JPH0741741A - 粘着テープ - Google Patents
粘着テープInfo
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- JPH0741741A JPH0741741A JP5188585A JP18858593A JPH0741741A JP H0741741 A JPH0741741 A JP H0741741A JP 5188585 A JP5188585 A JP 5188585A JP 18858593 A JP18858593 A JP 18858593A JP H0741741 A JPH0741741 A JP H0741741A
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- parts
- sensitive adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着剤中にベンゾイミダゾール系老化防止剤
を添加しないで、あるいは少量のベンゾイミダゾール系
老化防止剤を添加するだけでPVC系粘着テープとして
の生産コストの上昇を抑制し、粘着剤の特性である凝集
力の経日的低下を防止し、支持体の変色を抑制する。 【構成】 可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩化ビニル
樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面にフェ
ノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してなる粘
着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組成物にエ
ポキシ化大豆油を配合して構成する。
を添加しないで、あるいは少量のベンゾイミダゾール系
老化防止剤を添加するだけでPVC系粘着テープとして
の生産コストの上昇を抑制し、粘着剤の特性である凝集
力の経日的低下を防止し、支持体の変色を抑制する。 【構成】 可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩化ビニル
樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面にフェ
ノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してなる粘
着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組成物にエ
ポキシ化大豆油を配合して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の電線・ケーブ
ルを束ねる際に外周に巻き付けたり、電線・ケーブルを
接続した際にケーブル間のジョイント部に巻装したりす
る粘着テープに関する。
ルを束ねる際に外周に巻き付けたり、電線・ケーブルを
接続した際にケーブル間のジョイント部に巻装したりす
る粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数本のポリ塩化ビニル電線を
一箇所に束ねる場合、束ねたポリ塩化ビニル電線に傷が
入って電流がリークするようなことがないように絶縁性
を有するポリ塩化ビニル樹脂等のビニル樹脂製の粘着テ
ープが用いられる。また、ポリ塩化ビニル電線などの被
覆電線あるいはケーブルを途中で接続した場合には、そ
の接続部が短絡等を起こさないように、接続部の絶縁性
が図られている。この接続部の絶縁性を保つため、接続
部に粘着テープを巻き付け、接続部の絶縁性や機械的強
度を確保するようにしている。この粘着テープには、絶
縁性を有するポリ塩化ビニル樹脂を支持体とするPVC
(ポリ塩化ビニル)系粘着テープが用いられる。
一箇所に束ねる場合、束ねたポリ塩化ビニル電線に傷が
入って電流がリークするようなことがないように絶縁性
を有するポリ塩化ビニル樹脂等のビニル樹脂製の粘着テ
ープが用いられる。また、ポリ塩化ビニル電線などの被
覆電線あるいはケーブルを途中で接続した場合には、そ
の接続部が短絡等を起こさないように、接続部の絶縁性
が図られている。この接続部の絶縁性を保つため、接続
部に粘着テープを巻き付け、接続部の絶縁性や機械的強
度を確保するようにしている。この粘着テープには、絶
縁性を有するポリ塩化ビニル樹脂を支持体とするPVC
(ポリ塩化ビニル)系粘着テープが用いられる。
【0003】このようなPVC系粘着テープは、従来、
図5に示す如き構成を有している。すなわち、PVC系
粘着テープ100は、シート状に形成されており、巻芯
200に巻かれている。このPVC系粘着テープ100
は、PVC系ポリマー、可塑剤、安定剤、顔料よりなる
支持体110を有している。この支持体110は、具体
的には、平均重合度1100のポリ塩化ビニル100重
量部、ジオクチルフタレート50重量部、Pb系安定剤
4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部からなる構
成となっている。そして、この支持体110の厚さは、
150μmとなっている。
図5に示す如き構成を有している。すなわち、PVC系
粘着テープ100は、シート状に形成されており、巻芯
200に巻かれている。このPVC系粘着テープ100
は、PVC系ポリマー、可塑剤、安定剤、顔料よりなる
支持体110を有している。この支持体110は、具体
的には、平均重合度1100のポリ塩化ビニル100重
量部、ジオクチルフタレート50重量部、Pb系安定剤
4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部からなる構
成となっている。そして、この支持体110の厚さは、
150μmとなっている。
【0004】この支持体110の下面(図3においては
上面)には、PVC系粘着テープ100を被巻装部材に
巻き付けたときに、PVC系粘着テープ100が被巻装
部材に充分接着するように粘着付与樹脂、軟化剤よりな
る粘着剤120が全面に塗布されている。また、粘着剤
120と支持体110の下面との間には、プライマー1
30が設けられている。このプライマー130は、PV
C系粘着テープ100を図3に示す如くロール状に巻芯
200に巻いて、この巻芯200にロール状に巻いたP
VC系粘着テープ100を引き出すときに粘着剤120
が粘着テープ100の下面から剥がれ巻き付けられてい
るPVC系粘着テープ100の上面に付着してしまわな
いようにするためのものである。この粘着剤120は、
具体的には、表4に示す如き組成を有しており、また、
プライマー130は、天然ゴムとMMA(メチルメタク
リレート)の重合物であるヘベアプラスMG49(グラ
フトポリマー80%、フリーのMMA10%、フリーの
天然ゴム10%の混合物)によって構成されている。こ
のPVC系粘着テープ100は、シート状の支持体11
0の下面の全面に粘着剤120を塗布しているが、この
シート状の支持体110の下面の全面に粘着剤120を
塗布する場合には、支持体110の厚さを含めた全体の
厚さが略均一になるように粘着剤120を塗布してい
る。
上面)には、PVC系粘着テープ100を被巻装部材に
巻き付けたときに、PVC系粘着テープ100が被巻装
部材に充分接着するように粘着付与樹脂、軟化剤よりな
る粘着剤120が全面に塗布されている。また、粘着剤
120と支持体110の下面との間には、プライマー1
30が設けられている。このプライマー130は、PV
C系粘着テープ100を図3に示す如くロール状に巻芯
200に巻いて、この巻芯200にロール状に巻いたP
VC系粘着テープ100を引き出すときに粘着剤120
が粘着テープ100の下面から剥がれ巻き付けられてい
るPVC系粘着テープ100の上面に付着してしまわな
いようにするためのものである。この粘着剤120は、
具体的には、表4に示す如き組成を有しており、また、
プライマー130は、天然ゴムとMMA(メチルメタク
リレート)の重合物であるヘベアプラスMG49(グラ
フトポリマー80%、フリーのMMA10%、フリーの
天然ゴム10%の混合物)によって構成されている。こ
のPVC系粘着テープ100は、シート状の支持体11
0の下面の全面に粘着剤120を塗布しているが、この
シート状の支持体110の下面の全面に粘着剤120を
塗布する場合には、支持体110の厚さを含めた全体の
厚さが略均一になるように粘着剤120を塗布してい
る。
【0005】このようなPVC系粘着テープを製造する
に当たっては、まず、ポリ塩化ビニル樹脂等を幅広くシ
ート状にし、このポリ塩化ビニル樹脂等のシート状支持
体の片面にプライマーをコーティングした後、粘着剤を
塗布し5m、10m等所定の長さに巻き取って図4に示
す如き長い巻物状のテープを製造する。しかる後、この
長い巻物状に巻き取ったテープを、図5に示す如く、例
えば15mm、20mm等所定幅に切断して通常一般的
に使用されているPVC系粘着テープを製造している。
に当たっては、まず、ポリ塩化ビニル樹脂等を幅広くシ
ート状にし、このポリ塩化ビニル樹脂等のシート状支持
体の片面にプライマーをコーティングした後、粘着剤を
塗布し5m、10m等所定の長さに巻き取って図4に示
す如き長い巻物状のテープを製造する。しかる後、この
長い巻物状に巻き取ったテープを、図5に示す如く、例
えば15mm、20mm等所定幅に切断して通常一般的
に使用されているPVC系粘着テープを製造している。
【0006】このように製造される粘着テープ100の
粘着剤120は、熱、光によって劣化する。この粘着テ
ープ100の粘着剤120の劣化は、粘着剤の特性であ
