JPH0738013Y2 - 内装トリム部材の取付構造 - Google Patents
内装トリム部材の取付構造Info
- Publication number
- JPH0738013Y2 JPH0738013Y2 JP3495690U JP3495690U JPH0738013Y2 JP H0738013 Y2 JPH0738013 Y2 JP H0738013Y2 JP 3495690 U JP3495690 U JP 3495690U JP 3495690 U JP3495690 U JP 3495690U JP H0738013 Y2 JPH0738013 Y2 JP H0738013Y2
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- JP
- Japan
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- trim member
- interior trim
- tongue piece
- tongue
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車体パネルの端縁に沿って取り付けられる長
尺な内装トリム部材の取付構造に関するものである。
尺な内装トリム部材の取付構造に関するものである。
従来の技術 一般に、自動車においては第6図で示す如くヘッドライ
ニングRのウインドウWの周辺との間に位置し、端末を
ピラーガーニッシュPで押えることにより長尺なトリム
部材Tを取り付けることが行われている。
ニングRのウインドウWの周辺との間に位置し、端末を
ピラーガーニッシュPで押えることにより長尺なトリム
部材Tを取り付けることが行われている。
従来、このトリム部材Tを取り付けるには第7図で示す
ようにトリム部材Tの縁辺を内側に曲げ込んで端部を挟
持することにより複数個所定間隔毎に備える別部材のバ
ネ鋼板等で形成されたクリップCが用いられている。そ
のクリップCを用いて、車体パネルPのインナーパネル
P1の端縁を挟み込んで突起部eをインナーパネルP1に設
けた開孔dで係止することによりヘッドライニングRの
端縁を片縁辺で覆うと共に、他縁辺をアウターパネルP2
の端縁に嵌着されたウェルトU側に位置させて装着する
ことが行なわれている。
ようにトリム部材Tの縁辺を内側に曲げ込んで端部を挟
持することにより複数個所定間隔毎に備える別部材のバ
ネ鋼板等で形成されたクリップCが用いられている。そ
のクリップCを用いて、車体パネルPのインナーパネル
P1の端縁を挟み込んで突起部eをインナーパネルP1に設
けた開孔dで係止することによりヘッドライニングRの
端縁を片縁辺で覆うと共に、他縁辺をアウターパネルP2
の端縁に嵌着されたウェルトU側に位置させて装着する
ことが行なわれている。
考案が解決しようとする課題 然し、上述した内装トリム部材の取付構造ではクリップ
Cをトリム部材Tの長手方向に沿って複数個備え付ける
から、トリム部材Tの目視される幅を狭く形成したくて
も、クリップCの幅を実際上小さくするのに限界があ
る。また、そのクリップCは部分的に設けるのでトリム
部材Tのグラ付き感がする如く取付状態の安定性に欠け
る。更に、クリップCを備え付けるのにトリム部材Tの
縁辺を内側に曲げ込むため、この部分でトリム部材の表
面側に変形等が生じ易い。
Cをトリム部材Tの長手方向に沿って複数個備え付ける
から、トリム部材Tの目視される幅を狭く形成したくて
も、クリップCの幅を実際上小さくするのに限界があ
る。また、そのクリップCは部分的に設けるのでトリム
部材Tのグラ付き感がする如く取付状態の安定性に欠け
る。更に、クリップCを備え付けるのにトリム部材Tの
縁辺を内側に曲げ込むため、この部分でトリム部材の表
面側に変形等が生じ易い。
本考案は、上述した課題を解決するよう改良した内装ト
リム部材の取付構造を提供することを目的とする。
リム部材の取付構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案の請求項1に係る内装トリム部材の取付構造にお
いては、弾性変形可能な材料から表面部と取付基部とを
有する横断面略C字状の長尺材に形成された内装トリム
部材の取付基部と、車体の開口部に向けて突出する車体
パネルの端縁とのいずれか一方に、長手方向に所定の間
隔を保つ対の切込みと該切込みによってその間に形成さ
れる舌片とからなる掛止め部を設け、他の一方には前記
舌片の対応位置に長手方向に沿って車内側に向けて突出
すると共に前記舌片と係合する係合凹部を設け、この係
合凹部には前記いずれか一方を舌片と該舌片の両側に位
置する舌片成形間隙部とで挟むことにより舌片を係合
し、更に、内装トリム部材を車体パネルの端縁に沿って
押し付けて取り付けると共に、車体パネルの車内側に取
り付けられるヘッドライニングの縁辺を内装トリム部材
の表面部で覆うことにより構成されている。
いては、弾性変形可能な材料から表面部と取付基部とを
有する横断面略C字状の長尺材に形成された内装トリム
部材の取付基部と、車体の開口部に向けて突出する車体
パネルの端縁とのいずれか一方に、長手方向に所定の間
隔を保つ対の切込みと該切込みによってその間に形成さ
れる舌片とからなる掛止め部を設け、他の一方には前記
舌片の対応位置に長手方向に沿って車内側に向けて突出
すると共に前記舌片と係合する係合凹部を設け、この係
合凹部には前記いずれか一方を舌片と該舌片の両側に位
置する舌片成形間隙部とで挟むことにより舌片を係合
し、更に、内装トリム部材を車体パネルの端縁に沿って
押し付けて取り付けると共に、車体パネルの車内側に取
り付けられるヘッドライニングの縁辺を内装トリム部材
の表面部で覆うことにより構成されている。
本考案の請求項2に係る内装トリム部材の取付構造にお
いては、一方には対の切込みと交差する方向で少なくと
も舌片の板面に突条を設け、他の一方には前記突条が嵌
り込む開孔を設けて舌片を開孔に係合配置することによ
り構成されている。
いては、一方には対の切込みと交差する方向で少なくと
も舌片の板面に突条を設け、他の一方には前記突条が嵌
り込む開孔を設けて舌片を開孔に係合配置することによ
り構成されている。
作用 本考案の請求項1に係る内装トリム部材の取付構造で
は、内装トリム部材の取付基部と、車体の開口部に向け
て突出する車体パネルの端縁のいずれか一方に、車内側
に向け突出するように設けた係合凹部を他の一方の係合
凹部に対応する位置に形成した舌片と、その舌片の両側
に位置する舌片成形間隔部とで挟込むことにより内装ト
リム部材が車体パネルの端縁に取り付けられている。こ
の車体パネルの端縁または内装トリム部材の取付基部に
は切込みを入れて舌片を含む掛止め部を形成するから、
トリム部材の目視される表面部を狭く成形できるばかり
でなく、内装トリム部材の取付基部を長手方向全長に亘
って車体パネルに当接できることによりグラ付き感のな
い極めて安定した状態に取り付けることができる。ま
た、掛止め部を内装トリム部材に形成するときでも取付
基部に設けるため、内装トリムの表面部に変形等が生ず
るのも避けられる。その内装トリム部材を取り付けるに
は一方の係合凹部を他の一方の掛止め部の切込みに差込
めばよいので、トリム部材を車体パネルの縁辺に簡単に
組み付けることができる。
は、内装トリム部材の取付基部と、車体の開口部に向け
て突出する車体パネルの端縁のいずれか一方に、車内側
に向け突出するように設けた係合凹部を他の一方の係合
凹部に対応する位置に形成した舌片と、その舌片の両側
に位置する舌片成形間隔部とで挟込むことにより内装ト
リム部材が車体パネルの端縁に取り付けられている。こ
の車体パネルの端縁または内装トリム部材の取付基部に
は切込みを入れて舌片を含む掛止め部を形成するから、
トリム部材の目視される表面部を狭く成形できるばかり
でなく、内装トリム部材の取付基部を長手方向全長に亘
って車体パネルに当接できることによりグラ付き感のな
い極めて安定した状態に取り付けることができる。ま
た、掛止め部を内装トリム部材に形成するときでも取付
基部に設けるため、内装トリムの表面部に変形等が生ず
るのも避けられる。その内装トリム部材を取り付けるに
は一方の係合凹部を他の一方の掛止め部の切込みに差込
めばよいので、トリム部材を車体パネルの縁辺に簡単に
組み付けることができる。
本考案の請求項2に係る内装トリム部材の取付構造で
は、一方には対の切込みと交差する方向で少なくとも舌
片の板面に突条を設け、この突条が嵌り込む開孔を他の
一方に設けて舌片を開孔に係合配置することから抜け外
れが生ずるのを確実に防止することができる。
は、一方には対の切込みと交差する方向で少なくとも舌
片の板面に突条を設け、この突条が嵌り込む開孔を他の
一方に設けて舌片を開孔に係合配置することから抜け外
れが生ずるのを確実に防止することができる。
実施例 以下、第1〜5図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
る。
この内装トリム部材の取付構造は、第6図で示すと同様
にヘッドライニングとウィンドウ周りとの間に位置させ
てトリム部材を車体パネルの端縁に取り付けるのに適用
されている。そのトリム部材1は、第1図で示すように
表面部1aと取付基部1bとを有する横断面略C字状の長尺
材に金属板等の弾性変形可能な材料で形成されている。
車体パネル2はヘッドライニング3が取り付けられるイ
ンナーパネル2aと第2図で示す如くアウターパネル2bと
からなり、第1図に*印で示す個所でアウターパネル2b
(第1図では省略されている。)をインナーパネル2aに
スポット溶接等で固定することにより組み立てられてい
る。また、ヘッドライニング3としてはスポンジ材と板
紙とを積層させて布地材を表面側に被着した成形天井を
用いることができる。
にヘッドライニングとウィンドウ周りとの間に位置させ
てトリム部材を車体パネルの端縁に取り付けるのに適用
されている。そのトリム部材1は、第1図で示すように
表面部1aと取付基部1bとを有する横断面略C字状の長尺
材に金属板等の弾性変形可能な材料で形成されている。
車体パネル2はヘッドライニング3が取り付けられるイ
ンナーパネル2aと第2図で示す如くアウターパネル2bと
からなり、第1図に*印で示す個所でアウターパネル2b
(第1図では省略されている。)をインナーパネル2aに
スポット溶接等で固定することにより組み立てられてい
る。また、ヘッドライニング3としてはスポンジ材と板
紙とを積層させて布地材を表面側に被着した成形天井を
用いることができる。
第1〜4図で示す実施例では、トリム部材1の端縁から
内側に向う所定の間隙を長手方向に保つ左右(紙面上)
一対の切込み4a,4bと、この切込み4a,4bによってその間
に形成される舌片4cとからなる掛止め部4がトリム部材
1の取付基部1bに設けられている。また、インナーパネ
ル2aの縁辺には舌片4cを嵌め込む係合凹部5が設けられ
ている。掛止め部4は、トリム部材1の長手方向に沿っ
て間隔を隔てて複数個設けられている。その掛止め部4
がトリム部材1の取付基部1bに設けられることにより、
表面部1aには変形等が生じない。また、掛止め部4の各
舌片4cと対応位置させて係合凹部5がインナーパネル2a
の縁辺を折曲げることにより形成されている。トリム部
材1には掛止め部4に加えて、取付基部1bの長手方向全
長に沿って略V字状の突条6が表面部1aに向けて曲込み
形成されている。この突条6は舌片4aの板面にも左右の
切込み4a,4bと交差する方向,好ましくは直交する方向
に設けることにより後述する如く係合突起として用いる
ことができる。その突条6を舌片成形間隔部1cにも設け
ると、取付基部1bには剛性を付与できるところから好ま
しい。また、舌片4aの係合突起となる突条6を嵌込み係
止するようにインナーパネル2aの端縁に設けた係合凹部
5の底部面には開孔7が形成されている。
内側に向う所定の間隙を長手方向に保つ左右(紙面上)
一対の切込み4a,4bと、この切込み4a,4bによってその間
に形成される舌片4cとからなる掛止め部4がトリム部材
1の取付基部1bに設けられている。また、インナーパネ
ル2aの縁辺には舌片4cを嵌め込む係合凹部5が設けられ
ている。掛止め部4は、トリム部材1の長手方向に沿っ
て間隔を隔てて複数個設けられている。その掛止め部4
がトリム部材1の取付基部1bに設けられることにより、
表面部1aには変形等が生じない。また、掛止め部4の各
舌片4cと対応位置させて係合凹部5がインナーパネル2a
の縁辺を折曲げることにより形成されている。トリム部
材1には掛止め部4に加えて、取付基部1bの長手方向全
長に沿って略V字状の突条6が表面部1aに向けて曲込み
形成されている。この突条6は舌片4aの板面にも左右の
切込み4a,4bと交差する方向,好ましくは直交する方向
に設けることにより後述する如く係合突起として用いる
ことができる。その突条6を舌片成形間隔部1cにも設け
ると、取付基部1bには剛性を付与できるところから好ま
しい。また、舌片4aの係合突起となる突条6を嵌込み係
止するようにインナーパネル2aの端縁に設けた係合凹部
5の底部面には開孔7が形成されている。
この掛止め部4で内装トリム部材1を車体パネル2に取
り付けるには、インナーパネル2aの端縁を掛止め部4の
切込み4a,4bに差し込む。その差込みに伴って、第2図
で示す如く掛止め部4の舌片4cがインナーパネル2aの係
合凹部5に嵌り合うことによりアウターパネル2bとの対
接面部側に係合位置する。また、舌片成形間隔部1cは第
3図で示すようにインナーパネル2aの車内面側に係合位
置する。この成形間隔部1cと舌片4cとがインナーパネル
2aの異なる面部側に係合位置してインナーパネル2aを挟
込み支持することにより、内装トリム部材1は車体パネ
ル2の端縁に取り付けできる。その内装トリム部材1の
表面部1aでは第2,3図で示すようにヘッドライニング3
を表面側から覆い、更に好ましくは押え込み係止するこ
とによりヘッドライニング3の端縁を覆う。この表面部
1aによるヘッドライニング3の押込み係止と取付基部1b
の車体パネル2に対する係止とから、内装トリム部材1
は極めて安定よく車体パネル2に取り付けられ、その表
面部1aはヘッドライニング3の端縁に亘る幅であればよ
いので狭く形成するこができる。また、取付基部1bを略
全長に亘って車体パネル2の端縁に当接できるので、内
装トリム部材1はグラ付き感等を呈さないよう安定よく
取り付けることがきる。それに加えて、第2,4図で示す
ように舌片4cの突条6が係合凹部5の開孔7に嵌り合う
から、内装トリム部材1は抜け外れないよう更に確実に
取り付けることができる。
り付けるには、インナーパネル2aの端縁を掛止め部4の
切込み4a,4bに差し込む。その差込みに伴って、第2図
で示す如く掛止め部4の舌片4cがインナーパネル2aの係
合凹部5に嵌り合うことによりアウターパネル2bとの対
接面部側に係合位置する。また、舌片成形間隔部1cは第
3図で示すようにインナーパネル2aの車内面側に係合位
置する。この成形間隔部1cと舌片4cとがインナーパネル
2aの異なる面部側に係合位置してインナーパネル2aを挟
込み支持することにより、内装トリム部材1は車体パネ
ル2の端縁に取り付けできる。その内装トリム部材1の
表面部1aでは第2,3図で示すようにヘッドライニング3
を表面側から覆い、更に好ましくは押え込み係止するこ
とによりヘッドライニング3の端縁を覆う。この表面部
1aによるヘッドライニング3の押込み係止と取付基部1b
の車体パネル2に対する係止とから、内装トリム部材1
は極めて安定よく車体パネル2に取り付けられ、その表
面部1aはヘッドライニング3の端縁に亘る幅であればよ
いので狭く形成するこができる。また、取付基部1bを略
全長に亘って車体パネル2の端縁に当接できるので、内
装トリム部材1はグラ付き感等を呈さないよう安定よく
取り付けることがきる。それに加えて、第2,4図で示す
ように舌片4cの突条6が係合凹部5の開孔7に嵌り合う
から、内装トリム部材1は抜け外れないよう更に確実に
取り付けることができる。
なお、上述した実施例では掛止め部4を内装トリム部材
1に設け、また、係合凹部5を車体パネルの2のインナ
ーパネル2aに設けたが、その掛止め部4,突条6と係合凹
部5,突条係合用の開孔7とは第5図で示す如く車体パネ
ル2と内装トリム部材1とに夫々逆に設けても内装トリ
ム部材1を車体パネル2に取り付けることができる。
1に設け、また、係合凹部5を車体パネルの2のインナ
ーパネル2aに設けたが、その掛止め部4,突条6と係合凹
部5,突条係合用の開孔7とは第5図で示す如く車体パネ
ル2と内装トリム部材1とに夫々逆に設けても内装トリ
ム部材1を車体パネル2に取り付けることができる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る内装トリム部材の取付構造に
依れば、内装トリム部材の表面部を変形させずに、又目
視される表面部の幅が狭いものを取り付けできるばかり
でなく、内装トリム部材を車体パネルに極めて安定よく
取り付けることができ、加えて部品点数を削減すること
もできる。
依れば、内装トリム部材の表面部を変形させずに、又目
視される表面部の幅が狭いものを取り付けできるばかり
でなく、内装トリム部材を車体パネルに極めて安定よく
取り付けることができ、加えて部品点数を削減すること
もできる。
第1図は本考案の一例に係る内装トリム部材の取付構造
を示す展開斜視図、第2図は同構造を内装トリム部材の
舌片個所で示す横断面図、第3図は同トリム部材の舌片
成形間隔部個所で示す横断面図、第4図は同トリム部材
の舌片個所をトリム部材の長手方向で切断した断面図、
第5図は本考案の別例に係る内装トリム部材の取付構造
を示す展開斜視図、第6図は一般例に係る自動車の内装
トリム部材の取付個所を示す説明図、第7図は従来例に
係る内装トリム部材の取付構造を示す側断面図である。 1:内装トリム部材、1a:表面部、1b:取付基部、1c:舌片
成形間隔部、2:車体パネル、3:ヘッドライニング、4:掛
止め部、4a,4b:切込み、4c:舌片、5:係合凹部、6:突
条、7:開孔。
を示す展開斜視図、第2図は同構造を内装トリム部材の
舌片個所で示す横断面図、第3図は同トリム部材の舌片
成形間隔部個所で示す横断面図、第4図は同トリム部材
の舌片個所をトリム部材の長手方向で切断した断面図、
第5図は本考案の別例に係る内装トリム部材の取付構造
を示す展開斜視図、第6図は一般例に係る自動車の内装
トリム部材の取付個所を示す説明図、第7図は従来例に
係る内装トリム部材の取付構造を示す側断面図である。 1:内装トリム部材、1a:表面部、1b:取付基部、1c:舌片
成形間隔部、2:車体パネル、3:ヘッドライニング、4:掛
止め部、4a,4b:切込み、4c:舌片、5:係合凹部、6:突
条、7:開孔。
Claims (2)
- 【請求項1】弾性変形可能な材料から表面部(1a)と取
付基部(1b)とを有する横断面略C字状の長尺材に形成
された内装トリム部材(1)の取付基部(1b)と、車体
の開口部に向けて突出する車体パネル(2)の端縁との
いずれか一方に、長手方向に所定の間隔を保つ対の切込
み(4a,4b)と該切込み(4a,4b)によってその間に形成
される舌片(4c)とからなる掛止め部(4)を設け、他
の一方には前記舌片(4c)の対応位置に長手方向に沿っ
て車内側に向けて突出すると共に前記舌片(4c)と係合
する係合凹部(5)を設け、この係合凹部(5)には前
記いずれか一方を舌片(4c)と該舌片(4c)の両側に位
置する舌片成形間隙部(1c,1c)とで挟むことにより舌
片(4c)を係合し、更に、内装トリム部材(1)を車体
パネル(2)の端縁に沿って押し付けて取り付けると共
に、車体パネル(2)の車内側に取り付けられるヘッド
ライニング(3)の縁辺を内装トリム部材(1)の表面
部(1a)で覆ったことを特徴とする内装トリム部材の取
付構造。 - 【請求項2】一方には対の切込み(4a,4b)と交差する
方向で少なくとも舌片(4c)の板面に突条(6)を設
け、他の一方には前記突条(6)が嵌り込む開孔(7)
を設けて舌片(4c)を開孔(7)に係合配置したことを
特徴とする請求項1記載の内装トリム部材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3495690U JPH0738013Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 内装トリム部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3495690U JPH0738013Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 内装トリム部材の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124965U JPH03124965U (ja) | 1991-12-18 |
JPH0738013Y2 true JPH0738013Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31539890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3495690U Expired - Lifetime JPH0738013Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 内装トリム部材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738013Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4931567B2 (ja) * | 2006-12-01 | 2012-05-16 | パナソニック株式会社 | 子供用座席および自転車 |
JP5101224B2 (ja) * | 2007-09-11 | 2012-12-19 | ブリヂストンサイクル株式会社 | 子供乗せバスケット及び二輪車 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3495690U patent/JPH0738013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124965U (ja) | 1991-12-18 |
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