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JPH08166901A - メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置 - Google Patents

メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH08166901A
JPH08166901A JP6312013A JP31201394A JPH08166901A JP H08166901 A JPH08166901 A JP H08166901A JP 6312013 A JP6312013 A JP 6312013A JP 31201394 A JP31201394 A JP 31201394A JP H08166901 A JPH08166901 A JP H08166901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
dma
image
image data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6312013A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Soshi
敏行 惣司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP6312013A priority Critical patent/JPH08166901A/ja
Publication of JPH08166901A publication Critical patent/JPH08166901A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作速度や動作タイミングの異なる複数のD
MAコントローラを使用した場合でも、作動されるDM
Aコントローラに応じた制御信号をメモリに対して容易
かつ確実に供給する。 【構成】 CPU1は、画データの転送時、各DMAコ
ントローラ2,14に対して所定のタイミングで作動指
令を行う。すると、その指令に基づき、各DMAコント
ローラ2,14は、画像メモリ6或いはモデムバッファ
5とCPU1から指定された所定の入出力手段との間で
画データのDMA転送を行わせる。又、CPU1は、前
記作動指令を行ったとき、何れのDMAコントローラ
2,14に対して作動指令を行ったかを状態表示信号と
してメモリ制御回路15に出力する。すると、メモリ制
御回路15は、その状態表示信号に基づき、作動される
DMAコントローラ2,14に応じたデータ入出力のた
めの制御信号を、画像メモリ6等に対して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、動作速度や動作タイ
ミングの異なる複数の各DMAコントローラの制御によ
り、メモリと複数の各入出力手段との間でデータのDM
A転送が行われる場合に、データ入出力のための制御信
号をメモリに対して供給するメモリ制御回路及びそれを
備えたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えば、ファクシミリ装置において、
画像メモリと各種入出力装置との間で画データを短時間
で効率良く転送するために、その転送をCPU等の主制
御部のプログラム制御によることなく、DMA(ダイレ
クトメモリアクセス)制御により行うようにしたものが
ある。このDMA制御においては、DMAコントローラ
により、画像メモリと所定の入出力装置との間に主制御
部とは独立したデータ転送路(チャネル)が形成され、
画データが画像メモリと所定の入出力装置との間で直接
転送される。通常、DMAコントローラは、複数チャネ
ル分の転送を行うことができるように構成され、1つの
チャネルで画像メモリに対して1つの入出力装置をアク
セスすることができる。
【0003】ところで、ファクシミリ装置においては、
画像メモリにアクセスされる入出力装置として、画像読
取のための読取装置、画データの印字のための記録装置
及び画データの符号・復号化を行うためのCODECを
始めとして、パソコン等の外部機器との間でデータ転送
を行うためのインターフェイス等、それ以外にも多数の
入出力装置を備えたものがある。そして、このようなフ
ァクシミリ装置では、多数の入出力装置に対応して、D
MA転送のためのチャネルを多数設ける必要がある。し
かし、1つのDMAコントローラで制御できるチャネル
数には限度があるため、必要なチャネル数を1つのDM
Aコントローラでカバーできないような場合には、複数
のDMAコントローラを設ける必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 この場合、複数のD
MAコントローラとして、それらの動作速度や動作タイ
ミングが同一のものを使用する必要はない。即ち、入出
力装置の中には、画データの転送を高速で行う必要があ
るものと、比較的低速で行ってもよいものとがある。そ
のため、これら全ての入出力装置に対して動作速度の速
いDMAコントローラのチャネルを割り当てる必要はな
く、装置の製作コスト等を考慮すれば、画データの転送
を高速で行う必要があるものについては動作速度の速い
DMAコントローラのチャネルを、画データの転送を比
較的低速で行ってもよいものについては動作速度の遅い
DMAコントローラのチャネルを割り当てることが望ま
しい。
【0005】ところが、このように、複数のDMAコン
トローラとして、それらの動作速度等の異なるものが使
用された場合には、画像メモリに対して供給する画デー
タ入出力のための制御信号も、作動されるDMAコント
ローラに応じて変える必要がある。このため、画像メモ
リの画データの入出力制御を正確に行うことが困難にな
るという問題が生じる。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、動作速度や動作タイミ
ングの異なる複数のDMAコントローラを使用した場合
でも、作動されるDMAコントローラに応じた制御信号
をメモリに対して容易かつ確実に供給することができる
メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1の発明では、主制御部からの指令に基
づき、動作速度や動作タイミングの異なる複数の各DM
Aコントローラにより、メモリと複数の各入出力手段と
の間でデータのDMA転送を行わせるに際して、主制御
部からの状態表示信号に基づき、作動されるDMAコン
トローラに応じたデータ入出力のための制御信号をメモ
リに対して供給するように構成したものである。
【0008】請求項2の発明では、メモリは画データを
記憶するための画像メモリであって、複数のDMAコン
トローラは画像メモリと複数の各入出力手段との間で画
データのDMA転送を行わせるものである。
【0009】請求項3の発明では、入出力手段として少
なくとも、原稿上の画像を読み取る読取手段と、画像メ
モリ内の画データに基づき記録紙上に印字を行う記録手
段とを備え、読取手段から画像メモリへの読取画データ
の転送及び画像メモリから記録手段への画データの転送
を、動作速度の最も速いDMAコントローラで行わせる
ように構成したものである。
【0010】
【作用】 従って、請求項1の発明によれば、主制御部
からの指令に基づき、所定のDMAコントローラが作動
されて、メモリと所定の入出力手段との間でデータのD
MA転送が行われる。このとき、主制御部からの状態表
示信号に基づき、作動されるDMAコントローラに応じ
た制御信号がメモリに対して供給される。このため、複
数のDMAコントローラとして、動作速度や動作タイミ
ングの異なるものが使用された場合でも、メモリに対し
て供給される制御信号が、作動されるDMAコントロー
ラに応じて変えられ、メモリのデータの入出力制御が正
確に行われる。
【0011】請求項2の発明によれば、多数の入出力手
段を備えているファクシミリ装置においても、複数のD
MAコントローラにより、画像メモリとの間での画デー
タの転送を短時間で効率良く行うことができる。
【0012】請求項3の発明によれば、特に高速処理を
要求される原稿上の画像の読取動作と画データの記録紙
上への記録動作とについて、高速で行うことが可能とな
る。
【0013】
【実施例】 以下、本発明をファクシミリ装置に具体化
した一実施例を図面に基づいて説明する。図1に、この
ファクシミリ装置の回路構成を示す。主制御部としての
CPU(中央処理装置)1は、装置全体の動作を制御す
るためのプログラム等を記憶したROM(リードオンリ
メモリ)、及び各種情報を一時的に記憶するためのRA
M(ランダムアクセスメモリ)を備えてなるものであ
る。又、CPU1はDMAコントーラ2を内蔵してお
り、このDMAコントローラ2により、複数チャネル
(本実施例では最大4チャネル)分のデータ転送が可能
となっている。NCU(ネットワークコントロールユニ
ット)3は電話回線との接続を制御する。入出力手段と
してのモデム4は送受信データの変調、復調を行う。
【0014】SRAM(スタティクRAM)よりなるメ
モリとしてのモデムバッファ5は、送受信画データを一
時的に記憶するためのものであり、送信に際して画デー
タをモデム4に転送したり、受信に際してモデム4から
転送されてくる画データを一時的に記憶したりする。D
RAM(ダイナミックRAM)よりなる画像メモリ6
は、画データを符号化状態で記憶する。スキャナ7は、
