JP2001146138A - 樹脂成形体の取付構造 - Google Patents
樹脂成形体の取付構造Info
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- JP2001146138A JP2001146138A JP33025499A JP33025499A JP2001146138A JP 2001146138 A JP2001146138 A JP 2001146138A JP 33025499 A JP33025499 A JP 33025499A JP 33025499 A JP33025499 A JP 33025499A JP 2001146138 A JP2001146138 A JP 2001146138A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長尺状の樹脂成形体を金属製クリップを介し
て車体パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造であっ
て、取付後のぐらつきをなくすとともに、樹脂成形体の
取付作業性を高める。 【解決手段】 リヤシートバックフィニッシャー10の
クリップ取付用リブ20を差し込むリブ差し込み溝31
と車体パネル40の接合フランジ41を係着するパネル
係着溝32とが反対方向に開口するように断面略S字状
に折曲形成された金属製クリップ30を介してリヤシー
トバックフィニッシャー10を車体パネル40に取り付
けるにあたり、金属製クリップ30のリブ差し込み溝3
1底部に開口33を開設し、この開口33内にクリップ
取付用リブ20の先端縁に突設した突起21を嵌合させ
ることにより、金属製クリップ30のぐらつきを防止す
る。また、クリップ取付用リブ20の外側面20aにエ
ンボス凹部22を凹設するとともに、このエンボス凹部
22内に係着するストッパー爪35を金属製クリップ3
0のリブ差し込み溝32に設ける。
て車体パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造であっ
て、取付後のぐらつきをなくすとともに、樹脂成形体の
取付作業性を高める。 【解決手段】 リヤシートバックフィニッシャー10の
クリップ取付用リブ20を差し込むリブ差し込み溝31
と車体パネル40の接合フランジ41を係着するパネル
係着溝32とが反対方向に開口するように断面略S字状
に折曲形成された金属製クリップ30を介してリヤシー
トバックフィニッシャー10を車体パネル40に取り付
けるにあたり、金属製クリップ30のリブ差し込み溝3
1底部に開口33を開設し、この開口33内にクリップ
取付用リブ20の先端縁に突設した突起21を嵌合させ
ることにより、金属製クリップ30のぐらつきを防止す
る。また、クリップ取付用リブ20の外側面20aにエ
ンボス凹部22を凹設するとともに、このエンボス凹部
22内に係着するストッパー爪35を金属製クリップ3
0のリブ差し込み溝32に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺状の樹脂成
形体を金属製クリップを介して車体パネルに取り付ける
樹脂成形体の取付構造に係り、特に、金属製クリップの
ぐらつきを確実に防止することにより、樹脂成形体の取
付安定性を高め、かつ取付作業性を高めた樹脂成形体の
取付構造に関する。
形体を金属製クリップを介して車体パネルに取り付ける
樹脂成形体の取付構造に係り、特に、金属製クリップの
ぐらつきを確実に防止することにより、樹脂成形体の取
付安定性を高め、かつ取付作業性を高めた樹脂成形体の
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には各種内装部品が装
着されており、この種内装部品は、芯材表面に表皮材を
貼着した積層体から構成されるもの、あるいは合成樹脂
の射出成形体から構成されるものなど多岐に亘ってお
り、通常は車体パネルの外形状に即した形状を備えてお
り、特に、ピラーパネルに内装されるピラートリムは、
ピラーパネルの外形状に対応した長尺状樹脂成形体から
構成されることが多く、車体パネルに対する取付固定点
が長尺状樹脂成形体の長手方向に沿って適宜間隔毎に設
けられているため、樹脂成形体の幅方向に転びやすい傾
向にある。
着されており、この種内装部品は、芯材表面に表皮材を
貼着した積層体から構成されるもの、あるいは合成樹脂
の射出成形体から構成されるものなど多岐に亘ってお
り、通常は車体パネルの外形状に即した形状を備えてお
り、特に、ピラーパネルに内装されるピラートリムは、
ピラーパネルの外形状に対応した長尺状樹脂成形体から
構成されることが多く、車体パネルに対する取付固定点
が長尺状樹脂成形体の長手方向に沿って適宜間隔毎に設
けられているため、樹脂成形体の幅方向に転びやすい傾
向にある。
【0003】例えば、図8,図9に基づいて、長尺状の
リヤシートバックフィニッシャー1の取付構造を例示し
て説明すると、このリヤシートバックフィニッシャー1
と隣接する内装部品としては、図8に示すように、リヤ
シートバックフィニッシャー1の後部側にホイールハウ
ストリム2、上部側にリヤピラートリム3、前部側にキ
ッキングプレート等の内装部品が内装されている。
リヤシートバックフィニッシャー1の取付構造を例示し
て説明すると、このリヤシートバックフィニッシャー1
と隣接する内装部品としては、図8に示すように、リヤ
シートバックフィニッシャー1の後部側にホイールハウ
ストリム2、上部側にリヤピラートリム3、前部側にキ
ッキングプレート等の内装部品が内装されている。
【0004】そして、このリヤシートバックフィニッシ
ャー1は車体パネル5に対して金属製クリップ6を介し
て取り付けられている。すなわち、リヤシートバックフ
ィニッシャー1の長手方向に沿って適宜間隔をおいてク
リップ取付用リブ1aがリヤシートバックフィニッシャ
ー1の裏面3箇所に設けられており、このクリップ取付
用リブ1aを金属製クリップ6のリブ差し込み溝6a内
に差し込むことにより、リヤシートバックフィニッシャ
ー1と金属クリップ6とを組み付け、その後、金属製ク
リップ6のパネル係着溝6b内に車体パネル5の接合フ
ランジ5aを差し込み装着することにより、リヤシート
バックフィニッシャー1を車体パネル5に取り付けてい
る。
ャー1は車体パネル5に対して金属製クリップ6を介し
て取り付けられている。すなわち、リヤシートバックフ
ィニッシャー1の長手方向に沿って適宜間隔をおいてク
リップ取付用リブ1aがリヤシートバックフィニッシャ
ー1の裏面3箇所に設けられており、このクリップ取付
用リブ1aを金属製クリップ6のリブ差し込み溝6a内
に差し込むことにより、リヤシートバックフィニッシャ
ー1と金属クリップ6とを組み付け、その後、金属製ク
リップ6のパネル係着溝6b内に車体パネル5の接合フ
ランジ5aを差し込み装着することにより、リヤシート
バックフィニッシャー1を車体パネル5に取り付けてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のリ
ヤシートバックフィニッシャー1の取付構造において
は、図9中X方向に規制がないため、金属製クリップ6
が図中X方向にぐらつきやすく、リヤシートバックフィ
ニッシャー1を堅固に固定するということができないと
いう問題点が従来から指摘されている。
ヤシートバックフィニッシャー1の取付構造において
は、図9中X方向に規制がないため、金属製クリップ6
が図中X方向にぐらつきやすく、リヤシートバックフィ
ニッシャー1を堅固に固定するということができないと
いう問題点が従来から指摘されている。
【0006】更に、リヤシートバックフィニッシャー1
を車体パネル5に取り付けるには、予め金属製クリップ
6をリヤシートバックフィニッシャー1に装着した状態
で行なうが、リヤシートバックフィニッシャー1に対し
て金属製クリップ6が図9中X方向にぐらつきやすいた
め、金属製クリップ6の取付姿勢にばらつきが生じ、車
体パネル5の接合フランジ5aに対する金属製クリップ
6の位置決めが困難であり、リヤシートバックフィニッ
シャー1の取付作業性を低下させるという問題点が指摘
されている。
を車体パネル5に取り付けるには、予め金属製クリップ
6をリヤシートバックフィニッシャー1に装着した状態
で行なうが、リヤシートバックフィニッシャー1に対し
て金属製クリップ6が図9中X方向にぐらつきやすいた
め、金属製クリップ6の取付姿勢にばらつきが生じ、車
体パネル5の接合フランジ5aに対する金属製クリップ
6の位置決めが困難であり、リヤシートバックフィニッ
シャー1の取付作業性を低下させるという問題点が指摘
されている。
【0007】また、リヤシートバックフィニッシャー1
の他にも、長尺状の樹脂成形体から構成される各種ピラ
ー部品についても同様の問題点が従来から指摘されてお
り、長尺状の樹脂成形体を金属製クリップを介して車体
パネルに取り付ける際の取付作業性を高め、かつ堅固な
取り付けを図ることが急務とされていた。
の他にも、長尺状の樹脂成形体から構成される各種ピラ
ー部品についても同様の問題点が従来から指摘されてお
り、長尺状の樹脂成形体を金属製クリップを介して車体
パネルに取り付ける際の取付作業性を高め、かつ堅固な
取り付けを図ることが急務とされていた。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、リヤシートバックフィニッシャ
ーに代表される長尺状の樹脂成形体を金属製クリップを
介して車体パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造に
係り、車体パネルに取り付けた後は、幅方向に樹脂成形
体がぐらつくことがなく、堅固な取り付けが期待できる
一方、車体パネルに樹脂成形体を取り付ける際の位置決
めが精度良く行なわれ、樹脂成形体の取付作業性を高め
ることを可能にした樹脂成形体の取付構造を提供するこ
とを目的としている。
ためになされたもので、リヤシートバックフィニッシャ
ーに代表される長尺状の樹脂成形体を金属製クリップを
介して車体パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造に
係り、車体パネルに取り付けた後は、幅方向に樹脂成形
体がぐらつくことがなく、堅固な取り付けが期待できる
一方、車体パネルに樹脂成形体を取り付ける際の位置決
めが精度良く行なわれ、樹脂成形体の取付作業性を高め
ることを可能にした樹脂成形体の取付構造を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、長尺状の樹脂成形
体の裏面に長手方向に沿って適宜間隔をあけて複数のク
リップ取付用リブを形成するとともに、上記クリップ取
付用リブを差し込み固定するリブ差し込み溝と、車体パ
ネルの接合フランジを係着するパネル係着溝とが各反対
方向に開口するように断面略S字状に折曲形成された金
属製クリップを介して上記樹脂成形体を車体パネルに取
り付ける樹脂成形体の取付構造であって、上記金属製ク
リップのリブ差し込み溝、パネル係着溝の少なくとも一
方側の溝底部に開口が開設され、クリップ取付用リブ先
端縁もしくは車体パネルの接合フランジの先端部分に上
記開口内に嵌まり込む突起が設けられていることを特徴
とする。
に、本願の請求項1に記載の発明は、長尺状の樹脂成形
体の裏面に長手方向に沿って適宜間隔をあけて複数のク
リップ取付用リブを形成するとともに、上記クリップ取
付用リブを差し込み固定するリブ差し込み溝と、車体パ
ネルの接合フランジを係着するパネル係着溝とが各反対
方向に開口するように断面略S字状に折曲形成された金
属製クリップを介して上記樹脂成形体を車体パネルに取
り付ける樹脂成形体の取付構造であって、上記金属製ク
リップのリブ差し込み溝、パネル係着溝の少なくとも一
方側の溝底部に開口が開設され、クリップ取付用リブ先
端縁もしくは車体パネルの接合フランジの先端部分に上
記開口内に嵌まり込む突起が設けられていることを特徴
とする。
【0010】ここで、長尺状の樹脂成形体としては、P
P樹脂、ABS樹脂等の汎用の合成樹脂を射出成形、あ
るいはモールドプレス成形により、所要形状に成形さ
れ、例えば、リヤシートバックフィニッシャー、リヤピ
ラートリム、フロントピラートリム、センターピラート
リム等に適用される。
P樹脂、ABS樹脂等の汎用の合成樹脂を射出成形、あ
るいはモールドプレス成形により、所要形状に成形さ
れ、例えば、リヤシートバックフィニッシャー、リヤピ
ラートリム、フロントピラートリム、センターピラート
リム等に適用される。
【0011】そして、請求項1に記載の発明によれば、
金属製クリップにおけるリブ差し込み溝、パネル係着溝
のうち、いずれか一方側の溝底部に開口が設けられてお
り、この溝に差し込まれる樹脂成形体のクリップ取付用
リブか、あるいは車体パネルの接合フランジに上記開口
に嵌まり込む突起が設けられているため、金属製クリッ
プを介して樹脂成形体を車体パネルに取り付けた後は、
突起が開口内でストッパーとして機能するため、車体パ
ネルに対して樹脂成形体が堅固に固定され、ぐらつくこ
とがない。
金属製クリップにおけるリブ差し込み溝、パネル係着溝
のうち、いずれか一方側の溝底部に開口が設けられてお
り、この溝に差し込まれる樹脂成形体のクリップ取付用
リブか、あるいは車体パネルの接合フランジに上記開口
に嵌まり込む突起が設けられているため、金属製クリッ
プを介して樹脂成形体を車体パネルに取り付けた後は、
突起が開口内でストッパーとして機能するため、車体パ
ネルに対して樹脂成形体が堅固に固定され、ぐらつくこ
とがない。
【0012】本願の請求項2に記載の発明は、開口は、
リブ差し込み溝の底部に開設され、樹脂成形体における
クリップ取付用リブ先端縁に上記開口に対応する突起が
形成されていることを特徴とする。
リブ差し込み溝の底部に開設され、樹脂成形体における
クリップ取付用リブ先端縁に上記開口に対応する突起が
形成されていることを特徴とする。
【0013】そして、請求項2に記載の発明によれば、
金属製クリップのリブ差し込み溝の底部に開口が開設さ
れ、この開口に嵌まり込むように樹脂成形体におけるク
リップ取付用リブ先端に突起が設けられているため、樹
脂成形体を車体パネルに取り付けた後の堅固な取付固定
が図れるとともに、金属製クリップを樹脂成形体に装着
した状態で車体パネルに取り付ける際、樹脂成形体のク
リップ取付用リブに差し込み固定された金属製クリップ
がぐらつくことがなく、金属製クリップの取付姿勢を常
に一定に維持でき、車体パネルの接合フランジと金属製
クリップのパネル係着溝との位置合わせが簡単かつ迅速
に行なえる。
金属製クリップのリブ差し込み溝の底部に開口が開設さ
れ、この開口に嵌まり込むように樹脂成形体におけるク
リップ取付用リブ先端に突起が設けられているため、樹
脂成形体を車体パネルに取り付けた後の堅固な取付固定
が図れるとともに、金属製クリップを樹脂成形体に装着
した状態で車体パネルに取り付ける際、樹脂成形体のク
リップ取付用リブに差し込み固定された金属製クリップ
がぐらつくことがなく、金属製クリップの取付姿勢を常
に一定に維持でき、車体パネルの接合フランジと金属製
クリップのパネル係着溝との位置合わせが簡単かつ迅速
に行なえる。
【0014】本願の請求項3に記載の発明は、長尺状の
樹脂成形体の裏面に長手方向に沿って適宜間隔をあけて
複数のクリップ取付用リブを形成するとともに、上記ク
リップ取付用リブを差し込み固定するリブ差し込み溝
と、車体パネルの接合フランジを係着するパネル係着溝
とが各反対方向に開口するように断面略S字状に折曲形
成された金属製クリップを介して上記樹脂成形体を車体
パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造であって、上
記クリップ取付用リブの外側面にエンボス凹部が凹設さ
れているとともに、金属製クリップには、上記エンボス
凹部に係止させるストッパー爪が設けられていることを
特徴とする。
樹脂成形体の裏面に長手方向に沿って適宜間隔をあけて
複数のクリップ取付用リブを形成するとともに、上記ク
リップ取付用リブを差し込み固定するリブ差し込み溝
と、車体パネルの接合フランジを係着するパネル係着溝
とが各反対方向に開口するように断面略S字状に折曲形
成された金属製クリップを介して上記樹脂成形体を車体
パネルに取り付ける樹脂成形体の取付構造であって、上
記クリップ取付用リブの外側面にエンボス凹部が凹設さ
れているとともに、金属製クリップには、上記エンボス
凹部に係止させるストッパー爪が設けられていることを
特徴とする。
【0015】そして、請求項3に記載の発明によれば、
クリップ取付用リブの外側面には、エンボス凹部が凹設
され、金属製クリップのリブ差し込み溝にはストッパー
爪が内方に向けて突設形成されており、金属製クリップ
を樹脂成形体のクリップ取付用リブに差し込んだ状態で
は、エンボス凹部内にストッパー爪が係着してストッパ
ーとして機能するため、この金属製クリップを介して車
体パネルに樹脂成形体を取り付ければ、金属製クリップ
のぐらつきがなく、堅固な取り付けが期待でき、クリッ
プと車体パネルフランジ部との位置合わせが容易なもの
となり、簡単かつ迅速に樹脂成形体を取り付けることが
可能となる。
クリップ取付用リブの外側面には、エンボス凹部が凹設
され、金属製クリップのリブ差し込み溝にはストッパー
爪が内方に向けて突設形成されており、金属製クリップ
を樹脂成形体のクリップ取付用リブに差し込んだ状態で
は、エンボス凹部内にストッパー爪が係着してストッパ
ーとして機能するため、この金属製クリップを介して車
体パネルに樹脂成形体を取り付ければ、金属製クリップ
のぐらつきがなく、堅固な取り付けが期待でき、クリッ
プと車体パネルフランジ部との位置合わせが容易なもの
となり、簡単かつ迅速に樹脂成形体を取り付けることが
可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る樹脂成形体の
取付構造の実施形態について添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
取付構造の実施形態について添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0017】図1乃至図5は本発明に係る取付構造の第
1実施形態を示すもので、図1は本発明を適用したリヤ
シートバックフィニッシャーを示す斜視図、図2は同リ
ヤシートバックフィニッシャーのクリップ取付用リブに
金属製クリップを装着する状態を示す説明図、図3は同
リヤシートバックフィニッシャーに金属製クリップを装
着した状態を示す斜視図、図4は金属製クリップを介し
てリヤシートバックフィニッシャーを車体パネルに取り
付けた状態を示す断面図である。また、図5は本発明に
係る取付構造の第1実施形態の変形例を示すもので、同
様にリヤシートバックフィニッシャーを車体パネルに取
り付けた状態を示す断面図、図6,図7は本発明に係る
取付構造の第2実施形態を示す説明図並びに断面図であ
る。
1実施形態を示すもので、図1は本発明を適用したリヤ
シートバックフィニッシャーを示す斜視図、図2は同リ
ヤシートバックフィニッシャーのクリップ取付用リブに
金属製クリップを装着する状態を示す説明図、図3は同
リヤシートバックフィニッシャーに金属製クリップを装
着した状態を示す斜視図、図4は金属製クリップを介し
てリヤシートバックフィニッシャーを車体パネルに取り
付けた状態を示す断面図である。また、図5は本発明に
係る取付構造の第1実施形態の変形例を示すもので、同
様にリヤシートバックフィニッシャーを車体パネルに取
り付けた状態を示す断面図、図6,図7は本発明に係る
取付構造の第2実施形態を示す説明図並びに断面図であ
る。
【0018】図1において、リヤシートバックフィニッ
シャー10は、PP(ポリプロピレン)樹脂等を素材と
した長尺状の射出成形体から構成されており、車両のホ
イールハウス部フロント側の車体パネルに装着され、隣
接する内装部品としては、リヤシートバックフィニッシ
ャー10の後縁側と隣接するホイールハウストリム2、
リヤシートバックフィニッシャー10の上縁と隣接する
リヤピラートリム3、更に、リヤシートバックフィニッ
シャー10の下側でかつフロント縁部に隣接するキッキ
ングプレート4が適宜位置に装着されている。
シャー10は、PP(ポリプロピレン)樹脂等を素材と
した長尺状の射出成形体から構成されており、車両のホ
イールハウス部フロント側の車体パネルに装着され、隣
接する内装部品としては、リヤシートバックフィニッシ
ャー10の後縁側と隣接するホイールハウストリム2、
リヤシートバックフィニッシャー10の上縁と隣接する
リヤピラートリム3、更に、リヤシートバックフィニッ
シャー10の下側でかつフロント縁部に隣接するキッキ
ングプレート4が適宜位置に装着されている。
【0019】そして、このリヤシートバックフィニッシ
