JPH0754861Y2 - コイル装置 - Google Patents
コイル装置Info
- Publication number
- JPH0754861Y2 JPH0754861Y2 JP1990027001U JP2700190U JPH0754861Y2 JP H0754861 Y2 JPH0754861 Y2 JP H0754861Y2 JP 1990027001 U JP1990027001 U JP 1990027001U JP 2700190 U JP2700190 U JP 2700190U JP H0754861 Y2 JPH0754861 Y2 JP H0754861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- permanent magnet
- coil
- end surface
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、磁気抵抗の変化を利用して回転速度、直線移
動速度を検出するための電磁検出装置(電磁ピックアッ
プ又はセンサ)等のコイルを備えているコイル装置に関
する。
動速度を検出するための電磁検出装置(電磁ピックアッ
プ又はセンサ)等のコイルを備えているコイル装置に関
する。
[従来の技術] 電磁型速度センサのコイルの防湿性を高めるためにコ字
状防湿ハウジング内に磁気回路形成体とコイルとを入れ
たものがある。
状防湿ハウジング内に磁気回路形成体とコイルとを入れ
たものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、この様に構成するとハウジングの厚み分が磁気
回路のギャップとなり、検出電圧の振幅変化を大きくす
ることが不可能になる。この種の問題を解決するために
棒状鉄心の先端をハウジングから露出させることが、例
えば実開昭61-140912号公報等によって知られている。
しかし、従来の速度センサにおいては永久磁石をハウジ
ングの中に配置する構成であるので、磁気閉回路の磁気
抵抗が高くなった。また、従来の速度センサにおいて
は、ボビンと鉄心がそれぞれ独立の部品として組立てら
れるために組立が面倒であった。
回路のギャップとなり、検出電圧の振幅変化を大きくす
ることが不可能になる。この種の問題を解決するために
棒状鉄心の先端をハウジングから露出させることが、例
えば実開昭61-140912号公報等によって知られている。
しかし、従来の速度センサにおいては永久磁石をハウジ
ングの中に配置する構成であるので、磁気閉回路の磁気
抵抗が高くなった。また、従来の速度センサにおいて
は、ボビンと鉄心がそれぞれ独立の部品として組立てら
れるために組立が面倒であった。
そこで、本考案の目的は、組立てが容易であり且つ磁気
特性を改善することができるコイル装置を提供すること
にある。
特性を改善することができるコイル装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案は、実施例を示す図面
の符号を参照して説明すると、絶縁性ボビン2と、この
ボビン2に巻かれたコイル3と、磁気コア11と、永久磁
石12と、防湿包囲体5又は5aとを備えたコイル装置であ
って、前記ボビン2は中央部7とこの中央部7の両側に
配置された第1及び第2の鍔部8、9とを有し、前記磁
気コア11は前記ボビン2の前記中央部7に埋設された棒
状部分と前記ボビン2の前記第2の鍔部9に埋設された
鍔状突出部11aとを有し、前記ボビン2は前記第1の鍔
部8側の前記磁気コア11の端面を露出させるように形成
され、前記永久磁石12は前記ボビン2の前記第1の鍔部
8側に露出している前記磁気コア11の端面に隣接配置さ
れ、前記コイル3に接続された端子13、14は前記ボビン
2の前記第2の鍔部9側から前記防湿包囲体5又は5aを
通って外部に導出され、前記防湿包囲体5又は5aは前記
永久磁石12の先端面と前記端子13、14の導出部を露出さ
せた状態に前記ボビン2、前記コイル3、前記永久磁石
12及び前記端子13、14を覆うように形成されていること
を特徴とするコイル装置に係わるものである。
の符号を参照して説明すると、絶縁性ボビン2と、この
ボビン2に巻かれたコイル3と、磁気コア11と、永久磁
石12と、防湿包囲体5又は5aとを備えたコイル装置であ
って、前記ボビン2は中央部7とこの中央部7の両側に
配置された第1及び第2の鍔部8、9とを有し、前記磁
気コア11は前記ボビン2の前記中央部7に埋設された棒
状部分と前記ボビン2の前記第2の鍔部9に埋設された
鍔状突出部11aとを有し、前記ボビン2は前記第1の鍔
部8側の前記磁気コア11の端面を露出させるように形成
され、前記永久磁石12は前記ボビン2の前記第1の鍔部
8側に露出している前記磁気コア11の端面に隣接配置さ
れ、前記コイル3に接続された端子13、14は前記ボビン
2の前記第2の鍔部9側から前記防湿包囲体5又は5aを
