JPH0879234A - データ受信装置 - Google Patents
データ受信装置Info
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- JPH0879234A JPH0879234A JP6214009A JP21400994A JPH0879234A JP H0879234 A JPH0879234 A JP H0879234A JP 6214009 A JP6214009 A JP 6214009A JP 21400994 A JP21400994 A JP 21400994A JP H0879234 A JPH0879234 A JP H0879234A
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗号化された信号を、著作権を保護しつつ受
信し、復号または蓄積することを可能とし、また、信号
の復号及び蓄積に対する課金に適したデータ受信装置を
供給すること。 【構成】 受信分離回路111で分離した暗号の初期値
に、演算回路112で演算を施し、鍵信号を算出する。
算出した鍵信号は、メモリ113に記憶されている利用
者IDを用いて、暗号化回路115で暗号化し、これを
多重化回路116で主データと多重して、データ蓄積装
置140に記録・蓄積する。データ蓄積装置140から
入力した信号は、分離回路117で主データと鍵信号を
分離し、鍵信号は第1の復号回路118でメモリ113
の利用者IDを用いて復号し、さらに鍵信号を入力した
乱数発生回路120で擬似乱数を発生させ、この擬似乱
数を用いて第2の復号回路121で、送出局で暗号化さ
れた主データを復号する。
信し、復号または蓄積することを可能とし、また、信号
の復号及び蓄積に対する課金に適したデータ受信装置を
供給すること。 【構成】 受信分離回路111で分離した暗号の初期値
に、演算回路112で演算を施し、鍵信号を算出する。
算出した鍵信号は、メモリ113に記憶されている利用
者IDを用いて、暗号化回路115で暗号化し、これを
多重化回路116で主データと多重して、データ蓄積装
置140に記録・蓄積する。データ蓄積装置140から
入力した信号は、分離回路117で主データと鍵信号を
分離し、鍵信号は第1の復号回路118でメモリ113
の利用者IDを用いて復号し、さらに鍵信号を入力した
乱数発生回路120で擬似乱数を発生させ、この擬似乱
数を用いて第2の復号回路121で、送出局で暗号化さ
れた主データを復号する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2進符号化された信号
を受信し、蓄積するデータ受信装置に係り、特に、暗号
化された信号を受信した際に、その著作権を保護しつ
つ、信号の復号または蓄積を可能とし、また、信号の復
号及び蓄積に対して課金するのに適したデータ受信装置
に関する。
を受信し、蓄積するデータ受信装置に係り、特に、暗号
化された信号を受信した際に、その著作権を保護しつ
つ、信号の復号または蓄積を可能とし、また、信号の復
号及び蓄積に対して課金するのに適したデータ受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号や音声信号の暗号化及び復号、
並びに課金システムに関する技術は、例えば、「テレビ
ジョン学会誌」;Vol.46,No.1(1992年
1月)の31頁〜39頁に記載されている。
並びに課金システムに関する技術は、例えば、「テレビ
ジョン学会誌」;Vol.46,No.1(1992年
1月)の31頁〜39頁に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記論文には、衛星通
信サービスにおける映像信号や音声信号の暗号化及び復
号、並びに課金システムに関する技術について述べられ
ている。しかしながら、受信された信号の著作権を保護
しつつ信号の蓄積を可能とし、信号の復号及び蓄積に対
して課金する方法、及び技術については、何ら開示され
ていない。
信サービスにおける映像信号や音声信号の暗号化及び復
号、並びに課金システムに関する技術について述べられ
ている。しかしながら、受信された信号の著作権を保護
しつつ信号の蓄積を可能とし、信号の復号及び蓄積に対
して課金する方法、及び技術については、何ら開示され
ていない。
【0004】本発明の目的は、暗号化された信号を、著
作権を保護しつつ、受信して復号または蓄積することを
可能とし、また、信号の復号及び蓄積に対する課金に適
したデータ受信装置を供給することにある。
作権を保護しつつ、受信して復号または蓄積することを
可能とし、また、信号の復号及び蓄積に対する課金に適
したデータ受信装置を供給することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による第1のデータ受信装置は、暗号化
された信号を入力し、主データと、主データの暗号の復
号に用いる鍵信号の発生に必要な初期値とを分離する入
力信号分離手段と、利用者識別符号を記憶し、この利用
者識別符号によって本装置利用者に対する信号受信許諾
を確認後、入力信号分離手段から出力された初期値を用
いて、主データの暗号の復号に必要な鍵信号を発生させ
る演算・メモリ回路と、演算・メモリ回路で発生した鍵
信号を、演算・メモリ回路に記憶されている利用者識別
符号を用いて暗号化する暗号化手段と、入力信号分離手
段で分離された主データと暗号化手段で暗号化された鍵
信号とを記憶・蓄積するデータ蓄積手段と、データ蓄積
手段から出力された暗号化された鍵信号の暗号を、演算
・メモリ回路に記憶されている利用者識別符号を用いて
復号する第1の復号手段と、第1の復号手段で復号され
た鍵信号を用いて、データ蓄積手段から出力された主デ
ータの暗号を復号する第2の復号手段と、を具備する。
ために、本発明による第1のデータ受信装置は、暗号化
された信号を入力し、主データと、主データの暗号の復
号に用いる鍵信号の発生に必要な初期値とを分離する入
力信号分離手段と、利用者識別符号を記憶し、この利用
者識別符号によって本装置利用者に対する信号受信許諾
を確認後、入力信号分離手段から出力された初期値を用
いて、主データの暗号の復号に必要な鍵信号を発生させ
る演算・メモリ回路と、演算・メモリ回路で発生した鍵
信号を、演算・メモリ回路に記憶されている利用者識別
符号を用いて暗号化する暗号化手段と、入力信号分離手
段で分離された主データと暗号化手段で暗号化された鍵
信号とを記憶・蓄積するデータ蓄積手段と、データ蓄積
手段から出力された暗号化された鍵信号の暗号を、演算
・メモリ回路に記憶されている利用者識別符号を用いて
復号する第1の復号手段と、第1の復号手段で復号され
た鍵信号を用いて、データ蓄積手段から出力された主デ
ータの暗号を復号する第2の復号手段と、を具備する。
【0006】あるいは、前記目的を達成するため、本発
明による第2のデータ受信装置は、暗号化された信号を
入力し、主データと、主データの暗号の復号に用いる鍵
信号の発生に必要な初期値とを分離する入力信号分離手
段と、入力信号分離手段から出力された主データと、同
じく入力信号分離手段から出力された初期値とを記憶・
蓄積するデータ蓄積装置と、利用者識別符号を記憶し、
この利用者識別符号によって本装置利用者に対する信号
受信許諾を確認後、データ蓄積装置から出力された初期
値を用いて、主データの暗号の復号に必要な鍵信号を発
生させる演算・メモリ回路と、演算・メモリ回路で算出
された鍵信号を用いて、データ蓄積手段から出力された
主データの暗号を復号する復号手段と、を具備する。
明による第2のデータ受信装置は、暗号化された信号を
入力し、主データと、主データの暗号の復号に用いる鍵
信号の発生に必要な初期値とを分離する入力信号分離手
段と、入力信号分離手段から出力された主データと、同
じく入力信号分離手段から出力された初期値とを記憶・
蓄積するデータ蓄積装置と、利用者識別符号を記憶し、
この利用者識別符号によって本装置利用者に対する信号
受信許諾を確認後、データ蓄積装置から出力された初期
値を用いて、主データの暗号の復号に必要な鍵信号を発
生させる演算・メモリ回路と、演算・メモリ回路で算出
された鍵信号を用いて、データ蓄積手段から出力された
主データの暗号を復号する復号手段と、を具備する。
【0007】
【作用】本発明による第1のデータ受信装置において
は、入力信号分離手段は、まず有線通信、又は衛星波,
地上波等の無線通信を用いて送信された信号を受信し、
非契約者による不正受信を防止するために暗号化された
主データと、主データの復号に必要な鍵信号を発生させ
る初期値とを分離し、主データはデータ蓄積手段に、初
期値は演算・メモリ回路に、それぞれ出力する。
は、入力信号分離手段は、まず有線通信、又は衛星波,
地上波等の無線通信を用いて送信された信号を受信し、
非契約者による不正受信を防止するために暗号化された
主データと、主データの復号に必要な鍵信号を発生させ
る初期値とを分離し、主データはデータ蓄積手段に、初
期値は演算・メモリ回路に、それぞれ出力する。
【0008】演算・メモリ回路では、あらかじめ設定さ
れている本演算・メモリ回路の識別符号を用いて、本装
置を使用する受信契約者に対する信号の受信許諾を確認
した後に、入力信号分離手段から出力された初期値に演
算を施し、鍵信号を発生させる。なお、この演算・メモ
リ回路において、信号供給元から受信許諾を受けていな
い利用者の有する装置である場合は、初期値からの演算
によって正しい鍵信号を得ることはできないようにす
る。即ち、非契約者等は主データの暗号を復号できない
ことになる。
れている本演算・メモリ回路の識別符号を用いて、本装
置を使用する受信契約者に対する信号の受信許諾を確認
