JPH0735237Y2 - 押釦スイッチ用防塵カバー - Google Patents
押釦スイッチ用防塵カバーInfo
- Publication number
- JPH0735237Y2 JPH0735237Y2 JP1706590U JP1706590U JPH0735237Y2 JP H0735237 Y2 JPH0735237 Y2 JP H0735237Y2 JP 1706590 U JP1706590 U JP 1706590U JP 1706590 U JP1706590 U JP 1706590U JP H0735237 Y2 JPH0735237 Y2 JP H0735237Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- push button
- button switch
- present
- back surface
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、押釦スイッチの操作部を覆うカバーに係り、
特に、操作力が軽快で視認性の良い押釦スイッチ用防塵
カバーに関する。
特に、操作力が軽快で視認性の良い押釦スイッチ用防塵
カバーに関する。
従来の技術 従来、この種のカバーは、第5図に示される如く、透明
な可撓性の材料を用い、そのカバーの上面は、均一の厚
さで平面状に形成されていた。第5図は従来におけるこ
の種の防塵カバーの押圧時における断面図である。
な可撓性の材料を用い、そのカバーの上面は、均一の厚
さで平面状に形成されていた。第5図は従来におけるこ
の種の防塵カバーの押圧時における断面図である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記した従来のものにおいては、押釦ス
イッチの操作感に影響しないように、カバーの厚さを極
力薄く形成していたので、カバーを押圧して操作する
と、押釦の上面とカバーの裏面とが、吸着してしまい、
カバーがなかなか復帰しない現象が生じてしまう欠点が
あった。
イッチの操作感に影響しないように、カバーの厚さを極
力薄く形成していたので、カバーを押圧して操作する
と、押釦の上面とカバーの裏面とが、吸着してしまい、
カバーがなかなか復帰しない現象が生じてしまう欠点が
あった。
また、この現象を防止するために、カバーの硬度等を変
えたりしたが、どうしても操作感が悪くなってしまう欠
点があった。
えたりしたが、どうしても操作感が悪くなってしまう欠
点があった。
本考案は、上記問題点を除去し、カバーが容易に復帰す
るとともに、操作感に影響しない、つまり操作感もこれ
までのように良好な状態を保持できる新規な押釦スイッ
チ用防塵カバーを提供することを目的とする。
るとともに、操作感に影響しない、つまり操作感もこれ
までのように良好な状態を保持できる新規な押釦スイッ
チ用防塵カバーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案に係る押釦スイッチ
用防塵カバーは、押釦スイッチの操作部を覆う透光性の
可撓性材料で形成したカバーと枠体を凹凸関係により嵌
合して形成される防塵カバーにおいて、前記押釦スイッ
チの操作部に衝接する前記カバーの略中央部の裏面に複
数の凹凸部を形成して構成されている。
用防塵カバーは、押釦スイッチの操作部を覆う透光性の
可撓性材料で形成したカバーと枠体を凹凸関係により嵌
合して形成される防塵カバーにおいて、前記押釦スイッ
チの操作部に衝接する前記カバーの略中央部の裏面に複
数の凹凸部を形成して構成されている。
作用 本考案は、上記したように、カバーの裏面に無数の凹凸
部を形成し、押釦の表面とカバーの内底面と接した際に
部分的に空間ができ、その空間が空気の流通路となり、
カバーの押圧を解除すると同時にカバーが復帰される。
部を形成し、押釦の表面とカバーの内底面と接した際に
部分的に空間ができ、その空間が空気の流通路となり、
カバーの押圧を解除すると同時にカバーが復帰される。
実施例 以下、本考案をその好ましい一実施例について、図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
第1図は押釦スイッチに装着した本考案に係る防塵カバ
ーを使用した押釦スイッチの一実施例を示す断面図、第
2図は本考案に係る防塵カバーの裏面斜視図、第3図は
第1図の状態よりカバーを押圧した状態を示す断面図、
第4図は本考案に係るカバーの裏面に凹凸部を形成した
要部拡大部分斜視図である。
ーを使用した押釦スイッチの一実施例を示す断面図、第
2図は本考案に係る防塵カバーの裏面斜視図、第3図は
第1図の状態よりカバーを押圧した状態を示す断面図、
第4図は本考案に係るカバーの裏面に凹凸部を形成した
要部拡大部分斜視図である。
第1図〜第4図を参照するに、本考案に係る防塵カバー
1は、角形の枠体11の上面の周囲に凹溝12が形成され、
この凹溝12には、透明な材料で形成され4角錐の上面が
平坦な形状にされ、更にこの平坦部の裏面に複数の凹凸
部13を形成したカバー14がその突起部141と凹凸嵌合し
て形成されている。
1は、角形の枠体11の上面の周囲に凹溝12が形成され、
この凹溝12には、透明な材料で形成され4角錐の上面が
平坦な形状にされ、更にこの平坦部の裏面に複数の凹凸
部13を形成したカバー14がその突起部141と凹凸嵌合し
て形成されている。
防塵カバー1は、枠体11を押釦スイッチ本体2に端子3
方向から挿入後、この枠体11にカバー14を凹凸嵌合して
装着され、この状態でスイッチ本体2を端子3側からパ
ネル5のパネル孔51に挿入し押釦スイッチ本体2の鍔部
21で係止される。
方向から挿入後、この枠体11にカバー14を凹凸嵌合して
装着され、この状態でスイッチ本体2を端子3側からパ
ネル5のパネル孔51に挿入し押釦スイッチ本体2の鍔部
21で係止される。
第3図に示す如く、カバー14を押圧すると、カバー14の
裏面に無数の凹凸部13を形成しているので、押釦4の表
面とカバー14の内底面の凹凸部13の凸部とが接すると、
部分的に空間ができ、その空間が空気の流通路となる。
従って、従来のように面で接触することはないために、
押釦4とカバー14の裏面での吸着現象を防止するので、
カバー14の復帰が遅れる事はない。
裏面に無数の凹凸部13を形成しているので、押釦4の表
面とカバー14の内底面の凹凸部13の凸部とが接すると、
部分的に空間ができ、その空間が空気の流通路となる。
従って、従来のように面で接触することはないために、
押釦4とカバー14の裏面での吸着現象を防止するので、
カバー14の復帰が遅れる事はない。
第4図はカバー14の裏面の凹凸部13の突起をダイヤカッ
ト状に形成したものであり、これにより、照光式押釦ス
イッチに使用した場合、光を効率良く反射するために点
灯時の視認性が極めて良くなる。
ト状に形成したものであり、これにより、照光式押釦ス
イッチに使用した場合、光を効率良く反射するために点
灯時の視認性が極めて良くなる。
以上説明した本考案の一実施例は、角形の押釦スイッチ
用の防塵カバーを示しているが、丸形、長角形等、種々
の形状が考えられ、これに限定されるものではない。
用の防塵カバーを示しているが、丸形、長角形等、種々
の形状が考えられ、これに限定されるものではない。
考案の効果 本考案は以上の如く構成され、作用するものであり、本
考案によれば以下に示す諸効果が発生する。
考案によれば以下に示す諸効果が発生する。
(1).本考案によれば、カバーの裏面に無数の凹凸部
を形成したので、押釦の表面とカバーの内底面の凸部と
接するので、部分的に空間ができ、それが空気の流通路
となるために、従来の如き吸着現象を防止し、従って、
カバーの厚みを薄くしてもカバーが操作部の表面に貼り
付かず、更に操作感に影響を与えることもなく、押釦ス
イッチそのままの操作感に近いものとすることができる
効果が得られる。
を形成したので、押釦の表面とカバーの内底面の凸部と
接するので、部分的に空間ができ、それが空気の流通路
となるために、従来の如き吸着現象を防止し、従って、
カバーの厚みを薄くしてもカバーが操作部の表面に貼り
付かず、更に操作感に影響を与えることもなく、押釦ス
イッチそのままの操作感に近いものとすることができる
効果が得られる。
(2).本考案によれば、カバーの裏面に無数の凹凸部
を形成したので、照光式にあってはこの凹凸部により光
を拡散することができ、横方向から見たときでもその視
認性が極めて良い効果が得られる。
を形成したので、照光式にあってはこの凹凸部により光
を拡散することができ、横方向から見たときでもその視
認性が極めて良い効果が得られる。
(3).本考案によれば、カバーの裏面に複数の凹凸部
を形成したので、カバーの厚さ、硬度からその操作性を
検討でき、極めて設計が容易で安定した操作感が得られ
るカバーを提供できる。
を形成したので、カバーの厚さ、硬度からその操作性を
検討でき、極めて設計が容易で安定した操作感が得られ
るカバーを提供できる。
(4).本考案によれば、またカバー裏面に複数の凹凸
部を形成したので、その凹凸部がカバーの変形に対して
助長することになるために、カバーが破れる事無く、耐
久性が向上し、長寿命の操作に耐え得る押釦スイッチ用
防塵カバーを提供できる。
部を形成したので、その凹凸部がカバーの変形に対して
助長することになるために、カバーが破れる事無く、耐
久性が向上し、長寿命の操作に耐え得る押釦スイッチ用
防塵カバーを提供できる。
(5).本考案によれば、カバー裏面に複数の凹凸部を
形成したので、その凹凸部によりカバーの可撓性を損な
わず、操作性の良い押釦スイッチ用防塵カバーを提供で
きる。
形成したので、その凹凸部によりカバーの可撓性を損な
わず、操作性の良い押釦スイッチ用防塵カバーを提供で
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、第2図は
本考案に係る防塵カバーの裏面斜視図、第3図は第1図
の状態よりカバーを押圧した状態を示す断面図、第4図
はカバーの裏面に凹凸部を形成した要部拡大部分斜視
図、第5図はこの種の防塵カバーを用いた従来技術の要
部断面図である。 1……防塵カバー、11……枠体、12……凹溝、13……凹
凸部、14……カバー、2……押釦スイッチ本体、21……
鍔部、3……取付ばね、4……押釦、5……パネル、51
……パネル孔
本考案に係る防塵カバーの裏面斜視図、第3図は第1図
の状態よりカバーを押圧した状態を示す断面図、第4図
はカバーの裏面に凹凸部を形成した要部拡大部分斜視
図、第5図はこの種の防塵カバーを用いた従来技術の要
部断面図である。 1……防塵カバー、11……枠体、12……凹溝、13……凹
凸部、14……カバー、2……押釦スイッチ本体、21……
鍔部、3……取付ばね、4……押釦、5……パネル、51
……パネル孔
Claims (2)
- 【請求項1】押釦スイッチの操作部を覆う透光性の可撓
性材料で形成したカバーと枠体を凹凸関係により嵌合し
て形成される防塵カバーにおいて、前記押釦スイッチの
操作部に衝接する前記カバーの略中央部の裏面に複数の
凹凸部を形成したことを特徴とする押釦スイッチ用防塵
カバー。 - 【請求項2】前記凹凸部をダイヤカットに形成したこと
を更に特徴とする請求項(1)に記載の押釦スイッチ用
防塵カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706590U JPH0735237Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 押釦スイッチ用防塵カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706590U JPH0735237Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 押釦スイッチ用防塵カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109230U JPH03109230U (ja) | 1991-11-11 |
JPH0735237Y2 true JPH0735237Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31520300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1706590U Expired - Fee Related JPH0735237Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 押釦スイッチ用防塵カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735237Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004055848A1 (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Fujikura Ltd. | シートスイッチ及びその操作シート |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5199710B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2013-05-15 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ押釦の保護装置 |
JP5677201B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2015-02-25 | 株式会社吉野工業所 | 取出し具 |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP1706590U patent/JPH0735237Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004055848A1 (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Fujikura Ltd. | シートスイッチ及びその操作シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03109230U (ja) | 1991-11-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |