JPH0810149A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH0810149A JPH0810149A JP6146314A JP14631494A JPH0810149A JP H0810149 A JPH0810149 A JP H0810149A JP 6146314 A JP6146314 A JP 6146314A JP 14631494 A JP14631494 A JP 14631494A JP H0810149 A JPH0810149 A JP H0810149A
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- Japan
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- blower fan
- heat sink
- guide rib
- rice cooker
- guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭で使用される炊飯器において、冷却
構成を変えることにより安価で低騒音でコンパクトな炊
飯器を提供することを目的とする。 【構成】 本体10の前面部には制御基板20が垂直に
設けられており、前記制御基板20に搭載されるヒ−ト
シンク19の横側近傍でかつ保護枠14の下側には、送
風ファン22を設けている。
構成を変えることにより安価で低騒音でコンパクトな炊
飯器を提供することを目的とする。 【構成】 本体10の前面部には制御基板20が垂直に
設けられており、前記制御基板20に搭載されるヒ−ト
シンク19の横側近傍でかつ保護枠14の下側には、送
風ファン22を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される
炊飯器に関するものである。
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、炊飯器の機能向上により炊飯加熱
制御するための制御基板が大きくなり、また、複数の制
御基板に分かれたものが多くなってきている。
制御するための制御基板が大きくなり、また、複数の制
御基板に分かれたものが多くなってきている。
【0003】以下に従来の炊飯器の構成について図面を
参照しながら説明する。図6に示すように、炊飯器本体
1内に内鍋2が着脱自在に収納され、内鍋2を加熱する
ための誘導コイル3が保護枠4により内鍋2の下方に設
けられ、保護枠カバ−5との間で保持されている。6は
誘導結合を高め外部への防磁を行うフェライトである。
さらに誘導コイル3の下方に誘導コイル3を制御するた
めの制御基板7が水平方向に配置されている。そして、
この制御基板7にあるインバ−タ回路部品及びヒ−トシ
ンクを冷却するための送風ファン8が制御基板7の下に
配してあり、送風ファンから送られてきた空気を送り込
むためのガイドリブが保護枠カバ−5により形成されて
いる。また、炊飯器本体1の上部に炊飯操作を行うため
の操作基板9が設けられており、この操作基板9を操作
することにより操作基板9及び制御基板7により誘導コ
イル3が制御されて内鍋2が加熱され炊飯が行われる。
参照しながら説明する。図6に示すように、炊飯器本体
1内に内鍋2が着脱自在に収納され、内鍋2を加熱する
ための誘導コイル3が保護枠4により内鍋2の下方に設
けられ、保護枠カバ−5との間で保持されている。6は
誘導結合を高め外部への防磁を行うフェライトである。
さらに誘導コイル3の下方に誘導コイル3を制御するた
めの制御基板7が水平方向に配置されている。そして、
この制御基板7にあるインバ−タ回路部品及びヒ−トシ
ンクを冷却するための送風ファン8が制御基板7の下に
配してあり、送風ファンから送られてきた空気を送り込
むためのガイドリブが保護枠カバ−5により形成されて
いる。また、炊飯器本体1の上部に炊飯操作を行うため
の操作基板9が設けられており、この操作基板9を操作
することにより操作基板9及び制御基板7により誘導コ
イル3が制御されて内鍋2が加熱され炊飯が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の炊飯器では、ヒ−トシンクと送風ファン8が縦方向
に重なりあって配置されているために炊飯器本体1の高
