JPH08128748A - 多室型空気調和装置 - Google Patents
多室型空気調和装置Info
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- JPH08128748A JPH08128748A JP26694594A JP26694594A JPH08128748A JP H08128748 A JPH08128748 A JP H08128748A JP 26694594 A JP26694594 A JP 26694594A JP 26694594 A JP26694594 A JP 26694594A JP H08128748 A JPH08128748 A JP H08128748A
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- indoor heat
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内空気温度を下げない除湿運転および冷房
・暖房運転の効率向上ができる多室型空気調和装置を提
供することを目的とする。 【構成】 室外ユニット101内には、電動膨張弁10
6a、106bが設けられ、室内ユニット107a、1
07b内には、第一室内用熱交換器1a、1bとこれに
対し下側を数段分大きく設定した第二室内用熱交換器2
a、2bとの間にキャピラリーチューブ111a、11
1bと室内電磁弁112a、112bとを並列に設け、
第二室内用熱交換器2a、2bにより熱交換された熱交
換空気の一部が第一室内用熱交換器1a、1bを通過し
ない構成とする。
・暖房運転の効率向上ができる多室型空気調和装置を提
供することを目的とする。 【構成】 室外ユニット101内には、電動膨張弁10
6a、106bが設けられ、室内ユニット107a、1
07b内には、第一室内用熱交換器1a、1bとこれに
対し下側を数段分大きく設定した第二室内用熱交換器2
a、2bとの間にキャピラリーチューブ111a、11
1bと室内電磁弁112a、112bとを並列に設け、
第二室内用熱交換器2a、2bにより熱交換された熱交
換空気の一部が第一室内用熱交換器1a、1bを通過し
ない構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房運転に加え、室
内空気温度を下げずに除湿運転のできる多室型空気調和
装置に関するものである。
内空気温度を下げずに除湿運転のできる多室型空気調和
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、除湿運転ができる空気調和装置に
おいては、室内空気温度を下げずに除湿運転を可能にす
ることが求められており、その商品化も推進されている
が、省エネルギーの観点から効率のより向上が求められ
ている。
おいては、室内空気温度を下げずに除湿運転を可能にす
ることが求められており、その商品化も推進されている
が、省エネルギーの観点から効率のより向上が求められ
ている。
【0003】従来、この種の多室型空気調和装置は、図
6および図7に示すように、室外ユニット101内に
は、圧縮機102と、室外用熱交換器103と、室外用
熱交換器103の室外熱交換用送風機104と、四方弁
105と、電動膨張弁106a、106bが設けられ、
室内ユニット107a、107b内には、それぞれ風下
側に第一室内用熱交換器108a、108bと、風上側
に第二室内用熱交換器109a、109bとを設け、第
一室内用熱交換器108a、108bおよび第二室内用
熱交換器109a、109bの室内熱交換用送風機11
0a、110bとを設け、冷媒回路的には第一室内用熱
交換器108a、108bと第二室内用熱交換器109
a、109bとを直列に設け、第一室内用熱交換器10
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとの間にキャピラリーチューブ111a、111bと
室内電磁弁112a、112bとを並列に設け、さら
に、使用者の入力する運転モードに基づき運転モード信
号を出力する室内制御ユニット113a、113bとを
設け、室外ユニット101内には、室内制御ユニット1
13a、113bからの運転モード信号を受けて、運転
モードを決定し、制御信号を出力する室外制御ユニット
114が設けられている。また、室内制御ユニット11
3a、113bからは、室外制御ユニット114からの
制御信号を受け、室内ユニット制御のための制御信号が
出力される。室外ユニット101と室内ユニット107
a、107bとは、それぞれ液配管115a、115b
およびガス配管116a、116bにより接続されてい
る。
6および図7に示すように、室外ユニット101内に
は、圧縮機102と、室外用熱交換器103と、室外用
熱交換器103の室外熱交換用送風機104と、四方弁
105と、電動膨張弁106a、106bが設けられ、
室内ユニット107a、107b内には、それぞれ風下
側に第一室内用熱交換器108a、108bと、風上側
に第二室内用熱交換器109a、109bとを設け、第
一室内用熱交換器108a、108bおよび第二室内用
熱交換器109a、109bの室内熱交換用送風機11
0a、110bとを設け、冷媒回路的には第一室内用熱
交換器108a、108bと第二室内用熱交換器109
a、109bとを直列に設け、第一室内用熱交換器10
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとの間にキャピラリーチューブ111a、111bと
室内電磁弁112a、112bとを並列に設け、さら
に、使用者の入力する運転モードに基づき運転モード信
号を出力する室内制御ユニット113a、113bとを
設け、室外ユニット101内には、室内制御ユニット1
13a、113bからの運転モード信号を受けて、運転
モードを決定し、制御信号を出力する室外制御ユニット
114が設けられている。また、室内制御ユニット11
3a、113bからは、室外制御ユニット114からの
制御信号を受け、室内ユニット制御のための制御信号が
出力される。室外ユニット101と室内ユニット107
a、107bとは、それぞれ液配管115a、115b
およびガス配管116a、116bにより接続されてい
る。
【0004】上記構成により、使用者の入力する運転モ
ードが室内制御ユニット113a、113b内の運転モ
ード入力部分に入力され、運転モード判定部分が運転モ
ードの判定を行い、運転モード信号出力部分により運転
モード信号が出力される。室内制御ユニット113a、
113bのそれぞれから出力された運転モード信号が室
外制御ユニット114内の運転モード入力部分に入力さ
れ、運転モード決定部分が運転モードの決定を行い、制
御信号出力部分により制御信号が出力される。この制御
信号により、室外ユニット101内の圧縮機102と、
室外熱交換用送風機104と、四方弁105と、電動膨
張弁106a、106bとが制御されるとともに、上記
制御信号が室内制御ユニット113a、113b内の制
御信号入力部分に入力され、制御信号出力部分により制
御信号が出力され、この制御信号により室内ユニット1
07a、107b内の室内熱交換用送風機110a、1
10bおよび室内電磁弁112a、112bが制御され
る。
ードが室内制御ユニット113a、113b内の運転モ
ード入力部分に入力され、運転モード判定部分が運転モ
ードの判定を行い、運転モード信号出力部分により運転
モード信号が出力される。室内制御ユニット113a、
113bのそれぞれから出力された運転モード信号が室
外制御ユニット114内の運転モード入力部分に入力さ
れ、運転モード決定部分が運転モードの決定を行い、制
御信号出力部分により制御信号が出力される。この制御
信号により、室外ユニット101内の圧縮機102と、
室外熱交換用送風機104と、四方弁105と、電動膨
張弁106a、106bとが制御されるとともに、上記
制御信号が室内制御ユニット113a、113b内の制
御信号入力部分に入力され、制御信号出力部分により制
御信号が出力され、この制御信号により室内ユニット1
07a、107b内の室内熱交換用送風機110a、1
10bおよび室内電磁弁112a、112bが制御され
る。
【0005】冷房運転時には、室外制御ユニット114
より出力された制御信号により、室外ユニット101内
の電動膨張弁106a、106bは絞り状態に調整さ
