JPH08182120A - ドア開閉制御方法 - Google Patents
ドア開閉制御方法Info
- Publication number
- JPH08182120A JPH08182120A JP33464894A JP33464894A JPH08182120A JP H08182120 A JPH08182120 A JP H08182120A JP 33464894 A JP33464894 A JP 33464894A JP 33464894 A JP33464894 A JP 33464894A JP H08182120 A JPH08182120 A JP H08182120A
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- Japan
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- atc
- door opening
- ato
- vehicle door
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ドア開方向保安のための専用の保安装置を使用
せずにドア開方向を制御する。 【構成】ディジタル式ATC装置の多現示化,多機能化
を利用し、ATC信号に運転方向情報や車両ドア開方向
を加えてATC/TD地上装置21から出力する。車上
のATC受信器25はATC信号に含まれる運転方向情
報を抽出してドア開方向を選択し、ドア開方向情報をA
TO制御装置39に送る。ATO制御装置39は送られ
たドア開方向情報により指定された方向により開閉する
車両ドアを決定し、ドア開信号とともにドア制御装置5
に送り、指定した車両ドアを開にさせる。
せずにドア開方向を制御する。 【構成】ディジタル式ATC装置の多現示化,多機能化
を利用し、ATC信号に運転方向情報や車両ドア開方向
を加えてATC/TD地上装置21から出力する。車上
のATC受信器25はATC信号に含まれる運転方向情
報を抽出してドア開方向を選択し、ドア開方向情報をA
TO制御装置39に送る。ATO制御装置39は送られ
たドア開方向情報により指定された方向により開閉する
車両ドアを決定し、ドア開信号とともにドア制御装置5
に送り、指定した車両ドアを開にさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタル式自動列車
制御装置(ATC装置という。)と自動列車運転制御装
置(以下、ATO装置という。)を使用した列車運行制
御におけるドア開閉制御方法、特に車両ドアを開閉する
ときの安全性の向上に関するものである。
制御装置(ATC装置という。)と自動列車運転制御装
置(以下、ATO装置という。)を使用した列車運行制
御におけるドア開閉制御方法、特に車両ドアを開閉する
ときの安全性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】駅のホ−ムに停車する列車の車両ドアの
開方向はホ−ムに対する列車の停止位置により決まって
おり、有人運転の場合には車掌がホ−ム側を確認して車
両ドアの開閉を行っている。また、無人運転を実施して
いる新交通システムでは、ATO装置によりドア開閉制
御が行われているが、車両ドア開方向を確認するため、
ATO装置とは別に専用の地上発信器と車上受信器を有
する保安装置を設け、地上発信器から送信されるドア開
方向情報を車上受信器で受信してATO装置に送ってい
る。
開方向はホ−ムに対する列車の停止位置により決まって
おり、有人運転の場合には車掌がホ−ム側を確認して車
両ドアの開閉を行っている。また、無人運転を実施して
いる新交通システムでは、ATO装置によりドア開閉制
御が行われているが、車両ドア開方向を確認するため、
ATO装置とは別に専用の地上発信器と車上受信器を有
する保安装置を設け、地上発信器から送信されるドア開
方向情報を車上受信器で受信してATO装置に送ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように列車の定
速度制御や定位置停止,ドア開閉などの運転操作を自動
的に制御するATO装置を使用しても、ドア開閉制御を
行うときに車両ドア開方向を確認するためATO装置と
は別の保安装置が必要になる。このため各ホ−ムの所定
の位置にドア開方向情報を送り出す地上発信器を設置す
る必要があり、その設置や保守,管理が容易でなかっ
た。
速度制御や定位置停止,ドア開閉などの運転操作を自動
的に制御するATO装置を使用しても、ドア開閉制御を
行うときに車両ドア開方向を確認するためATO装置と
は別の保安装置が必要になる。このため各ホ−ムの所定
の位置にドア開方向情報を送り出す地上発信器を設置す
る必要があり、その設置や保守,管理が容易でなかっ
