JPH07281840A - 2重化ディスク記録装置 - Google Patents
2重化ディスク記録装置Info
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- JPH07281840A JPH07281840A JP6076213A JP7621394A JPH07281840A JP H07281840 A JPH07281840 A JP H07281840A JP 6076213 A JP6076213 A JP 6076213A JP 7621394 A JP7621394 A JP 7621394A JP H07281840 A JPH07281840 A JP H07281840A
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- G06F11/16—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
- G06F11/20—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
- G06F11/2053—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant
- G06F11/2056—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant by mirroring
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- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
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- G06F3/0668—Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1803—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by redundancy in data representation
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/70—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
- G11C29/74—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using duplex memories, i.e. using dual copies
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- Quality & Reliability (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御装置内にデータRAMを設けずに、ホス
トコンピュータとHDDとの間でデータ転送を行う。 【構成】 電源投入時、バスコントローラ40をセット
することによりバッファセレクタ18、20の動作をB
からCにした後、IDコマンドをHDD1、HDD2に
送る。コントローラ40をセットすることによりセレク
タ18、20の動作をCからBにした後、HDD1、H
DD2のRAMに記憶されたパラメータをMPU26の
RAMに格納し、格納したパラメータをミラーディスク
用のパラメータに変更する。変更されたミラーディスク
用のパラメータをHDD1のRAMに書き込む。そし
て、ミラーディスク用のパラメータをHDD1のRAM
から読み出し同時にホストコンピュータに送る。
トコンピュータとHDDとの間でデータ転送を行う。 【構成】 電源投入時、バスコントローラ40をセット
することによりバッファセレクタ18、20の動作をB
からCにした後、IDコマンドをHDD1、HDD2に
送る。コントローラ40をセットすることによりセレク
タ18、20の動作をCからBにした後、HDD1、H
DD2のRAMに記憶されたパラメータをMPU26の
RAMに格納し、格納したパラメータをミラーディスク
用のパラメータに変更する。変更されたミラーディスク
用のパラメータをHDD1のRAMに書き込む。そし
て、ミラーディスク用のパラメータをHDD1のRAM
から読み出し同時にホストコンピュータに送る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2重化ディスク記録装
置に係り、より詳しくは、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
各々に記録させると共に一対のハードディスクのうちの
1のハードディスクからデータを読み取り読み取ったデ
ータをホストコンピュータに転送する2重化ディスク記
録装置に関する。
置に係り、より詳しくは、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
各々に記録させると共に一対のハードディスクのうちの
1のハードディスクからデータを読み取り読み取ったデ
ータをホストコンピュータに転送する2重化ディスク記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】データ
を記録するための磁気記録媒体である磁気ディスクにデ
ータを記録すると共に磁気ディスクからデータを読み取
るハードディスクは、コンピュータ・システムにおいて
大量のデータやプログラムを記憶、保存するために欠く
ことのできない装置である。ハードディスクは可動の機
械部品を含むため、コンピュータ・システムでは比較的
故障し易い装置である。ハードディスクが故障するとデ
ータやプログラムの読み出しや記憶ができなくなり、ハ
ードディスクを使用するコンピュータ・システム全体が
停止してしまうおそれがある。
を記録するための磁気記録媒体である磁気ディスクにデ
ータを記録すると共に磁気ディスクからデータを読み取
るハードディスクは、コンピュータ・システムにおいて
大量のデータやプログラムを記憶、保存するために欠く
ことのできない装置である。ハードディスクは可動の機
械部品を含むため、コンピュータ・システムでは比較的
故障し易い装置である。ハードディスクが故障するとデ
ータやプログラムの読み出しや記憶ができなくなり、ハ
ードディスクを使用するコンピュータ・システム全体が
停止してしまうおそれがある。
【0003】これを防ぐため、ハードディスクを多重化
し、ホストコンピュータからのコマンドに基づいて多重
化したハードディスクにデータ等を記録し又は多重化し
たハードディスクからデータ等を読み取る多重化ディス
ク記録制御装置(リダンダント・ディスク・アレイ(Red
undant Disk Array))が既に提案されている。多重化デ
ィスク制御装置には、データを複数のハードディスクに
分割するレイド0、レイド3及びレイド5、2台のハー
ドディスクに重複してデータを記録するレイド1等があ
る。
し、ホストコンピュータからのコマンドに基づいて多重
化したハードディスクにデータ等を記録し又は多重化し
たハードディスクからデータ等を読み取る多重化ディス
ク記録制御装置(リダンダント・ディスク・アレイ(Red
undant Disk Array))が既に提案されている。多重化デ
ィスク制御装置には、データを複数のハードディスクに
分割するレイド0、レイド3及びレイド5、2台のハー
ドディスクに重複してデータを記録するレイド1等があ
る。
【0004】レイド1が適用された多重化ディスク記録
装置(以下、2重化ディスク記録装置という)では、同
一のデータやプログラムを二つのハードディスクに常時
記憶しておき、一方のハードディスクが故障すると、故
障したハードディスクの代わりに残りの正常なハードデ
ィスクを用いてデータの読み取り等を行うようにして冗
長性を持たせている。
装置(以下、2重化ディスク記録装置という)では、同
一のデータやプログラムを二つのハードディスクに常時
記憶しておき、一方のハードディスクが故障すると、故
障したハードディスクの代わりに残りの正常なハードデ
ィスクを用いてデータの読み取り等を行うようにして冗
長性を持たせている。
【0005】2重化ディスク記録装置は、ホストコンピ
ュータからデータを記録するコマンド(ライトコマン
ド)を受けたとき、次のように処理している。すなわ
ち、ホストコンピュータからデータを記録するためのコ
マンドやパラメータを受け取ると、まず、1台目のハー
ドディスクに対しホストコンピュータから受け取ったラ
イトコマンドやパラメータを送り、次に、2台目のハー
ドディスクにも同じようにライトコマンドやパラメータ
を送る。それら2台のハードディスクが共にデータを転
送し、転送されたデータを記録できる状態(データ転送
可能状態)となったとき、ホストコンピュータからのデ
ータを1対のハードディスクに同時に送るようにしてい
る。これにより、送られたデータが1対のハードディス
クの磁気ディスク双方に記録される。
ュータからデータを記録するコマンド(ライトコマン
ド)を受けたとき、次のように処理している。すなわ
ち、ホストコンピュータからデータを記録するためのコ
マンドやパラメータを受け取ると、まず、1台目のハー
ドディスクに対しホストコンピュータから受け取ったラ
イトコマンドやパラメータを送り、次に、2台目のハー
ドディスクにも同じようにライトコマンドやパラメータ
を送る。それら2台のハードディスクが共にデータを転
送し、転送されたデータを記録できる状態(データ転送
可能状態)となったとき、ホストコンピュータからのデ
ータを1対のハードディスクに同時に送るようにしてい
る。これにより、送られたデータが1対のハードディス
クの磁気ディスク双方に記録される。
【0006】また、2重化ディスク記録装置は、ホスト
コンピュータからデータを読み出すコマンド(リードコ
マンド)を受け取ったとき、次のように処理している。
なお、これには、第1の方法と第2の方法とがある。
コンピュータからデータを読み出すコマンド(リードコ
マンド)を受け取ったとき、次のように処理している。
なお、これには、第1の方法と第2の方法とがある。
【0007】第1の方法は、1対のハードディスクのう
ちの決められた1台のみに対してリードコマンドを送
り、このリードコマンドが送られたハードディスクから
データを読み取りできる状態(リード可能状態)になる
のを待つ。このハードディスクがリード可能状態になっ
たとき、リード可能状態を表す情報をホストコンピュー
タに送り、ハードディスクから必要なデータをホストコ
ンピュータに転送している。
ちの決められた1台のみに対してリードコマンドを送
り、このリードコマンドが送られたハードディスクから
データを読み取りできる状態(リード可能状態)になる
のを待つ。このハードディスクがリード可能状態になっ
たとき、リード可能状態を表す情報をホストコンピュー
タに送り、ハードディスクから必要なデータをホストコ
ンピュータに転送している。
【0008】この方法は、制御プログラムが単純である
が、リードコマンドを受けたハードディスクに何らかの
故障が起きたときは、故障だと認定するための時間が長
く必要であり、また、故障認定後、残りの1台のハード
ディスクに新たにリードコマンドを送る必要がある。こ
のため、いずれかのハードディスクが故障すると、リー
ドコマンドを受けたときから、磁気ディスクのデータの
読み取り完了時までのリード時間が長く必要となる。
が、リードコマンドを受けたハードディスクに何らかの
故障が起きたときは、故障だと認定するための時間が長
く必要であり、また、故障認定後、残りの1台のハード
ディスクに新たにリードコマンドを送る必要がある。こ
のため、いずれかのハードディスクが故障すると、リー
ドコマンドを受けたときから、磁気ディスクのデータの
読み取り完了時までのリード時間が長く必要となる。
【0009】一方、第2の方法は、1対のハードディス
クともにリードコマンドを出して、1対のうちどちらか
早くデータ転送可能になったハードディスクから必要な
データの転送を行っている。
クともにリードコマンドを出して、1対のうちどちらか
早くデータ転送可能になったハードディスクから必要な
データの転送を行っている。
【0010】この方法は、いずれかのハードディスクが
故障しても1対のうちどちらか1台のハードディスクが
データ転送可能状態になればよいので、第1の方法に比
べ、ハードディスクの故障時のリード時間を短くするこ
とができる。しかし、この方法においては、必要なデー
タがハードデスクの内周近くに記録してあると、磁気ヘ
ッドから読み取られたデータの読み取り電圧が低く、デ
ータを読み取ったとしてもデータを認識することができ
ない場合がある。従って、ハードディスク自身がデータ
読み取りのために再試行を繰り返したり、必要なときは
2重化ディスク記録装置が再度パラメータやコマンドを
ハードディスクに送る再試行を行わなければならない。
このように、ハードディスク自身や2重化ディスク記録
装置による再試行により、ようやく、データを読み取る
ことができることになる。よって、必要なデータがハー
ドディスクの内周近くに記録してあるとデータが読み取
れなくなる確率が高くなったり、リード時間が長く必要
となる場合がある。
故障しても1対のうちどちらか1台のハードディスクが
データ転送可能状態になればよいので、第1の方法に比
べ、ハードディスクの故障時のリード時間を短くするこ
とができる。しかし、この方法においては、必要なデー
タがハードデスクの内周近くに記録してあると、磁気ヘ
ッドから読み取られたデータの読み取り電圧が低く、デ
ータを読み取ったとしてもデータを認識することができ
ない場合がある。従って、ハードディスク自身がデータ
読み取りのために再試行を繰り返したり、必要なときは
