JPH08181965A - 電子レンタルシステム - Google Patents
電子レンタルシステムInfo
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- JPH08181965A JPH08181965A JP6322887A JP32288794A JPH08181965A JP H08181965 A JPH08181965 A JP H08181965A JP 6322887 A JP6322887 A JP 6322887A JP 32288794 A JP32288794 A JP 32288794A JP H08181965 A JPH08181965 A JP H08181965A
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- JP
- Japan
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- data
- ticket
- viewing
- receiving
- electronic rental
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル変換可能なデータを電子的にレン
タルし、レンタル有効期間中は何回でも繰り返し再生可
能とすることを目的とする。 【構成】 電子レンタル装置113と、この電子レンタ
ル装置113とデータの送受信を行なう端末装置123
とを有し、電子レンタル装置113は、データを暗号化
して送信するデータ送信手段と、視聴の申し込み情報を
受信し、視聴期間を記録して暗号化した利用チケットを
送信するチケット送信手段とを備え、端末装置123
は、上記視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込
み情報を上記チケット送信手段に送信する申し込み手段
と、この申し込んだ上記データを受信し記憶するデータ
受信手段と、上記利用チケットを受信し記憶するチケッ
ト受信手段と、上記利用チケットが有効であれば、上記
データ受信手段に記憶された上記データを復号化し再生
する再生手段とを備えた電子レンタルシステム。
タルし、レンタル有効期間中は何回でも繰り返し再生可
能とすることを目的とする。 【構成】 電子レンタル装置113と、この電子レンタ
ル装置113とデータの送受信を行なう端末装置123
とを有し、電子レンタル装置113は、データを暗号化
して送信するデータ送信手段と、視聴の申し込み情報を
受信し、視聴期間を記録して暗号化した利用チケットを
送信するチケット送信手段とを備え、端末装置123
は、上記視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込
み情報を上記チケット送信手段に送信する申し込み手段
と、この申し込んだ上記データを受信し記憶するデータ
受信手段と、上記利用チケットを受信し記憶するチケッ
ト受信手段と、上記利用チケットが有効であれば、上記
データ受信手段に記憶された上記データを復号化し再生
する再生手段とを備えた電子レンタルシステム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星通信・地上波通
信・有線通信などの通信手段を用いて、映像データや音
声データなど、ディジタル変換可能なアナログデータの
一定期間貸し出しを行う、電子レンタルシステムに関す
るものである。
信・有線通信などの通信手段を用いて、映像データや音
声データなど、ディジタル変換可能なアナログデータの
一定期間貸し出しを行う、電子レンタルシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】レンタルショップに出向いてビデオテー
プやコンパクトディスクなどを借用することなく、映画
や音楽といった映像データや音声データを、在宅のまま
電子的にレンタルするシステムの運用や実用化実験が進
められている。
プやコンパクトディスクなどを借用することなく、映画
や音楽といった映像データや音声データを、在宅のまま
電子的にレンタルするシステムの運用や実用化実験が進
められている。
【0003】電子レンタルシステムの一例として、衛星
放送・CATVなどにおける有料放送システムがある。
図19は、特開平6−46419号公報に開示されたT
V課金システムにおける、衛星放送システムおよび課金
システムのシステム概要図である。図において、100
1はサービス提供者、1002はサービス利用者宅、1
003は静止衛星、1004は公衆回線である。サービ
ス提供者1001において、1011は衛星放送地上
局、1012は衛星通信用送信アンテナ、1013は課
金センタである。サービス利用者宅1002において、
1021は衛星放送受信アンテナ、1022は衛星放送
受信チューナ/デコーダ、1023はTV受像機、10
24はデータ通信装置である。
放送・CATVなどにおける有料放送システムがある。
図19は、特開平6−46419号公報に開示されたT
V課金システムにおける、衛星放送システムおよび課金
システムのシステム概要図である。図において、100
1はサービス提供者、1002はサービス利用者宅、1
003は静止衛星、1004は公衆回線である。サービ
ス提供者1001において、1011は衛星放送地上
局、1012は衛星通信用送信アンテナ、1013は課
金センタである。サービス利用者宅1002において、
1021は衛星放送受信アンテナ、1022は衛星放送
受信チューナ/デコーダ、1023はTV受像機、10
24はデータ通信装置である。
【0004】また、図20は、特開平6−132916
号公報に開示された受信装置における、衛星放送受信チ
ューナ/デコーダ1022のブロック図である。図にお
いて、1101はチューナ部、1102はデコーダ部、
1103はデコータ制御部である。
号公報に開示された受信装置における、衛星放送受信チ
ューナ/デコーダ1022のブロック図である。図にお
いて、1101はチューナ部、1102はデコーダ部、
1103はデコータ制御部である。
【0005】このシステムにおいて、サービス提供者1
001は、衛星放送地上局1011から衛星通信用送信
アンテナ1012を用いて、静止衛星軌道上にある静止
衛星1003に対して、スクランブルされたTV信号及
び番組コードから構成されたTV電波を送出する。TV
電波を受信した静止衛星1003は、受信したTV電波
を増幅して、周波数変換を行った後、地上に向けて送信
する。利用者は、静止衛星1003から送信されたTV
電波を、衛星放送受信アンテナ1021で受信し、周波
数変換を行った後、衛星放送受信チューナ/デコーダ1
022へ入力する。
001は、衛星放送地上局1011から衛星通信用送信
アンテナ1012を用いて、静止衛星軌道上にある静止
衛星1003に対して、スクランブルされたTV信号及
び番組コードから構成されたTV電波を送出する。TV
電波を受信した静止衛星1003は、受信したTV電波
を増幅して、周波数変換を行った後、地上に向けて送信
する。利用者は、静止衛星1003から送信されたTV
電波を、衛星放送受信アンテナ1021で受信し、周波
数変換を行った後、衛星放送受信チューナ/デコーダ1
022へ入力する。
【0006】この時、有料番組の視聴を希望する利用者
は、ディスプレイホン等のデータ通信装置1024を用
いて、公衆回線1004を介して、課金センタ1013
に視聴申し込みを行う。視聴申し込みを受けた課金セン
タ1013は、データ通信装置1024に対して、有料
番組を視聴するための視聴許可コードを送信する。デー
タ通信装置1024に送信された視聴許可コードは、オ
ンラインあるいはオフラインによって、衛星放送受信チ
ューナ/デコーダ1022に入力され、チューナ/デコ
ーダ内部のデコーダ制御部1103に格納される。
は、ディスプレイホン等のデータ通信装置1024を用
いて、公衆回線1004を介して、課金センタ1013
に視聴申し込みを行う。視聴申し込みを受けた課金セン
タ1013は、データ通信装置1024に対して、有料
番組を視聴するための視聴許可コードを送信する。デー
タ通信装置1024に送信された視聴許可コードは、オ
ンラインあるいはオフラインによって、衛星放送受信チ
ューナ/デコーダ1022に入力され、チューナ/デコ
ーダ内部のデコーダ制御部1103に格納される。
【0007】視聴許可コードを受理した衛星放送受信チ
ューナ/デコーダ1022は、衛星放送受信アンテナ1
021から入力されたTV電波を、チューナ部1101
において受信し、TV電波からスクランブルされたTV
信号および番組コードを取り出す。また、デコーダ部1
102において、視聴許可コードに対応した番組コード
を付与されている番組のTV信号のスクランブルを、デ
コーダ制御部1103から供給されたデコード情報を用
いて解除し、映像信号および音声信号として、TV受像
機1023に入力する。
ューナ/デコーダ1022は、衛星放送受信アンテナ1
021から入力されたTV電波を、チューナ部1101
において受信し、TV電波からスクランブルされたTV
信号および番組コードを取り出す。また、デコーダ部1
102において、視聴許可コードに対応した番組コード
を付与されている番組のTV信号のスクランブルを、デ
コーダ制御部1103から供給されたデコード情報を用
いて解除し、映像信号および音声信号として、TV受像
機1023に入力する。
【0008】また、電子レンタルシステムの一例とし
て、ビデオ・オン・デマンド・システムの実用化実験や
運用が進められている。図21は、日経コミュニケーシ
ョンズ1993年8月2日号掲載記事「マルチメディア
大陸へ、実践段階に突入した米国」に開示されたビデオ
・オン・デマンドのシステム構成図である。図におい
て、1201はサービス提供者、1202はサービス利
用者宅、1203は光ファイバケーブルである。サービ
ス提供者1201において、1211は映像データ、1
212はビデオサーバ、1213は電気信号/光信号変
換装置である。サービス利用者宅1202において、1
221はTV受像機、1222は制御端末装置、122
3は光信号/電気信号変換装置である。
て、ビデオ・オン・デマンド・システムの実用化実験や
運用が進められている。図21は、日経コミュニケーシ
ョンズ1993年8月2日号掲載記事「マルチメディア
大陸へ、実践段階に突入した米国」に開示されたビデオ
・オン・デマンドのシステム構成図である。図におい
て、1201はサービス提供者、1202はサービス利
用者宅、1203は光ファイバケーブルである。サービ
ス提供者1201において、1211は映像データ、1
212はビデオサーバ、1213は電気信号/光信号変
換装置である。サービス利用者宅1202において、1
221はTV受像機、1222は制御端末装置、122
3は光信号/電気信号変換装置である。
【0009】このシステムの利用者は、サービス利用者
宅1202に設置された制御端末装置1222を用い
て、ビデオ映像の視聴申し込みを行う。申し込みは、光
信号/電気信号変換装置1223・光ファイバケーブル
1203・電気信号/光信号変換装置1213を通し
て、サービス提供者1201に設置されたビデオサーバ
1212に送信される。ビデオサーバ1212は、映像
データ1211として記録されたビデオ映像の再生を行
い、電気信号/光信号変換装置1213・光ファイバケ
ーブル1203・光信号/電気信号変換装置1223を
通して、ビデオ映像を送信する。サービス利用者宅12
02においては、制御端末装置1222を用いてこのビ
デオ映像を受信し、TV受像機1221を用いて観賞す
る。また、このシステムにおいては、制御端末装置12
22を用いて、早送り・巻き戻し・一時停止などの操作
が可能であり、これらの操作命令は、光信号/電気信号
変換装置1223・光ファイバケーブル1203・電気
信号/光信号変換装置1213を通して、ビデオサーバ
1212に送信される。
宅1202に設置された制御端末装置1222を用い
て、ビデオ映像の視聴申し込みを行う。申し込みは、光
信号/電気信号変換装置1223・光ファイバケーブル
1203・電気信号/光信号変換装置1213を通し
て、サービス提供者1201に設置されたビデオサーバ
1212に送信される。ビデオサーバ1212は、映像
データ1211として記録されたビデオ映像の再生を行
い、電気信号/光信号変換装置1213・光ファイバケ
ーブル1203・光信号/電気信号変換装置1223を
通して、ビデオ映像を送信する。サービス利用者宅12
02においては、制御端末装置1222を用いてこのビ
デオ映像を受信し、TV受像機1221を用いて観賞す
る。また、このシステムにおいては、制御端末装置12
22を用いて、早送り・巻き戻し・一時停止などの操作
が可能であり、これらの操作命令は、光信号/電気信号
変換装置1223・光ファイバケーブル1203・電気
信号/光信号変換装置1213を通して、ビデオサーバ
1212に送信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図19、20に示した
従来の電子レンタルシステムの一例である有料放送シス
テムは、上記のように構成されているため、衛星放送・
CATV・文字放送などの既存の放送設備を利用してシ
ステムを構築できる。しかし、利用者が視聴する時間を
自由に選択することができなかった。さらに、受信して
いる映像や音声に対して、巻き戻し・一時停止・早送り
などの視聴操作ができない、といった問題点が存在し
た。また、自由な視聴時間や再生時の操作を実現するた
めには、チューナ/デコーダの出力を録画・録音可能と
することが必要で、この場合、録画・録音された映像デ
ータや音声データを、レンタル有効期間終了後に再生す
ることを防止できなかった。
従来の電子レンタルシステムの一例である有料放送シス
テムは、上記のように構成されているため、衛星放送・
CATV・文字放送などの既存の放送設備を利用してシ
ステムを構築できる。しかし、利用者が視聴する時間を
自由に選択することができなかった。さらに、受信して
いる映像や音声に対して、巻き戻し・一時停止・早送り
などの視聴操作ができない、といった問題点が存在し
た。また、自由な視聴時間や再生時の操作を実現するた
めには、チューナ/デコーダの出力を録画・録音可能と
することが必要で、この場合、録画・録音された映像デ
ータや音声データを、レンタル有効期間終了後に再生す
ることを防止できなかった。
【0011】図21に示した従来の電子レンタルシステ
ムの一例であるビデオ・オン・デマンドは、上記のよう
に構成されているため、先に挙げた有料放送システムの
課題を克服している。しかし、衛星放送・CATV・文
字放送などの既存の放送設備を利用してシステムを構築
することができなかった。
ムの一例であるビデオ・オン・デマンドは、上記のよう
に構成されているため、先に挙げた有料放送システムの
課題を克服している。しかし、衛星放送・CATV・文
字放送などの既存の放送設備を利用してシステムを構築
することができなかった。
【0012】また、従来の電子レンタルシステムは、上
記のように構成されているため、いずれも視聴を単位と
して課金が行われる。このため、例えば、レンタルショ
ップからビデオテープをレンタルした場合の様に、映像
データや音声データを一定期間借用して、数日間に分け
て視聴したり、借用期間中に繰り返し再生することがで
きなかった。この時、利用者が要求することによって、
既に借用中のデータのレンタル期間を延長することがで
きなかった。
記のように構成されているため、いずれも視聴を単位と
して課金が行われる。このため、例えば、レンタルショ
ップからビデオテープをレンタルした場合の様に、映像
データや音声データを一定期間借用して、数日間に分け
て視聴したり、借用期間中に繰り返し再生することがで
きなかった。この時、利用者が要求することによって、
既に借用中のデータのレンタル期間を延長することがで
きなかった。
【0013】さらに、借用期間内であっても再生可能な
回数に制限を与えたり、再生可能な回数を超過した時
に、利用者が要求することによって、再生可能な回数を
追加することができなかった。
回数に制限を与えたり、再生可能な回数を超過した時
に、利用者が要求することによって、再生可能な回数を
追加することができなかった。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、衛星放送・CATV・文字放
送などの既存の放送設備を利用してシステムを構築した
場合においても、利用者が視聴する時間を自由に選択す
ることができ、巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴
操作が可能な、電子レンタルシステムを実現することを
目的としている。
るためになされたもので、衛星放送・CATV・文字放
送などの既存の放送設備を利用してシステムを構築した
場合においても、利用者が視聴する時間を自由に選択す
ることができ、巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴
操作が可能な、電子レンタルシステムを実現することを
目的としている。
【0015】また、借用期間を決めることによって、映
像データや音声データを一定期間借用して借用期間中に
繰り返し再生したり、利用者が要求することによって、
既に借用中のデータのレンタル期間を延長することが可
能な、電子レンタルシステムを実現することを目的とし
ている。
像データや音声データを一定期間借用して借用期間中に
繰り返し再生したり、利用者が要求することによって、
既に借用中のデータのレンタル期間を延長することが可
能な、電子レンタルシステムを実現することを目的とし
ている。
【0016】さらに、サービス提供者が必要としたなら
ば、貸し出した映像データや音声データの再生可能な回
数に制限を与えたり、利用者が希望したならば、再生可