た。
【0004】一方、ATO装置を利用した運転はATC
装置のバックアップのもとに行われている。すなわち列
車の速度を自動的に制限速度以下に制御するATC装置
はATO装置に対する信号保安装置として位置付けら
れ、ATO装置が重故障のときにはATC装置だけを利
用して有人で列車を運行することはできるが、ATC装
置が重故障のときにはATO装置が正常であっても列車
の運行は不可能である。このATC装置として、近年
は、多くの情報を伝送することができるディジタル式A
TC装置が採用されている。このディジタル式ATC装
置を採用することにより多現示化,多機能化が可能にな
り、速度制御以外の他の機能が実現可能となった。
装置のバックアップのもとに行われている。すなわち列
車の速度を自動的に制限速度以下に制御するATC装置
はATO装置に対する信号保安装置として位置付けら
れ、ATO装置が重故障のときにはATC装置だけを利
用して有人で列車を運行することはできるが、ATC装
置が重故障のときにはATO装置が正常であっても列車
の運行は不可能である。このATC装置として、近年
は、多くの情報を伝送することができるディジタル式A
TC装置が採用されている。このディジタル式ATC装
置を採用することにより多現示化,多機能化が可能にな
り、速度制御以外の他の機能が実現可能となった。
【0005】この発明はドア開方向保安のための専用の
保安装置を使用せずにディジタル式ATC装置の多現示
化,多機能化を利用してドア開方向保安を行うことがで
きるドア開閉制御方法を提供することを目的とするもの
である。
保安装置を使用せずにディジタル式ATC装置の多現示
化,多機能化を利用してドア開方向保安を行うことがで
きるドア開閉制御方法を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るドア開閉
制御方法は、ATC装置とATO装置により列車を自動
運転する列車運行制御において、ATC地上装置は閉塞
区間毎に運転方向情報を含む速度情報のATC信号を発
生し、ATO地上装置から送られた地上情報により列車
の定位置停止を確認したときに車両ドア開方向を含む停
止情報のATC信号を発生し、ATC車上装置は送られ
たATC信号に含まれる速度情報を列車の運転速度の制
限制御を行うATC制御装置に送るとともにATC信号
として車両ドア開方向を含む停止情報が送られたときに
停止情報から車両ドア開方向を選択し、選択した車両ド
ア開方向を示す車両ドア開方向情報をATO車上装置に
送り、ATO車上装置はATO地上装置から車両ドア開
指令が送られたときにATC車上装置から送られた車両
ドア開方向情報により開閉する車両ドアを決定し車両ド
ア開閉制御を行うことを特徴とする。
制御方法は、ATC装置とATO装置により列車を自動
運転する列車運行制御において、ATC地上装置は閉塞
区間毎に運転方向情報を含む速度情報のATC信号を発
生し、ATO地上装置から送られた地上情報により列車
の定位置停止を確認したときに車両ドア開方向を含む停
止情報のATC信号を発生し、ATC車上装置は送られ
たATC信号に含まれる速度情報を列車の運転速度の制
限制御を行うATC制御装置に送るとともにATC信号
として車両ドア開方向を含む停止情報が送られたときに
停止情報から車両ドア開方向を選択し、選択した車両ド
ア開方向を示す車両ドア開方向情報をATO車上装置に
送り、ATO車上装置はATO地上装置から車両ドア開
指令が送られたときにATC車上装置から送られた車両
ドア開方向情報により開閉する車両ドアを決定し車両ド
ア開閉制御を行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、ディジタル式ATC装置
の多現示化,多機能化を利用し、ATC信号に運転方向
情報や車両ドア開方向を加えてATC地上装置から出力
する。ATC車上装置はATC信号に含まれる運転方向
情報を抽出してドア開方向を選択し、ドア開方向情報を
ATO車上装置に送る。ATO車上装置はドア開閉制御
を行うときに送られたドア開方向情報により指定された
方向、すなわち駅のホ−ム側のドアの開閉制御を行う。
の多現示化,多機能化を利用し、ATC信号に運転方向
情報や車両ドア開方向を加えてATC地上装置から出力
する。ATC車上装置はATC信号に含まれる運転方向
情報を抽出してドア開方向を選択し、ドア開方向情報を
ATO車上装置に送る。ATO車上装置はドア開閉制御
を行うときに送られたドア開方向情報により指定された
方向、すなわち駅のホ−ム側のドアの開閉制御を行う。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係る列車運行制