さが高くなり、さらに制御基板7と操作基板8が離れて
いるため、制御基板7と操作基板8を結ぶリードが長く
なりコストが高くなるという問題点があった。
来の炊飯器では、ヒ−トシンクと送風ファン8が縦方向
に重なりあって配置されているために炊飯器本体1の高
さが高くなり、さらに制御基板7と操作基板8が離れて
いるため、制御基板7と操作基板8を結ぶリードが長く
なりコストが高くなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、第1の目的として高さの低い炊飯器を提供すること
にある。
で、第1の目的として高さの低い炊飯器を提供すること
にある。
【0006】第2の目的は、必要のある部分に効果的に
風を送ることで冷却効率が高く、かつ炊飯性能の高い炊
飯器を提供することにある。
風を送ることで冷却効率が高く、かつ炊飯性能の高い炊
飯器を提供することにある。
【0007】第3の目的は、送り込まれた冷却風を損失
なく発熱部品に風を送り込むことができる炊飯器を提供
することにある。
なく発熱部品に風を送り込むことができる炊飯器を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の手段として、本体と、本体内に着脱
自在に収納される内鍋と、内鍋の外側を包囲する非金属
からなる保護枠と、前記内鍋を電磁誘導作用により発熱
させる前記保護枠の外側に取りつけられた誘導コイル
と、本体前面部には誘導コイルを励振するインバ−タ回
路と、このインバ−タ回路のスイッチング素子を熱良導
的に備えるヒ−トシンクを設けて略垂直に立設された制
御基板と、前記ヒ−トシンクの横側近傍には送風ファン
と、前記保護枠と前記送風ファンとの間に前記ヒ−トシ
ンク方向に送風するファンガイドを配置したものであ
る。
に、本発明の第1の手段として、本体と、本体内に着脱
自在に収納される内鍋と、内鍋の外側を包囲する非金属
からなる保護枠と、前記内鍋を電磁誘導作用により発熱
させる前記保護枠の外側に取りつけられた誘導コイル
と、本体前面部には誘導コイルを励振するインバ−タ回
路と、このインバ−タ回路のスイッチング素子を熱良導
的に備えるヒ−トシンクを設けて略垂直に立設された制
御基板と、前記ヒ−トシンクの横側近傍には送風ファン
と、前記保護枠と前記送風ファンとの間に前記ヒ−トシ
ンク方向に送風するファンガイドを配置したものであ
る。
【0009】また第2の手段として、送風ファンと保護
枠の間に略U字状でかつ送風ファンの中心と偏心して配
した第1のガイドリブと、第1のガイドリブの送風ファ
ンの中心より遠方端側の内側にヒ−トシンクと略直交方
向に伸設した第2のガイドリブと、さらに前記第1のガ
イドリブの他端側の内側には前記送風ファンの中心から
略放射線方向に配した第3のガイドリブを備え、この第
1のガイドリブの開口部にヒ−トシンクを配置し、前記
送風ファンの回転方向をこの送風ファンの中心と第1の
ガイドリブとの距離が広がる方向に構成したものであ
る。
枠の間に略U字状でかつ送風ファンの中心と偏心して配
した第1のガイドリブと、第1のガイドリブの送風ファ
ンの中心より遠方端側の内側にヒ−トシンクと略直交方
向に伸設した第2のガイドリブと、さらに前記第1のガ
イドリブの他端側の内側には前記送風ファンの中心から
略放射線方向に配した第3のガイドリブを備え、この第
1のガイドリブの開口部にヒ−トシンクを配置し、前記
送風ファンの回転方向をこの送風ファンの中心と第1の
ガイドリブとの距離が広がる方向に構成したものであ
る。
【0010】第3の手段として、制御基板の最下端に設
けた横長のヒ−トシンクに短手の縦方向に複数個の冷却
フィンを配し、このヒ−トシンクの上方の基板上にイン
バ−タ回路の発熱部品を配したものである。
けた横長のヒ−トシンクに短手の縦方向に複数個の冷却
フィンを配し、このヒ−トシンクの上方の基板上にイン
バ−タ回路の発熱部品を配したものである。
【0011】
【作用】上記した第1の手段によれば、送風ファンと保
護枠の間に制御基板がなく、また、ヒ−トシンクの横に
送風ファンがあるために、炊飯器本体の高さが低くな
り、製品のコンパクト化が図れるものである。
護枠の間に制御基板がなく、また、ヒ−トシンクの横に
送風ファンがあるために、炊飯器本体の高さが低くな
り、製品のコンパクト化が図れるものである。
【0012】また、第2の手段によれば、送風ファンに
より吸い込まれた空気が、ガイドリブによって本体前面
部に立設されたヒ−トシンクを含む制御基板に幅広く当
たり、必要のある部分に効率的に風を送ることのできる
ものである。
より吸い込まれた空気が、ガイドリブによって本体前面
部に立設されたヒ−トシンクを含む制御基板に幅広く当
たり、必要のある部分に効率的に風を送ることのできる
ものである。
【0013】また第3の手段では、前記ヒ−トシンクに
当たった空気がその上部にあるインバ−タ回路部品に向
かって流れるため、送り込まれた風を損失なく送り込む
事ができ、ヒ−トシンク及びインバ−タ回路の部品を冷
却することができるものである。
当たった空気がその上部にあるインバ−タ回路部品に向
かって流れるため、送り込まれた風を損失なく送り込む
事ができ、ヒ−トシンク及びインバ−タ回路の部品を冷
却することができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図面に
もとづいて説明する。図1〜図3において、炊飯器本体
10はボディ11及び上枠12から構成されており、そ
の内部に内鍋13を収納する保護枠14が設けられ、保
護枠14の下方には加熱手段である誘導コイル15とフ
ェライト16が配置されている。そして炊飯器本体10
の前面部に基板ベース17により操作基板18と、イン
バータ回路とそのスイッチング素子を熱良導的に備える
ヒ−トシンク19を搭載した制御基板20が取りつけら
れ、リード線21によって接続されている。操作基板1
8は炊飯器本体10の上面に設けられ、その下方に制御
基板20が垂直に設けられている。ヒ−トシンク19の
横側近傍にはプロペラ型の送風ファン22があり、その
吸気側は吸気カバ−23で囲まれている。24は吸気カ
バ−23に設けた吸気穴で、この吸気穴24より送風フ
ァン22の回転によって外部の空気が吸い込まれる。2
5は送風ファン22の排気側を囲むファンガイドで、保
護枠14の下方に設けられており、送風ファン22を支
持する台の役割も兼ねている。また、上方には開閉自在
に蓋体26が設けられている。
もとづいて説明する。図1〜図3において、炊飯器本体
10はボディ11及び上枠12から構成されており、そ
の内部に内鍋13を収納する保護枠14が設けられ、保
護枠14の下方には加熱手段である誘導コイル15とフ
ェライト16が配置されている。そして炊飯器本体10
の前面部に基板ベース17により操作基板18と、イン
バータ回路とそのスイッチング素子を熱良導的に備える
ヒ−トシンク19を搭載した制御基板20が取りつけら
れ、リード線21によって接続されている。操作基板1
8は炊飯器本体10の上面に設けられ、その下方に制御
基板20が垂直に設けられている。ヒ−トシンク19の
横側近傍にはプロペラ型の送風ファン22があり、その
吸気側は吸気カバ−23で囲まれている。24は吸気カ
バ−23に設けた吸気穴で、この吸気穴24より送風フ
ァン22の回転によって外部の空気が吸い込まれる。2
5は送風ファン22の排気側を囲むファンガイドで、保
護枠14の下方に設けられており、送風ファン22を支
持する台の役割も兼ねている。また、上方には開閉自在
に蓋体26が設けられている。
【0015】そして、操作基板18を操作することによ
り、操作基板18および制御基板20により誘導コイル
15が制御されて内鍋13が加熱され、炊飯が行われ
る。
り、操作基板18および制御基板20により誘導コイル
15が制御されて内鍋13が加熱され、炊飯が行われ
る。
【0016】上記構成の炊飯器において、誘導コイル1
5への電流を流すためのインバ−タ回路に備えたスイッ
チング素子を熱良導的に備えるヒ−トシンク19の温度
上昇を低下させる構成を次に説明する。すなわち、送風
ファン22の回転により吸気カバ−23に設けた吸気穴
24から外部の空気を吸い込む。そして吸い込まれた空
気は、送風ファン22からファンガイド25に当たり、
ファンガイド25によってヒ−トシンク19の側面にガ
イドされて送風し、ヒ−トシンク19を冷却する。
5への電流を流すためのインバ−タ回路に備えたスイッ
チング素子を熱良導的に備えるヒ−トシンク19の温度
上昇を低下させる構成を次に説明する。すなわち、送風
ファン22の回転により吸気カバ−23に設けた吸気穴
24から外部の空気を吸い込む。そして吸い込まれた空
気は、送風ファン22からファンガイド25に当たり、
ファンガイド25によってヒ−トシンク19の側面にガ
イドされて送風し、ヒ−トシンク19を冷却する。
【0017】この構成により、従来のヒ−トシンクと送
風ファンの縦方向に重なった構成に対し、送風ファン2
2を制御基板20の横に配置したことで送風ファン22
の厚み分だけ製品を小型化する事ができ、さらには送風
ファンと誘導コイルの間に基板をはさまないため、送風
ファン22の位置を誘導コイル15に近づけられる分だ
け製品を小型化することができるものである。
風ファンの縦方向に重なった構成に対し、送風ファン2
2を制御基板20の横に配置したことで送風ファン22
の厚み分だけ製品を小型化する事ができ、さらには送風
ファンと誘導コイルの間に基板をはさまないため、送風
ファン22の位置を誘導コイル15に近づけられる分だ
け製品を小型化することができるものである。
【0018】また、例えば制御基板20に水がかかった
ときでも送風ファン22は横に設けているために、立設
した制御基板20を滴下する水滴は、送風ファン22に
滴下する事なく、さらに、万一保護枠14の外側を伝っ
て水が滴下してきても、ファンガイド25によって送風
ファン22に滴下することを防ぐことができ、安全性を
高めることができる。
ときでも送風ファン22は横に設けているために、立設
した制御基板20を滴下する水滴は、送風ファン22に
滴下する事なく、さらに、万一保護枠14の外側を伝っ
て水が滴下してきても、ファンガイド25によって送風
ファン22に滴下することを防ぐことができ、安全性を
高めることができる。
【0019】なお、第1の実施例ではファンガイド25
は誘導コイル15と送風ファン22間に別体に設けて説
明したが、保護枠14と一体に樹脂成型等して設けても
同等の効果が期待できる。
は誘導コイル15と送風ファン22間に別体に設けて説
明したが、保護枠14と一体に樹脂成型等して設けても
同等の効果が期待できる。
【0020】次に第2の実施例について図4により説明
する。送風ファン30と保護枠31の間に略U字状でか
つ送風ファン30の中心と偏心して配置した第1のガイ
ドリブ32aと、この第1のガイドリブ32aの開口部
に前記送風ファン30のファン径より幅広でかつ送風フ
ァン30に対して偏心して配置してインバ−タ回路のス
イッチング素子33を熱良導的に備えたヒ−トシンク3
4と、前記第1のガイドリブの送風ファン30の中心よ
り遠方端側の内側に前記ヒ−トシンク34と略直交方向
に伸設した第2のガイドリブ32bと、前記第1のガイ
ドリブ32aの他端側の内側には、前記送風ファン30
の中心から略放射線方向に第3のガイドリブ32cを配
置し、ファンガイド35を構成している。
する。送風ファン30と保護枠31の間に略U字状でか
つ送風ファン30の中心と偏心して配置した第1のガイ
ドリブ32aと、この第1のガイドリブ32aの開口部
に前記送風ファン30のファン径より幅広でかつ送風フ
ァン30に対して偏心して配置してインバ−タ回路のス
イッチング素子33を熱良導的に備えたヒ−トシンク3
4と、前記第1のガイドリブの送風ファン30の中心よ
り遠方端側の内側に前記ヒ−トシンク34と略直交方向
に伸設した第2のガイドリブ32bと、前記第1のガイ
ドリブ32aの他端側の内側には、前記送風ファン30
の中心から略放射線方向に第3のガイドリブ32cを配
置し、ファンガイド35を構成している。
【0021】また前記ヒ−トシンク34を備える制御基
板38の前記第3のガイドリブ32c側には、共振を起
こすための第1のコンデンサ36、電流を平滑にするた
めの第2のコンデンサ37を設ける。また、前記送風フ
ァン30の回転方向Aはこの第1のガイドリブ32aと
の距離が広がる方向に送風ファン30を回転させる構成
としている。
板38の前記第3のガイドリブ32c側には、共振を起
こすための第1のコンデンサ36、電流を平滑にするた
めの第2のコンデンサ37を設ける。また、前記送風フ
ァン30の回転方向Aはこの第1のガイドリブ32aと
の距離が広がる方向に送風ファン30を回転させる構成
としている。
【0022】この構成により、送風ファン30からの前
記第1のガイドリブ32aに対する排出側の空気の流れ
は、まず第1のガイドリブ32aの側面をつたわる第1
の流れと、第2のガイドリブ32bの側面をつたわる第
2の流れでほぼ2分される。この第1及び第2の冷却風
によりヒ−トシンク34に対し幅広く空気を送り込む。
また、前記第1のガイドリブ32aに対する吸気側の空
気の流れは第3のガイドリブ32cによって押し出さる
第3の流れをつくり、、この第3の流れによりコンデン
サ36、37を冷却する。
記第1のガイドリブ32aに対する排出側の空気の流れ
は、まず第1のガイドリブ32aの側面をつたわる第1
の流れと、第2のガイドリブ32bの側面をつたわる第
2の流れでほぼ2分される。この第1及び第2の冷却風
によりヒ−トシンク34に対し幅広く空気を送り込む。
また、前記第1のガイドリブ32aに対する吸気側の空
気の流れは第3のガイドリブ32cによって押し出さる
第3の流れをつくり、、この第3の流れによりコンデン
サ36、37を冷却する。
【0023】以上の説明から明らかなように、送風ファ
ン30に対して偏心した、送風ファン30の幅より幅広
のヒ−トシンク34と、このヒ−トシンク34の横に第
1のコンデンサ36、及び第2のコンデンサ37の発熱
ロスを起こすインバ−タ回路の部品を配置しても、必要
な場所に効果的に空気を送り込み、部品を効果的に冷却
することができるものである。また、不必要な場所まで
冷却されないために炊飯性能を向上させる事が出来るも
のである。
ン30に対して偏心した、送風ファン30の幅より幅広
のヒ−トシンク34と、このヒ−トシンク34の横に第
1のコンデンサ36、及び第2のコンデンサ37の発熱
ロスを起こすインバ−タ回路の部品を配置しても、必要
な場所に効果的に空気を送り込み、部品を効果的に冷却
することができるものである。また、不必要な場所まで
冷却されないために炊飯性能を向上させる事が出来るも
のである。
【0024】なお、第2の実施例ではヒ−トシンク34
の横に第1及び第2のコンデンサが配置されているもの
で説明したが、その他の発熱部品を横に配置したときで
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
の横に第1及び第2のコンデンサが配置されているもの
で説明したが、その他の発熱部品を横に配置したときで
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0025】また、第3の実施例について図5により説
明する。40は制御基板であり、この制御基板40の最
下端には送風ファン41に近接してスイッチング素子4
2を熱良導的に備えるヒ−トシンク43を設ける。この
ヒ−トシンク43は、横長で複数の冷却フィン44を短
手の縦方向に配し、前記ヒ−トシンク43の上方の制御
基板40上には共振を起こすための第1のコイル45
と、雑音を防止するための第2のコイル46と、前記第
1のコイル45の前記第2のコイル46と反対側には共
振を起こすための第1のコンデンサ47、電流を平滑に
するための第2のコンデンサ48が併設して構成してい
る。
明する。40は制御基板であり、この制御基板40の最
下端には送風ファン41に近接してスイッチング素子4
2を熱良導的に備えるヒ−トシンク43を設ける。この
ヒ−トシンク43は、横長で複数の冷却フィン44を短
手の縦方向に配し、前記ヒ−トシンク43の上方の制御
基板40上には共振を起こすための第1のコイル45
と、雑音を防止するための第2のコイル46と、前記第
1のコイル45の前記第2のコイル46と反対側には共
振を起こすための第1のコンデンサ47、電流を平滑に
するための第2のコンデンサ48が併設して構成してい
る。
【0026】上記構成において送風ファン41からの冷
却風は、ファンガイドで横長のヒ−トシンク43の幅い
っぱいに広げられて複数個の冷却フィン44を冷却して
ヒ−トシンク43全体を冷却すると共に、ヒ−トシンク
43に当たった空気は、縦方向に設けられたヒ−トシン
ク43の冷却フィン44によってヒ−トシンク43の上
側にある発熱ロスを起こす第1のコイル45、及び第2
のコイル46に導かれる。つまり前記冷却フィン44は
縦方向に伸設したために、ヒ−トシンク43を通過した
冷却風はさほど温度上昇する事なく第1のコイル45、
及び第2のコイル46に到達して冷却することになり、
その結果、送風ファン41の回転による空気流れを無駄
なくヒ−トシンク43およびその他の発熱ロスを起こす
部品に送風し、効果的に冷却を行うことが可能となる。
却風は、ファンガイドで横長のヒ−トシンク43の幅い
っぱいに広げられて複数個の冷却フィン44を冷却して
ヒ−トシンク43全体を冷却すると共に、ヒ−トシンク
43に当たった空気は、縦方向に設けられたヒ−トシン
ク43の冷却フィン44によってヒ−トシンク43の上
側にある発熱ロスを起こす第1のコイル45、及び第2
のコイル46に導かれる。つまり前記冷却フィン44は
縦方向に伸設したために、ヒ−トシンク43を通過した
冷却風はさほど温度上昇する事なく第1のコイル45、
及び第2のコイル46に到達して冷却することになり、
その結果、送風ファン41の回転による空気流れを無駄
なくヒ−トシンク43およびその他の発熱ロスを起こす
部品に送風し、効果的に冷却を行うことが可能となる。
【0027】また、万一送風ファン41が例えば故障し
て止まってしまっても、冷却フィン44が縦方向に配し
てあり、さらに発熱を起こす部品は基板の下方に配して
あるために、各部品によって暖められた空気が上昇気流
を起こして自然対流による冷却を行うことが出来るもの
である。
て止まってしまっても、冷却フィン44が縦方向に配し
てあり、さらに発熱を起こす部品は基板の下方に配して
あるために、各部品によって暖められた空気が上昇気流
を起こして自然対流による冷却を行うことが出来るもの
である。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の炊飯器は、本体前面部に誘導コイルを励振するインバ
−タ回路と、このインバ−タ回路のスイッチング素子を
冷却するヒ−トシンクを備えて略垂直に立設された制御
基板と、前記ヒ−トシンクの横側近傍には送風ファン
と、前記保護枠と前記送風ファンとの間にファンガイド
を配置することで、ヒ−トシンクと送風ファンは縦方向
に並ばないために、送風ファンの高さが炊飯器本体の高
さに影響されず、炊飯器本体の高さが低くできるもので
ある。また万一制御基板に水がかかったときでも、立設
した制御基板を伝って滴下する水滴は炊飯器本体の下端
に滴下するのみで、送風ファンを保護枠の下に配置した
ことにより前記送風ファンに滴下することはなく、安全
性を高めることができる。
の炊飯器は、本体前面部に誘導コイルを励振するインバ
−タ回路と、このインバ−タ回路のスイッチング素子を
冷却するヒ−トシンクを備えて略垂直に立設された制御
基板と、前記ヒ−トシンクの横側近傍には送風ファン
と、前記保護枠と前記送風ファンとの間にファンガイド
を配置することで、ヒ−トシンクと送風ファンは縦方向
に並ばないために、送風ファンの高さが炊飯器本体の高
さに影響されず、炊飯器本体の高さが低くできるもので
ある。また万一制御基板に水がかかったときでも、立設
した制御基板を伝って滴下する水滴は炊飯器本体の下端
に滴下するのみで、送風ファンを保護枠の下に配置した
ことにより前記送風ファンに滴下することはなく、安全
性を高めることができる。
【0029】また前記送風ファンと誘導コイルの間にガ
イドリブを配し、その内側にさらに2つのガイドリブを
配しているため、送風ファンの回転による空気の流れを
幅広くヒ−トシンク及びインバ−タ回路の部品に送風す
ることができるものである。
イドリブを配し、その内側にさらに2つのガイドリブを
配しているため、送風ファンの回転による空気の流れを
幅広くヒ−トシンク及びインバ−タ回路の部品に送風す
ることができるものである。
【0030】さらに、横長のヒ−トシンクのフィンを短
手の縦方向に複数個配することで、インバ−タ回路の部
品に冷却フィンを通過した冷却風をさほど温度上昇する
事なく無駄なく送風することができ、冷却性能を向上さ
せることができるものである。
手の縦方向に複数個配することで、インバ−タ回路の部
品に冷却フィンを通過した冷却風をさほど温度上昇する
事なく無駄なく送風することができ、冷却性能を向上さ
せることができるものである。
【図1】本発明の第1の実施例を示す炊飯器の部分断面
図
図
【図2】同炊飯器を下から見た断面図
【図3】同炊飯器の要部を分解して示した斜視図
【図4】本発明の第2の実施例における炊飯器の下から
見た断面図
見た断面図
【図5】本発明の第3の実施例における炊飯器の基板の
正面図
正面図
【図6】従来の炊飯器の断面図
10 本体 13 内鍋 14、31 保護枠 15 誘導コイル 19、34、43 ヒ−トシンク 20、38 制御基板 22、30、41 送風ファン 25、35 ファンガイド 32a 第1のガイドリブ 32b 第2のガイドリブ 32c 第3のガイドリブ 36、47 第1のコンデンサ 37、48 第2のコンデンサ 44 冷却フィン 45 第1のコイル 46 第2のコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 本体と、本体内に着脱自在に収納される
内鍋と、内鍋の外側を包囲する非金属からなる保護枠
と、前記内鍋を電磁誘導作用により発熱させる前記保護
枠の外側に取りつけられた誘導コイルと、本体前面部に
は誘導コイルを励振するインバ−タ回路と、このインバ
−タ回路のスイッチング素子を熱良導的に備えるヒ−ト
シンクを設けて略垂直に立設された制御基板と、前記ヒ
−トシンクの横側近傍には送風ファンと、前記保護枠と
前記送風ファンとの間に、前記ヒ−トシンク方向に送風
するファンガイドを配置した炊飯器。 - 【請求項2】 送風ファンと保護枠の間に略U字状でか
つ送風ファンの中心と偏心して配した第1のガイドリブ
と、第1のガイドリブの送風ファンの中心より遠方端側
の内側にヒ−トシンクと略直交方向に伸設した第2のガ
イドリブと、さらに前記第1のガイドリブの他端側の内
側には前記送風ファンの中心から略放射線方向に配した
第3のガイドリブを備えてファンガイドを構成し、前記
第1のガイドリブの開口部にヒ−トシンクを配置し、前
記送風ファンの回転方向をこの送風ファンの中心と第1
のガイドリブとの距離が広がる方向に構成した請求項1
記載の炊飯器。 - 【請求項3】 制御基板の最下端に設けた横長のヒ−ト
シンクに短手の縦方向に複数個の冷却フィンを配し、こ
のヒ−トシンクの上方の基板上にインバ−タ回路の発熱
部品を配した請求項1記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14631494A JP3196509B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14631494A JP3196509B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810149A true JPH0810149A (ja) | 1996-01-16 |
JP3196509B2 JP3196509B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=15404875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14631494A Expired - Fee Related JP3196509B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3196509B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104067993A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 古洛布莱株式会社 | 具备钓线导件的钓竿 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61259486A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
JPH01276585A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
JPH0531023A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
JPH05115361A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
JPH05317164A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14631494A patent/JP3196509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3196509B2 (ja) | 2001-08-06 |
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