JPH08182918A - 微粉炭素による流動層脱硝方法及び装置 - Google Patents
微粉炭素による流動層脱硝方法及び装置Info
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- JPH08182918A JPH08182918A JP6338509A JP33850994A JPH08182918A JP H08182918 A JPH08182918 A JP H08182918A JP 6338509 A JP6338509 A JP 6338509A JP 33850994 A JP33850994 A JP 33850994A JP H08182918 A JPH08182918 A JP H08182918A
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- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
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- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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- B01D53/46—Removing components of defined structure
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼排ガス中のNOxの大部分を占める一酸
化窒素(NO)を排ガス中の酸素で酸化して還元反応速
度の速い二酸化窒素(NO2 )とした後、このNO2 を
流動媒体に付着している微粉炭素で還元することによ
り、効率よく脱硝する。 【構成】 微粉炭素が付着した流動媒体からなる流動層
20に、一酸化窒素及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガ
スを導入して、一酸化窒素を流動媒体に吸着させ、その
表面で二酸化窒素に酸化するとともに、前記微粉炭素を
還元剤として二酸化窒素を二酸化炭素と窒素とに分解す
る。流動媒体の粒径は30〜500μm 、微粉炭素の粒
径は3μm 以下である。
化窒素(NO)を排ガス中の酸素で酸化して還元反応速
度の速い二酸化窒素(NO2 )とした後、このNO2 を
流動媒体に付着している微粉炭素で還元することによ
り、効率よく脱硝する。 【構成】 微粉炭素が付着した流動媒体からなる流動層
20に、一酸化窒素及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガ
スを導入して、一酸化窒素を流動媒体に吸着させ、その
表面で二酸化窒素に酸化するとともに、前記微粉炭素を
還元剤として二酸化窒素を二酸化炭素と窒素とに分解す
る。流動媒体の粒径は30〜500μm 、微粉炭素の粒
径は3μm 以下である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動層を構成する流動
媒体の微粉付着能力を利用して、燃焼排ガス中の窒素酸
化物(NOx)を効率よく除去する方法及び装置に関す
るものである。
媒体の微粉付着能力を利用して、燃焼排ガス中の窒素酸
化物(NOx)を効率よく除去する方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディーゼルエンジン排ガス中
に含まれる窒素酸化物(NOx)と煤塵とを除去するた
めの脱硝・脱塵装置は公知である。この脱硝・脱塵装置
とは、触媒粒子充填層に排ガスを通し、触媒反応により
NOxを除去すると同時に煤塵を捕捉しようとするもの
である。この種の脱硝・脱塵装置としては、固定触媒層
反応器及び重力場の流動触媒反応器が知られている(例
えば、特開昭52−131970号公報参照)。
に含まれる窒素酸化物(NOx)と煤塵とを除去するた
めの脱硝・脱塵装置は公知である。この脱硝・脱塵装置
とは、触媒粒子充填層に排ガスを通し、触媒反応により
NOxを除去すると同時に煤塵を捕捉しようとするもの
である。この種の脱硝・脱塵装置としては、固定触媒層
反応器及び重力場の流動触媒反応器が知られている(例
えば、特開昭52−131970号公報参照)。
【0003】また、従来、燃焼排ガス中のNOxを除去
する触媒として、ハニカム触媒、フィルター状触媒が用
いられている。一方、特開平4−322724号公報に