通って外部に導出され、前記防湿包囲体5又は5aは前記
永久磁石12の先端面と前記端子13、14の導出部を露出さ
せた状態に前記ボビン2、前記コイル3、前記永久磁石
12及び前記端子13、14を覆うように形成されていること
を特徴とするコイル装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように永久磁石の防湿包囲体5、
5aから露出している先端面の面積をこれとは反対側の面
の面積よりも大きくすることが望ましい。
5aから露出している先端面の面積をこれとは反対側の面
の面積よりも大きくすることが望ましい。
[考案の作用及び効果] 各請求項の考案によれば、次の作用効果を得ることがで
きる。
きる。
(イ)磁気コア11が鍔状突出部11aを有し、これがボビ
ン2の第2の鍔部9に埋設されているので、磁気コア11
がボビン2から抜け出すことはない。従って、磁気コア
11とボビン2とを合せて1個の部品のように取扱うこと
ができ、組立てが容易なコイル装置を提供することがで
きる。
ン2の第2の鍔部9に埋設されているので、磁気コア11
がボビン2から抜け出すことはない。従って、磁気コア
11とボビン2とを合せて1個の部品のように取扱うこと
ができ、組立てが容易なコイル装置を提供することがで
きる。
(ロ)永久磁石12を磁気コア11の先端面に配置したの
で、磁気コア11の先端面とは反対側に鍔状突出部11aを
設けることが可能になり、鍔状突出部11aの働きによっ
て磁気閉回路の磁気抵抗を低減させることができる。
で、磁気コア11の先端面とは反対側に鍔状突出部11aを
設けることが可能になり、鍔状突出部11aの働きによっ
て磁気閉回路の磁気抵抗を低減させることができる。
また、請求項2の考案によれば、永久磁石12の防湿包囲
体5又は5aからの離脱を防ぐことができる。
体5又は5aからの離脱を防ぐことができる。
[第1の実施例] 次に、第1図〜第3図を参照して本考案の実施例に係わ
る速度センサを説明する。速度センサ1は、電気絶縁性
且つ防湿性合成樹脂から成るボビン2と、ここに巻き回
された検出コイル3と、磁気回路形成体4と、防湿樹脂
包囲体5と、シール材としての接着材6とから成る。
る速度センサを説明する。速度センサ1は、電気絶縁性
且つ防湿性合成樹脂から成るボビン2と、ここに巻き回
された検出コイル3と、磁気回路形成体4と、防湿樹脂
包囲体5と、シール材としての接着材6とから成る。
各部を更に詳しく述べると、ボビン2は第3図に示すよ
うに中央部7とこの両端に設けられた第1及び第2の鍔
部8、9から成り、第1の鍔部8から第2の鍔部9に向
って行き止まりの孔10を有する。
うに中央部7とこの両端に設けられた第1及び第2の鍔
部8、9から成り、第1の鍔部8から第2の鍔部9に向
って行き止まりの孔10を有する。
磁気回路形成体4は棒状の磁性材料から成る磁気コア11
と永久磁石12とから成り、コア11はボビン2の孔10に挿
入され、永久磁石12はコア11の先端に隣接配置されてい
る。永久磁石12は、その露出面が一方の磁極(N極)と
なり、コア11に接する面が他方の磁極(S極)となるよ
うに着磁されている。
と永久磁石12とから成り、コア11はボビン2の孔10に挿
入され、永久磁石12はコア11の先端に隣接配置されてい
る。永久磁石12は、その露出面が一方の磁極(N極)と
なり、コア11に接する面が他方の磁極(S極)となるよ
うに着磁されている。
コア11とボビン2とを更に詳しく説明すると、コア11は
ボビン2の中央部7に埋設された棒状部分の他に第2の
鍔部9に埋設された鍔状突出部11aを有する。なお、コ
ア11はボビン2と一体成形されている。永久磁石12は樹
脂包囲体5からの離脱を防ぐために先細に形成されてい
る。即ち、永久磁石12の樹脂包囲体5から露出している
先端面の面積が、これとは反対側の端面の面積よりも小
さくなっており、永久磁石12の傾斜側面には樹脂包囲体
5が接している。
ボビン2の中央部7に埋設された棒状部分の他に第2の
鍔部9に埋設された鍔状突出部11aを有する。なお、コ
ア11はボビン2と一体成形されている。永久磁石12は樹
脂包囲体5からの離脱を防ぐために先細に形成されてい
る。即ち、永久磁石12の樹脂包囲体5から露出している
先端面の面積が、これとは反対側の端面の面積よりも小
さくなっており、永久磁石12の傾斜側面には樹脂包囲体
5が接している。
永久磁石12をコア11の先端側即ち歯車15側に配置するこ
とによりコア11の先端とは反対側に鍔状突出部11aを設
けることが可能になる。この鍔状突出部11aの働きによ
って、永久磁石12、歯車15、鍔状突出部11a、及びコア1
1の棒状部から成る磁気閉回路の磁気抵抗が小さくな
り、検出感度の向上を図ることができる。
とによりコア11の先端とは反対側に鍔状突出部11aを設
けることが可能になる。この鍔状突出部11aの働きによ
って、永久磁石12、歯車15、鍔状突出部11a、及びコア1
