JPH08161236A - フラッシュメモリによるデータバックアップ方式 - Google Patents
フラッシュメモリによるデータバックアップ方式Info
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- JPH08161236A JPH08161236A JP6319411A JP31941194A JPH08161236A JP H08161236 A JPH08161236 A JP H08161236A JP 6319411 A JP6319411 A JP 6319411A JP 31941194 A JP31941194 A JP 31941194A JP H08161236 A JPH08161236 A JP H08161236A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 title claims abstract description 91
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 2
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 揮発性メモリに記憶したデータを、バックア
ップ電源の電圧が低下した場合でも確実にバックアップ
することを可能とする。 【構成】 バックアップ電池3を必要とする揮発性メモ
リ1と、電気的に書き込み及び消去が可能でバックアッ
プ電源を必要としないフラッシュメモリ2と、バックア
ップ電池3の電圧を検出し、電圧が所定値以下のときに
揮発性メモリ1のデータをフラッシュメモリ2に転送す
る動作を行うバックアップ処理部5とを備える。バック
アップ電池3の電圧が、揮発性メモリがデータを保持す
るのに困難な電圧である所定電圧以下に低下されたとき
に、バックアップ処理部5からデータ転送信号が送出さ
れ、揮発性メモリ1のデータをフラッシュメモリ2に転
送し、データを確保する。
ップ電源の電圧が低下した場合でも確実にバックアップ
することを可能とする。 【構成】 バックアップ電池3を必要とする揮発性メモ
リ1と、電気的に書き込み及び消去が可能でバックアッ
プ電源を必要としないフラッシュメモリ2と、バックア
ップ電池3の電圧を検出し、電圧が所定値以下のときに
揮発性メモリ1のデータをフラッシュメモリ2に転送す
る動作を行うバックアップ処理部5とを備える。バック
アップ電池3の電圧が、揮発性メモリがデータを保持す
るのに困難な電圧である所定電圧以下に低下されたとき
に、バックアップ処理部5からデータ転送信号が送出さ
れ、揮発性メモリ1のデータをフラッシュメモリ2に転
送し、データを確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的に書き込み及び消
去が可能で、かつバックアップ電源を必要としないフラ
ッシュメモリに関し、特にその書き込まれたデータを保
持するためのバックアップ方式に関する。
去が可能で、かつバックアップ電源を必要としないフラ
ッシュメモリに関し、特にその書き込まれたデータを保
持するためのバックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリを備えている各種装置、例
えばマイクロコンピュータ装置では、外部電源がオフさ
れた場合でも記憶内容を保持することができるように、
電池等のバックアップ電源を備えた揮発性メモリが用い
られている。また、近年ではバックアップ電源がオフさ
れた場合でもデータを保持できるように不揮発性メモリ
を用いたものも提案されている。しかしながら、動作速
度や価格等の点で不揮発性メモリよりも揮発性メモリの
方が有利なことが多いため、通常時には揮発性メモリを
用い、バックアップ時には不揮発性メモリを利用する方
式のものが提案されている。
えばマイクロコンピュータ装置では、外部電源がオフさ
れた場合でも記憶内容を保持することができるように、
電池等のバックアップ電源を備えた揮発性メモリが用い
られている。また、近年ではバックアップ電源がオフさ
れた場合でもデータを保持できるように不揮発性メモリ
を用いたものも提案されている。しかしながら、動作速
度や価格等の点で不揮発性メモリよりも揮発性メモリの
方が有利なことが多いため、通常時には揮発性メモリを
用い、バックアップ時には不揮発性メモリを利用する方
式のものが提案されている。
【0003】例えば、特開昭62−194502号公報
には、装置が機能している間にRAMにデータを記憶
し、装置の電源をオフする際にそのデータをEEPRO
Mに転送するものが記載されている。また、特開平2−
122351号公報には、揮発性メモリのバックアップ
電源のサポート時間を予測しておき、この時間が経過し
た場合に揮発性メモリに記憶しているデータを不揮発性
メモリへ退避することで、その後バックアップ電源が寿
命に至ってもデータを不揮発性メモリに保持することで
バックアップを行う技術が記載されている。
には、装置が機能している間にRAMにデータを記憶
し、装置の電源をオフする際にそのデータをEEPRO
Mに転送するものが記載されている。また、特開平2−
122351号公報には、揮発性メモリのバックアップ
電源のサポート時間を予測しておき、この時間が経過し
た場合に揮発性メモリに記憶しているデータを不揮発性
メモリへ退避することで、その後バックアップ電源が寿
命に至ってもデータを不揮発性メモリに保持することで
バックアップを行う技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報に記載さ
れているバックアップ方式のうち、前者のものは装置の
電源のオフ動作に連動してデータの転送を行うため、バ
ックアップ電源を不要にできるが、このデータ転送は電
源がオフされたことを検知した際にCPU等の制御によ
って行われるため、電源が急激にオフされたような場合
には、CPU自体の動作の信頼性が低下されるため、そ
のデータ転送を正確に行うことが困難になる。
れているバックアップ方式のうち、前者のものは装置の
電源のオフ動作に連動してデータの転送を行うため、バ
ックアップ電源を不要にできるが、このデータ転送は電
源がオフされたことを検知した際にCPU等の制御によ
って行われるため、電源が急激にオフされたような場合
には、CPU自体の動作の信頼性が低下されるため、そ
のデータ転送を正確に行うことが困難になる。
【0005】また、後者のものは、バックアップ電源に
よるサポート時間を予め設定した上でデータ転送を行う
ため、このサポート時間の設定時間より前にバックアッ
プ電源が寿命に至った場合には、データを揮発性メモリ
に退避する前に揮発性メモリの電源がオフ状態となり、
データが失われることがある。
よるサポート時間を予め設定した上でデータ転送を行う
ため、このサポート時間の設定時間より前にバックアッ
プ電源が寿命に至った場合には、データを揮発性メモリ
に退避する前に揮発性メモリの電源がオフ状態となり、
データが失われることがある。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、揮発性メモリに記憶し
たデータを確実にバックアップすることが可能なバック
アップ方式を提供することにある。
たデータを確実にバックアップすることが可能なバック
アップ方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータバックア
ップ方式は、バックアップ電源を必要とする揮発性メモ
リと、電気的に書き込み及び消去が可能でバックアップ
電源を必要としないフラッシュメモリと、前記バックア
ップ電源の電圧を検出し、電圧が所定値以下のときに前
記揮発性メモリのデータをフラッシュメモリに転送する
動作を行うバックアップ処理部とを備えることを特徴と
する。
ップ方式は、バックアップ電源を必要とする揮発性メモ
リと、電気的に書き込み及び消去が可能でバックアップ
電源を必要としないフラッシュメモリと、前記バックア
ップ電源の電圧を検出し、電圧が所定値以下のときに前
記揮発性メモリのデータをフラッシュメモリに転送する
動作を行うバックアップ処理部とを備えることを特徴と
する。
【0008】ここで、バックアップ処理部は、バックア
ップ電源の電圧が所定値以上に復旧されたときに、フラ
ッシュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送する機能
を有する。また、揮発性メモリとフラッシュメモリとの
間のデータの転送及び逆転送を直接行うCPUを有し、
バックアップ処理部はこのCPUに対してデータ転送信
号及びデータ逆転送信号を送出する。
ップ電源の電圧が所定値以上に復旧されたときに、フラ
ッシュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送する機能
を有する。また、揮発性メモリとフラッシュメモリとの
間のデータの転送及び逆転送を直接行うCPUを有し、
バックアップ処理部はこのCPUに対してデータ転送信
号及びデータ逆転送信号を送出する。
【0009】また、バックアップ処理部は、バックアッ
プ電源の電圧を検出し、検出した電圧を所定値と比較す
る電池電圧検出部と、この電池電圧検出部から出力され
る電圧正常信号又は電圧低下信号に基づいてデータ転送
信号又はデータ逆転送信号を出力するバックアップ制御
部とを備える構成とする。
プ電源の電圧を検出し、検出した電圧を所定値と比較す
る電池電圧検出部と、この電池電圧検出部から出力され
る電圧正常信号又は電圧低下信号に基づいてデータ転送
信号又はデータ逆転送信号を出力するバックアップ制御
部とを備える構成とする。
【0010】
【作用】バックアップ電源の電圧が、揮発性メモリがデ
ータを保持するのに困難な電圧である所定電圧以下に低
下されたときに、バックアップ処理部からデータ転送信
号が送出される。CPUはこれを受けて揮発性メモリの
データをフラッシュメモリに転送し、データを確保す
る。
ータを保持するのに困難な電圧である所定電圧以下に低
下されたときに、バックアップ処理部からデータ転送信
号が送出される。CPUはこれを受けて揮発性メモリの
データをフラッシュメモリに転送し、データを確保す
る。
【0011】バックアップ電源の電圧が所定電圧以上に
復旧されたときには、バックアップ処理部からデータ逆
転送信号が送出される。CPUはこれを受けてフラッシ
ュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送し、以後は、
通常状態と同様に揮発性メモリを用いた動作が実行され
る。
復旧されたときには、バックアップ処理部からデータ逆
転送信号が送出される。CPUはこれを受けてフラッシ
ュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送し、以後は、
通常状態と同様に揮発性メモリを用いた動作が実行され
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明が適用されるバックアップ装置のブ
ロック構成図である。メモリとして、RAM等の揮発性
メモリ1と、電気的に書き込み及び消去が可能でバック
アップ電源が不要な不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ2とが設けられる。この場合、揮発性メモリ1には
バックアップ電池3が接続されている。これらのメモリ
1,2はCPU4によって駆動され、揮発性メモリ1と
フラッシュメモリ2との間ではこのCPU4の命令によ
ってCPU4を介して或いは直接にデータを相互に転送
できるように構成されている。
する。図1は本発明が適用されるバックアップ装置のブ
ロック構成図である。メモリとして、RAM等の揮発性
メモリ1と、電気的に書き込み及び消去が可能でバック
アップ電源が不要な不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ2とが設けられる。この場合、揮発性メモリ1には
バックアップ電池3が接続されている。これらのメモリ
1,2はCPU4によって駆動され、揮発性メモリ1と
フラッシュメモリ2との間ではこのCPU4の命令によ
ってCPU4を介して或いは直接にデータを相互に転送
できるように構成されている。
【0013】前記バックアップ電池3に対してはバック
アップ処理部5が接続される。このバックアップ処理部
5は、前記バックアップ電池3の電圧を検出する電池電
圧検出部6と、この電池電圧検出部6の検出出力に基づ
いて前記CPU4に対してデータの転送信号を出力する
バックアップ制御部7とで構成される。
アップ処理部5が接続される。このバックアップ処理部
5は、前記バックアップ電池3の電圧を検出する電池電
圧検出部6と、この電池電圧検出部6の検出出力に基づ
いて前記CPU4に対してデータの転送信号を出力する
バックアップ制御部7とで構成される。
【0014】前記電池電圧検出部6は前記バックアップ
電池3の電圧を常に監視しており、揮発性メモリ1がデ
ータを保持するのに困難な電圧にまで低下したときに、
バックアップ制御部7に電圧低下信号を送出する。これ
に加えて、バックアップ電池3の電圧が回復されたとき
に、バックアップ制御部7に電圧正常信号を送出する。
電池3の電圧を常に監視しており、揮発性メモリ1がデ
ータを保持するのに困難な電圧にまで低下したときに、
バックアップ制御部7に電圧低下信号を送出する。これ
に加えて、バックアップ電池3の電圧が回復されたとき
に、バックアップ制御部7に電圧正常信号を送出する。
【0015】前記バックアップ制御部7は、電池電圧検
出部6からの電圧低下信号を受けて、揮発性メモリ1の
データを保持させるために、フラッシュメモリ2へデー
タを転送するためのデータ転送信号をCPU4に送出す
る。これに加えて、電池電圧検出部6からの電圧正常信
号を受けて、フラッシュメモリ2のデータを揮発性メモ
リ1へ逆転送するためのデータ逆転送信号をCPU4に
送出する。
出部6からの電圧低下信号を受けて、揮発性メモリ1の
データを保持させるために、フラッシュメモリ2へデー
タを転送するためのデータ転送信号をCPU4に送出す
る。これに加えて、電池電圧検出部6からの電圧正常信
号を受けて、フラッシュメモリ2のデータを揮発性メモ
リ1へ逆転送するためのデータ逆転送信号をCPU4に
送出する。
【0016】この構成によるデータバックアップ動作を
図2のフローチャートを参照して説明する。電池電圧検
出部6は常時バックアップ電池3の電圧を測定しており
(S101)、かつバックアップ電池3の電圧が所定の
電圧、即ち揮発性メモリ1がデータを保持するのに十分
な電圧と比較している(S102)。
図2のフローチャートを参照して説明する。電池電圧検
出部6は常時バックアップ電池3の電圧を測定しており
(S101)、かつバックアップ電池3の電圧が所定の
電圧、即ち揮発性メモリ1がデータを保持するのに十分
な電圧と比較している(S102)。
【0017】そして、測定したバックアップ電池3の電
圧が所定電圧よりも低下したときには、電圧低下信号を
バックアップ制御部7に送出する(S103)。する
と、バックアップ制御部7は、これを受けてデータ転送
信号をCPU4に送出する(S104)。したがって、
CPU4はこのデータ転送信号を受けると、揮発性メモ
リ1のデータをフラッシュメモリ2に転送するデータ転
送動作を行う(S105)。
圧が所定電圧よりも低下したときには、電圧低下信号を
バックアップ制御部7に送出する(S103)。する
と、バックアップ制御部7は、これを受けてデータ転送
信号をCPU4に送出する(S104)。したがって、
CPU4はこのデータ転送信号を受けると、揮発性メモ
リ1のデータをフラッシュメモリ2に転送するデータ転
送動作を行う(S105)。
【0018】また、バックアップ制御部7はバックアッ
プ電池3の交換の有無、或いは充電実行の有無を監視し
ており(S106)、電池交換或いは充電があったとき
には電池電圧検出部6での電池電圧検出を行わせる(S
107)。これにより、電池電圧検出部は再度バックア
ップ電池の電圧を所定値と比較する(S108)。この
とき、電圧が所定値以下のときには、再び電圧の比較を
繰り返す。
プ電池3の交換の有無、或いは充電実行の有無を監視し
ており(S106)、電池交換或いは充電があったとき
には電池電圧検出部6での電池電圧検出を行わせる(S
107)。これにより、電池電圧検出部は再度バックア
