JPH08161048A - 無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法 - Google Patents
無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法Info
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Abstract
走行を可能とする。 【構成】 四輪独立操舵式の無人搬送車の操舵角度決定
方法において、台車1の下面前後左右に夫々設けた走行
輪31,32,33,34のうち、台車の走行方向に添
った二走行輪31,33に夫々独立して設けたガイドセ
ンサ4,5の偏位量に基づき、夫々の走行輪31,33
の操舵角を決定し、他の残り二走行輪32,34の操舵
角を前記操舵角の関数として演算し、決定する。
Description
行する搬送台車を正確に安定して誘導走行するようにす
る無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法に関するもので
ある。
の物品等の搬送には、発塵の抑制に優れた無人搬送車が
使用される。これはクリーンルーム内で予め搬送工程に
沿って配設された誘導ガイドに導かれて搬送車が走行す
る。この種搬送車は一般に三輪式で、前輪を一輪駆動式
とし、後輪を従動二輪とし、この前輪の前方車体側に固
定された一つのガイドセンサにて前輪の操舵角を決定
し、搬送車を誘導ガイドに導かれて走行するようにして
いる。
置において、誘導ガイドに対して搬送車の走行状態での
位置を検出しているので、搬送車前部では正常位置を走
行していても搬送車後部すなわち後輪側が誘導ガイドか
ら右または左に大きく位置ずれを起こすことがあり、こ
のため搬送車の走行時、後輪側が左右に振れ、安定した
走行が行え難いものであった。
し、安定した走行を可能とすることを目的とする。
するためになしたもので、四輪独立操舵式の無人搬送車
の操舵角度決定方法において、台車の下面前後左右に夫
々設けた走行輪のうち、台車の走行方向に添った二走行
輪に夫々独立して設けたガイドセンサの偏位量に基づ
き、夫々の走行輪の操舵角を決定し、他の残り二走行輪
の操舵角を前記操舵角の関数として演算し、決定するこ
とを要旨とする。
可能とした4つの走行輪を備え、路面に敷設した誘導ガ
イドに導かれて走行し、誘導ガイドに対し前輪及び後輪
側に夫々独立したガイドセンサを取り付け、このガイド
センサにて前後の二輪を誘導ガイドに追従してその操舵
角を決定し、ガイドセンサのない残りの走行輪の操舵角
をガイドセンサ付走行輪の操舵角の関数として演算して
決定し、これにより安定走行を可能とする。
定方法を図面に示す実施例にもとづいて説明する。図に
おいて1は無人搬送車の台車で、この台車1は半導体製
造工場等のクリーンルーム内で物品を搬送する工程に従
って予め設定されたコースを走行するようにしている。
これはクリーンルーム内等床面に走行工程に沿って磁気
式、光学式その他の方式の誘導ガイド2を敷設し、この
誘導ガイド2に導かれて走行するものである。
回路、搬送物品の積込積卸を行う装置、各種駆動用の電
源(バッテリー)等を搭載し、下面には台車の前後・左
右に夫々対称的にして4つの走行輪31,32,33,
34を配設する。そしてこの全走行輪31,32,3
3,34には、その走行方向を任意に変更できるよう操
舵装置を備えるが、この操舵装置は各走行輪が独立して
操舵方向及びその角度を制御できるようにする。
行うが、全走行輪を駆動輪とすることもできるし、また
台車の対角線上に配設される2つの走行輪を駆動して行
うこともでき、この走行輪の駆動は台車が安定して走行
できるように適当に定めるものとする。
に従って走行するように、少なくとも2つのガイドセン
サ4,5を設ける。このガイドセンサ4,5には同一側
にある前後の走行輪、例えば図示の実施例では右側前後
の走行輪31と33に一体に設ける。すなわち前の走行
輪31にはガイドセンサ4を、後の走行輪33にはガイ
ドセンサ5を夫々走行輪と一体化し、走行輪が操舵され
るとき、ガイドセンサ4,5もともにその位置が変位す
るようにする。
ーブしている場合、この誘導ガイド2に従って台車1が
走行しようとすると、前走行輪31と一体化されたガイ
ドセンサ4及び後走行輪33と一体化されたガイドセン
サ5により、誘導ガイド2とのずれ量すなわち各ガイド
センサ4,5と誘導ガイド2との間隔δ3及びδ2が0と
なるように走行輪31,33に付設した操舵装置にて走
行輪31,33の真直走行位置からの操舵角φ3,φ2を
変化するように制御する。そして走行輪31,33の操
舵角φ3,φ2が決定すると、カーブ内周側にある他の2
つの走行輪32と34の操舵角φ1,φ4も決定される。
この場合走行輪31,33の操舵角φ3,φ2と直交する
回転半径ρ3,ρ2の交点をCとすると、走行輪32,3
4の操舵角φ1,φ4は回転半径ρ1,ρ4に対し直交する
ようにして定める。
4の任意の操舵角と直交する4個の回転半径が1点Cに
集まるようにすることにより、各走行輪の進行方向がV
1〜V4が、各回転半径と直交する方向となり、走行する
地面に対し、横滑り(各回転半径方向の滑り)を最小と
することができる。
より説明する。操舵角φ4とφ2の関係は次のようにな
る。
次のようになる。
るとφ1が決定されることを示す。このようにして各走
行輪の操舵角を決定することにより、 (1)4走行輪操舵角の中で誘導ガイドの追従すべき2
つの操舵用走行輪は他の走行輪と独立に、他の走行輪と
は無関係に操舵可能となる。 (2)上記操舵角は、誘導ガイドに対する各操舵用の走
行輪のガイドセンサによるずれ量を常に0となるように
自由独立に制御すればよいため、制御のための制御演算
を簡単化できる。
ブロック説明図で、図4はその要部をさらに詳しく示し
たものである。
回路を設けた構成を図5に、またその要部を図6に示
す。図7は直線路において誘導ガイド2に対し、台車1
が何らかの原因で左に傾斜した場合に右旋回するときの
説明図であって、台車1が図7に示すように右旋回する
と、誘導ガイド中心に対する前方ガイドセンサの偏倚を
図8の如くdrとし、この時の操舵角制御出力をφ3、
外側車輪操舵角指令値をφ1とすると、右旋回(φ3≧
0)ゆえ、図5、図6に示す切替判別回路の働きで右前
輪をφ3、左前輪をφ1に操舵する。
因で右に傾斜した場合に左旋回するとき、前方ガイドセ
ンサの偏倚をdr′(=−dr)とし、この時の操舵角
制御出力をφ3′(=−φ3)、外側車輪操舵角指令値を
φ1′とすると、左旋回(φ3′<0)ゆえ、切替判別回
路の働きで右前輪をφ1′、左前輪をφ3′に操舵する。
同じ旋回半径で旋回するので、誘導ガイドの右と左での
車体の走行軌跡が同一となり、追従性、蛇行特性は改善
される。
定方法は、四輪独立操舵式の無人搬送車において、台車
の下面前後左右に夫々設けた走行輪のうち、台車の走行
方向に添った二走行輪に夫々独立して設けたガイドセン
サの偏位量に基づき、夫々の走行輪の操舵角を決定し、
他の残り二走行輪の操舵角を前記操舵角の関数として演
算し、決定するため、四走行輪の中で誘導ガイドに追従
する操舵輪の作用により、前後の操舵輪にて誘導ガイド
に追従するため前輪のみの場合に比して、走行安定性に
優れ追従精度が大幅に向上するとともに、他の二輪の操
舵角の演算は上記二輪の操舵角の関数として単純化可能
となり、制御装置が簡単となる等の利点を有する。
の一実施例を示す台車の底面図である。
のブロック説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 四輪独立操舵式の無人搬送車の操舵角度
決定方法において、台車の下面前後左右に夫々設けた走
行輪のうち、台車の走行方向に添った二走行輪に夫々独
立して設けたガイドセンサの偏位量に基づき、夫々の走
行輪の操舵角を決定し、他の残り二走行輪の操舵角を前
記操舵角の関数として演算し、決定することを特徴とす
る無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法。 - 【請求項2】 無人搬送車は、前記演算方法で決定した
操舵角度に基づき旋回方向を判別して、常に旋回内側の
走行輪の操舵角度をガイドセンサの偏倚量に基づいた値
で制御し、旋回外側の操舵輪の角度は旋回内側の2つの
走行輪の操舵角の関数として演算制御するよう切替機能
を設けたことを特徴とする請求項1記載の無人搬送車の
走行輪操舵角度決定方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33184894A JP3370200B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08161048A true JPH08161048A (ja) | 1996-06-21 |
JP3370200B2 JP3370200B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=18248338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP33184894A Expired - Fee Related JP3370200B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 無人搬送車の走行輪操舵角度決定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-12-09 JP JP33184894A patent/JP3370200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3370200B2 (ja) | 2003-01-27 |
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