JPH0748477A - ツーピースゴルフボール用コア組成物 - Google Patents
ツーピースゴルフボール用コア組成物Info
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- JPH0748477A JPH0748477A JP5192130A JP19213093A JPH0748477A JP H0748477 A JPH0748477 A JP H0748477A JP 5192130 A JP5192130 A JP 5192130A JP 19213093 A JP19213093 A JP 19213093A JP H0748477 A JPH0748477 A JP H0748477A
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- parts
- rubber
- pts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適度なコンプレッション (130kgf未満) を有
すると共に、糸巻きゴルフボールの打球感に近いソフト
な打球感を有し、かつ反発弾性が良好であって耐久性に
優れたツーピースゴルフボール用コア組成物を提供する
こと。 【構成】 本発明のツーピースゴルフボール用コア組成
物は、シス1, 4−構造40%以上のブタジエンゴムを含
有する基材ゴム、アミド基を有する微細繊維又は微粒
子、不飽和カルボン酸の金属塩、ウレタンアクリレー
ト、および有機過酸化物からなる。
すると共に、糸巻きゴルフボールの打球感に近いソフト
な打球感を有し、かつ反発弾性が良好であって耐久性に
優れたツーピースゴルフボール用コア組成物を提供する
こと。 【構成】 本発明のツーピースゴルフボール用コア組成
物は、シス1, 4−構造40%以上のブタジエンゴムを含
有する基材ゴム、アミド基を有する微細繊維又は微粒
子、不飽和カルボン酸の金属塩、ウレタンアクリレー
ト、および有機過酸化物からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適度なコンプレッショ
ン (硬度) を有すると共に打撃時の打球感がソフトであ
って、かつ反発弾性 (飛距離) が良好で耐久性 (破壊強
度) に優れたツーピースゴルフボール用コア組成物に関
する。
ン (硬度) を有すると共に打撃時の打球感がソフトであ
って、かつ反発弾性 (飛距離) が良好で耐久性 (破壊強
度) に優れたツーピースゴルフボール用コア組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されているゴルフボールに
は、糸巻きゴルフボールとツーピースゴルフボールが存
在する。ツーピースゴルフボールは、ゴム組成物からな
るコアを耐衝撃性、反発弾性に優れるイオン性エチレン
系共重合樹脂等のカバー材で被覆して構成される。ツー
ピースゴルフボールは、飛距離が大きく、耐久性にも優
れるので多くのゴルファーが使用している。しかし、打
撃時のフィーリングが硬度なため、打球感については、
糸巻きゴルフボールのソフトな打球感を好むゴルファー
が多く、ソフトな打球感を有するツーピースゴルフボー
ルの開発が望まれていた。
は、糸巻きゴルフボールとツーピースゴルフボールが存
在する。ツーピースゴルフボールは、ゴム組成物からな
るコアを耐衝撃性、反発弾性に優れるイオン性エチレン
系共重合樹脂等のカバー材で被覆して構成される。ツー
ピースゴルフボールは、飛距離が大きく、耐久性にも優
れるので多くのゴルファーが使用している。しかし、打
撃時のフィーリングが硬度なため、打球感については、
糸巻きゴルフボールのソフトな打球感を好むゴルファー
が多く、ソフトな打球感を有するツーピースゴルフボー
ルの開発が望まれていた。
【0003】従来、ツーピースゴルフボールを軟質化し
て打撃時の打球感をソフトにするために、コアを軟質化
することが行われている。しかし、コアに軟質なコアを
使用した場合、打撃時のボール変形が大きいため耐久性
が低下するという問題があった。
て打撃時の打球感をソフトにするために、コアを軟質化
することが行われている。しかし、コアに軟質なコアを
使用した場合、打撃時のボール変形が大きいため耐久性
が低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、適度なコン
プレッション (130kgf未満) を有すると共に糸巻きゴル
フボールの打球感に近いソフトな打球感を有し、かつ反
発弾性が良好であって耐久性に優れたツーピースゴルフ
ボール用コア組成物を提供することを目的とする。
プレッション (130kgf未満) を有すると共に糸巻きゴル
フボールの打球感に近いソフトな打球感を有し、かつ反
発弾性が良好であって耐久性に優れたツーピースゴルフ
ボール用コア組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のツーピースゴル
フボール用コア組成物は、シス1, 4−構造40%以上の
ブタジエンゴムを含有する基材ゴム、アミド基を有する
微細繊維又は微粒子、不飽和カルボン酸の金属塩、ウレ
タンアクリレート、および有機過酸化物からなることを
特徴とする。
フボール用コア組成物は、シス1, 4−構造40%以上の
ブタジエンゴムを含有する基材ゴム、アミド基を有する
微細繊維又は微粒子、不飽和カルボン酸の金属塩、ウレ
