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JPH0752792Y2 - トラック用アオリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジ - Google Patents

トラック用アオリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジ

Info

Publication number
JPH0752792Y2
JPH0752792Y2 JP1989091620U JP9162089U JPH0752792Y2 JP H0752792 Y2 JPH0752792 Y2 JP H0752792Y2 JP 1989091620 U JP1989091620 U JP 1989091620U JP 9162089 U JP9162089 U JP 9162089U JP H0752792 Y2 JPH0752792 Y2 JP H0752792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
hinge piece
longitudinal direction
piece
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989091620U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0332572U (ja
Inventor
博 加藤
浩 萬代
工 高橋
Original Assignee
三菱アルミニウム株式会社
株式会社パブコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱アルミニウム株式会社, 株式会社パブコ filed Critical 三菱アルミニウム株式会社
Priority to JP1989091620U priority Critical patent/JPH0752792Y2/ja
Publication of JPH0332572U publication Critical patent/JPH0332572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0752792Y2 publication Critical patent/JPH0752792Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、アオリ下部ヒンジの一方の蝶番片をアオリ
に対し、アオリの長手方向で摺動自在に嵌合しかつアオ
リと蝶番片とを楔片で固定するようにしたトラック用ア
オリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジに関する。
(従来の技術) 従来、トラック用アオリのヒンジは、第6図のように、
アオリ18の下端部に横設した軸孔19と、トラックの車体
20に固定した蝶番片21の上部軸孔22とにヒンジ軸23を挿
通して固定していた。
また、他の構造としては、第7図のように、アオリ18の
下部に上部蝶番片24の上部をボルト25で固定し、上部蝶
番片24の下部軸孔と、トラックの車体20に固定した下部
蝶番片26の上部軸孔とにヒンジ軸23を嵌挿していた。
(考案により解決すべき課題) 従来のヒンジにおいて、アオリの下端部に横設した軸孔
と、トラックに固定した蝶番片の上部軸孔とにヒンジ軸
を嵌挿した場合(第6図)には、蝶番片の上部軸孔を挿
入する為に、アオリに切欠き溝を設ける必要があり、こ
の切欠き寸法は高精度を要する為、現場作業を困難にす
るおそれがあるのみならず、アオリの下部が多少とも変
形すると、ヒンジ軸が挿通できなくなるおそれがあっ
た。
また、上部蝶番片をボルト止めする構造(第7図)にお
いては、アオリの外側面にボルト頭が露出して、外観上
見苦しいのみならず、下部蝶番片との位置合せなどボル
ト孔の精度を要求されることになり、作業上必ずしも簡
単容易でなかった。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの考案は上部蝶番片をアオリの下端面に、長手
方向に沿って開口させた嵌合溝へアオリの長手方向で摺
動自在に嵌合掛止させた後楔片で固定したので、位置的
制約が殆どなくなり、かつアオリの外観を害するおそれ
がないなど、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案は、アオリの下端面に、その長手方向に沿
って開口した嵌合溝を設け、該嵌合溝内に、アオリの長
手方向で不拘束となり、アオリの上下方向で拘束の状態
になる上部蝶番片の上部を嵌合し、該上部蝶番片の下部
に、アオリの長手方向に合せて形成した軸孔と、トラッ
ク車体側面に固定した下部蝶番片の上部軸孔とに共通の
ヒンジ軸を嵌挿すると共に、前記上部蝶番片の少くとも
1つの上端面には、その長手方向に楔溝を設け、該楔溝
に楔片を嵌挿して前記アオリと上部蝶番片とを固定した
ことを特徴とするトラック用アオリ下部ヒンジの取付け
装置である。
また他の考案は、アオリの下端面に、その長手方向に沿
って開口した嵌合溝内に、アオリの長手方向に沿って摺
動可能に嵌合できる上部と、長手方向に軸孔を設けた下
部とでなる上部蝶番片の下部と、トラック車体に固定で
きる下部蝶番片の上部とを回転自在に軸支してあり、か
つ前記上部蝶番片の上端面に、長手方向にアオリの下部
と上部蝶番片とを固定する楔片嵌挿用の楔溝を設けたこ
とを特徴とするトラック用アオリ下部ヒンジである。
前記において、アオリの下端面に、長手方向に沿って開
口した嵌合溝の縦内壁に、横方向へ所定間隔に上下二つ
の突条が設けられ、上部蝶番片の上部の前後縦外壁に、
前記上下二つの突条間に嵌合する横方向の突条が設けら
れたものである。
前記における上部蝶番片の材質はアオリ材と同一又は強
靱軽量な金属、或いは合成樹脂が使用される。また、楔
片も蝶番片と同様の材質を使用することができる。楔片
の嵌挿によって上部蝶番片の上部を若干変形させ、上部
蝶番片をアオリの下部に固着する。
(作用) この考案は上部蝶番片の上部をアオリの下端部へ摺動自
在に嵌合してアオリの位置を調整した後、楔溝に楔片を
嵌挿すればアオリと上部蝶番とを固定することができ
る。
前記楔片の打込みによって上部蝶番片の楔溝を変形し、
アオリの嵌合溝に上部蝶番片の上部を密嵌固定するので
ある。
(実施例1) この考案を第1図〜第3図の実施例について説明する
と、アオリ1の下端に、長手方向に沿って嵌合溝2を設
けて、下端面を開口し、嵌合溝2の縦内壁に向き合っ
て、上下所定間隔に突条3a、3b、3c、3dを設ける。一
方、上部蝶番片4の上端部にその全長に亘り、前記嵌合
溝2へ嵌合できる嵌合突部5を設け、該嵌合突部5の上
端面中央部には、長手方向に沿ってその全長に亘り楔溝
6を設けると共に、前記嵌合突部5の長辺に平行な外壁
には、前記嵌合溝2の突条3a、3b、と3c、3dの間に嵌合
する突条7a、7bを設けると共に、該突条7a、7bの中央部
に溝8a、8bを設ける。
前記アオリ1の嵌合溝2に、上部蝶番片4の嵌合突部5
を摺動自在に嵌合する。次に上部蝶番片4の下部に設け
た軸孔10と、トラックの車体11に固定した下部蝶番片12
の上部に設けた軸孔13とにヒンジ軸14を嵌挿する。即
ち、上部蝶番片4は、アオリ1の長手方向の摺動は不拘
束であるが(第2図中矢示27)、アオリの位置を調節後
楔溝6へ楔片9を打込み、楔溝6を変形させてアオリと
上部蝶番片4とを拘束する。一方アオリ1の上下方向は
突条3a、3bと3c、3d及び突条7a、7bによって拘束されて
いる。
(実施例2) 第4図及び第5図の実施例は、前記第1図の実施例の上
部蝶番片4の幅を、下部蝶番片12の幅とほぼ等しくし、
軸孔部15を中央部に設けて、その軸孔10にヒンジ軸14を
挿通した下部ヒンジの取付装置(第4図)と、上部蝶番
片4の両端部に軸孔部16、16aを設け、その間に下部蝶
番片12の軸孔部17を設けてヒンジ軸14を挿通した下部ヒ
ンジの取付装置(第5図)とであって、本質的差異はな
い。
(考案の効果) この考案の装置は、アオリの下端面に、その長手方向に
沿って開口した嵌合溝を設け、該嵌合溝内に、アオリの
長手方向で不拘束となり、アオリの上下方向で拘束の状
態になる上部蝶番片の上部を嵌合し、該上部蝶番片の下
部に、アオリの長手方向に合せて形成した軸孔と、トラ
ック車体側面に固定した下部蝶番片の上部軸孔とに共通
のヒンジ軸を嵌挿すると共に、前記上部蝶番片の少くと
も1つの上端面には、その長手方向に楔溝を設け、該楔
溝に楔片を嵌挿して前記アオリと上部蝶番片とを固定し
たことを特徴とするトラック用アオリ下部ヒンジの取付
け装置の構造としたので、アオリ取付けに際し、ヒンジ
位置の設定がきわめて容易となり、かつ上部蝶番片の取
付けにボルト等を用いないので、取付け作業を簡易化
し、外観を良好にすると共に、取付け構造を簡単にする
効果があり、かつアオリの下端面に沿って開口した嵌合
溝に上部蝶番片の上部を嵌合したので、アオリの取付部
に、ほこり、土砂、雨水などが溜るおそれがないなどの
諸効果がある。また少くとも1つの上部蝶番片の上端部
に設けた楔溝に楔片を嵌挿して前記上部蝶番片の上部
と、アオリの取付部とを圧接固定したので、アオリのボ
ルト孔との位置合せなどの作業が皆無となり、作業の簡
