JPH07408Y2 - 移動棚の台枠構造 - Google Patents
移動棚の台枠構造Info
- Publication number
- JPH07408Y2 JPH07408Y2 JP1989142746U JP14274689U JPH07408Y2 JP H07408 Y2 JPH07408 Y2 JP H07408Y2 JP 1989142746 U JP1989142746 U JP 1989142746U JP 14274689 U JP14274689 U JP 14274689U JP H07408 Y2 JPH07408 Y2 JP H07408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- saddle
- wheel
- underframe
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、手動または自動により移動可能な移動棚にお
ける車輪を備える台枠構造に関する。
ける車輪を備える台枠構造に関する。
従来技術 移動棚は、一般に床面に敷設されたレール上を車輪を介
して円滑に移動するものであり、移動棚の台枠に車輪を
設けた例は種々あり、そのうち台枠のサドルをチャンネ
ル状としその開口を上向きとした先行例(実公昭62−36
441号公報)がある。
して円滑に移動するものであり、移動棚の台枠に車輪を
設けた例は種々あり、そのうち台枠のサドルをチャンネ
ル状としその開口を上向きとした先行例(実公昭62−36
441号公報)がある。
同例に記載されたものは、サドルに相当する車輪ビーム
を断面上向きコ字状に形成して、該コ字状溝内の左右両
側に車輪を回動自在に軸支し車輪の下端部を車輪ビーム
の下端から下方に突出させている。
を断面上向きコ字状に形成して、該コ字状溝内の左右両
側に車輪を回動自在に軸支し車輪の下端部を車輪ビーム
の下端から下方に突出させている。
そして車輪より上方に端縁が折曲されて偏平な箱状とさ
れた最下段の棚板である地板が配設される構造となって
いる。
れた最下段の棚板である地板が配設される構造となって
いる。
また車輪ビームの上端からフランジ部を互いに外向きに
突設している。
突設している。
さらに支柱8は直接車輪ビーム11に支持されてはいな
い。
い。
解決しようとする課題 したがって車輪より上方に箱状の地板の厚さ分は高い位
置に収納物の載置面が位置することになり、収納効率が
悪い。
置に収納物の載置面が位置することになり、収納効率が
悪い。
なお車輪の径を小さくすればそれだけ棚板の高さを低く
でき収納効率を良くすることができるが、走行抵抗が大
きくなり荷重の大きいものには耐えられない。
でき収納効率を良くすることができるが、走行抵抗が大
きくなり荷重の大きいものには耐えられない。
また車輪ビームの上端からフランジ部を互いに外向きに
突設しているので、支柱を車輪ビームを支えに立設する
場合には、支柱より外側にフランジ部が突出することに
なり移動棚の支柱より内側の収納スペース以外に外側に
張り出している分移動棚の全体幅が大きくなり設置面積
を広くとることになる。
突設しているので、支柱を車輪ビームを支えに立設する
場合には、支柱より外側にフランジ部が突出することに
なり移動棚の支柱より内側の収納スペース以外に外側に
張り出している分移動棚の全体幅が大きくなり設置面積
を広くとることになる。
さらに支柱を支持するのに車輪ビームを直接用いていな
いので、支柱を支持する部材を別途必要とし部品点数が
増え組み立ても面倒となる。
いので、支柱を支持する部材を別途必要とし部品点数が
増え組み立ても面倒となる。
本願考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は移動棚の設置面積を有効に利用して収納効率の
高い移動棚を簡単に構成できる台枠構造を供する点にあ
る。
する処は移動棚の設置面積を有効に利用して収納効率の
高い移動棚を簡単に構成できる台枠構造を供する点にあ
る。
課題を解決するための手段および作用 上記目的を達成するために、本考案は、間口面に対して
直角方向に前後動する移動棚において、断面をチャンネ
ル状に折曲し開口を上向きとするとともに同上向きの開
口を一部残して相対向する両側壁の上端を棚の内側同一
方向に折曲した前後に長尺のサドルを台枠の一部とし、
前記サドルの上向きの開口から棚柱を嵌入し前記サドル
の底壁で前記棚柱の下端を支持して棚を台枠上に立設
し、前記サドルの前後端近傍の底壁に矩形の車輪孔を穿
設し、同車輪孔と同じ前後位置で両側壁間に車軸を架設
し、同車軸に軸支された車輪が前記車輪孔に嵌まり一部
を前記サドルより下方に突出させ一部を前記サドルより
上方へ突出させた移動棚の台枠構造とした。
直角方向に前後動する移動棚において、断面をチャンネ
ル状に折曲し開口を上向きとするとともに同上向きの開
口を一部残して相対向する両側壁の上端を棚の内側同一
方向に折曲した前後に長尺のサドルを台枠の一部とし、
前記サドルの上向きの開口から棚柱を嵌入し前記サドル
の底壁で前記棚柱の下端を支持して棚を台枠上に立設
し、前記サドルの前後端近傍の底壁に矩形の車輪孔を穿
設し、同車輪孔と同じ前後位置で両側壁間に車軸を架設
し、同車軸に軸支された車輪が前記車輪孔に嵌まり一部
を前記サドルより下方に突出させ一部を前記サドルより
上方へ突出させた移動棚の台枠構造とした。
開口を上向きにしたチャンネル状のサドルに軸支された
車輪の上部がサドルより上方へ突出しているので、偏平
箱状の棚板の内部に車輪上部を内包して棚板を載置する
ことで収納物の載置面を車輪より僅かに棚板の板厚程度
高い位置に位置させることができる。
車輪の上部がサドルより上方へ突出しているので、偏平
箱状の棚板の内部に車輪上部を内包して棚板を載置する
ことで収納物の載置面を車輪より僅かに棚板の板厚程度
高い位置に位置させることができる。
したがって大きな荷重に耐え走行抵抗を小さく維持でき
る程度に径の大きい車輪でも棚板の載置面を低くするこ
とができ収納効率を上げることができる。
る程度に径の大きい車輪でも棚板の載置面を低くするこ
とができ収納効率を上げることができる。
またサドルの両側側壁の上端を棚の内側同一方向に折曲
したことにより、サドルの強度を高めるとともに、上方
を開口したチャンネル状のサドル内に棚柱を嵌合支持す
ることで棚柱より外側に突出するものをなくして移動棚
の全体幅を無駄に広げる必要がないので、移動棚の設置
面積を有効に利用して収納効率の優れた移動棚の台枠構
造を供することができる。
したことにより、サドルの強度を高めるとともに、上方
を開口したチャンネル状のサドル内に棚柱を嵌合支持す
ることで棚柱より外側に突出するものをなくして移動棚
の全体幅を無駄に広げる必要がないので、移動棚の設置
面積を有効に利用して収納効率の優れた移動棚の台枠構
造を供することができる。
さらに上方を開口したチャンネル状のサドルに棚柱を嵌
入して支持するので、棚柱が確固として支持され、かつ
底壁に荷重がかかるので、取付け用ボルトに過度の負担
をかけず特別強度のあるボルトで螺着する必要はなく、
かつ棚柱を支持する特別の部材を必要とせず部品点数が
少なくてすみ組み立ても容易となる。
入して支持するので、棚柱が確固として支持され、かつ
底壁に荷重がかかるので、取付け用ボルトに過度の負担
をかけず特別強度のあるボルトで螺着する必要はなく、
かつ棚柱を支持する特別の部材を必要とせず部品点数が
少なくてすみ組み立ても容易となる。
実施例 以下第1図ないし第8図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
例について説明する。
本実施例の移動棚は、第1図ないし第3図に図示するよ
うに、集束時にそれぞれ相隣る間口が衝接しかつ奥行方
向に移動可能に配設された単位棚群のうち、任意の相隣
る単位棚間に手動により通路を形成しうるように構成さ
れたものである。
うに、集束時にそれぞれ相隣る間口が衝接しかつ奥行方
向に移動可能に配設された単位棚群のうち、任意の相隣
る単位棚間に手動により通路を形成しうるように構成さ
れたものである。
単位棚1は、サドル3および前後枠4からなる台枠2、
サドル3の前後端および中央に立設された棚柱5および
天板6、棚板7、網状の側板8から主に構成され、サド
ル3の前後に設けられた車輪9が床面に敷設されたレー
ル10上を転がり、走行することができる。
サドル3の前後端および中央に立設された棚柱5および
天板6、棚板7、網状の側板8から主に構成され、サド
ル3の前後に設けられた車輪9が床面に敷設されたレー
ル10上を転がり、走行することができる。
中央の棚柱5には把手11が取付けられていて、作業者は
その把手11を持って前後方向へ力を加えることで容易に
単位棚1を移動させることができる。
その把手11を持って前後方向へ力を加えることで容易に
単位棚1を移動させることができる。
かかる単位棚1の台枠2および棚柱5、車輪9等の取付
構造を第4図の分解斜視図に基づき説明する。
構造を第4図の分解斜視図に基づき説明する。
サドル3は、断面をチャンネル状に折曲し、開口を上向
きとして前後方向に指向して配されており、その両側壁
3aの上端は一部内方へ折曲されて前後端および中央の棚
柱5が立設される部分を除いて折曲片3bが形成されてい
る。
きとして前後方向に指向して配されており、その両側壁
3aの上端は一部内方へ折曲されて前後端および中央の棚
柱5が立設される部分を除いて折曲片3bが形成されてい
る。
そしてサドル3の底壁3cには、前後端より若干中央寄り
に矩形の車輪孔20が前後に形成されている。
に矩形の車輪孔20が前後に形成されている。
同車輪孔20と同じ前後位置における両側壁3aには対向し
て1対の車軸用の円孔21が穿設されている。
て1対の車軸用の円孔21が穿設されている。
一方車輪9は、内部にベアリング22を備えており、その
内輪の両側面に円筒状のカラー23を同軸に当接し、サド
ル3の両側壁3a間において車輪孔20に嵌装し、回転中心
軸を側壁3aの円孔21の中心に一致させて位置させ外側よ
り車軸24を貫通させる。
内輪の両側面に円筒状のカラー23を同軸に当接し、サド
ル3の両側壁3a間において車輪孔20に嵌装し、回転中心
軸を側壁3aの円孔21の中心に一致させて位置させ外側よ
り車軸24を貫通させる。
したがって車輪9は、その一部をサドル3の底壁3cより
下方へ突出した状態で回転自在に軸支される。なお車軸
24は、両端近傍所定位置に溝条24aが形成されていてサ
ドル3の側壁3aおよび車軸9のベアリング22を貫通後外
側から両溝条24aにスナップリング25が嵌着されて抜け
落ちないように止められる。
下方へ突出した状態で回転自在に軸支される。なお車軸
24は、両端近傍所定位置に溝条24aが形成されていてサ
ドル3の側壁3aおよび車軸9のベアリング22を貫通後外
側から両溝条24aにスナップリング25が嵌着されて抜け
落ちないように止められる。
左右一対のサドル3の前後に組付けられる前後枠4は、
やはりチャンネル状に折曲され、開口を内側へ向けてお
り、前方の前後枠4について説明すると、その前壁4aの
左右両端は後方へ折曲されて折曲片4bを形成し、上壁4c
は両端がサドル3の両側壁3aの間隔だけ切欠かれてい
る。
やはりチャンネル状に折曲され、開口を内側へ向けてお
り、前方の前後枠4について説明すると、その前壁4aの
左右両端は後方へ折曲されて折曲片4bを形成し、上壁4c
は両端がサドル3の両側壁3aの間隔だけ切欠かれてい
る。
前後枠4の前壁4aの両端近傍には円孔30を有し、同円孔
30には衝接ゴム31が嵌め込まれる。
30には衝接ゴム31が嵌め込まれる。
かかる前後枠4の前壁4aの両端をサドル3の前端に当て
がい、折曲片4bと下壁4dがサドル3の外側の側壁3aおよ
び底壁3cに外側から接し両者は溶接され台枠2が形成さ
れる。
がい、折曲片4bと下壁4dがサドル3の外側の側壁3aおよ
び底壁3cに外側から接し両者は溶接され台枠2が形成さ
れる。
棚柱5は、断面がL字状をなし、その各側板に所定間隔
に取付孔40が複数穿設されている。
に取付孔40が複数穿設されている。
かかる棚柱5を台枠2の角部において、各側板の下端部
分を台枠2の側壁に沿わせて立設し、サドル3の底壁3c
によって支持するようにし、サドル3の外側の側壁3aの
所要箇所に設けられた上下2個ずつの取付孔41と棚柱5
の下側の2個の取付孔40と合致させボルト42を貫通して
ナット43によって螺着し緊締する。
分を台枠2の側壁に沿わせて立設し、サドル3の底壁3c
によって支持するようにし、サドル3の外側の側壁3aの
所要箇所に設けられた上下2個ずつの取付孔41と棚柱5
の下側の2個の取付孔40と合致させボルト42を貫通して
ナット43によって螺着し緊締する。
サドル3の中央に立設される棚柱5は、前方の棚用と後
方の棚用の2本あり、互いに一側板を対向させ、他の側
板をサドル3の外側の側壁3aの内面に沿わせて底壁3c上
に立て、取付孔40,41どうしを合致させボルト42を貫通
し、ナット43により螺着固定する。
方の棚用の2本あり、互いに一側板を対向させ、他の側
板をサドル3の外側の側壁3aの内面に沿わせて底壁3c上
に立て、取付孔40,41どうしを合致させボルト42を貫通
し、ナット43により螺着固定する。
こうして前後各々に4本ずつ立てられた棚柱5にそれぞ
れ天板6および棚板7が架設される。
れ天板6および棚板7が架設される。
このようにして組立てられた単位棚1の要部詳細を第6
図ないし第8図に図示する。
図ないし第8図に図示する。
単位棚1が、車輪9を介して載せられるレール10は、長
尺の板の中央に半円筒状の突条10aが形成されたもの
で、床面50に敷かれた断面台形状のモルタル製基台51の
上面から一方の側面にかけて当てがわれたレール受け52
を介してその上面にレール10は敷設され、突条10aの両
側部10bをねじ53によってレール受け52に固着してい
る。
尺の板の中央に半円筒状の突条10aが形成されたもの
で、床面50に敷かれた断面台形状のモルタル製基台51の
上面から一方の側面にかけて当てがわれたレール受け52
を介してその上面にレール10は敷設され、突条10aの両
側部10bをねじ53によってレール受け52に固着してい
る。
なおレール受け52、基台51は、レール10の突条10aの下
方において、アンカーボルト54に貫挿されて床面50に固
定される。
方において、アンカーボルト54に貫挿されて床面50に固
定される。
こうして敷設されたレール10の突条10aを股ぐようにし
て車輪9の中央の溝条が嵌まり単位棚1は左右2条のレ
ール10上に安定して載る。
て車輪9の中央の溝条が嵌まり単位棚1は左右2条のレ
ール10上に安定して載る。
以上のように本実施例の移動棚は、サドル3が上方に向
いて開口しているので、棚柱5を立てるのにサドル3に
加工を施したり、特別の部材を用いたりする必要がな
く、製作に手間もかからない。
いて開口しているので、棚柱5を立てるのにサドル3に
加工を施したり、特別の部材を用いたりする必要がな
く、製作に手間もかからない。
また棚柱5はサドル3の底壁3cによって支持されるので
取付用のボルト42に過度の負担をかけず、特別強度のあ
るボルトを用いる必要はない。
取付用のボルト42に過度の負担をかけず、特別強度のあ
るボルトを用いる必要はない。
さらに、車輪9の上方は開放されているので、単位棚1
を持ち上げたりせずにレール10上に載置状態のまま点検
作業ができ、ベアリング22への潤滑油の注入も容易にで
き極めて便利である。
を持ち上げたりせずにレール10上に載置状態のまま点検
作業ができ、ベアリング22への潤滑油の注入も容易にで
き極めて便利である。
車輪9の上部は、台枠2に接する棚板7の厚さに納まる
位置までサドル3より上方に突出させることができるの
で、本実施例の如く台枠2の厚さ(上下幅)を小さくす
ることが可能である。
位置までサドル3より上方に突出させることができるの
で、本実施例の如く台枠2の厚さ(上下幅)を小さくす
ることが可能である。
このことはすなわち車輪9より棚板7の板厚分程度の僅
かに高い位置に収納物を載置する棚板7の載置面を有す
ることであり、載置面を低く維持して収納効率を高くす
ることができる。
かに高い位置に収納物を載置する棚板7の載置面を有す
ることであり、載置面を低く維持して収納効率を高くす
ることができる。
またサドル3の両側壁3aの上端は部分的に内方へ折曲し
て折曲片3bを形成してサドル3の強度を高めるととも
に、特に外側側壁3aの折曲片3bが内側に折曲されている
ことにより、上方を開口したチャンネル状のサドル3内
に嵌合支持した棚柱5より外側に側板をはみ出させる必
要がなく移動棚の全体幅を無駄に広げることがないの
で、移動棚の設置面積を有効に利用して収納効率の優れ
た移動棚の台枠構造を供することができる。
て折曲片3bを形成してサドル3の強度を高めるととも
に、特に外側側壁3aの折曲片3bが内側に折曲されている
ことにより、上方を開口したチャンネル状のサドル3内
に嵌合支持した棚柱5より外側に側板をはみ出させる必
要がなく移動棚の全体幅を無駄に広げることがないの
で、移動棚の設置面積を有効に利用して収納効率の優れ
た移動棚の台枠構造を供することができる。
考案の効果 本考案は、開口を上向きにしたチャンネル状のサドルに
軸支された車輪の上部がサドルより上方へ突出している
ので、偏平箱状の棚板の内部に車輪上部を内包して棚板
を載置することで収納物の載置面を車輪より僅かに棚板
の板厚程度高い位置に位置させることができる。
軸支された車輪の上部がサドルより上方へ突出している
ので、偏平箱状の棚板の内部に車輪上部を内包して棚板
を載置することで収納物の載置面を車輪より僅かに棚板
の板厚程度高い位置に位置させることができる。
したがって大きな荷重に耐え走行抵抗を小さく維持でき
る程度に径の大きい車輪でも棚板の載置面を低くするこ
とができ収納効率を上げることができる。
る程度に径の大きい車輪でも棚板の載置面を低くするこ
とができ収納効率を上げることができる。
またサドルの両側側壁の上端を内側同一方向に折曲した
ことにより、サドルの強度を高めるととともに、上方を
開口したチャンネル状のサドル内に棚柱を嵌合支持した
場合棚柱より外側に突出するものがなく移動棚の全体幅
を無駄に広げる必要がないので、移動棚の設置面積を有
効に利用して収納効率の優れた移動棚の台枠構造を供す
ることができる。
ことにより、サドルの強度を高めるととともに、上方を
開口したチャンネル状のサドル内に棚柱を嵌合支持した
場合棚柱より外側に突出するものがなく移動棚の全体幅
を無駄に広げる必要がないので、移動棚の設置面積を有
効に利用して収納効率の優れた移動棚の台枠構造を供す
ることができる。
さらに上方を開口したチャンネル状のサドルに棚柱を嵌
入して支持するので、棚柱が確固として支持され、かつ
底壁に荷重がかかるので、取付け用ボルトに過度の負担
をかけず特別強度のあるボルトで螺着する必要はなく、
かつ棚柱を支持する特別の部材を必要とせず部品点数が
少なくてすみ組み立ても容易となる。
入して支持するので、棚柱が確固として支持され、かつ
底壁に荷重がかかるので、取付け用ボルトに過度の負担
をかけず特別強度のあるボルトで螺着する必要はなく、
かつ棚柱を支持する特別の部材を必要とせず部品点数が
少なくてすみ組み立ても容易となる。
第1図は本考案に係る一実施例の移動棚の全体斜視図、
第2図は同実施例の単位棚の間口面を示す正面図、第3
図は側板8を取外した同側面図、第4図は台枠および台
枠周辺の分解斜視図、第5図はサドルの断面図、第6図
は台枠要部の正面図、第7図は同側面図、第8図は同平
面図、である。 1……単位棚、2……台枠、3……サドル、4……前後
枠、5……棚柱、6……天板、7……棚板、8……側
板、9……車輪、10……レール、11……把手、20……車
輪孔、21……円孔、22……ベアリング、23……カラー、
24……車軸、25……スナップリング、30……円孔、31…
…衝接ゴム、40,41……取付孔、42……ボルト、43……
ナット、50……床面、51……基台、52……レール受け、
53……ねじ、54……アンカーボルト
第2図は同実施例の単位棚の間口面を示す正面図、第3
図は側板8を取外した同側面図、第4図は台枠および台
枠周辺の分解斜視図、第5図はサドルの断面図、第6図
は台枠要部の正面図、第7図は同側面図、第8図は同平
面図、である。 1……単位棚、2……台枠、3……サドル、4……前後
枠、5……棚柱、6……天板、7……棚板、8……側
板、9……車輪、10……レール、11……把手、20……車
輪孔、21……円孔、22……ベアリング、23……カラー、
24……車軸、25……スナップリング、30……円孔、31…
…衝接ゴム、40,41……取付孔、42……ボルト、43……
ナット、50……床面、51……基台、52……レール受け、
53……ねじ、54……アンカーボルト
Claims (1)
- 【請求項1】間口面に対して直角方向に前後動する移動
棚において、 断面をチャンネル状に折曲し開口を上向きとするととも
に同上向きの開口を一部残して相対向する両側壁の上端
を棚の内側同一方向に折曲した前後に長尺のサドルを台
枠の一部とし、 前記サドルの上向きの開口から棚柱を嵌入し前記サドル
の底壁で前記棚柱の下端を支持して棚を台枠上に立設
し、 前記サドルの前後端近傍の底壁に矩形の車輪孔を穿設
し、同車輪孔と同じ前後位置で両側壁間に車軸を架設
し、同車軸に軸支された車輪が前記車輪孔に嵌まり一部
を前記サドルより下方に突出させ一部を前記サドルより
上方へ突出させたことを特徴とする移動棚の台枠構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989142746U JPH07408Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 移動棚の台枠構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989142746U JPH07408Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 移動棚の台枠構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382305U JPH0382305U (ja) | 1991-08-22 |
JPH07408Y2 true JPH07408Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31689562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989142746U Expired - Lifetime JPH07408Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 移動棚の台枠構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07408Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3999342B2 (ja) * | 1998-04-08 | 2007-10-31 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫における移動仕切壁 |
KR100639263B1 (ko) * | 2003-12-26 | 2006-10-27 | 주식회사 삼광씨스템 | 모빌 랙 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54122575A (en) * | 1978-03-14 | 1979-09-22 | Kongo Kk | Moving store room device |
JPS5936734U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-08 | 日本フアイリング製造株式会社 | 移動棚用台枠構造 |
JPS6236441U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-04 | ||
JPS634458U (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-12 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP1989142746U patent/JPH07408Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382305U (ja) | 1991-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |