JPH0780869B2 - (2r)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの製造方法 - Google Patents
(2r)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの製造方法Info
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- JPH0780869B2 JPH0780869B2 JP20653386A JP20653386A JPH0780869B2 JP H0780869 B2 JPH0780869 B2 JP H0780869B2 JP 20653386 A JP20653386 A JP 20653386A JP 20653386 A JP20653386 A JP 20653386A JP H0780869 B2 JPH0780869 B2 JP H0780869B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天然型α−トコフェロール、α−トコトリエ
ノールなどを製造するための中間体として有用な(2R)
−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニ
ル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの新規な製造方
法に関する。
ノールなどを製造するための中間体として有用な(2R)
−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニ
ル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの新規な製造方
法に関する。
d−α−トコフェロールは、天然に広く分布しているビ
タミンEの最も代表的なもので、そのもの自体のみなら
ず各種の誘導体は、医薬品、食品、飼料などとして広く
汎用されており、ビタミンEの中でも極めて重要な物質
である。
タミンEの最も代表的なもので、そのもの自体のみなら
ず各種の誘導体は、医薬品、食品、飼料などとして広く
汎用されており、ビタミンEの中でも極めて重要な物質
である。
しかしながら、d−α−トコフェロールは天然物、主と
して植物油から単離しなければならず、工業的に大量生
産するには適さない。即ち、植物油中のd−α−トコフ
ェロールの含量は極めて少量であるために極めて多量の
植物油を必要とし、しかもβ,γ,δ−体などの同族体
との分離精製が必要であり、単離にも困難を伴うという
欠点がある。
して植物油から単離しなければならず、工業的に大量生
産するには適さない。即ち、植物油中のd−α−トコフ
ェロールの含量は極めて少量であるために極めて多量の
植物油を必要とし、しかもβ,γ,δ−体などの同族体
との分離精製が必要であり、単離にも困難を伴うという
欠点がある。
そこで、光学活性α−トコフェロール、殊にd−α−ト
コフェロールを化学的に合成しようとする試みは種々な
されている(例えばH.Mayler,O.Islerら、Helv、Chim.A
cta,46,650(1963);J.W.Scott,W,M.Cort,H.Harley,F.
T.Bizzarro,D.R.Panish,G.Sauey,J.A.C.S.51,200(197
4),52,174(1975);Helv,Chim.Acta.59,290(1976);
K.K.Chan,N.COhenら,J.Org.Chem.41,3497,3512(197
6),43,3435(1978)など)が、工業的に有用な方法は
皆無である。
コフェロールを化学的に合成しようとする試みは種々な
されている(例えばH.Mayler,O.Islerら、Helv、Chim.A
cta,46,650(1963);J.W.Scott,W,M.Cort,H.Harley,F.
T.Bizzarro,D.R.Panish,G.Sauey,J.A.C.S.51,200(197
4),52,174(1975);Helv,Chim.Acta.59,290(1976);
K.K.Chan,N.COhenら,J.Org.Chem.41,3497,3512(197
6),43,3435(1978)など)が、工業的に有用な方法は
皆無である。
即ち、従来提案されている方法はすべて何れかの時点に
おいて中間物質でdl体の光学分割を必要とする。この光
学分割が必要であることは、この分割により収率が30〜
40%と大幅にダウンするという大きな欠点があり、工業
的な方法と言い難い。
おいて中間物質でdl体の光学分割を必要とする。この光
学分割が必要であることは、この分割により収率が30〜
40%と大幅にダウンするという大きな欠点があり、工業
的な方法と言い難い。
また、クロマン環の2の位置の側鎖に2重結合を含む天
然型α−トコトリエノール類についても同様に合成によ
って得ることが困難である。
然型α−トコトリエノール類についても同様に合成によ
って得ることが困難である。
そこで本発明者らは、光学活性d−α−トコフェロール
及びd−α−トコトリエノールなどを合成的に得る方法
について長年研究を重ねてきた。
及びd−α−トコトリエノールなどを合成的に得る方法
について長年研究を重ねてきた。
本発明は、この目的のために有用と考えられる中間体で
ある次の構造式(I)を有する(2R)−6−ヒドロキシ
−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テ
トラメチルクロマンの合成方法を提供するものである。
ある次の構造式(I)を有する(2R)−6−ヒドロキシ
−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テ
トラメチルクロマンの合成方法を提供するものである。
即ち本発明は、 構造式: で表されるネロールをエナンシオセレクティブ・オキシ
デーション(enantioselective oxidation)を行い、 構造式: で表されるエポキシ体を得、次いで該化合物を還元的に
開裂せしめ、 構造式: で示される化合物を得、次いで該化合物をトシル化し
て、 構造式: 〔式中Tsはトシル基 を表す。
デーション(enantioselective oxidation)を行い、 構造式: で表されるエポキシ体を得、次いで該化合物を還元的に
開裂せしめ、 構造式: で示される化合物を得、次いで該化合物をトシル化し
て、 構造式: 〔式中Tsはトシル基 を表す。
以下同様〕 で表される化合物を得、次いで該化合物を金属ナトリウ
ムの存在下イソプロピニルメルカプタンと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をアセチル化し
て、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を4−アセトキ
シ−2,3,5−トリメチルフェノールと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をラネーニッケ
ルと反応させ、更に脱アセチル化して、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を直接環化せし
めるか、又は酸化してキノン体を得た後に還化せしめる
ことを特徴とする、 構造式: で表される(2R)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル
−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
の製造方法に係るものである。
ムの存在下イソプロピニルメルカプタンと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をアセチル化し
て、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を4−アセトキ
シ−2,3,5−トリメチルフェノールと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をラネーニッケ
ルと反応させ、更に脱アセチル化して、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を直接環化せし
めるか、又は酸化してキノン体を得た後に還化せしめる
ことを特徴とする、 構造式: で表される(2R)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル
−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
の製造方法に係るものである。
本発明の合成方法の大略を図解すれば次の通りである。
各工程を更に詳しく説明すれば以下の通りである。
(第1工程) ネロール(II)にエナンシオセレクティブ・オキシデー
ションの操作を行い、2,3−エポキシ体を得る。
ションの操作を行い、2,3−エポキシ体を得る。
具体的な方法の一例を示せば、ジクロロエタン、トリク
ロロエタンなどのハロゲン系炭化水素中で、ネロール、
酒石酸ジエステル体、オルトチタン酸テトライソプロピ
ル、及びt−ブチルハイドロパーオキサイドを−70〜30
℃の温度で酸化を行う。酒石酸エステル体としては、例
えば酒石酸ジエチル、酒石酸ジメチルなどが利用でき
る。
ロロエタンなどのハロゲン系炭化水素中で、ネロール、
酒石酸ジエステル体、オルトチタン酸テトライソプロピ
ル、及びt−ブチルハイドロパーオキサイドを−70〜30
℃の温度で酸化を行う。酒石酸エステル体としては、例
えば酒石酸ジエチル、酒石酸ジメチルなどが利用でき
る。
(第2工程) 2,3−エポキシ体を還元的に開裂せしめ化合物(IV)を
得る工程である。還元的に開裂せしめるには、例えば水
素化アルミニウムリチウムを用いれば好結果が得られ
る。この際溶媒としては、例えばジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランなどのエーテル系溶媒を用い、温度は
特に限定されないが、通常は約−10℃〜40℃において反
応を行う。
得る工程である。還元的に開裂せしめるには、例えば水
素化アルミニウムリチウムを用いれば好結果が得られ
る。この際溶媒としては、例えばジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランなどのエーテル系溶媒を用い、温度は
特に限定されないが、通常は約−10℃〜40℃において反
応を行う。
(第3工程) 本工程は、化合物(IV)をトシル化し化合物(V)を得
る工程である。通常の方法は、ピリジンなどの存在下、
p−トルエンスルホニルクロリドを添加して反応を行
う。
る工程である。通常の方法は、ピリジンなどの存在下、
p−トルエンスルホニルクロリドを添加して反応を行
う。
(第4工程) 本工程は、第3工程で得られた化合物(V)に金属ナト
リウムの存在下、イソプロピルメルカプタンを添加して
スルフィドを得る工程である。
リウムの存在下、イソプロピルメルカプタンを添加して
スルフィドを得る工程である。
(第5工程) アセチル化工程であり、例えば無水酢酸などのアセチル
化剤によりアセチル化する。
化剤によりアセチル化する。
(第6工程) 本工程は、第5工程で得られた化合物(VII)に、4−
アセトキシ−2,3,5−トリメチルフェノールを反応させ
る工程である。
アセトキシ−2,3,5−トリメチルフェノールを反応させ
る工程である。
(第7工程) 本工程は、第6工程で得られた化合物(IX)のイソプロ
ピルチオ基の除去と、脱アセチル化を行う工程である。
本工程はラネーニッケルなどを用いて還元的に脱硫し、
水素化アルミニウムリチウムなどを用いて還元的にアセ
チル基を除去する方法などで行う。
ピルチオ基の除去と、脱アセチル化を行う工程である。
本工程はラネーニッケルなどを用いて還元的に脱硫し、
水素化アルミニウムリチウムなどを用いて還元的にアセ
チル基を除去する方法などで行う。
(第8工程) 本工程は、最終目的物質である光学活性化合物(I)を
得る工程である。具体的には第7工程で得られた化合物
(X)をp−トルエンスルホン酸、無水塩化亜鉛などを
用いて直接環化せしめるか、又は酸化して、 構造式: で表されるキノン体を得た後に、例えばパラジウム/炭
素触媒及びp−トルエンスルホン酸或いは無水塩化亜鉛
等により環化せしめることにより行う。
得る工程である。具体的には第7工程で得られた化合物
(X)をp−トルエンスルホン酸、無水塩化亜鉛などを
用いて直接環化せしめるか、又は酸化して、 構造式: で表されるキノン体を得た後に、例えばパラジウム/炭
素触媒及びp−トルエンスルホン酸或いは無水塩化亜鉛
等により環化せしめることにより行う。
酸化工程に用いる酸化剤としては、例えば二酸化鉛、酸
化銀、過酸化水素、フレミー塩などを挙げることができ
るが、要するにヒドロキノン体をキノン体としうるよう
な酸化剤であればいかなるものでも使用可能である。
化銀、過酸化水素、フレミー塩などを挙げることができ
るが、要するにヒドロキノン体をキノン体としうるよう
な酸化剤であればいかなるものでも使用可能である。
本発明によって得られる(2R)−6−ヒドロキシ−2−
(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメ
チルクロマンは、天然型d−α−トコフェロール、d−
α−トコトリエノールを製造する際の中間体であり、本
中間体から容易にd−α−トコフェロール、d−α−ト
コトリエノールに導くことができる。この方法によれ
ば、dl分割を必要とせず、工業的に高収率で天然型の光
学活性α−トコフェロール及びα−トコトリエノールを
製造できる方法であり、従って本発明の価値は極めて高
いものである。
(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメ
チルクロマンは、天然型d−α−トコフェロール、d−
α−トコトリエノールを製造する際の中間体であり、本
中間体から容易にd−α−トコフェロール、d−α−ト
コトリエノールに導くことができる。この方法によれ
ば、dl分割を必要とせず、工業的に高収率で天然型の光
学活性α−トコフェロール及びα−トコトリエノールを
製造できる方法であり、従って本発明の価値は極めて高
いものである。
以下に実施例を掲げるが、本発明がそれのみに限定され
ることがないことはいうまでもないことである。
ることがないことはいうまでもないことである。
実施例1 (2S,3R)−2,3−エポキシネロールの合成 窒素雰囲気下にて、−20℃に冷却した塩化メチレン150m
l中へオルトチタン酸テトライソプロピル4.26g(15mmo
l)とL−(+)−酒石酸ジエチル3.40g(16mmol)を加
え、同温度で10分間攪拌した。次にネロール2.31g(15m
mol)を加え、t−ブチルハイドロパーオキサイドの1,2
−ジクロロエタン溶液(3.35M)9.0ml(2.69g,30mmol)
を同温度で12分間かけて滴下し、4時間攪拌した。その
後10%酒石酸水溶液38mlを加え、同温度で30分間攪拌し
てから室温まで上昇させた。有機層を分離し、水層を塩
化メチレンで抽出し、抽出液と先の有機層を合わせて、
水洗、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して粗生成物6.77g
を得た。これをエーテル100mlに溶解し、0℃にて1N水
酸化ナトリウム水溶液45mlを加えて30分間攪拌した。水
層をエーテル抽出し、抽出液をはじめの有機層と合わせ
て洗浄(水、飽和食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒留
去して粗生成物2.89gを得た。これをカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル115g、溶離液10%酢酸エチル/ヘ
キサン)で精製して目的の(2S,3R)−2,3−エポキシネ
ロール2.04g(収率94%)を得た。
l中へオルトチタン酸テトライソプロピル4.26g(15mmo
l)とL−(+)−酒石酸ジエチル3.40g(16mmol)を加
え、同温度で10分間攪拌した。次にネロール2.31g(15m
mol)を加え、t−ブチルハイドロパーオキサイドの1,2
−ジクロロエタン溶液(3.35M)9.0ml(2.69g,30mmol)
を同温度で12分間かけて滴下し、4時間攪拌した。その
後10%酒石酸水溶液38mlを加え、同温度で30分間攪拌し
てから室温まで上昇させた。有機層を分離し、水層を塩
化メチレンで抽出し、抽出液と先の有機層を合わせて、
水洗、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して粗生成物6.77g
を得た。これをエーテル100mlに溶解し、0℃にて1N水
酸化ナトリウム水溶液45mlを加えて30分間攪拌した。水
層をエーテル抽出し、抽出液をはじめの有機層と合わせ
て洗浄(水、飽和食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒留
去して粗生成物2.89gを得た。これをカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル115g、溶離液10%酢酸エチル/ヘ
キサン)で精製して目的の(2S,3R)−2,3−エポキシネ
ロール2.04g(収率94%)を得た。
〔α〕D 16=−17.0°(C=1.9,CHCl3),80%ee(NMRに
よる) nD 25=1.4622 ir(neat)cm-1:3410,2960,1670,1030,860nmr(CCl4)
δ:1.33(3H,s),1.42〜1.50(2H,m),1.62(3H,s),1.
68(3H,s),1.92〜2.17(2H,m),2.92(1H,t,J=5Hz),
3.68(1H,s),3.81(2H,d,J=5Hz),5.08(1H,t,J=6H
z) 実施例2 (3R)−3,7−ジメチル−6−オクテン−1,3−ジオール
の合成 窒素雰囲気下にて無水テトラヒドロフラン300mlに水素
化アルミニウムリチウム8.1g(0.21mol)を懸濁し、(3
R)−2,3−エポキシネロール26.7g(0.16mol)のテトラ
ヒドロフラン溶液100mlを1時間かけて滴下し、10分間
還流した。0℃に冷却し、50%テトラヒドロフラン水溶
液40mlを滴下して残存還元剤を失活させ、2N塩酸390ml
を加えた。有機層を分離し、水層をエーテル抽出(5
回)し、抽出液を先の有機層と合わせて洗浄(飽和食塩
水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して目的化合物27.
0g(収率定量的)を得た。これはTLC,IR及びNMRスペク
トルにより純品と確認した。
よる) nD 25=1.4622 ir(neat)cm-1:3410,2960,1670,1030,860nmr(CCl4)
δ:1.33(3H,s),1.42〜1.50(2H,m),1.62(3H,s),1.
68(3H,s),1.92〜2.17(2H,m),2.92(1H,t,J=5Hz),
3.68(1H,s),3.81(2H,d,J=5Hz),5.08(1H,t,J=6H
z) 実施例2 (3R)−3,7−ジメチル−6−オクテン−1,3−ジオール
の合成 窒素雰囲気下にて無水テトラヒドロフラン300mlに水素
化アルミニウムリチウム8.1g(0.21mol)を懸濁し、(3
R)−2,3−エポキシネロール26.7g(0.16mol)のテトラ
ヒドロフラン溶液100mlを1時間かけて滴下し、10分間
還流した。0℃に冷却し、50%テトラヒドロフラン水溶
液40mlを滴下して残存還元剤を失活させ、2N塩酸390ml
を加えた。有機層を分離し、水層をエーテル抽出(5
回)し、抽出液を先の有機層と合わせて洗浄(飽和食塩
水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して目的化合物27.
0g(収率定量的)を得た。これはTLC,IR及びNMRスペク
トルにより純品と確認した。
〔α〕D27=−2.79°(C=2.2,CHCl3) nD 25=1.4699 ir(neat)cm-1:3340,2920,1670,1110,1050,1020,820 nmr(CCl4)δ:1.17(3H,s),1.41〜2.21(6H,m),1.60
(3H,s),1.67(3H,s),3.75(2H,t,J=6Hz),4.40(1
H,bs),4.67(1H,bs),5.10(1H,t,J=6Hz) 実施例3 (3R)−3−ヒドロキシ−3,7−ジメチル−6−オクテ
ニルトシラートの合成 (3R)−3,7−ジメチル−6−オクテン−1,3−ジオール
15.6g(91mmol)をピリジン30mlに溶解し、0℃にてp
−トルエンスルホニルクロリド23.4g(123mmol)を40分
かけて加え、同温度で1.5時間攪拌した。反応液を氷水2
00mlにあけ、有機層を分離し、水層をエーテルを抽出
し、抽出液を先の有機層と合わせて洗浄(2N塩酸、飽和
食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して目的化合
物26.7g(収率定量的)を得た。これはTLC,NMR及びIRス
ペクトルで純品であることを確認した。
(3H,s),1.67(3H,s),3.75(2H,t,J=6Hz),4.40(1
H,bs),4.67(1H,bs),5.10(1H,t,J=6Hz) 実施例3 (3R)−3−ヒドロキシ−3,7−ジメチル−6−オクテ
ニルトシラートの合成 (3R)−3,7−ジメチル−6−オクテン−1,3−ジオール
15.6g(91mmol)をピリジン30mlに溶解し、0℃にてp
−トルエンスルホニルクロリド23.4g(123mmol)を40分
かけて加え、同温度で1.5時間攪拌した。反応液を氷水2
00mlにあけ、有機層を分離し、水層をエーテルを抽出
し、抽出液を先の有機層と合わせて洗浄(2N塩酸、飽和
食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して目的化合
物26.7g(収率定量的)を得た。これはTLC,NMR及びIRス
ペクトルで純品であることを確認した。
ir(neat)cm-1:3540,3450,2970,1600,1500,1360,1190,
1175,955,815 nmr(CCl4)δ:1.07(3H,s),1.30(4H,m),1.52(3H,
s),1.60(3H,s),1.74〜2.11(2H,m),2.33(3H,s),
2.51(1H,s),4.07(2H,t,J=6Hz),4.94(1H,t,J=6H
z),7.19(2H,d,J=8Hz),7.63(2H,d,J=8Hz) 実施例4 (3R)−1−イソプロピルチオ−3,7−ジメチル−6−
オクテン−3−オールの合成 メタノール110mlに金属ナトリウム1.6g(69mg atom)を
加えて溶解させ、イソプロピルメルカプタン5.26g(69m
mol)を滴下し、室温で30分間攪拌した。(3R)−3−
ヒドロキシ−3,7−ジメチル−6−オクテニルトシラー
ト20.5g(63mmol)のメタノール(50ml)溶液を室温に
て40分かけて滴下し、更に50℃で1.5時間攪拌した。室
温に冷却して水320mlにあけ、塩析し、エーテル抽出
(6回)、洗浄(0.1N水酸化ナトリウム、飽和食塩
水)、乾燥(MgSO4)後、濃縮して粗生成物15.5gを得
た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル400
g)で精製して目的物14.2g(収率98%)を得た。
1175,955,815 nmr(CCl4)δ:1.07(3H,s),1.30(4H,m),1.52(3H,
s),1.60(3H,s),1.74〜2.11(2H,m),2.33(3H,s),
2.51(1H,s),4.07(2H,t,J=6Hz),4.94(1H,t,J=6H
z),7.19(2H,d,J=8Hz),7.63(2H,d,J=8Hz) 実施例4 (3R)−1−イソプロピルチオ−3,7−ジメチル−6−
オクテン−3−オールの合成 メタノール110mlに金属ナトリウム1.6g(69mg atom)を
加えて溶解させ、イソプロピルメルカプタン5.26g(69m
mol)を滴下し、室温で30分間攪拌した。(3R)−3−
ヒドロキシ−3,7−ジメチル−6−オクテニルトシラー
ト20.5g(63mmol)のメタノール(50ml)溶液を室温に
て40分かけて滴下し、更に50℃で1.5時間攪拌した。室
温に冷却して水320mlにあけ、塩析し、エーテル抽出
(6回)、洗浄(0.1N水酸化ナトリウム、飽和食塩
水)、乾燥(MgSO4)後、濃縮して粗生成物15.5gを得
た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル400
g)で精製して目的物14.2g(収率98%)を得た。
〔α〕D 27=−0.75°(C=3.7,CHCl3) nD 30=1.4851 ir(neat)cm-1:3400,2960,1150,920,830 nmr(CCl4)δ:1.15(3H,s),1.25(6H,d,J=6.8Hz),
1.38〜1.54(4H,m),1.51(3H,s),1.65(3H,s),1.81
〜2.24(2H,m),2.56(2H,t,J=5Hz),2.68(1H,s),2.
76(1H,hept,J=6.8Hz),5.08(1H,t,J=6Hz) 実施例5 (3R)−3−アセトキシ−3,7−ジメチル−6−オクテ
ニルイソプロピルスルフィドの合成 (3R)−1−イソプロピルチオ−3,7−ジメチル−6−
オクテン−3−オール13.9g(60mmol)と無水酢酸8.01g
(78mmol)を混合し、室温にてp−トルエンスルホン酸
一水和物344mg(1.8mmol)を20分間で加えた。同温度で
30分間攪拌し、反応液を水150mlにあけ、有機層を分離
し、水層をエーテル抽出し、抽出液を先の有機層と合わ
せて洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム、水、飽和食塩水)
し、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して粗生成物16.6gを
得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル50
0g)で精製して目的物15.6g(収率95%)を得た。
1.38〜1.54(4H,m),1.51(3H,s),1.65(3H,s),1.81
〜2.24(2H,m),2.56(2H,t,J=5Hz),2.68(1H,s),2.
76(1H,hept,J=6.8Hz),5.08(1H,t,J=6Hz) 実施例5 (3R)−3−アセトキシ−3,7−ジメチル−6−オクテ
ニルイソプロピルスルフィドの合成 (3R)−1−イソプロピルチオ−3,7−ジメチル−6−
オクテン−3−オール13.9g(60mmol)と無水酢酸8.01g
(78mmol)を混合し、室温にてp−トルエンスルホン酸
一水和物344mg(1.8mmol)を20分間で加えた。同温度で
30分間攪拌し、反応液を水150mlにあけ、有機層を分離
し、水層をエーテル抽出し、抽出液を先の有機層と合わ
せて洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム、水、飽和食塩水)
し、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去して粗生成物16.6gを
得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル50
0g)で精製して目的物15.6g(収率95%)を得た。
〔α〕D 17=−2.02°(C=3.3,CHCl3) ir(neat)cm-1:2960,1730,1240 nmr(CCl4)δ:1.20(6H,d,J=6.8Hz),1.38(3H,s),
1.58(3H,s),1.65(3H,s),1.82〜2.17(6H,m),1.89
(3H,s),2.32〜2.60(2H,m),2.86(1H,hept,J=6.8H
z),5.07(1H,t,J=6Hz) 実施例6 (3′R)−2−(3−アセトキシ)−1−イソプロピ
ルチオ−3,7−ジメチル−6−オクテニル)−4−アセ
トキシ−3,5,6−トリメチルフェノールの合成 4−アセトキシ−2,3,5−トリメチルフェノール3.53g
(18mmol)、(3R)−3−アセトキシ−3,7−ジメチル
−6−オクテニルイソプロピルスルフィド1.65g(6mmo
l)及びs−コリジン1.10g(9mmol)を塩化メチレン23m
lに溶解し、−50℃にて塩化スルフリル0.98g(7mmol)
を2分間で滴下し、同温度で15分間攪拌後、トリエチル
アミン3.68g(36mmol)の塩化メチレン(13ml)溶液を
1.5分間で滴下し、同温度で30分攪拌した。その後徐々
に室温まで上昇させ、反応液を氷冷した1N塩酸90mlにあ
け、有機層を分離し、水層をエーテル抽出した。抽出液
と先の有機層を合わせ、洗浄(飽和炭酸水素ナトリウ
ム、飽和食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去し、
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル220g、溶離液5
%酢酸エチル/ヘキサン)で分離して目的物945mg(収
率42%)を得た。
1.58(3H,s),1.65(3H,s),1.82〜2.17(6H,m),1.89
(3H,s),2.32〜2.60(2H,m),2.86(1H,hept,J=6.8H
z),5.07(1H,t,J=6Hz) 実施例6 (3′R)−2−(3−アセトキシ)−1−イソプロピ
ルチオ−3,7−ジメチル−6−オクテニル)−4−アセ
トキシ−3,5,6−トリメチルフェノールの合成 4−アセトキシ−2,3,5−トリメチルフェノール3.53g
(18mmol)、(3R)−3−アセトキシ−3,7−ジメチル
−6−オクテニルイソプロピルスルフィド1.65g(6mmo
l)及びs−コリジン1.10g(9mmol)を塩化メチレン23m
lに溶解し、−50℃にて塩化スルフリル0.98g(7mmol)
を2分間で滴下し、同温度で15分間攪拌後、トリエチル
アミン3.68g(36mmol)の塩化メチレン(13ml)溶液を
1.5分間で滴下し、同温度で30分攪拌した。その後徐々
に室温まで上昇させ、反応液を氷冷した1N塩酸90mlにあ
け、有機層を分離し、水層をエーテル抽出した。抽出液
と先の有機層を合わせ、洗浄(飽和炭酸水素ナトリウ
ム、飽和食塩水)、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去し、
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル220g、溶離液5
%酢酸エチル/ヘキサン)で分離して目的物945mg(収
率42%)を得た。
〔α〕D 17=−13.1°(C=1.2,CHCl3) ir(neat)cm-1:3240,2970,1760,1730,1365,1240,1200 nmr(CDCl3)δ:1.09(3H,d,J=7Hz),1.21(3H,d,J=7
Hz),1.31(3H,s)1.51(3H,s),1.61(3H,s),1.68(4
H,m),1.82(3H,s),1.94(2H,m),2.00(3H,s),2.14
(6H,s),2.25(3H,s),2.46〜3.03(1H,m),4.57(1H,
t,J=6Hz),4.93(1H,bs),7.57(1H,s) 実施例7 (3′R)−2−(3−アセトキシ−3,7−ジメチル−
6−オクテニル)−4−アセトキシ−3,5,6−トリメチ
ルフェノールの合成 新しく調製したラネーニッケル(W4)3.6gにエタノール
10mlを加えて10分間加熱還流し、冷後、上で得た(3′
R)−2−(3−アセトキシ−1−イソプロピルチオ−
3,7−ジメチル−6−オクテニル)−4−アセトキシ−
3,5,6−トリメチルフェノール286mg(0.62mmol)のエタ
ノール(5ml)溶液を加え、50℃で30分間攪拌した。冷
後セライトを通して反応液を濾過し、溶媒を留去し、目
的物229mg(収率95%)を得た。これはTLC及びNMRスペ
クトルによりほぼ純粋であることを確認した。
Hz),1.31(3H,s)1.51(3H,s),1.61(3H,s),1.68(4
H,m),1.82(3H,s),1.94(2H,m),2.00(3H,s),2.14
(6H,s),2.25(3H,s),2.46〜3.03(1H,m),4.57(1H,
t,J=6Hz),4.93(1H,bs),7.57(1H,s) 実施例7 (3′R)−2−(3−アセトキシ−3,7−ジメチル−
6−オクテニル)−4−アセトキシ−3,5,6−トリメチ
ルフェノールの合成 新しく調製したラネーニッケル(W4)3.6gにエタノール
10mlを加えて10分間加熱還流し、冷後、上で得た(3′
R)−2−(3−アセトキシ−1−イソプロピルチオ−
3,7−ジメチル−6−オクテニル)−4−アセトキシ−
3,5,6−トリメチルフェノール286mg(0.62mmol)のエタ
ノール(5ml)溶液を加え、50℃で30分間攪拌した。冷
後セライトを通して反応液を濾過し、溶媒を留去し、目
的物229mg(収率95%)を得た。これはTLC及びNMRスペ
クトルによりほぼ純粋であることを確認した。
nmr(CCl4)δ:1.40(3H,s),1.57(3H,s),1.63(3H,
s),1.57〜1.92(6H,m),1.92(12H,s),2.18(3H,s),
2.37(2H,bs),5.00(1H,bs),5.52(1H,s) 実施例8 (2R)−6−ヒドロキシ−2(4−メチル−3−ペンテ
ニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの合成 水素化アルミニウムリチウム128mg(3.4mmol)をエーテ
ル11mlに懸濁し、窒素雰囲気下、0℃にて(3′R)−
4−アセトキシ−2−(3−アセトキシ−3,7−ジメチ
ル−6−オクテニル)−3,5,6−トリメチルフェノール2
20mg(0.56mmol)のエーテル(5ml)溶液を滴下した
後、室温で2時間攪拌した。再び0℃に冷却し、水1ml
を徐々に加えて過剰の還元剤を失活させ、更に2N塩酸15
mlを加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出
し、抽出液を先の有機層と合わせ、洗浄(水、チオ硫酸
ナトリウム水溶液、飽和食塩水)し、乾燥(MgSO4)
後、溶媒を留去し、粗生成物を173mg得た。
s),1.57〜1.92(6H,m),1.92(12H,s),2.18(3H,s),
2.37(2H,bs),5.00(1H,bs),5.52(1H,s) 実施例8 (2R)−6−ヒドロキシ−2(4−メチル−3−ペンテ
ニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの合成 水素化アルミニウムリチウム128mg(3.4mmol)をエーテ
ル11mlに懸濁し、窒素雰囲気下、0℃にて(3′R)−
4−アセトキシ−2−(3−アセトキシ−3,7−ジメチ
ル−6−オクテニル)−3,5,6−トリメチルフェノール2
20mg(0.56mmol)のエーテル(5ml)溶液を滴下した
後、室温で2時間攪拌した。再び0℃に冷却し、水1ml
を徐々に加えて過剰の還元剤を失活させ、更に2N塩酸15
mlを加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出
し、抽出液を先の有機層と合わせ、洗浄(水、チオ硫酸
ナトリウム水溶液、飽和食塩水)し、乾燥(MgSO4)
後、溶媒を留去し、粗生成物を173mg得た。
次にこの粗生成物173mg(0.56mmol)を窒素雰囲気下で
ベンゼン10mlに溶解し、p−トルエンスルホン酸一水和
物12mg(0.06mmol)を加え、50℃で1時間、更に70℃で
1.5時間攪拌した。水10mlを加えて有機層を分離し、水
層を塩化メチレンで抽出した。抽出液と先の有機層を合
わせ、洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和
食塩水)し、乾燥(MgSO4)、濃縮して粗生成物168mgを
得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル9
g、溶離液0.5%酢酸エチル/ヘキサン)で精製して目的
物6−クロマノール147mg(収率91%)を得た。
ベンゼン10mlに溶解し、p−トルエンスルホン酸一水和
物12mg(0.06mmol)を加え、50℃で1時間、更に70℃で
1.5時間攪拌した。水10mlを加えて有機層を分離し、水
層を塩化メチレンで抽出した。抽出液と先の有機層を合
わせ、洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和
食塩水)し、乾燥(MgSO4)、濃縮して粗生成物168mgを
得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル9
g、溶離液0.5%酢酸エチル/ヘキサン)で精製して目的
物6−クロマノール147mg(収率91%)を得た。
ir(neat)cm-1:3430,2930,1260,1210,1160,1080,855 nmr(CCl4)δ:1.18(3H,s),1.43〜1.77(4H,m),1.55
(3H,s),1.61(3H,s),2.00(11H,s),2.48(2H,t,J=
7Hz),4.07(1H,),5.00(1H,t,J=6Hz) ms(m/e)288(M+) 〔α〕D 14=1.28°(C=0.7,CHCl3)
(3H,s),1.61(3H,s),2.00(11H,s),2.48(2H,t,J=
7Hz),4.07(1H,),5.00(1H,t,J=6Hz) ms(m/e)288(M+) 〔α〕D 14=1.28°(C=0.7,CHCl3)
Claims (1)
- 【請求項1】構造式: で表されるネロールをエナンシオセレクティブ・オキシ
デーション(enantioselective oxidation)を行い、 構造式: で表されるエポキシ体を得、次いで該化合物を還元的に
開裂せしめ、 構造式: で示される化合物を得、次いで該化合物をトシル化し
て、 構造式: 〔式中Tsはトシル基 を表す。以下同様〕 で表される化合物を得、次いで該化合物を金属ナトリウ
ムの存在下イソプロピルメルカプタンと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をアセチル化し
て、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を4−アセトキ
シ−2,3,5−トリメチルフェノールと反応させて、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物をラネーニッケ
ルと反応させ、更に脱アセチル化して、 構造式: で表される化合物を得、次いで該化合物を直接環化せし
めるか、又は酸化してキノン体を得た後に環化せしめる
ことを特徴とする、 構造式: で表される(2R)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル
−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20653386A JPH0780869B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | (2r)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20653386A JPH0780869B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | (2r)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6363675A JPS6363675A (ja) | 1988-03-22 |
JPH0780869B2 true JPH0780869B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=16524945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20653386A Expired - Lifetime JPH0780869B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | (2r)−6−ヒドロキシ−2−(4−メチル−3−ペンテニル)−2,5,7,8−テトラメチルクロマンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0780869B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP20653386A patent/JPH0780869B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6363675A (ja) | 1988-03-22 |
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