JPH076136Y2 - 包装袋 - Google Patents
包装袋Info
- Publication number
- JPH076136Y2 JPH076136Y2 JP15561687U JP15561687U JPH076136Y2 JP H076136 Y2 JPH076136 Y2 JP H076136Y2 JP 15561687 U JP15561687 U JP 15561687U JP 15561687 U JP15561687 U JP 15561687U JP H076136 Y2 JPH076136 Y2 JP H076136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- gas
- gas introduction
- opening
- introduction path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内部の気体を置換しうる包装袋に関し、さらに
詳しくは、包装袋内に食品など、たとえば、甘納豆、お
かき、煎餅、クッキー等の菓子、コーヒー、お茶等の嗜
好品、米、麦、大豆、小豆、落花生等の穀類、アーモン
ドなどのナット類、乾しいたけ、海苔、煮干し等の農林
水産乾物などを収納し、かかる物質の保存等に使用する
ものに関する。
詳しくは、包装袋内に食品など、たとえば、甘納豆、お
かき、煎餅、クッキー等の菓子、コーヒー、お茶等の嗜
好品、米、麦、大豆、小豆、落花生等の穀類、アーモン
ドなどのナット類、乾しいたけ、海苔、煮干し等の農林
水産乾物などを収納し、かかる物質の保存等に使用する
ものに関する。
従来から、酸素が不足することにより劣化が進む食品等
の保存には不活性ガス置換包装が行われている。置換方
法としては、作業性が良く、ガス置換機器も安価である
ことから、単にガス流出ノズルを包装袋開口部に差し込
むフラッシュ法が用いられてきた。しかしながら、この
方式は置換ガスが袋底部まで到達しにくいため、ガス置
換効率が悪いという欠点を有していた。
の保存には不活性ガス置換包装が行われている。置換方
法としては、作業性が良く、ガス置換機器も安価である
ことから、単にガス流出ノズルを包装袋開口部に差し込
むフラッシュ法が用いられてきた。しかしながら、この
方式は置換ガスが袋底部まで到達しにくいため、ガス置
換効率が悪いという欠点を有していた。
長いガス流出ノズルを用い、これを包装袋底部に差し込
みガス置換を行う改良フラッシュ法も行われているが、
この場合は、高い置換率が得られるものの作業性が悪
く、包装袋内に存在せしめる物品によりノズルを底部ま
で差し込めないこと、たとえばクッキーや乾しシイタケ
等に適用した場合にはノズルを差し込む時にこれらの物
品を破壊する等の欠点を有していた。
みガス置換を行う改良フラッシュ法も行われているが、
この場合は、高い置換率が得られるものの作業性が悪
く、包装袋内に存在せしめる物品によりノズルを底部ま
で差し込めないこと、たとえばクッキーや乾しシイタケ
等に適用した場合にはノズルを差し込む時にこれらの物
品を破壊する等の欠点を有していた。
また、脱気、ガス封入を繰り返す呼吸式、あるいは密封
容器内で真空、ガス封入を行うチャンバー式も行われて
いる。しかしながら、これらの方式では、高置換率は得
られるものの、作業性が悪く、高価な機器を必要とする
こと、さらに、乾ししいたけ等に適用した場合にはこれ
らが脱気あるいは真空とすることにより壊れたりするこ
と、にぼし等の固い突起部を有するものに適用した場合
には包装袋に穴が開くこと、また呼吸式の場合は多量の
ガスを必要とする等の欠点を有していた。
容器内で真空、ガス封入を行うチャンバー式も行われて
いる。しかしながら、これらの方式では、高置換率は得
られるものの、作業性が悪く、高価な機器を必要とする
こと、さらに、乾ししいたけ等に適用した場合にはこれ
らが脱気あるいは真空とすることにより壊れたりするこ
と、にぼし等の固い突起部を有するものに適用した場合
には包装袋に穴が開くこと、また呼吸式の場合は多量の
ガスを必要とする等の欠点を有していた。
上記のように、従来のごとく単なる包装袋を用いたガス
置換方法には種々の欠点があった。本考案の目的は、ガ
ス置換時に長いノズルを用いたりすることなく、脱気し
たり真空にすることなく、作業性の良い、安価なフラッ
シュ式ガス置換機器を使用し、高置換率が得られる包装
袋を提供することにある。
置換方法には種々の欠点があった。本考案の目的は、ガ
ス置換時に長いノズルを用いたりすることなく、脱気し
たり真空にすることなく、作業性の良い、安価なフラッ
シュ式ガス置換機器を使用し、高置換率が得られる包装
袋を提供することにある。
すなわち、本考案は、ヒートシート可能な実質的に非通
気性材料からなる包装袋において、前記包装袋の開口部
を二分し、かつ該開口部と底部とを結ぶ縁部に沿って開
口部から底部方向に伸びる密着部を設け、前記縁部と密
着部との間に気体導入路を形成するとともに、包装袋を
気体導入路と物品収納部とに二分し、かつ、少なくとも
底部近傍においては気体導入路と物品収納部とを連通せ
しめ、気体導入路から導入される気体により包装袋内の
気体を置換しうるようにした包装袋を提供するものであ
る。
気性材料からなる包装袋において、前記包装袋の開口部
を二分し、かつ該開口部と底部とを結ぶ縁部に沿って開
口部から底部方向に伸びる密着部を設け、前記縁部と密
着部との間に気体導入路を形成するとともに、包装袋を
気体導入路と物品収納部とに二分し、かつ、少なくとも
底部近傍においては気体導入路と物品収納部とを連通せ
しめ、気体導入路から導入される気体により包装袋内の
気体を置換しうるようにした包装袋を提供するものであ
る。
さらに、本考案の一態様として、気体導入路を形成する
密着部の底部側一端から包装袋底部に沿って、前記気体
導入路を形成する縁部に対向する縁部方向に間欠的な密
着部を設け、底部と該間欠的な密着部との間に気体導入
路を形成し、気体導入路を延長したものも好ましい。
密着部の底部側一端から包装袋底部に沿って、前記気体
導入路を形成する縁部に対向する縁部方向に間欠的な密
着部を設け、底部と該間欠的な密着部との間に気体導入
路を形成し、気体導入路を延長したものも好ましい。
本考案では包装袋として、ヒートシール可能な実質的に
非通気性材料からなる包装袋が用いられる。
非通気性材料からなる包装袋が用いられる。
ヒートシール可能な実質的に非通気性材料としては、シ
ートシール可能で酸素透過度が200ml/m2・atm・day以
下、好ましくは20ml/m2・atm・day以下のものであれば
よく、厚さは特に限定されない。そのような包装材料と
しては、具体的には、たとえば、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)/PE(ポリエチレン)、PET/無延伸PP
(ポリプロピレン)、無延伸NY(ナイロン)/PE、無延
伸NY/無延伸PP、延伸NY/PE、延伸NY/無延伸PP、PVDC
(ポリ塩化ビニリデン)コート延伸NY/PE、PVDCコート
延伸NY/無延伸PP、PVDCコート延伸PP/PE、PVDCコート延
伸PP/、無延伸PP、PET/Al(アルミニウム)箔/PE、延伸
NY/Al箔/PE、ボブロン(商品名、日本合成化学(株)
製)/PE、ボブロン/無延伸PP、エバール(商品名、
(株)クラレ製)/PE、エバール/無延伸PP等が用いら
れる。
ートシール可能で酸素透過度が200ml/m2・atm・day以
下、好ましくは20ml/m2・atm・day以下のものであれば
よく、厚さは特に限定されない。そのような包装材料と
しては、具体的には、たとえば、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)/PE(ポリエチレン)、PET/無延伸PP
(ポリプロピレン)、無延伸NY(ナイロン)/PE、無延
伸NY/無延伸PP、延伸NY/PE、延伸NY/無延伸PP、PVDC
(ポリ塩化ビニリデン)コート延伸NY/PE、PVDCコート
延伸NY/無延伸PP、PVDCコート延伸PP/PE、PVDCコート延
伸PP/、無延伸PP、PET/Al(アルミニウム)箔/PE、延伸
NY/Al箔/PE、ボブロン(商品名、日本合成化学(株)
製)/PE、ボブロン/無延伸PP、エバール(商品名、
(株)クラレ製)/PE、エバール/無延伸PP等が用いら
れる。
また、包装袋の形状は、特に限定されず、二方シール
袋、三方シール袋、背張りシール袋、チューブ袋、ガセ
ット袋などが好ましく用いられる。
袋、三方シール袋、背張りシール袋、チューブ袋、ガセ
ット袋などが好ましく用いられる。
本考案の包装袋は、包装袋の開口部を二分し、かつ該開
口部と底部とを結ぶ縁部に沿って開口部から底部方向に
伸びる密着部が設けられている。この密着部は包装袋の
開口端から包装袋底部方向に伸びており、包装袋の縁部
(開口端または底部を形成しない辺部)に沿って設けら
れる。そして、この密着部により前記縁部と密着部との
間に気体導入路が形成され、包装袋が気体導入路と物品
収納部とに二分されることになる。
口部と底部とを結ぶ縁部に沿って開口部から底部方向に
伸びる密着部が設けられている。この密着部は包装袋の
開口端から包装袋底部方向に伸びており、包装袋の縁部
(開口端または底部を形成しない辺部)に沿って設けら
れる。そして、この密着部により前記縁部と密着部との
間に気体導入路が形成され、包装袋が気体導入路と物品
収納部とに二分されることになる。
しかも、本考案の包装袋は、少なくとも底部近傍におい
ては開口部から伸びた密着部を中断ないし停止させるこ
とにより、気体導入路と物品収納部とを連通せしめ、気
