JP 14499089 U JP14499089 U JP 14499089U JP 14499089 U JP14499089 U JP 14499089U JP H081909 Y2 JPH081909 Y2 JP H081909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- funnel
- lid
- shaped support
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、幼児用として把持の容易な筆記具の改良
に関する。
に関する。
(従来の技術) 従来、幼児用として比較的太軸の筆記具が用いられ、
筆記部としてフエルトにインキを含有したものが多く用
いられている。
筆記部としてフエルトにインキを含有したものが多く用
いられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、フエルト体を用いる場合、揮発性イン
キを用いる結果、そのキャップは筆記部に強固に嵌着さ
れるため、幼児ではそれを取外すのに困難があり、ま
た、太軸の軸体では筆記に当りその把持が充分でなく、
自由に描画をすることができないものである。そこで、
この考案は上記従来のものの欠点を改良するものであ
り、蓋の取外しが幼児でも容易で、しかも、筆記具の把
持が容易である比較的太字の筆記具を得ようとするもの
である。
キを用いる結果、そのキャップは筆記部に強固に嵌着さ
れるため、幼児ではそれを取外すのに困難があり、ま
た、太軸の軸体では筆記に当りその把持が充分でなく、
自由に描画をすることができないものである。そこで、
この考案は上記従来のものの欠点を改良するものであ
り、蓋の取外しが幼児でも容易で、しかも、筆記具の把
持が容易である比較的太字の筆記具を得ようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) そのために、後部を球状とし、側面に把持用溝を設け
て先端にキャップの蓋体を嵌着する筆記部を具え、この
筆記部に被嵌するキャップは蓋体側方外周から頂部に向
い拡大する漏斗状支持体を設け、蓋体の頂部より突出す
る漏斗状斜面の端縁により形成する平面と上記蓋体の開
口端縁により形成する平面をキャップの軸線に対して直
角、かつ互に平行に構成した上、上記漏斗状支持体の斜
面に貫通孔を設けてなるものである。
て先端にキャップの蓋体を嵌着する筆記部を具え、この
筆記部に被嵌するキャップは蓋体側方外周から頂部に向
い拡大する漏斗状支持体を設け、蓋体の頂部より突出す
る漏斗状斜面の端縁により形成する平面と上記蓋体の開
口端縁により形成する平面をキャップの軸線に対して直
角、かつ互に平行に構成した上、上記漏斗状支持体の斜
面に貫通孔を設けてなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、後部の球状部を幼児の掌に当
て、把持用溝内に手指を掛けて描画する時には、把持力
のない幼児でも容易に把持でき、描画等も困難なく実施
できるものであり、使用後には、キャップの支持体を把
持して嵌着すれば蓋体により先端を被嵌できるものであ
り、更に、貫通孔に手指を掛けて容易に取外しができる
ものであり、また、キャップの漏斗状支持体の開口面と
蓋体の開口面とが平行な平面により構成されるので、机
台上に漏斗状支持体の開口面を下に載置すると、蓋体の
開口部上に筆記具後部の球状部が部分的に嵌入されるの
で、筆記具を転動しないように筆記部を上にして置くこ
とができ、更には、キャップにはその支持体に貫通孔が
適宜数設けられるので、漏斗状支持体を形成してもキャ
ップは孔分だけキャップは孔分だけ軽量となり幼児の使
用が容易となるものである。
て、把持用溝内に手指を掛けて描画する時には、把持力
のない幼児でも容易に把持でき、描画等も困難なく実施
できるものであり、使用後には、キャップの支持体を把
持して嵌着すれば蓋体により先端を被嵌できるものであ
り、更に、貫通孔に手指を掛けて容易に取外しができる
ものであり、また、キャップの漏斗状支持体の開口面と
蓋体の開口面とが平行な平面により構成されるので、机
台上に漏斗状支持体の開口面を下に載置すると、蓋体の
開口部上に筆記具後部の球状部が部分的に嵌入されるの
で、筆記具を転動しないように筆記部を上にして置くこ
とができ、更には、キャップにはその支持体に貫通孔が
適宜数設けられるので、漏斗状支持体を形成してもキャ
ップは孔分だけキャップは孔分だけ軽量となり幼児の使
用が容易となるものである。
(実施例) これを図に示す実施例により更に説明する。第1図、
第2図にはキャップを示し、(1)は漏斗状支持体、
(2)は蓋体を示し、漏斗状支持体(1)は蓋体(2)
側方外周より頂部(6)に向い拡大する漏斗状を形成し
て設けられ、(3)は漏斗状支持体(1)の斜面、
(4)は漏斗状支持体(1)の斜面(3)に設ける貫通
孔であり、(5)は蓋体(2)の筆記部を被嵌する開口
部、(8)は蓋体(2)の側壁を示し、(9)は漏斗状
支持体(1)の開口端縁である。そして、(10)は筆記
具の軸であって、(11)はキャップ係止縁であり、キャ
ップはこの係止縁(11)を覆い側壁(8)の下縁が係止
される。(12)は筆記部でフエルトもしくはモノフィラ
メント集束体よりなり、内蔵するインキを導出して筆
記、描画とがなされる比較的大径のものである。(13)
は先軸、(14)は軸後部で球状に構成され、この球状部
(14)はキャップを開口端縁(9)を下にして載置する
場合、開口部(5)中に直立状態に嵌着されるように蓋
体(2)の頂部(6)は開口端縁(9)より内方に引込
んでいる。(15)は指かけ用の把持用溝である。
第2図にはキャップを示し、(1)は漏斗状支持体、