は、略円筒型の流動層反応器を回転させて遠心流動層と
することにより、大きな流動化ガス線速度を得、排ガス
処理量を大きくし、装置全体の小型化を図るようにした
排ガスなどの処理装置が記載されている。
する触媒として、ハニカム触媒、フィルター状触媒が用
いられている。一方、特開平4−322724号公報に
は、略円筒型の流動層反応器を回転させて遠心流動層と
することにより、大きな流動化ガス線速度を得、排ガス
処理量を大きくし、装置全体の小型化を図るようにした
排ガスなどの処理装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脱硝・脱塵
装置では、高価な脱硝触媒を必要とし、また、煤塵の粒
径が大きい場合は、図9に示すように流動媒体1により
煤塵2は捕捉されるが、煤塵2aの粒径が小さくなる
と、図8に示すように流動媒体1間には殆ど滞留せず、
流動層から飛び出し、十分に捕捉されないという問題が
あった。流動層内では確かに煤塵の粒径が小さくなる
と、滞留時間が短くなるが、粒径が10μm 以下、とく
に2〜3μm 以下と小さくなりすぎると、図7に示すよ
うに大きい流動媒体1に煤塵2bが付着して流動層内に
留まり、滞留時間が長くなるようになることが、最近の
研究で明らかになった。
装置では、高価な脱硝触媒を必要とし、また、煤塵の粒
径が大きい場合は、図9に示すように流動媒体1により
煤塵2は捕捉されるが、煤塵2aの粒径が小さくなる
と、図8に示すように流動媒体1間には殆ど滞留せず、
流動層から飛び出し、十分に捕捉されないという問題が
あった。流動層内では確かに煤塵の粒径が小さくなる
と、滞留時間が短くなるが、粒径が10μm 以下、とく
に2〜3μm 以下と小さくなりすぎると、図7に示すよ
うに大きい流動媒体1に煤塵2bが付着して流動層内に
留まり、滞留時間が長くなるようになることが、最近の
研究で明らかになった。
【0005】また、炭素(C)を還元剤として、NOx
を還元することは、従来から知られていたが、燃焼排ガ
ス中のNOxは殆どが一酸化窒素(NO)であるので、
還元反応の速度が遅いという問題があった。
を還元することは、従来から知られていたが、燃焼排ガ
ス中のNOxは殆どが一酸化窒素(NO)であるので、
還元反応の速度が遅いという問題があった。
【0006】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、燃焼排ガス中のNOxの大部分を
占める一酸化窒素(NO)を一旦、流動媒体に吸着させ
て、その表面上で排ガス中の酸素を用いて酸化して還元
反応速度の速い二酸化窒素(NO2 )とした後、このN
O2 を流動媒体に付着している微粉炭素で還元するよう
にした、効率のよい脱硝方法及び装置を提供することに
ある。
で、本発明の目的は、燃焼排ガス中のNOxの大部分を
占める一酸化窒素(NO)を一旦、流動媒体に吸着させ
て、その表面上で排ガス中の酸素を用いて酸化して還元
反応速度の速い二酸化窒素(NO2 )とした後、このN
O2 を流動媒体に付着している微粉炭素で還元するよう
にした、効率のよい脱硝方法及び装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の微粉炭素による脱硝方法は、微粉炭素が
付着した流動媒体からなる流動層に、一酸化窒素(N
O)及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガスを導入して、
一酸化窒素(NO)を流動媒体に吸着させ、その表面で
二酸化窒素(NO2 )に酸化するとともに、前記微粉炭
素を還元剤として二酸化窒素(NO2 )を二酸化炭素
(CO2 )と窒素(N2 )とに分解するように構成され
る。微粉炭素としては、ディーゼルエンジン排ガスなど
のような燃焼排ガス中に含まれる煤塵、又は、ボイラ排
ガスのように微粉炭素含有量が少ない排ガス、又は微粉
炭素を含まない排ガスでは、別に投入された微粉炭素が
用いられる。
めに、本発明の微粉炭素による脱硝方法は、微粉炭素が
付着した流動媒体からなる流動層に、一酸化窒素(N
O)及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガスを導入して、
一酸化窒素(NO)を流動媒体に吸着させ、その表面で
二酸化窒素(NO2 )に酸化するとともに、前記微粉炭
素を還元剤として二酸化窒素(NO2 )を二酸化炭素
(CO2 )と窒素(N2 )とに分解するように構成され
る。微粉炭素としては、ディーゼルエンジン排ガスなど
のような燃焼排ガス中に含まれる煤塵、又は、ボイラ排
ガスのように微粉炭素含有量が少ない排ガス、又は微粉
炭素を含まない排ガスでは、別に投入された微粉炭素が
用いられる。
【0008】上記の方法において、流動媒体の粒径が3
0〜500μm であり、微粉炭素の粒径が3μm 以下で
あるように構成することが好ましい。流動媒体として、
脱硝触媒が用いられる場合もある。流動媒体の粒径が3
0μm 未満の場合は、流動化が不安定になり、吹き抜け
や流動化しない箇所が生じて良好なガスと固体の接触が
困難となる傾向があり、一方、500μm を超える場合
は、流動媒体の運動量が大きくなって摩耗や振動が大き
くなる傾向がある。微粉炭素の粒径が3μm を超える場
合は、前述のように、炭素が流動媒体間に滞留せず、流
動媒体間を通り抜けて流動層から飛び出し、還元剤とし
ての役目を果すことができない。流動層は、遠心流動層
であってもよく、又は、流動層は、固定された風箱から
燃焼排ガスを導入する型式の重力場の流動層であっても
よい。
0〜500μm であり、微粉炭素の粒径が3μm 以下で
あるように構成することが好ましい。流動媒体として、
脱硝触媒が用いられる場合もある。流動媒体の粒径が3
0μm 未満の場合は、流動化が不安定になり、吹き抜け
や流動化しない箇所が生じて良好なガスと固体の接触が
困難となる傾向があり、一方、500μm を超える場合
は、流動媒体の運動量が大きくなって摩耗や振動が大き
くなる傾向がある。微粉炭素の粒径が3μm を超える場
合は、前述のように、炭素が流動媒体間に滞留せず、流
動媒体間を通り抜けて流動層から飛び出し、還元剤とし
ての役目を果すことができない。流動層は、遠心流動層
であってもよく、又は、流動層は、固定された風箱から
燃焼排ガスを導入する型式の重力場の流動層であっても
よい。
【0009】本発明の微粉炭素による流動層脱硝装置
は、一酸化窒素、酸素及び微粉炭素を少なくとも含む燃
焼排ガスが導入される排ガス導入口を備えたケーシング
と、このケーシングの内部に設けられた略円筒型のガス
分散板とからなり、この略円筒型のガス分散板は両端に
端板を有するとともに、中心軸線まわりで回転駆動可能
とされて、ガス分散板の内面に、微粉炭素が付着した流
動媒体からなる遠心流動層が形成されるようになってお
り、前記端板の一方に処理済排ガス管が接続されている
ことを特徴としている。
は、一酸化窒素、酸素及び微粉炭素を少なくとも含む燃
焼排ガスが導入される排ガス導入口を備えたケーシング
と、このケーシングの内部に設けられた略円筒型のガス
分散板とからなり、この略円筒型のガス分散板は両端に
端板を有するとともに、中心軸線まわりで回転駆動可能
とされて、ガス分散板の内面に、微粉炭素が付着した流
動媒体からなる遠心流動層が形成されるようになってお
り、前記端板の一方に処理済排ガス管が接続されている
ことを特徴としている。
【0010】また、本発明の装置は、一酸化窒素及び酸
素を少なくとも含む燃焼排ガスが導入される排ガス導入
口、並びに微粉炭素が導入される微粉炭素導入口を備え
たケーシングと、このケーシングの内部に設けられた略
円筒型のガス分散板とからなり、この略円筒型のガス分
散板は両端に端板を有するとともに、中心軸線まわりで
回転駆動可能とされて、ガス分散板の内面に、微粉炭素
が付着した流動媒体からなる遠心流動層が形成されるよ
うになっており、前記端板の一方に処理済排ガス管が接
続されていることを特徴としている。
素を少なくとも含む燃焼排ガスが導入される排ガス導入
口、並びに微粉炭素が導入される微粉炭素導入口を備え
たケーシングと、このケーシングの内部に設けられた略
円筒型のガス分散板とからなり、この略円筒型のガス分
散板は両端に端板を有するとともに、中心軸線まわりで
回転駆動可能とされて、ガス分散板の内面に、微粉炭素
が付着した流動媒体からなる遠心流動層が形成されるよ
うになっており、前記端板の一方に処理済排ガス管が接
続されていることを特徴としている。
【0011】また、本発明の装置は、ケーシング内の下
部にガス分散板が配置され、このガス分散板の下側に風
箱が設けられ、この風箱に一酸化窒素、酸素及び微粉炭
素を少なくとも含む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口
が設けられて、ガス分散板の上側に、微粉炭素が付着し
た流動媒体からなる流動層が形成されるようにしたこと
を特徴としている。さらに、本発明の装置は、ケーシン
グ内の下部にガス分散板が配置され、このガス分散板の
下側に風箱が設けられ、この風箱に一酸化窒素及び酸素
を少なくとも含む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口が
設けられるとともに、ガス分散板の上側又は下側のケー
シングに微粉炭素を導入する微粉炭素導入口が設けられ
て、ガス分散板の上側に、微粉炭素が付着した流動媒体
からなる流動層が形成されるようにしたことを特徴とし
ている。
部にガス分散板が配置され、このガス分散板の下側に風
箱が設けられ、この風箱に一酸化窒素、酸素及び微粉炭
素を少なくとも含む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口
が設けられて、ガス分散板の上側に、微粉炭素が付着し
た流動媒体からなる流動層が形成されるようにしたこと
を特徴としている。さらに、本発明の装置は、ケーシン
グ内の下部にガス分散板が配置され、このガス分散板の
下側に風箱が設けられ、この風箱に一酸化窒素及び酸素
を少なくとも含む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口が
設けられるとともに、ガス分散板の上側又は下側のケー
シングに微粉炭素を導入する微粉炭素導入口が設けられ
て、ガス分散板の上側に、微粉炭素が付着した流動媒体
からなる流動層が形成されるようにしたことを特徴とし
ている。
【0012】
【作用】燃焼排ガスが流動層に導入され、排ガス中のN
Oxのうち大部分を占めるNOが流動媒体中で排ガス中
の酸素によりNO2 に酸化された後、流動媒体(例えば
粒径50μm )に付着している微粉炭素(例えば粒径
0.1μm )が還元剤となって、NO2 を還元する。微
粉炭素の反応速度は、NO2 >NO>N2 O>O2であ
り、この場合の反応式は次のようになる。 NO+1/2O2 →NO2 NO2 +C→〔C−NO2 〕 〔C−NO2 〕→CO2 +1/2N2 これらの式をまとめると、 NO+1/2O2 +C→CO2 +1/2N2 となる。
Oxのうち大部分を占めるNOが流動媒体中で排ガス中
の酸素によりNO2 に酸化された後、流動媒体(例えば
粒径50μm )に付着している微粉炭素(例えば粒径
0.1μm )が還元剤となって、NO2 を還元する。微
粉炭素の反応速度は、NO2 >NO>N2 O>O2であ
り、この場合の反応式は次のようになる。 NO+1/2O2 →NO2 NO2 +C→〔C−NO2 〕 〔C−NO2 〕→CO2 +1/2N2 これらの式をまとめると、 NO+1/2O2 +C→CO2 +1/2N2 となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、適宜変更して実施することが可能なもので
ある。 実施例1 図1及び図2は本発明の流動層脱硝装置の一実施例を示
している。10はディーゼルエンジン排ガスのような微
粉炭素を含む燃焼排ガスが導入されるケーシング、12
は排ガス導入口である。このケーシング10の内部には
略円筒型のガス分散板14が設けられている。
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、適宜変更して実施することが可能なもので
ある。 実施例1 図1及び図2は本発明の流動層脱硝装置の一実施例を示
している。10はディーゼルエンジン排ガスのような微
粉炭素を含む燃焼排ガスが導入されるケーシング、12
は排ガス導入口である。このケーシング10の内部には
略円筒型のガス分散板14が設けられている。
【0014】この略円筒型のガス分散板14は両端に端
板16、18を有し、中心軸線Cまわりで回転駆動可能
で、かつ、回転数を自由に調整できるようにされて、ガ
ス分散板14の内面に流動媒体の遠心流動層20が形成
されるように構成されている。流動媒体としては、粒径
30〜500μm のシリカボール、アルミナボール、脱
硝触媒などの多孔質で粒径3μm 以下の微粉炭素を付着
しやすい性質があり、流動化特性に優れた粒状体が用い
られる。
板16、18を有し、中心軸線Cまわりで回転駆動可能
で、かつ、回転数を自由に調整できるようにされて、ガ
ス分散板14の内面に流動媒体の遠心流動層20が形成
されるように構成されている。流動媒体としては、粒径
30〜500μm のシリカボール、アルミナボール、脱
硝触媒などの多孔質で粒径3μm 以下の微粉炭素を付着
しやすい性質があり、流動化特性に優れた粒状体が用い
られる。
【0015】一方の端板18には、回転軸兼処理済排ガ
ス管24が接続されている。26は風箱、28はフリー
ボート、30、32は軸受けである。回転軸兼処理済排
ガス管24は、例えば、次のような機構により回転され
る。すなわち、回転軸兼処理済排ガス管24にプーリー
36を取り付け、このプーリー36にVベルトを巻き付
けて駆動源38によりプーリー36を回転駆動させる。
回転軸兼処理済排ガス管24の回転数を調整する必要が
生じたときは、回転数制御装置40により駆動源38を
制御する。
ス管24が接続されている。26は風箱、28はフリー
ボート、30、32は軸受けである。回転軸兼処理済排
ガス管24は、例えば、次のような機構により回転され
る。すなわち、回転軸兼処理済排ガス管24にプーリー
36を取り付け、このプーリー36にVベルトを巻き付
けて駆動源38によりプーリー36を回転駆動させる。
回転軸兼処理済排ガス管24の回転数を調整する必要が
生じたときは、回転数制御装置40により駆動源38を
制御する。
【0016】つぎに、本実施例における作用について説
明する。略円筒型のガス分散板14内に流動媒体を供給
した後、回転軸兼処理済排ガス管24を回転駆動させて
略円筒型のガス分散板14を回転させつつ、ケーシング
10内に微粉炭素を含む燃焼排ガス、例えば、0.1μ
m 前後のダストを含むディーゼルエンジン排ガスを供給
する。流動媒体は遠心力によりガス分散板の内面に移動
するとともに、ガス分散板14から内方向に噴出するガ
スにより流動化されて流動層20を形成するとともに、
微粉炭素は流動媒体に付着し捕捉される。排ガス中のN
Oは流動媒体に吸着され、排ガス中の酸素によりNOが
NO2 に酸化され、このNO2 は流動媒体に付着した微
粉炭素により還元されて炭素ガスと窒素になり無害化さ
れる。上記のように、遠心流動層を用いると、微粉炭素
はガスに同伴され難く、かつ、流動層内にトラップされ
易い。このため、微粉炭素は排ガスと効率よく接触し燃
焼してなくなるまで流動層内に滞留してNOxを還元す
ることができる。
明する。略円筒型のガス分散板14内に流動媒体を供給
した後、回転軸兼処理済排ガス管24を回転駆動させて
略円筒型のガス分散板14を回転させつつ、ケーシング
10内に微粉炭素を含む燃焼排ガス、例えば、0.1μ
m 前後のダストを含むディーゼルエンジン排ガスを供給
する。流動媒体は遠心力によりガス分散板の内面に移動
するとともに、ガス分散板14から内方向に噴出するガ
スにより流動化されて流動層20を形成するとともに、
微粉炭素は流動媒体に付着し捕捉される。排ガス中のN
Oは流動媒体に吸着され、排ガス中の酸素によりNOが
NO2 に酸化され、このNO2 は流動媒体に付着した微
粉炭素により還元されて炭素ガスと窒素になり無害化さ
れる。上記のように、遠心流動層を用いると、微粉炭素
はガスに同伴され難く、かつ、流動層内にトラップされ
易い。このため、微粉炭素は排ガスと効率よく接触し燃
焼してなくなるまで流動層内に滞留してNOxを還元す
ることができる。
【0017】実施例2 本実施例は、図3に示すように、ボイラ排ガスなどのよ
うに微粉炭素の含有量の少ない排ガス、又は微粉炭素を
含まない排ガスを処理する場合に、ケーシング10に微
粉炭素導入口42を設けて、系外から微粉炭素を導入す
るように構成したものである。微粉炭素の導入は、気流
搬送方式とすることが好ましい。他の構成及び作用は実
施例1の場合と同様である。
うに微粉炭素の含有量の少ない排ガス、又は微粉炭素を
含まない排ガスを処理する場合に、ケーシング10に微
粉炭素導入口42を設けて、系外から微粉炭素を導入す
るように構成したものである。微粉炭素の導入は、気流
搬送方式とすることが好ましい。他の構成及び作用は実
施例1の場合と同様である。
【0018】実施例3 本実施例は、図4に示すように、重力場の流動層を有す
る装置としたものである。すなわち、ケーシング50内
の下部にガス分散板52を配置し、このガス分散板52
の下側に風箱54を設け、この風箱54にディーゼルエ
ンジン排ガスなどのようなNO、O2 及び微粉炭素を含
む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口56を設け、ガス
分散板52の上側に、微粉炭素が付着した流動媒体から
なる流動層58が形成されるように構成されている。他
の構成及び作用は実施例1の場合と同様である。
る装置としたものである。すなわち、ケーシング50内
の下部にガス分散板52を配置し、このガス分散板52
の下側に風箱54を設け、この風箱54にディーゼルエ
ンジン排ガスなどのようなNO、O2 及び微粉炭素を含
む燃焼排ガスを導入する排ガス導入口56を設け、ガス
分散板52の上側に、微粉炭素が付着した流動媒体から
なる流動層58が形成されるように構成されている。他
の構成及び作用は実施例1の場合と同様である。