易化を図ることができると共に、ボルト頭の露出がない
ので、アオリの外観を損わない効果もある。
次にアオリの下端面に長手方向に沿って開口した嵌合溝
の縦壁に、横方向へ所定間隔の二つの突条が設けられ、
上部蝶番片の上部の前後縦壁に、前記上下二つの突条間
に嵌合する横方向の突条が設けられたので、アオリの下
部嵌合溝へ上部蝶番片の上部を嵌挿すれば、上部蝶番片
を上下方向に拘束できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部断面図、第2図は同じ
く正面図、第3図は同じく上部蝶番片とアオリの嵌合溝
部の一部及び楔片の斜視図、第4図は同じく他の実施例
の正面図、第5図も他の実施例の正面図、第6図は従来
の取付装置の正面図、第7図は従来の他の取付装置の断
面図である。 1……アオリ、2……嵌合溝、4……上部蝶番片 5……嵌合突部、6……楔溝、9……楔片 12……下部蝶番片、14……ヒンジ軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アオリの下端面に、その長手方向に沿って
    開口した嵌合溝を設け、該嵌合溝内に、アオリの長手方
    向で不拘束となり、アオリの上下方向で拘束の状態にな
    る上部蝶番片の上部を嵌合し、該上部蝶番片の下部に、
    アオリの長手方向に合せて形成した軸孔と、トラック車
    体側面に固定した下部蝶番片の上部軸孔とに共通のヒン
    ジ軸を嵌挿すると共に、前記上部蝶番片の少くとも1つ
    の上端面には、その長手方向に楔溝を設け、該楔溝に楔
    片を嵌挿して前記アオリと上部蝶番片とを固定したこと
    を特徴とするトラック用アオリ下部ヒンジの取付け装
    置。
  2. 【請求項2】アオリの下端面に、その長手方向に沿って
    開口した嵌合溝内に、アオリの長手方向に沿って摺動可
    能に嵌合できる上部と、長手方向に軸孔を設けた下部と
    でなる上部蝶番片の下部と、トラック車体に固定できる
    下部蝶番片の上部とを回転自在に軸支してあり、かつ前
    記上部蝶番片の上端面に、長手方向にアオリの下部と上
    部蝶番片とを固定する楔片嵌挿用の楔溝を設けたことを
    特徴とするトラック用アオリ下部ヒンジ。
  3. 【請求項3】アオリの下端面に、長手方向に沿って開口
    した嵌合溝の縦内壁に、横方向へ所定間隔に上下二つの
    突条が設けられ、上部蝶番片の上部の前後縦外壁に、前
    記上下二つの突条間に嵌合する横方向の突条が設けられ
    たことを特徴とする請求項2記載のトラック用アオリ下
    部ヒンジ。
JP1989091620U 1989-08-03 1989-08-03 トラック用アオリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジ Expired - Lifetime JPH0752792Y2 (ja)

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JP1989091620U JPH0752792Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 トラック用アオリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジ

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Publication Number Publication Date
JPH0332572U JPH0332572U (ja) 1991-03-29
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JP1989091620U Expired - Lifetime JPH0752792Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 トラック用アオリ下部ヒンジの取付け装置及び下部ヒンジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436293Y2 (ja) * 1986-07-01 1992-08-27
JPH0515192Y2 (ja) * 1987-11-04 1993-04-21

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JPH0332572U (ja) 1991-03-29

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