ャー10を車体パネルに取り付ける取付構造について、
以下に説明すると、まず、リヤシートバックフィニッシ
ャー10のフロント側縁部裏面にリヤシートバックフィ
ニッシャー10の長手方向に沿って所定間隔を設けて3
箇所にプレート状のクリップ取付用リブ20が一体成形
されており、図2乃至図4に示すように、このクリップ
取付用リブ20に金属製クリップ30を装着して、この
金属製クリップ30を車体パネル40の接合フランジ4
1に差し込み固定することにより、車体パネル40の所
定箇所にリヤシートバックフィニッシャー10を固定し
ている。
ャー10を車体パネルに取り付ける取付構造について、
以下に説明すると、まず、リヤシートバックフィニッシ
ャー10のフロント側縁部裏面にリヤシートバックフィ
ニッシャー10の長手方向に沿って所定間隔を設けて3
箇所にプレート状のクリップ取付用リブ20が一体成形
されており、図2乃至図4に示すように、このクリップ
取付用リブ20に金属製クリップ30を装着して、この
金属製クリップ30を車体パネル40の接合フランジ4
1に差し込み固定することにより、車体パネル40の所
定箇所にリヤシートバックフィニッシャー10を固定し
ている。
【0020】ところで、本発明は、金属製クリップ30
のぐらつきを確実に抑えることにより、リヤシートバッ
クフィニッシャー10の堅固な取り付けを確保するとと
もに、良好な作業性をもたらすというもので、そのため
に、まず、クリップ取付用リブ20は、先端縁の左右に
一対の突起21が突設形成されている。
のぐらつきを確実に抑えることにより、リヤシートバッ
クフィニッシャー10の堅固な取り付けを確保するとと
もに、良好な作業性をもたらすというもので、そのため
に、まず、クリップ取付用リブ20は、先端縁の左右に
一対の突起21が突設形成されている。
【0021】一方、金属製クリップ30は、バネ鋼板を
折曲形成してなり、リヤシートバックフィニッシャー1
0のクリップ取付用リブ20に差し込み固定するための
リブ差し込み溝31と、車体パネル40の接合フランジ
41に係着固定するためのパネル係着溝32とが、それ
ぞれ反対方向に開口が臨むように断面略S字状に折曲形
成されており、リブ差し込み溝31の先端部分には、左
右側にそれぞれ抜け止め爪31aが形成されているとと
もに、車体パネル40の接合フランジ41を係着するパ
ネル係着爪32aが切り起こし形成され、このパネル係
着爪32aはパネル係着溝32内に臨んでいる。
折曲形成してなり、リヤシートバックフィニッシャー1
0のクリップ取付用リブ20に差し込み固定するための
リブ差し込み溝31と、車体パネル40の接合フランジ
41に係着固定するためのパネル係着溝32とが、それ
ぞれ反対方向に開口が臨むように断面略S字状に折曲形
成されており、リブ差し込み溝31の先端部分には、左
右側にそれぞれ抜け止め爪31aが形成されているとと
もに、車体パネル40の接合フランジ41を係着するパ
ネル係着爪32aが切り起こし形成され、このパネル係
着爪32aはパネル係着溝32内に臨んでいる。
【0022】更に、金属製クリップ30のぐらつきを防
止するために、クリップ取付用リブ20に設けた突起2
1に対応して、リブ差し込み溝31の底部に開口33が
開設されている。
止するために、クリップ取付用リブ20に設けた突起2
1に対応して、リブ差し込み溝31の底部に開口33が
開設されている。
【0023】従って、リヤシートバックフィニッシャー
10の長手方向に沿って3箇所に設けられたクリップ取
付用リブ20に対して金属製クリップ30を差し込め
ば、リブ差し込み溝31の抜け止め爪31aがクリップ
取付用リブ20の外側面及び内側面に食い込んで、金属
製クリップ30がクリップ取付用リブ20から不用意に
脱落することがない。
10の長手方向に沿って3箇所に設けられたクリップ取
付用リブ20に対して金属製クリップ30を差し込め
ば、リブ差し込み溝31の抜け止め爪31aがクリップ
取付用リブ20の外側面及び内側面に食い込んで、金属
製クリップ30がクリップ取付用リブ20から不用意に
脱落することがない。
【0024】そして、特に、突起21が開口33内に嵌
まり込み、この突起21がストッパーとして機能するた
め、金属製クリップ30が図4中X方向にぐらつくこと
がなく、図示する車体パネル40に金属製クリップ30
を介してリヤシートバックフィニッシャー10を取り付
けた後、ぐらつき等を確実に防止でき、堅固な取り付け
が期待できるとともに、隣接部品との間にスキ等が生じ
ることがない。
まり込み、この突起21がストッパーとして機能するた
め、金属製クリップ30が図4中X方向にぐらつくこと
がなく、図示する車体パネル40に金属製クリップ30
を介してリヤシートバックフィニッシャー10を取り付
けた後、ぐらつき等を確実に防止でき、堅固な取り付け
が期待できるとともに、隣接部品との間にスキ等が生じ
ることがない。
【0025】更に、リヤシートバックフィニッシャー1
0に金属製クリップ30を装着した状態で車体パネル4
0の接合フランジ41に対して金属製クリップ30のパ
ネル係着溝32を位置決めして取り付ける際、上述した
ように、金属製クリップ30の開口33内に取付用リブ
20の突起21が嵌まり込んでいるため、金属製クリッ
プ30の取付姿勢が常に一定に維持でき、リヤシートバ
ックフィニッシャー10の取付作業を従来に比べ簡単か
つ精度良く行なうことができる。
0に金属製クリップ30を装着した状態で車体パネル4
0の接合フランジ41に対して金属製クリップ30のパ
ネル係着溝32を位置決めして取り付ける際、上述した
ように、金属製クリップ30の開口33内に取付用リブ
20の突起21が嵌まり込んでいるため、金属製クリッ
プ30の取付姿勢が常に一定に維持でき、リヤシートバ
ックフィニッシャー10の取付作業を従来に比べ簡単か
つ精度良く行なうことができる。
【0026】次いで、図5は本発明の別実施形態を示す
もので、この実施形態においては、金属製クリップ30
のパネル係着溝32の底部に開口33が開設されてお
り、この開口33内に嵌まり込むように車体パネル40
の接合フランジ41先端部に突起42が形成されてい
る。
もので、この実施形態においては、金属製クリップ30
のパネル係着溝32の底部に開口33が開設されてお
り、この開口33内に嵌まり込むように車体パネル40
の接合フランジ41先端部に突起42が形成されてい
る。
【0027】この実施形態においても、車体パネル40
の接合フランジ41先端部に設けた突起42が金属製ク
リップ30のパネル係着用溝32の開口33内に嵌まり
込み、この突起42がストッパーとして機能し、リヤシ
ートバックフィニッシャー10を金属製クリップ30を
介して車体パネル40に固定した後、金属製クリップ3
0が幅方向にぐらつくことがないため、リヤシートバッ
クフィニッシャー10が幅方向にぐらつくことがないこ
とから、隣接するホイールハウストリム2との間に段差
やスキ等が生じることがなく、リヤシートバックフィニ
ッシャー10と隣接部品との接合部分における意匠性を
長期に亘り良好に維持できる。
の接合フランジ41先端部に設けた突起42が金属製ク
リップ30のパネル係着用溝32の開口33内に嵌まり
込み、この突起42がストッパーとして機能し、リヤシ
ートバックフィニッシャー10を金属製クリップ30を
介して車体パネル40に固定した後、金属製クリップ3
0が幅方向にぐらつくことがないため、リヤシートバッ
クフィニッシャー10が幅方向にぐらつくことがないこ
とから、隣接するホイールハウストリム2との間に段差
やスキ等が生じることがなく、リヤシートバックフィニ
ッシャー10と隣接部品との接合部分における意匠性を
長期に亘り良好に維持できる。
【0028】次いで、図6,図7は本発明の第2実施形
態を示すもので、本発明の第1実施形態と相違する点に
ついて説明すると、クリップ取付用リブ20の外側面2
0aのほぼ中央部分に矩形状のエンボス凹部22が凹設
されているとともに、金属製クリップ30のリブ差し込
み溝31については、クリップ取付用リブ20の外側面
20aと当接する脚片34を延長形成して、相互の接触
面積を多く確保するとともに、この脚片34に内方に向
けてストッパー爪35が切り起こし形成されている。
態を示すもので、本発明の第1実施形態と相違する点に
ついて説明すると、クリップ取付用リブ20の外側面2
0aのほぼ中央部分に矩形状のエンボス凹部22が凹設
されているとともに、金属製クリップ30のリブ差し込
み溝31については、クリップ取付用リブ20の外側面
20aと当接する脚片34を延長形成して、相互の接触
面積を多く確保するとともに、この脚片34に内方に向
けてストッパー爪35が切り起こし形成されている。
【0029】そして、図7に示すように、リヤシートバ
ックフィニッシャー10のクリップ取付用リブ20に金
属製クリップ30のリブ差し込み溝31を挿入した際、
エンボス凹部22内に金属製クリップ30のストッパー
爪35が係着することにより、クリップ取付用リブ20
に金属製クリップ30を装着した状態において金属製ク
リップ30の抜け落ち防止とぐらつき防止の両作用が得
られる。
ックフィニッシャー10のクリップ取付用リブ20に金
属製クリップ30のリブ差し込み溝31を挿入した際、
エンボス凹部22内に金属製クリップ30のストッパー
爪35が係着することにより、クリップ取付用リブ20
に金属製クリップ30を装着した状態において金属製ク
リップ30の抜け落ち防止とぐらつき防止の両作用が得
られる。
【0030】このように、リヤシートバックフィニッシ
ャー10を車体パネル40に取り付けた後は、脚片34
の保持機能とストッパー爪35の係着機能により、金属
製クリップ30がぐらつくことがないため、リヤシート
バックフィニッシャー10の幅方向への転びもなくな
り、隣接するホイールハウストリム2との間で段差、ス
キ等が解消でき、接合部分の良好な見栄えが得られると
ともに、リヤシートバックフィニッシャー10を車体パ
ネル40に取り付ける作業性を高めることができる。
ャー10を車体パネル40に取り付けた後は、脚片34
の保持機能とストッパー爪35の係着機能により、金属
製クリップ30がぐらつくことがないため、リヤシート
バックフィニッシャー10の幅方向への転びもなくな
り、隣接するホイールハウストリム2との間で段差、ス
キ等が解消でき、接合部分の良好な見栄えが得られると
ともに、リヤシートバックフィニッシャー10を車体パ
ネル40に取り付ける作業性を高めることができる。
【0031】上述した実施形態は、ホイールハウストリ
ム2のフロント縁部に隣接するリヤシートバックフィニ
ッシャー10に適用したものであるが、リヤピラートリ
ム、フロントピラートリム等の各種ピラートリム部品に
代表される長尺状の樹脂成形体であれば適用でき、上述
した同様の作用効果が得られる。
ム2のフロント縁部に隣接するリヤシートバックフィニ
ッシャー10に適用したものであるが、リヤピラートリ
ム、フロントピラートリム等の各種ピラートリム部品に
代表される長尺状の樹脂成形体であれば適用でき、上述
した同様の作用効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る樹脂成
形体の取付構造によれば、金属製クリップのぐらつきを
防止でき、車体パネルに取り付けた後は、長尺状の樹脂
成形体が幅方向にぐらつくことがないため、隣接部品と
の間に段差、スキ等が発生することがなく、外観意匠性
を長期に亘り良好に維持することができるという作用効
果を有する。
形体の取付構造によれば、金属製クリップのぐらつきを
防止でき、車体パネルに取り付けた後は、長尺状の樹脂
成形体が幅方向にぐらつくことがないため、隣接部品と
の間に段差、スキ等が発生することがなく、外観意匠性
を長期に亘り良好に維持することができるという作用効
果を有する。
【0033】更に、金属製クリップが幅方向にぐらつく
ことがないため、樹脂成形体に装着した金属製クリップ
の取付姿勢を常に一定に維持できるため、車体パネル取
付部との位置合わせが簡単かつ迅速に行なえ、車体パネ
ルへの取付作業性を著しく向上させることができるとい
う作用効果を有する。
ことがないため、樹脂成形体に装着した金属製クリップ
の取付姿勢を常に一定に維持できるため、車体パネル取
付部との位置合わせが簡単かつ迅速に行なえ、車体パネ
ルへの取付作業性を著しく向上させることができるとい
う作用効果を有する。
【図1】本発明を適用したリヤシートバックフィニッシ
ャーを示す斜視図である。
ャーを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る取付構造の第1実施形態を示すも
ので、リヤシートバックフィニッシャーと金属製クリッ
プとの関係を示す説明図である。
ので、リヤシートバックフィニッシャーと金属製クリッ
プとの関係を示す説明図である。
【図3】本発明に係る取付構造の第1実施形態を示すも
ので、リヤシートバックフィニッシャーに金属製クリッ
プを取り付けた状態を示す部分斜視図である。
ので、リヤシートバックフィニッシャーに金属製クリッ
プを取り付けた状態を示す部分斜視図である。
【図4】図2に示すリヤシートバックフィニッシャーを
車体パネルに取り付けた状態を示す断面図である。
車体パネルに取り付けた状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る取付構造の第1実施形態の変形例
を示すもので、リヤシートバックフィニッシャーを車体
パネルに取り付けた状態を示す断面図である。
を示すもので、リヤシートバックフィニッシャーを車体
パネルに取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る取付構造の第2実施形態を示すも
ので、リヤシートバックフィニッシャーと金属製クリッ
プとの関係を示す説明図である。
ので、リヤシートバックフィニッシャーと金属製クリッ
プとの関係を示す説明図である。
【図7】図6に示す金属製クリップを使用してリヤシー
トバックフィニッシャーを車体パネルに取り付けた状態
を示す断面図である。
トバックフィニッシャーを車体パネルに取り付けた状態
を示す断面図である。
【図8】従来のリヤシートバックフィニッシャーの斜視
図である。
図である。
【図9】従来のリヤシートバックフィニッシャーの取付
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
2 ホイールハウストリム 3 リヤピラートリム 4 キッキングプレート 10 リヤシートバックフィニッシャー 20 クリップ取付用リブ 21 突起 22 エンボス凹部 30 金属製クリップ 31 リブ差し込み溝 32 パネル係着溝 33 開口 34 脚片 35 ストッパー爪 40 車体パネル 41 接合フランジ 42 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 BA01 BB09 BC01 BD08 BE03 BE36 3J001 AA01 BA02 BB01 BB02 DC03 DD01 3J022 DA11 EA01 EB04 EC02 ED03 ED06 FA02 FB03 FB08 FB12 FB18 HA03 HB02 HB06
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺状の樹脂成形体(10)の裏面に長
手方向に沿って適宜間隔をあけて複数のクリップ取付用
リブ(20)を形成するとともに、上記クリップ取付用
リブ(20)を差し込み固定するリブ差し込み溝(3
1)と、車体パネル(40)の接合フランジ(41)を
係着するパネル係着溝(32)とが各反対方向に開口す
るように断面略S字状に折曲形成された金属製クリップ
(30)を介して上記樹脂成形体(10)を車体パネル
(40)に取り付ける樹脂成形体の取付構造であって、
上記金属製クリップ(30)のリブ差し込み溝(3
1)、パネル係着溝(32)の少なくとも一方側の溝底
部に開口(33)が開設され、クリップ取付用リブ(2
0)先端縁もしくは車体パネル(40)の接合フランジ
(41)の先端部分に上記開口(33)内に嵌まり込む
突起(21,42)が設けられていることを特徴とする
樹脂成形体の取付構造。 - 【請求項2】 開口(33)は、リブ差し込み溝(3
1)の底部に開設され、樹脂成形体(10)におけるク
リップ取付用リブ(20)先端縁に上記開口(33)に
対応する突起(21)が形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の樹脂成形体の取付構造。 - 【請求項3】 長尺状の樹脂成形体(10)の裏面に長
手方向に沿って適宜間隔をあけて複数のクリップ取付用
リブ(20)を形成するとともに、上記クリップ取付用
リブ(20)を差し込み固定するリブ差し込み溝(3
1)と、車体パネル(40)の接合フランジ(41)を
係着するパネル係着溝(32)とが各反対方向に開口す
るように断面略S字状に折曲形成された金属製クリップ
(30)を介して上記樹脂成形体(10)を車体パネル
(40)に取り付ける樹脂成形体の取付構造であって、
上記クリップ取付用リブ(20)の外側面(20a)に
エンボス凹部(22)が凹設されているとともに、金属
製クリップ(30)には、上記エンボス凹部(22)に
係止させるストッパー爪(35)が設けられていること
を特徴とする樹脂成形体の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33025499A JP2001146138A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 樹脂成形体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33025499A JP2001146138A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 樹脂成形体の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001146138A true JP2001146138A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18230594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33025499A Pending JP2001146138A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 樹脂成形体の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001146138A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2441882A (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-19 | Newfrey Llc | Clip structure for attaching protective member to a support |
JP2010144797A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | サイレンサー等のシート状部材の端末留め用のクリップ |
-
1999
- 1999-11-19 JP JP33025499A patent/JP2001146138A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2441882A (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-19 | Newfrey Llc | Clip structure for attaching protective member to a support |
JP2008069926A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 柔らかい保護部材の取付構造及びクリップ |
JP4723445B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-07-13 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | 柔らかい保護部材の取付構造及びクリップ |
JP2010144797A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | サイレンサー等のシート状部材の端末留め用のクリップ |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040419 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070820 |