ップ電池の電圧を所定値と比較する(S108)。この
とき、電圧が所定値以下のときには、再び電圧の比較を
繰り返す。
【0019】一方、電圧が所定値以上に復帰されたとき
には、電圧正常信号をバックアップ制御部7に送出する
(S109)。すると、バックアップ制御部7は、これ
を受けてデータ逆転送信号をCPU4に送出する(S1
10)。したがって、CPU4はこのデータ逆転送信号
を受けると、フラッシュメモリ2に退避させていたデー
タを揮発性メモリ1に転送するデータ逆転送動作を行う
(S111)。
には、電圧正常信号をバックアップ制御部7に送出する
(S109)。すると、バックアップ制御部7は、これ
を受けてデータ逆転送信号をCPU4に送出する(S1
10)。したがって、CPU4はこのデータ逆転送信号
を受けると、フラッシュメモリ2に退避させていたデー
タを揮発性メモリ1に転送するデータ逆転送動作を行う
(S111)。
【0020】この一連の動作により、バックアップ電池
3の電圧が所定値以下の状態では、揮発性メモリ1のデ
ータは常にフラッシュメモリ2に退避されることにな
り、バックアップ電池3の電圧が復旧されたときにはデ
ータは常に揮発性メモリ1に復帰されることになる。し
たがって、バックアップ電池3の電圧状態に応じてデー
タは揮発性メモリ1或いはフラッシュメモリ2に書き込
まれた状態となる。したがって、電源が急激にオフされ
たような場合でも、データを確実にバックアップするこ
とができる。これは、特にバックアップ電池の電圧が低
下されている状態で電源が急激にオフされたような場合
に有効となる。
3の電圧が所定値以下の状態では、揮発性メモリ1のデ
ータは常にフラッシュメモリ2に退避されることにな
り、バックアップ電池3の電圧が復旧されたときにはデ
ータは常に揮発性メモリ1に復帰されることになる。し
たがって、バックアップ電池3の電圧状態に応じてデー
タは揮発性メモリ1或いはフラッシュメモリ2に書き込
まれた状態となる。したがって、電源が急激にオフされ
たような場合でも、データを確実にバックアップするこ
とができる。これは、特にバックアップ電池の電圧が低
下されている状態で電源が急激にオフされたような場合
に有効となる。
【0021】なお、前記実施例では、揮発性メモリとフ
ラッシュメモリとの間のデータの転送及び逆転送をCP
Uの指令に基づいて行う場合を説明したが、バックアッ
プ処理部自体がデータ転送指令を送出し、このデータ転
送指令に基づいて両メモリ間でのデータ転送を実行する
ように構成してもよい。
ラッシュメモリとの間のデータの転送及び逆転送をCP
Uの指令に基づいて行う場合を説明したが、バックアッ
プ処理部自体がデータ転送指令を送出し、このデータ転
送指令に基づいて両メモリ間でのデータ転送を実行する
ように構成してもよい。
【0022】また、前記実施例では、バックアップ電池
の電圧が復旧したときには、フラッシュメモリのデータ
を揮発性メモリに逆転送するプログラムを備えた例を示
しているが、バックアップ電池の電圧が復旧した際には
自動的にはデータの逆転送を行わず、キーボード等の入
力装置からの逆転送の指令を待って逆転送を行うように
構成してもよい。
の電圧が復旧したときには、フラッシュメモリのデータ
を揮発性メモリに逆転送するプログラムを備えた例を示
しているが、バックアップ電池の電圧が復旧した際には
自動的にはデータの逆転送を行わず、キーボード等の入
力装置からの逆転送の指令を待って逆転送を行うように
構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、揮発性メ
モリのバックアップ電源の電圧を検出し、この電圧が揮
発性メモリがデータを保持するのに困難な電圧である所
定値以下のときに揮発性メモリのデータをフラッシュメ
モリに転送する動作を行うバックアップ処理部を備える
ことにより、バックアップ電源の電圧が低下された場合
でも揮発性メモリのデータをフラッシュメモリに保持す
ることができ、データを確実に保持することが可能とな
る。
モリのバックアップ電源の電圧を検出し、この電圧が揮
発性メモリがデータを保持するのに困難な電圧である所
定値以下のときに揮発性メモリのデータをフラッシュメ
モリに転送する動作を行うバックアップ処理部を備える
ことにより、バックアップ電源の電圧が低下された場合
でも揮発性メモリのデータをフラッシュメモリに保持す
ることができ、データを確実に保持することが可能とな
る。
【0024】また、バックアップ処理部は、バックアッ
プ電源の電圧が所定値以上に復旧されたときに、フラッ
シュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送すること
で、バックアップ電源が復旧されたときには、常に通常
のメモリ保持状態での以後の機器動作が可能とされる。
プ電源の電圧が所定値以上に復旧されたときに、フラッ
シュメモリのデータを揮発性メモリに逆転送すること
で、バックアップ電源が復旧されたときには、常に通常
のメモリ保持状態での以後の機器動作が可能とされる。
【0025】更に、CPUにより揮発性メモリとフラッ
シュメモリとの間のデータの転送及び逆転送を行うよう
にし、バックアップ処理部はこのCPUに対してデータ
転送信号及びデータ逆転送信号を送出するように構成す
れば、既存の各種機器に対して本発明を容易に適用する
ことが可能となる。
シュメモリとの間のデータの転送及び逆転送を行うよう
にし、バックアップ処理部はこのCPUに対してデータ
転送信号及びデータ逆転送信号を送出するように構成す
れば、既存の各種機器に対して本発明を容易に適用する
ことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック構成図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 揮発性メモリ 2 フラッシュメモリ 3 バックアップ電池 4 CPU 5 バックアップ処理部 6 電池電圧検出部 7 バックアップ制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 バックアップ電源を必要とする揮発性メ
モリと、電気的に書き込み及び消去が可能でバックアッ
プ電源を必要としないフラッシュメモリと、前記バック
アップ電源の電圧を検出し、電圧が所定値以下のときに
前記揮発性メモリのデータをフラッシュメモリに転送す
る動作を行うバックアップ処理部とを備えることを特徴
とするフラッシュメモリによるデータバックアップ方
式。 - 【請求項2】 バックアップ処理部は、バックアップ電
源の電圧が所定値以上に復旧されたときに、フラッシュ
メモリのデータを揮発性メモリに逆転送する機能を有す
る請求項1のフラッシュメモリによるデータバックアッ
プ方式。 - 【請求項3】 揮発性メモリとフラッシュメモリとの間
のデータの転送及び逆転送を直接行うCPUを有し、バ
ックアップ処理部はこのCPUに対してデータ転送信号
及びデータ逆転送信号を送出する請求項2のフラッシュ
メモリによるデータバックアップ方式。 - 【請求項4】 バックアップ処理部は、バックアップ電
源の電圧を検出し、検出した電圧を所定値と比較する電
池電圧検出部と、この電池電圧検出部から出力される電
圧正常信号又は電圧低下信号に基づいてデータ転送信号
又はデータ逆転送信号を出力するバックアップ制御部と
を備える請求項3のフラッシュメモリによるデータバッ
クアップ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6319411A JPH08161236A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | フラッシュメモリによるデータバックアップ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6319411A JPH08161236A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | フラッシュメモリによるデータバックアップ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08161236A true JPH08161236A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18109898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6319411A Pending JPH08161236A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | フラッシュメモリによるデータバックアップ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08161236A (ja) |
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JP2008130202A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Toshiba Corp | 再生位置制御回路及び再生システム |
JP2011053875A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Nec Corp | ディスクアレイ装置 |
US8190788B2 (en) | 2009-09-16 | 2012-05-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Shifting volatile memories to self-refresh mode |
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JP2015170077A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社日立製作所 | 計算機装置 |
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JPH0228856A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-30 | Toshiba Corp | コンピュータシステム |
JPH02201671A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-09 | Toshiba Corp | Icメモリカード |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6319411A patent/JPH08161236A/ja active Pending
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