【0019】実施例4 本実施例は、図5に示すように、ボイラ排ガスなどのよ
うに微粉炭素の含有量の少ない排ガス、又は微粉炭素を
含まない排ガスを処理する場合に、ケーシング10のガ
ス分散板52の上側に微粉炭素導入口60を設けて、系
外から微粉炭素を導入するように構成したものである。
この場合、図6に示すように、ケーシング10のガス分
散板52の下側に、すなわち、風箱54に微粉炭素導入
口62を設けることも可能である。他の構成及び作用は
実施例3の場合と同様である。
うに微粉炭素の含有量の少ない排ガス、又は微粉炭素を
含まない排ガスを処理する場合に、ケーシング10のガ
ス分散板52の上側に微粉炭素導入口60を設けて、系
外から微粉炭素を導入するように構成したものである。
この場合、図6に示すように、ケーシング10のガス分
散板52の下側に、すなわち、風箱54に微粉炭素導入
口62を設けることも可能である。他の構成及び作用は
実施例3の場合と同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 流動媒体の微粉付着力を利用して、燃焼排ガス
中のNOxを効率よく還元することができる。 (2) 遠心流動層を用いる場合は、微粉炭素と排ガス
とが効率よく接触するので、装置のコンパクト化を図る
ことができる。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 流動媒体の微粉付着力を利用して、燃焼排ガス
中のNOxを効率よく還元することができる。 (2) 遠心流動層を用いる場合は、微粉炭素と排ガス
とが効率よく接触するので、装置のコンパクト化を図る
ことができる。
【図1】本発明の流動層脱硝装置の一実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本発明の装置の他の実施例を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図4】本発明の装置の他の実施例を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図5】本発明の装置の他の実施例を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図6】本発明の装置のさらに他の実施例を示す概略構
成図である。
成図である。
【図7】本発明の装置における流動媒体と粒径3μm 以
下の煤塵の状態を示す説明図である。
下の煤塵の状態を示す説明図である。
【図8】従来の装置における流動媒体と小粒径の煤塵の
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図9】従来の装置における流動媒体と大粒径の煤塵の
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
10 ケーシング 12 排ガス導入口 14 略円筒型のガス分散板 16 端板 18 端板 20 遠心流動層 24 回転軸兼処理済排ガス管 42 微粉炭素導入口 50 ケーシング 52 ガス分散板 54 風箱 56 排ガス導入口 58 流動層 60 微粉炭素導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/94 B01J 8/38 20/06 A B01D 53/36 102 G (72)発明者 榊田 康史 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 河村 太郎 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内
Claims (9)
- 【請求項1】 微粉炭素が付着した流動媒体からなる流
動層に、一酸化窒素及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガ
スを導入して、一酸化窒素を流動媒体に吸着させ、その
表面で二酸化窒素に酸化するとともに、前記微粉炭素を
還元剤として二酸化窒素を二酸化炭素と窒素とに分解す
ることを特徴とする微粉炭素による流動層脱硝方法。 - 【請求項2】 微粉炭素として、燃焼排ガス中に含まれ
る煤塵、又は別に投入された微粉炭素を用いる請求項1
記載の微粉炭素による流動層脱硝方法。 - 【請求項3】 流動媒体の粒径が30〜500μm であ
り、微粉炭素の粒径が3μm 以下である請求項1又は2
記載の微粉炭素による流動層脱硝方法。 - 【請求項4】 流動層が遠心流動層である請求項1、2