体導入路から導入される気体により包装袋内の気体を置
換しうるようにされたものとなっている。
ては開口部から伸びた密着部を中断ないし停止させるこ
とにより、気体導入路と物品収納部とを連通せしめ、気
体導入路から導入される気体により包装袋内の気体を置
換しうるようにされたものとなっている。
気体導入路を形成するために包装袋の一部を密着する方
法としては、ヒートシート法、ホットメルト剤を用いる
方法、両面接着テープを用いる方法等があり、好ましく
はヒートシール法が用いられる。さらに、包装袋両面外
側より治具で押さえることによってもよく、この場合、
ガス置換後、治具を解放することによって気体導入路が
なくなり、気体導入路が包装袋に残らないことになり、
包装袋の外観を損なわない利点を有する。
法としては、ヒートシート法、ホットメルト剤を用いる
方法、両面接着テープを用いる方法等があり、好ましく
はヒートシール法が用いられる。さらに、包装袋両面外
側より治具で押さえることによってもよく、この場合、
ガス置換後、治具を解放することによって気体導入路が
なくなり、気体導入路が包装袋に残らないことになり、
包装袋の外観を損なわない利点を有する。
なお、形成される気体導入路の幅は、作業性を考慮する
と10mm以上100mm以下が好ましく、また、気体導入路の
長さは、ガス置換率を高めるために包装袋の開口部より
底部までの長さの50%以上、好ましくは80%以上とされ
る。
と10mm以上100mm以下が好ましく、また、気体導入路の
長さは、ガス置換率を高めるために包装袋の開口部より
底部までの長さの50%以上、好ましくは80%以上とされ
る。
このように、包装袋を構成することにより、気体導入路
からノズル等により不活性ガス等を導入し、物品を収納
した物品収納部へ不活性ガス等を流入せしめることがで
き、包装袋内のガスを置換せしめることができる。
からノズル等により不活性ガス等を導入し、物品を収納
した物品収納部へ不活性ガス等を流入せしめることがで
き、包装袋内のガスを置換せしめることができる。
本考案の包装袋は、保存物品を収容した包装袋内の気体
を置換した後、常法により、包装袋の二分された開口端
をヒートシールする等して密封される。
を置換した後、常法により、包装袋の二分された開口端
をヒートシールする等して密封される。
本考案においては、包装袋開口部の気体導入路にフラッ
シュ式ガス置換機のガス流出ノズルを差し込みガス置換
することにより、置換ガスが気体導入路を経て包装袋底
部に導かれ、物品収納部を通過し、包装袋外部に放出さ
れるため、高置換率のガス置換が可能となる。
シュ式ガス置換機のガス流出ノズルを差し込みガス置換
することにより、置換ガスが気体導入路を経て包装袋底
部に導かれ、物品収納部を通過し、包装袋外部に放出さ
れるため、高置換率のガス置換が可能となる。
また、ガス置換後残存する酸素を吸収するために、密封
包装時に脱酸素剤を包装袋内に装填することも効果的で
ある。
包装時に脱酸素剤を包装袋内に装填することも効果的で
ある。
本考案において、脱酸素剤が用いられる場合、脱酸素剤
の小袋内部に収納される脱酸素剤組成物としては、亜硫
酸塩、亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、ヒドロキノン、
カテコール、レゾルシン、ピロガロール、没食子酸、ロ
ンガリット、アスコルピン酸および/またはその塩、イ
ソアスコビン酸および/またはその塩、ソルボース、グ
ルコース、リグニン、ジブチルヒドロキシトルエンまた
はブチルヒドロキシアニソール等を含有する組成物、硫
酸第一鉄等の第一鉄塩を含有する組成物、鉄粉等の金属
粉を含有する組成物、あるいは、酸化を受けやすい油脂
を含有する組成物等が用いられ、さらに、炭酸ガス発生
型脱酸素剤組成物または炭酸ガス吸収型脱酸素剤組成物
等も用いられる。
の小袋内部に収納される脱酸素剤組成物としては、亜硫
酸塩、亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、ヒドロキノン、
カテコール、レゾルシン、ピロガロール、没食子酸、ロ
ンガリット、アスコルピン酸および/またはその塩、イ
ソアスコビン酸および/またはその塩、ソルボース、グ
ルコース、リグニン、ジブチルヒドロキシトルエンまた
はブチルヒドロキシアニソール等を含有する組成物、硫
酸第一鉄等の第一鉄塩を含有する組成物、鉄粉等の金属
粉を含有する組成物、あるいは、酸化を受けやすい油脂
を含有する組成物等が用いられ、さらに、炭酸ガス発生
型脱酸素剤組成物または炭酸ガス吸収型脱酸素剤組成物
等も用いられる。
本考案を実施例、図面により詳しく説明する。
実施例1、第1図および第2図参照 ポリ塩化ビニリデンコート延伸ナイロン/ポリエチレン
を製袋してなる内寸で横450mm、縦640mmの三法シール袋
(開口部は450mm)に、ヒートシールにより該袋の開口
部11と底部12とを結ぶ縁部13に沿って開口部11から底部
12方向に伸びる幅20mm、長さ600mmの気体導入路3を設
けた。(第1図参照) この包装袋の部品収納部1(気体導入路3でない部分)
に乾ししいたけ5′(どんこ)1.5kgを入れ、フラッシ
ュ式ガス置換機にて、ガス流出ノズル4を気体導入路開
口部に差し込み40lの窒素ガスを20秒間で流入した後、
気体導入部の開口部を含め開口部11をシールし密封包装
した。(第2図参照)シール後の包装袋内の酸素濃度を
測定し、置換率を算出した。結果を第1表に示す。
を製袋してなる内寸で横450mm、縦640mmの三法シール袋
(開口部は450mm)に、ヒートシールにより該袋の開口
部11と底部12とを結ぶ縁部13に沿って開口部11から底部
12方向に伸びる幅20mm、長さ600mmの気体導入路3を設
けた。(第1図参照) この包装袋の部品収納部1(気体導入路3でない部分)
に乾ししいたけ5′(どんこ)1.5kgを入れ、フラッシ
ュ式ガス置換機にて、ガス流出ノズル4を気体導入路開
口部に差し込み40lの窒素ガスを20秒間で流入した後、
気体導入部の開口部を含め開口部11をシールし密封包装
した。(第2図参照)シール後の包装袋内の酸素濃度を
測定し、置換率を算出した。結果を第1表に示す。
実施例2、第3図を参照 実施例1の包装袋におけるヒートシール部10を、その包
装袋底部12側の一端から底部12に平行して縁部14まで50
mm間隔で間欠的にシール部を延長した。気体導入路3を
底部12に沿って延長した包装袋を用いた他は実施例1と
同様に操作を行なった。
装袋底部12側の一端から底部12に平行して縁部14まで50
mm間隔で間欠的にシール部を延長した。気体導入路3を
底部12に沿って延長した包装袋を用いた他は実施例1と
同様に操作を行なった。
結果を第1表に示す。
〔比較例1〕 気体導入路を形成しない以外は実施例1と同様に操作を
行った。(第4図の包装袋を用いた。) 結果を第1表に実施例1、2と併記する。
行った。(第4図の包装袋を用いた。) 結果を第1表に実施例1、2と併記する。
〔作用および効果〕 本考案では、前述のように包装袋を構成することによ
り、包装袋開口部の気体導入路からフラッシュ式ガス置
換機のガス流出ノズル等を差し込み不活性ガス等を導入
し、導入された該ガスは気体導入路を経て包装袋底部に
導かれ、物品を収納した物品収納部を通過し、包装袋外
部に放出されるため、高置換率のガス置換が可能とな
る。
り、包装袋開口部の気体導入路からフラッシュ式ガス置
換機のガス流出ノズル等を差し込み不活性ガス等を導入
し、導入された該ガスは気体導入路を経て包装袋底部に
導かれ、物品を収納した物品収納部を通過し、包装袋外
部に放出されるため、高置換率のガス置換が可能とな
る。
本考案による包装袋によれば、作業性のよい、安価なガ
ス置換包装機器で、高置換率のガス置換が可能となる。
ス置換包装機器で、高置換率のガス置換が可能となる。
第1図は本考案にかかる包装袋の1態様を示す模式図で
ある。第2図または第3図は本考案にかかる包装袋を用
いた例を示す。第3図では気体導入路が包装袋底部12近
傍に延長され、ヒートシール部10は縁部13側から縁部14
方向へ間欠的に延伸されることにより、底部12に沿って
気体導入路3が形成されている。第4図は従来の包装袋
を示す。 図において、1は物品収納部、2は包装袋のヒートシー
ル部、3は気体導入路、4はガス流出ノズル、5は被保
存物、10は気体導入路を形成するために施したヒートシ
ール部、11は開口部、12は底部、13および14は縁部をそ
れぞれ表す。
ある。第2図または第3図は本考案にかかる包装袋を用
いた例を示す。第3図では気体導入路が包装袋底部12近
傍に延長され、ヒートシール部10は縁部13側から縁部14
方向へ間欠的に延伸されることにより、底部12に沿って
気体導入路3が形成されている。第4図は従来の包装袋
を示す。 図において、1は物品収納部、2は包装袋のヒートシー
ル部、3は気体導入路、4はガス流出ノズル、5は被保
存物、10は気体導入路を形成するために施したヒートシ
ール部、11は開口部、12は底部、13および14は縁部をそ
れぞれ表す。
Claims (2)
- 【請求項1】ヒートシール可能な実質的に非通気性材料
からなる包装袋において、前記包装袋の開口部を二分
し、かつ該開口部と底部とを結ぶ縁部に沿って開口部か
ら底部方向に伸びる密着部を設け、前記縁部と密着部と
の間に気体導入路を形成するとともに、包装袋を気体導
入路と物品収納部とに二分し、かつ、少なくとも底部近
傍においては気体導入路と物品収納部とを連通せしめ、
気体導入路から導入される気体により包装袋内の気体を
置換しうるようにした包装袋。 - 【請求項2】気体導入路を形成する密着部の底部側一端
から包装袋底部に沿って、前記気体導入路を形成する縁
