JPH0738568Y2 - 建物の外壁補修用アンカーピン - Google Patents
建物の外壁補修用アンカーピンInfo
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- JPH0738568Y2 JPH0738568Y2 JP9949290U JP9949290U JPH0738568Y2 JP H0738568 Y2 JPH0738568 Y2 JP H0738568Y2 JP 9949290 U JP9949290 U JP 9949290U JP 9949290 U JP9949290 U JP 9949290U JP H0738568 Y2 JPH0738568 Y2 JP H0738568Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は建物のコンクリート躯体に対するモルタル外壁
の浮き上がりや剥げ落ちなどを防止すべく、その補修工
事に使うアンカーピンの改良に関する。
の浮き上がりや剥げ落ちなどを防止すべく、その補修工
事に使うアンカーピンの改良に関する。
〈従来の技術〉 本考案者はこの種「建物の外壁補修工法とそのためのア
ンカーピン」について、先に特開平2-8462号発明を提案
した。
ンカーピン」について、先に特開平2-8462号発明を提案
した。
この公知発明のアンカーピン(P)は、モルタル外壁
(M)の厚み(W)よりも長い中空のアンカー本体(1
1)と、その内部に挿入セツトされたプラグ(12)とか
ら成ると共に、そのアンカー本体(11)の胴面には接着
剤(B)を流出させるための割溝(17)が、同じくアン
カー本体(11)の基端部には接着剤注入用ノズル(15)
の接続口筒(13)が、各々形成されている。
(M)の厚み(W)よりも長い中空のアンカー本体(1
1)と、その内部に挿入セツトされたプラグ(12)とか
ら成ると共に、そのアンカー本体(11)の胴面には接着
剤(B)を流出させるための割溝(17)が、同じくアン
カー本体(11)の基端部には接着剤注入用ノズル(15)
の接続口筒(13)が、各々形成されている。
そして、モルタル外壁(M)の補修を行なうに当り、先
づドリルなどの穿孔工具(21)によって、モルタル外壁
(M)からコンクリート躯体(C)に到達する深さのア
ンカーピン打込み孔(22)を開口させ、その打込み孔
(22)内へアンカーピン(P)のアンカー本体(11)を
打込むと共に、その内部のプラグ(12)をハンマーなど
の叩打工具(23)により叩打して、アンカー本体(11)
をその先端部から拡開変形させることにより、コンクリ
ート躯体(C)へ離脱不能に喰い付け固定させる。
づドリルなどの穿孔工具(21)によって、モルタル外壁
(M)からコンクリート躯体(C)に到達する深さのア
ンカーピン打込み孔(22)を開口させ、その打込み孔
(22)内へアンカーピン(P)のアンカー本体(11)を
打込むと共に、その内部のプラグ(12)をハンマーなど
の叩打工具(23)により叩打して、アンカー本体(11)
をその先端部から拡開変形させることにより、コンクリ
ート躯体(C)へ離脱不能に喰い付け固定させる。
次いで、モルタル外壁(M)の表面に開口露呈すること
となるアンカー本体(11)のノズル接続口筒(13)へ、
接着剤注入用のノズル(15)を差し込み、ここから湿潤
硬化タイプのエポキシ樹脂やポリマーセメントスラリー
などの接着剤(B)を、そのポンプ(24)による一定な
加圧力のもとで注入・充填する。
となるアンカー本体(11)のノズル接続口筒(13)へ、
接着剤注入用のノズル(15)を差し込み、ここから湿潤
硬化タイプのエポキシ樹脂やポリマーセメントスラリー
などの接着剤(B)を、そのポンプ(24)による一定な
加圧力のもとで注入・充填する。
そうすれば、その接着剤(B)がアンカー本体(11)の
割溝(17)から周囲に流出すると共に、モルタル外壁
(M)とコンクリート躯体(C)との相互間隙にも浸透
し、その両者がアンカーピン(P)並びに接着剤(B)
を介して、そのモルタル外壁(M)の浮き上がりや剥げ
落ちのおそれなく、強固に結着一体化されることにな
る。
割溝(17)から周囲に流出すると共に、モルタル外壁
(M)とコンクリート躯体(C)との相互間隙にも浸透
し、その両者がアンカーピン(P)並びに接着剤(B)
を介して、そのモルタル外壁(M)の浮き上がりや剥げ
落ちのおそれなく、強固に結着一体化されることにな
る。
その場合、上記公知発明の第1〜7図や第15、16図に示
された形態のアンカーピン(P)によれば、そのアンカ
ー本体(11)の基端部から径大に張り出すノズル接続口
筒(13)のストツパー段面(16)が、接着剤(B)の逆
流防止とモルタル外壁(M)の撓み変形(はらみ現象)
防止に役立つものとされている。
された形態のアンカーピン(P)によれば、そのアンカ
ー本体(11)の基端部から径大に張り出すノズル接続口
筒(13)のストツパー段面(16)が、接着剤(B)の逆