原稿上の画像を読み取る。読取側CODEC8は、スキ
ャナ7で読み取られた画データを符号化して、その符号
化データをバスbsを介して画像メモリ6に出力する。
本実施例では、スキャナ7及び読取側CODEC8によ
り、入出力手段としての読取手段が構成されている。記
録側CODEC9は、画像メモリ6からバスbsを介し
て転送されてくる画データを復号化して、その復号化デ
ータをプリンタ10に出力する。記録手段としてのプリ
ンタ10は、記録側CODEC9から送られてくる復号
化された画データに基づき、記録紙上に印字を行う。本
実施例では、プリンタ10及び記録側CODEC9によ
り、入出力手段としての記録手段が構成されている。
【0015】入出力手段としての通信用CODEC11
は、送信に際して画像メモリ6から転送されてくる画デ
ータを復号化した後に再符号化してモデムバッファ5に
転送するとともに、受信に際してモデムバッファ5から
転送されてくる受信画データを復号化した後に再符号化
して画像メモリ6に転送したりする。即ち、自機の画像
メモリ6に記憶される画データの符号化形式と、相手側
装置が受信可能な画データの符号化形式或いは相手側装
置から送信されてくる画データの符号化形式とは必ずし
も一致しない。従って、通信用CODEC11により、
送信に際して画像メモリ6内の画データを相手側装置が
受信可能な符号化形式に再度変更するとともに、受信に
際して相手側装置からの画データを画像メモリ6に記憶
可能な符号化形式に再度変更するようにしている。
【0016】入出力手段としてのRS232C等のシリ
アルインターフェイス12は、パソコン等の図示しない
外部機器との間で画データをシリアルデータとしてやり
取りするために設けられている。コネクタ13は、図示
しないケーブルを介して外部機器を接続するためのもの
である。そして、このコネクタ13に外部機器が接続さ
れた状態で、画像メモリ6内のデータがシリアルインタ
ーフェイス12を介して外部機器に転送されるととも
に、外部機器から転送されてくるデータがシリアルイン
ターフェイス12を介して画像メモリ6内に取り込まれ
る。
【0017】外付けのDMAコントローラ14は、前記
CPU1に内蔵されたDMAコントローラ2とは別に独
立して設けられ、複数チャネル(本実施例では最大4チ
ャネル)分のデータ転送が可能となっている。メモリ制
御回路15は、CPU1及び各DMAコントローラ1,
14からの指令に基づき、画像メモリ6及びモデムバッ
ファ5に対する画データの書込み及び読出しを制御す
る。
【0018】尚、本実施例において、CPU1には動作
クロックとして32MHzのクロック信号が与えられて
いる。そして、CPU1に内蔵されたDMAコントーラ
2には、動作クロックとしてCPU1より16MHzの
クロック信号が与えられ、DMAコントーラ2は、この
16MHzのクロック信号に基づく動作速度で作動され
る。又、外付けのDMAコントローラ14には、動作ク
ロックとしてCPU1より8MHzのクロック信号が与
えられ、DMAコントーラ14は、この8MHzのクロ
ック信号に基づく動作速度で作動される。つまり、本実
施例では、CPU1に内蔵されたDMAコントーラ2の
方が、外付けのDMAコントローラ14よりその動作速
度が速くなっている。
【0019】又、本実施例において、CPU1に内蔵さ
れたDMAコントーラ2は、読取側CODEC8から画
像メモリ6への画データの転送、画像メモリ6から記録
側CODEC9への画データの転送、及び送受信時にお
ける画像メモリ6と通信用CODEC11との間の画デ
ータの転送という3チャネル分のデータ転送をDMA制
御する。尚、このDMAコントーラ2の残りの1チャネ
ル分は、外付けのDMAコントローラ14に対して、画
像メモリ6及びモデムバッファ5のアドレス指定等を行
うためのデータを転送する等、外付けのDMAコントロ
ーラ14の制御のために割り当てられている。
【0020】一方、外付けのDMAコントローラ14
は、送受信時におけるモデムバッファ5と通信用COD
EC11との間の画データの転送、モデムバッファ5と
モデム4との間の画データの転送、及び画像メモリ6と
シリアルインターフェイス12との間の画データの転送
という3チャネル分のデータ転送をDMA制御する。
尚、画像メモリ6と通信用CODEC11との間の画デ
ータの転送を外付けのDMAコントローラ14で、モデ
ムバッファ5と通信用CODEC11との間の画データ
の転送をCPU1内蔵のDMAコントーラ2でDMA制
御するように変更してもよい。
【0021】そして、CPU1は、例えばファクシミリ
通信動作の開始に伴い画データの送受信が行われると
き、各DMAコントローラ2,14に対して所定のタイ
ミングで作動指令を行う。すると、その指令に基づき、
各DMAコントローラ2,14は、画像メモリ6或いは
モデムバッファ5とCPU1から指定された所定の入出
力手段との間で画データのDMA転送を行わせる。
【0022】又、CPU1は、各DMAコントローラ
2,14に対して作動指令を行ったとき、何れのDMA
コントローラ2,14に対して作動指令を行ったかを状
態表示信号としてメモリ制御回路15に出力する。する
と、メモリ制御回路15は、その状態表示信号に基づ
き、作動されるDMAコントローラ2,14に応じたデ
ータ入出力のための制御信号を、画像メモリ6或いはモ
デムバッファ5に対して供給する。
【0023】即ち、例えば、外付けのDMAコントロー
ラ14により画像メモリ6との間のデータ転送がDMA
制御される場合には、画像メモリ6に対する画データの
読出し/書込みが図2のタイムチャートに示すような速
度及びタイミングで行われる。同図に示すように、この
読出し/書込み動作は、8MHzのクロック信号の4周
期S1〜S4を1サイクルとして行われる。
【0024】外付けのDMAコントローラ14は、CP
U1から与えられた8MHzのクロック信号をメモリ制
御回路15に出力するとともに、所定の読出し/書込み
信号R/Dをメモリ制御経路15及び画像メモリ6に出
力する。尚、DMAコントローラ14は、8MHzのク
ロック信号の1サイクルにおける第2周期S2の立ち下
がりから若干遅れたタイミングで読出し/書込み信号R
/Dを立ち下げるとともに、第4周期S4の立ち下がり
から若干遅れたタイミングで、読出し/書込み信号R/
Dを立ち上げる。又、CPU1は、前記状態表示信号及
び16MHzのクロック信号をメモリ制御回路15に出
力する。
【0025】このとき、メモリ制御回路15は、状態表
示信号の入力に基づき、図2に示すような行(Row) アド
レス選択信号RAS、列(Column)アドレス選択信号CA
S、及びアドレス信号ADDを、制御信号として画像メ
モリ6に出力する。同図に示すように、メモリ制御回路
15は、16MHzのクロック信号の立ち下がりから若
干遅れたタイミングで、入力される読出し/書込み信号
R/DのL/Hの状態を、行アドレス選択信号RASと
して出力する。又、メモリ制御回路15は、その行アド
レス選択信号RASの立ち上がり及び立ち下がりを所定
時間遅延させた信号を、列アドレス選択信号CASとし
て出力する。更に、メモリ制御回路15は、8MHzの
クロック信号の1サイクルにおける第1周期S1の立ち
下がりに基づき、DMAコントローラ14から入力され
るアドレス信号ADDを行アドレスに切り替えるととも
に、第3周期S3の立ち下がりに基づき、アドレス信号
ADDを列アドレスに切り替えて出力する。
【0026】その結果、画像メモリ6は、行及び列アド
レス選択信号RAS,CASの立ち下がりに基づき、そ
れぞれアドレス信号ADDの行アドレス及び列アドレス
を取り込む。そして、画像メモリ6は、前記読出し/書
込み信号R/Dに基づき、その取り込んだアドレスにお
いて画データの読出し/書込みを行う。
【0027】尚、特に図示しないが、外付けのDMAコ
ントローラ14によりモデムバッファ5との間のデータ
転送がDMA制御される場合には、モデムバッファ5に
対する画データの読出し/書込みが前記とは異なるタイ
ミングとなるが、この場合も前記とほぼ同様な方法によ
り、そのタイミングが所定タイミングに設定される。
【0028】又、CPU1内蔵のDMAコントローラ2
により画像メモリ6との間のデータ転送がDMA制御さ
れる場合には、画像メモリ6に対する画データの読出し
/書込みが図3のタイムチャートに示すような速度及び
タイミングで行われる。同図に示すように、この読出し
/書込み動作は、16MHzのクロック信号の4周期T
1〜T4を1サイクルとして行われる。
【0029】DMAコントローラ2は、CPU1から与
えられた16MHzのクロック信号をメモリ制御回路1
5に出力する。又、CPU1は、前記状態表示信号及び
同図に示すようなバスサイクルスタート信号BCYST
をメモリ制御回路15に出力する。
【0030】このとき、メモリ制御回路15は、状態表
示信号の入力に基づき、図3に示すような行アドレス選
択信号RAS、列アドレス選択信号CAS、及びアドレ
ス信号ADDを、制御信号として画像メモリ6に出力す
る。同図に示すように、メモリ制御回路15は、16M
Hzのクロック信号の1サイクルにおける第2周期T2
の立ち下がりから若干遅れたタイミングで、入力された
バスサイクルスタート信号BCYSTのLレベルの状態
を、行アドレス選択信号RASとして出力するととも
に、同信号RASをクロック信号の2周期分後に立ち上
げる。又、メモリ制御回路15は、その行アドレス選択
信号RASの立ち上がり及び立ち下がりを所定時間遅延
させた信号を、列アドレス選択信号CASとして出力す
る。更に、メモリ制御回路15は、16MHzのクロッ
ク信号の1サイクルにおける第1周期T1の立ち下がり
に基づき、DMAコントローラ2から入力されるアドレ
ス信号ADDを行アドレスに切り替えるとともに、第3
周期T3の立ち下がりに基づき、アドレス信号ADDを
列アドレスに切り替えて出力する。
【0031】その結果、画像メモリ6は、前記と同様
に、行及び列アドレス選択信号RAS,CASの立ち下
がりに基づき、それぞれアドレス信号ADDの行アドレ
ス及び列アドレスを取り込み、その取り込んだアドレス
において画データの読出し/書込みを行う。
【0032】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用を説明する。さて、例えばファクシミリ送
信動作が開始された場合には、先ずスキャナ7により原
稿上の画像が読み取られるとともに、その読取画データ
が読取側CODEC8にて符号化される。そして、その
符号化データは、CPU1内蔵のDMAコントローラ2
により、バスbsを介して画像メモリ6にDMA転送さ
れて、同メモリ6に一旦記憶される。その後、画像メモ
リ6内の画データは、同じくCPU1内蔵のDMAコン
トローラ2により、通信用CODEC11にDMA転送
されて、復号化及び再符号化処理をなされる。続いて、
画データは、外付けのDMAコントローラ14により、
通信用CODEC11からモデムバッファ5にDMA転
送されるとともに、同バッファ5からモデム4にDMA
転送され、モデム4にて変調された後、NCU3及び電
話回線を介して相手側装置に送信される。
【0033】一方、ファクシミリ受信動作が開始された
場合には、相手側装置から送信されてきた画データがN
CU3及びモデム4を介して受信され、モデム4にて復
調される。そして、画データは、外付けのDMAコント
ローラ14により、モデム4からモデムバッファ5にD
MA転送されるとともに、同バッファ5から通信用CO
DEC11にDMA転送されて、復号化及び再符号化処
理をなされる。続いて、符号化された画データは、CP
U1内蔵のDMAコントローラ2により画像メモリ6に
DMA転送されて、同メモリ6に一旦記憶される。その
後、画像メモリ6内の画データは、同じくCPU1内蔵
のDMAコントローラ2により記録側CODEC9にD
MA転送されて、同CODEC9にて復号化される。そ
して、その復号化データに基づき、プリンタ10により
記録紙上に印字が行われる。
【0034】又、コネクタ13に接続された外部機器と
の間でデータの通信が行われる場合には、外付けのDM
Aコントローラ14により、画像メモリ6内のデータが
シリアルインターフェイス12にDMA転送されてから
外部機器に送られるとともに、外部機器から送られてき
たデータがシリアルインターフェイス12から画像メモ
リ6にDMA転送されて、同メモリ6に記憶される。
【0035】尚、上記のように、画像メモリ6やモデム
バッファ5と所定の入出力手段との間で画データのDM
A転送が開始されるときには、CPU1より各DMAコ
ントローラ2,14に対して所定のタイミングで作動指
令がなされる。又、このとき、何れのDMAコントロー
ラ2,14に対して作動指令がなされたかが、状態表示
信号としてCPU1よりメモリ制御回路15に出力され
る。すると、その状態表示信号に基づき、メモリ制御回
路15にて、何れのDMAコントローラ2,14が作動
されるかが認識され、その作動されるDMAコントロー
ラ2,14に応じて、図2及び図3に示すような制御信
号が画像メモリ6或いはモデムバッファ5に対して供給
される。
【0036】このように、本実施例では、CPU1から
の状態表示信号に基づき、作動されるDMAコントロー
ラ2,14を正確に認識して、その作動されるDMAコ
ントローラ2,14応じた制御信号を画像メモリ6やモ
デムバッファ5に対して容易かつ確実に供給することが
できる。このため、動作速度や動作タイミングの異なる
複数のDMAコントローラ2,14を使用した場合で
も、画像メモリ6やモデムバッファ5の画データの入出
力制御を正確に行うことができる。
【0037】又、本実施例のように、多数の入出力手段
を備えているファクシミリ装置であっても、複数のDM
Aコントローラ2,14により、それら入出力手段と画
像メモリ6やモデムバッファ5との間でDMA転送を行
わせることにより、画データの転送を短時間で効率良く
行うことができる。このため、高速処理が可能なファク
シミリ装置を実現することができる。
【0038】しかも、本実施例では、読取側CODEC
8から画像メモリ6への画データの転送、及び画像メモ
リ6から記録側CODEC9への画データの転送を、外
付けのDMAコントーラ14ではなく、それより動作速
度の速いCPU1内蔵のDMAコントーラ2で行わせる
ようにしている。このため、特に高速処理を要求される
原稿上の画像の読取動作と画データの記録紙上への記録
動作とについて、高速で行うことが可能となる。
【0039】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば以下のように変更して具体化してもよ
い。 (1)DMAコントーラを3つ以上設けること。
【0040】(2)何れのDMAコントローラ2,14
で何のDMA制御を行うかを、前記実施例の態様以外に
適宜変更すること。
【0041】
【発明の効果】 以上詳述したように、請求項1の発明
によれば、動作速度や動作タイミングの異なる複数のD
MAコントローラを使用した場合でも、作動されるDM
Aコントローラに応じた制御信号をメモリに対して容易
かつ確実に供給することができ、メモリのデータの入出
力制御を正確に行うことができるという優れた効果を発
揮する。
【0042】請求項2の発明によれば、多数の入出力手
段を備えているファクシミリ装置であっても、複数のD
MAコントローラにより、画像メモリとの間での画デー
タの転送を短時間で効率良く行うことができる。
【0043】請求項3の発明によれば、特に高速処理を
要求される原稿上の画像の読取動作と画データの記録紙
上への記録動作とについて、高速で行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例を示す回路構成
図。
【図2】 外付けDMAコントローラのDMA制御時に
おける画データの読み出し/書き込動作を示すタイムチ
ャート。
【図3】 CPU内蔵のDMAコントローラのDMA制
御時における画データの読み出し/書き込み動作を示す
タイムチャート。
【符号の説明】
1…主制御部としてのCPU、2…DMAコントロー
ラ、4…入出力手段としてのモデム、5…メモリとして
のモデムバッファ、6…画像メモリ、7…入出力手段と
しての読取手段を構成するスキャナ、8…入出力手段と
しての読取手段を構成する読取側CODEC、9…入出
力手段としての記録手段を構成する記録側CODEC、
10…入出力手段としての記録手段を構成するプリン
タ、11…入出力手段としての通信用CODEC、12
…入出力手段としてのシリアルインターフェイス、14
…DMAコントローラ、15…メモリ制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御部からの指令に基づき、動作速度
    や動作タイミングの異なる複数の各DMAコントローラ
    により、メモリと複数の各入出力手段との間でデータの
    DMA転送を行わせるに際して、主制御部からの状態表
    示信号に基づき、作動されるDMAコントローラに応じ
    たデータ入出力のための制御信号をメモリに対して供給
    するように構成したメモリ制御回路。
  2. 【請求項2】 メモリは画データを記憶するための画像
    メモリであって、複数のDMAコントローラは画像メモ
    リと複数の各入出力手段との間で画データのDMA転送
    を行わせるものである請求項1に記載のメモリ制御回路
    を備えたファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 入出力手段として少なくとも、原稿上の
    画像を読み取る読取手段と、画像メモリ内の画データに
    基づき記録紙上に印字を行う記録手段とを備え、読取手
    段から画像メモリへの読取画データの転送及び画像メモ
    リから記録手段への画データの転送を、動作速度の最も
    速いDMAコントローラで行わせるように構成した請求
    項2に記載のファクシミリ装置。
JP6312013A 1994-12-15 1994-12-15 メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置 Pending JPH08166901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6312013A JPH08166901A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6312013A JPH08166901A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 メモリ制御回路及びそれを備えたファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166901A true JPH08166901A (ja) 1996-06-25

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