2重化ディスク記録装置が再度パラメータやコマンドを
ハードディスクに送る再試行を行わなければならない。
このように、ハードディスク自身や2重化ディスク記録
装置による再試行により、ようやく、データを読み取る
ことができることになる。よって、必要なデータがハー
ドディスクの内周近くに記録してあるとデータが読み取
れなくなる確率が高くなったり、リード時間が長く必要
となる場合がある。
【0011】本発明の第1の目的は、一対のハードディ
スクについて同時にデータの認識ができなくなる可能性
を低下させかつ同時に再試行が行われる確率が低い2重
化ディスク記録装置を提供することである。
スクについて同時にデータの認識ができなくなる可能性
を低下させかつ同時に再試行が行われる確率が低い2重
化ディスク記録装置を提供することである。
【0012】また、前述した2重化ディスク記録装置に
おける第1の方法及び第2の方法では、1回のデータの
読み取り終了時には、2台のハードディスクのデータを
読み取るヘッドの位置は共に、該データが記録された場
所にいるか又は初期位置にいる。よって、ハードディス
クに次のデータを読み出すリードコマンドが送られ、ヘ
ッドの位置が、前回データが記録された場所から、必要
なデータが記録されている場所に移動するまでの時間
は、第1の方法と第2の方法とに大差はない。
おける第1の方法及び第2の方法では、1回のデータの
読み取り終了時には、2台のハードディスクのデータを
読み取るヘッドの位置は共に、該データが記録された場
所にいるか又は初期位置にいる。よって、ハードディス
クに次のデータを読み出すリードコマンドが送られ、ヘ
ッドの位置が、前回データが記録された場所から、必要
なデータが記録されている場所に移動するまでの時間
は、第1の方法と第2の方法とに大差はない。
【0013】本発明の第2の目的は、ハードディスクに
リード要求がされ、ヘッドの位置が必要なデータが記録
されている場所に移動するまでの時間(シーク時間)を
短縮することの可能な2重化ディスク記録装置を提供す
ることである。
リード要求がされ、ヘッドの位置が必要なデータが記録
されている場所に移動するまでの時間(シーク時間)を
短縮することの可能な2重化ディスク記録装置を提供す
ることである。
【0014】また、従来、2重化ディスク記録装置で
は、記録容量の大容量化に伴う大型化によってハードデ
ィスクをコンピュータ、例えば、パーソナルコンピュー
タに内蔵することが困難となり、ハードディスクを外部
に取り付けていた。コンピュータの外部にハードディス
クを取り付ける場合にはハードディスクのインターフェ
ースをケーブルで接続する必要があり、この場合、ノイ
ズによる誤動作を避けるため、外付けのハードディスク
に適しているスカジー(SCSI(Small Computer Sys
tem Interface))を使用して、2重化ディスク制御装置
と一対のハードディスクとを接続するのが一般的であ
り、これにより、数10GBの容量を可能としていた。
は、記録容量の大容量化に伴う大型化によってハードデ
ィスクをコンピュータ、例えば、パーソナルコンピュー
タに内蔵することが困難となり、ハードディスクを外部
に取り付けていた。コンピュータの外部にハードディス
クを取り付ける場合にはハードディスクのインターフェ
ースをケーブルで接続する必要があり、この場合、ノイ
ズによる誤動作を避けるため、外付けのハードディスク
に適しているスカジー(SCSI(Small Computer Sys
tem Interface))を使用して、2重化ディスク制御装置
と一対のハードディスクとを接続するのが一般的であ
り、これにより、数10GBの容量を可能としていた。
【0015】これに対し、小型のハードディスクを内蔵
するパーソナルコンピュータに対して一般的に、ATイ
ンターフェースが用いられていた。ここで、ATインタ
ーフェースが接続されたホストが使用できるハードディ
スクの容量はBIOSの制限により最大528MBとい
う制限があるため、ATインターフェースは2重化ディ
スク装置に用いられてはいなかった。
するパーソナルコンピュータに対して一般的に、ATイ
ンターフェースが用いられていた。ここで、ATインタ
ーフェースが接続されたホストが使用できるハードディ
スクの容量はBIOSの制限により最大528MBとい
う制限があるため、ATインターフェースは2重化ディ
スク装置に用いられてはいなかった。
【0016】しかし、MRヘッドの開発等により急速に
大容量のハードディスクの小型化が進み、パーソナルコ
ンピュータに内蔵できる3.5インチのハードディスク
でも、GB以上のものが作られるようになり、また、A
NSIによるATAのスペックの追加により、ATイン
ターフェースのハードディスクでもSCSI並みの大容
量化をBIOSがアクセスできるようになったのに伴
い、パーソナルコンピュータに用いられる小型のハード
ディスクでも2重化の必要性が急速に高まっている。
大容量のハードディスクの小型化が進み、パーソナルコ
ンピュータに内蔵できる3.5インチのハードディスク
でも、GB以上のものが作られるようになり、また、A
NSIによるATAのスペックの追加により、ATイン
ターフェースのハードディスクでもSCSI並みの大容
量化をBIOSがアクセスできるようになったのに伴
い、パーソナルコンピュータに用いられる小型のハード
ディスクでも2重化の必要性が急速に高まっている。
【0017】ところで、ホストコンピュータに対しAT
インターフェースで接続された2重化ディスク制御装置
では、内部にデータRAMが必要であった。これは、ホ
ストとハードディスク間で同期をとるためのタイミング
の厳しさと共にアイデンティファイ・ドライブ(Identi
fy Drive )というコマンド処理に、256ワードの連続
したデータ転送の機能が必要だったからである。すなわ
ち、アイデンティファイ・ドライブコマンドは、パワー
オンの直後の初期化のために一度行われるものであり、
ハードディスクのパラメータインフォーメーションをホ
ストコンピュータが受け取るのを可能にするコマンド
で、256ワードのデータが1ブロックのパラメータと
なっており、16ビット単位で256ワード連続でハー
ドディスクからホストコンピュータに転送することを要
求するものである。このパラメータは制御装置が一対の
ハードディスクに対して動作するために一部モディファ
イする必要があり、そのため、256ワードのデータを
格納するためのデータRAMが制御装置内にあることが
必要であった。このため、データRAMを内部に用いた
制御装置の回路は、その構成が複雑となり、コストもか
かるという問題があった。
インターフェースで接続された2重化ディスク制御装置
では、内部にデータRAMが必要であった。これは、ホ
ストとハードディスク間で同期をとるためのタイミング
の厳しさと共にアイデンティファイ・ドライブ(Identi
fy Drive )というコマンド処理に、256ワードの連続
したデータ転送の機能が必要だったからである。すなわ
ち、アイデンティファイ・ドライブコマンドは、パワー
オンの直後の初期化のために一度行われるものであり、
ハードディスクのパラメータインフォーメーションをホ
ストコンピュータが受け取るのを可能にするコマンド
で、256ワードのデータが1ブロックのパラメータと
なっており、16ビット単位で256ワード連続でハー
ドディスクからホストコンピュータに転送することを要
求するものである。このパラメータは制御装置が一対の
ハードディスクに対して動作するために一部モディファ
イする必要があり、そのため、256ワードのデータを
格納するためのデータRAMが制御装置内にあることが
必要であった。このため、データRAMを内部に用いた
制御装置の回路は、その構成が複雑となり、コストもか
かるという問題があった。
【0018】本発明の第3の目的は、制御装置内にデー
タRAMを設けずに、ホストコンピュータとハードディ
スクとの間でデータ転送が行なえ簡易な構成でかつ低コ
ストの2重化ディスク記録装置を提供することである。
タRAMを設けずに、ホストコンピュータとハードディ
スクとの間でデータ転送が行なえ簡易な構成でかつ低コ
ストの2重化ディスク記録装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的達成のた
め請求項1記載の発明は、データを記録するための磁気
記録媒体である磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデ
ータを記録すると共に前記磁気ディスクに記録されたデ
ータを読み取る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードデ
ィスクからなるハードディスク装置と、ホストコンピュ
ータから転送されたデータと同一のデータを前記一対の
ハードディスクの各々に記録させると共に前記一対のハ
ードディスクのうちの1のハードディスクからデータを
読み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転送
するように、前記ハードディスク装置を制御する制御装
置と、を含んだ2重化ディスク記録装置において、前記
制御装置は、前記一対のハードディスクから記録された
データを読み出す際、前記一対のハードディスクの各々
の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出す磁気デ
ィスクの場所までの距離が一対のハードディスクのそれ
ぞれにおいて異なるように、前記ハードディスク装置を
制御するようにしている。
め請求項1記載の発明は、データを記録するための磁気
記録媒体である磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデ
ータを記録すると共に前記磁気ディスクに記録されたデ
ータを読み取る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードデ
ィスクからなるハードディスク装置と、ホストコンピュ
ータから転送されたデータと同一のデータを前記一対の
ハードディスクの各々に記録させると共に前記一対のハ
ードディスクのうちの1のハードディスクからデータを
読み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転送
するように、前記ハードディスク装置を制御する制御装
置と、を含んだ2重化ディスク記録装置において、前記
制御装置は、前記一対のハードディスクから記録された
データを読み出す際、前記一対のハードディスクの各々
の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出す磁気デ
ィスクの場所までの距離が一対のハードディスクのそれ
ぞれにおいて異なるように、前記ハードディスク装置を
制御するようにしている。
【0020】上記第1の目的達成のため請求項2記載の
発明は、データを記録するための磁気記録媒体である磁
気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録すると
共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取る磁
気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクからなるハ
ードディスク装置と、ホストコンピュータから転送され
たデータと同一のデータを前記一対のハードディスクの
各々に記録させると共に前記一対のハードディスクのう
ちの1のハードディスクからデータを読み取り読み取っ
たデータをホストコンピュータに転送するように、前記
ハードディスク装置を制御する制御装置と、を含んだ2
重化ディスク記録装置において、前記制御装置は、前記
ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タが前記一対のハードディスクの磁気ディスク上のそれ
ぞれ異なる場所に記録されるように、前記ハードディス
ク装置を制御するようにしている。
発明は、データを記録するための磁気記録媒体である磁
気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録すると
共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取る磁
気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクからなるハ
ードディスク装置と、ホストコンピュータから転送され
たデータと同一のデータを前記一対のハードディスクの
各々に記録させると共に前記一対のハードディスクのう
ちの1のハードディスクからデータを読み取り読み取っ
たデータをホストコンピュータに転送するように、前記
ハードディスク装置を制御する制御装置と、を含んだ2
重化ディスク記録装置において、前記制御装置は、前記
ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タが前記一対のハードディスクの磁気ディスク上のそれ
ぞれ異なる場所に記録されるように、前記ハードディス
ク装置を制御するようにしている。
【0021】上記第2の目的を達成するため請求項3記
載の発明は、データを記録するための磁気記録媒体であ
る磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録す
ると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取
る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクからな
るハードディスク装置と、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを前記一対のハードディス
クの各々に記録させると共に前記一対のハードディスク
のうちの1のハードディスクからデータを読み取り読み
取ったデータをホストコンピュータに転送するように、
前記ハードディスク装置を制御する制御装置と、を含ん
だ2重化ディスク記録装置において、前記制御装置は、
一対のハードディスクのうちの1のハードディスクから
読み取ったデータを前記ホストコンピュータに転送して
いるとき、前記データを転送しているハードディスク以
外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、このハード
ディスクの磁気ディスクにおける前記転送しているデー
タに対応するデータが記録されている場所以外の場所に
セットされるように、前記ハードディスク装置を制御す
るようにしている。
載の発明は、データを記録するための磁気記録媒体であ
る磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録す
ると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取
る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクからな
るハードディスク装置と、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを前記一対のハードディス
クの各々に記録させると共に前記一対のハードディスク
のうちの1のハードディスクからデータを読み取り読み
取ったデータをホストコンピュータに転送するように、
前記ハードディスク装置を制御する制御装置と、を含ん
だ2重化ディスク記録装置において、前記制御装置は、
一対のハードディスクのうちの1のハードディスクから
読み取ったデータを前記ホストコンピュータに転送して
いるとき、前記データを転送しているハードディスク以
外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、このハード
ディスクの磁気ディスクにおける前記転送しているデー
タに対応するデータが記録されている場所以外の場所に
セットされるように、前記ハードディスク装置を制御す
るようにしている。
【0022】更に上記第1の目的を達成するため請求項
4記載の発明は、請求項3記載の発明における制御装置
を、前記ホストコンピュータから転送されたデータと同
一のデータが前記一対のハードディスクの磁気ディスク
上のそれぞれ異なる場所に記録されるように、前記ハー
ドディスク装置を制御するようにしている。
4記載の発明は、請求項3記載の発明における制御装置
を、前記ホストコンピュータから転送されたデータと同
一のデータが前記一対のハードディスクの磁気ディスク
上のそれぞれ異なる場所に記録されるように、前記ハー
ドディスク装置を制御するようにしている。
【0023】上記第3の目的を達成するため請求項5記
載の発明は、データを記録するための磁気記録媒体であ
る磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録す
ると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取
る磁気ヘッドと、前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッド
を表すパラメータを記憶する記憶手段と、を備えた一対
のハードディスクからなるハードディスク装置と、ホス
トコンピュータから転送されたデータと同一のデータを
前記一対のハードディスクの各々に記録させると共に前
記一対のハードディスクのうちの1のハードディスクか
らデータを読み取り読み取ったデータをホストコンピュ
ータに転送するように、前記ハードディスク装置を制御
する制御装置と、を含んだ2重化ディスク記録装置にお
いて、前記制御装置は、前記一対のハードディスクの各
々の記憶手段に記憶されているパラメータを読み出し、
読み出されたパラメータを同一のデータを記録している
前記一対のハードディスクのハードディスク装置の使用
態様に応じたパラメータに変換し、変換されたパラメー
タを前記一対のハードディスクのいずれか1のハードデ
ィスクの記憶手段に記憶させ、前記変換されたパラメー
タを記憶したハードディスクの記憶手段に記憶された前
記変換されたパラメータを読み出し、読み出された前記
変換されたパラメータをホストコンピュータに送ること
により、ホストコンピュータが前記ハードディスク装置
のパラメータを受け取ることができるように、前記ハー
ドディスク装置を制御するようにしている。
載の発明は、データを記録するための磁気記録媒体であ
る磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録す
ると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み取
る磁気ヘッドと、前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッド
を表すパラメータを記憶する記憶手段と、を備えた一対
のハードディスクからなるハードディスク装置と、ホス
トコンピュータから転送されたデータと同一のデータを
前記一対のハードディスクの各々に記録させると共に前
記一対のハードディスクのうちの1のハードディスクか
らデータを読み取り読み取ったデータをホストコンピュ
ータに転送するように、前記ハードディスク装置を制御
する制御装置と、を含んだ2重化ディスク記録装置にお
いて、前記制御装置は、前記一対のハードディスクの各
々の記憶手段に記憶されているパラメータを読み出し、
読み出されたパラメータを同一のデータを記録している
前記一対のハードディスクのハードディスク装置の使用
態様に応じたパラメータに変換し、変換されたパラメー
タを前記一対のハードディスクのいずれか1のハードデ
ィスクの記憶手段に記憶させ、前記変換されたパラメー
タを記憶したハードディスクの記憶手段に記憶された前
記変換されたパラメータを読み出し、読み出された前記
変換されたパラメータをホストコンピュータに送ること
により、ホストコンピュータが前記ハードディスク装置
のパラメータを受け取ることができるように、前記ハー
ドディスク装置を制御するようにしている。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明では、制御手段は、ホスト
コンピュータから転送されたデータと同一のデータを磁
気記録媒体である磁気ディスクに磁気ヘッドを介してデ
ータを記録すると共に一対のハードディスクのうちの1
のハードディスクからデータを磁気ディスクを介して読
み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転送す
る。
コンピュータから転送されたデータと同一のデータを磁
気記録媒体である磁気ディスクに磁気ヘッドを介してデ
ータを記録すると共に一対のハードディスクのうちの1
のハードディスクからデータを磁気ディスクを介して読
み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転送す
る。
【0025】ここで、制御装置は、一対のハードディス
クから記録されたデータを読み出す際、一対のハードデ
ィスクの各々の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読
み出す磁気ディスクの場所までの距離が一対のハードデ
ィスクのそれぞれにおいて異なるように、ハードディス
ク装置を制御する。
クから記録されたデータを読み出す際、一対のハードデ
ィスクの各々の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読
み出す磁気ディスクの場所までの距離が一対のハードデ
ィスクのそれぞれにおいて異なるように、ハードディス
ク装置を制御する。
【0026】このように、一対のハードディスクから記
録されたデータを読み出す際、一対のハードディスクの
各々の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出す磁
気ディスクの場所までの距離が一対のハードディスクの
それぞれにおいて異なるようにしているため、例えば、
同一のデータが一対のハードディスクの磁気ディスクの
同じ場所に記録されている場合、一対のハードディスク
のうち一方のハードディスクが他方のハードディスクよ
り先にデータの読み取りを開始することができ、一対の
ハードディスクが同時にデータの読み取りを開始するこ
とを防止することができる。また、一方のハードディス
クについてデータを読み出すために再試行を繰り返して
いるときに、他方のハードディスクにおける磁気ヘッド
が必要なデータが記録されている場所まで移動し該磁気
ヘッドが必要なデータが記録されている場所まで移動し
たとき一方のハードディスクについての再試行が終了
し、一対のハードディスクについて同時に再試行が行わ
れる確立を低くすることができる。また、一対のハード
ディスクの磁気ヘッドの位置が相対的に同じ位置にセッ
トされていても同一のデータが一対のハードディスクの
磁気ディスクのそれぞれ異なる位置に記録されている場
合には、一方のハードディスクが、例えば、必要なデー
タがハードディスクの内周付近に記録されていることに
より再試行を行っても、他方のハードディスクの磁気デ
ィスクには必要なデータが内周付近に記録されていない
ことから、該ハードティスク装置の磁気ディスクについ
て再試行を行う確立が低いので、一対のハードディスク
装置について同時に再試行が行われる確立を低くするこ
とができる。
録されたデータを読み出す際、一対のハードディスクの
各々の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出す磁
気ディスクの場所までの距離が一対のハードディスクの
それぞれにおいて異なるようにしているため、例えば、
同一のデータが一対のハードディスクの磁気ディスクの
同じ場所に記録されている場合、一対のハードディスク
のうち一方のハードディスクが他方のハードディスクよ
り先にデータの読み取りを開始することができ、一対の
ハードディスクが同時にデータの読み取りを開始するこ
とを防止することができる。また、一方のハードディス
クについてデータを読み出すために再試行を繰り返して
いるときに、他方のハードディスクにおける磁気ヘッド
が必要なデータが記録されている場所まで移動し該磁気
ヘッドが必要なデータが記録されている場所まで移動し
たとき一方のハードディスクについての再試行が終了
し、一対のハードディスクについて同時に再試行が行わ
れる確立を低くすることができる。また、一対のハード
ディスクの磁気ヘッドの位置が相対的に同じ位置にセッ
トされていても同一のデータが一対のハードディスクの
磁気ディスクのそれぞれ異なる位置に記録されている場
合には、一方のハードディスクが、例えば、必要なデー
タがハードディスクの内周付近に記録されていることに
より再試行を行っても、他方のハードディスクの磁気デ
ィスクには必要なデータが内周付近に記録されていない
ことから、該ハードティスク装置の磁気ディスクについ
て再試行を行う確立が低いので、一対のハードディスク
装置について同時に再試行が行われる確立を低くするこ
とができる。
【0027】ここで、請求項2記載の発明では、制御装
置は、ホストコンピュータから転送されたデータと同一
のデータが一対のハードディスクの磁気ディスク上のそ
れぞれ異なる場所に記録されるように、ハードディスク
装置を制御する。
置は、ホストコンピュータから転送されたデータと同一
のデータが一対のハードディスクの磁気ディスク上のそ
れぞれ異なる場所に記録されるように、ハードディスク
装置を制御する。
【0028】このように、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録することか
ら、一対のハードディスクの磁気ディスクの内周付近に
共に同一のデータが記録されることを防止でき、これに
より、一方の磁気ディスクの内周付近にデータを記録し
ても他方の磁気ディスクでは同一のデータを内周付近以
外に記録することができ、一対の磁気ディスクが同時に
再試行に入る確立を低くすることができる。
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録することか
ら、一対のハードディスクの磁気ディスクの内周付近に
共に同一のデータが記録されることを防止でき、これに
より、一方の磁気ディスクの内周付近にデータを記録し
ても他方の磁気ディスクでは同一のデータを内周付近以
外に記録することができ、一対の磁気ディスクが同時に
再試行に入る確立を低くすることができる。
【0029】また、請求項3記載の発明では、制御装置
は、一対のハードディスクのうちの1のハードディスク
装置から読み取ったデータをホストコンピュータに転送
しているとき、データを転送しているハードディスク以
外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、このハード
ディスクの磁気ディスクにおける転送しているデータに
対応するデータが記録されている場所以外の場所にセッ
トされるように、ハードディスク装置を制御する。
は、一対のハードディスクのうちの1のハードディスク
装置から読み取ったデータをホストコンピュータに転送
しているとき、データを転送しているハードディスク以
外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、このハード
ディスクの磁気ディスクにおける転送しているデータに
対応するデータが記録されている場所以外の場所にセッ
トされるように、ハードディスク装置を制御する。
【0030】このように、データを転送しているハード
ディスク以外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、
このハードディスにおける磁気ディスクの転送している
データに対応するデータが記録されている場所以外の場
所にセットされるようにしていることから、次のデータ
を読み出す際、シーク時間を短縮でき、即時にデータの
読み出しを行うことができる。
ディスク以外のハードディスクの磁気ヘッドの位置が、
このハードディスにおける磁気ディスクの転送している
データに対応するデータが記録されている場所以外の場
所にセットされるようにしていることから、次のデータ
を読み出す際、シーク時間を短縮でき、即時にデータの
読み出しを行うことができる。
【0031】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
3記載の発明における制御装置は、ホストコンピュータ
から転送されたデータと同一のデータが一対のハードデ
ィスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録さ
れるように、ハードディスク装置を制御する。
3記載の発明における制御装置は、ホストコンピュータ
から転送されたデータと同一のデータが一対のハードデ
ィスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録さ
れるように、ハードディスク装置を制御する。
【0032】このように、ホストコンピュータから転送
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録することか
ら、一対のハードディスクの磁気ディスクの内周付近に
共に同一のデータが記録されることを防止でき、これに
より、一方の磁気ディスクの内周付近にデータを記録し
ても他方の磁気ディスクでは同一のデータを内周付近以
外に記録することができ、一対の磁気ディスクが同時に
再試行に入る確立を低くすることができる。
されたデータと同一のデータを一対のハードディスクの
磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録することか
ら、一対のハードディスクの磁気ディスクの内周付近に
共に同一のデータが記録されることを防止でき、これに
より、一方の磁気ディスクの内周付近にデータを記録し
ても他方の磁気ディスクでは同一のデータを内周付近以
外に記録することができ、一対の磁気ディスクが同時に
再試行に入る確立を低くすることができる。
【0033】請求項5記載の発明では、制御手段は、ホ
ストコンピュータから転送されたデータと同一のデータ
を磁気記録媒体である磁気ディスクに磁気ヘッドを介し
てデータを記録すると共に一対のハードディスクのうち
の1のハードディスクからデータを磁気ディスクを介し
て読み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転
送する。
ストコンピュータから転送されたデータと同一のデータ
を磁気記録媒体である磁気ディスクに磁気ヘッドを介し
てデータを記録すると共に一対のハードディスクのうち
の1のハードディスクからデータを磁気ディスクを介し
て読み取り読み取ったデータをホストコンピュータに転
送する。
【0034】ここで、一対のハードディスクの各々の記
憶手段には、磁気ディスク及び磁気ヘッドを表すパラメ
ータを記憶する。
憶手段には、磁気ディスク及び磁気ヘッドを表すパラメ
ータを記憶する。
【0035】そして、制御装置は、一対のハードディス
クの各々の記憶手段に記憶されているパラメータを読み
出し、読み出されたパラメータを同一のデータを記録し
ている一対のハードディスクのハードディスク装置の使
用態様に応じたパラメータに変換し、変換されたパラメ
ータを一対のハードディスクのいずれか1のハードディ
スクの記憶手段に記憶させ、変換されたパラメータを記
憶したハードディスクの記憶手段に記憶された変換され
たパラメータを読み出し、読み出された変換されたパラ
メータをホストコンピュータに送ることにより、ホスト
コンピュータがハードディスク装置のパラメータを受け
取ることができるように、ハードディスク装置を制御す
る。
クの各々の記憶手段に記憶されているパラメータを読み
出し、読み出されたパラメータを同一のデータを記録し
ている一対のハードディスクのハードディスク装置の使
用態様に応じたパラメータに変換し、変換されたパラメ
ータを一対のハードディスクのいずれか1のハードディ
スクの記憶手段に記憶させ、変換されたパラメータを記
憶したハードディスクの記憶手段に記憶された変換され
たパラメータを読み出し、読み出された変換されたパラ
メータをホストコンピュータに送ることにより、ホスト
コンピュータがハードディスク装置のパラメータを受け
取ることができるように、ハードディスク装置を制御す
る。
【0036】このように、各々の記憶手段に記憶されて
いるパラメータを同一のデータを記録している一対のハ
ードディスクのハードディスク装置の使用態様に応じた
パラメータに変換していずれか1の記憶手段に記憶さ
せ、記憶された該変換されたパラメータを読み出してホ
ストコンピュータに送って、ホストコンピュータがハー
ドディスク装置のパラメータを受け取ることを可能して
いるため、該パラメータを連続してホストコンピュータ
に転送するために必要であった制御手段内の記憶手段、
例えば、RAMを除去することができ、該制御装置の構
成を簡易なものとすることができる。
いるパラメータを同一のデータを記録している一対のハ
ードディスクのハードディスク装置の使用態様に応じた
パラメータに変換していずれか1の記憶手段に記憶さ
せ、記憶された該変換されたパラメータを読み出してホ
ストコンピュータに送って、ホストコンピュータがハー
ドディスク装置のパラメータを受け取ることを可能して
いるため、該パラメータを連続してホストコンピュータ
に転送するために必要であった制御手段内の記憶手段、
例えば、RAMを除去することができ、該制御装置の構
成を簡易なものとすることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本実施例の2重化ディスク記録装
置のブロック図が示されている。図1に示されているよ
うに、2重化ディスク記録装置は、一対のハードディス
ク(以下、HDDという)1、HDD2を備えたハード
ディスク装置14を備えている。HDD1及びHDD2
の各々は、図示しないデータを記録するための磁気ディ
スク(以下、MDという)と、MDにデータを記録する
と共にMDに記録されたデータを読み取る磁気ヘッド
と、MDと磁気ヘッドの特性やこれらから成るHDDの
特性を表すパラメータを記録するRAM、を備えてい
る。
に説明する。図1は、本実施例の2重化ディスク記録装
置のブロック図が示されている。図1に示されているよ
うに、2重化ディスク記録装置は、一対のハードディス
ク(以下、HDDという)1、HDD2を備えたハード
ディスク装置14を備えている。HDD1及びHDD2
の各々は、図示しないデータを記録するための磁気ディ
スク(以下、MDという)と、MDにデータを記録する
と共にMDに記録されたデータを読み取る磁気ヘッド
と、MDと磁気ヘッドの特性やこれらから成るHDDの
特性を表すパラメータを記録するRAM、を備えてい
る。
【0038】HDD1及びHDD2の各々は、ATイン
ターフェースを介して、制御装置12と接続されてお
り、該制御装置12は、ATインターフェースを介し
て、ホストコンピュータ10に接続されている。
ターフェースを介して、制御装置12と接続されてお
り、該制御装置12は、ATインターフェースを介し
て、ホストコンピュータ10に接続されている。
【0039】制御装置12は、ホストコンピュータ10
から転送されたデータと同一のデータを一対のHDD
1、HDD2の各々のMDに記録させると共に一対のH
DD1、HDD2のうちの1のHDDのMDからデータ
を読み取り読み取ったデータをホストコンピュータ10
に転送するように、HDD1、HDD2の各々を制御す
るものである。
から転送されたデータと同一のデータを一対のHDD
1、HDD2の各々のMDに記録させると共に一対のH
DD1、HDD2のうちの1のHDDのMDからデータ
を読み取り読み取ったデータをホストコンピュータ10
に転送するように、HDD1、HDD2の各々を制御す
るものである。
【0040】制御装置12は、図2に示すように、AT
インターフェースを介してホストコンピュータ10のデ
ータバスに接続されている双方向バッファ16を備えて
いる。双方向バッファ16は、ホストコンピュータ10
とHDD1、HDD2間でデータ転送する際、該データ
を一時的に保持するものである。双方向バッファ16に
は、バッファセレクタ18、20が端子Aを介して接続
されている。バッファセレクタ18、20は端子Bを介
して、ホストレジスタ22に接続されており、ホストレ
ジスタ22は双方向バッファ16に接続されている。ホ
ストレジスタ22は、ホストコンピュータ10からのパ
ラメータ及びコマンドを格納するためのものである。
インターフェースを介してホストコンピュータ10のデ
ータバスに接続されている双方向バッファ16を備えて
いる。双方向バッファ16は、ホストコンピュータ10
とHDD1、HDD2間でデータ転送する際、該データ
を一時的に保持するものである。双方向バッファ16に
は、バッファセレクタ18、20が端子Aを介して接続
されている。バッファセレクタ18、20は端子Bを介
して、ホストレジスタ22に接続されており、ホストレ
ジスタ22は双方向バッファ16に接続されている。ホ
ストレジスタ22は、ホストコンピュータ10からのパ
ラメータ及びコマンドを格納するためのものである。
【0041】バッファセレクタ18、20には、バスコ
ントローラ40が接続されている。バッファセレクタ1
8、20は、バスコントローラ40からの信号によっ
て、ホストコンピュータ10及びHDD1、HDD2間
のデータ転送方向に応じて端子A、B、Cを、端子Aと
端子C又は端子Bと端子Cとに切り換えて、データの転
送を行うものである。
ントローラ40が接続されている。バッファセレクタ1
8、20は、バスコントローラ40からの信号によっ
て、ホストコンピュータ10及びHDD1、HDD2間
のデータ転送方向に応じて端子A、B、Cを、端子Aと
端子C又は端子Bと端子Cとに切り換えて、データの転
送を行うものである。
【0042】制御装置12は、アドレスデコーダ32、
セレクタ36、38を備えている。ホストコンピュータ
10のコントロール信号のためのバスは、ATインター
フェース、アドレスデコーダ32を介してホストレジス
タ22に接続されている。アドレスデコーダ32は、ホ
ストコンピュータ10からのコントロール信号に基づい
て、ホストコンピュータ10からのパラメータ及びコマ
ンドをホストレジスタ22に書き込む書込み場所を指定
するためのものである。また、ホストコンピュータ10
のコントロール信号のためのバスは更に、セレクタ3
6、38、ATインターフェースを介してHDD1、H
DD2に接続されている。セレクタ36、38には、ド
ライブコントローラ42が接続されている。ドライブコ
ントローラ42は、ホストコンピュータ10からHDD
1及びHDD2に、又は、HDD1又はHDD2からホ
ストコンピュータ10に、データを転送する際、HDD
1及びHDD2の書込み場所、又は読み出し場所を指定
するためのコントロール信号を、セレクタ36、38を
介してHDD1及びHDD2に送るためのものである。
セレクタ36、38を備えている。ホストコンピュータ
10のコントロール信号のためのバスは、ATインター
フェース、アドレスデコーダ32を介してホストレジス
タ22に接続されている。アドレスデコーダ32は、ホ
ストコンピュータ10からのコントロール信号に基づい
て、ホストコンピュータ10からのパラメータ及びコマ
ンドをホストレジスタ22に書き込む書込み場所を指定
するためのものである。また、ホストコンピュータ10
のコントロール信号のためのバスは更に、セレクタ3
6、38、ATインターフェースを介してHDD1、H
DD2に接続されている。セレクタ36、38には、ド
ライブコントローラ42が接続されている。ドライブコ
ントローラ42は、ホストコンピュータ10からHDD
1及びHDD2に、又は、HDD1又はHDD2からホ
ストコンピュータ10に、データを転送する際、HDD
1及びHDD2の書込み場所、又は読み出し場所を指定
するためのコントロール信号を、セレクタ36、38を
介してHDD1及びHDD2に送るためのものである。
【0043】ホストレジスタ22、バッファセレクタ1
8、20、バスコントローラ40及びドライブコントロ
ーラ42はMPU26に接続されている。MPU26
は、RAM及びROMを備えている。そして、バッファ
セレクタ18、20は端子Cを介してATインターフェ
ースに接続され、また、セレクタ36、38はATイン
ターフェースに接続されており、該ATインターフェー
スにはHDD1、HDD2が接続されている。
8、20、バスコントローラ40及びドライブコントロ
ーラ42はMPU26に接続されている。MPU26
は、RAM及びROMを備えている。そして、バッファ
セレクタ18、20は端子Cを介してATインターフェ
ースに接続され、また、セレクタ36、38はATイン
ターフェースに接続されており、該ATインターフェー
スにはHDD1、HDD2が接続されている。
【0044】このように構成された2重化ディスク記録
装置の作用を図3に示したフローチャートを参照して説
明する。まず、同一のデータを記録する処理について説
明する。
装置の作用を図3に示したフローチャートを参照して説
明する。まず、同一のデータを記録する処理について説
明する。
【0045】ホストコンピュータ10は、HDD1、H
DD2のMDにデータ、例えば、「A」というデータを
記録するコマンド及びデータを記録するMDのデータ格
納アドレス、例えば、MDの外周C2近くのアドレスを
含むパラメータを、制御装置12に送る(図4(a)参
照)。このとき、ホストコンピュータ10は、コントロ
ール信号をアドレスデコーダ32に送っている。アドレ
スデコーダ32は、ホストコンピュータ10のコマンド
及びパラメータをホストレジスタ22に記録する場所を
指定するコントロール信号を該ホストレジスタ22に送
り、ホストレジスタ22は、双方向バッファ16を介し
て送られたコマンド及びパラメータを、ホストレジスタ
22のコントロール信号によって指定された場所に格納
する。そして、ステップ102で、ホストレジスタ22
の内容を読み取り、ステップ104で、パラメータのう
ちデータ格納アドレスにオフセットをつける。
DD2のMDにデータ、例えば、「A」というデータを
記録するコマンド及びデータを記録するMDのデータ格
納アドレス、例えば、MDの外周C2近くのアドレスを
含むパラメータを、制御装置12に送る(図4(a)参
照)。このとき、ホストコンピュータ10は、コントロ
ール信号をアドレスデコーダ32に送っている。アドレ
スデコーダ32は、ホストコンピュータ10のコマンド
及びパラメータをホストレジスタ22に記録する場所を
指定するコントロール信号を該ホストレジスタ22に送
り、ホストレジスタ22は、双方向バッファ16を介し
て送られたコマンド及びパラメータを、ホストレジスタ
22のコントロール信号によって指定された場所に格納
する。そして、ステップ102で、ホストレジスタ22
の内容を読み取り、ステップ104で、パラメータのう
ちデータ格納アドレスにオフセットをつける。
【0046】ここで、パラメータのうちのデータ格納ア
ドレスへのオフセットの付け方を説明する。データ格納
アドレスにオフセットを付けるのは、ホストコンピュー
タ10から転送された同一のデータが、一対のHDD
1、HDD2のMDのそれぞれ異なる場所に記録される
ようにするためである。前述したように、HDD1、H
DD2のMDの内周C1付近の同一の場所に同一のデー
タを記録すると、記録されたデータを読み出した場合
に、磁気ヘッドから読み取られたデータの読み取り電圧
が低く、データを読み取ったとしてもデータを認識する
ことができない場合がある。そこで、データを記録する
MDの場所が共に内周付近にならないように、いずれか
のパラメータのデータ格納アドレスにオフセットをつけ
るものである。例えば、一方のHDDのMDのデータ格
納アドレスと、他方のHDDのMDのデータ格納アドレ
スとが、MDの半径の中心を基準に対称となるように、
いずれかのパラメータのデータ格納アドレスにオフセッ
トをつける。これを図4を参照して説明すると、ホスト
コンピュータ10から送られたパラメータのデータ格納
アドレスがMDの内周C1付近の場合には、HDD1に
対するパラメータのデータ格納アドレスにオフセットを
付けず、HDD2に対するパラメータのデータ格納アド
レスのみに、MDの半径の中心付近を基準として対称位
置、すなわち、外周C2付近となるようにオフセットを
付ける。これにより、同一のデータ、例えば、「A」と
いうデータを記録するHDD1の場所がMD1の内周C
1付近となり、同一のデータ、例えば、「A」というデ
ータを記録するHDD2の場所がMD2の外周C2付近
となり、共に内周C1付近とならないようにすることが
できる。なお、ホストコンピュータ10から送られたパ
ラメータのデータ格納アドレスがMDの外周C2付近の
場合には、例えば、「B」というデータを記録するHD
D1の場所がMD1の外周C2付近となり、HDD2で
は、MD2の内周C1付近となる。
ドレスへのオフセットの付け方を説明する。データ格納
アドレスにオフセットを付けるのは、ホストコンピュー
タ10から転送された同一のデータが、一対のHDD
1、HDD2のMDのそれぞれ異なる場所に記録される
ようにするためである。前述したように、HDD1、H
DD2のMDの内周C1付近の同一の場所に同一のデー
タを記録すると、記録されたデータを読み出した場合
に、磁気ヘッドから読み取られたデータの読み取り電圧
が低く、データを読み取ったとしてもデータを認識する
ことができない場合がある。そこで、データを記録する
MDの場所が共に内周付近にならないように、いずれか
のパラメータのデータ格納アドレスにオフセットをつけ
るものである。例えば、一方のHDDのMDのデータ格
納アドレスと、他方のHDDのMDのデータ格納アドレ
スとが、MDの半径の中心を基準に対称となるように、
いずれかのパラメータのデータ格納アドレスにオフセッ
トをつける。これを図4を参照して説明すると、ホスト
コンピュータ10から送られたパラメータのデータ格納
アドレスがMDの内周C1付近の場合には、HDD1に
対するパラメータのデータ格納アドレスにオフセットを
付けず、HDD2に対するパラメータのデータ格納アド
レスのみに、MDの半径の中心付近を基準として対称位
置、すなわち、外周C2付近となるようにオフセットを
付ける。これにより、同一のデータ、例えば、「A」と
いうデータを記録するHDD1の場所がMD1の内周C
1付近となり、同一のデータ、例えば、「A」というデ
ータを記録するHDD2の場所がMD2の外周C2付近
となり、共に内周C1付近とならないようにすることが
できる。なお、ホストコンピュータ10から送られたパ
ラメータのデータ格納アドレスがMDの外周C2付近の
場合には、例えば、「B」というデータを記録するHD
D1の場所がMD1の外周C2付近となり、HDD2で
は、MD2の内周C1付近となる。
【0047】ステップ106で、コントローラ24をセ
ットする。すなわち、バッファセレクタ18の動作をB
からCになるようにセットする。ステップ108で、ホ
ストレジスタ22に格納されたコマンド及びパラメータ
を、ATインターフェースを介してHDD1に送る。こ
の際、HDD1を制御するコントロール信号が、ドライ
ブコントローラ42からセレクタ36を介してHDD1
に送られる。HDD1は、送られたコントロール信号、
コマンド及びパラメータに基づいて、指定された場所に
データが記録されるように磁気ヘッドの位置を移動させ
る。
ットする。すなわち、バッファセレクタ18の動作をB
からCになるようにセットする。ステップ108で、ホ
ストレジスタ22に格納されたコマンド及びパラメータ
を、ATインターフェースを介してHDD1に送る。こ
の際、HDD1を制御するコントロール信号が、ドライ
ブコントローラ42からセレクタ36を介してHDD1
に送られる。HDD1は、送られたコントロール信号、
コマンド及びパラメータに基づいて、指定された場所に
データが記録されるように磁気ヘッドの位置を移動させ
る。
【0048】ステップ110で、バッファセレクタ20
の動作をBからCになるようにコントローラ24をセッ
トする。ステップ112で、ホストレジスタ22に格納
されたコマンド及びステップ104でオフセットが付け
られたデータ格納アドレスを含むパラメータを、ATイ
ンターフェースを介してHDD2に送る。この際、HD
D2を制御するコントロール信号が、ドライブコントロ
ーラ42からセレクタ38を介してHDD2に送られ
る。HDD2は、送られたコントロール信号、コマンド
及びパラメータに基づいて、オフセットされて指定され
た場所にデータが記録されように磁気ヘッドの位置を移
動させる。
の動作をBからCになるようにコントローラ24をセッ
トする。ステップ112で、ホストレジスタ22に格納
されたコマンド及びステップ104でオフセットが付け
られたデータ格納アドレスを含むパラメータを、ATイ
ンターフェースを介してHDD2に送る。この際、HD
D2を制御するコントロール信号が、ドライブコントロ
ーラ42からセレクタ38を介してHDD2に送られ
る。HDD2は、送られたコントロール信号、コマンド
及びパラメータに基づいて、オフセットされて指定され
た場所にデータが記録されように磁気ヘッドの位置を移
動させる。
【0049】ステップ114で、バッファセレクタ1
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットする。ステップ116で、HDD1、HDD
2の双方からデータを記録できる状態である転送可能状
態を表す信号を入力したか判断する。HDD1、HDD
2の双方から該信号を入力するまで待ち、HDD1、H
DD2の双方から該信号を入力した場合には、ステップ
118で、バッファセレクタ18、20の動作をAから
Cになるようにコントローラ24をセットする。
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットする。ステップ116で、HDD1、HDD
2の双方からデータを記録できる状態である転送可能状
態を表す信号を入力したか判断する。HDD1、HDD
2の双方から該信号を入力するまで待ち、HDD1、H
DD2の双方から該信号を入力した場合には、ステップ
118で、バッファセレクタ18、20の動作をAから
Cになるようにコントローラ24をセットする。
【0050】ステップ120で、転送可能状態になって
いることを表す情報をホストレジスタ22に書き込む。
ホストコンピュータ10は、定期的にホストレジスタ2
2の内容を読み取って、転送可能状態になっていること
を表す情報がホストレジスタ22に書き込まれているか
を調べているので、転送可能状態になっていることを表
す情報がホストレジスタ22に書き込まれていると知っ
たホストコンピュータ10は、ATインターフェースを
介してデータを転送する。転送されたデータは、バッフ
ァセレクタ18、20、ATインターフェースを介して
HDD1、HDD2の双方に送られる。これにより、H
DD1及びHDD2は、磁気ヘッドを介して、指定され
た場所にデータを記録する。すなわち、例えば、HDD
1は、図4(a)に示すように、「A」というデータを
MD1の内周C1近くに記録し、HDD2は、図4
(b)に示すように、「A」というデータをMD2の外
周C2近くに記録する。
いることを表す情報をホストレジスタ22に書き込む。
ホストコンピュータ10は、定期的にホストレジスタ2
2の内容を読み取って、転送可能状態になっていること
を表す情報がホストレジスタ22に書き込まれているか
を調べているので、転送可能状態になっていることを表
す情報がホストレジスタ22に書き込まれていると知っ
たホストコンピュータ10は、ATインターフェースを
介してデータを転送する。転送されたデータは、バッフ
ァセレクタ18、20、ATインターフェースを介して
HDD1、HDD2の双方に送られる。これにより、H
DD1及びHDD2は、磁気ヘッドを介して、指定され
た場所にデータを記録する。すなわち、例えば、HDD
1は、図4(a)に示すように、「A」というデータを
MD1の内周C1近くに記録し、HDD2は、図4
(b)に示すように、「A」というデータをMD2の外
周C2近くに記録する。
【0051】ステップ124で、バッファセレクタ1
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットする。ステップ126で、HDD1、HDD
2の双方からデータの転送が終了したことを表す信号を
入力したか判断し、該信号を入力するまで待ち、該信号
を入力した場合には、ステップ128で、HDD1及び
HDD2へのデータ転送が終了したことを表す情報をホ
ストレジスタ22に書込み、本処理を終了する。
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットする。ステップ126で、HDD1、HDD
2の双方からデータの転送が終了したことを表す信号を
入力したか判断し、該信号を入力するまで待ち、該信号
を入力した場合には、ステップ128で、HDD1及び
HDD2へのデータ転送が終了したことを表す情報をホ
ストレジスタ22に書込み、本処理を終了する。
【0052】以上説明したように、同一のデータが記録
されるHDDのMDの場所をそれぞれ異なるようにして
いるため、一対のHDDのMDの双方共に内周付近に同
一のデータが記録されることを防止できる。これによ
り、いずれか一方のHDDのMDの内周付近にデータが
記憶されていても、他方のHDDのMDには外周付近に
該同一のデータが記憶されているので、一方のHDDの
MDの内周付近のデータの読み取りのためにパラメータ
及びコマンドを送る再試行が繰り返されたとしても、他
方のHDDのMDからはデータの読み取りが行われる確
率が高く、一対のHDDについて同時に再試行が行われ
る確率を低くすることができる。
されるHDDのMDの場所をそれぞれ異なるようにして
いるため、一対のHDDのMDの双方共に内周付近に同
一のデータが記録されることを防止できる。これによ
り、いずれか一方のHDDのMDの内周付近にデータが
記憶されていても、他方のHDDのMDには外周付近に
該同一のデータが記憶されているので、一方のHDDの
MDの内周付近のデータの読み取りのためにパラメータ
及びコマンドを送る再試行が繰り返されたとしても、他
方のHDDのMDからはデータの読み取りが行われる確
率が高く、一対のHDDについて同時に再試行が行われ
る確率を低くすることができる。
【0053】以上説明したデータを記録する処理では、
一方のHDDのMDのデータ格納アドレスと、他方のH
DDのMDのデータ格納アドレスとが、MDの半径の中
心を基準に対称となるように、いずれかのデータ格納ア
ドレスにオフセットを付けているが、これに限定するも
のでなく、一方のHDDのMDのデータ格納アドレスに
対し、他方のHDDのMDのデータ格納アドレスが所定
アドレス分ずれるように、該他方のHDDのMDのデー
タ格納アドレスにオフセットを付けるようにしてもよ
い。従って、図5に示すように、例えば、「C」という
同一のデータを記録する際、オフセットを付けないHD
D1では、MD1(図5(a))の内周C1付近である
場合、HDD2では、所定アドレス分ずれるようにオフ
セットを付けて、MD2(図5(b))の外周C2付近
になる。また、例えば、「D」という同一のデータを記
録する際、HDD1には、MD1の外周C2付近である
場合、HDD2では、所定アドレス分ずれ、MD2の外
周C2付近からやや内周C1側となる。ここで、例え
ば、「C」というデータを読み取った後、「D」という
データを読み取る場合、HDD1では、MD1上のC→
Dに移動するのに応じて、内周C1近くから外周C2近
くまで磁気ヘッドの位置が移動する。一方、HDD2で
は、外周C2近くからやや内周C1側に移動するだけで
ある。このように読み取り位置が移動すると、これに対
応して磁気ヘッドの移動距離もHDD1とHDD2とで
異なる。よって、コマンドを受け、あるデータを読み取
ってから、次のデータを読み取るまでの時間を短縮する
ことができる。
一方のHDDのMDのデータ格納アドレスと、他方のH
DDのMDのデータ格納アドレスとが、MDの半径の中
心を基準に対称となるように、いずれかのデータ格納ア
ドレスにオフセットを付けているが、これに限定するも
のでなく、一方のHDDのMDのデータ格納アドレスに
対し、他方のHDDのMDのデータ格納アドレスが所定
アドレス分ずれるように、該他方のHDDのMDのデー
タ格納アドレスにオフセットを付けるようにしてもよ
い。従って、図5に示すように、例えば、「C」という
同一のデータを記録する際、オフセットを付けないHD
D1では、MD1(図5(a))の内周C1付近である
場合、HDD2では、所定アドレス分ずれるようにオフ
セットを付けて、MD2(図5(b))の外周C2付近
になる。また、例えば、「D」という同一のデータを記
録する際、HDD1には、MD1の外周C2付近である
場合、HDD2では、所定アドレス分ずれ、MD2の外
周C2付近からやや内周C1側となる。ここで、例え
ば、「C」というデータを読み取った後、「D」という
データを読み取る場合、HDD1では、MD1上のC→
Dに移動するのに応じて、内周C1近くから外周C2近
くまで磁気ヘッドの位置が移動する。一方、HDD2で
は、外周C2近くからやや内周C1側に移動するだけで
ある。このように読み取り位置が移動すると、これに対
応して磁気ヘッドの移動距離もHDD1とHDD2とで
異なる。よって、コマンドを受け、あるデータを読み取
ってから、次のデータを読み取るまでの時間を短縮する
ことができる。
【0054】次に、2重化ディスク記録装置において同
一のデータを読み取る処理について説明する。まず、電
源投入時の初期化のためのID(Identify Drive)コマン
ドがホストコンピュータ10から送られたときの処理
を、図6を参照して説明する。なお、IDコマンドは、
HDDのパラメータをホストコンピュータ10が受け取
ることを可能にするコマンドで、256ワードのデータ
が1ブロックのパラメータとなっており、16ビット単
位で256ワード連続でHDDからホストコンピュータ
に転送することを要求するものである。電源が投入され
たとき、ステップ132で、アドレスデコーダ32は、
アドレスデコーダ32におけるIOCS16ジェネレー
タ33で生成されたIOCS16(ビット幅を8ビット
から16ビットになるように切り換える信号)をホスト
コンピュータ10に送ると共に、バッファセレクタ1
8、20の動作をBからCになるようにコントローラ2
4をセットした後、IDコマンドをHDD1、HDD2
に送る。ステップ134で、バッファセレクタ18、2
0の動作をCからBになるようにコントローラ24をセ
ットした後、HDD1、HDD2からのパラメータをM
PU26のRAMに格納する。ステップ136で、格納
したパラメータを、同一のデータを記録しているHDD
1、HDD2の使用態様に応じたパラメータ、すなわ
ち、同一のデータを一対のHDD1及びHDD2に記録
するためのパラメータ(ミラーディスク用のパラメー
タ)に変更する。
一のデータを読み取る処理について説明する。まず、電
源投入時の初期化のためのID(Identify Drive)コマン
ドがホストコンピュータ10から送られたときの処理
を、図6を参照して説明する。なお、IDコマンドは、
HDDのパラメータをホストコンピュータ10が受け取
ることを可能にするコマンドで、256ワードのデータ
が1ブロックのパラメータとなっており、16ビット単
位で256ワード連続でHDDからホストコンピュータ
に転送することを要求するものである。電源が投入され
たとき、ステップ132で、アドレスデコーダ32は、
アドレスデコーダ32におけるIOCS16ジェネレー
タ33で生成されたIOCS16(ビット幅を8ビット
から16ビットになるように切り換える信号)をホスト
コンピュータ10に送ると共に、バッファセレクタ1
8、20の動作をBからCになるようにコントローラ2
4をセットした後、IDコマンドをHDD1、HDD2
に送る。ステップ134で、バッファセレクタ18、2
0の動作をCからBになるようにコントローラ24をセ
ットした後、HDD1、HDD2からのパラメータをM
PU26のRAMに格納する。ステップ136で、格納
したパラメータを、同一のデータを記録しているHDD
1、HDD2の使用態様に応じたパラメータ、すなわ
ち、同一のデータを一対のHDD1及びHDD2に記録
するためのパラメータ(ミラーディスク用のパラメー
タ)に変更する。
【0055】ステップ138で、もしホストコンピュー
タ10からIDコマンドがホストレジスタ22に送られ
たならば、IDコマンドをホストレジスタから読み出
し、ホストレジスタ22をビジー状態にして、ホストコ
ンピュータ10を待たせ、ステップ140で、HDD
1、HDD2のいずれか一方、例えば、HDD1にライ
トバッファコマンドを送り、ステップ136で変更され
たミラーディスク用のパラメータをHDD1のRAMに
書き込む。ステップ142で、HDD1にリードバッフ
ァコマンドを送る。
タ10からIDコマンドがホストレジスタ22に送られ
たならば、IDコマンドをホストレジスタから読み出
し、ホストレジスタ22をビジー状態にして、ホストコ
ンピュータ10を待たせ、ステップ140で、HDD
1、HDD2のいずれか一方、例えば、HDD1にライ
トバッファコマンドを送り、ステップ136で変更され
たミラーディスク用のパラメータをHDD1のRAMに
書き込む。ステップ142で、HDD1にリードバッフ
ァコマンドを送る。
【0056】ステップ144で、HDD1からレディー
状態を表す信号を入力したか判断して、該信号を入力す
るまで待ち、該信号を入力した場合には、ホストレジス
タ22に2重化ディスク装置がレディー状態であること
を表す信号を送る。そして、ステップ148で、ステッ
プ136で変更されたミラーディスク用のパラメータを
HDD1のRAMから読み出し同時にホストコンピュー
タに送って、本処理を終了する。
状態を表す信号を入力したか判断して、該信号を入力す
るまで待ち、該信号を入力した場合には、ホストレジス
タ22に2重化ディスク装置がレディー状態であること
を表す信号を送る。そして、ステップ148で、ステッ
プ136で変更されたミラーディスク用のパラメータを
HDD1のRAMから読み出し同時にホストコンピュー
タに送って、本処理を終了する。
【0057】このように、HDD1及びHDD2のパラ
メータを、同一のデータを記録している一対のHDDと
しての使用態様に応じたパラメータに変換し、ホストコ
ンピュータが2重化ディスク記録装置のパラメータを受
け取ることを可能にするコマンドを受けたとき、パラメ
ータを一部書き換えかつ連続してホストコンピュータに
転送するために必要であった制御手段内のRAMを、H
DD内のRAMを利用することにより、除去することが
でき、該制御装置の構成を簡易なものとすることができ
る。
メータを、同一のデータを記録している一対のHDDと
しての使用態様に応じたパラメータに変換し、ホストコ
ンピュータが2重化ディスク記録装置のパラメータを受
け取ることを可能にするコマンドを受けたとき、パラメ
ータを一部書き換えかつ連続してホストコンピュータに
転送するために必要であった制御手段内のRAMを、H
DD内のRAMを利用することにより、除去することが
でき、該制御装置の構成を簡易なものとすることができ
る。
【0058】また、制御装置にATインターフェースを
介してホストコンピュータ及び一対の小型かつ大容量の
HDDを接続することが可能となったため、パーソナル
コンピュータに用いられる小型のHDDでも2重化を行
うことができる。
介してホストコンピュータ及び一対の小型かつ大容量の
HDDを接続することが可能となったため、パーソナル
コンピュータに用いられる小型のHDDでも2重化を行
うことができる。
【0059】また、ホストコンピュータとのコントロー
ル信号のためのバスが、ATインターフェースを介して
ホストコンピュータと制御装置を接続しているため、ス
カジーを用いてホストコンピュータを接続する場合と比
較すると、2重化ディスク記録装置を小型にすることが
できる。
ル信号のためのバスが、ATインターフェースを介して
ホストコンピュータと制御装置を接続しているため、ス
カジーを用いてホストコンピュータを接続する場合と比
較すると、2重化ディスク記録装置を小型にすることが
できる。
【0060】また、データ転送のバスはホストコンピュ
ータとHDD間で直接やりとりする構造になっている反
面コントロール信号を制御装置内のドライブコントロー
ラによって生成してデータ転送の同期をとっているた
め、RAMを制御装置内に設けることなくHDD間でデ
ータ転送を行うことができる。
ータとHDD間で直接やりとりする構造になっている反
面コントロール信号を制御装置内のドライブコントロー
ラによって生成してデータ転送の同期をとっているた
め、RAMを制御装置内に設けることなくHDD間でデ
ータ転送を行うことができる。
【0061】次に、2重化ディスク記録装置において同
一のデータを読み取る処理を図7及び図8を参照して説
明する。IDコマンドがホストコンピュータ10から送
られたときの処理が終了すると、ホストコンピュータ1
0からデータを読み取るコマンド及びHDDのMDにお
ける読み取るデータの場所を指定するデータ読取アドレ
スを含むパラメータが送られる。
一のデータを読み取る処理を図7及び図8を参照して説
明する。IDコマンドがホストコンピュータ10から送
られたときの処理が終了すると、ホストコンピュータ1
0からデータを読み取るコマンド及びHDDのMDにお
ける読み取るデータの場所を指定するデータ読取アドレ
スを含むパラメータが送られる。
【0062】このコマンド及びパラメータを受け取った
とき、ステップ152で、バッファセレクタ18、20
の動作をBからCになるようにコントローラ24をセッ
トした後、送られたコマンド及びパラメータをHDD
1、HDD2に送る。この際、ドライブコントローラ4
2から、HDD1、HDD2を制御するコントロール信
号が、セレクタ36、38を介してHDD1、HDD2
に送られる。
とき、ステップ152で、バッファセレクタ18、20
の動作をBからCになるようにコントローラ24をセッ
トした後、送られたコマンド及びパラメータをHDD
1、HDD2に送る。この際、ドライブコントローラ4
2から、HDD1、HDD2を制御するコントロール信
号が、セレクタ36、38を介してHDD1、HDD2
に送られる。
【0063】ステップ154で、バッファセレクタ1
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットした後、どちらかのHDDから、指定された
データ読取アドレスに磁気ヘッドが位置し、記録された
データをホストコンピュータに転送できる状態である転
送可能状態を表す信号を入力したか判断し、どちらかの
HDDから該信号を入力するまで待ち、該信号がどちら
かのHDDから入力した場合には、ステップ156で、
バッファセレクタ18、20のうち該信号を入力したH
DDに対応するバッファセレクタの動作をCからAにな
るようにコントローラ24をセットすることにより、転
送可能となったHDDをホストコンピュータ10に接続
する。これにより、ホストコンピュータ10に接続され
たHDDは、指定されたアドレスのデータをホストコン
ピュータ10に転送することになる。
8、20の動作をCからBになるようにコントローラ2
4をセットした後、どちらかのHDDから、指定された
データ読取アドレスに磁気ヘッドが位置し、記録された
データをホストコンピュータに転送できる状態である転
送可能状態を表す信号を入力したか判断し、どちらかの
HDDから該信号を入力するまで待ち、該信号がどちら
かのHDDから入力した場合には、ステップ156で、
バッファセレクタ18、20のうち該信号を入力したH
DDに対応するバッファセレクタの動作をCからAにな
るようにコントローラ24をセットすることにより、転
送可能となったHDDをホストコンピュータ10に接続
する。これにより、ホストコンピュータ10に接続され
たHDDは、指定されたアドレスのデータをホストコン
ピュータ10に転送することになる。
【0064】ステップ158で、データの転送を行って
いるHDD以外の他のHDDから転送可能状態を表す信
号を入力したか判断し、該信号を入力するまで待ち、該
信号を入力した場合には、ステップ160で、ホストコ
ンピュータ10から送られたパラメータ内のデータ読取
アドレスを他のデータ読取アドレスに変更してパラメー
タを変更する。ステップ162で、バッファセレクタ1
8、20のうちデータの転送を行っているHDD以外の
他のHDDに対応するバッファセレクタの動作をBから
Cになるようにコントローラ24をセットした後、ステ
ップ162で変更したデータ読取アドレスを含むパラメ
ータを該他のHDDに送る。この際、ドライブコントロ
ーラ42から、該他のHDDを制御するコントロール信
号が対応するセレクタを介して該他のHDDに送られ
る。これにより、データの転送を行っているHDD以外
の他のHDDの磁気ヘッドの位置が、変更したデータ読
取アドレスに移動し始める。
いるHDD以外の他のHDDから転送可能状態を表す信
号を入力したか判断し、該信号を入力するまで待ち、該
信号を入力した場合には、ステップ160で、ホストコ
ンピュータ10から送られたパラメータ内のデータ読取
アドレスを他のデータ読取アドレスに変更してパラメー
タを変更する。ステップ162で、バッファセレクタ1
8、20のうちデータの転送を行っているHDD以外の
他のHDDに対応するバッファセレクタの動作をBから
Cになるようにコントローラ24をセットした後、ステ
ップ162で変更したデータ読取アドレスを含むパラメ
ータを該他のHDDに送る。この際、ドライブコントロ
ーラ42から、該他のHDDを制御するコントロール信
号が対応するセレクタを介して該他のHDDに送られ
る。これにより、データの転送を行っているHDD以外
の他のHDDの磁気ヘッドの位置が、変更したデータ読
取アドレスに移動し始める。
【0065】ステップ164で、バッファセレクタ1
8、20のうちデータの転送を行っているHDD以外の
他のHDDに対応するバッファセレクタの動作をCから
Bになるようにコントローラ24をセットした後、該他
のHDDから転送可能状態を表す信号を入力したか判断
し、該信号を入力するまで待ち、該信号を入力した場合
に本処理を終了する。
8、20のうちデータの転送を行っているHDD以外の
他のHDDに対応するバッファセレクタの動作をCから
Bになるようにコントローラ24をセットした後、該他
のHDDから転送可能状態を表す信号を入力したか判断
し、該信号を入力するまで待ち、該信号を入力した場合
に本処理を終了する。
【0066】ここで、ステップ156で、転送可能状態
となったHDDをホストに接続した後、ステップ158
からステップ164の処理の間、所定時間毎に割込み、
図8に示した割込み処理を行う。すなわち、ステップ1
66で、転送可能状態となったHDDが転送を終了した
ことを表す信号を入力したか判断し、該信号を入力して
いない場合には、図7に示したフローチャートに戻り、
該信号を入力した場合には、本処理を終了させる。
となったHDDをホストに接続した後、ステップ158
からステップ164の処理の間、所定時間毎に割込み、
図8に示した割込み処理を行う。すなわち、ステップ1
66で、転送可能状態となったHDDが転送を終了した
ことを表す信号を入力したか判断し、該信号を入力して
いない場合には、図7に示したフローチャートに戻り、
該信号を入力した場合には、本処理を終了させる。
【0067】このように、データを転送しているHDD
以外のHDDの磁気ヘッドの位置が、このHDDのMD
における転送しているデータに対応するデータが記録さ
れている場所以外の場所にセットされるようにしている
ことから、一方のHDDからデータを読み出していると
き、他方のHDDにおける磁気ヘッドの位置を読み出さ
れているデータが記録されている場所以外の場所にセッ
トすることができ、これにより、次のデータを読み出す
際、シーク時間を短くすることができ、即時にデータの
読み出しを行うことができる。
以外のHDDの磁気ヘッドの位置が、このHDDのMD
における転送しているデータに対応するデータが記録さ
れている場所以外の場所にセットされるようにしている
ことから、一方のHDDからデータを読み出していると
き、他方のHDDにおける磁気ヘッドの位置を読み出さ
れているデータが記録されている場所以外の場所にセッ
トすることができ、これにより、次のデータを読み出す
際、シーク時間を短くすることができ、即時にデータの
読み出しを行うことができる。
【0068】以上説明した実施例では、ホストコンピュ
ータから転送されたデータと同一のデータを一対のHD
DのMDのそれぞれ異なる場所に記録し、かつ、一対の
HDDのうちの1のHDDから読み取ったデータをホス
トコンピュータに転送しているとき、データを転送して
いるHDD以外のHDDの磁気ヘッドの位置を、このH
DDのMDにおける転送しているデータに対応するデー
タが記録されている場所以外の場所にセットされるよう
にしているが、これに限定するものでなく、次のように
してもよい。
ータから転送されたデータと同一のデータを一対のHD
DのMDのそれぞれ異なる場所に記録し、かつ、一対の
HDDのうちの1のHDDから読み取ったデータをホス
トコンピュータに転送しているとき、データを転送して
いるHDD以外のHDDの磁気ヘッドの位置を、このH
DDのMDにおける転送しているデータに対応するデー
タが記録されている場所以外の場所にセットされるよう
にしているが、これに限定するものでなく、次のように
してもよい。
【0069】すなわち、同一のデータを一対のHDDに
記録する際は、ホストコンピュータから転送された同一
のデータを一対のHDDのMDのそれぞれ異なる場所に
記録すると共に、一対のHDDのうちの1のHDDから
読み取ったデータをホストコンピュータに転送する際
は、データを転送しているHDD以外のHDDの磁気ヘ
ッドの位置を、このHDDのMDにおける転送している
データに対応するデータが記録されている場所、又は、
初期位置にセットするようにしてもよい。
記録する際は、ホストコンピュータから転送された同一
のデータを一対のHDDのMDのそれぞれ異なる場所に
記録すると共に、一対のHDDのうちの1のHDDから
読み取ったデータをホストコンピュータに転送する際
は、データを転送しているHDD以外のHDDの磁気ヘ
ッドの位置を、このHDDのMDにおける転送している
データに対応するデータが記録されている場所、又は、
初期位置にセットするようにしてもよい。
【0070】この場合、ホストコンピュータから転送さ
れた同一のデータを一対のHDDのMDのそれぞれ異な
る場所に記録していることから、一対のHDDの磁気デ
ィスクの内周付近に共にデータが記録されることを防止
でき、これにより、一方のMDの内周付近にデータを記
録しても他方のHDDでは同一のデータをMDの内周付
近以外に記録することができ、一対のHDDが同時に再
試行に入る確率を低くすることができる。
れた同一のデータを一対のHDDのMDのそれぞれ異な
る場所に記録していることから、一対のHDDの磁気デ
ィスクの内周付近に共にデータが記録されることを防止
でき、これにより、一方のMDの内周付近にデータを記
録しても他方のHDDでは同一のデータをMDの内周付
近以外に記録することができ、一対のHDDが同時に再
試行に入る確率を低くすることができる。
【0071】また、同一のデータを一対のHDDに記録
する際は、ホストコンピュータから転送された同一のデ
ータを一対のHDDのMDの同じ場所に記録すると共
に、一対のHDDのうちの1のHDDから読み取ったデ
ータをホストコンピュータに転送する際は、データを転
送しているHDD以外のHDDの磁気ヘッドの位置を、
このHDDのMDにおける転送しているデータに対応す
るデータが記録されている場所以外の場所にセットすさ
れるようにしてもよい。
する際は、ホストコンピュータから転送された同一のデ
ータを一対のHDDのMDの同じ場所に記録すると共
に、一対のHDDのうちの1のHDDから読み取ったデ
ータをホストコンピュータに転送する際は、データを転
送しているHDD以外のHDDの磁気ヘッドの位置を、
このHDDのMDにおける転送しているデータに対応す
るデータが記録されている場所以外の場所にセットすさ
れるようにしてもよい。
【0072】この場合、データを転送しているHDD以
外のHDDの磁気ヘッドの位置が、このHDDにおける
MDの転送しているデータに対応するデータが記録され
ている場所以外の場所にセットされるようにしているこ
とから、一方のHDDからデータを読み出していると
き、他方のHDDにおけるMDの位置を読み出されてい
るデータが記録されている場所以外の場所にセットする
ことができ、これにより、次のデータを読み出す際、シ
ーク時間を短縮でき、即時にデータの読み出しを行うこ
とができる。
外のHDDの磁気ヘッドの位置が、このHDDにおける
MDの転送しているデータに対応するデータが記録され
ている場所以外の場所にセットされるようにしているこ
とから、一方のHDDからデータを読み出していると
き、他方のHDDにおけるMDの位置を読み出されてい
るデータが記録されている場所以外の場所にセットする
ことができ、これにより、次のデータを読み出す際、シ
ーク時間を短縮でき、即時にデータの読み出しを行うこ
とができる。
【0073】また、同一のデータが一対のHDDのMD
の同じ場所に記録されている場合に、一対のHDDから
記録されたデータを読み出す際、一対のHDDにおける
MDの位置から同一のデータを読み出すMDにおける場
所までの距離が一対のHDDのそれぞれにおいて異なる
ようにしてもよい。
の同じ場所に記録されている場合に、一対のHDDから
記録されたデータを読み出す際、一対のHDDにおける
MDの位置から同一のデータを読み出すMDにおける場
所までの距離が一対のHDDのそれぞれにおいて異なる
ようにしてもよい。
【0074】これにより、一方のHDDがデータを読み
出すために再試行を繰り返しているときに、他方のHD
Dにおける磁気ヘッドが必要なデータが記録されている
MDの場所まで移動し該磁気ヘッドが必要なデータが記
録されているMDの場所に位置したとき一方のHDDの
再試行が終了し、一対のHDDが同時に再試行にならな
いうようにすることができる。
出すために再試行を繰り返しているときに、他方のHD
Dにおける磁気ヘッドが必要なデータが記録されている
MDの場所まで移動し該磁気ヘッドが必要なデータが記
録されているMDの場所に位置したとき一方のHDDの
再試行が終了し、一対のHDDが同時に再試行にならな
いうようにすることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、データを読み出す際、一対のハードディスクにおけ
る磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出すハード
ディスクにおける場所までの距離が一対のハードディス
クのそれぞれにおいて異なるようにしているので、一対
のハードディスクが同時にデータの読み取りを開始する
ことがなく、また、一対のハードディスクについて同時
に再試行が行われる確率を低くすることができる、とい
う効果を有する。
は、データを読み出す際、一対のハードディスクにおけ
る磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出すハード
ディスクにおける場所までの距離が一対のハードディス
クのそれぞれにおいて異なるようにしているので、一対
のハードディスクが同時にデータの読み取りを開始する
ことがなく、また、一対のハードディスクについて同時
に再試行が行われる確率を低くすることができる、とい
う効果を有する。
【0076】請求項2記載の発明は、ホストコンピュー
タから転送されたデータと同一のデータを一対のハード
ディスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録
することから、一対のハードディスクの磁気ディスクの
内周付近に共に同一のデータが記録されることを防止で
き、これにより、一方の磁気ディスクの内周付近にデー
タを記録しても他方の磁気ディスクでは同一のデータを
内周付近以外に記録することができ、一対の磁気ディス
クが同時に再試行に入る確立を低くすることができる、
という効果を有する。
タから転送されたデータと同一のデータを一対のハード
ディスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録
することから、一対のハードディスクの磁気ディスクの
内周付近に共に同一のデータが記録されることを防止で
き、これにより、一方の磁気ディスクの内周付近にデー
タを記録しても他方の磁気ディスクでは同一のデータを
内周付近以外に記録することができ、一対の磁気ディス
クが同時に再試行に入る確立を低くすることができる、
という効果を有する。
【0077】請求項3記載の発明は、データを転送して
いるハードディスク以外のハードディスクの磁気ヘッド
の位置が、このハードディスにおける磁気ディスクの転
送しているデータに対応するデータが記録されている場
所以外の場所にセットされるようにしていることから、
次のデータを読み出す際、シーク時間を短縮でき、即時
にデータの読み出しを行うことができる、という効果を
有する。
いるハードディスク以外のハードディスクの磁気ヘッド
の位置が、このハードディスにおける磁気ディスクの転
送しているデータに対応するデータが記録されている場
所以外の場所にセットされるようにしていることから、
次のデータを読み出す際、シーク時間を短縮でき、即時
にデータの読み出しを行うことができる、という効果を
有する。
【0078】請求項4記載の発明は、ホストコンピュー
タから転送されたデータと同一のデータを一対のハード
ディスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録
することから、一対のハードディスクの磁気ディスクの
内周付近に共に同一のデータが記録されることを防止で
き、これにより、一方の磁気ディスクの内周付近にデー
タを記録しても他方の磁気ディスクでは同一のデータを
内周付近以外に記録することができ、一対の磁気ディス
クが同時に再試行に入る確立を低くすることができる、
という効果を有する。
タから転送されたデータと同一のデータを一対のハード
ディスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録
することから、一対のハードディスクの磁気ディスクの
内周付近に共に同一のデータが記録されることを防止で
き、これにより、一方の磁気ディスクの内周付近にデー
タを記録しても他方の磁気ディスクでは同一のデータを
内周付近以外に記録することができ、一対の磁気ディス
クが同時に再試行に入る確立を低くすることができる、
という効果を有する。
【0079】請求項5記載の発明は、各々の記憶手段に
記憶されているパラメータを同一のデータを記録してい
る一対のハードディスクのハードディスク装置の使用態
様に応じたパラメータに変換していずれか1の記憶手段
に記憶させ、記憶された該変換されたパラメータを読み
出してホストコンピュータに送って、ホストコンピュー
タがハードディスク装置のパラメータを受け取ることを
可能しているため、該パラメータを連続してホストコン
ピュータに転送するために必要であった制御手段内の記
憶手段、例えば、RAMを除去することができ、該制御
装置の構成を簡易なものとすることができ、2重化ディ
スク記録装置を簡易な構成でかつ低コストにすることが
てきる、という効果を有する。
記憶されているパラメータを同一のデータを記録してい
る一対のハードディスクのハードディスク装置の使用態
様に応じたパラメータに変換していずれか1の記憶手段
に記憶させ、記憶された該変換されたパラメータを読み
出してホストコンピュータに送って、ホストコンピュー
タがハードディスク装置のパラメータを受け取ることを
可能しているため、該パラメータを連続してホストコン
ピュータに転送するために必要であった制御手段内の記
憶手段、例えば、RAMを除去することができ、該制御
装置の構成を簡易なものとすることができ、2重化ディ
スク記録装置を簡易な構成でかつ低コストにすることが
てきる、という効果を有する。
【図1】本発明に係る実施例の2重化ディスク記録装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】制御回路の詳細を示した回路図である。
【図3】2重化ディスク記録装置の作用(データを記録
する処理)を示すフローチャートである。
する処理)を示すフローチャートである。
【図4】ハードディスクの半径の中心に対して対称な位
置に同一のデータを記録したときの記録された同一のデ
ータの場所の関係を示した図である。
置に同一のデータを記録したときの記録された同一のデ
ータの場所の関係を示した図である。
【図5】異なる場所に同一のデータを記録したときにあ
るデータを読み出したときの磁気ヘッドの位置から次の
データを読み出すときの移動方向及び移動距離を示した
図である。
るデータを読み出したときの磁気ヘッドの位置から次の
データを読み出すときの移動方向及び移動距離を示した
図である。
【図6】ホストコンピュータからIDコマンドを受けた
ときの初期化の処理を示したフローチャートである。
ときの初期化の処理を示したフローチャートである。
【図7】2重化ディスク記録装置の作用(データを読み
出す処理)を示すフローチャートである。
出す処理)を示すフローチャートである。
【図8】2重化ディスク記録装置のデータを読み出す処
理を行っているとき所定時間毎に割込み行われる割込み
処理を示したフローチャートである。
理を行っているとき所定時間毎に割込み行われる割込み
処理を示したフローチャートである。
10 ホストコンピュータ 12 制御装置 14 ハードディスク装置 HDD1、HDD2 ハードディスク MD1、MD2 磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 輝 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社藤沢事業所内
Claims (5)
- 【請求項1】 データを記録するための磁気記録媒体で
ある磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録
すると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み
取る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクから
なるハードディスク装置と、 ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タを前記一対のハードディスクの各々に記録させると共
に前記一対のハードディスクのうちの1のハードディス
クからデータを読み取り読み取ったデータをホストコン
ピュータに転送するように、前記ハードディスク装置を
制御する制御装置と、 を含んだ2重化ディスク記録装置において、 前記制御装置は、前記一対のハードディスクから記録さ
れたデータを読み出す際、前記一対のハードディスクの
各々の磁気ヘッドの位置から同一のデータを読み出す磁
気ディスクの場所までの距離が一対のハードディスクの
それぞれにおいて異なるように、前記ハードディスク装
置を制御することを特徴とする2重化ディスク装置。 - 【請求項2】 データを記録するための磁気記録媒体で
ある磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録
すると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み
取る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクから
なるハードディスク装置と、 ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タを前記一対のハードディスクの各々に記録させると共
に前記一対のハードディスクのうちの1のハードディス
クからデータを読み取り読み取ったデータをホストコン
ピュータに転送するように、前記ハードディスク装置を
制御する制御装置と、 を含んだ2重化ディスク記録装置において、 前記制御装置は、前記ホストコンピュータから転送され
たデータと同一のデータが前記一対のハードディスクの
磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に記録されるよう
に、前記ハードディスク装置を制御することを特徴とす
る2重化ディスク記録装置。 - 【請求項3】 データを記録するための磁気記録媒体で
ある磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録
すると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み
取る磁気ヘッドと、を備えた一対のハードディスクから
なるハードディスク装置と、 ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タを前記一対のハードディスクの各々に記録させると共
に前記一対のハードディスクのうちの1のハードディス
クからデータを読み取り読み取ったデータをホストコン
ピュータに転送するように、前記ハードディスク装置を
制御する制御装置と、 を含んだ2重化ディスク記録装置において、 前記制御装置は、一対のハードディスクのうちの1のハ
ードディスクから読み取ったデータを前記ホストコンピ
ュータに転送しているとき、前記データを転送している
ハードディスク以外のハードディスクの磁気ヘッドの位
置が、このハードディスクの磁気ディスクにおける前記
転送しているデータに対応するデータが記録されている
場所以外の場所にセットされるように、前記ハードディ
スク装置を制御することを特徴とする2重化ディスク記
録装置。 - 【請求項4】 前記制御装置は、前記ホストコンピュー
タから転送されたデータと同一のデータが前記一対のハ
ードディスクの磁気ディスク上のそれぞれ異なる場所に
記録されるように、前記ハードディスク装置を制御する
ことを特徴とする請求項3記載の2重化ディスク記録装
置。 - 【請求項5】 データを記録するための磁気記録媒体で
ある磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録
すると共に前記磁気ディスクに記録されたデータを読み
取る磁気ヘッドと、前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッ
ドを表すパラメータを記憶する記憶手段と、を備えた一
対のハードディスクからなるハードディスク装置と、 ホストコンピュータから転送されたデータと同一のデー
タを前記一対のハードディスクの各々に記録させると共
に前記一対のハードディスクのうちの1のハードディス
クからデータを読み取り読み取ったデータをホストコン
ピュータに転送するように、前記ハードディスク装置を
制御する制御装置と、 を含んだ2重化ディスク記録装置において、 前記制御装置は、前記一対のハードディスクの各々の記
憶手段に記憶されているパラメータを読み出し、読み出
されたパラメータを同一のデータを記録している前記一
対のハードディスクのハードディスク装置の使用態様に
応じたパラメータに変換し、変換されたパラメータを前
記一対のハードディスクのいずれか1のハードディスク
の記憶手段に記憶させ、前記変換されたパラメータを記
憶したハードディスクの記憶手段に記憶された前記変換
されたパラメータを読み出し、読み出された前記変換さ
れたパラメータをホストコンピュータに送ることによ
り、ホストコンピュータが前記ハードディスク装置のパ
ラメータを受け取ることができるように、前記ハードデ
ィスク装置を制御することを特徴とする2重化ディスク
記録装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076213A JPH07281840A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 2重化ディスク記録装置 |
CN95103803A CN1136696A (zh) | 1994-04-14 | 1995-03-31 | 冗余盘存储系统 |
SG1995000222A SG30336A1 (en) | 1994-04-14 | 1995-04-06 | Redundant disk storage system |
KR1019950008334A KR950029938A (ko) | 1994-04-14 | 1995-04-11 | 2중 디스크 기록장치 |
EP95302561A EP0682314B1 (en) | 1994-04-14 | 1995-04-18 | Redundant disk storage system |
DE69515081T DE69515081T2 (de) | 1994-04-14 | 1995-04-18 | Redundantes Speicherplattensystem |
US08/775,060 US5887128A (en) | 1994-04-14 | 1996-12-27 | Method and apparatus for redundant disk storage system with offset |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076213A JPH07281840A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 2重化ディスク記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07281840A true JPH07281840A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13598902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6076213A Pending JPH07281840A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 2重化ディスク記録装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5887128A (ja) |
EP (1) | EP0682314B1 (ja) |
JP (1) | JPH07281840A (ja) |
KR (1) | KR950029938A (ja) |
CN (1) | CN1136696A (ja) |
DE (1) | DE69515081T2 (ja) |
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- 1994-04-14 JP JP6076213A patent/JPH07281840A/ja active Pending
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- 1995-03-31 CN CN95103803A patent/CN1136696A/zh active Pending
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- 1995-04-18 EP EP95302561A patent/EP0682314B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-04-18 DE DE69515081T patent/DE69515081T2/de not_active Expired - Fee Related
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