した後に、入力信号分離手段から出力された初期値に演
算を施し、鍵信号を発生させる。なお、この演算・メモ
リ回路において、信号供給元から受信許諾を受けていな
い利用者の有する装置である場合は、初期値からの演算
によって正しい鍵信号を得ることはできないようにす
る。即ち、非契約者等は主データの暗号を復号できない
ことになる。
【0009】演算・メモリ回路から出力された鍵信号
は、次に暗号化手段に入力され、ここで演算・メモリ回
路から出力された演算・メモリ回路の識別符号により、
暗号化される。ここで識別符号とは、受信信号の供給元
が受信契約者に対して信号受信を許可したことを示すも
のであると同時に、本装置を他の同様のデータ受信装置
と区別するために付加された符号である。暗号化手段か
ら出力された、暗号化された鍵信号は、入力信号分離手
段から出力された主データと共に、データ蓄積手段に入
力されることにより、信号の蓄積が可能となる。
は、次に暗号化手段に入力され、ここで演算・メモリ回
路から出力された演算・メモリ回路の識別符号により、
暗号化される。ここで識別符号とは、受信信号の供給元
が受信契約者に対して信号受信を許可したことを示すも
のであると同時に、本装置を他の同様のデータ受信装置
と区別するために付加された符号である。暗号化手段か
ら出力された、暗号化された鍵信号は、入力信号分離手
段から出力された主データと共に、データ蓄積手段に入
力されることにより、信号の蓄積が可能となる。
【0010】一方、データ蓄積手段から出力された主デ
ータは第2の復号手段に、又暗号化された鍵信号は、演
算・メモリ回路内に記憶されている識別符号と共に第1
の復号手段に、それぞれ入力される。
ータは第2の復号手段に、又暗号化された鍵信号は、演
算・メモリ回路内に記憶されている識別符号と共に第1
の復号手段に、それぞれ入力される。
【0011】第1の復号手段では、識別符号を用いて、
暗号化された鍵信号の復号を行う。ここでは、本演算・
メモリ回路を用いて暗号化された信号のみ、正しい復号
が可能である。即ち、鍵信号の暗号化に演算・メモリ回
路に固有の識別符号を用いるため、本装置と同様の信号
処理が可能な装置であっても、本装置と異なる識別符号
を持つ装置で暗号化された信号は、本装置では正しく復
号されない。
暗号化された鍵信号の復号を行う。ここでは、本演算・
メモリ回路を用いて暗号化された信号のみ、正しい復号
が可能である。即ち、鍵信号の暗号化に演算・メモリ回
路に固有の識別符号を用いるため、本装置と同様の信号
処理が可能な装置であっても、本装置と異なる識別符号
を持つ装置で暗号化された信号は、本装置では正しく復
号されない。
【0012】次に、第1の復号手段で復号された鍵信号
は、データ蓄積手段から出力された主データと共に、第
2の復号手段に入力される。この第2の復号手段では、
第1の復号手段から出力された鍵信号を用いて、データ
蓄積手段から出力された主データの復号処理、即ち、非
契約者による不正受信を防止するために施された主信号
の暗号化の解除を行う。従って、第1の復号手段におい
て鍵信号を正しく復号できた場合にのみ、第2の復号手
段においても主データの正しい復号が可能になる。
は、データ蓄積手段から出力された主データと共に、第
2の復号手段に入力される。この第2の復号手段では、
第1の復号手段から出力された鍵信号を用いて、データ
蓄積手段から出力された主データの復号処理、即ち、非
契約者による不正受信を防止するために施された主信号
の暗号化の解除を行う。従って、第1の復号手段におい
て鍵信号を正しく復号できた場合にのみ、第2の復号手
段においても主データの正しい復号が可能になる。
【0013】上述の手段を用いた本装置によれば、本装
置によって暗号化及び蓄積された信号は、本装置によっ
てのみ復号可能であり、又、逆に本装置とは異なる装置
で暗号化及び蓄積された信号は、本装置で復号すること
は不可能となる。即ち、例えばテープ状、又はディスク
状磁気記録媒体等を用いた前記のデータ蓄積手段への、
受信信号の正しい蓄積は、受信許諾を受けた利用者本人
が特定の装置を用いた場合にのみ可能となり、蓄積媒体
を用いての複製による第3者への譲渡等を行なった場合
には、信号の正しい復号が不可能となり、従って、信号
供給者の有する著作権等が侵害されることを防止でき
る。
置によって暗号化及び蓄積された信号は、本装置によっ
てのみ復号可能であり、又、逆に本装置とは異なる装置
で暗号化及び蓄積された信号は、本装置で復号すること
は不可能となる。即ち、例えばテープ状、又はディスク
状磁気記録媒体等を用いた前記のデータ蓄積手段への、
受信信号の正しい蓄積は、受信許諾を受けた利用者本人
が特定の装置を用いた場合にのみ可能となり、蓄積媒体
を用いての複製による第3者への譲渡等を行なった場合
には、信号の正しい復号が不可能となり、従って、信号
供給者の有する著作権等が侵害されることを防止でき
る。
【0014】本発明による第2のデータ受信装置におい
ては、入力信号分離手段は、まず有線通信、又は衛星
波,地上波等の無線通信を用いて送信された信号を受信
し、非契約者による不正受信を防止するために暗号化さ
れた主データと、主データの復号に必要な鍵信号を発生
させる初期値とを分離し、主データ及び初期値をそれぞ
れデータ蓄積装置に出力することにより、受信した信号
の蓄積が可能となる。
ては、入力信号分離手段は、まず有線通信、又は衛星
波,地上波等の無線通信を用いて送信された信号を受信
し、非契約者による不正受信を防止するために暗号化さ
れた主データと、主データの復号に必要な鍵信号を発生
させる初期値とを分離し、主データ及び初期値をそれぞ
れデータ蓄積装置に出力することにより、受信した信号
の蓄積が可能となる。
【0015】一方、データ蓄積装置から出力された主デ
ータは復号手段に、又、鍵信号の初期値は演算・メモリ
回路に、それぞれ入力される。
ータは復号手段に、又、鍵信号の初期値は演算・メモリ
回路に、それぞれ入力される。
【0016】演算・メモリ回路では、あらかじめ設定さ
れている本演算回路の識別符号を用いて、本装置を使用
する受信契約者に対する信号の受信許諾を確認した後
に、データ蓄積装置から出力された初期値に演算を施
し、鍵信号を発生させる。なお、この演算・メモリ回路
において、信号供給元から受信許諾を受けていない利用
者の有する装置である場合は、初期値からの演算によっ
て正しい鍵信号を得ることはできないようにする。即
ち、非契約者等は主データの暗号を復号できないことに
なる。
れている本演算回路の識別符号を用いて、本装置を使用
する受信契約者に対する信号の受信許諾を確認した後
に、データ蓄積装置から出力された初期値に演算を施
し、鍵信号を発生させる。なお、この演算・メモリ回路
において、信号供給元から受信許諾を受けていない利用
者の有する装置である場合は、初期値からの演算によっ
て正しい鍵信号を得ることはできないようにする。即
ち、非契約者等は主データの暗号を復号できないことに
なる。
【0017】次に、演算・メモリ回路から出力された鍵
信号は、復号手段に入力される。この復号手段において
は、演算・メモリ回路から出力された鍵信号を用いて、
データ蓄積手段から出力された主データの復号処理、即
ち、非契約者による不正受信を防止するために施された
主信号の暗号化の解除を行う。
信号は、復号手段に入力される。この復号手段において
は、演算・メモリ回路から出力された鍵信号を用いて、
データ蓄積手段から出力された主データの復号処理、即
ち、非契約者による不正受信を防止するために施された
主信号の暗号化の解除を行う。
【0018】上述した手段を用いた本装置によれば、本
装置により蓄積された信号は、本装置によってのみ復号
可能であり、又、逆に本装置とは異なる装置で蓄積され
た信号は、本装置で復号することは不可能となる。即
ち、例えばテープ状、又はディスク状磁気記録媒体等を
用いた前記のデータ蓄積手段へ蓄積された受信信号の正
しい復号は、受信許諾を受けた利用者本人が特定の装置
を用いた場合にのみ可能となり、蓄積媒体を用いての複
製による第3者への譲渡等を行なった場合には、信号の
正しい復号が不可能となり、従って、信号供給者の有す
る著作権等が侵害されることを防止できる。
装置により蓄積された信号は、本装置によってのみ復号
可能であり、又、逆に本装置とは異なる装置で蓄積され
た信号は、本装置で復号することは不可能となる。即
ち、例えばテープ状、又はディスク状磁気記録媒体等を
用いた前記のデータ蓄積手段へ蓄積された受信信号の正
しい復号は、受信許諾を受けた利用者本人が特定の装置
を用いた場合にのみ可能となり、蓄積媒体を用いての複
製による第3者への譲渡等を行なった場合には、信号の
正しい復号が不可能となり、従って、信号供給者の有す
る著作権等が侵害されることを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の詳細を、図示した実施例によ
って説明する。以下に示す各実施例は、通信衛星等を利
用した多チャンネル有料ディジタル放送の受信端末への
適用例である。また、データ蓄積装置として、ディジタ
ル記録再生の可能なビデオテープレコーダ(以下、VT
Rと称す)を用いる場合を示している。
って説明する。以下に示す各実施例は、通信衛星等を利
用した多チャンネル有料ディジタル放送の受信端末への
適用例である。また、データ蓄積装置として、ディジタ
ル記録再生の可能なビデオテープレコーダ(以下、VT
Rと称す)を用いる場合を示している。
【0020】まず始めに、本発明によるデータ受信装置
の適用例である受信端末を含む、通信衛星を利用した多
チャンネル有料ディジタル放送システム、及び課金方法
について、図2を用いて簡単に説明する。
の適用例である受信端末を含む、通信衛星を利用した多
チャンネル有料ディジタル放送システム、及び課金方法
について、図2を用いて簡単に説明する。
【0021】図2において、201は通信衛星を利用し
た多チャンネル有料ディジタル放送を実施する放送局、
202は通信衛星、203は多チャンネル有料ディジタ
ル放送を受信する受信端末、211は例えば電話回線等
の放送局201と受信端末203を双方向で通信可能な
通信回線、212は放送局(地上局)201と通信衛星
202を結ぶ通信回線、213は通信衛星202と受信
端末203を結ぶ通信回線である。
た多チャンネル有料ディジタル放送を実施する放送局、
202は通信衛星、203は多チャンネル有料ディジタ
ル放送を受信する受信端末、211は例えば電話回線等
の放送局201と受信端末203を双方向で通信可能な
通信回線、212は放送局(地上局)201と通信衛星
202を結ぶ通信回線、213は通信衛星202と受信
端末203を結ぶ通信回線である。
【0022】多チャンネル有料ディジタル放送サービス
を受けようとする利用者は、まず郵便や通信回線211
等を介して、放送局201に対して加入申込を行い、同
時に、放送局201が提携している金融機関等を通じて
加入料金を払い込む。加入申込を確認した放送局201
は、利用者に対し利用者識別番号(以下、利用者IDと
称す)を割当て、例えば、利用者IDを登録した専用端
末、あるいは利用者IDを登録した専用ICカードを利
用者に送付する。利用者は送付された専用端末を用いる
か、あるいは汎用受信端末に専用ICカードをマウント
することにより、受信端末203を開設し、サービスを
受けることができるようになる。
を受けようとする利用者は、まず郵便や通信回線211
等を介して、放送局201に対して加入申込を行い、同
時に、放送局201が提携している金融機関等を通じて
加入料金を払い込む。加入申込を確認した放送局201
は、利用者に対し利用者識別番号(以下、利用者IDと
称す)を割当て、例えば、利用者IDを登録した専用端
末、あるいは利用者IDを登録した専用ICカードを利
用者に送付する。利用者は送付された専用端末を用いる
か、あるいは汎用受信端末に専用ICカードをマウント
することにより、受信端末203を開設し、サービスを
受けることができるようになる。
【0023】例えば、情報圧縮技術を利用した多チャン
ネル有料ディジタル放送では、そのチャンネル数の多さ
を利用して、同一番組を複数のチャンネルで一定時間毎
に開始時間をずらして放送するタイムシフト放送や、受
信端末側のリクエストに応じて番組を放送するビデオオ
ンデマンド(Video On Demand;以下、VODと称す)
等の新サービスの供給が可能となる。また、信号自身が
ディジタル信号であるため、伝送/受信の過程で劣化を
生じることがなく、したがって高品質の情報を得ること
ができる。
ネル有料ディジタル放送では、そのチャンネル数の多さ
を利用して、同一番組を複数のチャンネルで一定時間毎
に開始時間をずらして放送するタイムシフト放送や、受
信端末側のリクエストに応じて番組を放送するビデオオ
ンデマンド(Video On Demand;以下、VODと称す)
等の新サービスの供給が可能となる。また、信号自身が
ディジタル信号であるため、伝送/受信の過程で劣化を
生じることがなく、したがって高品質の情報を得ること
ができる。
【0024】しかしながら、伝送/受信において劣化を
生じないということは、容易に原本と同品質の複製を得
ることが可能ということであり、著作権者に無断で複製
が大量に製作された場合、信号供給者の著作権が侵害さ
れ、又、正常な有料放送運営に破綻を来たす可能性があ
る。したがって、放送局201は、信号供給者の著作権
を保護し、正常な有料放送運営を行うために、送出する
番組にスクランブルをかける、即ち送出信号を暗号化す
る必要がある。
生じないということは、容易に原本と同品質の複製を得
ることが可能ということであり、著作権者に無断で複製
が大量に製作された場合、信号供給者の著作権が侵害さ
れ、又、正常な有料放送運営に破綻を来たす可能性があ
る。したがって、放送局201は、信号供給者の著作権
を保護し、正常な有料放送運営を行うために、送出する
番組にスクランブルをかける、即ち送出信号を暗号化す
る必要がある。
【0025】以上の事から、放送局201では、映画,
スポーツ中継等の各信号にスクランブルをかけて送出を
行う。通信回線212を介して、これを受けた通信衛星
202は、上り回線から下り回線への搬送周波数の変換
等の処理を行い、通信回線213を介して、受信端末2
03を含む所定のサービスエリアに対して信号を送信す
る。通信衛星202からの電波を受信した受信端末20
3(放送局201より支給された専用端末、又は専用I
Cカードをマウントして開設した受信端末)は、信号に
かけられたスクランブルを解除し、番組を視聴すること
が可能となる。
スポーツ中継等の各信号にスクランブルをかけて送出を
行う。通信回線212を介して、これを受けた通信衛星
202は、上り回線から下り回線への搬送周波数の変換
等の処理を行い、通信回線213を介して、受信端末2
03を含む所定のサービスエリアに対して信号を送信す
る。通信衛星202からの電波を受信した受信端末20
3(放送局201より支給された専用端末、又は専用I
Cカードをマウントして開設した受信端末)は、信号に
かけられたスクランブルを解除し、番組を視聴すること
が可能となる。
【0026】そして、放送局201は、例えば通信回線
211を介して受信端末203における有料番組の視聴
状況を調べ、例えば、契約月毎,契約チャンネル毎,視
聴した番組毎等で課金し、金融機関を介して視聴料金を
徴収する。
211を介して受信端末203における有料番組の視聴
状況を調べ、例えば、契約月毎,契約チャンネル毎,視
聴した番組毎等で課金し、金融機関を介して視聴料金を
徴収する。
【0027】次に、図3を用いて、図2に示した放送局
201の構成の1例について簡単に説明する。
201の構成の1例について簡単に説明する。
【0028】図3において、301は入力端子で、図2
の受信端末203からの加入申込や番組のリクエスト、
あるいは課金のための視聴状況等の情報を、双方向の通
信回線211から受信する。302は出力端子で、図2
の通信衛星202に対して圧縮多重化した番組を送出す
る。311は再生装置で、例えばVTR,光磁気ディス
ク装置,光ディスク装置,ハードディスク装置,大容量
メモリアレイ装置等が用いられ、番組の再生を行う。3
12は圧縮回路で、再生された映像や音声等の信号の情
報圧縮を行う。313は時分割多重化回路で、圧縮され
た信号を時分割で多重する。314は情報管理装置で、
送出する番組,利用者情報,あるいは信号を暗号化する
際に必要な鍵信号の初期値の管理等を一括して行う。3
15は暗号発生回路で、時分割多重化回路313で多重
した圧縮信号を暗号化する際の鍵信号を、初期値に特定
の演算を施して発生させ、更にこの鍵信号をもとに擬似
乱数を発生させる。316は暗号化回路で、暗号発生回
路315からの擬似乱数を用いて、時分割多重化回路3
13からの圧縮多重化信号の暗号化を行う。317は多
重化回路で、暗号の鍵信号の初期値や利用者個別情報等
と圧縮信号とを多重する。318は送出回路で、信号変
調などの通信衛星に対して番組を送出するための処理を
行う。319は顧客情報データベースで、顧客情報を管
理する。
の受信端末203からの加入申込や番組のリクエスト、
あるいは課金のための視聴状況等の情報を、双方向の通
信回線211から受信する。302は出力端子で、図2
の通信衛星202に対して圧縮多重化した番組を送出す
る。311は再生装置で、例えばVTR,光磁気ディス
ク装置,光ディスク装置,ハードディスク装置,大容量
メモリアレイ装置等が用いられ、番組の再生を行う。3
12は圧縮回路で、再生された映像や音声等の信号の情
報圧縮を行う。313は時分割多重化回路で、圧縮され
た信号を時分割で多重する。314は情報管理装置で、
送出する番組,利用者情報,あるいは信号を暗号化する
際に必要な鍵信号の初期値の管理等を一括して行う。3
15は暗号発生回路で、時分割多重化回路313で多重
した圧縮信号を暗号化する際の鍵信号を、初期値に特定
の演算を施して発生させ、更にこの鍵信号をもとに擬似
乱数を発生させる。316は暗号化回路で、暗号発生回
路315からの擬似乱数を用いて、時分割多重化回路3
13からの圧縮多重化信号の暗号化を行う。317は多
重化回路で、暗号の鍵信号の初期値や利用者個別情報等
と圧縮信号とを多重する。318は送出回路で、信号変
調などの通信衛星に対して番組を送出するための処理を
行う。319は顧客情報データベースで、顧客情報を管
理する。
【0029】次にここでは、さまざまな新サービスが可
能な通信衛星等を利用した多チャンネル有料ディジタル
放送のうち、サービスの1例としてVODを例にとっ
て、図3の放送局201の内部構成について説明する。
能な通信衛星等を利用した多チャンネル有料ディジタル
放送のうち、サービスの1例としてVODを例にとっ
て、図3の放送局201の内部構成について説明する。
【0030】通信回線211及び入力端子301を介し
て、図2の受信端末203からのリクエストを受け付け
た放送局201では、まず、情報管理装置314が顧客
情報データベース319を検索し、リクエストを送信し
た利用者が正規加入者であるか否かや、視聴料金の支払
状況などを確認し、リクエストを送信した利用者に対し
て番組提供可能な場合には、再生装置311を用いて、
リクエストされた番組を再生する。再生装置311で再
生された番組は、圧縮回路312で、例えば映像や音声
であればMPEG方式など、情報の特性に合わせた最適
な圧縮方法で圧縮され、時分割多重化回路313で、他