タンアクリレート、および有機過酸化物からなることを
特徴とする。
【0006】このように本発明では、アミド基を有する
微細繊維又は微粒子を用いるために、補強効果が高まり
良好な反発弾性を維持しながら耐久性を向上させること
が可能になり、適度な硬度 (コンプレッション) を有す
るソフトな打球感のツーピースゴルフボール用コア組成
物を提供する。以下、本発明の構成につき詳しく説明す
る。
微細繊維又は微粒子を用いるために、補強効果が高まり
良好な反発弾性を維持しながら耐久性を向上させること
が可能になり、適度な硬度 (コンプレッション) を有す
るソフトな打球感のツーピースゴルフボール用コア組成
物を提供する。以下、本発明の構成につき詳しく説明す
る。
【0007】(1) 基材ゴム 本発明で用いる基材ゴムは、シス−1, 4構造を少なく
とも40%、好ましくは90%以上有するブタジエンゴムを
含有する。シス−1, 4構造が40%未満では、良好な飛
距離を維持できない。この基材ゴムとして、上記ブタジ
エンゴムを単独で用いてもよいが、必要に応じて、従来
からツーピースゴルフボール用基材ゴムとして用いられ
ているゴム成分、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、
スチレン−ブタジエン共重合体ゴム等を適宜配合しても
よい。
とも40%、好ましくは90%以上有するブタジエンゴムを
含有する。シス−1, 4構造が40%未満では、良好な飛
距離を維持できない。この基材ゴムとして、上記ブタジ
エンゴムを単独で用いてもよいが、必要に応じて、従来
からツーピースゴルフボール用基材ゴムとして用いられ
ているゴム成分、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、
スチレン−ブタジエン共重合体ゴム等を適宜配合しても
よい。
【0008】 (2) アミド基を有する微細繊維又は微粒子 アミド基を有する微細繊維は、例えば、ナイロン繊維
(ナイロン6、ナイロン610、ナイロン12、ナイロ
ン611、ナイロン612等の繊維) の微細なものであ
る。また、アミド基を有する微粒子は、例えば、これら
のナイロンの微粒子である。微細繊維の大きさは直径0.
3μm、長さ300μm程度、微粒子の大きさは4μm程
度である。
(ナイロン6、ナイロン610、ナイロン12、ナイロ
ン611、ナイロン612等の繊維) の微細なものであ
る。また、アミド基を有する微粒子は、例えば、これら
のナイロンの微粒子である。微細繊維の大きさは直径0.
3μm、長さ300μm程度、微粒子の大きさは4μm程
度である。
【0009】すなわち、ナイロンと天然ゴムとが架橋剤
であるアルキルフェノールホルムアルデヒド系樹脂を介
してグラフト結合しているものである。アルキルフェノ
ールホルムアルデヒド系樹脂とは樹脂架橋剤であり、例
えば、クレゾールのようなアルキルフェノールとホルム
アルデヒドあるいはアセトアルデヒドとをアルカリ触媒
の存在下に反応させて得られるレゾール型初期縮合物お
よびその変性物が挙げられる。特に、アルキルフェノー
ルホルムアルデヒド系樹脂として、分子中にメチロール
基を2個以上有するものが好適に使用されている。
であるアルキルフェノールホルムアルデヒド系樹脂を介
してグラフト結合しているものである。アルキルフェノ
ールホルムアルデヒド系樹脂とは樹脂架橋剤であり、例
えば、クレゾールのようなアルキルフェノールとホルム
アルデヒドあるいはアセトアルデヒドとをアルカリ触媒
の存在下に反応させて得られるレゾール型初期縮合物お
よびその変性物が挙げられる。特に、アルキルフェノー
ルホルムアルデヒド系樹脂として、分子中にメチロール
基を2個以上有するものが好適に使用されている。
【0010】このような天然ゴムとアミド基を有する微
細繊維または微粒子との混合割合は、例えば、微細繊
維:天然ゴム=33重量%:67重量%、微粒子:天然ゴム
=29重量%:71重量%である。このような混合物として
は、例えば、宇部興産 (株) 製のUBEPOL-HEがある。ア
ミド基を有する微細繊維又は微粒子は、単独ではブタジ
エンゴムとの混合が困難である。このため、天然ゴムと
の混合物が用いられるのであり、この場合、ブタジエン
ゴムと天然ゴムとが架橋剤 (有機過酸化物) を介して結
合するので、ゴム組成物中におけるこれら微細繊維又は
微粒子の分散性が高まるからである。
細繊維または微粒子との混合割合は、例えば、微細繊
維:天然ゴム=33重量%:67重量%、微粒子:天然ゴム
=29重量%:71重量%である。このような混合物として
は、例えば、宇部興産 (株) 製のUBEPOL-HEがある。ア
ミド基を有する微細繊維又は微粒子は、単独ではブタジ
エンゴムとの混合が困難である。このため、天然ゴムと
の混合物が用いられるのであり、この場合、ブタジエン
ゴムと天然ゴムとが架橋剤 (有機過酸化物) を介して結
合するので、ゴム組成物中におけるこれら微細繊維又は
微粒子の分散性が高まるからである。
【0011】(3) 不飽和カルボン酸の金属塩 例えば、メタアクリル酸やアクリル酸等のα, β−エチ
レン性不飽和カルボン酸の亜鉛塩である。例えば、アク
リル酸亜鉛は、下記式を有する化合物である。
レン性不飽和カルボン酸の亜鉛塩である。例えば、アク
リル酸亜鉛は、下記式を有する化合物である。
【0012】 このアクリル酸亜鉛としては、例えば、米国のサートマ
社製のRTの商品名で販売されているジンクジアクリレ
ートがあげられる。不飽和カルボン酸と亜鉛華等の金属
酸化物とをそれぞれ単独に用いて、ゴム組成物中におい
てその金属塩としてもよい。
社製のRTの商品名で販売されているジンクジアクリレ
ートがあげられる。不飽和カルボン酸と亜鉛華等の金属
酸化物とをそれぞれ単独に用いて、ゴム組成物中におい
てその金属塩としてもよい。
【0013】(4) ウレタンアクリレート このウレタンアクリレートは、イソシアネート類或いは
イソシアネートプレポリマーと、水酸基を有するジ又は
ポリ (メタ) アクリレートとを反応させて得られる (メ
タ) アクリレート基含有ウレタン化合物である。この場
合のイソシアネートプレポリマーは、グリコール、トリ
オール、テトロールなどのポリオール、或いは分子量20
00以下のポリエーテルジオール、ポリエーテルトリオー
ル、ポリエステルジオール、ポリエステルトリオール、
ポリカプロラクトンエステルジオール、ポリカプロラク
トントリオールと、ジ又はトリイソシアネートとを反応
させて得られる末端にイソシアネート基を有するプレポ
リマーである。
イソシアネートプレポリマーと、水酸基を有するジ又は
ポリ (メタ) アクリレートとを反応させて得られる (メ
タ) アクリレート基含有ウレタン化合物である。この場
合のイソシアネートプレポリマーは、グリコール、トリ
オール、テトロールなどのポリオール、或いは分子量20
00以下のポリエーテルジオール、ポリエーテルトリオー
ル、ポリエステルジオール、ポリエステルトリオール、
ポリカプロラクトンエステルジオール、ポリカプロラク
トントリオールと、ジ又はトリイソシアネートとを反応
させて得られる末端にイソシアネート基を有するプレポ
リマーである。
【0014】また、イソシアネート類は、例えば、トリ
レンジイソシアネート (2, 4−、2, 6−の異性体を
80%、20%含むもの、65%、35%含むもの、或いは2,
4体が100%のもの) 、4, 4'−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、トルイジンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、これらに水素添加して得られる飽
和炭化水素環を有するジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、1, 6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシア
ネート、2, 2, 4−トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシア
ネート、トリレンジイソシアネートから得られるポリイ
ソシアネート重合体である。
レンジイソシアネート (2, 4−、2, 6−の異性体を
80%、20%含むもの、65%、35%含むもの、或いは2,
4体が100%のもの) 、4, 4'−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、トルイジンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、これらに水素添加して得られる飽
和炭化水素環を有するジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、1, 6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシア
ネート、2, 2, 4−トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシア
ネート、トリレンジイソシアネートから得られるポリイ
ソシアネート重合体である。
【0015】水酸基を有するジ又はポリ (メタ) アクリ
レートは、アクリル酸又はメタアクリル酸或いはこれら
の誘導体と多価アルコールとの反応によって得られるも
の、またはアクリル酸又はメタアクリル酸或いはこれら
の誘導体とエポキシ基を有する化合物との反応によって
得られるもの等である。このようなジ又はポリ (メタ)
アクリレートとしては、例えば、エチレングリコールモ
ノ (メタ) アクリレート、プロピレングリコール (メ
タ) アクリレート、1, 3−プロパンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、1, 4−ブタンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、1, 6−ヘキサンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、ジエチレングリコールモノ (メタ)
アクリレート、ジプロピレングリコールモノ (メタ) ア
クリレート、ポリエチレングリコールモノ (メタ) アク
リレート、ポリプロピレングリコールモノ (メタ) アク
リレートなどの2価アルコールのモノ (メタ) アクリレ
ート;トリメチロールエタンモノ (メタ) アクリレー
ト、トリメチロールプロパンモノ(メタ) アクリレー
ト、トリメチロールエタンビス (メタ) アクリレート、
グリセリンモノ (メタ) アクリレート、グリセリンビス
(メタ) アクリレートなどの3価アルコールのモノ (メ
タ) アクリレート;およびビス (メタ) アクリレート、
ペンタエリスリトールビス (メタ) アクリレート、ペン
タエリスリトールトリス (メタ) アクリレートなどの4
価以上の多価アルコールのビス又はトリス (メタ) アク
リレートが挙げられる。さら、グリシジル (メタ) アク
リレートと芳香族カルボン酸との反応生成物、或いは
(メタ) アクリル酸とフェニルグリシジルエーテル (又
はフェニルグリシジルエーテル) との反応生成物が挙げ
られる。その他の (メタ) アクリル酸とグリシジル化合
物とのモル比1:1の反応生成物でもよい。これらの反
応生成物は、具体的には下記式で示すことができる。
レートは、アクリル酸又はメタアクリル酸或いはこれら
の誘導体と多価アルコールとの反応によって得られるも
の、またはアクリル酸又はメタアクリル酸或いはこれら
の誘導体とエポキシ基を有する化合物との反応によって
得られるもの等である。このようなジ又はポリ (メタ)
アクリレートとしては、例えば、エチレングリコールモ
ノ (メタ) アクリレート、プロピレングリコール (メ
タ) アクリレート、1, 3−プロパンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、1, 4−ブタンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、1, 6−ヘキサンジオールモノ (メ
タ) アクリレート、ジエチレングリコールモノ (メタ)
アクリレート、ジプロピレングリコールモノ (メタ) ア
クリレート、ポリエチレングリコールモノ (メタ) アク
リレート、ポリプロピレングリコールモノ (メタ) アク
リレートなどの2価アルコールのモノ (メタ) アクリレ
ート;トリメチロールエタンモノ (メタ) アクリレー
ト、トリメチロールプロパンモノ(メタ) アクリレー
ト、トリメチロールエタンビス (メタ) アクリレート、
グリセリンモノ (メタ) アクリレート、グリセリンビス
(メタ) アクリレートなどの3価アルコールのモノ (メ
タ) アクリレート;およびビス (メタ) アクリレート、
ペンタエリスリトールビス (メタ) アクリレート、ペン
タエリスリトールトリス (メタ) アクリレートなどの4
価以上の多価アルコールのビス又はトリス (メタ) アク
リレートが挙げられる。さら、グリシジル (メタ) アク
リレートと芳香族カルボン酸との反応生成物、或いは
(メタ) アクリル酸とフェニルグリシジルエーテル (又
はフェニルグリシジルエーテル) との反応生成物が挙げ
られる。その他の (メタ) アクリル酸とグリシジル化合
物とのモル比1:1の反応生成物でもよい。これらの反
応生成物は、具体的には下記式で示すことができる。
【0016】 上記式中、 R1 はH又はCH3 を表わし、 R2 はアルキル
基、アリール基、アリル基、 (メタ) アクリロイル基又
はこれらの誘導体を表わす。上記の水酸基を有するジ又
はポリ (メタ) アクリレートは、イソシアネート類と容
易に反応してウレタンアクリレートを生成する。この反
応は下記式で示される。
基、アリール基、アリル基、 (メタ) アクリロイル基又
はこれらの誘導体を表わす。上記の水酸基を有するジ又
はポリ (メタ) アクリレートは、イソシアネート類と容
易に反応してウレタンアクリレートを生成する。この反
応は下記式で示される。
【0017】 上記式中、 R3 は、イソシアネート類内のアルキル基、
アリル基、その他の置換基を示す。さらに、グリコール
又はポリオールとジイソシアネートとを反応させ、イソ
シアネート基を有するアダクト体となし、これと上記の
水酸基を有するジ又はポリ(メタ) アクリレートとを反
応させて得られるウレタンアクリレートを、本発明にお
けるウレタンアクリレートとして用いることができる。
このウレタンアクリレートは、下記式で示される。
アリル基、その他の置換基を示す。さらに、グリコール
又はポリオールとジイソシアネートとを反応させ、イソ
シアネート基を有するアダクト体となし、これと上記の
水酸基を有するジ又はポリ(メタ) アクリレートとを反
応させて得られるウレタンアクリレートを、本発明にお
けるウレタンアクリレートとして用いることができる。
このウレタンアクリレートは、下記式で示される。
【0018】 さらにまた、分子量2000以下のポリオールとジイソシア
ネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端プ
レポリマーと、上記の水酸基を有するジ又はポリ (メ
タ) アクリレートとを反応させて得られるウレタンアク
リレートもまた、本発明におけるウレタンアクリレート
として使用できる。ここで、分子量2000以下としたの
は、分子量が2000を超えると架橋密度が低くなり、本発
明の目的とする硬さ (又はコンプレッションの向上) が
望めないので好ましくないからである。ここで用いる上
記分子量2000以下のポリオールとしては、ポリテトラメ
チレンエーテルグリコール、ポリオキシプロピレングリ
コール、ポオキシエチレンプロピレングリコール、ポリ
エチレンアジペートグリコール、ポリブチレンアジペー
トグリコール、ポリエチレン・プロピレンアジペートグ
リコール、ポリエチレン・テレフタレートグリコール、
ポリブチレン・テレフタレートグリコール、ポリカプロ
ラクトングリコール、およびこれらの共重合物が挙げら
れる。
ネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端プ
レポリマーと、上記の水酸基を有するジ又はポリ (メ
