JPH073449A - プラスチック材料からなるワークピースを金属層により被覆する方法および装置 - Google Patents
プラスチック材料からなるワークピースを金属層により被覆する方法および装置Info
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- JPH073449A JPH073449A JP6065136A JP6513694A JPH073449A JP H073449 A JPH073449 A JP H073449A JP 6065136 A JP6065136 A JP 6065136A JP 6513694 A JP6513694 A JP 6513694A JP H073449 A JPH073449 A JP H073449A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
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- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
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- C23C14/14—Metallic material, boron or silicon
- C23C14/20—Metallic material, boron or silicon on organic substrates
- C23C14/205—Metallic material, boron or silicon on organic substrates by cathodic sputtering
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 減圧容器内において陰極スパッタ法を用いて
プラスチック材料を金属層により被覆するプロセスを、
金属層の良好な接着性および環境安定性を確保しつつ、
経済的に改良する。 【構成】 本発明によれば、減圧容器(2)内において
金属層の主成分を強磁場スパッタしてプラスチック材料
からなるワークピース(4)を金属層により被覆する方
法において、スパッタをアルゴンと炭素含有ガスとの混
合ガス雰囲気中において行うと共にスパッタをワークピ
ース(4)を金属層により被覆する時間のうち少なくと
も大部分の時間の間行うようにする段階を含む方法が提
供される。
プラスチック材料を金属層により被覆するプロセスを、
金属層の良好な接着性および環境安定性を確保しつつ、
経済的に改良する。 【構成】 本発明によれば、減圧容器(2)内において
金属層の主成分を強磁場スパッタしてプラスチック材料
からなるワークピース(4)を金属層により被覆する方
法において、スパッタをアルゴンと炭素含有ガスとの混
合ガス雰囲気中において行うと共にスパッタをワークピ
ース(4)を金属層により被覆する時間のうち少なくと
も大部分の時間の間行うようにする段階を含む方法が提
供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック材料からな
るワークピースを金属層により被覆する方法に関する。
この金属層または被膜は減圧容器内において周知の陰極
スパッタリング法によってワークピース上に堆積され
る。このような被膜は光学式データ記録用のディスクの
製造において特に適用される。
るワークピースを金属層により被覆する方法に関する。
この金属層または被膜は減圧容器内において周知の陰極
スパッタリング法によってワークピース上に堆積され
る。このような被膜は光学式データ記録用のディスクの
製造において特に適用される。
【0002】
【従来の技術】ディスク上に情報を提供するために、例
えば磁気光学式(magneto-optical )または相変化式記
録プロセスが用いられて情報が金属層それ自体に記録さ
れる。または他の光学的記録プロセスにおいて、情報は
被膜の下層にあるディスク本体に射出成形プロセスによ
り圧印加工され、ディスク本体は次いで高反射被膜によ
り被覆されてレーザービームが情報を走査できるように
なっている。現在ではコストを考慮してディスク本体は
プラスチック材料から形成される。しかしながら、この
ようなプラスチック材料の被覆は、被膜を充分に大きな
接着強度でもってディスク本体に結合させるように、ま
た特に上述したようにディスク本体に情報が記録されて
いる場合には被覆方法がディスク本体を損傷させないよ
うに、行われなければならない。これらの要求事項を考
慮するとプラスチック材料を被覆するのは非常に困難で
ある。例えばレーザービデオディスク(LD)を製造す
るために現在ではプラスチック材料、例えばポリメチル
メタクリレート(PMMA)が通常用いられている。
えば磁気光学式(magneto-optical )または相変化式記
録プロセスが用いられて情報が金属層それ自体に記録さ
れる。または他の光学的記録プロセスにおいて、情報は
被膜の下層にあるディスク本体に射出成形プロセスによ
り圧印加工され、ディスク本体は次いで高反射被膜によ
り被覆されてレーザービームが情報を走査できるように
なっている。現在ではコストを考慮してディスク本体は
プラスチック材料から形成される。しかしながら、この
ようなプラスチック材料の被覆は、被膜を充分に大きな
接着強度でもってディスク本体に結合させるように、ま
た特に上述したようにディスク本体に情報が記録されて
いる場合には被覆方法がディスク本体を損傷させないよ
うに、行われなければならない。これらの要求事項を考
慮するとプラスチック材料を被覆するのは非常に困難で
ある。例えばレーザービデオディスク(LD)を製造す
るために現在ではプラスチック材料、例えばポリメチル
メタクリレート(PMMA)が通常用いられている。
【0003】プラスチック製部材上にスパッタリングに
より堆積された堆積層の環境安定性および接着性を向上
させるためのさまざまな処理プロセスが知られている。
通常環境安定性の試験は、後述するように、被覆された
部材を高温高湿下に放置することによって行われる。
より堆積された堆積層の環境安定性および接着性を向上
させるためのさまざまな処理プロセスが知られている。
通常環境安定性の試験は、後述するように、被覆された
部材を高温高湿下に放置することによって行われる。
【0004】プラズマによってプラスチック材料の表面
を処理することが知られている(例えば1984年、第
2回プラズマ化学技術会議(2nd Conf. Plasma Chem. T
ech.)、ジー.レギャイ(G. Legeay )の講演、「低温
プラズマによる天然または合成ポリマの表面改質(Surf
ace Modification of natural or synthetic polymers
by cold Plasmas )」)。これによって、プラスチック
製本体の表面はプラズマ処理により改質されてその結果
として形成される堆積層がさらに良好に接着するように
なる。プラズマガスには、例えば酸素、ヘリウム、およ
び炭素を含むガスが用いられる。ヘリウムまたは酸素プ
ラズマ放電を用いてプラスチック表面を処理することも
知られている(例えば応用ポリマ科学ジャーナル(J. A
ppl. Polym. Sci.)、第13巻、1969年、のジェ
ー.ホール(J. Hall )の技術文献参照)。プラズマ処
理の目的は、それによってプラスチック材料の結合特性
を改善することである。応用ポリマ科学ジャーナル、第
13巻、1969年、のジェー.ホーラハン(J. Halla
han )の技術記事では、プラスチック材料表面をアンモ
ニア、窒素、および水素を含むガスのプラズマでもって
処理して接着性および湿潤性を改善するようにすること
を主題としている。この目的のため、高周波プラズマ放
電が用いられる。
を処理することが知られている(例えば1984年、第