御装置の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、列車運行制御装置1はディジタル式のATC装置2
とATO装置3と、車上に設けられた車両制御装置4と
車両ドアの開閉を行うドア制御装置5と車両の進行方向
により運転台等を切換える前後進制御装置6と、地上に
設けられ、列車運行に伴う各種業務を総合して管理する
運行管理装置8とを有する。
御装置の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、列車運行制御装置1はディジタル式のATC装置2
とATO装置3と、車上に設けられた車両制御装置4と
車両ドアの開閉を行うドア制御装置5と車両の進行方向
により運転台等を切換える前後進制御装置6と、地上に
設けられ、列車運行に伴う各種業務を総合して管理する
運行管理装置8とを有する。
【0009】ATC装置2はATC/TD地上装置21
と軌道に沿って閉塞区間毎に布設されたATC/TDル
−プアンテナ22とATC車上装置23とを有する。A
TC/TD地上装置21は閉塞区間毎にATC信号を発
生してATC/TDル−プアンテナ22に送るととも
に、ATC/TDル−プアンテナ22からの列車検知信
号により各閉塞区間の列車の有無を検知する。このAT
C/TD地上装置21で発生するATC信号は、例えば
図2の速度段階と使用周波数の構成図に示すように、変
調波で列車の速度を示し、搬送波で列車の進行方向すな
わち上り方向(L方向)と下り方向(R方向)を示す。
図に示したATC信号のなかでATC65〜ATC15
は速度情報を示し、ATC01(右),ATC01
(左)は駅部の停止情報を示し、(右),(左)はホ−
ムに停車する列車の進行方向に対する車両ドア開方向を
示し、ATC02は絶対停止情報を示す。
と軌道に沿って閉塞区間毎に布設されたATC/TDル
−プアンテナ22とATC車上装置23とを有する。A
TC/TD地上装置21は閉塞区間毎にATC信号を発
生してATC/TDル−プアンテナ22に送るととも
に、ATC/TDル−プアンテナ22からの列車検知信
号により各閉塞区間の列車の有無を検知する。このAT
C/TD地上装置21で発生するATC信号は、例えば
図2の速度段階と使用周波数の構成図に示すように、変
調波で列車の速度を示し、搬送波で列車の進行方向すな
わち上り方向(L方向)と下り方向(R方向)を示す。
図に示したATC信号のなかでATC65〜ATC15
は速度情報を示し、ATC01(右),ATC01
(左)は駅部の停止情報を示し、(右),(左)はホ−
ムに停車する列車の進行方向に対する車両ドア開方向を
示し、ATC02は絶対停止情報を示す。
【0010】ATC車上装置23はATC/TDアンテ
ナ24a,24bとATC受信器25とATC制御装置
26とTD送信器27とを有する。ATC/TDアンテ
ナ24a,24bは列車の前部と後部に設けられ、地上
のATC/TDル−プアンテナ22から送信されている
ATC信号を受信しATC受信器25に送り、TD送信
器27から出力されている列車検知信号をATC/TD
ル−プアンテナ22に送信する。ATC受信器25はA
TC/TDアンテナ24a,24bから送られたATC
信号をATC制御装置26に送るとともにATC信号と
して列車の運転方向情報を含む停止情報ATC01
(右),ATC01(左)が送られたときに停止情報か
ら車両ドア開方向すなわち駅ホ−ム側のドア方向を選択
し、車両ドア開方向情報をATO装置3に送る。ATC
制御装置26はATC信号に含まれる速度情報を車両制
御装置4に送り列車の運転速度を制限制御する。
ナ24a,24bとATC受信器25とATC制御装置
26とTD送信器27とを有する。ATC/TDアンテ
ナ24a,24bは列車の前部と後部に設けられ、地上
のATC/TDル−プアンテナ22から送信されている
ATC信号を受信しATC受信器25に送り、TD送信
器27から出力されている列車検知信号をATC/TD
ル−プアンテナ22に送信する。ATC受信器25はA
TC/TDアンテナ24a,24bから送られたATC
信号をATC制御装置26に送るとともにATC信号と
して列車の運転方向情報を含む停止情報ATC01
(右),ATC01(左)が送られたときに停止情報か
ら車両ドア開方向すなわち駅ホ−ム側のドア方向を選択
し、車両ドア開方向情報をATO装置3に送る。ATC
制御装置26はATC信号に含まれる速度情報を車両制
御装置4に送り列車の運転速度を制限制御する。
【0011】ATO装置3はATO地上装置31とAT
O車上装置32とを有する。ATO地上装置31は地点
情報地上子33と有電源地上子34と車両情報伝送装置
35と駅制御装置36とを有する。地点情報地上子33
は駅部を含む駅近接区間に配置され、停止位置までの距
離情報を列車に送信する。車両情報伝送装置35は駅部
に設置された有電源地上子34を介して列車と情報を授