能な回数を追加することが可能な、電子レンタルシステ
ムを実現することを目的としている。
ば、貸し出した映像データや音声データの再生可能な回
数に制限を与えたり、利用者が希望したならば、再生可
能な回数を追加することが可能な、電子レンタルシステ
ムを実現することを目的としている。
【0017】また、借用期間中に再生した映像データや
音声データを、録画・録音することによって複製し、借
用期間を過ぎた後でも再生することを防止することが可
能な、電子レンタルシステムを実現することを目的とし
ている。
音声データを、録画・録音することによって複製し、借
用期間を過ぎた後でも再生することを防止することが可
能な、電子レンタルシステムを実現することを目的とし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明による電子レン
タルシステムは、電子レンタル装置と、この電子レンタ
ル装置とデータの送受信を行なう端末装置とを有する電
子レンタルシステムであって、上記電子レンタル装置
は、ディジタル変換可能なデータを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された上記データを暗号化して
送信するデータ送信手段と、上記データに対する視聴期
間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴
期間を記録して暗号化した利用チケットを送信するチケ
ット送信手段とを備え、上記端末装置は、視聴する上記
データと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データ
を視聴する操作を行なう操作手段と、この操作手段の選
択操作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上
記視聴の申し込み情報を上記チケット送信手段に送信す
る申し込み手段と、この申し込み手段により視聴を申し
込んだ上記データを上記データ送信手段から受信し記憶
するデータ受信手段と、上記利用チケットを上記チケッ
ト送信手段から受信し記憶するチケット受信手段と、時
刻を示す時計と、上記操作手段の視聴操作に基づいて、
上記利用チケットが有効か否かの判断を、上記チケット
受信手段に記憶された上記利用チケットを復号化し、こ
の復号した利用チケットに記録された期間と上記時計が
示す時刻とを比較して行ない、有効であれば、上記デー
タ受信手段に記憶された上記データを復号化し再生する
再生手段とを備えたものである。
タルシステムは、電子レンタル装置と、この電子レンタ
ル装置とデータの送受信を行なう端末装置とを有する電
子レンタルシステムであって、上記電子レンタル装置
は、ディジタル変換可能なデータを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された上記データを暗号化して
送信するデータ送信手段と、上記データに対する視聴期
間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴
期間を記録して暗号化した利用チケットを送信するチケ
ット送信手段とを備え、上記端末装置は、視聴する上記
データと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データ
を視聴する操作を行なう操作手段と、この操作手段の選
択操作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上
記視聴の申し込み情報を上記チケット送信手段に送信す
る申し込み手段と、この申し込み手段により視聴を申し
込んだ上記データを上記データ送信手段から受信し記憶
するデータ受信手段と、上記利用チケットを上記チケッ
ト送信手段から受信し記憶するチケット受信手段と、時
刻を示す時計と、上記操作手段の視聴操作に基づいて、
上記利用チケットが有効か否かの判断を、上記チケット
受信手段に記憶された上記利用チケットを復号化し、こ
の復号した利用チケットに記録された期間と上記時計が
示す時刻とを比較して行ない、有効であれば、上記デー
タ受信手段に記憶された上記データを復号化し再生する
再生手段とを備えたものである。
【0019】この発明による電子レンタルシステムは、
電子レンタル装置と、この電子レンタル装置とデータの
送受信を行なう端末装置とを有する電子レンタルシステ
ムであって、上記電子レンタル装置は、ディジタル変換
可能なデータを記憶する記憶手段と、上記データに対す
る視聴期間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、
上記記憶手段に記憶された上記データと上記視聴期間を
記録した利用チケットとをそれぞれ暗号化し、送信する
送信手段とを備え、上記端末装置は、視聴する上記デー
タと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データを視
聴する操作を行なう操作手段と、この操作手段の選択操
作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上記視
聴の申し込み情報を上記送信手段に送信する申し込み手
段と、この申し込み手段により視聴を申し込んだ上記デ
ータと上記利用チケットとを上記送信手段から受信し記
憶する受信手段と、時刻を示す時計と、上記操作手段の
視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か否かの
判断を、上記受信手段に記憶された上記利用チケットを
復号化し、この復号した利用チケットに記録された期間
と上記時計が示す時刻とを比較して行ない、有効であれ
ば、上記受信手段に記憶された上記データを復号化し再
生する再生手段とを備えたものである。
電子レンタル装置と、この電子レンタル装置とデータの
送受信を行なう端末装置とを有する電子レンタルシステ
ムであって、上記電子レンタル装置は、ディジタル変換
可能なデータを記憶する記憶手段と、上記データに対す
る視聴期間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、
上記記憶手段に記憶された上記データと上記視聴期間を
記録した利用チケットとをそれぞれ暗号化し、送信する
送信手段とを備え、上記端末装置は、視聴する上記デー
タと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データを視
聴する操作を行なう操作手段と、この操作手段の選択操
作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上記視
聴の申し込み情報を上記送信手段に送信する申し込み手
段と、この申し込み手段により視聴を申し込んだ上記デ
ータと上記利用チケットとを上記送信手段から受信し記
憶する受信手段と、時刻を示す時計と、上記操作手段の
視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か否かの
判断を、上記受信手段に記憶された上記利用チケットを
復号化し、この復号した利用チケットに記録された期間
と上記時計が示す時刻とを比較して行ない、有効であれ
ば、上記受信手段に記憶された上記データを復号化し再
生する再生手段とを備えたものである。
【0020】この発明による電子レンタルシステムは、
電子レンタル装置と、この電子レンタル装置とデータの
送受信を行なう端末装置とを有する電子レンタルシステ
ムであって、上記電子レンタル装置は、ディジタル変換
可能なデータを記憶する記憶手段と、上記データに対す
る視聴操作を受信し、この受信した視聴操作に基づいて
上記記憶手段に記憶された上記データを送信するデータ
送信手段と、上記データに対する視聴期間が記録された
視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴期間を記録して
暗号化した利用チケットを送信するチケット送信手段と
を備え、上記端末装置は、視聴する上記データと上記視
聴期間とを選択する操作及び上記データを視聴する操作
を行なう操作手段と、この操作手段の選択操作に基づい
て、上記視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込
み情報を上記チケット送信手段に送信する申し込み手段
と、上記利用チケットを上記チケット送信手段から受信
し記憶するチケット受信手段と、時刻を示す時計と、上
記操作手段の上記視聴操作に基づいて、上記利用チケッ
トが有効か否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶
された上記利用チケットを復号化し、この復号した利用
チケットに記録された期間と上記時計が示す時刻とを比
較して行ない、有効であれば、上記操作手段の上記視聴
操作を上記データ送信手段に送信する要求手段と、上記
データ送信手段から上記データを受信し再生する再生手
段とを備えたものである。
電子レンタル装置と、この電子レンタル装置とデータの
送受信を行なう端末装置とを有する電子レンタルシステ
ムであって、上記電子レンタル装置は、ディジタル変換
可能なデータを記憶する記憶手段と、上記データに対す
る視聴操作を受信し、この受信した視聴操作に基づいて
上記記憶手段に記憶された上記データを送信するデータ
送信手段と、上記データに対する視聴期間が記録された
視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴期間を記録して
暗号化した利用チケットを送信するチケット送信手段と
を備え、上記端末装置は、視聴する上記データと上記視
聴期間とを選択する操作及び上記データを視聴する操作
を行なう操作手段と、この操作手段の選択操作に基づい
て、上記視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込
み情報を上記チケット送信手段に送信する申し込み手段
と、上記利用チケットを上記チケット送信手段から受信
し記憶するチケット受信手段と、時刻を示す時計と、上
記操作手段の上記視聴操作に基づいて、上記利用チケッ
トが有効か否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶
された上記利用チケットを復号化し、この復号した利用
チケットに記録された期間と上記時計が示す時刻とを比
較して行ない、有効であれば、上記操作手段の上記視聴
操作を上記データ送信手段に送信する要求手段と、上記
データ送信手段から上記データを受信し再生する再生手
段とを備えたものである。
【0021】この発明による電子レンタルシステムは、
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには視聴延
長期間が記録され、上記操作手段は、上記視聴延長期間
を入力するものである。
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには視聴延
長期間が記録され、上記操作手段は、上記視聴延長期間
を入力するものである。
【0022】この発明による電子レンタルシステムは、
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには再生可
能回数が記録され、上記端末装置には、上記操作手段に
より視聴操作を開始したときに再生回数をカウントし記
憶するカウント手段が設けられ、上記操作手段は、上記
再生可能回数を入力し、上記利用チケットが有効か否か
の判断は、上記復号した利用チケットに記録された再生
可能回数と上記カウント手段に記憶された再生回数とを
比較して行なうものである。
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには再生可
能回数が記録され、上記端末装置には、上記操作手段に
より視聴操作を開始したときに再生回数をカウントし記
憶するカウント手段が設けられ、上記操作手段は、上記
再生可能回数を入力し、上記利用チケットが有効か否か
の判断は、上記復号した利用チケットに記録された再生
可能回数と上記カウント手段に記憶された再生回数とを
比較して行なうものである。
【0023】この発明による電子レンタルシステムは、
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには追加し
た再生可能回数が記録され、上記操作手段は、上記追加
した再生可能回数を入力するものである。
上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには追加し
た再生可能回数が記録され、上記操作手段は、上記追加
した再生可能回数を入力するものである。
【0024】この発明による電子レンタルシステムの上
記再生手段は、複製を防止する複製防止信号を含んで再
生するものである。
記再生手段は、複製を防止する複製防止信号を含んで再
生するものである。
【0025】この発明による電子レンタルシステムは、
上記利用チケットには視聴期間とともに現在時刻が記録
され、上記端末装置には、上記利用チケットに記録され
た現在時刻に基づいて上記時計を調整する調整手段が設
けられたものである。
上記利用チケットには視聴期間とともに現在時刻が記録
され、上記端末装置には、上記利用チケットに記録され
た現在時刻に基づいて上記時計を調整する調整手段が設
けられたものである。
【0026】この発明による電子レンタルシステムは、
上記データにはディジタル変換可能なデータとともに現
在時刻が記録され、上記端末装置には、上記データに記
録された現在時刻に基づいて上記時計を調整する調整手
段が設けられたものである。
上記データにはディジタル変換可能なデータとともに現
在時刻が記録され、上記端末装置には、上記データに記
録された現在時刻に基づいて上記時計を調整する調整手
段が設けられたものである。
【0027】
【作用】この発明による電子レンタルシステムは、電子
レンタル装置において、データ送信手段が、記憶手段に
記憶されたディジタル変換可能なデータを暗号化して送
信し、チケット送信手段が、上記データに対する視聴期
間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴
期間を記録して暗号化した利用チケットを送信し、端末
装置においては、視聴する上記データと上記視聴期間と
を選択する操作及び上記データを視聴する操作を操作手
段により行ない、申し込み手段が、上記操作手段の選択
操作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上記
視聴の申し込み情報を上記チケット送信手段に送信し、
上記申し込み手段により視聴を申し込んだ上記データを
データ受信手段が上記データ送信手段から受信して記憶
し、上記利用チケットをチケット受信手段が上記チケッ
ト送信手段から受信して記憶し、再生手段が、上記操作
手段の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か
否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶された上記
利用チケットを復号化し、この復号した利用チケットに
記録された期間と上記時計が示す時刻とを比較して行な
い、有効であれば、上記データ受信手段に記憶された上
記データを復号化し再生する。
レンタル装置において、データ送信手段が、記憶手段に
記憶されたディジタル変換可能なデータを暗号化して送
信し、チケット送信手段が、上記データに対する視聴期
間が記録された視聴の申し込み情報を受信し、上記視聴
期間を記録して暗号化した利用チケットを送信し、端末
装置においては、視聴する上記データと上記視聴期間と
を選択する操作及び上記データを視聴する操作を操作手
段により行ない、申し込み手段が、上記操作手段の選択
操作に基づいて、上記視聴期間を記録して作成した上記
視聴の申し込み情報を上記チケット送信手段に送信し、
上記申し込み手段により視聴を申し込んだ上記データを
データ受信手段が上記データ送信手段から受信して記憶
し、上記利用チケットをチケット受信手段が上記チケッ
ト送信手段から受信して記憶し、再生手段が、上記操作
手段の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か
否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶された上記
利用チケットを復号化し、この復号した利用チケットに
記録された期間と上記時計が示す時刻とを比較して行な
い、有効であれば、上記データ受信手段に記憶された上
記データを復号化し再生する。
【0028】この発明による電子レンタルシステムは、
電子レンタル装置において、送信手段が、ディジタル変
換可能なデータに対する視聴期間が記録された視聴の申
し込み情報を受信し、記憶手段に記憶された上記データ
と上記視聴期間を記録した利用チケットとをそれぞれ暗
号化して送信し、端末装置においては、視聴する上記デ
ータと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データを
視聴する操作を操作手段により行ない、申し込み手段
が、上記操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間
を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記送信
手段に送信し、上記申し込み手段により視聴を申し込ん
だ上記データと上記利用チケットとを受信手段が上記送
信手段から受信して記憶し、再生手段が、上記操作手段
の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か否か
の判断を、上記受信手段に記憶された上記利用チケット