2回プラズマ化学技術会議(2nd Conf. Plasma Chem. T
ech.)、ジー.レギャイ(G. Legeay )の講演、「低温
プラズマによる天然または合成ポリマの表面改質(Surf
ace Modification of natural or synthetic polymers
by cold Plasmas )」)。これによって、プラスチック
製本体の表面はプラズマ処理により改質されてその結果
として形成される堆積層がさらに良好に接着するように
なる。プラズマガスには、例えば酸素、ヘリウム、およ
び炭素を含むガスが用いられる。ヘリウムまたは酸素プ
ラズマ放電を用いてプラスチック表面を処理することも
知られている(例えば応用ポリマ科学ジャーナル(J. A
ppl. Polym. Sci.)、第13巻、1969年、のジェ
ー.ホール(J. Hall )の技術文献参照)。プラズマ処
理の目的は、それによってプラスチック材料の結合特性
を改善することである。応用ポリマ科学ジャーナル、第
13巻、1969年、のジェー.ホーラハン(J. Halla
han )の技術記事では、プラスチック材料表面をアンモ
ニア、窒素、および水素を含むガスのプラズマでもって
処理して接着性および湿潤性を改善するようにすること
を主題としている。この目的のため、高周波プラズマ放
電が用いられる。
【0005】米国特許第4957603号公報にはPM
MAからなる光学式データ記録ディスクの被覆方法が開
示されている。この特許公報によれば、PMMAのプラ
スチック材料を陰極スパッタ法によって被覆することは
非常に困難である。
MAからなる光学式データ記録ディスクの被覆方法が開
示されている。この特許公報によれば、PMMAのプラ
スチック材料を陰極スパッタ法によって被覆することは
非常に困難である。
【0006】したがって、陰極スパッタ法は蒸気堆積法
よりも製品の自動生産に適しているが、このような陰極
スパッタ法を用いるとスパッタ法により被覆された基板
本体の環境安定性および接着性に関する問題点がさらに
悪化する、ということが認識されうる。
よりも製品の自動生産に適しているが、このような陰極
スパッタ法を用いるとスパッタ法により被覆された基板
本体の環境安定性および接着性に関する問題点がさらに
悪化する、ということが認識されうる。
【0007】上述の特許の発明者らによれば、界面ポリ
マを形成した場合スパッタ法を用いてPMMA基板上に
被覆させた金属層の接着性が良好に改善され、この界面
ポリマはスパッタ法により堆積された金属層とPMMA
基板のバルク間の接着損失を明らかに減少させる。金属
層を堆積する前にアルゴンガスと炭素含有ガスとの混合
ガス雰囲気中でスパッタすることによりバルク表面を前
処理することが提案されている。
マを形成した場合スパッタ法を用いてPMMA基板上に
被覆させた金属層の接着性が良好に改善され、この界面
ポリマはスパッタ法により堆積された金属層とPMMA
基板のバルク間の接着損失を明らかに減少させる。金属
層を堆積する前にアルゴンガスと炭素含有ガスとの混合
ガス雰囲気中でスパッタすることによりバルク表面を前
処理することが提案されている。
【0008】上述の特許の発明者らによれば、一実施例
として、メタンガスとアルゴンガスとの混合ガスをスパ
ッタガスとして用いてニッケルをスパッタし、それによ
って表面改質および層の堆積が同時に有効に行われるよ
うにすることが提案されているが、この特許公報の開示
内容において、実験に用いられた装置の堆積速度が非常
に低いために、金属層をスパッタ法により堆積させる前
に前処理用混合ガス雰囲気中で行われる基板のバルク表
面の前処理が重要になってくる。
として、メタンガスとアルゴンガスとの混合ガスをスパ
ッタガスとして用いてニッケルをスパッタし、それによ
って表面改質および層の堆積が同時に有効に行われるよ
うにすることが提案されているが、この特許公報の開示
内容において、実験に用いられた装置の堆積速度が非常
に低いために、金属層をスパッタ法により堆積させる前
に前処理用混合ガス雰囲気中で行われる基板のバルク表
面の前処理が重要になってくる。
【0009】このとき生じている機構は、上述の特許の
発明者らによれば、バルク材料が高エネルギプラズマ中
に曝されている間に過剰炭素がポリマのバルク表面を改
質してスパッタ法により堆積された金属層膜の接着性を
向上させるようにする、と考えられている。
発明者らによれば、バルク材料が高エネルギプラズマ中
に曝されている間に過剰炭素がポリマのバルク表面を改
質してスパッタ法により堆積された金属層膜の接着性を
向上させるようにする、と考えられている。
【0010】上述の技術は単純であるが深刻な欠点を有
する。すなわち基板のバルク表面を前処理する前処理段
階が本質的にかつ実用的に必要であり、この前処理段階
のために装置における速度の制限によりプロセスの極め
て早い段階から金属層を最大堆積速度でもって堆積でき
ない。堆積速度が低いためにプラスチック基板が混合ガ
スプラズマ中に或る時間だけ曝されるようになり、これ
は本質的に前処理段階を構成する。その結果、ワークピ
ースを処理する処理時間全体が延長されてしまう。
する。すなわち基板のバルク表面を前処理する前処理段
階が本質的にかつ実用的に必要であり、この前処理段階
のために装置における速度の制限によりプロセスの極め
て早い段階から金属層を最大堆積速度でもって堆積でき
ない。堆積速度が低いためにプラスチック基板が混合ガ
スプラズマ中に或る時間だけ曝されるようになり、これ
は本質的に前処理段階を構成する。その結果、ワークピ
ースを処理する処理時間全体が延長されてしまう。
【0011】PMMA材料を金属層により被覆するため
の多段階式のマグネトロンスパッタ被覆プロセスにおい
て他の混合ガスを用いたプロセスも知られている。すな
わち例えばドイツ国特許公開第4004116号公報に
よれば、まずアルゴン雰囲気中で短時間だけスパッタし
て金属層を堆積させ、次いでアルゴンガスとヘリウムガ
スとの混合ガス雰囲気にし、最後に純アルゴン雰囲気と
して被覆プロセスを終了している。
の多段階式のマグネトロンスパッタ被覆プロセスにおい
て他の混合ガスを用いたプロセスも知られている。すな
わち例えばドイツ国特許公開第4004116号公報に
よれば、まずアルゴン雰囲気中で短時間だけスパッタし
て金属層を堆積させ、次いでアルゴンガスとヘリウムガ
スとの混合ガス雰囲気にし、最後に純アルゴン雰囲気と
して被覆プロセスを終了している。
【0012】欧州特許出願第0422323号では、P
MMA基板はヘリウムを含むガス雰囲気でマグネトロン
スパッタ法を用いてアルミニウム被膜により被覆され
る。
MMA基板はヘリウムを含むガス雰囲気でマグネトロン
スパッタ法を用いてアルミニウム被膜により被覆され
る。
【0013】これらの従来の技術の欠点をまとめると以
下のようである。すなわち、プラスチック材料基板また
は本体を最大速度のスパッタでもって金属層により被覆
する前に、プラスチック材料基板の表面をアルゴン/メ
タン雰囲気中において少なくとも低速度でもって金属を
スパッタするという前処理段階を用いるのでプロセス全
体の時間が延長される。また、ヘリウムを含む雰囲気中
でマグネトロンスパッタによりプラスチック材料表面を
被覆すると、ヘリウムがスパッタ効率を低減するので処
理時間が延長される。さらにこの場合、環境安定性が低
くなる。
下のようである。すなわち、プラスチック材料基板また
は本体を最大速度のスパッタでもって金属層により被覆
する前に、プラスチック材料基板の表面をアルゴン/メ
タン雰囲気中において少なくとも低速度でもって金属を
スパッタするという前処理段階を用いるのでプロセス全
体の時間が延長される。また、ヘリウムを含む雰囲気中
でマグネトロンスパッタによりプラスチック材料表面を
被覆すると、ヘリウムがスパッタ効率を低減するので処
理時間が延長される。さらにこの場合、環境安定性が低
くなる。
【0014】真空科学技術A(J. Vac. Sci. Technol.
