JPH0817440A - 高分子電解質型電気化学セル用電極 - Google Patents
高分子電解質型電気化学セル用電極Info
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- JPH0817440A JPH0817440A JP6174707A JP17470794A JPH0817440A JP H0817440 A JPH0817440 A JP H0817440A JP 6174707 A JP6174707 A JP 6174707A JP 17470794 A JP17470794 A JP 17470794A JP H0817440 A JPH0817440 A JP H0817440A
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- carbon
- electrochemical cell
- polymer electrolyte
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のように粒状担体を使用して電気化学セ
ルの電極の電極触媒層を形成すると、高密度で充填され
て反応ガスの供給及び生成ガスの排出が円滑に行われ
ず、電極性能を低下を招いている。本発明は十分なガス
供給及び排出路を確保した高分子電解質型電気化学セル
用電極を提供する。 【構成】 触媒金属粒子12を担持したカーボン単繊維11
を担体として使用する。カーボン単繊維は担体と使用し
た場合に多孔性担体となるため、電極触媒層中への反応
ガスの供給及び該触媒層からの生成ガスの排出が円滑に
行われ、高性能の電極を提供できる。
ルの電極の電極触媒層を形成すると、高密度で充填され
て反応ガスの供給及び生成ガスの排出が円滑に行われ
ず、電極性能を低下を招いている。本発明は十分なガス
供給及び排出路を確保した高分子電解質型電気化学セル
用電極を提供する。 【構成】 触媒金属粒子12を担持したカーボン単繊維11
を担体として使用する。カーボン単繊維は担体と使用し
た場合に多孔性担体となるため、電極触媒層中への反応
ガスの供給及び該触媒層からの生成ガスの排出が円滑に
行われ、高性能の電極を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応ガスの供給及び生
成ガスの排出を容易にして得られる限界出力を向上させ
た高分子電解質型電気化学セル用電極に関する。
成ガスの排出を容易にして得られる限界出力を向上させ
た高分子電解質型電気化学セル用電極に関する。
【0002】
【従来技術及び問題点】高分子電解質型電気化学セル例
えば燃料電池はリン酸型燃料電池と比較してコンパクト
で高い電流密度を取り出せることから電気自動車、宇宙
船用の電源として注目されている。又この分野の開発に
おいても種々の電極構造や触媒作製方法、システム構成
等に関する提案がなされている。図1は高分子電解質型
燃料電池の原理及び構成を模式的に示すものであり、イ
オン交換膜1の一方面に、アノード側多孔質触媒層2A
とアノード側撥水性多孔質集電体層3Aを接合して成る
アノード側ガス拡散電極4Aが、又他面にはカソード側
多孔質触媒層2Cとカソード側撥水性多孔質集電体層3
Cを接合して成るカソード側ガス拡散電極4Cが接合さ
れている。アノード側のガス拡散電極4Aには反応ガス
供給溝5Aを有するセパレータ6Aが接し、該セパレー
タ6Aの供給溝5A間に集電部7Aが形成されている。
同様にカソード側のガス拡散電極4Cには反応ガス供給
溝5Cを有するセパレータ6Cが接し、該セパレータ6
Cの供給溝5C間に集電部7Cが形成されている。両ガ
ス拡散電極4A、4C間を負荷8を有する導線で接続
し、アノード側に水素、カソード側に酸素を供給すると
前記負荷8から電力を取り出すことができる。
えば燃料電池はリン酸型燃料電池と比較してコンパクト
で高い電流密度を取り出せることから電気自動車、宇宙
船用の電源として注目されている。又この分野の開発に
おいても種々の電極構造や触媒作製方法、システム構成
等に関する提案がなされている。図1は高分子電解質型
燃料電池の原理及び構成を模式的に示すものであり、イ
オン交換膜1の一方面に、アノード側多孔質触媒層2A
とアノード側撥水性多孔質集電体層3Aを接合して成る
アノード側ガス拡散電極4Aが、又他面にはカソード側
多孔質触媒層2Cとカソード側撥水性多孔質集電体層3
Cを接合して成るカソード側ガス拡散電極4Cが接合さ
れている。アノード側のガス拡散電極4Aには反応ガス
供給溝5Aを有するセパレータ6Aが接し、該セパレー
タ6Aの供給溝5A間に集電部7Aが形成されている。
同様にカソード側のガス拡散電極4Cには反応ガス供給
溝5Cを有するセパレータ6Cが接し、該セパレータ6
Cの供給溝5C間に集電部7Cが形成されている。両ガ
ス拡散電極4A、4C間を負荷8を有する導線で接続
し、アノード側に水素、カソード側に酸素を供給すると
前記負荷8から電力を取り出すことができる。
【0003】このような電気化学セル用電極の電極触媒
層の担体としてカーボン粒子が使用され、このカーボン
粒子とイオン交換樹脂を混合しホットプレス等により結
着して電極触媒層が形成される。このように形成された
電極触媒層はカーボン粒子が球形であるため隙間無く充
填され、しかもホットプレスにより互いに強固に密着し
て密度が高くなっているため、ガスの流通路が少なく、
従って原料ガスが電極触媒層中を拡散して反応点に到達
しにくく更に反応後の生成ガスの排出も円滑に行いにく
いという欠点がある。そのため原料ガスの供給が更に行
いにくくなり、電極触媒層での反応効率が大幅に低下
し、理論的な最大出力を大きく下回るエネルギーしか取
り出せないという問題点が生じている。
層の担体としてカーボン粒子が使用され、このカーボン
粒子とイオン交換樹脂を混合しホットプレス等により結
着して電極触媒層が形成される。このように形成された
電極触媒層はカーボン粒子が球形であるため隙間無く充
填され、しかもホットプレスにより互いに強固に密着し
て密度が高くなっているため、ガスの流通路が少なく、
従って原料ガスが電極触媒層中を拡散して反応点に到達
しにくく更に反応後の生成ガスの排出も円滑に行いにく
いという欠点がある。そのため原料ガスの供給が更に行
いにくくなり、電極触媒層での反応効率が大幅に低下
し、理論的な最大出力を大きく下回るエネルギーしか取
り出せないという問題点が生じている。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記問題点に鑑み、電極触媒層
の空隙度を上げてガスの流通を円滑にして高出力を得ら
れるようにした高分子電解質型電気化学セル用電極を提
供することを目的とする。
の空隙度を上げてガスの流通を円滑にして高出力を得ら
れるようにした高分子電解質型電気化学セル用電極を提
供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、多孔質集電
体表面に担持触媒及びイオン交換樹脂及び/又はカーボ
ン単繊維を含む電極触媒層を形成して成る高分子電解質
型電気化学セル用電極において、触媒担体がカーボン単
繊維であるか、あるいは粒状担持触媒の支持体がカーボ
ン単繊維であることを特徴とする電気化学セル用電極で
ある。
体表面に担持触媒及びイオン交換樹脂及び/又はカーボ
ン単繊維を含む電極触媒層を形成して成る高分子電解質
型電気化学セル用電極において、触媒担体がカーボン単
繊維であるか、あるいは粒状担持触媒の支持体がカーボ
ン単繊維であることを特徴とする電気化学セル用電極で
ある。
【0006】以下、本発明の詳細について説明する。本
発明では、触媒金属粒子を担持させる担体としてカーボ
ン単繊維を使用する。該カーボン単繊維はカーボン粒子
と異なり担体と使用した場合に多孔性担体となるため、
電極触媒層中への反応ガスの供給及び該触媒層からの生
成ガスの排出が円滑に行われる。高電流密度領域では電
極中のガス拡散が律速となり、特にカソード極では高電
流密度の領域で生成水の発生量が多く、これを効果的に
排出して触媒表面へ酸素ガスを効果的に導入することが
必要で、これが本発明の電極により達成される。同様に
低電流密度領域でもガスの供給及び排出を促進すること
は高出力を取り出すことを可能にする。特に低電流密度
領域で高い電圧を維持するためには、前記電極を使用し
て高分子電解質膜及びガスセパレーターとともに電池を
構成する際に前記電極の電極触媒層内の断面方向の触媒
金属粒子の存在密度を高分子電解質膜に近づくほど高く
することが有効である。
発明では、触媒金属粒子を担持させる担体としてカーボ
ン単繊維を使用する。該カーボン単繊維はカーボン粒子
と異なり担体と使用した場合に多孔性担体となるため、
電極触媒層中への反応ガスの供給及び該触媒層からの生
成ガスの排出が円滑に行われる。高電流密度領域では電
極中のガス拡散が律速となり、特にカソード極では高電
流密度の領域で生成水の発生量が多く、これを効果的に
排出して触媒表面へ酸素ガスを効果的に導入することが
必要で、これが本発明の電極により達成される。同様に
低電流密度領域でもガスの供給及び排出を促進すること
は高出力を取り出すことを可能にする。特に低電流密度
領域で高い電圧を維持するためには、前記電極を使用し
て高分子電解質膜及びガスセパレーターとともに電池を
構成する際に前記電極の電極触媒層内の断面方向の触媒
金属粒子の存在密度を高分子電解質膜に近づくほど高く
することが有効である。
【0007】本発明の電極では、カーボン単繊維に直接
触媒金属粒子を担持させる態様だけでなく、該触媒金属
粒子を一旦カーボン粒子等の粒状担体に担持させ、この
粒状担体を前記カーボン単繊維に支持させる態様、更に
カーボン単繊維に直接触媒金属粒子を担持させかつ触媒
金属粒子を担持した粒状担体をカーボン単繊維に支持さ
せる態様がある。いずれの態様であっても電極触媒層中
に十分な空隙が形成され、ガス供給及び排出を円滑にす
ることができる。
触媒金属粒子を担持させる態様だけでなく、該触媒金属
粒子を一旦カーボン粒子等の粒状担体に担持させ、この
粒状担体を前記カーボン単繊維に支持させる態様、更に
カーボン単繊維に直接触媒金属粒子を担持させかつ触媒
金属粒子を担持した粒状担体をカーボン単繊維に支持さ
せる態様がある。いずれの態様であっても電極触媒層中
に十分な空隙が形成され、ガス供給及び排出を円滑にす
ることができる。
【0008】本発明の電極におけるカーボン単繊維は市
販のものをそのまま使用すれば良く、その径は0.1 〜10
μm、長さは10〜1000μm程度が好ましい。又本発明の
電極における触媒金属粒子としては、白金、パラジウ
ム、ルテニウム等の貴金属を使用できる。又イオン交換
樹脂はパーフルオロカーボンスルホン酸等が用いられ
る。又電極触媒層中にテフロン(商品名)等の撥水性樹
脂を混在させても良い。粒状担体を使用する場合、該担
体は粒径が100 〜1000Åであるカーボン担体であること
が望ましい。使用する多孔質集電体は好ましくはカーボ
ンペーパー又はカーボンクロス等を撥水化処理したもの
を使用する。
販のものをそのまま使用すれば良く、その径は0.1 〜10
μm、長さは10〜1000μm程度が好ましい。又本発明の
電極における触媒金属粒子としては、白金、パラジウ
ム、ルテニウム等の貴金属を使用できる。又イオン交換
樹脂はパーフルオロカーボンスルホン酸等が用いられ
る。又電極触媒層中にテフロン(商品名)等の撥水性樹
脂を混在させても良い。粒状担体を使用する場合、該担
体は粒径が100 〜1000Åであるカーボン担体であること
が望ましい。使用する多孔質集電体は好ましくはカーボ
ンペーパー又はカーボンクロス等を撥水化処理したもの
を使用する。
【0009】カーボン単繊維上に直接触媒金属粒子を担
持する場合には、該触媒金属の化合物、例えば塩化白金
酸や塩化パラジウム等の水溶液にカーボン単繊維を浸漬
した後、還元処理や熱分解を行い触媒金属粒子を担持で
きる。前記水溶液濃度や還元又は熱分解条件及び担体比
表面を適宜設定することにより触媒金属粒子の粒径やカ
ーボン単繊維上での密度を決定できる。このカーボン単
繊維に好ましくはイオン交換樹脂例えばナフィオン(商
品名)を絡めて電極触媒層形成原料とする。又粒状担体
に触媒金属粒子を担持させるには、前記操作のカーボン
単繊維を粒状担体に置き換えて同様に還元法や熱分解法
により行えば良い。触媒金属粒子を担持したこの粒状担
体をイオン交換樹脂を絡めてカーボン単繊維上に担持し
て電極触媒層形成原料とする。
持する場合には、該触媒金属の化合物、例えば塩化白金
酸や塩化パラジウム等の水溶液にカーボン単繊維を浸漬
した後、還元処理や熱分解を行い触媒金属粒子を担持で
きる。前記水溶液濃度や還元又は熱分解条件及び担体比
表面を適宜設定することにより触媒金属粒子の粒径やカ
ーボン単繊維上での密度を決定できる。このカーボン単
繊維に好ましくはイオン交換樹脂例えばナフィオン(商
品名)を絡めて電極触媒層形成原料とする。又粒状担体
に触媒金属粒子を担持させるには、前記操作のカーボン
単繊維を粒状担体に置き換えて同様に還元法や熱分解法
により行えば良い。触媒金属粒子を担持したこの粒状担
体をイオン交換樹脂を絡めてカーボン単繊維上に担持し
て電極触媒層形成原料とする。
【0010】又カーボン単繊維に直接触媒金属粒子を担