を復号化し、この復号した利用チケットに記録された期
間と上記時計が示す時刻とを比較して行ない、有効であ
れば、上記受信手段に記憶された上記データを復号化し
再生する。
電子レンタル装置において、送信手段が、ディジタル変
換可能なデータに対する視聴期間が記録された視聴の申
し込み情報を受信し、記憶手段に記憶された上記データ
と上記視聴期間を記録した利用チケットとをそれぞれ暗
号化して送信し、端末装置においては、視聴する上記デ
ータと上記視聴期間とを選択する操作及び上記データを
視聴する操作を操作手段により行ない、申し込み手段
が、上記操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間
を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記送信
手段に送信し、上記申し込み手段により視聴を申し込ん
だ上記データと上記利用チケットとを受信手段が上記送
信手段から受信して記憶し、再生手段が、上記操作手段
の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効か否か
の判断を、上記受信手段に記憶された上記利用チケット
を復号化し、この復号した利用チケットに記録された期
間と上記時計が示す時刻とを比較して行ない、有効であ
れば、上記受信手段に記憶された上記データを復号化し
再生する。
【0029】この発明による電子レンタルシステムは、
電子レンタル装置において、データ送信手段が、ディジ
タル変換可能なデータに対する視聴操作を受信し、この
受信した視聴操作に基づいて記憶手段に記憶された上記
データを送信し、チケット送信手段が、上記データに対
する視聴期間が記録された視聴の申し込み情報を受信
し、上記視聴期間を記録して暗号化した利用チケットを
送信し、端末装置においては、視聴する上記データと上
記視聴期間とを選択する操作及び上記データを視聴する
操作を操作手段により行ない、申し込み手段が、上記操
作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間を記録して
作成した上記視聴の申し込み情報を上記チケット送信手
段に送信し、上記利用チケットをチケット受信手段が上
記チケット送信手段から受信して記憶し、要求手段が、
上記操作手段の上記視聴操作に基づいて、上記利用チケ
ットが有効か否かの判断を、上記チケット受信手段に記
憶された上記利用チケットを復号化し、この復号した利
用チケットに記録された期間と上記時計が示す時刻とを
比較して行ない、有効であれば、上記操作手段の上記視
聴操作を上記データ送信手段に送信し、再生手段が、上
記データ送信手段から上記データを受信し再生する。
電子レンタル装置において、データ送信手段が、ディジ
タル変換可能なデータに対する視聴操作を受信し、この
受信した視聴操作に基づいて記憶手段に記憶された上記
データを送信し、チケット送信手段が、上記データに対
する視聴期間が記録された視聴の申し込み情報を受信
し、上記視聴期間を記録して暗号化した利用チケットを
送信し、端末装置においては、視聴する上記データと上
記視聴期間とを選択する操作及び上記データを視聴する
操作を操作手段により行ない、申し込み手段が、上記操
作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間を記録して
作成した上記視聴の申し込み情報を上記チケット送信手
段に送信し、上記利用チケットをチケット受信手段が上
記チケット送信手段から受信して記憶し、要求手段が、
上記操作手段の上記視聴操作に基づいて、上記利用チケ
ットが有効か否かの判断を、上記チケット受信手段に記
憶された上記利用チケットを復号化し、この復号した利
用チケットに記録された期間と上記時計が示す時刻とを
比較して行ない、有効であれば、上記操作手段の上記視
聴操作を上記データ送信手段に送信し、再生手段が、上
記データ送信手段から上記データを受信し再生する。
【0030】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
視聴延長期間を記録し、上記操作手段は、上記視聴延長
期間を入力する。
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
視聴延長期間を記録し、上記操作手段は、上記視聴延長
期間を入力する。
【0031】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
再生可能回数を記録し、端末装置において、操作手段は
上記再生可能回数を入力し、カウント手段は、上記操作
手段により視聴操作を開始したときに再生回数をカウン
トして記憶し、上記利用チケットが有効か否かの判断
は、上記復号した利用チケットに記録された再生可能回
数と上記カウント手段に記憶された再生回数とを比較し
て行なう。
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
再生可能回数を記録し、端末装置において、操作手段は
上記再生可能回数を入力し、カウント手段は、上記操作
手段により視聴操作を開始したときに再生回数をカウン
トして記憶し、上記利用チケットが有効か否かの判断
は、上記復号した利用チケットに記録された再生可能回
数と上記カウント手段に記憶された再生回数とを比較し
て行なう。
【0032】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
追加した再生可能回数を記録し、上記操作手段は、上記
追加した再生可能回数を入力する。
いて、上記視聴の申し込み情報と上記利用チケットには
追加した再生可能回数を記録し、上記操作手段は、上記
追加した再生可能回数を入力する。
【0033】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記再生手段は、複製を防止する複製防止信号を
含んで再生する。
いて、上記再生手段は、複製を防止する複製防止信号を
含んで再生する。
【0034】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記利用チケットには視聴期間とともに現在時刻
を記録し、上記端末装置において、調整手段は、上記利
用チケットに記録された現在時刻に基づいて上記時計を
調整する。
いて、上記利用チケットには視聴期間とともに現在時刻
を記録し、上記端末装置において、調整手段は、上記利
用チケットに記録された現在時刻に基づいて上記時計を
調整する。
【0035】この発明による電子レンタルシステムにお
いて、上記データにはディジタル変換可能なデータとと
もに現在時刻を記録し、上記端末装置において、調整手
段は、上記データに記録された現在時刻に基づいて上記
時計を調整する。
いて、上記データにはディジタル変換可能なデータとと
もに現在時刻を記録し、上記端末装置において、調整手
段は、上記データに記録された現在時刻に基づいて上記
時計を調整する。
【0036】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1は、実施例1における電子レンタルシステ
ムの全体図を示す。図において、101はサービス提供
者、102はサービス利用者宅、103は通信衛星、1
04は公衆回線である。サービス提供者101におい
て、111は衛星放送地上局、112は衛星通信用送信
アンテナ、113は電子レンタル装置、114は課金セ
ンタ、115はデータ通信装置である。サービス利用者
宅102において、121は衛星放送用受信アンテナ、
122は衛星放送チューナ、123は端末装置、124
はTV受像機、125はステレオ装置、126はデータ
通信装置である。
明する。図1は、実施例1における電子レンタルシステ
ムの全体図を示す。図において、101はサービス提供
者、102はサービス利用者宅、103は通信衛星、1
04は公衆回線である。サービス提供者101におい
て、111は衛星放送地上局、112は衛星通信用送信
アンテナ、113は電子レンタル装置、114は課金セ
ンタ、115はデータ通信装置である。サービス利用者
宅102において、121は衛星放送用受信アンテナ、
122は衛星放送チューナ、123は端末装置、124
はTV受像機、125はステレオ装置、126はデータ
通信装置である。
【0037】図2は、実施例1における電子レンタル装
置113の構成図である。図において、201は映像デ
ータ、202は音声データ、203は暗号化処理部、2
04は映像データおよび音声データ送信部、205は操
作データ受信部、206は課金処理部、207は利用チ
ケット生成部、208は利用チケット送信部である。
置113の構成図である。図において、201は映像デ
ータ、202は音声データ、203は暗号化処理部、2
04は映像データおよび音声データ送信部、205は操
作データ受信部、206は課金処理部、207は利用チ
ケット生成部、208は利用チケット送信部である。
【0038】図3は、実施例1における端末装置123
の構成図である。図において、301は映像データおよ
び音声データ受信部、302は映像データおよび音声デ
ータ記録部、303は操作パネル、304は操作データ
送信部、305は利用チケット受信部、306は利用チ
ケット記録部、307は時計回路、308は復号化処理
部、309はレンタル有効期間判定部、310はD/A
変換部である。
の構成図である。図において、301は映像データおよ
び音声データ受信部、302は映像データおよび音声デ
ータ記録部、303は操作パネル、304は操作データ
送信部、305は利用チケット受信部、306は利用チ
ケット記録部、307は時計回路、308は復号化処理
部、309はレンタル有効期間判定部、310はD/A
変換部である。
【0039】この電子レンタルシステムにおいて、サー
ビス提供者101は、電子レンタル装置113の内部に
格納された映像データ201および音声データ202
を、暗号化処理部203において暗号化し、映像データ
および音声データ送信部204によって、放送設備であ
る衛星放送地上局111に送信する。衛星放送地上局1
11は、暗号化された映像データおよび音声データを、
衛星通信用送信アンテナ112を用いて、通信衛星10
3に対して、電波として送出する。暗号化されたデータ
を含む電波を受信した通信衛星103は、電波を増幅し
て、周波数変換を行った後、地上に向けて送信する。
ビス提供者101は、電子レンタル装置113の内部に
格納された映像データ201および音声データ202
を、暗号化処理部203において暗号化し、映像データ
および音声データ送信部204によって、放送設備であ
る衛星放送地上局111に送信する。衛星放送地上局1
11は、暗号化された映像データおよび音声データを、
衛星通信用送信アンテナ112を用いて、通信衛星10
3に対して、電波として送出する。暗号化されたデータ
を含む電波を受信した通信衛星103は、電波を増幅し
て、周波数変換を行った後、地上に向けて送信する。
【0040】映画、音楽などの映像データや音声データ
のレンタルを希望するサービス利用者は、サービス利用
者宅102に設置された端末装置123を用いて、レン
タルの申し込みを行う。端末装置123の操作パネル3
03によって入力されたレンタル申し込みは、操作デー
タ送信部304を通して、データ通信装置126に送信
される。この申し込みは、データ通信装置126、公衆
回線104、データ通信装置115を介して、サービス
提供者101の電子レンタル装置113に入力される。
のレンタルを希望するサービス利用者は、サービス利用
者宅102に設置された端末装置123を用いて、レン
タルの申し込みを行う。端末装置123の操作パネル3
03によって入力されたレンタル申し込みは、操作デー
タ送信部304を通して、データ通信装置126に送信
される。この申し込みは、データ通信装置126、公衆
回線104、データ通信装置115を介して、サービス
提供者101の電子レンタル装置113に入力される。
【0041】電子レンタル装置113は、レンタル申し
込みを操作データ受信部205において受信し、これを
課金処理部206に送る。課金処理部206は、課金セ
ンタ114と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部207に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部207は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部203において暗号化を
行い、利用チケット送信部208に渡す。利用チケット
送信部208は、暗号化された利用チケットと現在時刻
を表す情報を、データ通信装置115、公衆回線10
4、データ通信装置126を介して、サービス利用者宅
102に設置された端末装置123に送信する。
込みを操作データ受信部205において受信し、これを
課金処理部206に送る。課金処理部206は、課金セ
ンタ114と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部207に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部207は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部203において暗号化を
行い、利用チケット送信部208に渡す。利用チケット
送信部208は、暗号化された利用チケットと現在時刻
を表す情報を、データ通信装置115、公衆回線10
4、データ通信装置126を介して、サービス利用者宅
102に設置された端末装置123に送信する。
【0042】端末装置123は、利用チケット受信部3
05において、サービス提供者101から送信された、
暗号化された利用チケットと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットを暗号化されたままの状態で利用チケ
ット記録部306に格納し、時刻情報に基づいて時計回
路307の時刻を調整する。
05において、サービス提供者101から送信された、
暗号化された利用チケットと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットを暗号化されたままの状態で利用チケ
ット記録部306に格納し、時刻情報に基づいて時計回
路307の時刻を調整する。
【0043】また、端末装置123は、映像データおよ
び音声データ受信部301によって、受信設備である衛
星放送チューナ122を制御し、通信衛星103から発
信された、レンタル対象である映像データや音声データ
を含む電波を、衛星放送受信アンテナ121において受
信する。受信した電波は、衛星放送チューナ122に入
力され、暗号化された映像データや音声データに変換さ
れる。これらのデータは、端末装置123の映像データ
および音声データ受信部301に入力され、暗号化され
たまま、映像データおよび音声データ記録部302に格
納する。
び音声データ受信部301によって、受信設備である衛
星放送チューナ122を制御し、通信衛星103から発
信された、レンタル対象である映像データや音声データ
を含む電波を、衛星放送受信アンテナ121において受
信する。受信した電波は、衛星放送チューナ122に入
力され、暗号化された映像データや音声データに変換さ
れる。これらのデータは、端末装置123の映像データ
および音声データ受信部301に入力され、暗号化され
たまま、映像データおよび音声データ記録部302に格
納する。
【0044】レンタルした映像データや音声データの端
末装置123への格納が完了すると、サービス利用者に
対して、操作パネル303を通して、視聴が可能になっ
たことが示される。利用者は、操作パネル303を用い
て、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
を入力する。端末装置123は、操作が入力されると、
利用チケット記録部306に格納された利用チケットを
復号化処理部308によって復号化し、時計回路307
から得られる時刻と比較することによって、レンタル有
効期間判定部309において判定を行う。レンタル有効
期間内であるならば、映像データおよび音声データ記録
部302に記録されたデータを、復号化処理部308に
おいて復号化し、D/A変換部310において映像信号
や音声信号に変換して出力する。端末装置123から出
力された映像信号や音声信号を、TV受像機124やス
テレオ装置125に入力することによって、映画や音楽
などを再生することができる。
末装置123への格納が完了すると、サービス利用者に
対して、操作パネル303を通して、視聴が可能になっ
たことが示される。利用者は、操作パネル303を用い
て、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
を入力する。端末装置123は、操作が入力されると、
利用チケット記録部306に格納された利用チケットを
復号化処理部308によって復号化し、時計回路307
から得られる時刻と比較することによって、レンタル有
効期間判定部309において判定を行う。レンタル有効
期間内であるならば、映像データおよび音声データ記録
部302に記録されたデータを、復号化処理部308に
おいて復号化し、D/A変換部310において映像信号
や音声信号に変換して出力する。端末装置123から出
力された映像信号や音声信号を、TV受像機124やス
テレオ装置125に入力することによって、映画や音楽
などを再生することができる。
【0045】以上のように、この実施例1によれば、レ
ンタルした映像データや音声データが端末装置123の
映像データおよび音声データ記録部302に取り込まれ
ているので、利用者は視聴時間を自由に選択することが
できる。さらに、映像データおよび音声データ記録部3
02に記憶した映像データおよび音声データを、視聴期
間中に繰り返し再生したり、上記データに対して巻き戻
し・一時停止・早送りなどの視聴操作ができる。
ンタルした映像データや音声データが端末装置123の
映像データおよび音声データ記録部302に取り込まれ
ているので、利用者は視聴時間を自由に選択することが
できる。さらに、映像データおよび音声データ記録部3
02に記憶した映像データおよび音声データを、視聴期
間中に繰り返し再生したり、上記データに対して巻き戻
し・一時停止・早送りなどの視聴操作ができる。
【0046】実施例2.実施例1では、サービス提供者
101からサービス利用者宅102への映像データや音
声データの送信に衛星放送システムを使用し、電子レン
タル装置113が使用する放送設備として衛星放送地上
局111、端末装置123が使用する受信設備として衛
星放送チューナ122を使用したが、この実施例2は、
衛星放送システムの代わりに、CATVシステムを使用
した電子レンタルシステムに関するものである。この
時、サービス提供者101に設置する電子レンタル装置
113、サービス利用者宅102に設置する端末装置1
23は、実施例1の図2、3に示した装置と同一のもの
が使用可能である。
101からサービス利用者宅102への映像データや音
声データの送信に衛星放送システムを使用し、電子レン
タル装置113が使用する放送設備として衛星放送地上
局111、端末装置123が使用する受信設備として衛
星放送チューナ122を使用したが、この実施例2は、
衛星放送システムの代わりに、CATVシステムを使用
した電子レンタルシステムに関するものである。この
時、サービス提供者101に設置する電子レンタル装置
113、サービス利用者宅102に設置する端末装置1
23は、実施例1の図2、3に示した装置と同一のもの
が使用可能である。
【0047】図4は、実施例2における電子レンタルシ
ステムの全体図を示す。図4において、105はCAT
Vケーブル、116はCATV放送局、127はCAT
Vチューナである。なお、図1と同様なものは同一番号
を付して説明を省略する。
ステムの全体図を示す。図4において、105はCAT
Vケーブル、116はCATV放送局、127はCAT
Vチューナである。なお、図1と同様なものは同一番号
を付して説明を省略する。
【0048】この実施例において、サービス提供者10
1は、電子レンタル装置113の映像データおよび音声
データ送信部204から暗号化された映像データや音声
データを送信する場合、実施例1における衛星放送地上
局111の代わりに、CATV放送局116に対して送
信する。CATV放送局116は、暗号化された映像デ
ータや音声データを含む信号を、CATVケーブル10
5を介して送信する。
1は、電子レンタル装置113の映像データおよび音声
データ送信部204から暗号化された映像データや音声
データを送信する場合、実施例1における衛星放送地上
局111の代わりに、CATV放送局116に対して送
信する。CATV放送局116は、暗号化された映像デ
ータや音声データを含む信号を、CATVケーブル10
5を介して送信する。
【0049】また、サービス利用者宅102では、端末
装置123の映像データおよび音声データ受信部301
において映像データや音声データを受信する場合、実施
例1における衛星放送チューナ122の代わりに、CA
TVチューナ127を制御して受信する。
装置123の映像データおよび音声データ受信部301
において映像データや音声データを受信する場合、実施
例1における衛星放送チューナ122の代わりに、CA
TVチューナ127を制御して受信する。
【0050】以上のように、この実施例2によれば、C
ATVシステムを使用しても、実施例1と同様の効果を
得ることができる。
ATVシステムを使用しても、実施例1と同様の効果を
得ることができる。
【0051】実施例3.実施例1および実施例2に示し
た電子レンタルシステムにおいては、暗号化された映像
データや音声データを、放送設備を用いて送信してお
き、レンタルの申し込みをした利用者に対してのみ、暗
号を解除するための利用チケットを、公衆回線を用いて
別途送信したが、この実施例3は、光ファイバケーブル
などの大容量の双方向通信手段を用いてサービス提供者
とサービス利用者宅を直結することによって、レンタル
も申し込みをした利用者宅のみに、映像データや音声デ
ータとともに利用チケットを送信する電子レンタルシス
テムに関するものである。
た電子レンタルシステムにおいては、暗号化された映像
データや音声データを、放送設備を用いて送信してお
き、レンタルの申し込みをした利用者に対してのみ、暗
号を解除するための利用チケットを、公衆回線を用いて
別途送信したが、この実施例3は、光ファイバケーブル
などの大容量の双方向通信手段を用いてサービス提供者
とサービス利用者宅を直結することによって、レンタル
も申し込みをした利用者宅のみに、映像データや音声デ
ータとともに利用チケットを送信する電子レンタルシス
テムに関するものである。
【0052】図5は、実施例3における電子レンタルシ
ステムの全体図を示す。図において、401はサービス
提供者、402はサービス利用者宅、403は光ファイ
バケーブルである。サービス提供者401において、4
11は電子レンタル装置、412は課金センタ、413
は電気信号/光信号変換装置である。サービス利用者宅
402において、421は端末装置、422はTV受像
機、423はステレオ装置、424は光信号/電気信号
変換装置である。
ステムの全体図を示す。図において、401はサービス
提供者、402はサービス利用者宅、403は光ファイ
バケーブルである。サービス提供者401において、4
11は電子レンタル装置、412は課金センタ、413
は電気信号/光信号変換装置である。サービス利用者宅
402において、421は端末装置、422はTV受像
機、423はステレオ装置、424は光信号/電気信号
変換装置である。
【0053】図6は、実施例3における電子レンタル装
置411の構成図である。図において、501は映像デ
ータ、502は音声データ、503は暗号化処理部、5
04は利用チケット付き映像データおよび音声データ送
信部、505は操作データ受信部、506は課金処理
部、507は利用チケット生成部である。
置411の構成図である。図において、501は映像デ
ータ、502は音声データ、503は暗号化処理部、5
04は利用チケット付き映像データおよび音声データ送
信部、505は操作データ受信部、506は課金処理
部、507は利用チケット生成部である。
【0054】図7は、実施例3における端末装置421
の構成図である。図において、601は操作パネル、6
02は操作データ送信部、603は利用チケット付き映
像データおよび音声データ受信部、604は利用チケッ
ト付き映像データおよび音声データ記録部、605は時
計回路、606は復号化処理部、607はレンタル有効
期間判定部、608はD/A変換部である。
の構成図である。図において、601は操作パネル、6
02は操作データ送信部、603は利用チケット付き映
像データおよび音声データ受信部、604は利用チケッ
ト付き映像データおよび音声データ記録部、605は時
計回路、606は復号化処理部、607はレンタル有効
期間判定部、608はD/A変換部である。
【0055】この電子レンタルシステムにおいて、映
画、音楽などの映像データや音声データのレンタルを希
望するサービス利用者は、サービス利用者宅402に設
置された端末装置421を用いて、レンタルの申し込み
を行う。端末装置421の操作パネル601によって入
力されたレンタル申し込みは、操作データ送信部602
を通して、光信号/電気信号変換装置424に送信され
る。この申し込みは、光信号/電気信号変換装置42
4、光ファイバケーブル403、電気信号/光信号変換
装置413を介して、サービス提供者401の電子レン
タル装置411に入力される。
画、音楽などの映像データや音声データのレンタルを希
望するサービス利用者は、サービス利用者宅402に設
置された端末装置421を用いて、レンタルの申し込み
を行う。端末装置421の操作パネル601によって入
力されたレンタル申し込みは、操作データ送信部602
を通して、光信号/電気信号変換装置424に送信され
る。この申し込みは、光信号/電気信号変換装置42
4、光ファイバケーブル403、電気信号/光信号変換
装置413を介して、サービス提供者401の電子レン
タル装置411に入力される。
【0056】電子レンタル装置411は、レンタル申し
込みを操作データ受信部505において受信し、これを
課金処理部506に送る。課金処理部506は、課金セ
ンタ412と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部507に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部507は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、利用チケットとレンタル申し込みを受
けた映像データ501や音声データ502を、それぞれ
暗号化処理部503において暗号化し、利用チケット付
き映像データおよび音声データ送信部504に渡す。利
用チケット付き映像データおよび音声データ送信部50
4は、暗号化された利用チケット、暗号化されたデータ
と現在時刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置4
13、光ファイバケーブル403、光信号/電気信号変
換装置424を介して、サービス利用者宅402に設置
された端末装置421に送信する。
込みを操作データ受信部505において受信し、これを
課金処理部506に送る。課金処理部506は、課金セ
ンタ412と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部507に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部507は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、利用チケットとレンタル申し込みを受
けた映像データ501や音声データ502を、それぞれ
暗号化処理部503において暗号化し、利用チケット付
き映像データおよび音声データ送信部504に渡す。利
用チケット付き映像データおよび音声データ送信部50
4は、暗号化された利用チケット、暗号化されたデータ
と現在時刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置4
13、光ファイバケーブル403、光信号/電気信号変
換装置424を介して、サービス利用者宅402に設置
された端末装置421に送信する。
【0057】端末装置421は、利用チケット付き映像
データおよび音声データ受信部603において、サービ
ス提供者401から送信された、暗号化された利用チケ
ット、暗号化されたデータと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットおよびデータを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、時刻情報に基づいて時計回路605
の時刻を調整する。
データおよび音声データ受信部603において、サービ
ス提供者401から送信された、暗号化された利用チケ
ット、暗号化されたデータと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットおよびデータを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、時刻情報に基づいて時計回路605
の時刻を調整する。
【0058】レンタルした映像データや音声データの端
末装置421への格納が完了すると、サービス利用者に
対して、操作パネル601を通して、視聴が可能になっ
たことが示される。利用者は、操作パネル601を用い
て、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
を入力する。端末装置421は、操作が入力されると、
利用チケット付き映像データおよび音声データ記録部6
04に格納された暗号化利用チケットを復号化処理部6
06によって復号化し、時計回路605から得られる時
刻と比較することによって、レンタル有効期間判定部6
07において判定を行う。レンタル有効期間内であるな
らば、利用チケット付き映像データおよび音声データ記
録部604に格納された暗号化された映像データや音声
データを復号化処理部606において復号化し、D/A
変換部608において映像信号や音声信号に変換して出
力する。端末装置421から出力された映像信号や音声
信号を、TV受像機422やステレオ装置423に入力
することによって、映画や音楽などを再生することがで
きる。
末装置421への格納が完了すると、サービス利用者に
対して、操作パネル601を通して、視聴が可能になっ
たことが示される。利用者は、操作パネル601を用い
て、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
を入力する。端末装置421は、操作が入力されると、
利用チケット付き映像データおよび音声データ記録部6
04に格納された暗号化利用チケットを復号化処理部6
06によって復号化し、時計回路605から得られる時
刻と比較することによって、レンタル有効期間判定部6
07において判定を行う。レンタル有効期間内であるな
らば、利用チケット付き映像データおよび音声データ記
録部604に格納された暗号化された映像データや音声
データを復号化処理部606において復号化し、D/A
変換部608において映像信号や音声信号に変換して出
力する。端末装置421から出力された映像信号や音声
信号を、TV受像機422やステレオ装置423に入力
することによって、映画や音楽などを再生することがで
きる。
【0059】以上のように、この実施例3によれば、光
ファイバケーブルなどの大容量の双方向通信手段を用い
て、レンタルの申し込みをした利用者宅のみに、映像デ
ータや音声データとともに利用チケットを送信すること
ができる。また、レンタルした映像データや音声データ
を端末装置123の映像データおよび音声データ記録部
604に取り込んでいるので、利用者は視聴時間を自由
に選択することができる。さらに、映像データおよび音
声データ記録部302に記憶した映像データおよび音声
データを、視聴期間中に繰り返し再生したり、上記デー
タに対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
ができる。
ファイバケーブルなどの大容量の双方向通信手段を用い
て、レンタルの申し込みをした利用者宅のみに、映像デ
ータや音声データとともに利用チケットを送信すること
ができる。また、レンタルした映像データや音声データ
を端末装置123の映像データおよび音声データ記録部
604に取り込んでいるので、利用者は視聴時間を自由
に選択することができる。さらに、映像データおよび音
声データ記録部302に記憶した映像データおよび音声
データを、視聴期間中に繰り返し再生したり、上記デー
タに対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作
ができる。
【0060】実施例4.実施例1〜実施例3に示した電
子レンタルシステムにおいては、レンタルする映像デー
タや音声データを利用者宅に送信し、暗号化されたまま
の状態で端末装置内部に一旦格納して、再生・早送り・
巻き戻しなどの視聴操作に対して、格納された映像デー
タや音声データを再生したが、この実施例4は、サービ
ス提供者内にビデオサーバを設置し、サービス利用者の
操作要求に応じて、サービス提供者から映像データや音
声データを送信することによって、端末装置内部に映像
データや音声データを格納することが不要となる電子レ
ンタルシステムに関するものである。
子レンタルシステムにおいては、レンタルする映像デー
タや音声データを利用者宅に送信し、暗号化されたまま
の状態で端末装置内部に一旦格納して、再生・早送り・
巻き戻しなどの視聴操作に対して、格納された映像デー
タや音声データを再生したが、この実施例4は、サービ
ス提供者内にビデオサーバを設置し、サービス利用者の
操作要求に応じて、サービス提供者から映像データや音
声データを送信することによって、端末装置内部に映像
データや音声データを格納することが不要となる電子レ
ンタルシステムに関するものである。
【0061】図8は、実施例4における電子レンタルシ
ステムの全体図を示す。図において、701はサービス
提供者、702はサービス利用者宅、703は光ファイ
バケーブル、704は公衆回線である。サービス提供者
701において、711は電子レンタル装置、712は
課金センタ、713は電気信号/光信号変換装置、71
4はデータ通信装置である。サービス利用者宅702に
おいて、721は端末装置、722はTV受像機、72
3はステレオ装置、724は光信号/電気信号変換装
置、725はデータ通信装置である。
ステムの全体図を示す。図において、701はサービス
提供者、702はサービス利用者宅、703は光ファイ
バケーブル、704は公衆回線である。サービス提供者
701において、711は電子レンタル装置、712は
課金センタ、713は電気信号/光信号変換装置、71
4はデータ通信装置である。サービス利用者宅702に
おいて、721は端末装置、722はTV受像機、72
3はステレオ装置、724は光信号/電気信号変換装
置、725はデータ通信装置である。
【0062】図9は、実施例4における電子レンタル装
置711の構成図である。図において、801は操作デ
ータ受信部、802は課金処理部、803は利用チケッ
ト生成部、804は暗号化処理部、805は利用チケッ
ト送信部である。また、806は操作データ受信部、8
07は映像データ、808は音声データ、809はビデ
オサーバ、810は映像データおよび音声データ送信部
である。
置711の構成図である。図において、801は操作デ
ータ受信部、802は課金処理部、803は利用チケッ
ト生成部、804は暗号化処理部、805は利用チケッ
ト送信部である。また、806は操作データ受信部、8
07は映像データ、808は音声データ、809はビデ
オサーバ、810は映像データおよび音声データ送信部
である。
【0063】図10は、実施例4における端末装置72
1の構成図である。図において、901操作パネル、9
02は操作データ送信部、903は利用チケット受信
部、904は利用チケット記録部、905は時計回路、
906は復号化処理部、907はレンタル有効期間判定
部である。また、908は操作データ送信部、909は
映像データおよび音声データ受信部である。
1の構成図である。図において、901操作パネル、9
02は操作データ送信部、903は利用チケット受信
部、904は利用チケット記録部、905は時計回路、
906は復号化処理部、907はレンタル有効期間判定
部である。また、908は操作データ送信部、909は
映像データおよび音声データ受信部である。
【0064】この電子レンタルシステムにおいて、映
画、音楽などの映像データや音声データのレンタルを希
望するサービス利用者は、サービス利用者宅702に設
置された端末装置721を用いて、レンタルの申し込み
を行う。端末装置721の操作パネル901によって入
力されたレンタル申し込みは、操作データ送信部902
を通して、データ通信装置725に送信される。この申
し込みは、データ通信装置725、公衆回線704、デ
ータ通信装置714を介して、サービス提供者701の
電子レンタル装置711に入力される。
画、音楽などの映像データや音声データのレンタルを希
望するサービス利用者は、サービス利用者宅702に設
置された端末装置721を用いて、レンタルの申し込み
を行う。端末装置721の操作パネル901によって入
力されたレンタル申し込みは、操作データ送信部902
を通して、データ通信装置725に送信される。この申
し込みは、データ通信装置725、公衆回線704、デ
ータ通信装置714を介して、サービス提供者701の
電子レンタル装置711に入力される。
【0065】電子レンタル装置711は、レンタル申し
込みを操作データ受信部801において受信し、これを
課金処理部802に送る。課金処理部802は、課金セ
ンタ712と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部803に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部803は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部804において暗号化を
行い、利用チケット送信部805に渡す。利用チケット
送信部805は、暗号化された利用チケットと現在時刻
を表す情報を、データ通信装置714、公衆回線70
4、データ通信装置725を介して、サービス利用者宅
702に設置された端末装置721に送信する。
込みを操作データ受信部801において受信し、これを
課金処理部802に送る。課金処理部802は、課金セ
ンタ712と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部803に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部803は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部804において暗号化を
行い、利用チケット送信部805に渡す。利用チケット
送信部805は、暗号化された利用チケットと現在時刻
を表す情報を、データ通信装置714、公衆回線70
4、データ通信装置725を介して、サービス利用者宅
702に設置された端末装置721に送信する。
【0066】端末装置721は、利用チケット受信部9
03において、サービス提供者701から送信された、
暗号化された利用チケットと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットを暗号化されたままの状態で利用チケ
ット記録部904に格納し、時刻情報に基づいて時計回
路905の時刻を調整する。
03において、サービス提供者701から送信された、
暗号化された利用チケットと現在時刻を表す情報を受信
し、利用チケットを暗号化されたままの状態で利用チケ
ット記録部904に格納し、時刻情報に基づいて時計回
路905の時刻を調整する。
【0067】サービス利用者は、サービス利用者宅70
2に設置された端末装置721の操作パネル901を用
いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操
作を入力する。端末装置721は、操作が入力される
と、利用チケット記録部904に格納された利用チケッ
トを復号化処理部906によって復号化し、時計回路9
05から得られる時刻と比較することによって、レンタ
ル有効期間判定部907において判定を行う。レンタル
有効期間内であるならば、利用チケットに含まれるレン
タル対象データを示すコードと操作命令を、操作データ
送信部908を通して、光信号/電気信号変換装置72
4に送信する。このデータコードと操作命令は、光信号
/電気信号変換装置724、光ファイバケーブル70
3、電気信号/光信号変換装置713を介して、サービ
ス提供者701の電子レンタル装置711に入力され
る。
2に設置された端末装置721の操作パネル901を用
いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操
作を入力する。端末装置721は、操作が入力される
と、利用チケット記録部904に格納された利用チケッ
トを復号化処理部906によって復号化し、時計回路9
05から得られる時刻と比較することによって、レンタ
ル有効期間判定部907において判定を行う。レンタル
有効期間内であるならば、利用チケットに含まれるレン
タル対象データを示すコードと操作命令を、操作データ
送信部908を通して、光信号/電気信号変換装置72
4に送信する。このデータコードと操作命令は、光信号
/電気信号変換装置724、光ファイバケーブル70
3、電気信号/光信号変換装置713を介して、サービ
ス提供者701の電子レンタル装置711に入力され
る。
【0068】サービス提供者701に設置された電子レ
ンタル装置711は、操作データ受信部806におい
て、サービス利用者からの操作命令を受信し、操作命令
に応じて、ビデオサーバ809に映像データ807や音
声データ808の再生を命令する。再生された映像信号
や音声信号は、映像データおよび音声データ送信部81
0によって、電気信号/光信号変換装置713、光ファ
イバケーブル703、光信号/電気信号変換装置724
を介して、サービス利用者宅702に設置された端末装
置721に送信される。
ンタル装置711は、操作データ受信部806におい
て、サービス利用者からの操作命令を受信し、操作命令
に応じて、ビデオサーバ809に映像データ807や音
声データ808の再生を命令する。再生された映像信号
や音声信号は、映像データおよび音声データ送信部81
0によって、電気信号/光信号変換装置713、光ファ
イバケーブル703、光信号/電気信号変換装置724
を介して、サービス利用者宅702に設置された端末装
置721に送信される。
【0069】端末装置721は、映像信号や音声信号
を、映像データおよび音声データ受信部909において
受信し、端末装置721から出力された映像信号や音声
信号を、TV受像機722やステレオ装置723に入力
することによって、映画や音楽などを再生することがで
きる。
を、映像データおよび音声データ受信部909において
受信し、端末装置721から出力された映像信号や音声
信号を、TV受像機722やステレオ装置723に入力
することによって、映画や音楽などを再生することがで
きる。
【0070】以上のように、この実施例4によれば、電
子レンタル装置711にビデオサーバ809と操作デー
タ受信部806とを設けたので、サービス提供者は、サ
ービス利用者の視聴操作要求に応じて、映像データや音
声データを送信できる。また、端末装置721内部に映
像データや音声データを記憶することが不要となる。
子レンタル装置711にビデオサーバ809と操作デー
タ受信部806とを設けたので、サービス提供者は、サ
ービス利用者の視聴操作要求に応じて、映像データや音
声データを送信できる。また、端末装置721内部に映
像データや音声データを記憶することが不要となる。
【0071】実施例5.実施例5は、実施例1〜4に示
した電子レンタルシステムにおいて、レンタル有効期間
を過ぎた場合、有効期間を延長した利用チケットを再発
行することによって、レンタル有効期間を延長すること
ができる電子レンタルシステムに関するものである。実
施例1、実施例2、および、実施例4に示した電子レン
タルシステムの場合、システム構成はそのままで、最初
の利用チケットを発行した経路と同一の経路を使用する
ことによって、利用延長チケットを発行すればよい。実
施例3に示した電子レンタルシステムの場合、サービス
提供者に設置した電子レンタル装置、サービス利用者宅
に設置した端末装置を拡張することによって、レンタル
有効期間を延長することができる。この実施例5におけ
る電子レンタルシステムの全体図は、実施例3の図5に
示した全体図と同一である。
した電子レンタルシステムにおいて、レンタル有効期間
を過ぎた場合、有効期間を延長した利用チケットを再発
行することによって、レンタル有効期間を延長すること
ができる電子レンタルシステムに関するものである。実
施例1、実施例2、および、実施例4に示した電子レン
タルシステムの場合、システム構成はそのままで、最初
の利用チケットを発行した経路と同一の経路を使用する
ことによって、利用延長チケットを発行すればよい。実
施例3に示した電子レンタルシステムの場合、サービス
提供者に設置した電子レンタル装置、サービス利用者宅
に設置した端末装置を拡張することによって、レンタル
有効期間を延長することができる。この実施例5におけ
る電子レンタルシステムの全体図は、実施例3の図5に
示した全体図と同一である。
【0072】図11は、実施例5における電子レンタル
装置411の構成図であり、実施例3の図6と同様のも
のは同一番号を付して説明を省略する。図11におい
て、508は利用延長チケット送信部である。
装置411の構成図であり、実施例3の図6と同様のも
のは同一番号を付して説明を省略する。図11におい
て、508は利用延長チケット送信部である。
【0073】図12は、実施例5における端末装置42
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図12において、609
は利用延長チケット受信部である。
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図12において、609
は利用延長チケット受信部である。
【0074】この電子レンタルシステムにおいて、レン
タル有効期間延長を希望するサービス利用者は、サービ
ス利用者宅402に設置された端末装置421を用い
て、レンタル有効期間延長の申し込みを行う。端末装置
421の操作パネル601によって入力されたレンタル
有効期間延長の申し込みは、操作データ送信部602を
通して、光信号/電気信号変換装置424に送信され
る。この申し込みは、光信号/電気信号変換装置42
4、光ファイバケーブル403、電気信号/光信号変換
装置413を介して、サービス提供者401の電子レン
タル装置411に入力される。
タル有効期間延長を希望するサービス利用者は、サービ
ス利用者宅402に設置された端末装置421を用い
て、レンタル有効期間延長の申し込みを行う。端末装置
421の操作パネル601によって入力されたレンタル
有効期間延長の申し込みは、操作データ送信部602を
通して、光信号/電気信号変換装置424に送信され
る。この申し込みは、光信号/電気信号変換装置42
4、光ファイバケーブル403、電気信号/光信号変換
装置413を介して、サービス提供者401の電子レン
タル装置411に入力される。
【0075】電子レンタル装置411は、レンタル有効
期間延長の申し込みを操作データ受信部505において
受信し、これを課金処理部506に送る。課金処理部5
06は、課金センタ412と通信を行い、課金処理が完
了した場合、利用チケット生成部507に対して、利用
延長チケットの生成を命令する。利用チケット生成部5
07は、レンタル対象データを示すコードと有効期間を
延長したレンタル有効期間を含む利用延長チケットを生
成し、暗号化処理部503において暗号化を行い、利用
延長チケット送信部508に渡す。利用延長チケット送
信部508は、暗号化された利用延長チケットと現在時
刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置413、光
ファイバケーブル403、光信号/電気信号変換装置4
24を介して、サービス利用者宅402に設置された端
末装置421に送信する。
期間延長の申し込みを操作データ受信部505において
受信し、これを課金処理部506に送る。課金処理部5
06は、課金センタ412と通信を行い、課金処理が完
了した場合、利用チケット生成部507に対して、利用
延長チケットの生成を命令する。利用チケット生成部5
07は、レンタル対象データを示すコードと有効期間を
延長したレンタル有効期間を含む利用延長チケットを生
成し、暗号化処理部503において暗号化を行い、利用
延長チケット送信部508に渡す。利用延長チケット送
信部508は、暗号化された利用延長チケットと現在時
刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置413、光
ファイバケーブル403、光信号/電気信号変換装置4
24を介して、サービス利用者宅402に設置された端
末装置421に送信する。
【0076】端末装置421は、利用延長チケット受信
部609において、サービス提供者401から送信され
た、暗号化された利用延長チケットと現在時刻を表す情
報を受信し、利用延長チケットを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、古い利用チケットと置き換える。ま
た、時刻情報に基づいて時計回路605の時刻を再調整
する。これ以降の動作は、実施例3と同様である。
部609において、サービス提供者401から送信され
た、暗号化された利用延長チケットと現在時刻を表す情
報を受信し、利用延長チケットを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、古い利用チケットと置き換える。ま
た、時刻情報に基づいて時計回路605の時刻を再調整
する。これ以降の動作は、実施例3と同様である。
【0077】以上のように、この実施例5によれば、電
子レンタル装置411に利用延長チケット送信部508
を設け、端末装置421に利用延長チケット受信部60
9を設けたので、レンタル有効期間を延長することがで
きる。
子レンタル装置411に利用延長チケット送信部508
を設け、端末装置421に利用延長チケット受信部60
9を設けたので、レンタル有効期間を延長することがで
きる。
【0078】実施例6.実施例1〜5に示した電子レン
タルシステムにおいて、サービス提供者に設置した電子
レンタル装置と、サービス利用者宅に設置した端末装置
とを拡張し、利用チケットに再生可能回数を含めること
によって、レンタル有効期間内であっても、規定回数以
上の再生を防止することができる。この実施例6は、実
施例1に示した電子レンタルシステムに再生可能回数の
制限機能を追加した電子レンタルシステムに関するもの
であり、その全体図と電子レンタル装置の構成図は、実
施例1の図1、2と同様である。
タルシステムにおいて、サービス提供者に設置した電子
レンタル装置と、サービス利用者宅に設置した端末装置
とを拡張し、利用チケットに再生可能回数を含めること
によって、レンタル有効期間内であっても、規定回数以
上の再生を防止することができる。この実施例6は、実
施例1に示した電子レンタルシステムに再生可能回数の
制限機能を追加した電子レンタルシステムに関するもの
であり、その全体図と電子レンタル装置の構成図は、実
施例1の図1、2と同様である。
【0079】図13は、実施例6における端末装置12
3の構成図であり、実施例1の図3と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図13において、311
はレンタル有効期間及び再生回数判定部、312は暗号
化処理部である。
3の構成図であり、実施例1の図3と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図13において、311
はレンタル有効期間及び再生回数判定部、312は暗号
化処理部である。
【0080】電子レンタル装置113は、レンタル申し
込みを受信して利用チケット生成部207において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、サービス利用者宅
102に設置された端末装置123に送信する。端末装
置123は、受信した利用チケットを、暗号化されたま
まの状態で利用チケット記録部306に格納する。
込みを受信して利用チケット生成部207において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、サービス利用者宅
102に設置された端末装置123に送信する。端末装
置123は、受信した利用チケットを、暗号化されたま
まの状態で利用チケット記録部306に格納する。
【0081】映像データや音声データが映像データおよ
び音声データ記録部302に格納された後、利用者は、
端末装置123の操作パネル303を用いて、再生・巻
き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作を入力する。
端末装置123においては、操作が入力されると、利用
チケット記録部306に格納された利用チケットを復号
化処理部308によって復号化し、レンタル有効期間及
び再生回数判定部311は、時計回路307から得られ
る時刻と比較し、また再生可能回数内であることを確認
することによって判定を行い、レンタル可能であるなら
ば、利用チケットの再生可能回数を減算し、暗号化処理
部312において暗号化し、更新した利用チケットを利
用チケット記録部306に格納する。また、復号化処理
部308は、レンタル可能であるならば、映像信号や音
声信号の復号化を行う。
び音声データ記録部302に格納された後、利用者は、
端末装置123の操作パネル303を用いて、再生・巻
き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作を入力する。
端末装置123においては、操作が入力されると、利用
チケット記録部306に格納された利用チケットを復号
化処理部308によって復号化し、レンタル有効期間及
び再生回数判定部311は、時計回路307から得られ
る時刻と比較し、また再生可能回数内であることを確認
することによって判定を行い、レンタル可能であるなら
ば、利用チケットの再生可能回数を減算し、暗号化処理
部312において暗号化し、更新した利用チケットを利
用チケット記録部306に格納する。また、復号化処理
部308は、レンタル可能であるならば、映像信号や音
声信号の復号化を行う。
【0082】以上のように、この実施例6によれば、電
子レンタル装置113の利用チケット生成部207は、
再生可能回数を含む利用チケットを生成して暗号化し、
端末装置123には、レンタル有効期間及び再生回数判
定部311と、暗号化処理部312とを設けたので、再
生可能回数に制限を与えることができる。
子レンタル装置113の利用チケット生成部207は、
再生可能回数を含む利用チケットを生成して暗号化し、
端末装置123には、レンタル有効期間及び再生回数判
定部311と、暗号化処理部312とを設けたので、再
生可能回数に制限を与えることができる。
【0083】実施例7.実施例7は、実施例3に示した
電子レンタルシステムに再生可能回数の制限機能を追加
した電子レンタルシステムに関するものであり、その全
体図と電子レンタル装置の構成図は、実施例3の図5、
6と同様である。
電子レンタルシステムに再生可能回数の制限機能を追加
した電子レンタルシステムに関するものであり、その全
体図と電子レンタル装置の構成図は、実施例3の図5、
6と同様である。
【0084】図14は、実施例7における端末装置42
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図14において、610
はレンタル有効期間及び再生回数判定部、611は暗号
化処理部である。
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図14において、610
はレンタル有効期間及び再生回数判定部、611は暗号
化処理部である。
【0085】電子レンタル装置411は、レンタル申し
込みを受信して利用チケット生成部507において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、暗号化された映像
データや音声データと共に、サービス利用者宅402に
設置された端末装置421に送信する。端末装置421
は、受信した利用チケットおよびデータを、暗号化され
たままの状態で利用チケット付き映像データおよび音声
データ記録部604に格納する。
込みを受信して利用チケット生成部507において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、暗号化された映像
データや音声データと共に、サービス利用者宅402に
設置された端末装置421に送信する。端末装置421
は、受信した利用チケットおよびデータを、暗号化され
たままの状態で利用チケット付き映像データおよび音声
データ記録部604に格納する。
【0086】利用チケット付きデータが利用チケット付
き映像データおよび音声データ記録部604に格納され
た後、利用者は、端末装置421の操作パネル601を
用いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴
操作を入力する。端末装置421においては、操作が入
力されると、利用チケット付き映像データおよび音声デ
ータ記録部604に格納された利用チケットを復号化処
理部606によって復号化し、レンタル有効期間及び再
生回数判定部610は、時計回路605から得られる時
刻と比較し、また再生可能回数内であることを確認する
ことによって判定を行い、レンタル可能であるならば、
利用チケットの再生可能回数を減算し、暗号化処理部6
11において暗号化し、更新した利用チケットを利用チ
ケット付き映像データおよび音声データ記録部604に
格納する。また、復号化処理部606は、レンタル可能
であるならば、映像信号や音声信号の復号化を行う。
き映像データおよび音声データ記録部604に格納され
た後、利用者は、端末装置421の操作パネル601を
用いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴
操作を入力する。端末装置421においては、操作が入
力されると、利用チケット付き映像データおよび音声デ
ータ記録部604に格納された利用チケットを復号化処
理部606によって復号化し、レンタル有効期間及び再
生回数判定部610は、時計回路605から得られる時
刻と比較し、また再生可能回数内であることを確認する
ことによって判定を行い、レンタル可能であるならば、
利用チケットの再生可能回数を減算し、暗号化処理部6
11において暗号化し、更新した利用チケットを利用チ
ケット付き映像データおよび音声データ記録部604に
格納する。また、復号化処理部606は、レンタル可能
であるならば、映像信号や音声信号の復号化を行う。
【0087】以上のように、この実施例7によれば、実
施例3に示した電子レンタルシステムにおいて、再生可
能回数に制限を与えることができる。
施例3に示した電子レンタルシステムにおいて、再生可
能回数に制限を与えることができる。
【0088】実施例8.実施例8は、実施例4に示した
電子レンタルシステムに再生可能回数の制限機能を追加
したシステムに関するものであり、その全体図と電子レ
ンタル装置の構成図は、実施例4の図8、9と同様であ
る。
電子レンタルシステムに再生可能回数の制限機能を追加
したシステムに関するものであり、その全体図と電子レ
ンタル装置の構成図は、実施例4の図8、9と同様であ
る。
【0089】図15は、実施例8における端末装置72
1の構成図であり、実施例4の図10と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。図15において、91
1はレンタル有効期間及び再生回数判定部、912は暗
号化処理部である。
1の構成図であり、実施例4の図10と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。図15において、91
1はレンタル有効期間及び再生回数判定部、912は暗
号化処理部である。
【0090】電子レンタル装置711は、レンタル申し
込みを受信して利用チケット生成部803において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、サービス利用者宅
702に設置された端末装置721に送信する。端末装
置721は、受信した利用チケットを、暗号化されたま
まの状態で利用チケット記録部904に格納する。
込みを受信して利用チケット生成部803において利用
チケットを生成する際に、レンタル対象データを示すコ
ードとレンタル有効期間と共に、再生可能回数を含む利
用チケットを生成し、暗号化した後、サービス利用者宅
702に設置された端末装置721に送信する。端末装
置721は、受信した利用チケットを、暗号化されたま
まの状態で利用チケット記録部904に格納する。
【0091】利用者は、端末装置721の操作パネル9
01を用いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなど
の視聴操作を入力する。端末装置721においては、操
作が入力されると、利用チケット記録部904に格納さ
れた利用チケットを復号化処理部906によって復号化
し、レンタル有効期間及び再生回数判定部911は、時
計回路905から得られる時刻と比較し、また再生可能
回数内であることを確認することによって判定を行い、
レンタル可能であるならば、利用チケットの再生可能回
数を減算し、暗号化処理部912において暗号化し、更
新した利用チケットを利用チケット記録部904に格納
する。これ以降の動作は、実施例4と同様である。
01を用いて、再生・巻き戻し・一時停止・早送りなど
の視聴操作を入力する。端末装置721においては、操
作が入力されると、利用チケット記録部904に格納さ
れた利用チケットを復号化処理部906によって復号化
し、レンタル有効期間及び再生回数判定部911は、時
計回路905から得られる時刻と比較し、また再生可能
回数内であることを確認することによって判定を行い、
レンタル可能であるならば、利用チケットの再生可能回
数を減算し、暗号化処理部912において暗号化し、更
新した利用チケットを利用チケット記録部904に格納
する。これ以降の動作は、実施例4と同様である。
【0092】以上のように、この実施例8によれば、実
施例4に示した電子レンタルシステムにおいて、再生可
能回数に制限を与えることができる。
施例4に示した電子レンタルシステムにおいて、再生可
能回数に制限を与えることができる。
【0093】実施例9.実施例6〜8に示した電子レン
タルシステムにおいて、再生可能回数を超過した場合、
再生可能回数を追加した利用チケットを再発行すること
によって、レンタル期間内の再生可能回数を追加するこ
とができる。実施例6、および、実施例8に示した電子
レンタルシステムの場合、システム構成はそのままで、
最初の利用チケットを発行した経路と同一の経路を使用
することによって、利用延長チケットを発行すればよ
い。実施例7に示した電子レンタルシステムの場合、サ
ービス提供者に設置した電子レンタル装置、サービス利
用者宅に設置した端末装置を拡張することによって、再
生可能回数を追加することができる。この実施例9は、
レンタル期間内の再生可能回数を追加することができる
電子レンタルシステムに関するものであり、その全体図
は、実施例3の図5に示した全体図と同一である。ま
た、電子レンタル装置の構成図は、実施例5の図11に
示した電子レンタル装置の構成図と同様であり、実施例
5における利用延長チケット発行と同様に、再生可能回
数を追加した利用チケットを再発行すればよい。
タルシステムにおいて、再生可能回数を超過した場合、
再生可能回数を追加した利用チケットを再発行すること
によって、レンタル期間内の再生可能回数を追加するこ
とができる。実施例6、および、実施例8に示した電子
レンタルシステムの場合、システム構成はそのままで、
最初の利用チケットを発行した経路と同一の経路を使用
することによって、利用延長チケットを発行すればよ
い。実施例7に示した電子レンタルシステムの場合、サ
ービス提供者に設置した電子レンタル装置、サービス利
用者宅に設置した端末装置を拡張することによって、再
生可能回数を追加することができる。この実施例9は、
レンタル期間内の再生可能回数を追加することができる
電子レンタルシステムに関するものであり、その全体図
は、実施例3の図5に示した全体図と同一である。ま
た、電子レンタル装置の構成図は、実施例5の図11に
示した電子レンタル装置の構成図と同様であり、実施例
5における利用延長チケット発行と同様に、再生可能回
数を追加した利用チケットを再発行すればよい。
【0094】図16は、実施例9における端末装置42
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図16において、609
は利用延長チケット受信部、610はレンタル有効期間
及び再生回数判定部、611は暗号化処理部である。
1の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同一
番号を付して説明を省略する。図16において、609
は利用延長チケット受信部、610はレンタル有効期間
及び再生回数判定部、611は暗号化処理部である。
【0095】この電子レンタルシステムにおいて、再生
可能回数追加を希望するサービス利用者は、サービス利
用者宅402に設置された端末装置421を用いて、再
生可能回数追加の申し込みを行う。端末装置421の操
作パネル601によって入力された再生可能回数追加の
申し込みは、操作データ送信部602を通して、光信号
/電気信号変換装置424に送信される。この申し込み
は、光信号/電気信号変換装置424、光ファイバケー
ブル403、電気信号/光信号変換装置413を介し
て、サービス提供者401の電子レンタル装置411に
入力される。
可能回数追加を希望するサービス利用者は、サービス利
用者宅402に設置された端末装置421を用いて、再
生可能回数追加の申し込みを行う。端末装置421の操
作パネル601によって入力された再生可能回数追加の
申し込みは、操作データ送信部602を通して、光信号
/電気信号変換装置424に送信される。この申し込み
は、光信号/電気信号変換装置424、光ファイバケー
ブル403、電気信号/光信号変換装置413を介し
て、サービス提供者401の電子レンタル装置411に
入力される。
【0096】電子レンタル装置411は、再生可能回数
追加の申し込みを操作データ受信部505において受信
し、これを課金処理部506に送る。課金処理部506
は、課金センタ412と通信を行い、課金処理が完了し
た場合、利用チケット生成部507に対して、利用延長
チケットの生成を命令する。利用チケット生成部507
は、レンタル対象データを示すコードとレンタル有効期
間、追加した再生可能回数を含む利用延長チケットを生
成し、暗号化処理部503において暗号化を行い、利用
延長チケット送信部508に渡す。利用延長チケット送
信部508は、暗号化された利用延長チケットと現在時
刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置413、光
ファイバケーブル403、光信号/電気信号変換装置4
24を介して、サービス利用者宅402に設置された端
末装置421に送信する。
追加の申し込みを操作データ受信部505において受信
し、これを課金処理部506に送る。課金処理部506
は、課金センタ412と通信を行い、課金処理が完了し
た場合、利用チケット生成部507に対して、利用延長
チケットの生成を命令する。利用チケット生成部507
は、レンタル対象データを示すコードとレンタル有効期
間、追加した再生可能回数を含む利用延長チケットを生
成し、暗号化処理部503において暗号化を行い、利用
延長チケット送信部508に渡す。利用延長チケット送
信部508は、暗号化された利用延長チケットと現在時
刻を表す情報を、電気信号/光信号変換装置413、光
ファイバケーブル403、光信号/電気信号変換装置4
24を介して、サービス利用者宅402に設置された端
末装置421に送信する。
【0097】端末装置421は、利用延長チケット受信
部609において、サービス提供者401から送信され
た、暗号化された利用延長チケットと現在時刻を表す情
報を受信し、利用延長チケットを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、古い利用チケットと置き換える。ま
た、時刻情報に基づいて時計回路605の時刻を再調整
する。これ以降の動作は、実施例3と同様である。
部609において、サービス提供者401から送信され
た、暗号化された利用延長チケットと現在時刻を表す情
報を受信し、利用延長チケットを暗号化されたままの状
態で利用チケット付き映像データおよび音声データ記録
部604に格納し、古い利用チケットと置き換える。ま
た、時刻情報に基づいて時計回路605の時刻を再調整
する。これ以降の動作は、実施例3と同様である。
【0098】以上のように、この実施例9によれば、実
施例6〜8のように再生可能回数に制限を与えることが
できる電子レンタルシステムにおいて、レンタル期間内
の再生可能回数を追加することができる。
施例6〜8のように再生可能回数に制限を与えることが
できる電子レンタルシステムにおいて、レンタル期間内
の再生可能回数を追加することができる。
【0099】実施例10.実施例1〜9に示した電子レ
ンタルシステムにおいて、サービス利用者宅に設置され
た端末装置を拡張し、映像データや音声データを再生す
る際に、複製防止信号を含んだ映像信号や音声信号を出
力することで、二次複製を作成してレンタル期間が終了
した後に再生することを防止することができる。この実
施例10は、実施例3に示した電子レンタルシステムに
二次複製防止機能を追加した電子レンタルシステムに関
するものであり、その全体図と電子レンタル装置の構成
図は、実施例3の図5、6と同様である。
ンタルシステムにおいて、サービス利用者宅に設置され
た端末装置を拡張し、映像データや音声データを再生す
る際に、複製防止信号を含んだ映像信号や音声信号を出
力することで、二次複製を作成してレンタル期間が終了
した後に再生することを防止することができる。この実
施例10は、実施例3に示した電子レンタルシステムに
二次複製防止機能を追加した電子レンタルシステムに関
するものであり、その全体図と電子レンタル装置の構成
図は、実施例3の図5、6と同様である。
【0100】図17は、実施例10における端末装置4
21の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。図17において、61
2は映像複製防止信号発生部、613は音声複製防止信
号発生部である。
21の構成図であり、実施例3の図7と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。図17において、61
2は映像複製防止信号発生部、613は音声複製防止信
号発生部である。
【0101】この電子レンタルシステムは、サービス利
用者宅402に設置された端末装置421において、映
像信号をTV受信機422に出力する際に、映像複製防
止信号発生部612によって複製防止信号を含んだ映像
信号を出力する。また、音声信号をステレオ装置423
に出力する際に、音声複製防止信号発生部613によっ
て複製防止信号を含んだ音声信号を出力する。従って、
TV受像機422の代わりにVTRを接続しても、映像
信号を録画して二次複製を作成することができないた
め、レンタル有効期間終了後には再生できない。また、
ステレオ装置423においても、音声信号を録音して二
次複製を作成することができないため、レンタル有効期
間終了後には再生できない。
用者宅402に設置された端末装置421において、映
像信号をTV受信機422に出力する際に、映像複製防
止信号発生部612によって複製防止信号を含んだ映像
信号を出力する。また、音声信号をステレオ装置423
に出力する際に、音声複製防止信号発生部613によっ
て複製防止信号を含んだ音声信号を出力する。従って、
TV受像機422の代わりにVTRを接続しても、映像
信号を録画して二次複製を作成することができないた
め、レンタル有効期間終了後には再生できない。また、
ステレオ装置423においても、音声信号を録音して二
次複製を作成することができないため、レンタル有効期
間終了後には再生できない。
【0102】実施例11.実施例1に示した電子レンタ
ルシステムにおいては、利用チケットをサービス提供者
の電子レンタル装置からサービス利用者宅の端末装置に
送信する際に、現在時刻を表す情報を同時に送信するこ
とによって端末装置内部の時計回路を調整したが、この
実施例11は、映像データや音声データをサービス提供
者の電子レンタル装置から送信する際に、現在時刻を表
す情報を同時に送信することによって端末装置内部の時
計回路を調整する電子レンタルシステムに関するもので
あり、その全体図と電子レンタル装置の構成図は、実施
例1の図1、2と同様である。
ルシステムにおいては、利用チケットをサービス提供者
の電子レンタル装置からサービス利用者宅の端末装置に
送信する際に、現在時刻を表す情報を同時に送信するこ
とによって端末装置内部の時計回路を調整したが、この
実施例11は、映像データや音声データをサービス提供
者の電子レンタル装置から送信する際に、現在時刻を表
す情報を同時に送信することによって端末装置内部の時
計回路を調整する電子レンタルシステムに関するもので
あり、その全体図と電子レンタル装置の構成図は、実施
例1の図1、2と同様である。
【0103】図18は、実施例11における端末装置1
23の構成図であり、実施例1の図3と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。
23の構成図であり、実施例1の図3と同様のものは同
一番号を付して説明を省略する。
【0104】この電子レンタルシステムにおいて、サー
ビス提供者101は、電子レンタル装置113の内部に
格納された映像データ201および音声データ202
を、暗号化処理部203において暗号化し、映像データ
および音声データ送信部204によって、放送設備であ
る衛星放送地上局111に送信する際に、暗号化された
映像データおよび音声データとともに、現在時刻を表す
情報を送信する。衛星放送地上局111は、暗号化され
た映像データおよび音声データと現在時刻を表す情報
を、衛星通信用送信アンテナ112を用いて、通信衛星
103に対して、電波として送出し、通信衛星103
は、電波を増幅して、周波数変換を行った後、地上に向
けて送信する。
ビス提供者101は、電子レンタル装置113の内部に
格納された映像データ201および音声データ202
を、暗号化処理部203において暗号化し、映像データ
および音声データ送信部204によって、放送設備であ
る衛星放送地上局111に送信する際に、暗号化された
映像データおよび音声データとともに、現在時刻を表す
情報を送信する。衛星放送地上局111は、暗号化され
た映像データおよび音声データと現在時刻を表す情報
を、衛星通信用送信アンテナ112を用いて、通信衛星
103に対して、電波として送出し、通信衛星103
は、電波を増幅して、周波数変換を行った後、地上に向
けて送信する。
【0105】電子レンタル装置113は、レンタル申し
込みを操作データ受信部205において受信し、これを
課金処理部206に送る。課金処理部206は、課金セ
ンタ114と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部207に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部207は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部203において暗号化を
行い、利用チケット送信部208に渡す。利用チケット
送信部208は、暗号化された利用チケットを、データ
通信装置115、公衆回線104、データ通信装置12
6を介して、サービス利用者宅102に設置された端末
装置123に送信する。
込みを操作データ受信部205において受信し、これを
課金処理部206に送る。課金処理部206は、課金セ
ンタ114と通信を行い、課金処理が完了した場合、利
用チケット生成部207に対して、利用チケットの生成
を命令する。利用チケット生成部207は、レンタル対
象データを示すコードとレンタル有効期間を含む利用チ
ケットを生成し、暗号化処理部203において暗号化を
行い、利用チケット送信部208に渡す。利用チケット
送信部208は、暗号化された利用チケットを、データ
通信装置115、公衆回線104、データ通信装置12
6を介して、サービス利用者宅102に設置された端末
装置123に送信する。
【0106】端末装置123は、利用チケット受信部3
05において、サービス提供者101から送信された、
暗号化された利用チケットを受信し、利用チケットを暗
号化されたままの状態で利用チケット記録部306に格
納する。
05において、サービス提供者101から送信された、
暗号化された利用チケットを受信し、利用チケットを暗
号化されたままの状態で利用チケット記録部306に格
納する。
【0107】また、端末装置123は、映像データおよ
び音声データ受信部301によって、受信設備である衛
星放送チューナ122を制御し、通信衛星103から発
信された、レンタル対象である映像データや音声データ
と現在時刻を表す情報を含む電波を、衛星放送受信アン
テナ121において受信する。受信した電波は、衛星放
送チューナ122に入力され、暗号化された映像データ
や音声データと現在時刻を表す情報に変換される。これ
らのデータと情報は、端末装置123の映像データおよ
び音声データ受信部301に入力され、暗号化された映
像データや音声データは、暗号化されたまま、映像デー
タおよび音声データ記録部302に格納する。また、映
像データおよび音声データ受信部301は、現在時刻を
表す情報に基づいて、時計回路307の時刻を調整す
る。
び音声データ受信部301によって、受信設備である衛
星放送チューナ122を制御し、通信衛星103から発
信された、レンタル対象である映像データや音声データ
と現在時刻を表す情報を含む電波を、衛星放送受信アン
テナ121において受信する。受信した電波は、衛星放
送チューナ122に入力され、暗号化された映像データ
や音声データと現在時刻を表す情報に変換される。これ
らのデータと情報は、端末装置123の映像データおよ
び音声データ受信部301に入力され、暗号化された映
像データや音声データは、暗号化されたまま、映像デー
タおよび音声データ記録部302に格納する。また、映
像データおよび音声データ受信部301は、現在時刻を
表す情報に基づいて、時計回路307の時刻を調整す
る。
【0108】以上のように、この実施例11によれば、
映像データや音声データをサービス提供者101の電子
レンタル装置113から送信する際に、現在時刻を表す
情報を同時に送信しておくことにより、端末装置123
の映像データおよび音声データ受信部301が、端末装
置123内部の時計回路307を調整することができ
る。
映像データや音声データをサービス提供者101の電子
レンタル装置113から送信する際に、現在時刻を表す
情報を同時に送信しておくことにより、端末装置123
の映像データおよび音声データ受信部301が、端末装
置123内部の時計回路307を調整することができ
る。
【0109】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電子レ
ンタル装置に、記憶手段に記憶されたディジタル変換可
能なデータを暗号化して送信するデータ送信手段と、上
記データに対する視聴期間が記録された視聴の申し込み
情報を受信し、上記視聴期間を記録して暗号化した利用
チケットを送信するチケット送信手段とを備え、端末装
置に、操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間を
記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記チケッ
ト送信手段に送信する申し込み手段と、この申し込み手
段により視聴を申し込んだ上記データを上記データ送信
手段から受信し記憶するデータ受信手段と、上記利用チ
ケットを上記チケット送信手段から受信し記憶するチケ
ット受信手段と、上記操作手段の視聴操作に基づいて、
上記利用チケットが有効であれば、上記データ受信手段
に記憶された上記データを復号化し再生する再生手段と
を備えたので、利用者は再生データの視聴時間を自由に
選択することができる。さらに、上記受信手段が記憶す
る上記データを、視聴期間中に繰り返し再生したり、上
記受信手段が記憶する上記データに対して巻き戻し・一
時停止・早送りなどの視聴操作ができる。
ンタル装置に、記憶手段に記憶されたディジタル変換可
能なデータを暗号化して送信するデータ送信手段と、上
記データに対する視聴期間が記録された視聴の申し込み
情報を受信し、上記視聴期間を記録して暗号化した利用
チケットを送信するチケット送信手段とを備え、端末装
置に、操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期間を
記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記チケッ
ト送信手段に送信する申し込み手段と、この申し込み手
段により視聴を申し込んだ上記データを上記データ送信
手段から受信し記憶するデータ受信手段と、上記利用チ
ケットを上記チケット送信手段から受信し記憶するチケ
ット受信手段と、上記操作手段の視聴操作に基づいて、
上記利用チケットが有効であれば、上記データ受信手段
に記憶された上記データを復号化し再生する再生手段と
を備えたので、利用者は再生データの視聴時間を自由に
選択することができる。さらに、上記受信手段が記憶す
る上記データを、視聴期間中に繰り返し再生したり、上
記受信手段が記憶する上記データに対して巻き戻し・一
時停止・早送りなどの視聴操作ができる。
【0110】またこの発明によれば、電子レンタル装置
に、ディジタル変換可能なデータに対する視聴期間が記
録された視聴の申し込み情報を受信し、記憶手段に記憶
された上記データと上記視聴期間を記録した利用チケッ
トとをそれぞれ暗号化し、送信する送信手段を備え、端
末装置に、操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期
間を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記送
信手段に送信する申し込み手段と、この申し込み手段に
より視聴を申し込んだ上記データと上記利用チケットと
を上記送信手段から受信し記憶する受信手段と、上記操
作手段の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効
であれば、上記受信手段に記憶された上記データを復号
化し再生する再生手段とを備えたので、利用者は再生デ
ータの視聴時間を自由に選択することができる。さら
に、上記受信手段が記憶する上記データを、視聴期間中
に繰り返し再生したり、上記受信手段が記憶する上記デ
ータに対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操
作ができる。
に、ディジタル変換可能なデータに対する視聴期間が記
録された視聴の申し込み情報を受信し、記憶手段に記憶
された上記データと上記視聴期間を記録した利用チケッ
トとをそれぞれ暗号化し、送信する送信手段を備え、端
末装置に、操作手段の選択操作に基づいて、上記視聴期
間を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を上記送
信手段に送信する申し込み手段と、この申し込み手段に
より視聴を申し込んだ上記データと上記利用チケットと
を上記送信手段から受信し記憶する受信手段と、上記操
作手段の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効
であれば、上記受信手段に記憶された上記データを復号
化し再生する再生手段とを備えたので、利用者は再生デ
ータの視聴時間を自由に選択することができる。さら
に、上記受信手段が記憶する上記データを、視聴期間中
に繰り返し再生したり、上記受信手段が記憶する上記デ
ータに対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操
作ができる。
【0111】またこの発明によれば、電子レンタル装置
に、ディジタル変換可能なデータに対する視聴操作を受
信し、この受信した視聴操作に基づいて記憶手段に記憶
された上記データを送信するデータ送信手段を備え、端
末装置に、操作手段の視聴操作に基づいて、利用チケッ
トが有効であれば、上記操作手段の上記視聴操作を上記
データ送信手段に送信する要求手段と、上記データ送信
手段から上記データを受信し再生する再生手段とを備え
たので、上記データ送信手段が送信する上記データを視
聴期間中に繰り返し再生したり、上記データ送信手段に
対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作を要
求できる。
に、ディジタル変換可能なデータに対する視聴操作を受
信し、この受信した視聴操作に基づいて記憶手段に記憶
された上記データを送信するデータ送信手段を備え、端
末装置に、操作手段の視聴操作に基づいて、利用チケッ
トが有効であれば、上記操作手段の上記視聴操作を上記
データ送信手段に送信する要求手段と、上記データ送信
手段から上記データを受信し再生する再生手段とを備え
たので、上記データ送信手段が送信する上記データを視
聴期間中に繰り返し再生したり、上記データ送信手段に
対して巻き戻し・一時停止・早送りなどの視聴操作を要
求できる。
【0112】またこの発明によれば、上記視聴の申し込
み情報と上記利用チケットには視聴延長期間が記録さ
れ、上記操作手段は、上記視聴延長期間を入力するの
で、利用者が上記操作手段により要求することによっ
て、既に借用中のデータの上記視聴期間を延長すること
ができる。
み情報と上記利用チケットには視聴延長期間が記録さ
れ、上記操作手段は、上記視聴延長期間を入力するの
で、利用者が上記操作手段により要求することによっ
て、既に借用中のデータの上記視聴期間を延長すること
ができる。
【0113】さらにこの発明によれば、上記視聴の申し
込み情報と上記利用チケットには再生可能回数が記録さ
れ、上記端末装置には、上記操作手段により視聴操作を
開始したときに再生回数をカウントし記憶するカウント
手段が設けられ、上記操作手段は、上記再生可能回数を
入力し、上記利用チケットが有効か否かの判断は、上記
復号した利用チケットに記録された再生可能回数と上記
カウント手段に記憶された再生回数とを比較して行なう
ので、サービス提供者が必要としたならば、貸し出した
データの再生可能な回数に制限を与えることができる。
込み情報と上記利用チケットには再生可能回数が記録さ
れ、上記端末装置には、上記操作手段により視聴操作を
開始したときに再生回数をカウントし記憶するカウント
手段が設けられ、上記操作手段は、上記再生可能回数を
入力し、上記利用チケットが有効か否かの判断は、上記
復号した利用チケットに記録された再生可能回数と上記
カウント手段に記憶された再生回数とを比較して行なう
ので、サービス提供者が必要としたならば、貸し出した
データの再生可能な回数に制限を与えることができる。
【0114】さらにこの発明によれば、上記視聴の申し
込み情報と上記利用チケットには追加した再生可能回数
が記録され、上記操作手段は、上記追加した再生可能回
数を入力するので、利用者が上記操作手段により要求す
ることによって、再生可能な回数を追加することができ
る。
込み情報と上記利用チケットには追加した再生可能回数
が記録され、上記操作手段は、上記追加した再生可能回
数を入力するので、利用者が上記操作手段により要求す
ることによって、再生可能な回数を追加することができ
る。
【0115】またこの発明によれば、複製を防止する複
製防止信号を含んで再生する再生手段を設けたので、視
聴期間中に再生したデータを、録画・録音することによ
って複製することが防止できる。
製防止信号を含んで再生する再生手段を設けたので、視
聴期間中に再生したデータを、録画・録音することによ
って複製することが防止できる。
【0116】またこの発明によれば、上記利用チケット
には視聴期間とともに現在時刻が記録され、上記端末装
置には、上記利用チケットに記録された現在時刻に基づ
いて上記時計を調整する調整手段を設けたので、上記時
計が正確な時刻を示すように調整できる。
には視聴期間とともに現在時刻が記録され、上記端末装
置には、上記利用チケットに記録された現在時刻に基づ
いて上記時計を調整する調整手段を設けたので、上記時
計が正確な時刻を示すように調整できる。
【0117】さらにこの発明によれば、上記データには
ディジタル変換可能なデータとともに現在時刻が記録さ
れ、上記端末装置には、上記データに記録された現在時
刻に基づいて上記時計を調整する調整手段を設けたの
で、上記時計が正確な時刻を示すように調整できる。
ディジタル変換可能なデータとともに現在時刻が記録さ
れ、上記端末装置には、上記データに記録された現在時
刻に基づいて上記時計を調整する調整手段を設けたの
で、上記時計が正確な時刻を示すように調整できる。
【図1】 この発明の実施例1の電子レンタルシステム
の全体を表す構成図である。
の全体を表す構成図である。
【図2】 この発明の実施例1の電子レンタル装置の内
部構成を示す。
部構成を示す。
【図3】 この発明の実施例1の端末装置の内部構成を
示す。
示す。
【図4】 この発明の実施例2の電子レンタルシステム
の全体を表す構成図である。
の全体を表す構成図である。
【図5】 この発明の実施例3の電子レンタルシステム
の全体を表す構成図である。
の全体を表す構成図である。
【図6】 この発明の実施例3の電子レンタル装置の内
部構成を示す。
部構成を示す。
【図7】 この発明の実施例3の端末装置の内部構成を
示す。
示す。
【図8】 この発明の実施例4の電子レンタルシステム
の全体を表す構成図である。
の全体を表す構成図である。
【図9】 この発明の実施例4の電子レンタル装置の内
部構成を示す。
部構成を示す。
【図10】 この発明の実施例4の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図11】 この発明の実施例5の電子レンタル装置の
内部構成を示す。
内部構成を示す。
【図12】 この発明の実施例5の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図13】 この発明の実施例6の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図14】 この発明の実施例7の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図15】 この発明の実施例8の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図16】 この発明の実施例9の端末装置の内部構成
を示す。
を示す。
【図17】 この発明の実施例10の端末装置の内部構
成を示す。
成を示す。
【図18】 この発明の実施例11の端末装置の内部構
成を示す。
成を示す。
【図19】 従来の有料放送のシステム構成図である。
【図20】 従来の有料放送における端末装置の内部構
成を示す。
成を示す。
【図21】 従来のビデオ・オン・デマンドのシステム
構成図である。
構成図である。
101 サービス提供者、102 サービス利用者宅、
103 通信衛星、104 公衆回線、111 衛星放
送地上局、112 衛星通信用送信アンテナ、113
電子レンタル装置、114 課金センタ、115 デー
タ通信装置、121 衛星放送用受信アンテナ、122
衛星放送チューナ、123 端末装置、124 TV
受像機、125 ステレオ装置、126 データ通信装
置、201 映像データ、202 音声データ、203
暗号化処理部、204 映像データおよび音声データ
送信部、205 操作データ受信部、206 課金処理
部、207 利用チケット生成部、208 利用チケッ
ト送信部、301 映像データおよび音声データ受信
部、302 映像データおよび音声データ記録部、30
3 操作パネル、304 操作データ送信部、305
利用チケット受信部、306 利用チケット記録部、3
07 時計回路、308 復号化処理部、309 レン
タル有効期間判定部、310 D/A変換部
103 通信衛星、104 公衆回線、111 衛星放
送地上局、112 衛星通信用送信アンテナ、113
電子レンタル装置、114 課金センタ、115 デー
タ通信装置、121 衛星放送用受信アンテナ、122
衛星放送チューナ、123 端末装置、124 TV
受像機、125 ステレオ装置、126 データ通信装
置、201 映像データ、202 音声データ、203
暗号化処理部、204 映像データおよび音声データ
送信部、205 操作データ受信部、206 課金処理
部、207 利用チケット生成部、208 利用チケッ
ト送信部、301 映像データおよび音声データ受信
部、302 映像データおよび音声データ記録部、30
3 操作パネル、304 操作データ送信部、305
利用チケット受信部、306 利用チケット記録部、3
07 時計回路、308 復号化処理部、309 レン
タル有効期間判定部、310 D/A変換部
Claims (9)
- 【請求項1】 電子レンタル装置と、この電子レンタル
装置とデータの送受信を行なう端末装置とを有する電子
レンタルシステムであって、 上記電子レンタル装置は、ディジタル変換可能なデータ
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された上記
データを暗号化して送信するデータ送信手段と、上記デ
ータに対する視聴期間が記録された視聴の申し込み情報
を受信し、上記視聴期間を記録して暗号化した利用チケ
ットを送信するチケット送信手段とを備え、 上記端末装置は、視聴する上記データと上記視聴期間と
を選択する操作及び上記データを視聴する操作を行なう
操作手段と、この操作手段の選択操作に基づいて、上記
視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を
上記チケット送信手段に送信する申し込み手段と、この
申し込み手段により視聴を申し込んだ上記データを上記
データ送信手段から受信し記憶するデータ受信手段と、
上記利用チケットを上記チケット送信手段から受信し記
憶するチケット受信手段と、時刻を示す時計と、上記操
作手段の視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効
か否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶された上
記利用チケットを復号化し、この復号した利用チケット
に記録された期間と上記時計が示す時刻とを比較して行
ない、有効であれば、上記データ受信手段に記憶された
上記データを復号化し再生する再生手段とを備えること
を特徴とする電子レンタルシステム。 - 【請求項2】 電子レンタル装置と、この電子レンタル
装置とデータの送受信を行なう端末装置とを有する電子
レンタルシステムであって、 上記電子レンタル装置は、ディジタル変換可能なデータ
を記憶する記憶手段と、上記データに対する視聴期間が
記録された視聴の申し込み情報を受信し、上記記憶手段
に記憶された上記データと上記視聴期間を記録した利用
チケットとをそれぞれ暗号化し、送信する送信手段とを
備え、 上記端末装置は、視聴する上記データと上記視聴期間と
を選択する操作及び上記データを視聴する操作を行なう
操作手段と、この操作手段の選択操作に基づいて、上記
視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を
上記送信手段に送信する申し込み手段と、この申し込み
手段により視聴を申し込んだ上記データと上記利用チケ
ットとを上記送信手段から受信し記憶する受信手段と、
時刻を示す時計と、上記操作手段の視聴操作に基づい
て、上記利用チケットが有効か否かの判断を、上記受信
手段に記憶された上記利用チケットを復号化し、この復
号した利用チケットに記録された期間と上記時計が示す
時刻とを比較して行ない、有効であれば、上記受信手段
に記憶された上記データを復号化し再生する再生手段と
を備えることを特徴とする電子レンタルシステム。 - 【請求項3】 電子レンタル装置と、この電子レンタル
装置とデータの送受信を行なう端末装置とを有する電子
レンタルシステムであって、 上記電子レンタル装置は、ディジタル変換可能なデータ
を記憶する記憶手段と、上記データに対する視聴操作を
受信し、この受信した視聴操作に基づいて上記記憶手段
に記憶された上記データを送信するデータ送信手段と、
上記データに対する視聴期間が記録された視聴の申し込
み情報を受信し、上記視聴期間を記録して暗号化した利
用チケットを送信するチケット送信手段とを備え、 上記端末装置は、視聴する上記データと上記視聴期間と
を選択する操作及び上記データを視聴する操作を行なう
操作手段と、この操作手段の選択操作に基づいて、上記
視聴期間を記録して作成した上記視聴の申し込み情報を
上記チケット送信手段に送信する申し込み手段と、上記
利用チケットを上記チケット送信手段から受信し記憶す
るチケット受信手段と、時刻を示す時計と、上記操作手
段の上記視聴操作に基づいて、上記利用チケットが有効
か否かの判断を、上記チケット受信手段に記憶された上
記利用チケットを復号化し、この復号した利用チケット
に記録された期間と上記時計が示す時刻とを比較して行
ない、有効であれば、上記操作手段の上記視聴操作を上
記データ送信手段に送信する要求手段と、上記データ送
信手段から上記データを受信し再生する再生手段とを備
えることを特徴とする電子レンタルシステム。 - 【請求項4】 上記視聴の申し込み情報と上記利用チケ
ットには視聴延長期間が記録され、上記操作手段は、上
記視聴延長期間を入力することを特徴とする請求項1〜
3の何れかに記載の電子レンタルシステム。 - 【請求項5】 上記視聴の申し込み情報と上記利用チケ
ットには再生可能回数が記録され、上記端末装置には、
上記操作手段により視聴操作を開始したときに再生回数
をカウントし記憶するカウント手段が設けられ、上記操
作手段は、上記再生可能回数を入力し、上記利用チケッ
トが有効か否かの判断は、上記復号した利用チケットに
記録された再生可能回数と上記カウント手段に記憶され
た再生回数とを比較して行なうことを特徴とする請求項
1〜3の何れかに記載の電子レンタルシステム。 - 【請求項6】 上記視聴の申し込み情報と上記利用チケ
ットには追加した再生可能回数が記録され、上記操作手
段は、上記追加した再生可能回数を入力することを特徴
とする請求項5記載の電子レンタルシステム。 - 【請求項7】 上記再生手段は、複製を防止する複製防
止信号を含んで再生することを特徴とする請求項1〜6
の何れかに記載の電子レンタルシステム。 - 【請求項8】 上記利用チケットには視聴期間とともに
現在時刻が記録され、上記端末装置には、上記利用チケ
ットに記録された現在時刻に基づいて上記時計を調整す
る調整手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜6
の何れかに記載の電子レンタルシステム。 - 【請求項9】 上記データにはディジタル変換可能なデ
ータとともに現在時刻が記録され、上記端末装置には、
上記データに記録された現在時刻に基づいて上記時計を
調整する調整手段が設けられたことを特徴とする請求項
1〜6の何れかに記載の電子レンタルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322887A JPH08181965A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子レンタルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322887A JPH08181965A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子レンタルシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08181965A true JPH08181965A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18148733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6322887A Pending JPH08181965A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子レンタルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08181965A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11174956A (ja) * | 1997-11-11 | 1999-07-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 臨時署名認証の方法及びそのシステム |
JP2001075924A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-03-23 | Sony Corp | データ提供システム、データ提供装置およびそれらの方法とデータ処理装置 |
WO2002013028A1 (fr) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de gestion de date d'expiration et appareil correspondant |
JP2002091827A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | データ端末装置 |
JP2003009128A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Ntt Docomo Inc | 番組申込方法及びその装置、記録媒体並びにプログラム |
US7200652B2 (en) * | 2001-07-16 | 2007-04-03 | International Business Machines Corporation | Method and system for providing automatic notification of end of lease of computers and their locations |
WO2017199577A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | システムメトリックス株式会社 | 認証システム |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322887A patent/JPH08181965A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4599657B2 (ja) * | 1999-07-07 | 2010-12-15 | ソニー株式会社 | データ提供システム、コンテンツ提供装置、およびコンテンツ処理装置 |
WO2002013028A1 (fr) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de gestion de date d'expiration et appareil correspondant |
JP2002091827A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | データ端末装置 |
JP2003009128A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Ntt Docomo Inc | 番組申込方法及びその装置、記録媒体並びにプログラム |
US7200652B2 (en) * | 2001-07-16 | 2007-04-03 | International Business Machines Corporation | Method and system for providing automatic notification of end of lease of computers and their locations |
WO2017199577A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | システムメトリックス株式会社 | 認証システム |
JP2017208000A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | システムメトリックス株式会社 | 認証システム |
US10693870B2 (en) | 2016-05-20 | 2020-06-23 | SystemMetrx Co., Ltd. | Authentication system |
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