JPH08133531A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08133531A JPH08133531A JP6280171A JP28017194A JPH08133531A JP H08133531 A JPH08133531 A JP H08133531A JP 6280171 A JP6280171 A JP 6280171A JP 28017194 A JP28017194 A JP 28017194A JP H08133531 A JPH08133531 A JP H08133531A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、画像形成装置に関し、原稿トレイ
によって記録紙を保護することができるとともに、原稿
トレイおよび突出部を共通化することができるようにし
て、記録紙に黄ばみや汚れが発生するのを防止すること
ができる低コストな画像形成装置を提供することを目的
としている。 【構成】 一部が本体1aから外方に突出する突出部9
aを有する記録紙トレイ9を設けるとともに、原稿トレ
イ2の背面に記録紙トレイ9の突出部9aが位置するよ
うに原稿トレイ2および記録紙トレイ9の突出部9aを
対向配置し、さらに、原稿トレイ2および突出部9aの
幅方向両側面に互いに原稿トレイ2および突出部9aに
向って突出する第1、2突出部材16、17を設け、該突出
部材16、17および原稿トレイ2の背面によって記録紙表
面を覆うようにしている。
によって記録紙を保護することができるとともに、原稿
トレイおよび突出部を共通化することができるようにし
て、記録紙に黄ばみや汚れが発生するのを防止すること
ができる低コストな画像形成装置を提供することを目的
としている。 【構成】 一部が本体1aから外方に突出する突出部9
aを有する記録紙トレイ9を設けるとともに、原稿トレ
イ2の背面に記録紙トレイ9の突出部9aが位置するよ
うに原稿トレイ2および記録紙トレイ9の突出部9aを
対向配置し、さらに、原稿トレイ2および突出部9aの
幅方向両側面に互いに原稿トレイ2および突出部9aに
向って突出する第1、2突出部材16、17を設け、該突出
部材16、17および原稿トレイ2の背面によって記録紙表
面を覆うようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置に関し、詳しくは、記録
紙の一部を装置本体外部に露出させて保持する記録紙ト
レイを備えた画像形成装置に関する。
クシミリ装置等の画像形成装置に関し、詳しくは、記録
紙の一部を装置本体外部に露出させて保持する記録紙ト
レイを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、ファクシミリ装置等の
画像形成装置にあっては、複数の種類(A4、B5サイ
ズ等)の記録紙が収納された記録紙カセットを内部に備
えているが、このように複数の給紙カセットを内装する
と装置本体が大型化することから、例えば実開平5−5
758に示すように、原稿トレイと異なる位置に記録紙
トレイを配設するとともにこの記録紙トレイを装置本体
外部に突出させることにより、1つの記録紙トレイに異
なる種類の記録紙をその都度セットできるようにして、
装置本体の小型化を図るようにしている。
画像形成装置にあっては、複数の種類(A4、B5サイ
ズ等)の記録紙が収納された記録紙カセットを内部に備
えているが、このように複数の給紙カセットを内装する
と装置本体が大型化することから、例えば実開平5−5
758に示すように、原稿トレイと異なる位置に記録紙
トレイを配設するとともにこの記録紙トレイを装置本体
外部に突出させることにより、1つの記録紙トレイに異
なる種類の記録紙をその都度セットできるようにして、
装置本体の小型化を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、記録紙トレイが装
置本体から外部に突出しているため、この記録紙トレイ
にセットされた記録紙が空気中に晒されてしまい、時間
の経過に伴って記録紙表面が黄ばんだり、汚れたりして
しまい、記録紙の見栄えが悪くなってしまうという問題
があった。また、記録紙トレイにセットされている記録
紙と異なる記録紙(例えば、色、厚さ、大きさ等)を使
用したい場合には、記録紙トレイから既にセットされて
いる記録紙を一旦取り除かなければならないため、作業
性が悪化してしまうという問題もあった。このような問
題を解消するために手差し機構を特別に設けることが考
えられるが、このように手差し機構を特別に設けると、
その分だけ装置のコストが増大してしまうと共に手差し
機構を設置するスペースが必要な分だけ装置が大型化し
てしまうという問題があった。
うな従来の画像形成装置にあっては、記録紙トレイが装
置本体から外部に突出しているため、この記録紙トレイ
にセットされた記録紙が空気中に晒されてしまい、時間
の経過に伴って記録紙表面が黄ばんだり、汚れたりして
しまい、記録紙の見栄えが悪くなってしまうという問題
があった。また、記録紙トレイにセットされている記録
紙と異なる記録紙(例えば、色、厚さ、大きさ等)を使
用したい場合には、記録紙トレイから既にセットされて
いる記録紙を一旦取り除かなければならないため、作業
性が悪化してしまうという問題もあった。このような問
題を解消するために手差し機構を特別に設けることが考
えられるが、このように手差し機構を特別に設けると、
その分だけ装置のコストが増大してしまうと共に手差し
機構を設置するスペースが必要な分だけ装置が大型化し
てしまうという問題があった。
【0004】そこで、請求項1記載の発明は、原稿トレ
イを記録紙トレイに対向して設けるとともに原稿トレイ
と記録紙トレイとに互いに突出する突出部材を設けるこ
とにより、原稿トレイによって記録紙を保護することが
できるとともに、突出部および原稿トレイを共通化する
ことができるようにして、低コストで記録紙に黄ばみや
汚れが発生するのを防止することができる低コストな画
像形成装置を提供することを目的としている。
イを記録紙トレイに対向して設けるとともに原稿トレイ
と記録紙トレイとに互いに突出する突出部材を設けるこ
とにより、原稿トレイによって記録紙を保護することが
できるとともに、突出部および原稿トレイを共通化する
ことができるようにして、低コストで記録紙に黄ばみや
汚れが発生するのを防止することができる低コストな画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0005】請求項2記載の発明は、原稿トレイおよび
記録紙トレイの構造を工夫することにより、原稿トレイ
を手差し機構として使用することができるようにして、
専用のスペースを必要としない安価な手差し機構を備え
た画像形成装置を提供することを目的としている。請求
項3記載の発明は、記録紙が記録紙トレイに所定枚数以
上セットされるのを確実に防止することができるように
して、ミスフィード、マルチフィード、通紙不良等が発
生する頻度を大幅に低減することができ、給紙性能が低
下するのを未然に防止することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
記録紙トレイの構造を工夫することにより、原稿トレイ
を手差し機構として使用することができるようにして、
専用のスペースを必要としない安価な手差し機構を備え
た画像形成装置を提供することを目的としている。請求
項3記載の発明は、記録紙が記録紙トレイに所定枚数以
上セットされるのを確実に防止することができるように
して、ミスフィード、マルチフィード、通紙不良等が発
生する頻度を大幅に低減することができ、給紙性能が低
下するのを未然に防止することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0006】請求項4記載の発明は、標準サイズ以上の
記録紙を容易にセットすることができる使用性の高い安
価な画像形成装置を提供することを目的としている。
記録紙を容易にセットすることができる使用性の高い安
価な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、本装置本体から外方に突出
する原稿トレイと、該原稿トレイにセット置された原稿
を給紙して原稿面を読み取る画像読取手段と、一部が本
装置本体から外方に突出する突出部を有する記録紙トレ
イと、該記録紙トレイにセットされた記録紙を給紙して
該記録紙面上に画像を形成する画像記録手段と、を備え
た画像形成装置であって、前記原稿トレイの背面に突出
部が位置するように原稿トレイおよび記録紙トレイの突
出部を対向配置するとともに、原稿トレイおよび突出部
の幅方向両側面に互いに原稿トレイおよび突出部に向っ
て突出する突出部材を設け、該突出部材および原稿トレ
イの背面によって突出部にセットされた記録紙表面を覆
うようにしたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、本装置本体から外方に突出
する原稿トレイと、該原稿トレイにセット置された原稿
を給紙して原稿面を読み取る画像読取手段と、一部が本
装置本体から外方に突出する突出部を有する記録紙トレ
イと、該記録紙トレイにセットされた記録紙を給紙して
該記録紙面上に画像を形成する画像記録手段と、を備え
た画像形成装置であって、前記原稿トレイの背面に突出
部が位置するように原稿トレイおよび記録紙トレイの突
出部を対向配置するとともに、原稿トレイおよび突出部
の幅方向両側面に互いに原稿トレイおよび突出部に向っ
て突出する突出部材を設け、該突出部材および原稿トレ
イの背面によって突出部にセットされた記録紙表面を覆
うようにしたことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記記録紙ト
レイを、突出部と、突出部から分離され本装置本体に対
して揺動自在に設けられた一端部を有するとともに、該
一端部から画像記録手段に向って延在する他端部を有す
る記録紙トレイ本体と、から構成するとともに、前記原
稿トレイを本装置本体に揺動自在に支持し、原稿トレイ
の端部近傍の本装置本体に上端部が揺動自在に支持され
るとともに他端部が記録紙トレイ本体の他端部側に向っ
て延在し、記録紙トレイ本体の表面に対向する切換レバ
ーを設け、前記原稿トレイを所定方向に揺動させたと
き、該原稿トレイの端部を切換レバーに当接させて該切
換レバーを揺動させるとともに、切換レバーの他端部に
よって記録紙トレイ本体を揺動させて切換レバーの他端
部を画像形成手段に対向させ、原稿トレイおよび切換レ
バーを記録紙の手差しトレイとして使用することを特徴
としている。
るために、請求項1記載の発明において、前記記録紙ト
レイを、突出部と、突出部から分離され本装置本体に対
して揺動自在に設けられた一端部を有するとともに、該
一端部から画像記録手段に向って延在する他端部を有す
る記録紙トレイ本体と、から構成するとともに、前記原
稿トレイを本装置本体に揺動自在に支持し、原稿トレイ
の端部近傍の本装置本体に上端部が揺動自在に支持され
るとともに他端部が記録紙トレイ本体の他端部側に向っ
て延在し、記録紙トレイ本体の表面に対向する切換レバ
ーを設け、前記原稿トレイを所定方向に揺動させたと
き、該原稿トレイの端部を切換レバーに当接させて該切
換レバーを揺動させるとともに、切換レバーの他端部に
よって記録紙トレイ本体を揺動させて切換レバーの他端
部を画像形成手段に対向させ、原稿トレイおよび切換レ
バーを記録紙の手差しトレイとして使用することを特徴
としている。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
原稿トレイの背面に、記録紙トレイ上の記録紙に当接
し、該記録紙が所定枚数以上セットされたことを検知す
る検知部材を設けたことを特徴としている。請求項4記
載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載
の発明において、前記原稿トレイをリンク機構を介して
突出部に連結し、該原稿トレイがリンク機構を介して回
動した第1位置にあるときに、原稿トレイが突出部に対
向され、前記原稿トレイがリンク機構を介して回動した
第2位置にあるとき、突出部が原稿トレイと略同一面上
に位置するようにしたことを特徴としている。
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
原稿トレイの背面に、記録紙トレイ上の記録紙に当接
し、該記録紙が所定枚数以上セットされたことを検知す
る検知部材を設けたことを特徴としている。請求項4記
載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載
の発明において、前記原稿トレイをリンク機構を介して
突出部に連結し、該原稿トレイがリンク機構を介して回
動した第1位置にあるときに、原稿トレイが突出部に対
向され、前記原稿トレイがリンク機構を介して回動した
第2位置にあるとき、突出部が原稿トレイと略同一面上
に位置するようにしたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、一部が本装置本体か
ら外方に突出する突出部を有する記録紙トレイが設けら
れるとともに、原稿トレイの背面に記録紙トレイの突出
部が位置するように原稿トレイおよび記録紙トレイの突
出部が対向配置され、さらに、原稿トレイおよび突出部
の幅方向両側面に互いに原稿トレイおよび突出部に向っ
て突出する突出部材が設けられ、該突出部材および原稿
トレイの背面によって突出部にセットされた記録紙表面
が覆われる。
ら外方に突出する突出部を有する記録紙トレイが設けら
れるとともに、原稿トレイの背面に記録紙トレイの突出
部が位置するように原稿トレイおよび記録紙トレイの突
出部が対向配置され、さらに、原稿トレイおよび突出部
の幅方向両側面に互いに原稿トレイおよび突出部に向っ
て突出する突出部材が設けられ、該突出部材および原稿
トレイの背面によって突出部にセットされた記録紙表面
が覆われる。
【0011】したがって、装置本体から外方に露出する
記録紙の表面が黄ばんだり汚れたりすることが抑制さ
れ、記録紙の見栄えが悪化することが抑制される。ま
た、記録紙トレイの突出部と原稿トレイとが互いに対向
配置され、これら突出部および原稿トレイの幅方向両側
面に突出部材が取り付けられるので、原稿トレイおよび
突出部として共通の部品が使用され、突出部および原稿
トレイの製造コストおよび管理コストが低減される。こ
の結果、画像形成装置のコストが増大することがない。
記録紙の表面が黄ばんだり汚れたりすることが抑制さ
れ、記録紙の見栄えが悪化することが抑制される。ま
た、記録紙トレイの突出部と原稿トレイとが互いに対向
配置され、これら突出部および原稿トレイの幅方向両側
面に突出部材が取り付けられるので、原稿トレイおよび
突出部として共通の部品が使用され、突出部および原稿
トレイの製造コストおよび管理コストが低減される。こ
の結果、画像形成装置のコストが増大することがない。
【0012】請求項2記載の発明では、記録紙トレイ
が、突出部および突出部の他端部から分離され本装置本
体に対して揺動自在に設けられた記録紙トレイ本体と、
から構成されるとともに、原稿トレイが本装置本体に揺
動自在に支持され、原稿トレイ他端部近傍の本装置本体
に上端部が揺動自在に支持されるとともに他端部が記録
紙トレイ本体の他端部側に向って延在し、記録紙トレイ
本体の表面に対向する切換レバーが設けられる。
が、突出部および突出部の他端部から分離され本装置本
体に対して揺動自在に設けられた記録紙トレイ本体と、
から構成されるとともに、原稿トレイが本装置本体に揺
動自在に支持され、原稿トレイ他端部近傍の本装置本体
に上端部が揺動自在に支持されるとともに他端部が記録
紙トレイ本体の他端部側に向って延在し、記録紙トレイ
本体の表面に対向する切換レバーが設けられる。
【0013】そして、原稿トレイが所定方向に揺動され
るとき、該原稿トレイの他端部が切換レバーに当接され
て該切換レバーが揺動されるとともに、切換レバーの他
端部によって記録紙トレイ本体が揺動されて切換レバー
の他端部が画像形成手段に対向されることにより、原稿
トレイおよび切換レバーが記録紙の手差しトレイとして
使用されるようになっている。
るとき、該原稿トレイの他端部が切換レバーに当接され
て該切換レバーが揺動されるとともに、切換レバーの他
端部によって記録紙トレイ本体が揺動されて切換レバー
の他端部が画像形成手段に対向されることにより、原稿
トレイおよび切換レバーが記録紙の手差しトレイとして
使用されるようになっている。
【0014】したがって、記録紙トレイとは別個に専用
の手差し機構を設ける必要がなくなり、画像形成装置の
コストが低減されるとともに、手差し機構専用のスペー
スが不要になり、画像形成装置の小型化が図れる。請求
項3記載の発明では、原稿トレイの背面に、記録紙トレ
イ上の記録紙に当接し、該記録紙が所定枚数以上セット
されたことを検知する検知部材を設けられるので、所定
枚数以上の記録紙が記録紙トレイにセットされることが
なくなり、ミスフィード、マルチフィード、通紙不良等
が発生する頻度が大幅に低減され、給紙性能が悪化する
ことが未然に防止される。
の手差し機構を設ける必要がなくなり、画像形成装置の
コストが低減されるとともに、手差し機構専用のスペー
スが不要になり、画像形成装置の小型化が図れる。請求
項3記載の発明では、原稿トレイの背面に、記録紙トレ
イ上の記録紙に当接し、該記録紙が所定枚数以上セット
されたことを検知する検知部材を設けられるので、所定
枚数以上の記録紙が記録紙トレイにセットされることが
なくなり、ミスフィード、マルチフィード、通紙不良等
が発生する頻度が大幅に低減され、給紙性能が悪化する
ことが未然に防止される。
【0015】請求項4記載の発明では、原稿トレイがリ
ンク機構を介して突出部に連結され、該原稿トレイがリ
ンク機構を介して回動した第1位置にあるときに、原稿
トレイが突出部に対向され、原稿トレイがリンク機構を
介して回動した第2位置にあるとき、突出部が原稿トレ
イと略同一面上に位置するようになっている。したがっ
て、原稿トレイが第2位置にあるときに、記録紙トレイ
が原稿トレイによって長手方向に延長されることによ
り、標準サイズ以上の記録紙が記録紙トレイに容易にセ
ットされ、コストが増大することなしに画像形成装置の
使用性能が向上する。
ンク機構を介して突出部に連結され、該原稿トレイがリ
ンク機構を介して回動した第1位置にあるときに、原稿
トレイが突出部に対向され、原稿トレイがリンク機構を
介して回動した第2位置にあるとき、突出部が原稿トレ
イと略同一面上に位置するようになっている。したがっ
て、原稿トレイが第2位置にあるときに、記録紙トレイ
が原稿トレイによって長手方向に延長されることによ
り、標準サイズ以上の記録紙が記録紙トレイに容易にセ
ットされ、コストが増大することなしに画像形成装置の
使用性能が向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す図
であり、請求項1に対応している。まず、構成を説明す
る。図1において、1は画像形成装置としての複写機で
あり、この複写機の本体1aの上方には原稿トレイ2が
突出して設けられ、このトレイ2は基端部が本体1aに
回動自在に取り付けられている。この原稿トレイ2には
複数枚の原稿P1からなる原稿束P1がセットされるよう
になっており、この原稿束は分離ローラ3およびこの分
離ローラ3に摺接する分離ブレード4によって最下位に
位置する原稿が1枚だけ分離されるようになっている。
図1は本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す図
であり、請求項1に対応している。まず、構成を説明す
る。図1において、1は画像形成装置としての複写機で
あり、この複写機の本体1aの上方には原稿トレイ2が
突出して設けられ、このトレイ2は基端部が本体1aに
回動自在に取り付けられている。この原稿トレイ2には
複数枚の原稿P1からなる原稿束P1がセットされるよう
になっており、この原稿束は分離ローラ3およびこの分
離ローラ3に摺接する分離ブレード4によって最下位に
位置する原稿が1枚だけ分離されるようになっている。
【0017】分離後のシート原稿は第1搬送ローラ対5
によって画像読取手段としての読取りセンサ6に搬送さ
れた後、この読取りセンサ6によって読取り走査される
ようになっており、読取り後の原稿は第2搬送ローラ対
7によって原稿排紙トレイ8上に排紙されるようになっ
ている。一方、この原稿トレイ2の背面には複数枚の記
録紙P2がセットされる記録紙トレイ9が設けられてお
り、この記録紙トレイ9は本体1aから外方に突出する
突出部9aと本体1a内に収納された底板9bとから構
成される。
によって画像読取手段としての読取りセンサ6に搬送さ
れた後、この読取りセンサ6によって読取り走査される
ようになっており、読取り後の原稿は第2搬送ローラ対
7によって原稿排紙トレイ8上に排紙されるようになっ
ている。一方、この原稿トレイ2の背面には複数枚の記
録紙P2がセットされる記録紙トレイ9が設けられてお
り、この記録紙トレイ9は本体1aから外方に突出する
突出部9aと本体1a内に収納された底板9bとから構
成される。
【0018】底板9bは本体1aの内壁1bと底板9b
の間に介装された加圧スプリング10によって給紙コロ11
に向かって加圧されており、一端部が分離爪12に当接し
ている。加圧スプリング10によって給紙コロ11に当接さ
れる記録紙P2は、分離爪12によって1枚ずつ分離され
るようにして給紙コロ11によって所定のタイミングで給
紙されるようになっており、分離後の記録紙は画像記録
手段としてのインクジェット記録紙装置13によって紙面
上に画像が印字された後、排紙ローラ対14によって記録
紙排紙トレイ15上に排紙されるようになっている。
の間に介装された加圧スプリング10によって給紙コロ11
に向かって加圧されており、一端部が分離爪12に当接し
ている。加圧スプリング10によって給紙コロ11に当接さ
れる記録紙P2は、分離爪12によって1枚ずつ分離され
るようにして給紙コロ11によって所定のタイミングで給
紙されるようになっており、分離後の記録紙は画像記録
手段としてのインクジェット記録紙装置13によって紙面
上に画像が印字された後、排紙ローラ対14によって記録
紙排紙トレイ15上に排紙されるようになっている。
【0019】一方、原稿トレイ2の幅方向両側面には一
対の第1突出部材16が設けられており(図1では幅方向
一側面のみを図示しているが他方側にも第2突出部材が
設けられている)、この第1突出部材16は原稿トレイ2
の背面から記録紙トレイ9の突出部9aに向かって突出
している。また、突出部9aの幅方向両側面には一対の
第2突出部材17が設けれており(図1では幅方向一側面
のみを図示しているが他方側にも第2突出部材が設けら
れている)、この第2突出部材17は突出部9aから原稿
トレイ2の背面に向かって突出している。
対の第1突出部材16が設けられており(図1では幅方向
一側面のみを図示しているが他方側にも第2突出部材が
設けられている)、この第1突出部材16は原稿トレイ2
の背面から記録紙トレイ9の突出部9aに向かって突出
している。また、突出部9aの幅方向両側面には一対の
第2突出部材17が設けれており(図1では幅方向一側面
のみを図示しているが他方側にも第2突出部材が設けら
れている)、この第2突出部材17は突出部9aから原稿
トレイ2の背面に向かって突出している。
【0020】本実施例では、記録紙を記録紙トレイ9に
セットするに際し、原稿トレイ2と記録紙トレイ9の間
に記録紙P2を挿入して記録紙トレイ9に記録紙P2をセ
ットする。このとき、記録紙トレイ9にセットされ、本
体1aから外方に突出する突出部9aに位置する記録紙
P2部分の表面が第1および第2突出部材16、17および
原稿トレイ2の背面によって覆われることになる。
セットするに際し、原稿トレイ2と記録紙トレイ9の間
に記録紙P2を挿入して記録紙トレイ9に記録紙P2をセ
ットする。このとき、記録紙トレイ9にセットされ、本
体1aから外方に突出する突出部9aに位置する記録紙
P2部分の表面が第1および第2突出部材16、17および
原稿トレイ2の背面によって覆われることになる。
【0021】このため、外部に露出する記録紙P2が外
気から保護されることにより、時間の変化に伴って記録
紙P2が黄ばんだり、汚れたりするのを抑制することが
でき、記録紙の見栄えが低下するのを抑制することがで
きる。また、記録紙トレイ9の突出部9aと原稿トレイ
2とを互いに対向配置し、これら突出部9aと原稿トレ
イ2の幅方向両側面に第1および第2突出部材16、17を
取り付けているので、原稿トレイ2および突出部9aと
して共通の部品を使用することができ、原稿トレイ2お
よび突出部9aの製造コストおよび管理コストを低減す
ることができる。このため、複写機1のコストが増大す
るのを防止することができる。
気から保護されることにより、時間の変化に伴って記録
紙P2が黄ばんだり、汚れたりするのを抑制することが
でき、記録紙の見栄えが低下するのを抑制することがで
きる。また、記録紙トレイ9の突出部9aと原稿トレイ
2とを互いに対向配置し、これら突出部9aと原稿トレ
イ2の幅方向両側面に第1および第2突出部材16、17を
取り付けているので、原稿トレイ2および突出部9aと
して共通の部品を使用することができ、原稿トレイ2お
よび突出部9aの製造コストおよび管理コストを低減す
ることができる。このため、複写機1のコストが増大す
るのを防止することができる。
【0022】なお、本実施例では、画像形成装置として
複写機を用いているが、これに限らず、ファクシミリ装
置を用いても良く。また、画像形成手段としてインクジ
ェット記録装置を用いているが、これに限らず、サーマ
ルヘッドであっても良い。図2は本発明に係る画像形成
装置の第2実施例を示す図であり、請求項1または2に
対応している。なお、本実施例では、上記実施例と同様
の構成には同一番号を付して説明を省略する。
複写機を用いているが、これに限らず、ファクシミリ装
置を用いても良く。また、画像形成手段としてインクジ
ェット記録装置を用いているが、これに限らず、サーマ
ルヘッドであっても良い。図2は本発明に係る画像形成
装置の第2実施例を示す図であり、請求項1または2に
対応している。なお、本実施例では、上記実施例と同様
の構成には同一番号を付して説明を省略する。
【0023】図2において、21は記録紙トレイであり、
このトレイ21は本体1aから外方に突出する突出部21a
と本体1a内に収納され、突出部21aの他端部から分離
された底板(記録紙トレイ本体)21bとから構成されて
いる。底板21bは本体1aに対して一端部が揺動自在に
設けられており、他端部がインクジェット記録装置13に
向かって延在している。また、突出部21aに対向配置さ
れた原稿トレイ22は本体1aから外方に突出しており、
本体1aに対して揺動自在に支持されている。
このトレイ21は本体1aから外方に突出する突出部21a
と本体1a内に収納され、突出部21aの他端部から分離
された底板(記録紙トレイ本体)21bとから構成されて
いる。底板21bは本体1aに対して一端部が揺動自在に
設けられており、他端部がインクジェット記録装置13に
向かって延在している。また、突出部21aに対向配置さ
れた原稿トレイ22は本体1aから外方に突出しており、
本体1aに対して揺動自在に支持されている。
【0024】また、原稿トレイ22の端部近傍には切換レ
バー23が設けられており、この切換レバー23は上端部が
本体1aに揺動自在に支持されるとともに他端部が底板
21bの他端部側に向って延在し、底板21bの表面に対向
するようになっている。このような構成を有する本実施
例では、記録紙トレイ21にセットされている記録紙と例
えば、色、厚さ、大きさが異なる記録紙(以下、単に異
種記録紙ともいう)に画像を形成したい場合には、原稿
トレイ22にセットされる原稿P1の背面に異種記録紙を
セットした後、原稿トレイ22を実線で示す位置から一点
鎖線で示す位置まで揺動させる。このとき、切換レバー
23が原稿トレイ22の一端部に押圧されて実線で示す位置
から破線で示す位置に揺動するため、この切換レバー23
の他端部が底板21bを押圧する。
バー23が設けられており、この切換レバー23は上端部が
本体1aに揺動自在に支持されるとともに他端部が底板
21bの他端部側に向って延在し、底板21bの表面に対向
するようになっている。このような構成を有する本実施
例では、記録紙トレイ21にセットされている記録紙と例
えば、色、厚さ、大きさが異なる記録紙(以下、単に異
種記録紙ともいう)に画像を形成したい場合には、原稿
トレイ22にセットされる原稿P1の背面に異種記録紙を
セットした後、原稿トレイ22を実線で示す位置から一点
鎖線で示す位置まで揺動させる。このとき、切換レバー
23が原稿トレイ22の一端部に押圧されて実線で示す位置
から破線で示す位置に揺動するため、この切換レバー23
の他端部が底板21bを押圧する。
【0025】このため、底板21bが加圧スプリング10の
加圧力に抗して給紙コロ11から離隔し、切換レバー23の
他端部が記録装置13に対向することになり、異種記録紙
が切換レバー23を介して先に記録紙トレイ21にセットさ
れた記録紙上に異種記録紙がセットされる。したがっ
て、この異種記録紙を加圧コロ11によって給紙すること
により、異種記録紙に画像を形成することができる。
加圧力に抗して給紙コロ11から離隔し、切換レバー23の
他端部が記録装置13に対向することになり、異種記録紙
が切換レバー23を介して先に記録紙トレイ21にセットさ
れた記録紙上に異種記録紙がセットされる。したがっ
て、この異種記録紙を加圧コロ11によって給紙すること
により、異種記録紙に画像を形成することができる。
【0026】このように本実施例では、原稿トレイ22お
よび切換レバー23により手差し機構を構成することがで
きるので、記録紙トレイ21とは別個に専用の手差し機構
を設けるのを不要にでき、複写機1のコストを低減する
ことができるとともに、手差し機構専用のスペースを不
要にでき、複写機1の小型化を図ることができる。な
お、本実施例では、説明の便宜上第1および第2突出部
材を省略しているが、突出部21aおよび原稿トレイ22に
は上記実施例と同様に第1および第2突出部材が設けら
れており、上記実施例と同様の効果を得ることができる
のは勿論である。
よび切換レバー23により手差し機構を構成することがで
きるので、記録紙トレイ21とは別個に専用の手差し機構
を設けるのを不要にでき、複写機1のコストを低減する
ことができるとともに、手差し機構専用のスペースを不
要にでき、複写機1の小型化を図ることができる。な
お、本実施例では、説明の便宜上第1および第2突出部
材を省略しているが、突出部21aおよび原稿トレイ22に
は上記実施例と同様に第1および第2突出部材が設けら
れており、上記実施例と同様の効果を得ることができる
のは勿論である。
【0027】図3は本発明に係る画像形成装置の第3実
施例を示す図であり、請求項1〜3の何れかに対応して
いる。なお、本実施例では、上記実施例と同様の構成に
は同一番号を付して説明を省略する。図3(a)におい
て、31は原稿トレイであり、この原稿トレイ31の背面に
は検知部材としてのリブ31aが設けられ、このリブ31a
は記録紙トレイ9に向かって突出している。また、この
原稿トレイ31は矢印A方向に所定量以上揺動したとき
に、図示しない当接部材に当接するようになっており、
所定量以上揺動するのを規制されている。
施例を示す図であり、請求項1〜3の何れかに対応して
いる。なお、本実施例では、上記実施例と同様の構成に
は同一番号を付して説明を省略する。図3(a)におい
て、31は原稿トレイであり、この原稿トレイ31の背面に
は検知部材としてのリブ31aが設けられ、このリブ31a
は記録紙トレイ9に向かって突出している。また、この
原稿トレイ31は矢印A方向に所定量以上揺動したとき
に、図示しない当接部材に当接するようになっており、
所定量以上揺動するのを規制されている。
【0028】本実施例では、記録紙を記録紙トレイ9に
セットするに際し、原稿トレイ31と記録紙トレイ9の間
に記録紙P3を挿入して記録紙トレイ9に記録紙P3をセ
ットする。このとき、記録紙P3が所定枚数以上セット
されると、図3(b)に示すように記録紙P3がリブ31
aに当接して原稿トレイ31が当接部材に当接するため、
原稿トレイ31aが矢印A方向に向かってさらに移動しな
い。このため、作業者は原稿トレイ31の揺動状態から記
録紙P3が規定枚数以上セットされることを認知し、記
録紙P3のセット枚数を減らす。そして、枚数の少ない
記録紙を記録紙トレイ9にセットすると、リブ31aに記
録紙が当接することがなく、原稿トレイ31aが矢印A方
向に向かってらさに揺動する余裕があることから、規制
枚数以上の原稿がセットされるのを未然に防止すること
ができる。この結果、記録紙のミスフィード、マルチフ
ィード、通紙不良等が発生する頻度を大幅に低減するこ
とができ、給紙性能が悪化することを未然に防止するこ
とができる。なお、本実施例では、当接部材によって原
稿トレイ31の揺動を所定量以内に規制しているが、これ
に限らず、マイクロスイッチ等によって原稿トレイ31を
検出することにより原稿トレイ31が所定量以上揺動する
のを検出し、ブザーや表示により作業者に知らせても良
い。
セットするに際し、原稿トレイ31と記録紙トレイ9の間
に記録紙P3を挿入して記録紙トレイ9に記録紙P3をセ
ットする。このとき、記録紙P3が所定枚数以上セット
されると、図3(b)に示すように記録紙P3がリブ31
aに当接して原稿トレイ31が当接部材に当接するため、
原稿トレイ31aが矢印A方向に向かってさらに移動しな
い。このため、作業者は原稿トレイ31の揺動状態から記
録紙P3が規定枚数以上セットされることを認知し、記
録紙P3のセット枚数を減らす。そして、枚数の少ない
記録紙を記録紙トレイ9にセットすると、リブ31aに記
録紙が当接することがなく、原稿トレイ31aが矢印A方
向に向かってらさに揺動する余裕があることから、規制
枚数以上の原稿がセットされるのを未然に防止すること
ができる。この結果、記録紙のミスフィード、マルチフ
ィード、通紙不良等が発生する頻度を大幅に低減するこ
とができ、給紙性能が悪化することを未然に防止するこ
とができる。なお、本実施例では、当接部材によって原
稿トレイ31の揺動を所定量以内に規制しているが、これ
に限らず、マイクロスイッチ等によって原稿トレイ31を
検出することにより原稿トレイ31が所定量以上揺動する
のを検出し、ブザーや表示により作業者に知らせても良
い。
【0029】なお、本実施例にあっても、説明の便宜上
第1および第2突出部材を省略しているが、突出部9a
および原稿トレイ21には上記実施例と同様に第1および
第2突出部材が設けられており、上記実施例と同様の効
果を得ることができるのは勿論である。図4は本発明に
係る画像形成装置の第4実施例を示す図であり、請求項
1または4に対応している。なお、本実施例では、上記
実施例と同様の構成には同一番号を付して説明を省略す
る。
第1および第2突出部材を省略しているが、突出部9a
および原稿トレイ21には上記実施例と同様に第1および
第2突出部材が設けられており、上記実施例と同様の効
果を得ることができるのは勿論である。図4は本発明に
係る画像形成装置の第4実施例を示す図であり、請求項
1または4に対応している。なお、本実施例では、上記
実施例と同様の構成には同一番号を付して説明を省略す
る。
【0030】図4において、41は原稿トレイであり、こ
のトレイ41はリンク機構42を介して記録紙トレイ9の突
出部9aに連結され、他端部が本体1aの係合部44に係
合するようになっている。このリンク機構42は原稿トレ
イ41の幅方向両端部に設けられるとともに一端部が原稿
トレイ41の一端部に回動自在に連結され、他端部が突出
部9aの一端部に回動自在に連結された一対のリンク
(図4では一方のみを図示している)43から構成されてい
る。
のトレイ41はリンク機構42を介して記録紙トレイ9の突
出部9aに連結され、他端部が本体1aの係合部44に係
合するようになっている。このリンク機構42は原稿トレ
イ41の幅方向両端部に設けられるとともに一端部が原稿
トレイ41の一端部に回動自在に連結され、他端部が突出
部9aの一端部に回動自在に連結された一対のリンク
(図4では一方のみを図示している)43から構成されてい
る。
【0031】このため、原稿トレイ41はリンク43を介し
て突出部9aに連結されており、原稿トレイ41はリンク
43を介して実線で示す第1位置に回動したときに、突出
部9aに対向するとともに、リンク43を介して一点鎖線
で示す第2位置に回動したときに、突出部9aと略同一
面上に位置する(回動範囲をBで示す)。本実施例で
は、標準サイズの記録紙に画像を形成する際には、原稿
トレイ41を第1位置に回動させ、図4に示すように標準
サイズ以上に長いに記録紙P4に画像を形成する際には
原稿トレイ41を第2位置に回動させることにより、記録
紙トレイ9を原稿トレイ41によって長手方向に延長させ
ることができ、標準サイズ以上の記録紙P4を記録紙ト
レイ9に容易にセットすることができる。このため、複
写機1のコストが増大するのを防止しつつその使用性能
を向上させることができる。
て突出部9aに連結されており、原稿トレイ41はリンク
43を介して実線で示す第1位置に回動したときに、突出
部9aに対向するとともに、リンク43を介して一点鎖線
で示す第2位置に回動したときに、突出部9aと略同一
面上に位置する(回動範囲をBで示す)。本実施例で
は、標準サイズの記録紙に画像を形成する際には、原稿
トレイ41を第1位置に回動させ、図4に示すように標準
サイズ以上に長いに記録紙P4に画像を形成する際には
原稿トレイ41を第2位置に回動させることにより、記録
紙トレイ9を原稿トレイ41によって長手方向に延長させ
ることができ、標準サイズ以上の記録紙P4を記録紙ト
レイ9に容易にセットすることができる。このため、複
写機1のコストが増大するのを防止しつつその使用性能
を向上させることができる。
【0032】なお、本実施例にあっても、説明の便宜上
第1および第2突出部材を省略しているが、突出部9a
および原稿トレイ41には上記実施例と同様に第1および
第2突出部材が設けられており、上記実施例と同様の効
果を得ることができるのは勿論である。
第1および第2突出部材を省略しているが、突出部9a
および原稿トレイ41には上記実施例と同様に第1および
第2突出部材が設けられており、上記実施例と同様の効
果を得ることができるのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、装置本体
から外方に露出する記録紙の表面が黄ばんだり汚れたり
することを抑制することができ、記録紙の見栄えが悪化
するのを抑制することができる。また、記録紙トレイの
突出部と原稿トレイとを互いに対向配置し、これら突出
部および原稿トレイの幅方向両側面に突出部材を取り付
けているので、記録紙トレイおよび突出部として共通の
部品を使用することができ、原稿トレイおよび突出部の
製造コストおよび管理コストを低減することができる。
このため、画像形成装置のコストが増大するのを防止す
ることができる。
から外方に露出する記録紙の表面が黄ばんだり汚れたり
することを抑制することができ、記録紙の見栄えが悪化
するのを抑制することができる。また、記録紙トレイの
突出部と原稿トレイとを互いに対向配置し、これら突出
部および原稿トレイの幅方向両側面に突出部材を取り付
けているので、記録紙トレイおよび突出部として共通の
部品を使用することができ、原稿トレイおよび突出部の
製造コストおよび管理コストを低減することができる。
このため、画像形成装置のコストが増大するのを防止す
ることができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、記録紙トレ
イとは別個に専用の手差し機構を設けるのを不要にで
き、画像形成装置のコストを低減することができるとと
もに、手差し機構専用のスペースを不要にでき、画像形
成装置の小型化を図ることができる。請求項3記載の発
明によれば、所定枚数以上の記録紙が記録紙トレイにセ
ットされるのを防止することができ、ミスフィード、マ
ルチフィード、通紙不良等が発生する頻度を大幅に低減
することができる。このため、給紙性能が悪化すること
を未然に防止することができる。
イとは別個に専用の手差し機構を設けるのを不要にで
き、画像形成装置のコストを低減することができるとと
もに、手差し機構専用のスペースを不要にでき、画像形
成装置の小型化を図ることができる。請求項3記載の発
明によれば、所定枚数以上の記録紙が記録紙トレイにセ
ットされるのを防止することができ、ミスフィード、マ
ルチフィード、通紙不良等が発生する頻度を大幅に低減
することができる。このため、給紙性能が悪化すること
を未然に防止することができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、原稿トレイ
が第2位置にあるときに、記録紙トレイを原稿トレイに
よって長手方向に延長させることができ、標準サイズ以
上の記録紙を記録紙トレイに容易にセットすることがで
きる。このため、画像形成装置のコストが増大するのを
抑制しつつその使用性能を向上させることができる。
が第2位置にあるときに、記録紙トレイを原稿トレイに
よって長手方向に延長させることができ、標準サイズ以
上の記録紙を記録紙トレイに容易にセットすることがで
きる。このため、画像形成装置のコストが増大するのを
抑制しつつその使用性能を向上させることができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す
その構成図である。
その構成図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の第2実施例を示す
その構成図である。
その構成図である。
【図3】(a)は本発明に係る画像形成装置の第3実施
例を示すその構成図であり、(b)は記録紙トレイに所
定枚数以上の記録紙がセットされたときの状態を示すそ
の要部構成図である。
例を示すその構成図であり、(b)は記録紙トレイに所
定枚数以上の記録紙がセットされたときの状態を示すそ
の要部構成図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第4実施例を示す
その構成図である。
その構成図である。
1 複写機(画像形成装置) 1a 本体 2、22、31、42 原稿トレイ 6 読取りセンサ(画像読取手段) 9、21 記録紙トレイ 9a、21a 突出部 13 インクジェット記録装置(画像形成手段) 16 第1突出部材 17 第2突出部材 21b 底板(記録紙トレイ本体) 23 切換レバー 31b リブ(検知部材) 42 リンク機構
Claims (4)
- 【請求項1】本装置本体から外方に突出する原稿トレイ
と、該原稿トレイにセットされた原稿を給紙して原稿面
を読み取る画像読取手段と、一部が本装置本体から外方
に突出する突出部を有する記録紙トレイと、該記録紙ト
レイにセットされた記録紙を給紙して該記録紙面上に画
像を形成する画像記録手段と、を備えた画像形成装置で
あって、 前記原稿トレイの背面に突出部が位置するように原稿ト
レイおよび記録紙トレイの突出部を対向配置するととも
に、原稿トレイおよび突出部の幅方向両側面に互いに原
稿トレイおよび突出部に向って突出する突出部材を設
け、該突出部材および原稿トレイの背面によって突出部
にセットされた記録紙表面を覆うようにしたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記記録紙トレイを、突出部と、突出部か
ら分離され本装置本体に対して揺動自在に設けられた一
端部を有するとともに、該一端部から画像記録手段に向
って延在する他端部を有する記録紙トレイ本体と、から
構成するとともに、前記原稿トレイを本装置本体に揺動
自在に支持し、 原稿トレイの端部近傍の本装置本体に上端部が揺動自在
に支持されるとともに他端部が記録紙トレイ本体の他端
部側に向って延在し、記録紙トレイ本体の表面に対向す
る切換レバーを設け、 前記原稿トレイを所定方向に揺動させたとき、該原稿ト
レイの端部を切換レバーに当接させて該切換レバーを揺
動させるとともに、切換レバーの他端部によって記録紙
トレイ本体を揺動させて切換レバーの他端部を画像形成
手段に対向させ、原稿トレイおよび切換レバーを記録紙
の手差しトレイとして使用することを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記原稿トレイの背面に、記録紙トレイ上
の記録紙に当接し、該記録紙が所定枚数以上セットされ
たことを検知する検知部材を設けたことを特徴とする請
求項1または2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】前記原稿トレイをリンク機構を介して突出
部に連結し、該原稿トレイがリンク機構を介して回動し
た第1位置にあるときに、原稿トレイが突出部に対向さ
れ、前記原稿トレイがリンク機構を介して回動した第2
位置にあるとき、突出部が原稿トレイと略同一面上に位
置するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28017194A JP3321322B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28017194A JP3321322B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133531A true JPH08133531A (ja) | 1996-05-28 |
JP3321322B2 JP3321322B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=17621298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28017194A Expired - Fee Related JP3321322B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3321322B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003520743A (ja) * | 2000-01-19 | 2003-07-08 | サジェム エス アー | 走査用記録担体を導くガイド手段を有する装置 |
US7379218B1 (en) | 1996-11-05 | 2008-05-27 | Fujitsu Limited | Apparatus equipped with removable scanner unit |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP28017194A patent/JP3321322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7379218B1 (en) | 1996-11-05 | 2008-05-27 | Fujitsu Limited | Apparatus equipped with removable scanner unit |
JP2003520743A (ja) * | 2000-01-19 | 2003-07-08 | サジェム エス アー | 走査用記録担体を導くガイド手段を有する装置 |
JP4784958B2 (ja) * | 2000-01-19 | 2011-10-05 | サフラン | 走査用記録担体を導くガイド手段を有する装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3321322B2 (ja) | 2002-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |