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JPH0767459B2 - 血管内内視鏡カテーテル - Google Patents

血管内内視鏡カテーテル

Info

Publication number
JPH0767459B2
JPH0767459B2 JP63278648A JP27864888A JPH0767459B2 JP H0767459 B2 JPH0767459 B2 JP H0767459B2 JP 63278648 A JP63278648 A JP 63278648A JP 27864888 A JP27864888 A JP 27864888A JP H0767459 B2 JPH0767459 B2 JP H0767459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atheroma
catheter
blood vessel
crushing
suction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63278648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02124128A (ja
Inventor
孝司 妻沼
尚樹 社本
克之 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP63278648A priority Critical patent/JPH0767459B2/ja
Publication of JPH02124128A publication Critical patent/JPH02124128A/ja
Publication of JPH0767459B2 publication Critical patent/JPH0767459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、血管内を観察するためのファイバスコープ
を有するカテーテルに係わり、狭窄部にあるアテローム
の内科的に除去し得る内視鏡カテーテルに関する。
「従来の技術」 従来、この種の内視鏡カテーテルとして、例えば第3図
に示すものが知られている。第3図において符号1は内
視鏡カテーテルである。この内視鏡カテーテル1は、血
管内を観察するためのイメージファイバ2と、血管内に
光を照射するためのライトガイド3と、血管内にフラッ
シュ液を注入して視野を確保するためのフラッシュチャ
ンネル4とを具備し、さらにレーザ光を導くための光フ
ァイバ5を備えたものである。
また、この内視鏡カテーテル1の後端側には、上記フラ
ッシュチャンネル4にフラッシュ液を導入するためのフ
ラッシュ液注入器6が接続されている。さらに、この内
視鏡カテーテル1後端の分岐した一方には、イメージフ
ァイバ2と光学的に接続してイメージファイバ2から伝
送された画像を映すTVカメラ7およびモニター8が接続
され、他方には上記ライトガイド3に光を伝送するため
の光源9と、上記光ファイバ5にレーザ光を入射するた
めのレーザ装置10が接続されている。レーザ装置10とし
てはCO2レーザ、COレーザ、Er−YAGレーザ、エキシマレ
ーザ等を照射するものが用いられ、これにマッチングし
た導波路が上記光ファイバ5として用いられる。
このような構成の内視鏡カテーテル1を用い、動脈の内
膜に沈着したアテロームを除去するには、まず第4図に
示すように血管A内に内視鏡カテーテル1の先端側を挿
入し、さらにライトガイド3で血管A内を照射しイメー
ジファイバ2で観察してアテロームB近傍に光ファイバ
5を位置せしめる。次いで、フラッシュ液を適宜注入す
るとともに、レーザ装置10よりレーザ光を発光して光フ
ァイバ5よりレーザ光を出射し、アテロームBに照射し
て該アテロームBを蒸発除去する。
また、アテロームを除去し得る内視鏡カテーテルとし
て、他に例えば第5図に示すようなイメージファイバ11
も知られている。このイメージファイバ11では、アテロ
ームを除去するための手段としてレーザ光に代わってド
リル12を備え、これによりアテロームを粉砕する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記の第3図に示した内視鏡カテーテルにあ
っては、アテロームをレーザ光により蒸発除去する際、
アテロームに正確に照射するのが困難であり、正常細胞
をも損傷してしまう恐れがある。
また、第5図に示した内視鏡カテーテルでも、アテロー
ムをドリルにより粉砕する際、血管の内壁面を損傷して
しまう恐れがある。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明の血管内内視鏡カテーテルでは、イメー
ジファイバとライトガイドとフラッシュチャンネルと血
管内のアテローム等の被処理物を粉砕吸収する粉砕吸収
体とを具備し、該粉砕吸収体は、前記血管内のアテロー
ム等の被処理物を超音波の振動により粉砕する超音波発
振部と、この粉砕された被処理物を血液とともに吸引濾
過し、この濾過した血液を血管内に還流する吸引濾過部
とを有することで上記課題を解決した。
「作用」 この発明の血管内内視鏡カテーテルによれば、超音波発
振部から超音波を発振してアテロームを振動することに
より、該アテロームを血管内壁から除去することができ
る。
「実施例」 第1図および第2図はこの発明の一実施例を示す図であ
って、これらの図において符号20は血管内内視鏡カテー
テル(以下、カテーテルと略称する)である。なお、こ
れらの図において第3図に示した構成要素と同一の構成
要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
第1図に示したようにカテーテル20は、カテーテル本体
21の長さ方向に沿い、カテーテル本体21の先端面21aに
開口する複数の孔をカテーテル本体21内に形成し、該孔
にイメージファイバ2とライトガイド3とフラッシュチ
ャンネル4とを挿通したものであり、さらに先端面21a
から突出した状態に粉砕吸引体22を設け、またカテーテ
ル本体21の先端面21a近傍の側周面上にバルーン23を設
けたものである。
粉砕吸引体22は、第2図に示すように内部に超音波発振
部24と吸引濾過部25とを有したものである。超音波発振
部24は、超音波発振素子26とこれに接続された発振管路
27とからなるものであって、超音波発振素子26がカテー
テル20の後方に配置された図示略の電源に接続されたも
のである。発振管路27は、その先端が粉砕吸引体22の先
端面と面一に配置されたもので、超音波発振素子26から
発振された超音波をアテローム等に伝えるためのもので
ある。このような構成のもとに超音波発振部24は、超音
波発振素子26から発振された超音波を発振管路27を介し
てアテローム等に伝えることにより、該アテローム等を
振動により粉砕せしめ得るものとなっている。吸引濾過
部25は、カテーテル20の後方の電源(図示略)に接続さ
れたポンプ28とこのポンプ28に連通して接続された二重
管29とからなるもので、粉砕吸引体22の先端面に二重管
29の開口部が配置されたものである。二重管29は、内管
30内を吸引路31とし、内管30と外管32との間を返送路33
とするもので、内管30内に吸引路31を閉じた状態でフィ
ルタ34を配設したものである。このような構成のもとに
吸引濾過部25は、ポンプ28を駆動することによって吸引
路31から血液とともに被処理物を吸引し、フィルタ34に
て濾過した後、ポンプ28を介して濾過後の血液を返送路
33より血管内に還流するようになっている。
バルーン23は、カテーテル20後方より空気の導入・排出
が可能に構成されたものであって、空気が導入されて膨
張することにより血管内の中央にカテーテル本体21を位
置せしめるためのものである。
このような構成のカテーテル20を用い、動脈の内膜に沈
着したアテロームを除去するには、まず第1図に示すよ
うに血管A内にカテーテル20の先端側を挿入し、バルー
ン23によりカテーテル本体21を血管A内の中央に位置せ
しめる。さらに、ライトガイド3で血管A内を照射しイ
メージファイバ2で観察してアテロームB近傍に粉砕吸
引体22を位置せしめる。次いで、フラッシュ液を適宜注
入するとともに、超音波発振素子26を駆動して超音波を
発振し、アテロームBを振動せしめる。また、これと同
時にポンプ28も駆動し、吸引濾過および還流を行う。す
るとアテロームBは、超音波が照射され振動することに
よって粉砕され、さらにポンプ28により血液とともに吸
引されフィルタ34で濾過され、これにより血管A内には
清浄な血液のみが還流される。
このようなカテーテル20にあっては、超音波を発振して
アテロームBに照射することにより、血管Aの内壁面や
その正常細胞を損傷せしめることなく、該アテロームを
振動せしめて血管A内壁から除去することができる。ま
た、吸引濾過部25を設けたことにより、粉砕したアテロ
ームBを濾過して血管A内から除去することができるの
で、この粉砕後のアテローム片が血管A内を閉塞すると
いった事故が未然に防止することができる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明の血管内内視鏡カテーテル
は、超音波発振部を設けて該超音波発振部から超音波を
発振し得るようにしたものであるので、該アテロームを
振動せしめることによって血管の内壁面やその正常細胞
を損傷せしめることなく、血管内壁からきれいに粉砕除
去することができる。また、超音波の振動力を利用する
ことから、アテロームの硬軟等の性状によることなく容
易にアテロームの除去を行うことができる。
また特に、本発明によれば、血管内のアテローム等の被
処理物を粉砕吸収する粉砕吸収体は、超音波発振部の超
音波の振動により前記血管内のアテローム等の被処理物
を粉砕し、吸引濾過部は、粉砕された被処理物を血液と
ともに吸引濾過し、この濾過した血液を血管内に還流す
るので、粉砕したアテローム等の被処理物を濾過して血
管内から除去することができ、この粉砕後のアテローム
片により血管内が閉塞されるといった事故を未然に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の血管内内視鏡カテーテ
ルの一実施例を示す図であって、第1図はカテーテルの
要部(先端部)を拡大した概略構成図、第2図は粉砕吸
引体の概略構成図、第3図および第4図は従来の内視鏡
カテーテルの一例を示す図であって、第3図は内視鏡カ
テーテルの概略構成図、第4図はこの内視鏡カテーテル
の使用方法を説明するための断面図、第5図は従来の内
視鏡カテーテルの他の例を示す概略構成図である。 2……イメージファイバ、3……ライトガイド、 4……フラッシュチャンネル、 20……血管内内視鏡カテーテル、 22……粉砕吸引体、24……超音波発振部、 26……超音波発振素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−288249(JP,A) 特開 昭64−17637(JP,A) 実開 昭61−203010(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージファイバとライトガイドとフラッ
    シュチャンネルと血管内のアテローム等の被処理物を粉
    砕吸収する粉砕吸収体とを具備し、該粉砕吸収体は、前
    記血管内のアテローム等の被処理物を超音波の振動によ
    り粉砕する超音波発振部と、この粉砕された被処理物を
    血液とともに吸引濾過し、この濾過した血液を血管内に
    還流する吸引濾過部とを有することを特徴とする血管内
    内視鏡カテーテル。
JP63278648A 1988-11-04 1988-11-04 血管内内視鏡カテーテル Expired - Lifetime JPH0767459B2 (ja)

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JPH02124128A JPH02124128A (ja) 1990-05-11
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