れ、四方弁105は実線で示した回路に切替えられ、室
内制御ユニット113a、113bより出力された制御
信号により、室内ユニット107a、107b内の室内
電磁弁112a、112bは全開状態に調整される。室
外ユニット101内の圧縮機102から吐出された冷媒
は四方弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱
交換用送風機104の働きにより凝縮、液化された後、
膨張弁106a、106bにより減圧され、それぞれ液
配管115a、115bを通り、室内ユニット107
a、107b内の第一室内用熱交換器108a、108
bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換用送風機110
a、110bの働きにより蒸発し、室内電磁弁112
a、112bを通り、第二室内用熱交換器109a、1
09bに送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、
110bの働きにより蒸発し、ガス配管116a、11
6bを通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内
熱交換用送風機110a、110bより送風された室内
空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび第
二室内用熱交換器109a、109bで冷却されるた
め、冷房運転が行われることとなる。
より出力された制御信号により、室外ユニット101内
の電動膨張弁106a、106bは絞り状態に調整さ
れ、四方弁105は実線で示した回路に切替えられ、室
内制御ユニット113a、113bより出力された制御
信号により、室内ユニット107a、107b内の室内
電磁弁112a、112bは全開状態に調整される。室
外ユニット101内の圧縮機102から吐出された冷媒
は四方弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱
交換用送風機104の働きにより凝縮、液化された後、
膨張弁106a、106bにより減圧され、それぞれ液
配管115a、115bを通り、室内ユニット107
a、107b内の第一室内用熱交換器108a、108
bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換用送風機110
a、110bの働きにより蒸発し、室内電磁弁112
a、112bを通り、第二室内用熱交換器109a、1
09bに送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、
110bの働きにより蒸発し、ガス配管116a、11
6bを通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内
熱交換用送風機110a、110bより送風された室内
空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび第
二室内用熱交換器109a、109bで冷却されるた
め、冷房運転が行われることとなる。
【0006】暖房運転時には、同様に、室外ユニット1
01内の電動膨張弁106a、106bは絞り状態、室
内ユニット107a、107b内の室内電磁弁112
a、112bは全開状態に調整される。室外ユニット1
01内の四方弁105は波線で示した回路に切替えら
れ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方弁105、
ガス配管116a、116bを通り、第二室内用熱交器
109a、109bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換
用送風機110a、110bの働きにより凝縮し、室内
電磁弁112a、112bを通り、第一室内用熱交換器
108a、108bに送られ、冷媒は室内熱交換用送風
機110a、110bの働きにより凝縮、液化された
後、それぞれ液配管115a、115bを通り、室外ユ
ニット101内の電動膨張弁106a、106bにより
減圧され、室外用熱交換器103に送られ、室外熱交換
用送風機104の働きにより蒸発し、圧縮機に戻る。こ
のとき室内熱交換用送風機110a、110bより送風
された室内空気は第一室内用熱交換器108a、108
bおよび第二室内用熱交換器109a、109bで加熱
されるため、暖房運転が行われることとなる。
01内の電動膨張弁106a、106bは絞り状態、室
内ユニット107a、107b内の室内電磁弁112
a、112bは全開状態に調整される。室外ユニット1
01内の四方弁105は波線で示した回路に切替えら
れ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方弁105、
ガス配管116a、116bを通り、第二室内用熱交器
109a、109bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換
用送風機110a、110bの働きにより凝縮し、室内
電磁弁112a、112bを通り、第一室内用熱交換器
108a、108bに送られ、冷媒は室内熱交換用送風
機110a、110bの働きにより凝縮、液化された
後、それぞれ液配管115a、115bを通り、室外ユ
ニット101内の電動膨張弁106a、106bにより
減圧され、室外用熱交換器103に送られ、室外熱交換
用送風機104の働きにより蒸発し、圧縮機に戻る。こ
のとき室内熱交換用送風機110a、110bより送風
された室内空気は第一室内用熱交換器108a、108
bおよび第二室内用熱交換器109a、109bで加熱
されるため、暖房運転が行われることとなる。
【0007】1台除湿運転時、仮に室内ユニット107
aのみの除湿運転時には、室外ユニット101内の電動
膨張弁106aは全開状態、電動膨張弁106bは全閉
状態、室内ユニット107a、107b内の室内電磁弁
112a、112bは全閉状態に調整される。室外ユニ
ット101内の四方弁105は実線で示した回路に切替
えられ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方弁10
5、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換用送風機
104の働きにより一部凝縮された後、全開状態の電動
膨張弁106aおよび液配管115aを通り、室内ユニ
ット107a内の第一室内用熱交換器108aに送ら
れ、室内熱交換用送風機110aの働きにより凝縮、液
化し、キャピラリーチューブ111aで減圧され、第二
室内用熱交換器109aに送られ、冷媒は室内熱交換用
送風機110aの働きにより蒸発し、ガス配管116a
を通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内熱交
換用送風機110aにより送風された室内空気は、先ず
第二室内用熱交換器109aで冷却、除湿され、次に第
一室内用熱交換器108aで加熱されるため、室内空気
温度を下げずに除湿運転を行うことができる。吹出し空
気温度の調整は、圧縮機102の運転周波数あるいは室
外熱交換用送風機の回転数を制御することで可能とな
る。
aのみの除湿運転時には、室外ユニット101内の電動
膨張弁106aは全開状態、電動膨張弁106bは全閉
状態、室内ユニット107a、107b内の室内電磁弁
112a、112bは全閉状態に調整される。室外ユニ
ット101内の四方弁105は実線で示した回路に切替
えられ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方弁10
5、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換用送風機
104の働きにより一部凝縮された後、全開状態の電動
膨張弁106aおよび液配管115aを通り、室内ユニ
ット107a内の第一室内用熱交換器108aに送ら
れ、室内熱交換用送風機110aの働きにより凝縮、液
化し、キャピラリーチューブ111aで減圧され、第二
室内用熱交換器109aに送られ、冷媒は室内熱交換用
送風機110aの働きにより蒸発し、ガス配管116a
を通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内熱交
換用送風機110aにより送風された室内空気は、先ず
第二室内用熱交換器109aで冷却、除湿され、次に第
一室内用熱交換器108aで加熱されるため、室内空気
温度を下げずに除湿運転を行うことができる。吹出し空
気温度の調整は、圧縮機102の運転周波数あるいは室
外熱交換用送風機の回転数を制御することで可能とな
る。
【0008】2台除湿運転時には、それぞれの部屋の吸
込み空気温度あるいは使用者の設定した室内設定温度が
異なる場合も当然あり得る。よって、吹出し空気温度の
制御がそれぞれ異なることとなるため、制御を簡易化す
るために、2台除湿運転時には、従来の除湿運転と同様
の制御を行う。すなわち、冷房運転時と同様に、室外ユ
ニット101内の電動膨張弁106a、106bは絞り
状態、室内ユニット107a、107b内の室内電磁弁
112a、112bは全開状態に調整される。冷房運転
時同様、室外ユニット101内の四方弁105は実線で
示した回路に切替えられ、冷媒の流れ、状態変化とも冷
房運転時と同様であるが、圧縮機102の運転周波数を
最小値に制御し、冷媒循環量を抑えることにより、第一
室内用熱交換器108a、108bおよび第二室内用熱
交換器109a、109bにおける熱交換量が極力抑え
られる点、さらに、室内熱交換用送風機110a、11
0bの回転数を最小値に制御し、第一室内用熱交換器1
08a、108bおよび第二室内用熱交換器109a、
109bを通過する空気流量を抑えることにより、熱交
換時の顕熱比が抑えられる点により、室内空気温度を極
力下げずに除湿運転が行われることとなる。
込み空気温度あるいは使用者の設定した室内設定温度が
異なる場合も当然あり得る。よって、吹出し空気温度の
制御がそれぞれ異なることとなるため、制御を簡易化す
るために、2台除湿運転時には、従来の除湿運転と同様
の制御を行う。すなわち、冷房運転時と同様に、室外ユ
ニット101内の電動膨張弁106a、106bは絞り
状態、室内ユニット107a、107b内の室内電磁弁
112a、112bは全開状態に調整される。冷房運転
時同様、室外ユニット101内の四方弁105は実線で
示した回路に切替えられ、冷媒の流れ、状態変化とも冷
房運転時と同様であるが、圧縮機102の運転周波数を
最小値に制御し、冷媒循環量を抑えることにより、第一
室内用熱交換器108a、108bおよび第二室内用熱
交換器109a、109bにおける熱交換量が極力抑え
られる点、さらに、室内熱交換用送風機110a、11
0bの回転数を最小値に制御し、第一室内用熱交換器1
08a、108bおよび第二室内用熱交換器109a、
109bを通過する空気流量を抑えることにより、熱交
換時の顕熱比が抑えられる点により、室内空気温度を極
力下げずに除湿運転が行われることとなる。
【0009】なお、2台除湿運転時に、それぞれの部屋
における温湿度負荷や室内設定温度に大きな差がある場
合には、2台ともに満足できる制御ができないものの、
1台除湿運転時同様の運転を行ってもよい。すなわち、
室外ユニット101内の電動膨張弁106a、106b
は全開状態、室内ユニット107a、107b内の室内
電磁弁112a、112bは全閉状態に調整される。室
外ユニット101内の四方弁105は実線で示した回路
に切替えられ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方
弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換用
送風機104の働きにより一部凝縮された後、全開状態
の電動膨張弁106a、106bおよび液配管115
a、115bを通り、室内ユニット107a、107b
内の第一室内用熱交換器108a、108bに送られ、
室内熱交換用送風機110a、110bの働きにより凝
縮、液化し、キャピラリーチューブ111a、111b
で減圧され、第二室内用熱交換器109a、109bに
送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、110b
の働きにより蒸発し、ガス配管116a、116bを通
り、室外ユニット101に戻る。このとき室内熱交換用
送風機110a、110bにより送風された室内空気
は、先ず第二室内用熱交換器109a、109bで冷
却、除湿され、次に第一室内用熱交換器108a、10
8bで加熱されるため、室内空気温度を下げずに除湿運
転を行うことができるというものであった。
における温湿度負荷や室内設定温度に大きな差がある場
合には、2台ともに満足できる制御ができないものの、
1台除湿運転時同様の運転を行ってもよい。すなわち、
室外ユニット101内の電動膨張弁106a、106b
は全開状態、室内ユニット107a、107b内の室内
電磁弁112a、112bは全閉状態に調整される。室
外ユニット101内の四方弁105は実線で示した回路
に切替えられ、圧縮機102から吐出された冷媒は四方
弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換用
送風機104の働きにより一部凝縮された後、全開状態
の電動膨張弁106a、106bおよび液配管115
a、115bを通り、室内ユニット107a、107b
内の第一室内用熱交換器108a、108bに送られ、
室内熱交換用送風機110a、110bの働きにより凝
縮、液化し、キャピラリーチューブ111a、111b
で減圧され、第二室内用熱交換器109a、109bに
送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、110b
の働きにより蒸発し、ガス配管116a、116bを通
り、室外ユニット101に戻る。このとき室内熱交換用
送風機110a、110bにより送風された室内空気
は、先ず第二室内用熱交換器109a、109bで冷
却、除湿され、次に第一室内用熱交換器108a、10
8bで加熱されるため、室内空気温度を下げずに除湿運
転を行うことができるというものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の多室
型空気調和装置では、室内温度を下げずに除湿運転を可
能にするために一方の室内ユニットを例にして説明する
と、室内ユニット107a内の熱交換器を二つの熱交換
器108a、109aに分離させており、その構成のた
めに、まずは、二つの熱交換器108a、109aに対
する空気の流れ方向および冷媒の流れ方向が定められて
おり、そのために暖房運転時において空気と冷媒の流れ
が平行流となり、熱交換効率が悪くなるという問題があ
った。また、室内ユニット107a内の二つの熱交換器
108a、109a内の各複数冷媒回路が並列に設置さ
れた一組みの電磁弁112a、キャピラリーチューブ1
11aにて直列接続されており、そのために除湿運転時
において各複数冷媒回路への冷媒流量分配比率が悪くな
るという問題および冷房運転時・暖房運転時において電
磁弁での冷媒圧力損失が大きくなり効率が悪くなるとい
う問題があった。
型空気調和装置では、室内温度を下げずに除湿運転を可
能にするために一方の室内ユニットを例にして説明する
と、室内ユニット107a内の熱交換器を二つの熱交換
器108a、109aに分離させており、その構成のた
めに、まずは、二つの熱交換器108a、109aに対
する空気の流れ方向および冷媒の流れ方向が定められて
おり、そのために暖房運転時において空気と冷媒の流れ
が平行流となり、熱交換効率が悪くなるという問題があ
った。また、室内ユニット107a内の二つの熱交換器
108a、109a内の各複数冷媒回路が並列に設置さ
れた一組みの電磁弁112a、キャピラリーチューブ1
11aにて直列接続されており、そのために除湿運転時
において各複数冷媒回路への冷媒流量分配比率が悪くな
るという問題および冷房運転時・暖房運転時において電
磁弁での冷媒圧力損失が大きくなり効率が悪くなるとい
う問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、暖房
運転時において室内ユニット内熱交換器の後流部での熱
交換効率を向上することのできる多室型空気調和装置を
提供することを第1の目的とする。
運転時において室内ユニット内熱交換器の後流部での熱
交換効率を向上することのできる多室型空気調和装置を
提供することを第1の目的とする。
【0012】第2の目的は、暖房運転時において室内ユ
ニット内熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上
することのできる多室型空気調和装置を提供することに
ある。
ニット内熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上
することのできる多室型空気調和装置を提供することに
ある。
【0013】第3の目的は、暖房運転時においても、室
内ユニット内熱交換器での空気と冷媒の流れを対向流に
でき、熱交換効率を向上することのできる多室型空気調
和装置を提供することにある。
内ユニット内熱交換器での空気と冷媒の流れを対向流に
でき、熱交換効率を向上することのできる多室型空気調
和装置を提供することにある。
【0014】第4の目的は、除湿運転時において室内ユ
ニット内の蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率
を向上することのできる多室型空気調和装置を提供する
ことにある。
ニット内の蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率
を向上することのできる多室型空気調和装置を提供する
ことにある。
【0015】第5の目的は、冷房運転時・暖房運転時に
おいて室内ユニット内電磁弁での冷媒圧力損失を小さく
でき、効率を向上することのできる多室型空気調和装置
を提供することにある。
おいて室内ユニット内電磁弁での冷媒圧力損失を小さく
でき、効率を向上することのできる多室型空気調和装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の多室型空気調和
装置は上記第1の目的を達成するための第1の手段は、
室外ユニットと、この室外ユニットとそれぞれ液配管、
ガス配管により接続された複数の室内ユニットとを設
け、前記室外ユニット内には、圧縮機と、室外用熱交換
器と、前記室外用熱交換器の室外熱交換用送風機と、四
方弁と、前記液配管と前記室外用熱交換器との間に電動
膨張弁とを設け、それぞれの前記室内ユニット内には、
風下側に第一室内用熱交換器と風上側に第二室内用熱交
換器とを並べて配置し、前面面積的に第二室内用熱交換
器を第一室内用熱交換器に対し下側を数段分大きく設定
し、冷媒回路的には第一室内用熱交換器と第二室内用熱
交換器とを直列に設け、前記第一室内用熱交換器と前記
第二室内用熱交換器との間にキャピラリーチューブと室
内電磁弁とを並列に設け、前記第一および第二室内用熱
交換器の室内熱交換用送風機と、使用者の設定した運転
モードに基づき前記室内ユニットの制御を行う室内制御
ユニットとを設け、室外ユニット内には、前記室内制御
ユニットと連動するとともに前記室外ユニットの制御を
行う室外制御ユニットを設けた構成としたものである。
装置は上記第1の目的を達成するための第1の手段は、
室外ユニットと、この室外ユニットとそれぞれ液配管、
ガス配管により接続された複数の室内ユニットとを設
け、前記室外ユニット内には、圧縮機と、室外用熱交換
器と、前記室外用熱交換器の室外熱交換用送風機と、四
方弁と、前記液配管と前記室外用熱交換器との間に電動
膨張弁とを設け、それぞれの前記室内ユニット内には、
風下側に第一室内用熱交換器と風上側に第二室内用熱交
換器とを並べて配置し、前面面積的に第二室内用熱交換
器を第一室内用熱交換器に対し下側を数段分大きく設定
し、冷媒回路的には第一室内用熱交換器と第二室内用熱
交換器とを直列に設け、前記第一室内用熱交換器と前記
第二室内用熱交換器との間にキャピラリーチューブと室
内電磁弁とを並列に設け、前記第一および第二室内用熱
交換器の室内熱交換用送風機と、使用者の設定した運転
モードに基づき前記室内ユニットの制御を行う室内制御
ユニットとを設け、室外ユニット内には、前記室内制御
ユニットと連動するとともに前記室外ユニットの制御を
行う室外制御ユニットを設けた構成としたものである。
【0017】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、室内ユニット内に、前面面積的に第一室内用熱
交換器の上部を第二室内用熱交換器の上部に対し数段分
高い位置に設定するとともに、第一室内用熱交換器の下
部を第二室内用熱交換器の下部に対し数段分低い位置に
設定した構成としたものである。
手段は、室内ユニット内に、前面面積的に第一室内用熱
交換器の上部を第二室内用熱交換器の上部に対し数段分
高い位置に設定するとともに、第一室内用熱交換器の下
部を第二室内用熱交換器の下部に対し数段分低い位置に
設定した構成としたものである。
【0018】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、室内ユニット内に、前面面積的に同一の第一室
内用熱交換器と第二室内用熱交換器とを設け、前記第一
室内用熱交換器、前記第二室内用熱交換器と液配管、ガ
ス配管との間に四方弁を設けた構成としたものである。
手段は、室内ユニット内に、前面面積的に同一の第一室
内用熱交換器と第二室内用熱交換器とを設け、前記第一
室内用熱交換器、前記第二室内用熱交換器と液配管、ガ
ス配管との間に四方弁を設けた構成としたものである。
【0019】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、室内ユニット内に、第一室内用熱交換器と第二
室内用熱交換器との間に電磁弁を設け、前記第一室内用
熱交換器と前記第二室内用熱交換器とにおける複数の各
冷媒回路をそれぞれキャピラリーチューブで接続した構
成としたものである。
手段は、室内ユニット内に、第一室内用熱交換器と第二
室内用熱交換器との間に電磁弁を設け、前記第一室内用
熱交換器と前記第二室内用熱交換器とにおける複数の各
冷媒回路をそれぞれキャピラリーチューブで接続した構
成としたものである。
【0020】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、室内ユニット内に、第一室内用熱交換器と第二
室内用熱交換器とにおける複数の各冷媒回路それぞれの
間にキャピラリーチューブと室内電磁弁とを並列に設け
た構成としたものである。
手段は、室内ユニット内に、第一室内用熱交換器と第二
室内用熱交換器とにおける複数の各冷媒回路それぞれの
間にキャピラリーチューブと室内電磁弁とを並列に設け
た構成としたものである。
【0021】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、暖
房運転時において室内ユニット内の第二室内用熱交換器
最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器を通過し
ないため、熱交換器の後流部での熱交換効率を向上させ
ることができるものである。
房運転時において室内ユニット内の第二室内用熱交換器
最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器を通過し
ないため、熱交換器の後流部での熱交換効率を向上させ
ることができるものである。
【0022】また、第2の手段の構成により、暖房運転
時において室内ユニット内の第二室内用熱交換器最上流
部を通過した空気が第一室内用熱交換器を通過しないと
ともに、第一室内用熱交換器最後流部を通過する空気
は、第二室内用熱交換器を通過しない空気を通過させる
ため、熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上さ
せることができるものである。
時において室内ユニット内の第二室内用熱交換器最上流
部を通過した空気が第一室内用熱交換器を通過しないと
ともに、第一室内用熱交換器最後流部を通過する空気
は、第二室内用熱交換器を通過しない空気を通過させる
ため、熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上さ
せることができるものである。
【0023】また、第3の手段の構成により、室内ユニ
ット内熱交換器と液・ガス配管との間に設けられた四方
弁を用いて、暖房運転時においても、室内ユニット内熱
交換器での空気と冷媒の流れを対向流にでき、熱交換効
率を向上することができるものである。
ット内熱交換器と液・ガス配管との間に設けられた四方
弁を用いて、暖房運転時においても、室内ユニット内熱
交換器での空気と冷媒の流れを対向流にでき、熱交換効
率を向上することができるものである。
【0024】また、第4の手段の構成により、キャピラ
リーチューブの流量調整機能により、除湿運転時におい
て室内ユニット内の凝縮器として作用する第一室内用熱
交換器から蒸発器として作用する第二室内用熱交換器の
各複数冷媒回路への冷媒流量分配比率を良くすることが
でき、蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率を向
上することができるものである。
リーチューブの流量調整機能により、除湿運転時におい
て室内ユニット内の凝縮器として作用する第一室内用熱
交換器から蒸発器として作用する第二室内用熱交換器の
各複数冷媒回路への冷媒流量分配比率を良くすることが
でき、蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率を向
上することができるものである。
【0025】また、第5の手段の構成により、冷房運転
時・暖房運転時において室内ユニット内電磁弁での冷媒
圧力損失を小さくでき、効率を向上することができるも
のである。
時・暖房運転時において室内ユニット内電磁弁での冷媒
圧力損失を小さくでき、効率を向上することができるも
のである。
【0026】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分につ
いては、同一番号を付与し、詳細な説明を省略する。
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分につ
いては、同一番号を付与し、詳細な説明を省略する。
【0027】図に示すように、それぞれの室内ユニット
107a、107b内には、風下側に第一室内用熱交換
器1a、1bと風上側に第二室内用熱交換器2a、2b
とが並べて配置され、前面面積的に第二室内用熱交換器
2a、2bは第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側
が数段分大きく設定されており、冷媒回路的には第一室
内用熱交換器1a、1bと第二室内用熱交換器2a、2
bとが直列に設けられ、第一室内用熱交換器1a、1b
と第二室内用熱交換器2a、2bとの間にキャピラリー
チューブ111a、111bと室内電磁弁112a、1
12bとが並列に設けられている。
107a、107b内には、風下側に第一室内用熱交換
器1a、1bと風上側に第二室内用熱交換器2a、2b
とが並べて配置され、前面面積的に第二室内用熱交換器
2a、2bは第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側
が数段分大きく設定されており、冷媒回路的には第一室
内用熱交換器1a、1bと第二室内用熱交換器2a、2
bとが直列に設けられ、第一室内用熱交換器1a、1b
と第二室内用熱交換器2a、2bとの間にキャピラリー
チューブ111a、111bと室内電磁弁112a、1
12bとが並列に設けられている。
【0028】上記構成により、暖房運転時には、圧縮機
102から吐出された冷媒は四方弁105、ガス配管1
16a、116bを通り、第二室内用熱交換器2a、2
bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換用送風機110
a、110bの働きにより凝縮し、室内電磁弁112
a、112bを通り、第一室内用熱交換器1a、1bに
送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、110b
の働きにより凝縮、液化された後、それぞれ液配管11
5a、115bを通り、室外ユニット101内の電動膨
張弁106a、106bにより減圧され、室外用熱交換
器103に送られ、室外熱交換用送風機104の働きに
より蒸発し、圧縮機102に戻る。このとき室内熱交換
用送風機110a、110bより送風された室内空気は
第一室内用熱交換器1a、1bおよび第二室内用熱交換
器2a、2bで加熱されるため、暖房運転が行われるこ
ととなるが、前面面積的に第二室内用熱交換器2a、2
bを第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側を数段分
大きく設定したことで、暖房運転時において室内ユニッ
ト107a、107b内の第二室内用熱交換器2a、2
bの最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器1
a、1bを通過しないため、熱交換器の後流部での熱交
換効率を向上させることができる。
102から吐出された冷媒は四方弁105、ガス配管1
16a、116bを通り、第二室内用熱交換器2a、2
bに送られ、冷媒の一部は室内熱交換用送風機110
a、110bの働きにより凝縮し、室内電磁弁112
a、112bを通り、第一室内用熱交換器1a、1bに
送られ、冷媒は室内熱交換用送風機110a、110b
の働きにより凝縮、液化された後、それぞれ液配管11
5a、115bを通り、室外ユニット101内の電動膨
張弁106a、106bにより減圧され、室外用熱交換
器103に送られ、室外熱交換用送風機104の働きに
より蒸発し、圧縮機102に戻る。このとき室内熱交換
用送風機110a、110bより送風された室内空気は
第一室内用熱交換器1a、1bおよび第二室内用熱交換
器2a、2bで加熱されるため、暖房運転が行われるこ
ととなるが、前面面積的に第二室内用熱交換器2a、2
bを第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側を数段分
大きく設定したことで、暖房運転時において室内ユニッ
ト107a、107b内の第二室内用熱交換器2a、2
bの最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器1
a、1bを通過しないため、熱交換器の後流部での熱交
換効率を向上させることができる。
【0029】このように本発明の第1実施例の多室型空
気調和装置によれば、前面面積的に第二室内用熱交換器
2a、2bを第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側
を数段分大きく設定したことで、暖房運転時において熱
交換器の後流部での熱交換効率を向上させることができ
ることとなる。
気調和装置によれば、前面面積的に第二室内用熱交換器
2a、2bを第一室内用熱交換器1a、1bに対し下側
を数段分大きく設定したことで、暖房運転時において熱
交換器の後流部での熱交換効率を向上させることができ
ることとなる。
【0030】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて、図2を参照しながら説明する。なお、第1実施
例と同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説
明を省略する。
ついて、図2を参照しながら説明する。なお、第1実施
例と同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説
明を省略する。
【0031】図に示すように、前面面積的に第一室内用
熱交換器3a、3bの上部を第二室内用熱交換器4a、
4bの上部に対し数段分高い位置に設定するとともに、
第一室内用熱交換器3a、3bの下部を第二室内用熱交
換器の下部に対し数段分低い位置に設定する。
熱交換器3a、3bの上部を第二室内用熱交換器4a、
4bの上部に対し数段分高い位置に設定するとともに、
第一室内用熱交換器3a、3bの下部を第二室内用熱交
換器の下部に対し数段分低い位置に設定する。
【0032】上記構成により、暖房運転時には、前面面
積的に第一室内用熱交換器3a、3bの上部を第二室内
用熱交換器4a、4bの上部に対し数段分高い位置に設
定するとともに、第一室内用熱交換器3a、3bの下部
を第二室内用熱交換器4a、4bの下部に対し数段分低
い位置に設定したことで、第二室内用熱交換器4a、4
b最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器3a、
3bを通過しないとともに、第一室内用熱交換器3a、
3b最後流部を通過する空気は、第二室内用熱交換器4
a、4bを通過しない空気を通過させるため、熱交換器
の後流部での熱交換効率をさらに向上させることができ
る。
積的に第一室内用熱交換器3a、3bの上部を第二室内
用熱交換器4a、4bの上部に対し数段分高い位置に設
定するとともに、第一室内用熱交換器3a、3bの下部
を第二室内用熱交換器4a、4bの下部に対し数段分低
い位置に設定したことで、第二室内用熱交換器4a、4
b最上流部を通過した空気が第一室内用熱交換器3a、
3bを通過しないとともに、第一室内用熱交換器3a、
3b最後流部を通過する空気は、第二室内用熱交換器4
a、4bを通過しない空気を通過させるため、熱交換器
の後流部での熱交換効率をさらに向上させることができ
る。
【0033】このように本発明の第2実施例の多室型空
気調和装置によれば、前面面積的に第一室内用熱交換器
3a、3bの上部を第二室内用熱交換器4a、4bの上
部に対し数段分大きく設定するとともに、第一室内用熱
交換器3a、3bの下部を第二室内用熱交換器4a、4
bの下部に対し数段分小さく設定したことで、熱交換器
の後流部での熱交換効率をさらに向上させることができ
ることとなる。
気調和装置によれば、前面面積的に第一室内用熱交換器
3a、3bの上部を第二室内用熱交換器4a、4bの上
部に対し数段分大きく設定するとともに、第一室内用熱
交換器3a、3bの下部を第二室内用熱交換器4a、4
bの下部に対し数段分小さく設定したことで、熱交換器
の後流部での熱交換効率をさらに向上させることができ
ることとなる。
【0034】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて、図3を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
ついて、図3を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
【0035】図に示すように、第一室内用熱交換器10
8a、108b、第二室内用熱交換器109a、109
bと液配管115a、115b、ガス配管116a、1
16bとの間に室内四方弁5a、5bを設ける。
8a、108b、第二室内用熱交換器109a、109
bと液配管115a、115b、ガス配管116a、1
16bとの間に室内四方弁5a、5bを設ける。
【0036】上記構成により、冷房運転時には室内四方
弁5a、5bは実線で示した回路に切替えられ、室外ユ
ニット101内の圧縮機102から吐出された冷媒は四
方弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換
用送風機104の働きにより凝縮、液化された後、膨張
弁106a、106bにより減圧され、それぞれ液配管
115a、115bを通り、室内ユニット107a、1
07b内の室内四方弁5a、5bを通過後、第一室内用
熱交換器108a、108bに送られ、冷媒の一部は室
内熱交換用送風機110a、110bの働きにより蒸発
し、室内電磁弁112a、112bを通り、第二室内用
熱交換器109a、109bに送られ、冷媒は室内熱交
換用送風機110a、110bの働きにより蒸発し、室
内四方弁5a、5bを通過後、ガス配管116a、11
6bを通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内
熱交換用送風機110a、110bより送風された室内
空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび第
二室内用熱交換器109a、109bで冷却されるた
め、冷房運転が行われることとなるが、第一室内用熱交
換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器10
9a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にでき、
熱交換効率を向上することができる。
弁5a、5bは実線で示した回路に切替えられ、室外ユ
ニット101内の圧縮機102から吐出された冷媒は四
方弁105、室外用熱交換器103を通り、室外熱交換
用送風機104の働きにより凝縮、液化された後、膨張
弁106a、106bにより減圧され、それぞれ液配管
115a、115bを通り、室内ユニット107a、1
07b内の室内四方弁5a、5bを通過後、第一室内用
熱交換器108a、108bに送られ、冷媒の一部は室
内熱交換用送風機110a、110bの働きにより蒸発
し、室内電磁弁112a、112bを通り、第二室内用
熱交換器109a、109bに送られ、冷媒は室内熱交
換用送風機110a、110bの働きにより蒸発し、室
内四方弁5a、5bを通過後、ガス配管116a、11
6bを通り、室外ユニット101に戻る。このとき室内
熱交換用送風機110a、110bより送風された室内
空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび第
二室内用熱交換器109a、109bで冷却されるた
め、冷房運転が行われることとなるが、第一室内用熱交
換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器10
9a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にでき、
熱交換効率を向上することができる。
【0037】暖房運転時には、室内四方弁5a、5bは
破線で示した回路に切替えられ、圧縮機102から吐出
された冷媒は四方弁105、ガス配管116a、116
bを通り、室内四方弁5a、5bを通過後、第一室内用
熱交換器108a、108bに送られ、冷媒の一部は室
内熱交換用送風機110a、110bの働きにより凝縮
し、室内電磁弁112a、112bを通り、第二室内用
熱交換器109a、109bに送られ、冷媒は室内熱交
換用送風機110a、110bの働きにより凝縮、液化
された後、室内四方弁5a、5bを通過後、それぞれ液
配管115a、115bを通り、室外ユニット101内
の電動膨張弁106a、106bにより減圧され、室外
用熱交換器103に送られ、室外熱交換用送風機104
の働きにより蒸発し、圧縮機102に戻る。このとき室
内熱交換用送風機110a、110bより送風された室
内空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび
第二室内用熱交換器109a、109bで加熱されるた
め、暖房運転が行われることとなるが、第一室内用熱交
換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器10
9a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にでき、
熱交換効率を向上することができる。
破線で示した回路に切替えられ、圧縮機102から吐出
された冷媒は四方弁105、ガス配管116a、116
bを通り、室内四方弁5a、5bを通過後、第一室内用
熱交換器108a、108bに送られ、冷媒の一部は室
内熱交換用送風機110a、110bの働きにより凝縮
し、室内電磁弁112a、112bを通り、第二室内用
熱交換器109a、109bに送られ、冷媒は室内熱交
換用送風機110a、110bの働きにより凝縮、液化
された後、室内四方弁5a、5bを通過後、それぞれ液
配管115a、115bを通り、室外ユニット101内
の電動膨張弁106a、106bにより減圧され、室外
用熱交換器103に送られ、室外熱交換用送風機104
の働きにより蒸発し、圧縮機102に戻る。このとき室
内熱交換用送風機110a、110bより送風された室
内空気は第一室内用熱交換器108a、108bおよび
第二室内用熱交換器109a、109bで加熱されるた
め、暖房運転が行われることとなるが、第一室内用熱交
換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器10
9a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にでき、
熱交換効率を向上することができる。
【0038】このように本発明の第3実施例の多室型空
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08b、第二室内用熱交換器109a、109bと液配
管115a、115b、ガス配管116a、116bと
の間に室内四方弁を設けたことで、暖房運転時において
も、室内ユニット107a、107b内の第一室内用熱
交換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器1
09a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にで
き、熱交換効率を向上することができることとなる。
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08b、第二室内用熱交換器109a、109bと液配
管115a、115b、ガス配管116a、116bと
の間に室内四方弁を設けたことで、暖房運転時において
も、室内ユニット107a、107b内の第一室内用熱
交換器108a、108bおよび第二室内用熱交換器1
09a、109bでの空気と冷媒の流れを対向流にで
き、熱交換効率を向上することができることとなる。
【0039】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて、図4を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
ついて、図4を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
【0040】図に示すように、第一室内用熱交換器10
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとの間に電磁弁112a、112bが設けられ、第一
室内用熱交換器108a、108bと第二室内用熱交換
器109a、109bとにおける複数の各冷媒回路がそ
れぞれキャピラリーチューブ6a、6bで接続されてい
る。
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとの間に電磁弁112a、112bが設けられ、第一
室内用熱交換器108a、108bと第二室内用熱交換
器109a、109bとにおける複数の各冷媒回路がそ
れぞれキャピラリーチューブ6a、6bで接続されてい
る。
【0041】上記構成により、除湿運転時には、凝縮器
として作用する第一室内用熱交換器108a、108b
を通過した冷媒は、複数の各冷媒回路にそれぞれ接続さ
れたキャピラリーチューブ6a、6bの流量調整機能に
より、最適な冷媒流量分配比率にて分配されて、蒸発器
として作用する第二室内用熱交換器109a、109b
の各複数冷媒回路に対し流れることで、蒸発器としての
熱交換効率を向上することができる。
として作用する第一室内用熱交換器108a、108b
を通過した冷媒は、複数の各冷媒回路にそれぞれ接続さ
れたキャピラリーチューブ6a、6bの流量調整機能に
より、最適な冷媒流量分配比率にて分配されて、蒸発器
として作用する第二室内用熱交換器109a、109b
の各複数冷媒回路に対し流れることで、蒸発器としての
熱交換効率を向上することができる。
【0042】このように本発明の第4実施例の多室型空
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08bと第二室内用熱交換器109a、109bとにお
ける複数の各冷媒回路をそれぞれキャピラリーチューブ
6a、6bで接続したことで、蒸発器として作用する第
二室内用熱交換器109a、109bの熱交換効率を向
上することができることとなる。
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08bと第二室内用熱交換器109a、109bとにお
ける複数の各冷媒回路をそれぞれキャピラリーチューブ
6a、6bで接続したことで、蒸発器として作用する第
二室内用熱交換器109a、109bの熱交換効率を向
上することができることとなる。
【0043】(実施例5)以下、本発明の第5実施例に
ついて、図5を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
ついて、図5を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部分については、同一番号を付与し、詳細な説明を
省略する。
【0044】図に示すように、第一室内用熱交換器10
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとにおける複数の各冷媒回路それぞれの間にキャピラ
リーチューブ7a、7bと室内電磁弁112a、112
bとを並列に設ける。
8a、108bと第二室内用熱交換器109a、109
bとにおける複数の各冷媒回路それぞれの間にキャピラ
リーチューブ7a、7bと室内電磁弁112a、112
bとを並列に設ける。
【0045】上記構成により、室内電磁弁112a、1
12bは、除湿運転時には全閉状態、冷房運転時・暖房
運転時には全開状態に制御される。第一室内用熱交換器
108a、108bと第二室内用熱交換器109a、1
09bとにおける複数の各冷媒回路ごとに室内電磁弁1
12a、112bを設けたことで、冷房運転時・暖房運
転時において各電磁弁112a、112bでの冷媒流量
を減少させ、冷媒圧力損失を小さくでき、効率を向上す
ることができる。
12bは、除湿運転時には全閉状態、冷房運転時・暖房
運転時には全開状態に制御される。第一室内用熱交換器
108a、108bと第二室内用熱交換器109a、1
09bとにおける複数の各冷媒回路ごとに室内電磁弁1
12a、112bを設けたことで、冷房運転時・暖房運
転時において各電磁弁112a、112bでの冷媒流量
を減少させ、冷媒圧力損失を小さくでき、効率を向上す
ることができる。
【0046】このように本発明の第5実施例の多室型空
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08bと第二室内用熱交換器109a、109bとにお
ける複数の各冷媒回路それぞれの間にキャピラリーチュ
ーブ7a、7bと室内電磁弁112a、112bとを並
列に設けたことで、冷房運転時・暖房運転時において室
内電磁弁112a、112bでの冷媒圧力損失を小さく
でき、効率を向上することができるものである。
気調和装置によれば、第一室内用熱交換器108a、1
08bと第二室内用熱交換器109a、109bとにお
ける複数の各冷媒回路それぞれの間にキャピラリーチュ
ーブ7a、7bと室内電磁弁112a、112bとを並
列に設けたことで、冷房運転時・暖房運転時において室
内電磁弁112a、112bでの冷媒圧力損失を小さく
でき、効率を向上することができるものである。
【0047】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、暖房運転時において室内ユニット内熱交換
器の後流部での熱交換効率を向上することのできる効果
のある多室型空気調和装置が提供できる。
明によれば、暖房運転時において室内ユニット内熱交換
器の後流部での熱交換効率を向上することのできる効果
のある多室型空気調和装置が提供できる。
【0048】また、暖房運転時において室内ユニット内
熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上すること
のできる効果のある多室型空気調和装置が提供できる。
熱交換器の後流部での熱交換効率をさらに向上すること
のできる効果のある多室型空気調和装置が提供できる。
【0049】また、暖房運転時においても、室内ユニッ
ト内熱交換器での空気と冷媒の流れを対向流にでき、熱
交換効率を向上することができる。
ト内熱交換器での空気と冷媒の流れを対向流にでき、熱
交換効率を向上することができる。
【0050】また、除湿運転時において室内ユニット内
の蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率を向上す
ることができる。
の蒸発器として作用する熱交換器の熱交換効率を向上す
ることができる。
【0051】また、冷房運転時・暖房運転時において室
内ユニット内電磁弁での冷媒圧力損失を小さくでき、効
率を向上することができる。
内ユニット内電磁弁での冷媒圧力損失を小さくでき、効
率を向上することができる。
【図1】本発明の第1実施例の多室型空気調和装置の冷
凍サイクル図
凍サイクル図
【図2】同第2実施例の多室型空気調和装置の冷凍サイ
クル図
クル図
【図3】同第3実施例の多室型空気調和装置の冷凍サイ
クル図
クル図
【図4】同第4実施例の多室型空気調和装置の冷凍サイ
クル図
クル図
【図5】同第5実施例の多室型空気調和装置の冷凍サイ
クル図
クル図
【図6】従来の多室型空気調和装置の冷凍サイクル図
【図7】同多室型空気調和装置の制御ブロック図
1a 第一室内用熱交換器 1b 第一室内用熱交換器 2a 第二室内用熱交換器 2b 第二室内用熱交換器 3a 第一室内用熱交換器 3b 第一室内用熱交換器 4a 第二室内用熱交換器 4b 第二室内用熱交換器 5a 室内四方弁 5b 室内四方弁 6a キャピラリーチューブ 6b キャピラリーチューブ 7a キャピラリーチューブ 7b キャピラリーチューブ 101 室外ユニット 102 圧縮機 103 室外用熱交換器 104 室外熱交換用送風機 105 四方弁 106a 電動膨張弁 106b 電動膨張弁 107a 室内ユニット 107b 室内ユニット 108a 第一室内用熱交換器 108b 第一室内用熱交換器 109a 第二室内用熱交換器 109b 第二室内用熱交換器 110a 室内熱交換用送風機 110b 室内熱交換用送風機 111a キャピラリーチューブ 111b キャピラリーチューブ 112a 室内電磁弁 112b 室内電磁弁 113a 室内制御ユニット 113b 室内制御ユニット 114 室外制御ユニット 115a 液配管 115b 液配管 116a ガス配管 116b ガス配管
Claims (5)
- 【請求項1】 室外ユニットと、この室外ユニットとそ
れぞれ液配管、ガス配管により接続された複数の室内ユ
ニットとを設け、前記室外ユニット内には、圧縮機と、
室外用熱交換器と、前記室外用熱交換器の室外熱交換用
送風機と、四方弁と、前記液配管と前記室外用熱交換器
との間に電動膨張弁とを設け、それぞれの前記室内ユニ
ット内には、風下側に第一室内用熱交換器と風上側に第
二室内用熱交換器とを並べて配置し、前面面積的に第二
室内用熱交換器を第一室内用熱交換器に対し下側を数段
分大きく設定し、冷媒回路は第一室内用熱交換器と第二
室内用熱交換器とを直列に設け、前記第一室内用熱交換
器と前記第二室内用熱交換器との間にキャピラリーチュ
ーブと室内電磁弁とを並列に設け、前記第一および第二
室内用熱交換器の室内熱交換用送風機と、使用者の設定
した運転モードに基づき前記室内ユニットの制御を行う
室内制御ユニットとを設け、室外ユニット内には、前記
室内制御ユニットと連動するとともに前記室外ユニット
の制御を行う室外制御ユニットを設け、前記第二室内用
熱交換器により熱交換された熱交換空気の一部が前記第
一室内用熱交換器を通過しない構成とした多室型空気調
和装置。 - 【請求項2】 室内ユニット内に、前面面積的に第一室
内用熱交換器の上部を第二室内用熱交換器の上部に対し
数段分高い位置に設定するとともに、第一室内用熱交換
器の下部を第二室内用熱交換器の下部に対し数段分低い
位置に設定した請求項1記載の多室型空気調和装置。 - 【請求項3】 室内ユニット内に、前面面積的に同一の
第一室内用熱交換器と第二室内用熱交換器とを設け、前
記第一室内用熱交換器、前記第二室内用熱交換器と液配
管、ガス配管との間に四方弁を設けた請求項1記載の多
室型空気調和装置。 - 【請求項4】 室内ユニット内に、第一室内用熱交換器
と第二室内用熱交換器との間に電磁弁を設け、前記第一
室内用熱交換器と前記第二室内用熱交換器とにおける複
数の各冷媒回路をそれぞれキャピラリーチューブで接続
した請求項1記載の多室型空気調和装置。 - 【請求項5】 室内ユニット内に、第一室内用熱交換器
と第二室内用熱交換器とにおける複数の各冷媒回路それ
ぞれの間にキャピラリーチューブと室内電磁弁とを並列
に設けた請求項1記載の多室型空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26694594A JPH08128748A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 多室型空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26694594A JPH08128748A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 多室型空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128748A true JPH08128748A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17437874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26694594A Pending JPH08128748A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 多室型空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08128748A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104197572A (zh) * | 2014-09-01 | 2014-12-10 | 广东志高暖通设备股份有限公司 | 一种三管制热回收多联机系统 |
WO2017000642A1 (zh) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 温湿双控型多联机系统及其的控制方法 |
WO2019143195A1 (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | 엘지전자 주식회사 | 멀티형 공기조화기 |
CN110440353A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-12 | 上海湿腾电器有限公司 | 一种超低温节能型调温除湿机 |
EP3742074A4 (en) * | 2018-01-19 | 2021-10-06 | LG Electronics Inc. | MULTI-TYPE AIR CONDITIONING |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26694594A patent/JPH08128748A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104197572A (zh) * | 2014-09-01 | 2014-12-10 | 广东志高暖通设备股份有限公司 | 一种三管制热回收多联机系统 |
WO2017000642A1 (zh) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 温湿双控型多联机系统及其的控制方法 |
WO2019143195A1 (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | 엘지전자 주식회사 | 멀티형 공기조화기 |
EP3742074A4 (en) * | 2018-01-19 | 2021-10-06 | LG Electronics Inc. | MULTI-TYPE AIR CONDITIONING |
EP3742075A4 (en) * | 2018-01-19 | 2021-10-13 | LG Electronics Inc. | MULTI-TYPE AIR CONDITIONING |
US11448408B2 (en) | 2018-01-19 | 2022-09-20 | Lg Electronics Inc. | Multi-type air conditioner |
US11486591B2 (en) | 2018-01-19 | 2022-11-01 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner capable of performing dehumidification while maintaining a temperature of indoor air at a constant level |
CN110440353A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-12 | 上海湿腾电器有限公司 | 一种超低温节能型调温除湿机 |
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