又は3記載の微粉炭素による流動層脱硝方法。 - 【請求項5】 流動層が、固定された風箱から燃焼排ガ
スを導入する型式の重力場の流動層である請求項1、2
又は3記載の微粉炭素による流動層脱硝方法。 - 【請求項6】 一酸化窒素、酸素及び微粉炭素を少なく
とも含む燃焼排ガスが導入される排ガス導入口を備えた
ケーシングと、 このケーシングの内部に設けられた略円筒型のガス分散
板とからなり、 この略円筒型のガス分散板は両端に端板を有するととも
に、中心軸線まわりで回転駆動可能とされて、ガス分散
板の内面に、微粉炭素が付着した流動媒体からなる遠心
流動層が形成されるようになっており、 前記端板の一方に処理済排ガス管が接続されていること
を特徴とする微粉炭素による流動層脱硝装置。 - 【請求項7】 一酸化窒素及び酸素を少なくとも含む燃
焼排ガスが導入される排ガス導入口、並びに微粉炭素が
導入される微粉炭素導入口を備えたケーシングと、 このケーシングの内部に設けられた略円筒型のガス分散
板とからなり、 この略円筒型のガス分散板は両端に端板を有するととも
に、中心軸線まわりで回転駆動可能とされて、ガス分散
板の内面に、微粉炭素が付着した流動媒体からなる遠心
流動層が形成されるようになっており、 前記端板の一方に処理済排ガス管が接続されていること
を特徴とする微粉炭素による流動層脱硝装置。 - 【請求項8】 ケーシング内の下部にガス分散板が配置
され、このガス分散板の下側に風箱が設けられ、この風
箱に一酸化窒素、酸素及び微粉炭素を少なくとも含む燃
焼排ガスを導入する排ガス導入口が設けられて、ガス分
散板の上側に、微粉炭素が付着した流動媒体からなる流
動層が形成されるようにしたことを特徴とする微粉炭素
による流動層脱硝装置。 - 【請求項9】 ケーシング内の下部にガス分散板が配置
され、このガス分散板の下側に風箱が設けられ、この風
箱に一酸化窒素及び酸素を少なくとも含む燃焼排ガスを
導入する排ガス導入口が設けられるとともに、ガス分散
板の上側又は下側のケーシングに微粉炭素を導入する微
粉炭素導入口が設けられて、ガス分散板の上側に、微粉
炭素が付着した流動媒体からなる流動層が形成されるよ
うにしたことを特徴とする微粉炭素による流動層脱硝装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6338509A JPH08182918A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微粉炭素による流動層脱硝方法及び装置 |
US08/570,959 US5750084A (en) | 1994-12-28 | 1995-12-12 | Fluidized-bed denitrating method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6338509A JPH08182918A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微粉炭素による流動層脱硝方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08182918A true JPH08182918A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18318830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6338509A Pending JPH08182918A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微粉炭素による流動層脱硝方法及び装置 |
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---|---|
US (1) | US5750084A (ja) |
JP (1) | JPH08182918A (ja) |
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1994
- 1994-12-28 JP JP6338509A patent/JPH08182918A/ja active Pending
-
1995
- 1995-12-12 US US08/570,959 patent/US5750084A/en not_active Expired - Fee Related
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