JPH0797244A - 水ガラス組成物 - Google Patents
水ガラス組成物Info
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- JPH0797244A JPH0797244A JP24147193A JP24147193A JPH0797244A JP H0797244 A JPH0797244 A JP H0797244A JP 24147193 A JP24147193 A JP 24147193A JP 24147193 A JP24147193 A JP 24147193A JP H0797244 A JPH0797244 A JP H0797244A
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- zinc borate
- water glass
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B22/00—Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents
- C04B22/0013—Boron compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/10—Accelerators; Activators
- C04B2103/12—Set accelerators
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬化反応速度の調整を容易とし、また1液型
への調整を可能とする。 【構成】 アルカリ金属珪酸塩を主成分とする水ガラス
組成物において、その硬化剤としてホウ酸亜鉛を用い
る。 【効果】 ホウ酸亜鉛は反応性が高いので、その添加量
を調整することによって水ガラスの反応速度を広い範囲
で調整することができる。また、添加量を少なくするこ
とによって、水ガラスを1液型とすることができる。
への調整を可能とする。 【構成】 アルカリ金属珪酸塩を主成分とする水ガラス
組成物において、その硬化剤としてホウ酸亜鉛を用い
る。 【効果】 ホウ酸亜鉛は反応性が高いので、その添加量
を調整することによって水ガラスの反応速度を広い範囲
で調整することができる。また、添加量を少なくするこ
とによって、水ガラスを1液型とすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ金属珪酸塩を主
成分とする水ガラス組成物に関するものであり、特に、
その硬化剤としてホウ酸亜鉛を用いた水ガラス組成物に
関するものである。
成分とする水ガラス組成物に関するものであり、特に、
その硬化剤としてホウ酸亜鉛を用いた水ガラス組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルカリ金属珪酸塩の水溶液、すなわち
水ガラスは、粘性のある溶液であり、硬化してガラス質
のシリケートポリマーを形成する。このような水ガラス
は、安価であり、セラミックス、金属等への接着性に優
れ、また不燃性であることから、無機質塗料あるいは無
機接着剤のバインダ(結合剤)として、また不燃性パネ
ルやボードの製造の際のバインダとしてなど、幅広く利
用されている。
水ガラスは、粘性のある溶液であり、硬化してガラス質
のシリケートポリマーを形成する。このような水ガラス
は、安価であり、セラミックス、金属等への接着性に優
れ、また不燃性であることから、無機質塗料あるいは無
機接着剤のバインダ(結合剤)として、また不燃性パネ
ルやボードの製造の際のバインダとしてなど、幅広く利
用されている。
【0003】この水ガラスはそのままでも乾燥によって
硬化する。しかし、その硬化に要する時間は比較的長
く、またそのように硬化した水ガラスは、水不溶性、耐
熱性がなお十分ではないこと、炭酸ガスと反応して炭酸
ソーダなどのアルカリ金属炭酸塩を析出すること、など
の問題点がある。そのため、水ガラス組成物には硬化剤
を併用することが一般的である。そしてそのような硬化
剤として、従来より種々の硬化剤が使用され、また開発
もなされてきた。
硬化する。しかし、その硬化に要する時間は比較的長
く、またそのように硬化した水ガラスは、水不溶性、耐
熱性がなお十分ではないこと、炭酸ガスと反応して炭酸
ソーダなどのアルカリ金属炭酸塩を析出すること、など
の問題点がある。そのため、水ガラス組成物には硬化剤
を併用することが一般的である。そしてそのような硬化
剤として、従来より種々の硬化剤が使用され、また開発
もなされてきた。
【0004】代表的な硬化剤は多価金属の酸化物であ
り、酸化亜鉛ZnO、酸化カルシウムCaO、酸化マグ
ネシウムMgO、酸化鉛PbO、三酸化アルミニウムA
l2 O3 などである。また、珪酸カルシウムCaSiO
3 などの珪化物、珪弗化ナトリウムNa2 SiF6 、珪
弗化カリウムK2 SiF6 のような珪弗化物もよく用い
られている。更に、リン酸アルミニウムAl(PO3 )
3 等のリン酸塩、またリン酸と金属酸化物との混合焼成
物、あるいはその複塩、例えばZnO・P2 O5,MO
・nAl2 O3 ・mP2 O5 なども知られている。
り、酸化亜鉛ZnO、酸化カルシウムCaO、酸化マグ
ネシウムMgO、酸化鉛PbO、三酸化アルミニウムA
l2 O3 などである。また、珪酸カルシウムCaSiO
3 などの珪化物、珪弗化ナトリウムNa2 SiF6 、珪
弗化カリウムK2 SiF6 のような珪弗化物もよく用い
られている。更に、リン酸アルミニウムAl(PO3 )
3 等のリン酸塩、またリン酸と金属酸化物との混合焼成
物、あるいはその複塩、例えばZnO・P2 O5,MO
・nAl2 O3 ・mP2 O5 なども知られている。
【0005】これらの硬化剤は、ほとんどの場合固体の
粉末である。したがって、硬化反応はその粒子表面での
不均一反応として起こり、水ガラスのアルカリ金属イオ
ンがその硬化剤と反応してそれに固定され、それによっ
てアルカリ金属を失った珪酸はゲルとしてその粒子表面
に析出し、次いでこれが次第に拡大して全体がゲル化す
るものと、一般に考えられている。
粉末である。したがって、硬化反応はその粒子表面での
不均一反応として起こり、水ガラスのアルカリ金属イオ
ンがその硬化剤と反応してそれに固定され、それによっ
てアルカリ金属を失った珪酸はゲルとしてその粒子表面
に析出し、次いでこれが次第に拡大して全体がゲル化す
るものと、一般に考えられている。
【0006】他方、硬化剤としてホウ酸あるいはホウ酸
塩の使用も一般に知られている。この場合、ホウ酸また
はホウ酸塩は酸として機能し、リン酸等の他の酸の使用
の場合と同様に、完全な2液型として使用直前に混合さ
れる。したがって、そのホウ酸塩は水溶液中で完全に解
離するように、ナトリウムあるいはカリウムの塩とされ
ている。なお、ホウ酸またはその塩については、リン酸
など他の酸の塩及び金属酸化物または水酸化物との混合
焼成物として用いることも提案されている(例えば、特
開昭50−54621号公報、参照)。
塩の使用も一般に知られている。この場合、ホウ酸また
はホウ酸塩は酸として機能し、リン酸等の他の酸の使用
の場合と同様に、完全な2液型として使用直前に混合さ
れる。したがって、そのホウ酸塩は水溶液中で完全に解
離するように、ナトリウムあるいはカリウムの塩とされ
ている。なお、ホウ酸またはその塩については、リン酸
など他の酸の塩及び金属酸化物または水酸化物との混合
焼成物として用いることも提案されている(例えば、特
開昭50−54621号公報、参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、水ガラ
ス、すなわちアルカリ金属珪酸塩の硬化剤としては種々
のものが知られ、また用いられている。しかし、これら
の硬化剤は、一般に硬化の反応速度が比較的遅いか、ま
たは逆に早すぎるという問題があった。そのため、添加
量の加減だけでは反応速度を広い範囲で調整することが
できず、場合によっては、用途または使用の態様に応じ
た反応速度を得るために、それらの硬化剤の複数を適切
に組合わせて用いることが必要であった。しかしそのよ
うに硬化剤の反応速度を用途または使用の態様が変わる
度毎に調整することは、大変困難なことであった。ま
た、これらの硬化剤では、水ガラス組成物を1液型とす
ることも困難であった。
ス、すなわちアルカリ金属珪酸塩の硬化剤としては種々
のものが知られ、また用いられている。しかし、これら
の硬化剤は、一般に硬化の反応速度が比較的遅いか、ま
たは逆に早すぎるという問題があった。そのため、添加
量の加減だけでは反応速度を広い範囲で調整することが
できず、場合によっては、用途または使用の態様に応じ
た反応速度を得るために、それらの硬化剤の複数を適切
に組合わせて用いることが必要であった。しかしそのよ
うに硬化剤の反応速度を用途または使用の態様が変わる
度毎に調整することは、大変困難なことであった。ま
た、これらの硬化剤では、水ガラス組成物を1液型とす
ることも困難であった。
【0008】従来ではこのような問題点があったが、本
発明者等は、難燃剤として一般に使用されているホウ酸
亜鉛が水ガラスの硬化剤として有用であることを偶然に
も発見した。そして更に、このホウ酸亜鉛が、その添加
量を加減するだけで硬化の反応速度を広い範囲で容易に
調整することができ、しかもその添加量によって1液型
への調整も容易に行なうことができるものであって、そ
のような従来の問題点を有利に解決する硬化剤であるこ
とを見出した。
発明者等は、難燃剤として一般に使用されているホウ酸
亜鉛が水ガラスの硬化剤として有用であることを偶然に
も発見した。そして更に、このホウ酸亜鉛が、その添加
量を加減するだけで硬化の反応速度を広い範囲で容易に
調整することができ、しかもその添加量によって1液型
への調整も容易に行なうことができるものであって、そ
のような従来の問題点を有利に解決する硬化剤であるこ
とを見出した。
【0009】よって本発明は、反応速度の調整と1液型
への調整を容易に行うことができる硬化剤を使用した水
ガラス組成物の提供をその課題とするものである。
への調整を容易に行うことができる硬化剤を使用した水
ガラス組成物の提供をその課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の水ガラス組成物
は、アルカリ金属珪酸塩を主成分とするものであって、
その硬化剤としてホウ酸亜鉛を含むものである。
は、アルカリ金属珪酸塩を主成分とするものであって、
その硬化剤としてホウ酸亜鉛を含むものである。
【0011】このホウ酸亜鉛は、古くから塗料やプラス
チック成形品の難燃剤として利用されているもので、特
にPVAなどのビニル系高分子に、単独あるいは酸化ア
ンチモンなどの他の難燃剤と混合して添加されている。
またこのホウ酸亜鉛は、一般的には2ZnO・3B2 O
3 ・3.5H2 Oの組成で示される水和物であるが、加
熱によって容易に無水和物となる。本発明においては、
ホウ酸亜鉛はこれらの水和物及び無水和物のいずれの形
態でも同等に使用することができる。また、使用するホ
ウ酸亜鉛の粒子径は任意であるが、比較的小さい方が反
応性及び分散性の点から好ましく、一般に平均粒子径1
〜100μmのものが特に好ましい。したがってホウ酸
亜鉛としては、難燃剤として市販されているものをその
まま好適に用いることができる。
チック成形品の難燃剤として利用されているもので、特
にPVAなどのビニル系高分子に、単独あるいは酸化ア
ンチモンなどの他の難燃剤と混合して添加されている。
またこのホウ酸亜鉛は、一般的には2ZnO・3B2 O
3 ・3.5H2 Oの組成で示される水和物であるが、加
熱によって容易に無水和物となる。本発明においては、
ホウ酸亜鉛はこれらの水和物及び無水和物のいずれの形
態でも同等に使用することができる。また、使用するホ
ウ酸亜鉛の粒子径は任意であるが、比較的小さい方が反
応性及び分散性の点から好ましく、一般に平均粒子径1
〜100μmのものが特に好ましい。したがってホウ酸
亜鉛としては、難燃剤として市販されているものをその
まま好適に用いることができる。
【0012】図1はホウ酸亜鉛の添加量と反応速度(反
応完了時間、ゲル化時間)との関係を示す試験結果であ
る。この試験は、ホウ酸亜鉛を予め20重量部の水に加
えて分散させ、この分散液を珪酸ソーダJIS3号(珪
酸ナトリウムの固形分38.5%)100重量部に混合
し、反応が完了するまでの時間を測定することによって
行った(温度条件、25±2℃)。そしてこの操作を、
ホウ酸亜鉛の添加量を変えて繰返した。なお、使用した
ホウ酸亜鉛は水沢化学(株)製のアルカネックスFRC-50
0 で、その組成及び物理的特性は以下のとおりである。
応完了時間、ゲル化時間)との関係を示す試験結果であ
る。この試験は、ホウ酸亜鉛を予め20重量部の水に加
えて分散させ、この分散液を珪酸ソーダJIS3号(珪
酸ナトリウムの固形分38.5%)100重量部に混合
し、反応が完了するまでの時間を測定することによって
行った(温度条件、25±2℃)。そしてこの操作を、
ホウ酸亜鉛の添加量を変えて繰返した。なお、使用した
ホウ酸亜鉛は水沢化学(株)製のアルカネックスFRC-50
0 で、その組成及び物理的特性は以下のとおりである。
【0013】ZnO 33〜36 B2 O3 42〜44 結晶水 15〜17 水分 0.6以下 カサ比重 0.27±0.05 平均粒径 2〜3μm 図1に示されるように、ホウ酸亜鉛の添加量が多くなる
程反応速度は急激に高くなり、これらの関係は、直線的
ではなく、対数曲線のような曲線を描く。そして、その
曲線上の点A,B,C,Dは反応状態の代表的な段階を
示しており、この試験において、ホウ酸亜鉛の添加量を
それぞれ2,4,10,20重量部とした場合である。
程反応速度は急激に高くなり、これらの関係は、直線的
ではなく、対数曲線のような曲線を描く。そして、その
曲線上の点A,B,C,Dは反応状態の代表的な段階を
示しており、この試験において、ホウ酸亜鉛の添加量を
それぞれ2,4,10,20重量部とした場合である。
【0014】ホウ酸亜鉛の添加量が2重量部(珪酸ナト
リウム100重量部に対して5.2重量部)であるAの
場合、僅かずつ粘度が増加し、反応が進行するのが認め
られたが、約12時間後にその反応は停止した。そし
て、外見上ゲル化は見られない粘稠な溶液が形成された
が、この溶液は安定であり、また水に可溶である。ホウ
酸亜鉛の添加量が4重量部(珪酸ナトリウム100重量
部に対して10.4重量部)であるBの場合は、粘度が
緩やかに上昇して、約3時間後にゲル化した。しかしこ
のゲル化した溶液は、水に可溶なものである。ホウ酸亜
鉛の添加量が10重量部(珪酸ナトリウム100重量部
に対して26重量部)であるCの場合には、速やかに硬
化反応が進行し、約1時間でゲル化した。このゲル化し
た溶液は、水に不溶性である。そしてホウ酸亜鉛の添加
量が20重量部(珪酸ナトリウム100重量部に対して
52重量部)であるDの場合は、約5分で硬化して、水
に不溶な完全なゲルが形成された。
リウム100重量部に対して5.2重量部)であるAの
場合、僅かずつ粘度が増加し、反応が進行するのが認め
られたが、約12時間後にその反応は停止した。そし
て、外見上ゲル化は見られない粘稠な溶液が形成された
が、この溶液は安定であり、また水に可溶である。ホウ
酸亜鉛の添加量が4重量部(珪酸ナトリウム100重量
部に対して10.4重量部)であるBの場合は、粘度が
緩やかに上昇して、約3時間後にゲル化した。しかしこ
のゲル化した溶液は、水に可溶なものである。ホウ酸亜
鉛の添加量が10重量部(珪酸ナトリウム100重量部
に対して26重量部)であるCの場合には、速やかに硬
化反応が進行し、約1時間でゲル化した。このゲル化し
た溶液は、水に不溶性である。そしてホウ酸亜鉛の添加
量が20重量部(珪酸ナトリウム100重量部に対して
52重量部)であるDの場合は、約5分で硬化して、水
に不溶な完全なゲルが形成された。
【0015】このように、ホウ酸亜鉛の添加量が少ない
場合、形成される溶液は水に可溶性である。したがって
この場合の溶液は1液型のバインダ(結合剤)として利
用することができる。これに対して、ホウ酸亜鉛の添加
量が水ガラス100部に対して一般に約6重量部(珪酸
塩100部に対して15重量部)以上になると、形成さ
れる溶液は水に不溶性となり、この場合は2液型として
利用されることになる。またこの場合、急速な硬化も、
比較的少ないホウ酸亜鉛の添加によって達成することが
できる。
場合、形成される溶液は水に可溶性である。したがって
この場合の溶液は1液型のバインダ(結合剤)として利
用することができる。これに対して、ホウ酸亜鉛の添加
量が水ガラス100部に対して一般に約6重量部(珪酸
塩100部に対して15重量部)以上になると、形成さ
れる溶液は水に不溶性となり、この場合は2液型として
利用されることになる。またこの場合、急速な硬化も、
比較的少ないホウ酸亜鉛の添加によって達成することが
できる。
【0016】そして本発明の水ガラス組成物において、
主要成分としてのアルカリ金属珪酸塩は一般式M2 O・
nSiO2 で表され、MはナトリウムNa、カリウム
K、またはリチウムLiであり、また、M2 OとSiO
2 とのモル比であるnは一般に1.6〜4.5である。
このようなアルカリ金属珪酸塩としては、安価で、また
JIS規格品として容易に入手可能な珪酸ナトリウムの
水ガラスを、特に好適に用いることができる。またこの
珪酸ナトリウムの水ガラスに、珪酸リチウムの水ガラス
を混合して用いることもより好ましい。それによって硬
化後の耐水性をより高めることができる。また、本発明
においては、この結合剤成分としてのアルカリ金属珪酸
塩に加えて、同様の無機ポリマーを形成するリン酸塩、
あるいはシリカゾルを併用することもできる。
主要成分としてのアルカリ金属珪酸塩は一般式M2 O・
nSiO2 で表され、MはナトリウムNa、カリウム
K、またはリチウムLiであり、また、M2 OとSiO
2 とのモル比であるnは一般に1.6〜4.5である。
このようなアルカリ金属珪酸塩としては、安価で、また
JIS規格品として容易に入手可能な珪酸ナトリウムの
水ガラスを、特に好適に用いることができる。またこの
珪酸ナトリウムの水ガラスに、珪酸リチウムの水ガラス
を混合して用いることもより好ましい。それによって硬
化後の耐水性をより高めることができる。また、本発明
においては、この結合剤成分としてのアルカリ金属珪酸
塩に加えて、同様の無機ポリマーを形成するリン酸塩、
あるいはシリカゾルを併用することもできる。
【0017】硬化剤としてのホウ酸亜鉛は、望まれる硬
化の状態または反応速度に応じて、一般に、水ガラス1
00重量部に対して0.4〜30重量部(アルカリ金属
珪酸塩100重量部に対して1〜80重量部)の範囲で
使用することができる。そしてそれによって、1液型に
調整することも、またあるいは硬化時間を5分程度の超
速度に調整することも可能である。また、ホウ酸亜鉛に
加えて他の硬化剤を併用することもできる。しかしその
ような場合は、硬化速度の遅い硬化剤が、硬化剤として
よりはむしろ充填剤あるいは耐食性などの改善剤とし
て、用いられるべきである。
化の状態または反応速度に応じて、一般に、水ガラス1
00重量部に対して0.4〜30重量部(アルカリ金属
珪酸塩100重量部に対して1〜80重量部)の範囲で
使用することができる。そしてそれによって、1液型に
調整することも、またあるいは硬化時間を5分程度の超
速度に調整することも可能である。また、ホウ酸亜鉛に
加えて他の硬化剤を併用することもできる。しかしその
ような場合は、硬化速度の遅い硬化剤が、硬化剤として
よりはむしろ充填剤あるいは耐食性などの改善剤とし
て、用いられるべきである。
【0018】そして、ホウ酸亜鉛を含む本発明の水ガラ
ス組成物は、バインダ(結合剤)として種々の用途に適
用することができる。例えば、無機質充填剤及び他の補
助剤等を添加して、無機接着剤として構成することがで
きる。そしてそのような接着剤は、不燃の接着剤とし
て、珪酸カルシウム板などの無機質成形体、鋼板などの
金属体、また石材、木材、ガラス材等の接着に広く利用
することができる。また、適当な顔料、骨材等と混合し
て、一般塗料、建築物の吹付け仕上げ用塗材、ジンクリ
ッチペイント、あるいは耐火被覆等の無機質塗料として
構成することができる。更に、不燃性パネルやボードな
ど、種々の無機質骨材からなる建材等の成形品の製造に
際して、そのバインダとして使用することができる。更
にまた、特殊な用途として、地盤強化のための注入材と
しての適用も挙げることができる(なお、それらの技術
的詳細は、当業技術分野においてよく知られたことであ
るので、ここでは言及されない。)。
ス組成物は、バインダ(結合剤)として種々の用途に適
用することができる。例えば、無機質充填剤及び他の補
助剤等を添加して、無機接着剤として構成することがで
きる。そしてそのような接着剤は、不燃の接着剤とし
て、珪酸カルシウム板などの無機質成形体、鋼板などの
金属体、また石材、木材、ガラス材等の接着に広く利用
することができる。また、適当な顔料、骨材等と混合し
て、一般塗料、建築物の吹付け仕上げ用塗材、ジンクリ
ッチペイント、あるいは耐火被覆等の無機質塗料として
構成することができる。更に、不燃性パネルやボードな
ど、種々の無機質骨材からなる建材等の成形品の製造に
際して、そのバインダとして使用することができる。更
にまた、特殊な用途として、地盤強化のための注入材と
しての適用も挙げることができる(なお、それらの技術
的詳細は、当業技術分野においてよく知られたことであ
るので、ここでは言及されない。)。
【0019】
【作用】図1に示されるように、ホウ酸亜鉛は水ガラ
ス、すなわちアルカリ金属珪酸塩の硬化剤として作用す
る。この作用は、次のように考えられる。
ス、すなわちアルカリ金属珪酸塩の硬化剤として作用す
る。この作用は、次のように考えられる。
【0020】1) アルカリ金属珪酸塩の水溶液(PH
=12)にホウ酸亜鉛の微粉末を添加すると、化学結合
していたホウ酸と亜鉛がその粒子表面において溶解す
る。
=12)にホウ酸亜鉛の微粉末を添加すると、化学結合
していたホウ酸と亜鉛がその粒子表面において溶解す
る。
【0021】2)珪酸塩のアルカリ金属と溶解したホウ
酸と亜鉛が反応して、新たな化合物を形成し、これによ
ってアルカリ金属が固定化される。
酸と亜鉛が反応して、新たな化合物を形成し、これによ
ってアルカリ金属が固定化される。
【0022】3)アルカリ金属を失った珪酸塩はゲル化
して、ホウ酸亜鉛の微粉末の表面に析出し、ガラス状の
固体となる。
して、ホウ酸亜鉛の微粉末の表面に析出し、ガラス状の
固体となる。
【0023】4)このようにして珪酸ゲルの析出が進行
し、拡大した珪酸ゲルは隣接するホウ酸亜鉛の微粉末の
表面に析出した珪酸ゲルと一体化し、全体がゲル化す
る。この場合、ホウ酸亜鉛の量が少ないとその一体化ま
でには至らないが、乾燥によって一体化する。
し、拡大した珪酸ゲルは隣接するホウ酸亜鉛の微粉末の
表面に析出した珪酸ゲルと一体化し、全体がゲル化す
る。この場合、ホウ酸亜鉛の量が少ないとその一体化ま
でには至らないが、乾燥によって一体化する。
【0024】そして、この硬化作用はホウ酸亜鉛の比較
的少ない添加量によって生じるので、硬化の反応速度
は、その添加量を変えることによって、幅広い範囲で容
易に調整することができる。また、添加量の調整によっ
て、1液型への調整も容易に行うことができる。
的少ない添加量によって生じるので、硬化の反応速度
は、その添加量を変えることによって、幅広い範囲で容
易に調整することができる。また、添加量の調整によっ
て、1液型への調整も容易に行うことができる。
【0025】また、珪酸ナトリウムは600℃の雰囲気
では急速に劣化し接着力を失うが、ホウ酸亜鉛は600
〜800℃で急速にガラス化するので、それによって高
温による劣化は少なくすることができる。また、ホウ酸
亜鉛は水ガラスと反応してそれを高融点化するので、耐
熱性を高めることができる。
では急速に劣化し接着力を失うが、ホウ酸亜鉛は600
〜800℃で急速にガラス化するので、それによって高
温による劣化は少なくすることができる。また、ホウ酸
亜鉛は水ガラスと反応してそれを高融点化するので、耐
熱性を高めることができる。
【0026】
<実施例1>次の配合を混合機で十分混練し、接着剤を
調合した。
調合した。
【0027】 ここで、バインダは、珪酸ソーダJIS3号 59.9
重量部と、珪酸リチウム45 30.0重量部と、予め混
合した硬化剤分散液10.2重量部との混合物(全10
0重量部)からなり、この硬化剤分散液は更に、1.2
重量部のホウ酸亜鉛(水沢化学(株)製のアルカネック
スFRC-500 )及び9.0重量部の水とからなる(ホウ酸
亜鉛は、水ガラス100重量部に対して1.4重量部、
アルカリ金属珪酸塩100重量部に対して約3.6重量
部の割合である。)。
重量部と、珪酸リチウム45 30.0重量部と、予め混
合した硬化剤分散液10.2重量部との混合物(全10
0重量部)からなり、この硬化剤分散液は更に、1.2
重量部のホウ酸亜鉛(水沢化学(株)製のアルカネック
スFRC-500 )及び9.0重量部の水とからなる(ホウ酸
亜鉛は、水ガラス100重量部に対して1.4重量部、
アルカリ金属珪酸塩100重量部に対して約3.6重量
部の割合である。)。
【0028】この接着剤は完全な1液型であり、これを
密封した容器に入れてその性状変化を観察したが、すく
なくとも4週間の間には何等の変化も見られなかった。
密封した容器に入れてその性状変化を観察したが、すく
なくとも4週間の間には何等の変化も見られなかった。
【0029】そして、本実施例の接着剤の性能を調べる
ために、次の試験を行った。25×35×5mmの鋼板を
2枚用意し、これらを予め清浄にした後、一方の鋼板の
一端から25mmの範囲にその接着剤を約60mg/cm2 の
量で塗布し、これに他方の鋼板を圧着し、接合した。そ
して、この接合した鋼板を100℃で60分加熱乾燥し
た後、JISK−6852に準じて圧縮剪断接着強度を
測定した。
ために、次の試験を行った。25×35×5mmの鋼板を
2枚用意し、これらを予め清浄にした後、一方の鋼板の
一端から25mmの範囲にその接着剤を約60mg/cm2 の
量で塗布し、これに他方の鋼板を圧着し、接合した。そ
して、この接合した鋼板を100℃で60分加熱乾燥し
た後、JISK−6852に準じて圧縮剪断接着強度を
測定した。
【0030】その接着強度は24kg/cm2 であった。こ
れに対して、硬化剤としてのホウ酸亜鉛を添加しない以
外はその接着剤と全く同じに形成した比較接着剤につい
て、同様に圧縮剪断接着強度を測定したところ、その値
は18kg/cm2 であった。
れに対して、硬化剤としてのホウ酸亜鉛を添加しない以
外はその接着剤と全く同じに形成した比較接着剤につい
て、同様に圧縮剪断接着強度を測定したところ、その値
は18kg/cm2 であった。
【0031】また、本実施例の接着剤によって接着した
上記の鋼板を、60℃の温水中に5時間浸漬した後、同
様に圧縮剪断接着強度を測定した。接着強度は18kg/
cm2に低下し、接着強度保持率は75%であった。しか
し、これは、比較接着剤の同じ試験による接着強度保持
率45%に比べて、十分に満足される耐水性を示すもの
であった。
上記の鋼板を、60℃の温水中に5時間浸漬した後、同
様に圧縮剪断接着強度を測定した。接着強度は18kg/
cm2に低下し、接着強度保持率は75%であった。しか
し、これは、比較接着剤の同じ試験による接着強度保持
率45%に比べて、十分に満足される耐水性を示すもの
であった。
【0032】更に、本実施例の接着剤は、800℃の高
温にも十分な耐性を有することが確認された。
温にも十分な耐性を有することが確認された。
【0033】<実施例2>次の配合を十分混合し、一般
装飾用塗料を調合した。
装飾用塗料を調合した。
【0034】 ここで、バインダは、珪酸ソーダJIS3号 58.7
重量部と、珪酸リチウム45 29.2重量部と、予め混
合した硬化剤分散液12.1重量部との混合物(全10
0重量部)からなり、この硬化剤分散液は更に、2.8
重量部のホウ酸亜鉛(水沢化学(株)製のアルカネック
スFRC-500 )及び9.3重量部の水とからなる(ホウ酸
亜鉛は、水ガラス100重量部に対して3.2重量部、
アルカリ金属珪酸塩100重量部に対して約8.3重量
部の割合である。)。
重量部と、珪酸リチウム45 29.2重量部と、予め混
合した硬化剤分散液12.1重量部との混合物(全10
0重量部)からなり、この硬化剤分散液は更に、2.8
重量部のホウ酸亜鉛(水沢化学(株)製のアルカネック
スFRC-500 )及び9.3重量部の水とからなる(ホウ酸
亜鉛は、水ガラス100重量部に対して3.2重量部、
アルカリ金属珪酸塩100重量部に対して約8.3重量
部の割合である。)。
【0035】この塗料は1液型ではあるが、長時間放置
するとゲル化の様相を示すものであった。
するとゲル化の様相を示すものであった。
【0036】そして、この実施例の塗料を、予め清浄に
した鋼板に2回塗布し、室外に1週間放置して自然乾燥
した。セラミック様の艶のある外観を有する赤色の塗膜
が得られ、その厚みは約30μmであった、この塗膜
は、平滑性に優れたものであり、また、その硬度は9H
以上であった。
した鋼板に2回塗布し、室外に1週間放置して自然乾燥
した。セラミック様の艶のある外観を有する赤色の塗膜
が得られ、その厚みは約30μmであった、この塗膜
は、平滑性に優れたものであり、また、その硬度は9H
以上であった。
【0037】また、この塗膜の密着性を調べるために、
ゴバン目試験を行った。その結果は、100/100で
あり、良好な密着性を示した。更に、この実施例の塗料
を塗装した鋼板を、60℃の温水中に5時間浸漬し、そ
の塗膜状態を観察した。外見上の変化は何等見られなか
った。
ゴバン目試験を行った。その結果は、100/100で
あり、良好な密着性を示した。更に、この実施例の塗料
を塗装した鋼板を、60℃の温水中に5時間浸漬し、そ
の塗膜状態を観察した。外見上の変化は何等見られなか
った。
【0038】<実施例3>次の配合により、耐火成形体
を製造した。
を製造した。
【0039】 具体的には、シラスバルーンと水ガラスとを混合機内で
混合しつつ、これに予め水に分散させたホウ酸亜鉛を少
しずつ加え、均一に混合した。なお、ホウ酸亜鉛として
は、水沢化学(株)製のアルカネックスFRC-500 を使用
した(ホウ酸亜鉛は、水ガラス100重量部に対して1
5重量部、アルカリ金属珪酸塩100部に対して約39
重量部の割合である。)。
混合しつつ、これに予め水に分散させたホウ酸亜鉛を少
しずつ加え、均一に混合した。なお、ホウ酸亜鉛として
は、水沢化学(株)製のアルカネックスFRC-500 を使用
した(ホウ酸亜鉛は、水ガラス100重量部に対して1
5重量部、アルカリ金属珪酸塩100部に対して約39
重量部の割合である。)。
【0040】得られた混合物を成形皿内に充填し、2kg
/cm2 程度の圧力で押圧して厚さ15mmの板状体を成形
した。この成形体を成形皿から取出し、室内に放置し
た。なおこれらの操作は、水ガラスのゲル化が進行して
いるため、素早く行った。この成形体は、水ガラスにホ
ウ酸亜鉛を添加してから、約30分でゲル化が完了し
た。そしてこの成形体は、十分な保形性を有するもので
あった。次いでこの成形体を乾燥炉に入れ、80℃1時
間の加熱乾燥を行った。乾燥した成形体は、厚さが12
mmに収縮し、強靭な板状体であった。
/cm2 程度の圧力で押圧して厚さ15mmの板状体を成形
した。この成形体を成形皿から取出し、室内に放置し
た。なおこれらの操作は、水ガラスのゲル化が進行して
いるため、素早く行った。この成形体は、水ガラスにホ
ウ酸亜鉛を添加してから、約30分でゲル化が完了し
た。そしてこの成形体は、十分な保形性を有するもので
あった。次いでこの成形体を乾燥炉に入れ、80℃1時
間の加熱乾燥を行った。乾燥した成形体は、厚さが12
mmに収縮し、強靭な板状体であった。
【0041】この成形体は約80kg/cm2 の圧縮強度を
有する強固なものであるにもかかわらず、みかけ比重は
約0.35であった。また、熱伝導率も小さく、0.0
8〜0.10kcal/mhr ℃であった。
有する強固なものであるにもかかわらず、みかけ比重は
約0.35であった。また、熱伝導率も小さく、0.0
8〜0.10kcal/mhr ℃であった。
【0042】また、この成形体は、1000℃での耐熱
性を示し、更に、5時間の沸騰水試験によっても異状は
認められず、良好な耐水性も示した。
性を示し、更に、5時間の沸騰水試験によっても異状は
認められず、良好な耐水性も示した。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の水ガラス組成物
は、アルカリ金属珪酸塩を主成分とし、その硬化剤とし
てホウ酸亜鉛を用いるものである。したがって、ホウ酸
亜鉛は比較的硬化作用が高いので、その添加量を調整す
るだけで、水ガラスの硬化の反応速度を広い範囲で容易
に調整することができる。また、ホウ酸亜鉛の添加量を
調整することによって、可使時間を気にする必要のない
1液型への調整も容易に行うことができる。更に、ホウ
酸亜鉛は難燃剤として一般に用いられ、容易に、また比
較的安価に入手可能なものであるから、本発明の水ガラ
ス組成物は、容易に、また安価に調合することができ
る。
は、アルカリ金属珪酸塩を主成分とし、その硬化剤とし
てホウ酸亜鉛を用いるものである。したがって、ホウ酸
亜鉛は比較的硬化作用が高いので、その添加量を調整す
るだけで、水ガラスの硬化の反応速度を広い範囲で容易
に調整することができる。また、ホウ酸亜鉛の添加量を
調整することによって、可使時間を気にする必要のない
1液型への調整も容易に行うことができる。更に、ホウ
酸亜鉛は難燃剤として一般に用いられ、容易に、また比
較的安価に入手可能なものであるから、本発明の水ガラ
ス組成物は、容易に、また安価に調合することができ
る。
【図1】図1はホウ酸亜鉛の添加量と水ガラスの硬化反
応速度との関係を示すグラフである。
応速度との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルカリ金属珪酸塩を主成分とする水ガ
ラス組成物において、硬化剤としてホウ酸亜鉛を含むこ
とを特徴とする水ガラス組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24147193A JPH0797244A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24147193A JPH0797244A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水ガラス組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797244A true JPH0797244A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17074814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24147193A Pending JPH0797244A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 水ガラス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797244A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192567A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-07-17 | Mizusawa Ind Chem Ltd | ホウ酸亜鉛、その製法及び用途 |
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US6674454B2 (en) | 2001-12-06 | 2004-01-06 | Seiko Epson Corporation | Color image forming apparatus |
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JP2006089553A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Canon Inc | 接着剤、及び、それを用いた画像表示装置の製造方法 |
JP2006160587A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yamada Fumitaka | 遠赤外線放射体 |
WO2010084555A1 (ja) * | 2009-01-26 | 2010-07-29 | トリオ・セラミックス株式会社 | 硬化性無機組成物 |
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-
1993
- 1993-09-28 JP JP24147193A patent/JPH0797244A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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