JPH0796017A - 指用按摩機 - Google Patents
指用按摩機Info
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- JPH0796017A JPH0796017A JP5265691A JP26569193A JPH0796017A JP H0796017 A JPH0796017 A JP H0796017A JP 5265691 A JP5265691 A JP 5265691A JP 26569193 A JP26569193 A JP 26569193A JP H0796017 A JPH0796017 A JP H0796017A
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- Japan
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- cap body
- finger
- bearing
- driving device
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Abstract
(57)【要約】
[目的]按摩療法において施術されている指部の刺激が
機械的にできるようにして長時間の施術を可能にし、按
摩療法の効果がより高まるようにすると共に按摩師の肉
体的負担を軽減する。 [構成]指用按摩機M1はケース1を備えている。ケー
ス1には、キャップ体5と駆動装置3が取付けてある。
駆動装置3は、ケース1のスライド溝18に位置調整可
能かつ回動可能に取付けてある。キャップ体5は駆動装
置3に取付けてあり、空気の吸排により各指部を保持す
ると共に按摩を施すことができる。駆動装置3は固定螺
子303で固定できる。キャップ体5は付け替えが可能
で各種指部に対応でき、位置および方向の調整もでき
る。
機械的にできるようにして長時間の施術を可能にし、按
摩療法の効果がより高まるようにすると共に按摩師の肉
体的負担を軽減する。 [構成]指用按摩機M1はケース1を備えている。ケー
ス1には、キャップ体5と駆動装置3が取付けてある。
駆動装置3は、ケース1のスライド溝18に位置調整可
能かつ回動可能に取付けてある。キャップ体5は駆動装
置3に取付けてあり、空気の吸排により各指部を保持す
ると共に按摩を施すことができる。駆動装置3は固定螺
子303で固定できる。キャップ体5は付け替えが可能
で各種指部に対応でき、位置および方向の調整もでき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手足の指部に按摩を施
すことができる、指用按摩機に関するものである。
すことができる、指用按摩機に関するものである。
【0002】
【従来技術】按摩、マッサージ、指圧(それぞれ定義が
相違するが、本明細書の記載では説明の便宜上、まとめ
て按摩という)等の療法においては、身体の各部の他、
末梢の血管や神経が分布し、更に東洋医学でいうツボが
数多くあるといわれる四肢末端である手足の指部にも刺
激が施される。これにより、全身の血流やリンパ流が促
進または改善され、身体に好ましい影響をおよぼすとさ
れている。この際の指部の刺激方法としては、圧迫、摩
擦、引っ張り、捻り等があり、従来はこの各方法を按摩
師が行っていた。
相違するが、本明細書の記載では説明の便宜上、まとめ
て按摩という)等の療法においては、身体の各部の他、
末梢の血管や神経が分布し、更に東洋医学でいうツボが
数多くあるといわれる四肢末端である手足の指部にも刺
激が施される。これにより、全身の血流やリンパ流が促
進または改善され、身体に好ましい影響をおよぼすとさ
れている。この際の指部の刺激方法としては、圧迫、摩
擦、引っ張り、捻り等があり、従来はこの各方法を按摩
師が行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の方法では、次のような課題があった。すなわ
ち、按摩療法においては、患者の身体のうち不快感を感
じる患部の他、頭部および躯幹部から手足の指部に到る
までの長時間にわたる施術を、通常一人の按摩師が行
う。このため、按摩師にかかる肉体的な負担は大きく、
時間的な制約等もあって、患部および躯幹部などへの施
術に比較して手足の指部への十分な施術は行われていな
いのが実情である。
な従来の方法では、次のような課題があった。すなわ
ち、按摩療法においては、患者の身体のうち不快感を感
じる患部の他、頭部および躯幹部から手足の指部に到る
までの長時間にわたる施術を、通常一人の按摩師が行
う。このため、按摩師にかかる肉体的な負担は大きく、
時間的な制約等もあって、患部および躯幹部などへの施
術に比較して手足の指部への十分な施術は行われていな
いのが実情である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
は、手または足の指部に按摩を施す指用按摩機であっ
て、この按摩機は、付け替えが可能で各指部を保持でき
るキャップ体と、キャップ体によって保持される指部に
按摩刺激を与えることができるようにキャップ体を駆動
する駆動手段と、キャップ体の位置および方向が調整で
きる調整手段と、を備えた、指用按摩機である。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
は、手または足の指部に按摩を施す指用按摩機であっ
て、この按摩機は、付け替えが可能で各指部を保持でき
るキャップ体と、キャップ体によって保持される指部に
按摩刺激を与えることができるようにキャップ体を駆動
する駆動手段と、キャップ体の位置および方向が調整で
きる調整手段と、を備えた、指用按摩機である。
【0005】第2の手段は、施術する指部または指部を
含む手足全体を温めることができる加温手段を備えた、
第1の手段にかかる指用按摩機である。
含む手足全体を温めることができる加温手段を備えた、
第1の手段にかかる指用按摩機である。
【0006】キャップ体による指部の保持は、指を痛め
ない限度においてややきつく保持するのが好ましいが、
これに限定せず、緩やかに保持するようにしてもよい。
保持手段としては、バネ等の付勢体を使用したもの、気
体または液体を充填することによる中空体の変形力を利
用したものなど、種々の手段が用いられ、一手段に限定
するものではない。
ない限度においてややきつく保持するのが好ましいが、
これに限定せず、緩やかに保持するようにしてもよい。
保持手段としては、バネ等の付勢体を使用したもの、気
体または液体を充填することによる中空体の変形力を利
用したものなど、種々の手段が用いられ、一手段に限定
するものではない。
【0007】キャップ体の着脱構造としては、例えば螺
子止め、螺合等の公知手段が用いられ、特に限定はしな
い。キャップ体の位置、方向の調整をする調整手段は、
各々方向や長さが違う各指部にキャップ体が無理なく装
着できるようにするもので、例えば各キャップ体が扇形
を形成して移動可能で任意の位置に固定でき、その軸方
向の出入り調整も可能である構造等があげられるが、特
に限定するものではない。
子止め、螺合等の公知手段が用いられ、特に限定はしな
い。キャップ体の位置、方向の調整をする調整手段は、
各々方向や長さが違う各指部にキャップ体が無理なく装
着できるようにするもので、例えば各キャップ体が扇形
を形成して移動可能で任意の位置に固定でき、その軸方
向の出入り調整も可能である構造等があげられるが、特
に限定するものではない。
【0008】駆動手段により、キャップ体を介して指部
に与える按摩刺激の種類は、例えば圧迫、捻り、摩擦、
引っ張り等であるが、これらのうちの一種でもよいし、
二種類以上を組み合わせてもよい。駆動手段の構造は、
モータ等の回転力を利用したもの、バネ等の付勢力を利
用したもの、気体または液体を充填することによる中空
体の変形力を利用したものなど、種々の手段が用いら
れ、特に限定するものではない。加温手段としては、例
えば電熱ヒータ等により手足の載置部またはキャップ体
を直接に、または気体や液体を媒体として間接的に加温
する構造があげられるが、指部または指部を含む手足全
体を適度に加温できれば、その構造は特に限定しない。
に与える按摩刺激の種類は、例えば圧迫、捻り、摩擦、
引っ張り等であるが、これらのうちの一種でもよいし、
二種類以上を組み合わせてもよい。駆動手段の構造は、
モータ等の回転力を利用したもの、バネ等の付勢力を利
用したもの、気体または液体を充填することによる中空
体の変形力を利用したものなど、種々の手段が用いら
れ、特に限定するものではない。加温手段としては、例
えば電熱ヒータ等により手足の載置部またはキャップ体
を直接に、または気体や液体を媒体として間接的に加温
する構造があげられるが、指部または指部を含む手足全
体を適度に加温できれば、その構造は特に限定しない。
【0009】
【作用】あらかじめ、按摩をする手足の各指部の長さや
太さに適合するキャップ体を装着しておく。各指部の方
向および位置に適合するようにキャップ体の方向および
位置を調整手段を介して調整する。そして、キャップ体
により各指部を保持し、駆動手段を介してキャップ体を
駆動し、保持されている各指部を、例えば圧迫、捻り、
摩擦、引っ張り等の各種方法で刺激する。加温手段を備
えたものでは、加温により指部を柔軟にすると共に、各
種刺激と相まって血流をより促進することができる。
太さに適合するキャップ体を装着しておく。各指部の方
向および位置に適合するようにキャップ体の方向および
位置を調整手段を介して調整する。そして、キャップ体
により各指部を保持し、駆動手段を介してキャップ体を
駆動し、保持されている各指部を、例えば圧迫、捻り、
摩擦、引っ張り等の各種方法で刺激する。加温手段を備
えたものでは、加温により指部を柔軟にすると共に、各
種刺激と相まって血流をより促進することができる。
【0010】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる指用按摩機の第1
の実施例を示す斜視図、図2はキャップ体と駆動手段お
よび調整手段の第1の実施例を示す斜視図、図3はキャ
ップ体の構造を示す要部斜視図、図4はキャップ体の構
造を示す横断面図、図5はキャップ体の構造を示す縦断
面図、図6は指用按摩機の内部構造を示す縦断面図、図
7は指用按摩機の内部構造の他の例を示す縦断面図であ
る。
細に説明する。図1は本発明にかかる指用按摩機の第1
の実施例を示す斜視図、図2はキャップ体と駆動手段お
よび調整手段の第1の実施例を示す斜視図、図3はキャ
ップ体の構造を示す要部斜視図、図4はキャップ体の構
造を示す横断面図、図5はキャップ体の構造を示す縦断
面図、図6は指用按摩機の内部構造を示す縦断面図、図
7は指用按摩機の内部構造の他の例を示す縦断面図であ
る。
【0011】符号M1は指用按摩機で、ケース1を備え
ている。ケース1はケース本体10とカバー体11およ
び蓋体12(図6に図示、図1においては図示を省略し
ている)を備えている。ケース本体10の内部の後部側
には、後述する各駆動部等を電気的に制御する制御部C
とエアポンプPが設けてある。ケース本体10の内部の
前部側上部には加温手段であるヒータHが設けてある。
なお、本実施例においてはエアポンプPを使用している
がコンプレッサを使用してもよい。
ている。ケース1はケース本体10とカバー体11およ
び蓋体12(図6に図示、図1においては図示を省略し
ている)を備えている。ケース本体10の内部の後部側
には、後述する各駆動部等を電気的に制御する制御部C
とエアポンプPが設けてある。ケース本体10の内部の
前部側上部には加温手段であるヒータHが設けてある。
なお、本実施例においてはエアポンプPを使用している
がコンプレッサを使用してもよい。
【0012】ケース本体10の上板の後部には、後述す
る駆動装置3をスライド可能に取付けるための二列のス
ライド溝18、18aがほぼ全幅にわたって平行に設け
てある。スライド溝18、18aの一端側には円形の挿
入部180が設けてあり、後述する係合具31が挿着で
きるようにしている。
る駆動装置3をスライド可能に取付けるための二列のス
ライド溝18、18aがほぼ全幅にわたって平行に設け
てある。スライド溝18、18aの一端側には円形の挿
入部180が設けてあり、後述する係合具31が挿着で
きるようにしている。
【0013】ケース本体10の上板の前部には、手また
は足の高さを調整するクッション13が溝14に沿って
位置調整可能に設けてある。なお、クッション13は溝
14から取り外すこともできる。クッション13の両側
には固定バンド15、15aが取付けてある。固定バン
ド15、15aには面ファスナ150、150aが設け
てあり、これらを接着して手または足をケース本体10
に固定することができる。
は足の高さを調整するクッション13が溝14に沿って
位置調整可能に設けてある。なお、クッション13は溝
14から取り外すこともできる。クッション13の両側
には固定バンド15、15aが取付けてある。固定バン
ド15、15aには面ファスナ150、150aが設け
てあり、これらを接着して手または足をケース本体10
に固定することができる。
【0014】ケース本体10の上部の後部側には、カバ
ー体11が後端側をヒンジ着して開閉可能に取付けられ
ている。カバー体11の前部側の端部には、下部を開口
して前板110が設けてある。そして、ケース本体10
の上部の前部側には、蓋体12が着脱可能に取付けられ
ている。
ー体11が後端側をヒンジ着して開閉可能に取付けられ
ている。カバー体11の前部側の端部には、下部を開口
して前板110が設けてある。そして、ケース本体10
の上部の前部側には、蓋体12が着脱可能に取付けられ
ている。
【0015】ケース本体10の上面には、キャップ体5
と、駆動手段である駆動装置3が設けてある。駆動装置
3およびキャップ体5は、それぞれ五基設けてあり、各
々はほぼ同一の構造であるので、そのうちの一基のみの
構造を説明し、他の駆動装置3およびキャップ体5の構
造の説明は省略する。
と、駆動手段である駆動装置3が設けてある。駆動装置
3およびキャップ体5は、それぞれ五基設けてあり、各
々はほぼ同一の構造であるので、そのうちの一基のみの
構造を説明し、他の駆動装置3およびキャップ体5の構
造の説明は省略する。
【0016】駆動装置3は軸受基台30を有し、軸受基
台30は調整手段である係合具31を介して前記スライ
ド溝18、18aにスライド可能、且つ係合具31を中
心として回転可能に取付けられている。なお、第1、第
3、第5の軸受基台30は前側のスライド溝18に、第
2、第4の軸受基台30は後側のスライド溝18aに取
付けてあり、互いに邪魔にならないようにして軸受基台
30をコンパクトに設置できるようにしている。
台30は調整手段である係合具31を介して前記スライ
ド溝18、18aにスライド可能、且つ係合具31を中
心として回転可能に取付けられている。なお、第1、第
3、第5の軸受基台30は前側のスライド溝18に、第
2、第4の軸受基台30は後側のスライド溝18aに取
付けてあり、互いに邪魔にならないようにして軸受基台
30をコンパクトに設置できるようにしている。
【0017】また、軸受基台30の後壁部の両側には上
下に軸受301、302が設けてある。上部の軸受30
1には挿通孔が設けてあり、下部の軸受302には螺子
孔が設けてある。そして、軸受301、302には調整
手段である固定螺子303が下部を螺合して挿通してあ
る。
下に軸受301、302が設けてある。上部の軸受30
1には挿通孔が設けてあり、下部の軸受302には螺子
孔が設けてある。そして、軸受301、302には調整
手段である固定螺子303が下部を螺合して挿通してあ
る。
【0018】軸受基台30には、軸受穴32が水平方向
に貫通して設けられ、軸受穴32には、回動軸管33が
軸方向に動くことなく、且つ周方向に回動可能に装着さ
れている。回動軸管33の上側の周面には、長さ方向に
ガイド溝34が形成されている。また、軸受基台30内
部の上側にはガイド溝34に対応して中空部(図示省
略)が設けてあり、この中空部には駆動モータm1が収
容されている。駆動モータm1の回転軸には駆動円盤3
5が取付けてあり、その下面には駆動ピン350が偏心
して設けてある。そして駆動ピン350は、前記ガイド
溝34にスライド可能に挿入してある。この構造によれ
ば、駆動モータm1の作動により駆動円盤35が回転す
ると、回動軸管33が周方向に一定のストロークで往復
回動する。
に貫通して設けられ、軸受穴32には、回動軸管33が
軸方向に動くことなく、且つ周方向に回動可能に装着さ
れている。回動軸管33の上側の周面には、長さ方向に
ガイド溝34が形成されている。また、軸受基台30内
部の上側にはガイド溝34に対応して中空部(図示省
略)が設けてあり、この中空部には駆動モータm1が収
容されている。駆動モータm1の回転軸には駆動円盤3
5が取付けてあり、その下面には駆動ピン350が偏心
して設けてある。そして駆動ピン350は、前記ガイド
溝34にスライド可能に挿入してある。この構造によれ
ば、駆動モータm1の作動により駆動円盤35が回転す
ると、回動軸管33が周方向に一定のストロークで往復
回動する。
【0019】回動軸管33の軸穴330には、調整軸3
6がスライド調整可能に挿通されている。調整軸36は
管状で後端側は閉鎖してあり、前端側は開口してある。
開口側先部には径小部369が設けてあり、径小部36
9には後述するキャップ体5が取付けられる(図5参
照)。
6がスライド調整可能に挿通されている。調整軸36は
管状で後端側は閉鎖してあり、前端側は開口してある。
開口側先部には径小部369が設けてあり、径小部36
9には後述するキャップ体5が取付けられる(図5参
照)。
【0020】そして、閉鎖側の端部寄りにはエアチュー
ブT1の一端側が接続してあり、エアチューブT1は、
接続アダプタAを介してケース本体10内部のエアポン
プPのエアチューブT2(図6に図示)と接続されてい
る。これにより、調整軸36内部にエアが導入される。
なお、図7に示す指用按摩機M1aはエアポンプPが内
蔵されておらず、外部のエアポンプまたはコンプレッサ
からエアを導入するようにしたものである。図7におい
ては、図6と同一箇所には同一符号を付して示してい
る。
ブT1の一端側が接続してあり、エアチューブT1は、
接続アダプタAを介してケース本体10内部のエアポン
プPのエアチューブT2(図6に図示)と接続されてい
る。これにより、調整軸36内部にエアが導入される。
なお、図7に示す指用按摩機M1aはエアポンプPが内
蔵されておらず、外部のエアポンプまたはコンプレッサ
からエアを導入するようにしたものである。図7におい
ては、図6と同一箇所には同一符号を付して示してい
る。
【0021】調整軸36の周壁には、所要の長さの調整
溝360が設けられている。また軸穴330の内周壁に
はピン溝39が設けてあり、調整溝360とピン溝39
の間に固定ピン304を装着することにより、調整軸3
6の出入り位置の調整ができる。
溝360が設けられている。また軸穴330の内周壁に
はピン溝39が設けてあり、調整溝360とピン溝39
の間に固定ピン304を装着することにより、調整軸3
6の出入り位置の調整ができる。
【0022】図3、図4、図5を参照する。調整軸36
先部の径小部369には、キャップ体5が取付けてあ
る。キャップ体5は、先側が径大に形成してある外パイ
プ50を有している。外パイプ50の径小の元部には、
相対向して二箇所にキャップ体5を調整軸36に固定す
るための固定螺子52(図2参照)が螺着してある。
先部の径小部369には、キャップ体5が取付けてあ
る。キャップ体5は、先側が径大に形成してある外パイ
プ50を有している。外パイプ50の径小の元部には、
相対向して二箇所にキャップ体5を調整軸36に固定す
るための固定螺子52(図2参照)が螺着してある。
【0023】外パイプ50の先部内側には、後部が開口
した中空体である保持体53が、内部を調整軸36内部
と連通させて取付けてある。保持体53は、柔軟性およ
び十分な強度を有する合成樹脂製で、指部が保持できる
挿入部54を備えている。なお、保持体53は中空部を
両側に分けて設けてあり、指部を両側から挟むようにし
て刺激する構造である。また、保持体53の中空部間に
は保持シート51、51が設けてある。キャップ体5の
周壁部には、挿入部54から外部へ通じる通気窓55、
55が相対向して設けてある。通気窓55、55は指部
が蒸れないようにすると共に皮膚の色を診て指部の血行
を確認するためのものである。
した中空体である保持体53が、内部を調整軸36内部
と連通させて取付けてある。保持体53は、柔軟性およ
び十分な強度を有する合成樹脂製で、指部が保持できる
挿入部54を備えている。なお、保持体53は中空部を
両側に分けて設けてあり、指部を両側から挟むようにし
て刺激する構造である。また、保持体53の中空部間に
は保持シート51、51が設けてある。キャップ体5の
周壁部には、挿入部54から外部へ通じる通気窓55、
55が相対向して設けてある。通気窓55、55は指部
が蒸れないようにすると共に皮膚の色を診て指部の血行
を確認するためのものである。
【0024】そして、エアチュ−ブT1から調整軸36
内部にエアが導入されると、保持体53は膨らみ、その
変形力により指を圧迫する。なお、本実施例においては
通気窓55は二箇所に設けてあるが、それに限定せず、
一箇所または三箇所以上に設けてもよいし、或いは一箇
所も設けない構造とすることもできる。また、保持体5
3の内壁は直接指部に触れる構造となっているが、保持
体53内壁に柔軟性を有する筒状の保持部材を取付け、
肌触りをより良くすることもできる。
内部にエアが導入されると、保持体53は膨らみ、その
変形力により指を圧迫する。なお、本実施例においては
通気窓55は二箇所に設けてあるが、それに限定せず、
一箇所または三箇所以上に設けてもよいし、或いは一箇
所も設けない構造とすることもできる。また、保持体5
3の内壁は直接指部に触れる構造となっているが、保持
体53内壁に柔軟性を有する筒状の保持部材を取付け、
肌触りをより良くすることもできる。
【0025】図8は手指の按摩に使用する状態を示す斜
視図、図9は足指の按摩に使用する状態を示す側面図で
ある。図1ないし図9を参照し、本実施例の使用方法お
よび作用を説明する。 指用按摩機M1の蓋体12を外し、施術する手指に
合わせて駆動装置3の位置とキャップ体5の出入り位置
および方向を調整する。そして、駆動装置3を固定螺子
303により固定する。 各キャップ体5の下部にスリップシート9を配設す
る(図8参照)。スリップシート9は柔軟性および滑性
を有する合成樹脂製で、台片90に四枚のスリップ片9
1をほぼ等間隔で立設した構造である。そして各キャッ
プ体5間にスリップ片91を挟み、各キャップ体5に各
指部を挿入し、固定バンド15、15aを締めて手を固
定する。
視図、図9は足指の按摩に使用する状態を示す側面図で
ある。図1ないし図9を参照し、本実施例の使用方法お
よび作用を説明する。 指用按摩機M1の蓋体12を外し、施術する手指に
合わせて駆動装置3の位置とキャップ体5の出入り位置
および方向を調整する。そして、駆動装置3を固定螺子
303により固定する。 各キャップ体5の下部にスリップシート9を配設す
る(図8参照)。スリップシート9は柔軟性および滑性
を有する合成樹脂製で、台片90に四枚のスリップ片9
1をほぼ等間隔で立設した構造である。そして各キャッ
プ体5間にスリップ片91を挟み、各キャップ体5に各
指部を挿入し、固定バンド15、15aを締めて手を固
定する。
【0026】 電源スイッチ(図示省略)を入れ、制
御部Cを介してヒータH、駆動装置3およびキャップ体
5を作動させる。 ヒータHによりケース本体10の上板と接触する手
の皮膚に熱が伝わり手全体が温められ、同時に空気を媒
体としてキャップ体5が温められて指部が温められる。
キャップ体5の保持体53には、エアが一定の周期で吸
排され、膨張および収縮を交互に繰り返し、指部の圧
迫、弛緩を行う。また、同時に調整軸36は周方向に往
復回動し、調整軸36に固定されたキャップ体5も同様
に往復回動し、指部を捻って刺激を与える。これによっ
て、各指部には圧迫、捻りによる按摩が施される。
御部Cを介してヒータH、駆動装置3およびキャップ体
5を作動させる。 ヒータHによりケース本体10の上板と接触する手
の皮膚に熱が伝わり手全体が温められ、同時に空気を媒
体としてキャップ体5が温められて指部が温められる。
キャップ体5の保持体53には、エアが一定の周期で吸
排され、膨張および収縮を交互に繰り返し、指部の圧
迫、弛緩を行う。また、同時に調整軸36は周方向に往
復回動し、調整軸36に固定されたキャップ体5も同様
に往復回動し、指部を捻って刺激を与える。これによっ
て、各指部には圧迫、捻りによる按摩が施される。
【0027】また、足の指部への施術は、上記から
の手順に準じて行えばよい。なお、図9に示した指用按
摩機M1bは、足が置けるようにケース本体10をより
長く形成してあり、固定バンド15、15aの他、踵部
を固定する保持バンド16、16aを設けている。
の手順に準じて行えばよい。なお、図9に示した指用按
摩機M1bは、足が置けるようにケース本体10をより
長く形成してあり、固定バンド15、15aの他、踵部
を固定する保持バンド16、16aを設けている。
【0028】図10は本発明にかかる指用按摩機の第2
の実施例を示す斜視図、図11はキャップ体と駆動装置
及び調整手段の第2の実施例を示す斜視図、図12は支
持具の係合部の構造を示す要部断面図である。本実施例
における指用按摩機M2は、駆動装置3aのキャップ体
5または調整軸36aを支持具6で支持し、更にエアチ
ューブT1を後述する軸受部370の後部に軸受孔37
1と連通させて接続することにより、調整軸36aの回
動に伴うエアチューブT1の揺動をなくした点で前記指
用按摩機M1と異なる。駆動装置3aと支持具6の構造
を次に説明する。
の実施例を示す斜視図、図11はキャップ体と駆動装置
及び調整手段の第2の実施例を示す斜視図、図12は支
持具の係合部の構造を示す要部断面図である。本実施例
における指用按摩機M2は、駆動装置3aのキャップ体
5または調整軸36aを支持具6で支持し、更にエアチ
ューブT1を後述する軸受部370の後部に軸受孔37
1と連通させて接続することにより、調整軸36aの回
動に伴うエアチューブT1の揺動をなくした点で前記指
用按摩機M1と異なる。駆動装置3aと支持具6の構造
を次に説明する。
【0029】駆動装置3aの軸受基台30の下部には軸
受部材37が固定してある。軸受部材37の後部には軸
受部370が設けてある。軸受部370には後端部が塞
がった軸受孔371が設けてあり、軸受部370後部に
は軸受孔371と連通するエアチューブT1が接続して
ある。また、軸受部材37の前部には軸受孔373を有
する軸受片372が設けてある。そして、調整軸36a
の後端部は開口しており、調整軸36aは軸受孔37
1、373にスライド可能に挿通してある。
受部材37が固定してある。軸受部材37の後部には軸
受部370が設けてある。軸受部370には後端部が塞
がった軸受孔371が設けてあり、軸受部370後部に
は軸受孔371と連通するエアチューブT1が接続して
ある。また、軸受部材37の前部には軸受孔373を有
する軸受片372が設けてある。そして、調整軸36a
の後端部は開口しており、調整軸36aは軸受孔37
1、373にスライド可能に挿通してある。
【0030】キャップ体5の基部は支持具6により支持
されている。支持具6はケース本体10の前部側に並設
された四本のスライド溝7に取り外し可能に装着してあ
る。スライド溝7の側壁部には後述する支持具6の係合
突起63が係合できる係合溝70が全長にわたり設けて
ある。なお、スライド溝7の本数は本実施例では四本で
あるが、一本〜三本または五本以上でもよく、特に限定
はしない。
されている。支持具6はケース本体10の前部側に並設
された四本のスライド溝7に取り外し可能に装着してあ
る。スライド溝7の側壁部には後述する支持具6の係合
突起63が係合できる係合溝70が全長にわたり設けて
ある。なお、スライド溝7の本数は本実施例では四本で
あるが、一本〜三本または五本以上でもよく、特に限定
はしない。
【0031】図12を参照する。支持具6は基部60を
有している。基部60下部には相対向する位置に係合溝
70に係合される係合突起63、63がスライド可能に
内蔵してある。係合突起63、63はバネ64により外
方へ付勢されており、常態では基部60表面から突出し
ている。また、基部60の上部には軸受孔65を有する
軸受片62が首部61を介し回動可能に取付けてある。
有している。基部60下部には相対向する位置に係合溝
70に係合される係合突起63、63がスライド可能に
内蔵してある。係合突起63、63はバネ64により外
方へ付勢されており、常態では基部60表面から突出し
ている。また、基部60の上部には軸受孔65を有する
軸受片62が首部61を介し回動可能に取付けてある。
【0032】そして、調整軸36aとキャップ体5は図
11に示すように軸受部材37と支持具6に挿着してあ
る。なお、調整軸36aは抜止手段(図示省略)により
通常は軸受孔371から抜け落ちないようになってい
る。本実施例における指用按摩機M2によれば、キャッ
プ体5を支持具6で支えているので駆動装置3aに無理
な力がかからず、作動がスムーズにできる利点がある。
なお、この支持具6については必ずしも必要ではなく、
調整軸36aの支持力が十分であれば取り外してもよ
い。また、エアチューブT1は軸受部材37に接続して
あるので作動時に邪魔にならない。図面において図2に
示す実施例と同一または同等箇所には同一符合を付して
示している。
11に示すように軸受部材37と支持具6に挿着してあ
る。なお、調整軸36aは抜止手段(図示省略)により
通常は軸受孔371から抜け落ちないようになってい
る。本実施例における指用按摩機M2によれば、キャッ
プ体5を支持具6で支えているので駆動装置3aに無理
な力がかからず、作動がスムーズにできる利点がある。
なお、この支持具6については必ずしも必要ではなく、
調整軸36aの支持力が十分であれば取り外してもよ
い。また、エアチューブT1は軸受部材37に接続して
あるので作動時に邪魔にならない。図面において図2に
示す実施例と同一または同等箇所には同一符合を付して
示している。
【0033】図13はキャップ体と駆動装置及び調整手
段の第3の実施例を示す斜視図である。本実施例におけ
る指用按摩機は、調整軸36bの前後の調整範囲を大き
くした点が図11に示した実施例と異なる。駆動装置3
bの軸受基台30の下部にはガイド部材38が前後に貫
通して設けてある。ガイド部材38には軸受部材381
が前後にスライド可能に取り付けてある。ガイド部材3
8の後部には固定螺子385が設けてあり、軸受部材3
81を任意の位置で固定できるようにしている。軸受部
材381の後部には軸受部382が設けてある。軸受部
382には後端部が塞がった軸受孔383が設けてあ
り、軸受部382後部には軸受孔383と連通するエア
チューブT1が接続してある。また、軸受部材381の
前部には軸受孔385を有する軸受片384が設けてあ
る。
段の第3の実施例を示す斜視図である。本実施例におけ
る指用按摩機は、調整軸36bの前後の調整範囲を大き
くした点が図11に示した実施例と異なる。駆動装置3
bの軸受基台30の下部にはガイド部材38が前後に貫
通して設けてある。ガイド部材38には軸受部材381
が前後にスライド可能に取り付けてある。ガイド部材3
8の後部には固定螺子385が設けてあり、軸受部材3
81を任意の位置で固定できるようにしている。軸受部
材381の後部には軸受部382が設けてある。軸受部
382には後端部が塞がった軸受孔383が設けてあ
り、軸受部382後部には軸受孔383と連通するエア
チューブT1が接続してある。また、軸受部材381の
前部には軸受孔385を有する軸受片384が設けてあ
る。
【0034】そして、調整軸36bとキャップ体5は図
13に示すように軸受部材381と支持具6に挿着して
ある。なお、調整軸36bは抜止手段(図示省略)によ
り通常は軸受孔383から抜け落ちないようになってい
る。本実施例における指用按摩機によれば、図11に示
した実施例の効果に加え、軸受部材381自体の前後調
整ができるので、調整軸36bの前後の調整が広い範囲
でできる利点がある。なお、支持具6については必ずし
も必要ではなく、調整軸36bの支持力が十分であれば
取り外してもよい。図面において図11に示す実施例と
同一または同等箇所には同一符合を付して示している。
13に示すように軸受部材381と支持具6に挿着して
ある。なお、調整軸36bは抜止手段(図示省略)によ
り通常は軸受孔383から抜け落ちないようになってい
る。本実施例における指用按摩機によれば、図11に示
した実施例の効果に加え、軸受部材381自体の前後調
整ができるので、調整軸36bの前後の調整が広い範囲
でできる利点がある。なお、支持具6については必ずし
も必要ではなく、調整軸36bの支持力が十分であれば
取り外してもよい。図面において図11に示す実施例と
同一または同等箇所には同一符合を付して示している。
【0035】図14はキャップ体と駆動装置及び調整手
段の第4の実施例を示す斜視図である。本実施例の駆動
装置3cおよびキャップ体5cは、圧迫位置の移動およ
び捻りにより、指部に按摩を施すものである。駆動装置
3cは調整軸36cに固定された基台40を備えてい
る。なお、調整軸36cにはエアチューブは接続されて
いない。基台40にはガイド穴41が水平に貫通して設
けてある。ガイド穴41には、挿通部にラックギヤG1
を有するスライド軸42が摺動可能に挿通してある。ス
ライド軸42後端にはストッパ420が設けてあり、前
端部には圧迫部材44が取付けてある。圧迫部材44は
圧迫部が断面C状に形成してあり、後述するキャップ体
5cに嵌め込まれて締め付ける構造となっている。
段の第4の実施例を示す斜視図である。本実施例の駆動
装置3cおよびキャップ体5cは、圧迫位置の移動およ
び捻りにより、指部に按摩を施すものである。駆動装置
3cは調整軸36cに固定された基台40を備えてい
る。なお、調整軸36cにはエアチューブは接続されて
いない。基台40にはガイド穴41が水平に貫通して設
けてある。ガイド穴41には、挿通部にラックギヤG1
を有するスライド軸42が摺動可能に挿通してある。ス
ライド軸42後端にはストッパ420が設けてあり、前
端部には圧迫部材44が取付けてある。圧迫部材44は
圧迫部が断面C状に形成してあり、後述するキャップ体
5cに嵌め込まれて締め付ける構造となっている。
【0036】基台40には駆動モータm2が内蔵してあ
る。45は減速機で駆動モータm2の駆動力を増し、ラ
ックギヤG1と噛み合うピニオンギヤG2を介してスラ
イド軸42を所要のストロークで往復摺動させる。な
お、駆動モータm2は制御部Cにより正逆回転する。調
整軸36cの前端部にはキャップ体5cが着脱可能に取
付けてある。キャップ体5cは可撓性材料で形成された
外パイプ50cを有している。外パイプ50cの上下二
箇所には長さ方向に溝部56、57が設けてある。また
外パイプ50cの内壁部には上側の溝部56に対応する
部分が切欠された柔軟性を有する保持筒58が取付けて
ある。
る。45は減速機で駆動モータm2の駆動力を増し、ラ
ックギヤG1と噛み合うピニオンギヤG2を介してスラ
イド軸42を所要のストロークで往復摺動させる。な
お、駆動モータm2は制御部Cにより正逆回転する。調
整軸36cの前端部にはキャップ体5cが着脱可能に取
付けてある。キャップ体5cは可撓性材料で形成された
外パイプ50cを有している。外パイプ50cの上下二
箇所には長さ方向に溝部56、57が設けてある。また
外パイプ50cの内壁部には上側の溝部56に対応する
部分が切欠された柔軟性を有する保持筒58が取付けて
ある。
【0037】上記構造によれば、駆動モータm2の作動
により圧迫部材44が移動しながら外パイプ50cを締
め付けて内側に撓ませ、保持筒58により保持される指
部を圧迫位置を変えながら圧迫することができる。な
お、支持具6については必ずしも必要ではなく、調整軸
36cの支持力が十分であれば取り外してもよい。図に
おいて、図11に示す実施例と同一または同等箇所には
同一の符号を付して示している。
により圧迫部材44が移動しながら外パイプ50cを締
め付けて内側に撓ませ、保持筒58により保持される指
部を圧迫位置を変えながら圧迫することができる。な
お、支持具6については必ずしも必要ではなく、調整軸
36cの支持力が十分であれば取り外してもよい。図に
おいて、図11に示す実施例と同一または同等箇所には
同一の符号を付して示している。
【0038】図14を参照してキャップ体5cおよび駆
動装置3cの作用を説明する。駆動モータm1の作動に
より、調整軸36cは周方向に往復回動し、調整軸36
cに固定されたキャップ体5cも同様に往復回動し、指
部を捻る。また、駆動モータm2は正逆回転し、スライ
ド軸42先端の圧迫部材44は外パイプ50cを締め付
けながら所要のストロークで摺動する。これにより、圧
迫部材44は外パイプ50cを内側に撓ませ、保持筒5
8により保持される指部を圧迫位置を変えながら圧迫す
る。
動装置3cの作用を説明する。駆動モータm1の作動に
より、調整軸36cは周方向に往復回動し、調整軸36
cに固定されたキャップ体5cも同様に往復回動し、指
部を捻る。また、駆動モータm2は正逆回転し、スライ
ド軸42先端の圧迫部材44は外パイプ50cを締め付
けながら所要のストロークで摺動する。これにより、圧
迫部材44は外パイプ50cを内側に撓ませ、保持筒5
8により保持される指部を圧迫位置を変えながら圧迫す
る。
【0039】図15は支持具の他の実施例を示す要部斜
視図である。本実施例における支持具6aはキャップ体
5の先部径大部を摺動可能に保持できる軸受筒62aを
有している。軸受筒62aの上部には通気窓55よりや
や大きく形成された窓孔66を有している。軸受筒62
aの底部には長さ方向にガイド部67が設けてある。ガ
イド部66には首部61の上部に設けてあるスライド板
68が嵌め入れてあり、首部61は基部60に周方向に
回動可能に取付けてある。これにより、軸受筒62aは
回動でき、キャップ体5の支持もより確実にできる。な
お、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
視図である。本実施例における支持具6aはキャップ体
5の先部径大部を摺動可能に保持できる軸受筒62aを
有している。軸受筒62aの上部には通気窓55よりや
や大きく形成された窓孔66を有している。軸受筒62
aの底部には長さ方向にガイド部67が設けてある。ガ
イド部66には首部61の上部に設けてあるスライド板
68が嵌め入れてあり、首部61は基部60に周方向に
回動可能に取付けてある。これにより、軸受筒62aは
回動でき、キャップ体5の支持もより確実にできる。な
お、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明によれば、各指部の長さや太さに適合する
キャップ体を装着しておき、各指部の方向および位置に
適合するように調整手段によりキャップ体の方向および
位置を調整し、キャップ体で各指部を保持することがで
きる。そして、駆動手段を介してキャップ体を駆動する
ことにより、保持されている各指部を、例えば圧迫、捻
り、摩擦、引っ張り等の各種方法で刺激することができ
る。すなわち、按摩療法において施術されている指部の
刺激が機械的にでき、しかも長時間の施術も可能となる
ので、按摩師による身体の患部や躯幹部の按摩の後に所
要の時間使用するなどすれば、按摩師の肉体的負担が軽
減されると共に、按摩療法の効果がより高まる。 (b)加温手段を備えたものにあっては、各種刺激と相
まって、加温により指部または指部を含む手足全体を柔
軟にすると共に血流をより促進することができ、按摩療
法の効果がより高まる。
する。 (a)本発明によれば、各指部の長さや太さに適合する
キャップ体を装着しておき、各指部の方向および位置に
適合するように調整手段によりキャップ体の方向および
位置を調整し、キャップ体で各指部を保持することがで
きる。そして、駆動手段を介してキャップ体を駆動する
ことにより、保持されている各指部を、例えば圧迫、捻
り、摩擦、引っ張り等の各種方法で刺激することができ
る。すなわち、按摩療法において施術されている指部の
刺激が機械的にでき、しかも長時間の施術も可能となる
ので、按摩師による身体の患部や躯幹部の按摩の後に所
要の時間使用するなどすれば、按摩師の肉体的負担が軽
減されると共に、按摩療法の効果がより高まる。 (b)加温手段を備えたものにあっては、各種刺激と相
まって、加温により指部または指部を含む手足全体を柔
軟にすると共に血流をより促進することができ、按摩療
法の効果がより高まる。
【図1】本発明にかかる指用按摩機の第1の実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】キャップ体と駆動手段および調整手段の第1の
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図3】キャップ体の構造を示す要部斜視図。
【図4】キャップ体の構造を示す横断面図。
【図5】キャップ体の構造を示す縦断面図。
【図6】指用按摩機の内部構造を示す縦断面図。
【図7】指用按摩機の内部構造の他の例を示す縦断面
図。
図。
【図8】手指の按摩に使用する状態を示す斜視図。
【図9】足指の按摩に使用する状態を示す側面図。
【図10】本発明にかかる指用按摩機の第2の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図11】キャップ体と駆動装置及び調整手段の第2の
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図12】支持具の係合部の構造を示す要部断面図。
【図13】キャップ体と駆動装置及び調整手段の第3の
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図14】キャップ体と駆動装置及び調整手段の第4の
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図15】支持具の他の実施例を示す要部斜視図。
M 指用按摩機 3 駆動装置 5 キャップ体
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図12】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図15】
【図11】
【図13】
【図14】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図15は支持具の他の実施例を示す要部斜
視図である。本実施例における支持具6aはキャップ体
5の先部径大部を摺動可能に保持できる軸受筒62aを
有している。軸受筒62aの上部には通気窓55よりや
や大きく形成された窓孔66を有している。軸受筒62
aの底部には長さ方向にガイド部67が設けてある。ガ
イド部67には首部61の上部に設けてあるスライド板
68が嵌め入れてあり、首部61は基部60に周方向に
回動可能に取付けてある。これにより、軸受筒62aは
回動でき、キャップ体5の支持もより確実にできる。な
お、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
視図である。本実施例における支持具6aはキャップ体
5の先部径大部を摺動可能に保持できる軸受筒62aを
有している。軸受筒62aの上部には通気窓55よりや
や大きく形成された窓孔66を有している。軸受筒62
aの底部には長さ方向にガイド部67が設けてある。ガ
イド部67には首部61の上部に設けてあるスライド板
68が嵌め入れてあり、首部61は基部60に周方向に
回動可能に取付けてある。これにより、軸受筒62aは
回動でき、キャップ体5の支持もより確実にできる。な
お、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 手または足の指部に按摩を施す指用按摩
機であって、この按摩機は、 付け替えが可能で各指部を保持できるキャップ体と、 このキャップ体によって保持される指部に按摩刺激を与
えることができるように前記キャップ体を駆動する駆動
手段と、 前記キャップ体の位置および方向が調整できる調整手段
と、を備えた、指用按摩機。 - 【請求項2】 施術する指部または指部を含む手足全体
を温めることができる加温手段を備えた、請求項1記載
の指用按摩機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265691A JPH0796017A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 指用按摩機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265691A JPH0796017A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 指用按摩機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0796017A true JPH0796017A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17420674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265691A Pending JPH0796017A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 指用按摩機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796017A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007289445A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
US8192378B2 (en) | 2005-12-28 | 2012-06-05 | Eiko Enterprise Co., Ltd. | Toe massage device |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5265691A patent/JPH0796017A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8192378B2 (en) | 2005-12-28 | 2012-06-05 | Eiko Enterprise Co., Ltd. | Toe massage device |
JP2007289445A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP4544196B2 (ja) * | 2006-04-25 | 2010-09-15 | パナソニック電工株式会社 | マッサージ機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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