部に対向する縁部方向に間欠的な密着部を設け、底部と
該間欠的な密着部との間に気体導入路を形成した実用新
案登録請求の範囲第1項記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15561687U JPH076136Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15561687U JPH076136Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161072U JPH0161072U (ja) | 1989-04-18 |
JPH076136Y2 true JPH076136Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31433402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15561687U Expired - Lifetime JPH076136Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076136Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015089829A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | アイワ工業株式会社 | 食品包装体および食品包装方法 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP15561687U patent/JPH076136Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161072U (ja) | 1989-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7674041B2 (en) | Packaging device and method of using the same | |
US5036645A (en) | Method of making a recloseable package | |
US20100255162A1 (en) | Packaging with on-demand oxygen generation | |
GB2427601A (en) | Dual-compartment bag or pouch for microwave cooking | |
JP2013526465A (ja) | 開封が容易で再密閉可能なフレキシブルフィルム包装用品および製造方法 | |
JP4678369B2 (ja) | 複室構造の密封収納用バッグ | |
CN110937250B (zh) | 自助式干燥食品保鲜排气袋结构 | |
KR101605188B1 (ko) | 발효식품 포장용 파우치 및 그를 이용한 포장방법 | |
EP0275350A2 (en) | Containers and methods for packaging perishable foodstuffs for enhanced shelf-life | |
JPH076136Y2 (ja) | 包装袋 | |
JPH05319459A (ja) | 二重包装体 | |
CA2343788A1 (en) | Bag for preserving and transporting sterile products in powder form and for forming solutions of said products in the bag | |
JPH11240579A (ja) | 袋又は容器に備えるガス抜き機能フイルム材 | |
WO2011034415A1 (en) | A packaging for use in vacuum packaging | |
JPH07219430A (ja) | ラベル型脱酸素剤 | |
JPH08198274A (ja) | 包装用袋 | |
JPH0414386Y2 (ja) | ||
JP3070596U (ja) | 複室容器 | |
CN211443344U (zh) | 一种多层密封卫生产品用包装袋 | |
KR200222463Y1 (ko) | 가스 배출이 가능한 발효식품 포장용기 | |
JPS638631Y2 (ja) | ||
RU5579U1 (ru) | Упаковка для пищевых продуктов | |
JPH0924977A (ja) | 魚、肉等の真空包装用袋 | |
JP2011240993A (ja) | だし素材入り調味液用ダブルパック包装体および包装構造体 | |
JPH0245183Y2 (ja) |