流防止とモルタル外壁(M)の撓み変形(はらみ現象)
防止に役立つものとされている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、このような構成にとどまる限りでは、アンカ
ーピン(P)とその打込み孔(22)との相互間には、必
らずや一定の空隙があり、その打込み孔(22)の内周面
は不整形状をなすため、上記ポンプ(24)による加圧力
を受けた接着剤(B)は、その空隙から外部へ逃げ出す
如くに逆流する。その逆流防止のために、加圧力を最適
に調整することも困難である。
ーピン(P)とその打込み孔(22)との相互間には、必
らずや一定の空隙があり、その打込み孔(22)の内周面
は不整形状をなすため、上記ポンプ(24)による加圧力
を受けた接着剤(B)は、その空隙から外部へ逃げ出す
如くに逆流する。その逆流防止のために、加圧力を最適
に調整することも困難である。
特に、上記アンカー本体(11)の基端部からノズル接続
口筒(13)が張り出し形成されたアンカーピン(P)で
は、その打込み孔(22)も対応する所謂段付き形状とし
て開口されるが、その段付き部分は穿孔上容易に欠落・
形崩れし、上記空隙が広がるために、接着剤(B)はま
すます逆流状に溢出することとなり、補修工事を軽快に
能率良く実行できないと共に、モルタル外壁(M)の表
面を見苦しく汚損し、建物の外観化粧効果を低下させて
しまう問題がある。
口筒(13)が張り出し形成されたアンカーピン(P)で
は、その打込み孔(22)も対応する所謂段付き形状とし
て開口されるが、その段付き部分は穿孔上容易に欠落・
形崩れし、上記空隙が広がるために、接着剤(B)はま
すます逆流状に溢出することとなり、補修工事を軽快に
能率良く実行できないと共に、モルタル外壁(M)の表
面を見苦しく汚損し、建物の外観化粧効果を低下させて
しまう問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのた
めの構成上モルタル外壁からコンクリート躯体へ打込み
使用される一定長さのアンカー本体と、これを先端部か
ら強制的に拡開変形させて打込み孔へ喰い付け固定すべ
く、そのアンカー本体の中空内部に挿入セツトされたプ
ラグとを備え、 上記アンカー本体の基端部に、接着剤注入用ノズルの受
け入れ口筒を径大に張り出し形成すると共に、そのノズ
ル受け入れ口筒から加圧状態のもとに注入される接着剤
の流出用条溝を、上記アンカー本体の胴面に開口形成し
た建物の外壁補修用アンカーピンにおいて、 上記アンカー本体の胴面へ、その基端部のノズル受け入
れ口筒によって制止される柔軟な接着剤用逆流防止弁を
嵌め付けセツトして、上記アンカー本体を打込み孔内へ
打込んだ時、その打込み孔とアンカー本体の胴面との相
互間隙を、上記逆流防止弁の変形作用により密封し得る
ように設定したことを特徴とするものである。
めの構成上モルタル外壁からコンクリート躯体へ打込み
使用される一定長さのアンカー本体と、これを先端部か
ら強制的に拡開変形させて打込み孔へ喰い付け固定すべ
く、そのアンカー本体の中空内部に挿入セツトされたプ
ラグとを備え、 上記アンカー本体の基端部に、接着剤注入用ノズルの受
け入れ口筒を径大に張り出し形成すると共に、そのノズ
ル受け入れ口筒から加圧状態のもとに注入される接着剤
の流出用条溝を、上記アンカー本体の胴面に開口形成し
た建物の外壁補修用アンカーピンにおいて、 上記アンカー本体の胴面へ、その基端部のノズル受け入
れ口筒によって制止される柔軟な接着剤用逆流防止弁を
嵌め付けセツトして、上記アンカー本体を打込み孔内へ
打込んだ時、その打込み孔とアンカー本体の胴面との相
互間隙を、上記逆流防止弁の変形作用により密封し得る
ように設定したことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成の本考案によれば、アンカー本体を打込み孔へ
打込み固定した時、これに嵌め付けセツトされている接
着剤用逆流防止弁が、その打込み孔の内周面に追従フイ
ツトする如く自由自在に変形作用して、アンカー本体の
胴面とこれを囲む打込み孔との相互間隙を完全に密封す
ることになるため、その後にアンカー本体の中空内部
へ、一定な加圧状態のもとに接着剤が注入・充填された
としても、上記相互間隙に沿って外部へ溢出しようとす
る接着剤は、その逆流防止弁によって完全に遮断される
こととなり、モルタル外壁の表面を見苦しく汚損した
り、又補修作業の能率を低下させたりするおそれがな
い。
打込み固定した時、これに嵌め付けセツトされている接
着剤用逆流防止弁が、その打込み孔の内周面に追従フイ
ツトする如く自由自在に変形作用して、アンカー本体の
胴面とこれを囲む打込み孔との相互間隙を完全に密封す
ることになるため、その後にアンカー本体の中空内部
へ、一定な加圧状態のもとに接着剤が注入・充填された
としても、上記相互間隙に沿って外部へ溢出しようとす
る接着剤は、その逆流防止弁によって完全に遮断される