受する。駅制御装置36は車両情報伝送装置35から送
られた車上情報により定位置停止か否かを判定し、車両
情報伝送装置35に車上ドア制御情報,出発制御情報等
を送る。
O車上装置32とを有する。ATO地上装置31は地点
情報地上子33と有電源地上子34と車両情報伝送装置
35と駅制御装置36とを有する。地点情報地上子33
は駅部を含む駅近接区間に配置され、停止位置までの距
離情報を列車に送信する。車両情報伝送装置35は駅部
に設置された有電源地上子34を介して列車と情報を授
受する。駅制御装置36は車両情報伝送装置35から送
られた車上情報により定位置停止か否かを判定し、車両
情報伝送装置35に車上ドア制御情報,出発制御情報等
を送る。
【0012】ATO車上装置32は駅ATOアンテナ3
7と駅ATO送受信器38とATO制御装置39とを有
する。駅ATOアンテナ37は地上の有電源地上子34
との間で情報を授受する。駅ATO送受信器38は駅A
TOアンテナ37を介して地点情報地上子33からの距
離情報を受信してATO制御装置39に送るとともに定
位置停止区間で地上と情報を授受する。ATO制御装置
39は駅ATO送受信器38から送られた地上情報によ
り停止制御,ドア開閉制御,出発制御を行う。このドア
開閉制御を行うとき、ATO制御装置39はATC受信
器25から送られている車両ドア開方向情報により開閉
する車両ドアを決定しドア開閉制御を行う。
7と駅ATO送受信器38とATO制御装置39とを有
する。駅ATOアンテナ37は地上の有電源地上子34
との間で情報を授受する。駅ATO送受信器38は駅A
TOアンテナ37を介して地点情報地上子33からの距
離情報を受信してATO制御装置39に送るとともに定
位置停止区間で地上と情報を授受する。ATO制御装置
39は駅ATO送受信器38から送られた地上情報によ
り停止制御,ドア開閉制御,出発制御を行う。このドア
開閉制御を行うとき、ATO制御装置39はATC受信
器25から送られている車両ドア開方向情報により開閉
する車両ドアを決定しドア開閉制御を行う。
【0013】上記のように構成された列車運行制御装置
1で車両ドアの開閉を行うときの動作を図3のフロ−チ
ャ−トを参照して説明する。
1で車両ドアの開閉を行うときの動作を図3のフロ−チ
ャ−トを参照して説明する。
【0014】列車がホ−ムに停車すると(ステップS
1)、ATO地上装置31の駅制御装置36はATO車
上装置32から送られる車上情報により列車が定位置に
停止していることを確認し、その旨をATC/TD地上
装置21に送る(ステップS2)。ATC/TD地上装
置21は定位置停止を確認すると、ホ−ムに停車中の列
車が何らかの異常により出発進路が構成しないまま発車
してしまうことを防止するため、ホ−ム閉塞区間のAT
C信号を図2に示す停止情報ATCO1にコ−ドダウン
してATC/TDル−プアンテナ22に送る(ステップ
S3)。この停止情報ATCO1を発生するときにAT
C/TD地上装置21は運行管理装置8から送られる管
理情報により車両ドア開方向を選択し、選択した車両ド
ア開方向を含む停止情報ATCO1(右),ATCO1
(左)のいずれかのATC信号を発生する。ATC受信
器25は列車の前部にあるATC/TDアンテナ24a
を介して停止情報を受信すると、受信した停止情報から
車両ドア開方向を検出し、車両ドア開方向を示す車両ド
ア開方向情報をATO制御装置39に送る(ステップS
4)。
1)、ATO地上装置31の駅制御装置36はATO車
上装置32から送られる車上情報により列車が定位置に
停止していることを確認し、その旨をATC/TD地上
装置21に送る(ステップS2)。ATC/TD地上装
置21は定位置停止を確認すると、ホ−ムに停車中の列
車が何らかの異常により出発進路が構成しないまま発車
してしまうことを防止するため、ホ−ム閉塞区間のAT
C信号を図2に示す停止情報ATCO1にコ−ドダウン
してATC/TDル−プアンテナ22に送る(ステップ
S3)。この停止情報ATCO1を発生するときにAT
C/TD地上装置21は運行管理装置8から送られる管
理情報により車両ドア開方向を選択し、選択した車両ド
ア開方向を含む停止情報ATCO1(右),ATCO1
(左)のいずれかのATC信号を発生する。ATC受信
器25は列車の前部にあるATC/TDアンテナ24a
を介して停止情報を受信すると、受信した停止情報から
車両ドア開方向を検出し、車両ドア開方向を示す車両ド
ア開方向情報をATO制御装置39に送る(ステップS
4)。
【0015】一方、ATO地上装置31の駅制御装置3
6は車上からのブレ−キ情報や定位置停止情報により定
位置停止状態などの条件が満たされていることを確認し
たらATO制御装置39にドア開指令を送る(ステップ
S5)。ATO制御装置39はドア開指令を受けるとA
TC受信器25から送られている車両ドア開方向情報か
ら開閉する方向の車両ドア、すなわちホ−ム側の車両ド
アを決定し、ドア開信号とともにドア制御装置5に送
り、指定した車両ドアを開にさせる(ステップS6)。
車両ドアを開にしてから所定時間例えば60秒経過して出
発進路が構成し出発許可が駅制御装置36からATO制
御装置39に送られると、ATO制御装置39はドア閉
信号をドア制御装置5に送り、車両ドアを閉にさせる
(ステップS8)。そしてATO制御装置39はドア制
御装置5からの信号により車両ドアの閉を確認すると、
車両ドア閉確認情報を駅制御装置36に送る。ATC/
TD地上装置21は駅制御装置36からの情報により車
両ドア閉を確認するとATC信号を停止情報から速度情
報にコ−ドアップし(ステップS9)、ATC装置2と
ATO装置3は列車の出発制御に入る(ステップS1
0)。
6は車上からのブレ−キ情報や定位置停止情報により定
位置停止状態などの条件が満たされていることを確認し
たらATO制御装置39にドア開指令を送る(ステップ
S5)。ATO制御装置39はドア開指令を受けるとA
TC受信器25から送られている車両ドア開方向情報か
ら開閉する方向の車両ドア、すなわちホ−ム側の車両ド
アを決定し、ドア開信号とともにドア制御装置5に送
り、指定した車両ドアを開にさせる(ステップS6)。
車両ドアを開にしてから所定時間例えば60秒経過して出
発進路が構成し出発許可が駅制御装置36からATO制
御装置39に送られると、ATO制御装置39はドア閉
信号をドア制御装置5に送り、車両ドアを閉にさせる
(ステップS8)。そしてATO制御装置39はドア制
御装置5からの信号により車両ドアの閉を確認すると、
車両ドア閉確認情報を駅制御装置36に送る。ATC/
TD地上装置21は駅制御装置36からの情報により車
両ドア閉を確認するとATC信号を停止情報から速度情
報にコ−ドアップし(ステップS9)、ATC装置2と
ATO装置3は列車の出発制御に入る(ステップS1
0)。
【0016】なお、上記実施例はATC/TDル−プア
ンテナ22を介して車上と情報を授受した場合について
説明したが、軌道回路を介して車上と情報を授受する場
合も上記実施例と同様に適用することができる。
ンテナ22を介して車上と情報を授受した場合について
説明したが、軌道回路を介して車上と情報を授受する場
合も上記実施例と同様に適用することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ディジ
タル式ATC装置の多現示化,多機能化を利用し、AT
C信号に運転方向情報や車両ドア開方向を加えてATC
地上装置から出力し、ATC車上装置はATC信号に含
まれる運転方向情報を抽出してドア開方向を選択し、ド
ア開方向情報をATO車上装置に送り、ATO車上装置
はドア開閉制御を行うときに送られたドア開方向情報に
より指定された方向、すなわち駅のホ−ム側のドアの開
閉制御を行うようにしたから、車両ドア開閉の保安を確
実に行うことができる。
タル式ATC装置の多現示化,多機能化を利用し、AT
C信号に運転方向情報や車両ドア開方向を加えてATC
地上装置から出力し、ATC車上装置はATC信号に含
まれる運転方向情報を抽出してドア開方向を選択し、ド
ア開方向情報をATO車上装置に送り、ATO車上装置
はドア開閉制御を行うときに送られたドア開方向情報に
より指定された方向、すなわち駅のホ−ム側のドアの開
閉制御を行うようにしたから、車両ドア開閉の保安を確
実に行うことができる。
【0018】また、ATC装置でATO装置をバックア
ップして車両のドアを開閉するから、他の保安装置を使
用せずにホ−ム側の車両ドアを開閉することができ、各
ホ−ムの設備を簡略化することができる。
ップして車両のドアを開閉するから、他の保安装置を使
用せずにホ−ム側の車両ドアを開閉することができ、各
ホ−ムの設備を簡略化することができる。
【図1】この発明の実施例に係る列車運行制御装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例のATC信号の速度段階と使用周波
数を示す構成図である。
数を示す構成図である。
【図3】上記実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
る。
1 列車運行制御装置 2 ATC装置 3 ATO装置 5 ドア制御装置 21 ATC/TD地上装置 22 ATC/TDル−プアンテナ 23 ATC車上装置 24 ATC/TDアンテナ 25 ATC受信器 26 ATC制御装置 31 ATO地上装置 32 ATO車上装置 33 地点情報地上子 34 有電源地上子 35 車両情報伝送装置 36 駅制御装置 37 駅ATOアンテナ 38 駅ATO送受信器 39 ATO制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】ディジタル式自動列車制御装置(以下、A