る凝集力低下となって現れる。この凝集力低下は、粘着
テープとしての接着性の低下を来し、粘着テープそのも
のの性能に影響を及ぼす。このため、従来から粘着剤1
20にフェノール系の老化防止剤を配合、粘着剤の凝集
力低下を防止することが行われている。すなわち、粘着
剤120の構成として、具体的には、合成ゴム系樹脂
(スチレン・ブタジエン系共重合体)60重量部、天然
ゴム系樹脂40重量部、軟化剤(ポリイソプレン)10
重量部、フェノール系老化防止剤3重量部となってい
る。
粘着剤120は、熱、光によって劣化する。この粘着テ
ープ100の粘着剤120の劣化は、粘着剤の特性であ
る凝集力低下となって現れる。この凝集力低下は、粘着
テープとしての接着性の低下を来し、粘着テープそのも
のの性能に影響を及ぼす。このため、従来から粘着剤1
20にフェノール系の老化防止剤を配合、粘着剤の凝集
力低下を防止することが行われている。すなわち、粘着
剤120の構成として、具体的には、合成ゴム系樹脂
(スチレン・ブタジエン系共重合体)60重量部、天然
ゴム系樹脂40重量部、軟化剤(ポリイソプレン)10
重量部、フェノール系老化防止剤3重量部となってい
る。
【0007】ところが、このフェノール系老化防止剤
は、塩化ビニル系ポリマーからなる支持体110を白色
から桃色ないし褐色に変色させる作用を有している。こ
のように支持体110が桃色ないし褐色に変色してしま
うと、白色の粘着テープを使用したつもりが褐色になっ
てしまうということなので、着色粘着テープとして使用
できなくなってしまう。そこで、このような支持体の変
色を防止すべく、粘着剤中に添加する老化防止剤とし
て、フェノール系のものに加え、ベンゾイミダゾール系
のものを併用するという方法が採られている(例えば、
特公昭57−52387号公報)。
は、塩化ビニル系ポリマーからなる支持体110を白色
から桃色ないし褐色に変色させる作用を有している。こ
のように支持体110が桃色ないし褐色に変色してしま
うと、白色の粘着テープを使用したつもりが褐色になっ
てしまうということなので、着色粘着テープとして使用
できなくなってしまう。そこで、このような支持体の変
色を防止すべく、粘着剤中に添加する老化防止剤とし
て、フェノール系のものに加え、ベンゾイミダゾール系
のものを併用するという方法が採られている(例えば、
特公昭57−52387号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなPVC系粘
着テープは、複数本のポリ塩化ビニル電線を一箇所に束
ねる際に用いたり、塩化ビニル電線の接続部の絶縁を保
つために用いたりして、一旦使用すると再使用ができな
い、所謂使い捨てで使用される。このため、PVC系粘
着テープとして、粘着性が良く、長期に渡って凝集力の
低下が少なく、長期に渡って変色し難い等の特性の維持
(耐熱性)も必要であるが、製品コストが低いことが必
要である。すなわち、PVC系粘着テープは、従来のP
VC系粘着テープと同等の生産コストで、しかも従来の
PVC系粘着テープよりも高い耐熱性を有することがP
VC系粘着テープの性能向上に繋がるものである。
着テープは、複数本のポリ塩化ビニル電線を一箇所に束
ねる際に用いたり、塩化ビニル電線の接続部の絶縁を保
つために用いたりして、一旦使用すると再使用ができな
い、所謂使い捨てで使用される。このため、PVC系粘
着テープとして、粘着性が良く、長期に渡って凝集力の
低下が少なく、長期に渡って変色し難い等の特性の維持
(耐熱性)も必要であるが、製品コストが低いことが必
要である。すなわち、PVC系粘着テープは、従来のP
VC系粘着テープと同等の生産コストで、しかも従来の
PVC系粘着テープよりも高い耐熱性を有することがP
VC系粘着テープの性能向上に繋がるものである。
【0009】従来の粘着剤中にフェノール系老化防止剤
にベンゾイミダゾール系老化防止剤を加えて支持体の変
色を防止しようとするPVC系粘着テープにあっては、
支持体の変色を防止するという点においては、効果を有
するが、コストの高いベンゾイミダゾール系老化防止剤
を多量に使用しなければならず、PVC系粘着テープの
コストが高くなってしまうという問題点を有している。
にベンゾイミダゾール系老化防止剤を加えて支持体の変
色を防止しようとするPVC系粘着テープにあっては、
支持体の変色を防止するという点においては、効果を有
するが、コストの高いベンゾイミダゾール系老化防止剤
を多量に使用しなければならず、PVC系粘着テープの
コストが高くなってしまうという問題点を有している。
【0010】本発明は、粘着剤中にベンゾイミダゾール
系老化防止剤を添加しないか又はベンゾイミダゾール系
老化防止剤を少量添加するだけでPVC系粘着テープと
しての生産コストの上昇を抑制して粘着剤の特性である
凝集力の経日的低下を防止し、支持体の変色を抑制する
ことのできる粘着テープを提供することを目的としてい
る。
系老化防止剤を添加しないか又はベンゾイミダゾール系
老化防止剤を少量添加するだけでPVC系粘着テープと
しての生産コストの上昇を抑制して粘着剤の特性である
凝集力の経日的低下を防止し、支持体の変色を抑制する
ことのできる粘着テープを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粘着テープにおいては、可塑剤、安定剤、
顔料を添加した塩化ビニル樹脂組成物からなる支持体の
少なくとも一方の面にフェノール系老化防止剤を配合し
た粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記塩化
ビニル樹脂組成物にエポキシ化大豆油を配合して構成し
たものである。
に、本発明の粘着テープにおいては、可塑剤、安定剤、
顔料を添加した塩化ビニル樹脂組成物からなる支持体の
少なくとも一方の面にフェノール系老化防止剤を配合し
た粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記塩化
ビニル樹脂組成物にエポキシ化大豆油を配合して構成し
たものである。
【0012】そして、上記粘着テープは、ポリ塩化ビニ
ル100重量部に、フタル酸エステル系可塑剤50重量
部、エポキシ化大豆油0.1〜20重量部、Pb系安定
剤4重量部、顔料を配合してなる支持体に、合成ゴムと
天然ゴムに軟化剤を配合してなるゴム材にフェノール系
老化防止剤を配合した粘着剤を塗布して構成するとよ
い。
ル100重量部に、フタル酸エステル系可塑剤50重量
部、エポキシ化大豆油0.1〜20重量部、Pb系安定
剤4重量部、顔料を配合してなる支持体に、合成ゴムと
天然ゴムに軟化剤を配合してなるゴム材にフェノール系
老化防止剤を配合した粘着剤を塗布して構成するとよ
い。
【0013】また、上記目的を達成するために、本発明
の粘着テープにおいては、可塑剤、安定剤、顔料を添加
した塩化ビニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも
一方の面にフェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を
塗布してなる粘着テープにおいて、前記塩化ビニル樹脂
組成物にエポキシ化大豆油を配合すると共に、前記粘着
剤にベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合して構成し
たものである。
の粘着テープにおいては、可塑剤、安定剤、顔料を添加
した塩化ビニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも
一方の面にフェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を
塗布してなる粘着テープにおいて、前記塩化ビニル樹脂
組成物にエポキシ化大豆油を配合すると共に、前記粘着
剤にベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合して構成し
たものである。
【0014】そして、上記粘着テープは、ポリ塩化ビニ
ル100重量部に、フタル酸エステル系可塑剤50重量
部、エポキシ化大豆油2〜5重量部、Pb系安定剤4重
量部、顔料を配合してなる支持体に、合成ゴムと天然ゴ
ムに軟化剤を配合してなるゴム材100重量部にフェノ
ール系老化防止剤を3重量部、ベンゾイミダゾール系老
化防止剤を1.5〜0.5重量部配合してなる粘着剤を
塗布して構成するとよい。
ル100重量部に、フタル酸エステル系可塑剤50重量
部、エポキシ化大豆油2〜5重量部、Pb系安定剤4重
量部、顔料を配合してなる支持体に、合成ゴムと天然ゴ
ムに軟化剤を配合してなるゴム材100重量部にフェノ
ール系老化防止剤を3重量部、ベンゾイミダゾール系老
化防止剤を1.5〜0.5重量部配合してなる粘着剤を
塗布して構成するとよい。
【0015】
【作用】粘着テープを構成する支持体にエポキシ化大豆
油を配合することによって、粘着剤中にフェノール系老
化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール系老化防止剤を
加えなくても、粘着剤中に配合されるフェノール系老化
防止剤による支持体の変色を抑制することができ、熱に
よる粘着剤の凝集力低下を防止することができる。
油を配合することによって、粘着剤中にフェノール系老
化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール系老化防止剤を
加えなくても、粘着剤中に配合されるフェノール系老化
防止剤による支持体の変色を抑制することができ、熱に
よる粘着剤の凝集力低下を防止することができる。
【0016】また、粘着テープを構成する支持体に少量
のエポキシ化大豆油を配合すると共に、粘着剤に少量の
ベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合することによっ
て、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤によ
る支持体の変色をより長期に渡って抑制することがで
き、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することができ
る。
のエポキシ化大豆油を配合すると共に、粘着剤に少量の
ベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合することによっ
て、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤によ
る支持体の変色をより長期に渡って抑制することがで
き、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜図2には、本発明に係る粘着テープの一実施例が示
されている。
1〜図2には、本発明に係る粘着テープの一実施例が示
されている。
【0018】図において、1は粘着テープで、複数本の
電線・ケーブルを束ねる際に外周に巻き付けたり、電線
・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に
巻装したりするのに用いるものである。2は支持体で、
ポリ塩化ビニル樹脂に、可塑剤、安定剤、顔料に加えて
がエポキシ化大豆油を配合して構成されている。ポリ塩
化ビニル樹脂は、平均重合度800〜2000のポリ塩
化ビニルを用いている。また、可塑剤としては、フタル
酸エステル系可塑剤、トリメリット酸エステル系可塑
剤、ポリエステル系可塑剤がある。フタル酸エステル系
可塑剤には、ジオクチルフタレート(DOP)、ジイソ
ノニルフタレート(DINP)、ジイソデシルフタレー
ト(DIDP)、ジウンデシルフタレート(DUP)が
ある。また、トリメリット酸エステル系可塑剤には、ト
リオチクルトリメリテート(TOTM)、トリノルマル
オチクルトリメリテート(TnOTM)がある。ポリエ
ステル系可塑剤は、単一分子中に多数のエステル結合を
含んでいることを特徴とする高分子量可塑剤である。ま
た、安定剤としては、Pb系の安定剤が、顔料として
は、白色顔料(酸化チタン)がある。この支持体2は、
50〜150μmの厚さに形成されており(本実施例に
おいては、150μmの厚さに形成してある)、巻芯3
に巻き付けられている。
電線・ケーブルを束ねる際に外周に巻き付けたり、電線
・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に
巻装したりするのに用いるものである。2は支持体で、
ポリ塩化ビニル樹脂に、可塑剤、安定剤、顔料に加えて
がエポキシ化大豆油を配合して構成されている。ポリ塩
化ビニル樹脂は、平均重合度800〜2000のポリ塩
化ビニルを用いている。また、可塑剤としては、フタル
酸エステル系可塑剤、トリメリット酸エステル系可塑
剤、ポリエステル系可塑剤がある。フタル酸エステル系
可塑剤には、ジオクチルフタレート(DOP)、ジイソ
ノニルフタレート(DINP)、ジイソデシルフタレー
ト(DIDP)、ジウンデシルフタレート(DUP)が
ある。また、トリメリット酸エステル系可塑剤には、ト
リオチクルトリメリテート(TOTM)、トリノルマル
オチクルトリメリテート(TnOTM)がある。ポリエ
ステル系可塑剤は、単一分子中に多数のエステル結合を
含んでいることを特徴とする高分子量可塑剤である。ま
た、安定剤としては、Pb系の安定剤が、顔料として
は、白色顔料(酸化チタン)がある。この支持体2は、
50〜150μmの厚さに形成されており(本実施例に
おいては、150μmの厚さに形成してある)、巻芯3
に巻き付けられている。
【0019】エポキシ化大豆油は、粘着剤4にベンゾイ
ミダゾール系老化防止剤を添加しない場合には、0.1
〜20重量部配合する。このエポキシ化大豆油の配合量
を0.1重量部以上にしたのは、エポキシ化大豆油の配
合量が0.1重量部を下回ると、粘着剤4に配合される
フェノール系老化防止剤によって支持体2を構成するポ
リ塩化ビニル樹脂の変色を長期に渡って抑制する効果が
従来例に比して上がらないからである。また、エポキシ
化大豆油の配合量を20重量部以下にしたのは、エポキ
シ化大豆油を20重量部を超えて配合してもそれ以上の
抑制効果を得られないからである。
ミダゾール系老化防止剤を添加しない場合には、0.1
〜20重量部配合する。このエポキシ化大豆油の配合量
を0.1重量部以上にしたのは、エポキシ化大豆油の配
合量が0.1重量部を下回ると、粘着剤4に配合される
フェノール系老化防止剤によって支持体2を構成するポ
リ塩化ビニル樹脂の変色を長期に渡って抑制する効果が
従来例に比して上がらないからである。また、エポキシ
化大豆油の配合量を20重量部以下にしたのは、エポキ
シ化大豆油を20重量部を超えて配合してもそれ以上の
抑制効果を得られないからである。
【0020】また、エポキシ化大豆油は、粘着剤4にベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5〜0.5重量部
添加した場合には、2〜5重量部配合する。このエポキ
シ化大豆油の配合量を2重量部以上としたのは、粘着剤
4にベンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5重量部添
加してある場合にでも、エポキシ化大豆油の配合量が2
重量部を下回ると、支持体2を構成するポリ塩化ビニル
樹脂の変色を長期に渡って抑制する効果が従来例に比し
て上がらないからである。また、エポキシ化大豆油の配
合量を5重量部以下にしたのは、粘着剤4にベンゾイミ
ダゾール系老化防止剤を0.5重量部程度添加してある
場合、エポキシ化大豆油を5重量部を配合することによ
ってポリ塩化ビニル樹脂の変色を長期に渡って抑制する
効果が十分得られ、エポキシ化大豆油を5重量部を超え
て配合してもそれ以上の抑制効果を得られないからであ
る。すなわち、粘着剤4に配合する高価なベンゾイミダ
ゾール系老化防止剤を、エポキシ化大豆油を2〜5重量
部配合することによって1.5重量部から0.5重量部
まで減少することができる。
ンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5〜0.5重量部
添加した場合には、2〜5重量部配合する。このエポキ
シ化大豆油の配合量を2重量部以上としたのは、粘着剤
4にベンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5重量部添
加してある場合にでも、エポキシ化大豆油の配合量が2
重量部を下回ると、支持体2を構成するポリ塩化ビニル
樹脂の変色を長期に渡って抑制する効果が従来例に比し
て上がらないからである。また、エポキシ化大豆油の配
合量を5重量部以下にしたのは、粘着剤4にベンゾイミ
ダゾール系老化防止剤を0.5重量部程度添加してある
場合、エポキシ化大豆油を5重量部を配合することによ
ってポリ塩化ビニル樹脂の変色を長期に渡って抑制する
効果が十分得られ、エポキシ化大豆油を5重量部を超え
て配合してもそれ以上の抑制効果を得られないからであ
る。すなわち、粘着剤4に配合する高価なベンゾイミダ
ゾール系老化防止剤を、エポキシ化大豆油を2〜5重量
部配合することによって1.5重量部から0.5重量部
まで減少することができる。
【0021】このように構成される支持体2は、もとも
と幅広いシート状に形成したポリ塩化ビニル樹脂を図5
に示す如く所定幅の帯状に切断して一般的なビニル樹脂
製のテープにしたものである。
と幅広いシート状に形成したポリ塩化ビニル樹脂を図5
に示す如く所定幅の帯状に切断して一般的なビニル樹脂
製のテープにしたものである。
【0022】4は粘着剤で、粘着テープ1を複数本の電
線・ケーブルを束ねるために外周に巻き付けた際、ま
た、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイ
ント部に巻装した場合に支持体2が巻き付けたものに固
定されるように作用するものである。この粘着剤4は、
合成ゴム、天然ゴム、軟化剤、老化防止剤より構成され
ており、30μmの厚さに形成されている。合成ゴム
は、具体的にはスチレン・ブタジエン系重合体(エマル
ジョン型)、軟化剤は、具体的にはポリイソプレン(エ
マルジョン型)、老化防止剤は、具体的にはフェノール
系老化防止剤である。この粘着剤4には、必要に応じて
ベンゾイミダゾール系老化防止剤を添加する。このベン
ゾイミダゾールの配合量は、0.5〜1.5重量部であ
る。ベンゾイミダゾールの配合量が1.5重量部という
のは、公知例である特公昭57−52387号公報で示
されている配合量であり、支持体2にエポキシ化大豆油
を2〜5重量部配合していくと、支持体の変色をより長
期に渡って抑制する効果、熱による粘着剤の凝集力低下
防止効果を減ずることなく、ベンゾイミダゾールの配合
量を1.5重量部から0.5重量部まで減量することが
できる。
線・ケーブルを束ねるために外周に巻き付けた際、ま
た、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイ
ント部に巻装した場合に支持体2が巻き付けたものに固
定されるように作用するものである。この粘着剤4は、
合成ゴム、天然ゴム、軟化剤、老化防止剤より構成され
ており、30μmの厚さに形成されている。合成ゴム
は、具体的にはスチレン・ブタジエン系重合体(エマル
ジョン型)、軟化剤は、具体的にはポリイソプレン(エ
マルジョン型)、老化防止剤は、具体的にはフェノール
系老化防止剤である。この粘着剤4には、必要に応じて
ベンゾイミダゾール系老化防止剤を添加する。このベン
ゾイミダゾールの配合量は、0.5〜1.5重量部であ
る。ベンゾイミダゾールの配合量が1.5重量部という
のは、公知例である特公昭57−52387号公報で示
されている配合量であり、支持体2にエポキシ化大豆油
を2〜5重量部配合していくと、支持体の変色をより長
期に渡って抑制する効果、熱による粘着剤の凝集力低下
防止効果を減ずることなく、ベンゾイミダゾールの配合
量を1.5重量部から0.5重量部まで減量することが
できる。
【0023】5はプライマーで、支持体2の片面の全面
に渡って均一にコーティングしてある。このプライマー
5は粘着剤4を安定的に支持体2に定着させるためのも
ので、MMAグラフト天然ゴムで構成されている。この
ような粘着テープ1は、幅広いシート状に成形したポリ
塩化ビニル樹脂の片面にプライマー5をコーティングし
た後、粘着剤4を塗布し5m、10m等所定の長さに巻
き取って長い巻物状のテープを製造し、しかる後、この
長い巻物状に巻き取ったテープを、例えば15mm、2
0mm等所定幅に切断して製造している。
に渡って均一にコーティングしてある。このプライマー
5は粘着剤4を安定的に支持体2に定着させるためのも
ので、MMAグラフト天然ゴムで構成されている。この
ような粘着テープ1は、幅広いシート状に成形したポリ
塩化ビニル樹脂の片面にプライマー5をコーティングし
た後、粘着剤4を塗布し5m、10m等所定の長さに巻
き取って長い巻物状のテープを製造し、しかる後、この
長い巻物状に巻き取ったテープを、例えば15mm、2
0mm等所定幅に切断して製造している。
【0024】以下、本発明の具体的実施例について従来
例と比較して説明する。 実施例1 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)0.1重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
例と比較して説明する。 実施例1 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)0.1重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0025】実施例2 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)1重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部を配
合してなる粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)1重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部を配
合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0026】実施例3 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)5重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部を配
合してなる粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)5重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部を配
合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0027】実施例4 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)10重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)10重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0028】実施例5 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)20重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)20重量部、Pb系安定剤(具体的に
は、水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白
色顔料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体
に、エマルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体
(具体的には、日本合成ゴム株式会社製 PL460
1)60重量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型
のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式会社製 L
IR700)10重量部、フェノール系老化防止剤(具
体的には、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量
部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0029】実施例6 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)2重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部、ベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤(具体的には、2−メル
カプトベンゾイミダゾール)1.5重量部を配合してな
る粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)2重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部、ベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤(具体的には、2−メル
カプトベンゾイミダゾール)1.5重量部を配合してな
る粘着剤を塗布したものである。
【0030】実施例7 本実施例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)5重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部、ベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤(具体的には、2−メル
カプトベンゾイミダゾール)0.5重量部を配合してな
る粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、エポ
キシ化大豆油(具体的には、大日本インキ株式会社製
O−130P)5重量部、Pb系安定剤(具体的には、
水澤化学株式会社製 OGW−02)4重量部、白色顔
料(酸化チタン)2重量部を配合してなる支持体に、エ
マルジョン型のスチレン・ブタジエン系重合体(具体的
には、日本合成ゴム株式会社製 PL4601)60重
量部、天然ゴム30重量部、エマルジョン型のポリイソ
プレン(具体的には、クラレ株式会社製 LIR70
0)10重量部、フェノール系老化防止剤(具体的に
は、吉富製薬株式会社製 KM2106)3重量部、ベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤(具体的には、2−メル
カプトベンゾイミダゾール)0.5重量部を配合してな
る粘着剤を塗布したものである。
【0031】従来例1 従来例1は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb
系安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−
02)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配
合してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタ
ジエン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エ
マルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株
式会社製 LIR700)10重量部、フェノール系老
化防止剤(具体的には、吉富製薬株式会社製 KM21
06)3重量部を配合してなる粘着剤を塗布したもので
ある。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb
系安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−
02)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配
合してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタ
ジエン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エ
マルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株
式会社製 LIR700)10重量部、フェノール系老
化防止剤(具体的には、吉富製薬株式会社製 KM21
06)3重量部を配合してなる粘着剤を塗布したもので
ある。
【0032】従来例2 従来例2は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビ
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb
系安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−
02)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配
合してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタ
ジエン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エ
マルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株
式会社製 LIR700)10重量部、フェノール系老
化防止剤(具体的には、吉富製薬株式会社製 KM21
06)3重量部、ベンゾイミダゾール系老化防止剤(具
体的には、2−メルカプトベンゾイミダゾール)1.5
重量部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
ニル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)
100重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的
には、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb
系安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−
02)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配
合してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタ
ジエン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エ
マルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株
式会社製 LIR700)10重量部、フェノール系老
化防止剤(具体的には、吉富製薬株式会社製 KM21
06)3重量部、ベンゾイミダゾール系老化防止剤(具
体的には、2−メルカプトベンゾイミダゾール)1.5
重量部を配合してなる粘着剤を塗布したものである。
【0033】比較例 比較例は、PVC(平均重合度1100のポリ塩化ビニ
ル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)1
00重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的に
は、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb系
安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−0
2)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配合
してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタジ
エン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エマ
ルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式
会社製 LIR700)10重量部、ベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤(具体的には、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール)3重量部を配合してなる粘着剤を塗布した
ものである。
ル、以下同じ)(具体的には、三井東圧株式会社製)1
00重量部に対して、ジオクチルフタレート(具体的に
は、積水化学株式会社製 DOP)50重量部、Pb系
安定剤(具体的には、水澤化学株式会社製 OGW−0
2)4重量部、白色顔料(酸化チタン)2重量部を配合
してなる支持体に、エマルジョン型のスチレン・ブタジ
エン系重合体(具体的には、日本合成ゴム株式会社製
PL4601)60重量部、天然ゴム30重量部、エマ
ルジョン型のポリイソプレン(具体的には、クラレ株式
会社製 LIR700)10重量部、ベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤(具体的には、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール)3重量部を配合してなる粘着剤を塗布した
ものである。
【0034】これらの実施例に基づくPVC系粘着テー
プと、従来例、比較例に基づくPVC系粘着テープのそ
れぞれについて、サンシャイン・ウェザーオ・メータに
よる12Hr後、15Hr後、25Hr後、48Hr
後、60Hr後、96Hr後について、及び80℃エア
・オーブン内における5日後、6日後、7日後、10日
後、12日後、14日後についてのPVCフィルムの変
色と、サンシャイン・ウェザーオ・メータによる12H
r後、15Hr後、25Hr後、48Hr後、60Hr
後、96Hr後について、及び80℃エア・オーブン内
における5日後、6日後、7日後、10日後、12日
後、14日後についての粘着剤凝集破壊の有無について
の比較結果が表1に示されている。
プと、従来例、比較例に基づくPVC系粘着テープのそ
れぞれについて、サンシャイン・ウェザーオ・メータに
よる12Hr後、15Hr後、25Hr後、48Hr
後、60Hr後、96Hr後について、及び80℃エア
・オーブン内における5日後、6日後、7日後、10日
後、12日後、14日後についてのPVCフィルムの変
色と、サンシャイン・ウェザーオ・メータによる12H
r後、15Hr後、25Hr後、48Hr後、60Hr
後、96Hr後について、及び80℃エア・オーブン内
における5日後、6日後、7日後、10日後、12日
後、14日後についての粘着剤凝集破壊の有無について
の比較結果が表1に示されている。
【0035】
【表 1】 表1におけるPVCフィルムの変色評価は、いずれも目
視評価で行い、PVCフィルムの変色において、○は変
色無しを、×は変色有りをそれぞれ示している。また、
表1における粘着剤凝集破壊評価は、粘着剤が凝集力を
失い粘着力が著しく低下し、巻き付けても直ぐに離脱し
てしまうような状態を示しており、粘着剤凝集破壊にお
いて、○は凝集破壊無しを、×は凝集破壊有りをそれぞ
れ示している。
視評価で行い、PVCフィルムの変色において、○は変
色無しを、×は変色有りをそれぞれ示している。また、
表1における粘着剤凝集破壊評価は、粘着剤が凝集力を
失い粘着力が著しく低下し、巻き付けても直ぐに離脱し
てしまうような状態を示しており、粘着剤凝集破壊にお
いて、○は凝集破壊無しを、×は凝集破壊有りをそれぞ
れ示している。
【0036】表1における実施例1〜実施例5は、いず
れも支持体2にエポキシ化大豆油を配合しており、実施
例6、実施例7は、支持体2にエポキシ化大豆油を配合
し、さらに粘着剤4にベンゾイミダゾール系老化防止剤
を配合している。一方、従来例1、従来例2、比較例
は、いずれも支持体2にエポキシ化大豆油が配合されて
おらず、従来例1は、粘着剤4にフェノール系老化防止
剤のみを配合しており、従来例2は、粘着剤4にフェノ
ール系老化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール系老化
防止剤を配合しており、比較例は、粘着剤4の老化防止
剤にフェノール系老化防止剤に代えて、ベンゾイミダゾ
ール系老化防止剤のみを配合している。
れも支持体2にエポキシ化大豆油を配合しており、実施
例6、実施例7は、支持体2にエポキシ化大豆油を配合
し、さらに粘着剤4にベンゾイミダゾール系老化防止剤
を配合している。一方、従来例1、従来例2、比較例
は、いずれも支持体2にエポキシ化大豆油が配合されて
おらず、従来例1は、粘着剤4にフェノール系老化防止
剤のみを配合しており、従来例2は、粘着剤4にフェノ
ール系老化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール系老化
防止剤を配合しており、比較例は、粘着剤4の老化防止
剤にフェノール系老化防止剤に代えて、ベンゾイミダゾ
ール系老化防止剤のみを配合している。
【0037】表1の結果からも明らかな如く、実施例1
と従来例1とを比較すると、実施例1と従来例1の組成
上の差異は、従来例1の組成の支持体にエポキシ化大豆
油を0.5重量部配合している点である。この実施例1
と従来例1とを比較すると、支持体のサンシャイン・ウ
ェザーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価にお
いては、従来例1が12Hrで変色を起こしているのに
対し、実施例1は15Hrまで変色せず効果が向上して
いることが解る。しかし、80℃雰囲気中を形成するエ
ア・オーブン内に長時間放置したときのPVCフィルム
の変色評価では、実施例1、従来例1共に、6日後に変
色を起こしている。また、実施例1と従来例1とを比較
すると、粘着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・
メータによる粘着剤凝集破壊評価においては、従来例1
が15Hr後には凝集破壊を起こしているが、実施例1
は15Hr後でも凝集破壊を起こしておらず効果が向上
していることが解る。さらに、80℃エア・オーブンに
よる粘着剤凝集破壊評価においても、従来例1が6日後
には凝集破壊を起こしているのに対し、実施例1は6日
後でも凝集破壊を起こしておらず効果が向上しているこ
とが解る。
と従来例1とを比較すると、実施例1と従来例1の組成
上の差異は、従来例1の組成の支持体にエポキシ化大豆
油を0.5重量部配合している点である。この実施例1
と従来例1とを比較すると、支持体のサンシャイン・ウ
ェザーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価にお
いては、従来例1が12Hrで変色を起こしているのに
対し、実施例1は15Hrまで変色せず効果が向上して
いることが解る。しかし、80℃雰囲気中を形成するエ
ア・オーブン内に長時間放置したときのPVCフィルム
の変色評価では、実施例1、従来例1共に、6日後に変
色を起こしている。また、実施例1と従来例1とを比較
すると、粘着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・
メータによる粘着剤凝集破壊評価においては、従来例1
が15Hr後には凝集破壊を起こしているが、実施例1
は15Hr後でも凝集破壊を起こしておらず効果が向上
していることが解る。さらに、80℃エア・オーブンに
よる粘着剤凝集破壊評価においても、従来例1が6日後
には凝集破壊を起こしているのに対し、実施例1は6日
後でも凝集破壊を起こしておらず効果が向上しているこ
とが解る。
【0038】実施例2のように支持体2に配合されるエ
ポキシ化大豆油が増えると、表1の結果からも明らかな
如く、実施例1よりもさらに効果が向上している。すな
わち、実施例2は、支持体のサンシャイン・ウェザーオ
・メータによるPVCフィルムの変色評価においては、
24Hr後まで変色を起こすことがなく、80℃エア・
オーブンによるPVCフィルムの変色評価でも、7日後
まで変色を起こことがない。実施例1の15Hr後、6
日後に比しても効果の向上がみられる。さらに、実施例
2は、粘着剤の粘着剤凝集破壊評価をみても、粘着剤に
ついてのサンシャイン・ウェザーオ・メータによる粘着
剤凝集破壊評価が48Hr後に凝集破壊を起こし、80
℃エア・オーブンによる粘着剤凝集破壊評価でも、10
日後に変色を起ている。これは、実施例1の24Hr
後、7日後に比しても効果の向上がみられる。
ポキシ化大豆油が増えると、表1の結果からも明らかな
如く、実施例1よりもさらに効果が向上している。すな
わち、実施例2は、支持体のサンシャイン・ウェザーオ
・メータによるPVCフィルムの変色評価においては、
24Hr後まで変色を起こすことがなく、80℃エア・
オーブンによるPVCフィルムの変色評価でも、7日後
まで変色を起こことがない。実施例1の15Hr後、6
日後に比しても効果の向上がみられる。さらに、実施例
2は、粘着剤の粘着剤凝集破壊評価をみても、粘着剤に
ついてのサンシャイン・ウェザーオ・メータによる粘着
剤凝集破壊評価が48Hr後に凝集破壊を起こし、80
℃エア・オーブンによる粘着剤凝集破壊評価でも、10
日後に変色を起ている。これは、実施例1の24Hr
後、7日後に比しても効果の向上がみられる。
【0039】実施例3に示すのように実施例2の支持体
2に配合されるエポキシ化大豆油よりも多くのエポキシ
化大豆油(実施例2の5倍の量)が配合されると、さら
に効果が向上している。すなわち、実施例3は、支持体
のサンシャイン・ウェザーオ・メータによるPVCフィ
ルムの変色評価においては、60Hr後まで変色を起こ
すことがなく、80℃エア・オーブンによるPVCフィ
ルムの変色評価でも、12日後まで変色を起こことがな
い。実施例2の24Hr後、7日後に比しても効果の向
上がみられる。さらに、実施例3は、粘着剤の粘着剤凝
集破壊評価をみても、粘着剤についてのサンシャイン・
ウェザーオ・メータによる粘着剤凝集破壊評価が96H
r後に凝集破壊を起こし、80℃エア・オーブンによる
粘着剤凝集破壊評価でも、14日後に変色を起ている。
これは、実施例2の48Hr後、10日後に比しても効
果の向上がみられる。
2に配合されるエポキシ化大豆油よりも多くのエポキシ
化大豆油(実施例2の5倍の量)が配合されると、さら
に効果が向上している。すなわち、実施例3は、支持体
のサンシャイン・ウェザーオ・メータによるPVCフィ
ルムの変色評価においては、60Hr後まで変色を起こ
すことがなく、80℃エア・オーブンによるPVCフィ
ルムの変色評価でも、12日後まで変色を起こことがな
い。実施例2の24Hr後、7日後に比しても効果の向
上がみられる。さらに、実施例3は、粘着剤の粘着剤凝
集破壊評価をみても、粘着剤についてのサンシャイン・
ウェザーオ・メータによる粘着剤凝集破壊評価が96H
r後に凝集破壊を起こし、80℃エア・オーブンによる
粘着剤凝集破壊評価でも、14日後に変色を起ている。
これは、実施例2の48Hr後、10日後に比しても効
果の向上がみられる。
【0040】この実施例3は、粘着剤にフェノール系老
化防止剤に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を配
合する従来例2と比較しても、従来例2よりも効果の向
上がみられる。すなわち、実施例3と従来例2とを比較
すると、表1の結果から明らかな如く、実施例3と従来
例2の組成上の差異は、実施例3は支持体2に5重量部
のエポキシ化大豆油を配合したのに対し、従来例2は、
支持体2は従来例1と同一で、粘着剤にフェノール系老
化防止剤に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を
1.5重量部配合している点である。この実施例3と従
来例2とを比較すると、支持体のサンシャイン・ウェザ
ーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価において
は、従来例2が60Hr後で変色を起こしているのに対
し、実施例3は96Hr後に変色を起こしており、効果
が向上していることが解る。80℃エア・オーブンによ
るPVCフィルムの変色評価においても、従来例2が1
0日後で変色を起こしているのに対し、実施例3は12
日後で変色を起こしており、効果が向上していることが
解る。さらに、実施例3と従来例2とを比較すると、粘
着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・メータによ
る粘着剤凝集破壊評価においては、従来例2が48Hr
後には凝集破壊を起こしているが、実施例3は48Hr
後では凝集破壊を起こさず、96Hr後に凝集破壊を起
こし、効果が向上していることが解る。さらに、80℃
エア・オーブンによる粘着剤凝集破壊評価においても、
従来例2が12日後には凝集破壊を起こしているのに対
し、実施例3は12日後でも凝集破壊を起こしておら
ず、14日後には凝集破壊を起こしており、効果が向上
していることが解る。
化防止剤に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を配
合する従来例2と比較しても、従来例2よりも効果の向
上がみられる。すなわち、実施例3と従来例2とを比較
すると、表1の結果から明らかな如く、実施例3と従来
例2の組成上の差異は、実施例3は支持体2に5重量部
のエポキシ化大豆油を配合したのに対し、従来例2は、
支持体2は従来例1と同一で、粘着剤にフェノール系老
化防止剤に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を
1.5重量部配合している点である。この実施例3と従
来例2とを比較すると、支持体のサンシャイン・ウェザ
ーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価において
は、従来例2が60Hr後で変色を起こしているのに対
し、実施例3は96Hr後に変色を起こしており、効果
が向上していることが解る。80℃エア・オーブンによ
るPVCフィルムの変色評価においても、従来例2が1
0日後で変色を起こしているのに対し、実施例3は12
日後で変色を起こしており、効果が向上していることが
解る。さらに、実施例3と従来例2とを比較すると、粘
着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・メータによ
る粘着剤凝集破壊評価においては、従来例2が48Hr
後には凝集破壊を起こしているが、実施例3は48Hr
後では凝集破壊を起こさず、96Hr後に凝集破壊を起
こし、効果が向上していることが解る。さらに、80℃
エア・オーブンによる粘着剤凝集破壊評価においても、
従来例2が12日後には凝集破壊を起こしているのに対
し、実施例3は12日後でも凝集破壊を起こしておら
ず、14日後には凝集破壊を起こしており、効果が向上
していることが解る。
【0041】実施例4、実施例5のようにさらに支持体
2に配合されるエポキシ化大豆油が増量(実施例4では
10重量部、実施例5では20重量部)されると、効果
は、さらに向上している。
2に配合されるエポキシ化大豆油が増量(実施例4では
10重量部、実施例5では20重量部)されると、効果
は、さらに向上している。
【0042】これら実施例4、実施例5と従来例1、従
来例2、比較例とを比較するまでもなく、表1の結果か
ら明らかに効果が向上している。
来例2、比較例とを比較するまでもなく、表1の結果か
ら明らかに効果が向上している。
【0043】次に、実施例6、実施例7と従来例2、比
較例とを比較する。実施例6、実施例7は、共に支持体
2にエポキシ化大豆油を配合し、さらに粘着剤4にベン
ゾイミダゾール系老化防止剤に加えてベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤を配合している。また、従来例2、比較
例は、共に支持体2にエポキシ化大豆油が配合されてお
らず、従来例2は、粘着剤4にフェノール系老化防止剤
に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合してお
り、比較例は、粘着剤4の老化防止剤にフェノール系老
化防止剤に代えて、ベンゾイミダゾール系老化防止剤の
みを配合している。表1の結果からも明らかな如く、実
施例6と従来例2とを比較すると、実施例6と従来例2
の組成上の差異は、従来例2の組成の支持体にエポキシ
化大豆油を2重量部配合している点である。この実施例
6と従来例2とを比較すると、支持体のサンシャイン・
ウェザーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価に
おいては、従来例2が60Hr後で変色を起こしている
のに対し、実施例6は60Hrでも変色をせず、96H
r後で変色を起こしており、効果が向上していることが
解る。しかも、80℃エア・オーブンによるPVCフィ
ルムの変色評価でも、実施例6は、12日後でも変色を
起こさない。これに対し、従来例2は、10日後では変
色を起こさないが、12日後でも変色を起こしており、
効果が向上していることが解る。
較例とを比較する。実施例6、実施例7は、共に支持体
2にエポキシ化大豆油を配合し、さらに粘着剤4にベン
ゾイミダゾール系老化防止剤に加えてベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤を配合している。また、従来例2、比較
例は、共に支持体2にエポキシ化大豆油が配合されてお
らず、従来例2は、粘着剤4にフェノール系老化防止剤
に加えてベンゾイミダゾール系老化防止剤を配合してお
り、比較例は、粘着剤4の老化防止剤にフェノール系老
化防止剤に代えて、ベンゾイミダゾール系老化防止剤の
みを配合している。表1の結果からも明らかな如く、実
施例6と従来例2とを比較すると、実施例6と従来例2
の組成上の差異は、従来例2の組成の支持体にエポキシ
化大豆油を2重量部配合している点である。この実施例
6と従来例2とを比較すると、支持体のサンシャイン・
ウェザーオ・メータによるPVCフィルムの変色評価に
おいては、従来例2が60Hr後で変色を起こしている
のに対し、実施例6は60Hrでも変色をせず、96H
r後で変色を起こしており、効果が向上していることが
解る。しかも、80℃エア・オーブンによるPVCフィ
ルムの変色評価でも、実施例6は、12日後でも変色を
起こさない。これに対し、従来例2は、10日後では変
色を起こさないが、12日後でも変色を起こしており、
効果が向上していることが解る。
【0044】また、実施例6と従来例2とを比較する
と、粘着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・メー
タによる粘着剤凝集破壊評価においては、従来例2が6
0Hr後には凝集破壊を起こしているが、実施例6は6
0Hr後でも凝集破壊を起こしておらず、96Hr後に
凝集破壊を起こしており、効果が向上していることが解
る。さらに、80℃エア・オーブンによる粘着剤凝集破
壊評価においても、従来例2が12日後には凝集破壊を
起こしているのに対し、実施例6は12日後でも凝集破
壊を起こしておらず16後に凝集破壊を起こしており、
効果が向上していることが解る。比較例は、従来例2よ
りも性能が劣っているので、比較例と実施例6とを比較
するまでもない。
と、粘着剤についてのサンシャイン・ウェザーオ・メー
タによる粘着剤凝集破壊評価においては、従来例2が6
0Hr後には凝集破壊を起こしているが、実施例6は6
0Hr後でも凝集破壊を起こしておらず、96Hr後に
凝集破壊を起こしており、効果が向上していることが解
る。さらに、80℃エア・オーブンによる粘着剤凝集破
壊評価においても、従来例2が12日後には凝集破壊を
起こしているのに対し、実施例6は12日後でも凝集破
壊を起こしておらず16後に凝集破壊を起こしており、
効果が向上していることが解る。比較例は、従来例2よ
りも性能が劣っているので、比較例と実施例6とを比較
するまでもない。
【0045】実施例7と従来例2とを比較すると、表1
の結果からも明らかな如く、実施例7と従来例2の組成
上の差異は、従来例2の組成の支持体にエポキシ化大豆
油を2重量部配合している点である。この実施例7と従
来例2とを比較すると、全く同一の性能が得られている
ことが判る。この実施例7と従来例2の組成を比較する
と、従来例2の支持体には、エポキシ化大豆油が配合さ
れておらず、粘着剤4の老化防止剤にフェノール系老化
防止剤に代えて配合するベンゾイミダゾール系老化防止
剤の配合量が、従来例2が1.5重量部であるのに対
し、実施例7が0.5重量部と高価なベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤の配合量を著しく減少することができる
ことが判る。
の結果からも明らかな如く、実施例7と従来例2の組成
上の差異は、従来例2の組成の支持体にエポキシ化大豆
油を2重量部配合している点である。この実施例7と従
来例2とを比較すると、全く同一の性能が得られている
ことが判る。この実施例7と従来例2の組成を比較する
と、従来例2の支持体には、エポキシ化大豆油が配合さ
れておらず、粘着剤4の老化防止剤にフェノール系老化
防止剤に代えて配合するベンゾイミダゾール系老化防止
剤の配合量が、従来例2が1.5重量部であるのに対
し、実施例7が0.5重量部と高価なベンゾイミダゾー
ル系老化防止剤の配合量を著しく減少することができる
ことが判る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩化ビニ
ル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面にフ
ェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してなる
粘着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組成物に
エポキシ化大豆油を配合することによって、粘着剤中に
フェノール系老化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール
系老化防止剤を加えなくても、粘着剤中に配合されるフ
ェノール系老化防止剤による支持体の変色を抑制するこ
とができ、熱による粘着剤の凝集力低下を防止すること
ができる。
ル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面にフ
ェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してなる
粘着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組成物に
エポキシ化大豆油を配合することによって、粘着剤中に
フェノール系老化防止剤に加えて、ベンゾイミダゾール
系老化防止剤を加えなくても、粘着剤中に配合されるフ
ェノール系老化防止剤による支持体の変色を抑制するこ
とができ、熱による粘着剤の凝集力低下を防止すること
ができる。
【0048】そして、ポリ塩化ビニル100重量部に、
フタル酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆
油0.1〜20重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を
配合してなる支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を
配合してなるゴム材にフェノール系老化防止剤を配合し
てなる粘着剤を塗布して構成しているため、粘着剤中に
配合されるフェノール系老化防止剤による支持体の変色
を抑制することができ、熱による粘着剤の凝集力低下を
防止することができる。
フタル酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆
油0.1〜20重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を
配合してなる支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を
配合してなるゴム材にフェノール系老化防止剤を配合し
てなる粘着剤を塗布して構成しているため、粘着剤中に
配合されるフェノール系老化防止剤による支持体の変色
を抑制することができ、熱による粘着剤の凝集力低下を
防止することができる。
【0049】また、可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩
化ビニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の
面にフェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布し
てなる粘着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組
成物にエポキシ化大豆油を配合すると共に、粘着剤にベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤を配合することによっ
て、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤によ
る支持体の変色をより長期に渡って抑制することがで
き、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することができ
る。
化ビニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の
面にフェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布し
てなる粘着テープの支持体を構成する塩化ビニル樹脂組
成物にエポキシ化大豆油を配合すると共に、粘着剤にベ
ンゾイミダゾール系老化防止剤を配合することによっ
て、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤によ
る支持体の変色をより長期に渡って抑制することがで
き、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することができ
る。
【0050】そして、ポリ塩化ビニル100重量部に、
フタル酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆
油2〜5重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を配合し
てなる支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を配合し
てなるゴム材100重量部にフェノール系老化防止剤を
3重量部、ベンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5〜
0.5重量部配合してなる粘着剤を塗布して構成してい
るため、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤
による支持体の変色をより長期に渡って抑制することが
でき、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することがで
きる。
フタル酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆
油2〜5重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を配合し
てなる支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を配合し
てなるゴム材100重量部にフェノール系老化防止剤を
3重量部、ベンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5〜
0.5重量部配合してなる粘着剤を塗布して構成してい
るため、粘着剤中に配合されるフェノール系老化防止剤
による支持体の変色をより長期に渡って抑制することが
でき、熱による粘着剤の凝集力低下を防止することがで
きる。
【図1】本発明に係る粘着テープの全体斜視図である。
【図2】図1に図示の粘着テープの正面図である。
【図3】従来の粘着テープの構造を示す図である。
【図4】従来の粘着テープの製造方法を示す図である。
【図5】従来の粘着テープの製造方法を示す図である。
1………………………………………………………………
……粘着テープ 2………………………………………………………………
……支持体 3………………………………………………………………
……巻芯 4………………………………………………………………
……粘着剤 5………………………………………………………………
……プライマー
……粘着テープ 2………………………………………………………………
……支持体 3………………………………………………………………
……巻芯 4………………………………………………………………
……粘着剤 5………………………………………………………………
……プライマー
Claims (4)
- 【請求項1】 可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩化ビ
ニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面に
フェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してな
る粘着テープにおいて、前記塩化ビニル樹脂組成物にエ
ポキシ化大豆油を配合して構成したことを特徴とする粘
着テープ。 - 【請求項2】 ポリ塩化ビニル100重量部に、フタル
酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆油0.
1〜20重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を配合し
てなる支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を配合し
てなるゴム材にフェノール系老化防止剤を配合した粘着
剤を塗布して構成したことを特徴とする粘着テープ。 - 【請求項3】 可塑剤、安定剤、顔料を添加した塩化ビ
ニル樹脂組成物からなる支持体の少なくとも一方の面に
フェノール系老化防止剤を配合した粘着剤を塗布してな
る粘着テープにおいて、前記塩化ビニル樹脂組成物にエ
ポキシ化大豆油を配合すると共に、前記粘着剤にベンゾ
イミダゾール系老化防止剤を配合して構成したことを特
徴とする粘着テープ。 - 【請求項4】 ポリ塩化ビニル100重量部に、フタル
酸エステル系可塑剤50重量部、エポキシ化大豆油2〜
5重量部、Pb系安定剤4重量部、顔料を配合してなる
支持体に、合成ゴムと天然ゴムに軟化剤を配合してなる
ゴム材100重量部にフェノール系老化防止剤を3重量
部、ベンゾイミダゾール系老化防止剤を1.5〜0.5
重量部配合してなる粘着剤を塗布して構成したことを特
徴とする粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188585A JP2942939B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188585A JP2942939B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741741A true JPH0741741A (ja) | 1995-02-10 |
JP2942939B2 JP2942939B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16226251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5188585A Expired - Fee Related JP2942939B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942939B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01304984A (ja) * | 1988-06-02 | 1989-12-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録材料 |
JP2000345121A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-12 | Yazaki Corp | Pvc粘着テープ |
WO2009139347A1 (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-19 | 電気化学工業株式会社 | 粘着フィルム |
WO2018168990A1 (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-20 | デンカ株式会社 | 粘着性シート、保護材及びワイヤーハーネス |
CN110760271A (zh) * | 2019-09-12 | 2020-02-07 | 上海仪电特镭宝信息科技有限公司 | 一种行李标签用对粘胶黏剂 |
WO2022107883A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 日東電工株式会社 | 粘着テープおよびその利用 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP5188585A patent/JP2942939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2018168990A1 (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-20 | デンカ株式会社 | 粘着性シート、保護材及びワイヤーハーネス |
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JP2942939B2 (ja) | 1999-08-30 |
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