こととなり、モルタル外壁の表面を見苦しく汚損した
り、又補修作業の能率を低下させたりするおそれがな
い。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を詳述
すると、第1〜10図はその基本例に係るアンカーピン
(P)と、これの適用によるモルタル外壁(M)の補修
作業工程を表わしており、(11)はステンレス鋼やその
他の発錆しない金属材料から成るアンカー本体であっ
て、その中空内部には特殊な鋼塊のプラグ(12)が、脱
落不能に挿入セツトされている。
すると、第1〜10図はその基本例に係るアンカーピン
(P)と、これの適用によるモルタル外壁(M)の補修
作業工程を表わしており、(11)はステンレス鋼やその
他の発錆しない金属材料から成るアンカー本体であっ
て、その中空内部には特殊な鋼塊のプラグ(12)が、脱
落不能に挿入セツトされている。
アンカー本体(11)はコイル状に捲かれた上記金属材料
の塑性加工、就中冷間鍛造によって、例えば約6mmの太
さと、モルタル外壁(M)の表面からコンクリート躯体
(C)の一定深さまで到達し得る長さとを備えた中空円
筒型に作成されている。そのアンカー本体(11)の長さ
は第9図と第10図との対比から明白なように、実際上モ
ルタル外壁(M)における厚み(W)の変化に応じた各
種として作成用意され、その選択的に使用されることと
なる。
の塑性加工、就中冷間鍛造によって、例えば約6mmの太
さと、モルタル外壁(M)の表面からコンクリート躯体
(C)の一定深さまで到達し得る長さとを備えた中空円
筒型に作成されている。そのアンカー本体(11)の長さ
は第9図と第10図との対比から明白なように、実際上モ
ルタル外壁(M)における厚み(W)の変化に応じた各
種として作成用意され、その選択的に使用されることと
なる。
(13)は上記冷間鍛造と一挙同時に、そのアンカー本体
(11)の胴面における長手方向の基端部から、例えば約
9mmの径大な太さとして、連続一体に張り出されたノズ
ル受け入れ口筒であり、その背面がアンカー本体(11)
の胴面とほぼ直角(θ)に交叉する制止肩面(14)とし
て、モルタル外壁(M)の浮き上がりを押え得るように
なっている。又、そのノズル受け入れ口筒(13)の開口
縁部は外広がりな円錐勾配面(15)として、後述の接着
剤注入用ノズル(グリースガン)を円滑に正しく受け入
れることができるようになっている。
(11)の胴面における長手方向の基端部から、例えば約
9mmの径大な太さとして、連続一体に張り出されたノズ
ル受け入れ口筒であり、その背面がアンカー本体(11)
の胴面とほぼ直角(θ)に交叉する制止肩面(14)とし
て、モルタル外壁(M)の浮き上がりを押え得るように
なっている。又、そのノズル受け入れ口筒(13)の開口
縁部は外広がりな円錐勾配面(15)として、後述の接着
剤注入用ノズル(グリースガン)を円滑に正しく受け入
れることができるようになっている。
アンカー本体(11)の中空内部は上記冷間鍛造に引続く
ドリリング加工によって、第4図のような先端部付近の
口径が小さい段付き形態に穿孔されており、その段部
(16)へ上記プラグ(12)が係止して、アンカー本体
(11)の先端方向へ抜け落ちないようになっている。
(17)はそのプラグ(12)の逆な基端方向に向かう抜け
落ちを防ぐストツパーリングであり、上記穿孔加工後に
おけるアンカー本体(11)の所謂揉み上げによって、そ
の胴面の中途部から内向きに張り出し形成されている。
そのため、そのストツパーリング(17)はアンカー本体
(11)自身の補強リブとしても機能する。
ドリリング加工によって、第4図のような先端部付近の
口径が小さい段付き形態に穿孔されており、その段部
(16)へ上記プラグ(12)が係止して、アンカー本体
(11)の先端方向へ抜け落ちないようになっている。
(17)はそのプラグ(12)の逆な基端方向に向かう抜け
落ちを防ぐストツパーリングであり、上記穿孔加工後に
おけるアンカー本体(11)の所謂揉み上げによって、そ
の胴面の中途部から内向きに張り出し形成されている。
そのため、そのストツパーリング(17)はアンカー本体
(11)自身の補強リブとしても機能する。
(18)は引続くアンカー本体(11)のフライス加工によ
り、その先端部から胴面の長手方向に沿って平行に列設
された条溝であって、後述のアンカー本体(11)内から
周囲に向かう接着剤(B)の流出作用を営なむ。その意
味から条溝(18)は、モルタル外壁(M)とコンクリー
ト躯体(C)との相互間隙(モルタル外壁の浮き代部)
(S)に必らずや臨む一定の作用長さ(L)として、そ
の可及的に長く開口配列されている。
り、その先端部から胴面の長手方向に沿って平行に列設
された条溝であって、後述のアンカー本体(11)内から
周囲に向かう接着剤(B)の流出作用を営なむ。その意
味から条溝(18)は、モルタル外壁(M)とコンクリー
ト躯体(C)との相互間隙(モルタル外壁の浮き代部)
(S)に必らずや臨む一定の作用長さ(L)として、そ
の可及的に長く開口配列されている。
この点、第1〜4図ではその接着剤流出用の条溝(18)
を、アンカー本体(11)における先端部からの拡開変形
用としても併せて機能させるべく、そのアンカー本体
(11)の先端部から上記作用長さ(L)分だけ切り割っ
ている。又、その条溝(18)をマイナス型又は一文字型
に切り割ることによって、アンカー本体(11)の太さと
の関係上、その強度の低下することも防いでいる。
を、アンカー本体(11)における先端部からの拡開変形
用としても併せて機能させるべく、そのアンカー本体
(11)の先端部から上記作用長さ(L)分だけ切り割っ
ている。又、その条溝(18)をマイナス型又は一文字型
に切り割ることによって、アンカー本体(11)の太さと
の関係上、その強度の低下することも防いでいる。
但し、その強度低下を招かない限り、プラス型の条溝
(18)として切り割っても良い。更に、第11図の第1変
形例から示唆されるように、上記接着剤流出用の条溝
(18)をアンカー本体(11)の胴面へ、その言わば点在
分布する状態の多数として開口させると共に、その条溝
(18)と別個な先端部からの拡開変形用割溝(19)を、
アンカー本体(11)の胴面に列設することも可能であ
る。
(18)として切り割っても良い。更に、第11図の第1変
形例から示唆されるように、上記接着剤流出用の条溝
(18)をアンカー本体(11)の胴面へ、その言わば点在
分布する状態の多数として開口させると共に、その条溝
(18)と別個な先端部からの拡開変形用割溝(19)を、
アンカー本体(11)の胴面に列設することも可能であ
る。
(20)は上記ノズル受け入れ口筒(13)の背面に制止す
る状態として、アンカー本体(11)の胴面に嵌め付けセ
ツトされた接着剤用逆流防止弁であり、柔軟なブチルゴ
ムやその他の擬似粘土物から、好ましくはノズル受け入
れ口筒(13)の太さよりも若干径大なリング形態に作成
されている。その直径寸法を大きく形成する代りに、厚
みを厚く定めることによって、所期する密封作用を営な
ませても良い。
る状態として、アンカー本体(11)の胴面に嵌め付けセ
ツトされた接着剤用逆流防止弁であり、柔軟なブチルゴ
ムやその他の擬似粘土物から、好ましくはノズル受け入
れ口筒(13)の太さよりも若干径大なリング形態に作成
されている。その直径寸法を大きく形成する代りに、厚
みを厚く定めることによって、所期する密封作用を営な
ませても良い。
特に、その逆流防止弁(20)をブチルゴムから作成する
場合には、その表面のベタツキによる取扱い上の困難を
防ぐため、その表面にベビーパウダーなどの適当な粉末
をまぶし付けることが望ましい。つまり、その粉末の予
じめまぶし付けられたシート状のブチルゴムを、自動連
続的に打抜き加工することによって、上記リング形態の
逆流防止弁(20)を量産することができる。
場合には、その表面のベタツキによる取扱い上の困難を
防ぐため、その表面にベビーパウダーなどの適当な粉末
をまぶし付けることが望ましい。つまり、その粉末の予
じめまぶし付けられたシート状のブチルゴムを、自動連
続的に打抜き加工することによって、上記リング形態の
逆流防止弁(20)を量産することができる。
その逆流防止弁(20)は上記擬似粘土物からのリング形
態をなすため、これをアンカー本体(11)の胴面へ通し
込むことによって、脱落不能に嵌め付けることができる
けれども、その脱落防止を一層完全化する方法として、
例えば逆流防止弁(20)がノズル受け入れ口筒(13)の
背面と向かい合う表面には、上記粉末のまぶし付けを省
略して、これをノズル受け入れ口筒(13)の背面へ意図
的に付着させたり、或いはその逆流防止弁(20)のスト
ツパーリング(図示省略)を、アンカー本体(11)の胴
面から外向きに突き起したり、更にはノズル受け入れ口
筒(13)の背面を凹凸粗面化して、これに逆流防止弁
(20)を仮止め状に付着させたりしても良い。
態をなすため、これをアンカー本体(11)の胴面へ通し
込むことによって、脱落不能に嵌め付けることができる
けれども、その脱落防止を一層完全化する方法として、
例えば逆流防止弁(20)がノズル受け入れ口筒(13)の
背面と向かい合う表面には、上記粉末のまぶし付けを省
略して、これをノズル受け入れ口筒(13)の背面へ意図
的に付着させたり、或いはその逆流防止弁(20)のスト
ツパーリング(図示省略)を、アンカー本体(11)の胴
面から外向きに突き起したり、更にはノズル受け入れ口
筒(13)の背面を凹凸粗面化して、これに逆流防止弁
(20)を仮止め状に付着させたりしても良い。
第12〜15図は本考案に係るアンカーピン(P)の第2変
形例と、その打込み固定状態を示しており、これではそ
の構成上アンカー本体(11)のノズル受け入れ口筒(1
3)を、上記基本例のそれよりも深い円筒型に拡大させ
ると共に、その内周面に雌ネジ(27)を刻設することに
よって、接着剤注入用のノズル(25)又はそのアダプタ
ー(図示省略)を一層安定良く接続できるように定めて
いる。
形例と、その打込み固定状態を示しており、これではそ
の構成上アンカー本体(11)のノズル受け入れ口筒(1
3)を、上記基本例のそれよりも深い円筒型に拡大させ
ると共に、その内周面に雌ネジ(27)を刻設することに
よって、接着剤注入用のノズル(25)又はそのアダプタ
ー(図示省略)を一層安定良く接続できるように定めて
いる。
又、アンカー本体(11)の中空内部を上記基本例の段部
(16)に代えて、その先細りの円錐勾配面(28)として
塑性加工することにより、プラグ(12)を抜け止め状態
に保持している。
(16)に代えて、その先細りの円錐勾配面(28)として
塑性加工することにより、プラグ(12)を抜け止め状態
に保持している。
更に、第16〜18図はアンカーピン(P)の第3変形例
と、これによるモルタル外壁(M)の補修作業工程を示
しており、これではアンカー本体(11)の基端部から張
り出すノズル受け入れ口筒(13)を、その接着剤(B)
の注入後に折り取り除去できるようにするため、アンカ
ー本体(11)における胴面の基端部付近に、折り取り用
の凹周溝(29)を刻入加工している。そして、これを上
記逆流防止弁(20)の脱落防止用としても機能させるべ
く。ここに逆流防止弁(20)を付着させている。
と、これによるモルタル外壁(M)の補修作業工程を示
しており、これではアンカー本体(11)の基端部から張
り出すノズル受け入れ口筒(13)を、その接着剤(B)
の注入後に折り取り除去できるようにするため、アンカ
ー本体(11)における胴面の基端部付近に、折り取り用
の凹周溝(29)を刻入加工している。そして、これを上
記逆流防止弁(20)の脱落防止用としても機能させるべ
く。ここに逆流防止弁(20)を付着させている。
尚、第1〜3変形例におけるその他の構成と作用は、上
記基本例と実質的に同一であるため、その第11〜18図に
第1〜10図との対応符合を記入するにとどめて、その詳
細な説明を省略する。
記基本例と実質的に同一であるため、その第11〜18図に
第1〜10図との対応符合を記入するにとどめて、その詳
細な説明を省略する。
上記のように構成された本考案のアンカーピン(P)を
用いて、モルタル外壁(M)の補修工事を行なうに当っ
ては、先づ第5図のような2段ビツトなどの穿孔工具
(21)により、モルタル外壁(M)からコンクリート躯
体(C)に到達する一定深さのアンカーピン打込み孔
(22)を開口させる。その打込み孔(22)はアンカーピ
ン(P)のアンカー本体(11)と対応し、そのため第6
図のような段部(23)を備えた所謂段付き開口形態であ
る。
用いて、モルタル外壁(M)の補修工事を行なうに当っ
ては、先づ第5図のような2段ビツトなどの穿孔工具
(21)により、モルタル外壁(M)からコンクリート躯
体(C)に到達する一定深さのアンカーピン打込み孔
(22)を開口させる。その打込み孔(22)はアンカーピ
ン(P)のアンカー本体(11)と対応し、そのため第6
図のような段部(23)を備えた所謂段付き開口形態であ
る。
そして、その打込み孔(22)内へ第7図のようにアンカ
ー本体(11)を打込むと共に、そのアンカー本体(11)
内に挿入セツトされているプラグ(12)を、打込み棒な
どの叩打工具(24)によって叩打し、そのアンカー本体
(11)の先端部を拡開変形させて、コンクリート躯体
(C)の打込み孔(22)へ離脱不能に喰い付け固定す
る。
ー本体(11)を打込むと共に、そのアンカー本体(11)
内に挿入セツトされているプラグ(12)を、打込み棒な
どの叩打工具(24)によって叩打し、そのアンカー本体
(11)の先端部を拡開変形させて、コンクリート躯体
(C)の打込み孔(22)へ離脱不能に喰い付け固定す
る。
その際、アンカー本体(11)の胴面に嵌め付けセツトさ
れている接着剤用逆流防止弁(20)は、第7図のように
上記打込み孔(22)の段部(23)と、アンカー本体(1
1)の基端部から張り出すノズル受け入れ口筒(13)と
の相互間に挟まれ、その圧潰状態に自づと変形作用する
こととなり、そのアンカー本体(11)の胴面とこれを囲
む打込み孔(22)との相互間隙(G)を、完全に密封す
る。
れている接着剤用逆流防止弁(20)は、第7図のように
上記打込み孔(22)の段部(23)と、アンカー本体(1
1)の基端部から張り出すノズル受け入れ口筒(13)と
の相互間に挟まれ、その圧潰状態に自づと変形作用する
こととなり、そのアンカー本体(11)の胴面とこれを囲
む打込み孔(22)との相互間隙(G)を、完全に密封す
る。
特に、逆流防止弁(20)は柔軟なブチルゴムやその他の
擬似粘土物から成り、その反撥弾性を有しないため、又
ノズル受け入れ口筒(13)の背面により制止された状態
のもとで、打込み孔(22)内へ打込まれるため、その打
込み孔(22)の内周面が如何なる不整形状を呈していて
も、更には上記段部(23)が欠落・型崩れしていたとし
ても、これに追従する如く自由自在に変形作用して、そ
