JPH0793219A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH0793219A JPH0793219A JP5233684A JP23368493A JPH0793219A JP H0793219 A JPH0793219 A JP H0793219A JP 5233684 A JP5233684 A JP 5233684A JP 23368493 A JP23368493 A JP 23368493A JP H0793219 A JPH0793219 A JP H0793219A
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- JP
- Japan
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- scsi
- host computer
- cache memory
- disk drive
- drive device
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/382—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
- G06F13/387—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of different data processing systems to different peripheral devices, e.g. protocol converters for incompatible systems, open system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのキャッシュメモリ手段により複数の外
部装置の処理時間を短縮させ、装置全体の処理速度を向
上させる。 【構成】 ホストコンピュータ1と複数のSCSIディ
スクドライブ装置2a,2b,2cとの間には、キャッ
シュメモリ12を備えたキャッシュメモリ装置3が設け
られ、ホストコンピュータ1とキャッシュメモリ装置3
とはSCSIバスa4によって、キャッシュメモリ装置
3とSCSIディスクドライブ装置2a,2b,2cと
はSCSIバスb5によってそれぞれ接続されている。
キャッシュメモリ装置3は、SCSIインターフェース
回路a7においてSCSIディスクドライブ装置2a,
2b,2cのSCSI−IDに対応するID番号を選択
的に設定し、ホストコンピュータ1からのSCSIディ
スクドライブ装置2a,2b,2cに対するアクセスを
受けることができるようになっている。
部装置の処理時間を短縮させ、装置全体の処理速度を向
上させる。 【構成】 ホストコンピュータ1と複数のSCSIディ
スクドライブ装置2a,2b,2cとの間には、キャッ
シュメモリ12を備えたキャッシュメモリ装置3が設け
られ、ホストコンピュータ1とキャッシュメモリ装置3
とはSCSIバスa4によって、キャッシュメモリ装置
3とSCSIディスクドライブ装置2a,2b,2cと
はSCSIバスb5によってそれぞれ接続されている。
キャッシュメモリ装置3は、SCSIインターフェース
回路a7においてSCSIディスクドライブ装置2a,
2b,2cのSCSI−IDに対応するID番号を選択
的に設定し、ホストコンピュータ1からのSCSIディ
スクドライブ装置2a,2b,2cに対するアクセスを
受けることができるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターフェースを介
してホストコンピュータとディスクドライブ装置等の複
数の外部装置とを接続した情報処理装置に関する。
してホストコンピュータとディスクドライブ装置等の複
数の外部装置とを接続した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】年々電子計算機の処理速度は飛躍的に向
上している。それにつれて、電子計算機に接続される外
部記憶装置などの外部装置の処理速度も高速にすること
が要求されている。
上している。それにつれて、電子計算機に接続される外
部記憶装置などの外部装置の処理速度も高速にすること
が要求されている。
【0003】図6は、ホストコンピュータと外部装置と
をインターフェースを介して接続した情報処理装置の例
として、SCSI(Small Computer System Interface
)バスによってホストコンピュータと複数のSCSI
ディスクドライブ装置とを接続した装置の構成を示した
ものである。
をインターフェースを介して接続した情報処理装置の例
として、SCSI(Small Computer System Interface
)バスによってホストコンピュータと複数のSCSI
ディスクドライブ装置とを接続した装置の構成を示した
ものである。
【0004】この第1の例では、ホストコンピュータ5
1及びSCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cには、それぞれSCSIインターフェース回路5
3、54が設けられており、ホストコンピュータ51と
各SCSIディスクドライブ装置52a,52b,52
cとは、前記SCSIインターフェース回路53及び5
4を介し、SCSIバス55によって接続されている。
なお、SCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cは、それぞれ駆動装置56と記憶媒体57とを有
して構成されている。
1及びSCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cには、それぞれSCSIインターフェース回路5
3、54が設けられており、ホストコンピュータ51と
各SCSIディスクドライブ装置52a,52b,52
cとは、前記SCSIインターフェース回路53及び5
4を介し、SCSIバス55によって接続されている。
なお、SCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cは、それぞれ駆動装置56と記憶媒体57とを有
して構成されている。
【0005】このように構成された装置において、ホス
トコンピュータ51が情報の記録、再生などのためにS
CSIディスクドライブ装置52a,52b,52cを
アクセスする場合、先ず、ホストコンピュータ51は、
SCSIのシーケンスに従って1台のSCSIディスク
ドライブ装置を選択し、その後、ホストコンピュータと
選択されたSCSIディスクドライブ装置との間でコマ
ンドやデータの転送が行われる。
トコンピュータ51が情報の記録、再生などのためにS
CSIディスクドライブ装置52a,52b,52cを
アクセスする場合、先ず、ホストコンピュータ51は、
SCSIのシーケンスに従って1台のSCSIディスク
ドライブ装置を選択し、その後、ホストコンピュータと
選択されたSCSIディスクドライブ装置との間でコマ
ンドやデータの転送が行われる。
【0006】ここで、選択されたSCSIディスクドラ
イブ装置52(52a,52b,52cの中から選択さ
れたもの)からデータを読み出す場合、及び、SCSI
ディスクドライブ装置52へデータを書き込む場合の動
作を説明する。
イブ装置52(52a,52b,52cの中から選択さ
れたもの)からデータを読み出す場合、及び、SCSI
ディスクドライブ装置52へデータを書き込む場合の動
作を説明する。
【0007】データの読み出しの場合、SCSIディス
クドライブ装置52は、データを記憶媒体57から読み
出した後または読み出しながら、ホストコンピュータ5
1にそのデータを転送する。
クドライブ装置52は、データを記憶媒体57から読み
出した後または読み出しながら、ホストコンピュータ5
1にそのデータを転送する。
【0008】データの書き込みの場合、SCSIディス
クドライブ装置52は、データをホストコンピュータ5
1から受け取った後または受け取りながら、記憶媒体5
7にそのデータを書き込む。
クドライブ装置52は、データをホストコンピュータ5
1から受け取った後または受け取りながら、記憶媒体5
7にそのデータを書き込む。
【0009】このように、SCSIディスクドライブ装
置52は、駆動装置56を動作させて記憶媒体57にア
クセスしながらデータの読み出しまたは書き込みを行
い、ホストコンピュータ51との間でデータの受け渡し
が行われる。
置52は、駆動装置56を動作させて記憶媒体57にア
クセスしながらデータの読み出しまたは書き込みを行
い、ホストコンピュータ51との間でデータの受け渡し
が行われる。
【0010】したがって、SCSIディスクドライブ装
置52が記憶媒体のアクセスを終了するまで、ホストコ
ンピュータ51は待たされることになり、装置全体の処
理速度はSCSIディスクドライブ装置の処理速度に影
響されて遅くなってしまう。
置52が記憶媒体のアクセスを終了するまで、ホストコ
ンピュータ51は待たされることになり、装置全体の処
理速度はSCSIディスクドライブ装置の処理速度に影
響されて遅くなってしまう。
【0011】一般にディスクドライブ装置などの外部記
憶装置は、記憶媒体にアクセスするのにヘッドを目的の
位置へ移動させたりなどの時間を要するため、処理速度
は遅い。このようなディスクドライブ装置の高速化の手
段の一つとして、ホストコンピュータとディスクドライ
ブ装置との間に、より高速に動作するキャッシュメモリ
を接続し、このキャッシュメモリにデータを一時的に記
憶させることによって高速にデータ転送を行う方法が採
られている。
憶装置は、記憶媒体にアクセスするのにヘッドを目的の
位置へ移動させたりなどの時間を要するため、処理速度
は遅い。このようなディスクドライブ装置の高速化の手
段の一つとして、ホストコンピュータとディスクドライ
ブ装置との間に、より高速に動作するキャッシュメモリ
を接続し、このキャッシュメモリにデータを一時的に記
憶させることによって高速にデータ転送を行う方法が採
られている。
【0012】キャッシュメモリとしては、当該ディスク
ドライブ装置の処理速度に対してより高速に動作するも
の、例えば、ディスクドライブ装置がハードディスク装
置などの磁気記憶媒体を用いたものの場合には半導体記
憶装置が、光ディスク装置などの光学的記憶媒体を用い
たものの場合にはハードディスク装置や半導体記憶装置
が用いられる。
ドライブ装置の処理速度に対してより高速に動作するも
の、例えば、ディスクドライブ装置がハードディスク装
置などの磁気記憶媒体を用いたものの場合には半導体記
憶装置が、光ディスク装置などの光学的記憶媒体を用い
たものの場合にはハードディスク装置や半導体記憶装置
が用いられる。
【0013】図7は、ホストコンピュータと外部装置と
をSCSIバスによって接続した情報処理装置の第2の
例として、SCSIディスクドライブ装置内にキャッシ
ュメモリを備えた装置構成を示したものである。
をSCSIバスによって接続した情報処理装置の第2の
例として、SCSIディスクドライブ装置内にキャッシ
ュメモリを備えた装置構成を示したものである。
【0014】第2の例では、図6の第1の例の構成に加
えて、各SCSIディスクドライブ装置59a,59
b,59c内には、SCSIインターフェース回路54
と駆動装置56及び記憶媒体57との間にキャッシュメ
モリ60が設けられている。
えて、各SCSIディスクドライブ装置59a,59
b,59c内には、SCSIインターフェース回路54
と駆動装置56及び記憶媒体57との間にキャッシュメ
モリ60が設けられている。
【0015】この第2の例におけるデータの書き込み及
び読み出しの動作を説明する。
び読み出しの動作を説明する。
【0016】データの読み出しの場合、SCSIディス
クドライブ装置59は、キャッシュメモリ60内にホス
トコンピュータ51から要求されたデータがあるか否か
を調べ、キャッシュメモリ60内に要求されたデータが
存在していない場合には、記憶媒体57からデータを読
み出してそのデータをホストコンピュータ51に転送す
る。一方、キャッシュメモリ60内に要求されたデータ
が存在している場合には、キャッシュメモリ60内のデ
ータをホストコンピュータ51に転送する。
クドライブ装置59は、キャッシュメモリ60内にホス
トコンピュータ51から要求されたデータがあるか否か
を調べ、キャッシュメモリ60内に要求されたデータが
存在していない場合には、記憶媒体57からデータを読
み出してそのデータをホストコンピュータ51に転送す
る。一方、キャッシュメモリ60内に要求されたデータ
が存在している場合には、キャッシュメモリ60内のデ
ータをホストコンピュータ51に転送する。
【0017】したがって、キャッシュメモリ内に要求さ
れたデータが存在している場合は、記憶媒体からデータ
を読み出す必要が無くなり、高速なキャッシュメモリに
アクセスするだけで良いため、その分SCSIディスク
ドライブ装置の処理が早く終了して、ホストコンピュー
タが待たされる時間を短縮させることができる。
れたデータが存在している場合は、記憶媒体からデータ
を読み出す必要が無くなり、高速なキャッシュメモリに
アクセスするだけで良いため、その分SCSIディスク
ドライブ装置の処理が早く終了して、ホストコンピュー
タが待たされる時間を短縮させることができる。
【0018】データの書き込みの場合、SCSIディス
クドライブ装置59は、ホストコンピュータ51からデ
ータを受け取って一旦キャッシュメモリ60に書き込
み、データを受け取り終わった時点でホストコンピュー
タ51に書き込み処理が終了したことを伝える。その
後、SCSIディスクドライブ装置59は、キャッシュ
メモリ60内のデータを記憶媒体57に書き込む。
クドライブ装置59は、ホストコンピュータ51からデ
ータを受け取って一旦キャッシュメモリ60に書き込
み、データを受け取り終わった時点でホストコンピュー
タ51に書き込み処理が終了したことを伝える。その
後、SCSIディスクドライブ装置59は、キャッシュ
メモリ60内のデータを記憶媒体57に書き込む。
【0019】したがって、SCSIディスクドライブ装
置がデータを受け取って高速なキャッシュメモリに書き
込んだ時点でホストコンピュータ側としては処理が終了
するため、ホストコンピュータはSCSIディスクドラ
イブ装置が記憶媒体をアクセスし終わるまで待たされる
ことが無くなる。
置がデータを受け取って高速なキャッシュメモリに書き
込んだ時点でホストコンピュータ側としては処理が終了
するため、ホストコンピュータはSCSIディスクドラ
イブ装置が記憶媒体をアクセスし終わるまで待たされる
ことが無くなる。
【0020】以上のように、キャッシュメモリをSCS
Iディスクドライブ装置に組み込んで使うことにより、
ホストコンピュータが待たされる時間を短縮させること
ができ、装置全体の処理速度を高めることが可能とな
る。
Iディスクドライブ装置に組み込んで使うことにより、
ホストコンピュータが待たされる時間を短縮させること
ができ、装置全体の処理速度を高めることが可能とな
る。
【0021】しかし、ユーザーが既に所有しているSC
SIディスクドライブ装置の処理を高速化するには、図
7の構成にするために新たにキャッシュメモリ装置を内
蔵したSCSIディスクドライブ装置に取り替える等の
処置が必要となる。
SIディスクドライブ装置の処理を高速化するには、図
7の構成にするために新たにキャッシュメモリ装置を内
蔵したSCSIディスクドライブ装置に取り替える等の
処置が必要となる。
【0022】図8は、ホストコンピュータと外部装置と
をSCSIバスによって接続した情報処理装置の第3の
例として、ホストコンピュータとSCSIディスクドラ
イブ装置との間にキャッシュメモリ装置を設けた構成を
示したものである。
をSCSIバスによって接続した情報処理装置の第3の
例として、ホストコンピュータとSCSIディスクドラ
イブ装置との間にキャッシュメモリ装置を設けた構成を
示したものである。
【0023】第3の例では、図6の第1の例の構成に加
えて、SCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cにはそれぞれキャッシュメモリ装置61a,61
b,61cが接続され、SCSIディスクドライブ装置
52a,52b,52cは、このキャッシュメモリ装置
61a,61b,61cを介してSCSIバス55によ
ってホストコンピュータ51と接続されている。SCS
Iディスクドライブ装置52a,52b,52cとキャ
ッシュメモリ装置61a,61b,61cとは図中破線
で示すようにそれぞれ1つの筐体に納められ、ホストコ
ンピュータ51側からは見かけ上1つのSCSIディス
クドライブ装置としてアクセスできるようになってい
る。
えて、SCSIディスクドライブ装置52a,52b,
52cにはそれぞれキャッシュメモリ装置61a,61
b,61cが接続され、SCSIディスクドライブ装置
52a,52b,52cは、このキャッシュメモリ装置
61a,61b,61cを介してSCSIバス55によ
ってホストコンピュータ51と接続されている。SCS
Iディスクドライブ装置52a,52b,52cとキャ
ッシュメモリ装置61a,61b,61cとは図中破線
で示すようにそれぞれ1つの筐体に納められ、ホストコ
ンピュータ51側からは見かけ上1つのSCSIディス
クドライブ装置としてアクセスできるようになってい
る。
【0024】キャッシュメモリ装置61(61a,61
b,61cを代表する)は、2つのSCSIインターフ
ェース回路(SCSI IF 回路)を持ち、SCSIインター
フェース回路a62がSCSIバス55を介してホスト
コンピュータ51に、SCSIインターフェース回路b
63がそれぞれ内部SCSIバス64を介してSCSI
ディスクドライブ装置52に接続され、SCSIインタ
ーフェース回路aとbとの間にキャッシュメモリ60が
接続されている。
b,61cを代表する)は、2つのSCSIインターフ
ェース回路(SCSI IF 回路)を持ち、SCSIインター
フェース回路a62がSCSIバス55を介してホスト
コンピュータ51に、SCSIインターフェース回路b
63がそれぞれ内部SCSIバス64を介してSCSI
ディスクドライブ装置52に接続され、SCSIインタ
ーフェース回路aとbとの間にキャッシュメモリ60が
接続されている。
【0025】この第3の例は、図7の第2の例と異な
り、SCSIディスクドライブ装置そのものにキャッシ
ュメモリを組み込むのではなく、キャッシュメモリ装置
を間に接続した構成となっており、このキャッシュメモ
リ装置内のキャッシュメモリによって第2の例と同様な
効果が得られるようになっている。
り、SCSIディスクドライブ装置そのものにキャッシ
ュメモリを組み込むのではなく、キャッシュメモリ装置
を間に接続した構成となっており、このキャッシュメモ
リ装置内のキャッシュメモリによって第2の例と同様な
効果が得られるようになっている。
【0026】この場合、ホストコンピュータ51から見
ると、キャッシュメモリ装置61のSCSIインターフ
ェース回路a62はSCSIディスクドライブ装置であ
るかのように見え、SCSIインターフェース回路a6
2にはそれぞれ1つのSCSI−IDが割り当てられ
る。図8の例ではホストコンピュータ51のSCSIイ
ンターフェース回路53にはID=7が、キャッシュメモリ
装置61のSCSIインターフェース回路a62にはID
=2,3,4がそれぞれ割り当てられている。このSCSI−
IDはSCSIディスクドライブ装置52のSCSI−
IDとは必ずしも一致させておく必要がないが、各SC
SIインターフェース回路a62にSCSI−IDを割
り当てることによって、ホストコンピュータ51から見
ると、1組のキャッシュメモリ装置及びSCSIディス
クドライブ装置を1台のSCSI装置としてアクセスで
きる。
ると、キャッシュメモリ装置61のSCSIインターフ
ェース回路a62はSCSIディスクドライブ装置であ
るかのように見え、SCSIインターフェース回路a6
2にはそれぞれ1つのSCSI−IDが割り当てられ
る。図8の例ではホストコンピュータ51のSCSIイ
ンターフェース回路53にはID=7が、キャッシュメモリ
装置61のSCSIインターフェース回路a62にはID
=2,3,4がそれぞれ割り当てられている。このSCSI−
IDはSCSIディスクドライブ装置52のSCSI−
IDとは必ずしも一致させておく必要がないが、各SC
SIインターフェース回路a62にSCSI−IDを割
り当てることによって、ホストコンピュータ51から見
ると、1組のキャッシュメモリ装置及びSCSIディス
クドライブ装置を1台のSCSI装置としてアクセスで
きる。
【0027】しかし、SCSIバスにおいては、1つの
SCSIインターフェース回路には1つのSCSI−I
Dしか設定することができない。このため、複数のSC
SIディスクドライブ装置の処理を高速化させるには、
図8のように別々のSCSI−IDが割り当てられたキ
ャッシュメモリ装置を複数台接続する必要がある。
SCSIインターフェース回路には1つのSCSI−I
Dしか設定することができない。このため、複数のSC
SIディスクドライブ装置の処理を高速化させるには、
図8のように別々のSCSI−IDが割り当てられたキ
ャッシュメモリ装置を複数台接続する必要がある。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、キャッ
シュメモリを設けることによってインターフェースを介
して接続された装置全体の処理速度を向上させることが
可能となるが、図7の第2の例のようにSCSIディス
クドライブ装置内にキャッシュメモリを設ける構成とし
た場合に、ユーザーが既に所有しているSCSIディス
クドライブ装置の処理を高速化するには、新たにキャッ
シュメモリ装置を内蔵したSCSIディスクドライブ装
置に取り替える等の処置をしなければならない。この場
合、キャッシュメモリだけを追加したいのに、SCSI
ディスクドライブ装置も買い換えることになり、買い換
えのコストも余分にかかるなど、高速化のために多くの
費用が必要となる問題点がある。
シュメモリを設けることによってインターフェースを介
して接続された装置全体の処理速度を向上させることが
可能となるが、図7の第2の例のようにSCSIディス
クドライブ装置内にキャッシュメモリを設ける構成とし
た場合に、ユーザーが既に所有しているSCSIディス
クドライブ装置の処理を高速化するには、新たにキャッ
シュメモリ装置を内蔵したSCSIディスクドライブ装
置に取り替える等の処置をしなければならない。この場
合、キャッシュメモリだけを追加したいのに、SCSI
ディスクドライブ装置も買い換えることになり、買い換
えのコストも余分にかかるなど、高速化のために多くの
費用が必要となる問題点がある。
【0029】また、SCSIバスなどのようなインター
フェースを介して接続される装置においては1つのイン
ターフェース回路には1つのIDしか設定することがで
きないため、複数のSCSIディスクドライブ装置の処
理を高速化させるには、図8の第3の例のようにホスト
コンピュータとSCSIディスクドライブ装置との間に
キャッシュメモリを設ける構成とした場合などでは、別
々のSCSI−IDが割り当てられたキャッシュメモリ
装置を複数台接続する必要がある。このため、装置構成
が複雑となったり、複数のキャッシュメモリを設けるこ
とにより装置全体がコスト高になるなどの問題点があ
る。
フェースを介して接続される装置においては1つのイン
ターフェース回路には1つのIDしか設定することがで
きないため、複数のSCSIディスクドライブ装置の処
理を高速化させるには、図8の第3の例のようにホスト
コンピュータとSCSIディスクドライブ装置との間に
キャッシュメモリを設ける構成とした場合などでは、別
々のSCSI−IDが割り当てられたキャッシュメモリ
装置を複数台接続する必要がある。このため、装置構成
が複雑となったり、複数のキャッシュメモリを設けるこ
とにより装置全体がコスト高になるなどの問題点があ
る。
【0030】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、1つのキャッシュメモリ手段を介してホストコ
ンピュータと複数の外部装置とを接続することができ、
これにより、複雑化することなく安価な構成で、1つの
キャッシュメモリ手段により複数の外部装置の処理時間
を短縮させ、装置全体の処理速度を向上させることが可
能な情報処理装置を提供することを目的としている。
もので、1つのキャッシュメモリ手段を介してホストコ
ンピュータと複数の外部装置とを接続することができ、
これにより、複雑化することなく安価な構成で、1つの
キャッシュメモリ手段により複数の外部装置の処理時間
を短縮させ、装置全体の処理速度を向上させることが可
能な情報処理装置を提供することを目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明による情報処理装
置は、ホストコンピュータと複数の外部装置とを接続す
るインターフェース手段と、前記インターフェース手段
中に介挿され、該インターフェース手段を介して送受さ
れるデータを一時的に記憶するキャッシュメモリ手段と
を備え、前記キャッシュメモリ手段は、前記複数の外部
装置の前記インターフェース手段におけるID番号に対
応する複数のID番号を選択的に設定し、前記ホストコ
ンピュータからの前記複数の外部装置に対するアクセス
を受けて、前記ホストコンピュータから前記複数の外部
装置を透過的にアクセスさせるアクセス制御手段を有す
る装置である。
置は、ホストコンピュータと複数の外部装置とを接続す
るインターフェース手段と、前記インターフェース手段
中に介挿され、該インターフェース手段を介して送受さ
れるデータを一時的に記憶するキャッシュメモリ手段と
を備え、前記キャッシュメモリ手段は、前記複数の外部
装置の前記インターフェース手段におけるID番号に対
応する複数のID番号を選択的に設定し、前記ホストコ
ンピュータからの前記複数の外部装置に対するアクセス
を受けて、前記ホストコンピュータから前記複数の外部
装置を透過的にアクセスさせるアクセス制御手段を有す
る装置である。
【0032】
【作用】ホストコンピュータと複数の外部装置とを接続
するインターフェース手段中に介挿されるキャッシュメ
モリ手段は、前記インターフェース手段を介して送受さ
れるデータを一時的に記憶するようになっており、アク
セス制御手段によって、前記複数の外部装置の前記イン
ターフェース手段におけるID番号に対応する複数のI
D番号を選択的に設定し、前記ホストコンピュータから
の前記複数の外部装置に対するアクセスを受けて、前記
ホストコンピュータから前記複数の外部装置を透過的に
アクセスさせる。
するインターフェース手段中に介挿されるキャッシュメ
モリ手段は、前記インターフェース手段を介して送受さ
れるデータを一時的に記憶するようになっており、アク
セス制御手段によって、前記複数の外部装置の前記イン
ターフェース手段におけるID番号に対応する複数のI
D番号を選択的に設定し、前記ホストコンピュータから
の前記複数の外部装置に対するアクセスを受けて、前記
ホストコンピュータから前記複数の外部装置を透過的に
アクセスさせる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図1
はSCSIバスによってホストコンピュータと複数のS
CSIディスクドライブ装置とが接続された情報処理装
置の構成を示すブロック図、図2はホストコンピュータ
がSCSIディスクドライブ装置をアクセスする場合の
手順を示すフローチャート、図3はSCSI装置が他の
SCSI装置をセレクトするまでの動作を示すタイミン
グチャート、図4はキャッシュメモリ装置の構成を示す
ブロック図、図5は図4のキャッシュメモリ装置におい
てホストコンピュータからセレクションを受ける際の動
作を示すフローチャートである。
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図1
はSCSIバスによってホストコンピュータと複数のS
CSIディスクドライブ装置とが接続された情報処理装
置の構成を示すブロック図、図2はホストコンピュータ
がSCSIディスクドライブ装置をアクセスする場合の
手順を示すフローチャート、図3はSCSI装置が他の
SCSI装置をセレクトするまでの動作を示すタイミン
グチャート、図4はキャッシュメモリ装置の構成を示す
ブロック図、図5は図4のキャッシュメモリ装置におい
てホストコンピュータからセレクションを受ける際の動
作を示すフローチャートである。
【0034】図1は、ホストコンピュータと外部装置と
をインターフェースを介して接続した情報処理装置の例
として、SCSIバスによってホストコンピュータと複
数のSCSIディスクドライブ装置とを接続した装置の
構成を示したものである。
をインターフェースを介して接続した情報処理装置の例
として、SCSIバスによってホストコンピュータと複
数のSCSIディスクドライブ装置とを接続した装置の
構成を示したものである。
【0035】ホストコンピュータ1と複数のSCSIデ
ィスクドライブ装置2a,2b,2cとの間には、デー
タを一旦記憶するキャッシュメモリを備えたキャッシュ
メモリ装置3が設けられ、ホストコンピュータ1とキャ
ッシュメモリ装置3とはSCSIバスa4によって、キ
ャッシュメモリ装置3とSCSIディスクドライブ装置
2a,2b,2cとはSCSIバスb5によってそれぞ
れ接続されている。
ィスクドライブ装置2a,2b,2cとの間には、デー
タを一旦記憶するキャッシュメモリを備えたキャッシュ
メモリ装置3が設けられ、ホストコンピュータ1とキャ
ッシュメモリ装置3とはSCSIバスa4によって、キ
ャッシュメモリ装置3とSCSIディスクドライブ装置
2a,2b,2cとはSCSIバスb5によってそれぞ
れ接続されている。
【0036】キャッシュメモリ装置3は2つのSCSI
インターフェース回路(SCSI IF 回路)を有しており、
一方のSCSIインターフェース回路a7がSCSIバ
スa4を介してホストコンピュータ1に設けられたSC
SIインターフェース回路6と接続されている。また、
キャッシュメモリ装置3の他方のSCSIインターフェ
ース回路b8は、SCSIバスb5を介してSCSIデ
ィスクドライブ装置2a,2b,2cにそれぞれ設けら
れたSCSIインターフェース回路9a,9b,9cと
接続されている。なお、SCSIディスクドライブ装置
2a,2b,2cは、それぞれ駆動装置10a,10
b,10cと記憶媒体11a,11b,11cとを有し
て構成されている。
インターフェース回路(SCSI IF 回路)を有しており、
一方のSCSIインターフェース回路a7がSCSIバ
スa4を介してホストコンピュータ1に設けられたSC
SIインターフェース回路6と接続されている。また、
キャッシュメモリ装置3の他方のSCSIインターフェ
ース回路b8は、SCSIバスb5を介してSCSIデ
ィスクドライブ装置2a,2b,2cにそれぞれ設けら
れたSCSIインターフェース回路9a,9b,9cと
接続されている。なお、SCSIディスクドライブ装置
2a,2b,2cは、それぞれ駆動装置10a,10
b,10cと記憶媒体11a,11b,11cとを有し
て構成されている。
【0037】ここで、本実施例の動作の説明に先立っ
て、SCSIバスにおいてホストコンピュータがSCS
Iディスクドライブ装置をアクセスする場合の基本的な
手順を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
て、SCSIバスにおいてホストコンピュータがSCS
Iディスクドライブ装置をアクセスする場合の基本的な
手順を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0038】先ず、ステップS1(以下、ステップは省
略する)で、ホストコンピュータはSCSIバスの使用
権を獲得する。次にS2で、ホストコンピュータはアク
セスしたい1台のSCSIディスクドライブ装置を選択
する(「セレクトする」とも称する)。SCSIの場
合、ホストコンピュータと各SCSIディスクドライブ
装置には重複しないSCSI−ID(番号)が付けられ
ており、ホストコンピュータは装置にアクセスする際に
はまずそのSCSI−IDを用いて目的のSCSIディ
スクドライブ装置を選択する。
略する)で、ホストコンピュータはSCSIバスの使用
権を獲得する。次にS2で、ホストコンピュータはアク
セスしたい1台のSCSIディスクドライブ装置を選択
する(「セレクトする」とも称する)。SCSIの場
合、ホストコンピュータと各SCSIディスクドライブ
装置には重複しないSCSI−ID(番号)が付けられ
ており、ホストコンピュータは装置にアクセスする際に
はまずそのSCSI−IDを用いて目的のSCSIディ
スクドライブ装置を選択する。
【0039】SCSIバスに接続された各SCSIディ
スクドライブ装置は、自分に設定されているSCSI−
IDとホストコンピュータが選択に使用したSCSI−
IDとが一致したときにのみ反応して、ホストコンピュ
ータからの命令を受け付ける状態になる。このホストコ
ンピュータにより選択されて命令を受け付ける状態にな
ることを以後「セレクションを受ける」と呼ぶ。
スクドライブ装置は、自分に設定されているSCSI−
IDとホストコンピュータが選択に使用したSCSI−
IDとが一致したときにのみ反応して、ホストコンピュ
ータからの命令を受け付ける状態になる。このホストコ
ンピュータにより選択されて命令を受け付ける状態にな
ることを以後「セレクションを受ける」と呼ぶ。
【0040】あるSCSIディスクドライブ装置がセレ
クションを受けた後、S3でホストコンピュータより該
SCSIディスクドライブ装置にコマンドが送られ、S
4でホストコンピュータとSCSIディスクドライブ装
置との間でデータの転送が行われる。このとき、S5
で、SCSIディスクドライブ装置はホストコンピュー
タにコマンドの実行が正常になされたか否かを示す実行
状態コードを送り、ホストコンピュータはこの実行状態
コードを受けてS6でコマンド実行を終了する。
クションを受けた後、S3でホストコンピュータより該
SCSIディスクドライブ装置にコマンドが送られ、S
4でホストコンピュータとSCSIディスクドライブ装
置との間でデータの転送が行われる。このとき、S5
で、SCSIディスクドライブ装置はホストコンピュー
タにコマンドの実行が正常になされたか否かを示す実行
状態コードを送り、ホストコンピュータはこの実行状態
コードを受けてS6でコマンド実行を終了する。
【0041】図1の本実施例の構成では、SCSI−I
Dとして、ホストコンピュータ1にはID=7が、SCSI
ディスクドライブ装置2a,2b,2cにはID=2,3,4が
それぞれ割り当てられており、ホストコンピュータとS
CSIディスクドライブ装置との間にキャッシュメモリ
装置3が設けられいる。キャッシュメモリ装置3は、初
期化時にSCSIバスb5に接続されている全てのSC
SIディスクドライブ装置2a,2b,2cのSCSI
−ID(ID=2,3,4)を記憶する。
Dとして、ホストコンピュータ1にはID=7が、SCSI
ディスクドライブ装置2a,2b,2cにはID=2,3,4が
それぞれ割り当てられており、ホストコンピュータとS
CSIディスクドライブ装置との間にキャッシュメモリ
装置3が設けられいる。キャッシュメモリ装置3は、初
期化時にSCSIバスb5に接続されている全てのSC
SIディスクドライブ装置2a,2b,2cのSCSI
−ID(ID=2,3,4)を記憶する。
【0042】一方、ホストコンピュータ1は、SCSI
−IDを2,3,4のいずれか1つ指定してSCSIデ
ィスクドライブ装置2(2a,2b,2cの中の一つ)
を選択する。ここで、ホストコンピュータ1はSCSI
ディスクドライブ装置2を直接選択しているつもりで
も、物理的にホストコンピュータ1にSCSIバスa4
を介して直接接続されているのはキャッシュメモリ装置
3であり、キャッシュメモリ装置3は、2,3,4のい
ずれのSCSI−IDでもセレクションを受けて、SC
SIディスクドライブ装置2に成り変わってホストコン
ピュータ1から命令を受け取り、ホストコンピュータ1
とデータのやりとりを行う。
−IDを2,3,4のいずれか1つ指定してSCSIデ
ィスクドライブ装置2(2a,2b,2cの中の一つ)
を選択する。ここで、ホストコンピュータ1はSCSI
ディスクドライブ装置2を直接選択しているつもりで
も、物理的にホストコンピュータ1にSCSIバスa4
を介して直接接続されているのはキャッシュメモリ装置
3であり、キャッシュメモリ装置3は、2,3,4のい
ずれのSCSI−IDでもセレクションを受けて、SC
SIディスクドライブ装置2に成り変わってホストコン
ピュータ1から命令を受け取り、ホストコンピュータ1
とデータのやりとりを行う。
【0043】また、ホストコンピュータ1から命令を受
けたキャッシュメモリ装置3は、必要に応じてSCSI
バスb5を介して接続されたSCSIディスクドライブ
装置2を選択してアクセスする。
けたキャッシュメモリ装置3は、必要に応じてSCSI
バスb5を介して接続されたSCSIディスクドライブ
装置2を選択してアクセスする。
【0044】すなわち、キャッシュメモリ装置3は、S
CSIバスa4によって、ホストコンピュータ1からの
いずれのSCSI−IDのSCSIディスクドライブ装
置2のセレクションも受け、SCSIディスクドライブ
装置2に代わってホストコンピュータ1との間でコマン
ドを受けたりデータの転送を行う。これと共に、キャッ
シュメモリ装置3は、SCSIバスb5によって、必要
に応じて当該SCSI−IDのSCSIディスクドライ
ブ装置2を選択して該装置をアクセスする。これによ
り、ホストコンピュータ1はキャッシュメモリ装置3を
介してSCSIディスクドライブ装置2を透過的にアク
セスできる。
CSIバスa4によって、ホストコンピュータ1からの
いずれのSCSI−IDのSCSIディスクドライブ装
置2のセレクションも受け、SCSIディスクドライブ
装置2に代わってホストコンピュータ1との間でコマン
ドを受けたりデータの転送を行う。これと共に、キャッ
シュメモリ装置3は、SCSIバスb5によって、必要
に応じて当該SCSI−IDのSCSIディスクドライ
ブ装置2を選択して該装置をアクセスする。これによ
り、ホストコンピュータ1はキャッシュメモリ装置3を
介してSCSIディスクドライブ装置2を透過的にアク
セスできる。
【0045】次に、SCSIバスに接続されたSCSI
装置が他のSCSI装置をセレクトするまでの動作を図
3のタイミングチャートを参照しながら説明する。ここ
では、選択する側の装置を「イニシエータ」、選択され
る側の装置を「ターゲット」と呼ぶ。このセレクション
動作は、SCSIバスa4及びSCSIバスb5のいず
れにおいても同様に行われる。
装置が他のSCSI装置をセレクトするまでの動作を図
3のタイミングチャートを参照しながら説明する。ここ
では、選択する側の装置を「イニシエータ」、選択され
る側の装置を「ターゲット」と呼ぶ。このセレクション
動作は、SCSIバスa4及びSCSIバスb5のいず
れにおいても同様に行われる。
【0046】イニシエータがターゲットをセレクトする
際には、図3の下部に示すように大きく分けて、
(1):アービトレーションフェーズ、(2):セレク
ションフェーズ、(3):セレクションが完了してコマ
ンドやデータの送受信を行うためのフェーズの3つの期
間に分けられる。図3ではSCSI−IDが7のイニシ
エータがSCSI−IDが3のターゲットをセレクトす
る場合のSCSIバス上の信号が示されている。なお、
各信号名の“/ ”は負論理を示し、信号レベルがL(ロ
ーレベル)のとき有効となる(論理が真となる)。
際には、図3の下部に示すように大きく分けて、
(1):アービトレーションフェーズ、(2):セレク
ションフェーズ、(3):セレクションが完了してコマ
ンドやデータの送受信を行うためのフェーズの3つの期
間に分けられる。図3ではSCSI−IDが7のイニシ
エータがSCSI−IDが3のターゲットをセレクトす
る場合のSCSIバス上の信号が示されている。なお、
各信号名の“/ ”は負論理を示し、信号レベルがL(ロ
ーレベル)のとき有効となる(論理が真となる)。
【0047】(1)のアービトレーションフェーズで
は、イニシエータはSCSIバスの使用権を要求し、使
用権を獲得しようとする。イニシエータは BSY信号を真
にして自分のSCSI−IDと同じ番号のSCSIデー
タバス線(D7)を真にする。複数の装置がSCSIバス
の使用権を要求した場合、そのうちSCSI−IDが最
も大きい装置がSCSIバスの使用権を獲得することが
できるため、本実施例ではイニシエータのSCSI−I
Dを7としている。すなわち、図1において、SCSI
バスa4ではイニシエータとなるホストコンピュータ1
のSCSI−IDを7とし、SCSIバスb5ではイニ
シエータとなるキャッシュメモリ装置3のSCSI−I
Dを7としている。イニシエータがSCSIバスの使用
権を獲得するとセレクションフェーズに移る。
は、イニシエータはSCSIバスの使用権を要求し、使
用権を獲得しようとする。イニシエータは BSY信号を真
にして自分のSCSI−IDと同じ番号のSCSIデー
タバス線(D7)を真にする。複数の装置がSCSIバス
の使用権を要求した場合、そのうちSCSI−IDが最
も大きい装置がSCSIバスの使用権を獲得することが
できるため、本実施例ではイニシエータのSCSI−I
Dを7としている。すなわち、図1において、SCSI
バスa4ではイニシエータとなるホストコンピュータ1
のSCSI−IDを7とし、SCSIバスb5ではイニ
シエータとなるキャッシュメモリ装置3のSCSI−I
Dを7としている。イニシエータがSCSIバスの使用
権を獲得するとセレクションフェーズに移る。
【0048】(2)のセレクションフェーズでは、SC
SIバスの使用権を獲得したイニシエータは、次にター
ゲットのSCSI−IDを指定する。イニシエータは S
EL信号を真にして、接続したい装置のSCSI−IDと
同じ番号のSCSIデータバス線(D0〜D6)を真にし、
BSY信号を偽にする。図3の例ではSCSI−IDが3
のターゲットを選択するためにSCSIデータバス線D3
を真にしている。一方、指定されたSCSI−IDを持
つターゲットとなるSCSI装置は、 BSY信号を真にし
て、イニシエータの接続要求に答え、セレクションを受
けたことになる。
SIバスの使用権を獲得したイニシエータは、次にター
ゲットのSCSI−IDを指定する。イニシエータは S
EL信号を真にして、接続したい装置のSCSI−IDと
同じ番号のSCSIデータバス線(D0〜D6)を真にし、
BSY信号を偽にする。図3の例ではSCSI−IDが3
のターゲットを選択するためにSCSIデータバス線D3
を真にしている。一方、指定されたSCSI−IDを持
つターゲットとなるSCSI装置は、 BSY信号を真にし
て、イニシエータの接続要求に答え、セレクションを受
けたことになる。
【0049】そして、(3)のフェーズに移り、イニシ
エータが SEL信号を偽にして、ターゲットの選択は完了
する。以後、イニシエータとターゲットとの間でコマン
ドやデータの送受信が行われる。以降のSCSIバス上
の詳細な動作の説明は省略する。なお、図3における各
信号の切り換わる点の時間差は、SCSI規格によって
規定されている。
エータが SEL信号を偽にして、ターゲットの選択は完了
する。以後、イニシエータとターゲットとの間でコマン
ドやデータの送受信が行われる。以降のSCSIバス上
の詳細な動作の説明は省略する。なお、図3における各
信号の切り換わる点の時間差は、SCSI規格によって
規定されている。
【0050】図4に本実施例のキャッシュメモリ装置3
の詳細の構成を示す。キャッシュメモリ装置3は、SC
SIインターフェース回路a7,b8を有しており、こ
のSCSIインターフェース回路a7とSCSIインタ
ーフェース回路b8との間には、キャッシュメモリ12
が接続されている。SCSIインターフェース回路a
7,b8には、それぞれSCSIプロトコルコントロー
ラ(SPC)13,14が設けられ、各SPC13,1
4によってSCSIバス上のシーケンス制御を行うよう
になっている。また、SPC13,14は、自装置のS
CSI−IDを指定するためのレジスタ(own-id)を有
している。
の詳細の構成を示す。キャッシュメモリ装置3は、SC
SIインターフェース回路a7,b8を有しており、こ
のSCSIインターフェース回路a7とSCSIインタ
ーフェース回路b8との間には、キャッシュメモリ12
が接続されている。SCSIインターフェース回路a
7,b8には、それぞれSCSIプロトコルコントロー
ラ(SPC)13,14が設けられ、各SPC13,1
4によってSCSIバス上のシーケンス制御を行うよう
になっている。また、SPC13,14は、自装置のS
CSI−IDを指定するためのレジスタ(own-id)を有
している。
【0051】SCSIインターフェース回路a7は、S
PC13と共に、セレクションフェーズであることを検
出するセレクション検出回路15を有して構成されてい
る。また、キャッシュメモリ装置3には、メモリ16が
設けられ、このメモリ16内の所定の領域にSCSIバ
スb5に接続されている全てのSCSIディスクドライ
ブ装置2a,2b,2cのSCSI−IDを記憶するよ
うになっている。そして、SCSIインターフェース回
路a7,b8及びキャッシュメモリ12を制御する制御
回路17が設けられ、制御回路17とキャッシュメモリ
装置3内の各部との間で信号のやり取りが行われるよう
になっている。
PC13と共に、セレクションフェーズであることを検
出するセレクション検出回路15を有して構成されてい
る。また、キャッシュメモリ装置3には、メモリ16が
設けられ、このメモリ16内の所定の領域にSCSIバ
スb5に接続されている全てのSCSIディスクドライ
ブ装置2a,2b,2cのSCSI−IDを記憶するよ
うになっている。そして、SCSIインターフェース回
路a7,b8及びキャッシュメモリ12を制御する制御
回路17が設けられ、制御回路17とキャッシュメモリ
装置3内の各部との間で信号のやり取りが行われるよう
になっている。
【0052】次に、キャッシュメモリ装置3の動作につ
いて説明する。キャッシュメモリ装置3は、電源投入時
などの初期化時にSCSIインターフェース回路b8を
介してSCSIバスb5に接続されている全てのSCS
Iディスクドライブ装置のSCSI−IDをメモリ16
に記憶する。このとき、SCSIバスb5上ではキャッ
シュメモリ装置3がイニシエータでSCSIディスクド
ライブ装置2a,2b,2cがターゲットであり、制御
回路17はSCSIインターフェース回路b8を介して
SCSI−IDを順次変えながらSCSIディスクドラ
イブ装置2a,2b,2cをセレクションしていき、セ
レクションを受けたか否かでどのSCSI−IDにSC
SIディスクドライブ装置が接続されているかを調べ
る。図1の構成の場合では、SCSIディスクドライブ
装置のSCSI−IDとしてメモリ16に2,3,4が
記憶される。
いて説明する。キャッシュメモリ装置3は、電源投入時
などの初期化時にSCSIインターフェース回路b8を
介してSCSIバスb5に接続されている全てのSCS
Iディスクドライブ装置のSCSI−IDをメモリ16
に記憶する。このとき、SCSIバスb5上ではキャッ
シュメモリ装置3がイニシエータでSCSIディスクド
ライブ装置2a,2b,2cがターゲットであり、制御
回路17はSCSIインターフェース回路b8を介して
SCSI−IDを順次変えながらSCSIディスクドラ
イブ装置2a,2b,2cをセレクションしていき、セ
レクションを受けたか否かでどのSCSI−IDにSC
SIディスクドライブ装置が接続されているかを調べ
る。図1の構成の場合では、SCSIディスクドライブ
装置のSCSI−IDとしてメモリ16に2,3,4が
記憶される。
【0053】SCSIインターフェース回路a7は、S
PC13によってホストコンピュータとの間でSCSI
のシーケンス制御を行う。また、SCSIインターフェ
ース回路a7内のセレクション検出回路15は、SCS
Iバスa4上の SEL信号が真になったとき制御回路17
に割込信号を出力して割り込みをかけ、セレクションフ
ェーズであることを制御回路17に知らせる。
PC13によってホストコンピュータとの間でSCSI
のシーケンス制御を行う。また、SCSIインターフェ
ース回路a7内のセレクション検出回路15は、SCS
Iバスa4上の SEL信号が真になったとき制御回路17
に割込信号を出力して割り込みをかけ、セレクションフ
ェーズであることを制御回路17に知らせる。
【0054】SPC13,14に設けられるレジスタ
(own-id)は、通常、初期化時にのみ自装置のSCSI
−IDとして値を制御回路17によって書き込まれて1
つの値をとる。SPC13,14は、レジスタ(own-i
d)に設定されたSCSI−IDのセレクションフェー
ズに対してのみ図3の(2)に示したように BSY信号を
真にしてセレクションを受ける。つまり、SPC13,
14は、1つのSCSI−IDに対するセレクションフ
ェーズにしか BSY信号を真にしてセレクションを受ける
ことができないようになっている。
(own-id)は、通常、初期化時にのみ自装置のSCSI
−IDとして値を制御回路17によって書き込まれて1
つの値をとる。SPC13,14は、レジスタ(own-i
d)に設定されたSCSI−IDのセレクションフェー
ズに対してのみ図3の(2)に示したように BSY信号を
真にしてセレクションを受ける。つまり、SPC13,
14は、1つのSCSI−IDに対するセレクションフ
ェーズにしか BSY信号を真にしてセレクションを受ける
ことができないようになっている。
【0055】本実施例では、制御回路17によって、S
PC14のレジスタ(own-id)には7が書き込まれ、一
方SPC13のレジスタ(own-id)には初期化時に例え
ば2,3,4のいずれかが書き込まれてその後2,3,
4の中のいずれかの値をとるように書き換えられる。す
なわち、SCSIインターフェース回路b8のSPC1
4のレジスタ(own-id)には、ホストコンピュータ1と
同じSCSI−IDである7が設定されるが、SCSI
インターフェース回路a7のSPC13のレジスタ(ow
n-id)は、図5のフローチャートに示すように書換えが
行われ、SCSI−IDが2,3,4のいずれかに対し
てのセレクションを受けることが可能となっている。
PC14のレジスタ(own-id)には7が書き込まれ、一
方SPC13のレジスタ(own-id)には初期化時に例え
ば2,3,4のいずれかが書き込まれてその後2,3,
4の中のいずれかの値をとるように書き換えられる。す
なわち、SCSIインターフェース回路b8のSPC1
4のレジスタ(own-id)には、ホストコンピュータ1と
同じSCSI−IDである7が設定されるが、SCSI
インターフェース回路a7のSPC13のレジスタ(ow
n-id)は、図5のフローチャートに示すように書換えが
行われ、SCSI−IDが2,3,4のいずれかに対し
てのセレクションを受けることが可能となっている。
【0056】図5は、セレクション検出回路15によっ
てセレクションフェーズになったことを割り込みで知ら
された後の制御回路17の動作を示すフローチャートで
ある。セレクション検出回路15から制御回路17への
割込信号は、SCSIバスa4上の SEL信号が真になっ
たとき、すなわち図3においてAのタイミングで出力さ
れる。
てセレクションフェーズになったことを割り込みで知ら
された後の制御回路17の動作を示すフローチャートで
ある。セレクション検出回路15から制御回路17への
割込信号は、SCSIバスa4上の SEL信号が真になっ
たとき、すなわち図3においてAのタイミングで出力さ
れる。
【0057】制御回路17は、セレクションフェーズに
なると、メモリ16に記憶しておいた接続されているS
CSIディスクドライブ装置のSCSI−IDをレジス
タ(own-id)に順に書き込んでいく。ここで、ホストコ
ンピュータ1がセレクトしているSCSI−IDとSC
SIインターフェース回路a7のSPC13のレジスタ
(own-id)に書き込まれているSCSI−IDとが一致
したときに、SPC13は BSY信号を真にしてセレクシ
ョンを受けることができる。
なると、メモリ16に記憶しておいた接続されているS
CSIディスクドライブ装置のSCSI−IDをレジス
タ(own-id)に順に書き込んでいく。ここで、ホストコ
ンピュータ1がセレクトしているSCSI−IDとSC
SIインターフェース回路a7のSPC13のレジスタ
(own-id)に書き込まれているSCSI−IDとが一致
したときに、SPC13は BSY信号を真にしてセレクシ
ョンを受けることができる。
【0058】すなわち、制御回路17は、先ず、S11
でメモリ16から接続されているSCSIディスクドラ
イブ装置のSCSI−IDとして2を得て、S12でS
CSIインターフェース回路a7のSPC13のレジス
タ(own-id)に2をセットしてSCSIインターフェー
ス回路a7のSCSI−IDを2に決定し、S13にお
いてSCSI−IDが2でセレクションされたか否かを
判断する。S13でセレクションされない場合は、前記
と同様に、S14ないしS16においてSCSIインタ
ーフェース回路a7のSPC13のレジスタ(own-id)
にSCSI−IDとして3をセットし、SCSI−ID
が3でセレクションされたか否かを判断する。さらにS
16でセレクションされない場合は、S17ないしS1
9においてSCSIインターフェース回路a7のSPC
13のレジスタ(own-id)にSCSI−IDとして4を
セットし、SCSI−IDが4でセレクションされたか
否かを判断する。
でメモリ16から接続されているSCSIディスクドラ
イブ装置のSCSI−IDとして2を得て、S12でS
CSIインターフェース回路a7のSPC13のレジス
タ(own-id)に2をセットしてSCSIインターフェー
ス回路a7のSCSI−IDを2に決定し、S13にお
いてSCSI−IDが2でセレクションされたか否かを
判断する。S13でセレクションされない場合は、前記
と同様に、S14ないしS16においてSCSIインタ
ーフェース回路a7のSPC13のレジスタ(own-id)
にSCSI−IDとして3をセットし、SCSI−ID
が3でセレクションされたか否かを判断する。さらにS
16でセレクションされない場合は、S17ないしS1
9においてSCSIインターフェース回路a7のSPC
13のレジスタ(own-id)にSCSI−IDとして4を
セットし、SCSI−IDが4でセレクションされたか
否かを判断する。
【0059】セレクションを受けた後、キャッシュメモ
リ装置3はSCSIディスクドライブ装置2(2a,2
b,2cの中の一つ)と全く同じように振る舞い、ホス
トコンピュータ1にはあたかもSCSIディスクドライ
ブ装置2がセレクションを受けたかのように見える。制
御回路17は、セレクションを受けた時点でSCSIイ
ンターフェース回路a7のSPC13のレジスタ(own-
id)にセットされている値によって、ホストコンピュー
タ1がどのSCSIディスクドライブ装置を選択したか
を判別できる。
リ装置3はSCSIディスクドライブ装置2(2a,2
b,2cの中の一つ)と全く同じように振る舞い、ホス
トコンピュータ1にはあたかもSCSIディスクドライ
ブ装置2がセレクションを受けたかのように見える。制
御回路17は、セレクションを受けた時点でSCSIイ
ンターフェース回路a7のSPC13のレジスタ(own-
id)にセットされている値によって、ホストコンピュー
タ1がどのSCSIディスクドライブ装置を選択したか
を判別できる。
【0060】S13,S16,S19のいずれかでホス
トコンピュータ1がセレクトしているSCSI−IDと
SPC13のレジスタ(own-id)のSCSI−IDとが
一致してセレクションを受けた場合は、S20に進み、
ホストコンピュータ1からコマンドを受け取って実行す
る。一方、2,3,4のいずれのSCSI−IDでもセ
レクションされなかった場合は、S21に進んで次の割
り込みを待つ。
トコンピュータ1がセレクトしているSCSI−IDと
SPC13のレジスタ(own-id)のSCSI−IDとが
一致してセレクションを受けた場合は、S20に進み、
ホストコンピュータ1からコマンドを受け取って実行す
る。一方、2,3,4のいずれのSCSI−IDでもセ
レクションされなかった場合は、S21に進んで次の割
り込みを待つ。
【0061】S20において、ホストコンピュータ1よ
り受け取ったコマンドがデータの書き込みか、読み込み
かによって次のように処理が分かれる。
り受け取ったコマンドがデータの書き込みか、読み込み
かによって次のように処理が分かれる。
【0062】ホストコンピュータ1からのコマンドがデ
ータの書き込みの場合、キャッシュメモリ装置3は、ホ
ストコンピュータ1からデータを受け取り、そのデータ
をキャッシュメモリ12に書き込む。キャッシュメモリ
装置3はデータを受け取り終わった時点でホストコンピ
ュータ1に書き込み処理が終了したことを伝える。その
後、キャッシュメモリ装置3がホストコンピュータ1に
なり代わってSCSIバスb5を経由してセレクション
を受けたSCSI−IDのSCSIディスクドライブ装
置2をアクセスして、キャッシュメモリ12に一旦記憶
して置いたデータを記憶媒体11に書き込む。SCSI
ディスクドライブ装置2a,2b,2cの各SCSIイ
ンターフェース回路9a,9b,9cにおいては、キャ
ッシュメモリ装置3がセレクトしているSCSI−ID
とSCSIインターフェース回路9のSCSI−IDと
が一致したときのみ、 BSY信号を真にしてセレクション
を受け、図3におけるBのタイミングでセレクションが
完了する。
ータの書き込みの場合、キャッシュメモリ装置3は、ホ
ストコンピュータ1からデータを受け取り、そのデータ
をキャッシュメモリ12に書き込む。キャッシュメモリ
装置3はデータを受け取り終わった時点でホストコンピ
ュータ1に書き込み処理が終了したことを伝える。その
後、キャッシュメモリ装置3がホストコンピュータ1に
なり代わってSCSIバスb5を経由してセレクション
を受けたSCSI−IDのSCSIディスクドライブ装
置2をアクセスして、キャッシュメモリ12に一旦記憶
して置いたデータを記憶媒体11に書き込む。SCSI
ディスクドライブ装置2a,2b,2cの各SCSIイ
ンターフェース回路9a,9b,9cにおいては、キャ
ッシュメモリ装置3がセレクトしているSCSI−ID
とSCSIインターフェース回路9のSCSI−IDと
が一致したときのみ、 BSY信号を真にしてセレクション
を受け、図3におけるBのタイミングでセレクションが
完了する。
【0063】この場合、ホストコンピュータはSCSI
ディスクドライブ装置が記憶媒体にデータを書き終わる
のを待つ必要がなく、ホストコンピュータから見るとS
CSIディスクドライブ装置の処理速度が速くなったこ
とになる。したがって、ホストコンピュータは直ちに次
の処理に移ることができ、装置全体としての処理速度を
向上させることができる。なお、SCSIバスa4上で
のホストコンピュータ1とキャッシュメモリ装置3との
間のコマンドやデータの送受と、SCSIバスb5上で
のキャッシュメモリ装置3とSCSIディスクドライブ
装置2との間のコマンドやデータの送受とは、それぞれ
で独立して行っても良い。
ディスクドライブ装置が記憶媒体にデータを書き終わる
のを待つ必要がなく、ホストコンピュータから見るとS
CSIディスクドライブ装置の処理速度が速くなったこ
とになる。したがって、ホストコンピュータは直ちに次
の処理に移ることができ、装置全体としての処理速度を
向上させることができる。なお、SCSIバスa4上で
のホストコンピュータ1とキャッシュメモリ装置3との
間のコマンドやデータの送受と、SCSIバスb5上で
のキャッシュメモリ装置3とSCSIディスクドライブ
装置2との間のコマンドやデータの送受とは、それぞれ
で独立して行っても良い。
【0064】ホストコンピュータ1からのコマンドがデ
ータの読み込みの場合、キャッシュメモリ装置3は、ホ
ストコンピュータ1が要求しているデータがキャッシュ
メモリ12内に存在するかを調べる。ここで、キャッシ
ュメモリ12内に要求されたデータが存在するときは、
キャッシュメモリ装置3はSCSIディスクドライブ装
置2をアクセスせずに、キャッシュメモリ12内のデー
タをホストコンピュータ1に送って処理を完了する。こ
の場合、SCSIディスクドライブ装置をアクセスしな
い分、装置全体の処理時間を短縮させることができる。
ータの読み込みの場合、キャッシュメモリ装置3は、ホ
ストコンピュータ1が要求しているデータがキャッシュ
メモリ12内に存在するかを調べる。ここで、キャッシ
ュメモリ12内に要求されたデータが存在するときは、
キャッシュメモリ装置3はSCSIディスクドライブ装
置2をアクセスせずに、キャッシュメモリ12内のデー
タをホストコンピュータ1に送って処理を完了する。こ
の場合、SCSIディスクドライブ装置をアクセスしな
い分、装置全体の処理時間を短縮させることができる。
【0065】一方、ホストコンピュータ1が要求してい
るデータがキャッシュメモリ12内に存在していないと
きには、キャッシュメモリ装置3はホストコンピュータ
1になり代わってSCSIバスb5を経由してセレクシ
ョンを受けたSCSI−IDのSCSIディスクドライ
ブ装置2をアクセスしてデータを記憶媒体11から受け
取り、そのデータをホストコンピュータ1に送る。
るデータがキャッシュメモリ12内に存在していないと
きには、キャッシュメモリ装置3はホストコンピュータ
1になり代わってSCSIバスb5を経由してセレクシ
ョンを受けたSCSI−IDのSCSIディスクドライ
ブ装置2をアクセスしてデータを記憶媒体11から受け
取り、そのデータをホストコンピュータ1に送る。
【0066】このように、本実施例によれば、キャッシ
ュメモリ装置の1つのSCSIインターフェース回路に
おいて複数のSCSI−IDに対するセレクションを受
けることができるため、1つのキャッシュメモリ装置を
介してホストコンピュータと複数のSCSIディスクド
ライブ装置とを接続することができる。これにより、ホ
ストコンピュータとディスクドライブ装置等の外部装置
とを接続しているSCSIやその他のインターフェース
の間に本実施例のキャッシュメモリ装置を接続するだけ
で、ホストコンピュータや外部装置のソフトウェアや設
定を変えることなく、また複雑化することなく安価な構
成で、1つのキャッシュメモリ装置によりホストコンピ
ュータと複数の外部装置間でのデータアクセス時間を短
縮させてインターフェースを介して接続された装置の処
理効率を容易に高めることができ、装置全体の処理速度
を向上させることが可能となる。
ュメモリ装置の1つのSCSIインターフェース回路に
おいて複数のSCSI−IDに対するセレクションを受
けることができるため、1つのキャッシュメモリ装置を
介してホストコンピュータと複数のSCSIディスクド
ライブ装置とを接続することができる。これにより、ホ
ストコンピュータとディスクドライブ装置等の外部装置
とを接続しているSCSIやその他のインターフェース
の間に本実施例のキャッシュメモリ装置を接続するだけ
で、ホストコンピュータや外部装置のソフトウェアや設
定を変えることなく、また複雑化することなく安価な構
成で、1つのキャッシュメモリ装置によりホストコンピ
ュータと複数の外部装置間でのデータアクセス時間を短
縮させてインターフェースを介して接続された装置の処
理効率を容易に高めることができ、装置全体の処理速度
を向上させることが可能となる。
【0067】なお、本実施例ではインターフェース手段
としてSCSIインターフェースを例として取り上げた
が、これに限らず、他の同様のデバイスインターフェー
スであっても良い。
としてSCSIインターフェースを例として取り上げた
が、これに限らず、他の同様のデバイスインターフェー
スであっても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つのキャッシュメモリ手段を介してホストコンピュータ
と複数の外部装置とを接続することができ、これによ
り、複雑化することなく安価な構成で、1つのキャッシ
ュメモリ手段により複数の外部装置の処理時間を短縮さ
せ、装置全体の処理速度を向上させることが可能となる
効果がある。
つのキャッシュメモリ手段を介してホストコンピュータ
と複数の外部装置とを接続することができ、これによ
り、複雑化することなく安価な構成で、1つのキャッシ
ュメモリ手段により複数の外部装置の処理時間を短縮さ
せ、装置全体の処理速度を向上させることが可能となる
効果がある。
【図1】図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図
1はSCSIバスによってホストコンピュータと複数の
SCSIディスクドライブ装置とが接続された情報処理
装置の構成を示すブロック図
1はSCSIバスによってホストコンピュータと複数の
SCSIディスクドライブ装置とが接続された情報処理
装置の構成を示すブロック図
【図2】ホストコンピュータがSCSIディスクドライ
ブ装置をアクセスする場合の手順を示すフローチャート
ブ装置をアクセスする場合の手順を示すフローチャート
【図3】SCSI装置が他のSCSI装置をセレクトす
るまでの動作を示すタイミングチャート
るまでの動作を示すタイミングチャート
【図4】キャッシュメモリ装置の構成を示すブロック図
【図5】図4のキャッシュメモリ装置においてホストコ
ンピュータからセレクションを受ける際の動作を示すフ
ローチャート
ンピュータからセレクションを受ける際の動作を示すフ
ローチャート
【図6】ホストコンピュータと外部装置とをインターフ
ェースを介して接続した情報処理装置の例として、SC
SIバスによってホストコンピュータと複数のSCSI
ディスクドライブ装置とを接続した装置の第1の例の構
成を示すブロック図
ェースを介して接続した情報処理装置の例として、SC
SIバスによってホストコンピュータと複数のSCSI
ディスクドライブ装置とを接続した装置の第1の例の構
成を示すブロック図
【図7】ホストコンピュータと外部装置とをSCSIバ
スによって接続した情報処理装置の第2の例として、S
CSIディスクドライブ装置内にキャッシュメモリを備
えた装置構成を示すブロック図
スによって接続した情報処理装置の第2の例として、S
CSIディスクドライブ装置内にキャッシュメモリを備
えた装置構成を示すブロック図
【図8】ホストコンピュータと外部装置とをSCSIバ
スによって接続した情報処理装置の第3の例として、ホ
ストコンピュータとSCSIディスクドライブ装置との
間にキャッシュメモリ装置を設けた構成を示すブロック
図
スによって接続した情報処理装置の第3の例として、ホ
ストコンピュータとSCSIディスクドライブ装置との
間にキャッシュメモリ装置を設けた構成を示すブロック
図
1…ホストコンピュータ 2a,2b,2c…SCSIディスクドライブ装置 3…キャッシュメモリ装置 4…SCSIバスa 5…SCSIバスb 7…SCSIインターフェース回路a 8…SCSIインターフェース回路b 12…キャッシュメモリ 13,14…SCSIプロトコルコントローラ(SP
C) 15…セレクション検出回路 16…メモリ 17…制御回路
C) 15…セレクション検出回路 16…メモリ 17…制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ホストコンピュータと複数の外部装置と
を接続するインターフェース手段と、 前記インターフェース手段中に介挿され、該インターフ
ェース手段を介して送受されるデータを一時的に記憶す
るキャッシュメモリ手段とを備え、 前記キャッシュメモリ手段は、前記複数の外部装置の前
記インターフェース手段におけるID番号に対応する複
数のID番号を選択的に設定し、前記ホストコンピュー
タからの前記複数の外部装置に対するアクセスを受け
て、前記ホストコンピュータから前記複数の外部装置を
透過的にアクセスさせるアクセス制御手段を有すること
を特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233684A JPH0793219A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 情報処理装置 |
US08/732,663 US5721840A (en) | 1993-09-20 | 1996-10-16 | Information processing apparatus incorporating automatic SCSI ID generation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233684A JPH0793219A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793219A true JPH0793219A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16958925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5233684A Pending JPH0793219A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 情報処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5721840A (ja) |
JP (1) | JPH0793219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233684A patent/JPH0793219A/ja active Pending
-
1996
- 1996-10-16 US US08/732,663 patent/US5721840A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030226 |