TC装置という。)と自動列車運転制御装置(以下、A
TO装置という。)により列車を自動運転する列車の運
行制御において、 ATC地上装置は閉塞区間毎に運転方向情報を含む速度
情報のATC信号を発生し、ATO地上装置から送られ
た地上情報により列車の定位置停止を確認したときに車
両ドア開方向を含む停止情報のATC信号を発生し、A
TC車上装置は送られたATC信号に含まれる速度情報
を列車の運転速度の制限制御を行うATC制御装置に送
るとともにATC信号として車両ドア開方向を含む停止
情報が送られたときに停止情報から車両ドア開方向を選
択し、選択した車両ドア開方向を示す車両ドア開方向情
報をATO車上装置に送り、ATO車上装置はATO地
上装置から車両ドア開指令が送られたときにATC車上
装置から送られた車両ドア開方向情報により開閉する車
両ドアを決定し車両ドア開閉制御を行うことを特徴とす
るドア開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33464894A JPH08182120A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ドア開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33464894A JPH08182120A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ドア開閉制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182120A true JPH08182120A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18279718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33464894A Pending JPH08182120A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ドア開閉制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08182120A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009130961A1 (ja) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | 三菱電機株式会社 | 車両乗務員支援装置 |
CN111232005A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-06-05 | 南京康尼机电股份有限公司 | 一种轨道车辆门系统控制方法 |
JP2020119411A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5447207A (en) * | 1977-09-22 | 1979-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic train operation control system |
JPS55145059A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Kobe Steel Ltd | Security method of vehicle in traffic system |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP33464894A patent/JPH08182120A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5447207A (en) * | 1977-09-22 | 1979-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic train operation control system |
JPS55145059A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Kobe Steel Ltd | Security method of vehicle in traffic system |
Cited By (7)
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