A )、第10巻、第4号、1992年7月/8月、のエ
ス、シュルツ(S. Schulz )らによる「コンパクトディ
スクおよびレーザーディスクを製造するための薄膜の開
発および方法(Thin-film development and methods fo
r compact disk and laser disk manufacturing )」に
よれば、PMMAからなるLDをスパッタ法により被覆
するための周期時間は13秒である。
A )、第10巻、第4号、1992年7月/8月、のエ
ス、シュルツ(S. Schulz )らによる「コンパクトディ
スクおよびレーザーディスクを製造するための薄膜の開
発および方法(Thin-film development and methods fo
r compact disk and laser disk manufacturing )」に
よれば、PMMAからなるLDをスパッタ法により被覆
するための周期時間は13秒である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の主
な目的は、減圧容器内において陰極スパッタ法を用いて
プラスチック材料を金属層により被覆するプロセスを、
金属層の良好な接着性および環境安定性を確保しつつ、
経済的に改良することである。本発明は、レーザーディ
スク、特にPMMAからなるレーザーディスクの金属被
覆に特に適用されうる。
な目的は、減圧容器内において陰極スパッタ法を用いて
プラスチック材料を金属層により被覆するプロセスを、
金属層の良好な接着性および環境安定性を確保しつつ、
経済的に改良することである。本発明は、レーザーディ
スク、特にPMMAからなるレーザーディスクの金属被
覆に特に適用されうる。
【0016】また本発明の重要な、第2の目的は、上述
の方法がPMMA材料に対して行われることである。こ
のPMMA材料は特に光学式記録ディスクとして構成さ
れるようになっている。
の方法がPMMA材料に対して行われることである。こ
のPMMA材料は特に光学式記録ディスクとして構成さ
れるようになっている。
【0017】本発明の第3の目的は、プラスチック材料
からなる少なくとも1つのワークピースを、優れた接着
性および環境安定性を備えつつ経済的に製造された金
属、例えば金属層により高速度でもって被覆するための
装置を提供することである。
からなる少なくとも1つのワークピースを、優れた接着
性および環境安定性を備えつつ経済的に製造された金
属、例えば金属層により高速度でもって被覆するための
装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の主な目的は、減
圧容器内において金属層の主成分を強磁場スパッタして
プラスチック材料からなるワークピースを該金属層によ
り被覆する方法において、上記スパッタをアルゴンと炭
素含有ガスとの混合ガス雰囲気中において行うと共に該
スパッタを上記ワークピースを金属層により被覆する時
間のうち少なくとも大部分の時間の間行うようにする段
階を含む方法によって達成される。
圧容器内において金属層の主成分を強磁場スパッタして
プラスチック材料からなるワークピースを該金属層によ
り被覆する方法において、上記スパッタをアルゴンと炭
素含有ガスとの混合ガス雰囲気中において行うと共に該
スパッタを上記ワークピースを金属層により被覆する時
間のうち少なくとも大部分の時間の間行うようにする段
階を含む方法によって達成される。
【0019】強磁場下におけるRF(高周波)スパッタ
法、DC(直流)スパッタ法、DCおよびAC(交流)
スパッタ法など、すべてのスパッタ法において、スパッ
タされるべきターゲットの表面上にまたはターゲット表
面に隣接してトンネル状の磁場が形成され、かつ/また
はターゲット表面とスパッタ装置の他の部分間に磁場が
形成される。
法、DC(直流)スパッタ法、DCおよびAC(交流)
スパッタ法など、すべてのスパッタ法において、スパッ
タされるべきターゲットの表面上にまたはターゲット表
面に隣接してトンネル状の磁場が形成され、かつ/また
はターゲット表面とスパッタ装置の他の部分間に磁場が
形成される。
【0020】あらゆる強磁場スパッタ法を用いて金属層
の主成分を構成する物質をスパッタすることが可能であ
るが、マグネトロンスパッタ法および/またはスパッタ
法を用いて金属または金属合金をスパッタするのが現在
最良であることが本願発明者により確認されている。
の主成分を構成する物質をスパッタすることが可能であ
るが、マグネトロンスパッタ法および/またはスパッタ
法を用いて金属または金属合金をスパッタするのが現在
最良であることが本願発明者により確認されている。
【0021】また、強磁場スパッタ法により炭素含有ガ
スプラズマ中で上記物質を直接スパッタすることによっ
て全体の処理時間が根本的に短縮されることが本願発明
者により確認されている。
スプラズマ中で上記物質を直接スパッタすることによっ
て全体の処理時間が根本的に短縮されることが本願発明
者により確認されている。
【0022】その結果、ヘリウム含有ガスプラズマ中で
同様にスパッタされて形成された金属層の場合に比べ
て、環境安定性および被覆処理の処理時間が改善され
る。金属層を堆積させる前にプラスチック材料表面の前
処理を行うことが開示された米国特許第4957603
号公報の開示内容と比較すると、本発明では驚くべきこ
とにこのような前処理を必要としない。
同様にスパッタされて形成された金属層の場合に比べ
て、環境安定性および被覆処理の処理時間が改善され
る。金属層を堆積させる前にプラスチック材料表面の前
処理を行うことが開示された米国特許第4957603
号公報の開示内容と比較すると、本発明では驚くべきこ
とにこのような前処理を必要としない。
【0023】また本発明によれば、上記スパッタがプラ
ズマ放電がアルゴン/メタン混合ガス中で行われる方法
が提供される。
ズマ放電がアルゴン/メタン混合ガス中で行われる方法
が提供される。
【0024】被覆工程の時間を短縮すると共に被覆工程
を経済的に簡素化するという目的を達成するために、混
合ガスの混合比を被覆工程の間実質的に一定に維持して
被覆工程の間混合比調節装置および制御装置を作動させ
ないようにすることが提案される。
を経済的に簡素化するという目的を達成するために、混
合ガスの混合比を被覆工程の間実質的に一定に維持して
被覆工程の間混合比調節装置および制御装置を作動させ
ないようにすることが提案される。
【0025】また、被覆工程の時間を短縮すると共に被
覆工程を経済的に簡素化するという目的を達成するため
に、混合ガスの混合比を一定に維持することに加えてま
たはこれと選択可能に、減圧容器内の圧力を被覆工程の
間実質的に一定に維持するようにし、その結果全体のプ
ロセス制御が非常に簡単になる。
覆工程を経済的に簡素化するという目的を達成するため
に、混合ガスの混合比を一定に維持することに加えてま
たはこれと選択可能に、減圧容器内の圧力を被覆工程の
間実質的に一定に維持するようにし、その結果全体のプ
ロセス制御が非常に簡単になる。
【0026】さらに本発明によれば、上述の方法が炭素
含有ガス、例えば3体積%以上10体積%以下のメタン
を含んで行われ、その結果環境安定性、接着性、および
処理時間が最適にされる。
含有ガス、例えば3体積%以上10体積%以下のメタン
を含んで行われ、その結果環境安定性、接着性、および
処理時間が最適にされる。
【0027】混合ガスの混合比および/または減圧容器
内の圧力を一定に維持することに加えてまたはこれと選
択可能に、スパッタ装置の電力を被覆工程の間実質的に
一定に維持するようにすることが提案される。
内の圧力を一定に維持することに加えてまたはこれと選
択可能に、スパッタ装置の電力を被覆工程の間実質的に
一定に維持するようにすることが提案される。
【0028】本発明の重要な、第2の目的は、PMMA
からなる光学式記録ディスクを構成するワークピース上
に高反射性金属、好ましくはアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金を堆積させることによって達成される。
からなる光学式記録ディスクを構成するワークピース上
に高反射性金属、好ましくはアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金を堆積させることによって達成される。
【0029】さらに本発明によれば、PMMAからなる
光学式記録ディスクを高反射性金属、例えば金属層、好
ましくはアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる
金属層、により被覆するための周期時間が10秒よりも
短い、好ましくは5から6秒である上記方法を用いるこ
とによって処理プロセスの経済性が大きく改善される。
この短い処理時間において得られた製品はIEC856
および857規格に従っており、また公知の周期時間に
おいて得られた製品と比較して30%以上改善された。
(IEC856、第15頁、5.1から5.3、第17
頁、6/IEC857、第15頁、5.1から5.3、
第17頁、6)
光学式記録ディスクを高反射性金属、例えば金属層、好
ましくはアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる
金属層、により被覆するための周期時間が10秒よりも
短い、好ましくは5から6秒である上記方法を用いるこ
とによって処理プロセスの経済性が大きく改善される。
この短い処理時間において得られた製品はIEC856
および857規格に従っており、また公知の周期時間に
おいて得られた製品と比較して30%以上改善された。
(IEC856、第15頁、5.1から5.3、第17
頁、6/IEC857、第15頁、5.1から5.3、
第17頁、6)
【0030】処理時間を短縮することによって生産され
る製品量が非常に増大され、したがって製造コストが低
減される。
る製品量が非常に増大され、したがって製造コストが低
減される。
【0031】さらに本発明によれば、PMMAをアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金により被覆してなる光学
式記録ディスクが提供され、この場合金属被膜はアルゴ
ンと炭素含有ガスとの混合ガス雰囲気中でスパッタされ
て形成される。このような光学式記録ディスクでは、デ
ィスクのコストを示す指標の一つとして、ディスクを構
成するPMMAプラスチック本体に対する被膜の安定性
が極めて良好であり、また極めて安価に製造される。
ニウムまたはアルミニウム合金により被覆してなる光学
式記録ディスクが提供され、この場合金属被膜はアルゴ
ンと炭素含有ガスとの混合ガス雰囲気中でスパッタされ
て形成される。このような光学式記録ディスクでは、デ
ィスクのコストを示す指標の一つとして、ディスクを構
成するPMMAプラスチック本体に対する被膜の安定性
が極めて良好であり、また極めて安価に製造される。
【0032】さらに本発明によれば、IEC856およ
び857規格に従いつつ、上記アルミニウムまたはアル
ミニウム合金の被覆工程が10秒未満、好ましくは5か
ら6秒である光学式記録ディスクが提供される。被覆工
程が短縮されることによってこのようなディスクが最も
経済的に製造されうるようになり、したがって製造速度
が向上されて製造コストが基本的に低下されるようにな
る。
び857規格に従いつつ、上記アルミニウムまたはアル
ミニウム合金の被覆工程が10秒未満、好ましくは5か
ら6秒である光学式記録ディスクが提供される。被覆工
程が短縮されることによってこのようなディスクが最も
経済的に製造されうるようになり、したがって製造速度
が向上されて製造コストが基本的に低下されるようにな
る。
【0033】本発明の第3の目的は、プラスチック材料
からなる少なくとも1つのワークピースを金属層により
被覆するための装置において、少なくとも1つの強磁場
スパッタ源を備えた減圧容器を具備し、該強磁場スパッ
タ源は上記金属層の主成分からなり、該減圧容器は制御
可能なガス供給手段を介してアルゴンガスおよび炭素含
有ガスを含む1つのガスタンク、またはアルゴンガスお
よび炭素含有ガスをそれぞれ含む複数のガスタンクに連
結され、減圧ポンプ装置を具備し、少なくとも1つのワ
ークピースを上記減圧容器内に供給する供給手段を具備
すると共に少なくとも1つの該ワークピースを上記減圧
容器内から除去する除去手段を具備し、上記ガス供給手
段が上記減圧容器内にアルゴンガスおよび炭素含有ガス
を流入させたときに上記スパッタ源とガス供給手段とを
制御して該スパッタ源を作動させるようにする手段をさ
らに具備した装置によって達成される。
からなる少なくとも1つのワークピースを金属層により
被覆するための装置において、少なくとも1つの強磁場
スパッタ源を備えた減圧容器を具備し、該強磁場スパッ
タ源は上記金属層の主成分からなり、該減圧容器は制御
可能なガス供給手段を介してアルゴンガスおよび炭素含
有ガスを含む1つのガスタンク、またはアルゴンガスお
よび炭素含有ガスをそれぞれ含む複数のガスタンクに連
結され、減圧ポンプ装置を具備し、少なくとも1つのワ
ークピースを上記減圧容器内に供給する供給手段を具備
すると共に少なくとも1つの該ワークピースを上記減圧
容器内から除去する除去手段を具備し、上記ガス供給手
段が上記減圧容器内にアルゴンガスおよび炭素含有ガス
を流入させたときに上記スパッタ源とガス供給手段とを
制御して該スパッタ源を作動させるようにする手段をさ
らに具備した装置によって達成される。
【0034】金属層の構成要素のためのスパッタ源とし
て例えば強磁場スパッタ源、好ましくはマグネトロンス
パッタ源を用いることによって被覆効率が大きく改善さ
れ、ガスタンクはスパッタプラズマ雰囲気を構成するガ
スを供給し、したがって最大速度のスパッタによる効果
的な被覆工程の前に行われるバルク材料のプラスチック
表面の前処理に時間を費やすのが阻止されつつ金属層の
接着性および環境安定性が改善される。
て例えば強磁場スパッタ源、好ましくはマグネトロンス
パッタ源を用いることによって被覆効率が大きく改善さ
れ、ガスタンクはスパッタプラズマ雰囲気を構成するガ
スを供給し、したがって最大速度のスパッタによる効果
的な被覆工程の前に行われるバルク材料のプラスチック
表面の前処理に時間を費やすのが阻止されつつ金属層の
接着性および環境安定性が改善される。
【0035】さらに本発明によれば、上記ガスタンク、
または上記2つのガスタンクのうちの一方のガスタンク
が炭素含有ガスとしてメタンを含んでスパッタ被覆プラ
ズマ雰囲気を構成する装置が提供される。
または上記2つのガスタンクのうちの一方のガスタンク
が炭素含有ガスとしてメタンを含んでスパッタ被覆プラ
ズマ雰囲気を構成する装置が提供される。
【0036】さらに本発明によれば、一方のガスタンク
がアルゴンガスを含み、他方のガスタンクがメタンを含
み、該一対のガスタンクから上記減圧容器内に供給され
るガスを混合するための制御可能な混合手段をさらに設
けて該混合手段により混合ガス中に3体積%以上10体
積%以下のメタンが含まれるように制御する装置が提供
される。
がアルゴンガスを含み、他方のガスタンクがメタンを含
み、該一対のガスタンクから上記減圧容器内に供給され
るガスを混合するための制御可能な混合手段をさらに設
けて該混合手段により混合ガス中に3体積%以上10体
積%以下のメタンが含まれるように制御する装置が提供
される。
【0037】さらに本発明によれば、ワークピースの処
理速度が高い上記装置が提供され、すなわち上記供給手
段および上記除去手段を制御するためのタイミング手段
をさらに具備して該タイミング手段により1つのワーク
ピースを上記減圧容器内に供給してから除去するまでの
時間間隔が10秒よりも短くなるように制御する装置が
提供される。
理速度が高い上記装置が提供され、すなわち上記供給手
段および上記除去手段を制御するためのタイミング手段
をさらに具備して該タイミング手段により1つのワーク
ピースを上記減圧容器内に供給してから除去するまでの
時間間隔が10秒よりも短くなるように制御する装置が
提供される。
【0038】
【実施例】本発明および本発明の上述した以外の目的
は、以下の詳細な説明から明らかになろう。図1は本発
明の一実施例による装置の断面略図を示しており、この
装置によって、特にPMMAバルク材からなる光学式記
録ディスクを製造するための方法が実行される。
は、以下の詳細な説明から明らかになろう。図1は本発
明の一実施例による装置の断面略図を示しており、この
装置によって、特にPMMAバルク材からなる光学式記
録ディスクを製造するための方法が実行される。
【0039】装置は減圧容器2を具備する。減圧容器2
には、強磁場スパッタ源、すなわち例えば平面状マグネ
トロン源1、が、シール部材を介して取付けられる。ま
た減圧容器2は操作用開口7を具備し、この開口7は平
面状マグネトロン源1のターゲット2aに対向して位置
する。プラスチック材料からなるワークピース4はこの
開口7を介して減圧容器2内に供給され、または減圧容
器2から取出される。プラスチック材料製ワークピース
4を操作するために従動リフト装置3が設けられる。ワ
ークピース4を減圧容器2内に導入するときにはリフト
装置3が図1のclの方向にシール部材まで駆動され、
斯くして減圧容器2が開口7においてシール部材により
密閉される。
には、強磁場スパッタ源、すなわち例えば平面状マグネ
トロン源1、が、シール部材を介して取付けられる。ま
た減圧容器2は操作用開口7を具備し、この開口7は平
面状マグネトロン源1のターゲット2aに対向して位置
する。プラスチック材料からなるワークピース4はこの
開口7を介して減圧容器2内に供給され、または減圧容
器2から取出される。プラスチック材料製ワークピース
4を操作するために従動リフト装置3が設けられる。ワ
ークピース4を減圧容器2内に導入するときにはリフト
装置3が図1のclの方向にシール部材まで駆動され、
斯くして減圧容器2が開口7においてシール部材により
密閉される。
【0040】減圧ポンプ装置5は制御弁6を介し減圧容
器2の内部に連結される。減圧容器2の内部と連通する
ガス導入装置8はそれぞれ対応する制御弁V10および制
御弁V12を介して第1ガスタンク10および第2のガス
タンク12に連結される。
器2の内部に連結される。減圧容器2の内部と連通する
ガス導入装置8はそれぞれ対応する制御弁V10および制
御弁V12を介して第1ガスタンク10および第2のガス
タンク12に連結される。
【0041】図示したようにリフト装置3は駆動装置1
4、例えば油圧駆動シリンダによって駆動され、この駆
動装置14は制御可能なタイミング装置16によって時
間制御される。
4、例えば油圧駆動シリンダによって駆動され、この駆
動装置14は制御可能なタイミング装置16によって時
間制御される。
【0042】減圧容器2、マグネトロンスパッタ源1、
および密閉装置を構成するリフト装置3によって減圧空
間が形成されるが、この減圧空間内にはガスタンク1
0,12から、アルゴンガスと炭素含有ガスとの混合ガ
スが供給される。この混合ガスは好ましくは、制御弁V
10および制御弁V12を制御することによってアルゴンガ
ス用ガスタンク10と炭素含有ガス用ガスタンク12と
からそれぞれ供給されるガスの混合比が選択された混合
比になるように混合される。しかしながら、アルゴンガ
スと炭素含有ガスとを予め混合して得られる混合ガスを
1つのガスタンク内に充填し、このガスタンクを1つの
制御弁(図示しない)を介し減圧容器2内部に連結して
単位時間当たりに減圧空間内に導入された混合ガスの質
量流量を測定することもできる。
および密閉装置を構成するリフト装置3によって減圧空
間が形成されるが、この減圧空間内にはガスタンク1
0,12から、アルゴンガスと炭素含有ガスとの混合ガ
スが供給される。この混合ガスは好ましくは、制御弁V
10および制御弁V12を制御することによってアルゴンガ
ス用ガスタンク10と炭素含有ガス用ガスタンク12と
からそれぞれ供給されるガスの混合比が選択された混合
比になるように混合される。しかしながら、アルゴンガ
スと炭素含有ガスとを予め混合して得られる混合ガスを
1つのガスタンク内に充填し、このガスタンクを1つの
制御弁(図示しない)を介し減圧容器2内部に連結して
単位時間当たりに減圧空間内に導入された混合ガスの質
量流量を測定することもできる。
【0043】光学式記録ディスクを製造するための図1
に示した装置の好ましい作動を以下に説明する。この光
学式記録ディスクは、ワークピース4、すなわちPMM
Aからなる基板またはディスクボディから構成されると
共に金属層、好ましくはアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金からなる金属層、により被覆される。平面状マグ
ネトロンスパッタ源1のターゲット2aは、PMMA基
板4上に堆積されるべき金属からなり、好ましくはアル
ミニウムまたはアルミニウム合金からなる。第1の段階
として、リフト装置3が図1に示したopの方向に下降
され、PMMA基板4がリフト装置3上に好ましくは自
動的に配置される。
に示した装置の好ましい作動を以下に説明する。この光
学式記録ディスクは、ワークピース4、すなわちPMM
Aからなる基板またはディスクボディから構成されると
共に金属層、好ましくはアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金からなる金属層、により被覆される。平面状マグ
ネトロンスパッタ源1のターゲット2aは、PMMA基
板4上に堆積されるべき金属からなり、好ましくはアル
ミニウムまたはアルミニウム合金からなる。第1の段階
として、リフト装置3が図1に示したopの方向に下降
され、PMMA基板4がリフト装置3上に好ましくは自
動的に配置される。
【0044】このとき、減圧容器2内の雰囲気を維持す
るようにするために、リフト装置3は周囲雰囲気内に移
動するのではなく追加の減圧容器内に移動する。この場
合、処理用の減圧容器2の開口7は追加の前処理用減圧
容器2c内に開口するようになっている。図1において
この追加の減圧容器2cは壁部でもって略示される。リ
フト装置3は追加の減圧容器または前処理用容器2c内
における操作および分配装置を構成してよく、この場合
処理されるべき基板4が前処理用容器2cから複数の処
理用減圧容器2に対し供給されうる。前処理用容器2c
に連結された複数の処理用減圧容器は他の処理用減圧容
器、例えば加熱用容器を含んでよく、または前処理用容
器2cそれ自体は基板4から脱気するために設けられて
もよい。前処理用容器2cを減圧するためのポンプ装置
は処理用減圧容器2を減圧するための減圧ポンプ5と同
一のものでもよいし、または前処理用容器2cと処理用
減圧容器2とに対しそれぞれ別個の減圧ポンプ手段を設
けてもよい。さらに、リフト装置3が開口7側のシール
部材から離脱したときに直ちにガス導入装置8を減圧容
器2を換気するために用いて前処理用容器2c内の雰囲
気が減圧容器2内の処理雰囲気に対し実質的に影響を及
ぼさないようにすることもできる。
るようにするために、リフト装置3は周囲雰囲気内に移
動するのではなく追加の減圧容器内に移動する。この場
合、処理用の減圧容器2の開口7は追加の前処理用減圧
容器2c内に開口するようになっている。図1において
この追加の減圧容器2cは壁部でもって略示される。リ
フト装置3は追加の減圧容器または前処理用容器2c内
における操作および分配装置を構成してよく、この場合
処理されるべき基板4が前処理用容器2cから複数の処
理用減圧容器2に対し供給されうる。前処理用容器2c
に連結された複数の処理用減圧容器は他の処理用減圧容
器、例えば加熱用容器を含んでよく、または前処理用容
器2cそれ自体は基板4から脱気するために設けられて
もよい。前処理用容器2cを減圧するためのポンプ装置
は処理用減圧容器2を減圧するための減圧ポンプ5と同
一のものでもよいし、または前処理用容器2cと処理用
減圧容器2とに対しそれぞれ別個の減圧ポンプ手段を設
けてもよい。さらに、リフト装置3が開口7側のシール
部材から離脱したときに直ちにガス導入装置8を減圧容
器2を換気するために用いて前処理用容器2c内の雰囲
気が減圧容器2内の処理雰囲気に対し実質的に影響を及
ぼさないようにすることもできる。
【0045】第2の段階として、リフト装置3は、タイ
ミング装置16により制御されかつ駆動装置14によっ
て駆動されてclの方向に移動される。駆動装置14は
前処理用容器内における操作装置の一部、例えば特定の
リフト装置3を駆動するための駆動装置または星形状構
造体、を構成してよく、この操作装置は前処理用容器内
において制御可能に回転されて前処理用容器内の2つま
たはそれ以上の開口に対し1つまたはそれ以上のリフト
装置アームによってリフト装置を提供する。回転可能な
星形状構造体3bが3本のアームを備えていることが図
1において破線でもって示されている。リフト装置3が
上方に移動されることによって減圧容器2の内部が密閉
された後に、このとき被覆されるべき基板4はすでに減
圧容器2内に配置されており、ポンプ装置5は減圧容器
2内を排気して数マイクロバール程度の作動圧力まで減
圧する。
ミング装置16により制御されかつ駆動装置14によっ
て駆動されてclの方向に移動される。駆動装置14は
前処理用容器内における操作装置の一部、例えば特定の
リフト装置3を駆動するための駆動装置または星形状構
造体、を構成してよく、この操作装置は前処理用容器内
において制御可能に回転されて前処理用容器内の2つま
たはそれ以上の開口に対し1つまたはそれ以上のリフト
装置アームによってリフト装置を提供する。回転可能な
星形状構造体3bが3本のアームを備えていることが図
1において破線でもって示されている。リフト装置3が
上方に移動されることによって減圧容器2の内部が密閉
された後に、このとき被覆されるべき基板4はすでに減
圧容器2内に配置されており、ポンプ装置5は減圧容器
2内を排気して数マイクロバール程度の作動圧力まで減
圧する。
【0046】所望の圧力に達した後に、アルゴンガスと
炭素含有ガスとが制御弁V10および制御弁V12を制御し
つつタンク10,12から導入される。減圧容器2内に
おいて予め定められた混合ガスが予め定められた分圧お
よび/または予め定められた作動圧力になったときには
マグネトロンスパッタ源1に電力が供給されてターゲッ
ト2aの材料、すなわちアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金が混合ガスプラズマ内においてマグネトロンスパ
ッタされる。このときアルゴンガスと炭素含有ガス、好
ましくはメタンとの混合比は好ましくは一定に維持され
る。
炭素含有ガスとが制御弁V10および制御弁V12を制御し
つつタンク10,12から導入される。減圧容器2内に
おいて予め定められた混合ガスが予め定められた分圧お
よび/または予め定められた作動圧力になったときには
マグネトロンスパッタ源1に電力が供給されてターゲッ
ト2aの材料、すなわちアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金が混合ガスプラズマ内においてマグネトロンスパ
ッタされる。このときアルゴンガスと炭素含有ガス、好
ましくはメタンとの混合比は好ましくは一定に維持され
る。
【0047】PMMAからなる基板4がアルミニウムま
たはアルミニウム合金からなる層により被覆された後減
圧ポンプ装置5が停止され、例えば逃がし弁(図示しな
い)を作動させることによって減圧容器2内の圧力が上
昇するようにし、次いでタイミング制御装置16により
制御されつつリフト装置3がopの方向に前処理用容器
内に下降される。
たはアルミニウム合金からなる層により被覆された後減
圧ポンプ装置5が停止され、例えば逃がし弁(図示しな
い)を作動させることによって減圧容器2内の圧力が上
昇するようにし、次いでタイミング制御装置16により
制御されつつリフト装置3がopの方向に前処理用容器
内に下降される。
【0048】アルゴンガスと好ましくはメタンガスとの
混合比は広い範囲内で選択されうる。しかしながら良好
な結果を得るために、アルゴンガス中にメタンガスが3
体積%以上20体積%以下、好ましくは3体積%以上1
0体積%以下、さらに好ましくは約5体積%だけ含む混
合ガスが用いられる。リフト装置3の上昇および下降動
作を制御するタイミング制御装置16は、リフト装置3
がシールしてからリフト装置3が開放されて被覆された
ワークピース4を除去するまでの時間間隔を10秒より
も短く、好ましくは5から6秒に設定する。
混合比は広い範囲内で選択されうる。しかしながら良好