持させ更に触媒金属粒子を担持した粒状担体とともに用
いる場合には、触媒金属粒子を担持した粒状担体を前述
の通り調製し、該粒状担体を前述と同様に調製した触媒
金属粒子を担持したカーボン単繊維にイオン交換樹脂を
使用して絡めれば良い。このようにして調製した電極触
媒層形成原料を使用して電極基材上に電極触媒層を形成
するには、従来の濾過転写法あるいはペースト印刷法等
の湿式法及びスクリーンと吸引を使用するスクリーン法
等の乾式法のいずれかにより行うことができる。
持させ更に触媒金属粒子を担持した粒状担体とともに用
いる場合には、触媒金属粒子を担持した粒状担体を前述
の通り調製し、該粒状担体を前述と同様に調製した触媒
金属粒子を担持したカーボン単繊維にイオン交換樹脂を
使用して絡めれば良い。このようにして調製した電極触
媒層形成原料を使用して電極基材上に電極触媒層を形成
するには、従来の濾過転写法あるいはペースト印刷法等
の湿式法及びスクリーンと吸引を使用するスクリーン法
等の乾式法のいずれかにより行うことができる。
【0011】このようにして製造される電極の電極触媒
層中に、103 〜105 Å程度の細孔が0.2 〜1.0 cc/g
程度の容量で生成するように調節することが望ましい。
細孔容量を0.2 cc/g未満とすると電極中への反応ガ
ス(酸素ガス)流入及び生成ガス(水蒸気)排出用の孔
が減少してガス拡散が律速となる高電流密度領域での電
極特性が低下する。又細孔容量が1.0 cc/gを越える
と電極中のイオン交換樹脂を伝導するプロトンの移動が
律速となり、反応が阻害される。
層中に、103 〜105 Å程度の細孔が0.2 〜1.0 cc/g
程度の容量で生成するように調節することが望ましい。
細孔容量を0.2 cc/g未満とすると電極中への反応ガ
ス(酸素ガス)流入及び生成ガス(水蒸気)排出用の孔
が減少してガス拡散が律速となる高電流密度領域での電
極特性が低下する。又細孔容量が1.0 cc/gを越える
と電極中のイオン交換樹脂を伝導するプロトンの移動が
律速となり、反応が阻害される。
【0012】図2〜4は、本発明に係わる高分子電解質
型電気化学セル用電極の微細構造を例示するもので、そ
れぞれ別個の態様を示す拡大図である。図2では、多数
本のカーボン単繊維11が絡み合ってネットワークを構成
し各カーボン単繊維11に多数の触媒金属粒子12が担持さ
れている。このネットワークにナフィオン等のイオン交
換樹脂(図示略)が絡められて電極触媒層用原料が調製
される。図3には、図2の触媒金属粒子を直接カーボン
単繊維に担持するのではなく、一旦触媒金属粒子12を粒
状担体13に担持し、この粒状担持触媒13をカーボン単繊
維11とともに用いた態様が示されている。このカーボン
単繊維のネットワークに同様にナフィオン等のイオン交
換樹脂(図示略)が絡められて電極触媒層用原料が調製
される。図4には、カーボン単繊維11に直接触媒金属粒
子12が担持され、かつ触媒金属粒子12を担持した粒状担
体13とともに用いた態様が示されている。
型電気化学セル用電極の微細構造を例示するもので、そ
れぞれ別個の態様を示す拡大図である。図2では、多数
本のカーボン単繊維11が絡み合ってネットワークを構成
し各カーボン単繊維11に多数の触媒金属粒子12が担持さ
れている。このネットワークにナフィオン等のイオン交
換樹脂(図示略)が絡められて電極触媒層用原料が調製
される。図3には、図2の触媒金属粒子を直接カーボン
単繊維に担持するのではなく、一旦触媒金属粒子12を粒
状担体13に担持し、この粒状担持触媒13をカーボン単繊
維11とともに用いた態様が示されている。このカーボン
単繊維のネットワークに同様にナフィオン等のイオン交
換樹脂(図示略)が絡められて電極触媒層用原料が調製
される。図4には、カーボン単繊維11に直接触媒金属粒
子12が担持され、かつ触媒金属粒子12を担持した粒状担
体13とともに用いた態様が示されている。
【0013】
【実施例】次に本発明に係わる電気化学セル用電極製造
の実施例を記載するが、本実施例は本発明を限定するも
のではない。
の実施例を記載するが、本実施例は本発明を限定するも
のではない。
【実施例1】平均直径1μmのカーボン単繊維(表面積
1750m2 /g)に塩化白金酸水溶液(白金濃度5g/リ
ットル)を含浸させた後、還元処理を行って30重量%の
白金を担持させ、更に該カーボン単繊維に対して20重量
%となる量の固形分を含むナフィオン溶液を絡め、超音
波ホモジナイザを使用して分散させた。その後溶液を濾
過してテフロンの分散液を用いて撥水化処理したカーボ
ンペーパー上へ転写し、130 ℃でホットプレスして結着
し電極を構成した。この電極をカソード及びアノードと
し、イオン交換膜(ナフィオン)を挟んだサンドイッチ
構造として本実施例の電池とした。
1750m2 /g)に塩化白金酸水溶液(白金濃度5g/リ
ットル)を含浸させた後、還元処理を行って30重量%の
白金を担持させ、更に該カーボン単繊維に対して20重量
%となる量の固形分を含むナフィオン溶液を絡め、超音
波ホモジナイザを使用して分散させた。その後溶液を濾
過してテフロンの分散液を用いて撥水化処理したカーボ
ンペーパー上へ転写し、130 ℃でホットプレスして結着
し電極を構成した。この電極をカソード及びアノードと
し、イオン交換膜(ナフィオン)を挟んだサンドイッチ
構造として本実施例の電池とした。
【0014】
【比較例1】表面積が300 m2 /gであるカーボン粒子
に塩化白金酸水溶液(白金濃度5g/リットル)を含浸
させた後、還元処理を行って30重量%の白金を担持さ
せ、更に該カーボン粒子に対して50重量%となる量の固
形分を含むナフィオン溶液中に超音波ホモジナイザで分
散させ、乾燥後、前記ナフィオンを絡めたカーボン粒子
を超音波ホモジナイザを使用してエタノール中に再分散
した溶液を濾過して撥水化処理したカーボンペーパー上
へ転写し、130 ℃でホットプレスして結着し電極を構成
した。この電極をカソード及びアノードとし、イオン交
換膜(ナフィオン)を挟んだサンドイッチ構造として比
較例の電池とした。
に塩化白金酸水溶液(白金濃度5g/リットル)を含浸
させた後、還元処理を行って30重量%の白金を担持さ
せ、更に該カーボン粒子に対して50重量%となる量の固
形分を含むナフィオン溶液中に超音波ホモジナイザで分
散させ、乾燥後、前記ナフィオンを絡めたカーボン粒子
を超音波ホモジナイザを使用してエタノール中に再分散
した溶液を濾過して撥水化処理したカーボンペーパー上
へ転写し、130 ℃でホットプレスして結着し電極を構成
した。この電極をカソード及びアノードとし、イオン交
換膜(ナフィオン)を挟んだサンドイッチ構造として比
較例の電池とした。
【0015】
【実施例2】白金未担持のカーボン単繊維と比較例1で
調製した白金担持カーボン粒子をカーボン比でカーボン
単繊維が25%となるように混合し、更に該カーボン単繊
維及びカーボン粒子の合計に対して50重量%となる量の
ナフィオン溶液に添加して分散させた溶液を濾過して撥
水化処理したカーボンペーパー上へ転写し、130 ℃でホ
ットプレスして結着し電極を構成した。この電極をカソ
ード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオン)を
挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池とした。
調製した白金担持カーボン粒子をカーボン比でカーボン
単繊維が25%となるように混合し、更に該カーボン単繊
維及びカーボン粒子の合計に対して50重量%となる量の
ナフィオン溶液に添加して分散させた溶液を濾過して撥
水化処理したカーボンペーパー上へ転写し、130 ℃でホ
ットプレスして結着し電極を構成した。この電極をカソ
ード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオン)を
挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池とした。
【0016】
【実施例3】白金未担持のカーボン単繊維の代わりに実
施例1で調製した白金担持カーボン単繊維を使用したこ
と以外は実施例2と同様に電極を構成した。この電極を
カソード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオ
ン)を挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池と
した。
施例1で調製した白金担持カーボン単繊維を使用したこ
と以外は実施例2と同様に電極を構成した。この電極を
カソード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオ
ン)を挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池と
した。
【0017】
【実施例4】実施例2と同様に白金未担持のカーボン単
繊維と白金担持カーボン粒子を混合し、更に撥水化処理
したカーボンペーパー上へ転写した。この転写したカー
ボンペーパー上に比較例1のナフィオンを絡めたカーボ
ン粒子を濾過した後(前者の混合物中の白金量に対する
後者の濾過層中の白金量は25%であった)、130 ℃でホ
ットプレスして結着し電極を構成した。この電極をカソ
ード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオン)を
挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池とした。
繊維と白金担持カーボン粒子を混合し、更に撥水化処理
したカーボンペーパー上へ転写した。この転写したカー
ボンペーパー上に比較例1のナフィオンを絡めたカーボ
ン粒子を濾過した後(前者の混合物中の白金量に対する
後者の濾過層中の白金量は25%であった)、130 ℃でホ
ットプレスして結着し電極を構成した。この電極をカソ
ード及びアノードとし、イオン交換膜(ナフィオン)を
挟んだサンドイッチ構造として本実施例の電池とした。
【0018】実施例1〜4及び比較例1の各電池の性能
評価を次の条件で行った。その結果を表1に示した。 白金担持量:2mg/cm2 セル温度:80℃ アノードガス加湿温度:90℃ ガス圧力:大気圧 ガス:水素及び酸素
評価を次の条件で行った。その結果を表1に示した。 白金担持量:2mg/cm2 セル温度:80℃ アノードガス加湿温度:90℃ ガス圧力:大気圧 ガス:水素及び酸素
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は、多孔質集電体表面に担持触媒
及びイオン交換樹脂及び/又はカーボン単繊維を含む電
極触媒層を形成して成る高分子電解質型電気化学セル用
電極において、触媒担体がカーボン単繊維であるか、あ
るいは粒状担持触媒の支持体がカーボン単繊維であるこ
とを特徴とする電気化学セル用電極である。
及びイオン交換樹脂及び/又はカーボン単繊維を含む電
極触媒層を形成して成る高分子電解質型電気化学セル用
電極において、触媒担体がカーボン単繊維であるか、あ
るいは粒状担持触媒の支持体がカーボン単繊維であるこ
とを特徴とする電気化学セル用電極である。
【0021】つまり本発明の高分子電解質型電気化学セ
ル用電極の担持触媒は、カーボン単繊維に直接触媒金属
粒子を担持させる態様、該触媒金属粒子を一旦カーボン
粒子等の粒状担体に担持させ、この粒状担体を前記カー
ボン単繊維に支持させる態様、及びカーボン単繊維に直
接触媒金属粒子を担持させかつ触媒金属粒子を担持した
粒状担体をカーボン単繊維に支持させる態様の3種類が
ある。いずれの態様でも、カーボン単繊維はカーボン粒
子と異なり電極触媒層に多孔性を付与するため、電極触
媒層中への反応ガスの供給及び該触媒層からの生成ガス
の排出が円滑に行われる。従って反応ガスが円滑に反応
して高出力が取り出せるとともに高電流密度も達成で
き、高性能の高分子電解質型電気化学セル用電極を提供
できる。
ル用電極の担持触媒は、カーボン単繊維に直接触媒金属
粒子を担持させる態様、該触媒金属粒子を一旦カーボン
粒子等の粒状担体に担持させ、この粒状担体を前記カー
ボン単繊維に支持させる態様、及びカーボン単繊維に直
接触媒金属粒子を担持させかつ触媒金属粒子を担持した
粒状担体をカーボン単繊維に支持させる態様の3種類が
ある。いずれの態様でも、カーボン単繊維はカーボン粒
子と異なり電極触媒層に多孔性を付与するため、電極触
媒層中への反応ガスの供給及び該触媒層からの生成ガス
の排出が円滑に行われる。従って反応ガスが円滑に反応
して高出力が取り出せるとともに高電流密度も達成で
き、高性能の高分子電解質型電気化学セル用電極を提供
できる。
【0022】特に生成水の発生量が多くこれを効果的に
排出して触媒表面へ反応ガスを効果的に導入することが
必要な高電流密度の領域では、電極触媒層の厚み方向の
触媒金属粒子の存在密度を前記高分子電解質膜に近づく
ほど高くすると、水分の排出を効果的に行うことができ
る。更に電極触媒層中に存在する103 〜105 Åの径の細
孔の容積を0.2 〜1.0 cc/gとすると、ガス供給及び
排出用の孔が十分確保され、かつ反応を促進するイオン
交換樹脂のネットワークが保たれ、プロトンの移動を円
滑にすることができる。
排出して触媒表面へ反応ガスを効果的に導入することが