タ) アクリレートとを反応させて得られるウレタンアク
リレートもまた、本発明におけるウレタンアクリレート
として使用できる。ここで、分子量2000以下としたの
は、分子量が2000を超えると架橋密度が低くなり、本発
明の目的とする硬さ (又はコンプレッションの向上) が
望めないので好ましくないからである。ここで用いる上
記分子量2000以下のポリオールとしては、ポリテトラメ
チレンエーテルグリコール、ポリオキシプロピレングリ
コール、ポオキシエチレンプロピレングリコール、ポリ
エチレンアジペートグリコール、ポリブチレンアジペー
トグリコール、ポリエチレン・プロピレンアジペートグ
リコール、ポリエチレン・テレフタレートグリコール、
ポリブチレン・テレフタレートグリコール、ポリカプロ
ラクトングリコール、およびこれらの共重合物が挙げら
れる。
【0019】(5) 有機過酸化物 例えば、ジクミルパーオキサイドなどのアルキルパーオ
キサイドであり、特に限定されるものではない。この有
機過酸化物は、重合開始剤又は架橋剤として作用するも
のである。なお、本発明において架橋剤として有機過酸
化物に代えて硫黄を用いないのは、硫黄を用いると反発
弾性が低下するからである。
キサイドであり、特に限定されるものではない。この有
機過酸化物は、重合開始剤又は架橋剤として作用するも
のである。なお、本発明において架橋剤として有機過酸
化物に代えて硫黄を用いないのは、硫黄を用いると反発
弾性が低下するからである。
【0020】(6) 本発明においては、上記の基材ゴ
ム、アミド基を有する微細繊維又は微粒子、不飽和カル
ボン酸の金属塩、ウレタンアクリレート、酸化亜鉛、お
よび有機過酸化物からなるゴム組成物でコアを形成す
る。この場合の配合割合は、基材ゴム100重量部に対
し、アミド基を有する微細繊維又は微粒子1〜8重量部
である。1重量部未満では殆ど効果がなく、8重量部を
超えると耐久性は向上するが反発弾性の低下をもたら
す。また、ムーニー粘度が高くなりすぎ、加工性が劣り
製造時に問題がおこるからである。
ム、アミド基を有する微細繊維又は微粒子、不飽和カル
ボン酸の金属塩、ウレタンアクリレート、酸化亜鉛、お
よび有機過酸化物からなるゴム組成物でコアを形成す
る。この場合の配合割合は、基材ゴム100重量部に対
し、アミド基を有する微細繊維又は微粒子1〜8重量部
である。1重量部未満では殆ど効果がなく、8重量部を
超えると耐久性は向上するが反発弾性の低下をもたら
す。また、ムーニー粘度が高くなりすぎ、加工性が劣り
製造時に問題がおこるからである。
【0021】不飽和カルボン酸の金属塩の配合量は、不
飽和カルボン酸量として5〜10重量部である。5重量部
未満では効果がなく、10重量部を超えるとコンプレッシ
ョンが高くなり、硬くなりすぎる。それに伴って反発弾
性が著しく低下するからである。ウレタンアクリレート
の配合量は、5〜30重量部である。5重量部未満では効
果がなく、加工性が劣る。30重量部を超えるとコンプッ
ションが上がりすぎ、硬くなりすぎるからである。
飽和カルボン酸量として5〜10重量部である。5重量部
未満では効果がなく、10重量部を超えるとコンプレッシ
ョンが高くなり、硬くなりすぎる。それに伴って反発弾
性が著しく低下するからである。ウレタンアクリレート
の配合量は、5〜30重量部である。5重量部未満では効
果がなく、加工性が劣る。30重量部を超えるとコンプッ
ションが上がりすぎ、硬くなりすぎるからである。
【0022】有機過酸化物の配合量は、0.5〜3重量部
である。0.5重量部未満では効果がなく、3重量部を超
えるとコンプレッションがあがりすぎ、硬くなりすぎる
からである。酸化亜鉛の配合量は、5〜50重量部であ
る。この範囲内で、得られるゴルフボールの重量が規定
の重さになるように調整すればよい。
である。0.5重量部未満では効果がなく、3重量部を超
えるとコンプレッションがあがりすぎ、硬くなりすぎる
からである。酸化亜鉛の配合量は、5〜50重量部であ
る。この範囲内で、得られるゴルフボールの重量が規定
の重さになるように調整すればよい。
【0023】さらにこれらに加えて、必要に応じてコン
プレッションの調整として、二酸化珪素、ビスマレイミ
ド化合物を配合してもよい。好ましくは、基材ゴム100
重量部に対し、二酸化珪素10〜30重量部、ビスマレイミ
ド0〜20重量部の範囲内であるものが好ましい。二酸化
珪素の配合量が10重量部未満では殆ど効果がなく、30重
量部を超えるとコンプレッションが高くなり、硬くなり
すぎるからである。また、反発弾性が低下し、良好な性
能が得られない。さらに、二酸化珪素の純度は99%以上
であり、99%未満ではコンプレッション不足となる。ま
た、BET法による比表面積は160〜340m2/gであり、 1
60未満や340を超えるとコンプレッションが不足して不
味となる。例えば、 Aerosil 200 (商品名) 、Aerosil
200V (商品名) 、 Aerosil 300 (商品名) 、 Reolosil
QS-102 (商品名) などがあげられる。
プレッションの調整として、二酸化珪素、ビスマレイミ
ド化合物を配合してもよい。好ましくは、基材ゴム100
重量部に対し、二酸化珪素10〜30重量部、ビスマレイミ
ド0〜20重量部の範囲内であるものが好ましい。二酸化
珪素の配合量が10重量部未満では殆ど効果がなく、30重
量部を超えるとコンプレッションが高くなり、硬くなり