な結果を得るために、アルゴンガス中にメタンガスが3
体積%以上20体積%以下、好ましくは3体積%以上1
0体積%以下、さらに好ましくは約5体積%だけ含む混
合ガスが用いられる。リフト装置3の上昇および下降動
作を制御するタイミング制御装置16は、リフト装置3
がシールしてからリフト装置3が開放されて被覆された
ワークピース4を除去するまでの時間間隔を10秒より
も短く、好ましくは5から6秒に設定する。
【0049】図1に示した装置、または後述する図2に
示す装置を用いて上述の方法により製造された光学式記
録ディスク、すなわちPMMA基板をアルミニウムまた
はアルミニウム合金からなる層により被覆してなる光学
式記録ディスクは、予め記録された光学反射ビデオディ
スクに関するIEC856および857規格に完全に従
っている。
示す装置を用いて上述の方法により製造された光学式記
録ディスク、すなわちPMMA基板をアルミニウムまた
はアルミニウム合金からなる層により被覆してなる光学
式記録ディスクは、予め記録された光学反射ビデオディ
スクに関するIEC856および857規格に完全に従
っている。
【0050】図2には、本発明による光学式記録ディス
クを本発明による方法によって製造するための装置が示
されるが、この装置は図1に示した装置と基本的に同様
に構成され、すなわち平面状マグネトロン源1、減圧容
器2、および好ましくはアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金からなる金属ターゲット2aを具備してPMMA
基板4上にPMMA光学式記録ディスクを製造するよう
にする。
クを本発明による方法によって製造するための装置が示
されるが、この装置は図1に示した装置と基本的に同様
に構成され、すなわち平面状マグネトロン源1、減圧容
器2、および好ましくはアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金からなる金属ターゲット2aを具備してPMMA
基板4上にPMMA光学式記録ディスクを製造するよう
にする。
【0051】本実施例においても減圧容器2の内部には
制御弁を介して減圧ポンプ5が連結される。混合ガスは
流入口8、制御弁V10および制御弁V12を介して一対の
ガスタンク10,12(図2には図示しない)から、ま
たは測定制御弁を介して単一のガスタンクから供給され
る。
制御弁を介して減圧ポンプ5が連結される。混合ガスは
流入口8、制御弁V10および制御弁V12を介して一対の
ガスタンク10,12(図2には図示しない)から、ま
たは測定制御弁を介して単一のガスタンクから供給され
る。
【0052】図2に示した装置は充填制御容器または前
処理用容器18を具備する。この充填制御容器18は、
被覆されていないPMMA基板4を減圧容器2内に充填
すると共に被覆されたPMMA基板4を減圧容器2から
搬出する。充填制御容器18には充填制御弁20,22
が設けられ、また制御弁26を介して充填制御ポンプ装
置24が連結される。さらに充填制御容器18には追加
の制御弁30によって制御される追加のガス流入口28
が設けられる。追加の制御弁30は逃がし弁と同様の機
能を有して弁20が開放される前に前処理用容器18内
の圧力が周囲圧力になるようにする。
処理用容器18を具備する。この充填制御容器18は、
被覆されていないPMMA基板4を減圧容器2内に充填
すると共に被覆されたPMMA基板4を減圧容器2から
搬出する。充填制御容器18には充填制御弁20,22
が設けられ、また制御弁26を介して充填制御ポンプ装
置24が連結される。さらに充填制御容器18には追加
の制御弁30によって制御される追加のガス流入口28
が設けられる。追加の制御弁30は逃がし弁と同様の機
能を有して弁20が開放される前に前処理用容器18内
の圧力が周囲圧力になるようにする。
【0053】図2を参照すると、ワークピース4の充
填、移動、および搬出は水平方向に行われる。しかしな
がら、ワークピース4の充填、移動、および搬出を鉛直
方向に、または斜め方向に行うようにしてもよい。ワー
クピース4は直線的に、円弧上を、または円周上を移動
してよい。充填制御容器18を介し減圧容器2内に供給
されたワークピース4は支持部材32上に配置される。
填、移動、および搬出は水平方向に行われる。しかしな
がら、ワークピース4の充填、移動、および搬出を鉛直
方向に、または斜め方向に行うようにしてもよい。ワー
クピース4は直線的に、円弧上を、または円周上を移動
してよい。充填制御容器18を介し減圧容器2内に供給
されたワークピース4は支持部材32上に配置される。
【0054】図2に示した装置には図1に示したタイミ
ング制御装置16と同様なタイミング制御装置が設けら
れ、このタイミング制御装置16は、充填制御容器18
を介したワークピース4の減圧容器2内への充填および
減圧容器2からの搬出を制御するが、図2に示した装置
の作用は、当業者には明らかなように、自動輸送手段の
役割を果たし、すなわちワークピース4を充填制御容器
18を介し減圧容器2内に充填しかつ減圧容器2から搬
出するようにする。このような自動輸送手段は当該技術
分野において周知である。
ング制御装置16と同様なタイミング制御装置が設けら
れ、このタイミング制御装置16は、充填制御容器18
を介したワークピース4の減圧容器2内への充填および
減圧容器2からの搬出を制御するが、図2に示した装置
の作用は、当業者には明らかなように、自動輸送手段の
役割を果たし、すなわちワークピース4を充填制御容器
18を介し減圧容器2内に充填しかつ減圧容器2から搬
出するようにする。このような自動輸送手段は当該技術
分野において周知である。
【0055】本実施例の処理工程は図1を参照して説明
した実施例と同様に行われる。PMMA基板4を被覆す
るときの周期時間Tは、経済的である高い生産速度とい
う観点から重要であるが、10秒よりも短く、好ましく
は5から6秒程度に維持される。この場合周期時間T
は、未処理基板が弁20を介し供給されてから処理基板
が弁20を介し搬出されるまでの時間間隔と定義され
る。
した実施例と同様に行われる。PMMA基板4を被覆す
るときの周期時間Tは、経済的である高い生産速度とい
う観点から重要であるが、10秒よりも短く、好ましく
は5から6秒程度に維持される。この場合周期時間T
は、未処理基板が弁20を介し供給されてから処理基板
が弁20を介し搬出されるまでの時間間隔と定義され
る。
【0056】図2において略示した充填制御容器18の
好ましい態様は、バルツァー アクティエンゲゼルシャ
フト(Balzers Aktiengesellschaft)の米国特許第50
17073号に記載されており、この特許の開示内容は
上述の記載に総括される。
好ましい態様は、バルツァー アクティエンゲゼルシャ
フト(Balzers Aktiengesellschaft)の米国特許第50
17073号に記載されており、この特許の開示内容は
上述の記載に総括される。
【0057】本発明による方法を実行する好ましい装置
は、ドイツ国特許公開第AA4117969A1号(バ
ルツァー アクティエンゲゼルシャフト)に記載され、
また1992年5月26日に出願された米国特許出願第
07/888111号(バルツァー アクティエンゲゼ
ルシャフト)の主題である。
は、ドイツ国特許公開第AA4117969A1号(バ
ルツァー アクティエンゲゼルシャフト)に記載され、
また1992年5月26日に出願された米国特許出願第
07/888111号(バルツァー アクティエンゲゼ
ルシャフト)の主題である。
【0058】本発明によるPMMAを基板とした光学式
記録ディスクの特徴は、従来のPMMAを基板とした光
学式記録ディスクと比較して、以下の表に示される。
記録ディスクの特徴は、従来のPMMAを基板とした光
学式記録ディスクと比較して、以下の表に示される。
【0059】本発明による方法によれば、図2に示した
装置、または米国特許第5017073号に記載の充填
制御装置を備えた装置を用いて、IEC856および8
57規格に完全に従うようにレーザーディスクを金属層
により被覆することができる。また本発明による方法に
よれば、未処理ディスクを装置内に充填してからこのデ
ィスクを被覆した後に装置から搬出するまでの時間間隔
を10秒よりも短くしつつ、IEC856および857
規格に完全に従うようにレーザーディスクを金属層によ
り被覆することができる。これらに加えて、本発明によ
る方法によれば、最終製品は優れた環境安定性を示し、
この優れた環境安定性はこのような装置にとって最も重
要である。この優れた環境安定性は表1に示されるが、
表1は被覆されたディスクのサンプルを環境試験したと
きの結果を比較して示している。表1において、サンプ
ルAからCまでは市販されているものであり、サンプル
DおよびEは異なる商品のPMMAを用いてバッチ蒸発
法により製造され、サンプルFは図2に示した装置によ
り本発明の方法によって製造された。またサンプルFの
PMMAはサンプルEのPMMAと同一である。
装置、または米国特許第5017073号に記載の充填
制御装置を備えた装置を用いて、IEC856および8
57規格に完全に従うようにレーザーディスクを金属層
により被覆することができる。また本発明による方法に
よれば、未処理ディスクを装置内に充填してからこのデ
ィスクを被覆した後に装置から搬出するまでの時間間隔
を10秒よりも短くしつつ、IEC856および857
規格に完全に従うようにレーザーディスクを金属層によ
り被覆することができる。これらに加えて、本発明によ
る方法によれば、最終製品は優れた環境安定性を示し、
この優れた環境安定性はこのような装置にとって最も重
要である。この優れた環境安定性は表1に示されるが、
表1は被覆されたディスクのサンプルを環境試験したと
きの結果を比較して示している。表1において、サンプ
ルAからCまでは市販されているものであり、サンプル
DおよびEは異なる商品のPMMAを用いてバッチ蒸発
法により製造され、サンプルFは図2に示した装置によ
り本発明の方法によって製造された。またサンプルFの
PMMAはサンプルEのPMMAと同一である。
【0060】ΔSNRの列には、ディスクサンプルのノ
イズに対する信号の比の減少量、すなわち環境試験前に
おけるノイズ信号比に対する環境試験後におけるノイズ
信号比が示される。Δppの列には、環境試験前後にお
けるディスクサンプルのレーザートラッキング信号の減
少量が示される。ΔBLERの列には、環境試験前後に
おけるディスクサンプルのブロックエラー率の増加率が
示される。これら全ての測定は、それぞれ少なくとも2
つのディスク、最大4つのディスクについて行われ、表
1にはこれらの平均値が示される。
イズに対する信号の比の減少量、すなわち環境試験前に
おけるノイズ信号比に対する環境試験後におけるノイズ
信号比が示される。Δppの列には、環境試験前後にお
けるディスクサンプルのレーザートラッキング信号の減
少量が示される。ΔBLERの列には、環境試験前後に
おけるディスクサンプルのブロックエラー率の増加率が
示される。これら全ての測定は、それぞれ少なくとも2
つのディスク、最大4つのディスクについて行われ、表
1にはこれらの平均値が示される。
【0061】SNR、pp(プッシュプルトラッキン
グ)、BLERの定義は以下による。 SNR :IEC856,第29頁,12.2.2 IEC857,第31頁,12.2.2 pp :IEC856 改正,第3頁,12.1.4から1
2.1.4.5.2. IEC857 改正,第3頁,12.1.4から12.
1.4.5.2. BLER :IEC856 改正,第1項,第2頁,2.6から
2.6.3 IEC857 改正,第2項,第2頁,2.6から2.
6.3
グ)、BLERの定義は以下による。 SNR :IEC856,第29頁,12.2.2 IEC857,第31頁,12.2.2 pp :IEC856 改正,第3頁,12.1.4から1
2.1.4.5.2. IEC857 改正,第3頁,12.1.4から12.
1.4.5.2. BLER :IEC856 改正,第1項,第2頁,2.6から
2.6.3 IEC857 改正,第2項,第2頁,2.6から2.
6.3
【0062】以下に示す環境試験を行った。環境試験前
における各ディスクの性能試験を行い、すなわち各ディ
スクのノイズに対するビデオ信号比、デジタルオーディ
オブロックエラー率、およびプッシュプルトラッキング
A−B信号を測定した。次いで各ディスクを環境試験容
器内に配置して以下の条件にした。70°C、相対湿度
60%において18時間、室内の温度および湿度におい
て8時間、60°C、相対湿度90%において228時
間。次いでディスクは室内の温度および湿度において2
4時間放置されて安定され、次いで環境試験後の性能試
験を行った。
における各ディスクの性能試験を行い、すなわち各ディ
スクのノイズに対するビデオ信号比、デジタルオーディ
オブロックエラー率、およびプッシュプルトラッキング
A−B信号を測定した。次いで各ディスクを環境試験容
器内に配置して以下の条件にした。70°C、相対湿度
60%において18時間、室内の温度および湿度におい
て8時間、60°C、相対湿度90%において228時
間。次いでディスクは室内の温度および湿度において2
4時間放置されて安定され、次いで環境試験後の性能試
験を行った。
【0063】 〔表1〕 環境試験後の再生性能低下 A B C D E F ───────────────────────────────── Δpp 23 % 7 % 14 % 7.84 % 5 % 4.1 % ΔSNR 0.84 db 0.98 db 2.91 db 2.66 db 2.25 db 0.75 db ΔBLER 63 % 40 % 87 % 57 % 126 % 34 % A:ワーナー スペシャルティ レコード(Warner spe
cialty records) B:不明の日本企業(日本製) C:米国、パイオニア ビデオ(Pioneer video ) D:テクニディスク(Technidisc)、ICI CP−5
1−PMMA E:テクニディスク、ロームアンドハース(Rohm and H
aas ) VLD−100−PMMA F:テクニディスク、本発明のメタンプロセスでスパッ
タされたディスク、ロームアンドハース VLD−10
0−PMMA
cialty records) B:不明の日本企業(日本製) C:米国、パイオニア ビデオ(Pioneer video ) D:テクニディスク(Technidisc)、ICI CP−5
1−PMMA E:テクニディスク、ロームアンドハース(Rohm and H
aas ) VLD−100−PMMA F:テクニディスク、本発明のメタンプロセスでスパッ
タされたディスク、ロームアンドハース VLD−10
0−PMMA
【0064】スパッタプロセスの条件 全圧 :1.6Pa(1.6×10-2mb
ar) スパッタ電力 :18kW スパッタ時間 :5.5秒 CH4 /Ar流量比:5.8%
ar) スパッタ電力 :18kW スパッタ時間 :5.5秒 CH4 /Ar流量比:5.8%
【0065】表1から明らかなように、本発明によるP
MMAディスクは非常に高い環境安定性を備えている。
測定された全ての特性の減少量は、例えばサンプルAか
らEの従来のディスクに比べて良好である。
MMAディスクは非常に高い環境安定性を備えている。
測定された全ての特性の減少量は、例えばサンプルAか
らEの従来のディスクに比べて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆方法を実行するための装置の部分
断面図であり、この装置は特に本発明による光学式記録
ディスクを製造するための装置である。
断面図であり、この装置は特に本発明による光学式記録
ディスクを製造するための装置である。
【図2】本発明の第2実施例による装置の部分断面図で
ある。
ある。
1…平面状マグネトロンスパッタ源 2…減圧容器 2a…ターゲット 2b…減圧空間 2c…前処理用容器 3…リフト装置 4…基板 5…減圧ポンプ装置 6…制御弁 8…ガス流入口 10,12…ガスタンク 14…駆動装置 16…タイミング制御装置 18…充填制御装置 20,22…充填制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴール シュトラーサー リヒテンシュタイン国,エフエル−9490 バドゥツ,フォーレンベーク 4 (72)発明者 マイケル ヘネシー アメリカ合衆国,ミシガン 48219,デト ロイト,サンダーランド 16817
Claims (24)
- 【請求項1】 減圧容器内において金属層の主成分を強
磁場スパッタしてプラスチック材料からなるワークピー
スを該金属層により被覆する方法において、上記スパッ
タをアルゴンと炭素含有ガスとの混合ガス雰囲気中にお
いて行うと共に該スパッタを上記ワークピースを金属層
により被覆する時間のうち少なくとも大部分の時間の間
行うようにする段階を含む方法。 - 【請求項2】 上記スパッタがマグネトロンスパッタと
して行われる請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 金属または金属合金をスパッタする段階
を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 上記スパッタがアルゴンとメタンガスと
の混合ガス雰囲気中において行われる請求項1に記載の
方法。 - 【請求項5】 上記混合ガスの混合比が被覆工程の間実
質的に一定に維持されるようにした請求項1に記載の方
法。 - 【請求項6】 上記減圧容器内の圧力が被覆工程の間実
質的に一定に維持されるようにした請求項1に記載の方
法。 - 【請求項7】 上記混合ガスが3体積%以上20体積%
以下のメタンを含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 上記スパッタの電力が被覆工程の間実質
的に一定に維持されるようにした請求項1に記載の方
法。 - 【請求項9】 上記ワークピースがポリメチルメタクリ
レートからなる請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 ポリメチルメタクリレートからなる上
記ワークピースが記録ディスクとして構成される請求項
9に記載の方法。 - 【請求項11】 記録ディスクとして構成された上記ワ
ークピースが光学式記録ディスクとして構成される請求
項10に記載の方法。 - 【請求項12】 上記被覆工程が10秒よりも短い時間
だけ行われ、また被覆されたポリメチルメタクリレート
からなる光学式記録ディスクがIEC856および85
7規格に従う上記請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 ポリメチルメタクリレート材料をアル
ミニウムまたはアルミニウム合金からなる被膜により被
覆してなる光学式記録用のディスクにおいて、上記被膜
がアルゴンガスと炭素含有ガスとの混合ガス雰囲気中に
おいて強磁場スパッタされてなるディスク。 - 【請求項14】 上記被膜がマグネトロンスパッタされ
てなる請求項13に記載のディスク。 - 【請求項15】 上記被覆が10秒よりも短い時間だけ
行われ、また上記ディスクがIEC856および857
規格に従う請求項13に記載のディスク。 - 【請求項16】 プラスチック材料からなる少なくとも
1つのワークピースを金属層により被覆するための装置
において、少なくとも1つの強磁場スパッタ源を備えた
減圧容器を具備し、該強磁場スパッタ源は上記金属層の
主成分からなり、該減圧容器は制御可能なガス供給手段
を介してアルゴンガスおよび炭素含有ガスを含む1つの
ガスタンク、またはアルゴンガスおよび炭素含有ガスを
それぞれ含む複数のガスタンクに連結され、減圧ポンプ
装置を具備し、少なくとも1つのワークピースを上記減
圧容器内に供給する供給手段を具備すると共に少なくと
も1つの該ワークピースを上記減圧容器内から除去する
除去手段を具備し、上記ガス供給手段が上記減圧容器内
にアルゴンガスおよび炭素含有ガスを流入したときに上
記スパッタ源とガス供給手段とを制御して該スパッタ源
を作動させるようにする手段をさらに具備した装置。 - 【請求項17】 上記スパッタ源がマグネトロンである
請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 上記スパッタ源が金属または金属合金
からなるスパッタ源である請求項16に記載の装置。 - 【請求項19】 上記1つのガスタンク、または複数の
ガスタンクのうちの1つのガスタンクがメタンを含む請
求項16に記載の装置。 - 【請求項20】 一方のガスタンクがアルゴンガスを含
み、他方のガスタンクがメタンを含み、該一対のガスタ
ンクから上記減圧容器内に供給されるガスを混合するた
めの制御可能な混合手段をさらに設けて該混合手段によ
り混合ガス中に3体積%以上20体積%以下のメタンが
含まれるように制御する請求項19に記載の装置。 - 【請求項21】 上記1つのガスタンクがアルゴンガス
と3体積%以上20体積%以下のメタンとを含む請求項
16に記載の装置。 - 【請求項22】 上記供給手段および上記除去手段を制
御するためのタイミング手段をさらに具備して該タイミ
ング手段により1つのワークピースを上記減圧容器内に
供給してから除去するまでの時間間隔が10秒よりも短
くなるように制御する請求項16に記載の装置。 - 【請求項23】 上記スパッタ源が高反射性金属からな
るスパッタ源である請求項16に記載の装置。 - 【請求項24】 少なくとも1つのワークピースを含
み、該ワークピースがポリメチルメタクリレートからな
る光学式記録ディスクである請求項16に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US041788 | 1993-04-01 | ||
US08/041,788 US5400317A (en) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | Method of coating a workpiece of a plastic material by a metal layer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073449A true JPH073449A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=21918325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065136A Pending JPH073449A (ja) | 1993-04-01 | 1994-04-01 | プラスチック材料からなるワークピースを金属層により被覆する方法および装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5400317A (ja) |
JP (1) | JPH073449A (ja) |
KR (1) | KR940024693A (ja) |
CN (1) | CN1109107A (ja) |
AT (1) | AT403382B (ja) |
CH (1) | CH688042A5 (ja) |
DE (1) | DE4409869A1 (ja) |
FR (1) | FR2703364B1 (ja) |
GB (1) | GB2276634B (ja) |
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US6223683B1 (en) * | 1997-03-14 | 2001-05-01 | The Coca-Cola Company | Hollow plastic containers with an external very thin coating of low permeability to gases and vapors through plasma-assisted deposition of inorganic substances and method and system for making the coating |
JP2002504256A (ja) | 1997-06-17 | 2002-02-05 | エルフ・アトケム・エス・アー | 記録キャリヤの製造 |
US6156394A (en) * | 1998-04-17 | 2000-12-05 | Optical Coating Laboratory, Inc. | Polymeric optical substrate method of treatment |
US6428872B1 (en) | 1998-06-15 | 2002-08-06 | Atofina | Preparation of a recording carrier |
BR0008208A (pt) * | 1999-02-12 | 2002-02-19 | Gen Electric | Meios de armazenamento de dados |
US6383573B1 (en) | 2000-05-17 | 2002-05-07 | Unaxis Balzers Aktiengesellschaft | Process for manufacturing coated plastic body |
US20020155216A1 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-24 | Reitz John Bradford | Spin coated media |
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CN101549577B (zh) * | 2008-04-02 | 2012-06-06 | 比亚迪股份有限公司 | 一种塑胶制品及其制备方法 |
DE102008059794B3 (de) * | 2008-12-01 | 2010-04-01 | Grenzebach Maschinenbau Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Umkehr der Beschickung von Sputter-Beschichtungsanlagen in Reinräumen, sowie Computerprogramm zur Durchführung des Verfahrens und maschinenlesbarer Träger mit dem Programmcode |
CN101985738A (zh) * | 2009-07-29 | 2011-03-16 | 中国科学院福建物质结构研究所 | 一种在塑料衬底上沉积金属或硬质装饰膜的方法 |
DE102010048984A1 (de) * | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zum Herstellen eines haftfesten Verbundes aus einem Polymersubstrat und einer anorganischen Schicht |
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JPS63171446A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-15 | Mitsubishi Kasei Corp | 光学的記録用媒体の製造方法 |
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DE3934092A1 (de) * | 1989-10-12 | 1991-04-18 | Leybold Ag | Vorrichtung zum beschichten eines kunststoffsubstrats, vorzugsweise eines polymethylmethacrylat-substrats mit aluminium |
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-
1993
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-
1994
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