必要な高電流密度の領域では、電極触媒層の厚み方向の
触媒金属粒子の存在密度を前記高分子電解質膜に近づく
ほど高くすると、水分の排出を効果的に行うことができ
る。更に電極触媒層中に存在する103 〜105 Åの径の細
孔の容積を0.2 〜1.0 cc/gとすると、ガス供給及び
排出用の孔が十分確保され、かつ反応を促進するイオン
交換樹脂のネットワークが保たれ、プロトンの移動を円
滑にすることができる。
【図1】高分子電解質型燃料電池の原理及び構成を模式
図。
図。
【図2】本発明に係わる高分子電解質型電気化学セル用
電極の製造用原料の第1の態様を示す拡大図。
電極の製造用原料の第1の態様を示す拡大図。
【図3】同じく第2の態様を示す拡大図。
【図4】同じく第3の態様を示す拡大図。
11・・・カーボン単繊維 12・・・触媒金属粒子 13・
・・粒状担体(粒状担持触媒)
・・粒状担体(粒状担持触媒)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 391016716 ストンハルト・アソシエーツ・インコーポ レーテッド STONEHART ASSOCIATE S INCORPORATED アメリカ合衆国 06443 コネチカット州、 マジソン、コテッジ・ロード17、ピー・オ ー・ボックス1220 (72)発明者 坂入 弘一 神奈川県平塚市新町2番73号 田中貴金属 工業株式会社技術開発センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 多孔質集電体表面に担持触媒及びイオン
交換樹脂を含む電極触媒層を形成して成る高分子電解質
型電気化学セル用電極において、前記担持触媒が、カー
ボン単繊維上に触媒金属粒子を担持したものであること
を特徴とする電気化学セル用電極。 - 【請求項2】 多孔質集電体表面に担持触媒及びイオン
交換樹脂を含む電極触媒層を形成して成る高分子電解質
型電気化学セル用電極において、前記担持触媒が、粒状
カーボン担体上に触媒金属粒子を担持したものであっ
て、イオン交換樹脂とともにカーボン単繊維に支持され
ていることを特徴とする電気化学セル用電極。 - 【請求項3】 多孔質集電体表面に担持触媒及びイオン
交換樹脂を含む電極触媒層を形成して成る高分子電解質
型電気化学セル用電極において、前記担持触媒の担体
が、粒状カーボン及びカーボン単繊維であることを特徴
とする電気化学セル用電極。 - 【請求項4】 多孔質集電体表面に、電極触媒層を形成
して成る高分子電解質型電気化学セル用電極の他面側を
高分子電解質膜に密着させて使用する際に、電極触媒層
の厚み方向の触媒金属粒子又は担持触媒の存在密度を前
記高分子電解質膜に近づくほど高くした請求項1に記載
の電極。 - 【請求項5】 電極触媒層中に存在する103 〜105 Åの
径の細孔の容積が0.2〜1.0 cc/gである請求項1に
記載の電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174707A JPH0817440A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 高分子電解質型電気化学セル用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174707A JPH0817440A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 高分子電解質型電気化学セル用電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817440A true JPH0817440A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15983255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6174707A Pending JPH0817440A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 高分子電解質型電気化学セル用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817440A (ja) |
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