JPH0814685B2 - タンニング現像用ハロゲン化銀写真材料およびレリ−フ像の製造法 - Google Patents
タンニング現像用ハロゲン化銀写真材料およびレリ−フ像の製造法Info
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- JPH0814685B2 JPH0814685B2 JP61060458A JP6045886A JPH0814685B2 JP H0814685 B2 JPH0814685 B2 JP H0814685B2 JP 61060458 A JP61060458 A JP 61060458A JP 6045886 A JP6045886 A JP 6045886A JP H0814685 B2 JPH0814685 B2 JP H0814685B2
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- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/26—Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
- G03C5/29—Development processes or agents therefor
- G03C5/315—Tanning development
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- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/825—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
- G03C1/8255—Silver or silver compounds therefor
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、タンニング現像(tanning development)
用ハロゲン化銀写真材料に関する。詳細には、本発明は
コロイド状銀分散液を顔料として含むタンニング現像用
ハロゲン化銀写真材料に関する。
用ハロゲン化銀写真材料に関する。詳細には、本発明は
コロイド状銀分散液を顔料として含むタンニング現像用
ハロゲン化銀写真材料に関する。
先行技術の説明 1)(硬化性結合剤中に感光性ハロゲン化銀エマルシ
ヨンを含む層をコーテイングした支持体から成る)写真
材料を像様露光し、2)上記写真材料中に形成した銀潜
像を、ハロゲン化銀現像剤であつて現像によつて形成さ
れる酸化生成物が結合剤を硬化させることが出来それに
よつて露光部分の結合剤を硬化させることが出来るもの
の存在でアルカリ水溶液で材料を処理して、3)露光さ
れない不硬化部分を温水で洗い流して除いてレリーフ像
を形成させるかまたはそれらを全体的にまたは部分的に
像受容材料上に転写する工程から成る写真再生法が知ら
れている。
ヨンを含む層をコーテイングした支持体から成る)写真
材料を像様露光し、2)上記写真材料中に形成した銀潜
像を、ハロゲン化銀現像剤であつて現像によつて形成さ
れる酸化生成物が結合剤を硬化させることが出来それに
よつて露光部分の結合剤を硬化させることが出来るもの
の存在でアルカリ水溶液で材料を処理して、3)露光さ
れない不硬化部分を温水で洗い流して除いてレリーフ像
を形成させるかまたはそれらを全体的にまたは部分的に
像受容材料上に転写する工程から成る写真再生法が知ら
れている。
この写真再生法はタンニング現像として一般に知られ
ており、これに用いられるハロゲン化銀現像剤はタンニ
ング現像剤として知られている。かかるタンニング現像
は、米国特許第2,596,756号、同第3,364,024号、同第3,
440,049号および同第4,233,392号明細書および英国特許
第1,294,355号明細書に記載されている。
ており、これに用いられるハロゲン化銀現像剤はタンニ
ング現像剤として知られている。かかるタンニング現像
は、米国特許第2,596,756号、同第3,364,024号、同第3,
440,049号および同第4,233,392号明細書および英国特許
第1,294,355号明細書に記載されている。
写真的に不活性な水に不溶性の着色した顔料を感光性
ハロゲン化銀エマルシヨン層または硬化性結合剤を含む
関連した非感光性層に加えることも知られている。像の
光学濃度は銀および顔料の両方によつて影響されるの
で、顔料を含む層も、タンニング現像中に像様硬化し、
像の形成に寄与する。特に、上記ハロゲン化銀写真要素
を点または線像を作成する写真平板工業に用いる場合に
は、タンニング現像用のハロゲン化銀写真要素に用いら
れる種々の顔料の中で、コロイド状銀が好ましいと思わ
れる。この場合には、点および線像を、温和な酸化剤溶
液で処理して点および線像の金属銀を部分的に溶解させ
ることから成る「点エツチング」と呼ばれる方法に供す
ることにより、平板印刷物の色相を調整することが出来
る。
ハロゲン化銀エマルシヨン層または硬化性結合剤を含む
関連した非感光性層に加えることも知られている。像の
光学濃度は銀および顔料の両方によつて影響されるの
で、顔料を含む層も、タンニング現像中に像様硬化し、
像の形成に寄与する。特に、上記ハロゲン化銀写真要素
を点または線像を作成する写真平板工業に用いる場合に
は、タンニング現像用のハロゲン化銀写真要素に用いら
れる種々の顔料の中で、コロイド状銀が好ましいと思わ
れる。この場合には、点および線像を、温和な酸化剤溶
液で処理して点および線像の金属銀を部分的に溶解させ
ることから成る「点エツチング」と呼ばれる方法に供す
ることにより、平板印刷物の色相を調整することが出来
る。
しかしながら、コロイド状銀を顔料として分散させた
タンニング現像用ハロゲン化銀写真要素はかなりの欠点
を有する。コロイド状銀とゼラチンの相互効果または作
用によつて、経時的にゼラチンの好ましくない硬化が起
こる。この好ましくない硬化により、露光と現像の後に
は、最早、像の硬化部分と非硬化部分とを識別すること
が出来なくなる。
タンニング現像用ハロゲン化銀写真要素はかなりの欠点
を有する。コロイド状銀とゼラチンの相互効果または作
用によつて、経時的にゼラチンの好ましくない硬化が起
こる。この好ましくない硬化により、露光と現像の後に
は、最早、像の硬化部分と非硬化部分とを識別すること
が出来なくなる。
それ故、経時的な硬化に抗する良好な安定性を有する
タンニング現像用の材料を含む感光性コロイド状銀を供
することが切望されている。
タンニング現像用の材料を含む感光性コロイド状銀を供
することが切望されている。
発明の要約 本発明によれば、タンニング現像用ハロゲン化銀写真
材料(この要素はタンニング現像剤およびコロイド状銀
の分散液と組合わせた感光性ハロゲン化銀エマルシヨン
を含むる実質的に不硬化の親水性結合剤層をコーテイン
グした支持基材から成る)の保存中に親水性結合剤が水
不溶性になる傾向をコロイド状銀分散液のpAg(但し、p
Agは−log[Ag+」であり、銀イオンの濃度は1リツトル
当りのイオンのグラム数で表したものである)をコーテ
イングの前に1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化
合物で6.5から9.5の範囲の値に維持することによつて防
止することが出来る。
材料(この要素はタンニング現像剤およびコロイド状銀
の分散液と組合わせた感光性ハロゲン化銀エマルシヨン
を含むる実質的に不硬化の親水性結合剤層をコーテイン
グした支持基材から成る)の保存中に親水性結合剤が水
不溶性になる傾向をコロイド状銀分散液のpAg(但し、p
Agは−log[Ag+」であり、銀イオンの濃度は1リツトル
当りのイオンのグラム数で表したものである)をコーテ
イングの前に1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化
合物で6.5から9.5の範囲の値に維持することによつて防
止することが出来る。
発明の詳細な説明 本発明は、タンニング現像用ハロゲン化銀写真要素上
にレリーフ像を製造する方法において、上記要素を像様
露光し、露光した要素をアルカリ活性化槽中で現像した
後、像の不硬化部分を水で洗い落とすことから成るタン
ニング現像用ハロゲン化銀写真要素上にレリーフ像を製
造する方法において、上記写真要素がタンニング現像剤
と共同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシヨンお
よびコロイド状銀の分散液を含む実質的に不硬化の親水
性結合剤層をコーテイングした支持基材から成り、コロ
イド状銀分散液のpAgをコーテイングの前に1-フエニル
‐5-メルカプトテトラゾール化合物で6.5から9.5の範囲
の値に調整することを特徴とする方法に関する。
にレリーフ像を製造する方法において、上記要素を像様
露光し、露光した要素をアルカリ活性化槽中で現像した
後、像の不硬化部分を水で洗い落とすことから成るタン
ニング現像用ハロゲン化銀写真要素上にレリーフ像を製
造する方法において、上記写真要素がタンニング現像剤
と共同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシヨンお
よびコロイド状銀の分散液を含む実質的に不硬化の親水
性結合剤層をコーテイングした支持基材から成り、コロ
イド状銀分散液のpAgをコーテイングの前に1-フエニル
‐5-メルカプトテトラゾール化合物で6.5から9.5の範囲
の値に調整することを特徴とする方法に関する。
別の見方によれば、本発明は、タンニング現像剤と共
同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよび
コロイド状銀の分散液を含む少なくとも1種類の実質的
に不硬化の親水性結合剤層をコーテイングした支持基材
から成るタンニング現像用写真要素において、コロイド
状銀分散液がpAgを6.5から9.5の範囲に維持する量の1-
フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化合物を含むこと
を特徴とする写真要素に関する。
同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよび
コロイド状銀の分散液を含む少なくとも1種類の実質的
に不硬化の親水性結合剤層をコーテイングした支持基材
から成るタンニング現像用写真要素において、コロイド
状銀分散液がpAgを6.5から9.5の範囲に維持する量の1-
フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化合物を含むこと
を特徴とする写真要素に関する。
更にもう一つの見方によれば、本発明は、タンニング
現像剤と共同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシ
ヨンおよびコロイド状銀の分散液を含む少なくとも1種
類の実質的に不硬化の親水性結合剤層をコーテイングし
た支持基材から成るタンニング現像用写真要素におい
て、コロイド状銀分散液がコロイド状銀1モル当り0.2
から1gの量の1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化
合物を有することを特徴とする写真要素に関する。
現像剤と共同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシ
ヨンおよびコロイド状銀の分散液を含む少なくとも1種
類の実質的に不硬化の親水性結合剤層をコーテイングし
た支持基材から成るタンニング現像用写真要素におい
て、コロイド状銀分散液がコロイド状銀1モル当り0.2
から1gの量の1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化
合物を有することを特徴とする写真要素に関する。
詳細には、写真要素は二つの重ね合わせた実質的に不
硬化の親水性結合剤層であつて、一方が感光性ハロゲン
化銀エマルシヨンを含み、他方がコロイド状銀の分散液
を含むものから成る。特定の構成によれば、感光性ハロ
ゲン化銀エマルシヨンを含む実質的に不硬化の親水性結
合剤層はコロイド状銀の分散液を含む実質的に不硬化の
親水性結合剤層の上にコーテイングされている。もう一
つの特定の構成によれば、コロイド状銀の分散液を含む
実質的に不硬化の親水性結合剤層が感光性ハロゲン化銀
エマルシヨンを含む実質的に不硬化の親水性結合剤層上
にコーテイングされている。ハロゲン化銀を含む層が、
コロイド状銀分散液を含む層をコーテイングした支持体
に隣接してコーテイングされている時には、この支持体
は透明であつてこの支持体を通して露光を行うことが出
来るようになつているべきである。コロイド状銀分散液
を含む層がハロゲン化銀層をコーテイングした支持体に
隣接してコーテイングされている時には、通常の露光す
なわちエマルシヨン側を光源に向けた露光を行い、不透
明な支持体を用いるべきである。
硬化の親水性結合剤層であつて、一方が感光性ハロゲン
化銀エマルシヨンを含み、他方がコロイド状銀の分散液
を含むものから成る。特定の構成によれば、感光性ハロ
ゲン化銀エマルシヨンを含む実質的に不硬化の親水性結
合剤層はコロイド状銀の分散液を含む実質的に不硬化の
親水性結合剤層の上にコーテイングされている。もう一
つの特定の構成によれば、コロイド状銀の分散液を含む
実質的に不硬化の親水性結合剤層が感光性ハロゲン化銀
エマルシヨンを含む実質的に不硬化の親水性結合剤層上
にコーテイングされている。ハロゲン化銀を含む層が、
コロイド状銀分散液を含む層をコーテイングした支持体
に隣接してコーテイングされている時には、この支持体
は透明であつてこの支持体を通して露光を行うことが出
来るようになつているべきである。コロイド状銀分散液
を含む層がハロゲン化銀層をコーテイングした支持体に
隣接してコーテイングされている時には、通常の露光す
なわちエマルシヨン側を光源に向けた露光を行い、不透
明な支持体を用いるべきである。
写真要素は、また感光性のハロゲン化銀エマルシヨン
とコロイド状銀分散液の両方を含む単一の実質的に不硬
化の親水性結合剤層から成る。タンニング現像用のハロ
ゲン化銀写真要素は、更に支持基材とハロゲン化銀エマ
ルシヨンおよび/またはコロイド状銀分散液を含む実質
的に不硬化の親水性結合剤層との間にあつて、支持基材
上にコーテイングされた実質的に不硬化の親水性結合剤
層を有することも出来る。
とコロイド状銀分散液の両方を含む単一の実質的に不硬
化の親水性結合剤層から成る。タンニング現像用のハロ
ゲン化銀写真要素は、更に支持基材とハロゲン化銀エマ
ルシヨンおよび/またはコロイド状銀分散液を含む実質
的に不硬化の親水性結合剤層との間にあつて、支持基材
上にコーテイングされた実質的に不硬化の親水性結合剤
層を有することも出来る。
感光性ハロゲン化銀および/またはコロイド状銀分散
液を含む層用の好ましい親水性結合剤剤は、ゼラチンで
ある。しかしながら、ポリビニルアルコールまたは改質
されたポリアクリルアミドのような他の硬化性結合剤を
用いることも出来る。
液を含む層用の好ましい親水性結合剤剤は、ゼラチンで
ある。しかしながら、ポリビニルアルコールまたは改質
されたポリアクリルアミドのような他の硬化性結合剤を
用いることも出来る。
本明細書で用いられる「実質的に不硬化の親水性結合
剤」という用語は、20から70℃の温度で融解するかまた
は水に溶解することが出来る結合剤を意味する。ゼラチ
ンの場合には、この表現は更に具体的には、硬化しない
ゼラチン、或いは新たにコーテイングした時ゼラチン45
4g当り乾燥ホルムアルデヒド0.7gまたは例えば3から6
カ月間保存した時ゼラチン454g当り乾燥ホルムアルデヒ
ド0.3gを含むゼラチンよりも硬くないゼラチンを意味す
る。
剤」という用語は、20から70℃の温度で融解するかまた
は水に溶解することが出来る結合剤を意味する。ゼラチ
ンの場合には、この表現は更に具体的には、硬化しない
ゼラチン、或いは新たにコーテイングした時ゼラチン45
4g当り乾燥ホルムアルデヒド0.7gまたは例えば3から6
カ月間保存した時ゼラチン454g当り乾燥ホルムアルデヒ
ド0.3gを含むゼラチンよりも硬くないゼラチンを意味す
る。
ハロゲン化銀エマルシヨンは公知のハロゲン化銀エマ
ルシヨンの何れであつても良く、塩化銀、臭化銀、塩‐
ヨウ化銀、塩‐臭化銀、塩‐臭‐ヨウ化銀、臭‐ヨウ化
銀などがある。
ルシヨンの何れであつても良く、塩化銀、臭化銀、塩‐
ヨウ化銀、塩‐臭化銀、塩‐臭‐ヨウ化銀、臭‐ヨウ化
銀などがある。
好ましい現像剤はハイドロキノンであるが、ピロガロ
ールまたはカテコールのような他のタンニング現像剤を
用いることも出来る。別の態様では現像剤の組合せであ
つてその酸化生成物がタンニング効果(tanning effec
t)を示すものを用いることが出来る。もう一つの態様
では、タンニング現像剤と酸化生成物がタンニング効果
を示さない現像剤との組合せが用いられ、詳細には、本
出願人によつて出願されたイタリア国特許出願第65,210
A/82号明細書に記載のタンニング現像剤と3-ピラゾリド
ン化合物との組合せがあり、これは低銀被覆率および低
銀‐ゼラチン比でゼラチンをコーテイングした高感度エ
マルシヨンを含むタンニング現像用の写真要素を高強度
の光で短時間露光することによりレリーフ像を得るのに
有用であり、上記特許出願明細書の記載は参考のために
本明細書に引用されている。
ールまたはカテコールのような他のタンニング現像剤を
用いることも出来る。別の態様では現像剤の組合せであ
つてその酸化生成物がタンニング効果(tanning effec
t)を示すものを用いることが出来る。もう一つの態様
では、タンニング現像剤と酸化生成物がタンニング効果
を示さない現像剤との組合せが用いられ、詳細には、本
出願人によつて出願されたイタリア国特許出願第65,210
A/82号明細書に記載のタンニング現像剤と3-ピラゾリド
ン化合物との組合せがあり、これは低銀被覆率および低
銀‐ゼラチン比でゼラチンをコーテイングした高感度エ
マルシヨンを含むタンニング現像用の写真要素を高強度
の光で短時間露光することによりレリーフ像を得るのに
有用であり、上記特許出願明細書の記載は参考のために
本明細書に引用されている。
現像剤は、感光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよび/
またはコロイド状銀分散液を含む不硬化結合剤層中に存
在するのが好ましい。或いは、余り好ましくはないが、
現像剤はアルカリ活性化槽中に存在してもよい。
またはコロイド状銀分散液を含む不硬化結合剤層中に存
在するのが好ましい。或いは、余り好ましくはないが、
現像剤はアルカリ活性化槽中に存在してもよい。
ハロゲン化銀エマルシヨンの被覆率および銀‐ゼラチ
ン比は、使用目的によつて変えることが出来る。像の品
質を改良するのに、特定の有用なハロゲン化銀の被覆率
およびハロゲン化銀‐ゼラチン比は、本出願人によつて
出願された米国特許第4,369,245号明細書に記載されて
いるものであり、この明細書は参考のために本明細書に
引用しているのであり、詳細には、銀被覆率は1m2当り
0.6g以下であり、好ましくは0.4、更に好ましくは1m2
当り0.2g以下であり、銀‐ゼラチン重量比は0.4以下で
あり、好ましくは0.2以下であり、更に好ましくは0.05
から0.15の範囲にある。
ン比は、使用目的によつて変えることが出来る。像の品
質を改良するのに、特定の有用なハロゲン化銀の被覆率
およびハロゲン化銀‐ゼラチン比は、本出願人によつて
出願された米国特許第4,369,245号明細書に記載されて
いるものであり、この明細書は参考のために本明細書に
引用しているのであり、詳細には、銀被覆率は1m2当り
0.6g以下であり、好ましくは0.4、更に好ましくは1m2
当り0.2g以下であり、銀‐ゼラチン重量比は0.4以下で
あり、好ましくは0.2以下であり、更に好ましくは0.05
から0.15の範囲にある。
本発明のタンニング現像用写真要素に有用な層は、感
光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよび/またはコロイド
状銀顔料分散液を含む上記不硬化層上にコーテイングし
た不硬化結合剤層最外側保護層であり、詳細には本出願
人によつて出願されたイタリア国特許出願第65,209/82
号明細書記載の非拡散性ハイドロキノンを含む不硬化最
外側ゼラチン層であり、上記明細書は参考のために本明
細書に引用される。上記非拡散性ハイドロキノンは好ま
しくは全部で少なくとも12個の炭素原子を有する脂肪族
鎖で置換されたハイドロキノンであり、更に好ましくは
米国特許第2,322,027号、同第2,801,170号、同第2,801,
171号および同第2,991,177号明細書記載のような高沸点
有機溶媒に溶解された結合剤層中に分散されている。
光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよび/またはコロイド
状銀顔料分散液を含む上記不硬化層上にコーテイングし
た不硬化結合剤層最外側保護層であり、詳細には本出願
人によつて出願されたイタリア国特許出願第65,209/82
号明細書記載の非拡散性ハイドロキノンを含む不硬化最
外側ゼラチン層であり、上記明細書は参考のために本明
細書に引用される。上記非拡散性ハイドロキノンは好ま
しくは全部で少なくとも12個の炭素原子を有する脂肪族
鎖で置換されたハイドロキノンであり、更に好ましくは
米国特許第2,322,027号、同第2,801,170号、同第2,801,
171号および同第2,991,177号明細書記載のような高沸点
有機溶媒に溶解された結合剤層中に分散されている。
レリーフ像を製造するには、写真要素を像様露光し、
次いでタンニング現像剤の存在において活性化槽中で現
像した後、像様に洗い流す。活性化槽は炭酸ナトリウム
またはカリウムのようなアルカリ化剤を有する。特に有
用な活性化槽は、二価アルコール、多価アルコールおよ
びポリオキシエチレングリコールまたはそれらの混合物
から成る群から選択される水に不混和性の有機溶媒をか
なりの量で含むものであり、更に有用な活性化槽は多量
の硫酸ナトリウムを含み、特に空気と接触する輸送ロー
ラーを有する自動処理機を用いて処理加工を行う場合に
得られる写真生成物の品質および反復性を向上させるも
のである。一定時間の後に材料を酸浴例えば水性酢酸浴
または単に水に浸漬することによつて現像を停止するこ
とが好ましい。
次いでタンニング現像剤の存在において活性化槽中で現
像した後、像様に洗い流す。活性化槽は炭酸ナトリウム
またはカリウムのようなアルカリ化剤を有する。特に有
用な活性化槽は、二価アルコール、多価アルコールおよ
びポリオキシエチレングリコールまたはそれらの混合物
から成る群から選択される水に不混和性の有機溶媒をか
なりの量で含むものであり、更に有用な活性化槽は多量
の硫酸ナトリウムを含み、特に空気と接触する輸送ロー
ラーを有する自動処理機を用いて処理加工を行う場合に
得られる写真生成物の品質および反復性を向上させるも
のである。一定時間の後に材料を酸浴例えば水性酢酸浴
または単に水に浸漬することによつて現像を停止するこ
とが好ましい。
現像工程中に、露光したハロゲン化銀は銀に還元さ
れ、現像剤は酸化される。その酸化生成物が現像された
銀およびコロイド状銀顔料に関する親水性結合剤を硬化
させるか、または現像された銀に関する結合剤を硬化さ
せ且つコロイド状銀顔料に関連する結合剤層中に拡散し
て、この層の親水性結合剤を硬化させる。
れ、現像剤は酸化される。その酸化生成物が現像された
銀およびコロイド状銀顔料に関する親水性結合剤を硬化
させるか、または現像された銀に関する結合剤を硬化さ
せ且つコロイド状銀顔料に関連する結合剤層中に拡散し
て、この層の親水性結合剤を硬化させる。
酸化された現像剤生成物は直ちに一つの層から他の層
に像様方式で拡散し、後では殆ど拡散しないことが知ら
れている。従つて、コロイド状銀顔料を含む層は、ハロ
ゲン化銀層と精確に同じ部分で、拡散する現像剤酸化生
成物によつて硬化される。
に像様方式で拡散し、後では殆ど拡散しないことが知ら
れている。従つて、コロイド状銀顔料を含む層は、ハロ
ゲン化銀層と精確に同じ部分で、拡散する現像剤酸化生
成物によつて硬化される。
現像および硬化の後、不硬化ハロゲン化銀およびコロ
イド状銀顔料の両方を含む結合剤層またはハロゲン化銀
エマルシヨンおよびコロイド状銀顔料を含む結合剤層の
一部分を除去する。この除去は材料を水で洗浄すること
によつて行うことが出来る。
イド状銀顔料の両方を含む結合剤層またはハロゲン化銀
エマルシヨンおよびコロイド状銀顔料を含む結合剤層の
一部分を除去する。この除去は材料を水で洗浄すること
によつて行うことが出来る。
従つて、銀のレリーフ像は硬化した結合剤のハロゲン
化銀エマルシヨンから製造され、その光学濃度は硬化し
た結合剤中に分散されたコロイド状銀に由来し且つ最初
の銀像に精確に対応するレリーフ像によつて補強され
る。
化銀エマルシヨンから製造され、その光学濃度は硬化し
た結合剤中に分散されたコロイド状銀に由来し且つ最初
の銀像に精確に対応するレリーフ像によつて補強され
る。
本発明の方法に用いられるコロイド状銀分散液は、当
業界に知られている各種方法によつて製造することが出
来る。これらの方法によれば、好ましくは硝酸銀のよう
な水溶性銀塩をゼラチンの水溶液に溶解したものはヒド
ラジンおよび水素化ホウ素アルカリのような無機還元剤
またはハイドロキノン、トリルハイドロキノン、カテコ
ール、モノメチルアミノフエノール、1-フエニル‐3-ピ
ラゾリドン、パラフエニレンジアミン、アミノボランお
よびアスコルビン酸のような有機還元剤で還元される。
可溶性銀塩は、アルカリ亜硫酸塩およびカルシウム塩
(英国特許第721,638号明細書)、ストロンチウム塩
(ベルギー国特許第630,385号明細書)またはマグネシ
ウム塩(英国特許第1,018,837号明細書)のような水溶
性アルカリ土類金属塩の存在で還元するのが好ましい。
上記コロイド状銀の分散液は灰色かまたは僅かに青みを
帯びた黒色であり、通常はフイルム支持体の表面から光
線が反射することによつて生じるハレーシヨンを防止し
且つフイルムの裏面に入射する光線によつて生じる曇り
からフイルムを保護するための多層着色フイルムの裏面
の防眩層に用いられる。最終の分散液の安定性を改良す
るために、好ましくは英国特許第1,248,213号明細書に
記載されているように洗浄処理の前に、有機チオール化
合物をコロイド状銀の黒色分散液に添加することが出来
る。好適な化合物は、2-メルカプトイミダゾール、2-メ
ルカプトベンズイミダゾール、2-メルカプトベンズオキ
サゾール、5-カルボエトキシ‐2-メルカプト‐4-メチル
チアゾール、2-メルカプトチアゾール、3-メルカプト1,
2,4-トリアゾール、2-メルカプト‐5-メチルチオ‐1,3,
4-オキサジアゾールおよび1-フエニル‐5-メルカプトテ
トラゾールである。有機チオール化合物のコロイド状銀
の黒色分散液への添加の効果は、色調の改良と保存時に
赤くなつたりそれらの光学濃度を低下させる分散液の安
定かである。本発明により、1-フエニル‐5-メルカプト
テトラゾール化合物をpAgを6.5から9.5の範囲にする量
で添加することは、実質的に硬化せず且つタンニング現
像用写真要素に用いるための結合剤を有する写真要素中
で長期間保存した後でもゼラチンが硬化しない銀分散液
を得るために特異的であることを見出した。
業界に知られている各種方法によつて製造することが出
来る。これらの方法によれば、好ましくは硝酸銀のよう
な水溶性銀塩をゼラチンの水溶液に溶解したものはヒド
ラジンおよび水素化ホウ素アルカリのような無機還元剤
またはハイドロキノン、トリルハイドロキノン、カテコ
ール、モノメチルアミノフエノール、1-フエニル‐3-ピ
ラゾリドン、パラフエニレンジアミン、アミノボランお
よびアスコルビン酸のような有機還元剤で還元される。
可溶性銀塩は、アルカリ亜硫酸塩およびカルシウム塩
(英国特許第721,638号明細書)、ストロンチウム塩
(ベルギー国特許第630,385号明細書)またはマグネシ
ウム塩(英国特許第1,018,837号明細書)のような水溶
性アルカリ土類金属塩の存在で還元するのが好ましい。
上記コロイド状銀の分散液は灰色かまたは僅かに青みを
帯びた黒色であり、通常はフイルム支持体の表面から光
線が反射することによつて生じるハレーシヨンを防止し
且つフイルムの裏面に入射する光線によつて生じる曇り
からフイルムを保護するための多層着色フイルムの裏面
の防眩層に用いられる。最終の分散液の安定性を改良す
るために、好ましくは英国特許第1,248,213号明細書に
記載されているように洗浄処理の前に、有機チオール化
合物をコロイド状銀の黒色分散液に添加することが出来
る。好適な化合物は、2-メルカプトイミダゾール、2-メ
ルカプトベンズイミダゾール、2-メルカプトベンズオキ
サゾール、5-カルボエトキシ‐2-メルカプト‐4-メチル
チアゾール、2-メルカプトチアゾール、3-メルカプト1,
2,4-トリアゾール、2-メルカプト‐5-メチルチオ‐1,3,
4-オキサジアゾールおよび1-フエニル‐5-メルカプトテ
トラゾールである。有機チオール化合物のコロイド状銀
の黒色分散液への添加の効果は、色調の改良と保存時に
赤くなつたりそれらの光学濃度を低下させる分散液の安
定かである。本発明により、1-フエニル‐5-メルカプト
テトラゾール化合物をpAgを6.5から9.5の範囲にする量
で添加することは、実質的に硬化せず且つタンニング現
像用写真要素に用いるための結合剤を有する写真要素中
で長期間保存した後でもゼラチンが硬化しない銀分散液
を得るために特異的であることを見出した。
本明細書で用いられる「1-フエニル‐5-メルカプトテ
トラゾール化合物」という用語は、置換基を有しないま
たは置換機を有する1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾ
ール核であつて、フエニル核上の置換基が大きさおよび
性状の点でコロイド状銀分散液の安定性に悪影響を与え
ないように選択されるものを指す。それらの大きさに関
しては、かかる置換基は1から10個の炭素原子を有する
ことが好ましい。それらの性状に関しては、かかる置換
基は有害な写真効果を有しないことが当業界に知られて
いる置換基であつて、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニル基、シア
ノ基、スルホニル基、フエニル基などであることが出来
る。
トラゾール化合物」という用語は、置換基を有しないま
たは置換機を有する1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾ
ール核であつて、フエニル核上の置換基が大きさおよび
性状の点でコロイド状銀分散液の安定性に悪影響を与え
ないように選択されるものを指す。それらの大きさに関
しては、かかる置換基は1から10個の炭素原子を有する
ことが好ましい。それらの性状に関しては、かかる置換
基は有害な写真効果を有しないことが当業界に知られて
いる置換基であつて、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニル基、シア
ノ基、スルホニル基、フエニル基などであることが出来
る。
かかる効果(すなわち、タンニング現像前の早期硬化
を避ける効果)は、コロイド状銀分散液に他のメルカプ
トテトラゾール化合物、例えば1-n-ドデシル‐5-メルカ
プトテトラゾール、1-n-テトラデシル‐5-メルカプトテ
トラゾール、1-n-オクタデシル‐5-メルカプトテトラゾ
ールを加えることによつて得ることが出来るが、これら
の化合物はコロイド状銀分散液の光学濃度を低下させる
欠点を有する。1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール
化合物以外のチオール化合物は、コロイド状銀分散液を
含むゼラチン層の早期硬化を防止するとは思われない。
本発明によれば、1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾー
ル化合物を添加するので、コロイド状銀分散液のpAgは
6.5から9.5の範囲にある。コロイド状銀分散液のpH値
は、pAg値ほどは重要ではないが、4から5.5の範囲にあ
るのが有用であると言うことが出来る。本出願人が行つ
た実験条件下では、コロイド状銀分散液のpAgを6.5から
9.5の範囲に調整するのに要する1-フエニル‐5-メルカ
プトテトラゾール化合物の量は、銀1モル当り0.29から
0.60gの範囲にあることが好ましい。勿論、上記量は銀
分散液の組成によつて変動してもよい。当業者は、ハロ
ゲン化銀分散液のpAgを本発明の範囲内の値に調整する
のに要する1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化合
物の量を容易に見い出すことが出来る。しかしながら、
本発明の目的に有用な量の値は銀1モル当り0.2から1g
の範囲になることが理解される。コロイド状銀分散液に
よつて生じる保存期間の後にゼラチンの硬化を避ける問
題は、写真において特願昭51−89722号明細書に記載の
ような(ゼラチンのアミノ基を無水フタル酸などで処理
することによつて得られる)ゼラチン誘導体を用いて処
理されてきたが、上記処理されたゼラチンは、アミノ基
が現像中にタンニングのないようにこのゼラチンを保た
ねばならないようなタンニング現像用写真要素中に用い
ることは出来ないことは当然である。
を避ける効果)は、コロイド状銀分散液に他のメルカプ
トテトラゾール化合物、例えば1-n-ドデシル‐5-メルカ
プトテトラゾール、1-n-テトラデシル‐5-メルカプトテ
トラゾール、1-n-オクタデシル‐5-メルカプトテトラゾ
ールを加えることによつて得ることが出来るが、これら
の化合物はコロイド状銀分散液の光学濃度を低下させる
欠点を有する。1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール
化合物以外のチオール化合物は、コロイド状銀分散液を
含むゼラチン層の早期硬化を防止するとは思われない。
本発明によれば、1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾー
ル化合物を添加するので、コロイド状銀分散液のpAgは
6.5から9.5の範囲にある。コロイド状銀分散液のpH値
は、pAg値ほどは重要ではないが、4から5.5の範囲にあ
るのが有用であると言うことが出来る。本出願人が行つ
た実験条件下では、コロイド状銀分散液のpAgを6.5から
9.5の範囲に調整するのに要する1-フエニル‐5-メルカ
プトテトラゾール化合物の量は、銀1モル当り0.29から
0.60gの範囲にあることが好ましい。勿論、上記量は銀
分散液の組成によつて変動してもよい。当業者は、ハロ
ゲン化銀分散液のpAgを本発明の範囲内の値に調整する
のに要する1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化合
物の量を容易に見い出すことが出来る。しかしながら、
本発明の目的に有用な量の値は銀1モル当り0.2から1g
の範囲になることが理解される。コロイド状銀分散液に
よつて生じる保存期間の後にゼラチンの硬化を避ける問
題は、写真において特願昭51−89722号明細書に記載の
ような(ゼラチンのアミノ基を無水フタル酸などで処理
することによつて得られる)ゼラチン誘導体を用いて処
理されてきたが、上記処理されたゼラチンは、アミノ基
が現像中にタンニングのないようにこのゼラチンを保た
ねばならないようなタンニング現像用写真要素中に用い
ることは出来ないことは当然である。
以下の説明は、本発明の方法と組成物に用いられるコ
ロイド状分散液の製造法を説明するためのものである。
ロイド状分散液の製造法を説明するためのものである。
コロイド状銀分散液の製造 オツセインゼラチン11gとクエン酸ナトリウム0.23gと
1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾールの1%メタノー
ル溶液2.3gを有する水100mlに35から50℃の温度で攪拌
しながら85%ヒドラジン水和物の85%水溶液1.35mlを水
37mlに希釈したものを加えた。1分後に、水55mlに溶解
させた硝酸銀6.1gを同じ温度で加えた。20分後に、30%
水酸化ナトリウム水溶液3gを加えて、pHを6.2から6.4と
した。分散液のpAgは5.2から5.5となつた。
1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾールの1%メタノー
ル溶液2.3gを有する水100mlに35から50℃の温度で攪拌
しながら85%ヒドラジン水和物の85%水溶液1.35mlを水
37mlに希釈したものを加えた。1分後に、水55mlに溶解
させた硝酸銀6.1gを同じ温度で加えた。20分後に、30%
水酸化ナトリウム水溶液3gを加えて、pHを6.2から6.4と
した。分散液のpAgは5.2から5.5となつた。
生成するゼラチンのコロイド状銀の分散液を次いで冷
却して、細片に切断して、無機イオンが検出されなくな
るまで冷水で繰り返し洗浄した。
却して、細片に切断して、無機イオンが検出されなくな
るまで冷水で繰り返し洗浄した。
本発明を以下の実施例によつて説明する。
実施例1 三種類のタンニング現像用写真要素(1A,1Bおよび1
C)を以下のようにして製造した。
C)を以下のようにして製造した。
第一の要素(1A)を樹脂コーテイングした紙基材上に
指示した順序で以下の層をコーテイングすることによつ
て製造した: a)被覆率が1.25g/m2のゼラチンと、上記の方法で製造
しpHが4.5であり且つ1-フエニル‐5-メルカプトテトラ
ゾールで5.19のpAgを7に調整し銀被覆率が0.15g/m2の
黒色コロイド状銀と、被覆率が2.5×10-2g/m2のフエニ
ドンを含む厚さ1.4μmの不硬化非感光性層、 b)銀被覆率が0.55g/m2でコーテイングした(88モル%
臭化銀と7モル%ヨウ化銀と5モル%塩化銀とから成
り、平均粒度が0.35μmの粒子である)塩‐ヨウ‐臭化
銀エマルシヨンと、銀‐ゼラチン比が0.3となる量のゼ
ラチンと、ゼラチン‐ハイドロキノン比が5.7となる量
のハイドロキノンとを含む厚さ2.4μmの不硬化感光性
層、 c)被覆率が1.3g/m2のゼラチンと2,5-ジイソオクチル
ハイドロキノン(DIOH)被覆率が0.72g/m2のDIOHをトリ
クレジルホスフエートに分散させたものを含む厚さ2.4
μmの不硬化保護層。
指示した順序で以下の層をコーテイングすることによつ
て製造した: a)被覆率が1.25g/m2のゼラチンと、上記の方法で製造
しpHが4.5であり且つ1-フエニル‐5-メルカプトテトラ
ゾールで5.19のpAgを7に調整し銀被覆率が0.15g/m2の
黒色コロイド状銀と、被覆率が2.5×10-2g/m2のフエニ
ドンを含む厚さ1.4μmの不硬化非感光性層、 b)銀被覆率が0.55g/m2でコーテイングした(88モル%
臭化銀と7モル%ヨウ化銀と5モル%塩化銀とから成
り、平均粒度が0.35μmの粒子である)塩‐ヨウ‐臭化
銀エマルシヨンと、銀‐ゼラチン比が0.3となる量のゼ
ラチンと、ゼラチン‐ハイドロキノン比が5.7となる量
のハイドロキノンとを含む厚さ2.4μmの不硬化感光性
層、 c)被覆率が1.3g/m2のゼラチンと2,5-ジイソオクチル
ハイドロキノン(DIOH)被覆率が0.72g/m2のDIOHをトリ
クレジルホスフエートに分散させたものを含む厚さ2.4
μmの不硬化保護層。
第二の要素(1B)は、樹脂コーテイングした紙基材に
次の層を指示された順序でコーテイングすることによつ
て製造した: a)フイルムAの場合と同じ非感光性層、 b)銀被覆率が0.48g/m2でありゼラチン被覆率が1.61g/
m2のフイルム1Aの場合と同じ非感光性層、 c)DIOH被覆率が0.18g/m2のフイルム1Aの場合と同じ保
護層。
次の層を指示された順序でコーテイングすることによつ
て製造した: a)フイルムAの場合と同じ非感光性層、 b)銀被覆率が0.48g/m2でありゼラチン被覆率が1.61g/
m2のフイルム1Aの場合と同じ非感光性層、 c)DIOH被覆率が0.18g/m2のフイルム1Aの場合と同じ保
護層。
第三の要素(1C)を樹脂コーテイングした紙基材上に
以下の層を指示された順序でコーテイングすることによ
つて製造した: a)フイルム1Aの場合と同じ非感光性層、 b)銀被覆率が0.4g/m2でありゼラチン被覆率が1.61g/m
2でありゼラチン‐ハイドロキノン比を8.3とするハイド
ロキノン量のフイルム1Aの場合と同じ感光性層。
以下の層を指示された順序でコーテイングすることによ
つて製造した: a)フイルム1Aの場合と同じ非感光性層、 b)銀被覆率が0.4g/m2でありゼラチン被覆率が1.61g/m
2でありゼラチン‐ハイドロキノン比を8.3とするハイド
ロキノン量のフイルム1Aの場合と同じ感光性層。
要素1A、1Bおよび1Cの試料をそれぞれコーテイング
し、コーテイングの後50℃で15時間保存し、7700コンピ
ューグラフイツク・フォトタイプセツター(Compugraph
ic Phototypesetter)中で露光し、以下の処理槽中で60
cm/分の速度で自動処理機で処理した: 2%の濃度のNa2CO3と13%の濃度のNaSO4の水溶液か
ら成り、pHが12.4であり、温度が34℃である第一の槽、 47℃の流水から成る第二の槽、および 室温の流水から成る第三の槽。
し、コーテイングの後50℃で15時間保存し、7700コンピ
ューグラフイツク・フォトタイプセツター(Compugraph
ic Phototypesetter)中で露光し、以下の処理槽中で60
cm/分の速度で自動処理機で処理した: 2%の濃度のNa2CO3と13%の濃度のNaSO4の水溶液か
ら成り、pHが12.4であり、温度が34℃である第一の槽、 47℃の流水から成る第二の槽、および 室温の流水から成る第三の槽。
上記試料は総て、1.58から1.60の密度を有する文字で
の像と鮮鋭度について良好な結果と、シャープなエツジ
とを得、フレージング(frazings)はなかつた。
の像と鮮鋭度について良好な結果と、シャープなエツジ
とを得、フレージング(frazings)はなかつた。
pHが5でありpAgが5.2であり銀被覆率が0.15g/m2でコ
ーテイングした黒色コロイド状銀分散液を有する事を除
いては上記と同様な方法でタンニング用の三種類の他の
写真要素(1D、1Eおよび1F)を製造した(すなわち、そ
れぞれ1Aに対して1D、1Bに対して1Eおよび1Cに対して1
F)。
ーテイングした黒色コロイド状銀分散液を有する事を除
いては上記と同様な方法でタンニング用の三種類の他の
写真要素(1D、1Eおよび1F)を製造した(すなわち、そ
れぞれ1Aに対して1D、1Bに対して1Eおよび1Cに対して1
F)。
要素1D、1Eおよび1Fの試料をコーテイングして、コー
テイング後に50℃で15時間保存したものを、露光し、上
記と同様に処理した。何れの試料でも像の露光および非
露光部分の間の区別は付かず、非露光部分が洗い落とさ
れていない連続的な黒色表面だけであつた。
テイング後に50℃で15時間保存したものを、露光し、上
記と同様に処理した。何れの試料でも像の露光および非
露光部分の間の区別は付かず、非露光部分が洗い落とさ
れていない連続的な黒色表面だけであつた。
実施例2 タンニング現像用の二種類の写真要素(2Aおよび2B)
を、以下のようにして製造した: ゼラチン下塗りをしたポリエチレンテレフタレート支
持基材上に以下の層を指示された順序でコーテイングす
ることによつて第一の要素(2A)を製造した: a)銀被覆率が0.35g/m2でありゼラチン被覆率が3.9g/m
2でコーテイングした(66モル%臭化銀と34モル%塩化
銀とから成り、平均粒度が0.3μmの粒子を有する)化
学的に増感した塩‐臭化銀エマルシヨンと、ゼラチン‐
ハイドロキノン比が5.9となる量のハイドロキノンと、
被覆率が0.66g/m2のフエニドンとから成る不硬化感光性
層、 b)被覆率が2.34g/m2であるゼラチンと、銀被覆率が0.
85g/m2でコーテイングした黒色のコロイド状銀分散液で
あつてpHが4.5であつて1-フエニル‐5-メルカプトテト
ラゾールで5.15のpAgを7に調整したものから成る不硬
化非感光性層、 c)被覆率が0.57g/m2であるゼラチンと2,5-ジイソオク
チルハイドロキノン(DIOH(被覆率が0.135g/m2であるD
IOHをトリガクレジルホスフエートに分散させたものか
ら成る不硬化保護層。
を、以下のようにして製造した: ゼラチン下塗りをしたポリエチレンテレフタレート支
持基材上に以下の層を指示された順序でコーテイングす
ることによつて第一の要素(2A)を製造した: a)銀被覆率が0.35g/m2でありゼラチン被覆率が3.9g/m
2でコーテイングした(66モル%臭化銀と34モル%塩化
銀とから成り、平均粒度が0.3μmの粒子を有する)化
学的に増感した塩‐臭化銀エマルシヨンと、ゼラチン‐
ハイドロキノン比が5.9となる量のハイドロキノンと、
被覆率が0.66g/m2のフエニドンとから成る不硬化感光性
層、 b)被覆率が2.34g/m2であるゼラチンと、銀被覆率が0.
85g/m2でコーテイングした黒色のコロイド状銀分散液で
あつてpHが4.5であつて1-フエニル‐5-メルカプトテト
ラゾールで5.15のpAgを7に調整したものから成る不硬
化非感光性層、 c)被覆率が0.57g/m2であるゼラチンと2,5-ジイソオク
チルハイドロキノン(DIOH(被覆率が0.135g/m2であるD
IOHをトリガクレジルホスフエートに分散させたものか
ら成る不硬化保護層。
第二の要素(2B)は、pHが5であり、pAgが5.15であ
り、銀被覆率が0.85g/m2でコーテイングした黒色コロイ
ド状銀を含むことを除いては、要素2Aと同様に製造し
た。
り、銀被覆率が0.85g/m2でコーテイングした黒色コロイ
ド状銀を含むことを除いては、要素2Aと同様に製造し
た。
二種類のフイルム試料を50℃で15時間保存した後、バ
イクローム・カンパニー(By-Chrome Co.)から発売さ
れている異なる解像力(65,85,100,110,120,130,150本/
mm)での5から90点率を有する黒点の灰色スケールから
成るバイクローム・パーセンテージ‐キャリブレーテド
・テイント(By-Chrome Percentage-Calibrated Tint)
と接触させて露光させた。
イクローム・カンパニー(By-Chrome Co.)から発売さ
れている異なる解像力(65,85,100,110,120,130,150本/
mm)での5から90点率を有する黒点の灰色スケールから
成るバイクローム・パーセンテージ‐キャリブレーテド
・テイント(By-Chrome Percentage-Calibrated Tint)
と接触させて露光させた。
露光したフイルム試料を実施例1と同様に処理した。
フイルム2Aでは、90%点率での点および150本/mmの解
像力が完全に再生された。
像力が完全に再生された。
フイルム2Bでは、5%点率および65本/mmでの点でも
閉じたままであつた。
閉じたままであつた。
Claims (14)
- 【請求項1】タンニング現像用ハロゲン化銀写真要素上
にレリーフ像を製造する方法において、上記要素を像様
露光し、露光した要素をアルカリ活性化槽中で現像した
後、像の不硬化部分を水で洗い落とすことから成るタン
ニング現像用ハロゲン化銀写真要素上にレリーフ像を製
造する方法において、上記写真要素がタンニング現像剤
と共同的に反応する感光性ハロゲン化銀エマルシヨンお
よびコロイド状銀の分散液を含む実質的に不硬化の親水
性結合剤層をコーテイングした支持基材から成り、コロ
イド状銀分散液のpAgをコーテイングの前に1-フエニル
‐5-メルカプトテトラゾール化合物で6.5〜9.5の範囲の
値に調整することを特徴とする、前記方法。 - 【請求項2】タンニング現像剤と共同的に反応する感光
性ハロゲン化銀エマルシヨンおよびコロイド状銀の分散
液を含む少なくとも1種類の実質的に不硬化の親水性結
合剤層をコーテイングした支持基材から成るタンニング
現像用写真要素において、コロイド状銀分散液がpAgを
6.5〜9.5の範囲にする量の1-フエニル‐5-メルカプトテ
トラゾール化合物を含むことを特徴とする、前記写真要
素。 - 【請求項3】1-フエニル‐5-メルカプトテトラゾール化
合物がコロイド状銀1モル当り0.2〜1gの量で含まれ
る、特許請求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項4】支持基材上にコーテイングされた二重の実
質的に不硬化の親水性結合剤層を含み、その一方が感光
性ハロゲン化銀エマルシヨンを有し、もう一方がコロイ
ド状銀の分散液を有する、特許請求の範囲第2項記載の
写真要素。 - 【請求項5】感光性ハロゲン化銀エマルシヨンを含む不
硬化の親水性結合剤層が、コロイド状銀分散液を含む不
硬化の親水性結合剤層上にコーテイングされている、特
許請求の範囲第4項の写真要素。 - 【請求項6】コロイド状銀分散液を含む実質的に不硬化
の親水性結合剤層が、感光性ハロゲン化銀エマルシヨン
を含む実質的に不硬化の結合剤層上にコーテイングされ
ている、特許請求の範囲第4項記載の写真要素。 - 【請求項7】単一の実質的に不硬化の親水性結合剤層が
感光性ハロゲン化銀エマルシヨンおよびコロイド状銀分
散液を含む、特許請求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項8】タンニング現像剤が、感光性ハロゲン化銀
エマルシヨンおよび/またはコロイド状銀分散液を含む
実質的に不硬化の親水性結合剤層中に含まれている、特
許請求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項9】少なくとも1種類の分散した非拡散性ヒド
ロキノンを含む最外側保護層としてコーテイングされた
実質的に不硬化の親水性結合剤層を含む、特許請求の範
囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項10】上記感光性ハロゲン化銀エマルシヨンの
銀が1m2当り0.6g以下の被覆率でコーテイングされてい
る、特許請求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項11】親水性結合剤がゼラチンである、特許請
求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項12】上記感光性ハロゲン化銀エマルシヨン層
が0.4以下の銀‐ゼラチン比でコーテイングされてい
る、特許請求の範囲第11項記載の写真要素。 - 【請求項13】タンニング現像剤がヒドロキノンであ
る、特許請求の範囲第2項記載の写真要素。 - 【請求項14】感光性ハロゲン化銀エマルシヨンが3-ピ
ラゾリドン化合物と組合わされている、特許請求の範囲
第2項記載の写真要素。
Applications Claiming Priority (2)
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