すぎるからである。また、反発弾性が低下し、良好な性
能が得られない。さらに、二酸化珪素の純度は99%以上
であり、99%未満ではコンプレッション不足となる。ま
た、BET法による比表面積は160〜340m2/gであり、 1
60未満や340を超えるとコンプレッションが不足して不
味となる。例えば、 Aerosil 200 (商品名) 、Aerosil
200V (商品名) 、 Aerosil 300 (商品名) 、 Reolosil
QS-102 (商品名) などがあげられる。
【0024】ビスマレイミド化合物の配合量が、20重量
部を超えるとコンプレッションが高くなり、硬くなりす
ぎるからである。ビスマレイミド化合物としては、N,
N'-エチレンビスマレイミド、N, N'-トリメチレンビ
スマレイミド、N, N−ヘキサメチレンビスマレイミ
ド、N, N'-m-フェニレンビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルメタンビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルエーテルビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルスルフォンビスマレイミドなどがあ
げられる。
部を超えるとコンプレッションが高くなり、硬くなりす
ぎるからである。ビスマレイミド化合物としては、N,
N'-エチレンビスマレイミド、N, N'-トリメチレンビ
スマレイミド、N, N−ヘキサメチレンビスマレイミ
ド、N, N'-m-フェニレンビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルメタンビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルエーテルビスマレイミド、N, N'-
4, 4'-ジフェニルスルフォンビスマレイミドなどがあ
げられる。
【0025】上記のようにして得られるゴム組成物から
コアをつくるには、このゴム組成物を常法によって均一
に混練し、加圧下で加熱加硫して一体成形すればよい。
このコアにカバーを被せることにより、二重構造を有す
るツーピースゴルフボールを製造することができる。カ
バーの材質としては、バラタ、ポリウレタン、ナイロ
ン、アイオノマー等が挙げられるが、特に限定されるも
のではない。通常、アイオノマーを約1.0〜3.0mmの厚
さで使用する。なお、上記ゴム組成物は、ツーピースゴ
ルフボールのみならずワンピースゴルフボール、スリー
ピースゴルフボール等のコアに利用可能である。
コアをつくるには、このゴム組成物を常法によって均一
に混練し、加圧下で加熱加硫して一体成形すればよい。
このコアにカバーを被せることにより、二重構造を有す
るツーピースゴルフボールを製造することができる。カ
バーの材質としては、バラタ、ポリウレタン、ナイロ
ン、アイオノマー等が挙げられるが、特に限定されるも
のではない。通常、アイオノマーを約1.0〜3.0mmの厚
さで使用する。なお、上記ゴム組成物は、ツーピースゴ
ルフボールのみならずワンピースゴルフボール、スリー
ピースゴルフボール等のコアに利用可能である。
【0026】
【実施例】表1および表2の配合内容 (重量部) により
ゴム組成物を常法にしたがって調製した。得られたゴム
組成物を、それぞれ160℃で20分間プレス成形し、直径3
8.3mmの球状ソリッド核 (コア) とし、このソリッド核
にカバーとしてアイオノマー (サーリン1707) を被覆し
(厚さ約2.5mm) 、2層構造ツーピースゴルフボールを
製造した (実施例1〜12、比較例1〜9) 。
ゴム組成物を常法にしたがって調製した。得られたゴム
組成物を、それぞれ160℃で20分間プレス成形し、直径3
8.3mmの球状ソリッド核 (コア) とし、このソリッド核
にカバーとしてアイオノマー (サーリン1707) を被覆し
(厚さ約2.5mm) 、2層構造ツーピースゴルフボールを
製造した (実施例1〜12、比較例1〜9) 。
【0027】これらのツーピースゴルフボールについ
て、耐久性 (破壊強度) 、初速効率 (反発弾性) 、コン
プレッション、打撃時のフィーリング (打球感) を評価
した。この結果を表1および表2に示す。
て、耐久性 (破壊強度) 、初速効率 (反発弾性) 、コン
プレッション、打撃時のフィーリング (打球感) を評価
した。この結果を表1および表2に示す。
【0028】
【0029】 注) *1 日本合成ゴム (株) 製、ポリブタジエンゴム (シ
ス1, 4−構造97%) 。 *2 宇部興産 (株) 製、アミド基を有する微粒子−天
然ゴム複合材料。表1中の「3 (1) 」における "3"
は全体量を、 "1" は微粒子量を表わす。
ス1, 4−構造97%) 。 *2 宇部興産 (株) 製、アミド基を有する微粒子−天
然ゴム複合材料。表1中の「3 (1) 」における "3"
は全体量を、 "1" は微粒子量を表わす。
【0030】以下同じ。 *3 宇部興産 (株) 製、アミド基を有する微細繊維−
天然ゴム複合材料。表1中の「3 (1) 」における
"3" は全体量を、 "1" は微細繊維を表わす。以下同
じ。 *4 ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレ
ートとグリセリンジ (モノ) メタクリレートとの反応生
成物、官能基数:4。
天然ゴム複合材料。表1中の「3 (1) 」における
"3" は全体量を、 "1" は微細繊維を表わす。以下同
じ。 *4 ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレ
ートとグリセリンジ (モノ) メタクリレートとの反応生
成物、官能基数:4。
【0031】*5 日本アエロジル (株) 製、AEROSIL 2
00。 *6 三井東圧化学 (株) 製、N, N'-4, 4'-ジフェ
ニルメタンビスマレイミド。 *7 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを圧縮した場
合の破壊に要する力。比較例1を100とした指数で表わ
す。数値が大きい方が良い。
00。 *6 三井東圧化学 (株) 製、N, N'-4, 4'-ジフェ
ニルメタンビスマレイミド。 *7 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを圧縮した場
合の破壊に要する力。比較例1を100とした指数で表わ
す。数値が大きい方が良い。
【0032】*8 スイングロボットを用いてドライバ
ーで43m/sec のヘッドスピードで打球したときのヘッド
スピードに対するゴルフボールの初速比率。 *9 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを1/10インチ
(2.54mm) 変形させるのに要する力 (kgf)。 *10 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを10mm変形さ
せるに要する力 (kgf)。
ーで43m/sec のヘッドスピードで打球したときのヘッド
スピードに対するゴルフボールの初速比率。 *9 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを1/10インチ
(2.54mm) 変形させるのに要する力 (kgf)。 *10 圧縮速度10mm/minにてゴルフボールを10mm変形さ
せるに要する力 (kgf)。
【0033】実際の打撃時の変形量に近い。 *11 プロゴルファーによるウッドクラブ1番での打撃
感、ソフト、ややハード、ハードの三種で表わす。「ソ
フト」はコンプレッション (A) 130kgf未満に、「やや
ハード」はコンプレッション (A)130〜150kgfに、「ハ
ード」はコンプレッション (A) 150kgf超にそれぞれ相
当。 表1および表2から明らかなように、本発明のツーピー
スゴルフボール (実施例1〜12) は耐久性、初速効率、
コンプレッション、フィーリングのいずれにおいても良
好であることが判る。
感、ソフト、ややハード、ハードの三種で表わす。「ソ
フト」はコンプレッション (A) 130kgf未満に、「やや
ハード」はコンプレッション (A)130〜150kgfに、「ハ
ード」はコンプレッション (A) 150kgf超にそれぞれ相
当。 表1および表2から明らかなように、本発明のツーピー
スゴルフボール (実施例1〜12) は耐久性、初速効率、
コンプレッション、フィーリングのいずれにおいても良
好であることが判る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ス1, 4−構造40%以上のブタジエンゴムを含有する基
材ゴム、アミド基を有する微細繊維又は微粒子、不飽和
カルボン酸の金属塩、ウレタンアクリレート、および有
機過酸化物からなるゴム組成物でツーピースゴルフボー
ルのコアを形成したために、コンプレッション、打球
感、反発弾性、および耐久性を向上させることが可能と
なる。
ス1, 4−構造40%以上のブタジエンゴムを含有する基
材ゴム、アミド基を有する微細繊維又は微粒子、不飽和
カルボン酸の金属塩、ウレタンアクリレート、および有
機過酸化物からなるゴム組成物でツーピースゴルフボー
ルのコアを形成したために、コンプレッション、打球
感、反発弾性、および耐久性を向上させることが可能と
なる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 7/02 KDW //(C08L 9/00 75:16 77:00)
Claims (3)
- 【請求項1】 シス1, 4−構造40%以上のブタジエン
ゴムを含有する基材ゴム 100重量部に対して、不飽和カ
ルボン酸の金属塩9〜18重量部 (不飽和カルボン酸とし
て5〜10重量部) 、ウレタンアクリレート5〜30重量
部、有機過酸化物0.5〜3重量部からなるゴム組成物に
アミド基を有する微細繊維又は微粒子を配合してなるツ
ーピースゴルフボール用コア組成物。 - 【請求項2】 アミド基を有する微細繊維又は微粒子
が、シス1, 4−構造40%以上のブタジエンゴムを含有
する基材ゴム100重量部に対し、1〜8重量部配合され
た請求項1記載のツーピースゴルフボール用コア組成
物。 - 【請求項3】 微細繊維又は微粒子が、上記基材ゴムと
相溶性を有する他のゴム成分と混練中にグラフト結合し
ている請求項1記載のツーピースゴルフボール用コア組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192130A JPH0748477A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | ツーピースゴルフボール用コア組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192130A JPH0748477A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | ツーピースゴルフボール用コア組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748477A true JPH0748477A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16286183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5192130A Pending JPH0748477A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | ツーピースゴルフボール用コア組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748477A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004103487A1 (en) * | 2003-05-21 | 2004-12-02 | E.I. Dupont De Nemours And Company | Articles prepared from compositions modified with organic fiber micropulp |
JP2006051352A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
US7151148B2 (en) * | 2003-09-16 | 2006-12-19 | Acushnet Company | Castable golf ball components using acrylate functional resins |
US7291675B2 (en) | 2005-03-01 | 2007-11-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball rubber compositions and golf balls |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP5192130A patent/JPH0748477A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004103487A1 (en) * | 2003-05-21 | 2004-12-02 | E.I. Dupont De Nemours And Company | Articles prepared from compositions modified with organic fiber micropulp |
US7144958B2 (en) | 2003-05-21 | 2006-12-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Articles prepared from compositions modified with organic fiber micropulp |
JP4806352B2 (ja) * | 2003-05-21 | 2011-11-02 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 有機繊維ミクロパルプで改質された組成物から製造された物品 |
US7151148B2 (en) * | 2003-09-16 | 2006-12-19 | Acushnet Company | Castable golf ball components using acrylate functional resins |
US7572873B2 (en) | 2003-09-16 | 2009-08-11 | Acushnet Company | Castable golf ball components using acrylate functional resins |
US7906601B2 (en) | 2003-09-16 | 2011-03-15 | Acushnet Company | Castable golf ball components using acrylate functional resins |
US8354487B2 (en) | 2003-09-16 | 2013-01-15 | Acushnet Company | Castable golf ball components using acrylate functional resins |
JP2006051352A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
US7291675B2 (en) | 2005-03-01 | 2007-11-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball rubber compositions and golf balls |
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