の利用者からリクエストされた番組等の圧縮信号と時分
割で多重化される。
て、図2の受信端末203からのリクエストを受け付け
た放送局201では、まず、情報管理装置314が顧客
情報データベース319を検索し、リクエストを送信し
た利用者が正規加入者であるか否かや、視聴料金の支払
状況などを確認し、リクエストを送信した利用者に対し
て番組提供可能な場合には、再生装置311を用いて、
リクエストされた番組を再生する。再生装置311で再
生された番組は、圧縮回路312で、例えば映像や音声
であればMPEG方式など、情報の特性に合わせた最適
な圧縮方法で圧縮され、時分割多重化回路313で、他
の利用者からリクエストされた番組等の圧縮信号と時分
割で多重化される。
【0031】情報管理装置314は、信号の暗号化に必
要な鍵信号を発生させる初期値を管理しており、暗号発
生回路315に対して初期値の出力を行う。暗号発生回
路315は、情報管理装置314より受け取った初期値
をもとに、演算を施して鍵信号を算出し、更に、例えば
擬似乱数など、信号の暗号化に必要なデータを発生させ
る。
要な鍵信号を発生させる初期値を管理しており、暗号発
生回路315に対して初期値の出力を行う。暗号発生回
路315は、情報管理装置314より受け取った初期値
をもとに、演算を施して鍵信号を算出し、更に、例えば
擬似乱数など、信号の暗号化に必要なデータを発生させ
る。
【0032】上記の擬似乱数をもとに、暗号化回路31
6で、例えば、圧縮多重化した信号と擬似乱数との排他
的論理和をとる、あるいは、擬似乱数に基づいてライン
ローテーションをかける等の処理により、信号の暗号化
を行う。次に、多重化回路317で、鍵信号の初期値,
利用者に対する個別情報,番組情報等と、圧縮信号とを
多重する。なお、ここでは省略したが、多重化回路31
7で多重化する暗号の初期値,個別情報,番組情報等も
暗号化することで、顧客プライバシーの保護や暗号の不
正解読防止等が図れ、システムの安全性を一段と向上さ
せることもできる。
6で、例えば、圧縮多重化した信号と擬似乱数との排他
的論理和をとる、あるいは、擬似乱数に基づいてライン
ローテーションをかける等の処理により、信号の暗号化
を行う。次に、多重化回路317で、鍵信号の初期値,
利用者に対する個別情報,番組情報等と、圧縮信号とを
多重する。なお、ここでは省略したが、多重化回路31
7で多重化する暗号の初期値,個別情報,番組情報等も
暗号化することで、顧客プライバシーの保護や暗号の不
正解読防止等が図れ、システムの安全性を一段と向上さ
せることもできる。
【0033】送出回路318では、エラー訂正符号の付
加やデータのパケット化の他、通信衛星202へ伝送す
るための変調処理を行い、出力端子302,通信回線2
12,通信衛星202,及び通信回線213を介して、
受信端末203へ暗号化信号を伝送する。
加やデータのパケット化の他、通信衛星202へ伝送す
るための変調処理を行い、出力端子302,通信回線2
12,通信衛星202,及び通信回線213を介して、
受信端末203へ暗号化信号を伝送する。
【0034】次に、図1を用いて、図2に示した通信衛
星を利用した多チャンネル有料ディジタル放送受信端末
203の内部構成の1例について説明する。
星を利用した多チャンネル有料ディジタル放送受信端末
203の内部構成の1例について説明する。
【0035】図1において、100は図2の203に相
当する受信端末で、放送局からの信号を受信し、信号処
理を行う。101は入力端子で、通信衛星等からの信号
を受信・入力する。102は出力端子で、信号をVTR
(データ蓄積装置)に出力する。103は入力端子で、
上記VTRから出力された信号を入力する。104は出
力端子で、通信衛星等から送信された信号、又はVTR
から入力した信号の暗号の復号を行った映像,音声等の
信号を出力する。
当する受信端末で、放送局からの信号を受信し、信号処
理を行う。101は入力端子で、通信衛星等からの信号
を受信・入力する。102は出力端子で、信号をVTR
(データ蓄積装置)に出力する。103は入力端子で、
上記VTRから出力された信号を入力する。104は出
力端子で、通信衛星等から送信された信号、又はVTR
から入力した信号の暗号の復号を行った映像,音声等の
信号を出力する。
【0036】111は受信分離回路で、入力端子101
から入力した、複数の番組が多重された信号から目的の
信号を抽出し、暗号化された主データと、主データの復
号に必要な鍵信号の初期値とを分離する。112は演算
回路で、鍵信号の初期値を入力し、演算により鍵信号を
発生させる。113はメモリで、専用ICカードを他の
利用者が有するICカードと識別するための符号を予め
設定して、記憶している。114は管理回路で、演算回
路112及びメモリ113等を管理・制御する。
から入力した、複数の番組が多重された信号から目的の
信号を抽出し、暗号化された主データと、主データの復
号に必要な鍵信号の初期値とを分離する。112は演算
回路で、鍵信号の初期値を入力し、演算により鍵信号を
発生させる。113はメモリで、専用ICカードを他の
利用者が有するICカードと識別するための符号を予め
設定して、記憶している。114は管理回路で、演算回
路112及びメモリ113等を管理・制御する。
【0037】115は暗号化回路で、演算回路112か
ら出力された鍵信号を、メモリ113に記憶されている
識別符号を用いて暗号化する。116は多重化回路で、
受信分離回路111から出力された主データと、暗号化
回路115から出力された暗号化された鍵信号とを多重
する。117は分離回路で、入力端子103から入力し
た信号を、主データと暗号化された鍵信号とに分離す
る。118は第1の復号回路で、メモリ113に記憶さ
れている識別符号を用いて、分離回路117から出力さ
れた鍵信号の暗号を復号する。
ら出力された鍵信号を、メモリ113に記憶されている
識別符号を用いて暗号化する。116は多重化回路で、
受信分離回路111から出力された主データと、暗号化
回路115から出力された暗号化された鍵信号とを多重
する。117は分離回路で、入力端子103から入力し
た信号を、主データと暗号化された鍵信号とに分離す
る。118は第1の復号回路で、メモリ113に記憶さ
れている識別符号を用いて、分離回路117から出力さ
れた鍵信号の暗号を復号する。
【0038】119は選択器で、制御回路122の出力
に従い、受信分離回路111から出力される主データと
分離回路117から出力される主データとから、又連動
して、専用ICカード130から出力される鍵信号と第
1の復号回路118から出力される鍵信号とから、一方
を選択して出力する。120は乱数発生回路で、鍵信号
を入力し、擬似乱数を発生させる。121は第2の復号
回路で、選択器119から出力される主データを、乱数
発生回路120で発生した擬似乱数を用いて復号する。
122は制御回路で、受信端末100内の各部を制御す
る。123は伸張回路で、放送局において圧縮された信
号を伸張する。
に従い、受信分離回路111から出力される主データと
分離回路117から出力される主データとから、又連動
して、専用ICカード130から出力される鍵信号と第
1の復号回路118から出力される鍵信号とから、一方
を選択して出力する。120は乱数発生回路で、鍵信号
を入力し、擬似乱数を発生させる。121は第2の復号
回路で、選択器119から出力される主データを、乱数
発生回路120で発生した擬似乱数を用いて復号する。
122は制御回路で、受信端末100内の各部を制御す
る。123は伸張回路で、放送局において圧縮された信
号を伸張する。
【0039】また、130は放送局から供給される専用
ICカードを示し、140は、ディジタル信号を蓄積可
能なデータ蓄積装置であり、本実施例では前述のとおり
VTRを用いている。なお、150は、出力端子104
から出力された映像信号等を映出するモニタである。
ICカードを示し、140は、ディジタル信号を蓄積可
能なデータ蓄積装置であり、本実施例では前述のとおり
VTRを用いている。なお、150は、出力端子104
から出力された映像信号等を映出するモニタである。
【0040】リクエストを送信し、図2の放送局201
から通信回線212,通信衛星202,通信回線213
を経て送信された信号は、受信端末203、即ち、図1
の専用ICカード130をマウントした受信端末100
の入力端子101に入力される。なお、図1では省略し
てあるが、通信衛星202からの電波を受信するには、
例えば室内や屋外に設置したアンテナが必要であり、ア
ンテナで受信した信号は、入力端子101を介して受信
分離回路111に入力される。受信分離回路111は、
まず受信信号を復調し、途中の通信回線等で生じたデー
タの誤り等を訂正・補完する。更に、信号に重畳されて
いる個別情報、及び主データの暗号を復号するための鍵
信号の初期値等と、暗号化された主データとを分離抽出
し、個別情報,鍵信号の初期値等は、専用ICカード1
30へ出力し、主データは、多重化回路116及び選択
器119へ出力する。
から通信回線212,通信衛星202,通信回線213
を経て送信された信号は、受信端末203、即ち、図1
の専用ICカード130をマウントした受信端末100
の入力端子101に入力される。なお、図1では省略し
てあるが、通信衛星202からの電波を受信するには、
例えば室内や屋外に設置したアンテナが必要であり、ア
ンテナで受信した信号は、入力端子101を介して受信
分離回路111に入力される。受信分離回路111は、
まず受信信号を復調し、途中の通信回線等で生じたデー
タの誤り等を訂正・補完する。更に、信号に重畳されて
いる個別情報、及び主データの暗号を復号するための鍵
信号の初期値等と、暗号化された主データとを分離抽出
し、個別情報,鍵信号の初期値等は、専用ICカード1
30へ出力し、主データは、多重化回路116及び選択
器119へ出力する。
【0041】専用ICカード130に入力された個別情
報は、メモリ113に記憶されている利用者IDと参照
することにより、管理回路114が、信号受信許諾の確
認と、リクエストを行った番組の確認と、及び目的の番
組に対する鍵信号の初期値の抽出とを行なう。また、目
的の番組に対応する鍵信号の初期値は、演算回路112
が特定のアルゴリズムで演算を施こすことにより、鍵信
号の初期値に基づき鍵信号を算出する。この演算回路1
12における演算アルゴリズムは、図3の暗号発生回路
315内での、鍵信号の初期値から鍵信号を演算するア
ルゴリズムと同一のものを予め設定しておく。
報は、メモリ113に記憶されている利用者IDと参照
することにより、管理回路114が、信号受信許諾の確
認と、リクエストを行った番組の確認と、及び目的の番
組に対する鍵信号の初期値の抽出とを行なう。また、目
的の番組に対応する鍵信号の初期値は、演算回路112
が特定のアルゴリズムで演算を施こすことにより、鍵信
号の初期値に基づき鍵信号を算出する。この演算回路1
12における演算アルゴリズムは、図3の暗号発生回路
315内での、鍵信号の初期値から鍵信号を演算するア
ルゴリズムと同一のものを予め設定しておく。
【0042】放送局からは暗号の鍵信号ではなく、鍵信
号の初期値のみが圧縮信号に多重されて送信され、暗号
の鍵信号は、専用ICカード130において演算により
算出するようにしている。この方式により、放送局から
の送信信号は、専用ICカード130を持たない第3者
には信号の受信はできても、暗号の復号はできない。即
ち、不正受信できないようなシステムになる。更に、こ
の専用ICカード130を受信端末100から着脱可能
とし、専用ICカードを交換することにより、同一の信
号であっても異なるアルゴリズムで暗号化する事が可能
となる。又、受信端末側100でも、利用者IDの管理
等の機能を全て専用ICカード側に持たせることによ
り、受信端末の汎用化が可能であり、これによって、価
格を低く抑えられ、さらに、放送局側では受信端末の管
理が不要となるなどの利点が生まれる。
号の初期値のみが圧縮信号に多重されて送信され、暗号
の鍵信号は、専用ICカード130において演算により
算出するようにしている。この方式により、放送局から
の送信信号は、専用ICカード130を持たない第3者
には信号の受信はできても、暗号の復号はできない。即
ち、不正受信できないようなシステムになる。更に、こ
の専用ICカード130を受信端末100から着脱可能
とし、専用ICカードを交換することにより、同一の信
号であっても異なるアルゴリズムで暗号化する事が可能
となる。又、受信端末側100でも、利用者IDの管理
等の機能を全て専用ICカード側に持たせることによ
り、受信端末の汎用化が可能であり、これによって、価
格を低く抑えられ、さらに、放送局側では受信端末の管
理が不要となるなどの利点が生まれる。
【0043】演算回路112で、初期値に演算を施して
算出した鍵信号は、暗号化回路115及び選択器119
に出力される。暗号化回路115では、専用ICカード
130内部の管理回路114から出力された利用者ID
を用いて、鍵信号を暗号化する。具体的には、例えば利
用者IDをディジタルの2進符号で表わし、入力した鍵
信号と排他的論理和をとる、等の処理を施して出力す
る。なお、前記の利用者IDは、放送局と契約を結んだ
各個人に対して割り当てられるものであり、専用ICカ
ードが交換されても同一のものである。
算出した鍵信号は、暗号化回路115及び選択器119
に出力される。暗号化回路115では、専用ICカード
130内部の管理回路114から出力された利用者ID
を用いて、鍵信号を暗号化する。具体的には、例えば利
用者IDをディジタルの2進符号で表わし、入力した鍵
信号と排他的論理和をとる、等の処理を施して出力す
る。なお、前記の利用者IDは、放送局と契約を結んだ
各個人に対して割り当てられるものであり、専用ICカ
ードが交換されても同一のものである。
【0044】暗号化回路115で暗号化された鍵信号
は、多重化回路116において、受信分離回路111か
ら出力された主データと多重され、出力端子102から
出力される。出力端子102から出力された信号を、V
TR140に記録することにより、受信した信号の蓄積
・保存が可能となる。
は、多重化回路116において、受信分離回路111か
ら出力された主データと多重され、出力端子102から
出力される。出力端子102から出力された信号を、V
TR140に記録することにより、受信した信号の蓄積
・保存が可能となる。
【0045】VTR140から出力された信号は、入力
端子103から入力され、分離回路117に入力され
る。分離回路117では、VTR140に記録するため
に多重された、暗号化された鍵信号と主データとが分離
され、鍵信号は第1の復号回路118に、主データは選
択器119に、それぞれ出力される。
端子103から入力され、分離回路117に入力され
る。分離回路117では、VTR140に記録するため
に多重された、暗号化された鍵信号と主データとが分離
され、鍵信号は第1の復号回路118に、主データは選
択器119に、それぞれ出力される。
【0046】第1の復号回路118では、暗号化回路1
15で暗号化された鍵信号の復号を行う。本実施例で
は、暗号化回路115では、メモリ113に記憶された
利用者IDとの排他的論理和を算出することにより、暗
号化を施している。したがって、この第1の復号回路1
18では、暗号化された鍵信号の復号処理を、メモリ1
13に記憶されている利用者IDと、入力される暗号化
された鍵信号との排他的論理和を再度算出することによ
り行う。
15で暗号化された鍵信号の復号を行う。本実施例で
は、暗号化回路115では、メモリ113に記憶された
利用者IDとの排他的論理和を算出することにより、暗
号化を施している。したがって、この第1の復号回路1
18では、暗号化された鍵信号の復号処理を、メモリ1
13に記憶されている利用者IDと、入力される暗号化
された鍵信号との排他的論理和を再度算出することによ
り行う。
【0047】なお、VTR140にデータを蓄積してあ
る間に専用ICカード130が変わり、演算アルゴリズ
ムが変更された場合でも、利用者IDは同一であり、
又、暗号化回路115で暗号化した信号は、既に演算回
路112における演算を必要としない鍵信号であるた
め、本装置によれば主データの復号には何等問題を生じ
ない。また、VTRを複数用いて受信信号記録テープの
複製を作成する場合、正規利用者が自ら受信した番組の
バックアップを取る目的で複製を行う場合には、自らが
放送局から供給された専用ICカードを用いれば正しい
復号が可能である。しかし、第3者に譲渡する等、不法
な目的で複製を作成し、複製品の譲渡を受けた第3者が
上記のものとは異なる専用ICカードを用いた場合に
は、正しい復号結果を得ることができない。したがっ
て、受信信号の不法な複製による著作権者の損害を防止
することができる。
る間に専用ICカード130が変わり、演算アルゴリズ
ムが変更された場合でも、利用者IDは同一であり、
又、暗号化回路115で暗号化した信号は、既に演算回
路112における演算を必要としない鍵信号であるた
め、本装置によれば主データの復号には何等問題を生じ
ない。また、VTRを複数用いて受信信号記録テープの
複製を作成する場合、正規利用者が自ら受信した番組の
バックアップを取る目的で複製を行う場合には、自らが
放送局から供給された専用ICカードを用いれば正しい
復号が可能である。しかし、第3者に譲渡する等、不法
な目的で複製を作成し、複製品の譲渡を受けた第3者が
上記のものとは異なる専用ICカードを用いた場合に
は、正しい復号結果を得ることができない。したがっ
て、受信信号の不法な複製による著作権者の損害を防止
することができる。
【0048】第1の復号回路118で復号された鍵信号
は、選択器119に入力される。選択器119では、受
信分離回路111から出力された主データと分離回路1
17から出力された主データの一方を、また、演算回路
112から出力された鍵信号と第1の復号回路118か
ら出力された鍵信号の一方を、制御回路122の指示に
従ってそれぞれ選択して出力する。即ち、制御回路12
2により、受信分離回路111が利用者がリクエストし
た信号を受信中は、選択器119は、受信分離回路11
1から出力される主データ、及び演算回路112から出
力した鍵信号を選択して出力し、又、受信分離回路11
1において信号を受信しておらず、VTR140から再
生された信号が入力端子103から入力されている間
は、選択器119は、分離回路117から出力される主
データ、及び第1の復号回路118から出力される鍵信
号を選択して出力する。
は、選択器119に入力される。選択器119では、受
信分離回路111から出力された主データと分離回路1
17から出力された主データの一方を、また、演算回路
112から出力された鍵信号と第1の復号回路118か
ら出力された鍵信号の一方を、制御回路122の指示に
従ってそれぞれ選択して出力する。即ち、制御回路12
2により、受信分離回路111が利用者がリクエストし
た信号を受信中は、選択器119は、受信分離回路11
1から出力される主データ、及び演算回路112から出
力した鍵信号を選択して出力し、又、受信分離回路11
1において信号を受信しておらず、VTR140から再
生された信号が入力端子103から入力されている間
は、選択器119は、分離回路117から出力される主
データ、及び第1の復号回路118から出力される鍵信
号を選択して出力する。
【0049】乱数発生回路120では、選択器119か
ら出力された鍵信号をもとに、図3の暗号発生回路31
5と同じ手順(あるいは同じテーブル)を用いて擬似乱
数を発生させ、算出結果を第2の復号回路121に出力
する。
ら出力された鍵信号をもとに、図3の暗号発生回路31
5と同じ手順(あるいは同じテーブル)を用いて擬似乱
数を発生させ、算出結果を第2の復号回路121に出力
する。
【0050】第2の復号回路121では、選択器119
から出力された主データを、乱数発生回路120から出
力された擬似乱数を用いて復号、即ち、放送局側でかけ
られたスクランブルを解除する。主データの復号は、例
えば乱数発生回路120で発生した擬似乱数と選択器1
19から出力された主データとの排他的論理和を算出す
る、あるいは、擬似乱数に基づいたラインローテーショ
ンを復号する、等により行う。
から出力された主データを、乱数発生回路120から出
力された擬似乱数を用いて復号、即ち、放送局側でかけ
られたスクランブルを解除する。主データの復号は、例
えば乱数発生回路120で発生した擬似乱数と選択器1
19から出力された主データとの排他的論理和を算出す
る、あるいは、擬似乱数に基づいたラインローテーショ
ンを復号する、等により行う。
【0051】第2の復号回路121でスクランブルを解
除した信号は、伸張回路123において、図3の圧縮回
路312で施した圧縮処理に対する伸張処理、及び外部
に出力するための信号処理を施す。即ち、MPEG方式
で圧縮された信号の場合、MPEGデコーダで伸長さ
れ、D/A変換や走査線変換等の信号処理が行われ、出
力端子104から出力され、モニタ150に映出され
る。
除した信号は、伸張回路123において、図3の圧縮回
路312で施した圧縮処理に対する伸張処理、及び外部
に出力するための信号処理を施す。即ち、MPEG方式
で圧縮された信号の場合、MPEGデコーダで伸長さ
れ、D/A変換や走査線変換等の信号処理が行われ、出
力端子104から出力され、モニタ150に映出され
る。
【0052】以上、上述した本実施例の装置によれば、
放送局から送信された鍵信号の初期値から算出した鍵信
号を、利用者IDを用いて暗号化することにより、スク
ランブルのかかった信号の蓄積が、利用者本人が自ら受
信した信号のバックアップを目的とする場合に限り可能
となる。又、その復号は、放送局との契約を解除しない
限り、すなわち利用者IDを有する限り可能となる。さ
らに、蓄積した信号は、利用者IDの記憶された専用I
Cカードが無ければ、復号,圧縮の伸張,映出は不可能
であるので、第3者への複製の配布等は行えない。即
ち、信号供給者の有する著作権等が侵害されることを防
止しつつ、信号の復号、及び蓄積が可能となる。
放送局から送信された鍵信号の初期値から算出した鍵信
号を、利用者IDを用いて暗号化することにより、スク
ランブルのかかった信号の蓄積が、利用者本人が自ら受
信した信号のバックアップを目的とする場合に限り可能
となる。又、その復号は、放送局との契約を解除しない
限り、すなわち利用者IDを有する限り可能となる。さ
らに、蓄積した信号は、利用者IDの記憶された専用I
Cカードが無ければ、復号,圧縮の伸張,映出は不可能
であるので、第3者への複製の配布等は行えない。即
ち、信号供給者の有する著作権等が侵害されることを防
止しつつ、信号の復号、及び蓄積が可能となる。
【0053】また、受信端末100内部にメモリを設け
る、又は専用ICカード130内部のメモリ113を利
用する等により、信号受信回数や時間を記憶させ、放送
局がこれを定期的に通信回線211等を介して調べる、
あるいは専用ICカード130を回収して調べることに
より、受信端末100又は専用ICカード130に対
し、その利用状況に応じて課金することができる。さら
に、信号の受信状況、例えば番組の視聴状況等も簡単に
調査することが可能となる。
る、又は専用ICカード130内部のメモリ113を利
用する等により、信号受信回数や時間を記憶させ、放送
局がこれを定期的に通信回線211等を介して調べる、
あるいは専用ICカード130を回収して調べることに
より、受信端末100又は専用ICカード130に対
し、その利用状況に応じて課金することができる。さら
に、信号の受信状況、例えば番組の視聴状況等も簡単に
調査することが可能となる。
【0054】次に、図4を用いて本発明の他の実施例に
ついて説明する。同図において、図1の構成要素と均等
なものには同一符号を付し、その説明は重複を避けるた
め割愛する。
ついて説明する。同図において、図1の構成要素と均等
なものには同一符号を付し、その説明は重複を避けるた
め割愛する。
【0055】図4において、411は第1の選択器で、
制御回路122の指令に従って、受信分離回路111か
ら出力された鍵信号の初期値、または分離回路117か
ら出力された鍵信号の初期値の一方を選択して出力す
る。412は第2の選択器で、同じく制御回路122の
指令に従い、受信分離回路111から出力される主デー
タ、または分離回路117から出力される主データの一
方を選択して出力する。
制御回路122の指令に従って、受信分離回路111か
ら出力された鍵信号の初期値、または分離回路117か
ら出力された鍵信号の初期値の一方を選択して出力す
る。412は第2の選択器で、同じく制御回路122の
指令に従い、受信分離回路111から出力される主デー
タ、または分離回路117から出力される主データの一
方を選択して出力する。
【0056】受信分離回路111は、受信した信号を復
調し、途中の通信回線等で生じたデータの誤りの訂正・
補完等の信号処理を施した後、個別情報、及び主データ
の暗号を復号するための鍵信号の初期値等と、暗号化さ
れた主データとに分離抽出する。そして本実施例では、
個別情報,鍵信号の初期値等は、多重化回路116及び
第1の選択器411へそれぞれ出力され、主データは、
多重化回路116及び第2の選択器412へそれぞれ出
力される。更に、多重化回路116において、主データ
と鍵信号の初期値等を多重した後、出力端子102から
出力し、VTR140に記録することで、信号の記憶・
蓄積が可能となる。
調し、途中の通信回線等で生じたデータの誤りの訂正・
補完等の信号処理を施した後、個別情報、及び主データ
の暗号を復号するための鍵信号の初期値等と、暗号化さ
れた主データとに分離抽出する。そして本実施例では、
個別情報,鍵信号の初期値等は、多重化回路116及び
第1の選択器411へそれぞれ出力され、主データは、
多重化回路116及び第2の選択器412へそれぞれ出
力される。更に、多重化回路116において、主データ
と鍵信号の初期値等を多重した後、出力端子102から
出力し、VTR140に記録することで、信号の記憶・
蓄積が可能となる。
【0057】VTR140から出力された信号は、分離
回路117に入力され、多重化回路116で多重された
各信号が分離されて、鍵信号の初期値等は第1の選択器
411に、主データは第2の選択器412にそれぞれ出
力される。第1の選択器411及び第2の選択器412
では、図1に示した選択器119と同様の動作、即ち制
御回路122に従い、受信分離回路111が利用者のリ
クエストした信号を受信中は、第1の選択器411及び
第2の選択器412は、それぞれ受信分離回路111か
ら出力された鍵信号の初期値、及び主データを選択して
出力し、又、受信分離回路111において信号を受信し
ておらず、VTR140から再生された信号が入力端子
103から入力されている間は、第1の選択器411及
び第2の選択器412は、それぞれ分離回路117から
出力された鍵信号の初期値、及び主データを選択して出
力する。
回路117に入力され、多重化回路116で多重された
各信号が分離されて、鍵信号の初期値等は第1の選択器
411に、主データは第2の選択器412にそれぞれ出
力される。第1の選択器411及び第2の選択器412
では、図1に示した選択器119と同様の動作、即ち制
御回路122に従い、受信分離回路111が利用者のリ
クエストした信号を受信中は、第1の選択器411及び
第2の選択器412は、それぞれ受信分離回路111か
ら出力された鍵信号の初期値、及び主データを選択して
出力し、又、受信分離回路111において信号を受信し
ておらず、VTR140から再生された信号が入力端子
103から入力されている間は、第1の選択器411及
び第2の選択器412は、それぞれ分離回路117から
出力された鍵信号の初期値、及び主データを選択して出
力する。
【0058】第1の選択器411から出力された鍵信号
の初期値等の信号は、専用ICカード130において、
前記図1の実施例と同様に、個別情報をメモリ113に
記憶されている利用者IDと参照することにより、管理
回路114が、信号受信許諾の確認と、リクエストを行
った番組の確認と、及び目的の番組に対する鍵信号の初
期値の抽出とを行ない、また、目的の番組に対応する鍵
信号の初期値は、演算回路112が特定のアルゴリズム
で演算を施こすことにより、鍵信号の初期値に基づき鍵
信号を算出する。この演算回路112における演算アル
ゴリズムは、図3の暗号発生回路315内での、鍵信号
の初期値から鍵信号を演算するアルゴリズムと同一のも
のを予め設定しておくのは、前記実施例と同様である。
の初期値等の信号は、専用ICカード130において、
前記図1の実施例と同様に、個別情報をメモリ113に
記憶されている利用者IDと参照することにより、管理
回路114が、信号受信許諾の確認と、リクエストを行
った番組の確認と、及び目的の番組に対する鍵信号の初
期値の抽出とを行ない、また、目的の番組に対応する鍵
信号の初期値は、演算回路112が特定のアルゴリズム
で演算を施こすことにより、鍵信号の初期値に基づき鍵
信号を算出する。この演算回路112における演算アル
ゴリズムは、図3の暗号発生回路315内での、鍵信号
の初期値から鍵信号を演算するアルゴリズムと同一のも
のを予め設定しておくのは、前記実施例と同様である。
【0059】なお、この専用ICカード130において
は、放送局から送信された個別情報を参照して、利用者
IDを確認してから鍵信号を算出するので、自ら受信し
た信号、及び自ら受信し記録・蓄積した信号のみ、鍵信
号の算出が可能であり、したがって、不法な複製品によ
る著作権者の不利益を防止できる。
は、放送局から送信された個別情報を参照して、利用者
IDを確認してから鍵信号を算出するので、自ら受信し
た信号、及び自ら受信し記録・蓄積した信号のみ、鍵信
号の算出が可能であり、したがって、不法な複製品によ
る著作権者の不利益を防止できる。
【0060】主データ、及び専用ICカード130で算
出された鍵信号は、その後、擬似乱数発生装置120,
復号回路121,伸張回路123において、前記実施例
と同様に、擬似乱数の発生,主データの暗号の復号,圧
縮された信号の伸張等の信号処理を行い、モニタ150
に映出される。
出された鍵信号は、その後、擬似乱数発生装置120,
復号回路121,伸張回路123において、前記実施例
と同様に、擬似乱数の発生,主データの暗号の復号,圧
縮された信号の伸張等の信号処理を行い、モニタ150
に映出される。
【0061】以上、本実施例の装置によれば、放送局か
ら送信された鍵信号の初期値を主データと共にVTR等
に記録することにより、スクランブルのかかった蓄積信
号の復号が、利用者本人が自ら受信した信号を視聴する
場合に限り可能となる。ただし、本実施例による装置を
用いて蓄積した信号の専用ICカードを変更した場合に
は、VTRに記録された鍵信号の初期値は変更なく、演
算回路112における演算アルゴリズムのみが変更され
るため、正しい鍵信号が算出されず、したがって主デー
タの復号はできなくなる。このように本実施例による装
置では、信号を蓄積できる期間は限られる事になるが、
その他、例えば視聴状況の調査,課金方法等で前記実施
例と同様の効果が得られる。また、本実施例において
は、受信端末内における鍵信号の暗号化回路、及び復号
回路等が不要になり、さらに、専用ICカードから利用
者IDを抽出する必要がなくなる等、信号処理回路が大
幅に削減できる利点がある。
ら送信された鍵信号の初期値を主データと共にVTR等
に記録することにより、スクランブルのかかった蓄積信
号の復号が、利用者本人が自ら受信した信号を視聴する
場合に限り可能となる。ただし、本実施例による装置を
用いて蓄積した信号の専用ICカードを変更した場合に
は、VTRに記録された鍵信号の初期値は変更なく、演
算回路112における演算アルゴリズムのみが変更され
るため、正しい鍵信号が算出されず、したがって主デー
タの復号はできなくなる。このように本実施例による装
置では、信号を蓄積できる期間は限られる事になるが、
その他、例えば視聴状況の調査,課金方法等で前記実施
例と同様の効果が得られる。また、本実施例において
は、受信端末内における鍵信号の暗号化回路、及び復号
回路等が不要になり、さらに、専用ICカードから利用
者IDを抽出する必要がなくなる等、信号処理回路が大
幅に削減できる利点がある。
【0062】ここで、前述した各実施例では、番組の送
信される通信回線の例として、通信衛星を例にあげた
が、その他の通信回線、例えば、光ファイバーや同軸ケ
ーブルを用いた有線通信回線や、ISDN(Integrated
Service Digital Network)等の電話回線などでも実施可
能であり、又、データ蓄積装置として用いる装置もVT
Rに限らず、光磁気ディスク装置,光ディスク装置,ハ
ードディスク装置,大容量メモリアレイ等でもよい。
又、伝送される信号も映像信号に限らず、2進符号化さ
れた信号、即ちディジタル信号であれば音声情報,文字
情報,ゲームソフト等でもよく、放送局(信号供給側)
における圧縮方式、及び受信端末側における伸張方式も
MPEGに限らず、伝送する信号に最も適した圧縮アル
ゴリズムを用いればよい。
信される通信回線の例として、通信衛星を例にあげた
が、その他の通信回線、例えば、光ファイバーや同軸ケ
ーブルを用いた有線通信回線や、ISDN(Integrated
Service Digital Network)等の電話回線などでも実施可
能であり、又、データ蓄積装置として用いる装置もVT
Rに限らず、光磁気ディスク装置,光ディスク装置,ハ
ードディスク装置,大容量メモリアレイ等でもよい。
又、伝送される信号も映像信号に限らず、2進符号化さ
れた信号、即ちディジタル信号であれば音声情報,文字
情報,ゲームソフト等でもよく、放送局(信号供給側)
における圧縮方式、及び受信端末側における伸張方式も
MPEGに限らず、伝送する信号に最も適した圧縮アル
ゴリズムを用いればよい。
【0063】又、図1,図4の実施例は共に、専用IC
カードを着脱可能としているが、専用ICカードを受信
端末と一体化し、即ち、受信端末を識別符号を有した専
用受信端末とし、個別情報等の管理,鍵信号の演算等の
機能を受信端末側に持たせる方式も考えられる。この場
合、受信端末毎の利用者IDの割り当てや、放送局側に
よる受信端末の管理等が必要になるが、専用ICカード
と受信端末の両方に搭載されている制御回路が一体化で
きる等の利点もある。又、受信端末とデータ蓄積装置と
を一体化する、即ちVTR等に受信端末の機能も持たせ
ること等も考えられ、この場合も前記各実施例と同様の
効果が得られ、さらにスペース削減、及び配線の簡素化
が可能となる。
カードを着脱可能としているが、専用ICカードを受信
端末と一体化し、即ち、受信端末を識別符号を有した専
用受信端末とし、個別情報等の管理,鍵信号の演算等の
機能を受信端末側に持たせる方式も考えられる。この場
合、受信端末毎の利用者IDの割り当てや、放送局側に
よる受信端末の管理等が必要になるが、専用ICカード
と受信端末の両方に搭載されている制御回路が一体化で
きる等の利点もある。又、受信端末とデータ蓄積装置と
を一体化する、即ちVTR等に受信端末の機能も持たせ
ること等も考えられ、この場合も前記各実施例と同様の
効果が得られ、さらにスペース削減、及び配線の簡素化
が可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信した
2進符号化した暗号化データ、即ち暗号化したディジタ
ル信号の記憶・蓄積が容易に可能となる。また、鍵信号
を暗号化して主データと共に記憶・蓄積するようになす
と、信号の記憶・蓄積は、利用者本人が自ら受信した信
号のバックアップを目的とする場合に限り正しく行なう
ことが可能である。さらに、蓄積した信号は、第3者、
即ち異なる利用者IDを有するもの、あるいは利用者I
Dを持たないものには復号できない。したがって、信号
供給者の有する著作権等が侵害されることを防止しつ
つ、信号の復号、及び蓄積が可能となる。
2進符号化した暗号化データ、即ち暗号化したディジタ
ル信号の記憶・蓄積が容易に可能となる。また、鍵信号
を暗号化して主データと共に記憶・蓄積するようになす
と、信号の記憶・蓄積は、利用者本人が自ら受信した信
号のバックアップを目的とする場合に限り正しく行なう
ことが可能である。さらに、蓄積した信号は、第3者、
即ち異なる利用者IDを有するもの、あるいは利用者I
Dを持たないものには復号できない。したがって、信号
供給者の有する著作権等が侵害されることを防止しつ
つ、信号の復号、及び蓄積が可能となる。
【0065】さらに、利用者ID,信号の個別情報の管
理,暗号/復号の鍵信号演算アルゴリズム等の機能を専
用ICカードに持たせ、受信端末から着脱可能とするこ
とにより、鍵信号演算アルゴリズムの変更等が容易にな
り、信号にかけられたスクランブルのセキュリティを強
化できる。又、受信端末本体は専用ICカードと切り離
して汎用化が可能であり、放送局側による受信端末の管
理が不要になる。更に、専用ICカードを回収すること
により、利用者の視聴状況の把握が容易になり、その結
果信号受信に対する課金も簡単になる。又、利用者ID
を受信端末に持たせて専用端末とすることで、端末内の
制御回路を一体化することもできる。
理,暗号/復号の鍵信号演算アルゴリズム等の機能を専
用ICカードに持たせ、受信端末から着脱可能とするこ
とにより、鍵信号演算アルゴリズムの変更等が容易にな
り、信号にかけられたスクランブルのセキュリティを強
化できる。又、受信端末本体は専用ICカードと切り離
して汎用化が可能であり、放送局側による受信端末の管
理が不要になる。更に、専用ICカードを回収すること
により、利用者の視聴状況の把握が容易になり、その結
果信号受信に対する課金も簡単になる。又、利用者ID
を受信端末に持たせて専用端末とすることで、端末内の
制御回路を一体化することもできる。
【図1】本発明の1実施例に係る通信衛星を利用した多
チャンネル有料ディジタル放送の受信端末(データ受信
装置)のブロック図である。
チャンネル有料ディジタル放送の受信端末(データ受信
装置)のブロック図である。
【図2】図1に示した受信端末を含む、通信衛星を利用
した多チャンネル有料ディジタル放送システムの構成の
1例を示す説明図である。
した多チャンネル有料ディジタル放送システムの構成の
1例を示す説明図である。
【図3】図2に示した通信衛星を利用した多チャンネル
有料ディジタル放送の放送局の内部構成の1例を示すブ
ロック図である。
有料ディジタル放送の放送局の内部構成の1例を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る通信衛星を利用した
多チャンネル有料ディジタル放送の受信端末(データ受
信装置)のブロック図である。
多チャンネル有料ディジタル放送の受信端末(データ受
信装置)のブロック図である。
100 衛星を利用した有料放送の受信端末 101 入力端子 102 出力端子 103 入力端子 104 出力端子 111 受信分離回路 112 演算回路 113 メモリ 114 管理回路 115 暗号化回路 116 多重化回路 117 分離回路 118 第1の復号回路 119 選択器 120 乱数発生回路 121 第2の復号回路 122 制御回路 123 伸張回路 130 専用ICカード 140 VTR(データ蓄積装置) 150 モニタ 201 放送局 202 通信衛星 203 受信端末 211,212,213 通信回線 411 第1の選択器 412 第2の選択器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉村 直純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 橘 浩昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内 (72)発明者 早川 弘之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも暗号化された主データと、そ
の暗号の初期値を含むディジタル信号とを受信するデー
タ受信装置であって、 受信した上記暗号の初期値から、上記主データの暗号を
復号するために必要な鍵信号を算出する演算手段と、 上記データ受信装置の識別符号を記憶するメモリ手段
と、 該メモリ手段に記憶されている識別符号を用いて、上記
演算手段で算出した鍵信号を暗号化する暗号化手段と、 受信した上記主データと、上記暗号化手段で暗号化した
鍵信号とを記憶するデータ蓄積手段と、 該データ蓄積手段から出力された、暗号化された鍵信号
を、上記メモリ手段に記憶されている識別符号を用いて
復号する第1の復号手段と、 該第1の復号手段で復号された鍵信号を用いて、上記デ
ータ蓄積手段から出力された主データの暗号を復号する
第2の復号手段と、を具備したことを特徴とするデータ
受信装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、 前記演算手段と前記メモリ手段とは、共に前記データ受
信装置から着脱可能であって、前記演算手段の演算アル
ゴリズムを変更可能であることを特徴とするデータ受信
装置。 - 【請求項3】 少なくとも暗号化された主データと、そ
の暗号の初期値を含むディジタル信号とを受信するデー
タ受信装置であって、 受信した上記暗号の初期値と、上記主データとを記憶す
るデータ蓄積手段と、 該データ蓄積手段から出力された暗号の初期値から、上
記主データの暗号を復号するために必要な鍵信号を算出
する演算回路と、 該演算回路において算出された鍵信号を用いて、上記デ
ータ蓄積手段から出力された主データの暗号を復号する
復号手段と、を具備したことを特徴とするデータ受信装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載において、 前記演算手段は前記データ受信装置から着脱可能であっ
て、前記演算手段の演算アルゴリズムを変更可能である
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1つに記載にお
いて、 前記データ蓄積装置は、ディジタル信号を記録再生可能
な磁気記録再生装置であることを特徴とするデータ受信
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214009A JPH0879234A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | データ受信装置 |
US08/500,833 US5903704A (en) | 1994-08-26 | 1995-07-11 | Apparatus for selectively recording and reproducing received analog and digital signals |
US09/270,766 US6363210B1 (en) | 1994-08-26 | 1999-03-17 | Communication system for encrypted data and apparatus for selectively recording and reproducing received analog signal and received digital signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214009A JPH0879234A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | データ受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879234A true JPH0879234A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16648761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6214009A Pending JPH0879234A (ja) | 1994-08-26 | 1994-09-07 | データ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0879234A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990046545A (ko) * | 1999-03-29 | 1999-07-05 | 최종욱 | 암호화송수신장치및방법 |
JP2001507178A (ja) * | 1996-11-27 | 2001-05-29 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 暗号化されたビデオデータを処理し保存するための復号化装置/方法およびデータ・フォーマット |
JP2003283482A (ja) * | 1999-06-15 | 2003-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタルデータ書込装置、デジタルデータ記録装置、デジタルデータ利用装置 |
JP2012217002A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Toshiba Corp | コンテンツ再生装置及び制御プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241051A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録システム |
JPH04150333A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 放送受信制御方式 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6214009A patent/JPH0879234A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241051A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録システム |
JPH04150333A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 放送受信制御方式 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001507178A (ja) * | 1996-11-27 | 2001-05-29 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 暗号化されたビデオデータを処理し保存するための復号化装置/方法およびデータ・フォーマット |
JP2010057205A (ja) * | 1996-11-27 | 2010-03-11 | Thomson Consumer Electronics Inc | ディジタル・ビデオ・データを処理する方法 |
JP2010088121A (ja) * | 1996-11-27 | 2010-04-15 | Thomson Consumer Electronics Inc | ディジタル・ビデオ・データを処理する装置 |
KR19990046545A (ko) * | 1999-03-29 | 1999-07-05 | 최종욱 | 암호화송수신장치및방법 |
JP2003283482A (ja) * | 1999-06-15 | 2003-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタルデータ書込装置、デジタルデータ記録装置、デジタルデータ利用装置 |
JP4624638B2 (ja) * | 1999-06-15 | 2011-02-02 | パナソニック株式会社 | デジタルデータ書込装置、デジタルデータ記録装置、デジタルデータ利用装置 |
JP2012217002A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Toshiba Corp | コンテンツ再生装置及び制御プログラム |
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