の打込み孔(22)の内周面にフイツトすることとなり、
上記相互間隙(G)の優れた密封効果を発揮するのであ
る。
擬似粘土物から成り、その反撥弾性を有しないため、又
ノズル受け入れ口筒(13)の背面により制止された状態
のもとで、打込み孔(22)内へ打込まれるため、その打
込み孔(22)の内周面が如何なる不整形状を呈していて
も、更には上記段部(23)が欠落・型崩れしていたとし
ても、これに追従する如く自由自在に変形作用して、そ
の打込み孔(22)の内周面にフイツトすることとなり、
上記相互間隙(G)の優れた密封効果を発揮するのであ
る。
上記のように打込み固定されたアンカー本体(11)のノ
ズル受け入れ口筒(13)は、モルタル外壁(M)の表面
から開口露呈することになるため、その後第8図のよう
に、そのノズル受け入れ口筒(13)へ接着剤注入用のノ
ズル(グリースガン)(25)を直接に、又は図外のアダ
プターなどを介して間接的に差し込み、ここから湿潤硬
化タイプのエポキシ樹脂や、ポリマーセメントスラリー
などの接着剤(B)をアンカー本体(11)の中空内部
へ、その加圧状態のもとに注入・充填する。
ズル受け入れ口筒(13)は、モルタル外壁(M)の表面
から開口露呈することになるため、その後第8図のよう
に、そのノズル受け入れ口筒(13)へ接着剤注入用のノ
ズル(グリースガン)(25)を直接に、又は図外のアダ
プターなどを介して間接的に差し込み、ここから湿潤硬
化タイプのエポキシ樹脂や、ポリマーセメントスラリー
などの接着剤(B)をアンカー本体(11)の中空内部
へ、その加圧状態のもとに注入・充填する。
そうすれば、その接着剤(B)は第8図のように、アン
カー本体(11)の胴面に開口する条溝(18)を通じて、
その胴面と上記打込み孔(22)との相互間隙(G)へ流
出すると共に、更にモルタル外壁(M)とコンクリート
躯体(C)との相互間隙(S)にも波及・浸透すること
となり、その結果モルタル外壁(M)がアンカーピン
(P)並びに接着剤(B)を介して、コンクリート躯体
(C)へ浮き上がりや剥げ落ちのおそれなく、強固に結
着一体化されるのである。
カー本体(11)の胴面に開口する条溝(18)を通じて、
その胴面と上記打込み孔(22)との相互間隙(G)へ流
出すると共に、更にモルタル外壁(M)とコンクリート
躯体(C)との相互間隙(S)にも波及・浸透すること
となり、その結果モルタル外壁(M)がアンカーピン
(P)並びに接着剤(B)を介して、コンクリート躯体
(C)へ浮き上がりや剥げ落ちのおそれなく、強固に結
着一体化されるのである。
その場合、上記接着剤(B)は加圧力を受けた状態のも
とに注入されるため、アンカー本体(11)の胴面と打込
み孔(22)との相互間隙(G)を経て、モルタル外壁
(M)の表面に向かう外部へ逆流しようとするが、その
相互間隙(G)は上記の通り、爾前に逆流防止弁(20)
によって完全に密封されているので、その接着剤(B)
の不慮に逆流するおそれがなく、モルタル外壁(M)の
表面を見苦しく汚損する心配はない。
とに注入されるため、アンカー本体(11)の胴面と打込
み孔(22)との相互間隙(G)を経て、モルタル外壁
(M)の表面に向かう外部へ逆流しようとするが、その
相互間隙(G)は上記の通り、爾前に逆流防止弁(20)
によって完全に密封されているので、その接着剤(B)
の不慮に逆流するおそれがなく、モルタル外壁(M)の
表面を見苦しく汚損する心配はない。
そこで、最終的に上記ノズル(25)をアンカー本体(1
1)から抜き取り、そのアンカー本体(11)のノズル受
け入れ口筒(13)やその周辺を、第9図のように上記接
着剤(B)と親和性のあるエポキシモルタルやその他の
施栓(26)によって、閉塞状態に化粧するのである。
1)から抜き取り、そのアンカー本体(11)のノズル受
け入れ口筒(13)やその周辺を、第9図のように上記接
着剤(B)と親和性のあるエポキシモルタルやその他の
施栓(26)によって、閉塞状態に化粧するのである。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案ではモルタル外壁(M)からコン
クリート躯体(C)へ打込み使用される一定長さのアン
カー本体(11)と、これを先端部から強制的に拡開変形
させて打込み孔(22)へ喰い付け固定すべく、そのアン
カー本体(11)の中空内部に挿入セツトされたプラグ
(12)とを備え、 上記アンカー本体(11)の基端部に、接着剤注入用ノズ
ル(25)の受け入れ口筒(13)を径大に張り出し形成す
ると共に、そのノズル受け入れ口筒(13)から加圧状態
のもとに注入される接着剤(B)の流出用条溝(18)
を、上記アンカー本体(11)の胴面に開口形成した建物
の外壁補修用アンカーピン(P)において、 上記アンカー本体(11)の胴面へ、その基端部のノズル
受け入れ口筒(13)によって制止される柔軟な接着剤用
逆流防止弁(20)を嵌め付けセツトして、上記アンカー
本体(11)を打ち込み孔(22)内へ打込んだ時、その打
込み孔(22)とアンカー本体(11)の胴面との相互間隙
(G)を、上記逆流防止弁(20)の変形作用により密封
し得るように設定してあるため、その簡素な構成のもと
で従来技術の課題を完全に改良できる効果がある。
クリート躯体(C)へ打込み使用される一定長さのアン
カー本体(11)と、これを先端部から強制的に拡開変形
させて打込み孔(22)へ喰い付け固定すべく、そのアン
カー本体(11)の中空内部に挿入セツトされたプラグ
(12)とを備え、 上記アンカー本体(11)の基端部に、接着剤注入用ノズ
ル(25)の受け入れ口筒(13)を径大に張り出し形成す
ると共に、そのノズル受け入れ口筒(13)から加圧状態
のもとに注入される接着剤(B)の流出用条溝(18)
を、上記アンカー本体(11)の胴面に開口形成した建物
の外壁補修用アンカーピン(P)において、 上記アンカー本体(11)の胴面へ、その基端部のノズル
受け入れ口筒(13)によって制止される柔軟な接着剤用
逆流防止弁(20)を嵌め付けセツトして、上記アンカー
本体(11)を打ち込み孔(22)内へ打込んだ時、その打
込み孔(22)とアンカー本体(11)の胴面との相互間隙
(G)を、上記逆流防止弁(20)の変形作用により密封
し得るように設定してあるため、その簡素な構成のもと
で従来技術の課題を完全に改良できる効果がある。
特に、請求項2の構成を採用するならば、ありふれた安
価な素材から接着剤用逆流防止弁(20)を作成できると
共に、その効果的な塑性変形作用と取扱い上の利便性を
発揮させることも可能となる。
価な素材から接着剤用逆流防止弁(20)を作成できると
共に、その効果的な塑性変形作用と取扱い上の利便性を
発揮させることも可能となる。
又、請求項3に記載の構成を採用するならば、アンカー
本体(11)に対する逆流防止弁(20)の嵌め付け状態を
一層安定に保て、その脱落防止効果を昴めることができ
る。
本体(11)に対する逆流防止弁(20)の嵌め付け状態を
一層安定に保て、その脱落防止効果を昴めることができ
る。
第1図は本考案に係るアンカーピンの基本例を示す斜面
図、第2、3図は同じく側面図と正面図、第4図は第3
図の4−4線断面図、第5〜9図はそのアンカーピンの
使用によるモルタル外壁の補修作業工程を示す各側断面
図、第10図は第9図に対応する長いアンカーピンの打込
み固定状態を示す側断面図、第11図は本考案に係るアン
カーピンの第1変形例を示す斜面図、第12、13図は同じ
く第2変形例を示す側面図と正面図、第14図は第13図の
14−14線断面図、第15図はそのアンカーピンの打込み固
定状態を示す側断面図、第16図は更にアンカーピンの第
3変形例を示す側断面図、第17、18図はその使用による
モルタル外壁の補修作業工程を示す各側断面図である。 (11)……アンカー本体 (12)……プラグ (13)……ノズル受け入れ口筒 (14)……制止肩面 (18)……条溝 (20)……逆流防止弁 (22)……打込み孔 (25)……接着剤注入用ノズル (B)……接着剤 (C)……コンクリート躯体 (G)(S)……相互間隙 (M)……モルタル外壁 (P)……アンカーピン
図、第2、3図は同じく側面図と正面図、第4図は第3
図の4−4線断面図、第5〜9図はそのアンカーピンの
使用によるモルタル外壁の補修作業工程を示す各側断面
図、第10図は第9図に対応する長いアンカーピンの打込
み固定状態を示す側断面図、第11図は本考案に係るアン
カーピンの第1変形例を示す斜面図、第12、13図は同じ
く第2変形例を示す側面図と正面図、第14図は第13図の
14−14線断面図、第15図はそのアンカーピンの打込み固
定状態を示す側断面図、第16図は更にアンカーピンの第
3変形例を示す側断面図、第17、18図はその使用による
モルタル外壁の補修作業工程を示す各側断面図である。 (11)……アンカー本体 (12)……プラグ (13)……ノズル受け入れ口筒 (14)……制止肩面 (18)……条溝 (20)……逆流防止弁 (22)……打込み孔 (25)……接着剤注入用ノズル (B)……接着剤 (C)……コンクリート躯体 (G)(S)……相互間隙 (M)……モルタル外壁 (P)……アンカーピン
Claims (3)
- 【請求項1】モルタル外壁(M)からコンクリート躯体
(C)へ打込み使用される一定長さのアンカー本体(1
1)と、これを先端部から強制的に拡開変形させて打込
み孔(22)へ喰い付け固定すべく、そのアンカー本体
(11)の中空内部に挿入セツトされたプラグ(12)とを
備え、 上記アンカー本体(11)の基端部に、接着剤注入用ノズ
ル(25)の受け入れ口筒(13)を径大に張り出し形成す
ると共に、そのノズル受け入れ口筒(13)から加圧状態
のもとに注入される接着剤(B)の流出用条溝(18)
を、上記アンカー本体(11)の胴面に開口形成した建物
の外壁補修用アンカーピン(P)において、 上記アンカー本体(11)の胴面へ、その基端部のノズル
受け入れ口筒(13)によって制止される柔軟な接着剤用
逆流防止弁(20)を嵌め付けセツトして、上記アンカー
本体(11)を打込み孔(22)内へ打込んだ時、その打込
み孔(22)とアンカー本体(11)の胴面との相互間隙
(G)を、上記逆流防止弁(20)の変形作用により密封
し得るように設定したことを特徴とする建物の外壁補修
用アンカーピン。 - 【請求項2】接着剤用逆流防止弁(20)を塑性変形可能
なブチルゴムやその他の擬似粘土物からリング形態に作
成すると共に、 その表面にベタツキ防止用の粉末をまぶし付けたことを
特徴とする請求項1記載の建物の外壁補修用アンカーピ
ン。 - 【請求項3】アンカー本体(11)の胴面からノズル受け
入れ口筒(13)をほぼ直角に張り出すことにより、その
ノズル受け入れ口筒(13)の背面をモルタル外壁(M)
の制止肩面(14)として機能させ得るように定めると共
に、 そのノズル受け入れ口筒(13)の制止肩面(14)又はア
ンカー本体(11)の胴面へ、接着剤用逆流防止弁(20)
を脱落不能に付着させたことを特徴とする請求項1記載
の建物の外壁補修用アンカーピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9949290U JPH0738568Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 建物の外壁補修用アンカーピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9949290U JPH0738568Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 建物の外壁補修用アンカーピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455961U JPH0455961U (ja) | 1992-05-13 |
JPH0738568Y2 true JPH0738568Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31841463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9949290U Expired - Lifetime JPH0738568Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 建物の外壁補修用アンカーピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738568Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047605A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Masa Clean Co Ltd | アンカーパイプの設置方法 |
JP2014047604A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Masa Clean Co Ltd | コンクリート面に埋設したアンカーへの樹脂注入器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747570Y2 (ja) * | 1992-09-21 | 1995-11-01 | 株式会社ケー・エフ・シー | 建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツト |
DE19911259B4 (de) * | 1999-03-13 | 2015-07-02 | Hilti Aktiengesellschaft | Hilfsvorrichtung zum Verfüllen von Bohrlöchern mit Mörtelmassen |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP9949290U patent/JPH0738568Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047605A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Masa Clean Co Ltd | アンカーパイプの設置方法 |
JP2014047604A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Masa Clean Co Ltd | コンクリート面に埋設したアンカーへの樹脂注入器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455961U (ja) | 1992-05-13 |
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