1の棒状部から成る磁気閉回路の磁気抵抗が小さくな
り、検出感度の向上を図ることができる。
また、コア11は鍔状突出部11aを有してボビン2に一体
成形されているので、ボビン2から離脱することがな
く、コア11とボビン2を合せて1個の部品として取扱う
ことができ、速度センサの組立が容易になる。
成形されているので、ボビン2から離脱することがな
く、コア11とボビン2を合せて1個の部品として取扱う
ことができ、速度センサの組立が容易になる。
コイル3はコア11の磁束の変化を検出するためにボビン
2の中央部7に巻き回されている。そして、このコイル
3の両側は一対の端子13、14に接続されている。勿論、
端子13、14を設けないでコイル3の端末を導出すること
も可能である。
2の中央部7に巻き回されている。そして、このコイル
3の両側は一対の端子13、14に接続されている。勿論、
端子13、14を設けないでコイル3の端末を導出すること
も可能である。
防湿被覆としての樹脂包囲体5は金型を使ったモールド
成形したものであり、永久磁石12の一方の磁極を露出さ
せた状態で、永久磁石12、コア11、ボビン2及びコイル
3を包囲している。
成形したものであり、永久磁石12の一方の磁極を露出さ
せた状態で、永久磁石12、コア11、ボビン2及びコイル
3を包囲している。
シール部材としての接着材6は、第1の鍔部8を樹脂包
囲体5に水密的に接着するためのものである。なお、こ
の位置に弾性を有するOリングをシール部材として配置
することもできる。
囲体5に水密的に接着するためのものである。なお、こ
の位置に弾性を有するOリングをシール部材として配置
することもできる。
この速度センサ1で回転を検出する時には、磁性材料か
ら成る歯車15の歯16の通過位置に永久磁石12の露出面を
対向配置する。これにより、永久磁石12の上端面、歯車
15、コア11の下端面、コア11の上端面、永久磁石12の下
端面から成る磁気回路の抵抗が、永久磁石12の前面を歯
16が通過する毎に変化し、コイル3の誘起電圧も変化
し、歯16の通過に対応した検出パルスを得ることが可能
になる。この検出パルスの発生周期は速度に反比例す
る。
ら成る歯車15の歯16の通過位置に永久磁石12の露出面を
対向配置する。これにより、永久磁石12の上端面、歯車
15、コア11の下端面、コア11の上端面、永久磁石12の下
端面から成る磁気回路の抵抗が、永久磁石12の前面を歯
16が通過する毎に変化し、コイル3の誘起電圧も変化
し、歯16の通過に対応した検出パルスを得ることが可能
になる。この検出パルスの発生周期は速度に反比例す
る。
ところで、この速度センサ1の内部に永久磁石12側から
水が浸入しやすい。即ち、歯16とのギャップを出来るだ
け小さくするために、永久磁石12が露出しているので、
この永久磁石12と樹脂包囲体5との境界を通って水分が
浸入する。このセンサ1において水分を最も嫌う部分は
コイル3である。センサ1の先端面からコイル3までの
水分の浸入経路はボビン2の表面のみである。もし、孔
10が第1の鍔部8から第2の鍔部9に貫通していれば、
ここを通ってもコイル3に水分が浸入するが、本考案に
従う装置では孔10を通る水分の浸入経路が生じない。従
って、コイル3の防湿性が大幅に改善されている。ま
た、第1の鍔部8の外周面を通ってコイル3に浸入しよ
うとする水分は、水密性の高い接着材6によって阻止さ
れる。
水が浸入しやすい。即ち、歯16とのギャップを出来るだ
け小さくするために、永久磁石12が露出しているので、
この永久磁石12と樹脂包囲体5との境界を通って水分が
浸入する。このセンサ1において水分を最も嫌う部分は
コイル3である。センサ1の先端面からコイル3までの
水分の浸入経路はボビン2の表面のみである。もし、孔
10が第1の鍔部8から第2の鍔部9に貫通していれば、
ここを通ってもコイル3に水分が浸入するが、本考案に
従う装置では孔10を通る水分の浸入経路が生じない。従
って、コイル3の防湿性が大幅に改善されている。ま
た、第1の鍔部8の外周面を通ってコイル3に浸入しよ
うとする水分は、水密性の高い接着材6によって阻止さ
れる。
一対の端子13、14と樹脂包囲体5との間も水分の浸入通
路となり得る。しかし、センサ1の背面側は磁気回路に
直接に関係しない部分であるので、必要に応じて更に十
分な防湿部材を配設することができる。
路となり得る。しかし、センサ1の背面側は磁気回路に
直接に関係しない部分であるので、必要に応じて更に十
分な防湿部材を配設することができる。
上述から明らかなように、本実施例によれば、永久磁石
12が露出しているにもかかわらずコイル3に対する水分
の浸入が少ないセンサを得ることができる。
12が露出しているにもかかわらずコイル3に対する水分
の浸入が少ないセンサを得ることができる。
[第2の実施例] 次に、第4図に示す第2の実施例のセンサを説明する。
但し、第4図及び後で説明する第5図〜第9図におい
て、第1図〜第3図と共通する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。
但し、第4図及び後で説明する第5図〜第9図におい
て、第1図〜第3図と共通する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。
第4図のセンサにおいてはボビン2の第1の鍔部8の側
面全周に溝8aが第5図に示すように形成され、ここに弾
性材(ゴム)から成るOリング6aがシール部材として位
置決めされている。従って、コイル3に対する水分の浸
入がこのOリングで阻止される。
面全周に溝8aが第5図に示すように形成され、ここに弾
性材(ゴム)から成るOリング6aがシール部材として位
置決めされている。従って、コイル3に対する水分の浸
入がこのOリングで阻止される。
[第3の実施例] 第6図の第3の実施例においては、第1の鍔部8と樹脂
包囲体5との間に接着材6とOリング6aとの両方が配置
され、シール効果が一層高められている。
包囲体5との間に接着材6とOリング6aとの両方が配置
され、シール効果が一層高められている。
[第4の実施例] 第7図の第4の実施例のセンサは防湿包囲体として非磁
性金属ハウジング5aを有している。金属ハウジング5aは
全体としてコップ状であり、底面には永久磁石12を露出
させるための開口18が設けられている。金属ハウジング
5aと第1の鍔部8との間にOリング6aが配置され、両者
が結合されている。ハウジング5aの開放端面側には樹脂
封止体19が設けられている。このように構成しても第1
の実施例と同様な効果を得ることができる。
性金属ハウジング5aを有している。金属ハウジング5aは
全体としてコップ状であり、底面には永久磁石12を露出
させるための開口18が設けられている。金属ハウジング
5aと第1の鍔部8との間にOリング6aが配置され、両者
が結合されている。ハウジング5aの開放端面側には樹脂
封止体19が設けられている。このように構成しても第1
の実施例と同様な効果を得ることができる。
[第5の実施例] 第8図の第5の実施例では、永久磁石12に突出部20が設
けられ、これがハウジング5aの開口18に挿入されてい
る。これにより、永久磁石12が安定的に保持される。
けられ、これがハウジング5aの開口18に挿入されてい
る。これにより、永久磁石12が安定的に保持される。
[変形例] 本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、変形が
可能なものであり、例えば、第1図〜第8図の永久磁石
12の代りに、第9図に示すように2つの磁石12a、12bを
コア11に結合させてもよい。この時には磁石12a、12bを
互いに逆極性に配置し、この中心間の間隔を第1図の歯
16のピッチの約1/2にすることが望ましい。また、磁石1
2の代りに3つの磁石を交互に逆極性となるように配置
してもよい。
可能なものであり、例えば、第1図〜第8図の永久磁石
12の代りに、第9図に示すように2つの磁石12a、12bを
コア11に結合させてもよい。この時には磁石12a、12bを
互いに逆極性に配置し、この中心間の間隔を第1図の歯
16のピッチの約1/2にすることが望ましい。また、磁石1
2の代りに3つの磁石を交互に逆極性となるように配置
してもよい。
第1図は本考案の第1の実施例に係わる速度センサを示
す中央縦断面図、 第2図は第1図の速度センサの平面図、 第3図は第1図の速度センサのボビンを示す正面図、 第4図は第2の実施例の速度センサの中央縦断面図、 第5図は第4図の速度センサのボビンを示す正面図、 第6図、第7図及び第8図は第3、第4及び第5の実施
例の速度センサを夫々示す中央縦断面図、 第9図は永久磁石の変形例を示す斜視図である。 2……ボビン、3……コイル、4……磁気回路形成体、
5……樹脂包囲体、6……接着材、6a……Oリング、7
……中央部、8……第1の鍔部、8……第2の鍔部、10
……孔、11……コア、12……永久磁石。
す中央縦断面図、 第2図は第1図の速度センサの平面図、 第3図は第1図の速度センサのボビンを示す正面図、 第4図は第2の実施例の速度センサの中央縦断面図、 第5図は第4図の速度センサのボビンを示す正面図、 第6図、第7図及び第8図は第3、第4及び第5の実施
例の速度センサを夫々示す中央縦断面図、 第9図は永久磁石の変形例を示す斜視図である。 2……ボビン、3……コイル、4……磁気回路形成体、
5……樹脂包囲体、6……接着材、6a……Oリング、7
……中央部、8……第1の鍔部、8……第2の鍔部、10
……孔、11……コア、12……永久磁石。
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁性ボビン(2)と、このボビン(2)
に巻かれたコイル(3)と、磁気コア(11)と、永久磁
石(12)と、防湿包囲体(5又は5a)とを備えたコイル
装置であって、 前記ボビン(2)は中央部(7)とこの中央部(7)の
両側に配置された第1及び第2の鍔部(8)(9)とを
有し、 前記磁気コア(11)は前記ボビン(2)の前記中央部
(7)に埋設された棒状部分と前記ボビン(2)の前記
第2の鍔部(9)に埋設された鍔状突出部(11a)とを
有し、 前記ボビン(2)は前記第1の鍔部(8)側の前記磁気
コア(11)の端面を露出させるように形成され、 前記永久磁石(12)は前記ボビン(2)の前記第1の鍔
部(8)側に露出している前記磁気コア(11)の端面に
隣接配置され、 前記コイル(3)に接続された端子(13)(14)は前記
ボビン(2)の前記第2の鍔部(9)側から前記防湿包
囲体(5又は5a)を通って外部に導出され、 前記防湿包囲体(5又は5a)は前記永久磁石(12)の先
端面と前記端子(13)(14)の導出部を露出させた状態
に前記ボビン(2)、前記コイル(3)、前記永久磁石
(12)及び前記端子(13)(14)を覆うように形成され
ていることを特徴とするコイル装置。 - 【請求項2】前記永久磁石(12)の前記防湿包囲体(5
又は5a)から露出する先端面の面積を、前記永久磁石
(12)の前記磁気コア(11)の端面に隣接する側の端面
の面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載
のコイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027001U JPH0754861Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027001U JPH0754861Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117763U JPH03117763U (ja) | 1991-12-05 |
JPH0754861Y2 true JPH0754861Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31529876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990027001U Expired - Lifetime JPH0754861Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754861Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3115343B2 (ja) * | 1991-04-18 | 2000-12-04 | 株式会社明電舎 | 高電圧固定子コイルの製造方法 |
JP3963246B2 (ja) * | 2000-02-01 | 2007-08-22 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受 |
JP2002024776A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Nippon Signal Co Ltd:The | Icカード用リーダライタ |
JP4702413B2 (ja) * | 2008-07-23 | 2011-06-15 | パナソニック電工株式会社 | 近接センサ |
TWI421499B (zh) * | 2010-02-26 | 2014-01-01 | Kwang Yang Motor Co | 車輛的速度感測裝置 |
JP2018179901A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 多摩川精機株式会社 | 直線型差動変圧器構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60127508U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-27 | カルソニックカンセイ株式会社 | 回転センサ |
JPS61140912U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-09-01 | ||
DE3530288A1 (de) * | 1985-08-24 | 1987-03-05 | Bosch Gmbh Robert | Induktiver signalgeber |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP1990027001U patent/JPH0754861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03117763U (ja) | 1991-12-05 |
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