(2)は蓋体を示し、漏斗状支持体(1)は蓋体(2)
側方外周より頂部(6)に向い拡大する漏斗状を形成し
て設けられ、(3)は漏斗状支持体(1)の斜面、
(4)は漏斗状支持体(1)の斜面(3)に設ける貫通
孔であり、(5)は蓋体(2)の筆記部を被嵌する開口
部、(8)は蓋体(2)の側壁を示し、(9)は漏斗状
支持体(1)の開口端縁である。そして、(10)は筆記
具の軸であって、(11)はキャップ係止縁であり、キャ
ップはこの係止縁(11)を覆い側壁(8)の下縁が係止
される。(12)は筆記部でフエルトもしくはモノフィラ
メント集束体よりなり、内蔵するインキを導出して筆
記、描画とがなされる比較的大径のものである。(13)
は先軸、(14)は軸後部で球状に構成され、この球状部
(14)はキャップを開口端縁(9)を下にして載置する
場合、開口部(5)中に直立状態に嵌着されるように蓋
体(2)の頂部(6)は開口端縁(9)より内方に引込
んでいる。(15)は指かけ用の把持用溝である。
この実施例は上記のように構成されるので、軸後部の
球状部(14)を掌に当て、把持用溝(15)内に指をかけ
て把持し、キャップを同様他の手指を貫通孔(4)内に
挿入して引抜くことにより容易に取外しができるもので
あり、筆記後キャップを逆にして机上に置くことによ
り、キャップの蓋体(2)の開口部(5)に球状部(1
4)を嵌着して筆記具を一時的に載置ができるほか、キ
ャップの支持体(1)を把持して筆記部(12)を簡単に
覆うことができるものである。
球状部(14)を掌に当て、把持用溝(15)内に指をかけ
て把持し、キャップを同様他の手指を貫通孔(4)内に
挿入して引抜くことにより容易に取外しができるもので
あり、筆記後キャップを逆にして机上に置くことによ
り、キャップの蓋体(2)の開口部(5)に球状部(1
4)を嵌着して筆記具を一時的に載置ができるほか、キ
ャップの支持体(1)を把持して筆記部(12)を簡単に
覆うことができるものである。
また、キャップの径を小径とした場合、誤って嚥下す
ることがあっても、貫通孔(4)により空気の流通を図
り、窒息等の事故の発生を防止できる。
ることがあっても、貫通孔(4)により空気の流通を図
り、窒息等の事故の発生を防止できる。
(考案の効果) 以上のとおり、幼児にとっても把持が簡単で、キャッ
プの取着も容易であり、キャップを利用して一時的に載
置できる等の幼児用筆記具として優れた効果をもつもの
である。
プの取着も容易であり、キャップを利用して一時的に載
置できる等の幼児用筆記具として優れた効果をもつもの
である。
第1図はキャップの一部縦断側面図、第2図はキャップ
の平面図、第3図は筆記具の側面図を示す。 1……キャップの支持体、2……蓋体、3……漏斗状支
持体の斜面、4……貫通孔、5……蓋体の開口部、10…
…筆記具軸、12……筆記部、14……球状部、15……把持
用溝
の平面図、第3図は筆記具の側面図を示す。 1……キャップの支持体、2……蓋体、3……漏斗状支
持体の斜面、4……貫通孔、5……蓋体の開口部、10…
…筆記具軸、12……筆記部、14……球状部、15……把持
用溝
Claims (1)
- 【請求項1】後部を球状とし、側面に把持用溝を設け、
先端にキャップの蓋体を嵌着する筆記部を具え、このキ
ャップは蓋体側方外周から頂部に向い拡大する漏斗状支
持体を設け、蓋体の頂部より突出する漏斗状斜面の端縁
により形成する平面と上記蓋体の開口端縁により形成す
る平面をキャップの軸線に対して直角かつ互に平行に構
成した上、上記漏斗状支持体の斜面に貫通孔を設けてな
る幼児用筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14499089U JPH081909Y2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 幼児用筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14499089U JPH081909Y2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 幼児用筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384188U JPH0384188U (ja) | 1991-08-27 |
JPH081909Y2 true JPH081909Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31691654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14499089U Expired - Lifetime JPH081909Y2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 幼児用筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081909Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068522A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP14499089U patent/JPH081909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068522A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0384188U (ja) | 1991-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |