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JPH0780904A - 型開閉速度制御方法 - Google Patents

型開閉速度制御方法

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Publication number
JPH0780904A
JPH0780904A JP23305693A JP23305693A JPH0780904A JP H0780904 A JPH0780904 A JP H0780904A JP 23305693 A JP23305693 A JP 23305693A JP 23305693 A JP23305693 A JP 23305693A JP H0780904 A JPH0780904 A JP H0780904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
speed
mold
hydraulic pump
closing
Prior art date
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Granted
Application number
JP23305693A
Other languages
English (en)
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JP3377564B2 (ja
Inventor
Koji Kubota
浩司 久保田
Masaaki Igarashi
政明 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23305693A priority Critical patent/JP3377564B2/ja
Publication of JPH0780904A publication Critical patent/JPH0780904A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 射出成形機用型締装置の油圧シリンダに供給
される油量を型開閉速度に対応して制御するようにし
て、移動型の一旦停止やスティックスリップ等の不具合
の発生を防止する。 【構成】 射出成形機における型締装置の移動型を駆動
する型開閉用油圧シリンダの油圧回路において、同型開
閉用油圧シリンダに圧油を供給するための油圧ポンプ
を、比例電磁弁7によって油量が制御される1台の主油
圧ポンプ5と、開閉弁によって油量がオン・オフ制御さ
れる複数台の増速油圧ポンプ13,14,15によって
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機用型締装置の
油圧シリンダに供給される油量を型開閉速度に対応して
制御する型開閉速度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来射出成形機用型締装置の油圧シリン
ダに対する圧油の供給方法としては、特開平4−115
921号公報に記載された発明のように、1台の油圧ポ
ンプで油圧シリンダに供給される圧油の油量を確保する
ようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、射出成形機
のハイサイクル化にともなう型締装置の高速化を図ろう
とすると、油圧ポンプの容量は相当大きくしなければな
らないが、その場合には、油圧機器の全てが大型化して
射出成形機全体の生産コストが増大するばかりか、射出
成形機の小型化が困難になると云う欠点があった。この
対策として、比較的容量の小さい油圧ポンプを複数台用
いることにより、油圧シリンダのピストン速度に応じた
油量の変化に対応して油圧ポンプの稼働台数を変化させ
ることもできるが、この場合は、各油圧ポンプからの油
量はオン・オフで段階的に変化させることになるため、
移動型の重量変化、設定速度勾配等によっては、特に減
速時に圧油の供給流量が減速勾配に対し、一時的に不足
して油圧が一時的に負圧になることがあり、これが原因
で移動型が一端停止やスティックスリップの不具合を発
生し易いなどの欠点があった。そこで本発明は、比較的
容量の小さい油圧ポンプを複数台用いて油量を段階的に
制御しても、スティックスリップ等の不具合を発生させ
ることのない射出成形機用型締装置の型開閉速度制御方
法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、射出
成形機における型締装置の移動型を駆動する型開閉用油
圧シリンダの油圧回路において、同型開閉用油圧シリン
ダに圧油を供給するための油圧ポンプを、比例電磁弁に
よって油量が制御される1台の主油圧ポンプと、開閉弁
によって油量がオン・オフ制御される複数台の増速油圧
ポンプによって構成し、型開閉用油圧シリンダのピスト
ン増速時には1台の主油圧ポンプの他に任意の台数の増
速油圧ポンプのピストンの移動速度に対応して作動さ
せ、型開閉用油圧シリンダのピストン減速時には増速油
圧ポンプをピストンの減速勾配に対応して演算された時
間の経過に従って1台ずつ順次オフにする一方、主油圧
ポンプを最大流量にすると共に、最後の増速油圧ポンプ
がオフになった時に主油圧ポンプを最大流量から順次減
少させるものであり、これを課題解決のための手段とす
るものである。
【0005】
【作用】前記の如く構成された本発明によれば、型開閉
用油圧シリンダのピストン速度変化に対応した油量変
化、即ち増・減速勾配に対応した油量変化は主油圧ポン
プの圧油を比例電磁弁で制御する。また主油圧ポンプの
制御油量を越えた範囲では増速油圧ポンプからの油量の
オン・オフで制御し、これによって型開閉用油圧シリン
ダには、そのピストン速度に対応した油量を提供するこ
とができる。ここで特に、スティックスリップを発生し
易い低速時において、圧油の供給量を減速勾配に一致さ
せるため、主油圧ポンプと増速ポンプの双方から油圧シ
リンダに圧油が供給されている状態において、主油圧ポ
ンプからの圧油供給量が最大でないときは最大にして、
この状態を保持する。従ってピストン速度が主油圧ポン
プからの圧油供給最大量まで低下した時点からは、油圧
シリンダに対する圧油供給量は比例電磁弁によってピス
トン速度の減速勾配に比例して制御される。その結果型
開閉用油圧シリンダに対応する圧油の供給を、比例電磁
弁によって油量が制御される1台の主油圧ポンプと開閉
弁によって、油量がオン・オフ制御される複数台の増速
油圧ポンプとしても、低速制御時に油圧シリンダが一時
的にしろ負圧になることはなく、型締装置の型開閉途上
において移動型がスティックスリップ等の不具合を発生
させることはない。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例の構成を図面について説
明すると、図1及び図2は本発明の実施例を示し、図1
はハイサイクル化のため高速化が進み、重量が重いにも
かかわらず高速から低速への制御が頻繁に行われる射出
成形機における型締装置の移動型駆動用油圧シリンダ1
の圧油供給回路2を示す。この回路2は、油圧がリリー
フバルブ3で設定され、かつモータ4で駆動される主油
圧ポンプ5からの圧油をチェックバルブ6と比例電磁弁
7を介して油圧シリンダ1に供給する主圧油供給回路8
と、増速圧油供給回路19,20,21とで形成されて
いる。増速圧油供給回路は油圧がそれぞれのリリーフバ
ルブ9,10,11で設定され、かつモータ12で駆動
される各増速油圧ポンプ13,14,15と、これら油
圧ポンプ13,14,15からの圧油をそれぞれのチェ
ックバルブ16,17,18を介して油圧シリンダ1に
供給する流路とで形成されている。
【0007】更に各リリーフバルブ3,9,10,11
には、各油圧ポンプ5,13,14,15からの圧油を
直接タンク22に戻して圧油の供給を停止させるための
アンロード用電磁切換弁23,24,25,26が接続
されている。そして型開閉用油圧シリンダ1のピストン
27増速時には、1台の主油圧ポンプ5の他に任意の台
数の増速油圧ポンプ13,14,15をピストン27の
移動速度に対応して作動させる。また型開閉用油圧シリ
ンダ1のピストン27減速時には、図2に示すように、
増速油圧ポンプ13,14,15をピストン27の減速
勾配Kに対応して演算された時間の経過に従って1台ず
つ順次オフにする一方、主油圧ポンプ5を最大流量にす
るとともに、最後の増速油圧ポンプ15がオフになった
ときに、主油圧ポンプ5を最大流量から順次減少させ
る。
【0008】次に以上のように構成されている本実施例
について作用を説明すると、射出成形機用型締装置の型
開閉速度制御方法の場合、型開閉用油圧シリンダ1のピ
ストン27の速度変化に対応した油量変化、即ち増・減
速勾配に対応した油量変化は、主油圧ポンプ5の圧油を
比例電磁弁7で制御する。また主油圧ポンプ5の制御油
量を越えた範囲では各増速油圧ポンプ13,14,15
からの油量PA ,PB,PC のオン・オフで制御する。
これによって型開閉用油圧シリンダ1には、そのピスト
ン27の速度に対応した油量を供給することができる。
【0009】ここで特に、スティックスリップを発生し
易い低速時において、圧油の供給量を減速勾配に一致さ
せるために、主油圧ポンプ5と増速ポンプ13,14,
15,の双方から油圧シリンダ1に圧油が供給されてい
る状態において、主油圧ポンプ5からの圧油供給量が最
大でないときは図2に示すように最大にして、この状態
を保持する。従ってピストン27の速度が主油圧ポンプ
5からの圧油供給最大量まで低下した時点からは、油圧
シリンダ1に対する圧油供給量は比例電磁弁7によって
ピストン27の速度の減速勾配に比例して制御される。
ここでピストン27の減速制御時においてアンロード用
電磁切換弁23,24,25,26を減速勾配Kに対応
してオン・オフ制御するタイミングt1 〜t4は、比例
電磁弁7によって制御されているときの主油圧ポンプ5
からの油量をQ FH、そのときの最大油量をQFmaxとする
と図2のようになる。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、型開閉用油圧シリンダに対する圧油の供給を、比例
電磁弁によって油量が制御される1台の主油圧ポンプ
と、開閉弁によって油量がオン・オフ制御される複数台
の増速油圧ポンプによって行うようにしても、低速制御
時に油圧シリンダを一時的にしろ負圧にさせることはな
く、型締装置の型開閉途上においてスティックスリップ
等の不具合を発生させることなく、移動型の速度制御を
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧油供給回路2の油圧回路図である。
【図2】圧油供給回路2の圧油作動特性図である。
【符号の説明】
1 油圧シリンダ 2 圧油供給回路 3 リリーフバルブ 4,12 モータ 5 主油圧ポンプ 6,16,17,18 チェックバルブ 7 比例電磁弁 8 主圧油供給回路 9,10,11 リリーフバルブ 13,14,15 増速圧油ポンプ 19,20,21 増速圧油供給回路 22 タンク 23,24,25,26 電磁切換弁 27 ピストン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、射出成形機
のハイサイクル化にともなう型締装置の高速化を図ろう
とすると、油圧ポンプの容量は相当大きくしなければな
らないが、その場合には、油圧機器の全てが大型化して
射出成形機全体の生産コストが増大するばかりか、射出
成形機の小型化が困難になると云う欠点があった。この
対策として、比較的容量の小さい油圧ポンプを複数台用
いることにより、油圧シリンダのピストン速度に応じた
油量の変化に対応して油圧ポンプの稼働台数を変化させ
ることもできるが、この場合は、各油圧ポンプからの油
量はオン・オフで段階的に変化させることになるため、
移動型の重量変化、設定速度勾配等によっては、特に減
速時に圧油の供給流量が減速勾配に対し、一時的に不足
して油圧が一時的に負圧になることがあり、これが原因
で移動型が一停止やスティックスリップの不具合を発
生し易いなどの欠点があった。そこで本発明は、比較的
容量の小さい油圧ポンプを複数台用いて油量を段階的に
制御しても、スティックスリップ等の不具合を発生させ
ることのない射出成形機用型締装置の型開閉速度制御方
法を提供しようとするものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機における型締装置の移動型を
    駆動する型開閉用油圧シリンダの油圧回路において、同
    型開閉用油圧シリンダに圧油を供給するための油圧ポン
    プを、比例電磁弁によって油量が制御される1台の主油
    圧ポンプと、開閉弁によって油量がオン・オフ制御され
    る複数台の増速油圧ポンプによって構成し、型開閉用油
    圧シリンダのピストン増速時には1台の主油圧ポンプの
    他に任意の台数の増速油圧ポンプのピストンの移動速度
    に対応して作動させ、型開閉用油圧シリンダのピストン
    減速時には増速油圧ポンプをピストンの減速勾配に対応
    して演算された時間の経過に従って1台ずつ順次オフに
    する一方、主油圧ポンプを最大流量にすると共に、最後
    の増速油圧ポンプがオフになった時に主油圧ポンプを最
    大流量から順次減少させることを特徴とする型開閉速度
    制御方法。
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